太陽戦隊サンバルカン感想 (41話〜50話)


第41話「七化けドロンパ狸」

 ペットを飼ってる少年の図から始まり、現れるモンガー。「血祭りの幕開けだ」と怖いことを言うと思ったらホントに怖いことが怒りました、犬が200匹以上変死って…! 今までも敵の攻撃での犠牲者とか居たんだろうけど、はっきり死んだ数とか出されると怖い。
 っていうかいつからテレビ置くようになったんだ喫茶店。あとカレーばっかじゃ飽きるからとか助八がポトフに挑戦してました。また勝手なことして。みんな見守ってるけど、美味しければいいんだろうか、まあそんなことはなかったようだけど!
 それはそうと、犬の変死ニュースを見てシーシーが動きます。「パンサー、ちょっと顔貸してくれ」って、顎で使ってるなぁシーシー。パンサー指定したのも一番動かしやすそうだからですよね。まあどっちにせよ大量変死事件ならサンバルカンが調べることにはなるんでしょうが。
 死亡の理由は毒ガスと、割とはっきりしてます。毒ガスの原因の方はまだですが。ここへやってくる冒頭の少年。「ゴンを返してください」と。死んだことはわかった上で、遺体をってことですね。まあ気持ちはわかるなぁ。他のペット失った人たちもみんなそうだろうけど。まだ調査中なので返せないってのも正しいですね。終わったら必ず返すから、とも言えないよなぁ、何があるかわかんないし。

 そんな少年の姿もあり、怒りを燃やすサンバルカン。これほど直球な被害そうないもんな…。そして敵の目的は何かと思えば子どもたちと仲の良いペットや動物を殺すこと。…悲しませるため? 何だそれは、何がしたいんだ。
 で、このモンガーには七変化能力があるというのも出てきました。総統にも変身します。って、この総統、合成してる…? 2体ないのか、あの格好。
 作戦開始のモンガーは動物園らしき場所で毒ガス振りまき。普通に人がいる中でやるのか。すぐサンバルカンくるぞ。ちょうど近くに居たのもあって駆けつけるパンサー。敵がそこで変身したのは…汽車! そんなのもありか!
 さらに象とか、この辺重量もそう変化するんでしょうか。苦戦してるところに仲間が駆けつけ、逃げるモンガー。木の表面に変身…したんだろうか。八つ当たりのパンサーの蹴りでダメージ食らってました。あれが一番酷い怪我になるのかよ!

 その頃、少年と一緒にいた先生がうさぎを拾ってます。この子も仲間を失って同じように寂しい、と。なるほどな、と思った流れだけど、うさぎに心開く気はない少年。一人の家に帰って、ゴンの居ない犬小屋見て、やっぱり気が変わったようです。よくわかんなかった。まあ寂しくなったんでしょうね。
 ピョンタと名付けてうさぎを可愛がる少年。その頃、モンガーに追われる人から、モンガーがうさぎに化けたとの証言が。
 ああ、どうなるんだ、と思ったら、帰って来たうさぎに対して少年「ごめんよ、お前のことをモンガーかもしれないなんて疑ったりして」って、いきなり何だ!? そんな展開あったか!? このあとやってきた先生たちも、うさぎがモンガーからもしれないという話になってます、何だろうこれ、途中カットされてるんだろうか。あまりに唐突というか、話繋がってなくないか。
 うさぎは警官に連れ帰られ、厳戒態勢の引かれている町。こういう空気作れるのはいいな。サンバルカンが信頼されてるからこそですね。
 少年の方はうさぎを逃がしちゃったりしてますが、そのうさぎを見て、うさぎに化けることにしたモンガーたち。ピョンタは普通のうさぎだったのか。
 サンバルカンが駆けつけ「ピョンタは見付かったんだね」…これも何かおかしくないか、いつサンバルカンと接触してたんだよ、いつピョンタのこと知ったんだよ、サンバルカン!
 うさぎを少年と共に普通に逃がすサンバルカン…かと思いきや、一応バルカンアイでチェックです。見たら普通に機械の中身が空けるんだ…そりゃそうか。何に化けても、あれ使ってればわかるんですね。
 「このうさぎはピョンタじゃないんだ」ピョンタが最初から敵だったという話にはならないのか。今回ホント流れがおかしいな…。

 敵との戦闘では、やっぱり化けまくる敵さん。岩に化けたら硬くなるんでしょうか。能力が化けたものに変わるのならかなり最強の気がします。
 そしてバルパンサーに変身。何向かい合って悩んでるんだよ、パンサー!
 イーグルたちにもどっちが本物かわかりません。バルカンアイ効かないのか。サンバルカンスーツは透視出来ないってことかな。
 どうするのかと思えば「ごめんよパンサー」って両方いっぺんに攻撃した…! あははははは!
 まあ手加減はしてるんでしょうが、さすがに予想外だった、意外にやりますねイーグル…!
 これで敵を突き止め、トドメです。バルカンボールがライターに。何かと思ったけどカチカチ山ネタか…。

