仮面ライダーキバ感想 (31話〜40話)


第31話「喝采・母に捧げる変身」

 キングを狙うファンガイヤについての報告を受け「キング…タイガか」と嶋さん。あれ、知ってるのか。嶋さんは、というかこの会は何をどこまで知ってるのかな ぁ。
 恵さんはまだ弟くんと喧嘩中。「母さんはね、ホントはあんたに戦士になって欲しかった」の言葉にちょっとはっとした。ああ、そうか。男の子だもんね。でも「あんたの代わりに戦ってんの!」はちょっと酷いなー。戦わなきゃいけないってのがやっぱピンと来ないからでしょうが。激しく言い合いして、平手打ちしたりしながらも、次の場面では謝って仲直り。なんだかんだで仲は良いのか。ちょっとほっとするやりとり。母さんの気持ちとかはもう置いといた方がいいと思いますが。
 そしてこの弟くん、また宝くじが当たったということでテレビで予知能力者扱いされてます。全額寄付なら、まあ発表して問題ないんだろうけど。2回当たって予知能力かぁ。それはともかく、これを見てキングを狙うファンガイヤも動きました。ホント手当たり次第ですね。
 戦闘には当然ゆりが出ます。「弟には指一本だって触れさせない!」ってかっこいいな。いつも通りやられてますが。
 やられる姉さんを見ながらの弟くん「姉さん……がんばれ」だったのにちょっと笑ってしまった。逃げて、じゃない辺り戦士としての姉さんを認めたとかそんなんでしょうか。助けに行けないのはリアルだな。

 一方渡くんと名護さん。「まさか君がキバだったとは」なんか普通に落ち着いた話し合いが。渡ならまあ大丈夫か、と名護さんは判断したようです。意外に柔軟だった。そのあとの「私の弟子になりなさい。私のもとで鍛えれば安心だ」は笑いましたが。それでこそ名護さん…! 渡くんの方は、もう名護さんへの盲信はなくなってるのかな。よくわからない。
 健吾に対しては元々興味なかったとか言い放ちました。それを聞いてた健吾。まあ最初から一方的ではあったけど。健吾は思い込み激しすぎるし、一人で突っ走った結果ではあるんだけど……可哀想だな、これ。怪我に関しても青空の会に入ったのが原因だし、ここまで蚊帳の外扱いされてるのも。
 あ、ルークはいいことはいっぱいしたのでそろそろ死のうとか思い始めてました。えええ!

 過去組。
 ぼろぼろの渡たち4人。何か仲良い感じだ。ゆりさん、次狼たちと行動することに関しては別にいいのかな。次狼はずっと騙してた敵、という認識かと思ってたんだけど。
 ゆりさんはこの後イクサを奪ってルークのもとへ。見つけるときはあっさり見つける。そんなゆりを渡たちが追ったり、ゆりがルークに助けてくれ、と言ってみたり。流れ的に、というかゆりさんの言葉的にまあ演技なのはわかってたんですが、ルークもあっさり乗るなぁ。イクサを奪って変身するルーク。対峙した次狼たちの3人同時変身にちょっと燃えた。この仲間もいい感じですよね。
 長時間変身してるとダメージが来るイクサを利用したゆりたち。ルーク、倒れます。結構長いこと戦ったってことでしょうか。倒そうとするんじゃなくて時間稼ごうとするならそれぐらいはもつのか。っていうか改めてイクサって怖い武器だな…。

 現代組では恵さんの下にルーク。おれを倒してくれ、ときましたか。天国に行きたいとかも言い出してます。でもやっぱりその発言に対してはほぼスルーの恵さん。ルークの言動に疑問を持たないのか、そんなことどうでもいいのか…。
 無抵抗のルークに対し、弱点の肩を集中攻撃してみますが歯が立たず。武器の役立たなさが一番問題ですよね、これだから恵さんが戦う意味がわからなくなるん だ…。
 名護が出てきてVSイクサになると、ルーク「天国行きは中止」ときました。だから何でだ! イクサは倒したいのか。ルークの行動が適当すぎてもう。

 現代組、過去組ともルークを追い詰め、最後に音也も名護も変身を解いてイクサをゆりと恵へ。
 「トドメはお前が刺せ」の音也はまあわかるんですが、名護まで同じこと言い出したのにびっくり。名護にイクサを渡して、とか前のシーンで言ってましたが、名護にそんなこと言っても無駄だよなぁ、と思ってたのに。それなりに心動かされてたのか名護!?
 というわけで恵さん、ゆりさん共イクサに変身! これ、スーツアクターも変わってるんですかね。そういえばOPに蜂須賀さんの名前があって「ん?」と思ったような。
 この間から勝てない戦いばかりだったのでようやくすっきりですかねー。ルークは過去でも消え、現代でも消滅。過去では「おれは死なない」「お前が何度蘇っても私が倒す」という扱いだったのか。完全に倒せなかったのは何でなんだろう。
 あ、その横でキバも地味に戦い続けてました。キング狙ってたファンガイヤさんはここで終わりかー。キングと対峙するかと思ってたのに。
 あとビショップさん、キバの正体、深央には教えなかったんですね。
 最後に変身してる深央さん。クイーン、ちょっと気持ち悪いなこれ…。


