宇宙戦隊キュウレンジャー感想 (11話〜20話)


第11話 「宇宙を救う3つのキュータマ」

 初っ端のナレーションはスティンガー。「おれはあいつを戦士として認めるつもりはない」っていきなりそこナレーションで言うの…! 兄のこともあっていろいろ複雑だったんですよね。まあ今回の小太郎はちょっと調子乗ってる感はある。いや、前からではあるか。力手に入れたんだから戦いたい、は正直気持ちはとてもよくわかる…! けど、それで仲間に迷惑かけるのもよくある展開だからなー。スティンガーの場合は小太郎が力に溺れることを危惧してる感じですが。兄の話は状況にぴったり過ぎて説得にはなりますね…。小太郎はまだそこまで酷い段階でもないので、おれはそんな風にはならない、とかなるかなーとも思ったけど割と素直だった。そして小太郎が素直に受ければ、スティンガーも普通に認めた。凄いな、このちゃんと話し合いで解決した感…!
 で、今回もう一つの問題のラッキー。最初の「懸賞が当たってるかどうかだけ」「どうせ当たってるでしょ」にびっくりですよ。あ、もうホントにあり得ないぐらいラッキーなのね…。懸賞出せば絶対当たるレベルなのね。マジか。もはや口癖というか、適当に言ってるぐらいのもんだと思ってたよ。小さなこともラッキーにつなげてテンション上げてるとか、そういうことだと思ってたよ…! 星座占いで最下位、もなかったレベルなんだろうか。まあラッキーが聞いてるときはたまたまなかった、ぐらいはありそうだなー。
 これで落ち込み気味のラッキー。今回の出撃でも出られるかどうかちょっと不安になってる。ここで毎回当たってるのもホントにラッキーだったんだなぁ…。メタ的な言い訳もあると思ってたけど。
 まあともかく無事選ばれての出動です。あ、OPに小太郎も入ってる。おお、OPに入るとレギュラーになった感じするな…! あと今回の出動に普通に司令が居るのにもびっくりです。しゅ、出動メンバーにも入っちゃうんだ…司令は司令のお仕事あるんじゃないのかな…! いや、いいけども。正直武器も変身後もめっちゃかっこいいし、とぼけたキャラ好きなんだけども。正直人間体ならツボキャラだった気がしないでもない。いや、でもちょっと悪ふざけの方向微妙かな…。

 今回は小太郎も勝手に乗りこみ。残ってるメンバーはオリオン号修理もあるから、修理手伝えないならまあ来ても…? メンバー増えたし、5人にこだわる必要はないのかな。司令が許して、ひとまずは普通に戦闘参加です。この辺りからラッキーの不運が加速。バナナの皮はわかりやすいなー。この辺、イカが何かしてるの。攻撃読んでるイカは何かかっこいい。そしてまああっさり復活したなタコ…! 蘇る度に性格変わるって何だ。どういう体なんだ。この先もいろんなキャラで出てくるんですかね。
 っていうか思ったよりキュウレンの居る場所が遠くて、キュウレンは雑魚敵と戦ってたいせいで、なんかちょっと聞こえてる? とか思ってしまった。戦いに参加しに来てる位置じゃないな…! まあラッキーは飛びだしましたが。
 雑魚敵との戦いは小太郎が楽しそうに活躍してるな、と思ったらスティンガーから止められてました。「戦いを舐めるな」ってほどのものに思えなかったので、まあこの辺スティンガーの心配がちょっと過剰だった気はしたなぁ。この後の戦闘時も凄い世話焼いてるというか、放っとけないんだろうなって感じはする…。
 あ、2人は途中出てきたワームのせいで地上落下でした。それ自体は大したことなかったようですが。ワームはなかなか気持ち悪い感じ。イカたちにも予想外の出来事ってのはちょっと面白い。何気にちらっと言われてるけど、あの辺の人たち、あのワームに食べられちゃった…?
 2人が巻き込まれたし、ワームはそもそも目当てのキュータマ飲みこんじゃってるっぽいということでそのまま司令たちも向かってます。あ、キュータマ探すのにラシンバンキュータマ使ってるのは面白かった。今回はコップ出したり、火を出したり、ミズガメで水とかウワギで跳躍とか、いろいろ使ってて面白い。それぞれの使い道があるんだなぁ。コップは出したけど飲み物ないのは笑った。
 戦闘はそのまま決め、ロボ戦。ドラゴンに巻きつくミミズはちょっと面白いな。小太郎はどうするのかと思ったけど、こっちも無事キュウボイジャー出して参戦です。使ったことないし、で尻込みしてたのにびっくりですよ。ロボとか操縦とかになるとさすがに不安なのか。まあ普通に使えたようですが。
 そしてドラゴンがロボの胴体部分になって合体…! こ、これも予想外だった、そうくるのかー! そうか、ラッキー居なくてもロボ出せるのか司令が居れば…司令大活躍だな…。
 で、無事倒してる間にラッキーがピンチです。飛んできたキュータマ取れなかったけど、まだトドメ刺されそうなところで仲間が間に合ったのはラッキー…かな…。正直予告でちょっとギャグっぽい雰囲気あったし、このアンラッキーネタは今回で適当に終わるものと思ってた。次回引っ張るのかー。
 「宇宙一アンラッキーな男か」「確かにそうかもしれないな」回想でちらりと見えるラッキーの過去…でいいのかな。おお、なんか大変な過去があったっぽいなこれ…。


