獣拳戦隊ゲキレンジャー感想 (31話〜40話)


第31話「俺たちムニムニ!」

 今回は仲間なんてくだらないというバスケ少年のお話。何かなつめちゃんのときと似てますね。なつめちゃん怒ってますが、ここはその辺の経験から説得すべきじゃないかな。
 バスケ少年は怪人にも普通に向かっていってます。口だけじゃない辺り素晴らしいです。助けに来たゲキレンに対する態度はかなりあれですが。人質になったと思ったら何でトドメ刺さなかったのか怒り、自分が気を使われてたことに逆ギレ。この少年の思考がよくわからない。人質にされて恥ずかしかったんかな。1対1の勝負とか言った次の場面では隠れて見てるしなぁ。流れもさっぱりつかめません。
 あ、敵さんの方はリオたちが聖地へ行ったことに何か怒ってます。おれより強くなろうとはおこがましいとか何とか。え、焦ってんの? 強くなられちゃうと思ってんの? 思った以上に小物だなぁ、何か。ここでロンが出てきましたが、ロンにも何か完全に振りまわされてるし。逃げてるだけとはいえ、ロンすげぇ。適当に時間稼ぎして消えちゃいましたが。この人の目的は何なのかなぁ、ホント。

 少年の方ですが、ジャンに話しかけられて戸惑ってます。ジャンに言われると「放っといてくれよ」とかより先に「どういう意味?」になりますよね。ある意味うまい。思わず話を聞かせてしまう。
 ジャンの今回の言葉「ムニムニ」は仲間のことらしいです。レツ、ラン、ゴウのあとにケンが出てこなかったのでちょっとびっくりしました。ケン出てきてから言ったけど、え、忘れてた?
 このあとは敵の攻撃で閉じ込められ、さらに自分たちの力も9分の1になってしまうことに。意味わかってないジャンに対する「あいつはさっきより9倍強いってことだよ」との咄嗟の通訳にはちょっと感心しました。ツッコミ気質なのかな少年。
 とにかくまあ狙われてるってことでジャンと一緒に逃げる少年。今度はいきなり「どうせ助からないよ」ときました。何なんだ。この子の思考回路はどうなってるんだ。誰も悲しまないんだよ、とか結局そういうの気にしてたのか。単に素直になれないだけ? なつめちゃんとはちょっと違うかぁ。
 そして逃げてる最中に落ちそうになる少年。高っ。一体どこに居るんだ、彼ら。あれは地下? 深いなぁ。
 少年をジャンが助け、ジャンピンチにはケンが。ケン、生身でやられたと思ってたのに意外に普通にやってきましたね。
 再び敵との戦闘ですが、少年のアドバイスにより無事勝利。まあ力を合わせればどうとかいう話になるとは思ったけど2人で決着つけちゃうのか。1+1は2じゃないってことなんだろうけどさー。ゲキレンはいつもこう、その話の主役以外の扱いが…。
 あ、最後のロボ戦は一応みんなで戦いました。ムニムニ作戦とか言ってたけど、ロボ戦で普通に挟んで2対1されると何か違うこと思います。敵を挟むだけで凄い卑怯に感じちゃうなぁ。


第32話「ゾワンギゾワンゴ!集結、獣源郷」

 リオのやってきた獣源郷に師匠たちも勢揃い。ああ、みんなそれぞれフレーズがあるんだね。名乗りが燃える。全員が「○○の中に修行」を持ってて欲しかったなー。シャッキーンの中に修行って何だ。彼はやっぱお笑いだなぁ。
 そしてマクたちもまた獣源郷へ。早。ロンの足止めも意味なかったようです。ロンもびっくりしてますが。ってかロンは獣源郷の状況に突っ込んでるけど、どうやって見てるんだろう。何かわかるのかな。マクたちもしっかり名乗りやってくれてます。いいなぁ、これは。
 そしてジャンたちもロボで獣源郷へ。まあ一番早くて手っ取り早い乗り物なのかな。獣源郷はジャンの森近くだったのか。どうでもいいですが獣源郷が遠い、との言葉に「大丈夫。根性よ」とか言い出したランちゃんにはびっくりしました。この子も何かおかしいな。