 最後は、ピョンタを野生に返すみんな、と。そういう結末になるのか…。


第42話「寝坊少年の白昼夢」

 集団催眠術をかけるために7日7晩祈り続けてるへドリアン女王。一睡もせず食事もとってないとか。それで大丈夫なんだ。
 催眠は100人や1000人単位ではないということで大変な作戦が実行されそうです。「感激」と喜ぶ総統が面白い。
 で、この夜、パトロール中に眠ってる少年を発見する鮫島。映像が悪くてホントに真っ暗すぎて何も見えない…。少年を運ぼうとしたところに怪人が現れたようです。夜を昼にしてしまうモンガー。いきなり「昼にしてやる」って何事かと。そして初めの作戦時に近くに鮫島が居たのは不運なんでしょうか。まあ逃げたけど。
 東京の一部が昼間の明るさになり「こっちが昼、こっちが夜」とか移動しまくってるパンサー。何遊んでるんだ。「これ以上ドラゴンの太陽を増やしてはいかん」とか長官が言った側から増えていくドラゴンの太陽。やっぱ3人じゃ東京全域カバーは無理があるよなぁ。
 やがて「本物の太陽が昇ってきたぞ」って、これ全部一晩の間に起きた出来事か! あ、眠ってた少年は普通に喫茶店で寝かされてます。単なる迷子のようなので家に帰さなきゃという流れですが、話が少年が夜に起こったことを覚えてない方向に。そりゃ一度も目を覚まさなかったんだから覚えてないだろうよ。っていうか外が明るくなったぐらいで起きない人も多いんじゃないか。
 この後早速寝不足による事故が起きまくってますが、一晩でそんな…。神経質な人多いなぁ。って言うか目の前で車が爆発炎上してるのを黙って見てるなよサンバルカン…! 運転手助けに行こうよ!
 このあともまあいろいろ爆発しまくりです。これも全部一日の出来事だと…。

 睡眠不足で判断力が低下してるところに女王の催眠術を発動させるのが敵の作戦だったようです。洗脳された人たちに「みんなの目を覚まさすんだ」とイーグル。どうするのかと思えば普通に「目を覚ますんだ」って、そんな。もうちょい何かないのか、方法は。
 更に平和守備隊の一部メンバーがクーデターです。そりゃ内部の人間だってやられますよね。太陽シャワーとか使ったら正気に戻りましたが。あれは一般人にはやれなかったのか。それなりにダメージもあるのかな。
 その頃、催眠術中継役になってるモンガーが足を滑らせ、光が喫茶店で眠る少年を直撃。ってまだ寝てるのか。いや、時間的には夜なのか? っていうか帰ってないのか?
 まあそれはともかく、そこで夢を見ます。女王とモンガーが。これは催眠を客観的に見てるってことなのかなぁ。
 この夢のことを聞き出した美佐ちゃん。何かしら予感があったんですかね。これでドラゴンモンガーの居場所が判明です。えええ、あの夢で場所までわかったの。
 見つけてしまえば、あとは普通に戦闘で勝利。バルカンボールが今度は何か檻みたいなのに…。口を閉じさせて、口から出す爆弾が詰まって自爆とか。ちょっと怖い。
 モンガーを倒せば、無事太陽は消え、多分催眠も解けたようです。やっぱ時間的には夜か。
 少年はやっぱり寝てます。大物だ。でもいい加減家に帰してあげてください。


第43話「君も天才になれる」

 子どもに勉強教えてる豹…というか一緒に勉強してる豹、でしょうか。全然わからず「小学校出たの」とか言われてます。それなりに頭いいと思ってたんだけど、え、駄目なのか豹。勉強は出来ないタイプか。
 少年は呆れて美佐ちゃんの方に教えてと頼んでますが「駄目駄目、自分でやらなきゃ」って、別にやってもらおうとしたわけじゃないんじゃ。いや、そうなのか?
 そんなやりとりをしてる頃、ブラックマグマの方では何か万能のメカはないかの、とか言い出してます。ここから出た次の作戦は、「どんな問題でも解ける万能解答機」を作って子どもたちに与え、子どもを何も考えない頭空っぽ人間にすると。結構子どもを狙いますよね敵さんは。将来的なこと考えるとそれでいいのかもしれないなぁ。気が長い人たちみたいだし。

