仮面ライダーカブト感想 (41話〜49話)


第41話

 ワームの擬態能力を奪うアンチミミック弾なるものを完成させたゼクト。すげぇ。さすがにこんなもの出来ると事態が動き出してきますね。っていうかその辺にホントにわらわらワームが居るのにびっくりだ、怖いなこれ!
 作戦地域に居るネイティブたちはあらかじめ避難ということですが、その避難作業を加賀美たちにやらせるのか…ワームに襲われるかもしれないのがわかってたんでしょうね。
 実際襲われ、戦闘になる加賀美。飛び出したネイティブから「あいつはトップの息子だろ。何で助けてくれない」っていきなりこんな形でばれるのかよ…! しかも加賀美は普通に戦っててワームに抑えられてる状態だから違和感あるな。無理矢理過ぎる。
 これで親父のもとへ乗り込む加賀美。親父からようやくいろいろ説明されますが、何かよくわからない。「ゼクトとはネイティブのもの」で親父も「ネイティブの僕に過ぎん」とか、あと加賀美がガタックになったのもネイティブのおかげとか、まあその辺りがショックな感じですね。ずっと隠し続けてたのは加賀美が受け入れてくれないと思ってたからなの? このあとまさかの田所までネイティブであること発覚で荒れてるけど、これだけ徹底して何も言ってくれなきゃなぁ。ネイティブが何なのか結局よくわからないし。天道が35年前に落ちた別の隕石からどうのと言ってたけど、肝心なのは悪い奴かどうかですよね。加賀美はどう判断してたっけ…天道の両親殺したのってネイティブじゃなかったっけ…。
 何かもういろいろ起こりすぎてよくわかんなくなってるな…。
 田所さんはずっと人類救うと言ってるけど、ゼクトがやってきたことって結構あれだからなぁ…。今回天道が「うさんくさい組織だということはわかっていたはずだ」とか言ってるけど、うさんくさいどころじゃないことあったような。

 こんな状況の中、最早芝居する気になれなかったらしい加賀美は神代に真実話して行っちゃいました。岬もはっきり振りましたね。住む世界が違うとかそういう方向なのか。豆腐に砂糖ぶっかけて食ってまずいとか言われるとイラっとは来るな。
 失恋した神代は矢車たちに拾われてました。「お前もおれの弟になれ」「兄さん」って早いな落ちるの! ある意味凄いな矢車さん。
 あれが闇に落ちれる気がしないけど。

 あ、最後にカブトが何かやられちゃってます。ハイパークロップアップより更に上…なんだろうか、あのワーム。


第42話

 「時は私のためだけに流れているんだ」とか言ってる敵さん。早く動いてるんじゃなくて完全に時間止めてるんでしょうか。
 この敵さんたちが人間を人質に取り、アンチミミック弾との交換を要求。当然三島さんは跳ね除けてて、まあ今までのゼクトの行動からするとまあそうかなぁと思ったら、ネイティブは交渉に応じるということで、そういう方針に。加賀美が怒ってますが、人質のこと知ってるんだよね…? 人質見捨てるっていう方が怒るだろうに。もうネイティブと繋がってるゼクト、自体に嫌悪感しかないのかな。だからネイティブをどう判断すればいいんだ…。今まで散々あれなことをやってきたゼクトだけど、加賀美はこれが一番許せなかったんでしょうか。親父絡みってのが大きいのかなぁ。後で天道が、父の思い受け止めてやれ的なこと言ってるけど、あれだけ信用なくすことし続けてるとなぁ。そもそも加賀美の親父への反発って弟の事件が大きいはずだけど、あの辺どうなってるんだろう…。
 とりあえず加賀美は交渉に出ることにしたようです。一度ベルト置いてってたけど、戻してもらったの? あれ…?

