烈車戦隊トッキュウジャー感想 (31話〜40話)


第31話「ハイパーレッシャターミナル」

 ちょっと視聴に間が空きました。ヒーロータイムでドライブと共演。やっぱ声かけがあるといいな。

 本編では、ハイパーレッシャーターミナルにやってきたトッキュウジャー。ターミナルはいいな。燃えるな。突如現れるというか、どういうタイミングで出てくるかもわからないんですかね。「トッキュウ烈車車掌はただちに中央ルームへ」とかライトと同じタイミングで「誰?」とか思った。なんかいきなりかっこいい声するから!
 総裁らしいです。そんなもん居たのか。ターミナルでは烈車の清掃のため外に出ることになるみんな。掃除するのは闇、ってのがちょっと怖いな。そんなゴミや埃みたいにこびりつくもんなのか。そしてそれに触れ続けてるトッキュウジャー…というのもこの流れだと怖い話。
 一方その闇を生み出してる人たち。侯爵さんはいち早くターミナル出現に気付いてます。ちゃんと神経尖らせてるからだ、とかネロたちの実力不足じゃなく怠慢という方向で突っ込んでくるんだなー。とりあえずトッキュウジャー誘き出してターミナルに向かうようです。これ聞いて出かけようとする皇帝。興味があると早いな行動が! そしてまた押し倒されてます。なんなんだ。油断なのか。さすがに何度もやるとかっこ悪いよ…!

 で、今回のシャドウ怪人ですが。椅子と机の兄弟です。椅子になってる怪人に笑ったらその後ろから机になってる怪人出てきて笑った。ホントくだらない怪人だな…! こんなんでいいのか、と思ったら「闇を作るには今一つの奴らだったが」とか、あ、やっぱそういう評価でいいのか…。騒ぎの規模も結構地味な気がしましたが、まあトッキュウジャーはやってきたので作戦通りです。「見たことない奴らだな」アキラくんからもこの評価。まあさすがに全員知ってるわけじゃないし、あの兄弟だと活躍薄すぎて知らない…で十分納得だな。シャドウ怪人ってどれくらい居るんだろう。
 机の兄貴は「ちゃぶ台返し」とかでバスひっくり返して突っ込まれてますが、カグラは「ちゃぶ台って何」でした。ああ、そうだよなぁ。ちゃぶ台は知らなくてもおかしくないよなぁ、そこは触れてくれるんだな、と思ったら特に説明なかった。この話だと知らない人にはホント全く伝わらないなちゃぶ台…!
 あと吹っ飛ばされたバスに「お前の死に場所はここだったか」のアキラくん。今回どこまでギャグノリで見ていいのか何か微妙な感じだった。
 愉快な怪人が出てる側で皇帝の烈車に将軍が突っ込んでるし…! 皇帝が城を出たのをチャンス、とか思ってたので留守の城に向かうのかと思ったら普通に喧嘩吹っかけるんだな。真正面から戦って勝てると思ってるのかな将軍は…。
 あちこち爆発して結構派手な戦闘になってますが、その爆発の中無事逃げ出してる一般人が凄かった。私なら動けないわ、あれ…!
 あ、子どもは一人動けなくなってましたが。ここはちょうどライトの出番。「お前を倒そうってちゃんと思えてなかった」とか出会いを振り返っていきなり言い出してるライト。一応まあ、皇帝の最初の言動とかライトが選ばなきゃいけない部分とか、ちゃんと言葉にして決意してくれた場面なんですが、なんかこう…ここで言うのか!? と思ってしまった。皇帝が明確に子どもに向かって攻撃放ってたならともかく、多分鬱陶しいシュバルツたちにまとめて攻撃したら範囲内に子どもが居ただけだよね。気付いてなかったかもしれないし。何かあまりに唐突に感じてしまった。「いつからつまんねぇ説教するようになった」の皇帝にはちょっと…ちょっとだけ同感。
 それはともかく、ここからの乱戦は熱かった! 三つ巴以上の乱戦は見てて面白い。どさくさまぎれに攻略撃つ夫人とか。いや本気でうっかりでもおかしくないけど。そしてこの状況にはさすがに危機感持ったのかとりあえず変身してる皇帝が何かいいな。
 しばらくして参戦してますが、この余裕持った戦い方はいいよなぁ。剣振ったときのぶうん、って感じの音何か好きだ。
 そしてシュバルツが皇帝に向かったときに出てくるグリッタ嬢…! えええ。グリッダ嬢が出てきたのもそうだけど、あ、シュバルツの攻撃止めるんだ…と思ってしまった。彼女はどうすれば解放出来るんだろう。皇帝にもダメージあったようで、ここでみんな引いていきました。「あ、ちょっ」取り残されるライトがちょっと面白い。

 ミオたちの方は、何かコタツを囮に敵を誘き出して攻撃してました。コタツも中の4人も突っ込みどころ満載ですが、何かもうどうでもいいな。弟盾にした兄はちょっとショック…! しかしすぐさま巨大化して「その怒りはトッキュウジャーにぶつけろ」「わかったぜ兄貴」それでいいのかお前ら…! この弟ちょっと可愛いな。巨大化したあとは自分に座らせようとしたり、もう能力的にギャグに走るしかないんだな彼は…。こんなんに抵抗出来ずに座ってしまう…のはライトだけかこれ。単純な奴がやられちゃうんだろうか。もう1回やられそうになったので連結増やして重くして撃破です。座りたい気持ちに逆らうより、座ってそのまま押し潰しちゃえ、はまあいいな。
 そして戦闘後「これからも頑張ってシャドウライン倒そうな」とか、ホント今回のライトは何言い出すんだろう…と思ってたら最後の最後で「トッキュウジャーは今日で解散です」とか言われるライトたち。えええええ。車掌と総裁が何かやりとりしてたのをこの瞬間まで忘れてました。皇帝たちの戦いが何か熱くて…! ああ、そういう展開になるのか…。
 「次回、急展開しますのでご注意ください」とか予告に入ってる…展開を言い切られるのも面白いな。


