仮面ライダーウィザード感想 (21話〜30話)


第21話「ドラゴンたちの乱舞」

 「だったらこれで」で出した技はコネクト。背後から攻撃すれば、ってことか。でも結局それも防がれることに。駄目なのかよ…! しかも敵さん、あんま意識して防いだ感じじゃないなぁ。
 やられて倒れた晴人に「晴人っ!」と呼びかけてる仁藤。ああ、ちゃんと気にしてくれてるのか。この後、トドメ刺しに来た敵さんが吹っ飛ばされたので最初仁藤がやったのかと思った。
 誰が来たかと思えば白の魔法使い…! えええ、こんなとこで出てくんの。
 そしてそのまま晴人連れて去って行きました。仁藤から「操真晴人をどうするつもりだ」とか言われるまで晴人が浮いてるのに気付かなかった。白魔法使いが仁藤というかビーストに何とかタイプとか言ってたけど、なんて言ったのかわかりませんでした。そのまま「テレポート」で去っていく白魔法使い。ああ、テレポートはわかりやすい。
 この後、志保さんとか瞬平は一応仁藤が面影堂に連れて行ったんでしょうか。面倒見いいな仁藤。晴人が攫われてますが、コヨミは味方と判断してるので心配してないようです。あ、それでいいんだ。
 「わかってる。みなまで言うな」「あいつもおれのライバルってことだろ」そして仁藤はホントに人の話をちゃんと聞かないんだな。

 一方フェニックスに会いに行った凛子ちゃん。「入れよ」と言われてそのまま部屋で2人きりに。怖いな、これ。「お前気付いてんだろ」「おれがファントムだって」ここまであからさまならそうですよね、それなのに何で来たのか、フェニックスと同じく疑問でしたが「警察官だから」ときました。「人を守るのがわたしたち警察の仕事」と。そういえばそういう人でしたね凛子ちゃん。しかしそれはそれとして、来てどうするつもりだったのかはやっぱわかんないなぁ。ファントムだったら一人でどうにか出来るものじゃないのはわかってるだろうし。確認するだけのつもりだったのが実際会っちゃって引けなくなったのかな。
 そんな凛子ちゃんを面白がったフェニックス。ここでベルゼバブの力について説明。アドバイスまでくれてます。これを確かめてみることにした凛子ちゃん。ちょうど操られてた瞬平を脱がし、虫みたいな敵発見。「だいたーん」とか仁藤が言ってましたが、いや、ホント凄いことするな凛子ちゃん。小さな使い魔みたいなのに「メシだ!」と騒ぐ仁藤はちょっと面白い。普通に踏み潰してどうにかなるものだったようです。
 これで他に操られてた人たちも何とかしようと向かう瞬平たち。ダンス教室で踊る女性たちに近付いて追い出されました、そりゃそうだろ…! っていうかよく追い出されるだけですんだな! 凛子ちゃんは凛子ちゃんでまた問答無用で脱がしたんでしょうか。いや、女性がやっても駄目じゃないかそれ。まあともかく、他に一緒に食事してた友人やら旦那さんやらの虫も潰すことに成功。ホント、もうちょっとやりようなかったのか…!
 元に戻った旦那さんに飛びつく志保さん「もう放さないもう放さないもう放さない!」ここまでいくと気持ち良い人だなぁ。遠くから眺めたいタイプだけど。

 そしてこの一連の流れの結果、フェニックスを信じたのか「知りたいの、あなたのこと」と落ち着いて話すモードになった凛子ちゃん。ドーナツ差し入れて普通に会話を始めてます。
 「もしかしたらファントムにも、いろんな人がいるんじゃないかって」とか「きっと私たち、もっと近づける」とか、言葉の通じる敵さんにはこういうこと考えて欲しいなとは思うんですが、相手がフェニックスだと知ってるせいもあってどうにも上滑りしてるこの感覚。ただ途中で見せた涙っぽいものは何なんだろう。
 この後「そっか、やりたいことやらしてもらえないんだ」とかフェニックス側からも事情が話されたようですが、フェニックスのやりたいことってあれだしなぁ…。そんなフェイニックスを後押ししちゃう凛子ちゃん。結果「お前のおかげで吹っ切れたぜ」とか言い出して正体現しました。
 きっついなぁ、これ。

 一方、晴人の方は何やら試練受けてました。「強さを求めるなら方法はある」「奴の力を限界まで引き出せばいい」ということでドラゴンとまた何かやりあって更にパワーを引き出すことに成功したようです。何がどうなったのか、どれほどのことなのかはよくわかんないな、晴人が相変わらずゆるいしなぁ。
 ファントムとゲートの方では、再び人々が操られ追いかけられることになる仁藤たち。瞬平が道案内し始めた段階からもう怖いな。一度魔力注入されてるとファントムの言うこと聞いちゃうようで。「お前を倒しさえすりゃ万事解決」とちゃんと理解した仁藤くんが戦闘開始。仁藤にとってファントムは食事だけど、普通に助けるために動いてるよなーこの辺。
 ゲートの方は、追われた末、旦那や友人たちから切り捨ての言葉を吐かれ「消えろ」「消えろ」「消えろ」って怖いよもう…! 操られてるとわかってたって嫌だなぁ、これは。
 ここでようやく晴人がやってきましたが。魔法使いたちがホント希望だ…。
 「見せてやるよ、ドラゴンの力」ということで新たな力を手に入れた晴人。ウィザードが増えて4体に。よくわかりませんが、それぞれ別バージョンでそれぞれの意志で動いてる感じですかね。
 敵さんの攻撃を転送しちゃう厄介な技はどうするのかと思ったら発動してなかった、あれ何で? 一方からの攻撃しか受けられないから複数でこられると駄目ってことかな?
 これで敵さん撃破。
 次回は…フェニックスかな。フェニックス…退場するのか、これ…?


