烈車戦隊トッキュウジャー感想 (41話〜47話)


第41話「クリスマス大決戦」

 目の前に見える自分たちの町。ということで呆然としてる間にいきなり烈車に戻されるトッキュウジャー。え、そうくるの。いや、すぐに戻りましたが。ここで引くわけにいきませんよね。街の上の謎の城についてはグリッタから解説がありました。ホント…目的地がこんなところに…。
 グリッタの言葉はシュバルツに伝えますが、こっちも引きません。凄く直球できちんとした説明はしたけど、なぁ…。これはグリッタから直接言われても駄目だったかな。
 グリッタの方は烈車降りたところで侯爵たちと遭遇。っていうか待ち構えてたんだろうか。侯爵側はグリッタが邪魔ですが、ここでグリッタ殺したら皇帝も死ぬのかな。グリッタが前に出てきてても、中に居るの皇帝だよね。皇帝のために皇帝に武器向ける男爵はちょっといい。「てめえらまでおれに刃向う気か」ある意味切ないな、これも。敵側のいろんな思惑やすれ違いが面白い。
 アキラくんも皇帝に向かいますが、6号に変身した皇帝に苦戦。飛び込んできたのがライトでした。「てめえは今おれを守るんじゃねぇのか」ちょっとそうだったっけ、と思ってしまった。何かもうよくわからない。「トッキュウ6号はアキラだ。お前がそれを使うな」ということですが、その前にそもそもアキラを攻撃してるんだから、まあ止めるよな。そして更に飛び込んできたのはシュバルツ。物凄い猛攻です。いいな、この息もつかせぬ感じ。とはいえやっぱり勝てないよなぁと思ってたら「勝つ必要はない」「いまだ!」ってノア夫人…! 完全に忘れてたので不意突かれました、あああそうだ彼女が居た…!
 これでグリッタが完全解放。皇帝にも結構ダメージはきた…のかな。膝ついて「やってくれたぜ」「気に入った」とか、今度はノア夫人取り込むんだろうかとちょっと思った。普通にやられましたが。ノア夫人が娘取り戻して嬉しそうなのがまた…。「わたくしを消すのも遅かったですわよ」何だろう、なんか最高にかっこいいな。ノア夫人はまさかのここで脱落かぁ…と思ってたら更にシュバルツも! 「私は貴様に勝てなかったが、貴様も私に勝てなかったな」とか言って散るとか、こっちも凄いな。ここで幹部2人まとめて倒れるのは予想外だった。2人して満足げに死にやがって…! 「私はきらきらを手に入れた」とか…! 皇帝どんな気分なんだろう。って言うか物凄いグリッタ争奪戦だったな…素晴らしいヒロイン位置。
 しかしそもそも皇帝と離れたらまずいと考えてたグリッタ、これはどうなるんだ…何か「闇が止まらねぇ」とか暴走してる感じだけど。
 町は結局再び沈みました。えええ、さすがにこのまま敵一直線にするにはまだ早いか…。
 物凄い闇を出してる皇帝にアキラが飛び込むのでびっくりしましたが、何か普通に生きてる上に平気そうでした。ここちょっと展開早すぎないかな、アキラが死んだかも…って思わせる時間短すぎないかな! 一瞬ついていけなかった。まあ見てる側としてここでアキラが死ぬわけないと思っちゃってるからでしょうが…ライトたちからしたら完全にそう見えるよな…うん…。
 町が沈んだことで泣いてると思ったアキラと、アキラが無事なのが何よりのライトたちのすれ違いははっきり言葉にされて、ちゃんとアキラも理解した感じですかね。この辺は丁寧でいいな。「アキラくん、もう居なくならないで」が何か凄く子どもっぽくて可愛かった。
 「おれは多分今、物凄く嬉しい」天然ボケでずれた雰囲気だったけど、人間の感情をいまいち理解してないモンスター位置だったんだよなアキラは…。

 この後はクリスマス決戦。ロボ4体で名乗りです。お約束のロボ大集合だけど、何か、何か凄くとってつけた感が…! いや、いいけど。トッキュウのロボも何か覚えられなかったなぁ。
 最後はクリスマスらしくお祝い…と思ったら最初がしんみりムードでちょっとびっくりした。まああとでちゃんとはしゃいでますが。サンタトナカイコスプレのあとのケーキ、雪だるま、ツリーは笑った。いろんなコスプレがあるな。トナカイヒカリが何か妙にかっこよく見えた…。
 次回は…ちょっと一息…かな?


