超獣戦隊ライブマン感想(第1話〜第10話)


第1話「友よ君達はなぜ?!」

 ライブマン視聴開始。
 前知識としては、初めは3人ってことぐらいでしょうか。他にも聞いたことあった気がするけど、忘れた。
 ゴーカイジャーEDで「友よどうして」と歌われてるのが気になってたのに初っ端から延々友よどうして、でもう笑うしかなかった。

 というわけで本編。
 科学者たちの集まる島が舞台。多国籍なメンバーで最先端科学の研究やら学習やらやってるようです、映像が砂浜走る人たちなのがよくわかりませんが。体も鍛えなきゃ駄目なんですね。宇宙飛行士的なのもやるみたいだしなぁ。
 この研究中、3人ほど反発して出て行きました。「おろかな人間」とか言っちゃうタイプ。わかりやすい。人々のためよりやりたいことを求める天才たちですね。
 これを戸惑いながら見てる人たち。これがライブマンメンバーですねー。5人居るから、3人組だと知らなかったらこの5人がライブマンだと思ってたかな。OPでわかるか。
 男女2人は強化スーツ(?)の実験をして、無事成功。いや、爆発して壁突き破って外に落ちてますが。まあスーツ自体は着てるし、本人たち無事だから成功なようです。
 そうか、これが戦隊のスーツ研究に繋がるのか。
 成功を喜んでるところに、突然降りてくる宇宙船。例の3人組が乗って行きました。振り向きざまに攻撃してきたよ…! スーツ着た2人が庇ったのは、あのスーツなら防げると思ったからなんですかね。結局これで死亡と…わあ…。
 舞台はそこから2年後に。彼ら、いくつだったんだろう。

 2年後は、スペースアカデミア号なるものが発進する大事なときでしたが、ここを攻めて来る宇宙船。夢が一瞬でぶち壊されるこれ、怖い…。墜落爆発で全員死亡だよなぁ…。
 島自体があちこち襲われて酷い状況です。
 3人組も逃げ続けて途中で合流。そこへ、敵となった友人たちが出てくるわけですね。最初っからこのモードだったので、元々仲良かったのかどうかよくわかりませんが。とても悪役っぽい見た目になってます。小っちゃい子だけあんまり変わらない気が。
 襲い掛かってくる敵ですが、ライブマン側もここで変身。OPでも一瞬あれ? と思っちゃったけど、全身黒の服でイエローかよ、丈!
 割と初っ端から苦戦気味のライブマン、イエローがでっかいライオンに乗って戦ってるところで以下次回。ピンチのまま終わるとは思わなかった…。


第2話「命に誓う三つの力」

 レッドとブルーも何か乗り物に乗ってきて、とりあえずは何とかなった…んでしょうか。
 ぼろぼろになった建物の間で「みんな死んでしまった」と泣くめぐみ。これ、ホントにそうだよね…。仲間たちが大量に死んでるんだよね…。
 ここで、かろうじて生きてた博士が発見され、秘密基地に行けとか何とか言われます。今まで全くそのことは伝えてなかったんでしょうか。そんなことよりとりあえず博士を助けたい3人。そりゃそうですね。というか、この調子だと、多分あちこちに人埋まってるんじゃ。
 途中ケンプも出てきてやたら陶酔しながら何か語ってます。よくわかんないな、と思ったら「お前たちにいくら講義したところでわからまいがな」って言われてしまった。言いたかっただけか。
 レッドが残って、他2人で博士を…どこに連れてったんでしょう。瓦礫の中、かろうじて残ってるベッドと…点滴? 近くで妊婦さん倒れてたし、病院なのかな、ここ。
 今度は妊婦さんに向かう3人に、意識取り戻した博士は「あの人は私が守る」と。とにかく、とっとと3人に基地に行って欲しいようです。まあまだ敵がそこらに残ってる状況ですしねぇ。
 実際走り出したところで、またケンプが出てきてます。
 「こういう知性を感じさせない言葉は言いたくないが」「くたばれ」ああ、ちょっといいキャラだな、この人。

