超獣戦隊ライブマン感想 (21話〜30話)


第21話「豪よ聞け! 母の声を…」

 ライブマンに挑戦状を叩き付けたオブラー。もうライブマン倒すぐらいのことしないと駄目ですしねー。
 「オブラーと決着をつけなければならない時が来た」敵幹部との戦闘がこういう扱いになるんだよなライブマン…。
 オブラーは辿り着く前にアシュラに捕まって、オブラー作る材料にされた…んだろうか、これは。
 ライブマンの元に現れたのはオブラーヅノーですが、区別が付きません。普通にオブラーの外見のヅノー作るってのは出来なかったのか。あれが手っ取り早いのか。
 「やめろ豪。これ以上お母さんを悲しませるのは止めるんだ」犯罪者への説得ですよね、ホント!
 しかしオブラー相手に戦えないライブマン、とか普通にケンプたちが言うんだなぁ。自分たちが戦うときのこととかどう考えてるんだろ。
 「我ら地球人の天才が力を合わせれば」とか教授に報告してるケンプ。アシュラが仲間になってるな。「ライバル出現の効果早速現れたというわけか」アシュラを連れてきたときも、そういう思いあったんでしょうね。教授は結構的確。協力しろ、ってことだったかはわかりませんが。

 戦いの場には、本物のオブラーも現れました。死んだと思われて放置されてたようです。一体どこでやってたんだろう、あのヅノー作り。
 ここでボルトに入ったときのことを回想。パソコンにアクセスして謎の暗号を出すとか。なるほど。教授はそうやって地道に集めるつもりだったんですかね。他に幹部居ないし、最初からあの2人だけ選ぶ予定だったんでしょうか。暗号出されたけど解けなかった人たちも居たのかな。
 豪はそもそも暗号が送られなかったようで。っていうか大教授に選ばれたとか、豪に言ったんだなケンプたち…。
 「何故私に問題を与えてくれないのですか」との豪。「お情けでいれてもらった」とかケンプが言ってますが、結局暗号は解いたの? 解いてないけど情熱買われて入れてもらったとかそういうことなのかな。
 初期の頃、見た目は下っ端風味だった割に可愛がられてる気はしたんだけどな。能力じゃなくて性格的な部分で最初選ばれなかったのかなぁ。

 まあそれはともかく戦闘です。ライブマンからしてみれば倒せない敵が2人に増えたようなもんですね。なので却って面白いと放置するアシュラですが、勇介は説得の中で戦ってる相手が豪だと信じます。頭脳獣は特に記憶とか持ってるわけじゃあないのかな。まあ母への感情を持ってるのは豪だけか。
 勇介はこのあと豪の母のもとへ。「もうあんな子は私の子どもではありません」ってお母さん…!
 でもまあ、そう思わないと辛すぎてのことですね、これは。散々豪に対して母の気持ちを考えろと言って来た勇介たちですが、この母に対しては、豪は「あなたが作った天才なんです」「オブラーを作ったのはあなたなんです」と…! ああ、言ってくれた。良かった。そうだよね、この母の責任にも言及しないとね。
 ボルトに入る方向になったことはよくわかんないけど。大教授って何なんだろうな…。あれに認められることが凄いことなんだろうけど、いまいちピンと来ない。
 豪は本当は遊びたかったとか、その辺にも触れて「助けてやってください」「あいつにはお母さんの愛が必要なんです」うん、この流れならそうだなとホントに思うよ…! 母の話に動揺してたしね豪。
 しかし「生まれてこの方一度も味わったことのない本当の親の愛で包んでやってください」は酷いと思った。今まで母親の注いでた愛情は何だったんだ…!

 オブラー化したままの豪のところへ駆けつける母。「許して。母さんが悪かったわ」「もう誰とも競争なんてしなくていい。一番になれなんて言わないから」必死の叫びに泣きそうです。後悔してるんだろうなホント…!
 ってところで頭脳獣。ああ、やっぱあんな場所で母に付かない勇介は迂闊…! 母の方を狙ってきた頭脳獣の攻撃を…豪が庇った…! ああ、やっぱそうなるかあ。
 人間に戻るタイミングはよくわかんなかったけど、今回は母の涙で戻りました。感情的な部分なんでしょうか、いや愛の奇跡ってことでいいのか。
 「豪はもう渡さんぞ」勇介たちの、彼らにもちゃんと感じてる友情は熱い。
 他2人も駆けつけて戦闘開始。どうでもいいけどライブマンって個人名乗りがほとんどないな。

 頭脳獣の相手してたらケンプたちはとっとと帰ったようです。
 豪は死んだのかな、と思ってたら普通に起き上がってた。あれ? と思ったら「精神も肉体も、もう完全に擦り切れてしまった」って、ええええ!
 表情をなくし、ただ立ってるだけの豪…。ちょっ…この展開は予想外過ぎた。
 「せめてもの罪滅ぼし」で「ずっと一緒にいてやります」との母さんですが…こんな…こんな展開になるのかよ…!
 こうなるぐらいならまだ競争社会に居た方が…いや、あれが限界だったわけだから…いずれこうなってたんですよね。
 蝶を見て少し笑ったのは、一応希望を表してるんでしょうか。完全に子ども化したみたいで逆に怖い。
 「破壊された心を取り戻してくれることを信じた」とのナレーションですが…希望のある終わり方…なのか、これ!?


