高速戦隊ターボレンジャー感想 (21話〜30話)


第21話「ドスコイ勝負」

 「のこったのこった」何やら夜中にどこかで行司やってるズルテン。これで復活したのがスモウボーマです。「人間社会をめっちゃくちゃに破壊するのだ」との指令。敵さんの目的って大雑把だよなぁ。
 が、復活したスモウボーマはその辺の若者と相撲とりたがってます。たまたまそこに居たサッカー部連中が逃げる中、通りかかる山口先生。「みんなどうしたのよ」逃げるのに必死なのはわかるけど、先生に教えてあげようよみんな。先生が危ないじゃないか。いや、普通に隠れてやり過ごしたけど。
 逃げたサッカー部員の方が結局敵の攻撃を受け…たのかと思ったら服剥ぎ取られました。どういうことだ、と思ったら続いてまわしを付けさせるという。なるほど。便利な力持ってますね。靴と靴下がそのままなのがシュール。
 これで次々と生徒を投げ飛ばしていくスモウボーマ。敵さんとしては、これは想定外のようです。まあ全然破壊じゃない。昔はつけてなかった化粧回しのせいらしいです。でもスモウボーマだよね、この敵の名前。まあそこは突っ込んでたらキリないんだけど。
 この後、ターボレンジャーも来ますが、結局敵わず。何気に強い。

 山口先生がやきもきしてる中、草笛吹きながら現れたのは…流星! 何やってんだ。これホントに普通に通りがかっただけなんだろうか。この流星を引っ張っていき、相撲を取らせようとする先生。「先生、無茶言わないでください」「あのターボレンジャーでも勝てなかったのに」流星はまだ学校に居るんでしょうか。「勘弁してくださいよ。相撲なんてやったことない」とか普通にこういうこと言えちゃう流星いいな。しっかり生徒の立場やってるし、卑下して引くことも出来るのが。
 引かない先生の方は、無理矢理脱がそうとまでしてます。おい。「女性の前で肌をさらすのはぼくの美学に反します」流星のキャラがとことん濃くてかっこいい。
 そして立ち聞きしてたターボレンジャーを部屋に引きいれ、大地を引きずっていきました。あの中では大地がお似合いってことですかね。大地を無理矢理まわし姿にして去っていく流星。ホント、生徒側に立つと頼りになる味方っぽい。
 先生は張り切って大地に相撲を教えることに。ちょうど「この世にはもう相撲をとるやつはいないのか」と切なく嘆いてたスモウボーマと遭遇しました。どうでもいいけど、あの学校相撲部もあるんだから普通に相撲部引っ張ってきちゃ駄目なのか。実は部員居なくて廃部になってたりするのか、あれ。
 先生に無理矢理相撲とらされる大地。嫌がりつつも、いつの間にか本気なのがいいな。「大地頑張れ!」みんなも普通に応援してる。
 この後、一緒に土手から落ちた2人ですが、スモウボーマが大地を庇ったようです。「おいしっかりしろ」「大丈夫か」ああ、普通にいい奴だ…。さすがに話聞く態勢になってるみんな。スモウボーマの化粧回しはラキアが授けたものだったんですね。ホント凄いなラキア。いろいろやってる。っていうか暴魔を倒すんじゃなくて改心させる方向に持って行ってるんだよね…。
 相撲がやりたいだけの暴魔でしたが、ここで敵さんたちがちょっかい。化粧回しを切り裂きました。ああ、やっぱそうなるよね…ってそのままスモウボーマ倒したよ…! 巨大化させるためにはやっぱ一度倒さなきゃならないんですかね。
 巨大化したスモウボーマはそのまま街を破壊。「おれにはあいつを倒すことなんて出来ない」と大地が言ってくれてほっとしましたが、被害が凄いのでとりあえず止めにはいこうぜ! とはらはらしました。
 結局大地が取った手段は、ターボロボでの相撲。おお、ブラックが操縦してる。敵さんは呆れて帰りました。ズルテンも実況に興奮してる山口先生に投げ飛ばされて帰りました。何だこれ。
 しかし山口先生の実況はちょっと楽しい。今回予告見たときは随分ぶっ飛んだ話だと思ったけど、意外にいい話。
 が、結局相撲で破れたスモウボーマは「わしは堪能した」で「横綱ターボロボ、ばんざーい」で死ぬのかよ…! 結局ホントに倒すしかないのかよ…!
 「さらば、スモウボーマ」ってえええ、相撲さえさせてやればそれで良かったのか…!
 改心した敵の扱いだけはもうちょっとどうにかならないのかなぁホント。


第22話「青春ロード!」

 「どいつもこいつも腰抜けばかり」何やらバイクに乗ってる人たちに喧嘩吹っかけてる流星。おれたちへの挑戦状だとばかりに力が飛び出していきます。そこへ山口先生が。普通に入ってくるのか先生。あそこ、あんまり部外者入れない方が。
 「まともな大人なら止めるのが当たり前でしょ!」と博士に怒る先生。まあそうですね。山口先生にとって力は普通の子どもですしね。けど「いい年をしてカーマニアだなんて」とか人の趣味否定するのはどうかと思います。更に「学校で許可してるといっても」「私が認めません」でバイクのキー没収は横暴過ぎませんか。叱ってるのに聞き入れないとかいう流れすらないし! まだ何もやってないのに話も聞かずにキー奪うって何だよ…。
 そしてその後、流星の元へと向かう先生。「おれはもう」「生徒じゃないんですよ」あ、やっぱ止めてはいたんですね。それでもずっとあの格好なのか。当然言うこと聞かない流星に「私はあなたを死なせたくないんです」と昔のことを語る先生。「初めての教え子を事故で死なせてしまった」とか、そんな過去あったんだな先生…。「命を粗末にしないで」の先生に「あんたいい先生になるぜ」と言いつつそのまま突き飛ばして去っていく流星。流星の場合単なる反抗的な不良少年てわけじゃないからなー。
 あ、この辺の流れで笑ってる敵博士にびっくりしました。ヤミマルとターボレンジャーをぶつけるのが今回の敵の作戦のようです。わざわざ流星の仕業に見せかけて一般人攻撃してましたが、あれは意味あるのか。このあと力が怒ってたのは一応この件があったから? 触れられないからわかんないよ!

