戦国男士感想 (11話〜20話)


第11話「攻城★野戦」

 OP小ネタは片倉のジャケット羽織ろうとして止めてる大内。「いいよ、やるよ」「あげませんよ」冗談でも、やるよ、は駄目じゃないかな政宗。っていうか大内の分も作ってやろうよ成実。それどころじゃないんだろうけど。

 政宗は小田原攻めのことについて鬼庭先輩へ報告。おれのためかーみたいな鬼庭に「それもあります」「駄目ですか」って何かホント真っ直ぐなんだよなぁ政宗。ここで「憎しみは憎しみしか生まねぇぞ」と言える鬼庭先輩はさすが大人って感じがしますね。このあと和尚さんからも同じようなこと言われてます。怒りに身を任せちゃ駄目、ってのは政宗もこの前学んだしね。
 とりあえず小田原には行く政宗に、鬼庭から何か鬼の顔のついた白いコートみたいなの譲り受けました。嬉しそうだな政宗…ホントこういうのかっこいいと思っちゃうんだな政宗。可愛いけど。あと鬼の顔がいかにも切って貼った感じが…何かはがれかけてないかしかも…。

 成実はその頃呑気に忍者修行中でした。浅野から連絡貰った忍者が「では、お守の方は終了させてもらおう」とか、ああそういう扱いなんだ…。何かまた切なくなるけど、成実は明るくていいな。前向きになれる要素があるからかな。しかし忍術身につけるのに「最低あと43年はかかる」とか、この忍者さんはやっぱり結構お茶目な人なんですかね。
 政宗たちは小田原へ。片倉は成実探しに別行動。「必ず成実の手がかりを見つけ出してくれ」って結構無茶言うな、とは思った。大内は政宗に付いてます。ああ、もう完全に信頼されてる…ちゃんと仲間になってるなぁ大内。
 このまま小田原学園につきましたが、政宗はまずおやかたさまに会わせろと。おやかたさまは近くのビルの上から呑気に紅茶飲んでました。しかし「成実をどこへやった」に普通に「我々に力を貸せばいつでも返して差し上げます」の浅野にはびっくりした。惚けるかと思った。まあ忍者と繋がってるのはばれてるもんな…しかしここまで成実のことで脅しかけてきたわけでもなく、それでも成実人質にしたら信用されないだろうに…どういうことだ。
 政宗は豊臣に紅茶貰い、すっごく美味しいじゃん、とか言ってます。何か偉そうだけど、これって頑張ってるのかなー。葉の種類当てて「おれには向いてない」とか、一生懸命牽制しようとしてるように見えるな何か…。豊臣は大喜びしてますが。よくわからない。

 成実を探す片倉の元には真田です。気配だけでわかるんだ、とか真田が言ってますが、前のときもそうでしたよね。まあ最初のときは六文銭の音かなとも思いましたが。
 「顕現もしたんだって?」に「狩ります? ぼくを」とか言い返してる片倉。まだ真田が顕現狩りの可能性はあると。これは挑発してるんだろうか、ホントにそう思ってるんだろうか。挑発の意味があるようにも思えないけど。真田は笑ったあと一瞬真顔になってるし、気に食わなかったのは確かかな。
 更に「あなたみたいに付く人間をころころ変える人間には」とも言われてますが、片倉的に、真田が豊臣の前についてた人間って誰なんだろう…。まあ前から知り合いみたいだし、上杉とのことは知ってるのかな。あれ、でも上杉と豊臣が繋がってるのも知ってるよな…。
 まあともかく、片倉が聞きたいのは成実の行方です。「知ってるよ。その人どこにいるのか」「ぼく知ってる」楽しそうというか嫌らしい言い方しますね真田。嘘っぽいけど、真田だもんなぁ。相手するしかないですね片倉も。というわけで真田VS片倉の戦闘開始。
 一方政宗側も「あっちの代表とおれとで決着つけるってのは」と提案して、タイマンでケリつけることに。人数差的には五家同盟たちの側が圧倒的に多いもんなぁ。一方的なのは好まない政宗らしいってとこでしょうか。
 そして出てきた小田原側の代表が味噌汁くんと。あー、こう繋がるのか…と最初見たとき妙に納得した覚えが。彼は北条氏直だったようです。誰だっけ。
 豊臣側には石田三成も登場し、ああホント人が増えていく…。