第22話「不死鳥の暴走」

 前回出た新アイテムではしゃいでる瞬平と輪島さん。部品が外れて「お前何壊してんだよ」とか言われてるのに笑った。外れる部分なんだろうけど、玩具だなホント。
 この後、晴人と瞬平はお買物。「悪いな、買物手伝わせて」って今更そんなこと言うのかこの2人。昼ご飯はお呼ばれするつもり、とか、ここってどういう関係性なんだホント。
 凛子ちゃんも呼ぶか、という流れになりましたが、そこで仁藤からの呼びかけ。車で轢かれそうになった人を助けたらビルの屋上に住めるようになったそうです。これでもうふらふら不法侵入しないですむんだろうか。どうせそんなに遠くに出ないしねファントム…。この人、お金持ってないわけじゃなさそうなので動くのに便利での野宿なんかな。
 「ファントムを見つけたらお互い連絡を取り合おう」とか、どうやらそっち方向に決めたらしい仁藤。うん、その方がすっきりしてていいよ…。勝負する意味なんかないもんなぁ。あっさり切り替えてくれて良かったです。しかし晴人の方はまだ仁藤にちょっと拒否反応あるのかな。この人のノリは相変わらずよくわからない。

 そして今回よく動いてる謎の青年。無邪気系なんかな、あれ。メデューサのことを「ミサちゃん」と呼び、フェニックスも「ユウゴ」呼び。まあ他のファントムとちょっと違ったとこがあるみたいですね。
 ちょうど一人の瞬平に近付き「指輪の魔法使いの優秀な助手さんだよね」とか声かけたりしてます。これににやける瞬平はどうなんだ。いや、優秀な助手、ににやけるのはいいけど、なんか疑問に思うことはないのか…!
 そこで渡されたもの、まあ凛子ちゃん関連だろうとは思ったけど、血がべっとりついた警察手帳って怖いな…! しかも渡すだけ渡して場所も教えてくれないのか!
 凛子ちゃんと謎の男を探す晴人と瞬平。久々に木崎さんの協力が。探してくれ、じゃなくて何か知らないか、なのか。知ってたらもう連絡してくるんじゃないかなさすがに…。木崎さんは「そんなことぐらいで電話をかけてくるな」と言いつつ調べてくれたようです。ああ、もうそういう対応は貫くのね。
 このあと謎のファントムが普通にやってきて場所は教えてくれました。十把一絡げはやめてとか、やっぱちょっと違うみたいですが、どういう意味でなのか…まあこっちはまだ先かな。

 で、凛子ちゃんをエサに待ってるフェニックス。「ただ待ってるつうのも結構疲れんぜ」とか言ってますが、ホントに普通に待ってるのにびっくりだ。一般人相手に暴れるより、多少我慢してもウィザードがいいのか。暴れてたらウィザード出てくると思うけど。
 結局先にやってきたのはメデューサ。が、既にメデューサの攻撃が効かないらしいフェニックス。元々それがあるから大人しく従ってたんですかねフェニックス。ファントムってものがよくわからなくなってきたな。
 この後、ようやく目を覚ました凛子ちゃんに「まだ生きてやがったのか」って、ああ、死んでると思ってたのか…! 「生きてる内に礼だけは言っとくぜ」とか言い出すフェニックスの言葉は…凛子ちゃんにはきついよなぁ、これ。しかも結構なダメージのようで、晴人が来たあとも全く動けてません。大丈夫か。これ、フェニックスは殺そうとしたわけでもなく、ただ思い切り力を解放した余波食らっただけだよね。フェニックスの暴れたい、ってのは人を傷つけたいってのがあるわけじゃないのかな。

 まあそれはそうとやってきた晴人と戦闘開始です。水では効かず、ハリケーン使って倒すものの、今回は復活がめちゃくちゃ早い。ああ、やっぱそっちも早くなるんですね。で、今度はランド。あれ、前に手に入れたアイテムは使わないの?
 ピンチのまま次回へ続く。


第23話「決戦」

 助けに来た、というか突入してきたのはビースト。まあ当然そうですね。「こいつはおれに食わせろ!」と理由は相変わらずです。即座に「任せた」で動く晴人がいいなぁ。まあ晴人はとにかくまず凛子ちゃん助けなきゃいけないしね。信頼関係は出来てるなー。ここでハリケーンに変わって逃走です。ああ、運ぶためにハリケーンになったのか。
 追いかけようとするフェニックスを止めたのはビースト。何やら技を出そうとしますが、「1」が出て「あーしょうがねぇっ!」で出した技がしょぼい…という流れでいいんですかね、これ。ルーレットの目で威力か技が変わるとかそんな感じ? ビースト、ホント全く活躍しないまま流されていくんだけど、これでいいのか…! このあと結局フェニックスは逃がしたようです。それで面影堂に来るんだな。
 凛子ちゃんの方は病院に運ばれ、危ない状態。電話を取ったコヨミが「そう、わかった」「凛子の側にいてあげて」って、あれ、コヨミも瞬平も病院には行かないの…? どうせ見舞いや面会の段階じゃないにしても、むしろ誰か晴人の側に居てあげないのか、この状況で…! 「大丈夫かなぁ、晴人」輪島のおっちゃんは気にしてくれてますが、瞬平たちは思ってないのかその辺は…。

 一方敵さん側。「奴の狙いが指輪の魔法使いなら、しばらく様子を見よう」とワイズマンが言った次のシーンで暴れ出してるフェニックス。ちょっと笑った。いや、街は大変なことになってますが。やっぱ街襲うのが一番楽ですよね、ヒーローの呼び出しには。
 この様子を伝える魔法使いの使い魔たち。顔見合わせてるガルーダとグリフォンが可愛い。
 「今の凛子ちゃんには晴人が必要だ」と、フェニックスのところに向かう仁藤。いい奴ではありますよね。「不死身のフェニックスを倒せばかなりの魔力が食えるだろうなんて、全然思ってないぞ」余計なことは言っちゃうタイプですが。瞬平は呆れてるっぽいけど、でもこれ事実だよなぁ。別に思ってても全然問題ないことだとは思うんだけど。このあと結局フェニックスには逃げられました。フェニックス、ビーストとはまるで戦う気ないのは何でなんだろう。目的があくまでウィザードなのはわかるけど。ウィザード来るまでの暇潰しに、ぐらいあっても良さそうなのに。

