第11話「夢喰いと再出発」

　病院に運ばれたハリケン。意識不明の状態で３日目らしいです。体は大分平気そうだったし、やっぱ頭打ったんでしょうか。ジャカンジャやゴウライ側では一応死んだと認識されてたみたいです。確認しないのが悪役のツメの甘いところ。
　その悪役、フラビはしゃぼん玉で遊んでました。それに反応してるまんまるばが可愛い。ゴウライは一応体を鍛えてるんですね。泳いでみたり筋力トレーニングやってみたり。どうでもいいけど電気付けましょう。……ひょっとしてどこかのスポーツジムに勝手に入り込んでるんだろうか。

　今回の敵の作戦は素晴らしい夢を見させてそのまま目覚めさせず石像にする作戦。子どもにとっての都合のいい夢やお母さん方のパニックがそれっぽいですね。
　子どもたちを救うためおぼろさんはハリケン３人と子どもたちの夢を繋ぐことに。意識不明の３人に凄いことしますね。まあ夢の中なら怪我は関係ない？

　鷹介の夢にはフラビとウェンディが。そして並べられるご馳走。とりあえず女と食べ物みたいです。……ヒーローよ……。敵からの食べ物普通に食べてるのはやばいと思いますよ。
　七海は演歌歌手として売れちゃったみたいです。「私の歌が宇宙に平和をもたらしたのね」それが夢ですか。
　吼太は子どもたちと遊んでます。……それって現実でも普通にやってるんじゃ。既に夢を叶えてるってことかねぇ。そのせいかいまいち術のかかりの薄い吼太。一人、世界に疑問を持ち始めてます。うん、この役割が吼太なのはいいね。
　夢に閉じこもろうとする人たちに「ここにいたら本当の戦いは終わらない！」と吼太。ゴウライの登場にもくじけません。「怖がるなりかちゃん！目を覚ませ！」……それより怖がってる鷹介と七海をどうにか。いや、ちゃんと目を覚ましました。
　ハリケン３人が揃い敵を撃破。
　夢の中でやられた敵は現実世界でもしっかりやられてました。全員でため息付いてるジャカンジャが面白い。「早く呪文を書いて」「はいよ」やる気ねぇなぁ、おい。

　シノビマシンはあちこち修理中でしたが何とか敵を倒しました。今回は夢が主役だったおかげでゴウライにちょっかいだされずにすみましたね。
　どうでもいいけど、今回の女の子りかちゃん、ジェットマン香に似てるなぁと思いました。

第12話「テッコツと父娘」

　影の舞が懐かしい〜。今回は前半だけで敵を撃破しました。「復活したハリケンジャーをなめんじゃないぜ」復活って。大げさな。まあわかるけど。
　敵さんは「早過ぎるけど、さらばだこつ〜」の言葉を残して花火になりました。自ら早過ぎるってのも凄いです。おぼろは武器を強化した成果だと思ってますが館長は怪しんでます。

　そんな中たまには、ということでレストランのフルコースを食べに行こう、とおぼろ。みんな賛成しますが吼太一人「待て待て、ここは慎重に考えて」おい、またかとか思えば「行きたいっす」……またギャグか。

　ゲーセンではしゃぐおぼろ。鷹介と七海も乗ってますがさすがに吼太はそんなおぼろに不安げな顔。やっぱり一番大人ですねぇ、彼は。
　おぼろは轟雷神の調査が上手く行かず苛々してる模様。まあそんなときにガミガミ言われたら館長を放り出したくもなりますか？……あれは酷いと思ったが。普通死ぬ。
　鷹介はそんな館長をフォロー。 「偶然見ちゃったんだ、館長の日記」日記！？
　しかも内容はいつか「おぼろにウェディングドレスを」って、ええー！？
　ごめんなさい、白状します。私、おぼろさんのこと館長の奥さんだと思ってました。お父ちゃんって……そのまんまの意味だったのね……。だっておぼろさん、年頃どころか……いや、その……。

