第31話「恩返しとたくらみと紫のメダル」

　机に座ってアイス食うアンク。下ろされて大人しく椅子に座ってるのに笑った。子どもと保護者だなホント。
　ドクター真木が何か大変なものを持ち去ったという情報が後藤さんからもたらされました。詳しくは説明しないのか会長。言ってくれてもいいんじゃないか。
　その真木さん。あれ、普通に家に居るのか。カザリたちもここに住むことにしたんですね。お互いボール投げ合って遊んでるカザリと小アンクに何かほのぼのする。
　真木さんが持ち去ったものにはコアメダルが入ってました。「今まで一度も世に出たことのない」「１枚抜くことで、生命体グリードとなる」と。おお、グリードの元。まだそんなのが残ってたんですね。会長、いろんなもの持ち帰ったなぁ。
　１枚抜いて、かたかた揺れてましたが、この時点では何も起らなかったんですかね？　その後何枚か抜いてましたが、何をする気だったんだろう。
　残ってた数枚のメダルは突然飛んで行きました。どういうことなんだろう、これ。

　今回は何やらどっかの金融会社からメダル集めてる青年から。12時になると突然ヤミーが生まれてメダル吐き出した…？　それを集めて青年に渡してます。彼らが何をどう認識してるんだろう、これ…。っていうかくずヤミー使ってるみたいだけど、どういう増やし方なんだ…。よくわかんないけど、これでメダルは地道に増えてるようです。
　それを集めてたのはウヴァ。しばらく大人しくしてると思ったら、やり方変えてたんですね。お金とかどこで手に入れてるんだろう。脅してやらせるよりも効率は良いのかな。
　グリードたちはみんなそれぞれ頑張ってるなー。
　青年の方は、貰ったお金を恩人である三原先生の家へ。毎日渡してたら相当な額ですね。ここで、頼まれて家を張ってた映司が出てきました。お店の今日のコスプレが新学期応援フェアで学ランでしたが、何で普通に学ランのまま来てるんだ。怪しい、って言うか下手すりゃ補導されないか。
　まあともかく、この青年が三原先生の娘さんと会うことに。
　毎日謎のお金が家に入れられてる、という相談から「どうしても会ってお礼を言いたい」に繋がってたのにびっくりしましたが、単なる方便だったようです。迷惑してたのかよ…！
　しかも意味がわからず気味悪いから、とかじゃなくて母が当てにして駄目になってしまうから…きついなぁ、これは。
　映司に直接言わせたんじゃ駄目だったんですかね。わざわざお礼言いたいって呼び出してから、みんなの前であれってどうなんだ。
　そしてその辺突っ込むより先に、青年が落としたセルメダルを気にする映司たち。前から思ってましたが、仕事中よく抜けますよね、この人たち。
　「後藤くん戻って来てぇ」の知世子さんが切実。後藤さんも抜けてると思いますが。

　借金取りが三原さんのところに行ってるのに気付いて、金融会社に向かった青年。何かヤミーがわらわら…これは何でこうなったんだろう。
　よくわかりませんが、映司もやってきたので変身。
　青年の方はウヴァからメダル入れられてました。こっちは普通の作りのヤミーですね。くずヤミー使った場合はアンクに気付かれないんだなぁ。
　「ウヴァにしちゃ考えたな」とか言われてますが、ウヴァはホントどんどん学んで来てるんだろうな。

　この後、恩返しのつもりでやってたことが仇になったと落ち込む青年。たまたま、と言われて元気になってます、前向きだ。でも、もっと稼いで借金返してやる、ってその状態で同じことしようとするのはどうなんだろう。
　そしてこの青年のヤミー。金を奪ってるので、それが欲望かと思えばみんなにばらまき始めた…！
　欲望の暴走ってそういう方向に行くのか…。お金に一斉に群がる人たちが凄い。気持ちはわかるけど、逆になかなか出来ない気がするけどな、あれ！　みんなやってるならやるか。
　「一応言っておきますけど、あのお金は拾わないでくださいね」後藤さんと伊達さんの関係はいい感じになってるなぁ。
　伊達さんは戦闘開始、後藤さんは周りの人たちに逃げろ、と。みんな一斉に逃げたのにびっくりした。まあ状況に気付いたんでしょうが。
　ヤミーに向かってると、やっぱり出てくるグリード。
　「２対１は卑怯だろ」とか言われるときつい。
　「セルメダルもそれなりに増やせばコアメダルに匹敵する」ということで強くなってるウヴァ。ホントみんなそれぞれの方法使ってるなぁ。
　映司はコンボで決めました。ああ、ウヴァからメダルが。久々にメダルゲットしたよアンク。代わりに赤メダル一枚取られましたが。オーズに飛び込んだ紫のメダルは…どういうことなんですかね。
　変身解けた映司の目が紫に光ってるのが怖いです。目開いたままの状態で意識ないみたいだし…！
　ちらっとCMで何か見えた気がしつつ以下次回。
　まあ予告にも何か出てるけど！

第32話「新グリードと空白と無敵のコンボ」

　映司、一応目は閉じられたようです。
　でも病院でも特に異常なしとの診断。医者と伊達さんのやりとりをしばらく見たあと、伊達さんが医者なの思い出しました。いやぁ、どうにも忘れる。お友達なんですかね。知り合い居ると便利だなぁ。
　あ、結局どうしようもないとわかった直後に映司は普通に目覚めてました。何なんだ。
　坂田さんまで病院に付き添ってくれてたようです。まああの状況で一人帰れないよねぇ。
　その頃、紫メダルからしっかり生まれてるヤミー。「全てを無に」とか言い出して人間消して行ってます、えええ！
　鳥っぽいな、いやプテラノドンかこれ、とか思ってたら、そうだったんでしょうか。紫のメダルは「絶滅したり想像上のでしかない」動物ときたか…。いいな。ちょっとわくわくする。

