仮面ライダーカブト感想 (31話〜40話)


第31話

 前回からの続き。ずっと戦ってる加賀美と天道。ええええ。「ここは引いてくれ天道」一応そんなことも言ってますが、戦いながらなんだな…。落ち着いて話そうよ。「何故だ。理由を言え」とか天道は一応聞いてくれる気ありそうなのに。
 その後、神代を探してる加賀美。「剣! どこだ!」って、剣!? いきなりの名前呼びにびっくりしました。っていうか苗字ですら誰もまともに呼んでないので名前認識薄いなぁ。最初の頃に神に代わってとか何とか自己紹介してくれたおかげで覚えてるけど。
 神代は相変わらず岬一直線だったりうどんをかけそばと間違えてたりの阿呆っぷり。あ、でもちゃんと箸使ってる。加賀美にいきなり友情感じてますが、助けてくれたというか手伝ってくれたから? ワームは自分一人で倒すスタンスじゃなかったのか。大分変わってきてるのか。
 加賀美は一人悩みながら動いてます。じいやは知ってる感じかー。
 神代にも直接話してますが、まず自分も弟が、ってとこから話したんですね。「似たような境遇なんだな」と神代に言われてますが、加賀美は自分もワームかもしれないって発想しないのかな。自覚のないワームが居るってそういうことだよねぇ。ホントに誰がワームでもおかしくない感じになってる中、加賀美は天道にも一応聞いてます。ちょうど人間体のワームが命乞いしてるところを倒してる場面に遭遇するというのがまた…。ホント、人間と変わらないんだもんなワーム。記憶を持ったものを〜のところはかなり初期から出てるけど、結局そのときそのときで踏ん切りつけただけで、根本的解決はしてないのかな。
 可哀想というなら擬態部分の人格じゃなくワーム自身に言うべきな気がする。
 天道からは自分は情けをかけない、とはっきり言われて何も言えなくなってる加賀美。辛いとこですね。

 そして今回これとは別に動いてる話として、ハイパーゼクトのこと、ひよりの両親と天道の両親のことが。これは…映画がどのくらいかかってきてるんだろう。捕らわれの男とかもう忘れてたな。ひよりと天道の両親については、ええと同一人物…? だよな? と言われるまで確信持てませんでした、写真だけじゃよくわからん。
 天道からは「他人の空似」とか何か適当な言葉が出る中、それよりも重大なことが。初っ端でひよりちゃんに羽生えてる? とか思ってたら最後にまさかのワーム化です。今回散々振りがあったのでこの時点での衝撃はそれほどじゃないですが…いやぁ、でもどうなるんだこれ…。

 スーパーヒーロータイムでチーフ出てきたのにびっくりした。いいなぁ、ライダーの現場に居るレッド。


第32話

 ひよりがワームだったという衝撃の展開後、ひよりを探す加賀美たち。天道の加賀美への答えは、前回と同じく「相手がワームならおれは非情に徹する」「そして倒す」でした。「可哀想だと思わないのか」は加賀美の言葉ですが…あのひよりがつい最近現われたばかりの偽者って発想はないんだろうか。そもそも神代や、大介のときもそうだったけど、普通に考えたら本物を殺して乗っ取ったワーム、なんだけどなぁ、そこに居るのは。
 このあとひよりを庇いに来た加賀美は「何かの間違いだ」「ひよりはワームなんかじゃない」っていやいやいや…。ワームじゃない、って方向に逃避しちゃったか…。
 ひよりは他のワームからも狙われてますが、この辺も何かあるんですかね。ゼクトからも「捕獲しろ」命令だしなぁ。
 結局ここに割り込んできた天道が、ひよりを倒すという事態。これ見て、このひより偽者だったのか? とちょっと思いました。芝居だったということですが。