　一方地道に進行中の敵の作戦。飛び散った破片がビルに寄生していた模様です。そしてその「ビル７万個分」を集めて「旋風神の500倍」になると。七海、なかなか計算早いですね。かなり大まかでしょうが。
　そうなる前に、とシノビマシン出動。「避難はもうじき終わる」にちょっとびっくり。そうか、ちゃんとしてるのね……。
　そしてビルに取り残された少女と館長をおぼろさんが救出に向かいました。おお、服装が！まだまだ若いなおぼろさん！

　敵を倒そうとしていたハリケンですが、そこへゴウライ登場。まあ当然ですね。彼らもやることはちゃんとやってます。ゴウライを相手にしてる暇のないハリケン、煙幕を張ります。煙幕張ったところで「気配が」とか言ってますが、レーダーとかは付いてないんでしょうか。っていうかロボの気配……。
　ハリケンは一歩上を行き３体に分かれ七海と吼太が攻撃。鷹介は一人で敵をやっつけてました。うまい！しかも爆発させないように焼き殺してます。「勝負を避けるとは卑怯な」とか言ってますが、この場合任務を達成したハリケンの勝ちですね。

　心配だったおぼろさんは「ちゃんと生きてるでー」とのこと。めっちゃ炎の中から出てきてますが。鷹介、お前危なかったんじゃないか……。
　おぼろさんは「特忍科の487期生」らしいです。特忍科なんてのもあったのか。一応忍者なんだね、彼女も……。
　父娘和解して終了ー。

第13話「ヒゲと婚約指輪」

　バイトでケーキ屋の手伝いをすることになった鷹介。自営業だとこういうの大変ね。店長さん的には２人に任せてたんですかねぇ、バイト。制服２人分あったっぽいし、そうか。でも社長さんの方は「私もこれからデートなの」と去って行きました。鷹介の「マジ？」は微妙に楽しそうに見える……。興味あるとか？

　そのお店、やたら人がやってきててんてこまいの鷹介。吼太を応援に呼ぶも、吼太も仕事中。ああ、吼太が家事やってる。手際良さそうでいいなぁ、彼は。
　そして代わりに七海を呼び出すことになりました。何であんなに人多いんだと思ったけど、あのクッキーのせいなのかね？100個配り終えた時点で客はある程度引いたのか。知らない客も多そうだったけど。
　そこへ帰ってくる店長。婚約指輪を忘れたと。そういえば最初に何か持って行きかけてましたっけ。何か、あまり大げさなリアクションをしなかったのでん？と思ったけど、既に諦め気味ってことですか。しかし、ある意味妙に淡々とした人だ。

　婚約指輪入りの袋を渡してしまった相手を探して走り回る鷹介と七海。途中で「何で３人一緒にいないんだよ！」とか言ってましたがホントにな。一緒にケーキ屋行ってそのあとバイバイなのか。よくわからん。
　「一人の男の人生がかわっちまうかもしれないんだ」って鷹介は何か熱いねぇ。いきなりコアラ見て店長思い出して頑固がどうとか。いや、ごめんなさい、全然わからないんですけど……。ちょ、ちょっと展開について行き辛いな。そして二手に分かれる、とかいうんじゃないなら七海は仕事に行った方がよさそうです。
　途中で会ったゴウライは鷹介たちの動きを見てたんでしょうか。「追いかけなくていいのか」とか声かけてるのにちょっとびっくりした。

　とりあえずいつの間にかジャカンジャの作戦が進行中。それも鷹介が追ってた先でたまたま出くわした感じです。この辺もなぁ……今回のジャカンジャは何なのやら。
　ここで漸く呼び出された吼太の戸惑い加減が面白いです。鷹介と七海だけ大張り切り。
　が、ロボ戦では吼太の方でした。新からくりボール登場。ゴウライは、新しい奴、ということで様子見に引いたんですかね。この辺の判断力もゴウライの強さなんだろうなぁ。

　最後、何とか取り戻した婚約指輪を届けに行く鷹介。店長は既に出発したあとでしたがパラシュートにてお届け。凄い渡し方だ。
　ここまであまり特撮らしい大げさな演技をしてなかった店長さんですが、渡すときのコミカルな仕草に笑いました。いいなぁ。可愛いなぁ。
　でもこのあと変な演出するから一瞬断られるのかと思ったよ……！
　何か様子を見てる鷹介たち。吼太、目覆ってます（隙間から見てるけど）。何やってんでしょう、この人たち……。