 というわけで早速万能解答機を配る敵さん。最初の少年がそれを貰ってます。「太陽戦隊とは」と打ち込むと「サンバルカン」と出ます。サンバルカンとは、と打ち込むと太陽戦隊と出るんだろうか。っていうかあれで普通に文字打ち込めるってどういうこと! その方が凄いんだけど! 即座に使い方理解出来るようなもんなのか。
 まあともかく、これを使ってテストを解く少年。机の中に解答機隠して、完全なカンニング。これ、下に教科書置いてるのと一緒だよなぁ。
 そして少年の答案を見た先生「いつの間にこんなできるようになったんだ」「まさかカンニング」って、酷ぇ。カンニングらしき行動を見た上で言えよ。これで無事全教科100点とか取った少年ですが、それを報告に行くとマスター「あ、そう。1000点満点でだろ」ってこっちも酷いな…! みんな笑ってるし。少年がそういうキャラなんだろうけど、頑張る気起きないだろそんな態度取られたら…。
 まあ何やら怪しい結果には違いなく、世の中にこれを使う子どもたちが増えているようです。でも解答機の存在には誰も気付いてないんですね。むしろそれが凄い。配ってる場面にイーグルが遭遇したかと思ったけど、気付かなかったようだし。
 その後、少年の持ってる解答機に気付き、これに「お前のボスはどこだ」とか打ち込むイーグル。あははは。しかも普通に答えが出ます。凄いな、あの解答機。最初「忙しい忙しい、次は社会か」とかやってるから、このモンガーが律儀に答えてるのかと思ったけど。
 敵の居る場所に向かい、戦闘開始。「モンガーVSイーグルの勝率は70%」と計算するモンガー。何だか微妙な数字だな。でも1対1ならやっぱモンガーの方が強いのかなぁ。
 仲間が来たあと結局逃げられ、解答機を持ってる人間をもう1度探すことに。サンバルカンがあれに頼るのかよ!
 メカを壊されたはずの少年が普通にもう1度手に入れており、これを使うイーグル。が、今度は反応せず。敵さんがバリア張ってました。そうしないと勝手に解答されちゃうんですね。ある意味厄介だなぁ、それ。
 というわけで「バリア破壊ビームを使うんだ」との長官。いろんなものがありますね、ジャガーバルカン。ジャガーバルカンはその辺に適当にビーム打ち込んでたんでしょうか、っていうかあれ、普通にジャガーバルカンが発見した? 上から探せば早かったんじゃないか。
 戦闘開始で、再び計算中のモンガー。「イーグル×マシンマン+シャーク−パンサー」ってちょっと待て! どういう意味かよくわからない計算ですが、一応役立ってるんでしょうか。この後の対峙では普通にサンバルカンの攻撃避けまくってます。すげぇ。
 動物の動きにはついていけてませんでしたが。「コンピュータに入ってない」はお約束。

 敵を倒すと解答機も壊れたようです。「ぼくはもう駄目だ」と嘆く少年を、そんなことはないと言うのが美佐。「自分の力を精一杯出し切ることが大切なのよ」との正しい言葉には反応しませんが、普通に頑張ってるクラスメイトの姿見せて「みんな頑張ってるのよ 」と言えば「お姉ちゃんごめんよ」でした。早い。何ていうかまあ、みんな素直だよね…。


第44話「大脱走・ヘリ爆破」

 「新兵器の製造が正式に決まった」そんな、あと6話の状況で、とかちょっと思ってしまった。サンバルカンロボを補佐するロボ…なんでしょうかね?
 これのテストパイロットに選ばれたのが飛羽の親友山根。どちらかがバルイーグルになるはずだったとか。やっぱ選ばれたものと選ばれなかったもの…って感じになるんだなぁ。サンバルカンに選ばれるってやっぱ凄いことなんだよな…。
 山根さんは司令室で普通に美佐ちゃん口説いてました。満更でもなさそうですね美佐ちゃん。が、ここで呼び出しかかって出て行くことに。その隙に資料を漁るか…。ちょっと迂闊な行動には見える。長官が入ってきて慌てて引き出しを閉じますが、そこに資料が挟まっていると…。これは気付くなぁ長官。っていうか美佐呼び出しといて早いな来るの。
 その後、美佐が襲われかけてたところを助けたりしてる山根さん。デートにも誘いました。この辺も一応設計図のため、だったんでしょうか。助八が失恋したと拗ねてます。美佐ちゃんのこと好きだったんですか。それらしい言動した覚えがないな。あとこの店、スパゲティもあったんだ。
 それはそうと、美佐ちゃんの口が堅く、設計図の場所を突き止められなかった山根は直接探しに来てます。たまたま会った飛羽には「恐れ多い」「わざわざバルイーグルに手間をとらせるなんて」とか卑屈な感じ? これは演技じゃないよなぁ…。バルイーグルに選ばれたことが、勝った、って表現になるんだなやっぱ。

 敵の出現に出て行ってる間に、設計図を盗んだ山根。長官があらかじめ偽物にすりかえ済みでしたが。さすが。ここでイーグル飛び出します。設計図が偽物とわかれば山根が危ないとかそういう方向か! 普通に協力する気のシャークたちもいいですね。ここはホント揉めない。
 山根さんの方はホントにブラックマグマに設計図渡してます。これでヘルサターンに直接会って倒すつもりだったと。まあ予告の流れからもそうかなぁとは思ってたけど、これ、設計図自体は本物渡してたつもりだよね? それとも何か手を加えたんだろうか。せっかくブラックマグマからの接触があったのならそれをサンバルカン側に伝えて逆スパイやることも出来ただろうに、手柄のために突っ走ったって感じなのかなぁ。
 捕まって洗脳されそうになった山根さんはイーグルが助けました。「お前の仲間は我らを手玉に取ろうとしたのだ」アマゾンキラーさんの言葉が親切。「やっぱりお前はスパイじゃなかったんだな」おかげで話が早い。
 この後、爆弾で破壊されるサンバルカンスーツ! えええ、こんな酷い状況今までなったことなかったよね、噛み付かれただけで大騒ぎしてたのに! このままじゃ爆発する、ってことで脱いで放り投げました。ダメージ受けたら爆発するのかよ、あのスーツ!

