快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー感想 (21話〜30話)


第21話「敵か味方か、乗るか乗らないか」

 ノエルは結局どっちの味方なのか…という始まりですが、うん、まあ見る限りでは快盗よりというか、そもそも快盗と警察も敵対せずいけるんだよな本来…ということを実感した。
 とりあえず前回の続きでジュレに現れたノエルから。プレゼント受け取る結構前から手出してる魁利がちょっとシュールだった。ってかそこで初美花に渡すのね。これは女の子優先って方向なの。完全に構えてた魁利スルーはちょっと嫌な感じだなー。
 コグレに怯えるグッドストライカーへの「大丈夫、ぼくがついてる」はいいな。かっこいい。ルパン家につかえるものとか、警察やらギャングラーへのマシン流出は想定外だの、一応いろいろ説明してくれました。正直一番の謎はコグレさんなんだけど、ここは…まだ先かなぁ。誰に感情移入しても、すっきりしないのが困る。
 ギャングラーがルパンエックスかパトレンエックスかで揉めて「エックスでいいだろ」になったのは何か笑った。こっちもそう呼ぶしかないんだよなホント…!

 警察側にも改めてやってきてるノエルですが、こっちはまあほぼ質問には答えないという方向で処理か…こうなると味方っぽくはないなぁ確かに。OP後のテロップで「国際警察ではどんな言い訳を?」とか出るから何言うかと思ったのに! でも適当な嘘でごまかしはしないってことなんだろうか…。快盗の正体とかもスルーし続けるわけにはいかないよね…ここがつないでくれるのかなぁ。
 とりあえずは敵出動での戦闘です。パトレンルパレン、もうほぼここで争ってないな。ギャングラー優先でいってくれるんだろうか。コレクションの力でめっちゃ固くなるとかいう敵だったのに、動かないからその隙に金庫開けられるとか、こっちとの戦闘はホントあっさりで雑だけども! ダム磨いてるところでなかなか怖いこと企んでそうな敵…と思うのに何にも見せ場がないな…。金庫沈んじゃってゴーシュに悩まれてるのとか、もうこのまま放置なのかと思ってしまった。一応巨大化してくれたのねゴーシュ。
 あとこの戦闘でやってきたグッドストライカー。「手を貸せ」「おいらの気分も聞いてくれよ」「後でな」とか、相変わらず一応聞く気はあるみたいな対応してますが聞いてくれてるんだろうかホントに。そういやそもそもグッドストライカーとか明確に快盗に手貸してる側だけど、それはいいんかな圭一郎…。

 この後、お宝を手に入れた快盗VSエックスです。お互いに対して潜入してるんだよスタンスで話してるので正直何やったところで作戦でしたーで通るから微妙だなー。茶番染みてるなーと思ったらホントに演技だった。快盗側にあとで言い訳するのかと思ったら! 先に話通してたのね。警察側もこれであっさり…というわけにもいかないよな、どうするのかなーと思ったけど、まあ一応信じるスタンスにはなったようです。正直ここ疑うなら警察上層部疑えって話にはなっちゃうんだよな…。っていうか圭一郎が戦闘に出てこないの、単にビークル渡されなかったからかと思ってしまった。そういや信頼出来ない奴と戦うのは…って前振りあった。忘れてた。どっちにしろ目の前にギャングラー居るならやるしかないしな…巨大化のこと忘れてたみたいだけど!
 どうでもいいけどロボ完成後のエックスの「遅れないでよ」は何か言い方すごく好みでした。

 最後は握手…だけど、まあすっきりした感じではないんだよなー。握手での意地張り合いはいいな。そういうコミカルな部分がもっと欲しいよ…!
 ノエルはまだまだスマート過ぎるというか隙がなくて、個人的に面白味がないので、もうちょっと駄目な部分が欲しいです。まだそういうの見せるのは早いのかな…!


