獣拳戦隊ゲキレンジャー感想 (21話〜30話)


第21話「ビキビキビキビキ!カゲキに禍激気」

 早速リオとの対決に入ったゲキレンジャー。ぼろぼろにやられてます。まあそうだよな。結局大したこと出来てないしなぁ。ああ、リオさまジェリー拳とか使ってるよ。学んでるよ。あ、リオが戦う理由は「おれの選んだ道だから」らしいです。そういえばいまだに何があったのかわかりませんね。いや、何となくの雰囲気はわかるけどそういう道を選んだ理由が。
 あと臨獣拳側は何か町を襲ってました。「町を乗っ取るなんて卑怯だわ」とか言われてましたが、これに関しては卑怯とかそういう問題じゃないような。人質扱いでもないしなー。そういえば猫も縛られてますが、だからと言ってどうということもないようです。
 ってか猫、リオを挑発してるようにしか聞こえない。
 ジャンの方は倒れたまま考え込んでます。ある意味前回のケンセイとの戦いで一番何も得られてないジャン。「何のために戦うのか」が今ようやく繋がってきてるんですね。ジャンは本能ではわかってそうだけど言葉にならないのかなぁ。
 ぼこぼこにされるレツとランを見ての「レツとランが死んじまう」の言葉は何か怖かったです。何かちょっとリアルで。
 そしてついに戦う理由が言葉になったジャン。守るため。やっぱりそれですよね。「 強いものが弱いものいじめてどうすんだ。みんなを守らなくてどうすんだ」ジャンの素直で直接的な言葉はいいなと思います。

 ついにパワーアップしたジャン。衣装も変わりました。何かちょっとかっこいい。ブースターみたいなの付いてます。加速装置か。短時間なら空も飛べそうだ。
 これを見てレツとランも同じくカゲキが。スーパーゲキレンジャーらしいです。その単純さはいいな。
 ここでメレが「やれ」とか言ったから猫を殺せとかそういう意味かと思ってしまいました。リオの加勢しろってことかな。が、圧倒的パワーを得たゲキレンの前には結局簡単に倒されました。ああ挿入歌がスーパーゲキレンジャーとか言ってる。
 リオが負け、ケンセイたちは大はしゃぎ。メレ一人悲痛な感じなのが何か切ないですが。ロボ戦でもゲキレンジャーはパワーアップ。ゴリラたちは合体パーツじゃなくて本体としての登場か。他の象やらこうもりやらも出てきて豪華です。すげぇ。巨大ビースト大集合。
 ロボ戦も圧勝し、はしゃぎながら帰るゲキレン。これ、リオのこと忘れてるよな。あとでリオ自ら出てきましたが。「百虎の男に連なるもの」とかリオが言ってます。やっぱその辺繋がるのか。
 最後に捨て台詞を吐いて去るリオ。凄い頑張って大声出してる感じがする。ぼろぼろだもんなー。これではっきりリオVSゲキレンの形が出来たのかな。今までどうでも良さそうだったもんな。
 次週はちょっと気楽な感じっぽいです。


第22話「キュイキュイ!セレブとデート」

 気楽かなと思ったらそうでもなかった今日の話。初っ端からリオが荒れてます。メレが慰めようとしてるのか励まそうとしてるのかわかりませんが、メレの接し方は何か間違ってる気がする。
 ここでついに最後のケンマがリオに呼びかけてきました。「お前の骸はどこだ!」とか叫んじゃうリオ。余裕なくしてますねー。
 骸はすぐ見つかったものの、生き胆がないということで探すことに。ケンセイたちが生き胆抜いたらしいです。怖ぇ。でも何であのケンマだけ? 他2人は別に復活してもいいと思ってたんでしょうか。
 リオの方の「憎しみ、嫉妬だけでは足りんのだ!」という叫びは、一応他2人の教えも大切だったってことですかね。まだ足りない、と考えられるのはいいなぁと思います。リオはゲキレン倒せるなら臨獣拳とかどうでもいいらしいです。まあ元々強くなるための臨獣拳だしね。
 それはそうとその生き胆、元は鮫が保管してたそうですが津波のときになくしたと。話題振られた時点で逃げようとしてたり、ジャンたちの新しい力にはしゃいでたり相変わらず可愛いですね、この人は。
 しかし何でこの人に生き胆預けてたんだろう。他のみんなが嫌がったから押し付けられたんじゃないかと思いますが。シャッキーとか居場所もはっきりばれてたみたいだしなぁ。

