星獣戦隊ギンガマン感想 (11話〜20話)


第11話「戦士の純情」

 今日は勇太の授業参観の日。が、母親が熱を出したため晴彦はいけなくなったみたいです。代わりにカメラを持って誰かに行ってくれないか頼む晴彦。ヒカルとサヤは乗り気ですが「子どもがいってどうするんだ」とハヤテが一蹴。……あんまり変わらんと思うけどな。
 とりあえずこの日休みであったゴウキが行くことに。

 勇太の方は「パパもママも来ないって気楽でいいなぁ」とか思ってます。そうだよねぇ、この頃の年代だとそう思うのが普通かなぁ。
 しかしやってきたゴウキ。初っ端から目立ってます。とりあえず服装についてはやっぱりみんなスルーらしい。
 目立ちまくるゴウキに級友「お前の兄ちゃんか?面白いじゃん」 これに対し勇太は「まあね」と言ったあとこっそり「最悪…」。勇太ってこの辺が何だか大人。むきになって否定してもいいとこなのにね。
 途中でモークから呼び出されたゴウキは3階から飛び降りて敵のもとへ。こうなると先程の級友たちも「すげ〜かっこいい」です。 嬉しそうな勇太が可愛い。ああ、こういうところは子どもだ。

 ゴウキは急いで敵を片付け再び学校へ。授業参観は!?などと言ってるものの、目当ては鈴子先生。ぽ〜っとなるゴウキの顔の前で手をひらひらさせる勇太。駄目だ、とか言ってますがそれよりよく届いたな!?

 帰ってからぼんやりしてるゴウキ。焦げたホットケーキをおやつに出して気付いてもいません。怒るヒカルをリョウマが諌めて食べてますが途端に凄い顔。あの様子じゃ焦げてるどころじゃなかったんですかね。途中で材料間違ってそう。
 「リョウマ早く吐き出せ!」とか言ってるハヤテが何か好き。

 そこへ晴彦登場。怒ってます。ビデオに写ってるのが鈴子先生ばかりだと。途中からカメラは勇太に渡し、別の人に撮ってもらったはずですが、そこはまだ見てないんでしょうか。それともあそこ、男の人がもう一人いたので彼に渡してしまって同じようなことになったんでしょうか。
 まあそれはともかくゴウキ、「ひょっとして一目ぼれっていう奴?」「わかりやすい性格」とかガキ二人に言われる程わかりやすく呆けてます。

 偶然鈴子先生と会うゴウキ。泣いてる現場に出くわしてます。 「見てませんから!」っていうゴウキの気遣い方はいいですね。 思わず笑ってしまう鈴子先生。ゴウキがそれを意図してたかはしりませんが。
 先生は算数苦手だけど先生になったそうです。ゴウキは剣苦手だったけど戦士になったそうです。互いに共感……したのか?

 敵さん側はあっさり引き上げてましたが、作戦は密かに進行してました。「言ったはずだぜ今回のおれは一味違うってな」というわけで地震発生。しかも「おれの狙いはそれだけじゃねぇ」とサンバッシュ、今回はなかなかシリアスでかっこいいです。
 一方ゴウキの方は鈴子先生を避難させてる途中。しかしそこで車の中で気を失ってる男性発見。鈴子先生が慌てて助けようとします。「明日結婚式なんです!」との言葉にショックのゴウキ。それでも男性を助け去っていく。……成人男性一人置いて鈴子にどうしろって言うんでしょうか。一応気付いたっぽいからいいのか?
 泣きながら銀河転生してるゴウキ。告白する間もなく振られました。

 敵の方は結構あっさり倒しました。もう何かゴウキ八つ当たり状態の気がするのは気のせいですか。
 どっちにしろ振られたゴウキ、落ち込んでます。わかりやすく。
 リョウマも「しばらく学校の話とか先生の話とか禁止だからな」との気遣い。確かにゴウキはそんなのにも反応して泣き出しそうですが。

 結局「結婚式」なのは男性と鈴子先生のお姉さんだった、というお話。今回限りで振られて終わりだと思ってたのでかなり意外です。しかも手作りらしいケーキまで貰ってます。……一人分なのか、あれ?
 犬食いするゴウキはどうかと思いました。
 そしてサンバッシュは何かたくらんでるみたいです。