第42話「君に届く言葉」

 年末大掃除。列車内には闇がこびりついてるらしいです。怖いな。でも掃除で拭き取れるのか。闇ってなんなんだ。
 掃除は車掌たちだけで、ライトたちは忘年会のようです。あら優しい…ってそういえばそういう状況でしたね、すげぇ沈んでるよライトたち…! 楽しい席を用意されてる分きついなこれは。アキラは相変わらずのテンションですが、一生懸命なんだよな彼もホント…。「車掌から一曲歌って盛り上げろと」言われたとのことでようやく空気変わるのかと思ったら、ライトからは「それよりどうだった」でやっぱそれどころじゃないか…。強制的に歌を始めようとするアキラでしたが、やっぱり止められました。結局飛び出すみんな。一応調査が終わるまで待てみたいな感じのことは言われてたんだろうか。っていうかポイントって移動するんだ。
 消える前に乗り込もうとするライトたち。さすがに今回は生身じゃ無理だということで止めるアキラですが、止まんないよなぁ…。どうするのかと思えばミオの言葉。おお。「ここで慌てて失敗したら、今までの旅が無駄になる」と。ここでこの言葉言えるのがミオさんだよなー。さすが。と思ってたら今回はそこに突っ込む話。あ、ライトは止まりました。これに「ごめん」だったから、それでも行くって言い出さないかはらはらしたよ! 「だよな」とか言ってくれてほっとした。

 烈車に戻ったあとはイマジネーションレターセットなるもので街への思いというか家族への思いというか、そんなのを書いて届けることにしたようです。トッキュウジャーになったこと、乗っている烈車のことを振り返るライトたち。…あ、今回総集編か! 何か懐かしい映像だなー。
 みんなが振り返ってる間にトカッチは単独でミオ呼び出し。何かおにぎり握ってました。お父さんのおにぎり再現か。どういう思い出かと思ったら。何か弁当交換でもしたのかと思ったよ。
 そして伝えたかったことを話すトカッチ。自分のこと後回しにばっかりしないでとか結構直球。「偉いけど、偉くない」とか、ホント…トッキュウジャーの子どもっぽい言い回しは凄く切なくなる。この後「会いたい、お父さんに会いたい」と泣くミオの子どもっぽさが一番くるな。可愛いけど。一番子どもっぽくないもんなーミオ。
 手紙を送ったあとも結局自分のせいで手紙あんまり書けなかったこと謝るとか、大人だ…。そしてトカッチもまた他人を優先したことについて、何だ同じかよと思ったら「我慢するんじゃなくて、ホントに誰かのことが一番になる」か。そうか、ミオさんのは我慢だから…。ここでグレッタたちの回想絡めてくるのかよ…!
 そしてそのまま「それって好きってこと?」と繋げたミオさん。わあ。お互い赤くなって大慌ての様子が可愛い。いや何かもう…ミオさん可愛い…。
 ミオさんは言ったあと言葉の意味に気付いたんでしょうか。少しは意識するのかなトカッチのこと!