 苦戦しつつ、ようやく秘密基地の方に向かう3人。普通に潜水スーツ着て酸素ボンベ背負って入ってるのにびっくりした。どこで用意したんだ、それ。基地は海底深くにあるんですかね。
 ここに居たロボットからロボ合体のことを教えてもらいました。これ、博士が勝手に付けたシステムなんでしょうか。
 合体ロボで巨大な敵は退けることに成功。
 で、博士の方は妊婦さん運んで頑張ってます。「頑張るんですよ。生まれてくる命のために」って博士倒れたー! え、ちょっ、これで死ぬの。博士まで!?
 このあと、ライブマンのところに出てくる女性。あの状況で1人で赤ん坊生んだのか…すげぇ。「自分の命と引き換えに、私とこの子の命を守ってくださったんです」って、やっぱあれ庇ったとかそういうことなのかな?
 この流れから、ライブマンたちは命を守ることを目標にしたようです。「おれたちは地球を守ります」「生きとしいけるもの全てを」。
 そもそも敵討ちのためのスーツかと思ってたのでちょっとこの流れにはびっくり。
 まあそんな感じで進むようです。
 次回いきなり、印象薄いなと思ってた敵の一人が中心になるようですね。


第3話「オブラー悪魔変身」

 何やら実験計画を大教授に差し出したオブラーくん。何か後ろでケンプたちが悔しがってるのがちょっと面白い。そういう位置だったのか。
 へりくだりながらも自信たっぷりなのを教授は気に入ったようです。
 オブラーの顔を両手で包んで「見納めだな、この顔も」って、えええ。ちょっと可愛い子だと思ってたのに。見納めになっちゃうの。
 地上で人々にウイルス注入して人体実験開始です。顔の一部が変化したんでしょうか、あれ。びくびく動いてるのが気味悪い感じですね。
 ライブマンはどうやってここ駆けつけたんだろうなぁ。
 敵の落としていった液体分析してます。早いなぁ、話が。
 「2時間以内にこのウイルスの働きをとめれば」助かるそうですが、止める手段がまだ見付かってないのに、2時間とか制限付けられて喜ぶとこなんだろうか。

 人体実験はとっとと終わったのか、自分にウイルス注入してるオブラー。思わず声が出ちゃったせいでライブマンに場所を突き止められてます。何か普通に入ってきたな実験室…。警備とか居ないのか。突破しただけか。
 人間はもっと凄い生命体になると考えていたらしい…ええと、ゴウくん? やっぱり前々から裏切った3人と交流あったんだなぁと思いつつ、前々から仲良くなさそうだなぁと…。凄い前兆あったんじゃないか、彼ら。
 とはいえ、丈はゴウのいいとこ見てたのもあって、「助けてくれ」と言ってきたゴウを助けることに。ホントに苦しそうだし、あの状態でトドメ、とかきついよなー。
 他2人は、とっとと始末しろって考えなんですかね。この辺はホントそうなるんだろうか。一応元人間、元友人を相手にして、すぐ殺せってなるのかなぁ、ノリ的には。
 でもゴウを助けて去っちゃう丈に「丈のおかげでおれたち苦労させられそうだぜ」「覚悟は出来てるわ」って、何だかっこいいな2人…。特にめぐみちゃん…。

 結局ゴウは、最初から裏切る気で、ウイルスが完全に効くまで大人しくしてたってことですかね。ゴウが信じるきっかけの小犬助けた話は「過去の汚点」ときましたか。「どうかしてた」らしいです。でもこれ今振り返るとってことだよなぁ、これ。当時そういう気持ちだったのは間違いないんじゃ。
 ここに駆けつけてくるメンバーと、ケンプたち。オブラーがケンプたちのこと、おろかな人間を否定しつつ、人間の姿を残してるとかなじってますが、大教授も普通に人間っぽいよ。あれは違うのか。
 とにかく、人間の姿を捨ててしまったオブラー。「もう友達でもなんでもねえ」との丈ですが、どうなんだ、彼ら最初から友達のつもりあったのか…。
 戦闘はまあ特に苦戦することもなく勝利。巨大化はオブラーがやるんですかね。

