獣電戦隊キョウリュウジャー感想 (11話〜20話)


第11話「ウッチー!クールでござる」

 いきなりOPから開始。空蝉丸も入りましたね、っていうかなんだこの笑顔…! ここでまず度肝抜かされました。それでも今回の展開は予想外だった…。
 このあとトリンさんが「どうしたんだ空蝉丸。あんな性格の男ではなかったはずだが」とか言い出したので、ああ、これから素を見せていくのね、それがあの笑顔に繋がるんだね、とまでは思ったんだけど…!
 あ、敵さんの方はドゴルドが新たな体手に入れてます。カンブリマ(?)を使ったようで。「カンブリマの体じゃ一月ももたずに溶けちまうぜ」って怖っ。そういう仕組みだったのか。空蝉丸だから耐えられたのかあれ…。
 まあともかくドゴルドは復活し、今回はキャンデリラの出番。やっぱあの歌いいなー。これ、出てるのは声優さんなんですかね。怪人は観客を骨抜きにしていくそうですが、まんま背骨の一部抜いた…! 怖ぇええ! 別に体に異常はないようですが。
 ここに駆けつけたキョウリュウジャー。「どうせキャンデリラが化けてるんでしょう」とか理解が早いです。操られ状態の観客に対しては笑わせたり惚れされたり…キングが使ったのは何? 催眠? いや睡眠? まあともかく電池のいろんな使い方は楽しいですね。あとは普通に敵さんと戦闘ですが、意外に強い骨抜き魔。ここで出てくるのがゴールドです。銃、力、剣、とイアンたちの得意技の実力を見せ付けました。ああ、ここまではっきり強いんだなーゴールド。キングからも誉められますが、やっぱりまた親方さまを思い出して顔逸らすゴールド。「親方さまと仰ぐにはお前はまだまだ未熟だ」仰ぐ気満々の台詞ですよね。しかし「部下の質が低すぎる」とか、ゴールドもみんなもやっぱ普通にそういう状態受け入れてるよなー。キングだから納得できる。
 これに怒ったアミィ。文句言ってやるとばかりに空蝉丸を追いかけますが、そこで何やら唸ってる空蝉丸発見。
 「言い過ぎた…明らかに言い過ぎた…!」「拙者、物凄く嫌われたに違いないでござる!」って、あははははは! 大笑いしました、ええええ、そういうキャラかよ…! いや、まあ予告での土下座とか何が起こってるだろうとは思ってたけど! ホント予想外過ぎた…! 一気に好きになりました。やられたなぁ、これは…。何だよー素直系かと思ったらツンツン系かよーと思わせて結局こっちだったのか…!
 そしてこれを見て「ござる系の人?」で済ませるアミィちゃんもなかなかだと思います。
 これがきっかけでアミィちゃんには本性見せて過去も喋った空蝉丸。親方さま、空蝉丸庇って亡くなってるんですね、しかも空蝉丸が騙されたせいで…。「人の良さがお主の弱み」なんて言われて死なれたらなぁ…。ホント何気にいろいろ重過ぎる。
 ところで空蝉丸の呼び名はウッチーに決まったんでしょうか。タイトルのウッチーって何かと思えば…。
 このあと服をアミィに選んでもらったようです。まああの格好のままじゃ目立つから…ってわけじゃないのか…? アミィは空蝉丸をどういう方向に持って行きたいんだ。

 その頃、ノッさんはキャンデリラに単独で近付かれ骨抜きにされてました、簡単だな…! ノッさんの反応的にあれがキャンデリラだとわかってないのか…? 一度見てるよね? 「敵同士じゃなかったら」とかキャンデリラも特にごまかす気ないし、わかってても見惚れちゃっただけ…?
 これで骨抜きになったノッさんが他4人を捕まえて男全部骨抜きにされました、こっちも簡単だな…! アミィちゃんも抜かれたので「あれ?」と思ったけど、女の子には効かないのか。「こんなキングやソウジくん見たくなーい!」と叫ぶアミィですが、一番キャラ崩壊してたのイアンだった気がします。キングは骨抜きになってても何かキングだなぁ…。
 ちなみに空蝉丸にも効きませんでした。「ウッチー、元々女の子苦手だもんね」って、ええ、それでいいの。苦手って、あれが効かない方向の苦手じゃない気がするんだけど、いや、まあいいけど。
 骨入れてた壷を壊せば男連中も元に戻りました。「良かった」と素の表情しちゃってる空蝉丸をアミィが注意。きつく行く、でいいのかなぁ。
 これにはっとして「女子一人を危機にさらすとは、なんとも不甲斐ない奴らよ」と空蝉丸。これはさすがに返す言葉ないな。この後、戦闘も空蝉丸とアミィで決めました。男4人、ロボ戦になるまでぼーっとしてたのかよ…!
 ロボ戦は普通に「行くぞ!」「おお!」「いまだ!」「サンキュー!」って何の問題もなく終了。
 最後は「言い方はきついけど、空蝉丸の言う通りだ」「今回ばかりは弁解の余地なし」「文句は強くなって言えってことだよな」と相変わらず気持ち良いキョウリュウジャー。うん、理不尽なことは言ってないしね空蝉丸。本性ばれるのが楽しみです。
 あ、EDにも空蝉丸入ってますね。もうこの笑顔だけで何も言えないな…!


第12話「ブットバッソ!せっしゃとキングどの」

 子どもの日の企画で相撲大会。キョウリュウジャーの面々が見に来てます。キングが特訓した子が出てるようです。めっちゃプライベートですが仲良いな5人…。
 それを見ている空蝉丸。「気立ての良い方々だ…」こっちもこっちでいい人過ぎる。声かけられて普通に笑顔で返すし! 「人の良さがばれるところだった」には笑った。ホント、ツンツンキャラにする意味はなんなんだ。いや、人の良さが弱みとか言われてたけど、仲間に隠す意味がなぁ。アミィもなんか意義見失ってないか。「これでホントに良いのでござるか」に首傾げちゃってるし!
 あと逆のこと言おうとしてるのに、子ども好きなのか「大好きだから…」→「別に」って、嘘でも嫌いとは言えなかったんだろうか…。
 この後、子どもが敵に捕まって怒りの空蝉丸。キングと一緒にどこかに飛ばされることに。「昔にきちまったのか」キングは順応早いな。昔じゃなかったけど。ここで子どもたちに襲われるキング。白刃取りした剣を引かれて手を切る様子がリアルで怖い。「真剣だ」って、ああそこに驚くのか。
 敵さんの作戦は子どもたちの怒りを増幅させて社会に返す? まあよくわかりませんが、やっぱりドゴルドの作戦ですね。この空間では変身も出来ずピンチのキング。倒れたところで「おやかたさまー!」とか駆け寄る空蝉丸。いきなり過ぎるなその反応! ホントあまりにも似過ぎてるからどうしていいかわかんなかったんだなぁ。

