第11話「虜 Desire」
金城グループと対立する男性と飲んでる莉杏。ホラー関係かと思ったら関係ないのか! よくわかんなかったけど、ホテルに誘われて「これっぽっちのダイヤで?」とか言ったってことでいいんだろうか。そういう女演じてるんだろうと思ってたから、通常運転らしくてちょっとびっくりした。流牙は怒ってます。「莉杏ってその男のこと好きなの」問いかけが物凄く子どもっぽい。ホント流牙はつかめないんだよなぁ、この辺。怒ってるのも子どもっぽい潔癖さってことでいいんだろうか…っていうかいくつなんだ流牙。
2人の言い争いに符礼が怒ってますが、そんな怒鳴んなくても、と思った。大した喧嘩じゃないよね、あれ。
でもこの言い争いで何かダイヤ返す気になったっぽい莉杏。ああいう言われ方したのが嫌だったのかな。しかしお相手のサムさんは莉杏よりも優先するものが。この招待状にホラーの気配感じたんでしょうか。あの追跡魚みたいなのは何をどこまで見れるんだ…。
問題のお店に乗り込んで啖呵切ってる莉杏ですが、これははたから見たらみっともない女にしか見えないわなぁ。金づる逃しそうで焦ってるようにしか。その辺わかってるのかな。わかっててなりふり構わず助けに来てるならいいけど。
あとサムさんの理想の女性が莉杏と全く別タイプだったのはどう解釈したらいいんだ…! 相手によって求めてる姿に変わるホラーってのはちょっといいな。これは一回ぐらい騙されてみたいタイプ。
そういえば最初にやってきたお客さん「家族も議員のバッジも」捨ててきたみたいなこと言ってましたが、血まみれなのってまさか返り血…? え、物理的に始末してきたの? 怖いな!
まあそれはそうと、このお店でいろいろ言われちゃった莉杏。いきなり寝てる流牙蹴りつけて「邪魔」とか言ってます。見事な八つ当たり。そして怒涛の自分語り。ホント流牙からしたらいきなりどうした、って感じですが、まあ一応喧嘩から繋がってはいるか。馬鹿にしてた奴らを見返したかったとか貧乏は最悪、弱い男は嫌い、とまあ何か…いろいろあったんでしょうね。
「わかってもらえなくていい」とか泣きそうになりながら言われるのは、ちょっと面倒くさい感じもありますが、この流れで普通に受け止めた流牙は凄いな。髪飾り取ったのは何かと思いましたが。ああ、あのサイコメトリーみたいなの。やる度に、そういえばそんな力あったっけ、と思う。「言葉はなくても思いを感じることが出来る」って、え、そういうものだったの。
「莉杏は嫌な女なんかじゃないよ」ここでいきなりその言葉とか。それまでの関係からすると逆にちょっとよそよそしさも感じなくもないですが。流牙だからなー。ちゃんと本心なんだろうなー。「家族っていいもんだね」前回のことといい、やっぱ家族への思い入れは強いですね。一応父を知らないとか母を失ってるとか今回言われてますが。こういう世界感だと家族が居ないってのがどの程度のものなんかちょっとピンと来ない。
この後、敵さんのところへ乗り込んだ流牙たち。莉杏の男装がかっこいい。相変わらず生身で暴れまくりますね、この人たちは。人間は全部眠らせていってるのか莉杏。いろいろ出来るなー。
ダイヤは弾丸になるんですね。あれが消耗品になるとか、そりゃ金は必要だわな…!
一方、その流れの中、まだ例の娘さんのことを気にしてる猛竜。普通に横に座って会話したあと、肩を叩いて去っていく楠神にびっくりです。ああ、普通に友達やってる…っていうか符礼に言われて旅に出るって何だ楠神…! え、しばらく出てこなかったりするんだろうか…。
猛竜の方は普通に娘さん口説いてました。何だこのマジ告白。だよね、これお互いにホントに好きってことでいいんだよね…?