 晴人のところには木崎さん来てました。「おれのせいで凛子ちゃんが」に「そうだ、お前のせいだ」とはっきり言い切りますね。「お前が巻き込んだ人間すら守れないとはな」「聞いて呆れる」となかなか辛辣な言葉。全部事実ですからね。いや、実際は凛子ちゃん人質以前に怪我させられてるし、自分から首突っ込んだんだけど。晴人たち側からはなぁ。
 凛子ちゃんが目を覚ました後、凛子ちゃんから事情が説明されてますが。泣いてる凛子ちゃんが辛いな…。あっちはあっちで希望を見出してたところだしな。でもこれでファントムは完全に悪者、ってことにしていいのかな。ライダーって特にその辺もやもやするもの多いよね。わざわざ突っ込んじゃうから…。
 この後、面影堂に帰った晴人。ちょうど仁藤がファントムの言葉伝えに来てたとこでした。慌ててごまかすみんなですが、仁藤の言葉が迂闊にも程がある。あまり突っ込まず流したのは相手してる気分じゃなかったからかな晴人。
 落ち込んでる晴人のところにはコヨミちゃんが。「魔法使い失格だおれ」「偉そうなこといって凛子ちゃんをあんな目に」と言う晴人に「過ぎたことを悔やむより、今を受け入れて前に進むんじゃなかったの」とのコヨミ。ああ、それが返って来るのか…! いいな、なんかほっとしたというか安心した。いつまでも落ち込まれても困るしな。

 その後、伝言を聞いて一応仁藤に礼を言いに行く晴人。「コヨミから聞いたよ」とか言ったときは正直、仁藤にかまかけしてるのかと思いました。
 そしてファントムはおれが倒すとの宣言。「不死身のファントム相手じゃ、おれが魔力ごと食っちゃうしかないだろ」の仁藤の言葉は正論ですが、それでも自分でやりたいみたいです。そういうのは譲らないのか、っていうかホントみんな仁藤側の事情をなんでこんなにないがしろにするんだろう…仁藤は本気で食えなきゃ困る人のはずなのに…。まあ現在仁藤は自らファントム飼ってるようなもんなんだろうけど…。
 とりあえずグール食ったからいいや、と言っちゃう仁藤ホントいい奴。彼がどれだけ食えばどれだけもつのかよくわからないので強がりかどうかもわかりませんが。

 そしてフェニックスと戦う晴人。「凛子ちゃんの思いを踏みにじったお前を絶対に許さない」と完全怒りモードです。パワーアップアイテムの分もちゃんと使って4体で攻撃。更に全ての魔力を一つに(?)とかで合わせて撃破。 「これで一人完成した」とか白の魔法使いがこっそり見ながら言ってます。これについては…まあ今後触れられるのかな。
 で、フェニックスの方は倒したところで「やるじゃねぇか」「だが気を付けろよ、おれはまた蘇るぜ」なんですよね。さてどうするのかと思えば「不死の体を呪うんだな」「永遠に死と再生を繰り返せ」って宇宙…っていうか太陽に放り込んだ…!? 「お前に、フィナーレはない」という結末でした。これ…これ怖いんだけど! いや、もう永遠の命持ってる系は大体封印か宇宙しかないんだろうけど…きっついなぁ。なんか普通に可哀想と思ってしまった。
 ホント怒ってるんだな晴人。
 というわけでフェニックスは終わりでしょうか。最後にグレムリンと呼ばれた青年が新たな幹部? さて、どうなるのか。
 とりあえずビーストの戦闘がもうちょっと見たい…。


第24話「魔法使いの祖母」

 「ぼくユウゴより役に立つと思うよ」普通に入り込むんですねソラ。メデューサは「あなたは信用出来ないわ」でした。まあ何かいろいろやってるしなぁ。フェニックスの件についても、ソラが企んだのか的なこと言われてます。ソラが何やりたいのかはまだよくわかりませんね。そしてファントムたちのこと、全部人間名で呼ぶのか彼は。おれをその名で呼ぶのは誰だ的なこと言ってましたが、ファントムさんたち普通に働いてる人大半なので結構呼ばれてるんじゃないのか。今回のファントムもバスの運転手とかやってるしなぁ…。
 凛子ちゃんも一応警察としてちゃんと手柄立てたようです。うん、とりあえずでもそういうこと言っとかないとまずいよね、凛子ちゃんは…。