第22話「人生に恋はつきもの」

 ノエルさんとコグレさんの会話…は意味深なやりとりばっかでよくわからないのでまあここはまだスルー。
 それよりまあジュレでの勢ぞろいですよ。ノエルの「はじめまして」に対応出来ない初美花ちゃんがやばい。さすがにちょっと危うすぎるよ…! ちゃんとホントの初対面覚えてて話題振れる魁利はさすが。私は忘れてた。初美花が言うほどややこしいーという感じではないけど、それでもホントちょっとのことが命取りになりそうでなかなかハラハラはするなー。
 そして今回は咲也の恋に気付いたノエルですよ。「今日も可愛いなー」に凄い勢いで反応したノエルに笑った。ああ、こういうとこ! こういうとこ見たかった! そうか、隙がないとか面白味がないとかじゃない、なんか気取った作ったような台詞ばっかで人間味がなかったんだ…今回ホントに普通に楽しそうに恋バナに反応してて好きになった。予告時点で、ノエル的には初美花と咲也繋ぐことに意味があってやるのかなーと思ったけど、それ以前に普通にこういうの好きそうだね…? それでいいんだよね…!?
 咲也のスマホを取って初美花に届けさせる…というアシスト入れるノエルですが、今までの2人の関係見てると、この程度じゃどうにもならないよなーとも思ってしまう。でも見てる限り、やっぱなかなか2人きりになる機会はないから大事か…あれぐらいの口説き、普段からやってるイメージだったけど。最近はそうでもなかったのかな。
 ここで一旦わかれたあと、目の前で初美花が敵に捕らわれてしまう咲也と…ああ、きついなー。初美花はまた、鉢の中にはたまたま知り合いが居て変身出来ない状況とか。まあ一人で変身してもどうにもならなかっただろうけど!
 この後、敵の現れる地点予想して現場で待ち伏せ…だけど、警察見えたら出てこないんじゃない、もうちょっと隠れてた方がいいんじゃないかな…! いや、普通に出てきたけど。鉢の中に入る方法や、中から壊せばいいというところまでこの時点で普通にたどりついてるの凄いよなー。ホント攻略が早い。迷いがない。
 なかなか出てこない咲也に、手こずってると判断してルパレン来たから後は任せると入っちゃうノエルも素晴らしい。この辺ノエルの便利さだなー。
 あ、透真はノエルが謝ってるときの「お前の反省に構ってる場合じゃない」も良かった。こういうとこぐだぐだしないのもいいよなー。

 人々救出後はロボ戦。「これを撃ってくれるかい」って、あれ人に撃ってもらわないと出せない…のかひょっとして? とにかくようやく単体ロボお披露目ですよ。X合体からの変形面白いなー。今回は敵側からデストラの手伝いもあったけど、まあ当然あっさり勝利です。
 そして最後ね。
 咲也とノエルの間にあった「いい人だね」「それ、振られるときによく言われる奴です」が、ああそれっぽいなぁ、咲也そんな感じだよなぁと割と微笑ましく見てたんですが。ここで最後に初美花から言われるのは笑った。あははは、まあ、うん、そうなるよねその流れ…! そしてあの振りあってこれはホント振られた感じだよね…! っていうかまあ初美花はずっと困ったような顔しかしてないから咲也もある程度わかってるんだとは思ってたけど…!
 とりあえず仲良くやれてるようで良かったです。次回新たな敵かーと思ってたら…ん? ギャグなのか…?


第23話「ステイタス・ゴールド」

 ぱ、パトレンがほぼ出てない…。すごい、ここまで徹底的に出さない回もありなのか。戦闘になったなら呼んでも良さそうなもんなのに。ってか予告見たときはもっと料理バトルでわちゃわちゃするのかと! パトレンは囮捜査失敗の一幕だけかよ…! そして3人とも駄目なのか…そうか…。
 今回は新たな敵…と言っても今まで順番に出てきた怪人連中とどう違うのかはよくわかりませんが。一応強いんだろうけどまだ真正面から全員とぶつかってるわけでもないしなー。ゴールド金庫はルパレンのコレクションじゃ開けられない…というのは大きなとこですね。ルパレン的には何とかしなきゃいけないけど、パトレンにはどうでもいいなこれ。
 あ、ドグラニオのじいさんという言い方はちょっと良かった。そうかじいさんなんだ…まあ高齢で引退するって言ってる人だしな…。

 ところで今回ちょっと録画に失敗してまして。OP途中から3分ほど飛んでた…何があったんだ…。OP後にいきなり透真たちが捕まるシーンでしたが、まあ囮捜査上手くいきましたの流れでいいのかな。(※追記 もう最終回間際でようやく補完。ああいう料理教室にごっつい兄ちゃん居るの何かいいなーと思ったら敵だった…そ、そりゃそっか…!)
 魁利たちとはグッドストライカーに連絡取って貰ってたけど、さすがにスマホとかは奪われてるのかな…国際警察呼ばれたら困るもんね。武器は普通に持ってるけど。ピンチになるまで連絡しなかった辺り、2人で対処出来ると思ってたのかなー。いきなり敵が3人、しかも何か強そう、は想定外ですね。ってかビークル壊された!? とびっくりです。変身解けそうになって慌てて隠れるのはいいな。敵さんのコレクションについて「つまり電子レンジか」とわかりやすく説明してくれたあと「料理に攻撃に大活躍だ」ときたのは何か笑いました。ちゃんと料理にも使うのかよ! と。そして使ってた。素晴らしい。
 敵さんの目的は優秀な料理人を自分たち専属にすることみたいだけど、この人も料理楽しんでんじゃないのか、自分が専属じゃ駄目なのか…と思ってたらホントにそれで良かったのかよ…! これ自分の料理褒めさせていい気分になるためだけにやってたんだろうか…。「ライモンちゃんのために料理覚えた」とか何かちょっと可愛いけど。これ今まで攫われた料理人、始末されてるんだよねぇ…。あんな状況じゃ料理人たちも実力発揮出来ないだろと思ってたけど、別にそれで良かったんだな…。
 あと透真の料理に何か苦しんでるような反応したところで「まさか毒を!?」とか言ってるけど、そういう想定って一切してなかったのかな…。透真が毒とか入れなかったのはまあ、料理人のプライドなんだろうけど、性格的には全然入れてもおかしくはないからな…。