第32話「新世界・もう一人のキバ」

 ダメージ追って去っていくクイーン。もうちょい圧勝レベルかと思ったけど、そうでもないのか。怪我して休んでるところを渡に発見されましたが、何か手当てしあってラブラブでした。気をきかせて去っていくキバットが楽しい。っていうか深央さんの前でも堂々と出るのかなキバット。
 楽しそうな深央さんですが、一応キングと結ばれる運命と。「ファンガイヤの純潔を守るため」かー。人間を愛したファンガイヤの始末、にもまあ結びつきますかね。キングの方の目的は「人類の進化に貢献しそうなものを抹殺すること」だし、本来ファンガイヤは人類をそういう見方しなきゃいけないんだな…。まあファンガイヤにとっては餌だもんなぁ、人間。
 っていうかファンガイヤは会社まで作ってるんでしょうか。人間社会に溶け込んでるのが何か混乱の原因なのかも。そりゃ人間相手に恋愛もするよね。ファンガイヤは数少ないんだろうし。
 ところで、ビショップどこかで見たことあると思ってたら響鬼の童子か! いや、もの凄い今更ですが。OP眺めてて何か見たことある名前の気がした…。

 過去組では何かアイロンがけしてるゆりさん。家庭的になってきてます。「お前にアイロンがけなんて似合わない」と言いながら、その姿見て「いや、そうでもないか」とか言い出した音也はちょっと可愛かった。何か素っぽくて。
 音也と結ばれ、ルークも倒し、そうか完全に一段落ついちゃったんだなゆりさん。青空の会を止めるなんて言うんじゃ、の音也の言葉にも肯定っぽいこと返しました。音也が惚れたゆりと…変わってきてるのかなぁ。でも変えたのは音也だよな。恋は人を変える。「いっそのことあなたの奥さんにでもなろうかな」とは可愛い台詞なんですが「ちょっと待て早まるな」って音也! 音也は結婚する気は全くないってことでしょうか。雲行き怪しくなってきたなー。
 そして指火傷した音也の下に現れたクイーン。音也の演奏をコピーしてます。すげぇ。クイーンはこれ、音也の火傷…治した?
 音也とクイーンの関係が怪しくなってきたなぁ、と思ったところですが、次のシーンでは突然力が登場。「その女、危ない」「証拠を見せる」って、力が完全に音也側なのが面白い。でも力はクイーンのこと知らないの…?
 クイーンは普通に音也の前で正体見せ。えええ。まあ次狼たちと完全にお友達になってる音也には大した問題じゃないのかもしれませんが。いや、問題か。
 あ、そういえば前にクイーンが赤ん坊抱くシーンがありましたが、これって普通にこの時代の出来事だったんですね。既にキングとなるタイガは生まれてると。この時代のキングとか出てくるのかな。

 現代では名護さん渡くん。何故バウンティハンターをやってるか、との名護からの問いに「ボタン集めのため」とか答えちゃう渡くん。おいおい。真剣に答えてこれなのか、どうでもいいのか。
 修行のためだ、と怒鳴った名護さん、強盗犯を捕えてこいと渡に言います。渡を弟子にしたからには修行させなきゃってことですね。実戦指導だなぁ。
 渡は普通に強盗犯に話しかけた上逃げられました。悪い奴を捕まえたい的な気持ちはないのかな。しかしホント生身だと弱いな渡。
 追ってる最中に渡はかつての友達タイガくんと再開。この2人が友達だったのは単なる偶然なんでしょうか。こっちはこっちでこれから関係深めるのかな。早速恵さんも割り込んでましたが軽くかわされてる感じ。恵さんの図々しさも駄目な人は駄目だと思うなぁ。切り捨てるタイガにはちょっと笑った。
 あ、渡が逃した強盗犯はしっかり名護さんが捕まえてました。偉い。

 今回キバが戦ってるのはタイガの会社の社員…でしょうか。
 何か黒いライダーが見てます。これがもう一人のキバ?