 そしてその生き胆はある大金持ちのお嬢様が持ってました。世界最高のプレシャスとか書かれてる雑誌に何か笑った。お嬢様は生き胆自体はどうでも良さそうですが、代わりに何か喜ぶものをくれと。レツの絵やランのラーメンでは駄目だったようです。レツ、「わたしが芸術なんてわからない馬鹿な子だと思ってる。その気持ちが絵に出てるよ」とか言われてましたが本当なら酷いな。ランはいいとこいってるけどなー。何だかんだでジャンみたいなのは新鮮だったみたいだし。
 そのジャンも生き胆目当てだと改めて感じて機嫌損ねるお嬢様。そういえばお嬢様との繋ぎはすんなり行ってましたが、この組織の認知度とかどうなってるんだろうホント。こういうところが普通に話聞いてくれるレベルではあるのか。
 それにしてもジャンはカゲキがないとまだメレに負けるレベルなんだなぁ。生き胆とお嬢様をそれぞれ別に攫われてしまい慌てるジャン。「どっちにいけばいいんだ」って迷うなよ…! 割とすぐお嬢様の方には向かったみたいですが。直接的に危害を加えてくる敵は怖いなぁ。炎の上で吊られるって相当怖い。
 お嬢様を助けるために再びスーパーゲキレッドになったジャン。「アリス、お前がキュイキュイだ」キュイキュイ=大切って何か告白みたいだなぁと思いました。
 このあと漸くレツたちが駆けつけ、ロボ戦含めて勝利。あっちのバージョンでもパーツは付けられるのね。このあとのエンディングで紹介小さくて鮫が泣いてるのが笑えました。ホントいい扱いだ。
 戦闘自体は無事勝利したものの、ケンマは蘇ってしまいました。そしてゲキレン側では「ゲキレンジャーに新たな戦士を加えるときですね」ってええええええー!
 その展開は全く予想してなかった。最後に出てきた人でしょうか。うわぁ。
 あ、エンディングが映画になってる。楽しみには思うけどネタバレにもなるんだよなぁ、こういうの。


第23話「グレグレ!スケ番キャプテン」

 「浦島太郎ってのはこんな気分か」前回の謎の青年の一言。何年も封印されてたとかそんな感じでしょうか。最後にレツが「兄さん」とか呼びかけてたのでそう長いことでもないのか。ってかあれが兄さんか。リオにやられたんだっけ。あれどうだっけ。
 今回、ゲキレン側ではランがキャプテンに。今更キャプテンか。ランがキャプテンって…何か似合わないなぁ。かといってレツでもないし。ジャン…でもおかしいか。まあ消去法か。
 新メンバーに関してはみんな期待してる感じですね。この辺も素直でいい。みんな楽しそうだ。
 キャプテンになったランは張り切ってレツとジャンに授業とかやってます。頭使うのはランの役目じゃないと思いますが。ってかあの机と椅子どこから持ってきた。
 レツとジャンはうんざり気味で、敵の出現に喜んで出て行っちゃいました。レツはもうちょっと真面目に聞くかと思ったけど、やっぱ嫌なのか。そりゃプライベートな時間も欲しいよなー。あ、「キャプテンの言うこと聞かなきゃ駄目なんだからね!」は可愛かったです。

 今回はランが不良になってしまう話ということで、どうやってなるのかと思ったらツボを押されてって…えええー。しかもまたいつの時代かわからない不良です。何ていうか、それ自体にはツッコミなかったし、不良のイメージっていつまで経ってもああなのかなぁ。子どももそうなの? 正直この先暴れようがシリアスされようが笑いしかこみ上げてこないんだけどいいのかな。「おそらくもう元には戻るまい」って何気に怖い台詞だ。
 暴れるランをとめるときの、自分たちの力「正しいことに使わないでどうする」はいいですね。こういうこと直球で言えるのがジャンだ。
 結局出て行ったランを連れ戻したのはミキさんでした。かつて不良だったらしいで。えええええー……似合う。「ミキってば意外すぎ」とか言われてたけど正直それほど意外じゃなかった。でもランへの啖呵はどうかと思った。何か聞いてて恥ずかしい。こういう不良風味にあわせると言葉まで古くなっちゃうからなー。
 ミキに「心」という言葉をひたすら書かされて何かたまんなくなったらしいラン。みんなの下へ向かいます。ってかこれ記憶とかは一体どうなってるんだろう。
 「ピカピカのランが好きだ。大好きだ」「あたいは今猛烈に感動してる」……笑っていいよね、ここ。や、声揃えるジャンとレツとかは可愛いんだけど。
 結局ランは無事元に戻り、しっかりキャプテンとして戦います。「はーい。キャプテン」ってレツの方キャラ変わってないか。何かこう、こっちの方がマシだと気付いてキャプテンと認めた感じじゃないですか、いいんだけど。