第12話「悪夢の再会」

 最後の作戦に出たサンバッシュ。何とヒュウガを連れてきます。 ヒュウガの姿だけ見せ、助けたければ、とお約束の言葉を残して 去っていくサンバッシュ。当然追いかけるリョウマたちですがモークが止めました。罠ではないか、と。まあ当然ですね。でもそれでも行くリョウマたちも当然。行かないことにはどうしようもないというわけで。「大丈夫。おれたちは戦士だ」というハヤテがちょっとかっこ良かった。

 敵の指定した場所では縛られてるヒュウガ。周りを雑魚共がうろついてます。早速助けに行く5人。「こっちには人質がいるんだよ、わかってんのか!」のサンバッシュに「だから助けに来たんだよ!」とヒカル。分かりやすいです。何かもう、それもそうか、と思っちゃいます。

 サンバッシュたちが戦ってる間にヒュウガを助けるリョウマ。後ろでみんなが戦ってるのに泣きながら抱きついてる場合でしょうか。「心配かけたな」とヒュウガは大人。素晴らしき兄弟の再会。……なんですが。
 とりあえずサンバッシュたちのもとを離れるリョウマとヒュウガ。伝説の銀河の光がある場所へヒュウガがリョウマを導きます。サンバッシュが開けられなかった扉、どうやらアースで開くみたいですね。それなら兄さんでも、と思うヒュウガですが、「何故サンバッシュがお前たちを呼んだと思う」とヒュウガ。「おれにはもうアースはない」「今のおれはもう戦士じゃない」……ああ、もう何つーか、迫真の演技だな、この野郎!辻褄合ってるし、サンバッシュにしては頭の良すぎる作戦です。

 そして一人銀河の光のもとへ向かったリョウマ。取り出した途端 ヒュウガから攻撃受けました。うわぁ、嫌な笑い方してる。
 結局敵の変装だったヒュウガ。「ひひひひひひ。お前らもよっぽどおめでたいなぁ、生きてるわけねぇだろうが」あ、悪役全開……!これもこれでいいかもしんない……!

 しかしリョウマはまだまだ元気です。敵の落とした箱を「何だか知らないけど貰っとくぜ」とヒカル。この行動力はさすがですね。
 その間敵と戦ってるリョウマですが、傷のせいもあって苦戦気味。そこへ声が聞こえてきました。「リョウマ立て!お前は勝てる!」おお?ちょっと希望を持たせてくれますか。

 結局奪い返された銀河の光。でもギンガマンは燃えてます。 「許さない。お前たちだけは許さない」……やっちゃいけないことってありますよねぇ。完全にギンガマンの怒りに触れたサンバッシュ。更に頼りの銀河の光はそこにはありませんでした。「いつかどでかいことをしようと3000年もの間船長にも隠してたもんを!」……こういうの聞くとちょっと悲しい。ま、自業自得ですが。