第22話「宇宙カラオケ名人登場」

 今回は突然登場の宇宙人。組織とは全く関係ないところからやってきたんでしょうか。片方がヅノーですが。頭脳獣ってどういう存在なんだ…。
 この宇宙人が人をどんどん眠らせていく、と。あれが歌ってるのを普通に聞いてる人たちはあれを何だと思ってるんだろう。着ぐるみ? あの世界だと違うのにな!
 その頃のめぐみちゃん。何か海で泳いでます。そしてどこからか聞こえてきたピアノの音の方向へ。あんな遠いのに。好奇心旺盛だなぁ。
 曲の途中でいきなり拍手するってどうなんだ、と思ったら、弾いてた子からも「邪魔しないでください」とか言われました。だよねぇ。せめて途切れるまで待って。
 まあ少女の方は余裕ないようで「遊び気分でやってるんじゃないんです」とか続けてましたが。スターになるため、と。こんな町を出て東京に、とかわかりやすい夢です。いいなー都会の憧れ。

 それはそうと敵さん側。
 眠らせまくって大変なことになってる町。運転中は怖いですね。
 ライブマンもやってきて戦闘開始です。ライブマン自身も眠らされそうになりますが、あのマスクは音声遮断も出来るんですね! おお。と思ったらその隙に背後から雑魚兵に攻撃を受けるという。
 音遮断したから背後からの敵に気付かないとか…! 3人背中合わせじゃ駄目なんでしょうか。
 変身が解除されてしまい、丈と勇介が落ち、めぐみは何とか逃走。勇介たちはコロンが拾ってました。コロンはホント、ピンチに駆けつけてくれる。
 「二度と眠りから覚めることはない」とか敵が怖いこと言ってますね。敵から離れても眠いってのもきついなぁ。
 が、ここでピアノが聞こえてきて目覚めるめぐみ。あんなところから響くのかピアノ!
 例の少女の音楽です。敵の音楽を打ち消しちゃうようです。
 少女の下へ向かうめぐみですが、先に敵が。敵も気付いたんですね。何とか逃げ出したものの、ピアノを弾いてくれという言葉には「嫌よ、また襲われるわ」と。そりゃそうだよなぁ。まあ弾かなくても弾けることがわかっちゃった以上襲われはすると思いますが。
 ここで絶対に守る、じゃあないんだなめぐみちゃん…。
 結局追われて右腕を怪我し、更に崖から落ちる少女。きついなぁ。明日はコンクールとか言ってるのに。
 「私の夢が消えてしまった」夢に対するこういうのは私はホント弱い。
 ここで、少女の夢は「多くの人に感動を与えたいってことでしょ」と言うめぐみちゃん。まあ間違ってはないだろうけど…ピアノ弾かせるための言葉って感じになっちゃうな、これ。最後のチャンスの大会に出られなくなったってのは相当大きい。まあ、ここで曲が役に立てば慰めになるのもわかってたんでしょうが。

 このあと、例の曲を弾きながら現れるめぐみ。えええ、弾けるの。割と簡単に真似してたので、ちゃんと教えて貰えば良かったんじゃ。少女に弾かせたいってのもあったのかもしれないけど。
 途中で止まってしまい「それから先がわからないだすな」とか言われてるけど、最初の部分でも充分だったんだから同じフレーズ繰り返したんじゃ駄目なのか。
 結局やられてるめぐみ。
 少女の方は逃げ出したあと、めぐみの悲鳴が聞こえてくるという…きついな。そして少女の手、ちゃんと手当てしないとやばいレベルで血が出てるよ! 怪我したあとに海に落ちたしなぁ。
 それでもそこにあった玩具のピアノで何とか弾いてます。どこまで響くんだ、あのピアノの音…! 丈と勇介まで目覚めましたよ。あの2人が居る場所海底だよね!
 ともかくまあ、敵の音波攻撃は無効化し、3人揃って戦闘です。「新しい技を見せてやる」って、いきなり何だ…! 今までの3人の武器合体させて「トリプルバズーカ」ですよ、いつ考えたんだ!
 まあともかく勝利です。トドメはやっぱりバイモーションバスターなんですね。

