特命戦隊ゴーバスターズ感想 (11話〜20話)


第11話「ねらわれたウイークポイント」

 リュウジのためにセーフティデバイスなるものを作ったゴリサキ。おおついに安全装置が。どんなものかと思えば「体温の変化を感知して熱暴走の前に警告してくれるんだ」って、え、それだけ。熱暴走のタイミングぐらいリュウさんはちゃんとわかってるんじゃないのか。冷やすタイミングがないときにやばいんじゃないのか。
 そしてこれを付けての初戦闘。「0.3度上昇」とか細かいな! 「ちょっと、うるさいですそれ」相変わらず遠慮のないヒロム。まあリュウさんですら「おれもそう思えてきた」レベルです。結局安全装置は切っていつも通りの戦闘。体温上昇をエンターが見てますね。みんなウイークポイントがある、ってことは知られてるんだろうか。知られたら一番簡単に狙われるのヒロムだけど大丈夫か。
 まあ今回は普通に終了し、エンターの目的はわからないまま。ゴリサキは渡した安全装置が使いものにならなかったことを気にしてます。そしてそのことをフォローしないロイド仲間。「ヒロムも心をえぐるようなこと言うよな、確実に」ホントそういう認識ですよねヒロム。
 そして実際のヒロム「確かにあれは邪魔だったな。うるさくて集中できなかった」ご期待通りです。リュウさんは気にするなとのいつも通りの大人な対応ですが。リュウさん見てたらリュウさん怒ってるって発想にはならないよなぁ。「目もあわせないし」「目をあわせてないのはそっちだけど」のやりとりからしても、ゴリサキはリュウさんをそういう人だと思ってるのかなー。まあ自分が気にしてるからそういう発想になるんでしょうが。
 続いて冷却装置をつけてみるゴリサキ。それですよね、それが必要ですよね! いきなりその場で噴射された失敗作のようですが、でも発想としてはいいんじゃ…。自動が無理でもワンタッチで冷やせる装置があればなぁ…。
 まあそれはともかく、このあと、遠慮のない言い合いをする他2組を眺めてるゴリサキ。ああ、今回はそういう話なのか。出会った時期が時期だから、本音をぶつけあえないとか遠慮しあってるとか。時期よりもやっぱ性格の問題の気はするけどなぁ。特にゴリサキ。
 ヨーコとウサダとかヒロムとニックは普通に相性が良さそう。ヒロムの「無神経な奴に無神経って言うのも無神経だろ」には笑った。お前…! ホント気にしてるんだなヒロム…。

 そして次の戦闘です。今度はメタロイドも出てきてメガゾードも転送されてきました。ホントこうなるとそれぞれに分かれなきゃならないのが辛いですね。3人しか居ないのに。メガゾードにはヒロムが出たものの、空からの敵ということでヨーコちゃんも出動。風を起こす敵さんの攻撃で…吹き飛ばされていきました、えええええ。空の敵という絶好の活躍の場かと思ったのに! やっぱパワーはないんだなぁ。
 一方メタロイド戦で一人になっちゃってるリュウさん。熱暴走起こしかけてます。あんな吹き飛ばされそうな強い風受けたら体温下がりそうですが、あれでも駄目なのか。「仕方ない、このまま熱暴走であいつを削除」とか、やっぱり熱暴走は便利使いされるのか…。しかしここで出てくるエンター。熱暴走を狙ってるようですが、それをさせてどうするのかと思えば、ああそうか、暴走後は気絶するもんね…そりゃそうか。仲間が居ない今、無防備になるのは確実ということで思わず飛び出そうとするゴリサキ。司令官に止められました。「お前たちはバスターマシンの心臓部」「リスクを負わせられん」いや、それならそれで誰か送らないの。このままじゃ確実にリュウさん死ぬんだけど! 何じっと見てるんだ…!
 結局ゴリサキは飛び出していき、敵とリュウさんの間に立ち塞がりました。あの時点でかなりダメージあるんですね。堪えてるからか。「お前を危険に晒すわけにはいかない!」リュウさんも基本そういうスタンスなんですね。彼らよりバディロイドの方が大事なんだろうか…。
 まあ言ってる間に何とかしろよというところなので、この後リュウさん動いてくれたのは良かったです。っていうかファン、銃一撃で壊れてるんだけど…! ここまで手こずる敵だったのか。
 ゴリサキの方も倒れちゃいましたが、やっぱ普通に直るだろって思っちゃうなぁ機械だと…。「馬鹿野郎! 何で無茶したんだ」そしてちゃんと怒ったリュウさんに嬉しげなゴリサキ。うん、要は別に怒られるようなことしてなかっただけだよねゴリサキ。安全装置だって邪魔になったらとっとと切ってたし、怒ることじゃないよなぁ。
 それはそうと、まだメガゾードが残ってるということでゴリサキたちも出動。ダメージはそれほどじゃなかったんでしょうか。
 「02も飛べないと思いますが」普通に突っ込むヒロムが素晴らしいです。同じこと思ったけど。
 02をジャンプ台にヒロムが飛んで決着。空からエネトロン吸われると厄介ですね。今後、それへの対策は出来るんだろうか。リュウさん狙いだったのにちゃっかりエネトロン取っちゃってるよエンター!

 最後は、ようやくリュウさんとゴリサキの話し合い。「言いたいことがあるならちゃんと言え」「おれもこれからは言うから」でめでたしです。安全装置がうるさいと伝えたリュウさんに対し、それまでためてた不満をぶつけるゴリサキ。いや、不満っていうかちょっとどうかと思ってた部分って感じですが、お兄さんぶって上から目線だとか、やっぱ言っちゃいけないこともあると思うよゴリサキ。


第12話「変装はお好き?」

 ひたすら特訓中のヨーコ。前回「吹っ飛ばされたのがよっぽど悔しかった」らしいです。まああれは情けなかったよなぁ。ウサダももっと悔しがるべきだと思う。
 この様子を見ながら「ヨーコちゃんって休みの日とか何やってるんでしょうか」とかいきなり言い出す仲村さん。前から気になってたんですかね。特に遊びに行ったりはしてないようです。友達居ないんだろうか。ってかそれ言うならヒロムやリュウジも何やってるんだろうな。
 一方敵側。「設計図、レアメタル、エネトロン」と今まで集めたもの振り返り。ホント順調に作戦遂行してるんだよな、この人たち…。亜空間では手に入らない最後の一個が今回の狙い。クリスタルです。来日する女優の所有物です。えええ。それが狙われる、って日本ではその時点でそれ以外存在してないのか。エンターはあまり遠くまでは行けないんですかね。
 まあともかく、狙いが分散しないならある意味守りやすくはありますね。女優さんがヨーコちゃんにそっくりという事実に驚きつつ任務開始。