　そしてこのあとついに映司の過去が明かされることに。
　坂田くんの落ち込みに「おれも同じ」「いっぱい失敗してます」との映司。募金が悪い人に使われたり、内戦の資金になってたり、かぁ。確かにある話だし、映司がそういう経験してるってのは何かわかりますね。その経験から、「人が人を助けていいのは、自分の手が直接届くとこまでなんじゃないかって」との結論になったようです。助けていいのは、っていうか結局手の届く範囲外のことはわかんないから不安、なのかな。手の届く範囲なら確実ですよね、まあ。
　この後、ヤミーとの戦闘です。「無に帰れ」とか言ってるヤミーが怖い。今までで一番直接的な被害が出てますよね、あれ、消えた人戻るんだろうか…。というか何で消えてるんだ。
　タコって壁登れるんだろうか、と思いつつ、強い敵に「メダルもまた欲望」とか言われて変身解除されてる映司。ピンチの状態で飛び出した映司と伊達のやり取りが、２人の性格はっきり現してますね。伊達さんは「医者の仕事はまず自分が死なないことだ」ということで、自分の身を守るの優先。映司は簡単に「じゃあおれに医者は無理ですね」でした、悩みすらしないんだなぁ。もう完全にそうと決めてる…。
　この映司のことをようやく思い出した伊達さん。「死ぬつもりならいいさ。賭ける命の重さがわかってるからな」は、何かちょっと新鮮だった。死ぬつもりで頑張る人間を簡単に否定して欲しくないのでちょっと嬉しい。
　でも映司は違うと。
　政治家の息子だったのか映司…。世界の旅も金持ち息子の道楽とか見られてそうだなぁ、それ。実際は自分で稼いでたのかな。寄付はどうか知らないけど。
　で、内戦のときのこと。村を助けようとしてたのに「途中で親が払った身代金で火野だけが助けられた」は、きついな…。息子の行動を親兄弟は利用したようですが、自分の息子だけでも助けたいってのは普通のことだしなぁ。
　それ以来乾いてしまったらしい映司。映司ってどうも途中から何か怖いキャラだと思ってたけど、それのせいなのか…。ようやくはっきりツッコミは入ったけど、今後どうなるんだ、これ。
　あ、今回アンクがちょっと珍しかったです。映司への「大丈夫なのか」とか、表情が何か…。心配してるみたいに見える。

　映司の、この欲望の空白にメダルは惹かれたってことなんでしょうか。映司の体にコアメダルが入ったと…。グリードと同じ状態になったってことですね。
　暴走の危険性が高くなったらしい映司。次の戦いで変身解けたあと、何やら変化が。予告でも見えてた紫オーズ。な、何か勝手にメダル入ってスキャンしてる…！　あんなのありなのか。
　「プテラ、トリケラ、ティラノ」らしいです。やっぱその辺基本だよね…！
　恐竜っぽい武器の、CMでも見たメダル食べていく表現は好きだな。この玩具欲しい。
　無事ヤミーは倒しますが、そのままバースに向かっていくオーズ。ああ、わかりやすい暴走状態。
　どうするのかと思ったら、ここで比奈ちゃんか…！
　「いつも、誰かのために手を伸ばして」「じゃあ、映司くんには誰が」はやっぱお約束の流れですよね！　オーズの前に立ち塞がった比奈。ここで止まれるのかオーズ…！
　比奈ちゃんの言葉で普通に元に戻れました。まだちゃんと理性は残ってた感じですね。
　でも今後、この紫メダルの扱いはどうなるのか。

　と、思ってるところに真木さん側。抜き取ってたメダル、真木さんに入れたのかよ…！　無に返すとか、そうか、真木さんの欲望なのか…！
　今回何か、なるほどなーと思うとこ多かった。いろいろ進んできたな。

第33話「友情と暴走と残されたベルト」

　初っ端からバースがヤミーと戦闘中。前回逃してた一匹ですね。
　映司も駆けつけてきましたが、伊達さんは止めます。また暴走したらどうする、と。「そんときはおれを攻撃して止めてください」って、いやいやいや！　敵増やすようなことすんなよ…！
　前回普通にやられてたよバース！
　そして普通に暴走を煽るアンク。暴走させようってんじゃなくて紫メダル手に入れようって考えですが。頑張って掴んだメダルには弾かれてしまうアンク。結局また紫コンボ発動です。でもこの状態ホント強いな。一発でヤミー倒したよ。
　そしてやっぱりバースに攻撃するオーズ。それを見てた後藤さん、銃撃ってひきつけつつカザリの方に誘導した…！　おおお！　これはかっこいいな。
　応戦するカザリですが、やっぱカザリでもきついのか紫オーズ。とっとと退却。映司の変身も解けました。限界時間があるのかな、やっぱ。
　というわけで帰宅。暴走させたのはアンクですが、一応考えがあったことはみんなわかってるようなのはいいな。メダルとろうとしてたもんな。
　「情けない」とかお互い言い合ってるアンクと映司。この２人はホントに普通に仲悪いようにしか見えない。
　アンクの言い方は妙に人間っぽくなってる気はするけど。
　比奈ちゃんの怪力は相変わらず最強だ…。
　今回は、ここで映司当てに招待券が届くところから。あれ、何枚入りだったんだろう。

　誘われるまま遊びに来た映司たち。誰から誘われたか、あの時点でもわかってないのか。「まさかアンクがくるとは思わなかった」とか言ってますが、だから君ら、あんまり離れたらまずいんじゃ。結局映司にメダルは持たせないみたいだしなぁ、アンク。
　映司を誘った北村くんは、かつてのひきこもりの同級生のようです。映司はなかなか思い出せてませんが。周りから見て映司ってのは強烈なキャラだけど、映司から見たらその他大勢…なんだろうなぁ…。
　とにかくまあ、今は成功してるらしい北村くん。映司へ恩返しがしたいそうです。正直、この気持ち自身も本当かどうかちょっと疑ってかかってた！　引きこもってるところに映司のキャラはどうなのかとか…。どう落としてくるかわかんないからなー。
　それにしてもフィールドアスレチックで遊ぶみんなは見てて楽しい…後藤さんもちゃんと遊ぶんだな…。
　ここで突然攫われてしまう比奈ちゃん。これが北村くんの仕業…なんですか。映司に感謝されたいがための行為なんでしょうか、凄いなぁ。
　でも小アンクに狙われてヤミー生み出してましたが、この北村さんのヤミーの欲望って…何なんだ？　伊達さん攫って、映司や後藤と戦って、後藤さん攫って…まあ映司の仲間が居なくなった状態で映司助けたいってことでいいのかな…。
　映司の友人について「利用されてんじゃないのか」とか、アンクのことだとそれで正解ではあるんですよね…。「利害関係とかなしに、何でも出来るのがホントの親友だろ」北村さんは、アンクが映司の親友だと思ったのかな。めっちゃ利害で結びついてるなぁ、あの２人。間違いなく親友ではない。
　アンクは当然、比奈救出よりヤミー退治を優先するので映司と離れることに。アンクもいい加減、映司がそういう奴だってことぐらいわかってるだろうに。映司も。それでもいちいちこっちの方につけ、って言い合うんだなぁ。
　そのアンクが、北村さんの罠にかけられることに。ホント、どう認識してるんだアンクのこと…。

