超獣戦隊ライブマン感想 (11話〜20話)


第11話「頭脳獣を噛んだ男」

 テレビから唐突に出てくる怪人。それだけで凄いですが、テレビから出ることはこの怪人の能力とは関係ないんでしょうか。怪人はヒヒヅノー。噛むことで人間をヒヒにしていきます。怖ぇ。感染力高い。
 今回はドクターオブラーの仕業です。褒められてますね。ホント、オブラーが何か一番凄いな、人間捨てる前は下っ端ムードだったのに。
 ケンプたちはやっぱ悔しがるんですね、こういうの。悔しがってもちゃんと認めてる関係はいい。

 で、敵怪人の方には当然ライブマンが出てますが、ライブマンより先に敵を普通に素手で倒す男が。マフィアのボスですよ。アジトにまで連れ帰ってぼこってます。すげええ。
 「参ったかこの野郎!」さすがに武器がないと殺すまでには至らないのか、単に殺すつもりまではないのか。
 勇介たちもやってきて「そいつをおれたちに渡してくれないかな」とか言ってます。まあボスからしてみれば何だそりゃ、ですね。おれたちの獲物なんだ、の方がまだ理解しやすい気がする。ライブマンに引き渡す義理はないし、敵に対抗できるのは自分たちだけだって言うのもなぁ。
 敵の説明したことでボスはキレてます。天才が嫌いだそうです。腕っぷしだけで成り上がれるもんなのか。まあニューマフィアとか暗黒世界の帝王とか言いつつ何か規模小さいですが。
 そして勇介の付けてるバッジ(?)見て「天才の集まる科学アカデミア」って、それはわかるのか。結構有名な組織なんですかね。壊滅状態になったこととかどうなってるんだろう。
 とにかく、勇介たちの言うことは聞かないボス。ヒヒたちと去っちゃいました。ヒヒ従えてるよすげぇ、と思ったらこのあと敵怪人まで…! すげえ。何かもう、そういう力があるんだろうなこの男…。
 最初うっとりしかけてためぐみちゃんは直ぐに怒ってましたが。多分何か魅力があるんだよ、あれ。

 ボスとヒヒたちはその後銀行強盗とかやってます。平仮名一文字一文字で「かねをだせ」とか。最初「か」と「ね」が逆で銀行員たちに首傾げられてましたが、いや、言いたいことはわかるだろ…。
 ボスの位置が運転手で笑いました。そこは下っ端にやらせるところじゃないのか。さすがにヒヒだと無理なのか。
 ボスを止めに来た勇介。トラックから引きずり降ろして戦闘です。結構いい勝負してるので、やるな、お前もな、の展開になるのかと思ったら、オブラーも出てきました。まあさすがに怪人操られてる状態は放っておけない。再び怪人たちを支配下において戦闘、というところで何故か教授に言われたガッシュが。え、何。
 ボスが倒れちゃったので、残りの戦闘はライブマンの出番です。「あいつが勝てたんだ、このおれに勝てないはずがない」で剣置いて素手勝負ですよレッド! トドメは剣だったけど。ホント変身状態ライブマン並のことやったんだなぁボス…。

 倒れたボスはどうなるんだろう、あのまま死んだのかと思いきや、ガッシュに連れ去れるという展開…えええ。要するに改造されるんですかねぇ。


第12話「超天才アシュラ!」

 攫われた嵐。教授直々の教えを受けることになったそうです。
 「2+3は?」ってそこからかよ…!
 逆らう嵐ですが、攻撃されてびびってます。お、怯えてる…。教授ってそんな怖いのか。こんな嵐見たくなかったなぁ。
 そしてホントにこれで天才になったんですか。何か改造とかしたんですか。まさかの天才になったあとの自己改造だった。
 納得はいかないけど、まあそういうことで。力を試すために世界的学者を次々と誘拐してます。日本人ばっかに見えますが。「敗れた方はその場で処刑される」というテストを受けさせてます。早押しってそんな。そしてホントに一問ミスで処刑ですよ、世界的な学者が! 勿体無い、とか思ってしまう。少なくとも2人殺されたよ、もっと早く来てよライブマン! っていうか相変わらず何か普通に乗り込んでるなぁ、基地まで。見張りとかないのか、あそこ。
 ドクターアシュラと化した嵐と勝負です。強いです。ライブマンを圧倒。って、トドメ刺さずに帰ったんですかね? 別にライブマン倒す意味もなかったのか。
 天才で、更に強いアシュラ。「誰よりも凶悪」ってのが教授が求めたこと? まあ何か上品な感じはあるしな、ケンプたち。不満だったのか。