 ひよりと2人きりになった天道からついにこれまでのいろいろな謎が説明されました。ひよりは天道の妹だと。これは映画で見た展開だし、写真のことがあるからまあ驚きはしませんが。
 そもそもそうなった流れが…天道の両親に擬態したワームがひよりを生んだ…? ってことなの? ワームって子ども生むの。人間として普通の家族の生活するの。7年前よりずっと前からこうやって人間社会に混じってると思うと怖いな。
 そして7年前の事件で親の仇であるワームに対峙する天道少年の図が…これで「殺さないで」に繋がるんですね。なるほどなぁ。いろいろ納得はしたけど、ワームという存在が益々わからなくなった。あの流れでひよりを「お前はおれの妹だ」「生まれる前に殺されたたった一人の妹だ」として見れるもんなのか。っていうかこの流れで一切触れられない樹花は何なんだ。
 この会話は加賀美も全部聞いてたようです。ああ、ここがややこしい展開にならないのは良かった。いや、天道は加賀美倒すとか言ってますが。加賀美は協力はしてくれても嘘下手なので仲間にするとぼろが出そうですよね。いや、そういう問題じゃないんでしょうが。
 「おれの言うことを聞くか」「今ここでおれに倒されるか」を選べ、と言った次のシーンでは普通に一緒に居るので言うこと聞いたんでしょうか。

 ひよりの方は天道たちが離れてる間に、渋谷廃墟の方へ。ずっと繋がれて呻いていた男の顔がここで現われました。出てきたのは天道の顔と…。これも何か予想出来たのであんま驚かなかったな。どういうことかはよくわからないけどね!
 扉の中に飛び込んだ天道と加賀美が海岸に居るんだけど、何なの。転送でもされたの。


第33話

 ひよりは前回からそのまま行方不明。そしていきなりゼクトに入ってる天道。今回はカブトとして、のようです。そういや天道=カブトってもう知られてるんだっけ。あれ、影山とかいつ知ったんだっけ…何か並んで変身してたときあったけど…。そう言う状況になれば頭を下げられる影山はやっぱ凄いよなぁ…見てて可哀想だけど。今回はワームにも頭下げてるし。
 それと最初の副官テスト、どう聞いても天道の声だったんだけど加賀美ですら気付かないのか、あれ。
 今回はこの副官テストに合格した女の子が新キャラとして登場。7年間まともなご飯食べてない感じです、ひたすら訓練受けてたみたいな感じでしょうか。7年前っていくつだ…。
 天道付の副官ですが、まあスパイっぽい。三島さんのやることだからな…。
 あと今回樹花が天道の本当の妹じゃないことが判明。樹花も普通に知ってる事実なんですね。しかし樹花も妹は妹だよなぁ…。血が繋がってないというならひよりだってそうなんじゃ。樹花は相変わらずひたすら明るい。

 そして今回の天道の動きですが。何かゼクト潰すとかおれ以外のライダーは消すとか言い出してます。これはひよりの正体が知れたからですか。そうじゃなければ今まで通りで良かったのかな。
 とりあえずサソードゼクターは金で買取。神代は代わりに家にあった剣で戦うことにしたようです。剣抜こうとしたら柄が取れたのに笑った。取れたというか刃がそもそもなかったようですが。本物はじいやが売っちゃってたということでまた借金して買い戻し。何やってるんだここは。あとこの剣で普通にワーム数匹しとめた神代にびっくりです。すげえ!
 ドレイクの方はゴンから受け取ってました。出演すらないのか大介…! ゴンはまた普通に大介の側に居るんですね。天道の言うことなら正しいだろう、で渡しちゃうのか…。この世界はとりあえずもっと偽者を警戒しなきゃいけないと思う。