 その凛子ちゃんは仁藤と待ち合わせ。仁藤は「おれに気が合ったなんてなぁ」とにやけてます。あ、普通にそういう反応でいいんだ。凛子ちゃんが連れて来たのは仁藤の祖母でした。これは祖母が来てるとか言ったら逃げられるから、とでもおばあちゃん自ら言ったんでしょうか。伝えず呼び出したみたいだし。
 そのおばあちゃん「遺跡の調査に行ったっきり帰って来ないと思ったら」「東京にいたなんて」とか仁藤くんに言ってます、え、家族に全然連絡なしなの。適当でも理由つけとかないと、そりゃ不審がられるよ…! いや、どれくらいの期間なのかわかりませんが。「大学はどうしたんです」とか、大学も地元の大学だったんですかね。そしてファントムってホント東京にしか居ないんだな…そのための上京だよなぁ。ゲート自体は全国に居るっぽいのに探しに行かないんだろうかファントムたちは。
 仁藤を責めてる祖母に「仁藤さんにも事情が」と説明しようとする瞬平ですが、仁藤に止められました。こんなことになってると知られたら怒られるから、だそうです。ああ、ホント教育間違った感が…。
 このおばあちゃん、実はゲートだったので敵に狙われることに。瞬平が東京案内してたとこだったのですぐに連絡がいきました。駆けつける晴人たち…って普通に生身で来るのか! 変身しようとするから、あれ、ばらしていいの? と思ったら途中で止めちゃったよ仁藤! 気付いてなかったのか。変身してから来ると思ってたのに。
 雑魚もわらわら出てきて晴人だけじゃ追いつかないので隠れて変身した仁藤。これでまあばれない…と思ったんですが、祖母の姿を見た仁藤、「わたしが噂の魔法少女ビースト!」って、あははははは! ああ、正直声ではばれないお約束、と勝手に考えたんですが一応気にするところだったんですね…! 甲高い声で女の振りする仁藤。「お前気持ち悪いぞ」ファントムが割と素のツッコミしてます。結局2人相手じゃ分が悪いということでファントムは去り、いつも通り面影堂に帰っての事情説明です。
 輪島さんやコヨミには話通してないようで仁藤が慌ててます。2人とも戦闘見てなかったんだろうか。
 騒々しい仁藤にキレるおばあちゃん、仁藤は仁藤で「ばあちゃんがわざわざ東京に出てこなきゃ、こんな面倒なことにならず済んだんだぞ!」と逆ギレ。ああ、もう面倒くさいなこの2人。
 この後、それぞれが昔の回想してます。「やたら厳しくて怒られてばっかり」と言ってる仁藤ですが、回想場面見る限りでは危ないことして怒られてるんですね。でもいきなり頭ごなしに怒鳴ってばっかのおばあちゃんなので理解できてません。むしろよくこれで嫌われてないな…とか思ってしまった。仁藤が「怒られるから」事情説明しない、とか言う子になっちゃったのはおばあちゃんのせいですよね…。夢の話については最早心配がどうとかじゃないよな…。「そんな甘えた考え」ってなんなんだ。孫をなんだと思ってるんだ。
 しかしこのおばあちゃん、瞬平とのやり取り他、普通に良い人にしか見えなくて、どういう感情抱けばいいかわからない。心配のあまり口うるさいだけの孫思いのいいおばあちゃん…なのか、これ…?
 「おれのやることなすこと全部反対された」仁藤は可哀想。
 あと瞬平がおばあちゃんっこってのは何かわかる気はした。

 おばあちゃんは結局福井に帰るようで「おれの代わりにばあちゃん送ってってくれ」と晴人に頼んでる仁藤。あれ、普通に帰るの。納得したの。
 一応変装して追ってる仁藤くん。晴人はきょろきょろしてる内にバスから締め出されました。間抜けなシーンにちょっと笑ったけど、この運転手さんがファントム。一応狙ってやったのか。晴人がとろとろしてなきゃ難しいタイミングだったのになぁ。
 そしてバス内で雑魚敵出して混乱の車内。瞬平、自分しか居ない場面だと結構頑張りますね役に立たないけど…! ここで結局正体のばれる仁藤。変装した状態でとっとと変身しちゃえば良かったのに。「ばあちゃん、説教はあとでな」この状態で戦わないわけにも行かず、仁藤変身。でも狭い車内じゃどうにもならないのかな。結局ウィザードが追いついてバスを止めて、ようやく普通に戦闘です。
 雑魚相手にウォーターとカメレオン、この変身に意味があるのかよくわからない。ファントム相手にも別の指輪だしますが、ここで弾かれ入れ替わっちゃう2人の指輪。仁藤は使えませんが、晴人は普通に使って戸惑ってます、あははは、なんかいいなこれ。
 「何でお前使えておれ使えねえんだよ」「おれのときよりかっこいい」「ずるいぞ」とかツッコミも楽しい。このあと「この指輪、おれにくんない?」ですしね。気楽な関係いいなぁ!
 そんな楽しく戦闘中の2人ですが、ここでおばあちゃんが割り込んできました。仁藤がファントムを食べなきゃ死んでしまう、ゲートが絶望すればファントムを生み出すという2つの情報をきっちり結びつけてしまい「そこのファントム、私を絶望させなさい」ときました。ええええ。「逃げも隠れもしません」とか、そんなこと言ってくる奴絶望させるの難しくないか。ファントムは普通に「死への恐怖で絶望しろ!」でしたが、この状況で絶望できるのか…。そこへ割り込んでくる瞬平、何やってるんだ…! ファントムは本気で殺そうとしてるわけじゃないけど…でも大怪我ぐらいはするかもしれないから…ですよね、まあ。実際身代わりになった瞬平は吹き飛ばされて気絶。
 ここでソラが出てきました。「もし良かったら交換しない? この子とそちらのおばあちゃん」って、ええええ…。
 このまま攫われて行く瞬平。この間凛子ちゃんが同じことになったばっかなのに…そんな展開なの…。話のメインは仁藤側だけど、晴人にもきついよなぁこれ。っていうか凛子と瞬平の位置が酷いなーホント。


第25話「命の選択」

 一旦面影堂に帰ったみんな。ここで仁藤とおばあちゃんが言い合いに。「だってお前はファントムを食べないと死んでしまうんでしょ」おばあちゃん結構直球で言いますね。「私はもう充分に長生きしました」とか、いやいや、そこでじゃあおばあちゃん犠牲になって、という孫もどうなんだ、孫の気持ちも考えてあげて…!
 仁藤は仁藤で、怒られるもんだと思ってたのに、と思いつつ過去回想。おばあちゃん、怒鳴った後にちゃんと何がいけないかも自分が心配してたことも言ってたんですね、そして全く理解してなかったのかよ仁藤…! この頃から人の話最後まで聞かない子だったんだろうか。まあ最初に怒鳴られた時点でびくっとなっちゃってるから後の言葉を聞き流しちゃってるのかな。いや、きっちり覚えてたみたいだけど。
 「馬鹿かおれ」「大馬鹿か」ホントにな…! まあそれでも納得いかないところはあるけど…!

