太陽戦隊サンバルカン感想 (31話〜40話)


第31話「大東京シビレ音頭」

 見逃しました。→最終話まで見たあとレンタル視聴。

 初っ端から早速暴れてる敵さん。何かあちこちで爆発が起こってるけど何だ? と思ったらシビレビームらしいです。そんな攻撃だっけ。これで人間を痺れさせ「あとは我らの意のままじゃ」って何でだ。操れるのか。その攻撃を受けた人についてテレビでアナウンスが「全身が麻痺して動けなくなるだけで、命に別状はありませんが」でした。「だけ」って! いや、えっと、一時的な症状で後遺症もない…んだよな。全身麻痺して動けなくなるって凄い大変なことだと思うんだけど!
 サンバルカン側では、理想の父ちゃんがサンバルカンと言ってる少年が出てます。ヒーローに憧れ、父の仕事は地味でかっこ悪いと思い込んでる…のかと思えば、父の仕事内容がどうこうより「仕事ばっかり」「遊んでくれない」ってそっちか。サンバルカンなら遊んでくれるってことなのか。
 あ、ここで雷が鳴って助八が美佐に抱きついたりしてます。「怖いよ怖いよー」にみんな笑ってますが、え、あれわざとじゃないのか。美佐ちゃんに抱きつくためにやってるようにしか見えないよ!

 そんなことやってる間に事件です。謎の落雷事件と。あれぐらいはっきり敵が暴れてても伝わらないことあるんだよなぁ。さっきの少年オサムくんの父が発電所関係の仕事をしていたため休日出勤の様子。ああ、遊びに行く約束してたところにこれ、とはまたわかりやすい展開。お父さん、そもそも釣堀行くのにネクタイ締めてる辺り、連絡来る前から職場に行く予定だったのかと思いますが。
 お父さんはオサムくんを美佐ちゃんに預け、出勤。お母さん居ないんですかね、ここ。
 女王はその頃雷太鼓を凄い衣装で叩いてます。な、なんかこう…微妙に目のやり場に困る感じだな。
 サンバルカンの方ではシャークが敵と遭遇。ピンチのところでイーグルたちがやってくるのはお約束。でも右足の怪我を引きずっててそのまま倒れちゃうのはちょっと珍しい気が。やっぱ結構なダメージなんですね、あの攻撃。「神経をやられてる」とか言われてましたが、普通にこのあとは歩いてるのでやっぱり長引かないんでしょうが。
 とにかくまあ、この流れで敵の目的を推理し、「発電所が狙われる恐れ」に気付くみんな。200を越える発電所を全てチェックです。さすが組織でやってるとそれぐらいはやれるんだなーと思ってたら、まさかの3人だけでの電話確認。まあ電話で異常ないですか、と聞くだけなら確かに3人でも出来るだろうけど…そんなんでいいのか。実際敵さんが所員になりすまして電話に出てるし。捕まってた所員が頑張ってくれたおかげでおかしいと気付けたけど、それがなかったらスルーだったんじゃないのか…!
 おまけに異常を感じていながら「確か、第一発電所だと思います」って、もっとはっきり言い切ろうよ…!
 ここで美佐から「オサムくんが攫われた」という連絡も入り、はっきり敵の目的が第一発電所だと判明。サンバルカンに近い関係者を狙っちゃうと面倒ですね。

 父親への人質にされてるオサムくんは、刃物つきつけられながらも「父ちゃん駄目だ。言うことを聞いちゃ駄目だよ」と意外に強い。が、父親は当然そんなわけにはいかず「わかった。息子を放してくて」と一言。これで放すのか…! まだ元栓の場所言ってないのに。まあどうせ逃げられないと思ってるんでしょうが。
 「父ちゃんの意気地なし!」「なんで言うこときくんだよ!」「だいっきらいだ!」オサムくんは言ってることはひどいですが、言いながら父親に抱きついてるので内心わかってはいるのかな…?
 そして父さんの方も、ここで「これに触れさせれば奴のエネルギーを吸い取れる」とか凄いこと考えてました。見事騙される敵さん。でもこいつ一匹やっつけても…と思ってたら普通にその隙に逃げ出しました。敵さんたち呆然としたんでしょうが、まずは怪人助ける方に動いたんでしょうか。息子だけ先に逃げることも出来るとか、結構余裕ありましたね、相当危険な橋だったけど!
 父さんは一人元栓を切りに行きますが、そこつけられピンチ。ううん、ちょっと迂闊。まあすぐにサンバルカンが来ましたが。
 あとは普通に戦闘。今度は3人とも敵の攻撃受けてましたが、それほどダメージなさそうでした。というかダメージ食らってもやっぱすぐ普通に動くなー。
 相手側のトドメは太陽電撃剣で破り、ロボ戦も普通に終了。
 最後は父親のことを見直した少年と。うん、もう、わかりやすくかっこ良かったよねお父さん!