 ジャンたち以外が揃ったところで獣源郷についての説明が。お互いで説明し合ってるのは何だか変な感じですが、まあ大体の流れのおさらいってとこですか。大体今まで出てきた情報通りですかね。問題はマクたちが封印された後、みたいですが。記憶を読まれてしまってるシャッキー。やっぱこういう位置か、彼は…。ああ、でもいいな。ケンセイのこの関係も燃える。この人らだけでエピソード見たいぐらいだ。
 とにかく神のもとへ付けばリオたちやジャンたちは力を手に入れられるってことですかね。ケンは結構いろいろ知ってたんだ…。期待されてたってことだよなーこれ。
 マクとケンセイが戦ってる間に神の元へ向かうリオ。こういうときの迷いのなさはホントに素晴らしい。目標が物凄くはっきりしてるからなーリオは。
 ジャンたちの方は師匠をおいていくのにちょっと躊躇いが。ケンセイたちの呼びかけはいいですね。「正義の心を持つ、お前たちの使命だ」声が揃うとやっぱり熱い。

 リオに追いついたジャンたち。空気が清らかでメレには居心地悪いっぽい。でも戦いになると4人がかりでメレに捕まるのかレツたちは…。
 それはともかく、ここで現れた敵によりいきなり何かに吸い込まれました。次回の舞台は…え、江戸?


第33話「フレフレガッチリ!カンフー忠臣蔵」

 異空間へ飛ばされたジャンたち。江戸時代のようです。今回は完全にランちゃん仕切りですね。ランちゃん歴史には詳しいんだろうか。そうか、ジャンは江戸すら知らないんだな。どう理解してるんだろう、この状況。
 町に入りいきなり敵と出くわすジャンたち。敵さん、ホントに行動早いな。飛ばされる時間に多少のずれとかあるんですかね。メレたちの馴染みよう凄かったし。
 とりあえず倒れた男の願いから忠臣蔵に関わっていくみんな。ランからのジャンへの解説が物凄い子ども向けで笑った。簡単に言えばそういうこと…でいいのかな。私もよく知らないけど。
 ジャンの「フレフレのガッチリ」はどういう意味だろう、とか思ったんですが「待った、そう簡単じゃないぞ」とか普通に話を続けたゴウは何かもう慣れてますね。現在吉良には化け物が乗り移っているため赤穂浪士じゃ勝てないと。この先の「吉良殿をその化け物からお救いください」にはちょっとびっくり。いや、そういう言い方されると吉良と何か関係あるのかと…!

 とりあえず化け物退治に向かうみんな。町人衣装が何か似合うなレツ。ここでメレたちも登場。そっくりさんと思って油断してたのでジャンたちに反応してびっくりしました。何やってんだメレ。それでいいのかメレ。
 記憶をなくしたリオに尽くし、いっそこのままでもいいとか思い始めてますよ。メレの幸せってホントにそこなんだなぁ。ここでロンが登場したのは笑いましたが。何かロンかっこいいな。
 ロンのおかげでリオの記憶は戻り、リオたちも吉良家の方へ。
 その頃ジャンたちは既に大暴れです。「ただのお侍さんは切っちゃ駄目よ」って、ならはなからそんな真正面から挑むことなかったんじゃ。ってか衣装揃えて刀持って、みんなも結構ノリノリですよね。途中からカンフー忠臣蔵になったのは良かったです。うん、その方がらしい。
 リオの方は相変わらず自分の目的一直線。でもわざわざジャンたちに説明してあげてる辺り優しいです。リオにとってジャンたちは何なのかなぁ。昔はホント相手にしてなかった感じだけど。
 リオが向かった先に大人しくついていくジャンたちも良かったです。