 一方矢車たち。神代が一応黒スーツになってます。闇の世界だからでしょうか。「お前はいいよな。闇の世界でも前向きで」に笑った。やっぱ合わないよな神代は。
 そして天道と遭遇して豆腐勝負の話が。「今のおれには豆腐は眩しすぎる」ってもう白いもの食べられないんだろうかひょっとして。「負けた借りは必ず返す」とか、そうだよなぁ矢車の方が勝ってるんだよな豆腐勝負。あのあと麻婆豆腐が天道の得意料理になってるのってひょっとしてひよりがそっちの方が好きだったからなんだろうかそういえば。
 またあれが食べたいとか言ってる影山くんに、何か昔が思い出されて涙が。ホントあの矢車さんが何でこんなことに…! ある意味生き生きしてるけど。最後に忘れられてるとことか見ても、何かある意味癒しになっちゃってるけど。可愛いなこの2人は…。
 神代の方は豆腐の話から、岬をちゃんと見るとか何とか。一応前には進んでるけど、岬は全く見てないなぁ。話がシリアスに進んでるので神代の場違い感が何か悲しい…。

 交渉では、無事人質を取り返し、アンチミミック弾も取り返し、田所とも和解し、と上手くいってるんですが最後に駆け寄ってきた人たちの中からワームを見分けるために…アンチミミック弾使った? え、最後の一個だよね? 役に立つ方向に使えたならいいってことなのか。びっくりした。それでいいなら何か、そのまま普通に交換しててもいい気がしてしまった。向こうは取引自体はちゃんとやってくれたからなぁ。
 あ、敵との戦闘では「既にお前の技は見切った」とかいい出してる天道。ええ、これで終わり? と思ったけど、まだ引っ張るのかな。そして最後にもう1人の天道。あれはダークカブトって言うのか。話が終盤に向かってきたかな…。


第43話

 ちらし寿司ならぬちらり寿司を作ってる蓮華。毎回よくわかってないのにそれなりに形が出来てるのは凄いです。神代とはフラグ立ってるのか、あれ。
 あと普通に白スーツに戻ってますが、闇に落ちるのやめたの。
 そしてここでその寿司を食べて美味しいとか言い出す天道。おお、雰囲気が違うっていうか声から違う。ごまかす気もないようで「ぼくは今どこにいるの」「もう1人のぼくだよ」とか言ってますが、加賀美たち、すぐにはわからなかったのかな。男が去ったあとで慌てて「天道に擬態したワーム?」と追ってます。本物の天道はたまたま近くに居たんでしょうか。本物だよな、の加賀美に対し「天の道をいく」をやりかけたところで「わかったわかった」で手を下げられてるのに笑った。慣れてきてるよなー扱い。
 ここでもう1人の天道も出て来て勝負です。「お前は手出しするな」と言われた加賀美ですが、さすがにやられそうになってるところを見て飛び出してました。ちょっと躊躇ってから変身するのいいな。
 天道が攻撃しなかったわけは、あれがひよりに繋がる唯一の道だからと。だからってやられちゃったらなぁ…と思ってたら、その後、実際にやられる作戦を立ててる天道。無茶するな。芝居や小細工は通じないだろうってことなので覚悟はあったんですかね。もしものときはで加賀美に託すのはいいな。
 しかし家の方では樹花に料理教えてるとか…自分が居なくなってもいいようにって流れですよねぇホント。樹花ちゃんは常に明るくてほっとする。

 今回から何かワームがぞろぞろ出て来てるようで、あちこちで大変なことになってる…のかな。まだ人が襲われてる感じはないけど。乃木は時間止める技はもう使わないのか止めたのか、今回はライダーの技コピーしてます。ガタックがやられ、その後サソードも。神代のノリは相変わらずですが、岬さんからついに現実を見ろ、受け止めろとの言葉が…! 「私はミサキーヌじゃなくて岬よ」と。何かすっきりした。彼はホントなぁ…悪い奴じゃないけど見ててきつかったからな。これでこの先どうなるのかはわかりませんが。
 そして矢車と影山は禁止区域に入りこんだんでしょうか。駆けつけた田所さんの「来てくれたのか」にびっくりしました。え、田所さん的にそんな認識? キックホッパーのことって知らなかったっけ。っていうかゼクトがこの2人にどういう仕打ちしたのかも知らないのか…?
 「もう1度シャドウを率いる気はないか」とか言い、更にザビーゼクターも出してくる田所。結局他に人材居なかったんですかね。今まで連絡取ろうとかしてなかったのかなぁ。さすがに調子いいだろ、と思ってたらしっかり蹴り飛ばした矢車。影山は…未練あるのかな、あれ。