第12話「11人の究極のオールスター」

 お、スーパーヒーロータイムが戻ってる。そうか、もう映画の宣伝も終わったか…。
 本編では前回の戦闘分析。ぜ、全部録画されてる。船内もあちこちにカメラあるみたいだし、凄いな。何かもういろんなものに見守られてる感。とりあえずこれで、イカの足やら肩やらの光る物体に何かあるんじゃということで次はそれを確かめに行くことに。ラッキーがここでついに戦闘メンバーから外れてます。ラッキーの気持ち…の問題なのかなぁ、これ。しかもこれを見て「そっか。…みんな、頼んだ」ですよ。騒がないと逆に何も言えない…! いや、ガルは食い付いてるけども。ギャグ的反応ならからかって終わらせられるけど、なぁ。しかも普通に引いた。何でだよ、って感じにもならないのか。正直ラッキーのこの落ち込み方は意外だった。信じてたもの、というか信じようとしてたものが壊れちゃった感じなのかな。
 結局普通にラッキーの居ない5人での出撃。このメンバーだとスティンガーが仕切るのか。前回司令が仕切ってたし、ラッキー居ないと誰が仕切るか、はちょっと面白いところだなー。まあこの先はラッキーはほぼ出るんだろうけども。
 この出撃でヒントを掴み、とっとと撤退です。この人たちホントいろいろスムーズだな。落ち込みモードのラッキーでさえ、邪魔はしない…と思ったら次の作戦での出撃拒否…! 「ごめん、おれ無理だ」ですよ。こ、これはびっくりした。11人揃えば勝てる、って話の流れだよね…! それでも行けない、かぁ。いっぱいいっぱいになってるなあ…! しかし案外このラッキーにイライラはしないんだよな…周りが基本見守りなのと、ラッキーが変なこと言ってこないせいか。引っ張りもしないしね。ここでやってくるのが司令とガルなのも納得。ガルはそりゃあラッキーがこんな風に引いたら怒りますよね。でも見損なったぜ、じゃなくてちゃんと立ち上がらせようとしてる感じはホッとする。ガルはなぁ…ホントラッキーについてきた男だからなぁ…!
 司令の方では「きみが実際にラッキーかどうかはどうでもいい」と、まあ当然思うこと言ってくれたんですが、これに「おれはラッキーだからキュウレンジャーになれたんだ」と返すラッキー。わあ…そうか、ホントそういう認識だったのか…。司令の言った、幸運を信じて運を呼びこむ男、というのがそのまま私のラッキーへの認識でしたが、ラッキー自身はそうじゃなかったんだなぁ。そうだよね、信じてた本人だもんね…。
 結局最後はガルの喝が効いたのかな。10人でやられてたキュウレンのところに、現れたのがラッキーですよ。まあ予告でわかってたけどね…! まあこれで普通に全員で戦うのかなーと思ったら、取りだしたのはフタゴキュータマ。分裂分裂分裂…って、えええそれありだったの。倍倍で増えて、イカさん囲んで一斉攻撃ですよ、ひでえ…! そもそも10個の目があるから10個の攻撃まではかわされる、11人居れば、という展開が正直突っ込みどころ満載でしたが、ここまでくると何かもう何も言えない。あれ、見えててもどうにもなんないよね。
 まあ無事体のあちこちの目は破壊出来て、あとは正面の目だけ…になったのかな。ラッキーについては「言い続けて変えてみせる!」の宣言がいいな。そうかぁ、ラッキーってこういうキャラだったのか、なんか見方変わってくるな…!