 ザビーは力尽くで奪おうとするも、加賀美が邪魔してきました。まあ納得いかないよね加賀美は。
 一旦それで終わるも、ザビーはワームの協力を得て再び天道と戦闘。おお、カブト結構追い詰められてる。
 何かやばい状況になったところで突然出てきた新キャラ…ではなく矢車さん。お久しぶり。OPでネタバレされてましたが、新たなライダーになってます。「もうパーフェクトもハーモニーもないんだよ」「どうせおれなんか」「今、誰かおれを笑ったか」って矢車さん…! 物凄いやさぐれ具合に笑ってしまった。あの矢車さんが…。ああ、でも私が知ってるのはこれか。既にネタバレで知っちゃってたのはこっちのバージョンか。
 キック主体でキックホッパー? 戦闘はかっこいいな。普通にその辺のワーム蹴散らしてます。ザビーにも攻撃してます。「影山、おれと一緒に地獄に落ちよう」とか「お前はいいよなぁ」とか、何かもうここまでいくとある意味気持ち良いかもしれない…。


第34話

 「返せ! おれのザビーゼクター」勝負に割り込んできたのは影山くんでした。泣き叫んでます。このあとの三島や隊員からの仕打ちも、ホントただただ可哀想だ…。普通に仕事はこなしてたろうになぁ。
 そして泣いてる影山に対し「お前はいいよな」「おれなんか涙もとっくに枯れ果てた」ってこっちも悲しいな…! 「おれが見た地獄はこんなもんじゃない」とか…ホント、あれからどんな生活してたんだ…。
 三島はキックホッパーのこと知らないっぽいですが、何なんだろうなあれは。
 関係ないけど三島のレンゲに対する態度がセクハラにしか見えない。

 天道はその頃、食事でレンゲを陥落してました。さすが…なのか。何か結構簡単だったなぁ。一宿一飯の恩義とかでハイパーゼクター奪ってますが、それまでのゼクトに対する恩はないのか。ないってことだろうな。
 天道はハイパーゼクター手に入れるために三島呼んだり取引持ちかけたりと、何か頑張ってる感じ。最終的には勝手に天道の手に渡りましたが。爆弾仕掛けてる三島もさすがでしたが「お前の未来を壊してやった」とか、こっちも何をどこまで理解してるんだ。
 見てる側としてはわかるようなわからないような…のままなんですが。いずれ時を行き来できるようになるとか、これまでちらちら出てたハイパーカブトは天道自身とか、まあそうかなとは思ってましたが…いいのかそれで? っていうかこの辺のこと今まで天道は知らなかったの…?
 ハイパーゼクター手に入れてすぐ、加賀美がやられる前に戻ってたけど、あれやってなかったら加賀美やばかったんだろうか。

 神代はその頃何か庶民の気持ちを知る旅をしてました。一応成長して帰ってきた感じですが、彼もある意味可哀想な人だよなぁ…。最近なんかこっちも見てられない。


第35話

 また何か謎の男、立川が登場。ゼクトから守れと言われるワーム。ネイティブと言うらしいです。前にワーム側も一枚岩じゃないっぽいとこが出てましたが、間宮たちに対する側ってことですかね。ホント、ワームのこと何も知らずに倒してるんだよなライダーたちは。
 初っ端でカブトゼクターがこの男のもとへ向かうというシーンがありましたが、これはどういうことなんだろう。ドレイクにも変身とか、何か凄いことやってるんですが。
 あと立川のワーム姿に天道が反応してましたが、その他大勢のワームと区別つかなかった…よく見れば違うけどさ…。両親に擬態したワームの回想が一瞬挟まれてたけど、あれが関係あるの?
 こっちはまだよくわからないまま。

