ウルトラマンメビウス感想 (31話〜40話)


第31話「仲間達の想い」

 みんなで帰ってきたところで崩れ落ちるミライ。ホントに崩れ落ちるって感じだな。過労らしいです。まあそんなもんだとは思ってた。ので、みんなもそんな心配してない感じです。寝てれば治りそうだしね。ここでミライのことはおれたちだけの秘密、という確認。ジョージたちは、リュウがいつ知ったんだろうとか気にならないのかな…とはちょっと思った。自分たちより早いタイミングで知ってたもんなぁ。
 しばらくして、普通に目覚めたミライですが、前回「ぼくの体に炎が生まれた」とか言ってて、あああれは熱かったねーと思ったら「どうしたら炎を生み出すことができるのか」って、そうか、そういう風に考えるものだったのかあれ…。そうだよね、よくわからないパワーアップしたけどまあいいか、で済ませる問題じゃないよね。
 まだわからないまま基地へ帰るとお誕生会の準備中でした。お、お誕生会…。子どもの頃を思い出すとか秘書さん言ってるし、まあやり始めたら何かみんな乗っちゃった感じだろうか。笑いにもなるし、いいよね。当然こんなんで怒る人も居ないしな…! 補佐官はこういうとき楽な上司。
 で、途中で「プレゼント用の豆買って来い」と言われるミライ。まあこの時点でオチは想像つくんですが、それでもサコミズ隊長が取りだしたときは笑ってしまった。「リュウのせい」マリナさん的確です。「きみは宇宙人か」補佐官がもっと的確でした。まあそもそも宇宙育ちって言ってたし、今までもなんか常識通じない部分あったからね…。まあ宇宙人だから仕方ない、になるのはいいな。怒られても可哀想だしな! この辺、正直宇宙人云々じゃない気がするけどね…! サコミズさんの好きなもの、を考えようよミライ…!
 あとのじゃれ合いが楽しそうでいいなー。

 と、平和な中ですがやっぱり事件は起こります。何か地球を囲むバリアみたいなのあったのね。凄い的確に日本上空に穴開いた…と思ったけど、UFOは各国あちこちに出現。「可能な限りコンタクトを取ってみます」ああやっぱり宇宙人にはまずそういう扱いなんだ。難しいよなーこの辺はホント。「1時間以内になんらかの意思を示さない限り」攻撃、ってのがまあ落としどころなのかな…。
 その前に日本では円盤生物が暴れ始めてますが。そして前回の件でガンフェニックスは故障中…そうだよな、あれからあんま経ってないよな…。ミライとリュウさんは地上から応戦という形。あ、敵さんは何か日本語で「ウルトラマンメビウス抹殺」とかひたすら呟いてました、怖いな!
 この声を聞いて、ミライも変身です。ああリュウさんの前で「いきます」とか言いながら変身…いいなぁ、気持ち良いな。「ぼくが」は「ぼくら」に訂正されました。そうだよね…! ここはひたすらこだわってくれていいな。
 あとテッペイたちまで現場に出てたのは何かと思ったらウインダムか…! メビウスピンチで出てくるウインダムは熱いな…何か怪獣飛び越えてるの凄い。
 地上からも空からも撃ちまくってメビウスを助け、これを見てメビウスの体に炎が。ああわかりやすい。そうだよね。やっぱそういうことだよね。
 「あの炎は仲間達の想いが灯らせるんだ」とのことで。正体ばらしたからこそ使える力って感じかなぁ。


第32話「怪獣使いの遺産」

 「あの人は不思議な人でした」いきなりどこかの少女からの回想。予告からも思ってたけど、なんか今回全体的に雰囲気が違いますね。ちょっと戸惑った。こういうテイストも…たまにはありかなぁ。メビウスは明るいのがいいな…。
 とりあえず過去回想では「宇宙人らしいって噂」だけで遠ざけられてる少年という流れが。怪しいことやってるとかそんなんでもなく、宇宙人らしい噂…うわあ。「怖いわね宇宙人だなんて」そんな扱いなんだなぁ。そういや初っ端でもそんな感じのこと言われてたか。宇宙語とか、ある程度交流出来るようになったのいつぐらいなんだろう。