 ダークカブト側と戦ってるカブトは、やられそうなところでガタックに助けられました。蓮華が結局伝えたようです。そりゃあほとんど死ににいってるようなもんだしなぁ天道。
 でも天道は怒るだろうなと思ってたら加賀美の方がもっと怒ってました、そりゃそうだ。「お前が殺されるのを黙って見てろって言うのか!」加賀美の台詞が真っ直ぐ過ぎて熱い。「あめんぼから人間まで、地球上のあらゆる人間を守るんじゃなかったのか!」そういえばそんなこと言ってたなぁ天道。ずっとひよりひより言ってましたが、そもそもはそうでしたよね。そんなお前だから越えたいと思ってたとか、何かこう…普通にそういう気持ちあったのかぁと。
 直球でぶつけてくれるのは気持ち良いな。
 これで吹っ切れた天道。「お前を倒し、ひよりも助けてやる」ということでハイパーゼクトも使ってダークカブトに勝利。えらくキャラの違うダーク天道ですが「過去のおれに擬態しただけ」とか言われてるから、そういうことなの? 何かもうそういうのとは別の存在なのかと思ってたけど。
 このダーク天道からひよりの場所を聞き出そうとしたところで現われるひより。
 「ぼくは決めたんだ」「2度とこの世界には戻らない」「ぼくはその方が幸せなんだ」と。そうきたか…。これはショックですね。でもひよりと一緒に居ようとしたダーク天道への「そいつはワームだぞ」って…ひよりもそうなのに、ってとこだよなぁ…ここでひよりがワーム化するし。
 あと何か蓮華ちゃんの居る辺りで日食になってるんですが、あそこだけなの。
 スーパーヒーロータイムでも言われてますが、クライマックスが近いですね。


第44話

 「その方が幸せだと思っているなら辛いがしょうがない」天道はそう結論付けたようです。実際本人がそう思ってるなら取り戻すとか余計なお世話なんですが「おれは何か違う気がする」との加賀美。はっきりはしてなくてもこう言ってくれるとありがたい。このあと岬を庇って怪我した神代を見ながら「強がってるだけ」という言葉が出てきてしっくりはきた。でなきゃ「こんな優しい絵は描けない」ってのはよくわかんないけど!
 そしてまず敵を倒すためにどうしようかという流れ。お前となら倒せるとか言ってた加賀美に、おお、と思ったのに「あれは勢いで」って何も考えてなかったのかよ…! まあ技コピーして返してくる敵に対し同時攻撃ってのはよくある話ですね。
 カブトがハイパーゼクター使ったところで時空の裂け目が出来たので、カブトがひよりを助けに、ガタックは時間稼ぎということに。2人が拳合わせてるよ、なんか普通に友情育んだよなぁ、ここは。

 ガタックが戦ってるときには影山さんもやってきました。「正義の味方の燃えカスが残って」るとか兄貴に言われた影山さん。兄貴の方はもうホントその辺残ってないのか。影山さん、ザビーゼクター拾ってきたのかな。もう1度貰ったのかな。加賀美が一応同時攻撃しようとしてますが「お前ごときの指示に従えるか」でした。もうこっちもずっとそんな感じだからね…。一応ガタックはザビーの攻撃に乗ろうとするものの、タイミングが合わずって感じかな。やられた影山は「おれの燃えカスも燃え尽きたよ」ああ、わかりやすい。しかしここで飛んでったザビーゼクターがとりあえず矢車の方にいってるとことか、何かザビーゼクターも持ち主居なくなって寂しいなとか思ってしまった。矢車さん側から拒否られた感じだよね…! 今更戻ってきても駄目なんだね!
 このあと矢車さんは「おれの相棒を笑ったのはお前か」で参戦してました。予告で何でキックホッパー居るんだろうと思ってたけど、こういう流れか。

