戦国男士感想 (21話〜26話)


第21話「窮途★末路」

 いきなり社長代行解任されてる三成。家康の乗っ取り準備が整ったってことですね。いや一応会社は秀頼のものなんじゃ、と思ったけど株買い占めて何か上手いことやったみたいです、ついでに社員を学生に総入れ替えしたそうです。凄いな…。
 学生のみで運営する! ってところで何かちょっと少年漫画っぽさが戻ってきた。五家同盟は警備員のようです。武力系顕現者はやっぱそれしか使えないよなぁ。って今顕現残ってるの佐竹だけだっけ。
 こうして追い出された三成。左近はこんなときに限って遅刻のようです。使えないな。「おれんち、時計ない」まあこういう奴だとわかってるんだから、三成ももうちょい対処しとくべきだったのか。EDで時計与えてるどころか家に連れ帰ってる三成にはちょっと笑った。

 その三成からの命令で今回動いたのは上杉&直江。政宗を呼び出して喧嘩吹っかけてます。「暴れたいんでしょ」って上杉、喧嘩は好きなキャラなのか。どっちにせよ直江一人じゃ駄目だったでしょうが。家康は結構これまでで黒い感じ出てるけど、政宗は真っ直ぐ信じてるなぁ。
 あ、政宗は呼び出しの場所に行くのに迷子になってました。変なところで駄目だな政宗。見かねた相馬に案内されてるよ…! 何か相馬がいい奴。まあ元々このあたりは喧嘩仲間でいいんでしょうね。政宗にとっては喧嘩した奴はみんなダチみたいです。
 政宗たちは喧嘩のためにとっとと場所移動。片倉たちも一歩遅れて飛び込んでます。更に遅れて真田。真田、最後のシーンでも何か遅れて来てたけど足遅いんだろうか。
 真田は家康の命令で政宗迎えに来てました。直江…というか三成が一応一歩先んじた形ですね。愛ちゃんも言ってたけど、パシリは普通にやるんだなぁ。

 上杉&直江に追われてる政宗のところには家康。2人を分断させよう、って唐突に出てきた家康が餌になるのか? と思ったら直江は家康追おうとしてました。家康叩くチャンスって意外にないのか。確かに1人のときってなかなかないのか。
 が、上杉が「兼続の言う通り…ではない!」と突然の否定。直江びっくりしてます。否定されることなんてそうなかったんだろうなぁ。
 上杉の言う通り、再び政宗を追う2人。スーツ姿で並んで走る2人は何かシュールというかちょっと怖い。
 戦闘では、やっぱり2人相手に手こずる政宗ですが、そこにやってきたのは相馬! 「巻き込まれてやるよ」はいいな。なかなか熱い展開です。相手にしなくてもいい気はするけど、上杉はおっさんと言われてキレたんでしょうか。やっぱ駄目なのかおっさん呼ばわり。
 これで分断成功し、上杉が相馬たち片付けてる間に、政宗も直江を倒してます。
 そして「よくも兼続を」「よくも相馬たちを」とお互い様でタイマン…というところでいきなり刺されて血を流す上杉。びっくりした。何だこの展開! 「また人が死んだ」ってホント、この流れで上杉が死ぬとか予想外過ぎた…! あまりに突然の死なのはよくわかるから、直江の叫びとか悲しすぎる…そしてまた真田の大切な人が、っていうのがね…うわぁ。
 政宗たちもショック受けてるところで以下次回。ついに関ヶ原突入のようです。


