星獣戦隊ギンガマン感想(第1話〜第10話)


第1話「伝説の刃」

 おう、ファンタジー。ボックを見たときはどっかの教育番組かと思いました。
 地味な茶色系衣裳の中にひときわ目立つ5人組。戦士の衣裳、とか決まってるんでしょうか。
 兄さんと特訓中のリョウマくん。落ち込んでるのかと思った、ってサヤちゃん、そういうことはあんまり言うもんじゃないですよ。ホントは落ち込んでるかもしれないじゃないですか!
 そしてこのやり取りでヤンチャなヒカル、それをとがめるハヤテ、気弱なゴウキ、謙虚なリョウマの図が出来てますね。わかりやすい。

 リョウマは薬草取りに出て結界の外の少年と出会ってしまいます。ボックを後ろに隠して蹴り飛ばしてる辺りが面白い。一応ボックはやばいとわかってるんですねー。

 森の中では儀式中。剣、軽そう……。そして皆息が白くて寒そう。雪はこれ、自然のものですよね。
 ここで星獣と宇宙海賊、戦士の説明。子どもが割り込んできたり、随分軽い儀式なんですね。まぁ人も少ないしアットホームでいいのか。

 宇宙海賊バルバンはお約束通り復活。はしゃぎっぷりが面白い。海賊らしいっすね。このときは一斉攻撃でした。皆好き勝手暴れてます。ずっとこうなら良かったのに。
 戦士たちはその異変に気付き何と馬に乗って出発。ヒュウガは白馬です。なんでだろう。

 着いた山ではバルバン登場。因縁の対決の始まりー。まだ変身は出来ないのでそれぞれアースを使ってる辺りがいいですね。
 この対決にてヒュウガは裂けた地面に落下。映像にあんまり緊迫感がないんですが。ヒュウガは諦めムードなんですか?剣をリョウマにたくしそのまま飲み込まれてしまいます。
 怒ったリョウマ、雄叫びと共に物凄いアースを放ちます。お約束だなぁ。
 しかし5人揃っての「倒す!」、そしてその熱にやってきたブレス。熱い展開です。初めての変身も確りポーズつけてやってくれます。

 そして変身状態での戦闘。
 ピンクの攻撃は痛そうだけど体にあんまりダメージはないような気もします。

 今回は敵側退却。せっかく全員揃ってたのに。まあ顔見せだったということかな。

 最後、剣を合わせてかざすとことかかっこいいです。燃える!


第2話「星獣の再来」

 仲の悪いバルバン側。足の引っ張り合いが今後もあることが想像付きますね。魔獣ダイタニクスを復活させるための作戦開始です。先にギンガマンにしとけばいいものを。にしてもガソリンって……え、それでいいの。しかもガソリンでいいとしても車一台一台襲うって効率悪過ぎ。でもガソリンスタンドでは爆発起こしてました。

 銀河の森ではヒュウガの追悼。
 シュリンダの結界の破り方はかなりいいですね。上手いです。
 今考えると森を襲ったシュリンダのやり方は非常に良かったわけですね。封印によりエネルギーは得られませんでしたが彼らはバックアップ組織を失ったわけで。
 森がなくなっていく様子は音楽に合わさって切ない。「振り向くな!」とリョウマ。彼もこういうときは強かったです。

 一方町側。勇太くんとお父さん。お父さん情けない。
 敵側は2話目にして巨大化。今回の巨大化はバルバエキス。自らの命を縮める割には誰一人ためらったとこを見たことないです。どれくらい縮むんだろう。……一年?

 そして星獣が登場。星獣の言葉にて上に乗るリョウマ。安定悪そう……。
 ギンガレオン一匹で見事敵を倒しました。……ま、初登場だしね。
 勇太くんはあっさり受け入れたっぽい。子どもは柔軟だねぇ。