第12話「竜虎★相搏」

 最初の視聴時、大分流し見になってた戦国男士で一気に引き込まれたというか目が離せなくなった回がここでした。いやぁ、いいアクション回だった。雨が降ったり止んだりしてるのが気になるけど! 仕方ないんでしょうが、ああいうのは。
 政宗VS氏直は力と力のぶつかり合いって感じで、片倉VS真田は技、って感じかな。身軽な動きがいいな。この片倉VS真田の戦いがもう好き過ぎて。真田がずーっと楽しそうなのも良かったです。ホント強い奴と戦いたいってのが全てだったんですね。片倉が顕現して嬉しくてしょうがないのか…。ひたすら遊んでる感じの真田に対し、片倉は何かそろそろ本気出す→こうなったら徹底的にとか段階踏んでるんですが、どっちかというと片倉押され気味に見えてたので何か微妙な台詞だった。自分がやられたところで「そろそろ諦めて」とか真田に言うし。真田が諦める要素が全くないんだけど…!
 真田の「やだ!」は可愛かったです。ホント今回真田見てるだけで楽しかった…。
 そして片倉がトドメ刺されそうな感じになったところで、出てきたのは成実。忍法です。ホントに何かどっかから飛び出てる…! 技なのかこれは。そして成実の初顕現。やっぱムカデなんだ。ノリのいい成実に真田は大笑い。成実のキャラに笑ってんのか、忍者の思惑に笑ってんのか。とにかく、今日は楽しかったからこれでってことで去って行きました。ある意味引き際は心得てるなぁ。まあ成実出てきた以上、片倉を引っ張る餌もないもんね。

 一方政宗VS氏直側。軽くぽんぽん飛び回ってた片倉たちに対し、こっちは重たい感じ。痛そう。2人ともガタイがいいから似合うなぁ。
 戦いながら豊臣たちの目的とか、何で顕現狩りやってるのかとか伝えられてますが、結局よくはわかりませんね。SLPM社がやろうとしてることってのも何か表現が曖昧で。あ、鬼庭先輩倒したときの回想入ってますが、結構普通に素のままやってるんですね氏直。あれでやられた人、誰も相手の証言が出来なかったんだろうか…。
 政宗は正義を貫く喧嘩、を宣言してますが、誰が正義だか結局よくわからない状態で言ってもなぁ。ここで氏直を倒すことは政宗にとっては正義だったのか。…結局鬼庭やられたからじゃないの、これ。
 そしてひたすらぼこりあってさすがにぼろぼろの2人。「限界? お互い」と聞いた氏直には「おれまだやれそうだけど」とか返す政宗。強がりっぽいですが、それに「ホント? じゃあ、負けるかも」とか言っちゃう氏直はいいな。こういう素直さ好き。
 結局最後の殴り合いで決着。氏直は顕現を失うことに。まだ立ってる状況でも消えるんだな顕現。
 殴りあったあとはまあお約束の爽やかさ。「氏直ってんだ」に「そっか。で 何で味噌汁くんみたいないい奴が」っておい政宗。ちょっと笑った。これ素でやってるのか。名前呼びたくなかったわけじゃないよねさすがに…?
 まあ平和に終わるのかなぁ、と思ってたらここで突然政宗にすがり付く氏直。学園長である親父が危ないらしいです。そもそもSLPM社の陰謀を学園長が知っちゃったために狙われていると。知ったから顕現狩りやってたんだよね。何か攻め入る口実与えちゃった感じになってるんじゃ。
 それはそうと、ここまで結構爽やかに戦っておいて、いきなり「親父を守ってくれないか」「お願い助けて」はびっくりした。いや、この時点まで全く親父のこと出なかったから…今現在危ないなら呑気に戦ってる場合じゃなかったじゃん…!
 実際政宗が辿り着いたときには、血まみれで倒れてる学園長という。うわぁ…。氏直の必死の頼みのあとのこのシーンはさすがにショックだった。人死にが出たこと自体もそうだけどさ…!
 政宗が呆然としてる間に、小田原の乗っ取りは完了したようです。いきなりの当日廃校。そして「とっととこの学園から消えうせてください」とか、いい悪役っぷり。
 結局子どもたちの喧嘩は何の関係もなかったんだろうか…そしてこのあと戦闘になってるのは何でなんだ。
 やっぱりよくわからないことは多いけど、とにかくまあアクションの楽しい回でした。


第13話「有為★転変」

 OP小ネタ。3人の謎のリアクションが面白い。そして中身が何なのか全く想像がつかない。空らしいですが。

 小田原の事件が終わり、一週間ぐらい経ってるっぽい中、考え込んでる政宗。死人が出たってのは大きいですよね。「犯人逮捕されたのかな」と成実が返したときに初めてこの世界は一応現代舞台でリアルな世界なんだよな…と実感した。まあ学園長の死は隠されちゃってるようですが。
 そして政宗にとって気になるもう一つのこと、成実の顕現ですが。適当に済ませようとする成実に怒鳴って聞き出す政宗。ああ、もう余裕なくしてるなぁ。結局全部言っちゃって「お前、おれがあれだけ」「おれだって必死なんだよ!」と怒鳴りあい。個人的には成実の方に共感してしまいます。成実がね…守られる女の子だったら良かったかもしれないけど。成実が気にしてたこと、わかってなかったのかなぁ政宗…。気にしてるけど別に大丈夫だろうって思ってたのかな…。
 何だかもうどうしようもない感情のぶつけ合いが辛いなぁ。結局成実の言葉を受け入れない政宗に、成実は自分から消えてやるよ、と。ホントに消えるからびっくりしたよ…。ただの喧嘩で、お互い感情的になってるだけだと思ってたのに。そこまでの亀裂が入ったのか、これ。まあ政宗のために顕現したのが、政宗には許せないことだったから…なぁ。