 で、現在。謎の円盤到来中。なんか基地が暗い…何だこれは演出か。円盤には怪獣が乗ってますが、冬眠状態と。いつ破裂するかわからない爆弾みたいで怖いっちゃ怖い。でもまあ隊長の「武装なら我々もしてます」はそうだよな。宇宙行くとき武器持っていかないはずがないもんな…。
 宇宙人の方はミライと接触し「侵略の意思はない」「友好を」とのことですが、意外にすんなりはいかないもんですね。怪獣連れてるってやっぱ大きいのか。普通の銃器とかならここまでじゃなかったのかなぁ。地球人はメビウスで武装してるようなもの、はちょっとなるほどと思った。メビウスはあくまで防戦しかしないだろうけど、居るだけで脅威なのは何かわかる。
 そして30年前のことを語り始める宇宙人。かつて宇宙人を恐れた人々に殺されたと…わあ…。「無断で入り込んだ我らにも非はある」とか言えるのが凄いな。その辺の感覚どうなってるのかよくわからない。ミライも普通に来たし、基本隠してるしなぁ…。「地球人は自分たちと異なるものをすぐに敵と考える」ああ、こういう話苦手だ…。実際こういうことありそうなのがもう。しかもミライと握手しようとしたところをリュウさんが撃つとか…! これはきついな…。このあとまた話し合いに持っていってるけど「お互い武器を捨て」とかミライが言ってる後ろでリュウさんずっと銃構えてるよ…! わかるけども…!
 宇宙人の方は園児の優しさに触れたことで少しほだされてましたが。凄い、かつて殺された宇宙人から少年、園長、と繋がってるこの感じはいいな…「この子たちが大きくなる頃」地球は「今より優しくなってるでしょう」と。実際まずはミライとか、普通に友好的な宇宙人が友好的に交流してるとこ見せるのが一番だとは思いますが、それができる世に多分なるんだろうな…そもそも30年前とも変わってきてるしな…。いや、話の肝は園長の育ててる子たちだけど! ハンカチ差し出したのが一人じゃなかったのが凄かったなぁ。教育行き届いてる感じがする。
 リュウさんからも銃仕舞って「おれが言えた義理じゃねえのはわかってる」から、もう1度信じてくれ、との言葉です。これでうまくいくのかな、でもウルトラマンが怪獣倒さず終わるわけにいかないよな…という嫌な視点で見ちゃってたら「憎しみが止められない」「私の憎しみを消し去ってくれ」ときたか…メビウスはしっかり怪獣撃破で、宇宙人の方は去って行きました。あの子たちが大きくなった頃に希望を託して…うん、いい終わり…なんだけど、あの穴掘ってた少年どうなったんだ!? …と思ったら続きがありました。そうかわからない…まあそんなもんなのかな。それでも確実に残してるものがあるってのはいいな…。


第33話「青い火の女」

 「おれの妹が悪魔に取付かれたらしいんだ」いきなり先輩から凄いこと言われたテッペイくん。やっぱりこういうのには懐疑的ですね。まあ先輩が言う以上「そう見える何か」があるのは確かなのかな。っていうかそれで頼られるんだガイズ。まあよくわからない現象は宇宙人絡みの可能性あるしなー。
 問題の妹さんが可愛くて一瞬でにやけてるのに、問題の話になるとあっさり引くんだな。無責任なことは言わない感じがいい。
 で、そこへ霊媒師さん登場です。精神的なものだとこういう人のも物凄く役に立ったりはすると思うけど、まあ絵に描いたようなエセ霊媒師ですね! 炎が上がって「本物…」とか呟いちゃうタイプです。演じ切ろうそこは。さすがに見てられなかったテッペイ、というか現実に燃えるとこを見ちゃったため、何とか謎を解き明かそうという方向です。幽霊に向かったときといい、やっぱテッペイのこういうとこ好きだな。ついでに部屋が殺風景だからと花持ってくるとか…こういうの案外普通にこなすよなぁ。「きっとぼくが助けてみせる」こういうこともちゃんと言えるしね…!