びっくりしてたら流牙たちの方でも何か進展が。「私と赤ちゃん作らない?」って、ええー。そういう方向なの。どういうキャラなのホント。「いきなりか」流牙は何か凄く普通に返してるけど。そして「まだ莉杏のことよく知らないし」ってホント…ガキなんだか何なんだか…。余裕のある大人にも何も知らないガキにも見えて困る。とりあえずこの2人がそういう方向行くと思ってなかったのでホントびっくりした。この調子でいくのか、これから。
第12話「報 Trap」
世間はまだまだ流牙の事件で盛り上がってるようです。新情報何もなくてもひたすらインタビューやら何やらで稼いでる感じですかね、まあマスコミにはありがち。どうでもいいけど、このキャスターさん、ニュース読むときがやたら棒読みなのはわざとなのか。あれでいいのか。
流牙事件の特集雑誌なんかも出てるようです。単なるイケメン雑誌にしか見えないというか、実際それ目当てに買う人も居そうだな…絶対変なファンついてるよね流牙。
今回は前々から作ろうとしてる魔導ホラー見つけるアイテムのために、魔導ホラーを生け捕りにしなきゃならないという話が。別のアイテムは楠神が取ってきてるようです。それのために居なくなってたのね。
魔導ホラーはすでに目星を付けてるということで、潜入捜査してる莉杏。そうか、あのキャスターさんは、まだ彼らにとっては怪しいレベルだったのか…あの辺の流れ覚えてないな。
メイクさんとして潜入し、人間の魂をビンに入れたものを発見してる莉杏。間一髪でリベラには気付かれなかった…と思わせといて結局気付かれたんでしょうか。ニュース放送中、突然莉杏にインタビューとか始めるリベラ。「彼が逃げてることには何か理由があると思います」って、もうちょい無難な発言しとこうよ莉杏…! あまり突っ込まれなかったけど。そして「ありがとう、莉杏さん」と偽名使ってる莉杏の名前を正確に呼ぶリベラ。これは怖い。テレビ見てた仲間たちもこれに反応、猛竜は明らかに嬉しがっててびっくりです。「ビンゴ」って、ああそうか、見付かった、って展開なのかこれ。莉杏の不安そうな表情と、明らかに挑発してるリベラの映像見てたらそんな呑気に考えられなかったよ…!
実際この後、ぼこぼこにされてる莉杏。リアルに痛そう。「泣いて謝ったらどう?」って謝らせたいのかリベラ。とっとと食えばいいのに。痛めつけるのも好きなのか。気に食わないからホントに謝らせたいのか。
結局食おうとしたところで流牙登場です。戦闘のあと、落とした形見の銃で撃ちまくられる流牙。え? と思ってたらそのまま倒れて血流してます。え、ちょっと待って、どういう展開…! …ここで、これをカメラで撮ってる莉杏という。なるほどなぁ。猛竜はいつ来るのかと思ったらちゃっかり放送室に居た…! 莉杏が流牙を撃つシーンがしっかり放送されました。でも凶悪殺人犯撃ち殺しても正当防衛って言われるんじゃ。これの前の「正義は作るもの」発言辺り撮ってれば良かったのに、とか思ったけど、まあこの後の表情が酷いし、流牙を死んだことに出来ればとりあえずはいいのかな。リベラは結局逃走したようですしね。
追おうとした流牙に、慌てて猛竜が飛び出して「てめえは死んでろ」「あ、ああ」とかやりとりしてるのちょっと笑った。
しかし至近距離の銃弾を札で止められるとか凄いな。あそこまでピンポイントで動いてくれると…予想してたのかなぁ。
魔導ホラーの生け捕り、は別に体の一部でも良かったようで、切り取った舌でようやく探知装置完成です。本人が生きてれば生け捕りなんだろうか、あれ…。
これで地図上に浮かぶ魔導ホラーの居場所…うわぁ、わんさか居るな…! でも居場所がわかったなら、これから順番に潰せるんですかね。しかし流牙、死んだことになったなら、結局隠れなきゃならないのは一緒なのかな。
第13話「狩 Hunting」
何かOPに歌入った…! と思ったらEDも変わってる。今回から新たな展開って感じですかね。みんなとりあえず魔導ホラー始末に動いてます。初っ端ではねられる若者、後姿で猛竜かなと思ったらその通りだった、っていうか凄いことしてるな…! ホントに何であれ平気なの。いや、絶妙のタイミングで自ら飛んでる…ってことなのか。
この魔導ホラーは政治家? 楠神が戦ってますが、矢が刺さりまくってるのに全然平気な敵さん。意味ないな…! そして外見に反してすごいな、このおっさん! やられそうなところでしたが、何とか流牙が仕留めました。頭斬られて、その頭も武器にしてくるとか、怖いな、このホラー。
