手裏剣戦隊ニンニンジャー感想 (31話〜40話)


第31話「ニンジャ逃走中!」

 初っ端で修行中のみんな…だけど、これどういう組み合わせでやってんだ。最後に凪VS全員みたいになってるんだけど、それはさすがに無理だろ…! 上級忍法3人がかりだしなー。あと銭湯とか、戦闘意欲なくさせる作戦かと思ったら普通に失敗だったのか。
 このあと一人修行してる凪。追いかけるのは慣れてるとか何とか言ってますが、そもそもラスト忍者目指してるのか凪。凪と風花は、自分たちが下であること自覚してて、追い抜いてやろうって意欲も感じないんだよなぁ。霞はその辺突っ込みに来たのかもしれないけど、結局最後の戦闘ヒントになるだけだったしな…。
 今回の敵さんはムジナ。あの召喚忍法ってどういう扱いかよくわからないんだけど、召喚された忍者は、呼び出されたならこいつに従うか…ってことなんだろうか。寄り道して遊んだとはいえ、主の言うことはちゃんと聞く感じはかっこいいな。タヌキと呼ばれて細かく突っ込みはするけど落ち着いたテンションなのもいいな。大人っぽくてプロっぽい、と思ってたのに選ぶ手段は鬼ごっこかよ…! 相手が完全に遊びに来て良かったよね…長所取られる能力とか結構怖い。大体ギャグにしかなってないけど。
 霞ちゃんのいいところは賢さ…というのはわかるけど、それで馬鹿っぽくやってるのが何か痛々しいなぁ…。キャラ保ったままやるから無理してるようにしか見えない。八雲は魔法って! 酷いな。それを的確に「いいところって魔法だけ」と分析してるんですが霞ちゃん。それぐらいはわかるのか。どういうレベルで取られてるんだいいところ。
 天晴はやる気満々なところ…でしょうか。このあと霞の個性入れられたときは普通に戦ってはいたけど。テンション? 突っ走り? まあよくわからないけど、3人とも一応戦闘に直結してまずいので戦闘的長所を取ったと思えばいいのかなー。そもそも取ったものを「個性」とか言ってるので、まあ特徴なくなった感じか。
 そうなるとキンちゃんの変な日本語、もまあわかるけど…わかるけどひどいな! まあ仲間と意思疎通出来なくなるのは戦闘的に…いや、何かそれほど問題なさそうだけど…。

 キンちゃんの作戦は良かったですね。雑魚敵たち、やっぱお互い区別は特についてないのかあれ。これで奪い返した霞の個性が天晴に入ってしまうのは面白い。分析できる天晴はかっこいいけど、こんなのお兄ちゃんじゃないーの風花の気持ちもわかる。何か嫌だな、あの天晴…! あの個性抜かずに元の個性入れたらテンション高くて頭良い天晴が出来たんだろうか。
 作戦の方は凪の上級忍法も上手くハマり成功。呑気に説明してるのはどうかと思ったけど、その間に必死に泳いで陸に戻ってるっぽい敵さんにも笑う。攻撃するどころか、凪の話聞く余裕もなかったのか。
 全員元に戻ったあとは普通に戦闘で勝利。ロボ戦も決めて終了。まあこれで九衛門の目的も達成されたようだけど、まあそれは次回かな…と思ってたのでこのままオトモ忍召喚からニンニンジャー撃破までいってびっくりした…! っていうかオトモ忍が目的だったのか…! よくあれ出てきただけでオトモ忍だとわかったな…。
 今までニンニンジャーのロボ攻撃受けてきたので抗体が出来てて攻撃が効かないそうです。抗体って。ロボの必殺技は細菌か何かなのか。まあ一度食らった技は効かないぜ、とか割とバトルもののお約束だけど…!
 大変なことになって以下次回だけど…これもお約束的に新たな技とかオトモ忍で撃破みたいなことになるのか…?