 一方前回三成たちから逃げた氏直。何か残飯漁って雨水飲む生活してるんだけど…! これはきついな。どうやら秀吉たちを狙ってるらしい、ということで三成から警護強化の案が出てます。秀吉は軽いですね。秀吉は強いんだろうか。
 息子の秀頼については「真田幸村を警護に」とか三成が言っててびっくりした。真田ってそういう位置だったのかと。でも真田の学校に転校手続きを、って一応秀頼側を動かすんだなぁ。真田、学校に行ってるんだろうか。
 まあどっちにせよ秀吉は却下しましたが。そして政宗に任せてみると。また何か新しいことに巻き込まれてるな政宗。浅野からは「断ることは許されません」とか言われちゃってます。ホントどういう位置なんだSLPM社。「お前らのせいで全部ぐちゃぐちゃだ!」とか叫ぶ政宗は、もう自分でも何が何だかよくわかってないんでしょうか。多分八つ当たりも入ってるよね。人が死んで氏直が消え、成実も去り、ぐちゃぐちゃなのは政宗の頭の中だよなー。
 この学校を潰すことぐらい簡単とか、浅野はもう完全に悪役方向。ホント、何を信じていいのやら、ですね。激昂してる政宗は片倉が抑えて、その後の作戦も冷静に与えてます。政宗は一人じゃ駄目なんだなホント。しかし片倉、これを氏直に会うチャンスと言うか。どっちにせよ怒鳴ってぶっ飛ばしたところでどうにもならないしね。落ち着いた人が居るとありがたい。大内も結構落ち着いてますが、大内は何か部外者感あるしな、この辺は…。

 そして秀頼の登場です。どんな奴かと思えばわがままで世間知らずのお坊ちゃんタイプ。普通こういうのは反発しそうですが、政宗には最初っから異様に懐いてます。明るいなー。タイプ的には可愛いけど、見た目との違和感がまた酷いな…! いや、ほとんどヤンキーものだったからどう見ても高校生に見えない人たちもそんなに気にならなかったんだけど。どう見ても大人にこういうキャラやられると! まあ慣れたけど。
 政宗の学校生活という珍しいシーンが見れましたが、秀頼は政宗に手重ねたりトイレでじろじろ見たり着替えで恥らったり、いやもうどう判断していいのこの子!
 政宗もかなり引いてる感じでしたが、クラス内ではどうだったんだろう…。体育の失敗で責められたときは、政宗が庇うだけで「伊達くんがそう言うんだったら…」になるから護衛としては素晴らしいなー。
 と思ってたらいきなり秀頼単独で相馬たちに絡まれてますが。やっぱり転校生には自己紹介なのか。と思ってよく聞いたら単なるかつあげだった。これに対しまさかのラップ返しの秀頼! ええええー。そんな特技あったのか。思わず手拍子して歓声まで上げる周りの生徒のノリがいいです。さらっちまえ、となったところで大内&片倉が登場。なんかかっこいいな…。
 あ、大内は相馬に挨拶してなかったそうです。この2人今どういう関係なんだ…。
 最後に政宗も出てきましたが、政宗が喧嘩モードになると逃げちゃう相馬。政宗、喧嘩相手減ってるな。
 「ダディの言う通りやっぱまーくんは凄い!」秀頼は益々はしゃいでました。
 その後、秀頼と2人きりで話してる政宗。顕現のこと、秀吉の目的のこと、今度はあからさまにいい方向から語られてますね。新しい日本を作るため、が氏直の言ってたこととそう矛盾してないし。
 何で秀吉が秀頼の護衛を政宗に任せたんだろうと見てた当初思ってましたが、これは秀頼を使って政宗を取り込むためだったんでしょうか。完全に絆されてるもんなぁ。結構単純だしね政宗…。

 秀吉の方はその頃、黒鎧相手に何か頭下げてます。黒鎧に対しておやかたさま、とか、また何か増えたな。
 「信長さま」の言葉に何か納得しつつ以下次回。
 ここでDVD上巻は終わりですね。何か半端だな…!


第14話「雲竜★風虎」

 何かクレープ食べてる3人組。場違いさに大内が落ち着かなさげですが、イケメンなので全然大丈夫な気がする。
 続いてゲーセンでプリクラです。秀頼の趣味がよくわかんないな。とりあえず大内にも懐いてる様子。が、このあと大内と2人きりのところを狙われ、攫われる秀頼。カツアゲに来た4人が普通に顕現してるのにびっくりした。顕現者ってまだいっぱいいるんだなと…。
 秀頼を助けたのは徳川家康でした。おお、ついに出てきた! 大学生ってのが何かいいな。今まで子どもと大人に別れてたから。この家康は秀頼の幼馴染のようで、とりあえずみんな一緒に夕食という流れです。それまでちょっとキモいけど、まあガキだと思えば気持ち良いかなぁと思ってた秀頼が愛ちゃんに対してはいきなり敵意むき出し。正直引いた。このシーンはマジで受け付けなかったのでとりあえず忘れることにする。
 それよりここで家康が実は有名人という話の流れ。BukeShowHatに笑った。知ってる名前が出てくると面白くなるなぁ。
 このあとのSLPM社会議では知ってる名前がほぼモブだったのに別の意味で笑いましたが。あの辺全部エキストラかよ…!
 会議の方は浅野さんが出した企画をあっさり却下されてます。こんな社長嫌だな。「目のつけどころは良かった」とか一応フォローしてる三成が素晴らしい。秀吉は毎回あんな感じなのか、単に病気で余裕がないんだろうか。
 顕現者関係は上杉たちの担当なんですかね。三成の言葉に答えるのは直江。「お前に聞いたんだ、上杉」やっぱ言われるよねぇ、こういうの。全て直江に喋らせる感じは面白いけど。
 秀吉のところには家康が。お茶持って来てます。癌なのか秀吉。もう長くない感じですね。家康の持ってきたお茶は何かあるのかと思ってしまった。