 敵が出てきて普通に共闘したジャンとリオに燃えてたら「ゲキレンジャーども。ソウジュウトウを奪い返すぞ」って、え、一緒にやるの! 思わずメレと一緒に突っ込んじゃいました。ここでいきなり普通に共闘か。リオにとってゲキレンは特に敵じゃないのかな…。
 5人揃ってロボ戦。そうか、江戸でもロボ出せるんですよね彼らは。自分たちの力だけでやってるのは強い。
 ロボ戦は無事勝利し、全員帰還です。獣源郷が燃えてますが…。負けたのか、師匠たち。


第34話「ゴワンゴワンのダインダイン!獣拳巨神、見参」

 予告でそんな気がしてましたが、師匠たちは岩にされちゃったんですね。こ、この雰囲気は怖い。7人のケンセイがあっさりやられるかぁ…。これは不闘の誓いのせいなんでしょうか。真っ向から戦って負けたなら何かこう、激獣拳と臨獣拳の差がはっきり出ちゃった感じなんだけど。
 この岩からは命の雫が搾り出されてます。ああ、この回りくどいじわじわ感が戦隊っぽい。絞りつくされ、ってのは怖いですね。とにかくその前に敵を倒すことに。いきなり変な空間に飛ばされましたが。敵を倒したと思ったら味方だった、とか厄介な感じです。
 その頃ケンは一人でラゲクと戦闘。リオたちは見守るだけだなぁ。まあどっちの味方でもないからそうなんだろうけど。ここでいきなりケンには誓いがあったとか何とか。 獣源郷での修行はしてたのね一応。すぐ飽きたみたいですが。ここで声をかけられたってことは期待はされつつも、まだ力を与える段階じゃなかったってことなのかなー。
 で、この師匠や、猫たちが言ってた言葉が「考えるな、感じろ」と。…この台詞聞くとギャグにしか見えないのは私が見てきたもののせいなんでしょうか。いや、好きなんだけどね、この台詞。ってか猫がこれを言うシーンも前に欲しかったなぁ。…あったっけ?

 「考えるな、感じろ」で敵の幻を打ち破るジャン。これはわかりやすい。ケンの方も何か力が漲って勝利です。何かうぃんうぃんなってる。何の力なんだろう。
 この結果、ソウジュウトウがケンの元へ。サイダインも出てきて乗り込むケン。これはケンのロボになるのか。何かいきなりパワーアップしたなケン。
 このロボでカタに勝利し、ケンマとも戦えるようになった、ってとこでしょうか。まだ30話半ばだけど、ケンマたち終わるのか? まあまだリオたちがいるけど。
 あ、リオたちも今回でパワーアップでしょうか。力が「激獣拳にも臨獣拳にも等しく振りそそぐ」とかの台詞あったし、こっちは和解の道かと思ってたけど。ロンがなー。これはロンにとって面白い展開みたいだけど、相変わらず何企んでるのかさっぱりだからなー。次回どうなるかな。


第35話「ギュオンギュオン!獣力開花」

 激臨の大乱を終わらせる、ということでマク出陣。ラゲクは置いてかれました。代わりにマクについてちょっと説明が。マクが裏切ったわけは猫にあったわけですね。彼が後継者を断り、マクにお鉢が回ってきたのが侮辱だと…。なるほどなぁ。ここでラゲクが「ダーリンの優しさが」とか言ってますが、ホントにマクが可哀想だから譲ったんでしょうか。それだったらマクが怒るのは無理もないですよね。ってか何で断ったんだ。こっちの説明はまた別であるのかな。強さを求めるマクは師匠を倒して自分が一番となる流派を作ったと。何だかちょっと真っ当にも思えてしまう。求めたのが邪悪な力だったのがまずいんでしょうが。自分を後継者に選ばなかった師匠を実力で倒したならなんか有りっぽい。それとも闇討ちとかだったのかな。
 ラゲクが臨獣拳にいったのもやっぱ猫に振られたのが原因? 何か彼がそもそもの元なんじゃ…。
 それはともかく、暴れだすマクとリンリンシー。飛びまわるリンリンシーが怖いです。子どもの頃キョンシー怖かったなぁ。何か思い出す。
 ビルも次々破壊され、凄い状況になってるのにちょっとびっくり。まあ一応現在の臨獣拳の頂点との最終決戦なわけだからこれぐらいなるのかもしれないけど。それより一番ゾワゾワが大きい方に向かってリオに辿り着いたジャン、ってのがあるからなー。マクとの対戦はパワーアップを感じるためのものでしかないなー。