 ここから飛羽と山根の逃避行。上から投げられる手榴弾に追ってくる敵、と厄介です。途中で列車に飛び乗ってますが、爆弾で狙われてる状況でそれはさすがに迷惑なんじゃ。列車にダメージなかったようだけど。
 これだけ派手にやってたらシャークたちからも普通に見えますね。バルカンスティック投げてヘリ撃破。すげぇ。
 イーグルになれないことを即座に飛羽が伝え、長官から新しいブレスが送られました。やっぱ予備あったんだ。
 これで普通に変身して戦闘も無事終了。
 山根さんとは「これからもいいライバルでいようぜ」で終わりました。あの騒ぎについてはそれなりの処分は受けるべきだと思いますがね!
 あと新兵器はホントに開発されるんでしょうか。


第45話「銀河無敵の電気男」

 稲妻ギンガなる男が現われました。強いです。弾をはじき返します。ホントに兆弾しまくりなのであんな撃ちまくらない方がいいんじゃ。
 宇宙からやってきたこの男は、ブラックマグマではないものの「これからブラックマグマに世話になりにいく」と。悪役は悪役と手を組むものですね。サンバルカンと戦ってるのを見てたモンガーも「早速助太刀してやるぞ」とか言ってるし。まあそれはアマゾンキラーが止め、男とサンバルカンのみの戦闘です。バルカンボールは効かない、必殺技も効かない、イーグルと剣VS剣の勝負にまでなりましたが、それでも駄目。サンバルカン一時撤退ですよ。実際は撤退ってそれなりにあるような気がしますが。
 サンバルカンを追い払った男はアマゾンキラーのもとへ。連絡とってたのに答えてくれなかったようです。何故かと聞けば「あなたに会いたくないからです!」思いっきり言われた…! 「折り入って頼みがあるんだが」「立ち去りなさい!」すげぇ、聞く耳持たない、ここまでばっさり切るとはなぁ。振られた男みたいな稲妻ギンガが面白い。っていうか可哀想。
 この男が欲しい総統ですが、アマゾンキラーは当然反対。ここまで言うのを聞くと女王も「よほど信用のおけぬ男だ」と。この後もアマゾンキラーの方信じてるし、女王は完全にそっち側ですね。でも総統は右腕が欲しい。周りが女ばっかなので男の仲間も欲しいんでしょうか。
 言われた通り仕方なく稲妻ギンガを呼び出すも、やっぱり仲間にする気がありません。
 昔は仲間だったようですが。山分けにしようとしてた宝石を、後で見に行ったらなかった…。あれ、それ、アマゾンキラーも盗みに行ったんじゃないの? 違うの? 見に行っただけ?
 仕返しにかどうか、稲妻ギンガは警察に突き出されてました。ホテルに呼び出しか…やっぱそういう仲だったんだろうか2人…。
 男を追い払ったあとは、総統に男は組織に入るつもりがないと嘘を。まあアマゾンキラー的には最良のやり方ですが、ゼロガールズたちが告げ口した…! そうか、彼女たちはやっぱりあくまで総統第一なんだなぁ。
 「わしに戦力をつけさせぬ魂胆なのか」解釈が自己中心的ですが、正直アマゾンキラーがあいつを嫌いなだけな気がする。違うのか。
 内部分裂起こしそうですね何か。

 一方、バルカンボールの強化をしてるサンバルカン。
 威力を試しているところ、アマゾンキラーたちがスナックサファリに…! やっぱあの場所ばれてるのまずいよなぁ…。むしろ今までよくこういう目に合わなかったもんだ。
 「こら、美佐ちゃんに何すんだ」フライパンで頑張る助八がかっこいいです、やられたけど。
 そして子どもたちが捕えられ、呼び出されるサンバルカン。まあいつも通り普通に戦闘には勝利しましたが。子どもたちは大興奮ですね、あれは。稲妻ギンガの方は今回見てるだけ。
 「稲妻ギンガはおそらくブラックマグマの用心棒に」なるということで、益々激しくなりそうな戦い、と。今更か、と思ったけど話がもう佳境に向かってるんですね。


第46話「女隊長の(秘)作戦」

 静止衛星が積まれているトラックを狙う敵さんたち。「幸いサンバルカンの警護もない」って、やっぱ出来るだけサンバルカンは避けたいんですよね。襲い始めたとき、トラックの中に居そう、と思ったらホントに居たよ、サンバルカン! 一番守るのにいい場所ですよね。
 というわけで衛星は守りきり「しかし誰だろう、情報をくれたのは」と呟くサンバルカン。…情報なかったら護衛してなかったんだろうか。今回の衛星は北極に居る敵を監視するために打ち上げるものらしいのに。
 ブラックマグマの方でも誰か裏切り者がいる、ということで女王たちによる稲妻ギンガへの決め付け。わかりやすい流れだ。稲妻ギンガは否定しますが、まあ戦闘に参加しなかったのは事実ということで地下牢に閉じ込められることに。ギンガは女王たちの罠と気付いてるし、総統も怪しいと思ってるようですね、内部分裂起こしてきたなぁ。
 「もうすぐ機械帝国は女王さまのもの」結局こっちはそういう方向だったんですかね。この2人だけ、そういや違った位置なのか。
 それにしても「情報を流したのも実は」とか、ナレーションが全部説明するのか。
 その後の衛星打ち上げ阻止作戦も、自分だけでやるとのアマゾンキラー。ギンガの助けを駆りたくはないと。「大見得をきっておいて、もし失敗したらどうする」もし、というかいつも失敗なのでちょっと怖いやりとりです。
 あ、関係ないですがサファリの方では助八が忙しそうでした、みんな休んでるから…太陽戦隊が忙しいとなぁ。そして子どもたちに店番やウェイター頼むのね。すっかり一員なんだなぁ、子どもも。