 森のあった場所へやってきた5人。やっぱり泣きます、ゴウキ。「ゴウキ!泣いたら蹴飛ばすぞ!」自分も泣きそうな顔で言うヒカル。このセリフ、好きですね。


第3話「大地の知恵」

 「ガソリンなんて間抜けなものを」あ、やっぱ駄目なんだガソリン。
 仲間割れ具合がいい感じ。よくあれでやっていけてたなこの海賊。
 リョウマたちの新しい家は晴彦さんが紹介。これがなかったらホントに行き場なかったんだよな、リョウマたち。シルバースター乗馬倶楽部。馬の置き場にも困りません。
 リョウマたちに文明の機器を紹介する勇太。でもちゃんと森で勉強してたみたいですね。なーんだつまんねぇ、と思ってたらかかってきた電話にびびって放り出すヒカル。あはは、まあそんなもんだろうね。

 バルバン側では熱集め。雪降ってますよ、積もってますよ。雪は自然のものですね。撮影ではこの雪に悩まされたとかいう話を聞きましたがそれを上手く利用してるのはいいですね。……でも第1話から雪は積もってたような。

 そして突然森へ帰ると言い出すゴウキ。あーこの映像ガオVSスーパーで見たなぁ。ゴウキは森への思いが一番強いっすね。

 ブレスへの呼びかけ。3話目で漸く司令官となる人物(人じゃないか)の登場です。
 あ〜この頃変身ポーズが微妙に違う〜。
 しかも星獣への呼びかけが一人一人行われている。今見ると何か豪華だ。

 敵を倒した後乗馬倶楽部へ。先ほど物凄い勢いで生えた木の中(あれは空間がどうかなってるのかなぁ?)にモークが。星の花を見せるサービス。
 「おれたちはもう振り向かない」


第4話「アースの心」

 今回はヒカル話。
 馬に石を飛ばす高校生にアースをぶつけるヒカル。ヒカルの気持ちもわかりますね。ってかこの高校生2人でそんなことやって何が楽しいんだか。馬に恨みでもあんのか。
 それを見咎めたハヤテがヒカルを追いかけます。それに対する反論「リョウマも星獣剣で薪割ってたぜ。それはいいのか!?」…リョウマ…。

 逃げ出したヒカルは手品をやってる人たちを発見。人が集まってない手品師さん、手品もつまらんがそれよりもうちょい明るい表情でやりましょうよ。
 ヒカルはここでアースを見世物に。ううん、こういう力があると見せびらかすのもわかるけど。でも呼び口上はあまり上手くないぞ。
 そして何が情けないってそれに便乗してしっかりお金貰ってる手品師さんですか。あ、ピエロが売り上げ渡してる。でも顔不満そうだぞ。見世物が楽しくて渡すんじゃないのか?

 バルバン側は電気集め。一家庭一家庭襲ってまた地道なことやってますよ。いちいち風船に放電していかなきゃならないもの大変ですが。せめて電線狙え。

 ヒカル側、結局ハヤテに怒られ喧嘩。仲直りしようとしたのにまた怒られ飛び出るヒカル。やり方がガキなんだよなぁ。でもハヤテもそこは理解してやらなきゃならないと思いますよ、お兄さん。

 パワーアップしたバルバン怪人のせいで停電が起こる町。「このままじゃパニックに」とリョウマたちはアース光を出し町は昼間の明るさに。……そっちの方がパニックじゃ。

 ヒカルは敵を一人で倒そうと奮闘中。電気を吸い取る相手に対して相性悪過ぎですね……。
 木がない場所だと居場所がわからないモーク。でもそれをヒントにハヤテが駆けつけます。木のない場所なんていくらでもあると思うんだけど……まあここはお約束。この後のハヤテのピンチ、モークの言葉、ヒカルの復活も含めてね。ちょいと強引な気もするがなー。要はアースに限界はないってことでしょうか。気持ち次第で?

 でも最後にはアースの使い過ぎで倒れるヒカル。
 おんぶして帰るハヤテは優しいですが説教癖を突っ込まれて投げ飛ばすのはちょいと大人気ない。


第5話「必殺の機刃」

 修行中の5人。リョウマは昔のヒュウガとの特訓風景を回想。この人ら、真剣使ってやってるんだろうか……。
 ヒュウガに剣を突きつけられたリョウマが泣きそうな顔してます。何でだ。「何だその情けない顔は」ヒュウガにも言われてますねぇ。