第32話「顔泥棒を逮捕せよ」

 見逃しました。→最終話まで見たあとレンタル視聴。

 飛羽さんの剣道稽古。相手が倒れちゃってます。みんな心配して駆け寄ってるけど「水でもかけてやれ」ってめっちゃ爽やかに言った飛羽さん…! いいのかそれで。「先が楽しみだな」とか笑ってるのでいいんでしょうが。
 このときやられたダイスケくんはぼろぼろにやられても嬉しかったようです。見込みのある人へ稽古つけるんですかね飛羽さん。手加減しないらしいのである程度強い相手じゃなきゃ駄目なんでしょうが。
 ここへ現れる今回の敵さん。捕まったダイスケくんの顔にお面みたいなものが。弟が慌てて飛羽さんに助けを求めに行きました。意外にまだ近くに居た。まあ飛羽が来たときには既に姿はありませんでしたが。「ペッタンモンガー」とかさっき知った名前で伝える弟くんは凄いな。名前が名前だからちょっと笑える。
 このペッタンモンガーに次々と襲われる人々。サンバルカンが来たところで解説してくれました。あの仮面をつけられると「心の底、奥深くにおさえていた悪魔の心が一挙に噴出す」そうです。その解説として「お母さんはもうご飯を作るのが嫌で嫌でたまらない」「お巡りさんも本当はピストルを撃ちたくてたまらない」とか言ったのにはちょっと笑った。お母さんとかお巡りさんとかって言い方が。あと正直、その程度かよ、とは思うな。ホントは子どもが嫌な先生はどうかとおもうけど。
 とりあえずやたらみんな暴れてるせいで檻に入れられてます。「警察に保護したが」とかナレーション入ってるけど、監禁だよねあれ。

 そして保護した中に居なかったダイスケくん。探してる途中で飛羽を襲いに来ました。「お前が憎い」「お前を倒す」と。ああ、そうきたか。飛羽も応戦しますが、結局途中で仮面が取れた兄ちゃん。敵さんはわざと取ったようです。どうなるのかと思えば、この後サファリで助八から包丁構えられ「心の奥では飛羽ちゃんを憎んでたんでしょ」と敵意むき出し。子どもたちの微妙な態度もそれのようです。あの、あの仮面が心の奥底の気持ちだとか、サンバルカンはわざわざみんなに伝えたんですか…。それは広まっちゃまずい話じゃないのか。しかもそもそも敵が言ってることあっさり信用してどうするんだ。嘘言ってる可能性だってあるじゃん! とか思ったけど、これ自体は別に敵の嘘じゃなかったんですかね。こういう展開きついなー。サンバルカンは助八にちゃんと怒ってるけど、誰でも持ってる気持ち的に言われるとちょっともやもやする。

 一方回収された仮面。2000度でも燃えない、とか一応破壊を試みてるんですかね。ここで仮面は外に出て行っちゃいましたが。再び仮面に取り付かれる人々。警官さんがまた銃乱射してるけど、空に向かって放ってるので、あくまで「銃撃ちたい」だけで「人撃ちたい」じゃないんですね。ちょっと安心。
 ダイスケくんも再び狙われ、飛羽さんに助けられながらも「構わないでください、おれみたいな男」と。サファリでのあれはトラウマになるよなー。弟くんに理解があったのは救いでしたが、兄ちゃんはそれだけじゃ駄目でしたね。飛羽さんから「自分より優れているものを妬む気持ちは誰にでもあるんだ」とか言われてます。正しいんだけど、この場合の優れてるものがイコール飛羽なので、言い切ったな飛羽…! とか思った。兄ちゃん的には「お前だけは見所のある男だと思ってるんだぞ」が一番の救いだったんでしょうか。しかしお前「だけ」はどうなんだ飛羽。
 この辺りで苦戦してるシャークたちを見て、飛羽も変身。正体バレは時によりけりですね。ダイスケに襲われてる時点では変身するほどじゃなかったのか。

 変身後は普通に戦闘開始。頭が外れた敵にびっくりした。そういや最初もそんな登場してたけど、どういう意味があるんだ。そしてもたもたと頭を着ける間、ずっと待ってるサンバルカンはどうなんだ、と思ったら着けた瞬間もう一度頭を蹴り飛ばして笑った。今度はすぐ戻ったけど。
 そのままロボ戦まで無事終了。
 ナレーションでは「仮面の魔力も友情の前に敗れ去った」って、え、そうだったの。