 天道の方はひよりのところへ。世界を守る方が大事なんだろとか偽側に言われてますが、ひよりの帰るべき世界を守るという方向で「お前とお前の生きる世界を守る」と。これならいいな。でもワームだから倒すんじゃない悪い奴だから、は納得できる方向ではあるけど、今までワームってだけで完全に問答無用だった気がするけどなぁ。あとこれでひよりは天道と帰ることになりましたが、置いてかれる偽天道が切な過ぎるというか、何かフォローないのかひよりちゃん…! 一応ずっと一緒に居たんだろうに…!

 帰ってきた天道はピンチの加賀美のところに間に合いました。エリアZは爆発される寸前でしたが、あの辺田所さんが決められることなのか。
 待ってる間のガタックの「おれたちの絆など、わかってたまるか」とか天道の「おれたちが力を合わせれば誰にも負けない」とか、いやぁいいなぁちゃんと共に並んでる感じ…!
 矢車含めた3人攻撃でコピー技を破り、ワームも一掃です。あの数一掃とかホント凶悪な武器だな…。
 最後にひよりの元へはダークカブト来てますが、服装も合わせたのかあれ。「壊してやる、こんな世界」という方向になって以下次回。でも次回は神代かな…?


第45話

 みんな倒れたひよりは放置して去ってったのか。ひよりはあれ、攻撃受けたの? よくわかんなかったけど。「ぼくが悪い」「ぼくのせい」を繰り返して何があったか説明しないひより。悪いかどうかはともかく原因というかきっかけではあるよなぁ。ホント何で一切フォローしなかったんだ彼のこと…!
 あと何か能力変わってるのは何でだと思ってた乃木さんは、なんかいっぱい居たんですね。
 神代と岬側は何か上手く進んでる…んでしょうか。神代って二十歳だったのか。「やっぱり年下か」ああ気にし始めてるのがよくわかるなぁ岬さん。ワームがわらわら出てることもあってこのあと神代がゼクトに入ることになりますが、隊を完全に私物化。こんなんでも従わなきゃいけないんだなゼクトメンバー…。岬さんが「あなたをゼクトに入れたのはワームを倒すためなのよ!」とかちゃんと言ってはくれてるんですが、怒ってるよりは呆れてる感じで…いや、今はちゃんと叱らなきゃいけないところじゃないのかなぁ。結局隊員が去っちゃってるのに呑気な…。「前と変わらないじゃない」なのに「嫌じゃないわ」って、単純に神代への好感度が上がっただけですよね。なんかこの対応は岬さんにがっかりだ。
 加賀美もこのあと言ってますが、人手が足りないという状況でなぁ…。
 あと加賀美はいい加減神代のこと言わないのか。何度も言おうとしてた癖に、いざそのときが来ると躊躇うのか。いろいろ隠してた親父や田所さんに怒ってたのに。そしてちゃんと伝えず怒鳴るだけ、って、なぁ…。
 しかしこのあと岬のストーカーしてるとことか、はたから見たら単に岬が好きなだけにしか思えませんよね。誰もそんなこと思わないみたいですが。

 あ、人手不足ということで一応矢車たちも誘われてます。2人はもうあんなことしないようにとか自分を縛ってましたが。矢車が影山に指摘されたのは前回のこと? あれは影山のためだったからありなのかと思ったけど。
 自分を罰したという矢車に「凄いよ兄貴!」で真似しちゃう影山はもう染まりきってますね。「一瞬でも奴らをあてにしたおれが馬鹿だった」の天道に笑った。ホント、天道のキャラが霞むぐらい周りが変な奴らばっかりだ…。
 そしてぼーっと戦闘見てたら何気に居るドレイクにびっくりです。あ、ちゃんと参加してるんだ…。OPに名前なかったけど。彼が一番我が道進んでるというか話に参加してこないよなホント。