このあとは医者として働いてるらしき魔導ホラー。しかし政治家さんもこの医者も、発言が結構まともな普通の人って感じなんだよなぁ。前に出てたのにもそんなの居たけど。こういう中にホラーが潜んでるのか…。そしてやっぱり魔導ホラー倒すと変な音が出てダメージ受けてる流牙。斬る度にこれってきついな。ぼろぼろの流牙を心配してる猛竜ですが、猛竜の方が倒したんじゃ駄目なのか…? あれ、何かあったっけ。(※駄目でしたね、そういえば)。
楠神の方はそもそも倒せないということで。どれだけ早く正確でも威力なかったら意味ないよなぁと思ってたら実際そんなこと言ってた。元老院に行ってくるとか魔導ホラーについて調べてくる、とか言って旅立とうとしてたのは…実際言い訳というか逃げだったの…? 「臆病な奴ほど言い訳が多いな」と言われて言い返しもしなかったのにびっくりした。
流牙はこうすればいい、とか言って矢の束で敵を貫くようにしてますが…束でやればいけるってことなのか、これは。遠距離攻撃出来る特性なくなってるけど、まあどうせ接近戦やるならそれでいいのかなぁ。
ここで流牙たちのところへ人間の魂カプセルについて報告されてます。弔いの炎、とかやってますが、これは成仏させたってことでいいのかな。ホラーのエサとして保存されてるとか怖いな。
途中で挟まれた納期までに納品を、とかやってる人たちの言ってた品物が…この魂カプセル…仕事として処理されてるホントにただのエサ扱いがきつい…!
この後、この工場へ潜入してる流牙たちですが、流牙はその声全部聞き取れちゃうんですよね。余計きつい。このあとまあ全員に伝わりましたが。ああ、例の家族もこの中に…。叫ぶ猛竜を抑えつつ自分も泣いてる楠神。おお、めちゃくちゃ感情的になってる。さっき流牙がやろうとしたことを自分でやって同じこと言うとか。SG1が来る前に人々を逃がし、敵を倒そうということで戦闘開始。
今回はもうなりふり構わない楠神です、泥水(?)みたいなのがかかってぐちゃぐちゃになりながらカプセル守りつつ戦闘し、結局流牙に言われたように矢の束で貫いて、更に大切なプライドであろうバッジも踏みつけるとか…まあわかりやすいわかりやすい。最後はめっちゃ笑っててびっくりです。何かいろいろ吹っ切れたんだろうか。うん、その方が気持ち良くていい。
人間の魂カプセルは、全員が変身して弔いの炎をかけてます。あの炎は変身しないと出せないんだろか。滅多に見せない揃踏みをこういう形で見れるのもいいな。
第14話「腐 Hyena」
都市伝説になってる墓守さんが魔導ホラー。何やら不気味な雰囲気から始まりますが、何かその辺はあんまり関係ないな。
ハイエナとか呼ばれてるそのホラーは声が出せてませんが、莉杏が何かしたら喋れるように。これは呪いを解いたみたいな感じでいいんだろうか。「ありがてえ」「あんたはおれの救世主」とか言って、その後も「見逃してくれ」と来ました。こうくると何か戸惑いますね。人格ある相手から命乞いされると、正義側は弱いよなぁ。しかも人を食う以上見逃せないというところに「おれを人間に戻してくれ」とまでくるし。これは一応話は聞いてやらなきゃならない流れだよなぁ。そもそも謎が多過ぎるから嘘でも、とりあえず何を言い出すかは興味あるところ。
莉杏がいなくなってがらっと態度が変わった…ようであんまり変わってないな。いろいろ喋ってるのを莉杏たちが盗み聞きしながら話の真相確かめてます。SG1のデータベースにアクセスとかホント莉杏は便利キャラだな…いろいろ出来る。
ハイエナの言ってた人間時の正体は…女の人だったのかな? それも、奴らはデータいじれるとか言われると…そうかなって気もするよなぁ。流牙に差し出した牛乳(?)はやばいものでしたが、これも試してたとか何とか。流牙がさすがにそのまんま飲まなくて安心した。相手が弱そうというか、どうとでもなりそうだからこそ話に付き合ってやってる部分もあるのかな。
ゼドムの伝説だのホラーの種だの歌い手の話だの真偽の定かでない情報が続々と。ゼドム辺りは事実なのか。
とりあえず男の言葉に従ってどこかの家に向かう楠神と猛竜。「気を付けろ」と言った符礼の「おそらく何かあるはずだ」はちょっと拍子抜け。そりゃあるだろうよ…!