 最後は海で遊んでるみんな。少女はやっぱりコンクールは駄目だったのか。まあ満足だったなら…いいのか…。


第23話「コンマ1秒に賭けた命」

 パトロール中の勇介の下に現れた女性。「何でしょう、お嬢さん」ってちょっとかっこつけてますか勇介。中身はコロンでした。笑った。服着てるとシュールだなーホント。
 これに怒る勇介。パトロール中なのにとか何とか。声かけといて。
 コロンはパトロール協力のつもりだったようです。あの格好だと目立ちそうだし、傘で顔も隠して、ちゃんとした変装になってる気はするな。
 いや、あの世界であの格好が目立つのかどうか知らないけど。

 敵さん側ですが。前回の宇宙人、普通に仲間になると思いませんでした。一発芸みたいな力だったし、雰囲気的にゲストかと…!
 5人になった敵幹部さんたちに大教授から宿題が与えられました。宿題って。そういやこういうとき、やっぱガッシュは別位置なんだなぁ。
 それはそうと、宿題を真っ先に完成させたのはケンプ。まあみんな宿題の種類が違うなら順番で競っても仕方ない気はするけど。
 宿題が宿題がと連発されるのに違和感覚えつつ、今回はケンプの怪人の出番。作ったのは要するに硬い金属で、メインは剣でしょうか。
 勇介の剣を折ってます。「青ざめた貴様の面が見たいぜ」はちょっと面白かった。変身してるとホント見えないもんな表情。
 勇介のピンチにコロンがひたすら数字読み上げてるので何かと思ったら「右45度から来るわ!」ってなるほど分析してたのか。
 勇介は全く対応できず「ごちゃごちゃ言わんでくれ」でしたが。駄目なのか。結局やられてしまい、逃走。
 「逃げた」「おれは生まれて初めて敵に背中を見せてしまった」と。…そうだっけ。まあそうなんだろうな。
 あの剣に対抗する剣を作ってる時間はないってことで技を磨こうとする勇介。それこそ一朝一夕でどうにかなるもんじゃない気がしますが。
 ここにコロンが出てきて、先ほどの戦闘を分析。普通に頭のお団子取って中開いたのに笑った。ああなってるのか、あのお団子。単なる飾りじゃなかったんだね!
 それはそうと、その分析によると敵の方が0.1秒早いから0.1秒縮めろと。これもこれで簡単に言うな、な件ですが、それに対し勇介はやたらきついです。「君は数字ばかり」「もう数字はたくさんだ」何でいきなりこんな考えになってるんだろう。戦うのは人間だとか、鋼鉄の体のお前にはわからないとか、何なんだいきなり…勇介こんな奴だっけ。
 まあ余裕なくなると周りのこと見えなくなる奴ではあったかな…。コロンは相当ショックです。「心にも何もないただのロボットとしか思ってないのね」そもそもコロンって何なんだろうな…。確実に心があるようだけど。心のあるロボットがごく普通に存在してるんだよなぁ…。
 めぐみが慰めにきたところで、突然現れるケンプ。めぐみを攫っていきました。えええ。
 狙いはあくまで勇介、なんですね。

 というわけで一人で向かう勇介。めぐみは縛られてますが、別にこいつの命惜しければじっとしてろとか言うでもなく、普通に戦闘開始。ああ、勇介の変身スーツがぼろぼろのままだ。
 戦闘も当然苦戦。かなり遠くから見てたコロンが海に飛び込みました。海中歩いてるよ…! 丈も仕方なく泳いで追います。めぐみの安全のためにはぎりぎりまで気付かれちゃいけない…ってとこかなぁ。
 勇介は頭脳獣を相手にしている隙に後ろからケンプに斬りかかられてます。「死ねえ勇介!」って叫んじゃったらこっそり近付いた意味が。まあ間に合わないタイミングだからか。
 ここで割って入ったのがコロン! 物凄いタイミング。
 そして傷付いたコロンを抱き抱えて勇介が叫びます。戦いにおいて何が大切かコロンが教えてくれたと。
 「大切なことは捨て身で戦うことなんだ」ええええ、そうなの!?
 コロンが教えたのってそうなの、っていうか大切なのそれなの…!?
 「あの剣を怖れぬことだ」で飛び出す勇介。いや、うん、その言い方ならわかるけど。
 というわけで0.1秒の壁を破り勝利。
 最後は勇介とコロンでデートです。何か…いろいろ違和感ある話だったな…。