 政宗のところには何か唐突に訪れてる真田。成実の居場所については普通に知らないようです。別に嘘は付かないのかな。
 「喧嘩ならいつでも受けてやる」に「いいよ。なんかそんな感じじゃないでしょ」「こう見えてぼくは空気の読める男だよ」と答えたのに何かやられました。いやホント、真田って意外と賢いというか周りを見てるというか、ちゃんと理解してるよなぁと思ってたとこにこの台詞だったので。ホント話の邪魔しないよね…。
 このあとも何か政宗を自分のお気に入りの場所とかに連れてって情報与えてます。片倉の件でまた政宗への興味が出てきたのかな。政宗は顕現狩りとして疑ったこと謝ってますが、これ、真田とやりあったあともずっと思ってたの? 真田が否定したあとは誰なんだ…的になってたから疑い解いたのかと思ってたのに。
 真田は真田で「思わせぶりなことをしたり君たちを引っ掻き回したぼくに謝るの」とかホント自覚あってやってるんだよなぁ。
 政宗に謝られたときの表情が…誠実に向き合ってくれるってだけで真田には大きいのかな…。
 あ、真田の話は結局よくわからないというか、やっぱり肝心なとこは全部ぼかされてる感じですね。
 政宗も当然よくわからないまま。まあ気に食わなかったら潰すしかないなという感じで進まない。
 どうでもいいけど最後のシーン寒そうだな…。


第15話「羅織★虚構」

 朝、登校途中に家康から来る「ブログ更新なう」メール。全員に一個一個送ってるそうです。これは…どのくらいの頻度か知らないけど面倒くさいな…! 愛ちゃんや和尚さんも微妙な反応してて笑った。家康、人付き合いそれで大丈夫なのか。
 その頃真田は家康のところに。「おはようおじさん」って言ってるし朝ですよね。やっぱり学校行ってないのか。真田は家康のことはあまり好きじゃないようです。いや、ハーブのことかもしれないけど。このタイミングで倒れる秀吉は…ホント、お茶に何か盛られてたのかって感じだよなぁ。
 秀頼は呼び戻され、会社でも役員緊急招集。「浅野さん」「社長の具合は?」「わかりません」って、あれ何か浅野と三成の立場が前回と逆転してるような。いきなり三成が敬語です。どういう関係なんだ。
 会議では秀吉の引退宣言と、後継者は秀頼にする宣言。いろいろびっくりだ。まだ秀吉に余裕がありそうなのも。秀頼はまだ学生だし後見人を選ばせようということで、早速三成が秀頼の好物差し入れてます。何てわかりやすい懐柔作戦。秀頼はとっとと政宗たち呼んで楽しんでますが。ここで大内が空気読めない発言連発。秀吉のこととか、あまりちゃんと知らされてなかったせいなのかなとは思いますが。成実が居なくなったのだって、大内は多分事情よく知らないままだよねー。
 秀頼がサザエは木になると思ってた発言で笑われてましたが、ちゃんと後で調べてるのは偉いと思った。っていうか誰も教えてやらなかったのか。

 そしてその夜、誘拐される秀頼。犯人は政宗に身代金受け渡し人を指定という流れです。これ、全部攫われた当日にやってるんだろうか。三成の用意の良さが凄いよね。あと政宗最初携帯持ってなくて電話出なかったので、愛ちゃんが気付かなかったらスルーされてたんじゃないのか…そうなったら寺にかけるか。
 大内から「北条氏直の仕業かな」とか言われてようやく、そういえば氏直から守る流れだった、とか思い出しました。でも身代金、とか言われると普通に金目当てっぽいよなぁ。
 あ、夜中でしたが大内と片倉は愛ちゃんが呼んでました。政宗は怒ってますが、この仲間っぽさはいいな。愛ちゃんがちゃんと仲間と認識してるのが。