 あ、今回主題歌の人が出てましたね。元々俳優さんだと聞いてたのでいつか出るかと思ってたけど、普通にゲスト歌手程度の出方か…何かもう意味わかんないし! しかしまああれだ…トッキュウジャーは知らない部分でいろいろな人に支えられてるんだな…うん。

 そしてついに来期戦隊の予告が入りましたね。忍者というのは聞いてました、名前がどんどん愉快なことになるな! 予告で特にインパクトある部分はなかったけど、さてどんな戦隊かなー。


第43話「開かない扉」

 闇が深くなってる皇帝。また斬られないかとネロが怖がってます。そりゃそうですね。でも本気だったらあの一撃で死んでるという言葉にも「それは確かに」で納得。それもまあそうですね。いいのかそれで。相変わらずキラキラを欲しがる皇帝に、侯爵からお話が。そろそろいろいろ解き明かされそうだなぁ。
 トッキュウ側では夢見てるカグラ。家に帰ったら大人の自分に気付いてくれないという、まあ懸念部分を直球で突きつけてくる夢でした。これは…これはホントに絶望だよな…。それでもいいとか絶対思えないな私なら…。
 そして今回の敵さんにヒカリと共に家に閉じ込められるカグラ。この辺夢とリンクしてるようであまり関係ない気もしますが、それより2人がやばい状況になったときのライトが何か怖いことに。え、えええ…。
 タイムリミットを伝えられて飛び出すライトに、ミオたちも首傾げてますが、ライトの態度が何かおかしいのはともかくミオたちも落ち着いてる場合じゃないだろ…! っていうか敵さんが5分経ったら家燃やすってこと言いたかったのが何かよくわからなかった。急げば5分で着くけど、その頃にはもう燃え尽きてるかもなーって状況なのかと。そして結局5分待たない敵さん。まあ敵の言うことだしな…しかしそれにしても何かもたもたし過ぎじゃないか。今回いろいろ説明不足のような。結局ヒカリたちは自力で脱出してました。けん玉の糸伸ばしてたけど、短い糸大量に持ってるのとか何なんだ。補修用なのか。
 ここで、ヒカリたちの脱出を知らず燃え尽きた家に絶望するライトたち…ここでライトから出てたのは…闇、ですよね…? このあとは普通にいつも通りのテンションでロボ戦始まりましたが、やっぱり最初の時点で関わってるのかなぁあの辺。
 ロボ戦は、敵味方揃って家の中に閉じ込められるという展開。家の中で戦うロボって新鮮だな…。途中突然甲冑が動き出して戦ってましたが、なんだったんだあれは。まあ戦闘は普通に勝利。
 そういやあと何話なんだ…。ニンニンジャー何日からかなー。忍装束わくわくする。こっちも楽しみです。


第44話「昴ヶ浜へ」

 「また闇がこびりついてる」ってホント煤みたいだな闇。ライトの闇について、アキラは観察しつつも突っ込んではきませんでしたが、総裁は直球でした。闇クリーナーって。凄いな。そしてここで普通にライトから溢れる闇…そんなはっきりしたものだったんだなぁ。
 ライトが闇に触れたときを思い返したとき、第1話でクライナーに居たライトに繋がってはっとした。あああ、あれがそんな風に結びついてくるのか…! なるほどなー。
 ここでグリッタから連絡が来たことで、昴ヶ浜へ乗り込む手段を得られることになりましたが、ライトは置いていくとのヒカリ。確かにこの状況じゃ怖いけど、よりよってボス戦でかよ…! とは思った。「たまにはぼくたちの言うこと聞いてよ」で無理矢理縛り上げたよ…! いや、うん、心配なのはわかるけど…今回はちょっとライト可哀想だと思ってしまった。このあと車掌たちが「彼らはこのために旅をしてきたのですから」とか言ってるし。ホント、最後の目的地に置いて行かれるのはちょっと…!
 変身の指示はヒカリが出して、やっぱり仕切るのはヒカリかなと思ったら出発合図はトカッチなのか。まあ烈車の順番的なのもあるのかな。アキラがハイパーモードになってびっくりしました。アキラが持ってたのかあれ。
 何か久々の気のする乗り換えで戦闘開始。というところに現れるライト! おお、来た! 良かった! というのが素直な感想。って、どうやって解いたんだ、あの縄! すげえな! そこは特に理由ないのか! いや、あるかもしれないけど。
 突入した烈車を眺めて「ライトか」とか言ってた皇帝に、いやライト居ないよとか思っちゃったけど居たのか! 皇帝はちゃんとわかってたのかなあれ。