 マクを置いてリオVSジャンかよ、とも思いましたが、リオはあっさり引きましたね。 いきなりジャンに「マクを倒せ」とか言い出してびっくりしました。自分が倒すんじゃなかったのか。ジャンに倒させる意味は何なんだろう。激臨の大乱を一旦終結させるためにはゲキレン側が倒さなきゃいけなかったんだろうか。
 「俺の相手に相応しい場所まで上がって来い」とか、ジャンをライバルとして認めたようですが、何でまた大乱起こそうとするんだ…?

 残り4人の方はマクに大苦戦。敵いそうにない、というところでジャンが来てほぼ圧勝。ええええー。どこでそんな力の差が、と思ったらどうやらみんな目覚めた力をまだきちんと解放できてなかったとかそんな感じみたいですね。全員パワーアップでまた一段、戦いのレベルが上がったみたいです。
 そして謎の存在ロン。ラゲクの前で正体を現しました。現してもよくわかりませんが。ここであっさりラゲクを倒したロンにびっくり。ホントに何者だお前。
 リオを育てて新しい獣拳を作らせるのが目的だったみたいですが、その目的も何のためかわからないんだよなー。臨獣拳に代わる新たな流派は幻獣拳。獣拳を統べるもの、とか言ってるし、獣拳を一つにするのが目的なのかな。ってことはやっぱり激獣拳は敵、に代わりはないのか?
 どうでもいいですが、リオってまだロンと顔合わせたことなかったんだっけ? リオの反応を一瞬不思議に思ってしまった。
 あ、ゲキレン側はロボ戦でも5人合体で凄かったです。何か両側に居るのがパーツみたいですが。ってかあれ乗ってるだけか。合体じゃないのか。
 「激獣拳は正義の拳法」「邪悪な力に負けるわけにはいかない」こういう台詞は好きですよ。幻獣拳もやっぱり邪悪な力ってことになるのかなぁ。リオに憎しみや嫉妬や怒りを叩き込んだんだからそうだよね。
 師匠たちも無事復活し、来週からまたちょっとお気楽路線でしょうか。復活早々くつろぎまくってる師匠たちは何か笑いました。


第36話「ムキュムキュ!怪盗三姉妹」

 今回は怪盗三姉妹なるものが登場。どういう風に絡んでくるのかと思えば普通に象の家のダイヤ盗みに来てました。どういう情報網なんだろう。
 鮫は象の家に引っ越すみたいですね。何でレツだけ引越しに借り出されてるのか知りませんが。象と鮫ならジャンとランだよなぁ。
 三姉妹さんは「〜アルよ」喋りで仮面といい、衣装といい悪乗り感満載ですが、まあ嫌いじゃないですこういうの。ポーズ決めるのとかいいね。武器の方向に倒れそうになったレツを思わず庇う女の子とかいい感じだ。こういうのがあるとちょっと嬉しい。
 で、今回その話の横であまり気付かれず一人動いてた敵さん。賄賂のためにダイヤを狙ってます。普通に泥棒や銀行強盗やったら捕まる、という想像してます。凄い一般人だな。何でリンリンシーになりたいんだ彼は。ってか賄賂って普通にお金なのね。メレたちってお金必要なんだろうか。まあ悪の組織のそういうのは正義の戦隊以上にわからなかったりしますけどね。