 衛星打ち上げ場は、厳重な警備で敵さんたちも近づけません。一旦入ってきた敵を追うパンサーを「深追いするな、陽動作戦かもしれん」と引き摺り下ろすイーグルがちょっと面白い。やっぱりあの中ではまだパンサーが未熟位置になるのかな。
 この後のアマゾンキラーの作戦、不良に追われてる老婆を装い、倒れた振りして中のメディカルセンターへ運ばれると…。ああいう状況だと、まあすぐ側の施設に運んじゃいますよね。しかしあれだけ変装潜り込みが得意な敵なんだから、そういうのももうちょっと想定しないと。
 中に入りこんだアマゾンキラーが暴れ、一般兵ではどうにもならず発射装置は破壊。衛星そのものの破壊は一旦サンバルカンが阻止しに行ったものの、ロボ戦やってる間にやられました。サンバルカン以外が役に立たないのが問題だよな…。
 「ヘルサターン総統、ロケット打ち上げは阻止しましたよ」ちょっとだけ良かったね、となってしまった、でも意地が通ったなぁ、アマゾンキラー。今回はさすが。
 そして次回は何事だ…。


第47話「機械帝国の反乱」

 自分の弟分ファイターモンガーを作る稲妻ギンガ。牢から出したのは総統でした。まあそうだよね。
 早速サンバルカンと戦いに行き、サンバルカンからはニューバルカンボール。そもそも稲妻ギンガを倒すために作ったものですが「稲妻バリアー!」で防いだ…ってか、消えた…ってこれはテレポテーションじゃないのか…?
 まあともかく防がれました。そんな。結局サンバルカンから撤退。「逃げた」「卑怯者め」とか言われちゃってるところにジャガーバルカン出てきて攻撃とか…! これは言われても仕方ないなサンバルカン…!
 総統に褒められるギンガ。行動隊長にまで任命されました。このままでは「私たち2人とも浮き上がってしまいます」のアマゾンキラー。それはやたらギンガを敵視するからなんじゃないかなぁ。「そんな悲しいことになりたくない」女王の言い方は笑える。
 女王から総統への警告がありますが「わしは稲妻ギンガを信じている。信じているんだ」総統ももう意固地になってる感じ。結局最初にアマゾンキラーがやたら感情的になったり嘘ついたりしたせいの気もする。
 しかし総統、アマゾンキラーの前回の功績への言葉は何かないのかな…。

 その後、サンバルカン特訓中の連絡を聞き、ギンガを出動させる総統。何か変な映像見えましたね。これは女王が何かしたんでしょうか。修理中のファイターモンガーから何か部品抜き取ってますよ!
 一人で向かったギンガはニューバルカンボールにやられました。いきなりアタックだったからびっくりしてたら「時間差アタック」って! バリアの限界時間を計算してのことですが、あれは再び現れるまでの時間かな。今回は場所変わらなかったんだろうか…。
 倒れたギンガを介抱するのはアマゾンキラー。「助けてくれたのか」「見殺しにするわけにはいかないでしょ」いきなり素直じゃなかっただけ系の優しさ見せてきますが、総統と対決させるためですね。弟分を壊されてたことを知って反旗を翻すギンガ。総統との一騎打ち開始です。何かいろんな場所に移りながら結構長く戦う2人。総統もやっぱ普通に強いんだなぁ、と思ったところで突然基地に帰ってくる総統。何かと思った瞬間、首が取れた…! ええええ!
 メカ人間だったということです。まあ機械帝国のボスだしね。
 おのれギンガ、という状況で「ここで同士討ちをやっている場合ではありません」とのアマゾンキラー。総統倒した奴を同士と思えというのか。「強いものが勝つのが武士の世界」彼女たちは武士だったのか。まあともっかうサンバルカンを倒す方向でまとまろうということです。「それが、総統を弔う道だと思う」と。何か無茶苦茶な話だなぁ。
 ギンガを総統に、とアマゾンキラーが言ったのはゼロガールズたちが反抗し「へドリアン女王様がいい」と。この流れに持って行きたかったのか…。そりゃ当然ゼロガールズたちからすればそうなりますよね。そもそもずっと女王にも仕えてきてたし。
 「勝手にしろ」ギンガは正直ずっと何か可哀想です。何かもう、仲間が欲しかっただけじゃないのか、あれ。せっかく生み出した弟分も、サンバルカンにむかってっちゃうし。「何も女王に手を貸すことはない」って言ったのに。アマゾンキラーの方に従っちゃった…。
 そしてやっぱり倒されるモンガー。稲妻ギンガ…。