 バルバン側では今度は大暗黒剣なるものを作る作戦です。555の武器を集めるといいらしい。ヤートットが包丁集めてるの見てあれでもいいのかと思った。駄目だったみたいですが。
 そもそも銃も剣も一緒くたに溶かすと剣が誕生するというのもよくわからんなぁ。一緒に暗黒剣の柄を入れるとその力で、とかいうなら何となく納得しますが。

 武器専門家のサンバッシュの部下は星獣剣を奪います。一緒にリョウマもさらわれてますね。あれ、一体どういう仕組みなんだろう。まるで四次元ポケット。
 とらわれたリョウマは鎖でつながれてます。今の内に殺しておこうとかいう考えはないらしい。リョウマの汗はやっぱり熱いからなんでしょうか。熱そうだもんなぁ、あそこ。
 武器が5つ足りないということでサンバッシュに言われて星獣剣を溶かすことになる部下さん。武器マニアとしては譲りたくないみたいですが。ヤートットはやっぱりより上の奴の言うこと聞くんですね。今回ヤートットが可愛い。555を表すのに隣の奴の手を借りたりして。
 そこで星獣剣を奪い返したのはリョウマ。アースが使える奴を縛るだけで放置してるのはちょっと問題でしたね。

 星獣剣を取り返しほっとしているところを狙われるリョウマ。兄との回想シーンが再び蘇ります。「上手くいくたびにいちいち気を抜くんじゃない」「常に次の一手を考えろ」こういう状況で身にしみるお言葉。
 リョウマは仲間に呼びかけ何かを用意してもらってます。星獣剣の偽物であろうことは簡単に想像が付くのですが、受け渡しのシーンがなかったためはらはらしっぱなし。奪われたときは既に偽物になってたというオチでしたが。

 自在剣機刃も奪い返すギンガマン。相手方の性格も読んだ上手い作戦ですね。
 機刃は5種類変形が可能なようです。うわ〜面白い。欲しいなーこれ。
 ここでもまたヒュウガの回想。「戦士が自分に満足したらその瞬間に命はない」ヒュウガはいいこと言いますね。

 最後の手段で巨大化した敵でしたが、ギンガイオンの前にあっさり敗れました。何のために巨大化したんだか……。
 まだロボ戦には入りませんねぇ。
 ところで今日のリョウマ、何だか声が低いというか濁ってる感じでした。気のせいかなー?


第6話「星獣の危機」

 機刃の秘密について、知っていそうな星獣たちは黙ってます。危険だ、とのこと。誰がどう危険になるんでしょう。普通に強すぎる力とかそういう話かなぁ?
 今回の星獣は勇太と一緒にはしゃいでます。わー勇太が子どもっぽい。いいなぁ、こども1人のわがままをみんなで聞いて上げられるってのも。

 今回の敵側の作戦は地球を毒の星に変えること。ダイタニクスは毒で復活するみたいです。凄い生き物だなぁ。
 そしてサンバッシュの部下、食べたものを毒に変える男が出てきます。出てきた瞬間のシェリンダの嫌そうな顔が笑える。
 っていうか味方の前でばらまくなよ。

 毒を出すためにまずはお食事。レンガみたいなのをいちいち外して与えるヤートットは大変だ。足りない、との言葉にガードレールを壊し始めてました。何でもいいのか。
 そして毒の影響をもろにかぶる勇太。敵側は上手く毒が出なくて退散。勇太はそのままモークのもとに。毒だったらとりあえず病院、という考えはないんでしょうか。地上のもので何とかできるかもしれないに。
 しかしモークは毒を消し去る手段はないと絶望的な答え。勇太の前で言うなよ……。でも勇太は強いねぇ。みんながいるから大丈夫、とのこと。勇太の家には誰もいなかったみたいですが、電話でもかけたんでしょうか。

 毒におかされていく街。最初敵が毒を上手くまけなかったのも、ブクラテスの使った毒消しのせいだったみたいです。ちゃんと理由があるあたりがいいなぁ。
 そしてまた食べまくって頑張る怪人。広範囲に毒がまかれかなり酷い状況ですね。そこで出てきたのは星獣。命と引き換えに毒を消すと。
 勇太はそれを聞いて飛び出しますが、結局星獣たちは実行。毒は消えましたが、代わりに星獣たちは石に。
 悲しいシーンですが、ビルのど真ん中にあんなもんあったら邪魔だなぁ、と思いました。
 元に戻す方法はないのか、というとこで以下次回。