 アシュラはその後銀行強盗とかやってます。一緒に付いてる敵怪人は透視とか出来るようですが、透視したあとは壁破って金庫も破って警報も構わず金回収して逃げてます、ただの力尽くかよ! 天才なんだからもうちょいこう。
 とりあえず「勝手に銀行強盗を始めました」に「何?」とちょっとびっくりしてる教授は面白かった。それは予想外なんだ。
 そしてこのアシュラへの対抗手段として、科学アカデミアのスーツ(?)を着てくる勇介。コンプレックスを刺激しようということらしいです。何か馬鹿にされた過去でもあったんですかね。
 思惑通り勇介を、っていうかスーツを狙ってくるアシュラ。スーツが丈からめぐみに渡り、完全に闘牛士ポーズになってるのに笑った。牛か。アシュラは。
 最終的に雑魚敵にスーツかぶせて攻撃させてますよ、ひでえ。爆発は雑魚敵がやられたせいなのか、何か罠でも仕掛けてたのか…。
 「天才らしい冷静な判断を失った」のがアシュラの敗因らしいです。冷静な判断…。

 あ、敵怪人の方もまだ残ってます。「戦闘パターンは研究させてもらった」という敵で雑魚敵にもやられちゃってるライブマンですが、この言葉で「そうかい」「ならばパターン破りで」と軽く返して敵倒す丈がかっこいい。
 ロボ戦でも弱点分析とかされたけど、特に問題なく終了。
 アシュラ、まだ生きてます。レギュラーになるのかな、あれ…。
 ケンプたちの「ライブマンを倒すのはおれだ」でちょっと険悪モード。仲良いの好きだったんだけどな…。まあそれじゃ駄目だったんでしょうね教授的には。
 アシュラ自体を刺激として使ったのかぁ。
 上手いけどな…。


第13話「燃えよ鋼鉄コロン」

 今回はマゼンダ。初っ端から作戦説明。何の変哲もないテニスクラブで進められてる恐るべき計画、と。テニスクラブ自体が完全に敵のものなんですね。普通にテニスしてる人たちも雑魚兵…! すげえ。あそこまでやれるのか。一般人普通に入って来そうだ。
 まずこれを用意するのが大変っぽいですが、作戦はここからです。毒ガスばら撒き作戦。途中で見付かって対策立てられないためには、ああやってコツコツ準備して一斉に、ってのがいいんですかね。
 「大量殺人の天才」とか言われてますマゼンダ。マゼンダそういう位置だっけ。そしてアシュラへの当たりが強いこと。今まで3人が結構まとまってたからちょっと可哀想。

 敵さんの中では、一人の雑魚兵が間違えて毒ガス吸っちゃって脱走。「脱走だ、捕まえろ」とかなるノリなんだ、これ。逃げてるところに通りかかったのがめぐみちゃん。
 「お嬢様助けてください」に「お嬢様だなんて」とかはにかんでます、えええ。そうか、お嬢様って褒め言葉なんだ。
 とりあえずどう見ても襲われてる一般人なので、助けて戦います。その頃勇介と丈は睡眠中。真昼間ですが、何だろう、パトロールは交代制にしたのかな。確かに3人揃って行動してたら夜中に対応できませんが。っていうか2段ベッドで寝てるのか、この2人。寝ぼける2人はちょっと可愛い。
 で、そんな勇介たちですが、コロンが外に出てるため起こすことも出来ません。寝室には通信繋がってないのか。
 コロンは敵も増えたことだし手伝いに来た、と。いいことだけど、タイミングがな…! いや、助かったけど。
 助けられた青年は記憶を失って、何で追われてたかわかってません。これは自分が何者かも忘れたってことですよねぇ。何か思い出すとき怖い、と思ったけどコロンに迫ったので多分ショックはないな。
 コロン側に迫られて膨れるめぐみですが、他の女性って言ってもロボットに迫る人なら逆に諦めつきそう。
 結婚してくださいとまで言われて困るコロン。「愛に国境はありません」国境どころの問題じゃない。
 「見せ付けてくれるじゃないの」で入ってくるマゼンダはいいな。いい悪役台詞。
 そのマゼンダからの攻撃を体で庇う青年! ロボの外見出てきました。マゼンダの攻撃でそのダメージって結構凄いんじゃないかな。
 「あなたはジンマ」雑魚兵はジンマ、でいいのかな? いつも雑魚兵の名前が一番覚えられない。
 このあとようやく勇介たちに通信が繋がり、みんなで一時撤退。今回男2人ほとんど何もやってないな…。