 最後、オブラーが怪物化する前に倒しとけばってこと言ってますが…人間の段階で倒しちゃうわけにはいかないよね、やっぱ…。


第4話「暴け! ダミーマン」

 「見事な自己改造だ」褒められてるオブラーくんに何故かほっとしつつ、今回はマゼンダの出番。人間にばけられるダミーマンを使います。自分たちが変装したんじゃ駄目なんだろうなぁ。
 意味ありげに小瓶を取るからこれ使って何かするのかと思ったら単なる香水でした。ダミーマンが普通に嫌な顔してるのが笑える。
 突っ込まれて「あまりに素敵な香水なもんでつい」って、なかなか機転はききますね。
 このダミーマンがガス会社の工場に侵入。敷地内に普通に送れるなら、別に変装出来る必要もない気がしますが。

 ライブマン3人は食事中。パトロールとかやってるのか。やっぱ人類守る、が目標というか今の仕事になってるんだろうなぁ。お金どうしてるんだろう。
 めぐみちゃんが食べ終わってもまだ来てない勇介たちの食事。厨房ではコックさんたちが笑いまくってました。敵の目的はガスを通じて笑いガスをばらまくこと…。すげぇ。すぐさま笑いガスだと判断しためぐみも凄い。
 男2人は放ってガス会社に急行です。あの自転車、自分のものなんだろうか。1人だけ自転車なのか。
 ガス会社では、当然そんなの知らない、と。めっちゃ直球で聞いたんですね。ライブマンの立場は単なる一般人なんだろうなぁ、やっぱ。
 が、めぐみちゃんはここでマゼンダの香水の匂いを嗅ぎ取ってました。ああ、かつての交流が…やっぱ仲良くはなかったんだなと思いつつ、普通に仲間内だったんだなぁと何度も思わせられるのかな、これ…。

 香水の匂いのしてた男は、めぐみにつけられてるのを感じ、おばあさんへ親切。上手いな、と思ったのにめぐみが去ったとみるや、おばあさんの手を思い切り引いて困らせてます、何やってんだ。爪が甘いとかいう問題でもない…!
 めぐみちゃんからは「本当の親切とは手を引いてあげることじゃないわ」とか言われました。あ、やっぱそうだよね。その発想が出来ないのは人の心を失ったものが作ったから…うん、まあいいか、それで。
 マゼンダと戦ってると、男2人も駆けつけます。いきなりダミーマンがいっぱい出てきて「みなさん危ないですよ」とか言い出したのに笑った。普通の人間だと思ったのか、突然現れたのは見てないのか。
 とっとと蹴り倒して正体見せるめぐみちゃんが素晴らしい。が、めぐみちゃんはそこで攫われてしまいました。
 「これは大変なことになるぜ」もうなってるよ!

 めぐみちゃん救出に向かう2人。めぐみちゃん処刑寸前で妙な格好して入ってきました。えええ、あのコスプレの意味何。敵に紛れてるとでも言うのか、あれ。
 めぐみの前まで来て、にっと笑う男どもはかっこいいですが。
 「こんなぼくたちですけど、これからもやっていけます?」何だこのノリ! 可愛いな。「勿論よ」めぐみちゃんはかっこいい。
 「めぐみのおつむとおれたちのパワーあがれば」って、完全にめぐみは頭脳派なんだなぁ。
 戦闘はまあ普通に終了し、最後はめぐみの作ったビーフシチュー。
 「頭がいいだけじゃなくて家庭的なとこもあるんだ」普通に女の子を褒める感じがいいなぁ。