 あ、その頃他の4人のところでは、トリンが「彼は無類の子ども好き」とかばらしてました。っていうかトリンは空蝉丸の本性知ってたわけだから、まあホント違和感凄かったんだろうな…いまだ操られてるか偽者の可能性ありそうなぐらいだから探ってたのかな。
 「誤解されたままじゃ、ウッチーも可哀想だし」ということでばらすことにしたアミィ。ノリノリでしたけど、結局無理あることはわかってましたよね。
 キングたちの方では普通にキングの手当てしてる空蝉丸。「これを飲め。傷が癒える薬だ」で飲ませた薬で眠気が襲ってくるキング。まあ眠らせる薬だろうなぁとは思ってたので「安眠によって回復する薬だからな」に、あ、一応嘘じゃないんだ、とか思いました。
 「汚ねぇぞ。一人だけ荒れようなんて」キングのツッコミどころはそこなのか。キョウリュウジャーの荒れるって言い方は面白いなぁ。
 「おやかたさまと二度も死に別れたくない」と空蝉丸は直球です。そのまま普通に敵のところに乗り込みました。敵を倒せば洗脳も解けるという話してて気になったけど、過去に攫われた子は洗脳解けなかったんだろうか…。
 あと敵の名前「タンゴセック」が、シリアスな場面で叫ばれるとなんか面白いんだけど。
 「飛んで火に入る空の蝉」とか敵さんもなかなか洒落てるな。
 ここで更に飛び込んでくるのはキング。どうしたのかと思えば銃を尻に噛み付かせてました。「痛みでばっちり目が覚めたぜ!」と、ああお約束な…。余計な怪我させちゃってるぞウッチー。
 「四の五のつまんねぇこと言ったらぶっとばすぞ」「おれはおれだ」「戦隊のメンバーは手下じゃねぇ」「おれが欲しいのは仲間だけだ」相変わらずおやかたさまおやかたさま言ってる空蝉丸へはっきり言ってくれました。「その通りでござるな」そして空蝉丸の納得も早っ。「最初からそれで良かったのでござる」ホントにな…! 「拙者? ござる? お前そんな奴だったのか」ああ、そうか、それも知らなかったのか、っていうかこの言葉遣いってやっぱツッコミどころなんだな、と改めて思う。こういう世界だとあんまり気にならない。

 ここでガブティラの声が聞こえてきて外の世界との壁突破。これは4人+トリンのブレイブ使えばガブティラに探らせることは出来る…って流れなんだろうか。
 無事キングたちも外に出て6人集合です。
 「さあて行こうかね、ウッチー」やっぱり呼び名はウッチーでいいんですね。アミィとトリンからの説明だけでもうこんな感じの対応の男たちが素晴らしい。言われただけで、そうかそういう奴だったのか、と納得したんだよねこれ…。
 「おくてでかっこつけか。急にウッチーに親近感湧いたよ」とか言い出したソウジには笑った。
 「すべては拙者の一人相撲。気の迷いでござった」気の迷いだけで全て片付け一緒にキョウリュウチェンジです。6人目はいつも変身ポーズ違ってあわせるの大変そうだけど、ダンスだとそうでもないのかな。相変わらずばらばらに見せられるのでよくわからない。とにかくまあ6人揃っての変身です。名乗りもしっかりこなし戦闘開始。やたら爆発起こってるというか派手だな今回!
 更にロボ戦ではウッチーもしっかり乗り込み。もう6体合体か、と一瞬思った。いや、4体合体か。しかしホント早いな展開が! ウッチー…というかプテラが入ると翼が付くのいいなぁ。
 ところでこのロボ戦、敵さんが「諦めて我と共に死ね」とか言ってたんだけど、巨大化後は勝っても死ぬしかないのかな敵さん…。
 戦闘後は「一緒に戦えるよな」に「無論、生涯をかけて」とかもうそこまで行っちゃってる空蝉丸。いやぁ、凄いキャラだなぁ。

 その後、空蝉丸は基地で…服、洗濯して畳んだとかそういうことなのかな、あれ? あ、ノッさんは「ノッさん殿」らしいです。もういいじゃないかノッさん。そして女の子のアドレス全部消えてるとか言ってるイアン。え、これ消したのもウッチーってことですか。え、ウッチー的に駄目なのそれは。
 「仲間になっても、手を焼きそうだなー」とのキングですが、キングならあんまり困らなさそう。っていうかウッチーは基地には居ないのか。ホントこれからどういうポジションになるのかな…。
 EDでは前から応募してたちびっこダンスが一緒に。可愛い。最後の子凄いな。
 次回は何か愉快そうで楽しみです。


第13話「ジャキリーン!ハートをまもりぬけ」

 ウッチーとソウジで剣の稽古。一瞬ウッチー側、誰かと思いました。まだ顔覚えてないな。
 そこへやってくる女子高生。予告で見たときからびっくりしてたんですが、ソウジのあの服って高校の制服だったんですね…本気で気付いてませんでした。ほら緑だし…!
 「ガールフレンドか?」とからかうキングに普通に否定するソウジ。ガールフレンドって言葉は何か難しいよな…。「違うんだ…」とか呟いちゃってる女の子ですが、肯定されてもびっくりじゃないか、これ。
 彼女は剣道部マネージャーのようです。朝迎えに来てお弁当まで作ってくれる子の気持ちに全く気付いてないソウジ。知ったウッチーがイアンに相談して協力することになりました。あれ、ウッチー、こういうのはありなんだ…。
 一方その頃の敵さん。今日は悲しみの戦騎です。関係断ち切りバサミなるものでカップルの間を切ると、片方が大泣きしながら相手にすがりつき「絶対逃がさないからね」という状態。恋愛で一番悲しいのは片思いということで、これをすると相手を失う恐怖感でいっぱいに…なんかよくわからんな…。片思いってのは悲しいから、恋人の片方の気持ちだけ断ち切ってその状態に、ならわかりやすいのになぁ。切って思いが強まって暴走、なのか…。
 説明してるところに後ろから殴りかかってきたキングには何かちょっと笑いました。公園掃除中だったようです。戦闘になり、今度は2人の間の友情をチェックする敵さん。「レッドの矢印の方がちょっと太いな」ってそうなのか。さすがレッド。これを見てレッド側の矢印を断ち切ったところ「おれにだけ最後にトドメをささせるなんて!」「どうして最後まで一緒に戦ってくれないんだよ!」と騒ぎ出します。ホントよくわかんないなこの敵の攻撃…!
 キングをとりあえず肘打ちで振り払って敵のハサミを壊すノッさん。これでキング「なんか急に気持ち落ち着いてきた」って、興奮状態でああなるってことなのか…。