第32話「決意」

 解散と言われたトッキュウジャー。ワゴンさんは呑気に、一度ばらばらになって再集結してトッキュウジャー2とか言ってます。「よくある」ってあるのか。知らないそんなの! ばらばらになって再集結、までだと思い出すのはカクレンだな…。
 まあそれはともかく、納得いかないライトは即座に直談判に乗り出します。こんなときでもシリアスに「おかず」って。一度思い込むと訂正されないのかライトの中は。まあここは実際聞かないとな、見てる方も答え欲しいし…と思ってたらここで鏡に映った自分たちの姿に愕然とするみんな。前回からちょこちょこ出てた子ども姿、一体何だろうと思ってましたが…えええええ。実はまだ子どもだったというライトたち。姿だけ大人にされて戦わされてたのか…。何となく、子ども時代から大人になるまでの「間」が彼らにはない気はしてたけど、深く考えてなかったからなぁ…。どう考えても子どものときに闇に飲まれてるのでいつどうやって成長したのかとちらっと思ったことはあるのに…ホントに全く考えてなかった。ああ、でも納得はするなぁ。彼らの中身は子どもだということは何の疑問もなく思ってはいた…。しかし、じゃあ闇に飲まれてからほぼ直結してたのか第1話…。「子どもの強いイマジネーションと大人の抵抗力」を持った者を作るためのこれか…。
 でもまあショックではあるけど戦う体を得たということで何とか…と思ってたら、このままだと元の子どもには戻れなくなる、と。精神的な意味だと思って、まあちょっと心が冒険してきちゃったよねとか思ってしまった。体も戻れないのか。そうなったら戻っても「ママたちに気付いてもらえない」、帰る場所がなくなるってそんな…。っていうかまあ外見が戻ってもこの記憶がある以上全て元通りにはならないだろうけど。
 トッキュウジャー解散を言い渡した総帥は、彼らのために辞めさせるとか、そうなると何か責め辛くはなるな…! 元々引っ張り込んだのが総帥だというのは置いといて。そしてトッキュウジャー2とか同じことするなら同じ目に合う子が増えるだけなんだけど! 2は方向性変えるかもしんないけど。
 っていうかその「2」が全て終わらせるまでターミナルで待ってろってそれもひどいな。何となく「あと半年近くかかる!」とか放送的に考えてしまった。いや、かかる時間の問題でもない。
 物凄く無責任に放り出された形のライトたちですが、やっぱりライトはそこで待ってる人間じゃありませんでした。「おれたちもう変わってるよ」これもまた事実だよな…。そして全てが終わったとき戻れなくて親に気付いて貰えなかったら「多分、泣くかな」って、あああああ。ちゃんと事態をわかった上で、それでも行くんだってのが伝わるな…。いろいろ理解出来ないことも多いライトだけど、このライトはかっこ良かった。っていうかこれ小学生だと思うとかっこ良過ぎるな。彼らがホントの意味での子ども戦隊だったと思うと…ちょっと燃える…。

 一方敵さん側。せっかく時間稼ぎしてたのに皇帝が戻っちゃってたことをネロが突っ込んでます。そしてもう一回怪人出動。「ダイニングセットブラザーズ」に笑った。机が兄ちゃんで椅子が弟たちなのか。「まだ弟たちが」とか言って出てきたのに「弟をやられた恨み」とか言われて一瞬意味がわからなかった。そういえば机兄貴は戻ってるのか。前回の椅子は末っ子かな。
 トッキュウジャー側では一人戦ってるアキラ。彼もかっこいいなぁ。相変わらず死に場所云々言ってるけど。一人になると余計に死んじゃ駄目だろって普通に突っ込みたくなるな。
 ここへ飛び込んでくるのがライト。戦うことを選んだライトに「そうか」と低い声で答えるだけのアキラ。なんかこのやりとりいいな…。
 他4人も当然追ってきます。彼らには一応考える時間が必要だったのかな。「私たちが変わっても、きっと町は変わらないね」「だから取り戻さなきゃ」いやぁ、これが言えるのは…凄いな。
 6人揃えばダイニング兄弟も普通に圧倒。今回は巨大化も3体分です。机兄貴が机で攻撃塞いでびっくりです。しかも弟守ってる…! 前回のあれは何だったんだよ兄貴…!
 それはそうと、3体の敵に対しトッキュウ側も新ロボ。きらきらしてるな。また動き辛そう…とか思ってしまう。新ロボも含めて全員で無事撃破。「トッキュウジャーを続けるという彼らの意志を尊重する」という形で総帥が出してきましたが…意外にあっさりなんだな、そこは。何も知らない奴をこれ以上戦わせるわけにはいかないけど、知った上で覚悟決めたならいいのか。…そう表現するとかっこいいんだけどな。いや、実際そうなんだろうけどな。まあ正直主人公側に感情移入してると、よっしゃどんどん行け、としか思わないけど。少年漫画ノリ。熱いなー。