第22話「旗鼓★相当」

 OP小ネタで相馬一派。無事だったのかな彼らは。

 上杉の死については新聞でもテレビでもやってないということで、ホント、違う世界を相手にしている感じになってますね。和尚さんからももうこれ以上関わるなと言われましたが、そもそも基本向こうからちょっかいかけてきてるからなぁ。政宗も「家康が必要としている」というところが引っ掛かってるようで、それを確かめたいようです。
 が、家康は電話に出ないという。これ、家康は普通に暇そうだけど何で出ないんだろう。不安にさせるためだったんだろうか…。「家康って奴も黒鎧に…」とか成実が言い出すまで、政宗たち視点だとその可能性があることに気付けなかった。ホント、政宗たちは何も知らずここまで来てるからなぁ。正直最初見てたときも初っ端から胡散臭いというか家康という名前だけで何か企んでそうな感じがしちゃってたんですが。政宗たちから見るとホントに尊敬できるお兄さんなんだよな…。
 政宗は一人で行く気満々でしたが、当然成実たちも付いてきます。他の奴らが無茶したら怒るんだから、当然政宗だってやり返されますよね。一人よがりなとこあるから、成実が殴ったのはちょっとすっきり。政宗も謝ったよ…!
 「一緒にやりたくてむらむら」は…言い直されたせいで逆に流せない。何言ってんだホント。
 この辺の流れ、真田は全部見てたのかな…。少し回復してた真田の表情が、上杉の死でまた切なくなってて、何だろう、何かもうドキドキするな真田見てると! 誰か抱きしめてあげて、とか思う。旭日との会話でも子どもっぽさが強調された感じがまたなぁ。

 それはそうと、政宗側はとにかくまあ、みんなで一緒に行くぜという流れにはなったんですが、ここでテレビのニュース。SLPM社に機動隊突入らしいです。えええええ。最初見たとき何が起こったのかと思ったよ、何か家康には株の不正があるとか、学生たちが退去しないからとかで機動隊突入らしいですよどういうこと!
 三成がこういう方向に持って行ったようです、三成すげえ。警察ともしっかり繋がり持ってたんですね。まあ小早川の名前が出てきた時点で、ああ…となりますが。
 直江は上杉の弔い合戦として参加のようです。黒鎧の位置については彼らはどう思ってるんだっけ…まああの時点で上杉が邪魔だったのは家康だから、ターゲット家康は間違ってないのかな。ああ、水飲んでる…何かこう、上杉への思いがわかりやすく強くて、変に思いつめないで…とか思っちゃうな。
 真田は「飼い主を変えてもいい?って言ってるんだよ」で参戦。飼い犬とか飼い主とか…自覚あってやってるんだよな真田は…。報酬は言い値で、とかは三成が納得しやすい方向にしたのかな。相変わらずタメ口というところにも突っ込まれてますが、まあ使えるなら使うかという三成のこの姿勢はやっぱいいな。

 政宗は「おれは家康さんを信じたい」ということで機動隊との喧嘩になるかもしれない中、SLPM社に突入。「やる前から勝てるってわかってる喧嘩、お前楽しいか?」とか言ってますが、政宗はいつもそれがわからず戦ってたのか。「強いわお前」って言われて「おれが強い?」とか戸惑うし、自覚なかったのかよ…! 片倉まで「強く、なられました」って、え、成長したのこれ。いや、強いって力だけの話じゃないんだろうけど…何かピンと来ないな。
 家康さんを信じたいってのもなぁ…政宗が信じるものってのが結構間違ってること多いせいでどうにも。
 最後も、結局家康に煙に巻かれてる感じがな。そりゃあ家康の方が上手だよね。
 関係ないけど、そういえば愛ちゃんはホテルの一件以来こういうときに出しゃばってきませんね。ちゃんと自覚持って引けるのがホント素晴らしい。

 SLPM社ではまず三成たちVS五家同盟です。五家同盟は佐竹、葦名、その他3人というイメージなんですが、3人はそれぞれ自分が3強と思ってるようです。佐竹と葦名よりは下だと思ってる感じはちょっといいな。…そういうことだよね、これ?
 そういや五家同盟、全員また顕現させられたんですかね。何か色がないと筆の落書きに見えちゃうな。
 三成たちにいきなり吹っ飛ばされてます。何か気(?)を飛ばすシーンが妙にシュールで笑ってしまった。
 五家同盟にも、こっちに付けとか言ってる三成。無駄な争いはしないんですかね。「私には国家権力がついている」言い方はあれだけど、これって要するに正しいのはこっちだって言ってるだけなんだよなぁ。実際にどこまででっち上げなのか知りませんが。
 五家同盟はこれで三成についたけど、自分の意志じゃないとか楽しくなさそうとか政宗が怒ってます。むしろ五家同盟はそんなに家康側が良かったんだろうか…彼らが気まずそうにしてる方が何か不思議だ。っていうかやっぱり警察味方にしてるってことは、それに逆らってる方が犯罪者なのに…政宗は最初から家康が正しいに違いない、だよなー。
 「あんたの暴力、おれが喧嘩でねじ伏せる!」という台詞がやっぱりよくわかりませんが、とにかく戦闘開始です。