 で、この料理対決の間にノエルによるビークル修理。そうか、ああいう形でやるのか。床に座り込んでやってるのが何かいいなー。この修理するための流れにプロの矜持持ってくるのもいいな。「この気持ちも、信じて貰えない?」とか、正直まだ彼にはうさん臭さあるので、メタ的にはともかくキャラ的には信じられる! という感じにはならないんですが、信じるしかない流れではあるかなー。 透真じゃこのビークルどうしようもないし。しかし武器なしで怪人たちのところに行くのは勇気居るよな…実際生身のままめっちゃ襲われたしな…!
 このあとは魁利たちも合流しての戦闘です。新敵さんたちはトドメ刺したつもりで去って行くか…なるほど。煙晴れたあと普通に盾持ってたのはいいな。やっぱ強力だなぁ、あの盾。
 有力後継者候補にはサービスとか言いだすゴーシュさん、そうかひょっとして新後継者が決まったらそっちに仕えるのかゴーシュさん…?
 まあともかく巨大化自体はいつもの流れですね。これで撃破。透真がちょっとノエルのことを信じるようになったようです。純粋に役にも立つしな…。


第24話「生きて帰る約束」

 ノエルくんは絵はダメなんですか。しかもあれで自信満々なのか。でもこれでジムがしっかり発見したんだからちゃんと特徴は捉えてたのか…一瞬しか見れなかったけど。
 で、今回の話。地道にスマホで情報収集してる魁利。こういう場合にああいう人の噂は役に立つよなぁ。まさかの店の客からの情報ゲットでしたが。倍率20倍のコンサートに当たり、全員宝くじにも当たり…すげぇ。でもコンサートや宝くじだと当たる人数に限りがあるからあんまり人に教えたくないんじゃないかな…! ペンダント自体はいくらだったんだろう…。魁利はひとまず買って確かめるのかな? と思ったので普通に直球で探り入れたのはびっくりした。ここで警察踏みこんでくるとかホントタイミングが凄いな…! そして警察に見つかったらさっさと正体見せる敵さんにもびっくりです。まあギャングラーじゃない証明、なんか面倒臭すぎるしな…。疑われた時点で逃げるのは正解か。
 魁利の方は普通につかさに発見され逃がされました。まあそうだよなぁ。一度人の波に紛れて逃げるべきだったのか。
 ペンダントは没収され、なんか説教開始。まあペンダントはともかく早く現場に戻らなくていいんだろうか…とは思った。お兄さんの話しちゃったことで、きちんと謝って自分の話もしないとフェアじゃない…って感じかなぁ。しかしこれ、反発してた祖父が自分を心配してたことに気付いて…って…ホント魁利的にはすごくされたくない話なのがきつい。お兄さんが今どうしてるかとかどう思ってるんだろう警察側は。今ジュレで3人で暮らしてることは把握してるよね…?
 「わかってるよ」「死ぬほどわかってる」の言葉が重いよなぁ。
 この後、敵を逃がしたということでつかさもそちらに…なんだけど、多分逃がした現場からあまり離れてないところで一人にしちゃっていいんだろうか…凶悪犯うろついてる状態だよねぇ。