 一方晴人と凛子はその頃瞬平の救出に向かってました。瞬平のリュックにグリフォン入れてたので、送られて来た映像頼りにってことですが、これが敵の罠。グリフォン、そういうところまでは伝えられないんだなぁ。コネクト使って鍵開けて入るのは面白かった。潜入はし放題だね晴人。
 で、行ったボウリング場に居たのはメデューサでした。「私の時間を邪魔するなんていい度胸ね」ボウリングやってたメデューサさん。ピンも全部自分で並べたんだろうか。暇なんだな…。
 戦闘になりますが、ソラが晴人に取引の話しに行ったので、メデューサはそっち追いかけて行きました。ソラはいい感じに敵に対しても味方に対しても憎らしいな。どうにも見た目とキャラが上手くかみ合わないけど。

 仁藤はおばあちゃんに会いに行き、「やっと気付いたんだ、ばあちゃんの気持ち」と告白。「今死なれたらおれが絶望する」とか、他人を犠牲にするような孫なら私が絶望する、とかお互い泣きあってます。ああ、いいな…。思ったよりはいい展開だった…なんかあまり深く考えたくない部分もあるけど。ここは素直に好き。
 お互い決意もして、翌日の人質交換。あのやり方だと瞬平が途中で言ったように一緒に逃げることも出来そうなんですが。まあおばあちゃんは結局捕まりましたが。そして仁藤のベルトも奪っておいて「今ここで壊してあげるよ、心の支えを」「つまり、あなたのお孫さんをね」とソラ。ちゃんと絶望させるやり方をわかってる敵は怖くていいですね。そうなんだよなぁ、実際一番危険なのはゲートじゃなくて、ゲートの周りのはずなんだよなぁ。
 というわけでベルトも奪われ手を出せない仁藤。攻撃受けまくって悲鳴上げてる…んだけど、あれ、一体どういうダメージ受けてんのかさっぱりわかりません。なんかわざとらしいし展開的には何か仕込んでるんだろうとは思ったけど、ええと、晴人が仁藤の指輪使って何かした…みたいです、あれ何? え、仁藤何になってるの…?
 肝心の魔法がなんかよくわかりませんでした。とりあえず晴人が人質取替えして形勢逆転。「魔法使いが化かしあいに負けるわけにはいかないからな」とか面白いんですが、敵さんは晴人のことはどうするつもりだったんだ。晴人を全く警戒してなかった気がするんだけど…?
 まあともかく、ここでダブル変身、共闘開始。ソラは途中で逃げ、敵さんのトドメは仁藤。普通に蹴りで決めるのか。いい加減CMやってる玩具使わないんですかね。
 ビーストの魔法がホントよくわかんないんだよなー。ビースト回だし、もうちょっとちゃんと見せてくれても。


第26話「学園潜入」

 新しいゲートを発見したメデューサ。ソラがちょっかいかけてます。「その姿をくれたゲートに感謝すべきだと思うんだけどな」は何気に反応したい台詞。ファントムもやっぱり、このゲートで良かったとか何でこいつなんだとか思ってるんだろうか。仕事受け継いでるような人たちも居るしなぁ。どうせなら美男美女の方がいいのか目立たない方がいいのか…。
 その頃、仁藤はまた腹減らしてます。ホントタイミングがよくわかんないな。事件と事件の間にどれくらい時間があるのかも知らないけど。
 ここでメデューサの人間体と思しき女子高生を発見する仁藤。あ、あれメデューサなのか…! 予告で見たことある顔な気がしてたけど、そっちとは…わかんなかった。表情違うとピンと来ないなー。
 慌てて追いかける仁藤ですが、片っ端から女子高生に声かけて、最終的に見つけた彼女を押し倒してます。ひどい。おまけに声かけてきたお巡りさんをふっ飛ばし捕まりました。うん、あれは捕まってもしょうがない…。周りや状況が見えてないよなぁ仁藤…。
 捕まる仁藤を見て「どうしましょう」「ほっとけ」とかやり取りしてる晴人と瞬平。ひどい。凛子も知らない振りしてました、仁藤の扱いは常に可哀想だな…。仁藤のキャラの問題もありますが。関わるの面倒だしな、あれ…。
 あ、一応これの前に仁藤、メデューサと一戦交えてました。「ランチタイムだ」「朝だからブレックファストタイムか」そんなこだわりあったのか。CM中の武器もようやく使ってくれましたが、また決め技にはならないというか、メデューサに使ってもなぁ。今回ちょっと丁寧にやってくれたし、武器についてはどういうものかなんとなくはわかるんだけど…なんか適当に流されるなぁ…。

 一方晴人側。今回は何か新しい使い魔とか出てましたが、部屋の中で隠れちゃう使い魔でした、これはまあ今後出てくるのかな…。
 一応メデューサらしき女子高生の姿を確認したことから変装で潜入する晴人。柱の影に隠れてるのはちょっと怪しいですが、まあアプローチ方向にごまかせばありなのかな。このあと調べてるときといい、対応がスマートだよなー晴人は。
 そして女子高生の会話を盗み聞きしているところに「あの3人の中にゲートがいるのかしら」とか声がかかりました。瞬平…! いや、まあ予告で見てたけど!
 驚いた晴人に「何です? 怪しい奴が他にも!?」とか反応する瞬平に笑いました。「お前だ」晴人のツッコミが相変わらずいい。っていうか瞬平、どこで手に入れたんだ制服。しかも女子って。髪形からタイツから気合入ってます。さすがに近くで見たらあれだけど、遠目には違和感ないよな…細いな。このあとずっと晴人にくっ付いてましたが、身長差もあって違和感ない…。
 メデューサっぽい女子高生の方は留学してたとか、寮に居るとか、帰国してからずっと1人とか、どんどん情報が出てきてます。凛子の方も仁藤の情報から調べ、メデューサの元となったらしきゲート発見。どう調べて出てきたのかわかんないけど、これでもうちょいファントムの元を調べられないのかな。まあ調べてもしょうがないか…。父と母が行方不明、という情報プラス何かを知る凛子。まあ予想は出来てたけど、メデューサの元となったゲートと双子の妹でした。メデューサは知らなかったので普通にその学校で暴れてましたが、知ってたら利用してきそうだよなぁ、これ。でもゲートに対してはやっぱ普通に襲って絶望しろ、なんだな…作戦とかないのか。
 「ごめん、君のこと勘違いしてたみたいだ」一応謝って晴人も変身。ウィザードVSメデューサです。ビーストも来ましたが、決着つかないまま以下次回。
 今回ゲートは薄いな。