 青年の記憶を頼りにテニスクラブを発見。でも見た目ごく普通なため、勘違いか、と思ったところでいきなりその辺の人にボール投げつけるめぐみ…! 相手が雑魚兵に変わって無事敵のアジト発見です。
 これは青年の記憶を信じた…ってことでいいのかな。まあ違ってたら謝ればいい程度かもしれないけど。毒ガス一斉発射の時間が迫ってるけど、どうせならそれ知ってた方が慌ててやった感じで良かったなー。
 マゼンダたち出てきて戦闘開始。既に結構ぼろぼろな青年が…コロン庇って壊れることに。うん、まあそういう展開になるとは思ってたけど。コロンと青年との「ピンポーンだよね」はちょっとよくわからないけど、何か通じ合ってる感じはあるなぁ。「私も好きだったわ」と泣き叫ぶコロンは悲しいけど、やっぱちょっと唐突な。あと「ミスタータナカー!」は笑ってしまう。何でミスターなの。

 敵は無事倒し、これからはコロンをロボット扱いしないよ、との丈。何でそうなるのかはよくわかりませんが、あの感情見せられたらそうもなるか。
 いつも通り仲良さそうなみんなで終了。彼らの役割分担どうなってるんだろ。


第14話「ナベ男勇介の叫び」

 予告見たときから不安で、1話飛ばそうかとすら思った話。一般人のヒーローへの石投げ話だろうな、と。その通りでしたね! 相変わらず敵が出たら全力で逃げるのに迷惑な存在となったヒーローには一斉に石投げて悪態つく一般人たちには慣れません。戦隊好きだけど、これだけはホント駄目だ、気分悪い。

 本編は、いきなりバイクで走ってる勇介から。あんなところで何してたんだろう。パトロールなのか、あれも。
 3人ぐらいに引っ付かれて、そのまま崖から転落、バイク炎上と酷い事態。無傷でしたが。勇介すげぇ。
 3人はアシュラのサイバー分身なるもので生み出した部下のようです。何か孤立してるから寂しかったんだろうか、いや、違うだろうけど。雑魚兵よりはちょっと強いぐらいですかね。知識共有してるっぽいこと言ってた気するけど、あんま頭脳なさそうだしな…。
 それよりも今回のヅノーの方が問題。攻撃食らった勇介は電気人間になることに。体中電気帯びてるってことでしょうか。これでブレスも使用不能になってました。通信できない、という流れからモニター使って遊んでる丈が入るから、丈のせいかと思ったよ! いや、丈は他のモニターの回線空いてるって言ってましたが。
 人に触れて感電させてる様子は怖いです。女の子ぼろっぼろなんだけど! あれは逃げられても仕方ない、っていうかわかってなかったとはいえ怪我させたことはもうちょい気にしたらどうなんだ。