 そして今回一人頑張ってるというか、相変わらず可哀想だった影山くん。
 いきなり天道の家で天道を師匠とか呼んでてびっくりです。仲良くなってザビーゼクター返してもらおうと思ってたとか…ホント涙ぐましい努力してます。バイトしようとしたりとか。料理できるのかとびっくりしたらずるしてたのはちょっとがっかりだった。嘘泣きしてみたり、加賀美にも頼んでみたり、相手にされてないのが見ててもう…辛い!
 天道と加賀美はちょうどシリアスに対峙してたところだから、影山くんの場違い感がまたね…。
 最後にはワームの依頼で立川を殺そうとしてる影山。「あなたはゼクトを裏切ったりする人ではない」の立川発言にびっくりです。もうクビになってるのかと思ってたというか、放り出されてたじゃん…。「おれはザビーである前にゼクトの一員だ」とか言ってるけど、そのゼクトに裏切られたようにしか思えなかったけどここ最近…。
 暗殺は失敗し、ぼろぼろにやられてる影山。あれ、なぶってるんだろうか酷いな…。
 そこへ現われたのが矢車。「待っていたぞ」とか「いい顔になったな」とか、要するに影山が自分と同じとこまで落ちてきたから拾ったってことか…うわあ。「おれの弟になれ」と。あー、やっぱりこの位置は影山で良かったのか…と、既に知ってる部分を思い返しながら思いました。あの関係からどう弟分になるのかと。「あんただけだ。おれに振り向いてくれたのは」今回の散々な影山くん見てると、まあ気持ちはわかる…。


第36話

 ひょっとしてレンゲちゃんはひよりが消えたから代行ヒロインとして出てるのか。何の意味があるのかよくわからなかったけど。料理修行して「爪折れちゃったー」「長く伸ばしてるからだ」とかやってたり、ひたすら転びまくって食器割ってたり、あの、この子一応戦士だったんですよね…? 戦士だから家事関係は不器用、みたいなのは好きなんだけど、これはそういう問題じゃないというか…さすがに見てて嫌なレベルだなこれ…。わざとやってる…とかじゃないよね…?
 天道と加賀美の方は立川についてシリアスに話してます。立川、というかネイティブという存在の謎についてちょこちょこ情報が。以前から居るワームがネイティブ、7年前から現われたのが新ワームってとこでしょうか。立川は人間の味方とか言ってるけど、天道の両親殺したワームも立川と同じ種類なんだよね…? 種類は脱皮前なら区別付くってことでいいんでしょうか。
 立川は結局最後にはワームに襲われ死亡。一応ひよりの居場所のヒント残していきましたが。「皆既日食を探せ」とかまた微妙なヒントだな。

 今回天道は三島や加賀美父とも話してますが、こっちもまた一体何を知ってて何を企んでるのやら相変わらずわからない感じ。「ご存知だったんですね」とか三島が加賀美父に言ってるってことは伝えてないこともあったりするのかここも。
 加賀美父からは、カブトとガタックは全てのワームを倒すまで踊り続けるとか何とか。これは天道の言う通り暴走スイッチがあるってことなんですか。実際今回は天道が暴走。必死で止める加賀美がいいなぁ。お互いぼろぼろだけど何とか立川は逃がした…と思ったらそこへ矢車たちですよ、影山の方はパンチホッパーなのね。なるほど、こっちはパンチ主体と。何かいいなこういうコンビ。「行くぜ相棒」「兄貴とならどこまでも」とか、何かもう早いな関係の展開が! いや、影山の上の者への切り替え方は今まで散々見て来たからそこまで違和感ないんだけど。相変わらず調子良いな、とも思える。むしろ矢車が不思議だよなぁ。ずっと一人で寂しかったのかな…。
 既にぼろぼろだったカブトたちをぼこって去って行きましたが、ここは一体何がしたいというか何をするんだこれから…。「汚してやる。太陽なんて」ってもうそれだけなの。

 このあと、立川を殺したワームたちをカブトたちで始末。今回は何かお疲れさまって感じだな戦いまくってて…。最後に倒れてびっくりしたけど、普通に疲れただけだったのか。
 天道は「ライダーの暴走を止められるのは、ライダーだけ」ということを実感して、みんなのゼクターを返すことに決めたようです。周りにもっと頼ること覚えたのかな。加賀美への、自分が暴走したら「お前がおれを倒せ」はいいですね。2人の関係がいい感じになってきたな。加賀美は手を取らずに立ち上がったけど、「倒す」はさすがに約束出来ないってことなのかな…。

 スーパーヒーロータイムにズバーンが居る。そうか、見ちゃいけないものなのかあれ。


第37話

 前回加賀美父の言った「我々の息子たちが」の台詞にどういうことだ? と思ってたんですがまさか「安心したまえ、日下部くん」と続いてるとは! 天道父とも知り合いってことですか。この辺ホント誰が何を知ってるかが把握出来ないなー。