第33話「スーパーソニック・闘いのサガ」

 クイーンにやられた力は普通に音也を残して去って行きました。な、何しに来た。いや、まあ音也が残ってるのがおかしいのかもしれませんが。
 正体現したクイーンですが「何か問題でも?」と。あ、やっぱり問題ないか。
 ファンガイヤを散々化け物呼ばわりしてる音也ですが、クイーンからは「私に言わせれば人間だって化け物よ」と。立ち位置が違うだけみたいなのがはっきりしてきたなぁ。敵が問答無用で倒すべき存在、じゃなくなると今までの戦いがどうに も…。
 あ、クイーンと音也は一緒にバイオリン作りすることになりました。このときまで自分では作ってなかったのね音也。「300年前ストラディバリの弟子だった」とか、彼女どんな人生歩んでるんだ。冗談か。冗談なのか。
 音也の家でバイオリン作りする2人。ゆりとは一緒に住んでるのに堂々とやってるから事情は説明してるんですかね。どうあれ、2人の作業を見たゆりさんは家を飛び出し涙…。普通に浮気と思ったのか、入れない空気を感じてしまったのか。あー、嫌だな、この展開。

 現代組。黒いライダーはやっぱりキングですか。完全にキバと方向性が一緒ってのは…キバってやっぱりそういう存在なのか。
 戦いの後の渡、深央さんと会って「私を離さないで」「ぼくが付いてます」とか言い合ってます。もう完全にカップルな感じですが、まだ告白はしてないんだよな ぁ。
 とか思ってたら大牙の婚約者が深央であることが渡にバレ……うわぁ。深央は「違う」「私は渡さんが好きなんです」と誤解解くため直球で頑張りましたが、渡の耳には届かず、っていうか静香ちゃんが完全な邪魔。静香ちゃんは常に渡の味方側だからねぇ…。「周りが勝手に決めたこと」まで言っちゃってるんだからもうちょっと話聞いてあげればいいのに。ああもう、こういうすれ違い話駄目なんだ私…! これはちょっと見てて嫌だなぁ…。
 あ、お風呂に乗り込んでくる名護さんには笑いました。出てきたときのタオルの巻き方も。どう解釈していいのやら。とりあえず単に風呂気に入っただけですか。一応母親のことに突っ込もうとはしてましたが、邪魔が入っちゃいましたね。
 渡の師匠ということで挨拶しようとするタツロットを止めるキバット「いいんだよ、あんな奴」って、キバット的に名護さんはそういう扱いだったのか…! これもちょっと笑ってしまった。既に渡自身の気持ちもちょっと離れてそうだしね…。

 大牙の方はあまり状況わかってないんでしょうか。一人で突っ走ってます。渡の好きな子に別の男が居た、という話で相手の男に会わせてくれ、と来る大牙が凄い。どういう流れでそうなるんだ。
 深央の気持ちとかその辺はどこまでわかってるのかなぁ。裏切り者の処刑時に攻撃やめちゃったことにも特に突っ込まなかったし。あ、前回出た人間を愛したファンガイヤは、更に人間の進化に貢献する人でした。ホントにきっちり人間社会に溶け込んでるよねぇ。「ファンガイヤとしての誇りを失いし者」と言われましたが。まあキング的には当然そうか。何でファンガイヤは人間に紛れて生活してるんだろう。

 先代のクイーンが辿った悲劇的運命、なんて言葉が出てきました。予告から言ってもその辺もうちょっと出てくるんでしょうか。
 キバの方は、今回はハンマーモードで戦闘。タツロット+ハンマーは新技? 一応タツロットのバージョンでも3人は出られるのね。
 キバの戦いはいつも話の隅っこで適当な感じだな何か。


第34話「ノイズ・破壊の旋律」

 「随分ご機嫌じゃねぇか渡」とのキバットの言葉から開始。うきうきケーキ作りしてる渡でしたが……失恋記念日ときましたか。うっわぁ。怖い。何か怖いよ渡!
 そしてそれに嬉しげな静香ちゃんも怖いよ! すぐにいい人が、と言いながら「意外とすぐ近くにいたりして」ってホントに静香ちゃんは渡とどうなりたいんだ…? 普通に好きってことでいいのか…?
 失恋パーティーはしっかり店でやってました。名護さんも恵さんも乗ってます。「君が振られて実に嬉しい」とか言っちゃう名護さん。らしいです。この人の価値観は行き過ぎてて逆にありな気がしてくる。
 次のシーンで渡と深央が一緒にコーヒーカップに乗ってるから何かと思えば大牙と深央のデートに渡が誘われた、という形……。深央さんはここでもはっきりと渡が好きだと伝えようとしますが、渡はやっぱり聞く耳持たず。渡が好きだ、じゃなくて大牙が嫌いだって言っちゃえばいいのかもしれませんが、嫌いとまでは言い切れないかなぁ。深央がはっきり言ってる分だけ、誤解すれ違いものへのストレスも薄いですが、渡のかたくなさがなぁ。婚約者がいるのに「私が好きなのは」とか少なくとも気を遣って出てくる言葉じゃないよね。真実か、渡を騙そうとしてるかのどっちかだと思うんだけどなー。