 リュウさんがウエイター、ヒロムがピエロに変装してます。どうして咄嗟に抜けられない仕事のある人物になるんだろう。いや、普通に抜けてましたが。ヒロムがピエロは無理ありますよね。笑顔出来るのか。
 エンターは記者会見の会場でロイド生み出し。いつも一人でノリノリです。楽しそうだなエンター。今回「うつる」のキーワードでコピーロイドと来たか…! 転送は4時間以上かかり、それが記者会見の時間にぴったりと。転送時間ってある程度コントロールできるんですかね。
 コピーロイドの方は通りすがりの一般人になりすまして女優のところへ。バグラス反応消えるとか何気に凄い。おまけに人間体でも「この強さは人間じゃない」と言われるレベルです。まあロイドとしては弱いみたいですが。ついでにしゃーしゃー言いながら突進するので化けてる意味があんまりありません。もう一歩残念なロイド。
 まあゴーバスに追われて咄嗟になりすまして去っていくのは素晴らしいですが。あれ、本物は去ったのかな。

 一般人に紛れ込めるロイドに警戒して記者会見中止を要請するゴーバス。「それを守るのがあなたたちの仕事でしょ」は、まあ確かに。世界の未来がかかってるってのは見てるこっちもあんまピンと来ないので、マネージャーさんたちも来てないだろうなとしか思えない。
 っていうかクリスタルは外せばいいんじゃ、と思ったのにはさすがにリュウさんが突っ込んでくれました。でも映画の大事なポイントなので外せないそうです。似たような複製ぐらい作ってないのか。
 そしてヨーコちゃんの「そんなことのために世界がどうなってもいいと思ってるの」発言。ああ、ヨーコちゃんには理解出来ないんだ、こういうの。「どうしてそんな酷いことが言えるんですか」「あなたには夢がないんですか」この辺にヨーコちゃんはショック受けてて、あとで女優さんが言い過ぎたと謝ってたけど、夢って言葉に夢見てる私としてはヨーコちゃんの方がまず謝るべきじゃないかと思う。私の方こそごめん、ぐらい言って欲しかったよ!
 あとこの辺で挿入されてるウサダの「みんなの愛をたっぷり受けて育った普通の女の子だよ」はフォローでいいんですかね。確かに少々環境は特殊だけど、普通に愛情受けて育ってる子ですよね。ウサダが普通にそれ言うのがいいな。
 あ、バグラス倒すのは夢じゃないそうです。絶対やらなきゃいけないことは夢じゃないのか。なるほど。

 そして記者会見。そっくりさんが居るなら当然考える囮作戦です。最初にリュウさんが作戦普通に喋るから失敗フラグかと思いました、もしくは裏かいてましたフラグ。普通にそのまま囮成功とは思わなかった。飛び出してきたロイドとヨーコちゃんが戦闘し、記者たちには「アトラクションです」とごまかし、ヨーコたちが去ったあとで本物登場。……イヤリングは片方奪われた上に、もう片方もヨーコちゃんが付けたまんまです。あの、クリスタル外して記者会見は駄目だったんじゃないですか。説得したら納得してくれたけど、それはそれとして敵をおびき出すのに使ったんですか。それで片方取られるんだもんなぁ…。流れ的に今回も敵の作戦成功なんだろうとは思ってたけど、ゴーバス側失敗続きなのはどうなんだ…。
 あと、メガゾードは割と近くで暴れてる気がするんだけど、大丈夫なのか。ロイドの居る場所からある程度の範囲は避難とかさせないのかなぁ…。今回は特に時間あったのに。あの戦闘時、どのビルにも人が居るとか考えたら恐いよ!
 あ、ロボ戦の方はエースがコピーされて大変そうでした。下のロイド戦では別に敵さんコピー攻撃とかしてきませんでしたが。コピー戦隊はお約束じゃないのか。
 まあエース2体でどっちが本物だ、状態になったのは楽しかったですが。バグラス反応ないからわかんない、ってヒロムたち側にはヒロムたち側の反応がありそうですが、まあ面倒なことは置いといて「だったら両方攻撃すればわかる」のヨーコちゃん。「乱暴だな」ホントに! それで済ませられるレベルなら、まあいいですよね。無事正体もわかり、合体して敵撃破です。

 最後は女優さんからお礼のメール。「いいから読んでみなって」リュウさんが普通に差し出した画面は英語。「英語読めない」にがくっとしてたけど、知らなかったのかリュウさん。どう考えても英語読めるキャラじゃないと思うんだけど! あと反応的にヒロムは読めるんでしょうか。
 一応記者会見は成功して、ロイドとのアクションが話題になったようですが、それもそれでどうなんだ。あとでアクション求められたら困るじゃないか女優さん…。


第13話「サプライズな休日」

 何か久々のスーパーヒーロータイム? 何かもうある方が珍しい。
 本編ではサプライズ計画を実行したヨーコちゃん。全員私服で集まれとか指示出したみたいです。許可は出たそうですが、この仕事の休日とかどうなってるんだろう。まあすぐ駆けつけられる位置にさえ居れば正直どこに行っててもいい気はしますが。今回みたいに基地からよりも近い場合もあるしなぁ。
 ヒロムとリュウさんはサングラスして待ってました。すぐ外してましたが、私服になってもつけてるし何か意味あるんでしょうか。服装の方はまあ2人とも普通。ヨーコは…「何だよその格好」と早速ヒロムが言った感じ。慌てて止めるニックといういつものやりとり。正直私はお洒落とか流行りとかまったくわからないのでヨーコの服もどう判断していいかわからない。
 ヨーコの「特命!」の言葉でちょっと背筋伸ばす男性陣はいいですね。ホントに何も聞かされてなかったようですが、このままサプライズツアーに参加です。

 最初に動物園。はしゃいでるのゴリサキだけじゃないか、と思ってたらこれはゴリサキのための場所だったようです。しかしゴリサキ以外のテンションの低さが酷い。誰か一人に合わせるとこうなっちゃうんだな。まあでも、このあと自分の好きなところにいけるってことで喜ぶウサダ。ニックの方は、その場所を言ったのがヒロムだったので不安がってます。まあ、あの反応だと「お前面倒くさがって適当に言ったろ」と思われるのは仕方ない。一応流れ的には感動オチが待っててもおかしくないですがヒロムだしな。
 一方敵さん側。もうちょっとでメガゾード完成らしいです。エンターが微妙に不満そうですね。エンター一人頑張ってるように見えるもんなぁ。向こうも向こうでメガゾード造り大変でしょうが。
 そのエンター、今回はパンダの着ぐるみで行動。好きなんでしょうかコスプレ。特に意味はないよね、あれ。

 その後、ゴーバス陣は遊園地へ。これがウサダの目当てらしいです。ちょっと意外なとこですね。行きたがってても遊園地とか言うキャラじゃないと思ってた。「自分で動かさなくていい乗り物に乗りたい」は何かちょっと納得してしまう。
 が、これからというときに敵さん出現。一応戦いに必要なものは持ち歩いてるようで、私服の上から身に付けて戦闘開始。バディロイドは人々の避難。おお、ニックが戦ってる。ウサダは、このあとも延々そうだけど、自力でほとんど動けないのが辛いですね、やたら持ち運びされてるな…!
 そしてオペレーター側からは「司令官が出かけたまま戻ってきません」との言葉。何か居ないと思ったら! っていうかゴーバス以上に休めなさそうですよね、ここ。この3人以外に居ないのか指示出す人。
 あと「何あのラッパ」「正確にはチューバね」ありがとうございますリュウさん。言われないとわかんないよそんなの。