 問題の方は結構深刻で、怪獣に乗っ取られてるような状態だったようです。怪獣攻撃したら彼女が傷つくとかきついな…! まだ最初が肩の一撃で済んで良かったのか…。下手したらあの時点で殺してたかもしれないんだなぁ。
 そして2度目の出現ではさすがに攻撃出来ないみんな。ってこの間に被害めっちゃ広がるのか…これはきつい…。とりあえずメビウスが出ますが、メビウスも決定的な攻撃は出来ないんだよなぁ。時間稼ぎもメビウスに時間制限あるしな…! あと投げ飛ばすのも多分普通にダメージだよね、武器よりマシとはいえ。
 ここで技出そうとしたメビウスをテッペイが止めて後で責めるか…うわあ。位置的に作業員らしき人たちが危なかったのは見えてなかったんだろうな…ミライも当然この状況だと言わないよなぁ。そもそもじゃあどっちを取るなんて話にもなっちゃうしな…。テッペイの責め方が、理屈っぽさがあるのがまたきついな。「謝ることはないよ」だもんなー。ただぼくときみは違うだけ、という方向でくるか…。テッペイもこういう言い方しちゃうんだな。このあと隊長に諭されて謝ってますが、まあそれでなくても後で反省はしたと思いたい…!
 ここから何とか諦めず研究続けて、なんとか対処法を発見。これで見事に怪獣だけ撃破です。時間さえあれば…何とかなったんだろうな…。

 最後は何かやたらおめかししてるテッペイ。ちょっ…割と普通にいい感じだったのに何でいきなりこれ。そしてテッペイの記憶がなく彼氏も居たオチ。ああもうこういうの見てられない…。恋愛ネタは大体可哀想なオチになるから嫌なんだよ…! それ考えるとジョージはホントびっくりだったよな…。


第34話「故郷のない男」

 初っ端から戦闘中のメビウス。タイマーも点滅中です。「もう時間がねえ」なのでダメージ受けたっていうよりは長く戦い過ぎてるのかな。光線技は跳ね返されてしまい、メビウスにダメージ。一応テッペイが注意してますがタイミング間に合わず。そして敵さんは「もう少し骨があると思ってましたが」とか話し始めてびっくりした。おお喋るのか…しかも敬語タイプか…。トドメ刺されそうなところでリュウさんたちが助けに入りますが、やっぱどうにもならず。どうするのかと思ったら「気が削がれてしまいました」で帰ってくれました。おお…良かったな…。トドメ刺そうとする度にああやってちょろちょろしとけば確かに鬱陶しくてやめてくれそうな気はする。その前に叩き落とされそうだけど。
 その後、突然どこかへ呼びだされたミライ。ここに来るまでと、本人から凄いエピソードが語られてるんですが、これが実際あったってことか…。居たのはウルトラマンレオと。名前と歌しか知りませんが、まあ先輩ですよね。ああ、でも面倒なタイプの先輩だ…。この世代はあえて厳しい言い方するツンデレ系多いよなー何か。
 で、いきなり勝負を挑んでくるレオ。ああ、変身は知らなくてもちょっと燃えるな…。
 ミライは普通にやられ、リュウさんたちが囲んで守ろうとしてるのはいいな。しかし「武器に頼れば隙が生じる」「最後に頼るべきは自分自身だ」って今回は一人でやれって話になるのか…仲間からヒントは得たけど、戦うのは一人で…ううん、仲間の絆の話ずっとやってきたからそれはちょっと寂しいな。っていうか結局仲間のピンチにレオの方が助けに来てますが! そりゃまあそうだけども! 普通に共闘できるのはいい。あ、ミライの決めては何か回転蹴りでした。レオのかつての戦いの話とかあるし、あんな風に新技開発して…って感じだったのかな。まあ今回はレオの話ですね。なんだかいろいろ辛いもの背負ってそうな人だなぁ。