 そしてついに11人並びの変身です。すげえ…長い…。やっぱ全員勢ぞろいは楽しいね。名乗りがさすがにちょっと忙しい。「1人相手に11人で戦って卑怯だと思わないのか」さすがにこの大人数になるとちょっと気になるところ。突っ込んできたかーと思ったら「お前の敵は宇宙に生きる全ての人」ときたか…! この返しはいいな。11人どころじゃないんですね…! これを言えるラッキーもかっこいい。
 このまま撃破し、あとはロボ戦。ロボ戦でも勢ぞろいですよ。ああ、でも合体では3体余るなー。小回り効くのが残ってるのも面白いけど。今回は雨雲消しに活躍してた。あのキュータマが雨に濡れるシーンは何か好きだな。
 そしてここで2体合体。えええ。が、合体すんのあれ。どうやって、と思ったけどあれ合体でいいのか…。組み換えはしてるけど、なんか後ろに居るだけにしか見えないよ…! 手足の付け替え面白いけど、全合体はきついのかなー。まあ正直合体せずいろいろ動いてる方が楽しい感じはする。
 これでイカは撃破。最後に…スティンガーの兄貴か。ここも案外早くにきたな何か…。
 あ、EDも追加されてる。いやぁホント人多いな…!


第13話「スティンガー、兄への挑戦」

 人を集めて困っていることを聞き、そうか自分で何とかしろ、な敵さん。まあ食べ物がないとか休みがないとか、こいつらがやってる状況ではあるんだろうけど、ここだけ聞くとホントせこい嫌がらせだな…! 「ぬるい」とか言い出したスコルピオに笑ってしまった。確かになぁ。そのスコルピオは敵も味方もまとめてゾンビ化。互いに争わせたりしてます。ひどい状況だけど、これもこれで彼らに意識がないならあまり関係ない気もした。スコルピオが言ってた「恐怖」や「苦痛」はあるんだろうか。あれでそういう感覚はあるんだとしたら恐いな…。
 地球でそんな事件が起きてる頃、キュウレンの方でも別の動き。あ、ラシンバンはあまり連続して使えないのね。船探しだけで話が進むわけでもないのか。そしてまさかの小太郎が修行に出発って、えええ、ずっと居るんじゃなかったのか小太郎。まあ今回最後にはスティンガーたちも出て行ってるけど。ホント戦隊としてみると不思議な展開だなぁ。

 で、今回の事件への出動。操られたハミィの「き〜た〜こ〜れ〜」は笑った。あ、あくまでハミィではあるんだな…。
 ここからスティンガーによる解毒と兄の話の説明。誤解部分もあっさり判明。なんで言わなかった、となるチャンプはまあ当然ですね。「言ってどうなる」のスティンガーもまあわかる。そもそもチャンプ以外あんまり気にしてなかったし、チャンプって聞いても証拠がないと信じないとか言いそうだったしなー。兄の話だって、まああまり言いたいものではないわな…解毒のこと聞いてすぐ「兄弟そろってろくでもねえな」だしなチャンプ…。チャンプがここまでかたくなになる前にもうちょい何とかしてろよって気はするけども…! 拳の下ろしどころに困るよなー。
 まあスティンガー的には「兄の罪はおれの罪」ってのが言わなかった理由みたいですが…それはそれで辛いな…。
 兄弟話で絡んでた小太郎から、以前スティンガーが言った言葉をつっこまれてますが「弟が誇れる兄で居ろ」は兄を信じたいとか取り戻したいってよりは、おれの兄はそうじゃなかったから…って感じだと思ってたよ。もう諦めてる台詞だと思ってたよ…!

 そしてまあもろもろを聞いたあとのチャンプ。スティンガーについていく気満々です。ホントに倒せるのか? はまあ実際思うとこだよね。「これはおれの問題だ」のスティンガーには、いやいやチャンプにとっても仇だろ、と思ったら普通に突っ込んでくれた。でもなんかえらく爽やかだチャンプ。吹っ切れると早いなこっちは。まさかの相棒呼ばわりですよ。スコルピオ、最後まで特に絡まず終わっちゃったからどうするのかと思ったけど、スティンガーたちでこのまま追っかけるかー。ここの決着も割と早くつくのかな…。