 今回久々登場のザミーゴは何か売ってました。化けの皮売りか。「買い替えたのか」「人間に擬態したがるから」とか何か面白い。警察に顔がばれたから別の顔ってことね。物件も用意してくれるのかな。ザミーゴ便利だな…。結局今回新しい皮使う間なかったようですが。こっちも警察側には厄介なキャラだよなぁ。
 敵さんのペンダントはこのタイミングで芽が出ました。ホントに芽が出てちょっと笑ってしまった。ほぼ一斉なんですかね。使いきるタイミングはばらばらだろうし、警察が即対応してテレビで情報流してるからこれで思ったよりは芽が出なかった…とかあるのかな。目的はただ人間減らして緑増やしたいだけ…? 緑に覆われて動けなくなった人たちが全員その場に放置されてたっぽいのは気になった。運ぶことも出来なかったんだろうか…。まあ多分大した時間経ってないんでしょうが。
 今回はルパレンパトレン両方参戦。ホントタイミング凄いな。
 全回避の敵をどうするのかなと思ったらここでペンダント使うのは面白いなー。ラッキーになってるから跳弾で当たる、はいい応え。そして躊躇わずペンダント付けたレッドにつかさが驚愕と…。つかさがぐだぐだ考えてたせいで、何も考えてないんじゃないかなとか思ったけど、まあある意味そうではあるのかな…ブレーキが効かないじゃなく壊れてる、かぁ。効かないのって壊れてるんじゃないの。どう違うのかと思うけど、まあ何となくは伝わってくる気はする。レッド2人ともそういう意味ではあれなんだな…。
 コレクションは取ったので、あとは普通に撃破ですね。必殺技準備に入ってるパトレン見て避けるブルーいいな。ここはもう後は任せよう、だもんね。

 で、巨大化戦は当然パトレンの番。「ライモンがさみしがる」とかで巨大化させてくれたのにライモンが仲間が戦ってる傍でザミーゴ勧誘しててびっくりですよ。もうちょっと仲良くしてて欲しかった…! 今回はこれで終わりかなーと思ってたのでこの後のライモン乱入はびっくりです。任務完了、って言ってるところ襲われるのは焦るなー。
 これは強そう、ってか完全にやられてる、その流れで次回…おおおお次回でそうなるのかあ! そういや映画前ですね。これは楽しみ。


第25話「最高に強くしてやる」

 吹っ飛ばされたパトレンですが、ライモンはとりあえずそれで去ってくれたようです。町の被害は凄そうだけど。ってかノエルが連絡取れないって。大丈夫かなで済ませていいのかそれ…! ダメージ大きいはず、ってどこかで倒れてる可能性があるよね…? 実際は快盗に回収されたようですが、これもノエルの意識がない間の出来事ってことは敵に攫われててもおかしくないからなぁこれ…。っていうかなんで回収したんだろう。治療も警察に任せた方がいいだろうに。話聞きたかったのかな。
 ノエルの寝てる場所は最初空き室か客室かと思ったけど、ここ魁利の部屋なの…? 何もなさが凄い…ってか怖いな…! 写真だけポツンとあるとか…!

 ライモンの方は再びザミーゴのとこ行っては喧嘩になってます。ザミーゴってこんなキャラだったのか。なんかイメージが一定しないな。彼にはライモンのコレクションが通用しないってどういうことなんだろう…ライモン回復能力だったみたいだけど。
 普段はコレクションなんかまとめて破壊してもいいスタンスな警察だけど、回復は厄介だから快盗に取らせよう…の流れはいいなぁ。協力する流れがよくわかる! いやまあ快盗がお宝回収してること、もはや突っ込んでもいってないし、今までもそれで良かった気はするけども。もうギャングラー倒すまではホントお互い戦う必要ないよな…。
 ノエルが途中で金庫開錠のヒントをつかみ、快盗へ託す流れもいいなぁ。あれだけぼろぼろになって戦ってれば思うところはありますよね。しかしここで「ぼくにも取り戻したい大事な人がいる」ときたか…。これはなかなかショックな言葉だけど「これで信じてくれたかな?」とかまた微妙に嘘かホントかわからない方向に持っていくな…! わざとなんだろうけども。魁利もまあ同じこと感じたんだろうなーこれは。
 今回は久々にアクションがっつりあって楽しい。共闘はつかささんの「ルパンレッドを援護する」の言葉から開始か。やっぱ圭一郎は反発するんですね。それでもここは引きずらないからありがたい。しかもルパンレッド側も「了解」って…! おお、マジか。そんなお互いはっきり言葉にしての共闘になるとは思わなかった。ノエルも飛び込んで赤2人とノエルの蹴りが決まるの気持ち良いな…! 正直今回ロボ戦だけの協力かと思ってたので、ここでがっつり一緒にやってくれたのは嬉しい。ロボ戦はお互い揉めてたところからグッドストライカーからの「みんなの力を合わせちゃおうぜ」ですよ。「出来るのかい?」ってノエルが言い出すとは思わなかった…! えええ知らなかったの。むしろノエルがなんかやったんだと思ってたよ。
 ここもまあこれ以上揉めずとっとと合体ですよ。なるほどコックピットは三か所に分かれるのね。早速喧嘩始める…というかレッドに突っかかる1号。ここはまあなぁ。「力を貸しただろ」とか警察に従えって話じゃないのがいいなぁ。唾飛ぶとか言われて、飛ぶの? と思ったら「すまん」からの「飛ぶかー!」に笑った。だよね…! でも反射で謝っちゃうのね…!
 ああ楽しいなぁ、でも話進まないなぁと思ったらグッディから強制席替え。そ、そんなの出来るのか。じゃあ最初から赤2人一緒にするべきじゃなかったな…!
 まあともかくこれでライモンとも互角の体格になって無事勝利です。しかしこのモード、これからどれだけ使えるのかな…。