 その後、デートの約束をしてる神代と岬。当日になって神代が襲われ、ついに岬の前でワーム化。いやぁホント引っ張ったなここは…まさかここまでほとんど触れられずに来ると思わなかった。彼の結末はどうなるのかな…。


第46話

 「おれは一体」ついに自分の正体に気付いた神代。「おれが姉さんを殺したんだ」が辛いとこですよね。
 岬さんのほうも「何で言ってくれなかったの」と加賀美に怒ってます。そりゃそうだわなぁ。あとで天道にも言われて「悩んでたんだよ、おれだって」って言うけど、なら尚更相談して欲しかったところですよねぇ。この2人なら言っても問題ない相手だろうに。
 ここで「奴がワームなら倒すしかない」の天道にはびっくりしましたが、既に神代姉を殺してるからと…ああ、そういう点でひよりや田所さんとは違うんですね。多分本物の神代も殺してるわけだしなぁ。しかしホントその記憶…というかワームとしての人格がないって怖い…何でそういうことになっちゃうんだろう。神代はじいや相手にも荒れてますが、そうだよなぁ。じいやはじいやで、神代姉弟を殺したワームをそれと知りながら仕えてきたんですよね。人格や記憶がそのままなら…気持ちはわかるよな…。
 岬さんがあとで「ワームって何ですか」「人間って何なんですか」と言ってますが、ホント結局ここにいたるまでどう判断していいかさっぱりわからない…。

 そしてショック受けてた神代くんは、そのままワーム側に。ワームとして普通に強いんですね。何かワーム従えてるよ…! 「全てのワームの頂点に立つ男だ」「全ての人間はおれが倒す」何かもう…ただただ悲しいな。
 加賀美は「お前なら人間として生きられる」とか何とか言ってるけど、神代は受け入れず。これは無責任な言動だったのかなぁ。実際麗奈さんのこととか考えると、いつワームの人格が蘇るかもわかんないしね。
 神代は加賀美を攫い、その命と引き換えに、と天道にゼクターを持ってこさせてました。いきなり「加賀美新はおれが預かってる」はちょっとびっくりした、まさかそんな展開になってるとは思わなくて。
 天道は普通にゼクター持って来てます。さすがにキックホッパーたちのはないのね。あれは一体何なんだろう。そしてザビーはともかくドレイクゼクターはどうやって手に入れて来たんだろう。いや、ハイパーモードになって剣使ったら勝手に来るけど。
 こうして見るとドレイクゼクターはでかいなー。

 ゼクターは潰され、加賀美は解放されましたが、その後普通に戦闘です。潰されたはずのゼクターは普通に飛んできました。あの程度じゃ壊れないのね。それ、最初からわかってたんでしょうか。神代も?
 神代は結局天道に倒されることを望んだ…ってことでいいのかなぁ。神代はこういう結末しかなかったか。予告で見た岬さんとのデートがまさかの妄想だったとは…!
 あ、矢車たちも一応戦闘してます。「もう1度光を求めてもいいか」って、ワームと戦うこと自体が日の当たる場所に出てくるってことなのかな。なんかひっそり戦ってるけど。ここはこの先どうなるんだ、っていうかどうもならなくてもあんま関係なさそうだけど…。


第47話

 初っ端に現状のおさらい的な説明。加賀美父がテレビで話してるようですが、これは警察として? ゼクトとして? まあ両方のトップが同じ人物なんだから気にすることでもないのか。
 「沈静化しつつあります」の通り、最近じゃワームは減ってると。出現が減ってるだけじゃないのかな。しかし擬態して生活してたワームたちが倒されていってるのは、社会的にはかなりの混乱巻き起こしてるんじゃないかと思うんですが、そうでもないのかな。
 ようやくみんなにもワームのことが説明されたようで、ワーム感知アクセサリーと通報システムが出来上がってます。一般人がこうやって協力してる感じは好きなんですが、天道の反応やネイティブトップの人の雰囲気的に、このアクセサリーには何かありそうですね。っていうかこれを配る役目をやってる加賀美にびっくりです、加賀美はガタックなのに雑用多いよなぁ。
 影山がいっぱい持ってってましたが、何の意味があるんだ。欲しいにしても兄貴のと2人分あれば充分だろうに。
 樹花も欲しがってます。友達みんな持ってる、とかだし、ワーム感知器がどうのというより最早流行のアクセサリー扱いですね。
 この感知器はネイティブには反応しないようで、やっぱりちゃんと違いがあるんですね見た目以外にも。

