ウルトラマンメビウス感想 (11話〜20話)


第11話「母の奇跡」

 現れたウルトラの母。奇跡を起こすことは出来るとか…そういやウルトラマンは死んで生き返るのも珍しくないんだっけ。そもそも「尽きようとしている」だからまだ死んではないんだろうけど。
 その間にまた怪獣。群れって。怖! 今までの怪獣はボガールに呼び寄せられたんじゃなかったのか、あの怪獣はワタリを行うから前の怪獣のルート通っちゃってるんじゃないのか…という流れですが、そうなると今後の怪獣の出現はどうなるんだろう。怪獣出現の理由だと思ってたのでボガールはまだ引っ張るのかと。むしろラスボスぐらいかと思ってたからびっくりした。
 あ、大量のディノゾールは宇宙機雷でほぼ倒せました。すげぇ。その機雷、宇宙以外じゃ使えないのかな…やっぱピンポイント高威力が難しいんだろうなぁ。それでもガイズの装備で怪獣撃破ですよ、え、終わり? 死んだの? とびっくりした。何か復活しちゃったけど、倒せたのは倒せたんだよね…っていうかあの生き返りは結局何だったんだ。頭が二つになってムチも増えて厄介になってます。2本だとさすがに対応出来ないかぁ。
 でも怪獣はダムに向かってて、やらなきゃならない状況。というかどういう状況だと結局やるしかないよな、と思ってたのでリュウの「ダムがどうとか関係ねぇ」「おれたちがやらなきゃなんねぇのは」は、とにかく怪獣を止めること、被害を出さないこと、ってことだと思ったのでいきなりミライに怒鳴られてびっくりした。え、ホントにダムどうでもいいと思ってたの…? 怪獣のことしか見えてなかったの…? このあと「悪かったな」「お前の言った通りだ」だから、まあリュウが悪かったんだろうけど、そういう話だと思わなかったからホントにビビってしまった。こういうのぐだぐだ引っ張らないのはいいよなー。

 今回の作戦は新たなマケット怪獣使用。初っ端でまたミニエレキみたいなの出てたけど、あれは関係ないのか。マスコットキャラクターってそれでいいのか! 確かに可愛いけど。危険ないように出来てるのかな、もう。
 今回の怪獣もミクラスと違って初っ端からちゃんと言うこと聞くと…ああ進化していってる。っていうかミクラスは失敗作と判断されてるって、もう出てこないの? 今回は作戦上ウインダムだったって感じだけど、っていうかこれも怪獣か! ロボみたいだ。ビーム出し切った(?)あと体当たりしにいってるのいいなぁ。相手を倒さなきゃってちゃんとわかってる…。
 が、結局時間切れ。メビウスの出番です。さすがのメビウスもムチ2本は辛いか…という流れでようやく、ああ今回共闘するのか! と思った。何か普通にセリザワ隊長居てびっくりだよ! 復帰はもうちょいかかるのかと。鎧も解けてウルトラマンらしくなりましたね。リュウの機体を助け、共闘開始。って下の方車通ってるんだけど! 大丈夫か。封鎖出来てないのか。まあ2人だとほぼ問題なく戦闘は終了。おお、一緒に飛んでった…一体どういうことなんだろうなぁ…と思ったら普通に続きで説明してる! 「その者も解き放たれました」「生きるのですウルトラマンとして」で、あれセリザワ隊長解放されたの…? じゃあ変身したのはどういうこと…? とも思ったんですが、ふ、普通にセリザワ隊長なのかあれ! セリザワ隊長の中にウルトラマンが…ツルギの人格の方はどうなったんだろう…。リュウさんがセリザワ隊長と呼んだのも本気でそうだと気付いてたんですね、すげぇ。いいな、この説明要らない感じ!
 セリザワ隊長は結局去って行きました。もう新たなガイズが出来上がってるから…なんでしょうか。ううん、寂しいな。あ、名前はウルトラマンヒカリに決定したようです。普通にツルギだと思ってた。そうか、そりゃそのまま使わないか。ヒカリって別に悪くないと思ったので大不評にびっくりです。えええ、何が駄目なんだ。
 つけ直されるのか? と思ったけどミライは気に入ったようで良かったです。っていうか今後も普通に出てくるのかヒカリ…。