 途中でライトのフルネームが普通に出てきたのに驚きましたが、最後に全員も漢字と共に出てきました。トカッチ、晴っていうのか名前。いやぁ、ホントに何か急展開したなー今回。
 子ども時代と今と、きらきら星歌ってるみんなに普通に和んでたら最後に歌ってる皇帝。あ、そういや彼も歌ってましたね。どっちかというと皇帝側に気を取られてましたが、次回以降ライトたちへの見方が変わりそうだなぁ…。


第33話「カラテ大一番」

 自分たちのことがいろいろ判明して、それでもトッキュウジャーを続けると決め、これからのことを再確認。今までとあまり変わった感じはしませんね。見る方の目が随分変わったけど…!
 また、子どもの頃の記憶もどんどん出てきてる感じです。ライトもヒカリも空手やってたとか、強さにちょっと理由ついたな。2人の揃った型がいいなー。ヒカリのアクションはもっと見たいとずっと思ってたので今回の話は素晴らしかった。
 手合せ、という話になったときに変にドキドキしましたが、シャドウが出たことで一旦お預け。「ぼんやりして見過ごしてました」っておい。その間に町中の人間が毒注入されてるんだけど! 最初に突然襲ってきた人たちは、たまたま町にやってきた人間が強かったら希望を託そうという感じですが、問答無用過ぎて怖い。怪我させないようにって配慮あるのかあれ…。まあ詫び代わりに自分殴ったり愉快なキャラなので深く考えるとこでもないですが。

 毒を何とかするためにはビルの最上階の敵の武器を壊さなきゃいけないということで向かうトッキュウジャー。外から入っちゃいけないんだろうか、とちょっと野暮な突っ込みも浮かぶ。まあその前にルール通りにやれと敵に言われ、トッキュウ5人も毒バンドつけられることに。ついでのように元々してた変身ブレスが弾かれてるので、何気に強いというか最初から殺る気の相手だったら危なかったな…!
 いや、まあ人質のことがあって動けなかったわけですが。一旦引いた6人、一応人質のことがあるから大人しく相手の言う通りにしたところで意味がないって部分は普通に触れてくれて良かった。というわけでいつも通りヒカリが作戦を立て、ライト&ヒカリで突入です。今回生身なのは、変身したら敵の言うルール違反になるのか、あの毒ブレスがあったら変身ブレス出来ないのかどっちなんだろう。
 突入前にヒカリから子ども時代の勝負について触れられてます。負けたのかヒカリ…。この悔しさには共感するなぁ。そしてじいちゃんいい感じだな。こういう師匠って結構厳しい系多いから子どもを優しく慰めてるのが何か新鮮だ…。これを聞いて「おれの味方じゃなかったのかよ」でショック受けるライト。まあ「ライトなんかぶっ飛ばせる」とか別の子に言われてたら嫌だよな。この辺の素直な受け取り方が、まあ子どもなんだよなぁ。…ホント知ってから、特にライトへの見方変わったなぁ…。
 とにかくまあ突入。倒した敵の数で勝負、とか普通に楽しんでます。しかし倒れたように見えない敵までカウントしてる気がするんだけど。一撃当てたら一、みたいだな何か。
 生身でも雑魚相手だとホント楽勝なんだなぁ。いや、それなりにダメージは食らったみたいだけど。辿りついた先では「ここまで来たご褒美に一気に毒を注入」してやろうとか言ってる、なかなか下衆な感じの敵さん。仲間が飛び込んで抑えられたときも、慌てた振りして偽物でしたーとか、いやぁ、いいなぁこのやりきり具合。下衆な敵がぶっ飛ばされるのは燃えるので、こういう敵はいい。
 それにしてもこの状況どうするのかと思えば、お前のせいだとかいきなり喧嘩売ってるライト。これのおかげで、まあまだ作戦はあるんだとはわかったけど…ついてきてたおじさんが敵だったとは思わなかった…! 最初の攻撃の方向ははっきり書かれてた分気になってたけど。っていうか本物のおじさんも居て、それに化けてる状況なのに空手やってる手の具合とかそういうのは再現できないんだなぁ。…本物のおじさんは本物の空手家だよね…? どの時点が敵なんだ。敵だと確認したあと一旦別れて、もう一回付いてきてる状況だからなぁ。まあ一度化けたなら終わるまで解放しないか。

 毒を何とかしたあとはあっさりライトが撃破してロボ戦です。そういや毒、全部注入されたら死ぬってことだけど途中までだとダメージは全くないんだろうか…。毒自体は既に入ってるのが何か怖いな。致死量超えない限り無害?
 それはともかく、ロボ戦ではエネルギー吸収とかもやってる敵さん。注射器は戦闘的にはいろいろ面白そうですね。まあh通にやられたけど!
 最後、今回の勝負はヒカリの勝ちだったようです。ヒカリ側のもちゃんと数えてたんだなライト。怪人は強いからポイント高いとか言い出すのがホント子どもっぽくて笑った。そして気持ちはわかるしな…!