 ひよりがついに店に出す料理を作るネタが挟まれる中、感知器を壊して回ってるのがカブトだと判明する流れ。これは加賀美の報告があったんでしょうか。それとは別にばれたのか。
 天道が指名手配犯になり、カブトを倒すことを命じられるガタック。実際にカブトがやったことを見た加賀美ですが、さすがにちゃんと「あいつには何か考えがあるに決まってます」とは思ってくれましたね。クロップアップ中に、今ならおれにしか聞こえないから、で聞きだそうとするも「気に食わないから」としか言わない天道。ううん…ここに来てこんな対立するかぁ。天道が弾いた弾が蓮華に当たるという事態になっても何も言わない天道。加賀美のイラつきがわかるな…どうなるんだ。
 あ、あと今回ダークカブトも一応出てました。「まだこの世界をうろついていたのか」って酷い扱いだな…! このダークカブトは何なんだろうホント。狂ってる感じかと思ったけど、戦闘で何か普通に考えて戦ってる感じが出てるし。そしてまたトドメも刺されず放置されてるという…何か可哀想だなこれ。三島に拾われていったみたいですが、いいことでは絶対ないからな…!
 さて残り2話。どう終わるかな。


第48話

 カブトVSガタックで応援されてるガタックはちょっといいなと思ってしまう。相変わらず一般人はヒーロー相手だと逃げませんね。
 この後、旦那がワームだと知って逃げてる奥さんという図が出てます、これは怖いなぁ。っていうかどの時点からワームなの。…抱えてる子どもは大丈夫なの。
 田所さんがやってきて助けますが、ネイティブ化したことで周りからはワーム扱い。そりゃそうだ。っていうかワームの中の一部がネイティブって言われてるのかと思ったけど、ワームとネイティブは別物ってことなんですね。「落ち着いてください」「話を聞いてください」の加賀美は説明する気はあるんだろうか。そしてやっぱり一般人は田所さんじゃなく加賀美へ石投げるのね…反抗しやすい方にするんだよなぁ。マジ顔の加賀美にびびる一般人という図は何かいいなと思ったけど。
 ワームもただ生きていたい生命体という点をここで根岸さんが触れてますが、ここに突っ込まれるときついな。この根岸さんの求める平和な世界、の言葉に乗った加賀美。根岸さんの怪しさが出たあとなので怖い。
 このあと三島がけしかけて本性見せてますが、っていうか三島は何かもう純粋に悪なのかこれ。いや単なる権力志向かな。

 で、天道が壊して回ってる問題のネックレスですが。それをつけてた影山がワーム化。うわぁ。体調崩してたのもこれのせい? いっぱい付けちゃったから?
 「やはりそういうことか」怪しさは感じてたけど、はっきりとはしてなかった様子の天道。このあとやってきた加賀美に教えてますが「お前の言うことなんてもう信じない」ってそうなるのか…。確信なかったにせよ、何で天道は怪しんでることを言わなかったんですかね。わざわざ悪役ぶって何がしたいのか…そして加賀美も加賀美で、天道は考えあるはずだとあれだけ言ってたのに会ったばかりの根岸に傾いちゃうのかよ…。凄く納得できる理由を普通に天道話してくれたとこなのに。聞く耳持たずってそんな。前回で、これまでの信頼がちゃんとあるなぁと思ったのに。一旦崩れたら早いんだな…。