第12話「初めてのお使い」

 予告とタイトルだけで笑ってた今回だけど、本編も笑いまくった。な、なんだこれ。こういうのもありなんだなぁ。補佐官はあのキャラで割と下から舐められてるせいか、やらかしても腹は立たない。いろいろひどいけどな…!
 重要任務ということでカバンを処分場に持っていくという、ホントにお使い任務を渡される補佐官。突っ込みどころは満載の気がしますが、重要なものだからガイズ以外が触れちゃいけない感じなんでしょうか。中身が知らされてないのも意味あるのかと思ったら後でみんな普通に知ってるし!
 あ、初っ端の「ちょっくらおれが行きますか」とかの軽い感じは良かったな。割と雑用的な仕事もあるのかな。「護衛つけましょうか」に「要らないでしょ」とか秘書が言い切ったのは笑った。腰ぎんちゃくっぽいキャラで結構言いたい放題なのが面白い。仲良いですよね、ここ。
 そしていろいろ吹っ切って一人で行くという補佐官に「今日の運勢最悪なんで気を付けてください」とコノミちゃん。タイミングにめっちゃ笑った。
 補佐官は結局お使い中に中を覗いてカプセル落とす大失態、もうここまでやられると笑うしかない。「一個ぐらい…」と言い聞かせてますが、いや、処分するものだし危険なものなんじゃ…と思ってたらその通りでした。自分でも調べたかったというテッペイの「一本ぐらい」「一本でも危険です」の流れが素晴らしいな。「どんなに危険なものなのか私に教えて頂けないでしょうか!」ノリだろうけど、ここでこの言い方出来る補佐官も素敵。テッペイ、コノミ、ミライを連れて頭を下げる辺りも、何かこうぎりぎりのところで頑張ってる感じはする。「のほほん」とか「ほわーん」で選ばれたらしいですが、そうかな…コノミはともかく。速攻でリュウさんや隊長に連絡しようとして、止められてもこれだけは、のミライがいいなぁ。結局なあなあになっちゃったけど、まあ話の流れ上仕方ないのか…。一応カプセルに入ってるし、すぐに大変なことになる可能性は低いっちゃ低いんですかね。釣り上げられなかったらそれこそ魚の餌の可能性もあったようだし。食べられてたら見つからないけど問題はなくなるとか、凄く微妙な話ではありますね。不安過ぎる…!

 カプセルは結局釣り上げた人のところから少しずつ漏れていろんなものが動きだしてます。小さな玩具に入った奴はあまり問題ないのかな。ちょっと大きな穴からすぐ漏れちゃうようだし。この辺のコノミちゃんはどこまでマジなんだ…とはちょっと思う。焦ってるんだろうけど、もうちょっと説明してから人の家探ろう…! 娘さんの反応がリアルでいい。
 カプセルは無事見つかり、あれ、これで解決なわけないよな…? と思ってたら手滑らせて割りました。えええ、あれで割れるの。っていうかもうホントひどいな補佐官…!
 ちょうどそばにあったえびすさまがこれで巨大化です。あはははは。これに真面目に対応しなきゃならないガイズも大変だな…! めちゃくちゃ強いしな…! 「商売繁盛商売繁盛」言いながら飛んでくる魚は笑う。ヒカリもこの状況でくるのかよ…! しゅ、シュールだなぁ…。
 えびすさまは結局壊すしかないんだろうかと思ったけど、そもそも壊れないという。傷をついて中身を出して何とか戻すことに成功です。メビウスやヒカリが来るたび拝んで頼ってる補佐官は良かった。もうヒカリも認めたってことでいいかなこれ!

 最後、結局えびすさまの件は謎のままで済ますようです。それでいいのか…。カプセル一個なくなってるのも気付かれなかったんですかね。トランクごと破棄だったんだろうか。
 サコミズ隊長は気付いてそうだなぁ…と思ったらやっぱりそうでした。まあさすがに隊長ぐらいにはね…。


第13話「風のマリナ」

 かつての監督とツーリング中のマリナ。ミライが「ツーリング行ったんですか」と返したと思ってちょっと先の台詞に混乱した。釣りって言ったのか。これぐらいだと聞き間違いレベルでも済むかなー。
 っていうか誰とどこへどういう目的で行くかまでめっちゃ詳しく聞いてるリュウさんは聞きだしたんだろうか単に向こうから言われたんだろうか。あと「彼氏かな」「監督」でつまんないの、の流れになってるけどあの監督なら普通に彼氏もありな気はする。
 このツーリング中、突然崖を飛び降りた…ように見えた女性に遭遇。自殺と思うには何か微妙な場所だけど、まあ実際ちゃんとロープ使って降りてたようです。下にあったリュックをいきなり開けようとした監督にちょっとびっくりしたら投げ飛ばされてさらにびっくり。うおお…嫌なタイプの喧嘩になったなー。まさに売り言葉に買い言葉。お互い行動が乱暴過ぎる。女性がマリナの友人だったことで話が早く済みました。良かった良かった。かつて試験会場で嫌な男に絡まれたときに会ったようです。しかしそこから「熱血風吹かせる男とか大嫌いでさ」とくるのか。駄目なのは熱血風の部分なのか。
 このリンコさんは登山家らしいです。鍛えてる感はとてもありますね…。この役者さん見るととりあえずアクションしてくれとちょっと思ってしまう。
 のんびり話してる間に銃声が聞こえ、怪獣に遭遇。あの猟師さんや最初に襲われた人たちは食べられたのかなあれ…。とにかく逃げるマリナたち。洞窟の中でちょっと落ち着いたからかいきなりの隊員説明。余裕あるな! データベースから怪獣オタクに触れる流れで、まあわかりますが。隊長って普段ぼーっとしてるとか思われてんの。ミライは不思議ちゃん扱いか…なるほど…。楽しそうに話すマリナは「そいつらのこと好きだろ」とか言われて「うん、大好きだよ」です。こ、この言い方可愛かった。いいなぁ。素直で可愛い。
 で、なんとか洞窟抜けたかと思えば待ち伏せされてました。あの巨体をまくのはさすがに難しいですね…。洞窟戻って助け待った方が良さそうな気もするけど、洞窟崩される可能性もあるのかなぁ。怪獣出現にいつ気付かれるかもわかりませんしね…今回一応怪しい反応あるってことでガイズが来てますが、こっそりひっそり襲われてる人も居たりするのかな…。