 最後はバイクに乗ったまま崖から転落。壮絶です。非常に彼らしいですが。
 次回からは今回ちらちら顔を出していた男が動くみたいです。


第13話「逆転の獣撃棒」

 今回から行動隊長となるのはブドー。わかりやすく和風です。他のメンバーも勿論やる気はありますが「失敗すりゃあ命はもらうぜ」「そこらへんわかって名乗りあげてんだろうな」は怖いな。それで引くわけにもいかないだろうけど!
 ブドーが取る手段はギンガの光を探し出すこと。「わずか数種類」「ひとつひとつ当たっていけば」ってお話的にとても都合がいいな。いそいそと畳とか用意してるヤートットが笑える。
 とりあえず最初は「根を張るもの」ということで木です。地球上の木に全部特殊なカビかけていぶりだすとか、なんか気の遠くなる話だな…と思ったけど敵さんがふらふら毒まいてたらもう数時間で地球上の木全滅という事態のようです。凄い効き目。モークまでやられてるよ…!
 あ、今回は一応モークの話ですかね。初っ端で「ヒュウガへの思いが弱点になっている」とかリョウマに突き付けてるモーク。まあリョウマも話聞いてなかったのはあれですが、前回のことがあったばかりだとなぁ。「わかってる」で笑って謝るリョウマはさすがかな…。年下組はわかりやすく怒ってますね。「私の言い方はきついか」3人去ったあとでちょっと気にしてるモークが可愛い。「ちょっと」ってゴウキもそう思ってたのか…! 割と淡々としてるからあんまきついって感じにも思えなかったけど。内容の問題かな…。すぐに「それはそうと」とか言い出して「結構めげないな」と突っ込まれてるのは笑う。なんだかんだ仲が良い。
 このモークが新武器開発してますが、そこでカビにやられると。結局根性で作り上げた感じですかね。手も足もなく動かないから何かよくわからないけど…!
 さっきまで怒ってたヒカルたちも、モークのピンチには直球で心配するのはいいなー。いや、当たり前なんだけども。「さっきはちょと怒っちゃったけど」とかさらりと流すもんな…! ヒカルは「冷静なのもいい加減にしろよ」という方向。誰に向いたって嫌なんですよねヒカルは…。
 まあ今回モークの頑張りがないと戦闘的にはやっぱりきつかったのかな。機刃も効かなかったし。というわけで新武器獣撃棒。正直最初の印象としては…あまりかっこ良くないな、だった。ギミックも開いて閉じるだけ…? 打撃と…バズーカみたいになる感じかな。
 これで敵さんは撃破。あ、ギンガの光は結局出ませんでした。「お勤めご苦労であった」一応労わるブドーはいいな。


第14話「二人のサヤ」

 サヤにそっくりの芸能人の話題から。ああいう雑誌とか見てるんですねヒカルたち。買いもの行ったとき目に留まった、とかかな。可愛い服着てる美咲ちゃんに盛り上がってますが、似てると言いながら可愛い可愛い言ってるヒカルは、サヤも可愛いと思ってるよねこれ。流れ的には、同じ顔なのにお前は…なのかもしれないけど。可愛い服を「私も着てみたい」となったサヤに驚いてるみんな。「サヤにもそんな気持ちがあるんだな」にサヤが怒って一瞬びっくりしてしまった。そうか、お転婆で女の子らしくない…と思われてるのかサヤは。まあ初っ端で汚れ気にしない場面も出てきたしね。
 で、このサヤがそっくりさんの星野美咲と遭遇。仕事さぼりたい美咲が怪我した振りして、サヤが代役になる流れがわかりやすい。しかしグラビアはまだともかく、撮影って演技のこととか全く頭にないのかマネージャー。いいのかそれで。全力で頑張るつもりはあるサヤですが、撮影ではいきなりぎくしゃく歩き、俳優を投げ飛ばし、途中でこけるという。真面目にやってる分、はらはらしますね…! 「いつも通り」で俳優投げ飛ばすのとか何をやってるつもりなんだ…! 「さすがギンガピンクって感じ」この辺ちゃんと認識されてるんだなぁ。ってかこれ見て大笑いでいいのか美咲さん。自分の評価が下がるのとか気にしないのかな。まあ楽しそうなのはほっとする。
 川のシーンではNG出しまくりです。サヤの演技はあれだけど怒ってる監督さん怖い、でも成功したら「その笑顔良かったよ!」って大喜びとかずるいなーもう! こういう人だと頑張る気になる。いや、今回監督さんは全く関係ないですが。怪我した身で頑張ってるサヤにはさすがに思うところあった美咲。「辛かったら止めちゃえばいい」と、まあ美咲もなんだかんだやめてないしな。「頑張ったあとにはもっと笑顔になれる」がサヤの信条のようです。今回もなんだかんだ報われてるもんなー。