 あ、イアンとウッチーの方はソウジたちのところに不良っぽく現れて絡んでました。おい、これでどうする気なんだ、と思ったら「おれと付き合えや?」に対し「これで私は彼がいいのって言いやすいだろ」と。ああ、なるほど…。でもあれと比べたらそりゃそうだろ、ともなるような。あとソウジはあれ、2人のこと気付いてないのかな。まあ私もわかんないけど!
 2人を蹴り飛ばしたアミィも当然気付いてませんね。まあアミィはちゃんと絡んでるわけじゃないしな。ここで「友達の女子大生」と紹介されるアミィ。女子大生だったのかアミィ。そして約束の場所とか渡して去って行きます。アミィは女の子へのプレゼントの相談ってこの時点で知ってるんだよね…? 相手が側に居る子なのには気付いてないのか、っていうかメールでも電話でもなく高校に入ってくるのか。
 まあともかく、これで「まさかデート?」となった勝山さん、ソウジのあとをつけてます。
 イアンとウッチーももう1度やってきて、今度は正攻法で責めようという話。「グループで仲良くなるのが一番だ」「あいつを捕まえてみんなでどっか遊びに行こうぜ」と。ああホントに正攻法だ。もう仲は普通に良さそうだけど。
 しかしそれでソウジを追ってみれば、ソウジはアミィとショッピング中。「これを私に見せたかったの」と勘違いの勝山さん、イアンを平手打ちして去っていきました。イアンが振られたみたいだな、なんか。
 これで追いかけてきたソウジに「最低よあなたの友達」「からかったのよ私のこと」とか、正直飛躍し過ぎだろうと思うけど、まあ冷静に考えられる状況じゃないのかな…あと残念ながらイアンが誠実そうに見えないのがいけなかったのかな…。
 「あなたとあの女子大生のデートを見せ付けて」に「それは違う誤解だ」と答えたソウジくん。誤解はちゃんとそう言ってくれると嬉しいな、でもそこで誤解って即座に出てくるってことは少しはわかってるのか、と思ってたら「イアンのことだよ」にびっくりした。ああ、そっちね…! うん、そっちも大事。流しちゃいけない。「イアンは絶対そんなことしない」「他人を傷つけるのが大嫌いな奴なんだ」とか、おおお…熱いし嬉しいけど、これはなんか照れるな聞いてて!
 あと「最近おれ、昔よりよく笑うようになっただろ」もなんかちょっと恥ずかしい。うん、ソウジくんホント直球だね…。
 「アミィさんはおれの彼女じゃないよ」もきっちり言ってくれました。ぐだぐだ遠回しにならないのはいいな。
 勝山さんも「実は私、前からずっとソウジくんのこと…」とようやくいい流れ。が、ここで敵さん登場。矢印切られた勝山さんは「私だけを見てー!」と首絞め始めます。やっぱり意味わかんないな、この敵の攻撃…。
 敵の姿を見つけたイアンたちは、そっちへ駆けつけます。首絞められてるソウジには「ちょっと我慢してろ」って、ええええ。

 敵さんは逃げてる最中、もう1組のカップルに遭遇。振られた男子高校生…という役をやってるノッさん。まあ前回の予告的に女子高生側がキングなのはわかるんですが、敵さんは矢印見れるんだよなぁ…と思ってたら「矢印を確認するまでもなし!」ってそうきたか…。
 ということで襲い掛かってきた敵さんと普通に戦闘です。ウッチー、キングはわからなかったのか。まあ顔隠れ気味だしな…。
 ハサミも壊して勝山さんは気絶。あとはいつも通りの戦闘です。ロボ戦では「新しい絆は新しい合体を生む」ということで新合体も。ああ、プテラの方にも腕付くのね。3人3人で分かれたらちょうどいいな…。

 最後、アミィとの買物で買ったプレゼントを渡してるソウジくん。「いつも世話になってるお礼さ」と。誕生日とか、そういうのではないんだなーと思ってたら「君にもあるんだ、いつもありがとう」ともう1人のマネージャーさんにも…! なるほどね…。
 「ちょっと立風館くん…」完全に困ってる女の子がちょっと可愛い。ホント空気読めよ、という感じではありますが、勝山さんも、ここで怒るのならとっとと告白しなきゃなぁ…。


第14話「あぶなァーい!スピリットベース」

 初っ端からいきなり怒られてるアミィ。ドイツ語のテストで70点以下というジェントルさん的にありえない数字だったそうです。こ、こういうのは平均点次第だから点数で判断じゃなくて…いや、どうでもいいか。
 キョウリュウジャーの活動が悪いんじゃないか、とのジェントルさん。キョウリュウジャーになる前から一流の淑女としての部分についてはあんまり変わってない気がしますが。勉強の時間はなかったのかな。
 明日一日はジェントルデーとか言われ、監視されることになりました。「今日は無駄話も出来ないムードだね」客側も何か落ち着かない。男4人は相変わらず仲良く一緒にご飯なのか。あ、アミィのバイトは社会勉強ということでした。それぐらいの融通は利くんだなぁ。うん、大事だよね働くこと。
 今日は「いざとなったらおれたちだけで戦おうぜ」とのキング。あ、戦いも駄目なんだ。この後、4人でマンホールに入っていきました。誰か1人撃てばいいのね。あの転送はやっぱ燃えるなー。

 一方敵さんたち。
 少女漫画をぶつぶつ呟きながら読んでるラッキューロ。次の展開どうなるのかとか、なんか普通に楽しんでます。「驚くほど働かんな」とかコメントされてて笑った。いや、毎回巨大化やってんじゃん。そういう位置なのかと思ってた。
 とりあえず今回はラッキューロの出番です。ラッキューロが一番恐ろしいと思うものを思い浮かべろということで、出てきたのは…先生? まあ勉強嫌いってことかな。「今でしょ!」って最近よく聞くけど何のネタなんだ。
 今回はキョウリュウジャーを何とかしようということでキョウリュウジャーの居場所を掴む作戦。黄金の地がどうとか、今は日本にあるとか、敵さんから細かい解説が。ラッキューロが適当に読み過ぎて頭に入ってこない。そしてキョウリュウジャーの基地入り口はあっさり判明してました。ちょっと探り入れただけで見付かって大丈夫なのか。
 早速向かったラッキューロたちですが、中には入れず。まあキョウリュウジャーしか入れないから大丈夫なようです。一応人目に付かない場所ではあるのかな、あそこ。