第24話「遊んで百点が取れる?!」

 砂浜でタイヤ引きながら走るとか。勇介もいろいろやってるんですね。せめてジャージにしませんか。
 ここで遊んでる子どもたちの中に彫刻が得意な青年、と。勇介が見間違えるレベルですよ、すげえ! そもそもサソリがあんなところに居るかって話ですが、ありえないで済ませちゃいけませんね。
 適当に話してたら塾の時間ということで少年は塾へ。一緒に居た子たちはサボリです。塾のあとはピアノ教室とか、大変そうですね。
 そしてこの塾の先生も酷い教育してるなぁ。昔の先生ってこんなんばっかりか。

 勉強嫌いな子たちを連れて行ったのはマゼンダ。
 今回のマゼンダの作戦は、人間を怠け者にして家畜状態にすると。…それやってどうするんだろう。「食う気はしねぇな」とかアシュラが笑ってたけど、食うわけでもないのに怠け者の家畜飼って意味あるのか。働かないなら奴隷にもならない。
 しかも子ども数人ずつで口コミ待つとか効率悪いですね。まだ実験段階ってことなんでしょうか。
 とにかくまあ、これで勉強は出来るようになった子どもたち。遊んでても勉強が出来るようになったら怠けるってことなんだろうか、強制的に怠けさせるんだろうか…。
 まあ細かいことはいいですね。まだマゼンダの力を受けてない少年が置いてかれて落ち込んでます。でっかい丸太持ってきた勇介には笑った。付き合ってやってるのはいいけど、何か暇そうだ勇介。
 勇介の励ましもあって、勉強も彫刻も頑張ろうとか言う少年。けど、そこへ「落ちこぼれー」とかからかいにくる子どもたち…えええ。
 何か仲は良さそうだったのになぁ。

 その子どもたちは、その後豚のような顔になって救急車で運ばれてます。…苦しいのかな、あれ? 単にショックで? 怠け者ってのはどうなってるんだ?
 よくわかんないけど、これを知らず少年もマゼンダのところへ行ってます。「怠け者の豚でも落ちこぼれの馬鹿って言われるよりはいいよ」これは本当に豚になるってわかってないからの発言かな。豚になった子たちが戻してもらおうとして来てたりするし。
 勇介との会話での「一生懸命頑張っても駄目だったらどうするの」は難しいとこです。そもそもこの少年、真面目に塾にも行ってたし、多分普通にずっと頑張ってきた子ですよね。それでも駄目な子に頑張れば報われる、って言い続けるのはどうなのかなぁ。下手すると豪になるよ。
 一生駄目だと馬鹿にされるのか、とか馬鹿にする奴が悪いって方向にはならないのかな。

 その後の戦闘では、駆けつけた丈たちを止め、一人で向かう勇介。一人でやるってことに意味はあるのかな、この場合。
 ここでオーバーヘッドキックを決める勇介! 少年に語ってた子どもの頃の夢が実現した瞬間ということで。なるほど、これも繋がってくるのね。
 少年はこれで興奮したようです。子どもの頃からの夢が今まさに、の瞬間ですしね。頑張れば報われる、だから一生懸命頑張るよ、か。素直過ぎるのもちょっと不安な気はするな!
 あ、トーテムポールも無事完成してます。勇介の設計図…ライブマンのモチーフ彫らせたのか。羽部分が明らかに丸太より大きいのでくっ付けたのかな、あれ。
 友達と仲良くやれそうなのは良かったです。


第25話「鶴ヶ城の8大頭脳獣!」

 会津に来てるみんな。幽霊騒ぎの噂を聞きつけてのことらしいです。敵の活動範囲はどれくらいなんだろう。今回は再生怪人です。
 これを出してる頭脳獣、作ったのはアシュラでいいんでしょうか。何故死んだはずの怪人が、というところで「地球はお盆だ」と返す大教授は何か笑えました。「そうか、お盆か」ってそうかじゃないだろ…!
 宇宙人たちが首傾げてるのはいいですね。彼らの死や幽霊の概念がどうなってるかはわかりませんが、とりあえず再生怪人に苦戦するライブマン。出たり消えたりと面倒なのもありますが、普通にあんな大量に出てきたら辛いですね。毎回数で押せばいいのに、と思う。
 それと同時進行で進んでた少年の話ですが。友達に馬鹿にされてお化けが出ると噂の城へ行きましたよ、昼間でもあの暗さは怖いかなぁ、と思ってたらまさかの隠し扉発見。儀式やってた怪人にぶつかって幽霊怪人が消えるという。あっさりだな…!