 最後に、総統の亡霊のようなものを見てる女王。総統もあれでは終わらないのかな。どうなのかな。あれで終わりだと呆気ないにも程があるけど…。


第48話「奪われた巨大空母」

 「うらめしいぞへドリアン女王」総統の首が喋ってる!? メカだからあの状態でも大丈夫だったのか、とか思ってたら夢でした。この後も亡霊のようなものを見て怖がる女王。基地内探しても特に怪しい者は見付からず。「女王さまを襲ったもの」という言い方で探させるんですね。そりゃヘルサターンの亡霊とはゼロガールズには言えませんね。
 ホログラフィも疑ってみたものの、機器に異常はなく、今度は稲妻ギンガーの仕業だろうという方向に。「そなたの仕業であろう。そうに決まっておる」女王はホント子どもみたいな人ですね。
 この稲妻ギンガーを倒すために特別班に開発させたサムソンモンガーを作るというアマゾンキラー。サンバルカン倒すために使いませんか特別班。
 完成図見て凄い奴が出来る、とわくわくしてたら出てきたのはミイラモンガーでした。おまけにすっ転んでました。こういう失敗は何なんだろう。あの機械の仕組みがさっぱりわかんないからなぁ。
 これを見た女王、アマゾンキラーの悪意だと解釈したんでしょうか。「ヘルサターンの亡霊を仕組んだのもそなたであろう」って酷すぎる…。悪役だからそれでいいんだろうけど、アマゾンキラーが可哀想になるなぁ。どうしてこの人女王やれてるんだ。
 そして一連の流れを見たミイラモンガー「生まれてきたのが悪いという言い草ではないか」状況的にそうなるよね、こっちも可哀想に。この言葉に後ろの雑魚が目頭押さえてたのに笑った。
 あ、ヘルサターンの亡霊の方ですが、太陽神って脳だけで普通に存在してるものだったんですね。これが蘇らせたそうです。まあ影の状態らしいですが。ラスボスはこっちになるのか。

 アマゾンキラーの方は、気を取り直したのか、ミイラモンガー使って出動。イーグルを捕えることに成功しました。おお。でもそれを横から掻っ攫っていくギンガー。今回とことん可哀想なアマゾンキラー…。
 このあと車がわざわざ歩道の方に置いてあったんですが、彼らがやったんでしょうか。親切だな。
 あ、ギンガーはミイラモンガーも一緒に連れてきてました。拘束ごと運ぼうとするとそうなるのかな。ギンガーの言うことはいちいち真っ当だなぁ。でも人には恵まれないよね、ホント…。
 イーグル攫ったギンガーの目的はジャガーバルカン。イーグルとの交換要請。こういうのはきついですね。長官は「私の一存で決められるものではない」「一日時間をくれないか」と多分時間稼ぎの提案をしますが、一時間だけとのギンガーの返しもさすが。
 「音声は明確だった」とのことから北極にいるのではないと判断する長官もさすが。ただまあ情報が少なすぎますね。シャークたちが捜索に出るも、さすがに1時間じゃ見付からず。
 待ってる間に美佐ちゃん泣いちゃってますよ、悲観しないで…!
 びっくりした子どもたちに「ぼくがね、今玉葱切ってたもんだからね」とか言った助八にびっくり。じゃがいもと指摘されて笑いに持って行くし、助八いい男だな…。

 結局ジャガーバルカンをブラックマグマに渡すことにした、と伝える長官。あ、ブラックマグマだと思ってるんだ、そりゃそうだよな。
 持って来れば「合体してサンバルカンロボを作れ」のギンガー。イーグル連れて来いと何度言っても聞きやしない。ロボに乗り込むまでイーグルの情報全く出してこないのは問題っていうか、そこは乗せちゃ駄目なんじゃないかサンバルカン。
 あとサンバルカンロボの合体って2人でも出来るんですね。おお、全部シャークが言ってる。
 その頃のイーグル。残ってるミイラモンガーを挑発してます。奴隷さん、と来たか。「腰抜けのくせに口だけは一丁前だな」とか、ホントこういう台詞も言えるんだよなぁイーグル。
 怒ったモンガーは「わしの実力を見せてやる」とか言って拘束解いた…! アホにも程がありますね、モンガーは扱いやすいの多いよな…。
 「勝負はお預けだ」でとっとと逃げるイーグルに笑った。
 一方サンバルカンロボに乗り込んだギンガーですが、ロボは動かず。ちゃんと動かせないようにしてたんですね。しかも操縦者にダメージいくような攻撃できるのか。
 イーグルから連絡きたからこれやったんでしょうか。イーグルの状況が分からない中だと怖いよなぁ。

 全員揃って戦闘開始。敵はミイラモンガーです。また見物かギンガーは。
 普通にロボ戦まで終了。ミイラモンガー、いろいろ技持ってたみたいなのにあんま意味なかったな…。

 最後、アマゾンキラーがギンガーの目的がわかった、とか言ってます。わかってなかったのか。総統の影をみんなが見たところで以下次回。


第49話「女王最期の妖魔術」

 「息が止まるほど苦しかった」また悪夢を見てる女王。胸に手を乗せてたからかぁ、と手をのけようとしたところにヘルサターンの手…! 怖ええええ!
 総統からたたりによって心臓が腐っていくとか、そんな話をされた後気絶する女王。アマゾンキラーがいち早く駆けつけ、そんな状態に気付いてくれましたが、手術しようとしたところに目が覚め、そんなアマゾンキラーを信じない女王…。「私にはお前たちの陰謀はわかっておるのだ」もう何も信じられなくなってる状況なんですが、いやー、むかつくなー女王。こんなに尽くしてくれてるのに。
 「アマゾンキラー女王の誕生も間近だな」「滅多なことを言うものではありません」ギンガーは、アマゾンキラーとはまだよりを戻したいとか思ってるのかね。
 混乱中の機械帝国。総統が神に報告してます。「機械帝国の恐ろしさを見せ付けてやりましょう。へドリアンやアマゾンキラー、さらには稲妻ギンガーに」サンバルカンがいない…!
 そして女王は力を振り絞って妖魔術発動です。