 アミィの方は今度はお茶。「こちらの先生にご指導いただきましょう」とのジェントルさんの言葉に出てきたのはウッチー! あはははは! 何やってるんだウッチー。っていうかウッチーはお茶の心得あるってことか。
 「現代の姫君になるための修行」と言われて喜んで協力することにしたようです。ジェントルさん、ウッチーの扱いもよくわかってるんですね…結構仲良くやってるのか。
 ここにやってきた敵さんたち。だらしないピンクの様子にキレて怪人が飛び出しちゃいました。結果、足が痺れてたアミィが電池をセットした銃を落とすという最悪の事態になってしまい、銃を奪われた末、アミィは攫われることに。敵の目的が教育なのがまだ良かったのか。
 あと去り際の「お互い劣等生を持つと苦労しますな」とかの言葉にショック受けるジェントルさん。「あいつは私の気持ちがわかるといっていた」「あんな化物と同じように振舞っていたのでしょうか」という流れで、まあよくわかるんですが…その「化物」がどういう教育するかってまだよくわかんないような。
 「あんたの厳しさはアミィのためだろ」って振る舞いの部分はフォローしなかったし、愛があればいいってことだろうか。

 ラッキューロの方は銃持って無事基地に侵入です。あれさえ持ってれば誰でも入れるんですね。いいなー。
 爆弾もセットして、お手柄なラッキューロ。ここで冒頭で読んでた少女漫画の最新号発見。早く逃げないと、でも漫画読みたいとか悩んでます。盗むって発想ないのが凄いな。どうせ爆発したら粉々だよ! 持って行けば!
 まあそんな感じでもたもたしてるところにキングたちもやってきました。基地の中なので「ブレイブもほどほどに」と言われて小っちゃく名乗るキョウリュウジャー。でも「荒れるぜ」は変わらないんですね。「荒れすぎにも注意だ」突っ込まれましたが。
 ばたばたしてる間に爆弾のことも伝わり、慌ててる間にラッキューロ逃走。ちょうどウッチーとアミィが来たときでした。ゲートが開いてる間なら出られるってことかな。なんてタイミング。
 爆弾の方は一度起動したら解除出来ないってことで宇宙で爆発させよう、とのアミィの発想。まあお約束ですね。ロボ呼び出して宇宙へ。ウッチーのプテラが加わらないと飛べないけど、プテラだけだとあの爆弾運べないんだろうか。
 あ、今回の敵怪人の方はウッチーがとっとと片付けてました。怒りが予測を上回ったとか何とか言ってたけど、そういう状況だったのか、あれ。

 最後、ラッキューロが見つけた入り口は既に消去済み。普通のマンホール改造したんじゃなくて、マンホール自体が勝手に作った入り口だったんだろうか。これからは株リボルバー近づけないと入り口が現れないようにしたそうです。そんなことも出来たのか。入り口っていくつもあるんですかね。
 あ、アミィは早速寝転がって本読んでます。「戦隊力に反して女子力が低すぎる」とかコメントされてますが、あれぐらいならいいんじゃないか。でもホントにあまり下品にするわけにもいかないんだよなぁ…。


第15話「はらだたしいぜッ!ドゴルドのやぼう」

 未来科学研究所にて何やら荒れてる男性、中里博士。お久しぶりの威吹鬼さん。ディケイド以来ですかね。
 何やら怒りのパワーが見えたところで、やってきたのがノッさん。高校の同級生だったようです。一応ノッさんには普通に対応した博士ですが、なんでも屋やってると知って態度急変。「世界をかける商社マンだったのに」ってそうだったのか。結構優秀だったのかな。いつ頃まで連絡取ってたんだろう…。「どいつもこいつも簡単に夢を捨てる!」ってノッさん以外にも何かあったのかなぁ。
 この会社の様子を見ているのがドゴルド。キョウリュウブルーに反応してます。作戦遂行中のところにたまたま来るとか面倒ですね。まあドゴルドが気合入れて見てる時点でウッチーに気付かれてるので、どっちにしろキョウリュウジャー来てますが。
 が、そのキョウリュウジャーを追い返すノッさん。何でかと思ったら、優子さんが「いろいろ感づいてるみたい」らしいです。「キングくんが、戦隊の赤い人だと思うんだよね」ってどんぴしゃ過ぎる…! ちょっと笑った。キングはなぁ。キングならありえる、と思えちゃうキャラだもんなぁ。キングが断定されれば芋づる式ですね。っていうかあれだけ一緒に居る連中なので、一度疑われたら今後ごまかすの大変そうな。
 まあともかく今回は顔の割れてないウッチーが一緒に行くことになりました。何て名乗ったんだ。ううっち、とか聞こえたけど。
 あとこれ、今ごまかせても、あとで彼がキングの知り合いだとばれたら一緒なんじゃ。

 その後、なんでもやの仕事中抜け出すノッさん。これはキョウリュウジャーとしてじゃなく親友の仕事のことが気になったのかな?
 ノッさんに夢を語ってる博士。理解されないことに苛立ってます。あくまで優しげに行くノッさんいいなぁ。「お前も脱落者のくせに」「周りはクズばっかりだ!」とか言いたい放題の博士ですが、「この怒り方、普通じゃない」なんて反応まで出来るノッさん凄い。落ち着いてますね。博士は最初からイラついてるので、ノッさんの知ってる博士と違和感があるのかどうかもわかりませんが。
 ロボットがおかしいと気付いたノッさんですが、ここでドゴルド登場。博士も思い切り唆されてます。これは…ドゴルドに怒り煽られておかしくなってる…のかなぁ。「夢の脱落者」って部分にやたらこだわるのが、ホント何かあったのかって感じなんだけど。理解者がみんな去っちゃったのかな。
 襲われてたノッさんはウッチーに助けられ、みんなも駆けつけてきました。今回の敵さんはカンブリ魔なのか。一応二体居るし、強くなってるみたいです。武器が。
 足止めされるキョウリュウジャーですが、ここでキングが取り出した電池がアーケノロン。「厄介な獣電地」とか「だからいいのさ」とか、何かと思えば敵味方まとめて巻き込むのね。みんなの動きが遅くなるってことだけど、重力なので頑張れば抜け出せるみたいです。これでノッさんが何とか博士のところに駆けつけ。建物内入ってから解けるのか。結構範囲広いな。