 敵から逃げたあと、事情を話す少年に「そこに案内してくれないかな」と。ああ、そうか、あれは口で説明しにくそうだしな。もう怖い思いしたくない少年ですが、ここはみんなで勇気を出せ、と。怪人の脅威は具体的過ぎて、あれを怖がって弱虫と言われても納得出来ない気もしますが。守ってやるって言おうよ、みんな。
 それより先に少年が攫われましたが! 壁擦り抜けてきた上に、少年と一緒に壁擦り抜けていくとか反則気味な能力。
 「可哀想だが秘密を知ったからには」のアシュラ。何で船の上なんだろう。どのくらいタイムラグがあったのかわかりませんが、ライブマンも船で追いかけてきました。おおおめぐみちゃんや勇介が落とされてる…これは怖いな。
 丈も落とされそうでしたが、その前に少年が頑張りました。自分から飛び降りたよ!
 まあ泳げるんなら下は海だし、と思ったらそのタイミングで丈が来た! すげえ。
 というわけで丈と少年はすぐさま儀式の場所へ。儀式、同じ場所でやってるんですね。あそこじゃなきゃ駄目だったのか。

 勇介たちが戦ってる間に儀式の場へ来た丈たち。攻撃されて避ける丈はちょっとどうかと思いました、後ろに少年居るのに!
 そして再生怪人たちに捕まる丈。落とした武器を少年側に蹴って「そいつであの装置を撃て。君の手であの装置を壊せ」って、おおおお。こんな状況で巻かされて武器撃つとか、ちょっと羨ましいとか思ってしまう。少年、装置どころか怪人も撃って倒したよ! このあと幽霊怪人として復活してたから、あの銃一発で死んでたよね怪人…。
 とにかくまあわらわら居た敵は居なくなって無事終了。
 次回も会津ですかやっぱり。


第26話「会津の巨大カブト虫!」

 前回から引き続きコウジくんが。会津観光案内のようです。どこか遠出すると連続で事件が起きるのはお約束。謎の光を発見してそちらに向かうことに。
 ちょうどその頃、少女がでっかいカブト虫見て悲鳴上げてました。あれは怖い。逃げたのにホテルにまで追ってくるし! ホテルに向かってた勇介たちは、やっぱり何か異変を感じてたってことですかね。
 でっかいカブト虫と格闘し、その後逃げていくカブト虫。「どうしてこれ以上襲ってこないんだ」カブト虫的には応戦しただけなんでしょうか、あれ。
 ここで他にもでっかい蝉とかでっかい蝶とか。鳴き声も普通より相当うるさいんですね。ケンプも耳塞いでるのはちょっと笑った。
 この原因はマゼンダが山で行ってた噴火のエネルギー抽出時の光、と。「気を付けろ、ライブマンがうろついてるぞ」こういう忠告があるのいいなぁ。ライブマンにはホントもっと気を付けなきゃ駄目ですよね、彼ら。警備を強化しろってことでしたが、雑魚兵で警備したって無駄っていうか、場所教えるようなもんだってことにはそろそろ気付かないのか。

 虫に襲われた少女は「もうこんなとこ嫌」と東京に帰ることに。一人で来てたんだろうか。
 勇介たちの方は、虫はゆかりちゃんに何か伝えたいことがあったんじゃないかと。まあ別に襲ってたわけじゃないという解釈はありだけど、教われなくてもあのサイズは普通に怖いよ…! 虫って小さいから可愛いんじゃないのかな…そんな考えじゃ駄目なのかな。
 巨大化して死んでしまった蝶を持って、その悲しさを語るめぐみ。泣いてます。前から思ってたけど、めぐみはやたら感情移入するというか、よく泣くなぁ。いやぁ、虫に罪はないとわかっていても…怖いよ、あれは…!
 少女の方は、さすがの虫好きで、怖がったことを反省して泣いてますが。
 そしてライブマンは敵の元へ。変身前に攻撃されて大ダメージです。変身過程邪魔されるときついですね。これがギガスーパーエネルギーなるものの効果のようです。でも変身前のダメージだからなぁ。ああ、変身するより早く攻撃できるって意味なんだろうか。
 まあともかくピンチのライブマン。ここに巨大カブト虫! 予想通り敵の攻撃から庇って爆発…!
 でも何でだ、ライブマン助ける意味ないよなとか思ってたら、後でコウジくんは「光によっていく性質がある」って、そういうことなのかあれ…。少女は否定してくれましたが。助けてくれたのよ、と。そっちの方がまあ納得はしやすいのかな。

 無事敵を倒して会津を後にするライブマン。少女はしばらく会津に残るようです。「良かったなコウジくん」「うん」のやりとりが何か笑える。少女が残ることを純粋に喜ぶ少年がいい。可愛いな、この2人。


