恐竜戦隊ジュウレンジャー感想 (31話〜40話)


第31話「復活!究極の神」

 どんな金属も溶かすとかいう攻撃を受ける大獣神。そうか、やっぱり金属なのか……。
 どうなるのかと思ったら大獣神、実は元々はもっとパワーがあったそうです。元の自分に戻して欲しいとな。

 ブライの部屋では謎の少女があっさり寿命のことばらしてます。いいのか。もっと問い詰めなくていいのか。ゲキたち。
 ブライは元々一度死んでた、と。成る程ねぇ。まあ1億7千年も眠ってりゃ途中で何があっても不思議じゃないですが。しかし大獣神、かなり自分のわがままでブライを蘇らせてる気がするんですが、どうでしょうか。

 言われた通り北へ向かうジュウレン。途中で倒れてる子どもたちを運びます。思いっきり土足のような気がするんですが気のせいだったんでしょうか。そこに子どもたちを寝かせてるというのに。
 そして自分たちといる方が子どもは危険だということに気付いてないようです。襲われるジュウレン。

 戦闘中、ダンの「負けるものか。勇気だけは人一倍あるんだ」は何事かと思いました。いい台詞なんですが、あまりにも唐突で。まあこの後に繋がってくるわけですがね。
 メイは愛の、ボーイは希望の、ゴウシは知恵の、ダンは勇気の、ブライは力の、ゲキは正義の戦士ということです。ゴウシは何となくわかるけど他はどうだろう……。力と愛もわからんことはないが。希望とか勇気とかちょっと適当くさい。だって全員に言えることのような気が……。
 や、こういうのは好きですがね。

 見事復活した大獣神。おお、ブライが中にいる。でも席がないので立ってる…。
 究極大獣神の登場です。何だそれはー。
 サタンはあっさり敗北?もしそうならあまりにも呆気なさ過ぎですが。
 そしてブライは戦闘終わったら早く帰んないと。……どうでもいいけど最後の場面合成があまりにも違和感あって場面が区切れてるように見えた……。


第32話「ゲキよ涙を斬れ」

 「兄さーん」叫び続けてるゲキ。何事かと思いました。ブライが出てきた時点で夢だとは思いましたが。っていうか駆けつけるゲキに「ゲキ!」と両手を差し出すブライ。……なんつーか、濃いなぁ、とか感じてしまったり。一体年の差どれくらいなんだろう。

 襲われる女の子。あの台所前にも見たような。水道からひゅるっと出てくる何かはかなり怖いです。
 ブライのことを考えて焦ってしまうゲキ。
 「ゴウシすまん。おれが無茶したばっかりに」「急ぐぞ」フォローなしかい。
 お、アイキャッチが変わってる。

 ブライが助かるかもしれない、と聞いて敵を攻撃出来なかったゲキ。これ、他の4人があまりにも冷静過ぎるんじゃないかなぁ、とは思います。わずかな可能性にも縋りたいもんでしょう?仲間なのになぁ。他は全く信じてない様子。

 一人襲われるゲキの元へ謎の戦士登場。こいつはおれが倒す、とわかりやすい台詞吐いてます。でも誰かと思えばゴウシかよ!ちょ、ちょっとびっくりした……。
 結構厳しいこと言ってる気がするなぁ、ゴウシ。っていうか直接言ったんじゃ駄目だったんでしょうか……。そこまで聞き分けないようにも思えないんだけど……ゲキ。

 あーちなみに今回の敵はナルシスでした。自分の姿に見とれてる内にやられました。正義の味方としてその攻撃は有りなんでしょうか。
 何はともあれ結構簡単に吹っ切れちゃった様子です。


第33話「教えて!勇気玉」

 水の中に吸い込まれていくのは怖いですねぇ。溺れてるようにしか見えません。
 えー、蛇を突きつけられて逃げている女の子。何ていうか、あの男の子3人は一体何がしたいのか疑問です。何ですか。両側から押さえつけて怖がらせて。楽しい……?
 そして「助けて!」とか言ってますが、あの子逆の立場ならどうなんでしょうね?自分もあんなに怖がってるのに怖がって動けなかった友達を責めるのは間違ってるような気がしますが。

 勇気を出して、と言われてますが、実際怖いでしょうねぇ。頼りのヒーローたちは目の前から消えてしまったわけだし(ところでジュウレンって知名度どれくらいあるの…?何かみんな知ってる)。
 「勇気の元を飲み込むんだ」にはどうしようかと思いました。え、そんな年齢じゃないでしょその子……。