 ダイヤを盗みに入った敵さんを倒すレツ。アクションかっこいい、と思ったら三姉妹の末っ子もこれに惚れたみたいです。ってか象鮫含めて誰もこれが怪盗三姉妹だと気付かないのかよ! 師匠たちはダイヤにかこつけて遊んでてレツは何となく感ずいてるのかな、とか思ってたんだけど。違うのか。
 酔わされて普通にダイヤを奪われてる師匠たち。チェリーの足組み換え攻撃は笑いました。まあ見ちゃうわな、あれは。何か火を噴いてたのは単に酒の度数を確かめてたんだろうか。
 この後、やっぱり「こんなやり方美しくないアルよ」とレツを連れ出してダイヤを返す末っ子。まあそれは私もそう思う。でもこれ、レツに惚れたからですよね。理由それでいいじゃんか。
 レツの方は完全に酔ってて、言葉もちょっと舌足らず。あ、可愛いな。姉二人がやってきたときはどうなるかと思いましたが、酔拳できましたか。流れる動きはいいですね。なるほど、レツらしい。「ジャガー酔拳だ」と言ったときの顔はかっこ良かったです。真面目な顔よりこっちの方がいいな。
 眠ってしまっても戦ってるレツはもう、体に染み付いてるってことなんですかね。これで末っ子は益々惚れたようです。最後に酔いつぶれたレツにキスです。でも何かこれ…レツが全然知らないところで凄い一方的にやってる恋ですね。女の子も普通に去っちゃうのかー。もうちょっと何かあって欲しかったな。
 あ、今回の敵さんは一応ご褒美に力与えられてましたが、巨大化の末暴走してるケンに倒されました。ケンも何か物凄い張り切ってるのに、話の中心に居なくて寂しいな。 まあケンらしいっちゃらしいけど。


第37話「ギャンギャン!お見合い問答無用」

 ランのお母さん登場。「お母様」「何ですランさん、はしたない」このやり取りだけでどういう人か的確にわかるから凄い。ランにお見合いを勧めるお母さん。ランの言葉は聞く耳持ちません。ランもお母さんには逆らえない様子。ランちゃんんこれはちょっと意外だったなぁ。真面目な子ではあったけど。
 ランが見合いということで普通についていく男たち。ケンが特にランの結婚を嫌がってます。ランがゲキレン辞めたら男ばかりになるからと。なるほど。あのメンバーだとあんまむさくるしいってイメージないけどなー。
 見合い相手はまあエリートさんっぽいです。何でこっちの付き添いの人は居ないんだろう。見合い相手には「素直さと純粋さを求めます」と。はっきりしてていいんじゃないでしょうか。ってかランちゃんぴったり当てはまりそうなんですが。
 ランはその後、見合いを壊すためにブーブークッション使ったり目の前で鼻かんだり鼻毛出したり。大変です。ってかこれ全部ケンの指示? 鼻毛はどうやったんだろう。
 これで逆に男性から好かれることとなりました。うん、何かそんな気はした。
 作戦第二段として男ども突入。何かいろんな格好してるのは、これ、変装のつもりなんでしょうか。ほとんど会ってないお母さんにもばればれですが。変装じゃないと何の意味あるかわからないよなー。どうでもいいけどレツがウラタロスっぽい。あとジャンはあれ、どう考えても危ない人間にしか見えない。

 その頃リオたちは幻獣拳の説明とかいろいろ。全部ロンが仕切ってますねー。リオはほとんど聞いてるだけですが、どう思ってるんだろう。メレは進んで幻獣拳に入ったみたいですが、これもリオのためですよね。強ささえ得られればいいんだろうけど…ロンが何考えてるのかとか考えないんだろうか。何だかよくわからない内に幻獣王にされた感じのリオですが、命令は「臨獣拳の当主として命じよう」でした。まあそう簡単には乗らないかな。
 それにしてもメレの思いは凄いよなぁ。輪廻の苦しみを背負うらしいですが、どうでもいいようです。ってか輪廻の苦しみって何。あと「幻気」って何か音だけ聞いてると変な感じ。悪側が元気元気って。
 メレは最後にフェニックスになってましたが、何になるかってどうやって決まるんだろう。ロンは龍だよね。幻獣ってことだけど、13体って多いなー。あと何が出てくるんだろう。