 あ、今回トッキュウジャーはグリッタの作戦で動いてます。「もう誰かが消えるのを見たくない」かー。復讐とか敵討ちとかグリッタが言い出しても違和感あるもんなやっぱ。そしてグリッタのことはやっぱり普通に受け入れられるんだなみんな。信じられる、よなぁ彼女は。
 グリッタの作戦はキャッスルタウンを沈めて、まあ全部元に戻すってことかな。ノア夫人たちは予想外だったのか。グリッタが来るはずと待ち受けてるのに来なくて肩すかし食らってる感じがちょっと面白い。
 一方ライトと皇帝の因縁についてもそろそろ明かされそうな感じです。お互いあの町でそれぞれの闇と光に触れた感じですが、お互い何も覚えてないと。何か対峙しながら2人して途方に暮れてるみたいに見える。どうするんだろうと思ってたら変身しようとしたライトからいきなり溢れ出す闇。って黒くなった…! 闇落ちとして黒くなるのはよくあるけど、全部黒くなったら普通にそういう戦士にしか見えないな。ああ、終わりが近づいてるなぁ…。


第45話「君が去ったホーム」

 「まるでおれじゃねぇか」「誰がそんなもん見てえと言った」黒いトッキュウジャーになったライトVS皇帝。一応普通に戦うんですね。っていうか黒くなってるだけでライトはライトなのか…。皇帝はキラキラじゃないのが不満なようですが。何かちょっとキラキラはしてるよね、あの黒。
 グリッタ側は無事に城を動かし、昴が浜が戻りました。ライトの状況の方に気を取られてて、一瞬4人が嬉しそうな顔してる意味がわからなかった…そうだ、今はついに戻ったって状況だ…。そういえばこれは闇に飲まれた時点から時間が再開してるんでしょうか、季節どうなってるんだ。
 祭りの夜のお母さんは「また秘密基地行っちゃったのかなぁライト」のあと「…って誰?」でした。うわあああ…。そうか、こうなるのか…。
 ライトVS皇帝の方はこのあとトッキュウジャーとシャドウたちに目撃され、結局シャドウが皇帝回収していったことで終了。何か普通に出てきたな幹部。
 ライトの方はゼットの闇が溢れてるのでアキラが回収。やっぱ触っちゃまずいんだよね、あれ。
 状況が説明されますが、闇に飲まれつつある中、皇帝と接触してしまったのが結局2人がこうなった原因? 闇から伸びてくる手は普通に怖いな。
 ライトだけじゃなく皇帝側にも影響及ぼしてるのは何か凄いよなぁ。「2人とも相入れないものを抱えてしまった」が何かちょっと切なく感じる。

 一方シャドウ側ではグリッタのもとへ向かう皇帝。「陛下がただ」「お気の毒としか」とか、グリッタは結構言うな。本心だし、優しい気持ちから出てるのはわかるけど!  「人のキラキラは陛下のものにはなりません」とか正しいことを突きつけてる感じですが、皇帝は「かもな」とか、わかってるんだよな…。このあと剣を構えた皇帝とグリッタの悲鳴…を聞く男爵たち…と、ええとまあ、グリッタが皇帝に切り捨てられた、という場面ですね実際こういう表現されると…違うかなぁやっぱり。ともかくこれで城は再び地上に向かうことに。地上を闇で覆うという当初の目的をようやくボスが実行しようとするのか…この段階で…。
 っていうかこの浮上でグリッタ失敗したんだ、と言ってたトッキュウですが、あれって敵のまっただ中にグリッタだけ残していく作戦ですよね…グリッタがあの城の中でどうなるか考えなかったんだろうか…ある程度操作したら脱出できるはずだったんだろうか…。
 なんだかんだ同じシャドウなら殺されることはないとか考えてたのかなぁ…。