第27話「姉と妹」

 戦闘は適当にメデューサさんが引きました。ウィザードたちやられてるけど。メデューサさんは妹の方に興味を惹かれたようです。「会えて嬉しかったわ、真由」とか酷いこと言いますね。当然反応する妹さんですが、凛子に止められ、ここはメデューサ退場。エサだけまいていきやがった…!
 一応このあと妹さんに説明です。姉とやっと会えたかも、ってところでこの説明されるのきついなぁ。っていうか物分りいいですね。あまり理解させるのに困ることないな、この世界。
 「ファントムの中で、まだミサちゃんが生きてるんじゃないかって」「もしかしたらってことも」とか食いつきもしますが、言葉に詰まった晴人を見て「ごめんなさい、困らせるような質問して」っていい子だ…。晴人が居なくなったあと一人泣くのが切な過ぎる。
 あ、狙われてたゲートの方は仁藤の護衛で瞬平が説明するそうです。…凛子ちゃんと瞬平逆の方がいいんじゃ。警察ってやっぱ強いからなぁ。男2人が女子高生しばらく預けてくれとか言っても。あ、瞬平女装のまま行ったんだろうか。結局一晩外で護衛だったようです。まあ仁藤は慣れてるからいいですよね。瞬平律儀に付き合ったのか。

 朝になり、呼び出されてる真由ちゃん。携帯にびびる使い魔が可愛いんですが、あれいつ活躍するんだ。メデューサはまだミサの携帯持ってたんでしょうか。使えるのか。
 そして誘い出された真由。ミサの記憶を使って希望を出して行くメデューサ。あああ…。「これを心の支えにして頑張ってきたの」の台詞も出て、本性出すミサ。全然雰囲気違ってても、ある意味記憶喪失みたいなもんだし、戻る可能性考えちゃうよなぁ…。しかも両親も殺されたっぽい雰囲気で、支えも壊され絶望の真由。これはきつい。
 あ、もう1人のゲートも襲われて仁藤が戦ってます。任されたソラですが、あんまやる気ないんですかね。ウィザードとビーストに共闘され、メデューサの目的ばらしてます。ホント引っ掻き回し役だな。同じ学校にゲート2人ってのは珍しいんですかね。
 「仁藤」「みなまで言うな。こいつはおれに任せてお前は行け」このやり取りはいいな。ここはホント問題なく共闘してくれるのがいい。
 ソラの方はちょっとビースト相手にしたあとはとっとと去りました。メデューサの方見たかったらしいです。ホント何がしたいんだろうな、こっちは。
 で、ぎりぎり間に合った感じのウィザードVSメデューサですが、やっぱり相手になりません。ホント、魔法使いの相手はメデューサがやってりゃいいんだよな…。晴人は動けない状況で真由の絶望が深くなり「一緒に絶望してあなたもファントムを生み出すといいわ」とか言われる晴人。そうなったらホント絶望するよなこっちも…。
 でもホント手遅れに見えて、このままいきそうで、ホントにファントム生み出しちゃうのか? とはらはら見てたら突然元に戻りました。あれ? と思ったら絶望押さえ込んだとか、そうきたか…! 「ミサちゃんが、お姉ちゃんが助けてくれた」「ミサちゃんの振りしただけのあんたなんかに、私の人生終わりにさせない」かっこいい、かっこいいけどあそこからそうなるきっかけなんだったんだ…。いや、気持ちが素晴らしいけど!
 そしてどうなるのかと思ったら白の魔法使いの登場です。真由を魔法使いに勧誘です。えええええ!
 ホントにそのまま去っちゃいました。えええホントどうなるの、これ! これは…これは予想外の展開だった…。


第28話「盗まれたベルト」

 「戦うって決めたのは真由ちゃん自身だ」「魔法使い増やしてどうするつもりなんだろう」「ゲートの全てが魔法使いになれるわけじゃない」とりあえずそんな会話からの始まり。真由ちゃんのことは一旦置いとくようです。まあそうだろうね。そしてほとんど出番のなかったもう1人のゲートについては「無事海外の親戚のところへ避難した」で済まされました、ええええ! いや、うん、とりあえず触れてくれて良かったです…。
 一方その頃どこかの考古学者さん。遺跡で指輪発見です。おおお? 一応ニュースにはなったようで仁藤が発見者のもとへ。空港でマスコミが反応するから、え、そんな大きなニュースなの、とか思ってしまった、後ろの客かよ騙された!
 仁藤は仁藤で、おれも大学で考古学やってるとか、ああ、話題にはしやすいんだよなと思ってたら「あんたが発見したこれ、おれのじゃないかって」って、おい。この後一応説明しようとしてますが、その前に逃げられました。っていうか説明も説明になってないというか、どうしてこの人はこうなんだ…。
 考古学者さんの方はここで警備員に車を止められたと思えば「いけませんねぇ実に無用心だ」「簡単に窓を開けると」で引きずり出されました、なんかこれ怖い。警備員の格好した…じゃなくてやっぱ実際警備員なのかなこのファントム。
 襲われてるところには仁藤が駆けつけ戦闘開始。途中で晴人も来ました。「おい晴人」「わかってるよみなまで言うな」「こいつはおれの獲物だって言いたいんだろ」さすがに晴人は的確。こっちはホント存在に安心する…。
 ゲートは瞬平たちが逃がし、敵さんも一旦退却です。ゲートいなくなると戦う意味ないからなーあっちは。
 この後、いつもの如く説明してる晴人ですが、考古学者さんは指輪に夢中です。聞いてないのか。何か思いついた考古学者は、仁藤のベルトを研究させてもらえれば自分のも見せると言い出し2人で研究室へ行くことに。まあとりあえず仁藤が付いてればいいんでしょうが。もう完全に考古学者さんの企みわかるからなぁ、この時点で…。

 面影堂では、なんか臆病者の使い魔が箱作ってました。指輪収納ボックス…? 凄いな。「泥棒が入っても安心ね」コヨミちゃんは優しい。そしてこの台詞がまた今回の展開的に…。あ、使い魔は誉められて中入って蓋閉じちゃいました。えええ。可愛いけど。
 あ、仁藤の行動については「ファントムを食べ続ける以外に」「生き残る方法を見つけようと」してる的なことを輪島のおっちゃんが。あ、そうか、とか思ってしまった。いや、調べたいとは仁藤も言ってたけど、あの人いろいろ自分の中だけで完結しすぎてて理解しようって気になれない…!