第34話「恋は大騒ぎ」

 恋愛特集の雑誌とか見ちゃってるカグラ。彼女たちの中身が小学生と知ってからだと恋愛ネタがいろいろ微妙な気分になってくるな。いや、戦隊の恋愛ネタなんて元々子ども向け多いけど実際大人と絡むとさ…! 今回ミオに惚れたヨシオくんは精一杯ギャグキャラだけど、嫌な奴過ぎて酷かった。ミオさんがきっぱりはっきり断ってるからなぁ…。天然で理解してないわけでもなく、誤解を生む展開があったわけでもなく…嫌がってる子にああいう迫り方するのは見ててきつい。
 そして逃げ続けたミオが偶然会ったアキラをとっつかまえて取った手段が「私の彼氏」という、まあお約束ネタ。このごまかし方って実際どうなんだろう。っていうか人選が悪過ぎる。全く理解できないまま殴られるアキラくんは可哀想です、大して気にしないだろうけど。とりあえずアキラの後ろに隠れるミオは可愛かった…あれはずるい。
 駅まで追ってきたヨシオくんにテンパりまくりのミオさん。男ども頼りにならないな。トカッチは別モードでテンパりまくり。芝居なのもわからず気絶したのか…。
 ここはワゴンさんが話進めます。彼氏だと言ったアキラくんとのいちゃいちゃを見せつけて諦めさせようと。普通の格好したアキラくんは普通にかっこいいな。いや、いつもの格好が駄目とは言わないけど。「人の恋路に首突っ込む主義はない」ヒカリは静観してます。これはトカッチとミオのことなんだろうけど、ヨシオくんは恋路じゃないから何とかしようよ…。
 デートの方はお茶、と言われてお茶立てるアキラくんとかまあこちらもお約束。「なんでそういうことばっかり知ってるのよ」ミオさんの突っ込みには笑った。アキラの天然は発揮される場所がよくわかりませんね。なんだかんだ仲良くやってるようにも見える2人ですが、ミオさんが結局テンパったまま。手をつなぐとか肩抱くとか、普段のスキンシップだとあんまり気にしないように思えてたけど…デートというのが感覚狂わせてるのか、やっぱりアキラは別なのか。
 さすがに怪しんだヨシオくん。友達未満、とまで言われました。まあこの辺りのミオさんの対応はちょっとひどかったな…。淡々と頑張るアキラくん凄い。プロポーズの棒読みも凄い。
 このプロポーズで結局飛び出したヨシオと…トカッチ。あはははは。どきどきそわそわしてるトカッチも何か可愛かったです。彼は自分の思いにまだはっきり自覚ないのか…? 関係ないけどこの尾行モード、カグラちゃんが何か入り込み過ぎて別人だ。

 恋人である証拠を見せろという展開になったところで、求められたのはキス。アキラがどう出るかが問題でしたが「安心しろ。キスくらい知ってる」安心は出来ないけど何かかっこいいな!
 でもまさかのヨシオくんにキスって、待って何をどう理解してるのキスのこと、全てわかったうえでやってやら凄いけど! 最後の一押ししちゃったのトカッチなのでホントにやるつもりはなかったのかと思ったけどアキラは全く引いてないというかやりきってるのでまあ…さすがに崩れ落ちたヨシオくんですが、結局これでアキラに惚れたようです。そんなオチかよ!
 あ、この間ずっとヒカリとライトは2人で戦闘中です。それでいいならミオだけ列車内に残ってりゃ…いや、まあいいけど。ちょうどキスが終わった辺りでライトたちもここへやってきて全員揃っての戦闘開始。名乗り中に先に飛び出しちゃうミオとアキラに笑った。更にそれより興奮気味のトカッチ。ハイパーモード奪って一人で敵をぼこぼこに。「八つ当たりだろー!」それはホントにそうですね! 暴走のままロボ戦まで一人で決めるトカッチ。下でみんなも不思議そうです。ホント、ヒカリ以外全く理解してないんだなぁ。「おれがあいつにキスしたせいか」何でだ。どういう思考回路でそうなったのかわからないよアキラ…! ホントにキスを何だと思ってるのか。この流れだと普通に仲間にもしそうで怖いな!
 結局恋愛ネタはまた微妙なまま流されましたね。彼らの場合ホントに好きでも小学生だからなぁ…。


第35話「奪われたターミナル」

 「いつまで経っても馴染まねぇな」とか言ってる皇帝。グリッダはもう完全に皇帝の中に独立してるんだろうか。馴染む=消える、ではないのかなぁ。「おれの物にならねぇキラキラなら消す」悪役らしくていいな。出来るのかは知らないけど。
 とりあえず今回は一気に闇を吹きだしてる皇帝をいい機会だからとターミナルに連れて行ってる侯爵。割といいように使ってる。っていうか皇帝居なくても幹部総出で攻めたらいけそうなイメージだったけど、そうでもないんだな。いつの間にか結構いい勝負してる…いや、前からだっけ…。しかもあれでいつもより強い、の評価だったしなぁ。ターミナルの方は皇帝の闇で烈車が近づけなくなってるし、皇帝一人にやられてるので、やっぱり皇帝は段違いなんでしょうが。変形中に突進されるターミナルは何かいいな。結構時間かかるもんな変形…。
 ちょっと手を貸したあとは「後は勝手にやってろ」と去った皇帝でしたが、何か総帥の席に居ました。何やってるんだ。総帥の方はこっそり抜けてトッキュウジャーのところに行ってます。全13両揃って発動する力、とか。ああまた合体するのか、とか思ってしまう。そして今13体と言われて全部あげられる自信がないな。一両足りない、は普通にドリルだと思ったけど、そういや元々敵のだっけ…何かもう記憶が曖昧。
 人が抜ける隙間ぐらいはあるということでターミナルに向かうライトたちと、一人ドリルレッシャー取戻しに行くアキラ。「保険はかけといた方がいい」ってのも凄い台詞だな。戦隊は全員揃わないと力出し切れないのがお約束だけどなぁ。考え方としては好き。