 今回臨獣拳側では当主交代。まあリオは当主には別にこだわってなかったようだし、一応目的あって跪く感じみたいですが。憎しみ、嫉妬ときて最後は怒りかー。この力手に入れるのかね。入れないとゲキレンに並べないわけですが。
 臨獣拳側にも人間体の新キャラが来てびっくりしました。誰だ。何なんだ。
 次回はゲキレン側に来た兄の話かな。狼になってるのは何なんだろうねー。あ、そういえば途中狼姿の兄にいきなり喧嘩吹っかけたあと「誰だ」とか言うレツには笑いました。あれも敵だと思ったんだろうけど、それはないだろう。


第24話「ガルガル!なんてこった、弟が!?」

 お兄さんが死んだというか行方不明になったのっていつなんでしょうか。「誰だお前は」とか言い出した兄さんに最初は記憶がないのかな、と思い、名乗ったあとは現実を認めたくないのかな、と思ったら普通に目の前のレツが弟であることに気付いてなかったみたいです。何年経ったかとか全然わかってなかったんですね。まさか10年以上経ってるとは思わなかったのか。「参ったぜ」はこの人の口癖でしょうか。
 とりあえずスクラッチに連れてきたらしいゲキレン。ああ、服も用意してもらったんでしょうか。ミキとは普通に知り合いみたいですね。「ミキは綺麗になった」ああ、こういうこと言う人なんだ。ミキの場合10年若返らせた方が綺麗なんじゃないかとちょっと思っちゃいましたが。ってかミキ、思い切り流したな。
 10年前の回想で何があったか伝えられましたが…まあ本人もよくわかってないようで。リオも何か老けてない気がします。でもちょっとガキっぽいな雰囲気が。
 お兄さんの使った技はかつてケンセイたちが使った技に近いんですかね。ケンセイたちはそれを使って「人の姿を失い不老という報いを受けた」ということですか。ああ、技としての獣変化なら何となくわかるなぁ。「無茶と無謀はおれの戦術。幸運はおれの得意技」これの前のリオに対する洒落が必要、という台詞でも思いましたが、こういうこと言うならもっと軽い感じのキャラが良かったなぁ。

 新しい仲間は兄さんか、と喜ぶレツたちですが兄さんの方はレツが激獣拳やってることの方が気になって仕方ないみたいです。レツを危険に晒したくないという思いからとはいえ発言が酷すぎるな。子ども時代のレツに対する言い方もそうですが、もうちょっと言葉選ぼうよ。何か言う前に過剰反応される感じ。小さい頃のレツが拳法っぽいことやってる場面がそうですが。「一体何の真似だ」っていや、普通に兄さんの真似だろ。今まで言ってなかったんだろうに、いきなり怒るなよ。
 とはいえまあ弟が心配な余りの発言ではありますかね。あと単なる弟離れできてない感じか。まあいきなり成長してるんだもんな。切り替えにくいよな。「ぼくはもう子どもじゃないんだ」とか言い出したレツにはいきなりパンチ。まあ言葉が上手くないキャラでもあるな。予想してたように受けて「ぼくはぼくの道を歩いてきた」と言い切るレツはちょっとかっこ良かったです。
 この後の戦いもしっかり一人で決めてくれるレツ。「レツの戦い自体が絵になってる」「あいつは獣拳で絵を描いてる」にはびっくりしましたが。え、そんな無理矢理繋げなくても。兄さんとの約束は守ってるってことなんでしょうが…そもそもレツが激獣拳にいったのって兄さんがやられたからじゃないのか。
 あ、今回の敵さんは新当主となったケンマの部下でした。あれがやられるのはメレ的にはいい気味だろうに、謎の男ロンから観察しろと言われてたからか「終わりじゃないでしょうね」「まさか、こんなもんじゃないでしょ」とか慌てるメレは面白かったです。ってかロンも何か面白いキャラだなぁ。彼は何なんでしょうね一体。