 変身も出来ずひたすら逃げる勇介。「その体では逃げ切れん」って言われてたのに夕暮れじゃん、と思ったらそのまま夜になってた。さすがにアジトに直接行っちゃうわけにはいかないのかな。無線通信やってる少年たちに連絡とって貰おうとしますが、触れて少年が感電。そこは気を付けろよ勇介…。どこかで絶縁体手に入れとくとかさぁ。
 「これにはわけが」とか言う前に謝ろう。体が磁石と化しても自分のことばっかじゃないかー。
 この後、磁石人間となったまま町を歩く勇介。が、ニュースになってました。体中に鉄製品(?)がくっ付いてます。顔にはつかないのか。顔は磁石化してないのかな。ここでも石投げられてるので誰か感電させたんですかね。何もしてないけど気味悪いという理由で石投げてる人が居ないことを祈ります。
 で、このニュース見てようやく駆けつける丈たちですが。その頃勇介はバスに引っ付いてました。バス内に居て感電させられた乗客たちによる勇介への石投げ。身動きできない状況であることをわかってのことですか。自分たちを殺しに来た人間が身動き取れないらしいから石投げるんですか。勇介は勇介で「どうしてわかってくれないんだ」って、わかるか! お前まともな説明何もしてない!
 「おれは。みんなのために戦ってるんだぞ」「おれはこんな奴らを守るために戦ってきたのか」勇介の一人よがり具合も凄いよなぁ。自分が与えた損害もうちょい考えようよ。自分の状態理解してるのに考えなしにふらふら歩くからだろ…。
 「あなたの口からそんな言葉を聞きたくなかった」のめぐみちゃんには同感ですが、多分微妙にその理由は私とずれてる。
 そのめぐみちゃん、シスターの格好して勇介への説教です。そして感電しながら無理矢理引き剥がした! だから絶縁体とか…いや、いいけど。っていうか引き剥がしたところで問題解決してないなら一緒じゃないか、もう一回くっつくぞ、と思ったけどめぐみを感電させたことで電気が弱まったようです。えええ。
 それに気付いて「次はあなたよ」とか丈に言うめぐみに笑った。凄い普通に犠牲を要求してる! 放電すればいいなら別に人間相手じゃなくても。「ええー」とか言いつつ頑張ってくっ付く丈はかっこいいですが! 嫌がってるのがとてもリアル。
 というわけで3人揃ってぼろぼろになりつつも電気はなくなり、いつもの戦闘。アシュラの部下3人組に対して「分身の術を使うんだ」の勇介にびっくりしました。単に勇介の後ろに2人隠れるだけだった。これに引っかかるアシュラの部下はやっぱりあんまり知能があるように思えない。
 敵の電気攻撃は何か剣で巻き込んで跳ね返しました、すげえ。

 最後はいつものように仲良くじゃれながら帰る3人。アシュラたちまだ倒してないじゃん、と思ったけどアシュラも見送りモードでした。まあいつものことか。


第15話「必殺! 死神ガッシュ」

 前々からちょっと気になってたガッシュが今回の敵。無言で淡々と役割こなすガッシュはかっこいいです、あれは教授が作ったもんなんでしょうか。
 そのガッシュが狙うバトルロボ。この研究所は結局何だったんだろう。自分で敵見つけて撃ち返す動作に大興奮してますが、さらりと言われた「メタフォース鉱石」を使ってるので「エネルギーは無限です」の方がどう考えても重要、っていうかそんな凄いもの使ってやることがバトルロボの作成なのが悲しいなぁ。ライブマンたちにすらわからない未知の鉱石ですよ、しかも多分これ1個しかないんだよね…。
 ガッシュに撃たれてあっさり暴走したロボは、飛び出したところで丈の車と衝突。そのまま運んで行きました、えええ! その後見てても持ち主探すという発想が一切ありません。捨てられた物とでも思ったんだろうか…。
 この迷子のロボを連れ帰ったことに対して、呆れ気味の勇介たち。ロボの方は花瓶にあった花を丈に渡したりしてます。何でバトルロボにそんな情緒がプログラムされてるんだ。
 「ハナコ」と名付けて遊園地に連れて行く丈たち。女の子ですか、あれ。自分に懐いてるからそういう扱いにしたのかなー。遊園地では完全にデート状態ですね! スケボーに乗って引っ張ってもらってるのは楽しそう。調子に乗って壁にぶつかるようなロボなので、遊園地で走り回られるのは危ないと思いますが。
 これを見ている勇介とめぐみもデート状態、勇介はいっそそっちを楽しみたいかもしれませんが。
 ここのガッシュです。ホントに淡々と攻めてきますね。あ、他の幹部たちも来たかったようですが、教授に「お前たちに失望している」とか言われて拒否されました。さすがにそろそろそういう発言も出る頃か。