 逃げる途中、光線銃とか持ってねぇのかと言われるマリナ。非番のときまで持ってたらまあ問題ですかね。通信機は常に持ってるように言われてるんでしょうか。ってマケット怪獣もか! お守り替わりで非番の日も持ってていいものなのか。まあ銃よりはマシなのか…。もう普通にコノミ以外の言うことでも聞くようになったんですかねミクラス。いや、一度逃げてるけど。これまでのことが経験値としてちゃんと積み上がってるのかなぁやっぱ。で、結構頑張るも、結局時間切れ。あの間に逃げなきゃ駄目なんだろうけど…どっちにしろ1分じゃあ勝つこと期待するしかないのかな…。
 ここで攻撃を受けて斜面を滑り落ち、足をくじくリンコ。お約束の私は置いていけ、ですが「いつだって命を捨てる覚悟はできてる」とか言われると却って何か置いて行き辛いよ…! 覚悟が怖い。まあ当然見捨てる2人ではないですね。ここから無事元の場所まで聴覚頼りに戻り、次はマリナが囮になってバイクを出すことに。予告で見たシーン、どういう流れでなるのかと思ったら。これはホントマリナにしかできないな…。後ろからの爆撃怖い。ここでみんなのことを思い出して風の声が聞こえて恐れずスピードを出し切った…んだろうか。バイクの件でも成長してる感はいいなー。

 ここでようやくガイズがやってきてメビウスも登場です。こうして見ると面白いデザインした怪獣だなー、って首取れたー!? 「とかげの尻尾みたいなもんじゃないのか」の監督に、ま、まあなるほど…? と思ってたんですが、首攻撃したら体も痛がってる様子に「怪獣ってのは常識を超えた生き物なんだ」でした。うん、まあそうとしか言いようないな…!
 光線当てて倒した、と思ったところでまだ動いてくる敵。ってヒカリー! このタイミングで出てくるか…! 今日は出ないのかと思ったよ! 「まーた美味しいとこ持って行きやがって」ホントにな。今のリュウさんのヒカリに対する思いってどうなってるんだろう。

 監督は実はマリナに戻ってきて欲しかったけど、ガイズを楽しんでる様子に諦めたようです。うん、良かった。未練残されてると見てる方も辛いしな…!


第14話「ひとつの道」

 初っ端からマケット怪獣使って敵撃破。地道に勝利していってますね。マスコミに囲まれてる補佐官の後ろを普通に通り過ぎるガイズメンバーに笑った。何かもう慣れっこなんですかね。まだ仕事中のガイズに突っ込んでいかないマスコミは素晴らしい。補佐官の方は引っ張り込んだ上、洗浄の済んでないところに足踏み入れて怪獣の子ども連れ帰っちゃってるけど。補佐官だから仕方ない。ってか耳に入り込む虫は怖い…。
 このときテレビに映って大慌てのテッペイ。今までも徹底して情報は隠して貰ってたんですかね。現場にあまり出ないからテレビに映ることもそうなかっただろうしなぁ。っていうかいまだに親に内緒はびっくりですね。ごまかし効くほどの期間だったろうか! 一緒に住んでるのに。普通に大学行ってきます、でガイズに通ってたのかなぁ。みんなは一応隠すのに協力するモード。反対派がジョージってのも何か珍しい。ミライはテッペイが言うなら間違いないって感じなのかなー。
 お母さんはちょっと過保護っぽい怖そうな人で、ありがちな人の話聞かない突っ走りタイプかなーと思ってたんですが、テッペイの方は心配かけたくない、が理由だったのか…。ただ単にお母さんが怖いのかと! 木から飛び降りようとしたら母が心臓発作起こしたって、そりゃちょっとトラウマにもなるな…。しかし医者の道も、言われるまま進んだわけじゃなく、ちゃんと自分のなりたい道でもあった感じかな? ここは思ったよりもいい関係でびっくりした。特撮もので戦うことに反対する親って何かひどいの多いからつい怖がってたよ…。
 しかしあとで、だったらなんでガイズに入ったとジョージも言った通り、二度と木から飛び降りない、じゃなくて木から飛び降りるのを隠してるだけだよなぁ。あと大学行ってないとかそんな長いことごまかせるわけないんだから、ごまかすならもうちょっとしっかりした嘘考えるべきではありますね…ずるずると伸ばしちゃってたのかな。