 そして勝負となるレッドターボとヤミマル。力は先生に止められてましたが、まあ変身しちゃえばこっちのもんですね。しかしバイク勝負って普通にレースなのかこれ。ゴールも決めずに攻撃するでもなく抜きつ抜かれつの勝負してますが、平和だな…。
 途中で邪魔しにくるのはボーマ。突然網みたいなの立てて、転んだところを攻撃です。なかなかやります。結構なダメージ受けたようですが、暴魔は特にトドメ刺さなかったんだろうか。2人とも逃げたのか。ふらふらの流星のところに通りかかっちゃう山口先生。なんてタイミング。さすがにあんなに怪我してるとこ見せるのは辛いなぁ。先生としてはショックですよね。「何でそんなに突っ走るの」「若さをかけるものは他にもあるはずだわ」流星の正体知ってるだけに、この辺の台詞にちょっと微妙な気分になりますね。それに対し「青春の全てをかけるものは」「戦い」とか言い切っちゃう流星。かみ合わないなぁ。っていうか流星の目的もそういえば何かよくわかんないんだけど。
 去ってしまった流星に代わり、力の台詞「いくら言っても無理ですよ」「あいつには通じやしないんです」。これに山口先生が反応。「どうして信じようとしないの」これはホント、こんな場面じゃなければその通り、って思うとこなんですがね。でも力の方は本気で反省したっぽいです。まだ話が通じるかもしれないってとこでしょうか。だから実際それを認めていいのかどうかはっきりして欲しい、今までも改心した暴魔居たのに毎回会話する気ないよね…!

 ヤミマルの元へ向かう力。今回は先生が許可くれました。この先生も、ちゃんと向き合えばわかってくれるいい先生って感じなのに実際は話も聞かずに断定することが多いんですよね。ストーリーの都合だろうけどさ…。
 力は暴魔のところへ向かうヤミマルに対し「お前は無理をしている」「その体じゃ無理だぜ」とか言ってますが、力の方がダメージは薄かったんですかね? 結局先に言ったレッド、そのまま戦闘です。普通に他4人も駆けつけてます。ヤミマルは「たまらんぜ」とか言ってましたが、レッドに任せて行くのやめたってことですかね。
 戦闘は普通に終わり、最後は「流星くん、信じてますからねー!」とか先生に言われてる流星。「ふん。たまらんぜ」だからどういう意味だ、それ。

 流星と心が通う日がくるかもしれないとか最後にナレーションが言ってますが、それも「人間と同じ赤い血が」がつくってことは、種族が違えば駄目ってことかなぁやっぱり…。


第23話「幽霊いっぱい」

 電車に乗ってるはるなと俊介。2人きりで旅行みたいな感じですが合宿のようです。ああ、夏休みなのか。はるなは合宿の付き添いのようで、遅刻した俊介に付き添ってたと。「もうこんな時間」と怒るはるなに「しょぼん」とか返しちゃう俊介。楽しくやってるようにしか思えない。
 その頃、目的地ではユウレイボーマが復活。登場と共にちょっと不気味な音や声が出てこれは怖い。
 「人間という人間を幽霊にして操」るのが今回のボーマの目的。襲われたハナコちゃんは妖精の羽を拾ってたため無事でした。が、その後父やら和尚さんやら周りの人間が次々幽霊になっていく事態。一人正気の方が怖いですよね、これ。でも幽霊になった人が何か普通に仕事してるのに笑った。全員が幽霊になったらあんまり問題なさそうだ。

 町中が幽霊だらけになる中、まだその事態に気付いてない俊介たち。少女の悲鳴に駆けつけます。「行こう!」と言いながらはるなに荷物押し付けるのはどうなんだ。荷物渡すならここで待ってろじゃないのか。いや、まあ自分だけでも先にってことなのはわかるけど。結局はるなもほとんど同時に着いてるしね!
 暴魔と対峙する俊介たちですが、ここで幽霊になった人間たちがぞろぞろ登場。はるなが悲鳴をあげ、幽霊にまとわりつかれた挙句に気絶しました。ええええー! はるな、幽霊に弱いのか。さすがにこう…もうちょっとしっかりしろ。
 通信も「幽霊がいっぱい」ってテンパり過ぎだ。
 とりあえず俊介たちは少女と一緒に逃走。はるな、起きたのかな。
 あ、敵さんの方では「ユウレイボーマを犠牲にしてでも、必ずターボレンジャーを倒すのだ」とかやってました。ユウレイボーマそういう位置なのね。

 父が幽霊になったことで泣く少女。「きっと今だけ幽霊にされてるんだよ」幽霊とか、普通死んでなるものですが、こういう怪人だしなぁ。むしろ「ユウレイボーマを倒したら元に戻るかもしれない」の「かも」に違和感覚えてしまった。元に戻るのがお約束じゃん!
 ここでユウレイボーマを発見し、追う俊介たち。ハナコちゃんは置いていきますが、結局幽霊に追われて一緒に逃げることに。街中敵だらけじゃ一緒に行動した方がいいよなぁ。
 その後再びユウレイボーマと対峙した3人。「ユウレイボーマ! お父さんを帰せ!」ってハナコちゃん向かって行ったー! ええええ。いきなり凄い勇気出しました。妖精の羽というキーに気付かせるためですね、まあ展開的には。
 仲間も揃ったあと「ユウレイボーマを倒すしかない」「でもどうやって?」の展開から羽に気付きました。でもどうやって、ってユウレイボーマ自体にそんな苦戦してた気はしないんだけどな…。まだまともに戦ってないような。
 まあともかく、羽があれば勝てるということで街に乗り出す6人。一番厄介なのは幽霊となった人間たちですがみんな幽霊の格好することで乗り切りました。いいのかそれで。人間たちが「幽霊になる」という状況がどういうことなのかよくわからない!
 これで敵に近付き羽も使って無事撃破。とりあえず幽霊出現中ずっとはるなにくっ付かれてた俊介は役得なんじゃないかと思いました。彼ら、はるなを女と認識してるのか怪しいけど。