 それでも加賀美は天道に対してやりきることは出来ないんじゃないかなぁと、半分期待しながら見てましたが、兵士たちの攻撃のせいで結局完全に倒されてしまう天道。あああ…。
 そして次の瞬間には、加賀美父がワーム内通者とか言われてるニュースを聞くとか、大変な事態だなホント…。父のことはすぐ助け出した加賀美は、さすがに信じてたってことか。しかし天道との勝負と、この父との会話辺り、叫んでたり詰まってたりでちょっと何言ってるかわからないとこ多かった。加賀美父は暴走スイッチの件を隠すためにずっとネイティブに従ってたらしいですが、暴走スイッチの件と言われてもよくわからない…あれが切り札なの…? 「親父、ありがとう」「こんな大事なことを託してくれて」加賀美はそれでいいのかな…ここはまあ綺麗にまとまってるのかな。ホントもうちょい最初からちゃんと会話しろよという感じですがみんな揃って!

 あと今回ダークカブトについても説明が。「人間からネイティブになった記念すべき第一号」でずっと実験体として生きてきたとか、すごいな…。天道が彼をずっと見逃してきたのは悪いことはしてないからなのか。「人に危害を加えないのであれば、この世界で生きていけばいい」って、放置されても困難どころじゃないんじゃないか…いや、天道に擬態したなら天道の知識や技術があるってことなのか…それなら結構大丈夫なのか。えらく人格が違うからなぁ。同じ役者さんがやってると思えないぐらい違うよね。どっちかと言うと天道の方が演じてるって雰囲気濃いけど。
 あ、矢車さんたちの方では「兄貴も知らない暗闇を知ってしまった」「連れていって欲しかったけどさ」とか、あああ絶望してるな影山…。「さよならだ、兄貴」とか、ワームとなった以上、兄貴についていくわけにはいかないってことなんだろうか。何か悲しいな。
 最後に矢車にもたれかかってる影山に「相棒。おれたちは永遠に一緒だ」とか言ってますが、影山死んだの…? なんかもう、せめてこの2人にはこの2人だけで幸せになって欲しかったんだけどな…!