第23話「恩讐★分明」

 OP小ネタは片倉衣装変え。片倉、青似合わないなー。

 戦闘は、大内VS直江、成実VS左近、片倉VS真田、政宗VS三成でそれぞれ別れました。家康が参加してないのがまた…。学生たちは一応三成たちの側ですが、完全に捨て駒な扱いされて引いてます。そもそも政宗たち相手にする気はなかっただろうしねぇ。
 片倉と真田は何か落ち着いて屋上に出てます。「あなたがあちら側についてる理由が分からないのですが」との片倉ですが、わかろうとはしてたのかなぁ。普通に考えたら元々真田はSLPM社側に居たし、家康に付く理由の方がないんだけど。
 真田は「小田原の決着付いてないじゃん」って、どこまでもかわしますね。片倉からは政宗にした心理テストが投げかけられてました。「答え似てた?」とか「何を期待してるのか知らないけど」とか、真田はホント空気読めるというか状況よくわかってますね。片倉は真田に自分たち側に来て欲しかったんでしょうが、真田の気持ちはあんま考えてないよね、これ。
 とりあえず戦闘です。真田のアクションはやっぱりいいな。そして「これが真性顕現者の力…」に「え? ぼく仮性だよ」とかさらりと言って驚愕。えええー。結局真性顕現者は政宗一人だったという展開です。何これ、最初からホントにそういう設定だったの? とか思ったなぁ、このとき。しかしやたら政宗が注目される理由はこれでわかったかな。
 真田も片倉が仮性だと知らなかったっぽいのはちょっと意外だった。
 結局やっぱ強いのは真田の方で、また片倉がトドメ刺されそうになったところで五家同盟の3人登場。真田こんなんばっかだな! 五家同盟3人は政宗の言葉が響いて助けに来てくれた感じですが、そうなのか…。政宗は真っ直ぐだし仲間思いだけど、何せ間違ったまま突っ走ってるのがいつも微妙…! 自分の理論押し付けになってるしねぇ。まあその辺はガキだから許される感じなんでしょうが。

 大内VS直江の方でも佐竹&葦名の裏切りです。まあ前に実験台云々があったのを繋げられるとね。この場面での学生たちは、結局警察を敵にまわすかどうかなんだけど、結局付きたい方に付いたって感じかな。ホント、この喧嘩に家康が巻き込まれてないのがいい感じに腹立たしい。
 助けに入った佐竹&葦名に「ちょっと好きになった」とか言い出した大内ですが、葦名は「ぼくは佐竹さん一筋です」でした。あ、やっぱりそういう関係なのそこ。佐竹、嬉しそうだし!
 この辺り、直江の乱暴なアクションがいいいなー、でも見てて辛いな…って感じでした。「さすがに疲れた」と最後に言ってたけどホントにな…! 一番体力的にきつそうだったよ、佐竹と葦名も結局1人で片付けたみたいだし!
 このあと頑張って三成のところまでは辿り着くしね…。あまり実感出来ないけど、直江はあくまで三成側なんだよな…何で三成に従ってるんだろうとは思うけど、なんだかんだ仲間なのがいい。
 「これがおれたちの喧嘩だ」とか政宗言ってたけど、少なくとも直江と真田に対しては学生側が複数でかかってるんだけど、それはいいのか。強いからいいのか。
 左近VS成実は学生たちの見学もないほぼタイマン。やっぱりちょっと愉快な対決になってます。成実、小銭いっぱい持ってるな。左近は「お金は大切にしないとバチが当たる」「嘘良くない」だけど「お前殺す」でした、殺人もよくないよ!
 そして成実のテレポテーションにびっくりした、成実、ホント特殊能力者になってるな…!