 というわけで、グリッダのこと思い出しながら物思いにふける将軍の元へやってきたアキラ。早速戦闘です。雨降らす技とか出してびっくりです。トッキュウジャーになったらもうそういうのは使わないのかと。目くらましに使ってこっそり隠れて、とかいいなとは思うけど。こうしてこそこそしてる場面はっきり映されるとギャグになるな! 実際電話かかって慌てて立ち上がったのでギャグなんでしょうが。「ちょっと待て、取り込み中だ」アキラと将軍でやると、何とも言えないやり取りになるなこういうの…。
 電話の方はライトたちのピンチを伝えるもので、早く行かないと、でも今は将軍の相手中でドリルも取り戻せてない、という大変な状況。どうするのかと思ったらいきなり変身解いた…! っていうかこれで手止まっちゃうの将軍!? しかも何か頭を下げたアキラの頼みを聞いて、烈車を返してくれました。まあ代わりの条件がありますが。何だろうな。普通に戻ってこいとかかな。
 「話の苦手な男」と言われてたアキラですが、将軍は将軍で話の通じる男なのかな。この2人のお互いのことを結構わかってる感は妙にもやもやする…実感としてないんだよなぁ、2人が仲間だったってのが…。

 トッキュウの方はライトが取り込まれそうになってましたが、グリッダが押し返しました。えええええ。グリッダは決して正義の女ではないので、何か私と皇帝2人きりのところに入ってこないでよ、みたいに見えてしまった。っていうかこんな抵抗する力もあるんだなぁ。「それがてめえの答えか」皇帝の選択が気になる。
 ここでドリル烈車も戻ったのでロボ戦へ。皇帝はとっとと帰っちゃってましたが…皇帝帰ったなら5人で何とかなったんじゃ、とちょっと思った。まあターミナルの闇はどっちにしろドリル揃ってないとどうにも出来なかったんだろうけど。
 ロボに乗りこんで順番に操縦桿握る幹部とか、慌てて脱出する幹部の図は何か可愛かった。


第36話「夢は100点」

 最近顔を見せないらしいアキラくん。普段から戦闘にならないと来ないのかと思ってた。必死で何か探してる様子。探し方も一人別方向にいけるのはいいな。トッキュウはホントひたすら記憶手繰りながら列車の進路に任せるしかないんだろうか。
 今回は珀天大学前というところに着いたことでヒカリの記憶が刺激されました。「何で降りたんだ?」って普段はスルーする駅もやっぱいっぱいあるんだな…。時間があるなら毎回降りていろいろ調べた方がいいんじゃ。しかし大学生を見て「何か大人って感じ」という感想抱くのが何かいいな。小学生から見たらホントそうだよな…。
 で、思い出した教育実習生のさくら先生を探すみんな。何かホント…ライトたちの町が消えたのって最近のことなんだな…。既にわかっちゃいるけど不思議な感じです。
 トカッチは女子大生にちょっとでれっとしてる。そうなのか。「違う、こっち」とカグラが示したのはシャドウ怪人。ちょっ、もっと大きな反応しようよ、それは!
 今回の怪人は人に0点つけて落ち込ませ、闇を集めてます。人間は点数社会に支配されてるからとか、なんかちょっと古いノリがいいな。点数つけるって言うとどうしてもライブマン思い出すせいかもしれないけど。0点は、その人が気にしてることに対してつけるんだろうか。最初は自信持ってることに対してかと思ったけど…まあある意味一緒か。女子力0と言われていきなりスッピンジャージにさせられる女子大生。「女として0点だったのー」と落ち込みますが、姿変えられてると、単に0点にされたって感じだなぁ。トカッチは眼鏡破壊されました。「やっぱり眼鏡ない方がいいんだ…」って自信持ってるのか持ってないのかどっちなんだ。いや、怪人のせいでのこの反応なんだろうけど! っていうか眼鏡は視力矯正アイテムのはずですよね。え、お洒落だったの、あれ。

 一方その頃、ようやくさくら先生を見付けたヒカリ。大分雰囲気が違います。ヒカリ、よくわかったな。いやぁ、ああいうお姉さんが教育実習時にはきっちり真面目な格好してちゃんと先生やってるのとかちょっと燃える。それにしてもヒカリは真っ直ぐだなぁ。さくら先生、何かいきなりイケメンに口説かれてる感じだよね、これ。知り合い? って感じでぎこちなく笑顔見せるのいいな。いやぁさくら先生…何か凄く…可愛かった…。
 昴ヶ浜、については覚えてませんでした。スマホいじってるのは何してるのかと思えば昴ヶ浜調べてた…! いちいちリアルだないろいろ。それにしてもそれに関した記憶全部なくなるって教育実習はどうなってるんだろう。なかったことになってたら単位の問題もあるし、空白の期間が長いし、別の記憶が入ってるんだろうか…。っていうか消えた町に家族や恋人が居た人たちってどうなってるんだ…。
 ただでさえ姿が違うので記憶を刺激するのも難しいんですよね。とりあえず今出来ることは怪人を倒すこと、ということで向かいます。ヒカリはまだちょっと気になるのか先生とのやりとり。しかし「さくら先生に0点なんかつけさせるか」とか「100点あげますから」とか、何も知らなきゃ変な子だよなやっぱ。っていうか小学生の言動としてもどうなんだろう。
 さくら先生が教育実習で見付けた夢は、まあお約束の教師。「人の大切な夢まで忘れさせてしまう」とヒカリが怒ってますが、ホント…こういものまで奪ってしまうんだあの闇って…。
 あ、この間に他4人はピンチです。0点つけられた末、トッキュウ0号に。そこの数字で落ち込まれると普段は2点とか3点ってことじゃないのか。「0点なんて初めてだから」で落ち込むミオが優等生っぽくていいなー。この流れならライトは気にしないんじゃないかと思ったらやっぱり気にしなかった。でも-100点だと落ち込むのかよ! 劣等生だからってどこまで下でも気にしないわけじゃないんだな…。
 結局ヒカリ一人で決めることになりました。協力武器出してきても「どうぞどうぞ」でやる気ないのはひどいな…! やっぱ支えがないとぶっ飛んじゃうんだね、あの武器。ヒカリ、頑張った…。
 このあとはアキラもやってきてロボ戦。アキラはホント…何を約束したのかなぁシュバルツと…。
 最後は普通に敵を撃破し「これでもおれたちは0点か」「100点です」最後に認めた感じになって何かかっこ良いじゃないか敵が。