 今回は樹花の学校での謎の事件の調査です。野球部員がランニング中に消えたとか、ニュースになっててもおかしくない話ですが、あんま騒がれてないの? 捜索願が取り下げられた、って普通に見付かったのかと思ったら違うみたいだし。
 野球部は呪いの鏡にお願いしてたとかいう話です。加賀美の願いが「天道よりも早く出世できますように」だったのに何か悲しくなった。っていうか願いが叶う、の前に呪いの鏡って聞いてるんだからもうちょい疑問持とうよ。
 潜入捜査では岬が教師、加賀美がラグビー部コーチ、天道はやきそばパン売ってます。加賀美、一瞬学生なのかと思った。やたらガタイのいい中学生の中なので何か埋もれるな。レンゲは…レンゲはホントどう判断したらいいんだあのキャラ…。

 一方このタイミングで突然転校してきてる神代。やっぱ彼、学校行ってないよねぇ。前回小学生で今回中学生って成長してるってことなのか。樹花ちゃんの認識が「変な小学生」だったのに笑った。また図体でかい子どもだな。
 クラスでの神代は、やっぱり相変わらず阿呆な暴走してます。じいやも一緒ですが帰されました。…そうか、そもそもじいやに常識がないのか…。ホント、誰かなんとかしてあげて欲しいな神代は…。
 2人揃って廊下に立たされて「これは何のご褒美だ」の神代は、台詞だけ取ると凄いどM。

 そして今回のゲスト少女。1位を取りたいガリ勉系。わかりやすいですね。っていうか樹花ちゃん1位なのにびっくりした。そうか、あの兄貴に教えて貰ってるならそうなのか。凄いなぁ。
 少女の方はお守り投げ捨てたところでいきなり影山が登場。「おれも粉々に砕けてしまった」とかもうおかしな方向突っ走ってるなー。少女の方が結構明るく「明日からがんばろっと」だったのに笑ってしまった。テンション差が。
 このあと襲われた少女にはすぐさま駆けつける影山。ああ、そういう部分はちゃんと残ってるんだなぁと思ったけど、あとで矢車に釘刺されてました。もう徹底して同じとこまで落とすんだな。影山がお守り修復してるのはどう判断すれば良かったんだろう。ある意味不気味。

 天道たちの方では合唱部の話とかある程度情報が出揃ったところで、野球部が再び登場。流れとしては怪談っぽいですが、加賀美は意外に普通の対応してた。「幽霊だったらお前に任せる」には「そんなわけないだろ!」で駆けつけ、ワームとの戦闘。まあ不思議なことは結構あれで説明つくしな。
 とはいえ、まだよくわからないまま以下次回。


第38話

 天道家で朝食中の加賀美と蓮華。「何故ウチで飯を食う」って天道、食事の用意してから言ってるのか。
 ここで弱かった野球部がいきなりエースの活躍で地区大会優勝したという話。わかりやすい方向ですが、ゼクト側が一週間見張ってもワームという証拠をつかめなかったらしいです。ワームかどうかってホント話の都合によって見分けが楽だったり大変だったりするような。加賀美が確かめてみると勝負挑んでました。「おれはかつて甲子園に」ってそういやそうでしたね。何か久々に変な方向に暴走してる気がする加賀美。勝てなかった上にそれで特に何がわかったわけでもない様子。
 その頃影山はお守り見てたそがれてるな、と思ってたら矢車さんがまんま突っ込んだ。
 「おれたちはずっと一緒だ」「真っ暗闇の無限地獄でずっともがき苦しむ」
 矢車さん怖いです。何かもう、逃げられないなこれ。