 話の方は補佐官が虫連れちゃってるという流れから母親に入り込んでるのではないか、で慌てて自宅へ戻ってるテッペイ。普通についてきてるガイズに笑った。ちょっ、わざわざテッペイが制服から着替えてきてるのに! ジョージと違ってばらす気でやってないのがすごい。「ガイズのお宅訪問」とか、頑張ってごまかそうとはしてるけど!
 結局虫は病院で既に脱皮済み。制服のまま普通に父に避難呼びかけてるテッペイ。あれ、ひょっとして父には言ってたのかな。それだとごまかしやすくはなるな。ここで知らされたんだとしても、父なら大丈夫って感じなのか。「わかった。患者を避難させる」こういう話の早さが気持ちいい。
 昆虫も集まってて、囮を買って出たテッペイでしたが、結局敵は成体化。病院のそばであれが暴れ出すのは怖いですね…すがにこの短時間じゃ動けず避難できないままの患者もいるようだし。
 メビウスが出てきたものの、昆虫に苦戦。小さくて数ある奴が一番厄介ですよね…。再び囮を作動させるテッペイですが、転んでピンチ。どうするのかと思えばメテオールのバリア! ああ、そういえばそんなのあったな。撃ったのはジョージでした。「以後事後報告禁止」とか言われてますが、まあ緊急事態ならね…今後も普通にありそうな。
 ここでようやく落ち着いてテッペイから指示が出て無事勝利。分析指示の仕事からいくと、やっぱ現場には出ない方がいいよなテッペイ…動いてる方が楽しいけど。

 最後、息子のピンチも活躍もしっかり見てたお母さん。ちゃんと応えてくれました。お母さんの方もまあ、息子が子どもの頃よりは肝座ってきてるんじゃないかとも思う。しかし「いつか必ず医者になる」「でも今は」でいいのか。ガイズの仕事がいつまで続く認識なのかなー。医者もガイズも人を救う仕事ってのはいいですね。テッペイかっこいい。


第15話「不死鳥の砦」

 予告からもわかってたけど、今回は頑固者整備士が出てくる感じかー面倒くさいおじさんなんだろうなーと思ったけど、リュウさんがあれなので、なんかもういいコンビですね。リュウさんも十分面倒くさいからな! 口の悪いおじさんはあまり好きじゃないけど、リュウさん相手だとね…うん。
 いつも通り出動しようとしたら整備士から止められ、その整備士を補佐官が無理矢理止める事態からの始まりです。なんだかんだみんなプロだから、こういうとき話を動かすには補佐官が割食うな…いや、もうそういう人だけどさ! 使うなと言われたマニューバモード使ったら敵の正面で止まっちゃうとか、これは怖い。ヒカリが助けてくれましたが。しかし実際一機使えないと何も出来なくなるの困るよなー。予備機ないのか…と思ったけど、それよりパワーアップ機作る方向か。まあどうせ操縦者が居ないもんな…これだけ頻繁に出てるなら増員とかないのかな…。
 敵さんとはヒカリが戦いますが、敵の方で逃走。煙幕作って逃げるとかやりますね。っていうかヒカリの方も何かありそうな感じ? 隊長さん久々だ…今回は隊長の話もちょこっと。メテオール使うにも試行錯誤あったんですね。炎上して火傷骨折…ホントよく開発自体中止にならなかったな…! メテオールの使用制限って、単に希少なものだからかと思ってた…そういうわけじゃないのか。
 あ、今回整備士さんのところで過去の機体がいろいろ出てますが、これは実際にウルトラマンシリーズであったものなのかな。しょっちゅう墜落してたらしいですが、流れからするとやばくなったら操縦者は脱出してたから、なのかな。リュウさんが脱出しない、機体を大事にしすぎるという文句になるとはびっくりした。そっち方向か。それはいいな。そういうところに怒る整備士はいい。