 ガッシュから逃げ続けるライブマン。途中でハナコがはぐれました。というか、あの流れだと丈たちが置いてきちゃったようにしか見えないんですが。
 「まさかあいつ、一緒にいるとおれたちに迷惑がかかると思って」に「まさか」の勇介ですが、コロンやら、ミスタータナカやらのこと考えると別におかしなことではないですね。
 ロボに追いついたあと「家出なんかしやがって」「かっこつけすぎなんだよお前は」ってホントにそういう展開だったんだろうか…。
 ここからも延々場所変えて追われ続けてます。ガッシュが喋らないから怖くていいな。追い詰められて、ついにハナコがガッシュに攻撃! 全然効きませんでしたが。その程度の威力かぁ。
 ここで丈を振り返り「サ・ヨ・ウ・ナ・ラ・ジョ・ー」でガッシュに向かって行き自爆…! 喋れるのかとか、自爆装置ついてるのかとか、まあそういうツッコミは置いといて、やっぱこういう展開なんだなぁ…! 一応ガッシュも右腕取れるというダメージは受けてて良かったです。さすがにあれで無傷だと辛い!
 丈、怒りの変身。でも相手はヅノーなのか。今回のヅノー薄いなー。倒されるために出てきた気がする。
 怪人がやられたあとは律儀に巨大化して去って行くガッシュ。仕事人。

 最後、ハナコの墓作ってるみんな。修理とか無理なんだろうか、っていうかこれ作った人たちは今どうしてるんだろう。あと鉱石どうなったのかと思ったら「ハナコと共に散った」ってそんな。
 ライブマンは拝む墓がいっぱいあるな…。


第16話「キョンシーの手紙」

 パトロール中、無理矢理車止めてナンパしてる丈。水着の子に「お茶しない?」って。どこに行く気だ。いや、まあナンパの意味さえ伝わりゃいいんでしょうが。
 女の子は割と乗り気っぽいですが、勇介が止めました。彼らはそもそも休日とかあるんだろうか。
 で、車進めてると突然辺りが暗くなりキョンシーたちがわらわらと! 科学アカデミアの制服だからって「みんな、やめるんだ」になるのが凄いなぁ。すり抜けてるし、どう見ても幽霊。向こうからの攻撃は受けますが。そしてここで何かを見つけて慌てる勇介。キョンシーいなくなったあとも1人で逃げてます。何かと思えば勇介の書いたラブレター! 「一目あなたを見たときから、ぼくはあなたのとりこになってしまいました」何てベタなもの送ってるんだ!
 「一世一代の恥」とか、こんなラブレター送ってたこと自体かな、と思ってたんですが、送った相手の問題だったんですかね。何でこの手紙が、とか言ってる場面でも相手が出て来ないからどんなオチかと思ってたら! まさかのマゼンダ…! あはははは。いや、すみません、笑いました。
 あ、それの前に敵さん見つけたときの「どうしてここが」にお見通しとか何とか言った勇介への「嘘を付け。お前がそんなに頭がいいはずがない」は笑いました。何というか、この辺が元々友達というか知り合いならではだよなぁ。ラブレターに対し「そんなこともあったわね」で軽く返すマゼンダとか。
 っていうか科学アカデミアの制服来た幽霊大量に出しといてあそこに来られるとは思わなかった方がおかしい。

 あ、マゼンダには当然振られてたようですが「ビリから2番で合格した人が、トップ合格の私に」とさらりと情報が。マゼンダが一番上だったのか。…ビリって丈なんだろうか。やっぱアカデミア内でもはっきり差あったんだな、この人たち。
 あと「入学したてでセンダルイがどんな奴がわからなかったとはいえ」って、完全に見た目で惚れたんだよなぁ勇介。冒頭で丈に対し女見る目がないとか言ってたのが返ってくるわけですね…。
 「マゼンダを見初めるとは見所がある」のオブラーは何か良かった。今回のアシュラに対するマゼンダといい、やっぱあの3人はライバルとは言っても仲間感覚あるよね。
 ラブレターの件を聞いちゃった丈とめぐみも、しっかりフォローしてこっちもいい仲間。「そんな勇介が大好きよ」とはっきり言うめぐみは、恋愛感情はないんだよねぇ、やっぱ。
 戦闘では、キョンシーに囲まれて「おれたちもキョンシーになればいいんだ」でキョンシーの振りしてたら、キョンシーは去って行きました。あははは。うん、キョンシーが出たらキョンシーの振りすればいい、って私も子どもの頃考えてたはず…。