 そんなデート中、突然脱獄犯が。いつも通り捕まえに来た名護さん、途中までかっこ良かったのにやられた末、突然乱入してきた男に蹴り飛ばされます。えええ、健吾ー!? 言われるまでわかんなかった、新キャラかと思った、雰囲気変わるとわかんないなホント…!
 青空の会の新メンバーになったそうです。しかも普通に喧嘩強い! 鍛えたのか、元々素養はあったのか。
 名護へも渡へも当たりがきつい…。今新メンバーって、一体どういう位置になるんだ…。普通にファンガイヤと戦いに行くの? あれ、そういえばすっかり忘れてたけど恵さんの弟どうなったっけ。ルーク倒したからもう恵さん戦士辞めてもいいんじゃ…あれ、何かあったっけ。
 あと健吾、いきなり標準語になってました。元々東京出身って、ええええ。何でだ。その設定は必要だったのか…!?
 ホントに誰だかわかんないじゃないか…!

 他、今回の新キャラ神田博士。ファンガイヤ捕えて中に何か埋め込んでる…? 凄いな。そのファンガイヤを脅して別のファンガイヤを捕えさせ、その細胞を移植…と。何か凄いことやる人が出てきたと思ったら、もと青空の会のメンバーだったようです。だからファンガイヤに詳しいのね。何か世界征服企んじゃってる?
 イクサとどっちが強いのか、という話になったため、そのファンガイヤをイクサにけしかける博士。おいおい。イクサは普通にぼろ負けでした。キバがいなけりゃ殺される寸前。ここまでのピンチはなかなかないな、と思ったけど、そもそもトドメを刺しに来るファンガイヤがあんまり居なかったっけ。
 このファンガイヤは逃げた先でキングに遭遇してました。普通に逃げたっぽいですが。逃がしてくれたんだろうか。可哀想な位置なので可哀想なままやられて欲しくはないですが…ファンガイヤだからなー。

 今回過去編はバイオリン作りをする音也とクイーンのみ。ゆりさんは一応帰ってきてますね。新生活始めた途端にあれはきついなー。音也取られちゃってる。バイオリンのことだから口出せないんでしょうか。
 そしてこのときのクイーンに現代で深央が会いに来たところで以下次回。ここで終わるのか…!


第35話「ニューアレンジ・飛翔のバラ」

 前回の戦いで傷付いた名護さん。代わりに健吾くんがイクサを受け取りました。初っ端で「クールな戦士に豹変」とか言われてたけど、ホント変わり過ぎだ…。名護さん踏みつけて「おれの弟子にしでやろうか」とまで言ってます。何かもう…この辺、元々名護さんがまいた種と言えないこともないんだけど、思い込みで一人で突っ走る性格は負の方向に傾くとこんなことになっちゃうのか。怖いなぁ。戻るのかな コレ。
 一方クイーンに会いに来た深央さん。クイーンを辞めさせてください、ってそんなのありなのか、と思ったけど、まあクイーンではどうにもならないみたいです。「クイーンの力があなたを選んだ」か。生まれ付いてのものではないのかな。ある程度経ったら勝手に選ばれるのかな。
 人間の男に恋してるのか、と見破られる深央さん。ここでクイーンが気になることを。というか、流れ的には完全にクイーンと音也の子が渡なんですが、これ、ホントにそのまんまそういう解釈でいいの…? 結構前から普通に出されてるから逆に断定しきれない…。
 でも一番最後に「会いたい、渡」ときましたね。母親なのは間違いないのか。
 それにしても洞窟みたいなとこに居たクイーン、一体どういう立場なんでしょう。監禁されてる感じでもないけど。クイーンの力を奪われたみたいだけど、それって深央さんだったら喜ばしいことなんじゃないのかな。どうなんだろ。

 前回出たいろんなファンガイヤの力を移植されてる女性ファンガイヤ。完全に脅されてて可哀想とか思ってたら利用してたのは私…だと…。ええー、そうなの。あれ全部演技なの。まあ怯えてる振りした方が博士も油断するんだろうけど。装置の扱いは大体わかったからもういい、ってことで殺したんでしょうか。いい加減うざかったんでしょうか。
 とにかく、まあ普通に倒しちゃっても問題ないファンガイヤだったようです。深央さん攫ったせいで渡やら大牙やらに追われることに。
 追うときに渡を止める大牙に対し「今まで黙っててごめん」とか言い出すからキバだとばらすのかと一瞬思ってしまった。ああ、深央さんが好きなことを、ね。確かに追う理由としては十分だ。で、大牙は納得して握手…で、いいのかね。渡くんに取られるならいい、になるのか深央さん取るなら渡くんでも許せない、になるのか…。深央さん次第なのかなぁ。
 しかし深央さんとともにファンガイヤが消えたとき結構2人とも冷静ですね。行き先分かってるって言っても凄い怖い状況じゃ。
 攫われた深央さんですが、渡の方に助けられました。お互い変身できない状況が歯がゆいですね。お互いの力を知らないから置いていきたくないよなぁ。