第24話「怖い!夏の海」

 海を流れてるやしの実が暴魔。ということで敵さんたちが総出で拾いに行ってました。南の国からやってきたとか、冗談みたいな話だなぁ。南の国にはやしの実になってる暴魔がいっぱいいるとか、暴魔ってどういう存在なんだろうな。
 ターボレンジャーはその頃「おれたちの夏休みは今日だけだ」とか遊びに来てました。何でだ。普段も普通に遊んでますけどね。敵が出ない日は夏休みなんじゃないのか。実は毎日出てるのか。見回りとかしてるのか。どうせいつも事起こってから駆けつけるのに。
 まあそれはともかく楽しく遊んでます。洋平がダンサーに見とれてる内に肉全部食べられてました。「そりゃないよ」とか言ってますが、あれだけの量食いつくされる間、ずっとぼーっとしてたんじゃ仕方ない。
 この後は男性陣が出てきて戦士の踊りです。何か真剣に見てるみんな。女ダンサーよりそっちに食いつくのか。
 途中で泳げない少年が逃げていく話が入り、敵さんが人間をトーテンポールにしてる姿を目撃。トーテンポールといいつつお面になってたから何かと思えば柱に貼り付けるのか。「どうしてもおれたちには夏休みをくれないってんだな」ターボも駆けつけ、割と押しますが、トーテンポールを武器に使って振り回してるため、少年が止めに入ることに。親の声も聞こえてるようですしね。敵さんもそれ伝えればいいのにな。ターボ側がやりにくくなるし。

 敵さんはその後、トーテンポール使って儀式開始。仲間を呼び寄せるためだそうです。やしの実になってる暴魔の声がちょっと怖い。封印されてる暴魔たちもそうだけど、ずっと意識あって動けない状態なのかな…。
 儀式のために女ダンサーたち攫う敵さんたち。一応戦士の踊りやってた男性陣が抵抗しますが、雑魚にやられてる…。体格いい男の人たちですが、一般人だと雑魚にも勝てないんだなぁホント。…力たちは何か強化されてるんでしょうか体。
 その頃、ターボ側にはこの儀式が進むと力を使い切ってトーテンポールにされてしまった人たちは死んでしまうというシーロンからの情報。
 急いで敵さんのところへ。一般人人質状態だから戦えなかったというのに普通に突っ込むなぁ。何か戦士の踊りに励まされ、頑張る5人。ここで「こうなったらトーテンポールごと吹っ飛ばしてしまえ」という敵さん。もう儀式自体は駄目になったんでしょうか。トーレンポール庇って傷つく5人。5人より高いのであれで庇えてる気があまりしませんが。おまけにこのとき柱の一本が海へ落下。ここで見てた少年が勇気を出す場面です。水が怖くてもぐれなかった少年が、結構な高さから海へダイブ。まあお約束ですね。必死に泳ぐ少年を上から見つめてるターボレンジャーの図はちょっとシュールだった。大丈夫か…? 大丈夫そうだな、みたいな判断なんでしょうか、あれ。
 敵さんの方はその後あっさり倒しました。何か腰みの(?)みたいなのが外れて下半身丸出しになり「恥ずかしい」って、そんな反応なのか。彼らの服や裸の感覚わかんないよ! あと巨大化したら普通に腰みの付けてた。
 そして必死で泳いでた少年は、特に意味がなかった。えええ。たどり着く前に仮面にされた人々は元に戻ってるし! まあ両親に泳いでる姿見せられたのは良かったね、と思いましたが。

 最後はプールで遊んでるみんな。これ水着回だったんでしょうか、みんなプールにつかってて水着まったく見えないけど!


第25話「戦う小犬」

 車に轢かれそうになってる小犬を飛び出して助けたはるなちゃん。土手を転がって怪我してます。まあそれぐらいで済んで良かった、なのかな。既に怪我して動けなかったらしい小犬にハンカチ巻いて上げるはるなちゃん。「これからは車に気を付けるのよ」えっ、治療終了?
 あ、今回はイヌガミボーマなる敵が出てきてます。人間を犬に変えるボーマ。わざわざ連れて来て檻に入れて何か光線浴びせて、と結構手間がかかりますね。このとき犬にされた人は、当然敵が倒されたあと元に戻ったんですよね。ターボレンジャー、被害に気付いてもいませんが。
 敵さんの方は、この後、怪我してる小犬発見。「切ない泣き声がどうも気になって」って犬だから犬には優しいのか、と思ったけど単なる好奇心なんでしょうか。別に会話できるわけでもないのかな。敵さんが何かしたら喋りだす犬。「人間になりたい」「もう1度はるなさんに会いたい」と。これを聞いたジンバが作戦立てますが…はるな、ってターボレンジャーのことじゃないかもしれないという発想はないのかな…よくある名前ですが。