第27話「娘よ! ギガ計画を射て」

 ビアスがどっか行ったらしい敵さんアジト内。あの中一体どうなってるんだろうなぁ。そして実際ビアスはどこにいるんだ。
 途方にくれてる幹部たちのところに通信が。宇宙人2人宛のようです。「我らをさしおいて宇宙人どもをギガ計画にお使いになるというのか」って、やっぱケンプは地球人への仲間意識がありますね。ビアスは結局宇宙人なのかなんなのか。
 それはともかく今回の事件。地割れが起きまくるほどの地震が発生してます。しかも震源地が移動してると。当然敵さんの仕業でした。
 普通の地震だとライブマンは打つ手ないよなぁ、しかし。敵さんとの戦闘も、幹部たちが邪魔しに来てピンチに。めぐみだけはお父さんが連れ出して行きました。えええ。
 あんな奴らにいつまで手間取ってるとか、娘がボルトと戦ってることはちゃんと知ってるんですね。連絡したんだろうか。
 車に乗りながら敵を射ろうとするお父さんですが、普通に振り落とされました、あんな悪路じゃなぁ。そして助手席から慌ててハンドル握るめぐみは幼稚園バスと衝突しそうになってます、危ないよ…!
 敵はそのバスに乗って去ってしまい、続いて屋根へと飛び乗るめぐみ。すげぇ。敵は気付いてないようですが。
 何とか中に入ろうとしているところに立ちはだかるお父さん。先回りが何気に凄い気がします。ミラー打ち抜いて「わしの矢が外れた」とか驚いてますが、一体何を狙ったんだ、危ないな!
 結局この流れでお父さんもめぐみも敵に捕まることに。何も言われなきゃ突入する勇介たちも、正式に人質として脅されるときついですね。
 バスが去り、ここでまた地震。ジシンヅノーがバスに乗っているのに…と、これはちょっと意外な展開。

 お父さんとめぐみちゃんの方は、縛られたまま会話してます。割と聞き取りやすい熊本弁だけど、ちょこちょこ意味わかんないなぁ。
 お父さんはめぐみにお見合い写真用意してました。わかりやすい流れ。ボルト倒したら熊本に戻ってくると思ってた、と。ボルト倒すことについてはちゃんと賛成してるのいいな。この後も、自分のあさはかさをきっちり反省。親が出てきてこういう流れになると思わなかった。ちょっとほっとした。お父さんが年取ったんだな、って話は寂しいけど…!
 この会話をしながらしっかりライターでロープ切ろうとしてるめぐみちゃんもさすがです。無事解けて敵をバスから落とすことに成功! おお、と思ったら今度はお父さん。「腕は落ちても目までは腐っとらん!」って保母さんも敵、って運転手も幼児も敵かよ…!?
 さすがにこれはびっくりした。あの幼稚園バス、一体どこを走ってるんだとか思ってたけど。あの雑魚兵、子どもにも化けられるんだなぁ。お父さん面目躍如。

 このあとは普通に戦闘こなして勝利。めぐみの弓は得意分野として選ばれた武器だったんですね。
 最後に「もうお前を嫁にやったと忘れとった」とか言い出すお父さんに反応する男どもが面白い。2人して、嫌だよ、の感じなのが。お前らホントめぐみちゃんを意識してないな。
 めぐみは大自然の嫁だったらしいです。まあそれはそうと、戦い終わったら普通に恋愛していいと思うよ。


第28話「巨大ギガボルトの挑戦」

 進むギガ計画。何かが起こっていることを感じたライブマンのところに襲い来る砂。怖い。埋まった気がしたけど、大した怪我も汚れもないので気のせいか。
 現れたのは巨大ロボットでした。偉大な科学力の象徴かぁ…。巨大ロボってライブマンも作ってるだけに、それだけだとまるでインパクトないな…! っていうか地球でやってたのね教授。
 ロボを運転してたのはケンプ。宿題一番乗りのご褒美のようです。そういや他の奴らの宿題は結局何だったんだろう。マゼンダは何かやってたけど。
 とにかく強い敵のロボ。ライブロボがぼろぼろにやられ、ライブマンも弾き出されることに。ここまで来ると凄いんだな、と思いますね。
 ピンチのところには謎のマシンが現れて助けてくれました。
 何者かとの問いには「バイソンのテツとでも呼んでくれ」と。意外にフレンドリーな感じですが「ライブマンがだらしないんでな」「もうあんたたちには任せておけねえ」ってことで来たようです。こういうキャラか。なかなか威勢がいいな、と思ったら敵の攻撃でいきなり気絶とか…! ちょっ…!
 これはさすがにちょっと情けないなぁ。ライブマン側は「これでわかっただろ」ってのもな。彼らは極力、他人を戦いに巻き込みたくないんでしょうが、ボルトは強いから来るな、的なこと繰り返すと、自分たちは強いから大丈夫って言ってるように思えるなー。まだこの少年が弱いと決まったわけでもなさそうだけど。