行った先で残留思念に遭遇したりホラーに襲われたり。まあここまでは予想の内なのかなぁ。しかしこのあとこの場所にこれを刺せ、みたいな指示にまで従っちゃうのはどうなんだ。取り返しのつかないことが起こる可能性あって怖いよ! 何か封印解くみたいな行動だと思ったけど、実際そうだったんだろうか、これは。飛び出たホラーに襲われてます。大して強くなかったみたいだけど。
流牙の方はこのタイミングで捕まるはめに。ああ、そういや予告であったな貼り付け状態。
「おれの相棒は魔導騎士をコレクションしててな」とかようやくはっきり正体見せた感じの男ですが、流牙に挑発し返され、人間に戻る方法があると言われて実行…。これは…まあ流牙よくやった、確かに口を封じられるべき男だなこれ、とは思うけど…人間に戻りたいって気持ちは事実だったってこと…なんだよな? 父親からホラーにさせられ、人間を食わなきゃ生きられなくなって最期はこれだと悲劇だなぁ。今まで倒してきたホラーたちも望んでそうなったわけじゃないのかな。
問答無用で倒すのが何だか微妙なことになるな、これ…!
第15話「謎 Hint」
今回は半総集編ですかね。今までのおさらい。陰我ホラーについても説明が。「邪心のある人間が陰我のあるオブジェに触れると」とりつかれるとか、そういう説明を1話でして欲しかった、なんで今になって! 夜にしか行動しないなんてのも陰我ホラーの特徴だったんですね。その辺知らないと魔導ホラーとの違いもよくわかんないよ。精々緑の炎に反応するかどうかの違いしか!
これらの回想をしながら流牙は何か石集めてます。何してるのかと思ったら母親の墓作ってたようです。行く先々で見晴らしのいい場所に作ってるとか凄いな…墓ってそういうもんなのか。
流牙の人生についてもちょっと触れられました。7歳から無人島で10年間修行…ええええ。教育的なものはちゃんと受けてたんだろうか。7歳の知識じゃないもんなぁ。修行終えたあと常識知らずで苦労したりしなかったのかな…。っていうか今何歳?
鎧についても「あなたは黄金騎士、牙狼なんだもの」とか言われてますが、これもまだよくわかんないな。「鎧に黄金を取り戻せるのだろうか」とか、そんな話だったのか。魔導ホラー切ったら、ダメージはあるけど鎧が黄金になるからそれはそれでいいと思ってるんだろうか。黄金になったらどうなんだろう…。
いろいろわからないことが整理され、新たな疑問もわいてきましたが、まあ今回は繋ぎ回ってことでいいのかな。墓は最後に莉杏が花を送ってます。銃向けたとき流牙が止めてましたが、壊されるとでも思ったんだろうか。反射行動だろうけど、莉杏がやることなんだからもうちょっと考えよう…!
第16話「友 Lost」
SG1が何かデモンストレーションやってます。今までの銃より強力な武器が開発されたようですが…一体何を相手にしてるつもりなんだ、これは。SG1って治安部隊じゃなかったのか。人間相手なら銃より強力な武器が出来たからって関係ないしなぁ。
ここに金城憲水が現れたので正体確かめようとしてる莉杏と哀空吏。普通に止められてますが。そりゃそうだ。何であんな目立つところで動くんだ。哀空吏は莉杏止めてた気がするけど、結局目立ってるしなー。
そして「彼女は問題ない」「私の知り合いだ」とか言い出した隊長さんにびっくり。…この2人の関係を忘れてた私にもびっくり…そういやそうだったな…。隊長さんの方はもう全部わかってますが。莉杏はどこまで知ってたっけ。莉杏としては友達がはっきりホラー関係でも仲間とわかって嬉しい…って展開だよね、これ。普通の人には言えないことを喋る莉杏に、イラつく隊長さん。莉杏もちょっと怪しいとは思ったんだろうか。魔導ホラー探知機を出したのは純粋に教えたいからなのか試したのか。「確かめたければ確かめろ」と言い切った隊長さんが強い。莉杏がこれで引いたので、ああ隊長さんの勝ちだなぁ、とか思ってたら昔の発言引っ張って来て、ついにこれは本格的におかしいと莉杏が思った…のかな。この辺の流れはどちらの動きにも共感しやすいな。咄嗟に探知機作動させ、燕邦が魔導ホラーであることがここではっきりしました。これはきついなぁ。なまじ、ホラーになる前、も知っちゃってるしね。っていうかやっぱ無理矢理ホラーにさせられ従わせられるって、普通に悲劇の人じゃないか魔導ホラー…。しかもそれなりの地位に居る強い人たちばかりが狙われてるんだよね。
魔導ホラーが生まれる過程とかいろいろ説明が入り、以前の展開から元に戻す方法が存在するかどうかすらわからないということがわかっており…これはきつい。それでも「燕邦は斬るしかない」と言い切る莉杏。今までやってきたこと考えたら、なぁ。これまで倒してきたホラーだって同じだったわけだし。これはこれですっきする。
ここで何か符礼の使ってる犬みたいなのを与えられる莉杏。砂かけてるのちょっと笑ってしまった。襲われないかはらはらしてたから。襲われるより嫌な気もするけど!