第33話「憎いおしゃれ泥棒」

 洋服仕立て屋の怪人。そんなもんもいるのか、あそこは。女王が作ったんでしょうか。おしゃれがしたかったようです。怪人のデザインは気に食わなかったようですが。さすがにあれはなしなんだなぁ。
 で、場面変わって別の洋服仕立て屋さん。誕生日にお古の仕立て直しの服を送られてごねてる子どもが。誕生日ぐらい新しいもの、とのことです。普段から仕立て直しの服着てるんだったら、誕生日を日常のもので済まされた感じはあるんじゃないか、それ。誕生日には特別なものって気持ちはわかるなぁ。いや、そういう話じゃないですが。
 娘が出て行って落ち込む母に「お母さんの心のこもったほうがいいに決まってるじゃないですか」って決め付けるなよ美佐ちゃん。結局は気に入るかどうかの気もするけど、まあ今回それも問題じゃないのはわかってる。
 この仕立て屋の洋服を怪人が狙い、全部盗んでいくという事態。「やけに評判のいい」って何だ、普通に人気あるんじゃないか、この店。怪人ですら知ってることなのか!
 洋服を盗まれ、ショックの母親。娘の服は残されてましたが、娘が持って行っちゃいました。あれも盗まれたから「お誕生日には買ってくれるわね、新しいお洋服」って、店のもの全部盗まれたらそれどころじゃないと思うんですが、金銭的に。預かりものの服が多いんだから補償も大変だぞ…。

 その後、謝罪に向かってた仕立て屋さんはブラックマグマに攫われることに。女王に気に入られるとこうなるのか…。
 サンバルカンが追いますが、結局逃がしました。「グーの勝ち」とか3人でやってるのは笑ったけど。言ってる場合じゃない。
 母親の方は、女王に対しても気丈な態度。「仕立て直ししかやらないことに決めてるんです」はともかく「着飾るための服なんて」って、えええ、それも駄目なの。
 まあ結局作ることになったようですが。おお、ちゃんと女王に似合う服作ってる…。これはもうセンスの問題なんだろうなぁ、さすがだ。女王は気に入った末、その母の作った別の服も全部処分しろとか。凄いこと言うなぁ。服切られまくってます。これは酷い。
 一方、その母を捜索し続けてるサンバルカン。敵基地はまあそう簡単には見付かりませんね、っていうかあれ普段居る場所とは違うんですかね。
 母が攫われた理由を聞く娘さん。「ゆきちゃんのママはとても腕がいいのよ」とか言われて「ホント?」って理解してなかったのか。評判いいこと知ってたら、その母の仕立て直した服は自慢になるもんなぁ。そんなもんなんだよな…。

 娘さんも怪人に襲われ、誕生日プレゼントの服を取りに行きます。「ここへ隠したの」ってゴミ箱ですよ、捨てたんだろ、それ…!
 この服を出て行く娘さん。危ないだろ、でも囮になるな、と思ってたら本人もそのつもりだったようです。すげぇ。
 「健気な少女の心意気に答えてやるんだ」それでいいのか。まあ子ども服だと美佐に着せるわけにもいかないし、一番手っ取り早いのは確かですが。
 これで無事敵をおびき出し、基地も発見。
 お母さんを助けたあとは戦闘です。今回カニ怪人ですが、雑魚も横歩きモードです。横歩きって何か脅威なのか。苦戦してるけど。よくわからない。
 そしていつもの如くよくわからないままピンチ脱出。
 ロボ戦まで普通に終了と。
 最後に豹が父親の服の仕立て直しお願いしてますが、男性用の服は元々あったんだろうか…あったなら残されてるよなぁ。


第34話「呪われた亡霊たち」

 美佐が友達を見に(?)行っていた場所に突然現れるドラキュラ。照明消えただけでパニック起こってますが、ドラキュラ見られたわけじゃないのね。
 美佐の友達襲ったところ「あなたの狙う相手は嵐山美佐だといったはずだ」とか言われてました。巻き添えか、友達…。
 他、ビリー・ザ・キッドが警官襲ったりしてます。撃ちまくったように見えたけど、警官、怪我してなさそうだな…。「サンバルカンを抹殺せよ」とか書かれたイーグルの人形が置かれてましたが、これは何なんだろう。サンバルカン誘い出すための何かだったんだろうか。
 ドラキュラが実際に出てることを知ったところで「美佐ちゃんが危ない」とパンサー。最初に襲われた女性のところに見舞いに行ってたんですね、ドラキュラ、やっぱあの女性気に入ったのか…もう1度家に襲いに来てるとか…。
 美佐ちゃんの持ってた十字架が効いた、かと思いきや一瞬だけだったようです。いろいろ恨み言いってるけど、これは要するに好きで吸血鬼になったわけじゃないってことなんだろうか。
 駆けつけたサンバルカンでしたが、実体のないドラキュラに攻撃出来ず、一旦撤退です。
 襲われてた女性は保護したんだろうか。