 最後は魁利の部屋から追い出されてるノエル。ってまだ居たの。「寒空の中放り出すのかい」「夏! めっちゃ夏!」とか笑う。ここが居心地良かったんだろうかノエル。「家事とか辛いし寂しい」とか案外駄目な人なのかな…。仲間だからこそ「必要以上に助け合わない」の快盗ルールがここで出てくるのはいいですね。いい関係になってきた。


第26話「裏のオークション」

 出だしがちょっと録画切れてる…最近調子悪いなー。まあ前回の振り返り部分だけでいいのかな。とりあえずそれについて、あまり慣れ合うなとのコグレさんからの忠告。あ、そういうスタンスだったんだ。慣れ合いよりは利用の段階…というには大分慣れ合って…きてはいる気がするなまあ。
 それはそうと今回のお話。裏オークション潜入とか、いいねぇ。やっぱこういうのも快盗の基本だよね。盗むでも奪うでもなく普通に競り落とそうってのは意外だった。そうだよね、いくらでも金出せるみたいだもんね…。あれはなかなか気持ち良い。そしてこういう世界に付き合ってる割には初美花ちゃんはまだまだ普通の感覚持ってるなぁ。40万で「結構庶民的」とか言ってたらドルだったのは笑った。うん、同じ感想持ったよ…! 狭い会場で人も少なくて、なんか全体にしょぼい感じはあるけど、まあ仕方ないか。どうでもいいけど会場入り前の外見て、なんかすごく暑そう…と思ってしまった。あの恰好だと特に。
 このあとお宝はギャングラーに奪われてそのまま戦闘の流れ。パトレンも来ましたが、おお、警察的にはノエルは知らないはずだったのかこれ…。ホントノエルの立ち位置よくわからないなぁ。敵さんはシャボン玉出したと思ったらそれで逃走。咲也はなんだ、遊んでるのかあれ。
 あ、お宝は既に売却済み扱いなので金払えってことでした、ひでぇ。そこでいきなり悪党っぽくなるのね。税込みは笑っちゃったけど。そしてここから会場に居た人物が犯人と…なんか消えて逃走してる犯人だし、いくらでも潜り込む手段とかありそうだけどな…。ここで仮面について「ぼくらみたいな認識障害機能はついてない」とか何かさらっと重要情報が…! ああ、快盗のマスクってそうなってるのね…だからあれつけてれば顔わかんない…でいいのか…。なるほどなぁ。今更気にしてもなかったけど。

 必死で似顔絵描いて、参加者の身元を突き止め招待状…一応警察側の仕事協力にもなってるんですかね。っていうか似顔絵上手いな! 記憶だけであれってすごい。めちゃくちゃひらけた会場に普通にやってくる参加者もすごいけど。もうちょっと用心しよう。いろいろ緩い。初美花ちゃんが頬つねって順番にギャングラー探してますが、ギャングラーならあれで正体わかるのかな…。椅子に乗って立ってる初美花ちゃんは妙に可愛かった。ちっちゃくて。
 敵さんの正体判明後はまあ普通の戦闘ですね。快盗の戦闘は相変わらず楽しくていいな。改めて、マントかっこいいなぁ。
 パトレン側も一応参加者逮捕という形で入ってくるのは予想外だった。「後始末をさせられた気がする」は確かに! っていうか手柄云々とか気にするのかつかささん。
 そして次回なんなんだ、予告ですでに笑ってるんだけど!


第27話「言いなりダンシング」

 今回は苦戦中のルパレンから。ギャグ回だったけど、それなりに強かったんだよなぁ、この敵。ルパレンの攻撃をすべてかわし、言葉の命令で何でも言うこと聞かせられる…のにこの程度の被害で済むのか。敵が適当な奴で良かったなホント…! 透真はひたすら災難ですね。絡まれてる人助けただけで、ルパレンとして狙われたわけですらないのが…。何かおかしいと思いつつも具体的にそれを説明出来ない感じとか、ホント敵の能力凄くない…? とりあえず真顔で踊る透真は笑った。
 で、同じ敵に引っかかってるのに疑問のかけらも抱いてない咲也ですよ。透真への絡み方の鬱陶しさがひでえ…! これ自体は敵の力でも何でもないんだもんな…特に透真タイプには一番面倒くさいタイプだよなぁ。ノリが合えば楽しそうなのに!
 「頼む、おかしいと感じてくれ」と咲也に祈る透真は笑った。イライラメーターが出現した時点で、どれだけストレス溜めさせられるんだとハラハラするよ…。結局メーター突っ切ったところで「陽川咲也がいる限り、おれがここに居ることは不可能だ」とかはっきりきっぱり言い切る透真は凄いな。エアロビクス踊らされるストレスに勝ってるのか咲也が。あとどうでもいいけど透真と一緒に入った人もう止めたのあれ?