第14話「泣き虫とあめ玉」

　木に登ってる鷹介。七海が危ないとか注意してます。いや、あれぐらい忍者なんだから……と思ったけどしっかり着地に失敗して着水。鷹介……。っていうかもう七海と吼太が保護者みたいで笑えます。
　更に帰ってきてからも「三つ子の魂百までか」の館長の発言に「おれ三つ子じゃない」と惚けた回答。うん、まあ要は馬鹿なんですね、鷹介は。

　そして今回の敵さん。人々に墨吹きかけて回るタコ。鷹介は慎重派の吼太に諌められるもやっぱり飛び出し子どもの姿にされちゃいました。「痛いよー怖いよー」って。そんな年でもないだろうとか思ってたら……５歳？あれ５歳ってことだよな…？ちょっと５歳には見えなかったのでびっくり。
　また世間の方でも墨塗られちゃった人たちがどんどん幼児化。子どもの落書きを甘んじて受け入れてる女性はかなり強いです。医者に「先生！どうしちゃったんですか、オペは」って言ってる人もなかなかです。手術させる気か。
　飛行機から引きずり出されて「やーだ。乗るんだー」とかのやり取りは好きでした。慌てて子どもとして扱う辺りとか。

　一方逃げてる鷹介たち側。「君は忍者だ。強いんだ」ってのはどうなんだろう。普通いきなり言われて受け入れられるものなのか。
　でもこのあと、吼太の術や戦いを見て感心したり憧れてそうな鷹介はいいなぁ、と。かっこいいぞ吼太。そして逃げる途中でも見られる幼児化した人々。バスの運転手を慌てて抑える乗客や、「何縮んでんですか先輩」とか言い出してる警官に大笑い。幼児化を受け入れてるのが可愛すぎ。

　おぼろさんの連絡も受けてツボの元へ辿り着いた吼太たち。「たこつぼには手を出させん」とか言い出した上に、ツボの秘密から元に戻す方法までしっかり喋ってしまう敵さん。この人たち、今まで敵と遭遇した経験ないのかしら……。
　とはいえそれなりに強く、手こずる吼太と七海。そこで飛び出したのは鷹介でした。「ぼくだって忍者だ。ハリケンジャーだ」って、わー影響受けてるなー。「このツボ貰ったよー」はえらい可愛かったです。
　しかしそこで敵さんの攻撃。爆発のあと残る鷹介の服。あれ、元に戻ったの？とか思ってたら砂の中から出てきました。は、はい？「何てガキだ！」ほんとにな。
　そして鷹介は中の飴を食べて元通りに。どの飴でもいいのか、あれ。

　ここからは通常戦闘開始。戦隊のお約束通り全員揃えば強いです。敵を倒したと同時に他の人たちも元に戻りました。とりあえず座らせられてたらしい子どもたちがいいな。周りの大人がちゃんと対応してくれてる感じで。
　で、敵さんの方。敵とはいえ死を悲しんでる人がいるのは悲しいな……。とりあえず巨大化でロボ戦開始。ゴウライも出てきましたが見てるだけ。「何故手を出さない」って手ぇ出すなっつったんっじゃなかったか、とか思ってたらホントにその理由で手を出さなかったみたいです。やるなゴウライ。「大口を叩くのはおれたちぐらいに力をつけてから」ってのも素晴らしいです。言葉通りハリケンには圧勝。トドメは刺しませんでしたけど。
　ゴウライは強いなぁ……。