第32話「ゲキアツ忍者!アチャー!」

 前回の感想で書き忘れたけど、技が小狐乱舞って何か可愛い。けど、生身のところに降ってくる攻撃は怖すぎる…! よく無事だったな、あれ…! ロボ用の攻撃仕掛けられるとか、ビジュアル的にもこう。でもわざと外したのかな…? 怪我なさすぎるしな。
 そしてここでじいちゃん登場ですよ。さすがに孫たちだけではどうにもならないという判断ですかね。ぎりぎりのときには出てきてくれる気はあったんだな…ホントまだみんなより強いんだもんなじいちゃん…。
 じいちゃんVS九衛門の戦闘はすげー楽しい。小槌が剣になったのはどうかと思ったけど。お互い強いのもわかってかっこいい。九衛門はまだじいちゃんに対していろいろ思うところあるみたいですが。結構感情乱れるな。
 結局ここは一旦退却です。っていうかあの間に6人が逃げることも出来てないし、正直退散しないと巻き込まれるだろう…とは思ってた。意外に長く戦ったなー。
 九衛門のところには前回のムジナが。生きてたのか、ってホントにな! しかもリアクション薄いな! 影分身でも良かったんだ…それなら抗体作り放題じゃないのか。このムジナさんは何かかっこいいとは思います。

 一方ニンニンジャー側はまさかのオトモ忍作り。ああ、自分たちで作るって方向か。なるほど。っていうかみんな器用だなー。が、肝心の魂入れは上手くいかず。まあそんな気はした。キンちゃんのときどうしたのかと言えば、パックでついてたとか…えええ、そこはそんな流し方なの…。
 しかしこの間もずっとテンション低い天晴。何か思うところあるんだろうな、でも言葉に出来ないんだろうなと思ってたらまんまでした。でも言いたいことはわかるけどなー。あれ通訳必要なほどのものなのか…!
 あと敵の出現に飛び出した天晴を止めたのもちょっとびっくりした。今行っても勝てないから行かない、みたいになってるじゃないか…人が被害にあってるかもしれないのに…! ここで次に飛び出したのが凪というのがちょっとびっくり。でもまあ、そうか。霞と八雲は残る側だもんな…。あとロデオマルまだ使えるということでキンちゃんも。うん、それは…それは出なきゃ駄目だ。結局このときの敵は九衛門じゃなかったから対応可能だったしな…! 凪たちは一応オトモ忍のことは霞たちに託す感じでしたが、あれって自分の分は自分がやらないと動かないんじゃ。
 それよりもまあ、ここでようやく天晴が「飛び込む」をヒントに方法思いつきました。憑依合体・変化で自らオトモ忍に…! なるほど、こうきたかー。これはちゃんと違った視点って感じで面白い。それを見てたみんなも続々とオトモ忍化。パンダに吹いた。誰だよ…! 霞か…!
 まあパワーアップしなくてもムジナなら倒せた気がしますが、ここで九衛門…。ムジナ倒しちゃったよ…! 察しがいい奴は嫌いときたか。まあ企み系の奴はそうだよなー。やっぱ一応そういうキャラではあったのかムジナ。
 で、ここで新ロボと戦うことになるの? 勝っちゃわない? とか思ってたらホントに勝った…! あれ、もっと引っ張るのかと思った。そうかーいけるのか。九衛門自体はまだ倒せてないだろうけど、オトモ忍はあれで終わりなんだろうか…。
 新たな合体も出来て手裏剣も手に入れて、ニンニンジャー的にはとりあえずは良かった良かったな感じですね。天晴の言いたいこと、もうちょっとみんなわかってやろう…! 「わからない」は何か妙に面白かった。


第33話「八雲を愛したくノ一」

 予告とタイトル見たときからどうなることかと不安な気持ちになった話ですが、なるほど、こういうノリか。楽しかった。ああ、最近敵の奥方様ホント浮いてる感じするから、こういう敵が出てきてくれた方がありがたいな…ギャグの方が輝くよ八雲は。
 一応惚れられる流れも、まあわからなくもない感じ。「この手を離してなるものか」とか台詞のチョイスおかしいだろうとは思ったけど! こんな流れでもやられた側のダメージは深刻。毒は時間かかるから大抵どうにかなっちゃうけど、長く苦しめるには最適だよな…。
 アオニンジャーの写真とか、いつどこでどうやって、はまあ突っ込むところじゃないんでしょうが、何か怖いな! これ見て次のターゲットか、となるのはわかる。まさか惚れてるとは思わないわな、ホント…! 見抜いた凪はさすがです。うん、凪ならわかると思ってた。攻撃してくる霞やキンジに、あんたもアオニンジャーを好きなのか、という流れはとてもギャグなのに、やっぱり倒れたあとのダメージが深刻でちょっと笑いきれないな! ハチさんの回想の中の都合のいい八雲はめっちゃ笑ったけど。
 そして一旦帰ったあと、八雲が作戦に出してきたのはロミオとジュリエット…! あはははは! ホントすげぇ的確にわかってる…! すごく大雑把に必要な部分だけ説明した八雲ですが、詳しいね、とか言われるのか。ロミオとジュリエットってその部分ぐらいは大体みんな知ってるものかと思ってたけど、どうなのかな…。