 で、攫われた秀頼の方ですが。「まーくんの指示さ」とか誘拐犯に言われちゃってます。「自分のこと、まーくんの仲間だと思ってた?」とかもう、政宗が実際どうとか置いといても、この状況は怖すぎるし惨め過ぎる…。
 そして取引現場。「氏直じゃない」とか考えてる政宗は、氏直の可能性あると思ってたのか。
 金は取られたものの、秀頼は無事返って来ましたが…政宗を拒絶しちゃう秀頼。えー、あれで信じたの? ホントにそうならわざわざ誘拐犯から言ってこないだろ、と思ったんですが。そもそも呼び出しは政宗からで、メールを消されてない辺りから実行犯に裏切られたんだろうという三成の推理。おお筋が通ってる…。
 が、実際のメールは成実を名乗る誰かわからない相手からのメールって。いやいやいや…。せめて政宗や成実の携帯使って送られたメールならともかく。何で誘拐犯の名乗りをそのまま信じるんだよ。冤罪ネタ嫌いなのでこんな阿呆な流れでもちょっとイラつくなー。
 政宗は政宗で成実の名前にショック受けてるだけでまともなツッコミないし…。

 誘拐犯の方は片倉&大内が追ってましたが、途中で車に拾われ引き離されることに。大内、片倉に追いつけないんだな…。陰でこっそり政宗フォローしてる感じはかっこいいけど、今回は大内が邪魔しただけになってしまった…。
 誘拐犯の方を助けたのは上杉と直江。が、金を取り戻しに来ただけだったようです。それにキレた誘拐犯「おれを誰だと思ってる」「蒲生氏郷に手を出して」とか言ってますが、この蒲生くんは上杉たちのことは知らないんだろうか。
 上杉&直江もここで顕現。ああ、大人たちも普通に顕現するんだ…とか思ったなぁこのシーン。考えてみれば当たり前だけど。


第16話「気骨★稜稜」

 OP小ネタは、何か政宗に膝枕されてる秀頼。もう何か…ホント何なんだこの子。

 誘拐犯は入院後面会謝絶になってるようです。また徹底的にやったな上杉たち。片倉から「敵は本気であなたを陥れようとしています」とか言われてるけど、正直あの作戦でか…? とか思っちゃうなぁ。
 そして秀吉から呼び出しを受ける政宗。家康からは生きて戻れないかもしれない的なこと言われてます。ええええ。まあそういう手段も取る奴らだってことですよね、話の規模が大きくなりすぎててもうどう判断していいのやら。
 政宗の「会わずに逃げ隠れしてたら絶対に信じてもらえない」はいいなぁ。確かに無実です、関係ありません、とか言ってたところで終わる話じゃないしね。
 しかし家康の発言にショック受けてた愛。政宗を行かせないよう政宗のお守り奪ってました。あれがないと駄目なのか政宗。「ガキの頃から一緒だった」「もうおれの一部」のようです。結局渡しちゃう愛ちゃんですが、ここで政宗、お守りを愛の口に押し付けて「これでスーパーお守りだ」って、えええ何やってんの! このシーンはびっくりした。政宗はホント愛のことどう思ってるんだ…。そしてどう扱いたいんだ。「おれの一部」を唇に押し付けて行ったよ…!
 あ、服装の方は鬼庭先輩から貰った特攻服です。三成から暴れる気で来たのかと言われて「え?」とか言ってるけど、いやその格好だとそう思われるよ…!

 秀吉との面会では、あっさり政宗の仕業とは思ってないとか言っちゃう秀吉。びっくりした。何だよ…! いや、ありがたいですけどね。あんな馬鹿な作戦信じ込んでなくて。秀頼の方は当初は混乱してたからともかく、やっぱり信じちゃってるのか…まあ秀頼も単純馬鹿なんだろうなぁ。
 で、誘拐はともかくとして、秀頼が怖い思いをしたのはお前のせいだと。こう来るか。正直政宗を陥れるのが主眼なのか秀頼誘拐や身代金が目的なのかってあの状況だけじゃわかんない気するけどなー。
 「お前は罰を受けねばならない」って相変わらず政宗はいつも理不尽な状況に置かれるな。「そんなの無茶苦茶だ」と政宗が突っ込んでくれたのは良かったけど。秀吉はそれを自覚して言ってるのでまあイラつかない。
 それよりこの流れで「おれが罰を受ければ成実の無実は証明されるんだな」とか言い出したのにびっくりです。何でそうなるんだホント…。
 成実については、政宗自身は「仲間だから」信じてると。これは秀頼には耳に痛い言葉なんじゃないかと思ったら、秀頼も信じるとか言い出しました。良かった良かった。これで片付いた…わけじゃありませんでした。ずーっと怪しい行動取ってる三成から反発。成実じゃない証拠がないとか、あのメールが成実だって証拠の方がないだろう…名前名乗ってるからって馬鹿かホント…。そして証明は成実の普段の馬鹿っぽいメールと比べて、こんな文章書けるはずがない! で終わりました。それでいいんだ…。もう何か…いや、それでいいならいいや…。
 ここが一件落着してる中、政宗のお守りに秀吉が反応。 2人きりになって秀吉が天下布武について話してます。武力で天下取るとか、現代でそのまんま言われるとちょっと待て、とはなりますね。思わず駄目だろと言った政宗ですが、でもお前の喧嘩とどう違うとか言われて「違わないのか…」って政宗…。そもそも喧嘩(というか政宗たちの感覚だと殴り合い)自体普通はいいことじゃないんですが、そもそもそこは抜け落ちてるからなぁ政宗。ただ家帰ってじっくり考えたら、やっぱ違うと結論付けたようです。喧嘩に勝ったからって負けた奴を好きにしていいはずがないと。そうなると喧嘩のあとどうするかって話ですけどね。まあともかく結論は出たようです。頭から感情だけで否定せず、ちゃんと問題に前向きに向き合ったって感じですかね。政宗は馬鹿だけど真面目なんだろうな…。