 戦いは無事勝利し、兄さんにも認められたレツ。次回予告で思い切り出てましたが、兄さん仲間になるみたいですね。おお紫。新鮮だ。これ、扱いとしては4人目なのかなー。一人だけ違うゲキみたいだし6人目的雰囲気だけど。トライアングルは崩せないよなー。


第25話「ヒネヒネ!俺だけの紫激気」

 やられてぼろぼろのゲキレン。それでも3人力を合わせれば勝てると張り切るレツたちですが「どうかな」とマスター。張り切ってるのにその言い方どうなんだ。
 ゴウが仲間になることを期待してるみんなですが、ゴウはならないと言い切りました。自称一匹狼。そういう系か…。昔のレツに対して普通に優しかったし、こういう考えの人とは思ってなかった。回想見てても、何だこのひねくれた男はと思ってたらジャンが「ヒネヒネ」の一言。あっはっは。ホントその通りだ。
 ゴウはそのまま何故か海へ。「おれの拳は汚れている」とか言ってボール拾うことすらしませんでした。凄い陶酔系だな。それに物怖じせず言葉発するなつめは素敵だ。いきなり砂投げつけるのどうかと思うけど。
 狼になってしまったゴウに逃げるみんな。そういえばこの発作みたいなのは今後どうなるんでしょうか。技の後遺症みたいな感じだよね。
 なつめちゃんの友達が一度逃げたあとなつめを呼びに帰ってるのがいいな、と思いました。「こういう人には慣れてるんだから」のなつめちゃんはホントに強い。ミキの子だなー。
 この後メレに襲われたりなつめを庇って逃げたりのゴウ。ゴウはなつめを助けたのは当然だと思ってて、それが正義だとは思ってなかったようです。この人の正義の定義って何なんだろう。何かこう、ゲキじゃなくてシゲキに目覚めちゃって、自分が正義じゃないとショック受けちゃって開き直った感じがする。それでいいんでしょうか。マスターも割と昔から直球にゴウに言ってやってるんですが、ゴウは理解してなかったと。実はあまり頭良くないのかもしれない。
 ところでゴウはなつめに対してミキの子か、と驚いてたけどこれは幼い頃のなつめを見たことあるんでしょうか。子ども居ることすら知らなかったんでしょうか。実際に何年居なかったんだゴウ。あとなつめから見るとゴウはおじさんらしいです。10年老けてないみたいだけど、それでもレツよりは年上に見えるよね。何歳だ。メレは「女の子」扱いみたいです。でもこの人自体のキャラがよくわからないからなー。
 それはともかく、いつの間にかしっかり作られてた変身アイテムにてゲキレンジャーとなったゴウ。名乗りとかビーストオンとかもっとしっかり叫んで欲しいなぁ。ってかゴング笑いました。何だそれ…!
 この人は何か見ててガオシルバー思い出します。狼だし。何かマスクも似てませんか。

 一方ゲキレン側。怪我した体で敵に向かってます。ゴウが仲間になってくれなかったことに対して「仲間になりたくなるようなぼくたちを見せてやろう」何て前向きなんだ。
 このあとの敵に対する至近距離バズーカは驚きました。すげぇ! 敵の体に直接バズーカなんて初めて見た。
 吹き飛んで今度は巨大化する敵さん。ランが集中攻撃受けてます。パーツ一個だけに攻撃とかいうやり方もありなんだなー。合体だからねぇ。あれってランにだけダメージいくのか。だったら普通の場合ジャンが受けるダメージがでかすぎる気もしますが。
 ランの合体が解けかけたところにゴウ登場。合体して中に入り「邪魔するぜ」の一言。ああ、いいなぁ。1話内で普通に仲間に入ったよ。うだうだしないのはスッキリしてていい。「レツ、ジャン、行くぞ」あ、ジャンの名前もちゃんと知ってるんだ。
 ジャン、レツ、ゴウの3人で敵撃破。ゴウの位置は交換パーツなのか。何か微妙だなぁ。ゴウは単独でロボ持ってても良かったような。あと足から何か投げて装着、もガオレン思い出しました。アルマジロだっけ。
 最後に「これからはキャプテンの言うことに」とか言ってるラン。何か今回はレツが完全に仕切ってた気がしますが、ちゃんとキャプテンやるんでしょうか。
 あと今回の臨獣拳側。自らの力でドリンキを手に入れたいリオさま。余計なこと言ったメレに怒ってます。教えを請うのと与えられるのじゃやっぱり違うかなー。リオは力のためなら何でもする感じだったからそれでもいいのかと思ってたよ。
 メレは普通に落ち込んでますね。「リオさまを怒らせちゃったじゃない」「怒らせた。それでいいんですよ」ロンの目的は普通にリオを強くすることなんでしょうか。このあとゲキレンやらゴウが強くなってることに対して叫ぶリオがドリンキを。まあつまりこの怒りが必要だったわけですよね。メレへの怒りで出てきたらどうしようかと思った。
 しかし次回は一体なんだろう…。