　アンク罠にかけたあとは、もう１度映司たちのもとへ向かう北村さん。「比奈さんの場所、大体めぼしがついた」って何だよ…！　何か妙に綱渡りに見えてはらはらするよ…！
　ここへヤミーも出現。伊達さんは居ない、アンクも居ない、となると変身出来ないのか。
　映司はコアメダルの暴走に賭けようとしてます、懲りないな！
　「お前が暴走してもおれ一人じゃ止められない」後藤さんが凄く正論。バースでも止められないんだしねぇ。
　じゃあ後藤さんがバースに、と映司も返し、ベルトを手にする後藤さん。予告で見てても、変身はしないだろうとは思ってたけど、「いや、今のおれじゃ無理だ」って、答え早っ！　っていうかそうか…まだ駄目なのか後藤さんじゃ。
　代わりにカンドロイドで時間稼ぎ。あれもいっぱい持ってると使えますよね。
　そして、映司が暴走しかけたところにようやくアンクが間に合いました。腕だけ飛ばしてくるかと思ったけど、普通に抜けられたのか、あれ。
　久々のサゴゾウ。紫メダルがバックルに入るの、弾けるんだ、あれ…。先にメダル入れちゃえばいいのかなぁ。
　オーズを相手にしたヤミーは、後藤さん攫って行っちゃったので、次はその救出、と。
　北村さんがアンクの出現にびっくりしてますが、いつまであそこに閉じ込めとけるつもりだったんだろう。というかあれだけ直球で言っちゃったら、どうやったところで後々映司に伝わると思わなかったのかな…。
　アンクは何も言いませんでしたが。アンクも何考えてるのか…。
　とにかく以下次回。

第34話「親友と利用とその関係」

　伊達と後藤を必死で探す映司。
　普通にぼんやりしてるアンクと比奈と北村。えええ。まあ危険だからかな…。アンクはこの間に北村への問い詰め。なるほど、欲望を聞き出せばヤミーの目的もわかって、探しやすくなりますしね。
　「言いたくないのならいい。全部映司にばらすまでだ」って、これのために映司に何も言わなかったのか、アンク…！
　さすがに慌てる北村。ホント、どうせこうなるのに、どうしてあっさりアンクにああいうことしたんだ…。
　「映司に頼られたかっただけ」と、予想通りの回答です、ヤミーはまあ暴走してああなってるんだろうなぁ。あとアンクのこととか、いろいろカザリに吹き込まれてたんですね。独自に調べておかしな解釈したわけじゃなかったのか。
　そしてこのタイミングで帰ってくる映司。「映司いいことを教えてやる」「こいつがヤミーの親だ」って、めっちゃ普通に話したアンクにびっくりした。確かに約束守ってやる必要なんかアンクにはないけど…！
　比奈を攫ったのも北村、とばらされましたが、それを聞いた映司は「比奈ちゃんごめん、全部北村とおれで仕組んだことなんだ」って、えええええ！
　いや、あの、さすがに比奈ちゃんもごまかされないだろう、それ…。庇い方として半端じゃないかなぁ。それ以外言いようなかったのか映司。
　何で庇う、とのアンクは自分が捕まったことも漏らしましたね。 「アンク捕まったの」「うるさい」って、ああ、アンク、自分が捕まっちゃったことばらしたくないってのもあったのかな…。普通に引っかかったもんなぁ。
　映司が庇う理由には「北村がこんなことしたのはおれに責任がある」って、えええ…。原因や理由ではあるけど、責任じゃあないだろう…。

　一方攫われた伊達さんたち。何か巣に入れられてる…！　あの巣もヤミーが作ったんだろうか。
　伊達と後藤がまた「あのニワトリに」「あれはフクロウです」とかやりとりしてるのに笑った。伊達さん、鳥は全部ニワトリなのか。
　後藤さんが変身しなかったことについても触れてますね。確かに、こうなっちゃうなら駄目元でも変身した方が良かったかもしれませんが。
　「出来ないと思ったから変身しなかった」なら、それは正しいという伊達さんは一貫してていいな。そこで「お前ならもう大丈夫」とか言ってくれるのもね…！　後藤さん、変身する機会あるのかなぁ。こうなると、次があったら躊躇わないだろうしな。ちゃんと分を弁えてる後藤さんは大好きだ。最近後藤さん株上がりまくってる。
　ここでようやくやってきた映司。ちゃんと声出し合って助け求めるのが…当たり前のことが嬉しくなる平成ライダー見てると。
　アンクから渡されたメダルは「サイウナギバッタ」で「適当に投げただろ！」との映司。そんなことあるのか、と思ったけど、適当じゃなかったようです。メダル選択に関してはアンクに任せてて大丈夫なんだなぁ、やっぱ。
　っていうかヤミーを外に蹴り飛ばした後藤さんが凄すぎる…！　ホント的確に自分がやれることやってるよな後藤さん…！