 秀吉は結局亡くなり、一つの時代が終わった感じです。家康が動き出そうとしてますね。歴史オンチの私でもわかる展開にはちょっとにやにや。
 真田は秀吉死んで大分ショック受けてるようです。ここで家康から誘われるんだなぁ。真田は利用価値はあるんですね。政宗へのみんなの興味はやっぱりよくわからないけど。
 秀頼は後見人に政宗を指定してるし。学生の後見人に学生って。会社運営に関してはさすがに全く関係ないのに。いいのかそれで。
 三成はキレて握りつぶした上で脅しかけてました。結局実力行使か。政宗がおやかたさまを殺した張本人とか、まだ政宗を悪者にしようとはしてますが。
 秀吉、こっちは野放しで良かったのか…? 本気でわかってなかったのかなぁ…。見てる方にはあからさまな分判断つかない…!


第17話「流転★無窮」

 秀頼は留学することになりました。まさかこういう展開になるとは思いませんでした。引っ張られすぎるときついキャラだったけど。
 そして「おじさんが死んで空っぽになったのは、秀頼だけじゃない」と何だか荒れてるというか暴れまくってる真田。秀頼の方が前向きだなー何か。まあ結局三成を後見人に指定したようですが。
 社長室にてご機嫌で秀吉の遺品を捨てまくってる三成。普通ゴミにしないものをしてるのでこれはなかなか引く光景。真田はツッコミながらも、そっと遺品の一つをポケットに入れるだけとか…何か切ないな。しかし「これからはおれがお前をしっかり躾けてやる」かー。ホントSLPM社にとっての真田って何なんだ。
 真田はこのあと上杉&直江と遭遇。上杉の「兼続の言う通りだ」についてようやく直球で突っ込まれましたね。「兼続は間違わないからだ」この2人は何かもう出来上がってる感じだなー。
 会社を出たところで今度は片倉です。片倉たちもSLPM社については調べてるようですね。三成には経歴詐称疑惑とかパワハラ疑惑があるとか、それがネットで流れてるってのがリアルだなー。経歴詐称はあんなとこだとすぐばれそうだけど、どんな詐称だったんだろう。
 全ては政宗のため、の片倉。真田には「今度は誰についていくんですか」でした。これは…何かきつい言葉だな…。
 そして最後に政宗に呼び出し食らってる真田。氏直のことを聞きたかったようです。真田はいろいろ知ってるから、まあ情報源としては有効ですよね。しかし呼び出して悪かったな、とか真田の連絡先知ってたんだろうか政宗。
 氏直については知らないと伝えたあと「悪いね」とか結構普通にいい奴だなぁ真田。片倉や大内が心配して駆けつけてきてますが、3人の仲良しっぷりを眺めてる真田が…何だ、この切ない表情…! 今回はOPでも真ん中に居たし、完全に真田の話ですねー。
 回想で完全な浮浪児っぽかった過去が出てます。上杉と秀吉に拾われた形だったんですね。最初にこの回見たときびっくりしたなぁ。真田が生きるすべとして選んだ「一番強いものについていくこと」とか。完全な一匹狼で、誰かの下につくのも面白がってのことかと思ってたのに。
 このあと家康のところへ行く真田。顕現者の集まりみたいです。普通の兄ちゃん姉ちゃんたちが多くて、何かヤンキーの勢力争いだった話から随分飛んだなって気分。
 秀吉の追悼集会が決まりましたが、真田の参加は自由らしいです。やっぱ一応特別扱いされる位置ではあるんだ。「ぼくも参加した方がいいの」の真田の頼りなさげな感じが辛い。子どもなんだよなぁ真田は…。

 その頃同時進行で三成の話も進んでます。ひたすらプライベートを激写されツイッターで流され…これは怖い。「みっちゃん監視サイト」まで出来てるようです。どうせ口だけだとか何とか言ってますが、会社に既にかなりの不利益出てますよねぇ。家康の「ぼくら若者を舐めたら痛い目にあいますよ」がホントその通りだ。結局三成は家康の言葉受け入れたんですかね。
 家康の演説はなんだかたくさんの人に見られてます。若者の心に響く…って感じでしょうか。映像的にはこの裏でずっと家康と真田が戦ってるので何か耳に入ってきませんが。
 「ぼくにはこういう形でしか伝わってこない」という真田。ちゃんとワガママだと分かった上で頼みごととして戦ってもらうとか、何か悲しい人だなぁ真田…。
 関係ないけど最初見たとき「家康というガキ。食えませんね」の直江の発言で、そういや家康はガキなのか…とか思いました。ホントみんな年齢がピンと来なくて…。全員高校生ならまだ良かったけど、同じようにしか見えない連中が大人だったり子どもだったりするから…!