第14話「おどる!宇宙竜宮城!」

 キューレトで外れ続けて落ち込むガル。っていうか結構出動してますね。毎回当たってる男が居るなら毎回外れる男が居てもおかしくないのか…。ホント、運だけで出動決まってるのが凄いなー。今回の事件で、ガルが向いてそう! とかって言っても決めるのはルーレットなんだよな…誰が向いてるとかじゃないんだなー。そして今回も最後は外れるのかと思ったら、普通に当たった。ほんっとに運が悪かっただけなんだなこれ…! みんなでガルが出て来いと祈って、当たったら大喜びしてる感じは可愛い。
 あ、今回のダイカーンは贅沢禁止して、贅沢した奴を閉じ込めてるということらしいです。可愛い彼女とクレープデート、が駄目で、彼氏とデートしてる彼女の方はいいのか、と思ったけど、そうか女の子はいいのか…。あとお洒落が駄目とか、回転寿司で高い皿取るのは駄目とか、何かこう、食べるものにも困ってる人たちの世界見たあとだと、普通に暮らせてるだけで十分じゃないか…という気がしてしまう。地域差大きいなホント!
 このダイカーンが宇宙竜宮城にやってくるということでそこへ潜入です。潜入は普通にできるんだな…ってか最後建物落とされてたけど、この竜宮城はジャアクマター関係ないの…? 落としていいもんだったの…?
 まあともかく潜入しての接待。途中で退場させられたハミィ、なんかあるのかと思ったら普通に戦闘になって戻ってきた、しかもそこで「私に任せて」で最終戦闘参加してないし…! 前回といい、何か寂しい位置だなぁハミィ…せっかく出動してるのに。

 ハミィ居ない状態でとりあえず敵さん接待してるキュウレン。「美味しくなるおまじない」は笑った。怖いわ。手品とか踊りとか、頑張ってはいますがまあ気に入るわけもないですね。ただなんだかんだ接近してボタンは押せてるからなー。まあこれで良かった気もする。立て続けに3回外れて、そのたびにラッキーたちは落とし穴から強制退場させられてますが。最終的には「楽しくなってきた!」とかやってるラッキーが素晴らしい。スパーダもこれでイラつくキャラでもないので、ここは安心して見られるな。
 そして最終的に、ようやく女の子ならいいんじゃないかと気付いた司令。ガルにオトメキュータマで女装させてます。オトメってそうなるのか。正直種族が違い過ぎて、あれがありなのかなしなのかわからないので反応しづらいな…! ノリノリかと思ったガルは、最初状況把握してなかっただけか。
 これに惚れる敵さんも、まあわからなくはない。しかし気に入られてる方がリモコン奪い辛そうですね。相手が自分を見てるってことだからなー。
 ともかく、これで何とか作戦成功。あそこで間違えても、また落とし穴だったんだろうか。
 最後の最後で「おれさまと付き合って!」とか告白してくる敵さんはなかなかですね。多分命乞いじゃなくてマジだよね。もう男でもいいやってなったのか。一応真剣な言葉だろうからガルが反応、どうするのかと思ったら「ごめんなさいガル」って、あはははは。ちゃんと断った…! うん、まあそこはないがしろにしなくて良かった。

 戦闘中、風呂敷背負ってるバランスは、ちゃっかり何か盗んできてるな、とニヤニヤする。玉手箱、はお約束ですね。しかしまあ、老けても変わらないよな。「なんだかぼく400歳になった気がする」言葉で強引に説明してるの笑った。「おめでとうバランス」この状況でこの台詞が出てくるナーガにも笑った。それでいいんだなもう。


第15話「海の惑星ベラの救世主」

 ラシンバンによって新たな情報。一気に二つ出るんですね。二手に別れるのかと思ったら、今回は一緒に行くのか。既にスティンガーたちも置いてきてるし、仕方ないのか。
 行先はハミィが行きたい素敵なビーチのある星に決定。ラプターが水着妄想してますが、自分で自分の水着妄想するのか。そうか女の子は着たいって方向なんだよな水着…。
 ともかくまあ、これで決定。「押しが強すぎ」とか言われて「子どもの頃は引っ込み思案だったんだから」とか、ちょっと流れ強引だな…! そしてハミィが昔は引っ込み思案だったとか、あまり違和感はない。何かそれっぽいよハミィ。
 出動部隊では、ナーガも普通にバカンス準備してるのは笑った。彼はホントよくわからないな。今回もいろいろ振り回してくれる。普通に一番まずいところで住人に目的話してるの笑ってしまった。ま、間違ってはないからな…!
 あ、星の方はジャアクマターが来てて汚れてたようです。単純にシーズンオフにしか見えなかった。汚れてるのか。そしてまあ、海を汚したダイカーンが救世主の振りして魚を捧げてもらってる…な、何か手間と利益が釣り合ってない気がするな…いいのかそれで。しかも海汚して、魚がほとんど取れなくしたのもダイカーンなんだよね…? 魚食べたい+嫌がらせがしたいなのか。あとキュウレンジャーに襲われて「地球に居るはずじゃ」って、そうかそういう認識もあるんだなー。せっかくの救世主も、一つのところに留まってたら、ほかの星の敵の歯止めにはならないのか…いや、地球のダイカーンもやりたい放題だけど…。