 ばらばらみんなが政宗たちのところへ集まってきた辺りで家康もようやく登場。あ、国家権力はやっぱり小早川の裏切りでいなくなりました。最後まで上手だったのは家康、と。秀頼脅してる映像まで持ってたのか。
 これで怒りの政宗に吹っ飛ばされて三成は終了。
 ようやくやってきた真田は「これで邪魔ものは居なくなったね」って三成邪魔だったのか。
 いや、それよりここで家康に対する「上杉のおじさんの仇、討たせてもらうよ」ですよ。ようやく言ってくれた! って感じで嬉しかったです。黒鎧を操っていたのが家康ということが、ここで判明。政宗たちはホント…どう思っただろうな…。ショック受けてるのはわかるけど。この部分何も知らずに戦ってたからいまいち応援仕切れなかった。
 で、ショックが継続してる中、黒鎧も登場です。戦い方から過去に会った男と判断してる政宗ですが、いや、だからもうちょい考えようよ。
 ここで目を切りかかられる政宗にはびびった。予告で眼帯してるし、え、マジで目やられたの? と。そして次の瞬間に、そういえば彼は伊達政宗だったと思いだしたという。
 更に戦ってやられそうになったところで、真田が六文銭投げて助けてました。あの銭投げ、そんなに威力あったのか。
 政宗は起き上がり、黒鎧と共にビルの下へ落下。顕現してるとあそこから落下しても大丈夫なんですかね。
 黒鎧の人は目から血流してました、怖いなこれ。半蔵(兄)のようです、言われないと顔だけじゃわかんない…!
 みんなビル下に集まってきたところで以下次回。


第24話「雲蒸★竜変」

 OP小ネタは三成。娘から電話来てます。娘にはいい親父なんだろうなー。っていうかこれ、前回気絶したあとという流れなのか。

 いつの間にか寺に帰ってるみんな。政宗が寝てるのかと思ったら旭日でびっくりした。政宗は病院行ってたようです。目は、眼球は無事なので治るようです。てっきりこれから隻眼キャラになるのかと思ったので逆にびっくりした。っていうか誰も病院付いていかなかったのか。政宗がいいって言ったんだろうけど、さすがに目怪我してる相手は一人にしたら危ないだろうに。
 前回何があったかは回想でもちゃんと出ましたね。真田どうしたのかと思ったら居なくなってるよ! 何で! このあとも何か、何もしてなかったみたいだし。まだ仇討ってないのになぁ。冷める要素あったっけ。
 それはそうと、このときの旭日と黒鎧のやりとりで、旭日が忍者だったこと、2人が兄妹だったことが判明してます。そうか、この辺もまだ知らなかったんだよね…。
 旭日が起き上がったあとに、ようやくいろいろ事情説明。家康がラスボスっぽくなってきました。黒鎧のパーツとして、政宗が欲しいと。そして家康のやった悪事についても改めて知らされてショックの政宗。でも旭日の方の「気付くのが遅かった」はどういうことだろう。北条殺したことは知ってるはずだよね。旭日としては手段はいいけど、目的が駄目だったってことで殺人は許容してたのかなぁ。秀吉は黒鎧の中身は信長だと思ってたのかな。
 このあと家康のところに帰った旭日が家康に口ごたえして殴られてますが、旭日が信じてた天下布武がよくわからないからなー。
 あ、家康はSPLM社潰すとか言ってました。もう要らないらしいです。何で誰も本来の社長である秀頼に触れてないんだろう…。

 和尚さんからはこれ以上関わるなと言われた政宗ですが、やっぱり飛び出しました。愛ちゃんからも「行かせてあげてください」と。愛ちゃんホント成長した感じだな…凄く子どもだったはずなのに。しかしこのまま家康の計画が進んだら大変だという展開はホントにそうですよね。和尚さんも政宗に関わるなと言うなら変わりの手ぐらい打たないと納得は出来ないなぁ。
 あと政宗は憎しみで喧嘩したことなんかないとか言ってたけど、そうだっけ…。憎しみや暴力という言葉の定義がよくわからない。政宗じゃなく仲間が傷つけられてしまうことにも触れられてたけど、前回の展開とか、政宗たちは仲間を殺された三成たちに対し、殺人犯庇って喧嘩したんだけどなぁ…。この辺がどうにも触れられないせいでもやもやする。
 まあともかく、行くことになった政宗。明日、手紙を投函することとか約束させられてます。死ぬかもしれないんだよなホント…。
 仲間もやってきて、いつ出発するか、という展開。「今夜だ」って、もう暗いけど何時頃なんだ、これ。
 そして予想はしてたけど、ここで真田に連絡取ってようやく真田がこっち側につきそうな感じ。真田は「あんまり暇じゃないからさ」でした。断らないときもそっちの場合があるのか。