 戦闘はその後、ヒロムがロボ戦、リュウジたちがメタロイドの相手といつも通りの二手。敵さんの謎音波攻撃、一度は避けたもののタンクに損害も与えられない、受けても大したことないという判断で、その後は避けずに突っ走ります。下ではリュウさんもメタロイドの音波攻撃を受け…でも大したことない、と。更にその後ヒロムも単体で受け「あと一人」とか言われて、まだ受けてないヨーコちゃんが執拗に狙われてます。これは…まあ何かありますよねやっぱ。
 あ、メガゾードは倒したものの、メタロイドは逃がしてました。司令官は司令官で何か謎の行動を…。亜空間へアクセスしようとしてる? なんなんだろ。

 メタロイド探索は、それぞれ別れてやってますが「迷子になるなよ」「子どもじゃないんだ。こんなところで迷うかよ」ニック、いい加減自覚しようよ。っていうか自覚してたんじゃないのか。
 ゴリサキの方はリュウさんにジュースとか買って苦笑されてます。「お前も一緒に探そうか」これはリュウさん的にはちゃんと言いたいこと言ってる結果なのか、これぐらいは今までも言ってたのか。まあともかく、ここが対等になれないのはリュウさんが大人というよりゴリサキが駄目なせいな気はする。
 一方子どもコンビみたいなウサダとヨーコですが。ヨーコちゃんはメリーゴーランドやら観覧車やらにウサダを乗せて楽しませて…るみたいです。「機嫌悪いっぽいぞ」「そんなことないよ」ヒロムのツッコミも軽くスルーなのか。そりゃ一人で乗せられてもなぁ。観覧車は探索的には普通に役立つと思いますが。

 その後、メタロイドと遭遇してまた戦闘。ここで再びエネトロン消費反応が出て敵の転送開始連絡が。「エンターの奴、大サービスだな」ホントにね。2体使うって結構思い切ってるのかな、どうなのかな。「美しい歌を」とか言ってる敵に「断る。お前音痴だろ」とのヒロム。この遠慮なさは敵に発揮されるとまあ気持ち良い。
 今回は2体出るのに、なかなか進まないなぁと思ったらまさかの前後編でした。倒したと思ったら次の敵が来て「第二楽章、レクイエムの始まりだ」ということで以下次回。


第14話「サバ?救出作戦」

 現れた見た目一緒の2体目の敵。音波攻撃でリュウさんの武器が破壊されました。ちょっといいな、こういうの。壊れた武器とか好き。そして同じ攻撃を受けたヨーコちゃんの方は何ともなし。やっぱりそういうことですか。ヒロムの方も直撃を受け、メットの目の部分が割れてます。ブレスも破壊。あの辺がダメージ受けやすいんですかね。敵さんは「次はどこを吹っ飛ばして欲しい」とかやってて形勢逆転されてます。何かちょっと変な流れだった。
 ヨーコちゃんの方はその間に充電切れのための補給です。やっぱ変身解かないと食べられないんですね。ちょっと離れて食べようとしたところに敵さんが。ちょっ、何やってんのリュウさんたち! ヨーコの居るところに行かせてしまったのは失態ですよねぇ。そのまま攫われてしまうヨーコ。本来はそういう作戦じゃなかったんでしょうが、上手いことやりますね。
 ヨーコを助けたければ何もするな、との通信。場所もばればれのようですが、助けに来ることも想定してるんですよね。結構ぎりぎりでもロボ戦は間に合っちゃってますが。

 基地に戻ってるヒロムたちは通信を聞いたあと、敵の攻撃を分析。「おれたちとヨーコの違い」「最初のメタロイドの攻撃を食らったかどうかだとしたら」当然考えるであろうことをすぐさま思いついてくれるのはいいな。エースも攻撃を受けてるから何か対策も必要かとか話し、外に向かおうとしたところを仲村さんに止められます。「まさか、ヨーコちゃんのこと見捨てるつもりじゃ」「駄目です。ちょっときてください。見せたいものが」ということでヨーコがバディロイドの誕生日パーティーを企画してたことを話す仲村さんですが…え、仲村さん、ヒロムたちのこと何だと思ってるんだ、そして仕事を何だと思ってるんだ。ここでヨーコの思いを見せるって、ヒロムたちがヨーコのこと何とも思ってないって思ったってこと…? これ見せたらヨーコのことわかってもらえるだろうってこと…? 「ヨーコちゃん、こんなにみんなのこと思ってるんです。それなのに」その考え自体もやたら押し付けがましいけど、そもそもあの会話の流れでヨーコちゃん見捨てるつもりかよ、ってなるのもよくわからない…。なんなんだ。今回物凄いもやもやしたよ仲村さんに。
 あ、「あの小さかったヨーコちゃんがね」とか完全お父さんモードのリュウさんは何か笑いました。もう涙ぐむレベルじゃないよね、マジ泣きしてるよねこれ。

 当然ヨーコたちを見捨てるつもりはなかったヒロムたちは、救出に向かいます。バグラーとか何体居たところで無意味だよなぁホント。生身で充分やっつけられるし…。
 そして人質居る中どうするかと思えば、エンターの格好して入ってくるヒロム…! 予告で見たときは無理あるだろと思ったけど、暗がりの中、エンターの声に変換して喋りかけると何とか見えなくもないな。いや、ヨーコは即座に気付いてますが。メタロイドは目が悪いのか。
 「あなたもまだまだ甘い。トレビアーン」とかやってるヒロムに「使い方違うし…」とか呟くリュウさん。逆の方が良かったんじゃないか。しかしヒロム、結構上手いこと演技してますね。意外と乗るなぁ。
 で、近付いたところでメタロイドから止められます。「何故お前から心臓の音が聞こえる」と。あ、エンターは心臓の音ないんですか。そういえば何者なんだろうなエンターは。
 というわけで気付かれましたが、まあそこまで近付いてれば何とかなったようです。ヨーコにはお菓子さえ食べさせればいいんだよな。動けないとはいえ縛るぐらいやっといた方が良かったな敵さんは。

 外に出て敵さんと対峙。ゴリサキがニックに乗ってやってきた…! そんなのもありか。
 モーフィンブレスの修理が終わったようです。一回修理して新しくなったからもう敵の攻撃が効かないとか。修理っていうか新品になってるんじゃないかそれ。
 まあそんなわけで敵さんは普通に撃破。ロボ戦です。エースは音波浴びてるのでリュウさん側出動。「音には音だ」ちゃんと音波打消し対策も考えてたようです。というわけでこっちも終了。今回は一応敵さんの作戦阻止でいいのかな。やたら敵の作戦成功率高いからなぁ、この話。
 最後はみんなでパーティーです。ヒロムの指定したニックの行きたいところは温泉でした。「入れるか!」あ、やっぱりそうだよね。ヒロムはやっぱりヒロムだったか。
 ウサダの方が遊園地で楽しくなかったのも、まあヨーコと一緒に乗りたかったからという当然な理由。とりあえず平和に終わったようで良かった…と思ってたところ、「それにしても…。司令官、ホントにどこいっちゃったんだろ」ってまだ帰ってないのかよ…! そして森下くんが心の中で思うだけで誰も話題にしないのかよ…!
 え、もうちょっと気にされるところじゃないのか。
 その司令官は何か森の中に来てました。「お前たち、ホントにきたのか」と言った先に2人の影。ああ、そうかようやく追加戦士か…! 金と銀かー、と思ってたら、え、一人はバディロイド? でも普通に戦いそう? キャラといい、何だか予想外の方向!
 そして友人に言われるまで全く気付いてませんでしたが、この人、マジレンの翼か…! いやぁすっかり大人になって…どういう位置なんだろうな、これは。