第26話「モヘモヘ!お悩み相談」

 ゲキレン4人で修行中。強いな兄貴。3対1じゃん。まあ3人の方もトライアングルは既に完璧。ゴウを追い詰めバズーカ突きつけるところまで。何かレツがそのままべらべら喋ってて、ああさすがに撃たないか、と思ってたらジャンは撃ちました。おい。
 で、それをあっさり相殺する兄貴。えええー。いいのかそれで。
 その後何かジャンはモヘモヘ言いながら飛び出して行きました。ジャン語は最初の頃は割とわかりやすかったんですが、最近はもう何が何やら。悩んでるらしいです。
 とりあえず獣拳のお悩み相談室にジャンが行って、追う他メンバー。「お主も行ってみたらどうかな」に普通に「うん」とか言ってるゴウに笑いました。何か慌てて言い訳しましたが。どういうキャラなんだゴウ。
 まあゴウも相談したいことがあったということで。自分の存在がトライアングルを崩してしまうと。それはそうだよなぁ。これまでずっと3人の協力プレイを磨いてきたわけだし。そしてゴウの結論は「あいつらの盾となりあいつらのトライアングルを守って戦う」でした。答え出てるじゃん。ホントに悩んでたのか。まあ聞いてもらってすっきりしたとか言ってるので自分で言葉にしたかっただけかな。正直ゴウの位置はそれでいいような気もするけど、まあやっぱりみんな一緒に、がゲキレンの答え。ちなみにジャンの悩みは並び順でした。えええー。これは気が抜けますね。何かもうこれ言われたら自分の悩みどうでもよくなりそうですね確かに。さすがジャン。
 というわけで「4人揃ってゲキレンジャー」という結論。必殺技のあとちゃんと並び順通りに入れ替わるゴウとランが良かったです。
 ロボ戦ではどうしてもゴウが外れてしまうけど、まあパーツとしての役割が…と思ってたらいきなり一人で獣拳合体。えええ、どうなってんのそれ。何だもう何でもありか。

 一方リオ側。普通にお悩み相談室に来てました。昔利用したことあったんだろうか。いきなり入ってきて入り口にもたれてポーズ取ってるリオさまにはちょっと笑いましたが。
 「答えろ。おれはマクを倒せるのか」え、ホントに普通に聞きにきたのか? と思ったらいきなり変身して戦いに。まあ自分の力を計りに来たってことですね。相変わらずケンセイの不闘の誓いってどの程度のことなのかわからないなぁ。圧勝して自信持ったらしいリオ。が、ゴリラさんはそれじゃ駄目だと。「自分で答えを決めてしまうのが君の悪い癖だ」「(ジャンたちは)答えを見つけようと必死に努力する」と。…答え見つけるためにゴリラさんたちのところに来て戦ったわけだよね? そして「ならどうすればマクを倒せる」とかリオさまって何か物凄い素直な人だと思うんだけどなぁ。強くなるためなら結構みんなの言葉に耳貸してるような。そしていろいろやって答え見つけようとしてるような。
 それはともかくゴリラさんからの「神」の言葉で獣拳の聖地に向かうことにしたリオ。もう獣拳でも何でもよくなってるのか。
 そして次回は……バエ!?