 ウェディングドレスの写真を見て、語ってる美佐ちゃんたち。助八が勝手に自分を横に置いてます。「そうなればいいなと」「なるわけないでしょー」子どもたちの一斉つっこみが容赦ない。そういうキャラだから仕方ないね助八は。
 そんな呑気な日常の中、突然妖魔術にかかり、浮かんでどこかへ行ってしまう美佐。うわぁ。すぐさま敵から連絡が入りました。生贄にすると。「待ってくれ、条件は何だ」「これは儀式じゃ」殺すことだけが目的ってのはきついですね。人質交換もさせてくれない。
 取引する気のない女王のナイフが振り下ろされる、というところで映像が切れ絶望的。これは怖い…。女王の手は止まってましたが、これは総統を見たから…と、もう心臓の限界だと。だから手術してれば…まあ、してもその心臓がすぐ腐るんだろうけど。
 倒れた女王はご臨終。そんな死に方するとはな…。

 サンバルカン側は「北極へ殴りこみだ」「美佐ちゃんの仇を討ってやる」仕方ないけど、もう死んだことになってますよね。あの状況で助かると思えないもんなぁ。きつすぎる。ウェディングドレスの話とかしてたのがまた…。
 それでも「北極に着くまでの時間がどうしても早すぎる」ということで転送装置の存在に冷静に気付く辺りがさすがは長官。とはいえ、闇雲に探して見付かるものでもないようで「むなしい捜索であった」なんてナレーションが入ってしまってます。
 ブラックマグマの方では、生贄の儀式をしようとしてるアマゾンキラーに、今度は美佐をジャガーバルカンとの交換にしようとしてるギンガー。手に入れたら「おれさまはこの地球をおさらばする」とか、一応アマゾンキラーにとってはいい方向に言ってますね。アマゾンキラーは信用しませんが。「ジャガーバルカンは天下無敵」か。そうか…。敵も認めてるんだなぁ、それ。
 結局腕ずくでやろうとするギンガーですが、それを阻止したのは神。普通に攻撃かけてきた。そして総統も普通に出てきた。みんなあんまり総統に反応してないんですが、どういうこと。すぐさま従うガールズが凄い。
 そして総統の手により稲妻モンガーにされてしまうギンガー。案の定というか何というか、こうなったら弱体化してる気が。割と普通にサンバルカンの勝利です。
 「さらば稲妻ギンガー。死んだとなるとやはりこの胸が痛む」あれ、そうだったの。ちょっとだけ良かったねギンガー。

 一方サンバルカン。転送装置発見を諦め、北極に直接向かいました。ジャガーバルカン使えば北極の気候もあんまり問題なさそうですよね。
 「敵の攻撃があってもいいはずなのに」全然何も仕掛けてきません。仕掛けてきたら場所ばれるけどね。
 「何故総攻撃をかけないんですか」怒ってるのは総統の椅子に座ったアマゾンキラー。ゼロガールズの視線が冷たい。アマゾンキラーって別に悪いこと何もしてないのに…。普通にみんなのために活躍してきたのに…。総統が存在してることについて一体みんながどう思ってるのかがさっぱりですが。
 一応流れ的に、アマゾンキラーは女王の座を奪おうとしてたってのが本当なのか…? 全然そうは見えないけどなぁ。最後に総統にナイフ出してるし、もう意味わからん。

 美佐ちゃんは攫われたまま、途方に暮れてるサンバルカン。「美佐ちゃんのこと言うなよ。悲しくなっちまうじゃないか」今は考えないようにしてるんですよね、これ。
 長官は「美佐は生きている。生きているとも」と言ってるけど、まあ言い聞かせてるだけだよなぁ、これは。


第50話「輝け北極オーロラ」

 「全能の神の正体をつきとめたいと」歩き回ってるアマゾンキラー。女王になりたいって欲望とかホント見えなかったんだけどなぁ…そうなるのか。
 全能の神は見つけたものの、止められ「お前の負けだ」とか言われます。この後大人しく使われてるんですが、総統(の影?)相手に勝てないと思ったんでしょうか。
 サンバルカンの方では、平和守備隊のパトロール機が撃墜されてようやく位置を割り出せた感じのようです。これも時期を狙ってやったってことですね敵さん。
 早速出動するサンバルカン、長官もついてきてます。一旦イーグルの操縦席に集まるみんなとか何かいいな。やっぱ繋がってんのかな、あの辺。
 北極に着き、目当ての地点あたりで車移動してる4人。えええ。まあ基地に入り込まなきゃなりませんからね。美佐が居る以上爆撃というわけにもいかないわけで。上手いこと敵の思惑通りに進んでるんだなぁ。あと基地の中ってあったかいんですね。長官がコート脱いでる。
 「さては我々をここに誘い込んだな」ここにいたるまで気付かなかったか長官。さすがに冷静になれてないのかな。「美佐は生きているのか。どうなんだ。それだけでも教えてくれ」必死です。辛いです。美佐ちゃんがその様子見てるんですが、声は伝わりません。長官、娘の代わりに私をとか言ってますよね…。あああ…。