 少年の姿にされた小犬ちゃん。「お前もはるなにお礼をしたいだろ」と言われ、はるなを連れてくることに。腕に巻いたまんまのはるなのハンカチが気付く決め手になるのかなと思ったけどそうでもなかった。「おすわり」「お手」に反応してるとこまで見ても、さすがに犬だとは気付きません。しかしこの犬、元飼い犬だったんだろうか。
 この様子を盗み見してるターボレンジャーは何なんだ。監視カメラあるのか、あの辺。っていうかシーロンの「何か変」の言葉をスルー気味なのもどうなんだろう。暴魔じゃなくても、博士に言われなくても動こうよ…!
 はるなは結局少年に連れられ、檻に閉じ込められるはめに。一応「その子は怪しいぞ」という通信も受け取ってたんですが、少年を信じたってことですかね。まあ少年自身の言ってることに嘘はないもんなぁ。でも檻に入れられた瞬間「騙したのね!」はちょっと酷かった。いや、そりゃそう思うのも無理はないんだけど…!
 はるなが犬にされそうになるのに抵抗して、犬に戻されながらもお礼を言い切る少年はかっこいい。
 あ、はるなが犬にされるってことでこれの前に敵さん側、っていうかズルテンはどんな犬になるかで何か盛り上がってました。「ブルドックか短足のタックスフンド」とか言ってるズルテンに「そりゃズルテン、お前じゃないのか」って、そこはズルテンの方に乗ってあげようよ、と思ってたら「仲間内で傷付けあうのはやめようってんだ」と続いてちょっと笑った。だよねぇ、でも仲良いなこれ。

 力たちの方は途中ジンバに足止めを食らい、場所もわからなくなってましたが、小犬の案内ではるなの元に辿り着きました。小犬がはるなの居場所を知ってるようだっての、よくわかったな。勘としか言いようがないよな、あの流れ!
 はるなの方は光線を浴びながらもなかなか犬になりません。「いつまで耐えられるかな」って耐えられるのか、あれ! どういう仕組みなんだ。
 仲間の助けで全員脱出し戦闘開始。イヌガミボーマ、思ったより強くて普通にピンチです。
 「このままじゃやられてしまう」「なんか手はないのか」というところではるなの奇策。「お座り!」で座っちゃう暴魔! えええええ。「犬の習性が出たわね!」って、いやいやいや…。躾けられてるのかあの暴魔。
 そうか、少年がお座りやお手をやってたのは本能だったのか…。あれは犬の習性だったのか…。
 結局これで勝利。小犬の方とも仲良くやってますが、このままお別れなんでしょうか。さすがに飼うってことにはならないのか…。


第26話「力!絶体絶命」

 補習の宿題忘れて掃除をさせられてる5人。忘れたというか、戦闘のせいで出来なかったんですかね、全員揃ってのことのようだし。この5人、成績とかどうなんだろうなぁそういえば。
 遊んでるわけじゃないのに、と愚痴ってます。兼業ヒーローの辛いところ。
 そしてここに突然の校内放送。流星です。なんかお久しぶり。わざわざ夏休み中の学校に行って放送室に入って、何をやってるんだ。直接行けよ。
 まあ演出としては最適でしょうか。「せっかくの夏休みだ。楽しくやろうぜ」流星、実は今別の高校に通ってたりするんだろうか。
 言われた通りの場所へ向かった力は流星と対決。流星は分身拳(剣?)なる技を出してきました。ええと…これは分身してるってことでいいのかな…。映像で分けてるだけだから何かわかりにくい! 新技でしたが、落ち着いて見破った力。ただ防御までまわらなかったらしく、流星と相打ちです。これはまた敵にとって都合のいい。でも今後見る限り流星の方は大したダメージなかったのかな。

 力の方は「傷があと1センチ深かったら」死んでたという重傷。そんな中、敵出現ということで4人で出動です。レッドがいないチャンスを狙ってきた敵さんですが、まあやってることはいつもと変わらない。しかしレッドがいないだけでやっぱり随分苦戦するんだなぁ。
 今回の敵さんはフジミボーマという、まあ名前からして強そうなんですが。最初は卵状態で転がってましたが「そこまでだ暴魔獣!」で普通に止まってびっくりした。そして普通に生まれてまたびっくりした。
 攻撃の効かないフジミボーマは全員を卵にしてしまいました。卵にっていうか殻の中閉じ込めたんですね。このまま放っておけばフジミボーマになってしまうそうです。…今回の敵のフジミボーマも元は別の誰かだったんだろうか。

 仲間のピンチに、傷付いた体をおして出て行く力。敵の元にはあっさり辿り着きましたが、卵はその辺の石では割れません。割れない代わりに何か凹んでましたが。見なかったことにした方がいいのか。
 「この鎌なくして卵を割ることは出来ん」とわざわざ言ってくれる敵さん。当然鎌を奪おうとする力ですが、今の体では無理。追われて殺されそうになってたところ…助けたのは流星。やっぱそうなるか!
 でもそれ以上の助けはなく、力は石油かけて銃で撃つとか、自力で頑張ってます。武器は使えるんですよね。そうか、武器は使えるんだよな。
 敵が拾った鎌を拾いますが、生きてた敵に足首つかまれ、鎌も取り返された様子。敵の側でぐずぐずしてるから…!