 学校の方は、それぞれが情報収集。合唱部について、経済的な事情で廃部になる部活ってどういうことだ、とか思ってたら卒業後の行方が知れないとか、そんな大変な事件が全然広まってないのか。7年前だと隕石のことで大騒ぎになって埋もれた事件が多いのかなー。
 天道からは、合唱部の部室がないという話。鏡の前で言ってるので何となく予想はつきましたが、その奥が部室でした、7年前の姿のままそこで歌ってる合唱部とか、これは怖いな!
 全員ワームだったようですが。ワームは擬態した相手の実力以上のものを出せるんだなぁ。感覚が鋭いとか身体能力高いってのはわかるけど、勉強や歌まで出来るのかワーム…。これを利用してた理事長。ワームと手を組んだらゼクトに逮捕されるようです。

 そしてこの鏡にお願いをしてたため、樹花のところにも現われるワーム。加賀美を付いて行かせてたのはやっぱり護衛の意味もあったんでしょうか。みんなで歌って不安を吹き飛ばし、「幽霊退治だ」とこっそりワーム退治に向かう加賀美はかっこいいです。「絶対に扉を開けるなよ」とか言った割に蓮華も樹花も何か普通に来てましたが。
 戦闘の方ではようやくやってきた神代。今回出番ないのかと思った。一応まだ居たんですね。
 天道も追いついたところで、新武器にサソードのサソリが…! びっくりしてたらドレイクやザビーのゼクターも来ました。そんな武器だったのか。しかも近くに変身中の人が居ても強制解除されるんですか怖いな。っていうかゼクターちゃんと返してるのかな。ザビーは最早持ち主居ないけど。
 戦闘終わったと思ったところで一瞬カブトがどこかに移動してますが、ホントに一瞬でまだどうにも出来ない感じ…なのかな。そろそろ動くのかなー。


第39話

 何度か試してるも、前回行った空間に行けないらしい天道。「あの星」ってどっか別の星なのかあれ。
 今回はいつもの店に普通にやってきてる間宮麗奈さんの話。カブトとの戦闘後、ふらふらしてたと思ったら倒れて「ここはどこ?」状態でした。そこに遭遇したのが大介。ゴンが大介と居たいとか願ってるのに「世界一の美女と知り合えますように」とか、ぶれないなこの人は。そして倒れた麗奈さんを夜中まで抱えてたらしい様子に笑った。ゴンが呆れてます。救急車とか呼ばないの、ってすごくまともなこと言ってますが流されてます。目を覚ました彼女に看病してたとか言ってたけど、ホントに抱いてただけだよね、あれ。
 「どこかで会ったことがあるような」の大介ですが、見てるこっちも思い出せませんでした。最後でようやく出たけど。そういや対峙はしてましたね一応。美女でもワームだと心に残らなかったんだろうか。
 麗奈さんが普通に自宅に帰ってる様子にびっくりしましたが、これは状況的には神代と同じことになってる…ってことですかね。留守電に仲間から心配の電話がたくさん。一体どのくらい消えてたの…? 仲間たちは結構普通に受け入れてくれましたが。一人わかりやすく嫌味な女性も出てたけど。こういうあからさまに嫌な奴演出は見たくないなホント…。しかし先生も先生で、普通に受け入れたと思ったら、歌聞いてがっかりな感じで、現金というか何というか。どういうグループなんだろうこれ…。
 麗奈さんは記憶ないながらも普通に今まで通り頑張る方向です。擬態したあと、ワーム部分の人格だけ消えるとか、ホント怖いなぁ…。
 最後に天道が倒そうとしてたけど、実は本物が生き残ってた…って発想はないんだろうか。ホントこの世界、顔だけで判断しちゃ駄目だろうワームとか…。