 過去ではバイオリン作りを続けてる音也とクイーン。音也、ゆりの声も聞こえてませんね。ああ、ゆりがまた泣いちゃった…。これは次狼的にも許せないよなぁ。
 その次狼がやってきて「ファンガイヤに魅入られてる」と音也に忠告。音也、酷い顔してますもんね。単に寝る間も惜しんでやってたからなんでしょうが。
 祈りを込めてバイオリンは完成。
 現代で壊れてしまったバイオリンですが、ここで渡の下に次狼が助言をしに…。次狼、結構ほいほい姿見せられるんだなぁ。「お前の父親の古い友人」って言い方いいな。さすがに不審過ぎますが、渡は助言には納得したようです。
 敵にやられ、変身も解けたとき、タツロットがバイオリン持ってやってきて祈りを知るために弾く渡。あれ、タツロットってずっと家に居たのか。まあ戦ってるときもいつも途中から飛んでくるもんな。何で最初から居ないんだろう。
 それはそうと、自分の祈りを見つけた渡。音也は「人間はみな心に音楽を奏でている」「おれはその音楽を守りたい」と意外に普通にヒーローらしかったんですが、渡はいきなり「ぼくはぼくの音楽を見つけたい」「そうすればもっと強くなれる」ってやっぱり自分のことか…! いや、それが渡なんですが。まず自分が強くならないと何も守れないしね。ちゃんとみんなを幸せに、に繋がってるしね。
 そして覚醒した渡。鳥に変身! って、ええええー!?
 普通に鳥の姿で飛んで空中戦です。何だ。何なんだ、これは。強くなったのかもしれないけど、何かを捨ててないか、それ……!


第36話「革命・ソードレジェンド」

 久々の視聴です。久々過ぎてほとんど忘れてる気がしますが、大体の流れは自分の感想で思い返しつつ視聴再開。

 いつものようにバイオリン弾いてる渡くん。ご近所さんから苦情がきました。「きーきーうるさい」「騒音よ」とまあ、よく問題起こしてるとこだし、どんないい演奏だってうるさいもんはうるさいですよね。防音室ぐらいないのかな、あの家。
 これに対し問題はあんたの耳じゃないかとか言っちゃう静香ちゃん。相変わらずです。でもここで渡が登場。「ぼくの問題なんだからぼくがきちんと謝んなきゃ」と! おお。ちゃんと門も開けて頭下げてます。そしたらご近所さんの態度も変わりました、そりゃそうですよね。わざわざ喧嘩売っちゃう静香ちゃんが側に居ることが一番の問題な気がしてきた。まあ渡がしっかりしてきたことを「寂しい」とか言っちゃてるわけだし、そういう子なんだろうけど。

 クイーンとキングの結婚話、も順調に進行中。でも今日こそホントの気持ちを、と頑張る深央さん。ウェディングドレスのデザインまで持ってきた大牙にようやく「他に好きな人がいるんです」ときました! これ言うのにもまた躊躇ったし、結局遅くなればなるほど逆に酷いってことですね。あーあ。
 「つい先走ってしまって」とか言った大牙ですが、やっぱ怒ってます。渡のもとへやってきて好きな男とは誰か聞きに来てます。渡、深央に告白されたことあるはずですが、自分だとは全く思ってないですね、じゃああのときの、って一瞬でもならないんだ…渡…。
 そして深央のあとをつけてみればそこに登場する健吾、と…。あれ、深央さんって健吾に相談するのか。どういう関係だっけ、この2人。
 「好きな人がいるんですけど、気持ちを伝えてもわかってもらえなくて」ときたあとに「おれは初めて会ったときから君のことが好きだった」とかきたので、これを深央さんが信じない展開かと思ったら別にそういうこともなかったようです。あれ、そうだったの健吾くん。

 他、過去編ではバイオリン完成で祝杯の音也。「世話になったな」「だがおれには運命の女がいる」「お前に会うのもこれが最後だ」って、なんだちゃんとそう思ってるんだ…! それ、ゆりさんに言ってやれよ…!
 と思ったけど、何か微妙な雰囲気だな、やだなこれ…。
 ゆりさんは飛び出した先でファンガイヤと戦ってます。もはや八つ当たりの対象でしかないな、これ。
 現代では名護さんが神に祈ってる! と思ったら「何故私にこんな運命を。あなたは間違ってる」って、あはははは!
 この人は何かもう突き抜けて愉快でいいな…。