 博士のところでは、ロボットにエネルギーが送り込まれ、「ついに夢が叶うぞ」とかドゴルドが言ってます。そこへ現れるノッさん。変身解いてきたのか。博士への説得もしたかったのかな。
 「こいつらはお前の怒りを利用しているだけなんだ!」と言いますが、それだけじゃよくわかんないよな。そもそも怒りが目的っていうのもピンと来なさそう。まあドゴルドの目的はやっぱり別にもありましたが。ここでカンブリ魔の体が溶け、ロボットに乗り移るドゴルド…! そうきたか! なるほど、それは考えてなかった…。
 これで博士用なしなのかと思ったら、そうでもないんですね。あれでロボットと言って通じるんだろうか。あとこのときのドゴルド、コードが付いてるのが何かちょっとおかしい。
 博士の説得を続けるノッさんはついに博士殴って「高校の頃忘れたのかよ」「お前、何のためにロボットの勉強始めたんだよ!」と。博士の夢も、元々は人を助けたいというところにあったようです。車椅子の少年に「体に優しい機械があったらな」とか言われたのがきっかけ…って何か雑じゃないか、この回想! いろいろ端折りすぎじゃ。この状況、この台詞はピンとこないにも程がありますが、まあこれでホントの夢を思い出した博士。
 ドゴルドに取り付き「そのロボットは中里の夢だ」「中里の夢を、返せー!」と叫ぶノッさんの姿も見て、博士も「何やってんだおれは」とようやく我に返りました。何やらプログラムを操作し、ドゴルドの動きが止まったところで脱出。
 ドゴルドは結局ロボット放棄して再びカンブリ魔へ。結構溶けるサイクル早そうだなぁ。燃費はあんまり良くない。
 ここからは通常戦闘。ロボ戦もカンブリ魔でした。カンブリ魔は雑魚位置の割に結構渋々やってる感じですね。
 3体合体は、電池投げない2人が何か寂しいなぁと思ってたけど、今回キングが2つ投げるから更に寂しい! いや、ロボには一緒に乗るからいいんだけど…!

 戦闘後「カンブリ魔ならいくらでも作ってやる」「そう焦るな」とか言われてるドゴルドさん。優しい上司だな、とか思ってしまった。
 「空蝉丸くらい強い体」を欲してますが、このネタまだあるかな。
 ノッさんたちの方では、何かノッさんの仕事手伝ってる博士。「勝手に夢を捨てたのはおれの方だった」ああ、ここはすっきりまとまって良かったな。


第16話「モグモグーン!おれのたからもの」

 「宝の音がする」ということで宝探しに集まってる男たち。今回はキャンデリラです。宝があると信じて嬉しそう…なるほど。具体的な何かを用意する必要もないんですね。
 そしてこれにつられてアイガロンもやってきました。宝に目がないようです。宝石集めてるのって単なる趣味だったのかよ…!
 ここへ駆けつけるキョウリュウジャー。「みんな目を覚まして!」「逃げて!」集まった男性たちは案外簡単に逃げていきました。割と洗脳は緩いのね。
 なんでいつも感づくの、という問いには敵が現れると「悪の風が吹く」「らしい」との答え。まあ確かにそんな感じですね。これだけ堂々と「らしい」だとそれ以上何も言えないな。
 いつものように戦闘開始ですが、アイガロンがここにきてようやくキングの宝石に気付きました。あれが欲しいということでレッド狙いのアイガロン。相変わらずよく戦闘に出る幹部だな。そして強いのか弱いのかも何かもう毎回よくわからないな…。
 今回はキングの変身が解けるまで追い詰めました。そして宝石を奪おうとしたところにタイミングよくやってきたイアン。例の宝石発見で、親友を殺したのがアイガロンだと判明。…幹部となると仇討ちまでがちょっと遠くなるなぁ。
 ここで攻撃するイアン、これでアイガロンはキング放り出してくれましたが…タイミング的に盾にされてもおかしくなかったよねこれ…! 怖ぇ!
 アイガロンを攻撃するイアン。「イアンを止めろ」とキングから言われ、ソウジたちが飛びつきますが…敵の目の前で味方拘束しちゃうやり方はまずいよなぁ。こういうときよく思うけど。
 そして更に怪人もやってきて、固い石板を落としたり積み上げたり。キングたちが潰されたのに本気でびっくりした、ああ地面に沈んだのね…いや、ぺっちゃんこになった感じじゃん、あれ…!
 さすがにこれ見て「しまった」「みんな!」と反応したイアンにはほっとしました。そうだよね、そこはスルー出来ないよね。
 とりあえずノッさん膨らませてイアンとソウジは脱出。風船結構飛ぶじゃないか…。

 基地内では「おれには行く資格がねぇ」とか言い出すイアン。えええ、と思ったけど、このあとソウジが2人きりになったあと「おれには『まだ』行く資格がない、の間違いだよね」とか、おおお…どんなフォローするのかと思ったら…ちゃんとイアンのこと理解してくれてる。キングならこう言う、もまた安心の言葉。
 あ、キングは生身のまま地面の奥でなんかしんどそうです、でも上手く変身出来ないって何なんだろう…。そして石板支えてるアミィたちには、あの重さかかったまんまなんだろうか…。
 このあと再びキングたちのところに来たノッさんたち。「あいつら何でまだ居るんだ」にちょっと笑った。アイガロンの目的はわかってないもんなぁ。
 「さあラッキューロさま、レッドを掘り当てるのですじゃ」に「こら! どう考えたって普通そっちがお前の仕事だろ」と突っ込んだアイガロンがなんか良かった。ホント何か仲良いな…。
 とりあえず戦闘開始。トリンとラッキューロがなんかぽこぽこ子どもの喧嘩してるようにしか見えない。
 駆けつけたイアンは冒頭でまだ使えないと言ってた12番のディノスグランダーを使用です。やっぱそうなるよね、地底活動とか言ってたもんね。
 最初は弾かれますが、考えた末、アームドオンに更に重ねることで使用可能になりました。おお、左腕にも何か付いた。これで両腕突き出してドリル状態です、すげぇ。やたら固かった敵さんの石板もこれで突破。キングたちも救出完了。ってかホント物凄い積み重なってたんだな石板…!
 更にアイガロンの隙を見て、ソウジがイアンの親友の宝石取り戻すことに成功、といい流れ。ソウジがやってくれるのがいいなぁ。アイガロンはこのままディノスグランダーで腹突き刺されて飛ばされました。石板貫く攻撃が刺さるって怖いな…! 貫通されそうだよ。
 ロボ戦は普通にこなし終了。一応結構強い敵だったんだけど、幹部の方が目立ってるからあんまりそんな気がしなかった。

 最後、取り戻した宝石とキングの宝石との反応は何だろうなーとか言ってる感じですが、まあこの辺はまだ先ですかね。「いつもの感じに戻ったでござるな」とか言ってるウッチーですが、今回戦闘にちょこっと出てきただけで完全に蚊帳の外じゃなかったか。
 っていうかホント普段どこに居るの何で一緒に来ないの…。
 それはそうと次回予告。ぐ、グレー…?