第15話「タガメと争奪戦」

　ジャカンジャ側の協力で何かを掘り出してるゴウライジャー。あれ、山一つ潰してるのか、凄いな。
　あとでハリケンが調査に来てます。おお、ハンググライダー。本編内で使ってるとちょっと楽しい。
　ハリケンの聞き込みや館長の発想、おろぼさんの捜査で狙いがわかる流れはいいな。ゴウライの狙いは何かの鉱石のようです。普通に強盗して持って行きました。あそこまでやらなくても奪えるんじゃないのかな…必死に守ろうとしたのかなぁ、研究員さん。ハリケンも怒ってます。なんだかんだ同じ忍者だし、って思いがやっぱあったんですね。
　ゴウライは奪った鉱石で何するのかと思えば、何かの装置に入れて立体映像みたいなのを出してました。不思議なパワーを秘めた石のエネルギーを使った映像投影機ってとこかな…？
　情報は半端に出て、鉱石は壊れちゃいましたが。偽物だったようです。偽物というか鉱石に近づけようとして研究員さんたちが作ってたものとか。これは完全にゴウライの勘違いですよね、ひでえ。不思議な鉱石をちゃんと研究解析してる感じなのはいいなー。しかしハリケンにはぺらぺら情報喋って、更に鉱石の前での見張りを許してるの…？　勝手にハリケンがしてるなら、それはそれでガード甘過ぎないか。世間的にどうかはともかく貴重なもんだろうに。

　見張ってるところに巨大な敵さん出現。これはゴウライと示し合わせてやったんでしょうか。旋風神出すためにはとりあえず３人必要ということで急いで合体。そうか、操縦は一人で出来ても合体は駄目なのか…ハリケンは操縦席分かれてるしねぇ。操縦システムを七海のところに集中させる、とか面白いな。そういう機能もあるんだ。
　そして吼太からメダル、鷹介からはチョコが七海のところへ。え、鷹介が作ったの、それ！
　鷹介たちの方はゴウライを止めにいきますが、どっちもやられてます。七海の方、コックピットのガラスがやられてやばいです。っていうかホントにあの腕のところに居るんだな…何か変な感じ。
　マスクが開いてた時点でそうだと思ったけど、鷹介のチョコ食べて吼太のメダル使うお約束の流れ。
　鷹介側は、やられたあと必死で立ち上がって後ろからキックという。呑気に歩いてるゴウライもあれですが。立ち上がれないほど痛めつけた…つもりだったんでしょうか。
　これで鉱石奪われてちょっとダメージあった兄者。一鍬の方がハリケンと戦ってます。撃とうガジェット出して一度下ろすのがいいな。けど、結局弟ごと撃つ一甲。「弟も居るんだぞ！？」とかハリケン側が認識してるのいいなー。
　一鍬の方は撃たれたあとも「おれしきの攻撃をかわせぬとは」「すまない」で文句もないですが。なんだかんだ立って歩いてるし、ハリケンよりダメージ少ないんですかねやっぱ。
　結局鉱石は奪われていくことに。
　あ、今回謹慎中のチュウズーボもちょこちょこ動いてましたね。謹慎中だと「今どこで何をしているのか」扱いになるのか。いいのかそれで。

第16話「霧と予言装置」

　前回手に入れたシノビニウムにてホログラムの新たなページを確認してるゴウライジャー。あ、普通にジャカンジャたちに見せるのか。そうだよね、一応協力体制なんだよね。前回こっそりやってたのは単に確認？
　で、今回出た予言（？）では「勇者が勇者を倒すとき」とか出て来て、ゴウライはハリケンを倒せばいいと判断。ハリケンのこと勇者と思ってるのかゴウライ。ゴウライの目的がはっきりハリケンに絞られ、チュウズーボがちょっと無理矢理協力を申し出て今回の事件。まあ何か起こせばハリケンが出てくるわけだけど、ホントそれだけのために被害が出るんだなぁ。
　今回はハリケンやゴウライを見てやたら「かっこいい」を連発してる少年が居ますが、どう関わるのかと思ったら今回はホントにかっこいいって言ってるだけだった。しかしゴウライに対して「もしかして、忍者？」ってあれ忍者に見えるのか。単にかっこいい人＝忍者と思ってる類だろうか。