 ケンプがライブロボを処刑するとか言ってきたため、向かうみんな。テツが止めても行くので、悪態ついてもう知らねぇ的に背向けるのに結局向かっちゃうテツ。わかりやすくていいな。そしてやられちゃって「世話の焼ける奴だな」とか言われてるのに共感してしまった。何やってんだテツ。
 ここでライブマンが戦う理由を改めて説明ですよ。忘れかけてた心でしまった友の名前。…OPテロップで思い切り見た苗字が!
 地球の平和を、は正直とってつけたような感覚ありましたが、友の仇を、は強いですよね。相変わらず思い出しては泣いてるめぐみちゃんの言葉のあと、みんなはライブロボのところへ。
 ケンプはホントにライブロボを普通に痛めつけてます、痛くないだろうに。頑丈すぎて壊せないんだろうか。
 空中磔の刑だ、とか笑ってるのはもうどう判断していいのやら。ロボにそんなことされても。いや、ライブマンには精神的ダメージあるようですが。

 再びマシンで駆けつけたテツは、その後生身で普通に巨大ロボに向かってます。「兄貴の仇だー!」の叫びと共に以下次回。
 「この若者の兄とは一体誰なのか」とかナレーション入ってますが、入れるならせめてOPテロップは苗字抜きにして欲しかったです。


第29話「復讐のライブボクサー」

 いきなりナレーションで「ライブロボは処刑されてしまった」とか言われてびっくりした。いや、確かに刑は執行されてるんだけど…空中磔で終わりなのか処刑…。
 まあともかく、ここでようやくテツくんが卓二の弟と判明です。こういう理由があるなら、もうライブマン側からの拒否はないですよね。
 ここでもう一体現れたマシンに敵ロボがすっ転ばされたのでその隙に逃走。「ひとまず引き上げようぜ」ってテツが言うのか。まあライブマンもロボがあの状態だと引き上げていいのか…。
 新マシンに乗ってたのがテツの弟分という少年ですね。いきなりの「てっちゃん」にびっくりした。そして殴りかかるテツにもびっくりした! まあ確かに出遅れてますが、どういうタイミングで行くことになったのかな。行こうって言われてから試運転したのか。
 出てきたばっかなのでまだやる気の少年ですが、既にテツのマシンは動かない、と。結構なダメージ食らってたんだなぁ。初戦の相手があの巨大ロボじゃ、と思ったけど、ダメージは戦闘機から食らってたっけ?
 「おれさえもっとしっかりしていれば」の少年の名は相川純一。こちらは麻理の弟です。これもまあテロップでわかってましたが!
 謎のマシンについては、その兄たちの設計だったと。あのマシン、完全に戦闘用だと思ってたけど、本来何向けなんだろう…宇宙行けるんだろうか。
 しかし「科学アカデミアのかつての関係者たちが手を貸してくれて」って、今その人たちどうしてるんだ…。科学アカデミア、生き残りとかは居ないのかな。もっとみんなで協力すればいいのに。

 ここで壊れてしまった回路の代わりににライブクウガの回路が使えるんじゃないかという話。同じ卓二の設計だからと。タケシくんのことはちゃんと触れてくれるのか。いや、卓二の弟って既に出てたよな、とは思ってた。タケシくん、もう1人の兄ちゃんには頼らなかったのか…。
 まあそれはそうと、コロンに車を持ってきてもらい、これで、というところにケンプ! いきなり破壊される回路にびっくりしました。そんなあっさり。
 戦闘も、生身ではどうにもならない鉄也たちですが、回路の方はコロンが「私の体を使って」ときました。そんなのありなのか。繋げてみたら凄い苦しんでるんだけど! コロンの感覚ってどうなってるのかなぁ…。あんな辛そうなのは、やらせる側としてもきついよ!
 それでも何とか動いたマシン。そのまま出発して合体です。
 「合体ですって」と驚くコロン。最初のマシン見た時点で完全にあれ頭にかぶる部分だな、とか思いましたが。
 しっかり合体しライブボクサーの完成です、ああでもやられまくってる。やっぱ初戦があのロボってきつい!
 コロンのコードが外れかけたり、コロンの体が爆発しまくったり、何か大変な状況です。直そうとして感電してるよ2人も!
 でも、ボルトを倒せるなら「私燃え尽きてもいい」との健気なコロンの頑張りで、ロボは立ち上がり敵をふっ飛ばしました! おお。
 しかも飛ばされた先にライブロボですよ、ライブロボが拘束とかれて落ちましたよ。あの高さからの落下でもほとんどダメージないとか、ホント頑丈なんだなぁライブロボ。
 急いでロボに乗り込む勇介たち。おお、生身。
 そして敵のロボの方は代わりに拘束されてました。あははは。
 さすがにその状況はちょっと笑えるんだけど…!
 ライブロボはライブボクサー起こして帰ってくし!
 「このままで終わるギガボルトではないぞ」ってそりゃそうだろうよ、何終わったような顔してるんだライブマンたち…!