第15話「金の戦士と銀のバディ」

 「疑い深いねクロリンは。この格好じゃ当然か」前回の続き。まだ信じられない司令官に向かって変身を解いてみせるビートバスター。…に、かぶってくるバディロイド。わざとか。わざとだろ絶対…! 「おれにかぶるなっつってんだろうが」何度もこのやり取りしてますよ。なかなかいいキャラですバディロイド。ニックたちといい、みんなどこかしら欠点はあるよな…。
 一方その頃「リュウジの思い出コレクション」を引っくり返してしまってるゴリサキ。ええと、話が自然と昔のことに繋がりましたね! リュウさんは昔ロボットコンテストで「完璧を求めるだけじゃ面白くない」とか言われたそうです。言ったのがリュウジが憧れてた先輩、陣マサト…って、追加戦士の人か! 何かそのまま普通に追加戦士として帰ってくるとは思わなかった…!
 あ、エンターの方は相変わらずマジェスティのおもりが大変そうです。ってうかマジェスティ、ホント声の加工が酷すぎて何言ってるかわかんないんですが…。ゴセイのマスターとの通信のときも思ったけど、もうちょっと聞きやすくなんないかなー。
 そしてエンターがメガゾード作りやってる人との通信です。作ってる側が何か企んでるのかと思ったけど、エネトロンが漏れているとか「やはり亜空間で何か」とか、これは先輩の方の仕業?

 とりあえずエネトロン集めということで、今回は掃除機ロイドを作るエンター。ひたすら地道にエネトロン吸い込みです。いっぱいになったら空のタンクと付け替えて、と何て面倒くさい。いや、これが出来るから大量に手に入るんでしょうか。
 集めているところにゴーバスター登場。いつもの戦闘開始です。相変わらず雑魚で結構足止めされますね。ここで登場の新戦士。早速参戦です。普通に気軽に助けるなーと思ったら、ヒロムを止めて「ここはおれの見せ場だ」と、ああそうきたか。軽い調子だけど、ヒロムはやっぱり怒ってます。ここで「いや、おれの見せ場だ」と割り込んできたバディロイドに笑った。お前ホント何なんだ。
 結局メタロイドは逃がし、新戦士との対峙です。「何故戦いの邪魔をした」「まあまあ、そんなことは置いとこうぜ」なんて酷い対応。リュウさんはそれより気になることがありました。「この声、さっきから気になってるんだ」と。ああ、ちゃんと声でわかるんだ。
 「じゃ、期待が盛り上がったところで」変身を解き「ドッキリ大成功」とか言って去っちゃうマサトさん。いいキャラです。リュウさん、何かめっちゃ変な顔してるんですが、どういう表情だあれ。

 とりあえず戻って司令官に確認。謎の通信をキャッチして一人で森に行っちゃう司令官はどうなんでしょうか。ホント、ここ、もうちょっと動ける人居ないのか。
 先輩に関して「決定的におかしなこと」として出た13年前の写真。成長してないと。なるほど、そうくるのか。何か年齢わかりにくい顔なんですけどね。「亜空間は竜宮城か?」なんて的確な表現。
 で、まあそれは置いといて、再び敵の出現です。メタロイドと戦ってる間に転送時間が迫る、といういつもの展開。今回はガンマなので全員でいかないと、というところに現れる先輩。やっぱそうですよね。おいしいとこ持っていきます。が、「メタロイドはおれが引き受ける」「また逃がすんだろ」と、さっきの行いのせいで信じてもらえません。ホント、まずは信頼関係作らないとなぁ戦闘の仲間は。
 「今度はきっちり倒すって」と言いながら先輩変身です。おお、銃っぽい形…ってバディロイドも変身したー!? 「変身っつうか、あれ脱いでるだろ」に笑った。確かに。
 やっぱあのバディロイドも普通にゴーバスターの一員なんですね。変身までしたのはびっくりした…。
 この後のバディロイドとのやり取りを見て、確信を持ったリュウさん。あの中身は間違いなく先輩だと。というわけでとりあえずメガゾードの方へ向かうみんな。っていうかあっちがやっぱ緊急ではあるよなぁ。しっかりエネトロン吸われてるし…。途中で邪魔されたにしろ、これはエンターの作戦成功なんでしょうか。
 まあ掃除機は結局ミサイルで塞いで無事勝利です。エースが何か吸われてたからパワー不足とかなるのかと思ったらそんなんでもなかった。

 あ、メタロイドの方は先輩がきっちり削除です。「倒しちゃった。やっぱり敵じゃなかったんだね」と、これは意外に気持ちよく終わるか…と思ってたところに「エネトロンもらっとくわ」とか言って、メタロイドが集めたエネトロンを持って逃走する先輩。ええええ。
 やっぱそう簡単には終わりませんよね、追加戦士は…。


第16話「亜空間から来た男」

 「先輩としか思えないんだけどね、年齢以外は」去って行った先輩について議論中。年齢とか、そんな不思議なことだろうかとか思ってしまう、こういう世界見てると。そもそも亜空間って何なんだって感じだしなぁ。
 そして議論してたところ、先輩のバディロイドが基地の入り口に向かって「開けろ」と騒いでます。目立ってます。結構人通りあるのか、あそこ!
 「酔っ払って帰って来た親父か」のツッコミに笑った。ああ、そんな感じ。が、飲んでたわけではなく、むしろ飲めてませんでした。「エネトロンをくれ」「昨日から飲んでないんだ…」で倒れちゃうスタッグ。一日飲んでないだけでやばいのか。ジュースみたいに飲んでるもんなぁ。
 とりあえず基地には入れず、話を聞くゴーバスター。エネトロンは「クロリンに奢って貰え」と言われたらしいです。こんなところで司令官のあだ名ばらしてます。「陣とは同期だったからな」同期としてもあの年齢でそのあだ名はどうなんだろう。受け入れてたんだろうか司令官は。
 ここでスタッグ自己紹介。Jは樹液のJ。聞きたいのはそこじゃないと言ったヒロムでしたが、流せませんでした。みんな反応してるけど、樹液ってそんなおかしいのか。他のバディロイドの名前考えたらそんなもんだと思っちゃうんだけど。
 結局まあ大したことはわからず、先輩に直接聞くしかないとみんなスタッグの後をつけることに。