 ここから先はひたすら敵を口説きにかかってる八雲ですよ。何かマジ過ぎてちょっと敵が可哀想になってしまった。凄いな、一瞬たりともブレることなく演じ切ってるな八雲…。ハチさんも、最初は仲間と来たのか、倒しにきたのか、とただ恋に浮かれてるだけじゃないのがまた…。あそこまでやられたら騙されるよなー。凪と風花もまたやり切ってるし…!
 でもまあ、作戦が上手くいったのはほっとした。あれで失敗したら道化になるからハラハラしたよ…!
 解毒剤奪われたあとの低い声での「説明しぃや」は…もう一瞬で理解はしたのかなー。最初は阿呆みたいな浮かれ方だったのに、ここから先が何か割と真面目に切ないぞ…!
 八雲も何か敵の思いにちゃんと真剣に答えてるよな…。ギャグとシリアスの落差が激しい…! いや、正直この辺はシリアスギャグなんだろうけど、うん、かっこ良かったよ2人とも。
 ここでこのまま八雲一人で決めるとは思いませんでした。まあその方がケジメにはなったかな。復活した仲間はロボ戦ということで。ここから今度はロボに惚れるハチ女とか、そこでまたギャグかよ…! 付き合いきれん、がある意味一番の清算台詞な気がした。まあすっきり終わったかな…!
 全てが終われば、あとはまあからかいモードですね。からかってる暇なんてなかったからね、ここまで! あんなに思われて悪い気はしなかったんじゃないの、はあるんじゃないかなー。実際ハチさん、敵側抜けることも考えたわけだから改心方向って手だってあったんじゃないか…。
 「え、ハチなのに?」凄い素っぽい言い方した風花には笑った。
 今回はホント八雲の話だったな、と思ったところに次回予告…! ちょっ、ジライヤ!? おおお、そんなところまでくるか…。もう最近ホント何でもありだな…! ジライヤ見たことないよ…!


第34話「伝説の世界忍者、ジライヤ参上!」

 ハリケン、カクレンに続きまさかのジライヤ登場はホントびっくりした。ジライヤは見た目と名前知ってるぐらいで知識はゼロ。初っ端から喧嘩売ってきて、げんなりしたものの誤解はすぐ解けて謝ってくれて良かった。そういや最近十六夜忍者暴れてたもんな…。そして「最近暴れてる忍者」を肯定されたら仕方ないな…。誤解の起き方は無理がないし、当然気付くことには気付いてくれるのはありがたい。
 ジライヤさんは割と軽い感じ。何かやんちゃっぽいな。いいな、このキャラ。おっちゃん呼ばわりがショックだったり、天晴ぐらいの子が居てもおかしくないと驚いてたりなので、この人自身は独身で子どもも居ない感じかなー。父親と同じぐらいか、と言われるとホント実感するよな年齢…。
 天晴とは意気投合して、そのまま伊賀崎家へ。何か忍者の名誉を守る委員会とか来てました。十六夜流忍者のせいで忍者の評判悪くなってるらしいです。まあそれはわかるけど、その対策に十六夜流と同じような忍術使うなとか、一般人居るところで忍術使うな、とかわけがわかりませんね! お堅い役人仕事みたいなイメージなんだろうけど、笑えない…これは酷い…。実際その後の実戦で規約違反に引っかかってる! と怒られてますが、いや、意味がわからない…。規約守るOK出したの? っていうかこの人たちが勝手に作った規約を守らなければならない意味がわからない…。適当でもいいから説明してよ…! 偉い人みたいな感じだけど、ニンニンジャーたちにとって何なの。実は援助とか受けてるから、規約違反すると援助受けられなくなるよとか…何でもいいから説明を…!