 再び逃げた力の元へ流星です。「待ってくれ流星!」「今お前と戦ってる時間はないんだ」「みんなを助けなければならないんだ」やっぱそう取るよなぁ、と思ったら流星の目的は実際に力を倒すことでした。え、そうなの。「どうせ死ぬならせめておれの手にかかって死ぬがいい」お前を倒すのはおれだ、ってのはまあ…そういうことなんだよな…!
 本気で力をぼろぼろにした挙句崖から落とし「あばよ炎力。貴様のことは忘れないぜ」とか言ってる流星。そうか、あの状態の相手にトドメ刺すって方向でも別にいいのか。まああの傷負わせたのも流星だしな。
 ニヒルに決めてる流星ですが、ここで敵さんたちに「ついでに死んでもらおうか」と喧嘩吹っかけられました。流星はあっちも敵にまわしてるんだよな。
 というわけで戦闘開始。途中で崖から這い上がってくる力。おおお。本気でぼろぼろなので見てて怖い。「馬鹿な、貴様生きていたのか」流星も本気で驚いてますよねこれ、あれで殺したつもりなんだなぁ。
 ジンバの相手してて、そっちにいけない流星。「レッドターボはおれの獲物だ」やっぱり言ってくれました。そしてその挙句「レッド、奴の弱点は口だ」「口の中を狙え!」のアドバイス…! これはでも自然だな。っていうか何で弱点とか知ってんの。
 これを聞いて、一度死んだ振りをするレッド。と言っても随分なダメージ受けてますが。
 勝利の高笑いをしてる敵に向かって銃を放ち、何とか鎌を奪うことに成功。レッド、タフですよね…。このまま一人で全員救出ですよ。
 「頼む間に合ってくれ!」で殻割ったら、中から出てきたのは暴魔獣ってのは何か凄く絶望的なシーンですが。幸い、少ししたら元に戻りました。あれは一瞬怖い。
 全員揃ったところで敵はあっさり片付けロボ戦。ロボ戦も「口の中を狙うんだ」で決着です。今回流星に助けられた…気もするけど、今回のピンチ招いたのも流星だった。

 最後、バトミントンしてるみんな。もう力の怪我は治ったらしいです。すげぇ。いや、まだやっぱり痛いみたいですが。
 何故流星は助けてくれたのかな、という大地ですが「勘違いするなよ」「貴様ら5人はこのおれが倒さなければならんのだ」とか呟いてる流星。まあお約束台詞ですが、実際最初からそういう感じ見せてますよね。本気で殺そうとしてくる敵だから、油断は出来ないんだよなぁ。


第27話「少女暴魔リン」

 今回はスズナリ一族のスズナリボーマ登場。「プライドが高くてラゴーンさまの言うこともなかなか聞かない」という暴魔です。ちょこちょこそういうのも居るんですね。
 このボーマは人を操る術を持っているため、これを上手く利用しようという姫。スズナリボーマは一族の人たちを人質に取られ、少女の姿でターボレンジャーの前へ。…少女の姿は見せかけだけなんでしょうか、実際に少女の年齢なんでしょうか。
 一応ジャーミンに追われてる姿から見せ、信用させようという方向ですが、「暴魔の裏切り者」って言い方でいいのか。関係ない一族ってことにした方が良くないのかなぁ。まあどうせシーロンがわかっちゃうのかな。
 傷付いた少女を基地に運べばシーロンからは「暴魔を連れて来るなんて危険だわ」との反対。まあそうでしょうね。でも放って置けないじゃないかという話です。悪い奴じゃないならそれはそうなんだけど、基地使うのはやっぱ迂闊だよなぁ。別に場所ばらされたりしませんでしたが。それとも知ってるのか敵は。彼らの学校すら知らない感じだけど。
 スズナリボーマことリンの方は、一応「この傷じゃしばらくは動けないだろう」という判断もされたようです。そういう意味でも危険がないってことですね。じゃあ実際に怪我までしたのかやるなぁ、と思ってたらこの後普通に傷治ってた。どういう仕組みなんだ。これを見て「やっぱり!」と言ってたシーロンですが、あれだけなら治りが早いんです、でごまかしちゃ駄目だったのかな。暴魔なら何でもありの気が。
 あ、リンはみんなに「ラゴーンの命令に従わなかったから」と伝ええてました。一応これは視聴者側にもどっちだろうと思わせる意図あるんだろうか…まあ普通に従っての潜入でしたが。
 「それしきの三文芝居で奴らが乗ると思うのか」レーダー博士が意外にターボレンジャーを評価してる。

 結局シーロンに見られたことで慌てて外へ出たリン。ちょうど洋平に遭遇し、上手くごまかして洋平のみ連れ出すことに成功。おお。上手いけど綱渡りだなぁ。すぐさまターボレンジャー側にはシーロンがやられたこと伝えられたし。…この情報、洋平にはいかなかったのか? 運転中で気付かなかったんでしょうか。
 リンの方は洋平に優しくされて、ちょっと本気で戸惑い始めてます。「何故そんなに優しいの」「私は暴魔だぞ」は本音っぽいな。いいな。
 ここでリンのつけてる鈴から、洋平が序盤で持ってた鈴の話。はるなに「また女の子から貰ったんでしょ」とかからかわれててびっくりしましたが、これはそもそも子どもの頃先生に貰ったもの…? 何で今更つけてきたんだろう。っていうか先生もウェディングドレス姿で鈴持ってるとか、洋平が来ることわかってたんだろうか。
 鈴の音が同じ、とかそんなエピソードの中、「今なら術をかけられる」と思うものの、出来ないリン。
 「洋平、罠だ」「リンは敵のスパイだ」このタイミングで力からの連絡かよ…! リンはまだ迷ってるんですが、この連絡は聞こえてないんだろうか。
 「君はそんなに悪い子じゃない」力たちからの通信を切っちゃう洋平。シーロンがやられたことを聞いてたらどうなってたかな、これ。
 「リン、何をしている。早く術を使わぬか」そしてジャーミンの方は何でこのタイミングで出てくるかな! じれったくなったんだろうけど、出てきちゃ台無しじゃないか。
 「仲間が死んでもいいのか」との脅しもかけますが、結局出来ないリン。逃げた末、ジャーミンに捕まり再び脅されることに。これ、何人かは見せしめに殺されたってことだよなぁ…うわぁ。