 そんな中、敵出現。今回のエンターの目的はマサトたちです。メガゾードに紛れて何かこっちに来てたことはあっさり判明してますね。詳しく聞くために探索。何が目的でもメタロイド作っちゃうとゴーバスが来ちゃうのは面倒そう。
 ゴーバスの方はヒロムのみ尾行続行し、割とすぐマサトと遭遇。まあ元々マサトは会うつもりだったみたいですが。
 「13年前亜空間に転送された人たちは、みんな生きてるのか」ヒロムが真っ先に聞いたのは、やっぱり一番気になること。うん、余計なこと挟まないのはいいな。
 それには答えず13年前のことに対するマサトの言葉。いきなりの転送を「大迷惑」と言い「いきなり亜空間に道連れだろ」「お気楽に人を巻き込むなって話だよ」と。ああ、やっぱりそういう感覚はあるよね。大多数の人は無理矢理巻き込まれたには違いないんだよなぁ。お気楽に、ってのはともかく、これはこれですっきりする台詞。ヒロムへの挑発なんだろうけど、そういうところは突っ込んでくれると嬉しい。まあ勿論ヒロムは許せませんが。それもわかる。
 というわけで喧嘩売ったのきっかけに「おれに勝てたら亜空間のこと教えてやる」となって戦闘開始です。「どの程度の腕か知っときたい」とも最初に言ってるし、腕試しですね。挑発もそんな嫌な感じじゃないし、普通に見れていいな。やっぱりマサトはヒロムよりは強いんですかね。負けてるけど、それなりにやり返してるのもいい。一方的だときついしなぁ。

 この戦闘中、やってくるエンターたち。マサトたち探してましたしね。「〜なんて〜でしょうか」を付けるメタロイド、最初はともかく段々うざくなってきたな、と思ったらそのタイミングでは言わなかった。全部につけるわけじゃないのか。
 割り込んできたエンターはマサトを捕まえ、メタロイドはヒロムを攻撃。誘導ミサイルとか。リュウさんたち駆けつけたけど、ここで庇いに来るのがマサト…! これはわかりやすい味方証明。正直庇わなきゃならないほどのものなのかよくわかりませんでしたが。自分を誘導ミサイルの対象にしてそのままエンターに突っ込むマサト。凄いことしますね。おまけに2人とも消えるとか!
 ええ、どうなったんだ? と思ってるところにスタッグ登場。どこから出てくるんだ!
 「了解。おれのマーカーシステム起動」で現れるマサト。「驚いた?」「当然ですよ…!」ホントにな! もうリュウさん可哀想になるぐらいの反応。
 ここでようやく説明が。マサトもエンターも「亜空間から転送されたアバター」「本体は亜空間」と。あああ、なるほど…。エンターは心臓の音がしないってのもそういうことだったんだろうか。本体は人間?
 あとそれが老けてない理由になる、ってわざわざ若いときの姿で作ってるってこと?
 まあともかく、大雑把なところは判明。助けてくれたこともあり、ここから共闘開始です。5人並んで変身! 名乗り! 先に名乗っちゃうスタッグに笑った。ホントいいな、このやり取り。いや、毎回やられるとうざいけど。

 戦闘中にメガゾードの転送も完了。「メガゾードをオートから手動に変更」するエンター。そんなことも出来るのか。っていうか普段は自動なんですね。
 「嘘!? メガゾードで攻撃してくるつもり?」やっぱそういうのは基本想定外なんでしょうか。手っ取り早そうだけど、こうなると当然ゴーバスもロボで対抗。ヒロムが戦ってる中、「新たなメガゾードの転送反応」ですよ、もう今回ロボまで出してくるのかマサトたち…! 「しかも早い」ってことで、転送のタイムラグは特に気にしなくていいようです。転送されたロボに乗り込むマサトとスタッグ。敵に吸い付いてエネトロン吸ってます。ちょっと怖い。
 結局2体は露払い的に戦って、ヒロムも割と簡単に敵撃破。しかしスタッグは普通にロボの運転までするんだな…。いいなぁスタッグ。

 戦い終わって。
 転送された人たちのことはわからない、とのマサトの言葉。13年間誰とも会ってないのか…いや、スタッグは居たらしいけど。まあこの辺はそう簡単に答えは出ませんね。
 最後に「亜空間で拾ったもんだ」とオルゴール渡してます。何であれを。何かのキーなのかと思ったけど、関係ないのか。
 「皆無事だね」「きっと」根拠はないですが、まあ何か希望が出てきた感じではあるのかな。
 あとマサトが持って行ったエネトロンのこととか突っ込まないんでしょうか。今回のロボに使ったのかな。


第17話「その名はゴーバスタービート!」

 メガゾード転送反応。で、出撃したらエネトロンタンクに張り付いてる先輩たちのロボ。ホントに虫だな。そして普通に窃盗という。あ、先輩たちのロボは先日設計図盗まれた奴のようです。敵さんが作ってたの奪ったのかと思ったけど、自分で作ったんですね。なるほど、自分で設計したものだからか。亜空間でも意外といろいろやれるんだな。
 エネトロンの方は今後ちゃんと正式に供給あるそうです。まあそうだよね。相変わらずじゃれてる先輩とバディロイドですが「仲悪いね、バディなのに」とか言われてびっくりしました。物凄く仲良く見えるんだけどあれ。
 あ、OPに先輩入った。

 さて、リュウさんに話があるっぽい先輩。今は戦い専門と言うリュウさんの現在の進路について突っ込んでくれました。「お前は亜空間に家族がいるわけじゃないだろ」って、やっぱそうなのか。まあ他のみんなのため、ってのも大切だし事実だろうけど、リュウさんの常に受け身な感じはちょっと気になってたのでこの辺の先輩の言葉はちょっと嬉しい。自分ってものがなかったもんなリュウさん…。
 この後、正式に先輩たちに供給されるエネトロンですが。ここを狙ってきたのがエンター。「これほど大量のエネトロンを使ったメタロイドなら」とか言ってましたが、特に強くはないんだろうか。あんまいつもと変わらない。新しいメガゾード転送に必要だったのかな。この辺いまいちわかってない。
 とりあえずメタロイド出現ということで戦闘開始。「行くぞ」「待ーて」名乗り前に飛び出そうとして止められるスタッグに笑った。いや、正しいのスタッグだよねこれ! 先輩も名乗りやりたかったんでしょうか。うん、ああいうのも大事なとこですが。
 出てきたメガゾードの方は中に何か居ました。「まるで寄生だ」ってことですが。これが奪われた設計図から作られたもの…? 「どうやったらおれの設計からあんなデザインになるんだ」ホントにな!
 とりあえず強いので最初に出撃してたヒロムとヨーコに加えリュウさんもそちらへ。「ここはおれに任せてあのもどきの方にいけ」との先輩。純粋に人数増えたのは助かりますねやっぱ。
 スタッグは「おれが倒す」とか言ってます。「一緒にやるんだよ」の先輩のツッコミはいいなぁ。やっぱ仲良い。