 敵さんはまずいところを見ちゃった娘を始末するため生贄に捧げろとの展開。即座に「悪く思わないでくれ」の住人にびっくりした。今後どんな和解あっても、また見捨てられるって思うぞこれ…。あの子に親は居ないのかなぁ。
 少女の方は、ハミィからの励ましもあり、最終的には敵のことばらしてますが、生贄決定してから言われると何か命乞いみたいだよね。まあハミィたちは、あくまで少女の口で言って欲しかっただけで、誤解とくのはそんな重要じゃないだろうけど。
 キュウレンが正体見せて戦いだしたら、普通に大喜びの住人たち。いやー単純でいいな。しかも最後に普通にキュータマもくれました。うん、何かいい方には転んだけど、騙しやすそうで怖いな。

 この間、順調に進んでるスティンガーたち。ああここで普通に再会するのね。「スコルピオという男を知っているか」って、ああそうかあの見た目じゃわからないのか。「おれの声を忘れたか」で以下次回。ここは因縁続くのかあっさり解決するのかどっちだろうなー。


第16話「スティンガー、兄との再会」

 あああ、そう来たかぁお兄ちゃん…。初っ端から「許せ」「あのときは何も話すことが出来なかった」とか味方風味全開で、あまりに直球過ぎてこれは嘘なのか…とは思ったけども。それでも、兄の行動の流れとしてはそれほど不自然でもないかな、いや一族全滅とかやらかしてるけど…とは思ったのに! ただここで真実の告白…という流れはまあ唐突だしそれまでやってきたことの意味なくなるよな、でもタコは知らないのか…とかもういろいろ考え過ぎた今回。最後にスティンガーに攻撃しかけたときも、ああそっちだったか…という感じでそれほどショックや驚きはなかったんですが、「この宇宙をおれのものとする」は予想外だった、その方向かー! ドンアルマゲを倒すって、そこはホントの目的なのかよ…! しかもタコに言ってて生かしてるってことは、タコもこれについていく気なんでしょうか。なんかまだどこまで正面から受け取っていいかわからないけども…!
 今回のスティンガーは、まあひたすら可哀想だなぁ。途中で言ってたけど、やっぱ信じたかったんですよね。せっかく希望が見えてきたところだったんですよね…。チャンプが罠に決まってる、と言ったときも「おれには兄しかいなかった」「だから、頼む」ですよ。こんな真剣にお願いされたら受けないわけにはいかないですよね…。どんな状況になってもひたすら相棒と呼び続けてたチャンプは凄いなぁ。兄についていったスティンガーのことを普通に心配するんですよね。あ、博士はジャアクマターの裏切り者とか何とか言ってるのは特に突っ込まれないのかな。
 チャンプが今回使ったウシカイキュータマ。牛使い? チャンプが使われるのかよ…! ちょっと笑った。

 ところで今回の出動は何か普通に「おれがでる」「ぼくも」みたいな感じだったんですが、え、それでいいの。いや、その方が実際いいと思うけども。
 スティンガーと兄貴の方は、口笛になんかびっくりした。いや、あの姿で吹けるのかと。喋ってるんだから吹けるか…。
 兄貴の裏切りを知ったあとの、泣きそうな「おれをやれ」はなかなかに哀しい。ああそうか、折れちゃったんだなぁ。スティンガーは見た目が割と幼いのでホント普通に可哀想。けど、まあ予想通りというかなんというか、でチャンプが庇ってチャンプダメージ…って爆発したー!? バラバラになったー! そ、そこまでやるのか…! いや、まあロボットだから復活のチャンスあるとはいっても。何かもうあっさり仲間がやられたって感じが怖い。9人居るとこういうこともできるんだな…とか。しばらくはリタイアな感じでしょうか。スティンガーも?
 ホントなにがどうなるか予想がつかないなキュウレンジャー…!