 力たちを止めた洋平は大地に殴られてました。「ばかやろう! 何故リンを逃がした!」です。「彼女は術を使わなかった」との洋平の説明。…話も聞かず殴ったのかよ大地。そして洋平もろくな説明もしないまま飛び出しました。まあ「ずべておれ一人の責任だ」って思ったせいなんでしょうが。ううん、実際に甘かったのは確かだけど、人質取られてることは何となくわかっただろうし、それは言った方がいいんじゃないかな。でも今後触れないから実はわかってなかったのかな洋平。
 結局その人質のせいで操られることになる洋平。ターボレンジャーを攻撃です。「ブルー、おれたちがわからないのか!」やっぱりブルーブルーって呼びかけるのは変な感じだなぁ。全員変身してるときならまだしも。
 「さっき洋平が言ってた術ってこれのことじゃない」そしてはるなは鋭いな。
 レッドがブルーを食い止めてる間に、みんなでリンを探すことに。レッドの方はやられ気味です。「いくら術がかかっていても、洋平に剣は向けられん」と。まあそうだよなぁ。だからこそ意味があるわけだし。
 それでも何とか戦ってる間に、仲間がリンを見つけ、攻撃されるリン。術は案外あっさり解けました。
 これで元の姿に戻ったリンに「リンが…暴魔獣」とか呟く洋平。え、わかってなかったの。暴魔と暴魔獣はイコールじゃないってことだろうか。
 ジゃーミンに役立たずと言われたリン、そのまま「一族もろとも永久に消えうせろ」で…やられることに。ええええ。ホントに一族もろともやられたよ! 誤解を解く間も、洋平と何か話す間も全くないまま…そんな…。
 怒りの洋平ですが、ジャーミンの方はとっととスズナリボーマを巨大化させ去りました。巨大化したら、やっぱりもう理性はないってことでいいんだよね。普通に戦って終了。
 「たとえ最初は騙すつもりでいたとしても、最後はおれに術をかけるのを戸惑った」「あのリンを、信じたい」結局彼らには真相はわからないままなんだよな…。ナレーションでもあったけど、ホント、ただ不幸なだけだったよリン…! 洋平の優しさに触れたことが何かこう…逆に辛くないかな…!


第28話「ロボ合体不能」

 木の上で寝てたら突然襲われる流星。襲ってきたのは女性です。女だと気付いた途端かっこつけてるように見える流星に笑った。「男の顔は履歴書」とか言い出しますが、そういえば彼の顔の本体は人間体と怪人体どっちなんだ。別に変身してるわけじゃないのかな。
 ナイフを投げ返しながらも「女の顔を切るほどおれは下衆な男じゃないぜ」やっぱ女にはその扱いなのね。顔以外には容赦しないのかもしれませんが。
 女性からは何か宿命がどうとか言われてふと気付けば夜中にバイクの上で寝てる流星。「夢か」って、ええええ。
 あれは夢の中に出てきたんでしょうか。昼間あったことを寝ぼけて夢をと認識してるんでしょうか。傷なかった気がするから夢の中の出来事か。
 「感じるぜ。新しいおれの時代の到来を」流星の扱いはどうなるのかずっと疑問でしたが何かあるのかなー。

 一方ラゴーン側。幹部たちがお仕置き受けてます。こっちもいい加減失敗ばかりだしな。ちゃっかり隠れてるズルテン。あれは放置でいいのかラゴーン。結構失敗率高い気がするんだけど。
 ジンバはもうこれが最後のつもりで出て行くことになりました。「ターボレンジャーを倒さぬ限り、生きて戻ってくることは許さん」とまで言われて覚悟のジンバ。彼はあんまり負けてる印象もないんですけどね。戦闘キャラは自ら出撃しなきゃならないから大変だなー。まあいつも失敗するのは暴魔獣だしな…。
 ジンバが向かった先にはパトロール中のターボレンジャー。夜中に並んでバイク走らせてる高校生が補導されないか心配です。何時頃なんだろう、あれ。
 シーロンに驚かされて笑いあってたり平和な感じでしたが、ジンバが出てきたので戦闘開始。「いつものジンバとは違う」と気合を感じ取ってくれたターボレンジャーでしたが、ここに乱入してくるのがヤミマル。まあおれが倒すって言ってるもんなぁ。やるなら早くしてくださいってのが敵さんたちの思いの気がします。ヤミマルがもたもたしてるから!
 結局ヤミマルから出た妙な光で全員弾き飛ばされ(?)その場は全員戻った様子。はるなが何かカプセルみたいなのに入っててびっくりしましたが、あれは順番に検査してただけかな。
 ラゴーンは「何故あの光がヤミマルごときに出たのか」「ということは、ヤミマルこそが」と意味深な台詞吐いてます。その光は博士曰く「悪魔のオーラ」「妖精のパワーを一瞬にして打ち消してしまう」これはターボレンジャーにとってはかなり厄介ですね。シーロンも寝込んでいて、このままでは変身出来ないなんて話をしてるところに、突然の攻撃。ジンバです。カメラに映って何かやったと思ったらダメージが…。えええ、どういうこと? 「何て奴だ。モニターを通して攻撃してくるなんて!」それでいいのかよ…! っていうかあのカメラもどこにあるんですか。
 まあともかく呼び出されたので向かうターボレンジャー。変身出来ないという話には「妖精の力に頼りすぎていた」「でも今自分の力で戦うときがきたんです」と。それ言っちゃうと戦うのは彼らじゃなくてもいいんだけどな。
 見送りながら「もうここも駄目か」「急がねば」とか言ってる博士。直接攻撃されたしねぇ。ようやく危機感持ったんだろうか。