 ジャンヌ・ダルクがビル壊したりしてる中、怪しい洋館を突き止めてるサンバルカン。どうやって。罠だったので敵が情報流したのか。
 踏み込んで、どこかの空間に送られてるサンバルカン。3人の亡霊たちに「ブラックマグマに利用されてるだけなんだ」とか言ってますが、ブラックマグマは一体何と言ったんだろう。あとジャンヌ・ダルクはともかく他2人ってそもそも悪人なんじゃ。よく知らないけど。
 敵の攻撃は効くけど、こっちの攻撃は効かない中、何か3人で剣あわせて合体技みたいなの出したら効きました。よくわからない。これで脱出。
 あとは怪人相手の戦闘です。
 最後には去っていく亡霊「お前たちの言う通りだった。許してくれサンバルカン」えええ、どこでどうわかったの。何だこの展開。
 とりあえずまあ、亡霊たちには安らかに眠ってくれということで終了。
 あれ、ED変わった? ロボ戦の挿入歌も何か初めて聞く気がしたけど、どうだっけ…。


第35話「友達!?クカラッチャ」

 今回はゴキブリ怪人。細菌融合の天才で、踊り病の細菌を作ったそうです。ゴキブリ関係ないなとか思ってたラ・クカラチャがスペイン語でゴキブリだとかで繋がりました、そうだったのか。スペイン語を使うゴキブリは、完成した踊り病の細菌を体育やってる子どもたちに振り掛け。サンバルカンには効きませんでした。おお、マスク役に立ってるのかな。
 イーグルとシャークはゴキブリの粘着液で足止めくらいましたが、パンサーがその体の上を踏んで敵のもとへ。あれぐらいなら迂回出来るんじゃないか。いいけど。
 怪人は小さくなってポリバケツに隠れます。伸縮自在は便利だなぁ。
 そしてパンサーが通り過ぎたところで少年に拾われるゴキブリ。「可愛いなぁ」ってすげぇな少年! 割とリアルだから怖いよ…。
 逃げ帰った怪人はみんなに怒られてました。踊りがどう見てもどじょうすくいじゃないかと。別にいいんじゃないか。まあちょっとした気付けですぐ治っちゃう方が問題か。

 改良した細菌で再び出るゴキブリ。自転車に吹きかけたら自転車が踊ってます、すげぇ。人が踊るのよりよっぽど凄いもの作った気が。
 ゴキブリは再びサンバルカンに追われ逃走。戦闘能力はないんだな、あんまり。
 少年のところに逃げたゴキブリ、再び少年に拾われます。ポケットにつめるのはどうなんだろう。潰れそう。
 この少年に問いかけてた豹。さすがに怪しいとこがあると気付いたのか、似顔絵で少年捜します。ってめちゃくちゃ上手いな豹…! そんな特技もあったのか。子どもたち一発で特定してるし。
 この少年は以前カレー鍋にゴキブリ放り込んだらしいです。それはゴキブリへの愛もないな。嫌がらせのためのゴキブリなのか…? どっちが先なんだ。
 あ、ゴキブリ入りカレーは、ゴキブリ除いたあと豹に食べさせたそうです、助八ひでぇ。子どもたち帰っちゃったよ。そりゃそうだよなぁ。

 少年側。いじめられてるところにゴキブリが怪人化。「おれのアミーゴをいじめると承知しないぞ」っていい奴っぽい。実際友情芽生えた感じにも見えますが、ゴキブリは少年を利用する気満々と…。まあわかりやすい流れではある。
 豹の説教が正しい大人って感じだなぁ。
 でも悪い友達、ってこの時点では少年的にゴキブリは自分を助けてくれただけだよね。
 で、その後、ゴキブリがブラックマグマだと知る少年。あ、わかんなかったのか。あんな怪しい生き物それ以外ないんじゃないのか。
 ゴキブリに脅され、駅で細菌ばらまくとか言われる少年。ここで豹に助けを求める流れはわかりやすい。豹もめちゃくちゃ堂々と後つけてるのは、そういうの望んでたからですかね。
 ポケットにゴキブリが入ってることを知らせ、近くに居たイーグルがバルカンスティックで少年のベルトを着るとか…ズボン脱げてゴキブリ出てくとか…凄い手段とるなぁ。
 その後普通に戦闘。細菌のパス回し面白い。って少年もまだその辺に居るんだけど! 襲われてるよ、危ない。逃げろとのことだけどパンツ一丁ってきついなぁ。ズボン拾えたのかな。
 そしてロボ戦もいつも通り終了。上に乗っかられて剣と盾弾かれるとかしてたけど、特に問題なさそうだった。
 最後はサンバルカン体操ですね。相変わらずばらっばらだな動き…。