 ヒロムたちは3人揃って敵に向かいますが、防御力が高いようで歯が立たず、必殺技も破られることに。「エネトロン残量10%以下」ってのは、必殺技での消耗? あれで倒せないとこうなるのか。
 そして狙われたヒロムを庇うリュウさん。「動けるなら逃げてください!」ここでこんな的確なツッコミしてくるヒロムはさすが。まあちょうどその頃先輩がメタロイド倒したので時間稼ぎにはなったかもしれませんが。
 「盾になったって何の足しにもならねぇ。死ぬ順番が変わるだけだ」先輩の言うこともまたもっとも。目の前でやられてたら飛び出す気持ちもわかりますがね。
 「ちゃんと自分のために戦え」「戦う理由を持て」と更に言い募っていく先輩。そして「おれも戦いなんか終わらせてエンジニアになりてええ!」ようやくリュウさんが叫んだよ! っていうかここに来て戦う理由確定するんだリュウさん…。しかしリュウさん、元はそういうキャラなのかなぁ。いつものは保護者モードの喋りなのかやっぱ。
 吹っ切ったリュウさん、ヒロムとヨーコのマシンから残ってるエネトロンを持っていきます。「熱暴走か?」ニックの言葉に笑った。まあそう見える。「いいんだよ。一体だけでも動いた方がいい」ヒロムはいつも理解が早い。
 そんなことやってる間に、先輩たちの方も何か合体してゴーバスタービートとかなってました。一応今回こっちがメイン…なんだろうか。何かあっさり流したけど。

 戦いが終わったあと、お勧めの技術書とかリュウさんに渡す先輩。ああ、ちゃんと先輩らしいことを。金はリュウさん持ちでしたが、まあそこもまた先輩らしさってことで。リュウさん、勉強自体は続けてるのかなぁ。28になるまでそっちの夢に向けて動きようがなかったのは辛いなぁ。
 「ついでにこれからの小遣い頼むわ」で更にリュウさんから金持って行く先輩。一応今後給料とかも払われるんじゃないのか。それも待ってられないのか。
 「28になったんでしょ。おれ27だもん」「お兄ちゃん、ありがと」とか言い出す先輩。調子が良くていい。ああ、先輩の年越えたんだなリュウさん。いや、実際は40ですが。
 これを見て「いいなお兄ちゃん。私もお小遣い欲しい」とヨーコちゃん。何これ可愛い。「リュウさん、おれも今月金欠なんですよ」ってヒロムまで乗った…! ちょっとびっくりした!
 みんな可愛いな。仲良くなってて何よりです。
 最後「感謝するよ。私は厳しいばかりだ」と先輩に言ってる司令官。……厳しかったのか、司令官…?


第18話「地底3000メートルの共同作戦」

 スタッグの名前について調べてるヨーコちゃん。ビートはビートルということで日本語にすると「カブトムシ・樹液・クワガタムシ」。へー。バディロイドの名前ってのは一体誰がつけるんですかね、スタッグはやっぱ先輩?
 「私、昆虫好きなの」「花の図鑑見てるよりヨーコらしいよ」相変わらず正直者のヒロム。この辺りを見ながら「ゴリサキ、胃薬もらえないかな」とか言ってるリュウさん。おもり対象が増えて大変です。っていうかゴリサキも聞いた瞬間に察せない辺り、リュウさんの悩みには乗れないんだよなぁ。
 「すまない」って司令官まで押し付ける気かよ! 陣さんはせめて司令官が何とかするべきじゃ。
 そんなこと言ってる間に事件発生。「転送完了まで…0秒」「転送完了です」そんなこともあるんですね。今回エンター出てないし、敵側の動きがよくわからない。

 転送現場は巨大な穴が開いてました。あのブレス、アナライズモードとかあるのか。
 エースで降りようとすると両手足が塞がる、03だとローターが引っかかる、ということで悩んでるとメタロイドが出たとの知らせ。とりあえず全員でそっちに。いいのかそれで。
 出てきたのはドリルロイド。「すみませーん」とかやってるキャラ。なんなんだ。「キャラは違うが、以前削除したとの同型だな」あのキャラの違いはどこで出てくるんだろうなそういえば。
 敵の目的を一応聞いておこうとするリュウさんですが「何をしようとしてるか…知らないよね」って、教えてくれないよね、じゃなくこういう表現ってことはメタロイドは知らないのが普通なんだろうか。
 あ、敵の目的は採掘前のエネトロンとのことでした。普通に地下に大量にあるのかあれ。そしてあれを掘ったんでも一応利用は出来るのか敵さん側。

 とりあえず敵を止めなきゃなりませんが、そのためにヒロムとリュウさんを連れて行こうとする先輩。説明しません。「めんどうくせえな」でヒロムにニワトリの写真を。えええ。弱点についてはもう聞いてるんですかね。教えたのか。そしてそういう使い方していいのか。
 固まったヒロムをそのまま運ぶ先輩。あ、生身じゃ無理だったので変身しました。アバターの力ってどうなってるの。
 こうなるとリュウさんも追うしかなく、去っていく3人。ヨーコちゃんは一緒に残ったスタッグと行動。「ちょっと樹液ー!」まさかの樹液呼び。なんか可愛い。

 先輩の作戦はエースを釣り上げてクレーンで下ろしていくというやり方。まあ腕が自由になる分マシですかね。「この作戦しかないと判断します」陣さんは虫が好かないけど、と言った上でのヒロムの言葉が素晴らしい。ヒロムってホント冷静に判断出来るよなー。
 下から出てきた2体の敵の方はリュウさんが対処。ああ、リュウさんの意味もちゃんとあったのか。まああれだけ無防備になるんだから護衛は必要ですね。「思った通り来たか。さすがおれ」先輩いいキャラ。

 ヨーコちゃんの方はひたすら歩くスタッグ追ってます。「この森の樹液は甘そうだ」味とか感じるのかバディロイド。ニックも埋蔵エネトロンに「うまそうだ」とか言ってるけど。スタッグは相変わらず面白いキャラですが、ヨーコちゃんは疲れてますね。いちいち真面目に相手しちゃ駄目だ、あれは。
 スタッグはスタッグでちゃんと真面目にメタロイド追ってたようです。ちゃんとヨーコちゃんも庇い「このおれのすることに間違いはない」とかかっこいい。「マスターズ、レディ」ゴーを待たず飛び出すスタッグ。いつでもそういう感じなのね。
 というわけで戦闘開始ですが、また充電切れのヨーコちゃん…。相変わらず効率悪いです。やられそうになったところはスタッグが助け、ヨーコちゃんのもとへ枝を置いていくスタッグ。「こいつの樹液は甘いぞ」って、えええ。大真面目なんだろうなぁ、とか笑ったけど普通に樹液でいいのかよ…! 無事回復したヨーコちゃん。「やっぱりクワガタ嫌いじゃないかも」とウサダへ通信しますが「ああっ、そう!」完全にやきもち焼いてました。わかりやすい。そして面倒くさい。
 この後、見事なコンビプレイで敵撃破。
 「ありがと、ジェイ」あ、ジェイ呼びになった。さすがに樹液は引きずらないのか。っていうかもうジェイでいいんですかね、彼の呼び名? どうも何で呼んだらいいかわからない。