 とりあえず整備士さんがミライ連れていきなりニューヨークとかに行ってる間にリュウさんはテッペイと機体修理。「あんなおっさんにおんぶに抱っこで戦ってたってのかよ」か…そうなるかー。整備士さんたちとの連携とか今まで全く取れてなかったのかな。っていうか他に整備士いないのか、いや、自分たちでやるとこだわったのか…。本人たちも自覚ある素人整備ってそんな。やっぱいろんな意味で人手足りなさ過ぎるなガイズ…!
 結局これで出動してこれじゃ無理だろうという中、おじさんたちの方が間に合いました。空中合体いいな! けどこれ怖いな! え、これからのあの状態から合体しなきゃならないんだろうか。凄いことするなー。でも強いです。敵の攻撃全部跳ね返してるよ…! トドメはいつも通りメビウス。あれ何か殴った?

 ガイズもパワーアップしてる感じはいいですね。正直機体の名前とかモードとかよくわかってはないんだけどね…! 今回もずっとバミューダモードかと…マニューバね…私はカタカタの聞き取りがホント弱い…。


第16話「宇宙の剣豪」

 何だか今回不思議な話だったな…こういうのもありなのか。
 初っ端で真剣に剣道やってる補佐官に、おお? となってたらちょこちょこ挟まれる怪人たちの戦闘。なんだこれイメージ映像? 回想? となんか混乱しました。同じ頃別の場所で起こってる戦闘なのね。それがテッペイたちが注目してる彗星の上と…何か凄い繋がり方してるな。あと今回コノミちゃんが何故かいきなりコンタクトにして、すぐさま混乱起きたせいか誰にも触れられず最後に隊長にちょっと触れられて終わってるんですが、これも一体なんだったんだ…。
 補佐官も秘書さんもやたら真面目に盛り上がってるし、頑張ってるし、ちょっとキャラ違わないか! かっこいいけども。補佐官、剣道は普通に得意なんですかね。ああいう人の特技ってちょっと燃える。特に使われる気はしないけど。
 本編では彗星がこのままでは地球に衝突するという流れから。これは宇宙人たちの戦闘のせいで軌道が変わったんでしょうか。その戦闘の影響もあって彗星は破壊されましたが、まだ破片が結構な勢いで振ってくるとのこと。あれだけばらけても大気圏突入してくるのか。元が巨大だもんなぁ。しかも今度の軌道は日本とのことでガイズ出動です。星で戦ってた宇宙人の方は地球が見えたことで地球へ。狙いはツルギ…ツルギって宇宙最強の証明に、とか狙われる位置だったのか…。あ、一緒に来てた宇宙人はこのザムシャにやられました。何か見た目ウルトラマンっぽいな…言動があれだけど。基地のそばで戦われるのは怖いですね! 大事なものも移動できない…。
 ミライはまずは説得なんですね。宇宙人だとそうなのかな。大人しく帰ってくれるのが一番だもんなぁ。けど、ツルギを呼べとのことで。しかも彗星の破片破壊のために何やろうとしてるかまで的確に気付いてるんですね…。ツルギなんていないと言ったミライでしたが、ファントン星人から聞いたと…ああ、そうか…そういやそうだったな…。っていうか何か普通に交流してるんだな、そういうとこと…。
 ミライは結局メビウスになって止めることに。もうそれ以上ないよなぁ。基地の方では破片の撃ち落とし準備に大忙し。た、大変だ。こういう混乱は見ててちょっと楽しいけど。しかも撃ち落としってホントに一個一個狙いつけて撃ってくのね、一個でも逃したらやばいのか、凄いことやってるな…!
 最後のでかい一個はジョージ。いきなりあからさまに震えるのはびっくりした。武者震いか? とは思ったけど。「最高のプレッシャーの中でこそ、最高のシュートをきめられるってもんだ」はいいね、これに嬉しそうなマリナも何かいいな。
 あ、宇宙人の方は結局ヒカリと対決するも、すでにメビウスに負けていたみたいな流れでした。メビウス、最初二人が対峙したときちょっと引いたから対決は見守るのかなと思ったら、こんな戦い何になる方向ではあるのね。ああいう勝負は周りに迷惑かけないなら…と思うけど、どっちか死ぬ勝負なんて駄目だってのがミライかなやっぱ。
 この人また出てくるのかなぁ。


第17話「誓いのフォーメーション」

 セリザワ前隊長のことに思いを馳せるリュウさん。ヒカリに対して「本当にセリザワ隊長だと思うか」って、そうかやっぱり確定ではないのか…。むしろどこで断定したんだろうと思ってたけど。やっぱあくまでそうだろう、でしかないんだよね。「じゃあどうして戻ってきてくれねぇんだよ」リュウさんが引っかかってたのはここのようです。これはなぁ…何かせめて言葉だけでも、とは思ったもんな。あれから結構ちょいちょい助けに来てたし…!
 ミライとの話はまあ簡単に終了。「おやすみ」って普通の言葉が何か妙にいいなと思った。