第7話「復活の時」

 眠ってる勇太。飛び起きたとこにパパがやってきます。パパはママと遊びに行ってたそうです。仕事じゃなかったのか……。っていうか息子一人置いてくのかー。息子がリョウマたちとのキャンプを言い出したのが先か、パパたちが遊びに行ったのが先か。

 バルバン側はせっかくだから星獣たちの死体を壊すことにしたみたいです。でも何か地道にハンマー使ってる……。もっといい方法はないのか。せめて爆弾とか。
 それを止めに来たリョウマたち。ちょうど勇太も通りかかります。しかし勇太、前回もそうだけどちょっと戦いに近づき過ぎ。危ないよ。
 ここで機刃にアースをこめたリョウマ。突然の大きな力に弾かれてます。機刃にアースをこめる、ってのは無意識にやったんでしょうか。これにより星の力を引き出すことが機刃の力だったみたいですねー。

 その力で星獣を復活させようとするリョウマたち。一歩間違えれば自分たちも危ない危険な賭けとのこと。まあやっちゃうだろうなぁ、こういう場合。ちゃっかりそのエネルギーを横取りしようとしてたバルバンたち。何かちゃちい機械だ。入りきるのか、あれ(と思ってしまう)。ですが、何と勇太に邪魔されます。すげー勇太。かっこいい。でもやっぱり危ない……。勇太ピンチに現われた星獣たち。見事復活。

 星獣から銀星獣へ。そして合体してギンガイオーへ。いきなりメカちっくになったのはびっくりしましたが、バックの歌はなかなか燃えるなー。
 ここで漸く初のロボ戦です。機刃はこのためにもあったんだねー。相当重要なアイテムだったんだなぁ。

 機刃をこっそり奪ってた怪人、実は凄いのかもしれない。


第8話「愛情の料理」

 食事の前にいなくなったヒカル。「ゴウキには悪いけどたまにはこういうのも食べたくなるよな」と店を巡ってます。ゴウキの料理に飽きたってことでしょうか。っていうかヒカルお金もってるのか。
 店に入る前にひったくりを見つけ追うヒカル。この辺の正義感はやっぱヒーロー。でもバック取り返した途端別のおばさんに攻撃受けました。何見てたんだおばさん。

 気を取り直してレストランに入ったヒカル。飯時だろうに客が全然いません。この店で一番美味いものを、とのヒカルの言葉に「ウチの店にまずいもんなんかあるはずないだろ」と出てきたおばさん。なるほど、接客態度に問題ありか。
 おばさんは先ほどヒカルを攻めたおばさん。罪滅ぼしなのかどうかヒカルに料理を作ってやりました。態度はやっぱり偉そうですが。
 ヒカルの方は食べた途端素直です。「ばあちゃんの作った料理より美味いの食ったの初めてだ」とか言ってます。ゴウキ……。
 「おれの仲間にも食べさせてやりたいな」とか言ってるあたり全然悪気がないのはわかりますが。ヒカルはこの辺の素直さがいいなー。

 バルバン側では船長に怒られてるサンバッシュ。最初は怒られてることにも気付いてませんが。
 今回の作戦は「美味い料理の匂いをかがせる」とのこと。でも毒の星で体調良くなるような生物に人間の食べる普通の料理が効くんでしょうか。思わぬところでブクラテスに指示されて「樽じじぃ、いや樽学者の先生よ」とかサンバッシュも結構調子がいい。っていうかサンバッシュ的には「樽」は別に悪口じゃないらしい。樽学者って樽を研究してる人みたいだ。
 部下が出撃して見送るサンバッシュ。後ろで船長ががしっと両手を合わせたのにびくっとして振り向いてるあたりが面白かった。

 漸くヒカルを見つけたゴウキと勇太。ヒカルは最近ろくなもの食ってないとか言ったそうです。ゴウキ怒ってますね〜。私なら泣くな。「たまにはいつもと違うものが食べたくなったからさ」ヒカルは精一杯フォローしてますが。
 ここへバルバン出現の知らせ。ヒカルとゴウキは飛び出して行きます。