 この後、勇者の広場なるところに案内されるサンバルカン。アマゾンキラーとの戦闘です。「お前は機械帝国の女王だ」とか言う神に、あれそれでいいの、とか思ったけどゼロガールズはアマゾンキラーに手を貸さず。何か辛い…彼女たちずっと一緒にやってきただけに…。ゼロガールズの方は機械ゆえの薄情さでもあるのかな。
 サンバルカンとの戦闘、3対1でよく頑張りますアマゾンキラー。が、結局最後はニューバルカンボール。食らってすぐ立ち上がるからびっくりしたけど、限界だったようです。「全能なる神…氷の部屋」とか言った? これはサンバルカンに伝えたんだろうか。そして自分を刺すアマゾンキラー。…刺したんだよね? 思いっきりそれてるようにしか見えないし、血も出てないけど…まあそういう状況だよね?
 結局自殺という形でアマゾンキラー死亡。サンバルカンが敬礼した。これはどういう意味だろう。ちょっと嬉しかったけど。

 そして再び聞こえてくる神の声。
 「ヘルサターン総統はどうした」「へドリアン女王はどうした」のサンバルカンが、ホント彼らは敵側の動き知らないんだよなぁと…。大混乱起きてましたよブラックマグマ…。
 機械帝国の野望を語っている神に「なんという傲慢な。破壊せよ」と長官。さすがにその流れは長官も凄く傲慢に見えるぞ!
 破壊した機械はすぐ元に戻りました。「自己再生能力を持っているんだ」って、すげえ、何それ! 何でそれモンガーにはないの!
 この後、そこにあった機械が合体して巨大怪人に。キングマグマと言うらしいです。怪人というかロボットか。ゼロガールズが操縦してるよ!
 というわけでサンバルカンロボで戦闘開始。白い粉みたいなのがいっぱいつけられてるけど、これは凍ってるってことなのかなぁ。言われてないけど。それより太陽剣使おうとしたら作動しないとか! そんなのこともあるのか。エネルギーが下がってるらしいです。「日食でなければチャージできるんだが」そうか、太陽がエネルギーだからそうなるのか…! それはちょっと面白いな。この時期狙ってとか、ホントよく考えてる。が、結局サンバルカンロボを破壊しきる前に太陽が顔を出しました。サンバルカンロボの耐久性をなめてたんですかね。ダメージ大してなさそうだもんなぁ。
 「見ろ、太陽だ」「オーロラだ」そういやオーロラも何か重要だったのか。これで太陽剣が出て敵ロボ破壊です。黒い太陽って日食のことだったんですかね。

 敵基地に戻ったサンバルカン。「勝ったと思うなよサンバルカン」「長官の娘はわが手中にある」何段にも構えてる太陽神。駆けつければ美佐が縛られてます、って総統も女王もアマゾンキラーもいる…! わざわざ作ったのか。何かこう、太陽神ってちょっと寂しい存在だなと思ってしまった。
 これで機械帝国の勝利だと、敗北宣言をしろと。いやらしいなー。でも「土下座して許しを請え」って、許してくれるの? っていうか許しを請うってどういうことだ。美佐を助けてってことか?
 「助けてお父さん」助けてばっかの美佐ちゃんはきついなぁ、と思ってたけど「土下座して謝って!」でさすがに気付きました。長官も気付きましたね。この美佐は偽物と。
 跪いた長官は、イーグルのバルカンスティックを奪い太陽神を撃破! って、これで終わり…!?
 土下座しかけてたことで敵も油断したんでしょうが、それにしたって何て呆気なさ…。一撃で死ぬのかよ太陽神。しかも長官がトドメとか…!
 まあ、それでも自分が死んだら基地爆破するようにはしてたんですかね。「5分以内に爆発するぞ」ということで必死に美佐を探すみんな。時間ぎりぎりでしたが無事脱出です。これで終わりかー。何かほとんど身内で潰しあってたなぁ、彼ら…。

 最後、太陽戦隊はこれで解散になるんですかね。これからどうするつもりだ、の問いに。「部隊に戻ってジェットパイロットの教官をやります」の飛羽。イーグルって行動隊長だったのか。まあ太陽戦隊リーダーはあくまで長官だよなぁ、やっぱ。
 鮫島は「研究室に戻って海洋学の研究を続けます」、豹は「田舎に帰って親父の仕事を手伝います」でした。豹は元に戻らないんですね。途中で父親と会ったからかな。微妙に弱気なことも言ってたしなぁ、お父さん。あのときから終わったら帰ろうと決めてたのかな。
 長官は「美佐のお婿さん探しでもするか」って、ええー。隠居には早いよお父さん。
 ここで「助八どんには悪いけどぼくが立候補します」豹は割とちょくちょく美佐ちゃんを口説いてましたよね。「美佐ちゃんを幸せに出来るのはおれだよ」鮫島もまあそういう部分はあったと思うけど。「ハネムーンは月がいいか」飛羽にはびっくりした、っていうか何だその口説き方! 笑った。
 レギュラー男性陣全員からプロポーズされるとか凄いな!
 恋愛って感じじゃなく、パートナーとしていいなって感じが素晴らしい。
 「1人だけ選んでよ。ね?」豹の言い方も軽くていい。
 結局美佐ちゃんが選んだのはシーシー。「当分青春を謳歌しなくちゃ」とのことです。嫁に行くには早いようですね。


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