 トッキュウ側は昴が浜の海岸でのんびりしてました。戻ったといっても大人の姿じゃ家に帰れず…とりあえず楽しくしてるけどこれもなかなかきつい場面ですね。先を考えないようにしてるのかな。
 そこへ遅れてやってきたライトがみんなのパスを回収。これの前に、トカッチたちが子供に戻れる可能性は残ってるのかな、とか聞いてたから…展開の予想がつきすぎる…。
 ヒカリはさすがに怪しんだのかパスを渡そうとしませんが、シャドウ側のニュースが入った隙に取られ、ライトは一人列車に乗り込むことに。ワゴンさんたちにもすでに話は通してあるんですね…。
 レインボーラインにいる間、トカッチたちのことは誰も覚えてなかったようですが、パスを燃やしてトッキュウジャーの記憶が消えることで全て戻ると…。
 「みんなは子どもに戻れるって」「良かったな」そんな…ものすごい泣きそうな顔で言われても…! 「おまえたちだけでも戻って欲しいんだ」の気持ちは多少わからなくもないですが、正真正銘これからライトが本当に一人になる…これから先も…ってことですよね。何だこれ、泣きそうだ。前回ライトを置いて行ったときは、それでもまだ終わればまた会える状況だったけどこれは…。
 必死で追いかけるトカッチたちですが、やがて子ども二戻り記憶も消え、日常に…。正直これが最終回だったら、このまま終わっても不思議じゃない気もしましたが、まあこれからまた合流しますよね、しかし一度トカッチたちだけ全て忘れてお別れとかホントなんだこの状況…。
 アキラは一応トカッチたちを見送ったあと秘密基地で何かしてたんでしょうか。アキラは合流予定でしたが、ライトはとっとと一人で飛び出してます。変身はやっぱり黒くなるのか。
 一人シャドウに立ち向かうライトで以下次回。勝利のイマジネーションが見えないか…だよなぁ…。


第46話「最後の行き先」

 「地上のきらきらも全部潰す」「世界は真っ暗でちょうどいい」「きらきらの欠片一つ残さねえ」とついにこっち方向に本気出したゼットの闇はやっぱりすごいんですね。ライトの闇も強まってる感じですが、「所詮は人間、闇の重さに耐えられるはずもない」と、侯爵たち弾き飛ばしたものの、きつそうなライト。性格は相変わらず真っ直ぐで世界救うために向かってるんですが、闇って特にそういう部分に影響はしないのかな。結局何なのかなぁ闇の力って。心も体もどんどん重くなる、とは言ってましたが。勝利のイマジネーションが見えないって部分は闇の影響かなやっぱ。希望が閉ざされちゃうのかな…。
 この戦闘は、とりあえずピンチのところでアキラが現れて一旦退却。え、帰っちゃうの、とは思った。ここまで来て引くとは思わなかった。まだチャンスはあるからなんでしょうが。車掌さんたちも出動の覚悟決めますが、次の戦闘時にはゼットに思い切り列車ひっくり返されてます。強ぇ…。まああれで何とかなるなら最初から列車で向かってろって感じになりますが。でも車掌さんの言葉的に、単に車掌さんたちだけだとイマジネーション足りないってのが大きいんだろうか。トッキュウジャー乗り込んで列車でゼットに突進はありなんだろうか…。
 しかしどちらにせよトカッチたちは居ない、という状況。戦ってるアキラやライトたちの映像見ながら、ホント早く来てくれトカッチたち…と思ってました。これは辛い。あ、途中でゼットがグリッタのことに触れましたね。「グリッタは最後まできらきらだった」とか、何かもう! グリッタに対していろいろ思うところはあるよなぁ皇帝…。グリッタは強い子ですよねホント。最期(?)までというところに反応するライトですが、やっぱりトッキュウたちはグリッタが殺されはしないだろうと思ってたのかな…グリッタがそういう感じに言いくるめちゃったのかな…。グリッタは結局あれでやられたってことでいいのかなぁ…。もう最終回だし、最後まできらきらを失わなかったことを伝えられたらもう役目果たした感じするな…。