 あ、深央は大牙に健吾のとこから離されてました。普通についてっちゃうのか深央…。まあ健吾から離れるのがまず先か。
 「あいつなのか、君の好きな男ってのは」ここで、あの場に渡が居たからまた変な誤解生まれたらどうしようかと思った。きっぱり深央が否定してくれてほっとしました。
 「じゃあ一体誰なんだっ!」そんな苛立って怒鳴られたら言えるわけがないよな…。
 渡は次狼さんに連れられて剣引き抜こうとして出来なかったりしつつ、地上でファンガイヤと遭遇。いきなり出てきて気絶させられる深央。これでまあ変身は出来る、と。敵との戦闘がどうでもいいにも程があるなぁ、と思ったところで大牙も変身。これが反応すべきとこだったかどうか久々過ぎてわからない。
 とりあえずキバに喧嘩売りますが、キバには逃げられました。渡、大したダメージもなさそうだな…。
 深央さんに駆け寄る渡。気付いた深央さんがようやく直球で告白です。深央さんはホントはっきり口にしてくれるのはありがたい。いや、これは前にも言ったけど。
 そしてすぐ側で聞いてる大牙、と。さて…どういう反応になるのかな…。


第37話「トライアングル・キバが斬る」

 「冗談はやめてください」結局そうなっちゃうのかよ渡…!
 いや、ちょっとだけそんな予感はしてたけど!
 でも深央さんくじけません。もうそのまま自分をどう思ってるか、まで言ってます。もう先進めていくしかないもんね、渡の反応があれだと。
 渡はやっぱ自分に自信がないにも程があるんだなぁ、と思ってたけど、このあとうきうきしてました。あ、あれえ。何だよ、結局信じてるのかよ!
 そして楽しくご飯作って美味しく食べてるところでようやく大牙のことを思い出すとか!
 その大牙くん、真相知ったけど、さすがに渡相手だとどうにも出来ない、と。あ、そうなるんだ。良かった。そこはちゃんと友達という意識あったんだなー。
 でも結局悩んだ末、渡では深央を守れないという結論になったようです。喫茶店でのやりとりは、渡の思いを試してるのかと思ったけど、別にそういうこともなかったのか。でも渡もちゃんと言い切ったなぁ…。

 あ、過去編ではまた戦ってるゆりさん。ようやく音也駆けつけてきたけどその手を振り払い…ああ。ああ、でも変身後ゆりさんのアクションはかっこいい。やっぱりやられるけど。
 ゆりへのトドメを止めたのはクイーン。ゆりの命より大切なものを奪おうとしているから命まで奪う必要はないとか…そこまではっきり自覚あったのか。っていうかこれは生かしておいた方が絶望見れるとかそういう風に取っちゃうんだけど悪役だし!
 このときのファンガイヤ、クイーンからの仕打ちに怒ってます。まあそりゃそうだけど、その仕返しと言って次世代クイーン狙うとか気長いな。
 ファンガイヤたち、過去編のあと現代編にも出てくるけど、その間の期間って何やってるんだろうな…。

 現代では、渡に呼び出し受けてる深央さん。背後に迫るファンガイヤに渡が気付いて戦闘開始、って気付かないのかよ深央!
 キバは結局やられ気味。途中イクサに画鋲貼り付けてる名護さんが居ました。彼は一体どこに行くんだろう…。残念すぎるというか、何かもう見てられないな彼は。
 あと顔中画鋲が怖い。
 それはそうとキバ。やられて変身解けながらも、深央に迫るファンガイヤにすがりつく渡。深央の前だから変身出来ないのはわかるけど、ぼろぼろにやられてるの怖い…。とりあえずこれで大牙は渡を見直したようです。そしてこの流れで深央へ告白。聞こえてる意識があるのかどうかはよくわかりませんが。何か一気に流れてるなぁ。
 結局やられた渡ですが、次狼さんに連れられてもう1回剣引き抜きに挑戦。深央守るという意識のおかげか今度はあっさり抜けたようです、何か操られ(?)モードみたいな感じで剣振り回してましたが。止めようとして転がる男たちはちょっといい。とりあえず男3人で何かよくわからないけど剣に取り付いて止めたようです。
 強くなったキバ。くっついてる奴を滑らせるのがよくわかんないんだけど、あれは何? 充電か何か? 何の説明もなしにがしゃがしゃ動かしてるから意味がわからない。まあ、あれやると剣が強くなるとかそういう解釈でいいんだろうか?