 さくら先生も無事夢を取り戻しました。記憶は戻らなくても、まあ何か刺激されたってことか。格好まで地味にしちゃわなくても! あのギャップが良かったのに。いや、可愛いですけどね。
 ところで今回の車掌さんは何かのモノマネでもやってるんでしょうか。何だかわからないからどう受け取ればいいかわからない。


第37話「理不尽クイズ」

 ワゴンさんの持ってきた焼肉弁当と幕の内弁当。それぞれの理由でとっとと選ぶ女性陣と、両方取っちゃうライトと、2つを無視してサンドイッチ持っていくヒカリ。そして選べないトカッチ、というのがもうみんなわかりやすくって素晴らしい。トカッチはやっぱこうだよなーと思ってたら優柔不断と言われて驚いてるのにびっくりです。自覚なかったのか。優柔不断、については下に説明文流れてるんですがその間も台詞のやりとり続いてたのであんまり見てなかったら、最後に例文が「トカッチは──」になってて笑った。でも子どもに通じないよなーこれ。
 今回はアキラくんが闇に支配されてる町を見付けたのでそちらに向かいます。「アキラが一緒に来るの珍しいな」って、そもそも何で来ないことが多いのかがよくわからないんですけどね! そして昴ヶ浜ではないと知って「戻るぞ」「ここはあとでも解放出来る」とか言い出すアキラ。何となくアキラの状況はわかるだけに、いろいろはらはらする。「本気で言ってるのか」とかライトがマジな顔するし!
 まあ話し合う間もなく敵の登場です。ナイトらしいです。「ライト?」とか言われて突っ込んでますが、正直ライトって聞こえる…。見た目で、まあナイトなんだろうとは思うけど。持ってる武器だか移動道具だかはジャスタウェイというらしいです。どっかで聞いたことあるな。…と思って調べて出てきた事実に笑った。

 戦闘の方は、時間制限のあることを知ってる敵が逃げ回り苦戦。烈車を渡すのが遅れたトカッチの迷いが…まあ正直わかるけど! 迷ってる間に攻撃されて、助けに入ったアキラと共に吹っ飛ばされることに。
 ここで自分の優柔不断さを嘆くトカッチ。「とっさの判断が出来ない」とか「どうせぼくは決断出来ない男なんだ」とか、膝抱えてぼやいてます。ちょっと可愛い。
 そしてアキラがついにシュバルツとかわした約束の回想…「我が軍門にくだれ」か。ああ、やっぱりそういうことなのね。まあそれ以外ないよなぁ、やっぱ。でもあの後も自由に動いてるけど、と思ったら「時が来たら」なのね。いつ呼び出されるかわからないから焦ってたのか。
 まずはトッキュウジャーの町を優先しようとする思いは燃えるなぁ。ここで結局「わかった。この町を解放しよう」となったのも、トッキュウジャーの思いを優先したからだろうし。アキラかっこいい。
 そしてここでトカッチに対し「そのときが来たら必ず決断をくだすと、おれに約束しろ」です。いつかの決断をトカッチに委ねるのか…! 「よくわかんないけど、アキラくんがそこまで言うなら」ってそれはあっさり受けちゃうのかトカッチ。具体的な事情わからない方が受けられる部分はあるよな…。指切りとか、ホントトッキュウジャーだから堂々と出来る行為…。

 一方トカッチたちと合流しようと動き出したライトたち。いきなり分かれ道で問題を出されます。片方は爆弾、片方は銃弾、どっちかを選べと。理不尽クイズってそういうことかよ…! トカッチ側は恐竜と毒蛇です。どっちも進めないなら引き返して別の道行っちゃいけないんだろうか…いや、すぐ問題出されちゃうのかもしれないけど。
 このクイズから「どんなに理不尽な選択だとしても、決断をくださねばならない」と繋げてくるかー。トカッチは仲間の元へ行けと一人で戦い始めるアキラ。一旦走り出して止まった背中にちょっとどきどきする。結局アキラの方を助けに来ました。「何かのために何かを犠牲にしたくない」「ぼくはそんな決断をしないって決断したんだ」うわぁ…何だこれ、何だこの展開…! こんな熱い話になると思わなかった。
 あ、仲間の方は無理矢理爆弾突っ切って駆けつけてました。「ホントに熱かったんだから!」…まあ、それで済むなら…。銃弾よりはマシだと思ったんだろうか、直撃受けなきゃ爆風の中走り抜けるのはよくあることだしね…!
 そして敵を倒す方法は30秒以内に全員で、でした。うん、そっちの方がいいんじゃないかとはちょっと思ってた。特に速い敵なので逃げ場をなくして追いつめてトドメというやり方もいい。牧場に帰れ、で飛ばされたジャスタウェイの表現だけは何事かと思いましたが。