第17話「闇のドームを照らしタイヨウ!」

 今回は何やら暗黒ドームで覆われれている場所への突入。カメレオン忍法土ほりほりの術…ハミィもいろいろ便利だな。このあと司令が向かって詰まっちゃってるの笑った。一番穴通るのに向いてないねあれ…!
 問題の町は昼間が22時間もある町。人工太陽使って、昼間の間は常に働らかなきゃならないようです。きつい。そしてちょっとでもダイカーンの悪口言うと攻撃されると。…これダイカーン自らがやってるんですよね。ダイカーンも22時間延々人の監視して攻撃してるのか。大変そうだ。さすがに2時間分は休んでるんでしょうか。その間なら悪口言い放題なんだろうか。
 ともかくまあ、これに攻撃されて吹き飛ばされるラッキーたち。「早く謝った方がいい!」とか一般人がアドバイスしてくれてるので、謝ったら許してくれるんでしょうか。キュウレンジャーとわかった以上そんなこともないかな。でも悪口言わない限りは攻撃してこないみたいだしなー。
 吹き飛ばされたラッキーの、「布団がクッションになってラッキー」に相変わらずだなと思ったら、飛んできた女性陣に潰されての「2人に怪我がなくてラッキー」ですよ。これはかっこいい。
 しかし「姿見せないでこそこそと!」とか怒ってるの、ちょっとハミィちゃんのことが気になるよ、彼女も消えて攻撃するよ…!

 バランスとガルの方ですが、ガルは今回初っ端から突っかかり気味。まあああいう緩いタイプはガルには合わないだろうなー。しかし何もしてないかと思えばしっかり監視カメラの映像探ってるとか、なんかもう、ずるいな。ガルは素直な反応がいいなー。
 かすかな映像から謎のヒントをつかみ、4人が囮になって敵の動きをつかんでます。消えても浮いても追いかけてくる、とかハミィたちの特徴生かしての探り方はいいな。結局答えは影、ということでやっぱり最初に言われたヒカリキュータマがキーになるだろうという展開。太陽モードは最初笑った。なんだあの頭。わかりやすくていいな。と思ってたら月モードでさらに笑った、キャラ変わってる…! なんでそうなるの…! ってかこれ、太陽浴びるとバランスパワーアップ、月の光でガルパワーアップ、なんだろうか…?
 無事ダイカーンは撃破し、ちょうどやってきた司令がこのままロボ戦で終了。戸惑ってる司令が笑える。なんかいつの間にか仲良くなってるしね両側2人…!
 最後にラシンバンキュータマも使えるようになって次のキュータマ…というところですが、次回ギャバンとデカレンジャーって、ええええ! びっくりした。ああそういえば何か映画やるって聞いてたな、それか…! まあウチの地方で映画はやってないけども。いやぁやっぱこういうの出てくると…ちょっとテンション上がっちゃうな…でも喧嘩になってるのかなこれ。


第18話「緊急出動!スペースヒーロー!」

 初っ端からラシンバンキュータマが盗まれたという展開。えええ誰に? と思ったら普通にマーダッコだった。侵入されたのか…? いろんな意味で大丈夫か? と思ってたらここからブラックホール突入展開です。「光さえも吸い込む猛烈な重力の天体」ときちんと説明されて、ああ子どもの頃は完全に穴だと思ってたし、そういう扱いされてたけど、違う展開なんだな…と思ったら普通に異次元への穴だった。ってか別宇宙って、ええええ!? 今までキュレンが居た宇宙って! パラレルワールドだったの…! ち、地球が…普通に平和な地球がある…今までのスーパー戦隊たちが守ってきた地球…え、ええええ…。VSのときのはどうなってるんだとか、まあ細かく突っ込むところでもないんだろうけど。びっくりした。でもまあこの方がややこしくなくていいですね。この先何でデカレンやギャバン来ないんだよって話になっちゃうもんね…。
 ラッキーたちの居る世界ではそもそも警察の概念がなく、「お巡りさん?」「逮捕?」ってそこからなんだなぁ…。