第17話「ガチだぜ!キョウリュウグレー」

 「この光景、見覚えがある」ゾーリ魔たちが暴れているのに反応してるみんな。最初のとき以来、こういうことってなかったんですかね。珍しいことなのか、あれ。
 とりあえず戦うキョウリュウジャーですが、やたら強くなってるらしいゾーリ魔。「ゾーリ魔なのに何で倒せないの」って、舐めてますねぇゾーリ魔。
 ここで場面変わって中国。「また悪夢のときがやってくる」とか呟くキョウリュウグレー。シアンと話してます。シアン、よく出てくるな…。「穏便な優しい手段はありませんか」とか何かやらかす気満々ですね。「噂に聞いてるだろう」「おれはすこぶる頭の固い男なんだ」うわぁ、面倒くさそう。でも自分で言っちゃうのはいいな。
 このグレー、ボウケンシルバーこと出合さんがやるというのは知ってたんですが、前回予告で出なかったなぁと思ってたら…あ、声だけなのか今回。
 キョウリュウジャーの方は、新たにやってきた敵に苦戦。「強敵っぽいぞ」「見ればわかるよ」って見た目判断出来るのか。
 ピンチのところに駆けつけたのはお約束の空蝉丸でした。ホントいいとこ持ってくな。「キングどのたちをお救いしなくて、今の自分に価値なし」彼はやっぱこういう方向性なんだよなぁ。ゴールドが何とか傷をつけたところで、敵は退散。「磨き直さねば!」か。引いてくれるのはとりあえずありがたい。

 というわけで一旦基地内。ああ、夏服になってる。何か可愛いなソウジ。イアンはあれでいいのか。
 ゾーリ魔たちが強くなってるのはデーボス復活が近いからだのようです。このあとドゴルドも強くなってるとか言われてたし、全体的に底上げされてるのか。それはパワーアップ必要だなー。
 というわけで出てきたキョウリュウグレー。何か棒の上に立ってて中華風音楽かかったのに笑ってしまった。ぐ、グレーだと似合わないな、これ…! グレーの本名はテッサイなんですね、何か普通にトリンが呼んだ。「1500年ほど前中国で活躍した」とかさらりと解説が入るの凄いな。全部覚えてるのかなトリンは。
 このグレーはブンパッキーの相棒のようです。そしてさっき見てた戦いについて突っ込んでます。完全にやられてるとこ見られてるので5人としても何とも言いようがないですね。そのまま流れるように「おれの課題をクリアしない限り、戦士と認めることは出来ん」とか言ったのちょっと笑った。キングも言ってたけど、わかりやすいな…! 最初っから試練与えるつもりで来てるんだろうけど、全く相手の言葉聞かず言い切ってるのが凄い。
 そしてグレーが出した試練の場に引き込まれる5人。何かもう、展開早い。試練は、それぞればらばらになり、グレーの頭の風船を割ることでした。グレーの格好は笑っていいんだろうか。ソウジの剣をヘルメットで受け止めたとこも、何かもう笑っていいのかなんなのか…! しゅ、シュールだなぁ。
 重力とかおならとかぐるぐるとかげらげらとか、それぞれ長所を抑える試練与えられつつの挑戦ですが…これ、結局みんな根性で破ったってことでいいんだろうか。イアンは心眼とか言い出してたけど。今回妙にみんなが何言ってるかよくわかんなかった…。
 キングは何か一人余裕。全員と同じ攻撃食らいつつの最速突破だったようです。凄いな。「さすがキング」「いろいろ桁外れよね」みんなが当たり前に納得するのもいいなー。
 あ、このあたりで敵さん側の基地も映ってます。「恐竜を絶滅させた仲良しトリオ」の言い方に笑った。敵さんたち仲良いよね…。

 この後、再びこの敵との対戦です。何か高いところで変身してる。あそこで踊るの怖いな。
 戦闘では「試練で気付いたはずだぜ」「どんなに得意技が決まらなくても、こっちの決め手はこれしかない」それでいいのか…。結局長所で突破。一応攻撃に力が乗ってる、とかブレイブを常に攻撃にプラスできるようになったとか、そんな感じのようです。ブレイブと言われると何か納得するしかないな。いまだによくわかんないけど。ブレイブ。
 そしてこの戦闘見ながら、キングにはあんま特徴ないんだなぁと思ってたところに。キングの攻撃だけ決まらないという事態。「やはりな」とか呟くグレー。ええええ。いや、何か今回キングだけ別枠だったから何かありそうな気はしたけど…これ…これ何か辛いな!
 ショック受けてるキング、敵の前で嘆いてるのはさすがにどうなんだ。ウッチーが助けに入りましたが。あ、敵さんは巨大ゾーリ魔とか出してきましたが、その辺はブンパッキーが出てきて一体で片付けました。ええええ。それも凄いな。
 ブンパッキーの言葉を聞き、それを伝えるグレー。
 しかし上から目線だなーこの人。みんな普通に受け入れてるし、先輩キャラはそういう位置でいいのかな。
 みんなのことを誉めつつ、キングだけは除くと言い放つグレー。そのままキングを吹き飛ばしました。「何するの、キングは怪我してるのに!」アミィが怒ってますが、実際ここで吹き飛ばす意味あんの。キングが突っかかったわけでもないのに。
 そして倒れたキングに対し「お前には弱さがない」「だからそれ以上強くはなれない」と。弱さがない、ときたか…。「そんなこと、どうやって直しゃいいんだよ」ですよねぇ。この質問は冷たく切り捨てた末「ダイゴを獣電戦隊から追放しろ」です。えええ、なんでそうなるんだ…。もう戦いには付いていけないってこと? え、もうキング、他の4人より弱いの? まあ攻撃通じなかったけど。
 何か狙いあって言ってるのかも知れませんが、っていうかそう思いたいですが、どっちにしろ意味わかんないなー、この発言。


第18話「つかんだッ!カンフーひっさつけん」

 ダイゴは入院したようです。普通に病院に連れていかれたのか。よっぽどひどかったんですね。
 そして「キングがいない戦隊なんて」とか「何とか元気付ける方法ないかな」とかキングを切り捨てる気なんて当然ないみんなのお見舞い。キングみたいな男は、こっちから励まそうとすると大変ですよねぇ。
 病室にはキングがおらず慌てますが、あれは普通に病院の屋上かな。どの程度の怪我なんだキング。
 「今更どっかを弱くなんてできないじゃないか」結構真面目に受け取って悩んでるキングのフォローはトリン。トリンはさすがの常識人側。戦隊は濃いのが多いもんな。グレーは「初めて獣電地で変身したキョウリュウジャー」で「進化するデーボス軍の恐怖を誰よりも知ってる」らしいです。正直だから何なんだ、と思いましたが、グレーが出て来ての「お前はただの怖いもの知らずだ」はすんなり入ってきた。ああ、まあそんな感じではあるよね。
 そして自分の石頭に傷でも付けたら認めてやる、的なことで去っていきました。まあ未熟者を戦いの場に出したくないのはわかるけど、やっぱこういう先輩キャラ苦手だな…。特訓とそこからの成長にあまり納得いかないせいもあるけど。
 あとトリンは「ダイゴがブレイブにおいて他に劣るとはどうしても思えない」だし、掴めばいける、とはこの先輩も思ってはいるんですよね。