 一方町で平和に過ごしてるトカッチたちですが。用意したチョコが一個多いという、もうお約束の展開。どうにかなるだろうとは思っててもドキドキするな。どう思い出すのかと思ったらワゴンさんがアキラに託していた仕掛け。何かやってるなとは思ってたけど、大人姿の5人の写真かー。まあきっかけになるなら何でもいいのか。心当たりのない一人のことを考えていたとき浮かぶ少年ライト。「今日からここがおれたちの秘密基地だ」この瞬間ライトの名前呼ぶトカッチたちに…何かもう泣けた。本気で涙腺に来た。「おれたち、トッキュウジャーだった」子ども姿で思い出す4人に、改めて彼らが戦ってたんだよなと強く思う。子どもの頃だったらめっちゃ感情移入して燃えてたなぁ戦う子どもたち。今でも燃えますが! すぐにライトのところへ、と思う4人ですがパスがない。どうするのかと思ったら自分たちで書いた…! 車掌さんが「イマジネーション!」と叫んでて、ああ、そうだ、それさえあれば何だって出来るんだ…と改めて。行先が「ライト」ってのもいいなぁ。ライトのところへ、と思いを込める4人にまた泣ける…。良かった、やっぱ…そうでないと。
 再び大人姿になって列車に乗り込む4人。今回散々「トカッチくんたち」みたいに言われてて思ったけど、ホントやっぱ二番手なんだなトカッチ…。ライトが居なくなっても、ヒカリはあくまで参謀か。「出発進行!」をトカッチが言ってるのに何か燃える。

 というわけで向かう4人ですが、闇の方は再び広がり、また町が飲み込まれていく…。これを見せられるライトがきつい。「おれ、負けたのか」絶望の光景ですよね…。「もろいなぁ、きらきらは」「手に入らねぇくせにこんな簡単に消える」「つまらねぇ」しかしゼットはゼットで…何か救ってやる手段はないのかな、彼はもう倒されるしかないのかな…。
 次回で最終回。ああ、もうどう締められるんだホント…!