　外に出て、バースも含めて戦闘開始。またカザリも来てますが。
　側で見てた北村さん「あいつが映司の側に居たら危険だ」と。カザリの言葉をどう捕えてるんだろうなぁ。どこまで説明したんだろ、カザリ。
　北村がそう考えた途端、ヤミーがアンク攫っていくんですね。欲望に敏感だ、ホント。そしてアンクももうちょい安全なとこ居た方がいいんじゃないか、めっちゃ戦いに近い…。場合によってメダル変えるからオーズ見てなきゃいけないのはわかるけど…！
　アンクが攫われたあと、カザリは撤退。メダル１個奪って、映司は変身出来ない状態だったけど、まだ紫コンボの可能性がありますからね。カザリは引き際心得てるよなぁ。
　攫われたアンクの方は、真木さんの気配に驚いてます。やっぱわかるのか。メダル入れたこと。アンクたちにとって、あれはどれほどのことなんだろうな。真木たちも言うように、映司も同じことになってるわけだし。
　カンドロイドの便利な利用法は相変わらず燃える。「早く助けにこい！」「今どこ」「知るか！」って、ホント横暴だよなアンク…！　でも直球で助けろ、とか言えるのは凄いなぁ。何て素直な。
　映司的には、アンクのピンチ＝刑事さんのピンチ…だけど、そろそろそれだけじゃないか。いや、もっと前からそうだったんだろうけど。
　手がかりを元にアンクのところへ向かう映司。北村さんが助けに来た…！
　ちゃんと理解してくれたのかな、映司が今やりたいこと。
　ここで、高校時代のこと「お前がウチにくるのが嫌でたまらなかった」とか言い出した北村くんに、ああ、やっぱりか、とは思ってしまった。最初は拒絶するのもよくわかる。それでも根気強くやってると、絆されてきたりするんですよね。
　でも、映司に救われた北村に対し、映司の方は謝罪と。まああの頃は若かった的な感じです。「自分の力で世界が変えられると思ってた」と。ホント理想に燃えてたんだなぁ。
　そしてアンク助ける理由に「誰かを助ける力が欲しいから」「絶対に失いたくない」「利用してるのはおれの方なんだ」は、さすがにびっくりしました。多少はそんな感じしてたけど、ここまで直球で言うとは思わなかったというか、はっきり自覚してたんですね映司…！　でもちょっとすっきりした台詞。

　アンクの方は、本体から迫られてやばかったですが、ぎりぎりのところで駆けつける映司はお約束ですね。遅い、とかやっぱ普通に文句付けるのいいな。
　映司はメダル足りなくてどうするのかと思ったけど、ここで紫コンボを自ら出すか…！　ちゃんと自分でスキャンもして、何とか理性保って頑張った？　と思ったけど、やっぱ最後は暴走かぁ。
　あ、このコンボの武器って地面から出てくるんですか。どういう意味なんだ。
　暴走の方は、最初、正面に居た北村くんに向かってましたが、ここでアンクが飛び出して「映司、こっちだ！」って、ええええ！　何か今回驚きっぱなしだ、アンクがそんなことするなんて…！
　映司を失うわけにはいかない、ってことで映司を心配したり助けたりするのは確かにあったけど、こう、自分が危険な状況にまでして、ってのが…！
　何か必死で叫んで、映司の武器を受け止めて、バックル戻しました。あ、やっぱりあれをいじれば戻れるんですね。
　元に戻った映司からは「お前なら絶対止められると思った」との言葉。この２人も…何か芽生えてきてるのかな…いやぁ、全然そんな風に思ってなかった…。これ見て去って行く北村がわかりやすい。あれは、入り込めないな何か…！

　あ、そういやみんなで出てきてるのでお店の方は休みになってたんですね。でも帰ってきたので100人の団体客受け入れです、100人入るのか、あそこ。

第35話「夢と兄とバースの秘密」

　比奈ちゃんの夢はデザイナーだったんですか。大学もそういうところだったんですかね。全然知らなかった…！　今まで出てたっけ。
　コンテストみたいなのに出ることになった比奈ちゃん。あ、髪くくってる。可愛いな。
　何でアンク連れてくるんだ、と思ったけど見せたかったのかなぁ…。比奈ちゃんのアンクへの思いは切ない。私は「刑事さん」の状態をあんま見てないから、あれはアンクって意識の方が強いけど、比奈ちゃんにとってはそうじゃないですよね。
　比奈ちゃんデザインの服を着てたのは映司。いきなり会場盛り上がってます。正直デザインの良さとかは全くわからないので、単純にモデルがかっこいいと言われてんのかと思った。ポーズ決めまくる映司も頑張ってるなー。
　これで優勝だったようです。準優勝の子の目が怖い。比奈ちゃんが見てるとこではちゃんと祝福してるってのが…。
　この準優勝の子が、今回のヤミーの親ですね。優勝しないと学校辞めろって言われてたんだなぁ。短いやりとりでよく伝わってくる、これはきつい…。
　比奈側は、アンクからのまさかの「おめでとう」？　あれがホントに言ったことかどうか演出上よくわかんなかったけど。「今おれ何か言ったか」ってことは言ったのか。刑事さん…。

　グリードの方では、カザリがいきなりウヴァに襲い掛かってる。ああ、アンクのメダルってウヴァも持ってたのか。もうどのメダルが誰の手元にあるのかさっぱりわからない…。
　お店の方では、優勝記念フェスティバルとかやってました。ここはホント何でもやるな。そして店の方にスカウトにやってくるデザイナーも凄いな。
　夢へと近付く言葉でしたが、躊躇う比奈。刑事さんのことがあるからかぁ…。回想で久々に普通に喋ってる刑事さんが。ホント、アンクと同じ人とは思えないな！　自分のせいで夢諦められたら、刑事さん的にもたまらないでしょうが、あの状況だとな…！
　その刑事さんの意識は何やら浮上しかけてる感じ？　あのときから、ってアンクが言ってますが、本体と融合しかけたのがきっかけなんでしょうか…。アンクが変わったわけじゃないのか、あれ。
　一方真木さんは、捨てられた準優勝トロフィーからヤミー生み出してました。真木さんのやり方はホント特殊だなー。あんなんも出来るのか。
　出てきたヤミーは夢の破壊者…うわぁ。夢って私が一番弱いところだから怖いな。
　これはユニコーンらしいです。「馬じゃありません」と相変わらずの伊達と後藤さんのやりとり。
　いつものように戦闘になりますが、途中で伊達さんの様子がおかしく…こ、これも突然だなぁ。バースの秘密、ってタイトルにあるからバースシステムの問題かと思ったら、伊達さん自身の方ですか。メディカルチェック嫌がってたのも、ばれたくなかったからなんでしょうか。後釜探してたのもそれ？　ずっと、何の問題もなさそうだったのに…！
　あ、戦闘中は突然出てきたウヴァにメダル奪われてました。あの毎回メダル投げるの、ホントいつ途中で奪われてもおかしくないよな…。