　ハリケン側はまず怪人を退治。「どこへ逃げても追ってくる」「だったら、逃げない」とか何とかやってましたが、ハリケンはゴウライから逃げたんであって、怪人あんま関係なかったよね。実際とっとと倒しました。霧を吹き飛ばすのに三位一体トリプルハリケーンって、もっといいやり方なかったのか。
　ロボ戦もこのまま終了。ちょっかい出そうとしてたゴウライですが、兄者の方が新たな予言を聞いて止まっちゃってます。「勇者は倒されん」としか聞こえなかったけど、省略されてんの、これ？
　このあとチュウズーボの次の作戦通り、何やら島へ飛ばされるハリケン＆ゴウライ、ついでにそこに居た子ども。ああ、溜め込んでたエネルギーはここで使うのか。倒されることはもう前提だったのかなあの怪人…。怪人がハリケン倒しちゃったら困るんだろうしなぁ。
　島で対峙したところで以下次回。

第17話「暗闇と死闘の島」

　「粋なことをしてくれるぜ」「ここで一気に奴らを倒そう」バトルフィールドに盛り上がる一鍬。ハリケンに状況解説してやる気満々です。前回と予告の流れから大体展開の想像はつくので痛々しくなるなぁ…。黙りこくってる一甲がまた。
　でもとりあずVSハリケンには協力する一甲。そういや、あれ＝忍者の最終奥義はここではっきりしたんだっけ…？　前回も既に最終奥義がどうのと言ってたけど。
　ハリケン側はやっぱりやられるものの、根性で立ち上がってます。地球を守るという流れから「空のために」「海のために」「大地のために」とか、まあそれぞれそこが固有なんだろうけど…と思ってたら「臭い台詞を」と一鍬がまんま突っ込んでくれてちょっと笑った。うん、そう思った。
　再び戦う２組ですが、動かない一甲を一鍬が疑問に思ってる隙にハリケンからの攻撃。基本不意打ちとか後ろからの攻撃になっちゃってるよなぁハリケン…。それで勝って大喜びです。「初めてゴウライジャーに勝ったんだー！」って倒れてる２人の前ではしゃぐ様子はちょっと微妙なような。勝負、としか思ってないのかなぁやっぱ。トドメ刺すわけにはいかないんだよね。
　そしてこの辺りで今回の怪人登場。ギリギリガイらしいです。前回のキリキリマイの親父とか。そういや前回の怪人解説で言ってたな。
　これがハリケンを狙い、ゴウライ側にはいい加減本当のターゲットを狙えというチュウズーボ。
　ついに一甲が一鍬に攻撃を仕掛けることに。「かかってこい一鍬！」「おれと戦え！」と、一方的に倒すつもりはないようです。これが結論か…。
　ここで敵さん側のガスを吸った雑魚が理性を失って同士討ち始めてるネタも挟まれ、どうなるかの予想がつきやすい…！
　一鍬はずっと戸惑ったまんま。延々「説明してくれ」です。さすがに想像付かないのかこの展開の理由は…。
　一方この頃、ようやく島でずっと迷子だった姉弟がハリケンたちのところへ「お兄ちゃんたちだ」「助かったー」ああ、そうか、そうだよな。ハリケンはやられ気味でゴウライは同士討ちという展開が繰り広げられてるとはいえ、とりあえず彼らに会えたならそうなるか…いや、あの場面見て喜んでるのはどうかと思って…！
　そしてガスを浴びそうになった姉弟を突き飛ばし、自らガスを浴びる一甲。この辺も全部敵さんの目論見通りなんですよね、上手く考えるなー。っていうか子どもは普通に助けたの、あれ？　そうとしか見えなかったけど。まあガス浴びるために邪魔だったのか。
　ハリケンが子どもたちを逃がすも、一鍬は一甲にやられる寸前。「兄者とは戦えない」「戦いたくない！」ゴウライ側がこうして乱れるのはちょっといいな。いや、そりゃこの状態なら叫ぶだろうけど、一鍬は何か情けない感じになってるのが。
　ハリケン側に脱出させられたあとも叫び、半狂乱でホログラム再生。「勇者は同じ闇から生まれしものにおいてのみ倒される」が新たな言葉だったようです。「同じ闇…同じ親？」「兄弟ってことか」という流れにはちょっとびっくりした。いや、同じ流派、程度かと思って。闇＝親みたいなのはどうなんだ…！
　まあ実際これを言ったのは一鍬たちの親父で、息子を戦わせようとしてたのかと一鍬は嘆いてますが。地球とかどうでもいい扱いでも兄弟親子の情は信じてたんだなぁ…ホントただの子どもだったんだな一鍬…。