 で、指定された森では敵さんが出て来て攻撃しかけてきますが、すり抜けたことで「そうか。こいつはおれの心が生み出した幻だ」って理解早いなキング。
 そしてやられて飛ばされたところに、キングを釣ってる怪しい男。出てきた瞬間呆然としてしまった、何やってんだよ…! 「これだから怖いもの知らずは困るよなぁ」「山の怖さを知らない登山家なんかいないだろ」とかわっかりやすいヒント出してます。めっちゃ軽い。何これ…何なんだこれ。どう判断すればいいんだこれ。この人のキャラがさっぱりわからない。演じるからには全力なんだろうか…。
 まあともかく、何かに気付いたキング。再び森の中へ。「おれが怖いのは強い敵じゃない。おれの怖いものは何だ 」怖いものがないというより怖いものがわかってないってことなんでしょうか。
 幻の中に親父さんも出ますが「別に親父も怖くねぇよ」まあそうですよね。「会いたいけど、別に慌ててねぇ」ってのも何かいいなぁ。キングだなぁ。
 ここでの親父さんの言葉と、聞こえてきた仲間の声でようやくはっきりしました。まあこの後言ってたけど、当然仲間を失うのが怖い、ですよね。…これをちゃんと言葉に出来なきゃ駄目だったんだろうか。「仲間を失いたくない」「その恐怖がおれに力をくれた」こんなの戦ってる最中に自然とわかってるもんかと…実際に仲間のこと考えず戦ってたわけでもないしなー。これで実際にパワーアップしてるので、まあ良いんでしょうが。
 素手でグレーのメットに傷入れてびっくりです。っていうか技コピーとか、ホントどこまでも凄い。イアンがこのあと「これだもんよ。掴んだ途端におれたちより強くなりやがって」とか呆れたように言ってましたが、ホント嫉妬する気にもならないなこれ…。

 あ、空蝉丸はその頃一人で戦って捕まってました。ああ、そういや予告であったなこの展開…! まあトドメ刺されそうなところでやってくるキングはお約束ですね。すぐさま6人揃って変身です。ウッチー、特に武器も変身アイテムも取り上げられてなかったんだろうか。
 敵さんはパワーアップしたキングにあっさりやられ、ロボ戦。「奴の体は固い。キョウリュウジャーマッチョでいくんだ」マッチョって大分耳慣れたけど、やっぱ真面目に言われると何か面白いな。
 が、そもそも敵に近づけず、ここでブンパッキーの出番です。キョウリュウジンカンフーって…! な、なるほど…。カンフースタイルになって何か盛り上がってるみんながいいな。
 とりあえずこれで一件落着。グレーたちは残りの獣電竜探しに行くみたいです。今度はどんなんかな…。


第19話「キャワイーン!うばわれたファミリー」

 今回の敵さんはキャワイーン。これ名前か。敵幹部さんたちもメロメロです。あれって可愛いのか。まあそういう能力のようです。ドゴルドまでやられるとはなかなかですね。「可愛い系の大先輩」と自分で言っちゃうラッキューロも素晴らしいですが。そのラッキューロはキャワイーンに連れられて脅されてました。えええ。
 一方何やら修行中のウッチー。「学校へ行く子ども。もうそんな時間でござるか」早朝からやってるんですね。そして子どもの学校とか防犯ブザーとか、いろいろ学んできてるなぁウッチー。
 あ、転んだ子どもは助けられなかったのが不満でブザー鳴らしてました。両親は側で見ていたとしか思えないタイミングの気がしますが、まあ目離したところでブザー鳴って慌てたのかな。今回はモンスターペアレントがテーマっぽかったし、嫌な気分になりそうだなー怖いなーと思ってたら「転んだのにあの人見てるだけなんです」と凄く的確にくだらなさを伝えてる子どもと、それに対し怒る両親が、あまりにもギャグだったのでほっとした。いやぁ、イラつくよりはぽかんとするな、これは。
 「どうなっておるのだ、この時代の家族は」それは一般論にしちゃ駄目ですウッチー。
 ちゃんと仲間に聞いて、仲間が説明してくれてますが。「子どもの方が甘ったれなんだよ」とキングはばっさり。キングなら子どもは自立しようと思えば出来る、と思うだろうなぁまあ…。それをさせないからモンスターだと思うけど。

 その後、再び少年に会うウッチー。ゴミを捨てさせようとしたり、親が迎えに来ないので送って貰おうとしたりしてますが、きっちり敬語で地図も差し出して、この子、凄くしっかりしてるようにしか見えない。ブザーで脅す辺りも大人の弱みを理解はしてるよなー。「それでは社会を生きていけんでござるよ」とか言ってるけど、いや、何かちゃっかりしてるよこの子。今の時代ならろくに知らない大人に家まで送って貰おうとするところを突っ込むべきの気もする。
 敵さんの作戦は、こういう子の親を自分にめろめろにして攫っちゃうこと、で、親が居なくなった子たちの悲しみが集まってます。これは上手いとは思うけど、甘ったれだから悲しいのか…? 「親がいなけりゃ何も出来ない甘えん坊ちゃんを選んだ」かぁ。
 一応ウッチーが遭遇したため戦闘になってます。不意打ち弾いたアイガロンがちょっとかっこいいな。
 そして本人曰く「いたいけな赤ちゃん」の敵に攻撃出来ないウッチー。ええええ。そのまま変身アイテム奪われました。あれ、そんな簡単に取れるのか…。
 あ、敵さんは引っくり返したら何かバッドバージョンになってます。個人的にはこっちの方が可愛いな。台詞も無理してるようにしか聞こえない。
 ピンチのウッチーですが、ここで仲間が駆けつけ。即座に赤ちゃんバージョンに戻る敵さんがさすがです。やっぱりあの可愛さは特殊能力のようでみんなめろめろ…かと思えばキングはあっさり攻撃。あはははは! さすがキング。「ドライな奴がきた」とか言われてるよ。まあある意味そうだよなぁキングは。
 結局敵さんはこれで撤退。また甘さを見せてピンチを招いたウッチーが後悔してます。敵にまでやっちゃうとなぁ。