第36話「エスパー」

 燃えてる車から脱出出来ないカップル。の、夢を見てる女性。「日見子には予知能力がある」とのことです、わかりやすい。
 ちょうどその頃女王もモンガーに「超能力の秘伝を授けて」いました。そんなのあるのか。サイコキネシスだのテレポテーションだのクレヤボヤンスだの。授けられるもんなのか、あれ。
 これをやってる間に女王の邪魔になる精神派が。凄いものなので「デンジ星人に違いない」とか言われました。デンジ星人への語りを何となく聞いてたけど、あ、これデンジマン絡みか! へえ超能力とかあったんだ…。やっぱ見る順番間違えたなー。でもデンジマン録画がないからな…。
 とにかくまあ、そういうことで超能力者狩りを始めるブラックマグマ。最初に襲われてたの占い師じゃないですか。占いに超能力使ってたのかな。っていうか抹殺…これ、普通に死人が出てるんだよね…。
 念写しようとしてた人はサンバルカンが間に合いましたが。

 そんな中、人気の占い師さんが妹に呼び出されてます。日見子さんです。お姉さんにも超能力があって、それを使って商売してるんですね。「今日限り占いをやめて」「東京をしばらく離れて」予知のことでそう言う日見子さんですが、もうちょいやり方ないのかな…。車に乗らないぐらいじゃ駄目なのかな。
 結局言うこと聞かずに帰ってしまうお姉さん。妹さんはサンバルカンに手紙出したようです。お姉さんの写真見て「ひょー、可愛いな」と豹。やっぱ可愛い子にはそうなのか。たまには任務外でのこういう反応もいいなー。
 で、お姉さんのところに行くサンバルカンですが、おかげで待ってた客が数人帰ったと。まあ敵さんですが、一応そういう流れには違いないか。営業妨害とまで言われてます。まあ確かにあの格好で来るのはどうなんだろう…。ここは危険ですと言ってるようなもんだもんなぁ。こういう場合だと別に正体明かしてもいいんだよね。この後変身解いてるし。変身せずに来た方が良かったんじゃ。
 そしてこの後もまた堂々とした尾行を。その方が敵も手出ししにくいかもしれませんが。ちょっと空気詠めよとは思うな…!
 結局敵の力で妹さんの予言通りになってしまったカップル。サンバルカンに助けられましたが、あの場面自体は予知と全く変わらないんだよなぁ。

 デンジ星人の話から電子戦隊までしっかり用語が出てますね。繋がってるって不思議な感じだ。
 サンバルカンは引き続きお姉さんの護衛。テレパシーも使えるんですね。わざわざ呼び出す必要あったんでしょうか。
 「サンバルカンの側から離れないように。絶対によ」今度の妹さんの言葉には素直に頷くお姉さん。さすがにああいう目にあったらそうなるか。が、結局倒れた像の下敷きになってお姉さんは重傷。守りきれなかったのか…。
 そして敵との対戦でも、ロボ戦になったあとオーロラプラズマ返しをまさかのテレポテーションで避けられることに。ええええ。敵を逃がした…!?
 このまま次回へ続きます、いやタイトルからわかってはいたけど!
 どうでもいいけど次回予告のナレーション「君がもしエスパーなら、友達に正体を明かしてはいけない」ってのはどうなんだ。


第37話「日見子よ」

 最初の3分ぐらい録画ミスで見逃しました…。何かいきなり「攫って収容所に入れろ」とか。とりあえずお姉さんが引き続き狙われてるようです。
 相変わらず簡単に潜入しちゃうブラックマグマ。あっさり連れて行かれた、と思ったら車の中にシャークとパンサー待機! 「待っていたぞ、ブラックマグマ」って、あはははは! これはちょっと笑った。何やってるんだ。その後、担架の上に放置されてるお姉さん危ないと思ったら、やっぱり人質に取ろうとしてる敵さん。それはイーグルが防ぎました。イーグルも側で見てたのね。
 何とかお姉さんは攫われずに済み、サンバルカンからの問い詰めが続きます。ブラックマグマは妹さんを探そうとしてるとか、いつの間にそんな流れに、と思ったけど、ブラックマグマもまだ誰かはわからず、それらしい超能力者を攫ってる段階なんですね。しかし妹のことを話さないのは何でなのかな。一応サンバルカンに守って貰った方がいいんじゃないのかな。
 妹さんは妹さんで、鮫島が問えばあっさり白状してるので隠したかったわけでもないのか…。