 こんなやりとりしてるところに敵さん。あ、今回は「うつしとるもの」のキーワードでカメラ狙ってます。カメラって、そんな最近のものでいいのか、ってか一枚一枚札貼るとかまた大変そうだなこれも…! 最終的に途中で邪魔された感じだと思うけどカメラは違ったか、で終わっていいんだろうか。実はあの期間で辺りのカメラはもう全部壊されてるんだろうか。ある程度地域は限定されてるよな多分…。
 サヤのピンチにはみんなが駆けつけ、サヤは怪我の影響もあり置いていかれることに。「お札に気を付けて!」動けないまま最低限のアドバイスだけはしっかりするサヤが素晴らしいな。まあ結局金縛りの札とか全員が全身に貼られて身動き取れなくなってたけど…! 何気に強いですよねこの敵。
 ここで美咲さんがサヤの服を着てサヤの振りをすることで油断させ、背後から攻撃という手段。美咲さんの演技すげえ。さすが女優。しかも一歩間違えれば殺されるとこなのに全く引いてない。しかしこの入れ替わりは予告で想像ついちゃってるのがな…! そこは伏せとこうよ…! 名乗りに参加しちゃってる美咲さんは可愛かったです。何事も楽しめる子っぽい。最後にはテレビ越しの呼びかけも。ああ、これは嬉しいなサヤ。ホント報われてるよな…!


第15話「恐怖のしゃっくり」

 乗馬倶楽部のお仕事お休みの日。お休みとかあるのか。馬の世話があるからホントの休日とかはなさそうだけど、あれで毎日それなりの仕事あったんだな…。で、休めるというところで実は引っ越しの手伝いがあったというハヤテ。このタイミングだと言い辛いですね。ハヤテのああいう顔はちょっと笑える。
 まあ仕方ないということで向かうみんなですが、ヒカルはさぼり。いきなり風邪気味と言われて欠片も疑わないんだなーリョウマ。そういう発想すらなさそう。「今流行ってる悪い風邪じゃないのか」とか言ってるので心配が先に立ってるんですね。いい奴。
 で、今回の敵さんです。「深く眠りしもの」で「古代遺跡の出土品」か。なかなかそれっぽいな、と思ったけどこれのために出土品が狙われるのは怖いな! と思ったけど木やカメラみたいに壊されたり枯らされそうになったりすることもなくて良かったです。キセルあてたら×の煙が出るとか便利だな。一個一個やるの大変そうだけど。ここでテレビでやってたものに目をつけますが、こういう眼力宛てにしての仕事なのかなー。ホントに全部調べてられないですよね。実際はバルバンの残した爆弾だったのでそもそも大外れだけども…!
 爆弾見つけた博士のところに向かって、名乗ってる間に逃げられてるのに笑った。そうだよね、そりゃ逃げるよね。この、逃げてる最中に博士とぶつかってリョウマの持った風邪薬と入れ替わるというお約束。敵の方はほぼ自滅で去ってました。自分の頭に火が落ちてくるのは笑った。ぽかんとしてるリョウマたちもいいな。
 ハヤテたちの方はこの頃、出動しようとしたところで部屋に閉じ込められるという。室内なのに中から空かないのかあれ。大量の鍵束に入っちゃってるのも笑った。しかも結局最後の一本まで空かなかったのか…! さすがに待ってられなかったハヤテたちは壁突き破ってました。ドア壊される方がまだ良かったような。

 それより今回はまあ仮病使ってたヒカルのピンチ。リョウマが爆弾飲ませちゃう流れはこういうことか…。100回しゃっくりしたら爆発するとか、暴れたら爆発するとか怖いな! これ聞いて(貴重な出土品を)爆発させるわけには、で協力する博士はいいな、このノリ素晴らしいな。凧作りのために服脱いでるし、頑張ってる…ちゃんと頑張ってる…。
 バスから飛び降りるのは大変そうだったけど! ここで自分が言った台詞返されちゃってるのは良かった。「私はギンガマンじゃない!」もまあ当然の思いだけども! 敵で詰まってるバスに居るよりはまあね…。運転してる怪人さんが運転中なのでハンドルから手を離せないのも面白い。結局事故ったようです。ヒカルはぎりぎり間に合って無事。あとはまあ普通に戦闘ですね。愉快な敵でしたが、5人揃ったギンガマンにはまあ完敗です。頑張った博士は報われなかったなあ…! まあこれぐらいでくじけそうにはないですが。いいキャラでした。


第16話「心の故郷(ふるさと)」


第17話「本当の勇気」


第18話「謎の黒騎士」


第19話「復讐の騎士」


第20話「ひとりの戦い」


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