 敵さんの方は普通に妖怪に戻ってます。何かオヤカタ様久しぶりな気がするな。凄い存在感薄いラスボスだよな…いや、ラスボスになるのかわかんないけど…。今回の妖怪はコナキジジイ。一般人同士くっ付けて重くなるってのは大変ですね。近くに老人居なかったらいいんだろうか、と思ったけど年の差があればいいんかな…。これで天晴とジライヤがくっ付けられるのはお約束で面白い。あ、他メンバーはこの後風化ちゃんと凪がみんなを背負うはめに。凪、2人に乗っかられるとか酷いな…! 重くならなくてもあれは無理だろうと思う。
 天晴の方はジライヤとの見事なコンビプレイ。ああ、素直な奴らはいいな話が早くて。目に頼るな、で鼻に頼ろうとした天晴には笑ったけど。馬鹿は馬鹿で話が止まって困るな…!
 そうか、重さは武器にも使えるんだな…。
 敵の力が解かれたあとは普通に戦闘開始。名乗りちゃんとやるのも久々の気がする。あ、ジライヤの手裏剣も出来ました。これはやっぱお約束か。おお音楽が…これジライヤの曲ですよね。凄いなぁ、ゴーカイ以降最早当たり前にコラボしてくるなぁ。ジライヤ知らなくても燃えるので、知ってたらホント熱いだろうなこれ…!
 ロボ戦はさすがにニンニンジャーだけですが、ジライヤの手裏剣が役立ってます。どう使えるかわかるもんなのか。

 ロボ戦も勝利し、最後は委員会の会長になることを決めたジライヤさん。っていうかホントどういう会なのかなこれ…。っていうかこの役員たちはただの一般忍者なのか何なのか。まあ深く考えるところじゃないですね。
 ジライヤさんは別に現役引退しなくてもいい気はするけど、若いのを育てることに意義を見出してくれたのはありがたいですね。生涯現役みたいな人こそ、もっと若者に伝えて…! みたいなの多いからね…!
 最後にちゃんと先輩らしい言葉も伝えて終了ー。いやぁ、いいおっちゃんだった。ジライヤ、ちょっと見てみようかなー。どうせ見るなら感想を…と思ってるとなかなか見れなくなる…。


第35話「キンジ、妖怪への迷路!」

 今回はキンジの異変。ついでに九衛門復活。まあご家老もニンニンジャーも、やっぱ生きてたか程度の扱いですね。むしろホントに死ぬとこだったのか! とびっくりしました。もうちょっと楽勝で抜け出してるのかと。普通にピンチだったんですね…。
 キンジの方は、九衛門とオオカミオトコに注ぎ込まれた妖力が今噴き出しかけてるという…。妖怪化する夢怖いなぁ。しかし、伊賀崎のみんなには口が裂けても言えないか…何でだよ…! キンちゃんこそ、みんなを信用してないのかよ…! いや、実際どういうことなんだろうなぁ。どこに引っかかりがあって言えないのかピンと来ない…。九衛門の方から、伊賀崎側には黙ってれば協力してやるとか言うのならわかるんだけどなー。
 しかしホントあっさり付いてったなぁキンちゃん。さすがにタダでやってはくれないとは思ってるだろうけど、タダじゃなくても助けてくれるとは思えないよ正直…! たまたま目撃してた凪が迷ったり、それに対して信じてくれ、との言葉でキンちゃんを信じるって流れはいいんだけどね…。今更キンちゃん疑ったりはしないのは安心できる。でも九衛門を守るキンジとか見ても、キンジが悪い奴と手を組んだのか悪い奴になっちゃったのか、じゃなくて大変なことに巻き込まれてるんじゃないか悪い奴に騙されてるんじゃないか、という心配の方になるよな…。そこも含めての信じてくれ、なんだろうか…。でもそれだと九衛門は嘘をついてないと信じてくれ、に繋がっちゃうしなぁ。
 最終的に結局妖怪化してるしさ…!
 今回心の迷いで迷路が出来るとか、わかりやすくて面白いんですが、ムカデ妖怪もずっと迷ってたんだろうか。一向に九衛門たちに辿りつけないムカデはちょっと笑った。ムカデ、なんか妙に玩具っぽい外見だなぁと思ってたけど、口の辺りが…コンセントかこれ。ああ、最初に手裏剣刺したの延長コードみたいと思ったけど、そのまんまで良かったのかな。
 超絶凪にほぼ一人でやられてました。っていうか獅子王、凪にも普通に力貸してくれるのか。みんなと仲良くなってるな何か。しかし超絶化すると誰だかわかんないな…鎧は赤いから…。