第5話「暴走エンジン怪獣」

 今回は卓二くんの弟が登場。最初に殺された勇介たちの友人です。兄が殺されたこととか、全部伝えられてるんだろうか。っていうかあれ、どういう扱いになってるんだろう世間的に。
 弟くんは、兄が設計してた車を勇介に作って欲しいと言って来ました。友人のこと話してたり設計図見せてたり、仲良い兄弟だったんだな…。
 そしてめぐみちゃんからは「私たちそういうことしてる暇ないでしょ」との言葉。あ、そうなんだ…。むしろ暇かと思ってた。パトロールって一日中やってんのかなぁ。
 「女の子の言うことはいつももっともなんだけど」とか思いつつ、男としてはやるっきゃないという感じの勇介。まあこの流れで無理です、はありえないよね…!
 弟くんと一緒に車作りです。途中危険の説明しながら感電してたのは素ですか。ああ、抜けてるんだな、この人…。

 その頃の敵さん側。今回はエンジンに命を吹き込んでヅノー獣作ってます。あんな方法で作るのか。それで何をするかと思えば車に入りこんで、その車を操る、と。
 最初に乗り込んだのが勇介の作ってた車とか、引きがいいです。
 あ、丈たちはちゃんと2人でパトロールしてました。スケボーに乗って自転車のめぐみに引いてもらう丈は遊んでるようにしか見えないけど。この2人が勇介の車に襲われたのはある意味良かったんですかね、ちゃんと避けられて。まあこのあとこの車、あちこち行ってますが、死人は出なかったんだろうか。怪我人は大勢居そうですが。
 「1台の悪魔の車」で車社会が混乱してると、愉快がってる敵さんたち。そうなのかな…。何か人気ないとこばっか走ってますが。
 この展開で、勇介に説教してるめぐみちゃん。車の暴走の理由は勇介の失敗とか思ったんでしょうか。もうちょい異変は察知しようよ、パトロールしてるのに。
 ここで弟くんからは優しいお言葉。兄が信じた人なんだし、せっかくやってたことを目の前で駄目だと言われるのはちょっと悲しいですね。
 これで調子に乗る勇介は笑えました。仲間を疑うとか、お前らの目は濁ってると。あははは。何の根拠もないけど気圧されてるめぐみたちもいいな。一歩的じゃない力関係が。
 とにかくまあ「これで燃えなきゃ男じゃない」ってことで…ん? これで車の回収に向かったってことでしょうか。

 暴走してる車、エンジンがおかしいと漸く気付き、エンジン撃ったら正体出ました。割と簡単に追い出せるんだな…。逃げられましたが。
 他の車を乗っ取って相変わらず暴走続ける敵さんですが、ライブマンはその間に車の改造。パワーアップさせました。武器まで取り付けて思い切り戦闘仕様ですね…!
 今これが必要だったのかよくわかりませんが、敵さんの車と争って勝利。戦闘はホントあっさりだな…。
 最後、普通にその車に乗って弟くんのとこから去って行くのにはびっくりしました。「勇介さんたちに使ってもらうのが一番だ」との弟くん。フォローありがとう。


第6話「襲来!生きた恐竜」

 今回はオブラーの作ったタイムカオスカプセルなるものが。時間と空間を操ってタイムスリップすることが出来るヅノーですよ、こんな初期から凄いの出てきた!
 で、そのヅノーにやらせることは、7000万年前まで行って恐竜連れて現代に戻って暴れさせるという…あれ、巨大化ヅノーの方が強そうなのは気のせいか。現代に恐竜一匹連れて来たところでなぁ…。
 とりあえず大教授は気に入ったようです。「頭脳まで見事に改造したようだ」って、前より頭良くなったな、って言ってるんだよね、どうなんだそれは。