 リオの命令により暴れだしてる敵さん。いつものようにジャンが感づいて出動です。ランは母にとめられちゃいましたが。「母より、宇崎家より大切なものがあるというのですか」「ランさんの幸せに通じる道がはっきり見えているのですよ」何かもうこういう人への説得方法って思いつかないなぁ私は。この言葉が通じる子だったんだよねランは。というかまあ猫との出会いでいろいろ考え始めちゃったんでしょうが。
 しかし陸上もそれなりに活発な子がやってるイメージだから、どうにも違和感はあるなぁ。陸上やめて拳法ってそんなにおかしなことにも感じない。
 とにかくまあ今のランは自分の道を進んでます。言葉で言っても仕方ないと思ったのか、変身して母を戦闘の場へ。ランちゃんもなかなかやります。「嫌です。母は行きません」とかお母さんも何かわかってるのかなぁ。現実見たくないだけじゃないのかこれ。見たら見たで割とすぐ心入れ替えたみたいですが。ランが何やってると思ったんだろう。
 ミキさんから「ランはウチのキャプテンなんですよ」の言葉が入りました。この人は最初から見守りモードですかね。母側の気持ちもわかるのかなやっぱ。
 しかしランがキャプテンってのはあんま実感することないね…。

 戦闘では根性のランちゃんに乗せられるように優位に立ってたみんなですが、ロボ戦では助っ人が来て敗北。さすがにいきなり敵さんやられることはなかったか。それにしてもこっちもゲキレンのことは軽く見てるみたいですね。まあ最初はその方が都合がいいか。
 メレは幻獣拳のこと気に入ったみたいです。気持ち良いのか…。
 あ、ランちゃんは無事お母さんに認められたみたいです。こういう切り替えが早い人はいいですね。


第38話「ビバビバ!もう一人のレツ」

 初っ端兄弟喧嘩から。すみに避けて残してたチャーシューをゴウが取ったと。小学生か。でも私もあれ、嫌いで避けてるのかと思った。紛らわしいよレツ。しかしどうも兄弟ってのがピンと来ないんだよなぁ、この二人。
 レツは好きなものは最後に残す派のようで。「途中で臨獣拳が出てきたらどうするんだ」とか言い出したゴウには笑いました。これも何だかガキっぽい理屈だ。
 あ、リオの方ですが、幻獣拳になる気はまだないようです。まあ静観の雰囲気だったよね。ってかロンの方もあれで信用されると思うのがよくわからない。メレが何も聞かずに突っ走ってるのでその気はなくもないのかと思ってたけど。ホントにただの暴走か。まあメレ的には強くなれるならいいんだろうけど。
 そのメレ、ゲキレン相手に腕試しな感じ。でもメレって元々ゲキレンより強かったよね? 圧倒されてもあまりピンと来ない。
 で、ホントに腕試しだけだったようで、敵さん引くと一緒に引いてしまいました。「危なかった」とかジャンに言わせちゃったよ。ホントゲキレンはまだまだだなぁ。
 敵さんはとりあえず自分に傷つけたレツにだけ仕返しはしていきました。こういうガキっぽさも何かいいな。