　その後の戦闘でも、やっぱり駄目になってる伊達さん。戦闘に支障きたすレベルじゃきついな…。
　あ、ウヴァの方はカザリが向かってました。何かと思ったら、コアメダルをわざとウヴァに渡したってことかな？　ウヴァにもようやく何か動きが出てきそうですね。
　普通のコンボで戦闘中に、いきなり地面から紫武器出すオーズにはびっくり。「ひょっとして」「出てきた！」って、えええええ。何なんだ、あの武器はどういう意味なんだ。
　そして現場に居た比奈ちゃん。
　「お前の夢は何だ」とヤミーに迫られてます。アンクが動いた…！　なんか引きずられるような感じだし、やっぱこれは刑事さんの本能か。
　邪魔しようとしたものの、結局夢を引きちぎられる比奈ちゃん…わあ…。
　そしてコアメダル取るために刑事さんの体から離れたアンクですが…これは…戻れなくなってる？
　「そのとき、刑事さんが目を覚ました」いきなりのナレーションにびっくりしつつ、以下次回。ついにこのときが…。

第36話「壊れた夢と身体とグリード復活」

　倒れた伊達さんと刑事さんは病院へ。途中、比奈ちゃんが千切れた服を踏んでいきます、あれって現実にあの場にあって残ってるんですね。
　本人の自覚的には何ともないってのは怖いなぁ。
　アンクがついてなくても命の危機はない状態らしいお兄ちゃん。というわけで、世話する比奈ちゃんは「学校ならもう辞めます」「こんな大変なときにお洋服作りたいとか、私おかしいですよね」夢や執着を知らなかったら納得できなくもない台詞なんだよなぁ。
　あ、伊達さんは無茶して後藤さんに怒られてました。この２人の関係、ホント良いなぁ。後藤さんの遠慮がなくなった辺りから。
　アンクの方は、体失って雨の中彷徨ってます。何だこの惨めな感じ…。
　そしてウヴァ。
　まさかとは思ったけど、狙ってたのはメズールとガメルの復活…！　あんま強くなられても、とコアメダル減らすのはいいですね。ちゃんと考えてる。
　大量のセルメダルとコア数枚があれば復活は出来るんだなぁ。お久しぶりのメズールとガメル！
　彼らが死んだときは、ホント、え、これで終わり！？　と呆然としたけど、まだ先がありましたね…！
　最初にアンクの腕を襲いにいってますが、逃げられました。腕だけって隠れやすいし、意外にいいのかもしれない。

　ヤミーの方は、相変わらず地道に動いてます。絵描きさん狙ったところに映司とアンクの腕。「遅いぞ」とかアンク言ってるけど、映司どうやって辿り着いたんだ。この後の反応からすると、コアメダル中に入ったからヤミーの気配感じるようになったんだろうか、映司…。
　シャチクジャクチーターは何か変な見た目だと思った。
　ヤミーは逃がしましたが、その目的について、ようやくはっきり知る映司。これがわかるまで、比奈のあの言動は不安だよなぁ。ヤミーの仕業とわかればまだ安心ですが。
　っていうか比奈、フランス留学断っちゃったんですね…。ヤミー倒せば元に戻るとはいえ、その間に取り返しのつかないことやっちゃうってきついなぁ。家の中ではデザインした服（？）をめちゃくちゃにしてるし。
　「大好きだったものが大好きじゃなくなっちゃった」「何したらいいんだろう」「何していいかわかんないよ」夢を失ったといっても、失ったことにすら気付いてないなら大丈夫かとも思ったけど、そうでもないのか。絵描きさんが倒れてたのも関係あるのかな。
　あと比奈ちゃんの友達は、割とあっさりヤミーの仕業を納得してくれたようで良かったです。この世界の人たち話が早い。
　そしてちゃっかり刑事さんの体に戻ってるアンク。回復してきたからもう入れないのかと思ったら。普通にまだ動かせるんだ。

　その後の戦闘。
　ヤミーから夢を引き出されそうになる映司。一瞬、何も出てこないのかな、と思ったら…ち、地球！？　ふくらみ続ける夢にヤミーの方が引きました。さすがに手に負えないのか、あれは。
　こうなると具体的な物に変換出来ない夢も面倒そうだなぁ。ツアーとかちらしでごまかされてたけど。
　戦闘はグリード３体も出てきて苦戦しますが、ここで映司の紫コンボ、と。「暴走しちまうぞ」「多分大丈夫です」って根拠は何だったんだろう。いい加減慣れたのかな。言葉通り暴走はせずにヤミーを倒し、グリードを追い払うことに成功。
　そしてグリードの方は、メズールとガメルがカザリ側につくと…。カザリ、ここまで計算してたのかよ…！　すげえ。
　ウヴァがあっさりここで倒されたのにもびっくりしました。メダルが残って「このままじゃすまさん」とか言ってたけど。え、メダルに意識あるの。しかも１枚に。っていうかウヴァのメダル回収しなかったのかカザリたち。
　まだ終わりじゃなさそうですねウヴァも。

　最後、目を覚ました比奈のところに映司たち。
　再び刑事さんの体使ってるアンクに「どうする？　アンクに出て行ってもらう？」って映司は相変わらず凄いこと言うな…！
　アンクが怒りそうなところで「もう少し、お兄ちゃんと一緒にいて」と。これは…何でだろう。アンクが出て行ってもどうせまだ目覚めないんだろうけど…こっちの方が回復しやすいのかなぁ。
　あ、久々のスーパーヒーロータイムだ。忘れた頃にやってくる。