 しかし決意して敵の元へ走る女の子。凄いです、爆撃の中走ってます。いきなりの吹っ切りようにびっくり。
 何はともあれこの子の活躍にて敵は倒されました。ロボ戦もなし。
 勇気は誰でも持ってる、というお話ですかね。


第34話「ブライ生きて!」

 時の止まった部屋の中で退屈してるっぽいブライ。まああんなところじゃ確かに生きてると思えないかもしれません。
 ブライ、突然部屋を出てしまいました。

 今回の敵の作戦はブライに残り時間を全て使わせること。2人の姉妹を人質に取ります。ここで仲間たちがブライを部屋に帰らせ後は自分たちが、ってのは正しいですね。ブライ、何で大人しくしてなかったかなぁ。
 そしていばらの眠り姫って無理矢理な上に意味のない設定だなぁ、と思ったり。ブライキスすんのかー?とか思ってたらほっぺにでした。それでもいいんかい。

 洞窟の中で落ちそうになってる少女を助ける画。こ、これ見たことあるー!
 子どもの頃、確かに見た覚えが。うわージュウレンだったんだー。
 と、ちょっと懐かしい気分。

 今回は敵側が合体の邪魔をしてました。おお。
 そしてやっぱり兄を頼ってしまうゲキ……。それだから兄も放って置けないのでは……。

 ブライの時間は残り5時間程になってしまいました。容赦なく減っていくなぁ……。


第35話「忍者戦士ボーイ」

 忍者のボディーガードになるボーイ。これはバイトの一環なんでしょうか。まあ戦うバイトは特技生かしてていいかもしれませんね。
 忍者の屋敷では少女が2人。「分身の術」ってええー双子にしか見えませんでした(笑)。

 忍者の家にある不老不死の薬を狙うバンドーラ一味。お約束の「不老不死になりたい」ではなく人間がなっては困るから、でした。バンドーラって不老不死なんだ……。初めて知った。そしてそれを知ったら子分たちも不老不死になりたいと思うのは当然だと思いますよ。

 忍者合戦。色々忍者っぽい技使ってます。普段とどれだけ違うのかと言われると疑問ですが。
 ジュウレン他4人も合わせて皆で忍者扮装。しかし「3人をとらえて二度と悪さが出来ないように地下神殿に封じ込めよう」って。今までの敵は殺してるんじゃ。
 ちなみにボーイは囮だったらしいです。酷いや。

 捕まってしまった少女を助けるため分身の術を使うボーイ。この前に他メンバーたちも突然現れたりしてたんですが、これって今回限りの技なんでしょうねぇ……いいのか?
 そして人質に取られてるはずなのに分身の術をして何の意味があるのでしょう。捕らえた男も男で「どれが本物だ」とか言ってます。いや、人質使ったらどうですか。

 最後、少女は助けられたことでボーイと結婚することを決めたそうです。良かったね、ボーイ(笑)。


第36話「くだけ!死の鏡」

 見ただけで死んでしまう鏡。それの地図を拾ったのが釣りをしていた少年でした。古臭いビンに入ってて遠くから流れてきたのかと思いきや、地図の場所はめっちゃご近所。逆に遠くに流れてたら絶対わからなかったと思われる……あの場所。

 地図を宝の地図と勘違いした少年はジュウレンたちにも渡さず一人宝の元へ。そういう勘違いが出来る辺りが子どもなのかねぇ。
 少年はでも母親をヨーロッパに連れて行ってやりたいがためでした。何て素直に母親思いなんだ、この子は。実際思ってても言うのが照れくさい年頃だしね。
 地図を探すジュウレン、「ゴウシあっちで聞いてみる?」「向こうで聞いてみよう」のやりとりはどうかと思いました。ボーイの意見無視かよ!

 今回の敵は岩をくっつけたような怪人。でも岩をつけられるとみんな、重さで動けなくなってます。それ程の大きさでもないんだけど。そして一人やられたなら皆もっと気を付けよう。 特にゲキとメイ。簡単に食らうなよ!
 そしてプールに落とされたゴウシとボーイはとりあえず引っ張り上げるぐらいはやりましょう……溺れたらどうすんだ。
 「駄目だ、すまん」と言っておいていくのにはちょっと笑いましたが。後で助けるぐらいは言いましょう。

 結局破滅の鏡のことは少年にばれ、岩怪人は鏡を見せられて死にました。……子どもにやられた怪人。
 後は適当にいつも通りの展開って感じですね。はい。


第37話「恐竜が生まれる」

 恐竜の卵、そんなもんありましたねぇ。意外に引っ張られます。そしてどうしてああいう自分の物にしようとする子どもが現れるのか。
 どうにも子どもの演出が気に食わないんだよなぁ、この辺。