 で、さすがに魁利たちも不審に思い始めてますが、咲也の方を聞いてみればこっちはいつもと変わらないと…うん、ノリノリでやってるしな…褒められりゃどんどん調子乗りそうだしな…。ってかホント咲也は仕事出来ないんだなぁあれ…!
 近接戦闘のスキルまで伸ばそうとは、とせっかく圭一郎からは感心されてたのに。普通の古武術始めてればな…。
 まあともかく、快盗側が覗きに来たタイミングで、咲也は国際警察への爆弾を持たされることに。音がするとか発酵するわけないとか、そういうところにはちゃんと気付いて確かめようとはするんだな…操られちゃったけど。敵側は、このときまで咲也が道場に居ること知らなかったんですかね。誰が伝えたんだこれ…。
 爆弾運んで行った咲也に、「咲也くんを放っておいていいのかい」と言われた透真によぎる咲也との思い出がやっぱひっどいな。「いいんじゃないか」うん、その答え出てきちゃうのはわかるよ…しっかり助けに行ったけどね…!

 というわけで正体はばれてあとは戦闘です。口になんか突っ込めば喋れないから操れないとか、攻略も楽だなこれ…。しっかり倒したあと、「次はあいつが借りを返す番だ」とロボ戦譲ってあげる透真ですが、咲也この時点ではまだ騙されたことよく理解してないのね…。踊りだして、役に立たないこと知って初めてへこむって、ええええ…。「高額な月謝が、無駄だったのか!」ああそういえば金払わされてるんですね。いくらぐらいだったんだろう。どっちにせよ精々ひと月分じゃないのか。何か月かはまとめ払いなのかな。
 怒りのままクレーンとバイクを圭一郎に要求する咲也。圭一郎は割と勢いに弱いな…。敵殲滅後に咲也を励ます先輩たちがいいなぁ。透真の方は思いっきりからかわれてたけど! 立ち位置の問題かな…。相変わらず透真は何かひたすら可哀想なの多いな…可哀想。


第28話「誕生日も戦いで」

 「私のプリン食べたでしょ!」よくあるネタですが、食べ終わったプリンを冷蔵庫に入れてるのなんなの。そしてこの件でなんかいちゃついてるところを父親に発見される…か。戦隊で親が訪ねてくる話は大体嫌な話が多いので、今回もちょっと見る前怖かったけど、まあ…まあ頑張って親に感情移入出来るようにはしてるかな…いきなり殴りかかるのあれだけど一応反省したし…誤解ネタも嫌だけど、これ誤解じゃなくても嫌だからね…! 娘の彼氏殴ろうとする親キライ!
 まあともかく、このひと騒動が…なんかそれほど関わってこなかった気がするなぁ。今回は新武器登場話だったのか。人を老化させるガスとか使う敵なのに戦隊もゲストキャラも誰一人浴びないとかどういうこと…! 別に何の関係もなく咲也だけ老化してても全然良かったんだけど!
 親父さんの方は、パトレン出たあとの「助けていただいてありがとうございました」と「今のギャングラーについてお話出来ることがあればと思いまして」にびっくりですよ。そ、そうかぁそうだよね、犯罪に巻き込まれたときはこれが善良で正しい市民の姿なのか…。
 父親の方はこのあとあっさり落ち着いて、ホントおとなしくジュレで待ってそのまま帰って行った…。回想の「駄目だ駄目だ」が会話する気なさ過ぎて酷かったけど、最後見るともともと普通に仲良い理解ある親子っぽいし、だからこそこれで通じると思ってた感じかなぁお互いに。初美花側も高校中退して住み込みで働きます、はそりゃ普通なかなか、そうかわかったとはならないもんね…。母が認めてることといい、ちゃんと信頼関係はあったんだろうなぁ。正直高校中退住み込みで、これまで親が何か言ってきてない辺り、親からは放置されてるか完全家出で逃げてるかと思ってたよ…めっちゃ信頼されてた…。
 っていうか快盗はお互い結構事情話してたっぽいわりに誕生日とか、そういう情報はなかったんですね。友達じゃあない…んだよなぁホント。