 今回は青春の過ちって話だったんですかね。
 敵に対し「いつか絶対突き止める」「何故あいつらが間違ったのか」って、それも今後何か出てくるんでしょうか…。


第17話「泣く人形! 襲う人形!」

 陸上頑張ってる女の子。めぐみちゃんはこの子を見るのが日課なんでしょうか。
 記録が伸びずに悩んでる女性が人形に話しかけてます。病気の妹から貰ったものかー。絶対優勝してね、とか…きついプレッシャーだ。
 この人形が涙を流したことにめぐみが驚いて丈たちに報告。そういう仕様の人形はあってもおかしくなさそうですが、そういうんじゃない、と否定した根拠は何なんだろう。やっぱ何か伝わってくるものがあったのか。
 あと「調べたんだけどね」でさらりとその女性のこと話すめぐみにもびっくりした。調べたのか。よっぽど気になったのか。まあ不思議な現象は敵の仕掛けの可能性もありますしね。
 その敵の方ですが。「ケンプの探し続けている心を持った人形」「本当にいたとは」とガッシュ。ツッコミどころがありすぎて何かもう笑った。そんなもの大真面目に探してたんだなケンプ…。
 「力尽くで奪っては人形の心が消えるかもしれん」とか、人形の心とか彼らはどういう風に理解してるんだろう。
 とにかくまあ、そんなわけで持ち主のレイコさんに夢を見せてます。早く走れるシューズと人形トトを交換しろと。このやり方なら心は消えないのか…。心持った状態で捨てられる…というか売られる人形は切ないなぁ。記録のためであり妹のためであるならありなんだろうか…。

 そして人形を使った頭脳獣誕生。
 様々な人形を操って人間を襲わせてます。針持ってるのは地味にきついた。アシュラはこの作戦を楽しく見ているようで、彼は普通に評価するのかなぁ、みんなのこと。
 ライブマンも出動しますが、人形がトトだと気付いてしまい攻撃出来ないめぐみちゃん。心を持ってると感じちゃったなら余計か。
 というわけで持ち主の女性のところへ。あの靴、素足に直接履いてるのか。
 っていうか靴の力で10倍早く走れるとか、いろんなもの作ってますね敵さんも。
 この靴、使い続けるとオーバーヒートして爆発するものでした。どんなテクノロジーなんだ。これを怪人に伝えるめぐみが物凄く熱い。 「早く止めなければ、死んでしまうのよレイコさん」人形がこれに反応してくれると信じてるからなんですよね。
 そして人形もそれを理解し、慌ててレイコのところへ向かうという…。レイコさんはさすがにいきなり怪人迫ってきて逃げてますが、怪人の慌てぶりがもう…ホントにレイコさんのこと好きなんだな…。
 めぐみもやってきて何とか伝わり、靴を投げ捨てるレイコさん。ホントにぎりぎりだったのか。投げると爆発するのかそれとも。
 無事レイコさんは救えたものの、怪人の方はトトの部分の仮面(?)が落ち、何かもう逆にやりやすくなった感じで敵撃破。人形の心はまだ残ってるんですかね。


第18話「罠! 丈の愛した頭脳獣」

 ビアスに呼ばれるマゼンダ。「微かに残っていた優しさと愛する心の遺伝子」なるものをマゼンダが残していたことについてのようです。自己改造時にそういうの取り出せるんだなぁ。そしてそれを残していた意図について、それを使った頭脳獣を作ること、と言いましたが…。明らかに取り繕ってる感じですよね。何か意外なものを見た。
 この頭脳獣はマゼンダそっくりながら優しさと愛に溢れてる女性、と。これならライブマンを騙せる、ってのは確かにそうですね。騙せるというかある意味真実だしね。
 ライブマンの服装が変わってる。夏かなー。めぐみちゃんが妙に子どもっぽくなった。

 ひたすら観察し「この人はルイじゃない」とはっきり感じた丈。デートしてます。レイと名乗った頭脳獣も普通に嬉しそうです。マゼンダってこんな可愛かったのか。途中でマゼンダが怒ってましたが。丈の居ないところで嬉しそうにしてたら、それはもう演技じゃないもんなぁ。
 丈を罠に誘うレイ。この時点でも辛そうです。レイって言う字は「冷たいって書く」って言ったのかな? そういう意図でつけたのか、この名前。
 罠にハマって穴から落ちた丈ですが、これは穴から落ちたダメージだけ? 変身したら逃げられそうだけど、変身も出来ない状態なのか。
 この丈を人間爆弾にしてライブマンを壊滅させる作戦のようです。何かこう、もうちょいどうにかならなかったのか、そもそも誘い込むだけならレイじゃなくても出来そうなもんなんだけど!
 レイは頭脳獣に変化させられましたが、それ見て「レイ!」と叫ぶ丈が凄い。何でわかるんだ。声は聞こえてたっぽいけど、それだけで判断出来るのか。
 ここで普通に頭脳獣蹴った勇介には笑いました。何か普通に来てるし! やっぱツメが甘いというか、アジトとか侵入され放題だよな敵さん…。
 頭脳獣相手へのバイモーションバスターを丈が止めちゃったため、敵を倒せず一旦帰還。
 うん、そういう方向に使えばいいんだよな、敵はそういうの意図してないけど。