 その後、姉が攫われる予知をしてしまう妹さん。
 「大丈夫。指一本触れさせやしないから」との豹はかっこいいですが、敵が出て病室の外に出た隙に攫われました。おい…。敵の手際も良すぎるとは思いますが。これは豹の失態だなぁ。
 これを「お姉さんはヨウスケくんと2人で病院を抜け出してしまったらしい」と報告した鮫島にちょっとびっくりした。あれ、そういう認識なの。まあ攫われたって部分も含んでるのかな。
 女王は、お姉さんが目当ての相手じゃないと知り、片っ端からデンジ星人の血を引くものを捕えることに。エスパー指数とかわかるんだ。っていうかエスパーは全員デンジ星人の末裔ってことなんだろうか。結構な人数だし、一家まるごと攫われてるしなぁ。
 誘拐途中の車を見つけるサンバルカンですが、車には爆弾が。あれ、中の人は!? 途中で摩り替わったってことか。今回ちょっとサンバルカン駄目駄目だな…。
 攫われた人たちが死刑になるのを救ったのも日見子さんだし。
 敵に囲まれて「バリア」ですよ。銃弾も攻撃も全部弾いてるよ、強ぇ!
 十字架で怪人も乱しますが、十字架壊され、更にエスパー能力使いきり、ピンチのところでようやくサンバルカンです。遅いよ…!

 ロボ戦では今度は逃がさない、と太陽クロスです。十字架です。何で十字架に弱いんだ、このモンガー。あ、サタンだからか。
 この隙にトドメで無事勝利。
 最後は妹さんに「妹とブティックでもやりたいって」という姉の意向を伝えてますが、妹さんにその気はないようです。青春を取り戻せば、の言葉に「修道院の中は広大な宇宙です。限りない青春がありますわ」ってのはいいな。嫌々シスターやってるわけじゃないんだね。


第38話「豹朝夫のおやじ殿」

 豹の父親登場。小林亜星さんですね。役者さんの父親が父親役ってのも凄いなー。
 豹同様よく食べます。食べ過ぎた末に財布ないことに気付いてます。名刺じゃ駄目なのか。身内に電話ってのもまあ当然の流れですが、ここで息子の職場である地球平和守備隊に連絡したところ、既に辞めたという話に…そうか、親には言ってないのか。
 この後、豹の元へ来て怒ってますが一体どうやって見付けたんだ。たまたまなのか、聞き込みでもしたのか。「こんなところにいりびたりやがって」の言葉からすると噂聞いてきた感じですかね。問い詰められて目を逸らすみんなが。そりゃここでは言えないよなぁ。っていうか元々親兄弟でも秘密にしなきゃいけないのね。それならそれでどこかしら別の所属名を用意しとくべきな気がするけど、っていうかそもそもこの喫茶店が敵にバレバレで見張られてるような状況で誰に何を隠してるんだって気もしないでもないですが。
 このまま何故かカレー食べて、まずい、仕込んでやる、という流れになりました。助八はマスターに教えて貰ってないのかね。勝手に作って味見すらせずに出したのか、マスターの作ったものに何か余計なもの入れたのか…っていうかやっぱ今まで作ってなかったのか助八。
 料理について語ってる間に、どこかのランプが光ってます。これがサンバルカンへの連絡なんですね。気付いてこっそり抜け出すみんな、っていうかあの人数ぞろぞろ移動してホントよく気付かれなかったな、すげぇ。
 そして豹の父親を残したまま出前に行ってしまう助八。あの人、店が空になったときのために雇われてるんじゃないのか。お父さんが店番なのか。
 この隙に入ってくる敵さん。親父さんに息子の悪い噂を吹き込みます。サンバルカンという名前は別に広まってないのか…? 田舎の方では知らないんだろうか。しかし何がやりたいのかわからないな、この敵は。
 あ、今回はトーテンポールモンガーです。何かどうでもよさそうな怪人…。

 サンバルカンが帰って来て再び問い詰める親父さん。豹が長官と目配せしてる。話していいか、ってことですね。話さなきゃ状況悪化する場合は当然そういう判断もしますよね。素晴らしい。
 自分が太陽戦隊所属ということ、サンバルカンは正義の味方だということを的確に説明するパンサー。「自分の息子の言うことが信用出来ないって言うのかよ」で、この後も「神に誓って疚しいことはしていない」と。真っ直ぐだ…何の誤解を挟む余地もない言葉が気持ち良すぎる…。これだけ堂々と言われて、それでも見知らぬ女の言うこと信じるなんて話にはそりゃなりませんよね!
 このあと再び敵さんと会いますが、「わしは息子を信じる」ときっぱり言い切ってくれました、ああいいなぁ、これ…。
 ところで親父さん見送ってるとき「おれにも親父がいたら」とか言った鮫島に居ないのか、と一瞬思ってしまった、あ、家族失ってるんだったね…。