 恐竜の卵を狙ってバンドーラたち。
 西遊記を嫌って破いていたはずなのに出てきたモンスターは西遊記から。……敵役ならいいってことでしょうか。
 お約束の「返事をしたらひょうたんに吸い込まれる」という奴です。だから何だの話でしたが。おまけにわかりやすい外見してるからゴウシにはしっかりばれてます。

 ひょうたんの中では助けを求めるしかないメイ。まあそりゃそうかー。いじわる子どもはそれでも卵は自分の物だとか言ってます。
 誰のものでもない、ってのが一番いい言葉ですね。別の子は「私たちが見つけたんだから」とか言ってましたしね。

 崖から落ちたときのアニメみたいな表現が気になりました。あれは守護獣たちが救ったと解釈していいんでしょうか。
 よくわからないこと言ってます。

 何はともあれ卵は無事ジュウレンたちの元へ。60日後には孵るらしいです。一方ブライは……。
 生まれてくる命があるなら消えていく命もあるというとこでしょうか。


第38話「メイ姫七変化!!」

 今回はヒロイン七変化の回。
 子どもたちの養分を吸い取る怪人を育てるラミィとの対決。ラミィも色々コスプレしてます。
 結構長い時間かけてピエロだの変な仮面の女戦士(何か元ネタあるのかな)だの女子高生だのチャイナ服だのシスターだのやってます。女子高生が似合うな、やっぱ……(笑)。
 ラミィは婦人警官とか老人とか。最後の紳士っぽいのは何だろうねぇ。シスターたちに十字切ってたのが意外でした。

 しかしメイ、ここまでやった割にあんまり役に立ってません。結局最後に助けに来るのは他4人だし。
 あーでもあの扮装はちょっとかっこ良かった。

 今回は七変化だけですねぇ、見るとこは。
 操られてた子どもたちがとりあえず手近なもの持ってる様子は面白かったですが。バットやラケットはともかくピコピコハンマーって。
 あ、「私のこと嫌いなんだ」とか言ってた女の子は妙に可愛かったです。その台詞が。


第39話「地底獣の涙・・・」

 よくありますねぇ。外見だけで悪い奴と思い込み攻撃してしまうっていうの。
 今回は地底から出てきた怪物がそれだったみたいです。大人たちがわざとらしいくらい怯えてます。刺激しないように逃げるとかいう考えはないらしいです。

 地底獣ゴダを探しに来て、その卵を食べてしまうバンドーラ幹部たち。ゴダの怒りを咄嗟にジュウレンに向けたのはなかなかですね。さすが、他の馬鹿とは違います、ラミィの旦那(名前覚えてない)。

 ゴダに襲われるジュウレン。思いっきり負けました。ここで少年がもう1個卵を持ってたってのはちょっと救われましたね。これで和解できるのかと。
 が、既にゴダはバンドーラに操られてました。
 戦うことになるジュウレンとゴダ。ためらうジュウレンを叱咤しに来たのはブライでした。ブライは結構わかってるね。まあゴダも少年を卵ごと踏み潰そうとした時点で駄目駄目ですが。
 ……ここは心を取り戻して欲しかった。悲しい結末ですね。

 どうでもいいけどゴダを母親と分かったのは凄いと思いました。父でもいいじゃん。見分けつくのか、男と女。


第40話「ブライ死の出発(たびだち)」

 これほど「死にたくない!」と叫んでるヒーローも珍しいよなー。やはりはっきり間近に迫ってると違うもんですね。

 「一つ一人ぼっちのブライは、二つ二人っきりの兄弟で」凄い歌だな、おい。何か寂しい。
 謎の少女はブライは今度部屋から出たら二度と戻れななくなると告げていきました。
 あ、これの前に公園で体操してつぶれてるダンは可愛かったです。

 ブライの回想をする5人。あー世界の帝王とか確かに言ってたなー、そういえば。
 今回は前半、総集編みたいなノリです。

 バンドーラは再びブライを呼び出す作戦。ドラゴンシーザーを暴れさせてます。どうやったんでしょう。あの一つ目モンスターが何かやったんでしょうか。
 とりあえず罠だとわかってるのに「兄さーん!兄さーん!」なゲキはどうかと思います。呼ぶなよ!来ちゃうだろ!
 そしてそのまま次回へ続く。


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