第35話「群青の光と影」

 おお…予告からわかってはいたけど苦手なタイプの話来たな…。誤解されるヒーローもの一番駄目だ…。
 初っ端から暴れてるツルギ。まあ景気よく破壊してますね。当然本物のはずがない、とのミライですが偽物とする根拠も…弱いんだろうなぁ。マスコミや人々がわかりやすく騒いでます。「ウルトラマン同士の争いならよそでやって欲しいわよね」って、うわあ…なんて嫌な台詞…! なるほど確かにツルギ単体ではなくウルトラマンの信頼までって話になるのか。
 そしてこのタイミングでやってくるヒカリ。まあ問題の敵を追ってるし、敵さんもこの下準備に襲ったんだよな…なかなかやるな。髪かきあげる仕草に何か笑うけど。
 戦闘すれば人々からやっぱ悪い奴だとか言われてしまうヒカリ。人間体に戻った後は普通にリュウさんたちと会ってガイズへ。おお…何かホントに普通に帰ってきた…なんか不思議な感じだな…! そして補佐官はそういや何も知らないんだっけ。ウルトラマンと名乗るセリザワに、なら拘束だという話に。なんだ、あれは侵略者が自首してきたみたいに見えたのか。総本部からの決定でホントに拘束されました。まあミサキさんなら本気でそう思ってるわけじゃないのかな? とは思えたけど、この状況作られるのは嫌だなぁ…というかあれが偽物ならその証明に閉じ込めますって言っちゃったらやっぱまずいのかな。敵さんどこで聞いてるかわかんないもんな…でもミサキさんは知ってるわけだし…やっぱもうちょっとやりようなかったのかなあ…!
 まあとりあえず嫌な気分でした。誤解とけるのわかってても駄目なんだ、こういうの…。
 あと拘束状態でも普通に会話してアイテム受け渡しとかしてるウルトラマンたちすごいな。ホントまあ、逃げだそうと思えば逃げだせるんだから信用得るためではあるんだよな…。この先青いウルトラマンが敵扱いされないために、ってのはいいな。一度刷り込まれると大変だからなひっくり返すの…。

 で、この状況で普通にまた町を破壊し始める偽ツルギ。…ヒカリは拘束されてるのわかっててこれだから敵さんも結構考えなしかな…何で自由の身に、ってあんたが出たら誤解だってわかるじゃん。
 ヒカリに変身し、戦い、人々を守ることでしっかり信頼を得るヒカリ。まあこの流れは素晴らしいですね。まさかまた鎧まとうとは思わなかったけど…! 自分の意思で鎧をまとうか…さっきまでの見てると悪い奴になっちゃった感がちょっとあったよ…! かっこいいけども!
 これで敵は無事撃破。おお…ホントに一人で決めるとは思わなかった…。
 ヒカリは去っていきましたが、まあまた出てくるかな…?


第36話「ミライの妹」

 初っ端で怪獣出てきてますが、逃げちゃったので帰還。そこで倒れてる少女をミライが見つけると…ここから罠だったんだろうか。何でミライは黙って向かってるんだろうとか、「おい大丈夫か」って、え、そんな言い方するんだ、と思ってたらなるほど宇宙人…。むしろミライの言い方で気付くべきだった。
 彼女を連れてガイズに来たミライ。「彼女いたのか」とか色めき立つみんなにびっくりです。え、中学生ぐらいにしか見えないんだけど…!? さすがにその発想はないだろうと思ったけど、あり…なのか…?
 彼女はミライの妹と名乗りますが、まあミライは普通に説明。「彼女たちサイコキノ星人は」とかさらりと言うからびっくりした。超能力者らしいです。宇宙人なんかいなくなればとか言ってる補佐官にいたずら仕掛けてますが、まあこの時点ではホントにいたずらだよなぁ。この場合は補佐官の言い分もあれだしな。補佐官への説明としてミライの妹だからカコ、はちょっと笑った。なるほど。
 このあと普通にミライの部屋に居るカコちゃん。兄妹というなら普通だろうけど、いいのか。いや男女どうこう以前にホント緩いよなこの辺…。ミライに攻撃しようとした(?)カコはミライに声かけられてやめた感じですが、ミライも警戒してたってわけじゃないよなこれ…。朝は普通に知らない間に居なくなってるし。
 あ、このあとカコちゃんは補佐官たちにテープでぐるぐる巻きにされてます。直接触れないよう巻いてるのが何か優しく感じてしまった。ノリと、怖がって触れないだけかもしれないけど。補佐官たちはホントギャグノリだからいいけど、やってることやっぱひどいよな…!
 結局去っちゃったカコちゃん。を、待ち受けてる仲間たちです。同じ制服着た同じ年頃に見える子たちが数人…どうしよう、ちょっと燃えると思ってしまった。元々メビウス狙いだったことがここで判明。妹を名乗ったとこから作戦とかうわぁ。これはきついな。きょうだい、という言葉が特別とか知っててそれって…!
 けど、まあそれなりにカコちゃんには通じてたものもあったようです。歓迎パーティーは確かに普通に楽しそうだった。けど、補佐官たちの件持ちだされるとなぁ…。補佐官に対してももうちょっと怒るべきだったんじゃないかなミライ…。「この力を使うよう仕向けたのはその人間じゃないか」とかその通り過ぎて…。