 最後はみんなに謝ってるアキラくん。「町を救おうとしなかった」ことをちゃんと…。ミオたちも何かおかしいことには気付いてたし、気持ち良い仲間だなやっぱ。トカッチとアキラの約束は残りましたが…どうなるのかな、そのとき…ああ、気付けばあともう10話ぐらいなのか…。


第38話「映画つくろう」

 好きな映画ジャンルの話で盛り上がるトッキュウジャー。みんな見事にバラバラです。さすがに個性が分かれるなぁ。ワゴンさんのホラーが一番意外だ。見に行く映画を決めようって話だったんですかね。みんなわいわいしてる中、一人で盛り上がってるヒカリが何か面白い。
 で、今回は映画撮影所がある駅ということで早速向かう5人。普通に入ろうとしてるのをトカッチが止めてます。良かった、勝手に入って騒ぎにならなくて…。明らかに守衛さんが見えてるから怖い! それよりも飛び出てきたシャドウ怪人が問題です。一瞬映画の撮影かと思いますね、この展開。トッキュウジャーが一瞬止まってたのもそういうことなんでしょうか。まあ図としてはシュール。追いかけて戦闘開始です。「歴史を揺るがす大スペクタクル」とかで変な空間に巻き込まれてます。なんか凄いこと起こってるけどトッキュウジャーが小さくてよくわかんないな! 「多分幻」「でも凄い臨場感」が映画っぽくていい。ハイパーレッシャー出したところで、そういうのはクライマックス前にとっとかないと、とか言われたのは笑った。こういう話で出る微妙なメタ感は面白い。
 敵さんはこれでとっとと逃走したため、追われてた映画プロデューサーの方に食いつくみんな。普通に見学に連れてってくれました。トッキュウが子どもだとわかってるのでまあ微笑ましく見れるけど、そうじゃなかったらいろいろひどいですね行動が。このあとのカグラ監督も…さすがに悪ふざけが過ぎる、と思っちゃうもんなぁ。カグラはカグラなりに真剣で真面目だったんでしょうが。あとでフィルム怪人に対して「映画ってのは」で涙目で力説してるときになってようやく気付いたけどね! やっぱりあれはひどい。あれをちゃんとやりきろうとした役者さんの役者魂には燃えた。普通に監督として扱うプロデューサーの方にイラつけばいいのかあれは。いや、いちいち突っ込んでたらキリない話なんだけど!
 初っ端の「カルボナーラファミリーが」あたりから笑っちゃったしね…!
 今回は役者として呼び出されてるアキラくん。よくわからないし、明らかに嫌々なのにちゃんと真面目にやりきるんだなホント…。アキラに衣装着せるために台に乗ってるカグラは何か可愛かった。あれだけ台積み重ねないと届かないんだな…!
 一方カグラが変な方向に奮闘してる中、一人真面目に事件を追ってるヒカリ。けん玉探偵になって謎解きを始めました。あの格好もあの台詞もやらされてるわけでも、流れ上そうする方が良かったわけでもなく、ホントにただの趣味でやったんですかヒカリ…! 「守衛さんに聞いた」で全部片付いてるので凄いのは守衛さん、みたいな流れだけど、いやこれは完全に解決したのはヒカリじゃないか…っていうか消えた人たちが普通に部屋の中で縛られてるよ…。プロデューサーさんが唯一怪人から逃げ出せた人だったのか。

 敵を見付けたことで再び戦闘開始。巻き付いてくるフィルムをしっかり弾いて「こんな攻撃、一度見れば十分だ」ってヒカリかっこいい。と思ってたら周りの奴らがしっかりやられてるのに笑ってしまった。「効いてんじゃねぇか」って突っ込まれちゃったよ…!
 大スペクタクルの方では普通に一人抜け出てるカグラ。特に理由はないのか。最後にみんなで囲んでるのも怖いな。こういう5人がかりが強調されるシーンではたまに思うけど。あ、アキラは戦闘ではほとんど縛られてる状態でした。今回ホントに何しに来た、になっちゃってるな。
 トドメは連結バズーカ。ハイパーは必要ないときたか。まあ弱かったみたいです。そろそろそっちの玩具も出さないとね…!
 ロボ戦ではホラーの世界とかもやってましたが、ヒカリの「あんまり怖くない」の一言であっさり破られた…んでしょうか。どうにも今回解決法がよくわかんないな。あと「あんまり」って少しは怖かったのかヒカリ。
 今回はまあ完全なギャグ回ですね。次回から…展開していきそうだなぁ。


第39話「終わりの始まり」

 クリスマス準備が始まる列車内。もうそんな時期なんですね。「最近はシャドウラインも大人しいし」でびっくりしましたが、この時期は敵の力が一番弱まる時期だそうです。結局人間たちのイマジネーションに負けるのかー。人間がわくわく何か想像してると敵が弱まるっていいな。しかし決戦間近のこの時期に敵が弱体化ってのも珍しいな。
 そしてこの時期を狙って動き出したのがシュバルツ。彼らは闇減りのときと呼んでるんですね。シュバルツの力も落ちないのかな。それより皇帝側が深刻なのか。そういやアキラは闇とかなくても大丈夫なのかなぁ。皇帝側はグリッダが何か出てきてるぐらい弱ってるっぽいですが。
 「おれの死に場所はここじゃなかった」と考えながらシュバルツと去って行くアキラ。ずっと突っ込みどころだった死に場所発言だけど、つまり居場所って意味だったんだろうか…骨をうずめる場所、みたいな言い方にしたら物凄く印象が変わってくるよな…。
 ちょうど電話したときに通信切られたことでアキラの異変に気付いたトッキュウジャー。列車内には「ドリルレッシャーでシャドウタウンをさがすほうほう」とか残されてました。ちゃんといなくなったときのこと考えて作ってたんですね…何だこの切なさ。そして平仮名だらけなのはトッキュウ向けなのかアキラも漢字わからないのかどっちなんだろう。