 家康VS真田は、結局家康の勝利です。強いな…! 顕現は使ってないみたいですが。ここで真田のポケットから転がり落ちてる秀吉の遺品はそのまま置いていかれました。秀吉のことは吹っ切った…ってことで…いいのかな。


第18話「英雄★欺人」

 家康の演説によりネットでの三成への攻撃は収まったようです。…これマッチポンプだよね? 普通にそう思ってたけど、よく考えたら別にそうは言われてないのか。
 それでも三成はとりあえず護衛雇ったようです。家康のところに居た左近。社長室でバナナの皮撒き散らしてますが「食べ物をあちこちに捨てるんじゃない」とか怒鳴るでもなく言うし、案外心広いのかと思ってしまった。キレるポイントの問題なんでしょうね。あの見た目であの言動でも、使えるなら別にいいかって感じなのか三成。どう見てもマイナス要素の方が大きそうなんだけどなぁ。あれしか居なかったのかな…。馬鹿の方が使いやすいってことなのかな。
 ここに飛び込んで来た浅野に、うっかり政治家と会ってることを漏らしてる三成。びっくりしてる浅野にびっくりだ。「あなたやっぱり」ってまだ三成信じてる部分あったのか…。が、そんな浅野を三成はクビに。うわぁ。完全に感情で決めましたね。「私の失態を責めるばかりで」って、逆ギレにも程があるな。これは浅野さんきつい…。
 三成はこうして敵を増やしてきたのかな。

 政宗は家康のスピーチに共感したようです。やっぱり単純だな。でもSLPM社はやっぱり好きになれないと。家康も秀頼もその一員だけど、彼にとって会社ってどの部分だろう。
 ところで家康から「ぼく以外に秀頼が慕う人って見たことないからさ」との発言ありましたが、秀頼ってほとんど会う前から政宗に懐いてる感じでしたよね。これは秀吉が懐いていい相手を上手く吹き込んでるのか、秀頼に見る目があるのか…いや、でも秀頼、三成のことは見抜けてなかったしな…。
 まあ政宗は片倉と仲良くなったときも、いろいろ一足飛びだったし、そうさせちゃう人なんでしょう多分…。

 片倉はその後独自に動き、何やら山登り。何かと思えば成実に会いに来たのか…! 正直ここまで消えるとは思ってなかったよ成実。最初、役者さんの都合か何かかと。一応これも史実ネタだったんですね。
 ヒゲ伸ばしてワイルドな感じになって出てきた成実は、一瞬誰かわかりませんでした。金髪の根本が結構黒くなってる…一体どれだけ山篭りしてたんだろう…。
 この成実に帰って来て欲しいという片倉。でも問題は解決してないよなぁと思ったら「黙っていてごめんなさい」「実は、ぼくも同じなんです」で、片倉も実は強制顕現だったと…! えええええ。これはびっくりした。しかも今までずっとそれ黙ってたのかよ…!? と。え、これ、最初からそういう設定だったの? あんな、いかにも今顕現しましたって感じしといて? といろいろ思いましたが、まあともかく顕現はさせられたものだったのは事実で。それを政宗にもついに報告です。最初からそういう設定だったなら、ホント成実去った時点で言わなかったのがなぁ…何か卑怯だよな…。
 まあそもそも体がやばいんじゃないかってのも推測でしかないし、あんな、ただの怒鳴りあい、多分時間が経てば収まる怒りだよな…と思ってたけど。結局ようやくここで成実が帰ってくることに。バッグ抱えて座り込んで、なんだこの可愛いの。「あのときはすまなかった」政宗の方から謝りましたね。良かった良かった。

 一方SLPM社の乗っ取りに乗り出してる家康。途中で来てた直江からの宣戦布告が可愛くて笑った。
 家康は真田にも何か手伝ってもらうらしいですが、真田がやるなら喧嘩しかないけど、それでいいのか。
 真田はとりあえずこれで良さそう。
 この後何やら夜景見ながら語ってる家康ですが、ずっと出てた謎の忍者…が2人。「半蔵(妹)」「半蔵(兄)」って何だよ…! 男側は何か唐突に出て来て、一応片倉を顕現させたのはそっちな感じですが、何なんだホント…。


第19話「往古★来今」

 突然の番外編。いきなり政宗たち一切出てない話になってびっくりです。10年前の話ということで、とりあえずいろいろ謎が判明…したのか…?
 また一気にキャラが増えてついていけない! いきなり初っ端で顕現してバトルトーナメントとかやってたのは笑いましたが。ホント、ヤンキーたちのシマ争いとかもうどっかいってるな。強制顕現は製薬会社が開発した薬とか、大人の世界のものだったんだなぁ。
 顕現したものを次々と惨殺する黒鎧とか、話のレベルが大き過ぎる。それに対する対策を〜というのが今回の話ですかね。どうでもいいけど、片方の言うことをいちいち遮って話す研究員さんがうざい。延々繰り返してるからホント見てて嫌なレベルでうざい。
 顕現に関して「筋力や敏捷力を上げる」のは効果(?)の一部でしかないと説明されてます。ヤンキーたちが喧嘩に使ってただけで、いろいろな方向に利用してる人たちが居るのかな。結局それ以外何に使えるのかはよくわからないけど。
 あ、前回出てた氏直にちょっかいかけてる男、ここで明智光秀と判明。…で、いいのかな。見る前からデカブルー=明智と知ってたから驚きはないけど。デカブルーがやってなかったらまず間違いなく前回の男と一致してないけどね…!