 ヒロムたち側はリュウさんが2体相手にピンチ。やばいってところでヨーコたちが間に合いました。お約束。
 「行くよウサダ」「ウサダでごめんね。樹液じゃなくて」あの程度でここまで拗ねられるとホント面倒だな! 「私のバディロイドはウサダだけだよ」ヨーコちゃんのこれはご機嫌取りじゃなくて素で言ってるだけですかね。「そーお? じゃあ行くよ」ある意味扱いやすくはあるウサダ。
 あ、敵メガゾードはヒロムの作戦で、一旦釣り上げて地上で勝負です。引っつかんでいったジェイが「落ちろ」って街中に落としてます。いいのかそれで! ここで敵を撃破、ヒロムも下で残っていた敵を倒し、リュウさん&ヨーコも1対1なら何とかなるのか普通に勝利。

 「お前たちって意外とチームワークいいんだな」とか何とか言われてるヒロムたち。今更ですね。「陣さんたちとは違います」って言うけど、いや、そうかなぁ。まあ「仲良いね、あの2人も」とかコメント入りましたが。だよね。
 どうでもいいけどジェイの胸のフックが気になりました。あそこ引っつかんでる陣が面白い。
 …陣は陣って呼んだんでいいのかな。先輩の方がしっくりくるけど。


第19話「俺の合体!バスターヘラクレス」

 何やら西部劇な雰囲気の屋上。バディロイドたちが対峙してます。何やってるのかと思ったらエネトロン差し出したニック。どういう演出なんだ。
 自由人なジェイですが、ちゃんと3人のことは知ってるということで解説。ゴリサキって「腕利きのメカニック」だったんですか。知らなかった! ウサダも「緻密なデータ管理者」とか、そんなの聞いた覚えがない。あとあれは皮肉屋って言うのか。まあ確かにそうといえばそうなんだけど。
 そしてニックのことは「バイクの人」で済ませるジェイ。ひでぇ。っていうか人じゃないことは突っ込まなくていいのか。
 これにショックだったらしいニック。そもそも特技がないってのが気にしてることでもあったんですかね。筋トレとか始めてます。ダイエットだろうか、エネトロンの取りすぎだろうか、とか語るヨーコちゃん。そういう問題なのかと思ったらそもそも「バディロイドに筋肉があるのか」とリュウさんが言ってくれました。良かった、突っ込んでくれた。でも何か曖昧? え、筋トレ意味ねーよ、じゃなくて意味あるんだろうか…? レベルなの。
 そして特に気にしてないヒロム。ニックのおかしな暴走には慣れてるのかもしれない。

 一方気にして話しかけてるゴリサキ。「何があったんだい一体」ジェイに言われたことが原因とは思ってないんでしょうか。ホント鈍いよな彼は。
 「おれは大抵のことは出来るが」「これといった売り」がないというニック。まあオールマイティ系キャラですよね。欠点ははっきりしてるけどな…。
 こうなったらいろいろ挑戦してみようということで、「 究極のシェフ」「天才画家」「美のカリスマ」を目指してみるニック。それを極めて何をするんだ。料理とか、ヒロムたちに食わせないと意味ないけどやったのか。まあどれもしっくりこなかったようで「やっぱり格闘系」でと空手やってるニック。子どもたちが集まってます。即座に真似し始める子どもたちが微笑ましいような、ちょっと怖いような。
 ここでヒロムの子ども時代を思い出すニック。ちゃんと特訓とかしてたんですね。「迷わず突っ込んで来い」「自分の信じたとおり、思いっきりやってみろ」そうやって育てて今のヒロムの性格は作られたのか。妙に冷めてるのは反面教師的部分なんだろうか。

 その頃エンターはスパナロイド作成。メガゾード転送時間は4時間20分らしいです。「究極の煮込み料理ができちゃいそうな時間」とのヨーコ。何その表現。
 ニックはメタロイドの近くに居たため、子ども逃がしたあと一人で対峙。「ただのバイクの人なんだってね」とか言われてます。エンター、あの会話聞いてたんだろうか、それともエンター自身もそう思ってるのか。
 このスパナロイドの攻撃で側にあった自転車や遊具はばらばらに。これは怖い。戦えないニックピンチというところにジェイが出てきました。「エネトロンくれ」「ホントに自由だな」言いたいことはニックが言ってくれた。
 ゴーバスも来て戦闘になりますが、ここは敵さんたち撤収。最初から作戦通りでしょうが、引き際いい敵は厄介。

 ニックが何やってたのかという問いには「ニックは自分の自信を取り戻そうと頑張ってたんだ」とか答えちゃうゴリサキ。ホント、ゴリサキはもうちょっと黙っといた方がいいな。
 「自信がないのかニック」「悪いけど、おれは自信のない奴と組む気はない」直球のヒロムは気持ち良い。気持ちはわかる。
 一応「さっきのニックは何だかいつもと違ったんじゃないかなって」とかリュウさんがフォローみたいな確認しますが、ヒロムは「大丈夫です」「そっか、なら心配いらないな」ちゃんと信頼関係あるなぁ。
 ゴーバスはとりあえずメタロイド捜索に散ることに。
 これがエンターの作戦内ですね。メタロイド捜索のためにゴーバスに単独行動取らせてバディロイドを狙うと。人数少ないのが一番の弱点だもんなゴーバス。バディロイドって普段なら外に出てないような気もしますが。
 でもしっかり捕まってしまったニック。一発で分解させる力がある敵に向かっていくの怖いな。まあ逃げても一緒か…。
 エネトロンが吸われたことで異常が知らされ、集まるゴーバス。とっとと分解すればいいのに。
 エンターがヨーコとリュウさんの相手しつつ、早くやれとスパナロイドけしかけますが「すみません、ただいま再起動中です」ってええええ。そんなこともあるんですね…。
 そしてヒロムが次に取った行動は「この馬鹿野郎!」でニック蹴った! あははは。
 「あそこで蹴るか普通」「迷わず突っ込んで来いっていったのはニックじゃないか」何かヒロムの解釈がおかしなことになってるよ!
 「お前が今までの自分を信じないでどうするんだ」は確かに。ちょっと今回のニックうざかったからね! しかし取れた部品を渡すシーンが何か妙にシュールに感じた。ああいうパーツってバディロイドたちにとってどういうものなんだろう…。
 「熱いね」「あえて言わせてもらう。そういうの大好きだ」先輩のキャラはやっぱいいな。でも今まで何やってたんだ。
 あとジェイの発言についてもフォロー。っていうかジェイがああいう言い方したのって意地悪だったのか。真顔でボケるタイプは真意がわからない。
 みんなから信頼されてると言われ「おれ、泣きそうだ」のニック。「お前さ…涙出ないだろ」ヒロムのツッコミに大笑い。もうそれでこそヒロム。

 続いてロボ戦。「パワーを一点に集中させる」とか「迷わず突っ込む」とか「ヒロム、おれを信じろ」とか、今回の話の主役だけにいろいろやってるニック。一方で「接近戦は避けた方がいいな」「あれでいこう」で合体してる先輩側。今回タイトルにもあるバスターヘラクレス、凄い脇で済まされたような…!
 まあこれで普通にそれぞれ決着です。
 最後「やっぱりおれにはニックが必要だ」とか言い出したヒロムにびっくりしてたら「バイクなしで走り続けるのって意外ときつい」「これからもよろしくな、バイクの人」ってお前…! あはははは。最後のはもう悪乗りですよね。ホント結構乗るんだなヒロムって…。