 結局彼女が作った泥人形怪獣との戦闘です。メビウスの動きまで止めちゃうとか凄いな…! 土に埋まっていくウルトラマンはちょっとシュール。この状態でも交信は出来るみたいですが。コノミちゃんの姿見たり触れ合い思い出したりして、去っていくカコちゃん。まあこの辺が落としどころだな…とは思った。最後に忠告もくれたしね…! メビウス倒すために宇宙人たちがやってくるってなんかいろんな意味で怖いな…。
 あ、サイコキノ星人たちは特に気にせず帰るんですね。別に絶対倒してやろうって感じでもないんだな。っていうかここで戦争悪化させようとか結構ひどいこと言ってるのにびっくりしたよ、いたずらレベルじゃなかった…! 仲間内ではそれなりに楽しそうですが、まあいい方向に向いてくれるといいなぁ…ちょっとやっぱこの集団は何か燃えるな…。


第37話「父の背中」

 初っ端からよくある仕事で約束破るお父さんと拗ねる子ども始まり。これ系よくあるよなぁ。何度も約束破るならちゃんと駄目かもしれないことぐらいは言っといて欲しいな、とは思う。っていうか約束破っといて「そんな聞き分けのない子は」なんだ…子どもの愚痴じゃん、これで仕事行くなって愚図ってるなら聞き分けないだろうけども。もういいよ、って感じになってるのにふてくされてるから怒られるの。最終的に子どもが謝るのも納得いかないなー。この類のエピソードは大体そうだけど。
 今回は親子エピソードとウルトラの父という繋がりだろうけど、内容的にはあんまり関係ないかな。っていうかウルトラの父降臨祭とかやってる地球凄いな。ガイズはまあそれどころじゃない…と思ったら基地内パーティーならありなようです。まあどうせ待機してるなら…? お約束で怪獣出てきましたが! やっぱメビウス狙いなんだよなぁ。呼びだしに気軽に町破壊されちゃうから困りますね。ちょうど捻挫した少年が居たためすぐに出られないミライですが、少年の方で空気読みました。お仕事頑張って、の部分が一応親子エピソードとしては繋がるのかな…。いい子だな少年…。
 あ、買い出し中「ガイズのお兄さんだ」とか声かけられるミライ良かったです。むしろもっとガイズに盛り上がってもいいのに! と思った。

 今回の敵さんは何やら顔が3つあってそれぞれに喋ってます。キャラも濃くてなかなか面白いけどずっと喋ってるとうっとうしいな…! これが結構強くて手も足も出ないウルトラマンという…。雰囲気が愉快なだけに怖い。しかも人を金に変える能力あるんでしょうか。ホントならあれ即死攻撃なんだろうか…。カラータイマーのみ金にならず残ってて、それが抵抗の結果と。しかしガイズも歯が立たないしどうするんだと思ったら、そうだウルトラの父だ…そりゃこのタイミングならくるよね…! ピンチになったら出られるようにしてたんだろうか。降臨祭近いから様子見てたんだろうか。マントいいなぁ。かっこいい。
 このあと普通に金になったメビウスも元に戻すことに成功し、メビウスで無事敵撃破です。「君自身が諦めない限り、それは敗北ではない」か…。まあ最後に勝てばいいんだよね…!
 次回…次回なんか見覚えのあるイケメンがいるな…。