 そして政宗の代わりに今回主役を張ってるのが今川義元。何か牢に入れられてます。半蔵兄妹と仲良いようです。明るくて気持ち良い感じの男ですが、え、5年も閉じ込められてたの。あれいくつなの。
 しかも閉じ込めてたのは親父のようです。義元を守るためとか言ってますが、警察に捕まらないよう匿うのに牢に閉じ込めるって何なんだ。放っといたら暴れ出すならともかく、道理もわかってるいい子にしか見えないんだけど…。出されたあとも大人しくしてるっぽいしなぁ。外出は母親の墓参りだけとか。このあと研究室に女の子呼んではしゃいでますが、太原さんも結局はしゃいでるしな。あ、ここでさりげに子ども時代の家康が。ああ、今川のところ…。単に遊びに来てるだけの感じですかね、これは。

 そして後半になり「黒鎧が鎧を脱いだという情報が!」ってどこでどう手に入れたんだろうその情報。早速義元が仲間と向かいます。仲間との関係もいいなー。楽しい。
 けど、黒鎧には完全に敗北。この黒鎧の中の人というのが織田信長で、それを子ども時代に見てたのが政宗と成実と。繋がってきたなー。義元は一瞬死んだのかと思ったけど、とりあえず元気そうでした。
 ああ、ホントに人物増えすぎてついていくの大変だ…!


第20話「堅甲★利兵」

 信長に負けた義元は「おれを顕現させてくれ」と太原のところへ。顕現してる相手にはそうでないと勝てませんしねぇ。顕現者たちに勝ってる時点で黒鎧が顕現者である想定はしてなかったんだろうか。あの鎧と刀で勝ってると思われてたんだろうか。
 太原は義元を顕現させることには反対。まだ未完成だとか。自ら実験台になるって言ってるし、今までいろんな人に試してた薬だと思いますが、義元のことを大事にしてくれてるのかな、これ。
 「危険、大好物ですよ」義元の真っ直ぐさはいいな…義元はホントいいキャラ。
 このあとはひたすら修行になるしね。政宗と成実のいいとこミックスしたみたいな感じだなー。修行には半蔵兄妹と家康が付き合ってます。どうでもいいけどこの家康、服装のせいもあって家康の子ども時代というより秀頼の子ども時代に見える。
 義元が顕現したい理由について語ったところで半蔵妹から「じゃあ私がさせてあげる」発言。あ、やっぱ出来るんだ。これは一応薬とはまた別のやり方なんですね。これで顕現した義元。再び墓で親父さんと話してます。この親父さん、見た目は普通で喋りは優しげだけど…そうか酷い人なのか。口ではまともなこと言ってるのがきついなー。
 これで顕現について新たな情報を得た親父さんは太原を張って、情報ゲット。そうか、半蔵兄妹は信長の妹の子どもってことになるのか…。黒鎧について「ただのパワードスーツではなかった」という言い方はちょっと笑った。現代、なんだよなホント。
 今川はこの親子を狙いますが、太原が囮になって妻子を逃がすことに。女装してますが、あれでごまかせたというのか…。顔見えないよう頑張ってたにしても無理あるだろ…!
 このあと黒鎧がやってきて、殺せとか言い出しますが、太原が死ぬ意味はなんだろうなぁ…。全て終わりにしたかったのかな…。

 そして黒鎧のもとへ乗り込んだ義元のところには顕現者がぞろぞろ。親父の差し金っぽいです。「そういうことかよ」「あんときと同じじゃん」の義元の泣きそうな顔が辛すぎる! 何度裏切られても期待し続けた親父さんに、最後まで裏切られ続けたんですよね…これは…泣ける…。
 その親父さんは「最後に親の愛情というものに触れられて満足なんじゃないか」とかとことんわかって利用してる感じという。ひでえ…。
 で、親父さんと明智が居るところに乗り込んできたのは秀吉。明智の裏切りは事前察知したってことですかね。明智が火を仕掛けたのは義元たちが居るところの方? 最終的に黒鎧もやってきてますが、何がどうなったのか…。最後に「HONNOUJI」の文字があったので、ああ本能寺の変かと思ったけど、いや、それじゃ何もわからない…!
 この事件後、家康と半蔵兄妹は秀吉のもとへ。おいしいとこ取りだよな秀吉。仮性顕現者なんて、って言いながらこのあと増やし続けてるみたいだし。
 今回でいろいろ分かったけど、同時に人物増えすぎてまた処理が追いつかなくなったので結局謎が減ってない感じ。
 とりあえず義元はいい男でした…。悲しすぎるキャラでした…。


第1話〜第10話へ 第21話〜第26話へ

 

 

戦国男士トップへ戻る
トップへ戻る