 戦闘の方は、地中に潜る敵にちょっと苦戦。カードばらまいたら潜れないって、そういうもんなのか…! 壁まで潜れる情報がなかったためピンチ…というところですが魁利たちが間に合ったので形勢逆転。新武器弓矢か。弦が光になる奴は大体かっこいい。これは結局壁ごとぶち抜いてるってだけなのか。一度ぶち抜かれること気付いたら結構避けまくってるし、当てるの大変そうだなーあれ。
 まあ普通に壁からは放り出して無事お宝ゲットで撃破です。おお、ここでパトレンに見られるのね。「何故連絡しなかった」はそりゃそうだよなぁ。「自分で作ったVSビークルを何故自分で使わないんだ」とはつかささんの疑問。その辺何か秘密あるんでしょうか。
 あ、ロボ戦の新武器は何か手が出てきたのにびっくりした。カード出したよ…! タンス出したよ…! 意味わからないよ…! これ今後もやるんだろうか。
 あと今回ゴーシュが巨大化不満そうだったの何か可愛かったです。そうか、嫌な場合もあるのね。

 お父さんから初美花へのプレゼント、お守り+絵馬はちょっと笑う。いや、心配が詰め込まれてる感じはしますけども! ってか袋が可愛いのでこれがプレゼントでいいんじゃないのか。
 ここはホントいい親子だな…だからこそ普通に平和に卒業出来なかったのが悲しいけども…。


第29話「写真は記憶」

 あれ今回総集編? 記憶喪失からの説明や回想はわかりやすくていいですね。今回はゴーシュの実験からの流れだったようです。ポーダマンに金庫セットでルパンコレクションを使えるか…というところでしょうか。これ、普通に怪人が使ってたらホントに何もかも忘れてたのかなー圭一郎。いきなり膝抱えちゃってるから何かもう性格の根本的なとこ飛んだのかと! つかさのことは覚えてるんだ…喋り的にも子どもに戻ったわけでもないし、つかさと会って以降ぐらいの記憶が飛んだ感じなのかなー。もっとランダムなんだろうか。ジムへの対応が凄いけど、初めてジムに会ったときこんなんだったとも思えないし…!
 あと自分の写真に喜んでた咲也だけど、あれは圭一郎が自分の写真を持ってると思って…? そうか嬉しいのか…。初美花の写真をちゃっかり自分のものにしようとしてたのは笑った。つかさは顔すりすりや性別転換の写真破こうとしてたけど、あれ実際破ったらもう戻らなかったりするんだろうか…?
 とりあえずこの件を快盗に突きつけるノエル。圭一郎の記憶喪失は「困らない」とのことだけど、これからもどうせ関わるんだし、また一からやり直すの普通に面倒じゃないかな…正直大分認めてきてる感じだったし…! このあとギャングラーと戦ってるとこを見てる圭一郎からすると、ルパンレンジャー=味方の図式を刷り込ませることも可能だったかも…? ともちょっと思ってしまった。まあ仲間が居るし、記録もあるから無理だろうけど! あ、記憶失っても「おれと同じ被害者を出すことは断じて許さんぞ!」で飛び出す圭一郎はかっこ良かったです…やっぱこの辺はちゃんと圭一郎なんだよなあ…! 銃のことも忘れて素手で戦ってる感じはなかなかハラハラする…思わず取りだしてから戸惑ってる辺り、やっぱ体に染みついたものはあるんですね。
 結局快盗の戦いを見てる内に思い出した圭一郎。台詞の熱さが凄いなホント!
 これで敵撃破して終わりかなーと思ったら「ゴーシュはどこ」「大きくならないの?」で出てくるグッドストライカーに笑った。あ、そこの説明もするのね。ってかホントそういう認識で出てきてるんだよなグッドストライカー…。

 無事記憶は戻り、最後はノエル主催のノエル歓迎会です、いや初っ端でさらっと言われてたけど何だこれ! いや、まあノエルならいいんだろうけど! 全員の浴衣とか高級食材とか、これ自腹なんだろうかノエル…。とりあえずみんな楽しそうで良かったです。初美花ちゃん可愛いなぁつかささん綺麗だなぁ、圭一郎…やっぱかっこいいな…。
 そして次回もまた気になるな…!