 ライブマンはどこから絡むのかなと思ったら「ミカヅキ山に恐竜が出るという噂を聞いて調査にやってきた」って簡単だな!
 ネッシーという恐竜が、とかって話題が出てます。勇介は恐竜を信じたいらしい。「おれって何てロマンティックなんだろ」とか自分で言ってますが。やばい、このノリ大好きだ。そしてここで「ロマンティックなお兄さま」とか声かけるめぐみちゃんも大好きだ。
 謎の足跡発見したので3人で向かったら恐竜発見です。小さい。まだ子どもなんですね。子どもが追われてると思って助けたら、子どもが飼ってました。まあそんな展開な気はした。
 尻噛まれてる丈と、ちゃっかり隠れてる勇介が笑える。
 恐竜飼ってた少年は、両親が恐竜の研究者だったとか…何ていう偶然。飼うだけで発表はしなかったのかな。いや、噂になってたらしいけど。
 まあ結局この恐竜は敵が連れてきたもの、と早々にばれます。
 「子どもの心を踏みにじるような真似しやがって」って、ええええ。さすがにそれは言いがかりにも程がある。
 とりあえず戦闘開始。
 時間操る敵の時間戻しはお約束ですね。真面目に考えたら頭痛くなってくるのもお約束ですね。ブルーが矢を打ち込んで時計の針を止めたことで、敵が能力使えなくなったようです。というわけで撃退。

 少年の方は恐竜とまだ一緒。どうするのかなと思ったら「ゴンにも親や兄弟がいるんじゃないか」と言うことで返してやろうという展開。さすがにこれがヅノーの仕業だってのは信じたか。昔に返すってどうやって、ってのはヅノーにやらせると。
 勝手に話進める勇介たちですが、少年がそんなの許しません。恐竜の方も怒って去っちゃいました。恐竜が吠えたのにひっくり返って「びびるなよ」「お前こそ」の勇介と丈。あははは。可愛いな。
 少年たちはその後普通に敵に捕えられてましたが、コロンがやってきた…! 普通に運転してきた…! コロン、基地から出ることもあるんだなぁ。
 コロンの乗って来た車で敵怪人を網にかけ引きずります。酷ぇ。
 「止めてくれー助けてくれー」とか怪人が言ってますよ…!
 止めて、銃向けて、恐竜を太古に戻せとか脅しかける勇介。これ、戻したところで結局ヅノーは倒すんだけどな。
 「わかった、戻せばいいんだな」即座にそう言った怪人にびっくりしてたら、自分が捕まる寸前まで戻しました。だよね、それが出来るならそうするよね…!
 とはいえ、結局少年にも恐竜にも逃げられ、怪人はライブマンに倒されることに。ああなると倒すしかなかったのかなぁ…。っていうか戻したところで倒さない展開はやっぱりないよな…。

 元に戻れなくなった恐竜、どうなるのかと思ったらまだ敵さんたちに追われてます。まさかの前後編…! 恐竜が少年背負ってるのが凄かったです、人間らしすぎるあの恐竜。


第7話「恐竜VSライブロボ」

 「作戦は壮大だったが」さすがに恐竜の子ども一匹連れてきただけだったのは、突っ込まれるところですか。でもあれ凄いことだよね…。実験としては成功してる。
 オブラーはめげずに今度は恐竜巨大化案を出してます。そうか、あの巨大化光線(?)みたいなのはヅノー獣にしか効かないんですね、本来。まあそりゃそうだろうけど。
 でも上手いこと出来るやり方があるようです。計画書を読む大教授の絵が何かシュール。うん、まあ必要だよね、ああいうの。

 恐竜はその頃、お腹が空いて豚を襲ってます。止めようとした人間にも怪我させて、ちょっと大変な事態。豚6匹も食っちゃったそうです。あれ、この恐竜今まで何食べてたの。っていうか丈に襲い掛かった時点でホントは気にするべきだよね、こういうの…。
 その丈を囮にして捕まえるのは笑えましたが。ホントに豚より丈がいいのかよ。
 ゴンが悪いんじゃない、と言いつつ、だからって野放しには出来ない状態。どうするのかと思ったら「ぼくが殺すよ」ときたか…。結局それが正しい決断になっちゃうのかなぁ。あの人間らしさは動物園でも良さそうだけど、どこまで大きくなるのかの問題もあるしな。
 銃を構える少年でしたが、結局撃てませんでした。っていうか恐竜泣いてるよ、どこまで人間らしいんだ。