 家康は明日に向けて前夜祭な感じ。四天王も出てきました。またキャラ増えるのかと思ったら秀頼に絡んでた奴らか!
 最初から徹底してたんだなホント…。


第25話「孤城★落日」

 OP小ネタは水飲んでる直江。腐ってたんでしょうか。何か入ってたんでしょうか。

 初っ端からハンバーグだのなんだの言ってる伊達一派。何かと思えば明日の朝ご飯の注文のようです。朝からオムライスやハンバーグは駄目なのか。男子高校生なんだからありなんじゃない。
 あと片倉と大内は愛の料理のことは知らないんだなぁ。
 愛に見送られて出発するみんな。政宗からは「帰ってきたらプリクラ、一緒に撮ろうな」って、何か前に愚痴ったことでもあるんですかね。秀頼とのプリクラ、携帯に貼っつけたまんまだしな…。
 そして政宗たちはまず真田のところへ。黒鎧の元に案内して欲しい、と。真田は知ってる前提なのか。「ぼくはもう誰の下にも付かないんだ」真田は家康があれだったことでそういう結論出したんですね。敵討ちにはそれほど興味あったわけじゃないのかな。やったところでむなしそうだしなぁ。
 政宗からは下について欲しいんじゃない、とまあ当然の言葉。「ただ助けて欲しい」「大事なおれの喧嘩仲間だから」これが真田に必要だった言葉…なのかなぁ。とりあえず「お前とはいずれ決着を付けたいと思ってる」にはツッコミたかった、いや、だから初っ端でボロ負けしてるよね政宗。ホントあの敗北、なかったことになってんなぁ。
 真田の「いいよ」は何か好き。

 そして黒鎧の元へ。SLPM社の地下に秘密工房があったようです。真田はそういうところまで知ってるのか。真田もずっと黒鎧の中身は勘違いしてたのかな。っていうか地下何階だ、あれ…! ああ、何かいろんな作品で見覚えのある場所だなー。
 ここで迎え撃ってくる家康と四天王。家康が自分の目的いろいろ喋ってます、真田の言う通り何言ってんのかさっぱりわかりませんが。世界平和ってことだけど、自分が頂点に立っての世界征服、なんですよね。気に入らない奴全部殺せば理想の世界が出来上がるという何ていうか…彼も彼でガキだったのか…。
 これに怒った政宗。四天王に囲まれましたが、真田がそれぞれふっ飛ばしました。かっけえ。いいところで出てくるなホント…。そして政宗を守るように伊達一派も顕現です。
 それぞれが1対1になってばらばらに。四天王はまあ全員同じくらいの強さなんだろうけど、伊達一派内は実力差あり過ぎなのに1対1って…って思ってたらこのあとまさかの大内離脱。いや、一応政宗に言われて怪我人運ぶためなんですが。こう来たか。
 大内が相手してた奴については、真田がやってきて「このレベルならぼくが2人まとめてやってやるよ」ですよ、かっけええええ! このシーンはマジで燃えた。かっこ良かった、かっこ良かったよホント…。
 伸びすぎてる髪がちょっと気になるけど。

 あ、この流れになる前に政宗は一応黒鎧とやりあってます。家康は「ゲームのボスキャラなんかと違う」とか、こいつ倒せば終わりの雰囲気の中でこうやって外してくるのは素晴らしいな。黒鎧を倒したのが氏直だったのにはびびったけど! 忘れてた! いや、存在自体は、忘れられないようにか、ずっとちょこちょこ出てたけど、やっぱり話には関わって来てなかったからなぁ。小田原攻めのときも見に来てたのに入って来なかったし。
 「世に恐ろしいのは勇者ではなく臆病者」家康の台詞がまたいい感じに的確。氏直がここまで落ちてるのが何か悲しい…。
 結局最後に残ったのは家康と政宗ですが、政宗は黒鎧にとり付かれるという展開。ホント一筋縄ではいかない家康。

 片倉たちの方はそれぞれ今回でケリつけました。成実の忍術はホントもう笑うしかないな。すげえ。しかも何か一番余裕そう。それぞれアクションに特徴あるのは面白いなー。やっぱ真田のアクションが一番好きだ。細いし攻撃も重そうじゃないけど、その分飛び回ってる感じが。2対1がしっかり表現されてるのは素晴らしいな。2人相手にするのってやっぱ大変だな…というのはよくわかる。しかしみんな揃って痛そうだ…。
 片付けたあとはみんな政宗のところに駆けつけたので揃って以下次回。