第37話「眠りと１億とバース転職」

　そういや真木さんの部屋は、引き続き伊達さんの部屋として使用されてるんですね。電話もかかってくる。
　後藤さんが普通に受けて「伊達は今…」とか、もう完全に助手として認められてるんですかね、これ。
　検査にいかなかった伊達さんは後藤さんに怒られてます。まあ状態はもうわかりきってるし、今更検査でもないんでしょうね。治すことも出来ないのか…。
　とりあえず検査は伊達の知り合いのところに行くことに。伊達さんの友達らしいというか、伊達さんの気持ちは汲んでるんですかね。後藤さんに何か話してましたが、これが過去のこと？
　あ、今回のヤミーは人間大量に襲ってました。睡眠欲を高めるだけ高めて一気に寝させると…。眠いのに寝れない状況が続くのはきついなぁ。メズールとガメルの融合ヤミーのようです、ガメルは固くて、メズールの部分はトゲトゲ…。苦戦してるのに全く次のメダル渡さないアンクはどうしたんだ。結局映司の方から「ライオンのメダル！」とか言われてます。持ってなかったようですが。
　「持ちメダルぐらい覚えとけ」いや、なかなか難しいよ、それ…。毎回現在使えるメダルは、って表示も出るけど、わかりません。色ぐらいしか！
　代わりにクジャクのメダルで燃やしますが、逃げられました。
　そして伊達さん。現場にはついてたものの、後藤さんから変身止められてキレてます。わかっててやってるんだから、と。まあ伊達さん的にはずっとそうなんですよね。大人しく入院してれば治る、とかならまだともかくなぁ…。放っといても死ぬ、治す手段もない、じゃあ死ぬ前にやりたいことを、ってなるのもまあ当然か。
　絶対止める、という後藤に「おれを死なせないって言ってたの、そういう意味」との伊達。何かきついな…。でも後藤さんがそういう意味で言ったのぐらいはわかるんじゃないのか。
　後藤さんの考え聞いて「コンビは解消だな」で去って行く伊達さん。やっぱコンビだったんだ。
　このあと、伊達さんは真木さんから誘われることに。真木さんお金そんなに持ってるのか。持ってそうだなぁ。

　伊達さんのことは映司にも説明されました。映司ならわかるのかな、伊達さんの気持ち。
　伊達さんの１億の望みについては、医者の居ない場所の医療支援のために学校を作ることではないか、と。何か普通に流れから予想してる。自分たちが去ったあとの支援、ってのは大事ですよね。実際どうか知りませんが。っていうか、この流れだと何か違う気もしますが。こういう予想を普通に立てるんだなぁ、後藤さんたちは。
　で、次の戦闘。
　紫の武器はもう普通に取り出せるのか。駄目だったけど。
　結局ウナギで…決めた？　何かよくわかりませんでしたが。
　大量のセルメダルが出ましたが、いつも通りとっとと取らないから奪われてるアンク…。
　グリード全体が思い切り強化されちゃいました。
　そしてグリード側から出てくる伊達。「突然でわりぃんだけどおれ　こっちに転職したから」衝撃の展開ですが、予告でばらされてるからなー。
　どうなるんだ伊達さん…。

第38話「事情と別れと涙のバース」

　前回から続いて、襲われるオーズ。伊達のことがあっても、とりあえずオーズのサポートしてる後藤くんがかっこいい。伊達さんにやられましたが。
　映士の方は「何かあったんですか」「調子あわせますから、言ってください」とか、事情があるなら、それを邪魔しちゃいけないともちゃんと思ってる辺りが素晴らしい。
　伊達さんは「でもこれ、正真正銘お仕事だから」と。なるほど嘘は言ってないと…。
　そしてやられまくってるオーズ。アンクもピンチの中、目を覚ます後藤さん。相変わらず的確なところにあるなぁ、あの自販機は！
　バイクを爆発させ、カンドロイド大量に出しての撤収…でしょうか。カンドロイドは敵味方を的確に区別できるのか。いやぁ、頼りになるな後藤くん…。
　このあとも、伊達の行動には事情があるはずだ、で信じる方向の後藤。ですよね、そう簡単に判断出来ることじゃない。
　でもまあ、１億のためとは最初から言ってたという話でも「汚い手段で稼ごうとするとは思えない」とか、人間性含めて信じてるんだなホント…。もう何が汚い手段で何が汚くないのかよくわかんなくなってますが。
　体やばくなって焦ってるんじゃないか、は、それはそれで正解だったのかなぁ。

　ここで後藤さん、まず何とか１億作れないかと奔走…。すげぇ。そういう方向に行くか。でも鴻上会長は後藤の欲が不満らしいです。確かに安定しちゃったよな後藤さん。そこがかっこ良かったけど。ぎらぎらしてたときの方が鴻上さん的には好みか。
　っていうか鴻上さん、知ってたのにここで何も教えないんだな後藤さんに…。どんな意味があるんだ、それ。

　グリード側では、何かガメルがアンクと遊ぼうとして弾かれてました。見た目が小さいから子どもに対する対応だったんでしょうか。こっちのアンクはどうなってるのかなぁ。というか、彼らは昔どういう関係だったのかな…。
　ドクターと伊達さんの会話では「止めるのは無理か」とか、一応会話による説得も考えてたんですかね伊達さん。
　翌日になって再び対オーズ戦です。メダルの共鳴利用しての呼び出しか…そんなのも出来るんだ。
　後藤さんは映司たちの後つけてたのかな？　何か普通に登場してびっくりした。
　伊達を責める後藤さん。ここで伊達の本当の目的が明かされることに。治せる医者がいるかもしれないと…。最初体のこと明かされたときは、単純に１億は治すためかとは思ったけど…無理だろうとか言ってたから…！　裏の医者なら、ってのは何だかなぁ。そっちの方が腕が上なのか。単純に厳しい手術だから普通の医者じゃやってくれないのか。まあでも、まずは自分が生き残ること、と言ってた伊達さんだから、ちゃんと手段考えて生きようとしてるのは良かった。
　これ聞いて普通に「だったら」の後藤さんも凄いな。結局伊達さんの夢がなんだろうと、後藤さんにとっては同じことではありますよね。
　そして伊達さんから言われたことをちゃんと考えた末「バースを引き継ぐ」「それが伊達さんを死なせないってことです」って、おおお！　びっくりした、ちゃんと辿り着いてた、後藤さんかっこいい…！
　で、対峙してた２人ですが、結局伊達さんの仕事というのはそもそも真木さんを止めること、と。真木さんをグリードにしない、ってのは最悪殺すことも考えて…なんでしょうか？　敵が人間、となると途端に弱いからなヒーローって…。
　真木さんからは、バースには自爆装置がついてる、とかの爆弾発言ありましたが後藤さんが取り外し済みでした。やっぱり後藤さんかっこいい！　マニュアル見て何かパソコンいじってたの、意味あったんですね。「おれはマニュアルが大好きなんだ」に笑った。それでこそ後藤さん。
　が、バースは結局グリードからの集中砲火を受け倒れることに。うわぁ。
　そして何だか死にそうな伊達さん。後藤さんの台詞、嬉しかったんですね。まあ仕事完了的意味でもな…。「後藤ちゃんが受け継いでくれれば、おれは死なないってことだ」医療支援やら学校やらの話ともちゃんと繋がってていいなぁ。