第20話「5体結集!グレードゴーバスター!」

 ゴーバスはやっぱりみんなあの基地に住んでるんですかね。夜中、ヒロムのところにパジャマ姿で枕抱えてやってきたヨーコちゃん。いや、通りかかっただけですが。あんな格好でうろついてるのかヨーコちゃん。ホント、家なんだな。
 エンターの方が今回目をつけたのは映画館。「映画、つまり娯楽」で「己のくだらなさを忘れるため」と評価しながら「我がマジェスティメサイアにも是非」って、いいのかその流れ。しかし映画見せようとか、ホントにお守状態ですねエンター。
 と言うことで生み出したメタロイド。早速やってきたゴーバスの偽者出してます。スピードや力も互角なのか凄いな、と思ってたけど普通に3体ともやられました。「それのどこが本物だ」「納得出来ない作りだよね」「仕草が可愛くなさ過ぎ」正直全く区別つかなかったので、ええと、これ本物だよね? とか思ってしまった。似てないのかあれ。
 そうこうしてる内にメガゾード転送完了。が、突入前に陣に止められました。「あん中亜空間になってる」と。本物ではないですが、メガゾードクラスになるとそんな規模のことも出来るらしいです。一応映したものを実体化させる? ゴーバス、変身前に変身後が実体化してたけど撮られてたんだろうか。この後ヒロムの家族とか出てるし脳内映像でもいいんだろうか。
 亜空間はバスターマシンでは駄目とかいろいろ言ってると司令官から「こっちに来てくれ、詳しく聞きたい」との言葉が入りました。「ようやく司令室に入れる気になったか」ってやっぱまだ入ってなかったのか、っていうか入れてくれなかったのか。先輩、連絡いってる風でもないし、もうちょい協力しようよ。

 亜空間の中では人々が苦しんでます。重くて息苦しいとか、かなりしんどそうな様子。…本物の亜空間での先輩たちってどんな感じなのかなホント…なんか触れられなかったけど。
 説明しながら「これは困ったねー」とかわざとらしい先輩。「何か対策があるんですね。言いたいんですね」のリュウさんに笑った。先輩いいキャラだなーホント。
 先輩の対策はゴーバスロボの亜空間仕様へのチューンナップ。さすがエンジニアです。いずれ使うことは考えてたんですかね。整備士たちと協力して一晩がかりでの改造ですよ。今回はエネトロン狙いじゃないから急がなくていいのか。いや、中に居る人たちずっと倒れたまんまっぽいですが。病人やお年寄り大丈夫だろうか。
 そしてメサイアは一晩中映画楽しんでたんでしょうか。エンターの方はメタロイドに次にゴーバスと会ったときの話とかしてます。一応ついででもゴーバスは何とかしときたいんですかね。しかし「あなたの能力なら他にもっと有効な攻撃があるはずですよ」とか、メタロイドにはその辺も指示しないとせっかくの能力上手く使ってくれなかったりするんだなぁ。大変だなエンターも。

 夜が空け、話してるヒロムたち。目の前に目指してた亜空間もどきがあることについてです。「大丈夫」というヒロムの「お前に嘘ついてもしょうがないだろ」はいいな。ヒロムの直球さはすっきり出来ることの方が多いんだよなー。
 チューンナップが終わらない中、メタロイド出現ということで向かうゴーバス。メタロイドが今回出したのはエンター曰く「人間が心から欲しいもの」。何が出るかと思えば、ヨーコに対しては「勉強なんかいいから遊ぼう」とか言い出すウサダ。「えー、いいのー!?」喜ぶヨーコちゃんにびっくりです。続いてリュウさんのところには先輩。「おまえはもうエンジニアとしておれを超えた」「こらからは師匠と呼ばしてくれ!」って、ええええ。これを素直に受け取った上に、その後先輩に肩揉んでもらってるのを見て、ようやく、あ、わかってやってるのか、と思いました。ごめん、正直ヨーコちゃんだけだと本気で騙されてるのかとちょっと…! いや、まさかな、とは思ったけど…! でもこれ、一応2人の夢…なんですよね。ヨーコちゃんやっぱり遊びたいのか。リュウさんは…先輩超えたいとか認められたいってことだよね、従えたいわけじゃないよね?
 「仕掛知ってるんだから引っかかるわけないでしょ」とのヨーコちゃんの言葉でウサダも先輩も消えました。ピースで消える先輩は偽物なのにいい味出してる。
 一方ヒロムのところには両親とお姉さんです。固まっちゃった上に、母に抱きつくヒロム。これは…きついシーンだなぁ。
 「いいシーンなんだからお静かに」のメタロイドがいい感じにむかつきすね。これに本気で怒ったヨーコとリュウさん。今までにない声の激昂具合に、何かちょっと嬉しくなった。ここでヒロム責めたりはしませんねさすがに。
 ちょうどこのタイミングでそろそろ完成だ、という先輩の言葉。オペレーターさんたちも固まってます。ホント、何も言えないよなこの状況…。
 関係ないけど、母と抱き合ってるヒロムの横に机と椅子があるのが何かシュールだった。何でそんなもんまで出してるんだ。

 戦いながらヒロムに呼びかけるリュウさんとヨーコ。「怖くなくても寂しいときあるでしょ」「言ってよ。いつも一人で我慢しないで」これらの言葉にも無反応なヒロム、リュウさんたちにメタロイドの攻撃差炸裂…と思ったらヒロムが普通に庇ってる…! 聞こえてたし理解してた…のかなぁ。はっとするような場面もなく動いてるヒロムが何かかっこ良かった。
 家族を盾にするメタロイドですが「父さん、母さん、姉さん、ごめん」で銃向けるヒロム。ちょっと怖かったけど、この台詞で家族の姿は消えました。ああ、良かった。さすがに気分的にあのまま撃つのは…!
 メタロイドは無事倒し、続いてロボ戦です。「ひゃっほー、ヒロム、早く戻って来い!」先輩楽しそうだな。見てたのかな。
 「自分でもあんなに弱いと思わなかった」「強さってのは、弱さを知ることだ」また一つ強くなったということでロボ乗り込み。基地内で整備士たちが一晩かけて合体させるって凄いよなぁ。そういう仕様にしたし、これからは簡単に出来るんですかね。

 グレードゴーバスターで亜空間もどきに突入。早速ヒロムに何か負荷が。エースパイロットには負担があるとは言われてましたが、あれはどういうことなんだろう。「大丈夫か」には「ああ」と答えつつ「だが長くない方がいい」と正直なヒロム。その通りに、何か割とあっさり終わりました。メガゾード自体は弱いのか。いや、グレードゴーバスターが強いのか。
 今回はこれで終了。「この手はまた使いましょう」とかエンターが言ってます。また何かやってくるのかな。


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