 で、ミライは早速セリザワさんに直球で言いにいきますが、ここで怪獣出現です。光線で倒せないのは凄いな…! どうするんだと思ったけどヒカリの剣の方は効きました。あれも強いんだな…結局欠片から再生してたけど。これ見たリュウさんは、ヒカリがいればガイズどころかメビウスも要らないんじゃないかとか思ってます。何度納得しようがここには戻ってくるのかなやっぱ。メビウスとは協力してる感あるもんね。でもヒカリもそんな単独で戦ってる感じがしないからピンとはこないけど。
 再生怪獣のデータから、ウルトラマンがいないと怪獣倒せないとか言い出して怒られる補佐官。ちょっと可哀想ではある。まあここはこだわっとかなきゃいけないとこですね。おれたちでやる、と出動です。しっかり作戦通り攻撃撃ち込むも…全然効いてないのか…結局ヒカリに助けられました。これじゃ結局前の結論に戻るんじゃ、と思ったけど「手を出すな」「これはおれたちの戦いなんだ」ときたか。まだ限界までいってないと…。しかし毎度思うけど、このコックピット内での言葉ってウルトラマンに聞こえてる…んでいいの? 目と目で通じあう的方向でも良さそうだけど…。
 ここでテッペイが敵の再生を分析し弱点を発見、コノミがそれに見合ったフォーメーションを見つけ出す、と全体で動いてる感じがしますね。しかしリュウさんも苦労してたフォーメーションをいきなりできるわけが、と言い出せば「やる前からしくじることを考えていたらその先にはいけません!」ですよ。リュウさんの言った言葉そのまま返してくるのはいいな。それに嫌みが全くないのが素晴らしい…。
 このフォーメーションはしっかり成功させ、敵の再生機能は破壊。トドメはやっぱウルトラマンですが、まあ十分ですよね…! ヒカリも結構ピンチになってた分、やっぱ協力必要って感じにはなるな。
 しかしここで何やら会話が挟まって…ヒカリの武器がメビウスに合体した…? 人間体に戻ったら前にリュさん居てびっくりしたよ…! 「メビウスを、ガイズを頼んだぞ」ってお別れかよ…! え、ヒカリこれで終わり…?
 何か空に消えていくヒカリと追いかけながら叫ぶリュウさん。ウルトラ5つの誓いをここで全員で言い切るかー。 「ちゃんと言うんだぜ。ウルトラマンの言葉はしっかり伝わってるってな!」ウルトラマンの存在については今どういう認識されてるんだろうとはちょっと思った。
 そして最後、ここで「サコミズ隊長」と呼ぶか…言われるまで隊長と呼んでなかったことには気付いてませんでしたがね! セリザワさんの件は…これで決着なのかな…。


第18話「ウルトラマンの重圧」

 ヒカリはホントに帰っちゃったんだなぁ。もっと長く一緒に居るのかと思った。これでプレッシャーを感じてるミライ。「ぼくしかいない」「ぼく一人でもこの星を」か。これで先走って、ガイズが処理しようとしてた彗星を一人で破壊、と。予告から一体どういう流れであんなこと言われるのかと思ったけど、なるほど…。メビウスには確かに珍しいなこの先走り。やってることは全く悪くはないけどガイズ無視した感はあるなぁ。これに対して「あんな奴仲間じゃねぇ」「人間の気持ちなんて理解しちゃいねぇんだ」とか言い出すリュウさんは、これもこれで極端に走って激昂しやすいリュウさんだなって気はする。マリナたちは「はいはい、すぐ熱くならない」で、まあ少し経てば落ち着くだろうぐらいは思ってるだろうけど、言われたミライの方は落ち込み。まあそうだよなぁ。全部真面目に受け取っちゃうよなミライは…。
 この様子を見て「傷ついてるみたいです」「補佐官の出番ですよ」とか言い出す秘書さんもいいな。すぐにノリ気になった補佐官の感じも、いいとこ見せたい気持ちとはいえ、やっぱ悪い人じゃない感じが気持ち良い。サコミズ隊長かっこいいけど、もうちょい補佐官にもやらせてあげて…! とは思ってしまった。
 補佐官はここでコノミとともに幼稚園に行く任務を与えてます。ああ、これは気付きを与えるにはいいんだろうなぁ。喧嘩してる子たちが手繋いで寝てるのには普通ににやにやした。可愛いな。しかし出来ない子に対して「可哀想だな」「みんなと同じことが上手く出来なくて」か。そうか、ミライはそう思うんだな…確かになんかずれがあるけど、この辺宇宙人だからというか、こういう人も居るしな…! 結局人の気持ちったって人それぞれなのが難しいですね。でもまあ元々ガイズのこと無視してたわけじゃないミライだし、今回は「一人じゃない」を思い出すことが重要ってとこですね。コノミちゃんがちゃんとわかってくれてる…。