 レイの優しさは本物だ、と叫んで出て行く丈。レイと実際触れてなければ罠としか思えませんよね勇介たちは。騙すならまとめて騙さなきゃ駄目だよなぁ。勇介あたりも騙せそうなんだけど。
 レイはまたレイの姿に戻ってました。マゼンダは…未練があるのか、やっぱり。
 レイの方は、丈たちを拒絶。そりゃそうですね、でもこのやり取りで勇介たちも完全にレイを信じた様子。まあレイは完全に本音で語ってるもんなぁ。
 戦闘時もレイを守ろうとするも、結局頭脳獣にされてしまうことに。頭脳獣になる直前に「さよなら」って言ってたけど、あの状態になると、もう記憶も理性もないのかね。
 結局倒しちゃうんだなぁ…。「やむをえん」で攻撃とは思わなかった。
 それよりレイを頭脳獣にしたときのマゼンダが…。「あははははは!」とか笑いながら泣きそうな顔とか…丈に見えないところで涙拭ってるとか…。何だか妙なことになってきた。
 これを見ていたアシュラ、ネックレス拾ってきましたよ! しかも普通にマゼンダに渡した。マゼンダの目の前で壊してもおかしくないとかちょっと思ったのに。
 マゼンダにまだ人間の心が残ってることを期待して「また会えるさ、レイ」ってのは良かったな。
 そして次回予告…。敵さんたちの心が、って話になるのかなやっぱ…?


第19話「ガリ勉坊や オブラー」

 いろいろ出した作戦を却下されてるみんな。いい加減教授もキレてます。「脳細胞を活性化してやる!」とか言って何か針みたいなの飛ばしてますが、これはホントに活性化出来るんでしょうか。単なるお仕置き?
 これを引き抜いたオブラー「我が身から分身頭脳獣を作り出してみせます」というわけで今回はオブラー主役。
 頭脳獣って核になるものが何かあれば出来るんだよね。わざわざ命削って作ったのは、その方が強かったり頭良かったりするのか…そんな感じじゃなかったけど…。でも能力は結構凄いのかな。

 勇介は夜中に塾帰りの少年と遭遇。小学生辺りからの受験戦争はホント大変そうだなぁ。勇介もそう思ったのか、野球に誘ってリフレッシュです。普通に遊ぶゆとりは残されてるんだな。
 ここへやってきたのがベンキョウヅノー。毎回そのまんまな名前だけど、今回は特に何かもう…嫌だな、こいつ!
 何か本を投げて、勉強しないとそれが手から離れなくなる、と。あれを全部読み上げればいいんでしょうか。それとも覚えるのかな。
 「愚かな人間は生きる資格なし。この世は天才だけのもの」とか書いてあるボルトバイブル。全員ボルトをあがめる天才にしてしまえば滅ぼす必要もなくなるのかな。こういう方向からのアプローチはありだよなぁ。
 勇介たちは頭脳獣を追って遊園地へ。弾かれた頭脳獣がジェットコースターに。何か上手いこと前方の席が空席でした。逃げるに逃げられない後ろの客は怖いですね。でも何か楽しみ始める頭脳獣。このあとも乗り物を周り、スキップして、ついにはランドセル放り投げてラグビーボールで遊び始めることに…。楽しそうで可愛いけど、何か悲しい構図だなぁ…。
 「ベンキョウヅノーは遊びたいんだ」と気付いた勇介たち。これがオブラー自身の心のどこかにあった気持ち、と。ああ、過去の回想がわかりやすい。教育ママって奴ですね。勉強ばっかさせられてきたオブラー。人間の姿に戻るって、あの改造ってどうなってるんだろう。パワーが尽きてしまった、ってことは何かの力で無理矢理あの姿にしてただけなのか。
 人間に戻ったゴウに飛びつく丈が喜んでますよね、明らかに。「やっぱりお前は人間なんだ、ゴウ」とか、嫌味じゃなく、良かったと思ってる…ライブマンの敵幹部たちに対するこの思いは切ないなぁ。
 これ言われて泣きそうに顔歪めて飛びのくゴウもまた…。これは屈辱なのか、それとも…。