　この間、オーズがグリードたちと戦ってますが、やっぱり苦戦。そこに現れる後藤さん…！　何回目かわかんないけど、後藤さんかっこいい！
　今回こそは変身してくれるんじゃないかとは思ってたよ、ついに後藤バースきた…！
　何か空飛んでますよ、建物ぶつかりまくり、ってコントロールできてないのか、っていうか強ぇえええ！
　「あいつ、伊達より酷い」とかアンクが言ってますが、伊達さんはある程度抑えてやってたんですかねぇ。最初の頃は映司たち巻き込みまくりだったけど。
　初登場法則なのかなんなのか、グリードたちを圧倒し、みんな退却。って、アンクが回収していったよ、こっちのアンクも何か目覚めてんなぁ。
　あ、伊達さんは死んでませんでした。まあそうだろうとは思ってた。しかもちゃっかりこれで１億揃えてやがった…！　危険手当やら後藤を後継者に育てたことまで入ってるのか…。初めからメダルどうこうより、やりきれば１億だったんですかね。
　真木さんからの前金もしっかり受け取ってたとか…。
　というわけで、手術に行くことになった伊達さん。「生き残らなきゃ学校も作れないからな」こっちもちゃんと触れてくれて良かった。
　「お前の欲、思い出せよ」伊達から映司への最後の言葉ですかね。映司のその辺は、最後まで引っ張るのかなぁ。
　あ、アンクにも別れの言葉はないのか、とか言ってますが「おれはアンクだ」で終わりました。みんな笑ってるけど、いや、延々アンクの名前を間違い続けてるのは結局何だったんだ。あれ、あだ名のつもりだったのか、ひょっとして。
　後藤さんは何で来てないのかと思いましたが「見送りませんよ、俺は絶対」「生きてまた」と。なるほど。
　「それまでおれが」ってことで、これからは後藤がバースやるんでしょうか。サポートの後藤さんにも燃えてたから、それはそれでちょっと寂しいな。でもちゃんと訓練して受け継ぐのは燃えるな…。

第39話「悪夢と監視カメラとアンクの逆襲」

　ヤミーの気配に起きるアンク。映司を起こしたと思ったら、血流してる刑事さんで、更に映司に後ろから襲われて、アンク本体もやってきて、って予告で何が起こったのかと思った映像、全部ここかよ…！　最初の刑事さんの時点で、まあ夢だとはわかりますが。
　起きたアンクがすぐさま映司確認に行ってます、これ怯えてんのかな。怖かったんだろうなぁ、あれ…。「何でこのおれが夢なんか」って、普通は夢見ないのかな。夢とは即座に認識出来たみたいだけど。グリードの知識ってよくわからない。アンクは刑事さん知識もあるからなー。
　で、今日のお話。
　新しい町内会長さんが町中に防犯カメラ設置しました。そして窓から出入りするアンクと以前公園で寝泊りしてた映司に自主的退去を要請。怪しい行動取ってるアンクはまだともかく、今は普通に住み込みで働いてる人間に退去って。
　更生を信じないタイプの人かなーと思ったけど、何かもうそういう問題でもありませんでした。
　家では防犯カメラからの映像ずらっと並べて細かくチェックとか。すげえ。しかもオーズのこと知ってます。ヤミー生み出したのはアンクだけど、どこで情報得てるんだろう…。ヤミーがオーズやバースのこと知ってたりするのって、グリードの知識が入るのかなぁ。

　あ、後藤さんは正式にバースになったようです。そうか、ちゃんと許可取ったのか。そりゃそうだよね。当たり前のことなのに、真面目だなぁ、と思ってしまう。
　そしてサポートとして里中さんが付きました。里中さんの補佐って立場、まだ変わってなかったのか。
　アンクの方も誕生日パーティーとか。刑事さんの誕生日らしいです。兄の代わり…になるのかな、アンクは。
　比奈ちゃんへの恩返しとして、とか映司が言って、アンクと一緒に「は？」と思ったら、刑事さんの体使わせてくれてるとか…。あれ、アンクのために言ったの？　っていうか比奈ちゃんの許可でやるもんなのか…。勿論アンクはそんなつもりは全くなかったですが。
　この辺のことを聞いてた比奈。「アンクに出て行って欲しいって行ってたら」「映司くんどうしてた」非常に気になる質問でしたが、これは…答えなかったのかなぁ。
　そして戦闘。今回のヤミーは、町で違反行為してる人を襲ってます。この場合どういう欲望って言ったらいいんだろうなぁ。まあ、まんま町を支配したい、か。暴走すると怖くなりそう。
　この戦闘、いつ後藤さんが来るのかと思ったら来ませんでした。
　何か普通にケーキ食べてるよ後藤さん…！　里中さんに対する態度は不思議だなぁ。位置付けがつかめない。休憩中はヤミー警報のスイッチも切ってるのが凄いです。徹底してますね。誰と組もうが振り回されるのが後藤さんだなー。

　この後、今度こそ警報が出ましたが、里中さんはまず着替えとメイク。先に映司たちが戦闘開始。知世子さんの目隠しする比奈ちゃんに一瞬何かと思った。ああ、変身の瞬間見せられないから…。今まで一般人にもあんまり隠してないから不思議な感じだなぁ。知世子さんに隠す意味あるんだろうか。
　敵は何か赤いリボンみたいなのひらひら出してオーズを拘束してきますが、ここで後藤さん！　ピンチのタイミングで駆けつけてくれると嬉しいですね！
　敵へ攻撃しつつ映司助けてます。一発でリボン切れなかったのは、まだ上手く操れてないからなのかな。
　続いて銃で応戦するも弾切れ…。メダルから離れるとそうなるのか。今まで弾切れ見たことないからわかんなかった！
　慌てて補充しに戻ったところでリボンに巻かれる後藤さん。アンクがオーズのメダル変えようとするも、刑事さんから離れたせいで刑事さんが危ない目に。
　「アンクがついてるってことは、刑事さんにはこういう危険が」ってまた今更だなぁ…！　今まで結構怪我もしてるんじゃないかなアンク。
　そしてこれ考えた瞬間紫バージョンに。
　後藤さんの方は里中さんが助けに来てました。銃で拘束切るとかすげぇ。サポートも的確です、遅いけど。っていうか何なんだ、その服……！　あ、そういや後藤さんも服変わってますが、あれは気合でしょうか、実用性の方がらしいかな…。
　結局敵には逃げられて以下次回。
　あ、町内会長さんの方は完全に奥さんに支配されてました。あのヤミー自体は会長さんの？　まあ何でもいいか。