 妖怪の方は普通に倒して終了でしたが、キンちゃんは以下次回…。何かやばそうというか大変そうだなと思ったら予告では何だか元気になってる姿が…! 引っ張られないならその方がいいな…。


第36話「キンジ、栄光のスーパースター!」

 妖怪化したキンジ。みんなが慌てて止めますが、倒すわけにはいかないとなると大変だよな…と思ってたらそのまま生身に戻って倒れました。まだ完全に乗っ取られたわけじゃないって感じですかね。ご家老さんの方はここでオボログルマ召喚。何か適当に出てきた割に強いな…! シュリケンジン潰されるシーンはギャグじゃなくてマジなのか! みんな慌てて脱出したんでしょうか、あれ。そのまま逃げてご家老も一緒に潰されそうになってるの笑った。そんなノリでいいのかよ…!
 キンちゃんの方は凪が家に連れて帰り、じいちゃんが一応状況説明。妖怪化しておる、とか怖い台詞だな…。妖刀が手元になければ大丈夫って話なんだろうか…と思いつつも、キンちゃんはそう言って戦いに参戦でした。ああ、凪の微妙な表情が…。ホントどうしていいかわかんないな、これ。っていうかキンちゃん目覚めて会話して戻ってくるまで天晴たちは戦いっぱなしか。
 敵さん強くてやられ気味ですが、ご家老の方はちょっと遊ぶのか、少し余裕出来るのかなと思ったけど、やったことは普通に天晴たちにトドメ刺すような技ですよね、みんなもう動けないのか…。庇いにいったキンちゃんのところに妖刀が飛んでくるか…。もう主を決めちゃってるんですね。ただ手元から離すだけじゃ駄目だったのか…!
 あ、この間じいちゃんは九衛門のところに行ってました。九衛門の狙いは終わりの手裏剣…なんですかねぇ。キンジが人質に取られてるような状況だけど、実際キンジや孫たちと引き換えって場面になったらどうなんだろう。っていうかそういう状況、九衛門ならもっと簡単に作れそうなもんだけどな…。
 じいちゃん、慌ててキンジのところに駆けつけ…という感じだけど、結局キンちゃんは自分で振り切ったのかな。まあ多少の手助けはあったにしろ…! うん、あそこで自分で立ち上がってくれたのは良かった…! キンちゃん顔の妖怪に囲まれてるシーンは何か普通に怖かった。

 復活したキンちゃんはノリノリでスーパー化です。妖刀も新武器になるのかよ…! あの格好、ノリでやってるわけじゃなくてホントのパワーアップバージョンなのか…。これからもああなるの? まあキンちゃんはやっぱこのノリの方が安心しますね。ああ吹っ切った…良かった…。しかもめっちゃ強いです。オボログルマ、あっさり倒したよ…!
 つられるように5人も立ち上がり、ご家老に向かってます。こっちはまだ倒しちゃわないよな…? とか思いながら見てたけど、まあ追いつめたけど敵の方で引いた…のかな。巨大化バージョンに乗り込んだのはびっくりしたけど! あれは自分が轢かれないためだろうか。爆発前には脱出した…というか吹き飛ばされたのか、あれ。今回ちょこちょこギャグだな、この人。
 九衛門の方は思惑外れてマジで悔しがってますね。九衛門は敵キャラとしては嫌いじゃないけど、余裕が崩れると、ちょっといい気味と思ってしまう。

 これでもうキンちゃんは大丈夫かなー。妖力から妖が消えて力だけが残った、っていいな。
 ところで次回は一体何なんだ。予告タイトルがゲーム風味なの細かくていいな。次回も楽しみだ。