 あ、電王のCM入り始めた。


第49話

 OPなしで最終回。これがないと誰が出るかがわからないのでネタバレにならなくて楽しめる気がします、矢車たちは前回で終わりなのね。
 世間の方ではネックレスが益々普及中。ネックレスしてない人間はワームである可能性が、ということですがあんなの乗らない人も居るからホントに普及させたいなら配り歩かないとなー。ひよりちゃんも弓子さんも付けてないよ、あれ。っていうか加賀美や岬さんたちも付けてないよ。
 加賀美とお父さんは普通に病院まで行けたんですね。そして蓮華越しに渡される天道から加賀美への伝言。自分に何かあったら、か…完全に自分一人で処理しようとしてたから何も言わなかったんですかね。それで敵に回しちゃったら意味ないよなぁ。
 病院から出たところで加賀美に対峙した田所さんと岬さんにびっくりしたけど、しっかり加賀美側に立ってくれて安心した。理由を言ってなくても、加賀美の進む道を信じてくれたんだよなぁ…。
 そして人類総ネイティブ化計画を進める根岸たちのところへ飛び込むガタック。襲ってくるネイティブたちに対する「人間だったときのことを忘れてしまったのか」にちょっとびっくりした。あそこに居るのはネイティブ化した人たち、なんですね。その辺がぱっと見でわかんないし、掴み辛いよなぁ。そもそもネイティブになったらそれまでの人格って消えるんでしょうか。三島さんは特別枠だとしても。
 結局ぼろ負けして倒れる加賀美。放置されてるのが何か凄いな。三島さんは殺したつもりだったんでしょうか。
 電波に乗せて根岸がわかりやすく目的を語ってるというか本性出してますが、これを全世界の人たちは見たんですかね。ちゃんと伝わったのかな全部…。この演説を聞いて、立ち上がろうとする加賀美ですが、ううん、一部何言ってるかよくわかんないな…。ここで「天道みたいな凄い奴が居た」に繋がる…のかなぁ。いやまあアメンボから守るとか言ってる人だったけど。どうも後半そういうの薄れてて。最近思い出してはいたけど。
 「世界を敵に回してもたった一人で最後まで諦めなかった」という点も大事なんだろうけど、敵に回す必要ない奴を意味なく回した気がしてならないからなぁ。
 でもここでの天道の登場はやっぱり熱いですね。唐突に切れてCM入ったので一瞬何かと思いましたが。天の道を行き、総てを司る男登場ですよ。花を敵さんの装置に突き刺して爆発させてます、ええええ。
 そして人間は変われるとか、共存世界も作れるとか天道や加賀美の言葉が…兵士たちには響いたんでしょうか。人間に戻って根岸を追ってます。これはむしろ思い出したって方向なのかな。「ネイティブの心を失ったか!」とか三島さんが言ってるけど、ネイティブに乗っ取られたような状態だったのかなぁ。
 っていうか三島さんがまさかのラスボス。ハイパーモードでの剣が壊れるとか、強いなホント。決着はカブト&ガタックのライダーキック。いやぁ、やっぱりこれが熱い。
 三島はそのまま装置にぶつかって爆発。途中ちょっとカブト見てたダークカブトはそのまま寝っぱなしでびっくりしました。加賀美、もうちょい気にしてあげてあれ…。一応あれも人間らしいから…!
 こんな終わりはないだろう、と思ってたところ炎の中から飛び出して根岸引き込んで終わりとか、いや、こんな終わりだってないだろうよ…!? ダークカブトはホントひたすら可哀想で終わってびっくりだ…! 「この世界を頼んだぞ」って何かもう…悲しすぎる…。
 しかしまあ、これで全て終了です。
 変身解いたら去って行くゼクター。カブトゼクターが、ガタックゼクターをちょっと待ってから一緒に飛んでったのが何かいいな。
 そして天道から加賀美への「一度しか言わないぞ」です。ちょっとこの前振りだけでわくわくするな。「同じ道をいくのはただの仲間」「別々の道をともに立っていけるのが」から加賀美が続けて「友達だ」と。やっぱ最後はその言葉ですね。ようやく言葉にして認めたって感じかな。加賀美が既にわかってる感じで笑ってるのがいいなぁ。
 更にこれはおばあちゃんの言葉ではなく「おれの言葉」というオチもついて綺麗に終了。
 良かった良かった。
 あ、この間ひよりはずっと世間の騒ぎに関係なくひたすら料理でした。彼女の結末もこれで付いたのかな。ひよりみランチという名はちょっとどうかと思ったけど!

 そして一年後。
 予告でちらっと見たとき、大介出るのかと思ったらエピローグだけかよ…! 最終決戦にも全く参加せず、っていうかどこで何してるかさっぱりわからず、ホントゲストライダー程度の位置だったんだな彼…。普通にずっとその辺に居たっぽいのに…。
 いや、多分話に関わってないだけで戦ってたんだよね彼も…。あとまだゴンって呼んでるのか。彼女はちょっとぐいぐい来始めてるのかなぁ。大介は彼女が居ないとホント駄目だからね…離れられないだろうな…。
 ゼクトはやっぱり解散したんですかね。田所さんがそば屋やってるとか…岬さんはまさかのディスカバリ家再興とか言い出してます。そっちで来るとは思わなかった…。
 ひよりと樹花は今一緒に居るんですかね。「ひよりお姉ちゃん」って、おおおちゃんとそういう関係になってるんだ…!
 加賀美は警官。似合うな、これ!
 天道はどこ行ってるのかと言うと「豆腐買いに行ってるんだよ」との加賀美。何か以前にネタバレでそんなオチ聞いたことあるなと思ってたけど…ホントに買いに行ってるのかこれ。
 合成にしか見えない背景でフランス人に自己紹介してるんでしょうか。よくわからないけど天道はずっと自分の道行ってる感じで終わったのかな!

 いろいろ納得出来ないこともあるし、そもそも理解出来ないことも多かったけど、いやぁ楽しかったですカブト!


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