 何かされたレツを一応心配してるゴウですが、レツは反発。まあ喧嘩の延長にあるからかな。普段ならもうちょっと聞いた…よね? どうだろう。ゴウのレツに対する子供扱いもあれだからなー。
 そのレツは偽物に鏡の中に引きずり込まれました。偽物役は双子の役者さんが演じてます。ゲキレン始まる前から友人が期待してたのでこれは楽しい。ダイレンで知がやってたの見たときは、こんなのもう2度とやれないだろうと思ってたのになー。しかも今回の双子さんは役者ということで。声もこっちが当ててるのかな。何か声違うけど、作ってるだけかもしれないのでわかりません。ってかキャラの違いのせいで見分けが割と簡単ですね。顔も違うように見えるけどどうだろう。表情変わるとわかんないな。
 偽物レツの方は結構ワイルドでお調子者。声が出ないようですが、ジェスチャーでごまかしました。レツってあんなキャラだっけ、という疑問はないんだろうかみんな。鏡を見てるレツのツッコミが楽しい。「右手だけでなく左手も鍛えておるのじゃな」ってマジか猫。あ、偽レツの方も反転した服を着替えるぐらいの知恵は持ってましたね。こういう細かいとこに気付くのはいい。
 偽レツは「いつになく頼もしいじゃん」とまで言われてますが、これはレツ的にちょっと考えるところじゃないのか。いつもどう思われてるんだレツ。

 普通に変身してロボまで出す偽レツ。力や技も完全に一緒なんですかね。変身後の声はレツに聞こえるなー。単に表情にごまかされないからかな。
 いきなりジャンやランの動きを封じてサイダインの方に攻撃する偽レツ。この混乱具合はいいですね。レツを取り戻す方法も説明してくれますが、それはさすがに今からじゃ無理…かと思ったらゴウが居ました。普通に入れ替わりに気付いてました。おお。すげぇ。そうか、ちゃんと違和感あったのか。それだけ普通に気付いてると全く気付かなかった他メンバーはどうなんだろう。
 とにかくまあゴウも鏡の世界へ飛び込んで無事レツ救出。敵さんも撃破です。あ、普通にやられるんだ。星消えていいのかと思ったけど。大した問題じゃないのか。
 敵さん側も最後の将が出てきました。リオが驚いてたけど何だろう。


第39話「ウロウロ!帰らない子供たち」

 突然家出してきたなつめ。いきなりジャンの部屋に入って「こっからこっちが私のスペースね」とか言い出してジャンを追い出し勝手にベッド使って就寝。ジャンを一体何だと思ってるんだろう。怒ってるのか悲しんでるのかよくわからない感じのなつめちゃんでしたが、家出の原因はミキがなつめの好物を全部食べてしまったことと。それはミキが悪いな。…いや、好物だとわかってるのに残してない理由は正直わかんなくて。
 どうでもいいですが、ここお父さん居たんですね。何か母子家庭かと思ってた。イメージ的に。
 なつめの家出に関してはあまり気にしてない様子のミキさん。まあしっかりした子だしね。周りは「年頃の娘さんを持つ母親として」とか反応してますが、なつめって今いくつ…? 知らない人のとこ行ったわけじゃないし、ジャンのとこなら逆に安心できそうだけど。あ、ケンは妹が外泊するの嫌らしいです。こっちもこっちでそんな口出す年齢だっけ。

 で、ここで今回の事件。子どもを操る怪人です。親たちの絶望を集めるためか。これは効くな。絶望集めるためには皆殺しとかでも駄目だし、こういうやり方が一番いいのかな。
 どこかへ向かってる子どもたちを見つけてジャンたちが駆けつけました。「意外と早かったわね」とかメレが言ってますが、あれ結構目立つんじゃないか。昼間にぞろぞろ歩いてる子どもって。まあなつめ探しててたまたま見つけたわけですが。ミキの戦闘は凄いなぁ。そうだよな、この人も臨獣拳の使い手なんだよなー。
 怪人との戦闘では、操られた子どもに手が出せず苦戦するジャンとミキ。子どもの攻撃はさすがに大したダメージはなさそうですが、振り払うのも難しいのはきついですね。どうするのかと思えばミキがなつめを説得。なつめの好物使って「早く目を覚まさないとママが食べちゃうわよ」とか言い出しました。後ろで怪人も苦笑してます。なつめの表情も変化ないし、さすがにそれはどうなんだと思ってたら最後の一個のところでいきなり「ママ!」って、えええええー。そのまま抱き合う二人を見て子どもたちも正気に返りました。母って……凄いな……。