第37話「手裏剣伝説〜ラストニンジャへの道〜」

 凪の進路相談。大学進学とラスト忍者を迷い始めてるようです。ラスト忍者って…職業なんでしょうか。まずどうやって収入得てるものなのかが重要な気がするけど、そもそもラスト忍者ってなんだろうってとこからなのか凪…! こんな話どう受け取られるかわかるだろうに普通に先生にするとか、なんか凪らしくないなぁ思ったけど、先生はそれをちゃんと聞いてくれてアドバイスまでしてくれるんですね。ああ、ちゃんとお互いに信頼関係があるんだなぁ、これ。
 そして帰った凪が、じいちゃんに相談するといきなりゲームやってみろとか。何だそれ…! ちょうどそういうの作ってたところなんでしょうか。今回敵さんもゲームに入りこむタイプでしたが、それは偶然なのか…? とにかくまあ、じいちゃんのゲームプレイです。テイストが物凄く古いな、戦闘制限4人までとか酷いな…! 勇者やら魔法使いやらになってるみんなは面白い。それっぽい。主役はあくまで忍者凪なのか。なんか楽しそうでいいなー。まあ作りこみが割と適当なので単なるコスプレ話っぽいですが。適当に歩いて出てくる敵倒してるだけみたいだしなー。一応敵が王子様なのを見破ったりとかもあったけど。
 敵さんの方はパソコンゲームやスマホゲームやってる子どもたちを取りこみ中。こっちは普通の現代ゲームか。戦場舞台だと取り込まれるとか怖いな、と思ったけど何かよくわからない空間への閉じ込めなんですね。この敵さんと凪たちも遭遇。あそびにんにされた天晴がひたすら遊んでるのに笑った。本人は大変そうだけど! あと棺桶は死んだのかと思ったよ閉じ込められたのかよ…! 死んだならさすがにリセット必須のような気したけど、まあここは敵にこのまま勝つ展開です。この場合のリセットがよくわからないので、子どもたちどうなるのかと言われてもピンとは来ないけど。渡された武器はしっかり使ってくれるとは思ってた…! 最後の鍵と終わりの手裏剣で新武器もいいですね。今回限りみたいだけど。この辺、じいちゃんはどこまで考えてプログラムしてんのかなぁ…。
 現実に戻ったあとも、ロボ戦まであっさり決めて勝利。凪は進路もしっかりラストニンジャに定めたようです。何が必要か…は分かったけど、いいのかそれで…凪はそういう点、もうちょっと常識人かと…。
 っていうかここに来てラスト忍者って何するのとくるとはなー。あれって単なる称号じゃないのか…。
 そして次回、魔法戦隊は出ないかなーとかちょっと思ったことはあるけども…! まさかのちい兄ィか…!


第38話「魔女っ子は八雲がお好き?」

 忍者成人式…そんなものもあったのか。そして八雲と霞はこれからなのか。カタログ見て衣装選んで、とかちょっといいなー。あんなカタログも出てるんだな…。写真取り出した天晴に、何でそんなもん持ってんだ、と思ったら凪が突っ込んでくれた。ホントにいつも持ってるのか。成人式近いから話題振られたときのためだったらちょっと可愛い。
 で、そんな中現れた魔女っ子です。魔女っ娘って変換された…まあそれでもいいけど。生意気ないたずらっこという感じですね、ああ可愛い。魔女っ子っぽい。「魔法戦隊のリーダーやってる」とか手紙で書いてたらしい八雲には笑いました。お前…! 夢壊さないためにしても事実捻じ曲げ過ぎじゃないか…! 慌てて部屋も魔法部屋風味にしてますが、手前がそんまんま和風でいいのか。あれはあれで日本に住むカモフラージュっぽくて面白いけど。八雲に言われて協力することにした天晴たち。こっそり脇から忍術使ってます。うん、この世界、忍術も魔法も結果があんま変わんないよな…。たまたまここにやってきたキンちゃんは忍術使おうとして怒られてました。可哀想に。天晴はともかく、凪はフォローしてあげようよ、そこは…!
 っていうか前回の感想で触れ忘れてたけどキンちゃんはまだ何かあるのか…? 今回普通に明るく出てたけど…。