 ここで突如聞こえてくる恐竜の鳴き声。まだ居たのか、ということでライブマンが向かえばケンプたちが来てました。ビューティフルアイとかビューティフルレインボウとか、素晴らしいセンス。やっぱ美が主題にあるんだな…男の方なのに。
 恐竜の方は、結局巨大化させられました。あれ、避けなかったら少年も巨大化してたりしたんだろうか。さすがにそれはないのか。
 巨大化した恐竜は敵の音に操られてるんですかね。洗脳効果でもあるのか、町に一直線。ライブマンたちが音出してる戦闘機狙いますが、いっぱい居てなかなか全部払えない…。これ毎回出してればいいのに。
 ところで空には鳥、とか言い出してて「生きとし生きる者全てを守る」とか声揃えたのって、初? 今まであったっけ。ライブマンってやっぱそれなんだなぁ…。
 戦闘機破壊で、何とか暴れる恐竜は止まりましたが、まだオブラーが下から操作…。ゴンをとにかく町から遠ざけるためにライブマンもロボで対抗してます。「大人しくするんだ」で振り回して投げ飛ばすのはどうなんだ。ってゴンが何か光線出した…! えええ。しかも何の説明もなしか、どうなってるんだ恐竜!
 ロボの方は転んだところでオブラー発見し、洗脳装置壊して無事恐竜も元の大きさに。
 でもこの後どう始末つけるんだ、と思ったら、そのまま恐竜は死亡…。「生きたまま巨大化した無理がきっと命を縮めたに違いない」と。そうきたか…。本来死者に使う奴だもんねぇ、あれ。
 最後に墓の前で少年が恐竜との思い出回想。相撲や雪合戦やってたのか…。ホントに恐竜だったのか、あれ。


第8話「愛と怒りの決闘!」

 迷路に来てる3人。「一分で出口に出ないと爆発」とのめぐみちゃん。特訓か。「あなたたちに一番必要な訓練」とのことでしたが、要するに頭? とか思った。迷路やパズル苦手とか言うし。冷静になること、の方だったのかな?
 全然駄目な丈、駄目だけどかっこだけつけてる勇介。笑ってたら一分でホントに爆発してびっくりしました、そこまでやるのかよ!
 結局勇介と丈は逃走。しかし実際の訓練ってどうやってるのかなぁ。

 今日の敵さんはケンプ。人間の不安と苛立ち、怒りや悲しみを吸い取ってヅノー獣を作りました。相変わらず凄いな。基本何でも元があれば出来るのかな。
 このヅノー獣は怒りを吸い取って無気力にしてしまう、と。早速吸い取られてるのが全部子どもたちという。理不尽な大人への怒りばっかか。子どもが可哀想なシーンは嫌だなー。
 そして勇介たちへの怒りを燃やしてるめぐみも狙われました。ライブマン、結構監視されてるのかな、この状態…。戦闘では、吸い取られてもすぐに新たな怒りを燃やしてますが、肝心なところで動けなくなると駄目ですね。勇介たちも駆けつけましたが、戦えず撤退。怒りを奪われた途端崩れ落ちるとかよくわかりませんが、これ体力も吸い取られてんのかな。
 このあと勇介一人でケンプと遭遇。「怒るがいい、この落ちこぼれが」とか怒らせようとするケンプですが、勇介に言い返されて自分が怒ってました。ケンプの怒りも吸い取っちゃうんだ…。「おれは怒っていない、な?」と言い聞かせるケンプが面白い。