 パトロール中敵と遭遇するパンサー。親父の背広見せられてます。「貴様、親父殿を人質にしたな」なんか言い方面白いなぁパンサーは。
 変身解いて一人でついてこいということでついていく豹。車に乗らされるのかと思ったけど、普通にバイク使っていいのか。ちゃんとSOS出してます。さすが。「バルカンオキシダント反応」なるものが排気ガスと一緒に排出される何かでサンバルカンにはわかるとか、何かいろいろあるんだな機能…。
 で、親父さんが捕えられた場所で「父を助けたければトーテンポールモンガーを倒すことね」の敵さん。あ、それでいいんだ…。まあ一人で誘い出すことが重要だったんでしょうが、っていうか一対一なら勝てると思ってのことかなぁ。「デスマッチだ」とか言って、両方に武器投げてますよ。タイマンなら怪人の方が強い…ってわけでもないんだろうか、変身してないパンサーで充分相手になってる。結局雑魚がわらわら出てきて捕えられましたが。
 それを見て根性で縄引きちぎる親父殿…! ええええ。
 イーグルたちも助けに来ましたが、まさかの自力脱出。でも脱出見て即座に変身する豹も素晴らしい。
 豹は何かホント…行動の的確さが凄くかっこよく感じる…。

 最後は、みんなで親父さんを夕食会に招待です。「おかわり貰ってもいいかな」に固まるイーグルが面白い。みんなで金確認し合ってるし! あれにおごっちゃいけませんよね。
 「支払いの方が心配になった」のナレーションとか、何か初めて生活感的なの見えた気がする!


第39話「尻もちおてんば娘」

 どこかの農家の息子さん。稲の中身が真っ黒になってるのに慌ててます。これ怖ぇ。財産そのものだしなぁ。しかも外から見ても全くわからないとか…絶望する。
 「原因不明で米が枯れ始めた」って、あれは枯れてるんですかね。早速飛羽が調査に行きます。一人でか。まあ遠いからね。原付なんて持ってたんだ飛羽。ヘルメットしてないと思ったけど、この時代ってヘルメット義務じゃなかったんですね。今調べてびっくりした。
 で、この場所に農家の少年が呼んだ雑誌記者さんがやってきます。パン齧りながら。電車の中からそれなのか。凄いな。そして農家の人たちを取材してる(ように見えた?)飛羽に噛み付きに行ってます。「あなたのライバル」と。カメラ持ってたし、記者だと思ったんですね。一応研究員の名目で来たのにな。
 元気な記者さんは、化物が出た、の言葉に警官の自転車借りて追いかけてます。それもまずいんじゃないか、警官は応援呼びに行くところじゃないのか…。まあ原付の飛羽には全く追いつけておらず、怪人追い払った後になっての登場です。「あれだったらバルイーグルが追っ払ってくれたよ」とか、それを撮ったのかと言われて「あ、いけね。忘れちゃったよ」とか飛羽も乗ってますね。こういうノリもするんだなー。

 ブラックマグマが絡んでることが明白になったのでシャークたちも出動です。記者さんの「化物が出た」の嘘を聞いて飛び出してる2人。そこで会った記者さんに荷物押し付けていくのはどうなんだ。にしても何か2人珍しい格好してるな。特にパンサー。
 化物はホントに普通に出現したので戦闘です。それを撮影する記者さん。変身シーンは見なかったんですかね。鮫島たちがサンバルカンってことぐらいはわかったんだろうか。
 撮影に夢中になった挙句、戦闘の中に思い切り割り込んでます。危ないからとサンバルカンに引っ張られる様子がおかし過ぎる。酷い図だ。一度車まで戻されましたが、再び中に入っていきます、っていうかあそこまで近付いて何が撮れるんだ。カメラ構えてると目の前のことに現実感なくなったりするとは聞くけど、さすがに酷いな、これは!
 結局記者さん庇ったシャークが怪我をし、記者さん自身も危なかったため一旦引くことに。
 シャークが変身した状態で包帯巻かれてます。これも記者さんがいるからだろうか。そしてパンサーが記者さんに説教。意外に普通に反省してた。やっぱ状況見えてなかったのか。「二度とこんな危険なことはしちゃいけないよ。わかったね」パンサーの言葉が子どもに対するみたいでおかしい。ここで「とにかく無事で良かったよ」とか記者さんの額を指で突くイーグルとか、どうしたんだイーグル。

 落ち込む記者さんはケンタくんに誘われてケンタくんの家でご飯食べてます。「食欲なんて全然ないわ」からおかわり4杯の流れはとてもわかりやすい。これを失礼とかじゃなく頼もしい感じで見てる親御さんたちはいいな。
 「お米がこんなに美味しいなんて」パン派の記者さんでしたが、美味しいお米食べたことなかったんだろうか。
 元気を取り戻したところで次の行動です。現在までの被害田んぼ分布図とか使って次の地点を予測してる息子さんが凄い。普通に役立ってる。まあ敵は次の作戦に移ってましたが。記者さんも子ども連れて行くのはどうなんだろう。結局記者さんの方のドジで見付かりましたが。
 カメラを合図にしてサンバルカンに助けを求め、やばいというところで助けが入るのはお約束。しかし稲の間に隠れてる記者を見つけ出すのに普通に稲刈りしてる怪人とか…。せめてこう、ずばっと広い範囲一斉になぎ倒すとかないのか。シュールすぎる。
 戦闘は普通に終了。バルカンボールが何か巨大化して玉乗りしてました。どういうこと。