 八雲とエレナはその後、普通にデート。忍者成人式の雑誌見たときの反応からいって、何か既に感じてるものはあったんですかね。子どもっぽさと賢さが何か上手く同居してていいなーこの子。
 戦闘の方は、エレナの前ということで「魔法戦隊マジマジジャー」でごまかすみんな。あっはっは。っていうかホントマントと言葉だけで大体何とかなる感じだよな…! とはいえ、敵が強くて魔法のステッキや一番刀まで真っ二つです。これは手ごわいのか、と思ったら忍術使ってあっさり捕えてた。慣れない戦い方のせい…なのかやっぱ。このまま人質に取られてしまうエレナ。大事なものを真っ二つにしてきた流れで、こいつが大事なものか、とか言われるのは怖いな…! 人質の方がまだマシか。
 その後、言われた通り一人で向かおうとしてる八雲。言われた品を持って行かないなら意味がない気もしますが。残り5人は当然それを許しませんでした。語られる事情…エレナにプロポーズされたから…? いや、その言葉に真剣に向き合うのはいいけど、振ってないってことは受けるつもりなの…? と戸惑ってしまった。一人のレディとして扱う、が夢を壊さないという方向なのかもよくわかんないなー。まあともかく八雲としては真剣に考えてそうした、ってことですよね。事情も説明され、手裏剣を託すみんな。まあこうなるか。明らかに仲間たちのものを身に付けてる八雲にどういうことだと思ったら仲間たちそのものでびっくりした。そんなんもありか魔法…!
 敵さんはそれで人質返すつもりもなく、でも脅しに使う間もなく結局強行突破。まあそうなるわな…。特撮の敵は人質の使い方下手だよな…!
 エレナを取り戻し、あとはニンニンジャーとしての戦闘です。魔法忍者、という点も伝えられましたね。魔法忍者、は何か熱いとは思うんだよなー。
 ここで突然やってきたのが小津翼…! こんな出方するとは思わなかった…! 予告で先生とか言われてたの、やっぱ翼なのか。でも先生って何やってるんだ、と思ったけど、一応臨時講師だったんですね…それならまあ…。ボクサーの道はどうなったんだろう。
 トドメ後やロボ戦での八雲の口調は何なんだとも思ってしまった。ああ、超絶のせいかあれ。

 最後、エレナには既に別のボーイフレンド居ましたオチ、まあよくあるパターンです。八雲は一応ここで振ろうとしてたんですかね。まあお互い平和に終われて良かったんじゃないでしょうか。
 そして変身して帰るマジイエロー…! 最初、何かあまり意味ない登場だなーと思ってたけど、ステッキとか直す役目もあったのか…! とりあえずマージフォン使ってるだけで何か燃える…。しかしやっぱマジレンの呪文はあまりかっこ良くはないよな…。

 そして敵さん側。最近苦しみ出してた奥方様だけど、何が起こったのかと思ったら…「若君の誕生じゃー!」って、えええええ! そっち!? そういうことだったの!? 予想外過ぎるわ…!


第39話「牙鬼の息子、萬月あらわる!」

 新たな敵、萬月。初っ端からお菓子狩りです。「子どもたちを狙うなんて」って、大体子ども狙いじゃなかったかな今までも。要は子どもを悲しませればいいのでお菓子狩りも、何かそれほどずれた作戦にも思えないなー。
 まあでも実際の萬月はバカ殿モード。子ども居たの、からの産んだ、はびっくりですよね。でも生まれたばっかでそんな大きいの、は言われるまで何も思わなかった…! そもそも怪人たちも普通にああいう感じで生み出されてるからな…。
 「初陣じゃー」とか駆けるとことか何で助けなかったと後で文句言うとことか、こういうタイプのバカ王子系は割と好きなので演技だったのは残念。後ろの母上はいつも通りいい感じにうざったいけど! ニンニンジャー知らなかったのも含めて演技だったんですかね。母上の腹の中で全部聞いてたか…なるほど。もうちょい上手く引っ張っても面白かったのになー!
 霞の作戦に乗った振りして風花を痛めつけるシーンはなかなかに怖い。っていうかホントあれでよく無事だったな風化ちゃん…。見た目はぼこられてるけど変身解けてなかったから、そこまでのダメージじゃなかったのか…まあなぶるのが目的だろうしなぁ。
 今回は霞ちゃんの作戦が失敗ということで反省モード。でも毎回あれで上手くいってるしな…。敵を見極められなかったのは全員だし、作戦には全員で乗ったわけだから、霞一人が背負うことじゃないよなぁ…。霞が言うなら行くし突っ込む、の天晴は霞を信頼してるってことだろうけど、やっぱり霞に押し付けてる形にもなるよ…! まあその辺は適材適所なんでしょうが。霞のこういうとこ見るのきついな…普段のキャラがキャラだけに…。