 ジンバとの対戦。「必ずおれたち自身の力で変身出来る」と信じて戦う力。変身って人間の力でどうにかなるものなの。そしてホントに変身したー! 倒れた4人を庇ったところで変身できたー!
 「変身できたわ」「ああ、やればできるんだ」ええええー!
 更に4人も、レッドを庇ったときに変身。そうか、そういうものだったのか…。しかしジンバ、「レッド、共に地獄へ落ちろ」って言った? 何かそう聞こえたんだけど。相打ち覚悟だったのかな。
 結局普通にやられたジンバ。な、なんかこう…あっさりだな…幹部なのに。
 「さらばジンバよ」さすがにちょっと感慨深そうな敵の姫。いや、何かこっちもあっさりしてる気もしますが。
 ここで出てきたのがヤミマル。「このときを待っていたのだ」とジンバを巨大化。ジンバじゃどうせターボレンジャー倒せないと思ってたんですかね。倒せそうになったら割って入ってそうですが。
 巨大化は、させた人の言うことを聞くんでしょうか。ジンバに命令してます。この巨大ジンバが何か普通に強い。やられ気味のターボロボ。「合体システムに異常が」出たようです。「自分のマシンへ急ぐんだ」と個々の運転席に戻る皆。そういうシステムなのか。合体の逆回しはちょっと面白い。合体解除してばらばらになったものの、ブラックの車が何かやばいです。集中攻撃も受け、操縦不能。ダメージの大きい場所だったんですかね。
 「ジンバが倒したのではないぞ」「ジンバの体を借りて、このヤミマルがターボロボを倒したのだ!」ヤミマルはそれでいいのか。巨大化のシステムがよくわかんないからなぁ。

 ターボレンジャーの方は、振り落とされた大地を助けに向かい回収。「おれのターボトラックが!」と叫んで戻ろうとしてる大地。そういやトラックなんだよなぁ。しかし何でみんな車から降りてるんだ。大地が動かない車に戻りそうでやばいのはわかるけど、それなら自分のマシン使って守った方が…。
 全員がマシン降りて生身の状態の中迫ってくる巨大ジンバという大ピンチ。そこへ突然地面が揺れ、地下から何か出てきました。うわぁ、凄く味方っぽい外見。勿論ターボレンジャーにはそんなことはわかりません。
 新たに出てきた何かがジンバを倒し、あれは一体何だろうというところで以下次回。折りたたまれたロボが起き上がったようにしか見えない。


第29話「急げ新型ロボ」

 「一体何なんだあれは」ということで謎の…ロボにしか見えませんが、謎の物体へと向かう5人。何かまた折りたたまれた。
 中に入ってうろうろしてると「何をしている!」とやってくる人物。え、博士だよね、と思ったら博士でした。「君たち、急ぐんだ」って何をしている、ってとっとと来いってことか、連絡しろよ!
 ロボみたいな基地の中には別のロボがありました。ラガーファイターというらしいです。ターボロボと一緒に作ってたけどまだ完成してないとか。これ博士1人でやってるんですか、すげぇなぁ。
 ターボロボがやられた今、とにかくこれを動かせるようにしなきゃならない、でもまだ時間がかかる、という展開。暇なときに5人に手伝わせときゃ良かったですね。予備って大事。
 その頃、ジャーミンは何かお仕置き受けてました。「ヤミマルはターボロボを倒した」と。あ、やっぱあれはヤミマルが倒した扱いでいいのね。いい加減幹部の使えなさにキレてるラゴーン。ジャーミンにも最後通告です。「ズルテンもお供します」と入ってきたズルテンにちょっとびっくりした。安全圏に居るのかと思ったのに。ただこの後、ホントにお供しにきただけで途中から姿消してますが。

 ラガーファイターの方はターボレンジャーも手伝って作成中。しかし大地は一人ターボトラックのところ。何も言わずに出て行ってるんですね。そこでジャーミンたちに襲われたため、他4人も急いで大地のもとへ。
 ジャーミンはここで本気を出します。「今こそこの肉体の秘密を見せてやる」とか言い出し、「我が身に封印せし暴魔獣」「クロコボーマ」出現。流れ的にはこれを出すと命が危ないのか、と思ったけど何かそんな感じでもない。おまけにクロコボーマはジャーミンに対する攻撃を全部受けてくれるということで…何で封印してたの? まあ何かしらあるんだろうけど…。最後の手段的な割に、リスクがよくわからない。
 まあともかく戦闘開始。…してるとターボトラックが動き出しました。ジャーミンがレッドたちに目を向けた隙に大地が乗り込んだようです。
 「走れターボトラック!」ひたすらトラックは知らせる大地に「一体あいつは何を考えているんだ」とのレッドたち。まあわけわかりませんよね。見てる側としては予告のせいで行動理由丸分かりですが。
 途中でようやく「そうか、大地は囮になろうとしてくれてるんだ」と気付くレッドたち。…ですが、このあと何してたんでしょうか。博士のところに戻って手伝ってたわけでもなさそうで、大地が一人で囮になった意味なんなんだよ! このあと大地からラガーファイターの完成知らされてびっくりしてるって何なんだよ! っていうか囮なら無事なマシンでやればいいんじゃないのか。
 トラックはぼろぼろになるし、大地は大地で何故か変身してなくてぼろぼろだし。大地のピンチに現れるのがまさかの博士だし。
 実はレッドたちはズルテンに足止め食らってたとか…そんなのがあるのかなぁ…。
 ともかくラガーファイターは完成。向かった大地はジャーミンと遭遇し、特にラガーファイターに向かってもなかった力たちと合流して戦闘です。ここでやられるジャーミン。前回のジンバであれ? と思ったけど、ここで幹部連中一気に終わるのか…。来週レーダみたいだし。精々ジンバとヤミマルが交代するぐらいかと思ってたら。ちょっとびっくり。
 ジャーミンは最後の力で暴魔獣を巨大化させたんですかね。それで力尽きた感じだったなぁ。
 そして巨大化暴魔との戦いはラガーファイターです。ラグビーボール出して「キックオフ!」。あ、ラガーって普通にラグビーね。何でラグビー?
 新ロボは割とあっさり敵撃破。
 良かった良かったと思ってたら…ターボトラックを直してる博士のもとに現れるヤミマル…! これは…これはちょっと怖い展開。剣突きつけられてどうなるのかと思ったら、このまま攫われたようです。…まだ殺されなくて良かったです。ああ、やっぱり博士とか現場に出てきちゃ駄目なんだよな…! ホント、今回何やってたんだよレッドたち!
 ラゴーンがヤミマルに興味示してきたところで以下次回。 山場が来てるなー。