 事件も終わり、帰る記者さん。カメラがあればオーロラプラズマ返しが撮れたのに、とか。サンバルカンに対する世間知識がいまだによくわからない。
 あと「ハンサムなライバルさんにもう1度会いたかったな」とか、そんな今更。そういうこと言うならもうちょいそういう接触して欲しかったなー。
 最後に見送ってるサンバルカン。あれ、鮫島たちの服がいつものに戻ってる。


第40話「なかよし暗殺天使」

 サンドバルカンの性能チェック中のイーグル。絶好調です。まあそれは特に話とは関係なく、ここで突然襲ってくるモンガー。木刀どころかバルカンスティックまで折る凄さ。駆けつけたシャークたちといきなりバルカンボールです。早。早い内に出る必殺技は効かないお約束。何と避けました。あれってやっぱ凄いスピードなんですね、実際は。
 そして噛み付かれてバルカンスーツを破られるイーグル。何か針金みたいなのが飛び出してる。どういう構造なんだろう。
 砲弾にも高熱にも薬品にも負けないスーツとか。じゃああれ着てダメージ負うときって相当凄いんだ、敵の攻撃…。とはいえ破られるのまでは想定外。もうちょっと傷が深かったら神経まで届いてたとか。怖ぇ。
 その攻撃力と、更にバルカンボールを避ける素早さを持った強敵です。が、結局途中で引いたんですよね。何故かと思えばキバ折れてました。バルカンスーツとは相打ちだったようで。人間体がある怪人珍しいなぁ。
 キバの復活には100年かかるということで、別の方法を探すことに。人間をコウモリ魔人にするか…ブラックマグマってホント能力は凄いんだよなぁ…いろいろ間抜けだけど…。

 コウモリ魔人になったのはいじめっこの少年。いきなり走ってきて砂山壊すとか何がしたいんだ。
 キバが生えたということで怪人が狙いますが、それはサンバルカンが阻止。派手に暴れてると見付かりやすいですね。
 イーグルのスーツの方はもう直ってるのか。それとも予備かな、あれ。
 戦ってる間に少年は病院に逃げ込んでました。そこで少女と出会う少年。いきなり恋のキューピットの絵が入って笑いました。わかりやすい。「天使だ、あなた天使でしょ」キバと黒い羽見てそんな発想する少女。ちょうど手術前で神さまに祈ってたので、その使いだと思ったようです。お守りを天使が持って来てくれると。「ちょうだい、お守り」の流れはちょっとどきっとするなぁ。期待してるもんな少女。「嘘つき」と泣かれた少年は自分があわてんぼうの天使で、お守りを忘れてきたとごまかすことに。上手いな。というわけでお守りを取りに行くことに。
 その後、また少年を追う怪人と、それを防ぐサンバルカンの戦闘。あ、敵の企みは普通に長官が予測してました。「尾てい骨が尻尾の名残だということは知っているな」って、そうかサンバルカン3人は知ってるの前提なんだ。

 教会に向かう少年に何とか追いついたサンバルカンですが、少年は教会に行かなきゃならないと。約束だからと。「君だって狙われ続けるんだぞ」にも「構うもんか」です。「わかった。君がそこまで言うんだったらサンバルカンも協力しよう」ああ、サンバルカンのこういう流れがやっぱりいい。そりゃそうだよね。あそこで少年の気持ち無下に出来ないよね。
 でも教会のお守りって…あれ盗みじゃないの、大丈夫?
 そして暗闇にされて一瞬でキバを持っていかれるとか、やっぱツメ甘いとこはあるよなぁ、サンバルカン。少年はこれでコウモリ化が解けたので、まあ結果的に良かったですが。
 敵さんもあの格好直してやるとか言って近付けば良かったのに。
 キバを手にいれた敵さん「入れ歯をして出直してくる」です。言い回しに笑った。そしてまだ教会の外から出たぐらいの段階でもう入れ歯できてるよ! 早ぇ!
 まあ戦闘は普通に勝利しましたが。バルカンボールは避けられましたが、中に超音波探知ミサイルとか入れてました。あははは。ちゃんと対策は練ってきてますね。
 ロボ戦では噛み付かれたりしてるんだけど、特にダメージなさそうだ。

 最後、お守りを渡す少年。翼がなくなったことについてどう言うのかなと思ったら「神さまがどこへも飛んでいかないように、翼をとっちゃったのさ」で、え? と思ったら@「ずっとさゆりちゃんの側にいるように」って、なるほど…!
 上手いなサンバルカン。さゆりちゃん的には、サンバルカンが一体誰なのかって感じの気もしますが。


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