 夜、一人じゃご飯もお風呂もどうにもならない、と嘆く少年のところにやってくるウッチー。少年にレシピを渡して去りました。あの子、一体何年生なんだろう…。さすがにせめて手伝ってやれよ、と思ってしまうな。結局道具の場所もわからず少年はどうにも出来なかったようだし。そもそもウッチーのレシピは現代家電に対応してるんだろうか。さすがにやる気さえあれば何とかなるもんじゃないと思うなー。

 少年は朝には「パンなら簡単かも」と発想していろいろ探し始めるし、やっぱしっかりした子だよなぁ…。という私の基準が甘いのか。そうか。
 少年はその後、より悲しみを集めるために攫われました。目の前で親に冷たく無視されるのは普通にきついよな。すぐさま駆けつけるウッチーですが、状況的に少年を囮にしたみたいだな何か! いや、その通りなんだけど…。
 が、変身アイテムは取られてる状況で更に操られた親たちに詰め寄られ身動き出来ないウッチー。ここで両親にすがりついた少年が突き飛ばされ「痛いよー誰か助けて」…ええと、これはマジで痛いんだよね。状況と演技のせいでどう判断していいかわかんなかった。
 「起き上がれないよ、誰かー」に「誰も居ない!」とついに怒鳴ったウッチー。「ユウジどのを助けられるのはご自分のみ」「今こそ立ち上がるのでござる!」ここはちょっとかっこいい。「あなたは強いから」そんなこと言える、の少年には「最初から強い人間など居ない」と。「共に強くなりましょうユウジどの」と。この流れいいなぁ。こういう話で、共に、とくるとは思わなかった。
 立ち上がった少年、敵に向かっていき変身アイテムまで取り戻しました、すげえ!
 これでウッチー、周りの親たちを何か痺れさせて(?)倒してました。あれ、いいのか。無理矢理弾き飛ばすよりはいいのか。
 「人は弱いままではない」「日々強くなっていくのでござる」ウッチーは強くなったなぁ、と何故か思ってしまった。見てる限りでは最初から強いんだけどさ。いやぁ、成長した男の台詞だよね。

 仲間も駆けつけ、戦闘開始。敵さんが「強制キャワイー」とかでイアンにキスしたところ「きみ、キャワイイねー」「あたいのために戦いな」「おう、イエス!」って、ええー。何かもう唐突に落とされるイアンに笑った。今回全然出番ないのにこんなところで。そのまま男3人に運ばれました。あはははは。
 この様子に「こちらもメロメロ攻撃でござる」ということでスティメロです。雑魚以外にかけて、更に鏡使って雑魚が怪人にメロメロに。ええー。そんな使い方もありなのか。そして押し倒されて動けない敵さんにトドメ。メロメロの効能っていろいろだな…。
 敵さんはそのまま自ら巨大化。ジョウロ取られてたようです。ホントに普通に脅されてるのかラッキューロ。「嘘ぉ」アイガロンの反応に笑った。
 ロボ戦はプテライデンオーブンパッキー。他のメンバーが出ないのは寂しいな。いろんな形態になるためには仕方ないんだろうか。

 最後は、自ら立ち上がれるようになってる少年。いい目になったようです。親に触れられないのが怖いけど。
 「ノッさんの親父ギャグは向上する気配がないな」いつも通りのほのぼのの中、珍しく言っちゃってるイアン。それに「人のこと言えるのか」ってソウジ突っ込んだ…! あははは、いいなぁ。やっぱこういうからかいあうぐらいの関係の方がいいよな…!


第20話「アンラッキュー!タナバタのタナボタ」

 七夕ということで七夕のお話。何かみんなしてノッさんのところに遊びに行ってるようです。相変わらず不思議な距離感の仲間だなー。
 みんなそれぞれ七夕の願い事。テストでいい点取りたいアミィは、まあわかる。アイス食べたいウッチーの精神年齢はどうなってるんだ。これ書けば誰かくれるなんて打算はないんだろうなぁ。そしてソウジは新しい木刀欲しいって。買おうよ。お小遣いないのか。ヒビ入ってるのに普通に買ってくれないのか親父。
 みんな現実的、と突っ込むノッさんはここでは見せず。あ、モテたいって願いでした。わかりやすいけど、誰にも見せるつもりないのに一応ボケるのねノッさん。
 新種の化石発掘とか言い出すイアンが真面目過ぎてびっくりです。一番七夕っぽいけどさ…!
 キングはそういうのいいや、でした。えええ。これぐらい乗ると思ったのに。まあ願いがないってのはキングらしいかなーと思ったら親父に会いたいとか星に願ってるし。そうは見えないけど実は恥ずかしいんかな、言うの。

 で、この七夕が今回の敵さんの作戦。七夕に書いた願い事が叶う代わりに、叶った人が次々倒れて行きます。昇進とか宝くじとか…これ、一応叶ったことはなくならないんだろうかこの後も。そして倒れてるのが大人ばっかなのがびっくりです。子どもの願いは非現実的過ぎて駄目なのが多かったとかだろうか。
 願いが叶ったら夜明けまでの命とか怖いことも言われ、戦う力もなくなってるソウジたち。あ、ウッチーのアイスはシアンによって叶えられてしまいました。今回シアン出るのか、どう出るんだろうと思ったらまさかこんな出番…!
 ノッさんのモテモテ、も何でも屋の力を当てにされるという方向で…やっぱある程度現実的じゃないと駄目なのかなぁ。
 ここで念のためノッさんの短冊を持ってたキングがさすが。短冊の行き先に向かって敵の居場所を突き止めてます。が、さすがに3人相手に1人じゃ無理だったキング。ああ、やられちゃうのか…。
 勿論諦めず立ち上がるキングですが…その先で敵の向こうに居たのは親父さん…! いや、まあ出るのはOPで見てわかってたけど!
 いきなり敵さん殴り飛ばしました。すげぇ。
 「今だ!」と言われて素手で願いごと溜めた筒を破壊するキング。これでみんな復活です。親父さんとは少し会話して、気付けば消えてる状態。幻なんかじゃなく、とキングが言ってたけど、あれ幻? 本物なの? とか思ってたら一応本物だった…ってことでいいんですかね。しかし七夕の願いで会っちゃうのもどうなんだ。その後ずっとにやにやしてるのもどうなんだ。…まあ何か珍しくキングが可愛かったからいいか。
 あ、5人がかりなら敵さんは楽勝でした。ボス戦もカンフーで問題なく。
 そして次回…おお、今度は紫か…って何かいろいろツッコミどころある場面が見えた気がする。楽しみです。


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