第30話「ふたりは旅行中」

 圭一郎が作戦により一人で温泉地へ…をノエルにはごまかすのね。ノエル、こういうところで隠しごとされちゃう位置なんだなぁ…そんなにノエルに知られちゃまずいことなんだろうか。っていうか全員が揃いも揃って嘘下手過ぎてやばい。あれでごまかせてると思うんだろうか。しかしまああそこまで堂々とやられると突っ込みづらい気はする。
 で、結局魁利がついていくことに…か。偶然だねー! で一緒に行こうもかなり雑だけど、そこはまあ圭一郎相手なら十分ってことかなぁ。結局仕方ないな、になっちゃってるし。ああ大人なお兄さんがやんちゃな子どもを受け入れてくれてる感じ…と思ったら昼飯取り合うし射撃で張り合うし、何かもう普通に楽しんでるな…! ホントいつの間にこんな仲良く…。
 そしてここで何やら一人で落ち込んでる少女を発見。まあ圭一郎なら飛び出すんだろうけど…なんか、思ったより大きい子だな…これぐらいの子ならこういう場所一人で居てもそれほどおかしくないような。親待ってるとかありそうだし。まあでも異常を察知したんでしょうね。迷子だったようです。泣かれそうになる圭一郎は笑う。そんな怖いかなーあれ。魁利とのやりとりでほっとして笑いだしちゃうのはわかりやすくていいな。うん、あれを受け入れてるお兄さんなら大丈夫だよね…。圭一郎の怖そう、って怒られそうみたいな部分がありそうだからなぁ。迷子って、言うと怒られそう…で言えない部分あるからね…。
 少女は交番に連れて行き、とりあえず少女のなくした髪飾り探しです。魁利が同じものこの辺で売ってるはず…で買ってるのが、おおさすが魁利だなぁと思ってたら普通に探し出してきた圭一郎…わあ…。な、なんだろう、このなんとも言えない気持ち…! 探し出せてなかったら…これが救いになってたはずなんだけどね…。

 そしてここからちょっと様子のおかしい魁利に圭一郎の突っ込み。魁利、こういうときどうにもあからさまだよなー。こっちも結構ごまかしがきかない。ごまかす気もないのかもしれないけど。ここで子どもの頃、兄ちゃんが迷子の子に構ってて…って何かその流れだと圭一郎が迷子に構ってたから拗ねてたって伝わりそうだな…! と思ったら、嫉妬で迷子のこと考えられなかったのがかっこ悪いと…そ、そういう方向かぁ。すげぇな、そこまで考えちゃう魁利が凄い…。
 あと前から気になってたけど、お兄ちゃんとの年齢差どうなってるんだ…。
 しかしこの、結構大事な内心ぶちまけてくれてるところで取引相手から連絡きちゃうのきついな。さすがにわかってるとは言っても凄い放っとかれた感…! 親族に挨拶に寄ることになった…は魁利が来てから考えてた言い訳なのかなー。
 で、こっちはまあ普通に取引開始です。「待ってたぜ社長さん」って美術商の振りしてたんですね圭一郎。テレビにも出てたと思うけど国際警察の顔知らないのかな相手さん…。そして圭一郎が取引用に持ってた大金…あれ本物なんだろうか…あれ持って一日遊んでたのか…!
 相手はまともに取引する気もなく襲ってきたので返り討ちです。もう完全にそれも予想してた感じですね。激昂することもなく、鉄パイプ持って襲ってきた数人を軽くいなす圭一郎がかっこ良すぎてもう笑えてくる。めっちゃにやにやしてしまった。がおーとかなんだよ可愛いし…!

 無事ビークル手に入れて犯罪者確保したあとはルパンレッド登場です。レッドVS1号はいいなぁやっぱ! まだレッドが変身完了してないのに突っ込んでくる1号もいいな…。しかしまあ、今回はちょっとまだもやもやが溜まってるレッド。いつもと戦い方が違うとかも気付かれるんだよなぁもう。いいねぇ、どきどきする。で、どうなるかと思えば大規模火災発生中だからお前が行けって圭一郎が言ったー! うっわぁ、ルパンレッドのこと信じて託した…! しかもレッドから言い出したわけじゃないもんね…これ言ったらやってくれると…思ってくれたのか…。レッドとしては言うこと聞くのも聞かないのも複雑だなコレ…!
 あ、この間他メンバーもギャングラーと戦闘中です。臭い消しコレクション笑った。ゴーシュたちが何か複雑な反応してるから厄介な敵なのかと思えば! いや、とても厄介だけども。「それを金庫に戻せ」とか言っちゃうつかさも笑う。可燃性ガスの臭いなので割と笑いごとじゃないんだけども。あと倒される前に巨大化しにきたのびっくりです。そういうのもありなのね…。
 ロボ戦はそのまま魁利が間に合って、火災も鎮火して無事勝利。魁利は…複雑そうだなぁホント…最後まで…! 「似てんじゃねぇよ」かぁ…お兄さんと重ねちゃうと辛いよなぁ…。


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