第30話「今ここに5人の戦士が」

 OPテロップの特別出演ドロテとか言うのが気になりつつ本編。
 基地に運ばれたコロンが「もう駄目みたい」とか言い出してます、そんな。今すぐ直してやるとの勇介たちですが、鉄也たちの方は焦り気味。コロンを使わないとロボが動かせないため「頼むコロン」と。あの状態のコロンに言うかあ。でも言われたら頑張るのかな、と思ったけどさすがに勇介たちが止めました。コロンはただのメカじゃない、大切な仲間だと。まあコロンの命を軽視してるって感じではありましたね、あれは。回路って作るのにどれだけかかるんだろうな…。
 5人力を合わせれば、の勇介ですが「ゆっくり考えてる暇はないんだ」で鉄也たちは飛び出します。まあ実際今暴れてるロボを止めなきゃいけないのは事実。相手してればその間だけでも町への被害は食い止められますしね。
 あ、敵ロボの方はビアスがギガフィールド解除してくれて拘束抜けてました。あれはビアスも呆れたかな…。弾き出されたケンプに代わりアシュラが操縦。誰がやってもああなったんだろうけど、それでも間抜けだったもんなぁ、あれは…。
 空飛んで町破壊とか、これが出来ること考えるとケンプはのんびりしすぎてはありましたね。
 そのロボの元へやってきた鉄也たち、ってライブロボ動かしてるー! そりゃ確かに動かせるのそれだけだけど!
 あっさりやられて「やけに手応えがねえな」とか言われてます、やっぱ操縦者次第で違うんですね。ライブマンが乗り込んできましたが、戦闘中でも普通に入れるのか。
 ギガボルトVSライブロボ、はやっぱり苦戦しますが、途中で敵の動きが止まりました。何やら謎の信号が入ってると。アカデミア島のコート番号らしいです。というわけで早速アカデミア島へ。敵と対峙してた状況で次の場面がアカデミア島って。アシュラたち置いてったのか。まあアシュラも追ってきましたが。
 アカデミア島ではスーパーコンピュータが。強力な電磁波によって復活したらしいです。半年前の回想が…もう半年前なんだなぁ、あれ。
 これが切り札になるかもしれない、ということで運び出すみんな。小さな箱状態で取れるのか。凄いな人工知能。

 敵に追われながら逃げる5人。勇介から「もし卓二と麻理が生きてたら、5人の戦士として戦っていたと思うんだ」との言葉が。うん、何も知らずに見たらあの2人含めた5人戦士だと思ってただろうなぁ。
 しかしライブマン、追加戦士の話は前から聞いてましたが、こんなに遅いとは思わなかったよ…! もう忘れかけてた残り2人のこと…!
 勇介の言葉で、ようやく暴走気味だったことを反省した鉄也。ようやく5人揃ったって感じですね。
 基地に戻り、人工知能を使った解析で新たな合体システム判明です、やっぱ合体するんだ全部…! ライブボクサー状態、この先も出るだろうか…もうちょい出て欲しいけど。
 あ、ライブボクサーの回路問題はまだ解決してませんでしたが、ここにドロテ博士なる人が現れて届けてくれました。いやぁ、何なんだろう、ドロテさん。
 これの前に侵入者だ、って言って武器構える勇介は良かったです。武器のみの転送も出来るんですね、何かあれかっこいい!
 鉄也たちの方は、勇介が腕握ったら何かブレスが出てきました。あれはどういう仕組みなんだ。最初っからあったのかなぁ変身アイテム…。
 まあともかく5人揃って出動です、5人揃って変身です…!
 新戦士は黒と緑、と。ああ、この色合いいなぁ。ライブマンのスーツ好きだ。
 そして個人名乗りも。ライブマンはあんまり個人名乗りないですが、さすがに最初だしね! 黒と緑は赤と黄の間に入るのか。
 ロボも5体合体で無事勝利。
 これはもう…完全にライブマンの科学力の方が上だったんじゃないかなぁ…。これはビアス自身の敗北ですよね。「私のコンピュータメモリに敗北という言葉はインプットされていない」とか言ってたけど。

 あ、EDが5人バージョンに。OPも変わるかな。


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