 この後は全員で立てた作戦で無事萬月攻略。一人で生身で戦い挑んでくるなんて怪しい、とは思えないレベルの学習程度なのか、ホントどこまで敵を馬鹿と見るかが難し過ぎるだろ…!
 生身の霞ちゃんは動きまくってて良かったです。敵に化けて攻撃してる八雲たちいいな。あれってやっぱ彼らの中でも見分けついていのか。
 最後は霞の超絶…と思ったら変化はしませんでした。えええー。おっちゃん可哀想。力だけお借りしますってそんな。
 ロボ戦も霞が一人大張り切り。実は怒ってたんじゃ、か…なるほど。そっちの方がいいな霞ちゃんは。怒涛のロボ使いに、クリスマス前だっけ、とちょっと思ってしまった。もう次回がそうかー。って、まだ放送日的には次回で12月6日か…。


第40話「あぶないサンタクロース!」

 ちょっと早めのクリスマス話。クリスマスプレゼント買って来たのを即見破られる天晴。まあ、これは当てちゃった凪が凄いですよね。っていうか一応隠すんだなー。帰って即、買って来たとか言っちゃうタイプかと思った。
 それはそうと、いつもの部屋では霞さんが研究中です。霞さんが3人居ることへの突っ込みはないのか! 凹んでるみたいだからそっとしとこう、思い出させる言葉は出さないでおこう、はわかるけど霞さん本人が自覚なしに空回ってるなら、まあ言うべきですよねぇ…。あれは放っといたら落ち着くものなんだろうか。
 今回の敵さんはビンボウガミ。サンタ姿で指輪を配ってます。指輪のことを富を得られないと聞いたからどんどん格好が貧相になっても誰にも言えない…のか。あの時点で、まだ騙されたとは思ってないのかな。まあ何か魅入られた感じの描写あったし、一種の洗脳状態ではあるんでしょうが。
 霞さんが作った道具をいろいろ試してますが失敗ばかり…なんでしょうか。妖怪誘き寄せるつもりが雑魚敵しか出てこなかったけど、え、あれは妖怪とは別の扱いなの…! あれも一応妖怪じゃないのか。敵を操るリモコンも、八雲に当てちゃったとはいえ、効果自体はあるんですよね…。嘘発見器もそうですが。使い方でから回ってるだけで発明の方はきちんと出来てるんだなぁ。どうにもスランプと言われるとそこが失敗してるのかと思ってしまう。
 最終的には天晴に突っ込まれて自覚した霞さん。っていうか気遣い台詞に「嘘」と出てしまうのはきついな…。まあこれに関しては気遣い方がおかしかった、に同感。霞さんがあんなことになるの初めてで、どうしていいかわかんなかったんだろうなみんなも…。
 ようやく頭が回り始めたらしい霞さんは、魔法と科学の融合とかで嘘発見器を本音引き出し器にしました。すげぇな…。全員でサンタ差す被害者たちには笑った。
 そしてここの流れの中でキンちゃんもようやく隠し事を告白。霞とのやりとりは、キンさんも聞いてて辛いよね、と思ってたからここで話すのはわかるんだけど…何かさらりと流された…! もうちょっと突っ込むところじゃないのかそれ…! っていうかホント…最近のキンさんはやっぱそういうことなのか…。もういい加減すっきりして欲しいのに! 今回告白出来て終わりなの…?

 敵さんにはまあ普通に勝利です。炎も貧相になってる天晴はちょっと笑った。意外に使える攻撃だったんだな、サンタのあれ…。まあ指輪はめさせるって普通に考えると難易度高いけど。
 撃破のあとはロボ戦ですが、その前に萬月に本音引き出し器が奪われるという…こ、これを九衛門に使うのか。何かあんな何でもありのギャグみたいな機械で引きだされるのは複雑…! まあ結局肝心の部分に来る前には破壊された感じですが。ニンニンがこんなの使ってるのを見て奪いにくるとか、そんなやり方もするんだなぁ萬月…。
 機械奪われて悔しい悔しい、の霞ちゃんはいいな。うん、こういう方向の霞ちゃんならむしろ見たかったよ…!
 あ、ロボ戦の方は貧相モードということで合体がとけましたが、それならそれで、のオトモ忍大集合です。まあたまには合体前でも戦わないとね…! あんまロボの印象ないんだよなぁニンニンジャーは…。


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