 マーダッコはギャバンと遭遇し、ストーカーに追われ宇宙船を破壊された…という説明をしたんでしょうか。異次元にきて咄嗟の嘘としては素晴らしいな。信じ込んだギャバンが、キュータマを取り返しに来たラッキーたちと戦闘になるという。うん、まあ人の話聞かない思い込み激しいタイプだとそうはなるな。このあとはこのあとでラッキーたちの説明あっさり信じてるのも、ありがたいけど怖いところでもある。まだ本性見せてなかったもんねマーダッコ…! 宇宙船奪うというわかりやすい悪事は働いてくれましたが。
 司令官たちの方はセンちゃんとウメコにより逮捕されることに。不法侵入容疑…ホントきっちり管理されてるんだなぁこっちの世界は。バンが異次元ホールから飛び出したところを見てたので解決も早かった感じでしょうか。ガルとボス似てるネタはびっくりした。似てる…のか? まあ方向性は一緒か…? 「兄貴」とか言いだすガルにびっくりしてたら「何やらすんじゃ」ってノリツッコミかよ…! なんかわかり辛いよ…! ボスまで乗るし。そんなキャラだったか。
 こっちはとっとと解決して、穴が閉じるのを防ぐ役。おお、デカレン側ちゃんと全員揃ってるんだ…!
 あとはラッキーたちがキュータマ取り返すだけ、ということでギャバンとバンと協力しての対マーダッコ。そうか、赤と銀ということでナーガだったのか…。バンの後輩呼びは一瞬なんでかと思ってしまった。ああ戦隊の…そうだよな、ちゃんと繋がってるってことでいいんだよな…。
 敵さんは無事撃破し、巨大化まで入ってびっくりしてたらここはギャバン。司令官の「竜同士並んでみたかった」とか、上に乗っかるラッキーたちへの、あれ意味あるのか、は笑った。言っちゃうんだ。

 最後は無事慌ただしく帰っていくキュウレンジャー。センちゃんたちは結婚式の準備が…あれ、まだしてなかったのか。
 「オッキューは論外」ここも触れてくれるのは何か嬉しいな。


第19話「森の惑星キールの精霊」

 何やら艦隊が地球に向かってるようです。これはやばい、ということで倒しに行こうとするも、それよりアルゴ船手に入れる方が早い…ってことなのかなこれ。どっちにしろアルゴ船手にいれないことにはあの艦隊もどうにもならないってことか。どのくらいの危機感持てばいいのかよくわからないな。
 とりあえずとっとと手に入れようということで向かったラッキーたち。敵さんの顔をイケメンにしてるのに何か意味あるのかと思ったら特になかった。彫刻使いたかっただけか。今回はあと蟹とか盾とか。いろいろあるなぁ。
 星の人助けて情報もらい、長老みたいな人の忠告はさらりと流してとっとと森の中です。早い。ツタみたいなのに捕まったのも、消えてたハミィがとっとと切って、話を聞いてくれない女性も、スパーダに「イケメン!」と騒いであっさり会話モードに。いや、もうホント早い。いいなぁ、この展開。「許せ。そして忘れろ」とかえらそうな口調も全く腹立たないな。しかしこの詰め寄られ方してるスパーダは何を思ってるんだろう。焦るわけでも受け入れるわけでもなく、困ってるとか戸惑ってるというほどでもないなぁ…。全く反応できてないけど、固まってる感じでもないし。何かもう、普通だ。とりあえず反応しないことにしたんだろうか。
 あ、森の妖精エリスは普通にリュウコツキュータマ持ってて、しかも救世主に渡すために守れと言われてたらしいです。これはホント、もうちょっと時間あれば凄くすんなりいったはずですね…っていうか究極の救世主じゃなく普通の救世主って! 言葉のすれ違いが面倒くさいな。

 結局話してる間に割り込んだスコルピオにキュータマは奪われることに。ついでにダイカーンに毒入れて「星の人間を皆殺しにしろ」って、こっわいことするな…! 当然阻止に向かうスパーダたちですが、エリスはキュータマ取り戻すのが先だ、かぁ。自分が人質になったときは、「わらわの命などどうでもいい」だし、やっぱ何よりキュータマ優先って感じか。まあ一貫してるのはかっこいい。でもだったら人質交換で普通に歩いて戻ってるのもどうなのかな…。まあ彼女が何やったってどう動いたって結果は変わらなかっただろうけどさ…! キュータマ奪ったあと彼女に攻撃しかけるスコルピオはホント地味に嫌な奴。読んでたのか反射だけか、咄嗟にしっかり庇えてるラッキーはかっこいい。
 村人もあんたも救えなかったら救世主じゃない、あんたもおれが救う宇宙の一部とか、ああこれは惚れるな…と思ったらまあ惚れてました。そりゃそうだ。スパーダへの態度がひどいけど! 何で意味なく下げてくるんだ。

 そしてこの流れの中、一人動きだしてるスティンガー。普通にオリオン号に来たときは、びっくりしたというかちょっと話し合いの余地ありそう? とホッとしてしまったら…問答無用だった…問答無用でキュータマ奪ってった…。ブラスターやキュータマ置いてって、あからさまな決別の合図…!
 これを兄貴に会うための餌にした…んでしょうか。キュータマあるならスティンガーの意図がどうあれ、スコルピオはやってくる…ってことかなぁ。このまま普通に戦闘入り、以下次回…ここ、早い内に決着ついてくれるのかね…あまり引きずられると辛いな…!