第30話「レーダの最後」

 「ターボレンジャー、ご対面だぜ」いきなり鎖で縛った博士を放り出すヤミマル。展開早いな。手錠もかけられてる博士。ここで「博士!」と叫ぶみんなが基地に居るので、あれ? と思ったら映像だったのか。あの映像はホントどういう仕組みなんだ。
 この展開でタイトルが「レーダの最後」ってのも酷いよなぁとちょっと思いつつ続き。
 「早速だがビジネスに入ろう」ということで博士とターボラガーの交換を要求するヤミマル。博士は当然「地球を守るためなら、私の命など」という方向で見捨てろと、との展開。よくある話ですね。どうせ見捨てられるわけはないんですが、敵はこういうとき普通の一般人を狙えばいいのに、と思う。博士じゃなくても多分応じるよみんな?
 いや、まあターボレンジャーもそれほど馬鹿正直ではありませんでした。レッドがターボラガーを操縦し、その間に博士の救出に向かう4人。ロボが迫ってきてるのに堂々と博士から離れるヤミマルも凄いですね。踏み潰されるぞ。
 結局後ろから蹴られましたが。
 「おのれ、謀ったな!」正義の彼らがそんなことするはずないと思ったんですかね、そもそも大人しく渡すとはターボレンジャー言ってませんが。

 無事博士を取り戻したところで現れるレーダ。
 「ヤミマル、ご苦労だったな」に、ヤミマル何もレーダの利益になることしてない、と思ったら「前座はここまでだ」と、ああ、ただそれだけか。
 ジンバ、ジャーミンと来て、覚悟を決めてきたレーダ博士。超魔神ボーマなる巨大暴魔を連れてきて、更にターボレンジャーに勝負を挑みます。幕と共に消えるとか手品か。
 ついにレーダもあとがないことに気付いたようだな、とか言ってるラゴーン。幹部居なくなってもいいんだろうか彼は。例えレーダといえど、とか言ってるので一応大事なポジションではあったんだよねぇ彼。
 そしてここにちゃっかり帰って来てるズルテン。彼は一体どうする気なんだ…。

 倒れたターボラガーに向かってるボーマ。ここで博士がターボラガーの中に! 手錠そのままです。誰も外してやらなかったのか。何するかと思えば「TURBO ROBO」のメッセージです。自分が囮になるからその間にターボロボを直せということのようです。的確に読み取るなぁみんな。っていうかターボラガーで戦うんじゃ駄目なの? あれはあくまで緊急用で、ターボロボじゃないと勝てないってこと?
 ついでに言うと、このあとレーダの砂地獄にはまって、ターボラガーも博士もただ沈み行くだけで囮になってないんだけど…! ボーマ、普通にターボレンジャーの方へ向かってるよ…! 最後までこの状態でびっくりしましたよ。もう少し時間稼ぎさせてあげてよ…意味ないにも程がある。
 むしろターボビルダーから攻撃しまくったシーロンが頑張ってる。シーロンでも動かせるんですね、あれ。
 その間に修理にかかるみんな。壊れてるのはトラックだけなのか。それも回路的なものだけ? 操縦席でわちゃわちゃやって無事修理完了。
 しばらくターボラガーが戦うのかと思ったら早かったな復活。
 でもこっちもレーダの砂地獄により身動き取れない状況に。学習しろ! っていうかレーダ、あれが出来るなら毎回やってりゃ良かったんじゃ。結構きついのか。最近覚えた技なのか。
 「みんな、ターボロボを頼む」レッドはとりあえずレーダを先に何とかすることにしたようです。
 「レーダ、勝負だ」「望むところだ」レーダも普通に受けてくれるなぁ。
 謎の空間に引きこまれ、ジンバとジャーミンの亡霊みたいなのを相手にして苦戦するレッド。
 ここでターボロボの手がターボラガーの手を取り、光が出た瞬間、謎の空間がおかしなことに…ええと、奇跡ってことでいいの? 何が起きたのかと!
 これで空間脱出したレッド、無事レーダを撃破です。あっさり…。いや、レーダはまだこれで終わらないみたいなこと言ってますが。
 そしてちゃっかり学ラン姿に戻ってる流星が「みんないなくなった」とか呟いてます。ちょっと台詞が笑える。
 「まさに夢の通りだ」「おれの時代だ。いよいよおれの時代がくるのだ」これはそういう展開なんですかね…。幹部一気に3人いなくなるとは思わなかったなぁ。

 ロボの方は光と共に何か浮き上がってました。博士、何か可愛い寝方してるな。
 飛んでるターボラガーを追いかけるターボロボ。「行くぞ、スーパーシフトだ」ああ、そういう展開。2体のロボが合体してスーパーターボロボ完成です。でかっ。そして一撃で勝利。早っ。超魔神とやらが強いのかどうかもよくわかりませんでした。強いから合体したって感じじゃないよなぁ。
 ともかくまあ勝利。
 「勝ったと思うなよ」「暴魔百族の底知れぬ恐ろしさ思い知るのはこれからだ」お怒りのラゴーンさま。もう自ら出るしかないような気がしますが、どうするんだ次回から。

 最後「ロボット同士に奇跡がおきた」とか「助けようとした気持ち」が「お互いのロボットに乗り移った」とか言ってるみんな。…合体も奇跡なの? 合体は初めからシステムとしてあったの? なかったら「スーパーシフト」とか言い出すのおかしいけど…ターボレンジャーだとありえなくもない気はする。光の方は妖精の力がどうとか言われるのかと思ったら奇跡だけでいいのか。まあ妖精の力なしに変身だってしたもんな…。


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