第40話「支配と誕生会と消えるアンク」

　刑事さんに乗り移ろうとするアンクを邪魔して思考に耽ってた映司ですが「アンクがついたほうが早いんじゃないのか」とか後藤さんが言ったら、あっさり「あ、そっか」って、おい！　ホントに深く考えず止めてただけなのか。でもこの場合、自分の意志で歩いてくれて楽とか、その程度なんだろうか。アンクが付くことで回復早くなるとかそういうわけじゃないのかな。アンクはアンクで、痛み引き受けに返るようなもんだよなぁ、これ。
　そして町中では、警官さんたちが町の人々を規制。羽つけて操れるのか。便利だなぁ、アンクのヤミーは。
　作り出した本体アンクは「隙をみてる」とか。カザリにアンクっぽくなってると指摘されてますね。体がそうだと近付いてくるんでしょうか。この小アンクの成長見守るのは複雑だろうなぁカザリ。

　アンクたちはとりあえず帰宅。何で怪我してるときに窓から入るんだ。いや、知世子さんに見られたくないからなんだろうけど。
　刑事さんの怪我について比奈に謝ってる映司。この辺のやりとりはちょっと緊張する。やっぱりアンクがついてると駄目か、これからもこういうことあるけど、と比奈に考えさせる映司ですが、比奈からは「答えは変わってない」ただ、映司はどう思ってるのか、と。前のときやっぱり答えてないんですね。そうなんだよなぁ、結局映司自身がどうなのか見えないもんなぁ。
　映司自身の答えは、比奈が望むならアンクを追い出してた、と。でもそれも「約束だから」なんだよなー。アンクはこの辺何を考えてるのかな…。
　このあと映司たちは町を追い出されることになりました。町って、でも小さい範囲だよなぁ。
　気に食わない知世子さん、思い切り警官に喧嘩売ってる…！　強いんだな知世子さん。「知世子さん、凄い」目を輝かせて見てる比奈に笑った。いいんだ、それで。

　で、ヤミーの方に向かう映司たちですが、警官たちが盾になってて入れない、と。
　後藤さんがわざわざ門から入らず上に登ってたので、そのまま屋根伝いに侵入しちゃえばいいんじゃないかと思ったけど、駄目なのか。
　とりあえずいつかヤミーがエサ取りに来るから、ってことでカンドロイドに見張らせてます。ホント便利なカンドロイド…。
　そして、映司たちもヤミーが出てくるまでは辺りをぶらぶら。アンク追い出す発言についても触れてますね。「今じゃおれを追い出せる気でいるとは」って、アンクはそう思ったか。そりゃそうだよなぁ。
　「今のおれなら出来るでしょ」と目を紫にして言う映司が怖いです。前の王もそうやって暴走した、とかアンクが言うし！
　ホント…大丈夫なのか、映司。
　でも、比奈が追い出して欲しいって言ったらの話については「そう言わないで欲しいって思った」と。ああ、映司の気持ちがちゃんと出た。その理由は結局よくわかりませんが。アンクが居なくなると困る、はまあわかるとして。ホント正直、映司のアンクへの気持ちがどうなってるのか…。
　アンクの方はイラつきのまま、やってきた比奈の首をいきなり絞めてます。でも止めない映司、そして抵抗しない比奈…。ああ、やらないってもうわかってるんだ…。「最初の頃と同じだ」に「違うと思うけど」って、アンクってやっぱ変わったのかな…どうもそれがいまいちわかんないというか実感してないから…。でも映司よりは確かにアンクの方が近寄ってる印象はあるかなぁ。
　あ、このあと結局営業停止になったらしい知世子さんと河原で誕生日パーティーでした。なんだかんだ大人しく受けてるのも、割と最初からそうだった気がするんだよなアンク…。
　比奈の方はもう、ずっと一緒に居て情が芽生えたとかそんなんでしょうか。いろいろ理由はつけられるけど結局はそんなとこ、ならまあ納得できるかなー。

　で、朝になっても動かなかったヤミーですが、ここで漸くエサに気付く映司。これは後藤さんも同時に気付いたのかな？　それとも連絡貰った？
　カンドロイドたちが監視カメラ破壊して、ようやくヤミーが出てきました。あれだけの映像あったら、もうそれでエサ集めが出来るんだな…。このヤミーはいい親に恵まれた。
　まあそれはともかく戦闘開始。
　「おはよう」「さすがに早起きだな」のやり取りに笑ってたら、駆けつけた後藤さん「すぐにまた寝てもらうがな」ってかっけえ。後藤さんが言ったってのが何かもう。
　で、戦闘ではオーズが戦ってる間縫って銃撃、と何か今までのサポート時とあんまり変わりませんね。そしてまた弾切れしてるんだけど…！　バース、予備弾倉ぐらいどこかに装備できないのか。
　里中さんが来てくれましたが。後藤さんがギャラ5％で呼び出してました。後藤さん頑張ってるな…。このあとの「やったな、里中」とか、ちゃんとチームになろうとしてるのがもう…。真面目な人！
　オーズの方は久々の黄コンボで決め。
　ヤミーの親になってた奥さんは、その間の記憶ないんでしょうか。旦那さんは気の毒だな、これ…。

　戦い終わって。兄用に買ってたプレゼントを渡す比奈。いつも通りくだらないと笑い飛ばして終わりかと思ったら…ひったくっていった…！　そうかぁ、ホントに変わってるんだなアンク…！
　で、すっかりほのぼのしてるところに本体アンクです。
　「戦いのあとって一番油断するよね」「隙だらけだよ」って、そうくるのか…！
　メダルを吸い取られるアンク。気付いた比奈と映司が駆けつけますが、あれは引っ張ってもどうにもならないよなぁ…。
　セルメダルと、そしてコアメダルも取られたと思った瞬間、アンクが刑事さんに戻りました。そしてアンクの右腕が…本体の方に…！　「お帰り、ぼく」っていきなりこんな…！
　最後、オーズの所持メダルが一気に消えた辺りに、ホントに全部奪われた感が…！
　次回どうなるのかな、これ…。