第18話「父と兄弟の絆」

　そういやおぼろさんたち側は氷河期で苦しめられてましたね。太陽が隠れ、物凄い低温になってるらしいですが…あの島ってやっぱ異世界にあるの？　最後普通に歩いて帰ってた気がするけど。あそこは低温の影響ないみたいだしなぁ。バトルフィールドだからか。
　まあともかく。
　ハリケン側では一鍬が親父のこと、自分たちのことを語りだしてます。誰かに聞いて欲しかったんだろうか。親父のこと結構最低な感じで語ってるのに親父を死に追いやった流派を憎み、そんな親に愛されてなかったことに怒るというのが一瞬理解出来なかった。いや、まあわからなくもないというか、自分でも「親父が唯一の存在だった」「頼るのは親父しかいなかったんだ」と言ってますが。子どもの辛いところですね。あと親父さんがあれの秘密とかいろいろ気付いたのは流星群見たから？　「感応し」…でいいのかな。
　結構辛い立場の一鍬ですが、だからって地球がどうなってもいいってことにはならないとか叫ぶハリケン。だよなぁ。ゴウライはそういう思考も叩き込まれてたってことなんですかね。語り聞いてると結構まともな感性持ってるっぽいのにその辺でずれが。
　あとこの辺りで島に迷い込んだ姉弟が一度喧嘩別れして合流する流れが差し込まれ、ここでようやく兄弟対比になってるのに気付いた。そりゃそうか…。

　「これ以上兄者のあんな姿を見たくない」という理由で兄者を倒すことを決意した一鍬ですが、ここで鷹介が兄者の真意に気付きました。真っ直ぐぶつけますよね。弟に倒してもらいたかった…の方が確かに兄の気持ちとしては納得できるなぁ。でも弟が抵抗出来なかったり、そもそも本気でかかっても兄者の方が勝っちゃうんじゃないか？　とちょっと思ったけど。兄者、ガス浴びたあとふらふらで這い蹲ってたりするので、あれは何かダメージもあるんだろうか…。
　鷹介の言葉に一鍬が愕然としてるところで「一鍬って呼んでもいいか」「鷹介って呼んでくれ」の鷹介。何かこう、凄いな。ホント何のわだかまりもなくこう言えるんだなぁ鷹介。他の２人も普通に明るく対応し、一鍬もその気になったようです。もうちょっと意地張るかなと思ったから意外だった。毒気抜かれたんだろうか。あそこまであっさり踏み込まれるとな…！
　そして怪人に対峙する４人！　普通に一緒に変身して「４人影の舞」ですよ。おおお。
　敵を倒したことで太陽も戻りました。あの状態作り出したのって息子怪人の方だと思ってたけど、維持してたのは親父なのかな。
　アナウンサーがカメラ前に戻ってるのに笑った。寒いって言っても何時間レベルだったのかな、あれは。
　通信も繋がったところで能天気な態度して怒られてるハリケン。「怒られちゃった」とか一鍬に向かって笑ってます。ハリケンはホント明るいな…。

　そして問題の兄者との対峙。「親父はもう居ないんだ」「これ以上踊らされるのは」と必死の説得ですが、ガスの力にやられてる今じゃ伝わらない…と思ったらここで姉弟が！
　「私たちのせいでガスを浴びちゃっただけなの」と兄者を庇ってます。やっぱり姉弟的にはそう見えるよね、っていうか実際そうとしか見えなかったもんなぁ。違うって言われて即座に「でも助かった」と言えるのも凄いな。
　結局手を握り合う姉弟の姿を見て、一甲もついに元に戻りました。親父の呪縛からも抜けた感じですね。
　このあとはロボ戦でついに共闘。ハリケン側はやっぱりなんだかんだで仲間になりたかったのかな。すごく嬉しそうに受け入れてていいなー。
　共闘のあと海を歩いて帰るロボは何か笑った。どうやって帰るのかと思ったら！