 研究室ではなんかそれなりに楽しくやってるようにも見えます。ベルト開くのには指輪が必要、ってのはわかりますが、装着しなきゃ駄目なんだろうか。そして装着してると変身しちゃうよなぁやっぱ。
 考古学者さんはいろいろ調べたあと、何か酒持って来てます。「今回の発見を祝して一杯どうだ」ということで飲んで、眠っちゃう仁藤。一応毛布かけてあげる考古学者さんが優しいです。朝起きたらファントムが現われベルトも指輪も盗まれた…という展開。そうきたか。普通に盗むのかと思った。で、仁藤が慌てて飛び出した先にはソラがいて「さてはお前が犯人か」にわざとらしく「なんの話ー?」ってああ、引っ掻き回すなぁ。…っていうかこれ、学者さんが盗んだんでいいんだよね。さすがにホントに盗まれた反応じゃないよな。
 学者さんはその間にファントムに襲われますが、ちょうど晴人がやってきてました。なんてタイミング。仁藤の方は変身出来ずぼこぼこに。やっぱベルトとか戦闘のことちゃんと聞いてなかったのかな学者さん…。それはそれとして研究優先しただけかな。
 とにかく仁藤含めて2人守りつつ、2人のファントムと戦わなきゃいけなくなってる晴人。コネクト使って離れた敵吹き飛ばしたり、あっちこっちなんか慌しい戦闘がいいな。ちゃんと周り見てるし、やっぱスマートだよなー晴人。
 ここで引っ張って以下次回。新たに出てきた指輪、あんまり気にしてなかったけどCMでばっちり出ましたね。そうか、パワーアップの頃合か…。


第29話「進化する野獣」

 あちこちがピンチでいっぱいいっぱいの晴人。「手が足りないときはこれだ」とドラゴタイマー。だよね。これで無事ゲートを逃がし、仁藤も助け、敵さんも引きました。
 というわけで落ち着いて面影堂。ベルトを奪われた話から。「それじゃ魔力切れで死んじゃうじゃないですか」にゲートの中本さんがちょっと反応してますね。さすがにそれは気にするか。その点については説明されてないのか。
 そろそろうやばい状況という仁藤に、試しにプリーズの魔法を使うことにする晴人。やれることはとりあえずやってみる、ってのはいいですね。コヨミちゃんが指輪渡すのに躊躇ったのはちょっとびっくりしたけど。晴人第一なんだなぁやっぱり。「サンキューコヨミちゃん」がなんか低い。こういうときはちゃんと茶化さない礼が言えるんだよな仁藤。
 で、結局コヨミと同じ方法で魔力を得ることは出来ず。直接キマイラ倒しに行くのはやっぱり拒否ということで、やっぱりベルトを奪い返すしかないと。まあそれはそうですが。「盗まれたときの状況をお聞きしたいんですけど」という方向になったのにびっくりした。中本さんも予想外だったのか、なんかもう受け答えが怪しい。これ以前から挙動不審ではあったから疑いは持ってたんだろうか凛子ちゃん…。それにしても決定的な間違いがあったわけではないので、晴人と凛子が気付いたのはちょっとびっくりしました。敵の方が奪ったこと否定しない状況でちゃんと中本さんの方に疑いが向くんだなぁ。
 そしてこれを聞いた仁藤は直球で「なああんた、おれの指輪とベルト盗んだのか」でした。あははは。いいなぁ。わかりやすい。ぐだぐだやられるよりは気持ち良くていい。
 中本さんは怒ってみんなを追い出しますが、まあこれが逆に決定打って感じでした。そうか、あれで決めていいのか。
 まあ中本さんが持ってるなら却って安心、となる仁藤は素晴らしい。切り替え早いな。
 あ、敵さんはその頃グレムリンがゲートの心の支えを教えてました。っていうか酒渡したのとかグレムリンかよ…! 中本さん、最初から考えてたわけじゃなかったのか…。グレムリンはまあ、引っ掻き回してるだけな感じです。
 「ぼくは全てを知りたいのさ」とか一応目的っぽいこと言いましたが、まあ話の中の役割としては今んとこホント引っ掻き回しでしかないな。今日は最後に何か仕出かす感じでしたが。これはまあ次回待ちか。

 晴人側では晴人の作戦でベルトの偽物作ってました。あのゴリラ優秀だな…! なるほど、こういう方向で役に立つのか。これに騙されて結局ベルト盗んだことがばれる中本さん。認められたかったとか、昔手柄を横取りされた経験があるとか、こうなると結構語ってくれますね。まあどうあれやったことは盗みだし、怒る凛子ちゃん。仁藤はそれを止める側…と思ったところで倒れた…! ホントに限界だったようです。どんな感覚なのかなぁ魔力切れ。これを見て仁藤に指輪をつけようとする晴人。やっぱり限界がくれば中入って助けるつもりはあったんですね。仁藤はそれでも拒否しますが。そもそもキマイラをなくしたくないってのがあるようです。そうなんだよなぁ。彼もそもそも研究で遺跡入ってるわけで。とりつかれたとき「やばいと思ったよ」「でもおれ、同時にわくわくしたんだ」「こんな発見、二度とねえって」という感覚があったようです。そこちょっと気になってた、やっぱりそういうことで良かったのか…! うん、なんか気持ちはわかるんだよなそうなると…。
 そして仁藤は中本さんの気持ちもわかると。「あんたならわかるだろ、このおれの夢」同時に中本さんも仁藤の気持ちを理解しました。結局自分の発見も仁藤に渡す中本さん。「君は夢のために自分の命をかけている」で、自分は無念を晴らしたいだけだったとか。それとこれとは別の気もしましたが、まあどう考えてもセットになってるものだし、セットにしときたいならわかる気はする。
 あ、敵さんがこの辺で現れてましたが晴人が偽ベルト囮に適当に外に連れ出してました。「下ごしらえして待ってる」「だから必ず食いに来い」相変わらず言い方が面白いな。偽ベルト壊されたときは「偽者だよ。かっこ二回目」でした。一瞬何言ってるのかと。