 色んな料理を食い散らかしてまずいまずいと言ってる怪人。そんなに舌が肥えてちゃ食事とるのも大変そうだ。
 ろくなもの食えず力の出ない怪人はそのまま退散。しかしおばさんの持ってきた弁当に興味示してます。一旦は追い払われましたが。
 おばさんの方はヒカルがギンガマンであることに驚き。料理の指導も止めたみたいです。「いい若いもんがぶらぶらして」とか思ったから料理を仕込もうと思ってたんですね。このおばさん思い込み激しすぎるぞ。

 幼い頃母を亡くして、その面影をおばさんに見てるヒカル。仲間にからかわれてます。ハヤテの反応が一番酷い。普通にからかわれた方がマシだと思う。
 バルバン側ではおばさんの料理に目をつけた怪人がおばさんをさらってます。普通に引きずってますが、ダイタニクスのところまでってどうやっていけばいいんだろう。っていうか料理作らせてそれ運ぶだけじゃ駄目なのか。冷めるのか。それとも目の前で作られると思わず怪人さんが食ってしまうのかもしれない。

 ギンガマンVS怪人。満腹の怪人は強いです。ヒカルはおばさんに習った「包丁はタイミング」で勝負。千切りだのさいの目切りだの、全然切れてないんですが。
 ともかくまあこれで勝利。巨大化戦も普通にこなし、一件落着。

 今回のヒカルは何だか可愛かったなー。


第9話「秘密の子猫」

 ケーキを作ってるサヤ。「ギンガットの」らしいです。不思議そうな顔の男性陣に「ギンガットだって女の子なんだから甘いもの好きに決まってるでしょ」……大きさ考えるとあれで甘さ感じるのかどうか怪しいですが。っていうか普通のもの食べるの?ギンガット。とりあえずサヤは甘いもの大好きみたいですね。
 リョウマは「そうなのかボック?」。男性陣の戸惑いが面白い。

 その頃謎の隕石とともに(なって?)落ちてくるギンガット。子どもに拾われてしまいました。大きさの割に軽そうです。
 今度のバルバン側の作戦は女の子の拾った隕石を使ってダイタニクスを蘇らせること。「成功したらおれさまの手柄。失敗したら先生の責任ってことで」すげぇ。どこのガキ大将の言い分だ。でもさすがに学者先生の言うこととなれば一応信じられるみたいですね。

 狙われる女の子を助けに行くギンガマン。サヤと女の子のみ家に帰ってきました。家で襲われたのによく家で安心出来るな。
 みぃちゃんに対してサヤ「森で拾ったの?」女の子は慌てたように「違うよ」。あ〜ばれたら取り返されるとわかってるんですね。「お姉ちゃんの探してるギンガットによく似てるの」とサヤもさすがに私のものだから返せとは言いません。
 女の子の話によると母親が死んで父親が仕事で海外、唯一の友達みぃちゃんがいなくなって寂しかった、と。近くにおばさんがいてご飯作ってくれるらしいですが、いくら何でもその環境はどうなんでしょう。周りに家ないし。おばさんのところに住んじゃ駄目なのか。っていうか父親、海外へ一緒に連れていっちゃ駄目なのか?

 悪い奴らはお姉ちゃんの仲間がやっつける、と言っていたサヤですがサンバッシュは思い切り壁壊してやってきました。「ハロ〜可愛子ちゃん」「残念ながら悪い奴らってのはそう簡単にはやられないのさ」しっかり聞いてたみたいです、サンバッシュ。「逃がしゃしねぇぜベイビィ」……かっこいいな、あんた。

 一人でサンバッシュを相手にし苦戦するサヤ。暴れてるギンガットを見て女の子も「あなたやっぱりギンガットなのね」と諦め顔。さすがにこのままお姉ちゃんを死なすわけにはいかなかったんですね。飛び出してきました。勇気ある子です。