　ジャカンジャ側では、あれの出現手段はまだあるとか。もう兄弟使うことはないのかな。チュウズーボはいつものお仕置き電撃耐えてます。耐えられると何やってるのかよくわかんないな。っていうかそれ見ると悲鳴上げてた奴らが情けない感じになっちゃうな！
　マンマルバが繭に包まれたところで以下次回。

第19話「大箱風雷巨人」

　前回の協力について一緒に戦ってくれたおかげで勝てたとかゴウライに言ってるハリケン。ホント素直というか気持ち良いな。ゴウライ側は「勘違いするな」でしたが。あれ、そっちなの…と思ったけど、ジャカンジャが狙ってくるのは自分たちだから突き放したってことですかね。弟もちゃんとわかって乗るんだなぁ。
　ジャカンジャたちの基地への道は、何か貝ひねったら出てきました。すげぇ。あれは気付かない。すぐさまチュウズーボに破壊されましたが。あれ以外にもあるんですかね道。ゴウライはあそこしか知らないのか。
　そして戦闘開始、となったところで早々に何やら箱に閉じ込められるゴウライ。ゴウライの力が半分以下になるような空間らしいです。「じっくりいたぶってやる」とか怖いこと言われてます。こんな技が何のリスクもなく使えるのか…技続行しながらハリケンと戦ってるし。すごいな。
　ハリケン側は最初はマゲラッパ相手でしたが、あまりにわんさか居るので七海が全員「地面に潜っちゃえー」で片付けました。何てことが可能なんだあの武器は。

　ゴウライはひたすらやられてます。しかし「兄弟の絆を引き裂こうとした」で怒ってるのは何かな、とは思う。元々は親父のせいだし、一甲はそれに乗っちゃった時点でなぁ。
　こっちはハリケンの活躍により脱出し、ここで５人名乗りです。おお。何か混ざってる。
　５人がかりでチュウズーボを追い詰めますが、最後の必殺武器を構えたところで「人操りの術」なるものを発動。ハリケンがゴウライに武器を構えてる態勢に。ハリケン側は必死で抵抗してますが…抵抗して動きが止まってるんだからゴウライはとっとと回りこんでチュウズーボ倒すべきなんじゃ。武器は、ハリケンを盾にされる恐れがあるから使えないのはわかるけど。突っ立ってる意味がよくわかんないなぁ…。ハリケンが抵抗してる以上、動いたら撃たれるって状況でもないし…。
　一応ゴウライがハリケンに武器を向けられなかった、というこれまでの流れからするといいシーンなんですが。
　そして根性で術を振り切ったハリケン。即座にゴウライが武器を拾って「伏せろ！」でチュウズーボ撃ちました。操られてるのに必死で逆らってる状況なのに即座に伏せられるもんなのか。危ないな！　いや、上手いこと敵には当たりましたが。

　そして巨大化戦。サーガインに預けてた巻物は闇魔人魂召喚の術…？　よくわからないけど、命と引き換えの技？　勝っても負けても死ぬんだろうか。
　さすがに強いこの巨大チュウズーボに苦戦のハリケン＆ゴウライ。ここでおぼろさんの出番です。どうでもいいけど今日のおぼろさんの髪形可愛い。
　双方にメダル送っての轟雷旋風神。前回の予告で出ちゃってましたが。合体はやっぱり燃えますね！
　これでチュウズーボに勝利。チュウズーボは最後は花丸だったようです。え、何で。やられたのに…？