第47話「輝いているもの」

 最終回。ライトのところへみんなが駆けつけます。驚いてるライトを無言で連れてってチケット突きつける、かぁ。言葉が出なかったのかな。もっと最初からわめくかと思ってたから抑えてるのにびっくりした。思い出を、ライトを「忘れたくない」と順番に必死に語って「絶対5人で助け合うこと」とか声を揃えるのにもう…泣ける…。ライトの泣き方の子どもっぽさもいいな。彼らに子どもっぽい一生懸命さ、を見せられるだけでくるなぁホント。
 そして5人揃ったものの、さてどうやって闇から抜けようというところに見えた光はお母さんの作った灯篭…! うわぁ。こうくるか。お母さんだって完全には忘れてないんですよね。ここから光が繋がって光のレールで動き出す列車…! ゼットが「あれだ。おれが見たきらきらは」とか言い出すのも妙に感慨深い。彼の目的もここで繋がったというのがまた…。
 一方アキラはアキラで「また貴様の死に場所か」の男爵の台詞に「レインボーライン、おれの生きる場所だ」とか返してます。いつかそうなるだろうとは思ってたし、ようやく言ってくれた! って感じではあるけど、ちょっと流れ的に適当な感じがしてしまうな…今までの積み重ねの末なのはわかってるけど…! このあと列車が駆け抜けたあとの「虹だ」もなー。せめて雨でも降ってたら良かったのかな…ううん。いや、でもアキラもこの状況で繋がってくれてるのはいいですね。
 総裁が「必要なのはただ一つ」でイマジネーションだよなと思ってたら「夢と希望、創造と祈り」とか言い始めて、え、いっぱいあるのかと思ったら「その全てに通ずる」のがイマジネーションでした。なるほど。
 列車の体当たりで城は破壊されました。すげええ。ぶち抜きまくってる。ぼんやりしてた皇帝は、侯爵に助けられなかったらあのままはねられてたんだろうか。
 しかし皇帝は妙に嬉しそうですね。「やっぱりこうでなくちゃ、潰しがいがねぇ」潰しがいとかそういう方向だったのかなぁ。全員揃ってついに最後の決戦ですよ。名乗りをちゃんと言った…! ナレーションが名乗るという特殊な戦隊だったもんな…。アキラのポーズはやっぱりいろいろひどい。
 雑魚敵も出たけど、これは一撃。うん、もうそんなところで苦戦されても困る。しかしゼットVSライトに、男爵VSアキラと侯爵VS4人かー。侯爵にかけすぎだろ、とは思うけどまあバランス的にこうなるのか。次々と幹部を倒していくみんな。皇帝に対しては最後にレンケツバズーカにユウドブレイカーセット…! ちゃんとここは6人の力って感じがしますね。倒れて人間体に戻るゼット。ラスボスが人間体だとこのまま倒していいんだろうか…とはちょっと思ってしまう。普通に苦しそうで倒れそうなゼットでしたが、侯爵と男爵が支えて闇を分け与えると…そうきたか…。いきなりここで男爵だちがあっさりやられるよりは男爵たちの結末としては納得いくけど…! 「よせ、てめえら。この後に及んできらきらすんじゃねぇ」ああ、あれはきらきらなのか…彼らの関係性も良かったな…ゼットが凄く守られる存在だったのが新鮮だった…。「ああ、じゃあな」別れの言葉を言うゼットに何故か変な感動をした。
 これで2人の闇を吸い込みパワーアップしたゼット、ライト以外は飛ばされて変身解除されますが、ここでみんなの列車がライトの元に。乗り換えはやっぱ最後の力ですね…! 後半になるほど、やっぱりあまり使われなくはなってたけど、それでもしっかり引っ張ってきたよなぁこのネタは。次々と色を変えるライトに、このまま虹になりそうだなと思ってたらホントになった…! 「乗り継いでレインボー」ときたか! スーツまでは用意されてないようで何かきらきら光ってるだけですが、いや、その方がいいですね。みんなの力が合わさったパワーアップバージョンだとよくわかるよ…! ハイパー含めたらちゃんと7色、ではあるのか。
 これで皇帝は撃破。死ぬのか消えるのかと思ってたらグリッタが連れて行った…! 「闇は闇に返りましょう」「陛下の欲しかったきらきらは闇あってこそ」そういう結末か…。グリッタは結局「ゼットが消せなかった」の結末で良かったんですね。いや、演出的にはそんな感じだったけど微妙だなと思ってたから…! 何かこう、彼らは結局多くのものを失って、元の場所に帰るしかないのか…いやぁ、今年の戦隊は敵側にも変な感情移入したから複雑な気分…! ラスボス生き残りも凄いな。

 トッキュウジャーとしてはこれで完全勝利。でも、もう子どもには戻れないと。一緒に旅を続けようとアキラを誘って、トッキュウの結末はそうなんだろうか…実際こういうシビアな結末もやりそうだしなぁと思ってたら、総裁や車掌さんたちからは別れの言葉。戻れるの? でもどうやって? とドキドキしてたら駆けつけてくる家族。彼らのイマジネーションも強かったとかそうきたか…! 大人姿のみんなをちゃんと理解したというのには、なるほどなぁ…と…。ちゃんと手紙にも意味はあったんですね。大人になったって自分たちの子には違いないと抱きしめる姿がいいな。トカッチの兄ちゃんだけは、弟が年上になってるのってどういう気分なんだろうとちょっと気になるけど…! ライトの家族だけ来てないのは怖かったけど、最後にはやっぱり駆けつけてくれました。そして姿も…子どもに戻るのか。戻れるのか。うん、イマジネーションの力があったら何でも出来るよね。良かった良かった。日常に戻った子どもたち。ホントに子どもの一年の冒険だったんだなぁ。いやぁ熱かった…始まった当初はこんな展開になるなんて思ってもみなかったよホント…!

 来週からはニンニンジャー。一週ずれたからかどうかもう今日のCMがニンニンジャーだらけでしたね…そこの調整はしないのか…!
 次もまた楽しみだなー。


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