 このやりとりで怒りがキーになってるのに気付いた勇介。早速報告するも、怒りなしで戦えるか、という話に。
 めぐみは犬に襲われながら子どもを守り続けた母を見て、丈は老人を助けるために勇気を振り絞った少年を見て、勇介は墓に行ったら卓二たちが何か語りかけてきて、気付いたようです。
 「愛を信じて戦う」「正義の勇気を信じて戦う」「夢を信じて戦う」と。ばらばらだった。それぞれのキーワードで戦えば怒りは関係なくなるのかはよくわかりませんが、敵討ちでひたすらやってるよりはいいなぁ。
 しかし「人間を捨てたあなたにはわからないでしょうが」とか、ことあるごとに人間を捨てたことについて突っ込むめぐみちゃんですが、敵もまたこれで怒るんだよな…。何だろう、別に痛いところってわけじゃないよなぁ敵にとっては。
 いや、こういうときの展開は馬鹿にしてる人間の力に負けたことになるからなんでしょうが。

 結局これで怪人はやられ、大教授の前で土下座するケンプ…わあ…。「人間の煩悩をまだ捨てきれぬか」とか言われてます、そういう問題なんだろうか。
 ライブマンの方は、焦らずに「これからは愛情を持て特訓するわ」のめぐみちゃん。縄跳び5000回要求です。すげぇ。でも自分でもやってるんだよなめぐみちゃん…。そこはまあ負けられないところじゃないのか勇介たち。


第9話「バラよ熱く香れ!」

 結婚式に来てる3人。めぐみの友達らしいです。こういう交友関係は普通に続けてるんですね。
 めぐみの友達を「綺麗」と称する男どもに「類は友を呼ぶってことね」と返すめぐみちゃん。そういうタイプだったのか。そしてそれに首傾げる男どももそういう認識か! いや、こう言われたらそう返すしかなさそうだけど。
 幸せいっぱいの新郎新婦ですが、そこに現れたのがマゼンダ。新郎に謎の香水吹き付けて去っちゃいました。新郎はマゼンダにめろめろと…。うっわぁ。きついなぁ。わざわざ人の男を狙ったんでしょうね、これ。確かに効果はよくわかる。
 男どもを愛の奴隷にすることの出来る香水ということで、実験終了したマゼンダは大量生産に入ることに。あれを一滴作るのに300万ガロンの石油が必要らしいです。何て燃費の悪い。

 一方マゼンダを探しさまよう新郎。きついなぁ。新婦を慰めようとするめぐみですが、「ゆかりさんのことあんまり愛してなかった」「他に女がいたわけだ」とか横で無責任い言ってる男2人。おい。さすがに新婦に丸聞こえのところでそれ言うのはどうなんだ…!
 めぐみが注意しても止めないし…! 「いい加減にしないとぶつわよ」しっかりぶってからのこの台詞は笑いましたが。
 ここでマゼンダ発見して追いかけるみんな。女の子たちは追いかけてどうするつもりだったんだろう。まあすぐマゼンダだと気付きましたが。
 同じく追いかけてきてた新郎に襲われることになるライブマン。身体能力も上がるんでしょうか。それとも元々強いのか、あの新郎。
 止めようとする新婦にも襲い掛かってます。わざわざ武器投げ捨てて首絞めてるのがよくわかりませんが。バラの花に悶えて倒れてます。ああ、これがキーになるのか。

 マゼンダの方は地道に石油集め。駆けつけたライブマンですが、マゼンダの香水にやられる男2人…。こういうの予想してなかったのかなぁ。何の対策もなしに正面から向かうとか。
 めぐみに襲いかかる男どもも本気です。殴り飛ばしてビルから落とすとか! ひでえ。
 頭から血流すレベルでダメージ受けてるめぐみですが、危ないところでようやくコロン登場。バラの花から作った解毒剤です。既に新郎は回復したそうです。一応実験はしてきたのか。
 ということで元に戻った男たち。素手でマゼンダに向かいます。女性幹部は普通に人間体だからあんま殴ってると微妙な気持ちになるな。
 「ゆかりさんの分」の攻撃のあとは「俺たちの分だ」って、めぐみの分は。
 まあともかく、これで普通に戦闘、勝利。あの雑魚兵、頭だけになっても攻撃してくるのか。