 で、ベルト取り戻しての戦闘開始。ですが、そもそももう力の出ない仁藤。雑魚相手にすら大苦戦。こうなったら、ってことで新たな指輪使ってみたら…なんかキマイラとの空間に。ああ、晴人がドラゴンと対峙したときと同じ感じ?
 新しい武器について「我の力を現実世界で使うことができる」と解説してくれました。「しかし今のお前が耐えられるかどうか」とも続きましたが「使えるんだな!」の反応の仁藤。話聞いてたか、とキマイラは突っ込んでましたが、耐えられるかどうか、は微妙な言い方だと思います。今のお前では耐えられまい、とか言われたなら話聞いてたか、もわかるけどなぁ…。
 まあともかく現実世界。バージョンアップです。割とあっさり雑魚食って戦闘開始。腕のひらひらは武器なのか。そして新武器の方は何故か指輪がセット出来ない事態。ん? と思ったら「もしや」「口開いたー!」って。あはははは。いいなぁ、こういう武器の細かいとこ触れてくれるのいいな。
 口開けてセットして、無事新武器発動。しかしやっぱりビーストの戦闘はあんま心に残らないなぁ…。

 最後、中本さんはまたどこかに発掘調査に行くようです。まあゲートなのでとりあえず国外行ってもらわないと困りますしね。結局似たもの同士で盛り上がってる2人を見てる晴人たち。「晴人さんの夢ってなんですか」と瞬平が唐突に触れてきましたが「今はファントムを倒すこと」と。なんか…妙に切なく見えるなぁ晴人…。


第30話「魔法の消える日」

 鎖に繋がれた青年内藤さん。前回放送後にたまたま名前目にして知りました、響鬼、キバに続いて出演の村田さん。また何か怪しげな悪役やってますね。似合うけど。
 彼を解放するソラ。一応怪人体になれば結界壊せるんですね。結構凄いことっぽいです。やっぱ強いのか彼。
 内藤さんの方は突然ギター弾いてる人に対して「いい。実にいい」「美しい曲は美しい心がないと作れまい」とか言い出してます。どこまで本気なのかと思ったら、このあとおばあさん助けてる女性も似たような理由で襲ってます。善行や曲を美しいとか感じる気持ちはあるのか。とりあえず仁藤は下品な奴扱いでした。まあ腹減ってるから食わせろ、じゃあそうなるか。

 次々人が襲われる中、働き詰めになってる凛子ちゃん。食べながら全く口開かず喋る言葉を普通に頷いて通訳できる瞬平すげえ。そんなスキルあったのか。
 凛子ちゃんがまた仕事に向かったあと、何やら妹に手品見せてる兄貴に出くわす晴人たち。魔法使って兄ちゃんの手品をフォロー…と思ったらそのまま普通に魔法使うのか…! このあとも魔法で喜ばせてます。こういう使い方は普通にありなんだなぁ。ドレスアップさせて見たり「この魔法使いに何でもお任せください」とか名乗ってみたりで遊んでます。でもあんまり調子に乗ってる感じはしませんね。ファントムの知らせ聞いて「これでショーはフィナーレです」とか相変わらずスマートとしか言いようのない対応。ショーならもうちょっとショーっぽくやりきって欲しい気はするけど。
 ファントムはもう逃げたあとでしたが、仁藤の話で繋がっていきますね。「あれはゲートじゃねぇ」とか「美しさを求めて」とか人の話聞いてないようで意外に把握してた。いつも通り「みなまで言うな」で遮ったし、敵の事情はどうでもいいのは事実だろうからちょっとびっくりしたよ。

 この後、また兄妹のお兄ちゃんと会う晴人たち。妹を喜ばせたいいいお兄ちゃんの姿が内藤さんに引っ掛かりました。というわけで狙われ戦闘開始。晴人、なっかなか変身しないから何かあるのかと思ったよ。この時点では別に何もないのか。
 「おれのことはいい。早くそいつを」に「身を挺して誰かを守る心。いいね。お前も実にいい」とか言ってる内藤さん。ああやっぱそこも反応するところなんだ。更に仁藤を庇った晴人に「その心、覗かせてもらうぞ」で中に入っていった…! なんかちょっとそんな展開な気はしてたけど! しかしどう考えてもアンダーワールド入ったのに、なかなか仁藤が向かわないからどうしたのかと思ったよ。「あーもう! 男に指輪をはめるのは趣味じゃねぇが」ってそんな理由か…! いや、別にぐじぐじ悩んでたわけじゃないからいいんだけど、言ってる場合か、とは思ってしまった。勿論仁藤もちゃんと「緊急事態だ」で飛び込みますが。こういうときの2号ライダーの存在っていいですね。燃える。
 しかもアンダーワールド内の戦闘でドラゴンと普通に共闘してるし…! ドラゴンも、あっちは味方だとちゃんとわかってるんですよね。いいなぁ。そしてドラゴンまで仁藤を助けたような流れで…ん、やられたの…?
 今回タイトル「魔法の消える日」で、予告の流れからしても晴人は魔法使えなくなるってことですよね、どうなるのかな。仁藤活躍してくれるかな…。
 あ、ソラも今回ワイズマンに捕まってました。まあ「私を呼び出すために私に背くとは」とか言われてるので予定通りでしょうが。サバトとか賢者の石のこととか聞いてますが、すぐに答え出るのかな…。


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