 で、懸念の怪獣は結局地球へ。ガイズからはお腹の口に接着剤叩き込む作戦です。そしていきなり捕まってるマリナさん。そうだよな、こういうこともあるよなぁ。「早く脱出するんだ!」と散々言われてますが、あれ逃げられなかったんだろうか…位置的に難しかったのか体が動かなかったのか…。ピンチのところでメビウスです。作戦伝わってないけど大丈夫かな、と思ったらそれ以前にメビウスの腕も捕まった…! ここで助けられたマリナからの援護。うん、元々こうだよなメビウスとガイズは…。あ、接着剤は上手く決まりましたが、結局これも接着剤ごと食べられた感じですかね。コツコツ叩いて首傾げてる怪獣はちょっと可愛い。
 メビウスもそろそろやばいしどうすれば、というところで前回ヒカリから受け取ったものが…普通にパワーアップバージョンって感じかな。体も何か変わってる…! これで無事撃破です。射程長っ!
 最後はほのぼの。枝持ってマリナにちょっかい出してるジョージが何か可愛い。いきなりメビウス親友呼ばわりするリュウさんはとても調子良いですね! うん、なんか何かほっとする。ミライもすぐ明るくなれるからいいな。


第19話「孤高のスタンドプレイヤー」

 あれ、リュウさん髪切った?
 今回新たにメテオール使った銃が配備されました。こっちもちゃんと進化していってるんですね。ついでにように複数体狙えるとかいう話が出ますが、機械にできても人間に無理だよ、という話。作った方はとにかく入れられる機能は入れたって感じなんでしょうか。ならおれが使うとか言ってるジョージ。「お前、人間だよ」のリュウさんの突っ込みは笑った。でもまあ話聞いてたか? っていうよりは、え、お前出来んの? って気分にはなるなずっと見てると。っていうかこの銃はまだこれ一丁なんですかね。全員に配備されるわけじゃないのか。
 今回はこれにうってつけの敵が登場。3体出てるの見ても、下にジョージが来るまで考えてなかった。この怪獣ディガルーグは2体は虚像だろうと言われてるのにレーダーに映るのはばらばら、攻撃は全部すり抜けると…ちょうど市街地に居るから大変ですね。っていうか攻撃すり抜けるって何か存在自体が薄いのか…? はっきり存在があるのは角みたいな箇所だけなんだろうか。テッペイの解説は相変わらず頭からすり抜ける。まあ全部いっぺんに撃てばいいことがわかればいいんだろう、うん。
 それがわかる前のジョージの行動だったので喧嘩中です。かっとなって突っ走ってたジョージの過去を持ちだして責めるリュウさんですが、リュウさんもリュウさんでカッとなるとすぐこういう言い方しちゃうから…周りが落ち着いた頃にはこっちも割とけろっとしてるので後には引かないけど、もうちょい改めた方がいいんじゃないかな…!
 ミライの方はジョージの銃いきなり取り上げての「そうじゃないんでしょ!」の怒鳴りにびっくりしたけど、ちゃんと話をしろと…そうだよね、何か理由があることぐらいわかってくれてるよね。っていうか他のみんなもいい加減それぐらい思ってそうだけどなぁ。違うのかな。自分の見えてるものが他人に見えないせいで延々理解されなかったとかきついな。天才のこういう孤独は聞いてて嫌な気分になっちゃうな。というか大体周りが過剰に嫌な奴に描かれるから、周りの人がひどかっただけじゃないの、とは思ってしまう。そしてこういう対応のせいで説明すら放棄して益々孤立するのは、まあわかるな…。ある意味同じようなマリナは理解してますが、おれにはそんな特別な力ないから、とのリュウさん。そんな特別なことじゃなくてもなあ…と思ったらまさに隊長がそこに突っ込んでくれました。「自分にとって当たり前のことが人には当たり前じゃないこと」はホントよく実感するからな…。
 あとこの間にテッペイが攻略法発見。結局ジョージのやろうとした3体同時攻撃が有効ってことですが、そもそも3体同時攻撃とかできるはずがないって流れだったからなぁ。ジョージができるというならやってくれって感じになったのかな。「ど真ん中に降ろしてくれ」「ヒーローの感じでな」ジョージのこういうノリはホント好きだ。そして無事成功、怪獣が一体に。かっこつけて退場しようとしてるけど、そこ危ないんじゃ、と思ったらホントに危なかった。このノリで割と本気でピンチじゃないか…! メビウスが飛びだし、ジョージのところにはリュウさんです。「今行くぞ!」「待たせたな」熱血ノリはこういうとき熱くていいねぇ。ジョージ、笑っちゃってるけど。笑ったこと責められての笑いながらの「ごめん」がホントに思わず、な感じでいいな。笑う気持ちもわからなくはない。
 怪獣はメビウスが撃破し、帰還。結局3体同時に特に根拠はなく、銃使ってみたかったからって、えええ! いや、もう笑ったけど。3体同時に撃てる銃手に入れた途端に3体出てきたら使いたくなる気持ちはわかる。わかるよ!