 一方、今回は別方面での恋愛話も。樹花が好きな人ができたとか言って天道ショック受けてます。勘違いでしたが、天道は樹花に好きな人出来るとああいう反応なのか…面倒くさいなこれは。
 神代はいよいよ岬を本格的に口説き始めたようです。っていうか大量にラブレター貰ってるけどモテるのかあれ…。相手は中学生たちなんだろうか。神代は岬一筋ということで加賀美に協力依頼。加賀美が協力出来ない理由は、神代の正体のことだけ? それがなければ良かったんだろうか…いや、まあ岬は全く相手にしてないけど。
 どうしよう、の流れから予想はついたけど、岬は加賀美と恋人の振り。加賀美が相手だと神代的にはきついかなー。どうするんだろ。屋台引こうとして回転しちゃってるのはちょっと笑った。
 影山の方では、犬見て「いいよなぁあの犬。誉められてる」って、ひどいとこまでいってるなぁ。そしてちょっとこういうのを見せるとすぐさま落としにかかる矢車。怖い。怖いよこの人。

 天道は今回ひよりの部屋へ。何か可愛いな。鳥飼ってたようです。あれは今まで弓子さんが世話してたんだろうか。ひよりが消えてからどれくらい経ったのかなぁ。
 そして今回の戦闘後、再びあの星に飛ばされた天道。ひよりの側に居るのは天道と同じ顔をした男、と。ここまでは予想出来たけど、まさかの相手側も変身…! なんか黒っぽいカブトです。これはどうなるのか、っていうか何なんだろうな、あれ。
 あ、戦闘で例の剣使ったとき、普通にドレイクゼクターも飛んできてましたね。ドレイク変身解けてるのか。タイミング次第では怖いなホント。


第40話

 カブトVSブラック(?)カブトは、カブトが蹴り飛ばされて戻って終わりました。まだ引っ張るか。
 麗奈さんの方は大介と逃げてます。「私もさっきみたいな化物だってこと?」って結構的確ですね。ここへ矢車たちがやってきますが、麗奈を見て「この女、瞳の中に闇が見える」「おれと同じ地獄を見たか」で蹴りを止めてました。影山が突っ込んでましたがホントに惚れたんでしょうか。闇については結局よくわかんなかったしなぁ。影山くんの「まさかね」の言い方が何か可愛かった。
 このあと結局麗奈を守ろうとして吹っ飛ばされて「お帰りなさい」とか言われてる矢車さんは…何かもう…そうか、そういう位置なのか…。影山くんもすっかり染まってるようなので、まあ2人で落ちていってください…。
 あ、神代くんは加賀美と岬を祝福してました。あーやっぱりそういう方向か。そして自分で付いた嘘をすっかり忘れて「失礼ね。何で私と加賀美くんが」って岬さんが失礼だな…! 目配せまで全く気付いてなかったっぽいし、まあホントにどうでもいいんだろうな神代のこと…。

 麗奈と大介はその間にも交流を深めてます。一瞬ワームバージョンに戻って大介攻撃したりとか、これは怖いな。「もしかして私が風間さんを」ってそんなこと気付くもんなのか? 罠? とちょっと思ってしまった。手怪我してたのね。
 かつて人間が怖かった云々の話からも、実は生まれからしてワームなのか? とも思ったけど…え、どうなの。擬態ってことでいいの。最終的には二重人格っぽくなってるしなぁ。
 とりあえず舞台の方は順調に進んでました。代わりに落ちた人には恨まれてましたが。麗奈の代わりに、って入った人なんだったら何のフォローもなく放り出してるのは酷いよなぁ。状況よくわかんないけど。
 大介は天道に麗奈に手を出すなと釘刺してます。「大切な人がワームだった」「ただそれだけのことだ」と、天道とひよりと同じ状況を突きつけられるのか…。天道は結局、大介の言うことを聞いたってことでいいのかな。邪魔しに来た方のワームを始末してたし。
 麗奈の方は人間の心とワームの心が混ざり合った感じなんですかね。ワームになったあと歌い続けるシーンは何かくるものがあるな…。結局ゴンが狙われたことでなし崩しに変身した大介ですが、これはやっぱ狙ってやったよねぇ麗奈さん。最後はワームの人格ながら笑顔を見せて大介の腕の中で逝くか。人間とワームの一つの結末が出た感じですね。まさか大介と麗奈でこういう方向になるとは思わなかったけど…!


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