 最後は新郎新婦の結婚式。やり直したのか。あの間のことは、敵に操られたってきっちり認識してるのかなぁ。ライブマンの世界の敵の扱いはどうなってるんだろう。


第10話「スケボー迷路破り」

 スケボーしてる丈。少年とぶつかりそうになって喧嘩になってます。ジャンプ台の前を普通に横切ってる丈の方が悪い気がするんですが。まあ丈はおっさん呼ばわりにキレたんですかね。確かに20歳過ぎてやるものって感じはしないなぁ。当時どうだったか知らないけど。
 喧嘩の仲裁に来たのは少年のお姉ちゃん。お姉ちゃんの顔見てぱっと態度変える丈がわかりやすくていい。そうか、ああいうのが好みか。
 店が流行らなくて少年がぐれかけてるとか、少年の前で堂々と言うのはどうなんだろう。丈は張り切ってスケボーでのピザ配達なるものを提案。それで流行らせてみせると。スケボーで30分以内に回れる範囲ってどれくらいなんだろう…。大切なのはまず宣伝だと思いますが、割とすぐ流行ったようです。食いつきいいですね、みんな。
 あ、少年の方は「あいつはな、姉ちゃんに気があるだけなんだよ」とか的確に評価してますね。満更でもなさそうな姉ちゃんが可愛い。

 一方その頃、敵が新たな作戦スタートさせてます。町中を迷路空間にすると。丈も郵便配達員も子どもたちも迷ってます。自分が迷ってることをあまり認識してないようなんですが、あの迷路にはそういう効果もあるんでしょうか。明らかに迷路に入っててもわかんないもんなのか。あとあれ、完全に車は通れない迷路ですよね、車はどういう風に迷ってるんだろう。
 なかなか地味にきつい作戦で、敵も素早くて追いつけてません。バイクが入れないから結局走って、になるんだなぁ。だから車は…。
 あと、正規の迷路じゃないんだから上に登っちゃ駄目なのかな、と思ったけどどこかの建物内に入って、そこも迷路に。きついな、これ。
 窓から飛び降りた丈が大ダメージです。何やってるんだ。窓から出るのはともかく、あんな捨て身の降り方しなくても。

 ピザ屋に戻ってきた丈。配達できなかった分どうなったんだろう。町中が迷路に、とか普通に言うんですね。少年は信じませんが、敵のことまでしっかり説明する丈。こういうのは受け入れられる世界なのか…。ジェットスケボーには「漫画だよ漫画」とか言ってましたが。
 そのジェットスケボーで敵の追跡に向かうも、途中で少年庇って怪我する丈。それがなくても怪我してた気はしますが。
 ふらふらでまともに進めない丈を見かねた少年が、ジェットスケボーに乗って行きました。「おれも迷路に迷っちまったんだよ」とか素直じゃないな。かっこいいじゃないか。
 これでホントに敵見つけて攻撃するしな…!
 ほとんどすぐに駆けつけた丈たちはどうなのかと思いますが。あと追跡中迷路通ってないのとか。実際あの迷路だとジェットスケボーでもあんま関係ないよね…。迷路通らなくていいならバイクの方が早いよ!
 とにかくまあ、あとはライブマンの出番。丈の変身に「丈さんが」と驚く少年ですが、ライブマン自体は知ってるのかな、これ?
 ホントどこまで認識されてるんだ…。
 戦闘になれば、ロボ戦含めて圧勝でした。

 最後、スケボー配達やってる少年。まあ当然そうなりますね! 丈もこれでお役ごめんですが、実際どこまで付き合う気だったのかなぁ。少年がやら気にならなきゃ半端なことになるし。
 まあ、一度客集めれば丈の言う通り「ヨウコさんのピザがおいしいから」大丈夫だったんだろうか。
 去って行く丈たち。「お姉ちゃん好きだったんだろ」と少年が突っ込みますが「おれたちは恋をしてる暇はないんだよ」ときたか…。あれだけ気のある素振り見せといてそれかよ!
 ピザ屋で働くことは出来るみたいだし、ライブマンって何なのかな…。



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