第27話「ベランベラン!燃えよ実況」

 「もう少し戦いの厳しさを教えてあげましょうか」ロンは一体何者なのかなぁ。いつ明かされるんだろう。何かそれなりにインパクトはある人なんですが。
 ロンが何か仕掛けて戦闘中のゴウが突然狼男に。そういえばそんなのもありましたね。敵さんは「仲間割れか。つまらん」で帰ってしまいました。それでいいのか。このあとこの人「ゲキレンジャーも恐れをなしたか仲間割れを始めました」とか言ってて笑いました。何だそれ。
 で、今回の主役とも言えるバエ。メレの元から吹き飛ばされて「早くメレの元に戻らないと」とか言ってたのにちょっとびっくりしました。バエはメレに捕らえられてるような状態かと。この後ようやくバエについての話が出ましたが、つまり彼はメレと戦って禁断の技まで使ったのにメレに捕らえられ、そのままメレごと滅ぼされてしまったというのに仲間内からは「巨大戦を求めてどこかへ行った」「臨獣拳に鞍替えした」と言われてたわけですね。可哀想! ってかホントバエに対するその扱いは何なんだみんな。バエがどうなったと思ってたんだ。あれ、でもみんなバエの姿見て誰だかわかったんだよな。じゃあ途中に何かあったのか。それとも彼らはそういうのわかるもんなのか。その割に彼の姿には誰も突っ込まなかったわけだしなぁ。何だろう。
 それはともかく、ゴウ。狼男になって暴走し、みんなを傷つけてしまったことで「何てこった」「参ったぜ」のお約束台詞。ゴウがショックを受けてるのを察してみんなゴウが必要だと言いに行きますが「こんな傷が何。こんなの今までの修行に比べたら大したことないわ」とかはどうなんだろう。そういう問題じゃないよね。別にゴウが暴れても私たちは大丈夫、とかじゃ駄目だよね。根本的な解決をしようよ…! あのままじゃまずいだろ普通に…!

 で、バエはその辺が気になってゴウについてきてたと。バエもある意味一緒…バエの方はもう元には戻れないんでしょうか。何か前向きだからいいけど気の毒…。
 それはそうと再び暴れだしてるゴウとそれを止めるジャン。バエの「ゴウ、押し留まった!」で止まったのにびっくりしました。彼の実況にはちゃんと意味があったのか。「ゲキを言葉に変える技」と。いいなぁ。何かこういうキャラもいいなぁ。応援実況で頑張るゴウもいい感じ。
 で、ついにゴウが邪気に打ち勝ち元に戻りました。バエ、そこでダウン。バエはメレと共に蘇ったのでメレのリンキを長時間浴びないと滅んでしまうと。なるほどねぇ…。じゃあ早くメレの元に戻さないと、と思ったらバエの願いは「私に巨大戦を見せてください」と。お前ホントそれがあれば何でもいいんだな。
 ゴウたちは張り切って敵の元へいき巨大化戦へ。敵が居なくなるとバエ的にはつまらないことになるのかな、これ。
 最後の実況とばかり気合入れて喋るバエ。終わってからやっぱりダウン。「まさかお前、さっきは無理して」ってゴウ、あんまり状況わかってなかった?
 そしてバエが力尽きようとしたところで何とメレ登場!
 「勘違いするんじゃないわよ」「お前もリオさまの愛の一部」って、えええええー! まさかそんな普通に助けにくるなんて。一部とか言っちゃうなんて。何だ結局メレもバエが居ないと寂しいのか!?
 いやぁ、この展開はちょっとびっくりしました。メレ、バエのこと心配してここまで来たのかなぁ。
 あ、最後に新キャラ登場しました。OPで「帰ってきた男」とか書かれてた人でしょうか。ってかこの人が5人目? 何だか唐突だなぁ。誰なんだろう。


第28話「ビシビシピキーンで押忍!」

 OPが変わりましたね。ようやくゲキバイオレット追加…ってゲキチョッパーもか! 早! ロンも普通にレギュラー入りっぽいですねー。
 で、本編。
 5人目のゲキレンジャーということで。「まだいたんですか」のゴウにちょっと同意。いや、4人で終わりとも思ってなかったけど、こういきなり出てこられると。心の準備が。
 その5人目さん、初っ端からジャンが買おうとしてるメンチカツ奪っていきました。うわぁ、いきなりこうくるか。常識ない男だなぁ。しかもメンチカツは男の食い物だとかきましたか。ジャンのことはオコチャマ扱いです。何歳なんだろう彼は。
 で、今回の敵さんは普通のリンリンシー。でもカゲキバージョンにも対抗してるって普通に凄くないか。こんなのがまだ残ってたのか。ぞわぞわ感じたジャンよりもレツたちの方が早いんですね。彼らは何かやられ役だなぁ。ゴウの「待て」の迫力のなさはちょっとびっくりしました。
 戦いの方はトラックで乗り込んできた5人目のせいでうやむやに。5人目さんは人をトラックで追いかけまわした挙句ドアにぶつけて気絶させ平気な顔。おいおいおい。