 ここに出てきたのはアシュラでしたが、アシュラが何かしようとしたところい更に謎の何かが。宇宙語ですか、あれは。
 アシュラたち蹴散らしたかと思うと、ゴウをオブラーに戻し、ベンキョウヅノーも戦う心取り戻したようで…え、どっちの味方。教授が何かやったのか。
 ベンキョウヅノーは倒したものの、ふらふら去って行くオブラー。
 「元の完全なゴウに戻るかもしれないぜ」彼らはずっとそれを期待してるのかな…。


第20話「落第オブラーの逆襲!」

 「よくもおめおめと戻ってこれたもんだ」戻ってきたのかオブラー…。こうなることわかってただろうに! あそこまでは普通に入れるんですね。
 オブラーが蹴られたりしてる間に、ライブマンも敵と戦ってます。雑魚兵一人、と思ったら倒せば倒すほど増えていくと…! 今回の怪人はサイセイヅノー。部品一個をそのまま完全体に再生しちゃうんですかね。厄介です。
 ずっとイエローだけが戦ってるので他2人はどうしたのかと思ったら、様子見してたんでしょうか。
 怪人を直接倒そう、と向かいますが、怪人も攻撃受けたら再生すると…。再生というか脱皮みたいですが。一撃で倒しちゃえばいいのかな。
 実際いきなりバイモーションバスター出したライブマンに対してシールド張ってるし。
 シールド張ったのは前回出てきた謎の宇宙人ギルドス、と。
 「ボルトに宇宙人がいたなんて」ってそういやボルトをどう認識してるんだろう。そもそも大教授って宇宙人…?

 そのボルトに行ったギルドス。「弟子入り試験は合格だ」とか言われてます。そんなのあるのか。新幹部になるんですかねー。
 完全に見捨てられモードのオブラーが馬鹿にされてます。人間体に戻ってるから益々きつい。
 「こんな奴仲間ではないわ」「見苦しい姿をさらしおって」マゼンダとケンプからもこの言葉。でも目逸らしながら言ったよね…? マゼンダの表情はちょっと救い。
 追い詰められたオブラーは、そこでギルドスの剣奪って行きました。おお。そして戦闘機使って地球に逃げてます。人間体だとホント悪役には見えないよな、この人…。
 そして実家に帰宅。彼らの扱いは突然行方不明になった、で終わってるんですかね。科学アカデミア自体は何をしたか知ってるのか、それともホントにライブマンたちだけの中で留められてる事実なのか…。
 とにかくまあ、奪った剣で強力なオブラーになろうとしてる豪。おろおろしてた母親も、息子が勉強することに喜んでます。何かもう…切ない…。

 ライブマンは戦闘機が着水したあたりを探ってて豪の家発見です。ホントに普通に実家近くで降りたんだな。本気で追われてたらすぐ見付かったのかなぁ。
 口止めされてる母親は豪がいること隠すんだろうな、とか思ったけど、それ以前に豪の悲鳴が家から響いてるという…防音ぐらいしないのか!
 母親はその状況でも「私は豪を信じてます」「豪のやることに間違いはありません」と。母としてはそうなるか。でもここで出てくるのが化物と化した豪と…。わあ。
 「駄目! 見てはいけません!」とか「おふくろさんの目の前で何てむごいことを!」とか、やっぱそういう認識はあるんだな。
 これ以上お母さんを悲しませないで、ともきたけど、でも母親のやってきたことも考えるといろいろ複雑になるこの気持ち…!
 そして戦闘では、十字剣を奪われサイセイヅノーを役立たずにしてしまったオブラーが、もう可哀想で仕方ない…。これは大きすぎるミスだなぁ。ライブマン、サイセイヅノーへの手立てが一切なかっただけに。
 ガッシュにも邪険に扱われ退散するオブラー。来週もまだ続くみたいですね。もう退場させてやってくれ…!


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