 敵はあっさり片付けたキバですが、大牙の方と対峙して、キバの目の前で変身する深央…。あああ、ここで正体バレかぁ、と思ったらキバの方まで変身解けた…! さらに大牙も変身解いて全員呆然。
 まさかこのタイミングでこんなことになるとは。さて、どうなるのかね。


第38話「魔王・母と子の再会」

 呆然としてた3人ですが、とりあえずこの場は渡が逃げ出して終了。倒れたところは次狼に回収されてました。そういや彼と音也の関係とかもう忘れかけてるな。
 目覚めた後は現実逃避とか渡らしいです。「あまりがっかりさせるな」とか、次狼さん音也の息子があれってことにはやっぱ思うとこあるのかなぁ。
 過去組では、ゆりさんと音也。「私のことどう思っている」とか直球で聞いて「おれとお前は二人で一つ」と音也も言ってくれますが、何かもうすれ違い始めてる…。ゆりさんとくっつく経緯があれだけに、嫌だな、この展開は。
 ちゃんと言葉にした上ですれ違ってる分まだマシですが。
 あ、名護さんは健吾のコーチになろうとしてました。もう駄目だ、いい加減笑えないよきついよ名護さん…!

 あ、今日のファンガイヤは何かやられたファンガイヤの欠片集めて蘇らせてました。再生怪人でしょうか全然覚えてない。
 何かもう、どうしようと思いつつ普通に会ってる深央と渡は大牙に連れられて元クイーンのところに。ああ普通についてっちゃうんだ。何だろうな、なんかまだ現実感ない感じなのかな。
 渡が母と再会。母の記憶はちゃんとあったのか。あの年でいきなり一人で生きていけとか言われたのか。それ考えると相当頑張ってるな渡。いや、何かいろいろツッコミどころある気はするけど。
 ここで渡の母の正体が渡たちにも判明。そもそも渡は何で戦ってるんだっけ、ファンガイヤを何と認識してるんだっけ。
 最初の頃疑問に思った覚えはあるんだけど、解消されたかどうかを覚えてないという。やっぱ視聴に間が空きすぎた…。
 最後は過去でピンチになってる次狼さんで終了。本気でやばいと思ったら続くのか…。もう完全にトドメの態勢と思ったのに! なぶられてるなぁ…。


第39話「シャウト・狙われた兄弟」

 次狼さん、結局逃げました。何だ、結構あっさり逃げられたんだな…。そしてキングは今度は力たちの方に。何か焼き芋屋やってる…この人たち、これはこれで平和でいいなぁ。
 が、まあ襲われて勝てるはずもなく。潰された? と思ったら横の壁に穴開けて逃げてました。それですむんだ…。
 渡の方は悩み中。気付いたら背後に母さん居てびびった。え、何これ何だったの? ホントに居たわけじゃないの。渡の妄想? それとも何かああいうイメージ送る力でもあるんだろうか。
 元クイーンは音也が好きなんだなぁというのは何か伝わってきました。
 結局これで…渡は何をどう考えたのか、名護さんに相談。びっくりした。まだ名護さんが相談受ける位置だと思ってなかった! これ考えるとむしろ一番不憫なのは恵さんなのかもしれない。何かずーっとただ居るだけだよねホント…。
 とにかくまあ、渡は自分がキバであること、そして半分ファンガイヤであることを告白。これまたあっさりと…。全て話すべきだと思ったようだけど、これは何でなんだろう。ただ自分一人で抱えられなかったのかな。
 キバ、ってとこまではともかく、ファンガイヤというのにはショックのみんな。渡は人間とファンガイヤの架け橋になりたかったようです。友達に好きな人、母さんまでファンガイヤとなったら、もうファンガイヤを敵として見れないってことですかね。今まで殺してきたファンガイヤに対する葛藤はないんだろうか。
 これを会長さんに言って握手。会長さん、何かあるなと思ったら案の定認めてませんでした。キバ処分を命令と…。
 このあと渡に話しに行く名護。「半分ファンガイヤとなれば話は別だ」で君を倒すとか言っちゃいます。忠告の意味もあるのかな、と思ったんですが、展開的に別にそんなことはなかったんでしょうか…。

 過去組でも、ゆりさんがクイーンの正体知りましたが…それすら知ってて一緒に居た音也に平手打ちして出て行きました。もう、嫌な展開だなぁ、これ…。
 そして大牙の方と会う渡。ファンガイヤとしての考えに触れちゃってます。人間はエサ、ってのがファンガイヤの考え方。大牙ならそうは思ってないと思ったのかな。そもそも共存できるってのがこれまで敵対してきたファンガイヤのこと考えずに出してる言葉だもんなぁ。
 ショックの渡、今度は深央と遭遇。深央は単純に渡がファンガイヤだったこと喜んでます。障害がなくなりましたしね。いや、キングのことは残ってる、ということで大牙を倒してとか言っちゃう深央。いきなり甘えた声の深央さんは何か企んでるみたいに聞こえちゃって怖いんだけど!
 それぞれに事情はあるんだけど、どうやったってかみ合わない事情。渡はファンガイヤ側の事情とか知ってたっけ、何をどう知ってたっけ…。