 マスターが来てとりあえず5人目さん交えてお話。名前は久津ケンというらしいです。ひさつけん…。
 修行に出てたらしいですがなかなか帰ってこなかったようで。遊んでたんでしょうか。これで完全に不信モードになってしまったゲキレンたち。「いい加減で中途半端」って、あの台詞だけでそんな判断はちょっと可哀想だと思いましたが。ランの「自分勝手」はともかく。
 そしてゲキの実力に対しても「知らないし、知りたくもない」でした。性格があれなのは確かだけど相手を理解しようともしないのはどうなんだ。何でここまでばっさり切り捨てられてるのかわからないよ。前半でケンに嫌なイメージ持ったのにこの辺は庇いたくなるムードです。いくら何でも。
 で、みんなが出て行き、誰かに認めてもらわなきゃならない状況になったケン。どうするのかと思えばジャンに対しメンチカツ。そうくるか。下手に出て話をしようとするケンですが、ジャンは聞く耳持たず。えー。「ぐだぐだへれへれの奴嫌いだ」って、だからどの辺でそう判断したんだ。メンチカツのためにトラックで追いかけてくるのとかある意味凄い根性なんだけどな。そういう問題じゃないか。「修行もちゃんとやんない奴」ってのがゲキレンたちの評価の根底にあるんでしょうが、修行ちゃんとやってないって流れに見えなかったんだけどなぁ。
 そこへ出てきたケンくんの妹。「お願いです。兄の激獣拳を見るだけ見てください」いきなり頭下げました。ケンが止めてますが、まあそうだろうな。恥ずかしいだろこれ。もういいわ、とか言い出す気持ちがちょっとわかるよ、お兄さんあなたを止めたいだけだよ多分。
 あ、このあと妹さんがピンチになったとき出したケンの力を見てジャンはケンを認めたようです。…まあジャンは素直なのが取り得なんだろうけど…そうだよ、修行やってたかどうかなんて結果見て判断するもんだろうよ…。
 「おれたち仲間だ!」この手のひらの返し具合は何かなー。強いから、じゃなくてここで妹じゃない誰かを助けたとか、正義の気持ちがあるからとかそっちの方がわかりやすかったんだけどな。

 とりあえず認められたケン。ゲキチョッパーへの変身です。あれ、変身アイテムと武器が一緒になってるのかね。レツたちが3人がかりでてこずってた敵を普通に仕留めました。強。
 結局「あんな凄い力見せ付けられたら」「ゲキレンジャーと認めるしかないわね」というわけでレツたちも認めることに。……やっぱり重要なのって強さなわけ?
 あ、今回リオの方にはロンが行ってました。「私はあなたの影」か。ううん、まだわからないな彼については。
 聖地に入るにはソウジュウトウなるものが必要らしいです。「信じてみるのも一興」とか言ってるリオさまですが、それ以外に手がかりないからじゃないのか。入れるかどうかは試したんだろうか。
 そしてそのソウジュウトウはケンが持ってたはず…ということで繋がってきました。微妙な表情浮かべてるケン。次回予告で「売ってしまっていた」っておい、ケン…! こっちだろ、こっちを何とかするべきだろゲキレンジャーとしては!


第29話「グダグダヘレヘレ!ショッピング」

 今回何か変な演出がちょこちょこあったなー。嫌いじゃないけど。車の中の一般人の「ダチョウだ」にちょっと笑った。レツの「たかいたかーい」は何事かと思った。
 それにしても見る度に思うけどメレさまのキャラは一体どうなってるんだろう。可愛くむくれてるときと悪役演技のギャップが凄すぎる。どっちが本当のメレさまだ。リオさまの前でだけぶりっこ、とかならわかるんだけど最早誰も見てないときしか悪役演技してないような。
 ええと、今回の話はレツを連れて骨董品屋に向かうケンから。何でレツかと思ったら金目当てか。レツが金持ってるのは知ってるんだな。10万円で買い取られるんだなぁ。価値わかってるんだろうか。ってか骨董品か、あれ。
 骨董品屋のおばさんは10倍の値段でも売りを拒否。激獣拳使いは嘘つきだとか言ってます。因縁あるみたいです。まさか因縁の相手がマスター・リーだとは思いませんでしたが。リーさんに嘘をつかれたと。あんな若いときのことをずっと引きずってるのか。凄いな。結婚もしてないんだろうなぁ。リーさん、やっぱ責任取るべきじゃないのかこれは。
 連れてこられてリーさんが語った途端「あなたを疑ったりしてごめんなさい」とかなってびっくりだ。簡単すぎるよ、それでいいのか。リーさんも何か上手いこと言ってるようにしか見えない…。会った瞬間普通に「久しぶりだね」とか言ってお守り取り出すリーさんは凄いと思いました。もうちょっと驚かないのか。
 あ、ケンくんがおばあさんをリーさんのところに連れてったのは「女の子の涙は嬉し涙以外この世からなくす」という信念からだったらしいです。こういうキャラか。女の子には優しいのかな。売ったもの返して貰うという目的があるので素直に取っていいのかわかりませんが。ケンくんはいい笑顔してるなー。