　次回予告は相変わらず何が起こるか丸分かりですね…。

第20話「パンチと好敵手(ライバル)」

　「これからどうする」とか話し始めちゃってるゴウライジャー。ジャカンジャ倒しに行くんじゃなかったのか。もう止めたのか。とりあえず一旦落ち着いて考えると「おれたちに戦う資格があるのか」ってことになったんでしょうか。一鍬は最初からやる気満々ですが。
　これからの目的について「宇宙一の忍者」についてはもう考えてないとか、ホント何か糸切れちゃった感じなのかなぁ。元々自分の目標、ってわけじゃなかったのかな。しかし地球を腐らせても別にいいとか考えてた辺りはどういうことになるんだろう。それについては反省したわけでも後悔したわけでもないんだよね。目標失ってハリケン認めただけで、この辺改心したわけじゃないし…。「まさか地球を守るためとか言わないよな」って言ってるけど、そもそも正義感ないんだもんなぁ。

　まあともかく、とりあえずは働いてるようです。自給自足ってわけでもないのか。金は稼いでるのか。そこに偶然バイトとしてやってきた鷹介。「どこ住んでんの」「年は」「星座と血液型は」と質問責め。星座辺りはともかく、まあ気になるところではありますかね。もう普通に友達モードなのが凄い。一甲はスルーしてますが、鷹介の張り合いには乗ってます。何か笑ってるけど、これは別に勝ち誇ってるわけじゃなくて鷹介を微笑ましく思ってるのかな…？
　このあと敵さん出現で２人で戦うことになりますが、一甲が鷹介の邪魔して一人で攻撃。雷属性で固定させたかったとか、それで腕捻り上げて武器落とさせるのはさすがにどうなんだ…！
　でもこれで追い払ったあと「やりー！　やっぱあんた強いよ」とか呑気に喜べる鷹介が凄いな。ちゃんと理由があるんだろう、と思って聞く辺りも、ホントもうしっかり信用してるんだなぁ。まあ馬鹿にされてキレましたが。でもあれぐらいなら耐えられると思ったとか、おれの言葉は未熟者には堪えるんだ、とかこれは反発する方が情けなくなっちゃうな…！　言ってることは正しい。

　その後、仲間も揃ったあと再び戦闘。３幹部までやってきてます。新幹部が来るという話に焦ったんでしょうか。毎回来ればいいのに。
　実際３幹部にさすがに苦戦のハリケン＆ゴウライ。ゴウライもくノ一相手に結構厳しいのか。
　鷹介はこの辺りで今回言われた「タナボタでハリケンジャーになった」について、それでも「心に決めてる」「地球を腐らせたりしないって」と言い放ってます。戦う理由について初っ端で結論の出てなかったゴウライにとっては結構眩しい姿なのかなー。
　そして鷹介の刀に「雷」の文字が出て、これで逆転。あとは怪人倒していつものロボ戦で終わりました。３幹部はこうなると帰っちゃうのね。
　雷の文字はタイミング的には完全におぼろさんの仕業だと思ったら一甲なのか。あの場から技送ったり出来るんだなぁ。
　「じゃあな、鷹介」だけ言って去って行った一甲に「相変わらず愛想ない奴らだなー」とか言ってる吼太だけど…そうか？　わざわざ挨拶してったじゃん！　しかも結構優しい感じで！　とか思ってしまった。ハリケンぐらい仲良しでやってるとそういう扱いになるのかー。
　鷹介は名前呼ばれたことに喜んでます。怒るときも喜ぶときも反応早くて素直ですね。
おれは続けるぜ おれたちに戦う資格があるのか 資格のあるなしなんでどうでもいい 覚悟 宇宙一の忍者になるのか そんなことはもう考えてないさ まｓか地球を守るためとは言わないよな やっぱり私って天才かも ６の槍を呼んだ どこ住んでんの 年 正座と血液型 親父ー そこに座れー タナボタ おれたちが この地震　何かがおかしい 攻撃するたびに奴のルーレットが そうか 退却 やりー やっぱあんた強いよ あれぐらいなら貴様とてたえあれるとふんでた おれの言葉は未熟者にはこたえるんだ バリア ３幹部が それだけで戦ってるわけじゃない 心に決めてるんだよ 地球を腐らせたりしないって 雷 ５つのがジェットを重ねるんだ とぼけちゃって 送ってくれたおかげで 何もおくれんかったんよ じゃあな　鷹介 相変わらず愛想ないやつらだなー まんばるば