 で、また追われてる元クイーンのもとへ現れて戦うキバですが。健吾やってきて戦闘開始です。恵さんも一応銃構えるところまではやるんだな…出来ませんでしたが。そして名護さんは…キバに近付くイクサの方を攻撃した? 「すまない、手元が滑った」とか言ってるけど、まあ庇いましたよね、これ…? いや、もう名護さんのことだからわかんなくてさ…!
 そしてここでビショップ出現。びっくりしてたら、渡のファンガイヤの血を呼び覚ますと…ああ、大牙言ってたね、それ。
 ファンガイヤ状態(?)になって恵さんたちに襲いかかるキバで以下次回。って、次回タイトルが…。


第40話「アンコール・名護イクサ爆現」

 恵さんは名護さんが助けましたが、今度は名護さんが絶対絶命。「渡くん!」って名護の呼びかけで止まった…! ああ、意外にあっさり戻れたのか渡。とはいえ、ほぼ数秒の出来事でもやったことは大きいですね。逃げ出しちゃう渡。落ち込んで引きこもり再び。そういや話の初期でも引きこもってたんだっけ。汚いものがどうとか言ってなかったっけ…。あれは何だったんだろう。
 結果的にキバを逃がした健吾。名護のせいにするのか…別のファンガイヤが、じゃ駄目だったのかな。そして名護、「放っておいてもキバは自滅します」って! びっくりした。いや、意外に的確に読んでることに。とはいえ名護さんは放っておきませんでしたがね! やっぱ…渡救いたいのかな…ちゃんと…。

 過去組では、イクサ持ってマヤに戦いしかけるゆりさん。どうでもいいけど、マヤさんのわざとらしい喋りは可愛い。
 音也が出てきて止めますが、ホントもうどうにもならないな…って何でマヤとピクニックなんだよ音也…!
 「あの子の命は奪わない。命よりも大切なものを奪ったから」に「どういうことだ」と音也ですが…この先に進展、があるんだよね何らかの。音也がわかんないなぁ…。
 あ、音也、この辺でキングに目つけられてました。キングは追っていた次狼たちに音也抹殺を命じると…こう繋がってくるのか。次狼たちはどう動くんだろう。

 で、また現代。青空の会の会長さんのところに大牙。「久しぶりだな大牙」って、ええ? あれ? 大牙育てたの会長!? …ってのが驚くとこかどうかも思い出せない、やっぱ駄目だな間を置き過ぎると。
 とりあえず驚いた。
 キバを倒すために手を組まないか、って大牙は一体どういう扱いなんだ…。大牙は「ぼくが渡を愛してやるんだ」とか、前回言ってた寂しかったとか何とかいうのは本音なんでしょうか。弟出来て嬉しいのか? 恋敵だし、険しい顔してるからわからない…。
 その後、何故かクビになってる健吾。イクサはやっぱり名護に任せた方がいいらしいです、えええ、わけわからない…!
 なんだろう…何かあるのか、それも…。
 納得出来ない健吾は再び戦闘。やられてるのを見て名護が渡へ電話。キバットが電話出た! 音が聞こえるように操作したんでしょうか、あれ。器用だなキバット。「健吾が危ない。君の力が必要だ」簡潔でわかりやすいなぁ、名護の言葉は。
 結局出てきた渡ですが、健吾だけ助けて再び去りました。ぼくが戦うのはこれで最後、と。一応謝りついで、だったのかなぁ。またピンチになってたらどうするんだ。

 キバットたちをカゴの中に閉じ込め、バイオリンも布で巻いて放り出す渡。またあんなことになったら、はそうですよねぇ。渡に悪気はないんだから、大丈夫という根拠がないと出られないのは確か。
 そこを強行突破する名護たち。家の中に仕掛けられた罠の数々は…笑うとこなんだろうか。あの状態の渡があれ作ってたと思うと何か微妙な気持ちにしかならないんだけど! せっかく名護も真面目なのに。
 ああ、でも渡に襲われたときのことをとてもポジティブに考えた発言をする恵さんは素晴らしい…。恵さん自身ホントに気にしてない大丈夫って言いたいのは伝わってくるけど…。
 この後、イクサで頑張ってる名護ですが、普通のファンガイヤにビショップ、キングまで出てきて絶対絶命。以下次回、と。
 名護もそうだけど、音也が気になるなぁ、今後の展開は。


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