 あ、今回の敵のダチョウは、何か攻撃受けるとその分強くなる奴でした。メインじゃなかったのでゲキレンも適当にてこずったあと全力で普通に撃破してましたが。あっさりだなぁ。戦いがメインになってないことが多いよね。
 ソウジュウトウを売ってたケンに対する「予想を裏切らねぇ奴だな」とのお兄さんのコメントがありましたが、ケンはやっぱりそういうキャラなんですねぇ。まあそれはそれでみんなが受け入れてるようで良かったです。そろそろ5人の共闘見れるかなー。


第30話「セイセイでドウドウの女」

 何かやられてるリオさま。「正直に白状せえ。わしに謀反を企んでいると!」企んでると言うまで攻撃止めそうにないですが、言ったら言ったで攻撃するんじゃないですかねこれ。彼はリオをどうしたいんだろう。まだ力で屈服させられると思ってるのかな。
 一方ゲキレンジャー。ソウジュウトウはケンが使うみたいですね。持ってろと言われて「その心は」とか聞き返すケンがいいです。何かノリが。こういう奴割と好きなだけにみんなに責められてるのがちょっと可哀想。ゲキレンはみんな真面目だからなー。
 そのケンは今日は妹の誕生日ということで抜け出していきました。恐竜やのカレーとか出てくるとは。今どうなってるんだろうあそこ。
 そしてそこへ出てくるメレさま。「姑息な真似は嫌いなのよ」とのことで正々堂々ケンとの一騎打ち。この人はホントにかっこいいなぁ。一番かっこいいよ。
 が、ソウジュウトウを奪える、というところでゴウの邪魔が。ゲキレン側がこうくるか。いや、タイマンのこと知らないわけだけどいつも当たり前のように5人がかりなことを思い出してしまうなぁ。
 ケンはタイマン受けた手前助太刀を断ってますね。この辺はちゃんと空気読むなみんな。メレの方は帰っちゃいましたが。これじゃタイマンにならないと思ったのかな。信用されてませんねゲキレン。

 ソウジュウトウを奪えなかったメレがロンにそそのかされてます。妹を人質にしろと。嫌がるメレさまに「他に方法があるのですか」とか言ってるんですが、いや、普通にもう1度戦えばいいんじゃない…? 別に負けてなかったんだし。
 結局ロンの言うことを聞いてしまったメレ。ロンの変身能力があればホントに誘拐しなくても良かったような気が。それともやっぱり見た目だけで演技は出来ないのかな論。すぐ見破られてたし。
 ロンからの伝言を一緒に聞いてたゴウ。一人で来いと言われてたのに「おれも一緒に行ってやるよ」ときました。「あいつらが約束守ると思ってるのか」だからってこっちが約束破ってどうするんだろう、と思ってたらケンがゴウ殴って気絶させることに。だよねぇ。一緒にこられたら普通に妹の命危ないもんなぁ。まあ一緒にって言っても相手にばれないように、なら正解だし実際そうしたみたいですが。
 メレと対峙し自分に不利な条件を出して何とか勝負に持ち込むケン。メレの性格はもっと揺さぶれそうだけど、ケンもそう深くメレを見てるわけじゃないのね。この後再びロンにそそのかされたメレに「お前、最低の卑怯もんだな」ときました。何でお前がこんなことを、じゃなくてやっぱりお前も臨獣拳か、みたいな扱いなのかね。このあとの泣きそうなメレといい、何か凄い可哀想。メレはメレでただただ愛する人のためにやってることなのになぁ。
 そしてここでメレさまにドリンキが。これは何。自分への怒りでしょうか。
 このままリオさまの檻を壊し、ソウジュウトウを渡すメレ。すげぇ。顔ゆがめて檻壊すメレさまが怖いよ。ソウジュウトウ、結局ケンは使わないままこっちのものになっちゃうんでしょうか。
 あ、今回も一応ケンにしか倒せない敵とか出てましたが相変わらずおまけ程度です。その回の主役以外はいつも通り時間稼ぎ。大変だなぁ。


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