第26話「飛龍★乗雲」

 OP小ネタ。隠れるのがワンテンポ遅れる片倉の尾行ネタ。やっぱ突っ込むとこだよね、あれ。

 政宗が鎧に包まれて、家康は片倉たちを相手にするために顕現。顔全体に紋様が。凄いな。あれどこにどんな印が出来るかとか、ホント人それぞれなんですよね。
 家康はさすがに強さ。家康のアクションもいいなー。真田との会話の中で、秀吉が顕現者集めてた理由とかいろいろ出てますね。あれぇ、秀吉は黒鎧をどう解釈してたんだ。そして真田はどこまで知ってたんだ。真田と家康は黒鎧に入れられる候補だったようです。「誰かに強くしてもらった覚えはない」という真田ですが、自分が仮性であることは知ってますよね。いつ顕現させられたのかなぁ。
 この戦いの間、政宗は何か白い空間で信長と話してます。信長の台詞は一切ないですが、なんか伝わってきてるみたいですね。「じゃああんたは、世界が平和になった暁には自らの命を捨てるつもりだったのか」とかまたよくわからないことになってますが、自分にとっての平和に気付いたとか何とか、そんな感じだろうか。信長はまだ尊敬の対象みたいだけど、信長も10年前顕現者殺しまわってたんだよ…ね? あれ、結局あれは違うの…?

 家康たちの方ではついに成実、片倉の顕現が消えました。ああなくなっちゃった…。この直前はもう片倉がふらふらで体動いてない感じが…疲れてるよなぁ。3人とも一戦やった後だしね。
 真田もやられそうなところで、ついに政宗覚醒です。いきなりの刀アクション。おお、かっこいい。やっぱり純粋に戦闘になったら真性顕現者の政宗の方が強いのかな。家康はそれわかってなかったんだろうか…。引かずにひたすら戦闘ですが、結局破れた家康。顕現消えると、勝ったって感じになりますねやっぱ。刀持ってまた襲ってきましたが! ここで真田が助けに入ったとき、一瞬庇ってやられるのかと思ったよ、なんかそんなタイミングだったよ…!
 真田は結局最後までただのお助けキャラだった気もする。いろんな方向で。

 家康は最後には自分を刺そうとしてましたが、それは政宗が止めて気絶。やっぱ家康はそういう方向だったか…。
 この辺りでビルが燃え始めてます。いい匂いって一体何が燃えてたんだろう。
 四天王も起こして慌てて脱出。政宗が家康を気にして足を止めてますが、真田も抱えてるので早く行ってやれよとは思った。真田巻き込んじゃうよ! 最後に一人去って行く真田は寂しいなぁ。あと大内出て来てちょっと安心した。
 あとビルからの脱出、ってひょっとしてエレベーターで下った分全部階段で登ったんだろうか…地下20階ぐらいいってた気がするけど…。
 で、ビルを燃やしたのは明智…でいいんでしょうか。結局彼は何が目的で何をやってたのか…。崩れ落ちたビルから城の陰が現われるわ、最後には信長らしき人が出て終わるわ、何なんだ一体…! 続編に向けての振りってことですかねぇ…何かなさそうだけど続編…。

 帰ってきた政宗たちは愛ちゃんに迎えられ、気を利かせて2人きりにさせる片倉たち。この流れはちょっとびっくりした。そんな空気読んだことするとは。っていうか政宗と愛の関係は結局どういうことなんだ…。なんだかんだ政宗も好きだったのか、これ。まさかのキス。愛ちゃんは途中存在感薄かったけど、後半立派にヒロインしてたなぁ。
 その愛ちゃんの手料理は、やっぱりまずいままだったようですが、政宗は美味い美味いと食べてます。愛情勝ちか…。でもやっぱりみんなの反応で気付けない愛ちゃんはちょっとな。こういう料理下手ネタ嫌なんだよなー。
 最後は三ヵ月後に対決してる政宗と真田で締め。「今日ではっきりさせるから」とか真田側から言われてますが、だから最初の戦闘のことはどうなったのかと…。この3ヶ月、実はしょっちゅう喧嘩してたりするんだろうか。この2人のライバル要素的なのはもうちょっとちゃんと出しといて欲しかったなー。


第11話〜第20話へ

 

 

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