第38話「オーシャンの勇魚」

 今回は海の上を飛び回ってる怪獣。早い。これは…これはちょっとかっこいい。メビウスが追いますが、攻撃も当たらない。すばしっこい敵はいいなー。空中ならスペースあるしね…! ここで結局撃ち落とし他のがガイズオーシャン。おお。ようやくこういう位置の人が出てきてくれた。協力態勢はいいね、っていうかキャラ濃いな…! 見た目も濃いけど、喋りも雰囲気も凄い濃さ。軽いタイプはいいね。仲良くやれるキャラは大好きだ。大事なことは人に相談したことないとかなんとかアライソさんに言われたり、なんか重い感じあるかなと思ったけどそうでもなかった。単純にやっぱこっちがやりたかったんでいいのかな。それでも今のところを辞める、はなかなか言い出せないのもわかる。
 このイサナがいるため、メビウス=ミライの話ができないみんな。初っ端で慌ててるけど、慌ててる間相当長く喋ってるよ、それはばれるよ…! いや、最初から知ってたみたいだけども。あとここ、補佐官たちも居るんだから油断し過ぎじゃないかと思ったけど、そうか補佐官ならごまかし効くからか…割と今までも補佐官はこういう会話聞いて気付いてないんだろうな…わかる。

 みんなの作戦風景を微笑ましく見ながら昔を思い出すイサナいいなぁ。ホントにただ気持ち良くてかっこいいキャラでびっくりした。
 作戦中、敵の攻撃に追われてる中メテオール切れるの怖いなー。ピンチのところではウルトラマン! 「かっけー」ですよ。ホントいいキャラだな。
 作戦はしっかり決まり、敵は無事撃破。真っ二つはちょっと怖い…!

 あ、イサナさんは隊長さんでした。貫禄あるからそんな意外な感じがしない。見た目は結構幼いけども! 最後の部下への言動で、ああサコミズさんと同じ位置だな…とは何か実感した…。


第39話「無敵のママ」

 何やら大家族の朝の風景から始まり。あの家族の朝食準備して洗濯して、そこから働きに行くのか! パワフルだな。食堂のおばちゃんだったようです。ミニトマト大盛はさすがにどうなんだろう。テッペイが理屈っぽく抗議してますが、正論だよな…っていうかトマト好きでも嫌だぞあれ。まあそういうとこも受け入れられてるおばちゃんです、美味しいなら何より。
 そのおばちゃんですが、赤信号で飛びだした子どもを助けて死亡…って死亡!? えええ。びっくりした。さすがにそんな展開だと思わなかった。「子どもだけでも助かって良かったです」これが言える家族なんだよなぁ。いい家族だけに辛い…というところで宇宙人がおばちゃんに呼びかけです。なるほど…。これはガイズの人間がたまたま死にかけだったから出来たことなんだろうか。一応許可取らないと同化できないのか? 相手の意識使って動く方が楽なようだから、そのためなんだろうか。本人覚えてなかったけど。まあ同化すれば生きられるとなると頷いちゃうよなぁ。
 復活したおばちゃんですが、料理には塩気がないとか。自分で食べるものじゃないし、料理なんて手順通りやってるんじゃないかと思うけど、無意識に避けちゃってるのかね。子どもたちのお祝い料理食べられないんじゃないかと不安になったけどシーン飛ばされた。た、食べたんだろうかちゃんと。まああまり食べられなくても病み上がりで済みそうだけど。
 料理に文句つけられて、さすがになんかおかしいと思ったのかなおばちゃん。この辺りで宇宙人からの呼びかけです。「あれは夢じゃなかったのね」ぼんやり記憶はあったのかな。まあホントのことだとはそうそう思わないか。でも即座に「冗談じゃないわ」「出て行ってちょうだい」だし、あまりはっきりとは覚えてない感じか。ちゃんとその宇宙人許可取ったよ! 生き返らせてくれたのなら少々体貸すぐらいはね。やってあげてもね。「何するつもりなの」まずはそれ聞かないとね。「ガイズは邪魔だ」「壊滅する」うん、でもこれは駄目だね。結局抵抗して意識全部乗っ取られた感じです。入りこみやすいし、人質にもなるし、いい相手を乗っ取った…んだろうけど乗っ取られ返されて笑った。すげええ。強えええ。
 しかもこのあと敵の弱点もしっかり気付いてます。なめくじみたいな敵ということで塩。あれにかける塩なんてどう調達するんだ、とリュウさんと同じこと思ってしまった。なるほど消火剤でそういうのがあるのね。これで無事敵撃破。なんて気持ち良い流れ。