 ギンガットに力が戻り形勢逆転。他4人も駆けつけます。他の4人は怪人一匹に手こずり続けてました……。
 ロボ戦でもほとんどサヤの一人舞台。さすが今回の主役です。

 最後、女の子のもとへみぃちゃんが帰ってきました。傷だらけのヒカル。他の人たち全然手伝わなかったんでしょうか。「お前の友達、凄い人見知りすんだな」意外に大人です、ヒカル。
 ハヤテは「結構大変だったよな」とか調子良いです。そうだね、モークなら簡単に見つけられるんだよね……。
 しかし元々みぃちゃんは家出だったみたいですが、今回も家出せずにちゃんと居てくれるんでしょうか。


第10話「風の笛」

 笛を吹いているハヤテ。今日は勇太が来ています。ずっといるみたいだし日曜かな?
 「風の戦士は代々笛の名手なんだ」とヒカル。風の戦士は笛を習うこと、とか言われてるんでしょうか。よくわからない伝統です。

 そして今回の敵は騒音でダイタニクスを起こす作戦。特に何かしなくても都会は騒音でいっぱいですが、それをアップさせてる感じですか。リョウマたちかなりダメージ受けてるし生活してる人間もたまったもんじゃないでしょうね。
 それに対し笛の力で騒音を消すハヤテ。風の戦士の笛には「邪悪な音を消す力がある」らしいです。そこで吹き続けてるハヤテですが、戦闘の真っ只中で無防備に笛吹いてるんですから、もうちょっとみんなハヤテを守る形で動きましょうよ……。突然のナイフに笛は真っ二つにされてしまいました。
 シェリンダさんは自分が苛つくと出てくるようです。

 騒音に対する手段はやっぱり笛しかない、ということで新たな笛を作りに行くことに。笛の材料は本来ギンガの森にしかないんですが「風の木と性質が似ているんだ」という木を使うことにしたようです。……似てるって。いいのか、それで。
 ハヤテは「今日っていう日に笛を作るのも悪くない」と出て行きました。今日は本来ならハヤテと恋人ミハルとが結婚する日だったらしいです。恋人いたんだ……今までちらりともそんな様子出てきませんでしたが。

 リョウマとハヤテがその木のもとへ向かってます。ミハルさんの回想も入ってますね。リョウマとハヤテが戦ってるところにミハルがやってきてやられるハヤテ。「余所見すんな」「いってぇ」のやり取りが何だか可愛かった。いや、何かこの対等さが。
 その頃ゴウキたちは騒音出してる怪人のもとへ。「止めろ!止めろバルバン!」ゴウキ〜。リョウマとハヤテがいなけりゃちゃんとあんたが仕切るんだね!この後も「ヒカル、サヤ。ハヤテの笛は必ず響く。それまで持ちこたえるんだ」となかなか言います。でもこの3人、騒音続いてる間は攻撃出来ないならここに来る意味はあったのか……。

 ハヤテとリョウマのもとへはシェリンダが現れてます。シェリンダを避けるため作戦を立てる2人。離れ際、相変わらず頑固なことを言うハヤテに「何でミハルがお前を選んだのか不思議だよ」とリョウマ。ミハルさん、素敵な人なんだなと思わせます。でも「おれもそう思う」のハヤテはどうかと思います。もっと自信持てよ!

 ハヤテの何かの技(ふうあめいどうとか聞こえた)により笛の音があちこちから。しかしシェリンダには通じません。正しい笛の音のもとへ。そこにいたのはリョウマ。「さすがに最後に残った音まで偽物とは思わなかったようだな」なるほど。その間にハヤテが遠くに離れる作戦ですね。そういえば笛を作ったときさりげにリョウマも笛持ってましたね。失敗作?……っていうかリョウマも笛吹けたんだ……。

 ハヤテの笛により騒音の止んだ町。ゴウキたちも反撃開始。ハヤテの笛に対し「負けんな」とか言ってるサンバッシュが可愛い。「リーダー!おれがやる!」とかのやり取りとか、敵側のこういうつながりは好きです。

 笛が吹き終わったところへ漸くやってきたシェリンダ。怒り収まらずシェリンダVSハヤテ。ハヤテ、一旦は膝をついてたはずですが、さすがにちゃんと戦います。遅れてきたリョウマは2人の姿を見て咄嗟に木の陰に隠れました。……え、何で。っていうかその後もなに木の陰で見守ってるんだ?加勢しろよ!?

 まあ……今回の作戦は阻止できたみたいです。


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