 この後、ロボ戦でもサイダインに乗って暴れるミキさん。「やっていいことと悪いことがあるのよ」「子どもを事件に巻き込むな」いや、何か子どもじゃなかったらいいのかって感じなんですが…うん、まあお母さんだからね…。しかしミキの必殺技叫びはあんまり迫力ないなー。
 結局これで決着。ミキさん、生身でも相当強いです。ロボってあれでも使えるんだ…。
 あ、リオさまの方は何か衝撃の事実が。幻獣拳に居た男がリオの兄弟子って…えええー?
 心がないってことなのでまあ何かあったんでしょうねぇ。
 今日のエンディングではジャンの歌が。こういう形でキャラソン紹介か。ジャンの歌は何からしくっていいですね。


第40話「頭、バカーン!衝撃の事実」

 初っ端迷子中のゴウ。何かと思ったらジャンと二人できのこ狩りだそうです。何でだ。他のみんな忙しかったんでしょうか。
 この森の中で幻獣拳の人と出会うジャン。相手の笛を聞きながら「それ聞いてるとわふわふな気持ちになる」って何かこれ、正気失って操られる展開みたいに見えた。ここにゴウがやってきてちょっと戦ったあとみんなの居る場面へ。ゴウは構えでダンのこと思い出したみたいです。構えで誰とかわかるもんなのか。かつての回想に入ったけど、こうしてみると弟子仲間の年齢差が結構凄いなぁ。ってか何年前の話? これは。ああいう格好してるミキさんはちょっと違和感がある。
 ゴウとリオはそういえば兄弟弟子の関係なんだよなぁ。どうもゲキレンはキャラの関係性とかすぐ忘れてしまう。何でだろ。
 それはそうと、ダンらしき男は巨大化して大暴れ中。何か凄い被害が出てます。何とか元サイズに戻ったところにリオさまが。「なあゲキレッド」とか普通に話しかけててびっくりしました。リオはダンとはちゃんと決着をつけられなかったようです。ああ、それで拘ってるのか。リオは強さを求めてるだけなんだよなぁ…。
 そしてここで衝撃の事実。ジャンはダンの息子、と。ああ、そうきたか。そう繋がるかー。リオとジャンの因縁もはっきりと出来ましたが、どうも年齢がわからないから変な感じ。死に際のダンさんがおれには息子が、と言ってた時点でジャン何歳? ってかジャンは何で森で育ったんだ? その辺も出てくるんだろうか。
 ジャンは何も知らないのに「私の息子がお前を倒すところが」とか言ってるのはどうなんだろう。ホントに見えてたのか。
 あとシャーフは全然気付いてなかったんですね。同じ虎なのに?

 リオさまはこの辺りで幻獣王となることを決めたようです。何でかよくわかりませんが。
 ジャンの方は父親発覚が何より重要な感じ。そうだなぁ、他のみんな家族のエピソードあったんだなぁ。「おれだけのぎゅぎゅーが欲しかったんだ」「父ちゃんなのか、父ちゃんなのかよ!」ジャンがホントに何か切ないです。その父ちゃんはひたすら攻撃しかけてくるし。でも何か手加減してませんかあれ。みんなも生身で止めにいってるし、どうなんだあれは。
 最後にもう幻獣王となったリオがもう1度現れて対決の図式がはっきりと。リオに対して最初に飛び出したのはゴウでした。ううん、変身アイテムだけど、この状況でゴング慣らして飛び出すのはちょっと笑えてしまう。
 あ、リオさまはグリフォンらしいです。グリフォンって何か微妙だな。王としては。いや、単なる私のイメージですが。
 リオの目的は鍛えたジャンと戦って勝つこと、に絞られたんですかね。そのジャンは次回何か危なそうですが。


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