第20話「スティンガーVSスコルピオ」

 スティンガーVSスコルピオ。やっぱりまあ、やられ気味のスティンガー。まあそりゃそうだよな、どうするつもりだったんだと思ったら何か捨て身の技があったようです。命と引き換えに強くなる、はまあよくある設定ですね。実際これのあとめっちゃ凄い動きしてるんですが、本当に死ぬ技使ってそれって、持っていったキュータマ返す気とか特になかったんだろうか。正直私、ぎりぎりまでスコルピオのところに持って行ったキュータマ、偽物なんじゃないかと思ってたんですが…普通に本物か…奪われるのか…。「あいつらにはもうこれ以上迷惑はかけられない」なら、それ持って行っちゃ駄目だよなぁやっぱ…。
 そしてやっぱり普通に負けるスティンガー…あああ…。「だがおれの強さには届かない」が絶望的過ぎる。このあとさらわれてるし、キュータマ結局1個は取られてるし、スティンガーの行動の代償ひど過ぎる…ホントもう見てられないなこの人は。
 ところでCMで「新戦士」とかやってるんですが、そういうのもうちょい後にしようホント…。
 っていうかまだ出るのかよ! とは思った。

 一旦船に戻ったみんな。小太郎も来てます。ヤギキュータマとか、このタイミングで何かと思ったらお手紙…! なるほど…。
 一応みんなにメッセージ残してるスティンガー。「おれの勝手を許してくれ」かぁ…ただ抜けます、ってだけならまだ良かったけどさあ…! 「許さない。勝手に死のうとするなんて」まあさすがにキュウレン側の怒りは勝手にキュータマ持ちだされたことになんか向かうはずもなく。この辺の小太郎はかっこいいな。
 そしてここでスコルピオからまた何か嫌がらせですよ。地球を爆破する。「恨むならキュウレンジャーを恨むがいい」と。あああこういうことしてくるかぁ。ここだけ切り取れば、お前らが余計なことしなければ、になるのはまあわかりますね。頼むから出てってくれよ! まではわかる。石投げはわからないしわかりたくないけど。さりげにハミィちゃんの顔庇うスパーダは燃えるなー。
 ここで「地球はおれたちが救ってやる! だからお前らは黙って隠れてろ!」の啖呵切れるラッキーが凄い。何かかっこいい。まあこうなったら地球人側に出来るのはそれしかないですよね。
 実際そもそもキュウレン差し出せってスコルピオ言ってるんだし、ここで出てけって石投げて、じゃあ地球のことなんか知らねえよと地球から去られたらどうするつもりだったんだろうなぁ地球人…。

 で、スコルピオVSキュウレンです。やっぱり全員揃わないの何か寂しいな。ナーガの怪我結構大きそうだけど大丈夫かあれ。
 ここで操られたスティンガーからの攻撃受けるラッキーたち。ひどい状況だけど、スティンガーの動きがちょっと楽しい。身体能力上がってるって感じがよくわかる。とりあえず持ってきてた解毒剤を打とうとする小太郎ですが、あの動きをかわして打ち込むのはやっぱり大変そう。彼には尻尾もあるしなぁ。「おれは弱くない」「守るものだってある」から一連の啖呵がかっこいい小太郎。何かもうスティンガーに兄貴感は全然なくなってるというか、小太郎の方が兄貴っぽいなと思ってしまった。スティンガーが目を覚ますきっかけは…チャンプのキュータマか…。チャンプに言われたこと含めると、ホントもういい加減にしろスティンガーって感じだったんだよな…。
 ひるんでたところに解毒剤打たれ、無事戻ったスティンガー。顔の様子から言っても、兄貴の毒がなくなっただけで、最初に自分で打ち込んだ毒はそのままなのかな…?
 その辺どうなるんだと思ったけど、ここで以下次回。まだ引っ張るか。ホント…そろそろ決着ついて欲しい…。


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