 で、今回の敵は再生怪人です。どうしよう、どれも見事に覚えてない。「最初に倒した奴じゃない?」とか触れてくれてるけど。トッキュウは幹部の印象が強烈なせいか雑魚怪人にあまり印象ないなぁ。
 再生怪人を作ってるのは墓場シャドウ。「やつは闇を無駄に使うしか脳のない奴だぞ」シャドウにもホントいろいろいますね。それのせいで閉じ込められてたようです。こういう能力が生まれ持ったものなら可哀想だな…! 雑魚怪人でもちゃんと闇生み出すために動いてりゃ役に立つ気もしますが、トッキュウと戦ってまさに無駄使い。しかも前より弱いとか。城の闇を使ってるようで、闇減りが益々深刻なことに。「陛下のおそばを離れるな」とか言われてるネロ。こういう関係はいいなぁ。娘を取り戻すために裏切りに向かうノアも。敵側の動きも益々面白い。
 一方、わいてくる怪人たちを倒しながら、その怪人を見ていろいろアキラ関連を思い出してるトッキュウジャー。「いつも一緒だったわけじゃない」「距離を置いてたとも言えるかも」最近の6人目としては珍しいぐらい距離置いてたよなアキラ…。「いつも近くに居て守ってくれてた」という言葉がしっくりくる6人目ってのもいいよなぁと改めて思う。消えたあとだけど…!
 ロボ戦まで終わらせても、いまいち盛り上がれないトッキュウジャー。まずはアキラを探しに行くことに。いきなりシュバルツに向かってますが。一応ドリルレッシャーのこともあってシュバルツ絡みかとは思ったんですかね。ピンポイントで見付けられたのか偶然見つけたので聞いただけなのか。
 しかしアキラ連れてったら、そりゃトッキュウがやってくるよなぁ。その辺どう考えてたんだシュバルツ。結局トッキュウの足止めにやってきたアキラ。そもそもはこれが狙いなんだろうか。
 さて、どうなるのかなこれ…。なんか予告で凄いシーン見えてるけど!


第40話「誰があいつで あいつが誰で」

 アキラVSトッキュウジャー開始。割と普通に戦闘になったなぁ。「シュバルツと取引でもした?」とか、結構状況を的確に把握してるトッキュウジャーいいな。アキラはアキラで「シュバルツの狙いは皇帝ゼットだ。お前たちに損はない」と。ホント理屈の上ではそうだよな…っていうかそれでいうならホントシュバルツとも全員で共闘すればいい話なんだけどな…闇減りの時期はやっぱりクライナーの力も落ちるみたいだし…でもそうはいかないんだよなぁ。
 帰ってから落ち込んでるみんな。アキラはトッキュウジャーたちの気持ちが本気でわかってないんじゃないかと。やっぱりそうなのかね。でもいざこうなったら止めにくるとは思ってたからトカッチと約束したんじゃないのかな。違うのかな…。仲間を思う気持ちも「当然じゃないんだよ。シャドウだったアキラくんには」と。こういうところで根本から生まれが違う部分は意識させられるんだなぁ。シャドウ側の仲間意識って正直よくわかんないけど。これに「気持ちなんて説明のしようがない」とミオ。これはわからせるの確かに大変…と思ったけど「何が何でもアキラを取り戻す。それが一番の説明だよね」でした。今回はライトにほっとさせられるな…。
 シュバルツたちはその間にとっとと皇帝のところ乗り込んでます。あんな正面突破なのか。結局何かアキラが連れていかれることに。
 そしてトッキュウジャーの目の前で転がるトッキュウ6号…。これ…こういう展開にするなら予告で皇帝変身のネタバレするなよ…! 変身解いたら皇帝、という驚きの展開が驚けないよ…!
 皇帝の変身を「そういえば6号ってチケットくんでも変身できるぐらいだったわ」で済まされたのはちょっと笑ってしまった。
 しかし城よりもここの方がマシだ、で乗っちゃう皇帝も凄いな。「避難所にされちゃ大迷惑ですよ」これだけ堂々と突っ込めるのも凄いな! 逃げてるけど。
 ここで出てきたのはグリッタ。「私を陛下から離したらきっと恐ろしいことが起こる」というのが逃げない理由でした。シャドウにとっても人間にとっても、と言われるとトッキュウも放っておけませんね。背中合わせになってる皇帝とグリッタいいなぁ。相変わらずここの展開は何か熱い。あとシュバルツがホント全力でグリッタ追ってるので、とりあえず会って話しようよ…とか思ってしまう。伝言は託されましたが。
 トッキュウジャーがシュバルツたちのところへ行ったとこで他敵幹部たちもやってきて大混乱です。この時期になるといろんな玩具出してくるな、と思ってしまう。
 そして何か敵さんにとってまずい状況になったところで出てきたキャッスルターミナル。よくわからないけど終盤展開だなーと思ってたら「嘘、あれって」「おれたちの…秘密基地」って、ええええ。そこがそうつながるの…! いやぁびっくりした。ホント…終盤に向かってる…。


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