第20話「総監の伝言」

 マスコミに囲まれてメテオールについて喋っちゃう補佐官。宇宙人の技術を使ってるというのは世間的には噂程度だったんですね。そしてそれが危険なものではないのかとも突っ込まれてます。ここでしどろもどろになっちゃ駄目だよなぁ…。
 これが原因で総監に呼ばれ、ミサキ女史に叱られてます。「同じ過ちを繰り返さないようお願いします」過ぎたことについては責めない感じですね。あとミライはあんまりわかってない感じです。ミライもマスコミ対策ぐらい教えとかないと悪気なくなんか喋るんじゃないかこれ。一応隊員には行かないみたいだけど、マスコミ。
 ちなみに総監には結局会えず。総監に関する噂で盛り上がってます。「名うての戦闘機乗り」って、ええ戦闘員なの? と思ったら宇宙人を倒したとか何とか、とりあえず勝手な噂な感じはする。いや、こういう話ではめちゃくちゃな噂に見えて全部ホントでした、も割とお約束ではあるけど。
 とりあえずそんな中、ハーメルンプロジェクトなるものの視察に行くことになった補佐官。仮病でさぼってます。この人なぁ…悪い人ではないのはよくわかるけど、やってることが子ども過ぎて、どこを評価すればいいかわからないよ…! 責任取る位置なのにしょっちゅう責任回避しては隊長に押し付けてるし。いや、この人いないといろんな意味で話進まないし嫌いじゃないけど…もうちょいちゃんとした部分ないとこの位置に居ることがただただ疑問になる。あとで秘書さんが優しいとか言ってたけど、ああいう場でガイズメンバーが安心して働けるのは上が補佐官だからってのはある…のかなぁ。うん、まあある気はする!
 しかし直接励ましの言葉をもらえれば…とか、会ったことない総監への信頼も凄いな。いつ行っても居ないとかむしろ不信感募らせてもおかしくなさそうだけど。あと補佐官の仮病がミサキへのひがみとかはっきり言ったのも凄い。うん、言いたいこと言える空気を作ってるのは補佐官なんだろうな…うん…。

 それはそうと、補佐官の代わりに視察に行くことになった秘書さんですが。補佐官の気持ちを総監に訴えようと総監探してたのか…こっちはホント仲良いよな。秘書さんの方もちゃんと仕事しろよ感はひどいんだけども…! 今回の誘導装置ってのは面白いですね。市街地から引き離すのは確かに大事…。マケット怪獣躍らせてるのはよくわかりませんでしたが。誘導ってあんな動きまで操っちゃうのか。全力でやり切ったあと、全員がポーズ取ってるのは笑ってしまった。あそこまで徹底されるとね…!
 ここを怪獣が襲ってきて、さらに誘導装置で海からも怪獣がやってきてピンチです。ある意味一か所に集まってくれたのはいいのか…でも2体で協力して戦われるとメビウスもきついんだなぁ。
 この2体の関係がまんま補佐官と秘書さんということに秘書さんが気付いてますね。何か突破口になるのかと思ったけど、そもそもテッペイ側でも気付いてたのか。片方が片方を操ってるのは誘導装置なのでそれを破壊すれば、との流れ。ああやっぱそれしかないのか。もっと早ければ装置止められたのかなぁ。
 しかしそんなことして誰が責任を、となったところで隊長です。相変わらず責任は取りますモードの隊長。そういえば責任取るって具体的にどういうことになってるんだろう。なんだかんだ今まで上手くいってるから特に何もないのかな。っていうか隊長が戦闘機乗って出撃してきたよ…! 無事装置を壊して、2体が喧嘩始めたところでメビウスのトドメです。あの装置、また作るのかな。

 最後、今度こそ総監に会えると思ったらまた留守。最初、サコミズさんが総監なのかと思ったよ…! とりあえず話は伝わっているようで伝言が。「素晴らしい部下を持ってる」とかそこから入るのか…! 「きっとあなたの人徳によるものでしょう」そして本人のことは予想で語るしかないのか。まあ補佐官的には大満足です。扱いやすい人でもあるな。


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