 おばちゃんは無事元に戻り…って何か超パワー残ってる。「ゆっくりとはなくなっていくみたいですけど」とのことだけど、あの、命は大丈夫なの。消えないの。これもう宇宙人の命完全に貰った形か。凄いな。凄いハッピーエンドだな…!


第40話「ひとりの楽園」

 今回の敵さんは植物? に同化してる感じです。うごめく木はちょっと気持ち悪い。花は綺麗だなぁ、ってでかっ!? と思ったら人になった。面白いな。これが人々を攫っていってます。初っ端で泣いてる女性攫ったし、一応寂しい思いしてる人狙いでいいんだろうか。でも最終目標は星ごと一緒になることなんだよな…。

 ミライは休日のようです。休みの日って何をすればいいかわからないか…ホント趣味とかない上に、ミライが休みの日って他のみんなは仕事だもんな…。ここで女子高生たちと会ってます。ああ一人がカモにされてるのね。あからさまにいじめてるわけではなく、こういうのはなかなか突っ込み辛い。ここに食い込めるのはミライならでは。まあキモイって言われましたが! 被害者位置にあった子からも何言ってんのこの人とか言われて去られてしまうミライ。店のおじさんがフォローしてくれて良かったです。ああいう子たちの気持ちはなかなかわからないよなぁミライは。…正直私もよくわからないけど。一人になるのが怖い、なぁ…。この女子高生が、他3人見つけたとき笑顔で駆け寄って行ったのにびっくりしたよ。ホントに普通に友達なんだな…多分楽しいこともあるんだろうなぁ。それが却って性質悪いのか! 友達の本音を聞いてショック受けてますが、カモにされてるのはわかってなかったのか…現実から目そらしてたのか…どちらにせよこうはっきり突き付けられるときついですね。
 この間に宇宙人もいろいろ活動中。ミライが神経麻痺の花粉受けたことで解析が進んだ感じです。これはホントたまたまだよな…都市伝説扱いだったし、派手に暴れない方が気付かれないまま地道に被害が増えていくんだよなぁ。
 ミライの攻撃が当たった宇宙人は問題の女子高生に手当てされてますが、それで思うところは特になかったのかな…でも連れてったのは助けてやろうって気持ちだったのかな。実際取りこまれてた人、それはそれで幸せだったみたいだしなぁ…。しかし「そこにはたくさんの友達がいる」「家族みたいなものだ」「そこは楽園なんだ」とか、な、なんか怪しい宗教の勧誘にしか思えない…。

 この女子高生が連れられて行った先で敵を発見するミライ。敵さんも巨大化するとわかりやすいな。リュウさんの攻撃を止めたのにミライは攻撃しててびっくりしたけど「絶対に足元を攻撃するな」って、ええそれで大丈夫なの。上半身部分切り取って無事トドメだったみたいだけど、呆気なさ過ぎてまだ何かあるのかと思ってしまった。
 捕らえられてた人々助けるとき、女子高生が戻ってきてたのにびっくりです。「寂しさを知ってる人は別の誰かの寂しさに気付いてあげられるんだ」とのミライ。いろんな感情知ることは、そういう意味で大切なんだろうなぁ。


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