その後、金城憲水のところへ乗り込むみんな。猛竜と哀空吏は囮なんだろうけど、普通にピンチか、あれ? 斬り捨てるわけにいかないSG1って一番厄介ですよね。
莉杏の方は燕邦と戦闘。純粋に戦闘能力で負けてるのか、これ。途中で流牙が助けに来ますが、戦う燕邦を見ながら、過去のことを思い出し、今の姿を見てられなくなり、結局最後は「流牙、斬らないで!」でした。感情的になっていく流れも、斬っちゃったらそれこそ取り返しがつかなくなるから、ってのもわかるなぁ。「お願い、斬らないで」理屈も何もない涙の懇願にはどうしようもないですね! ああ、揺れる気持ちにいちいち共感してしまう。
流牙は「次は必ず斬るよ」とのことでしたが、さてどうなるのかな…。
符礼の方は秘書みたいなのと戦ってましたが、流牙が駆けつけたところでようやく動きを見せる憲水。「私を助けてくれ!」と来たよ。正直あの流れだと秘書に操られてるとか周りが勝手にやってて何も知らないとかもありなんじゃないかなーとか思ってたけど、あまりに誰もそれを疑わないので考えるようなことじゃないのかと…。すぐには信じない流牙ですが、魔導ホラー探知機には反応しませんでした。そして本当の黒幕は滔星だと…えええええー!? 何なの、これはそのまんま受け取っていい展開なの。もう何を信じていいのやら…!
滔星さんはマジで全く疑ってなかったので…凄く普通のいい人だったから…! ホントどうなんだ、これ…!
第17話「裏 Tousei」
前回明らかになった事実について、リベラがニュースを語る形で解説。あああ、ホントに滔星さん…そうだったのか…。燕邦と会ってたときの妙な演出も意味があったのか…。全部綺麗に繋がってるなぁ。そして滔星の狙いは流牙を魔導ホラーにすること、と。なるほど。強いものを手に入れる方法があるとなるとそうなるかな。追いつめられてる流牙を見ながら「心配するな、おれはお前の味方だ!」とか楽しそうに駆けつける様子はちょっといいな。思惑通りにことが運べば楽しいよね、そりゃ。
そして突然引いた尊士も、滔星の命令だったと…なるほどなぁ。しかし牙狼が完全な光を取り戻すために待つことにした、ってそのために結構な数の魔導ホラー犠牲になってるけど、それはいいのかな。一人強いのが居ればいいのかな。
「これが最後のプラントになりましょう」って失敗出来ない感がちょっとだけ怖い。いや、こっちに共感してもしょうがないんだけど。
前回憲水が全部ばらしたことで「もうおれも隠れる必要はなくなったな」と動き出す滔星。正直前回のあれだけなら、おれを信じてくれよとかすがりつけばまだ信じてくれそうな気はしたけど。まあその場しのぎにしかならないし、そろそろ動くつもりはあったのかな。
表に立つために邪魔者をどんどん始末していく滔星たち。流牙たちが走りますが誰ひとり間に合わず…あああ…。こういうとこがシビアだよなホント…。
最後には流牙たち5人が指名手配。全員正体完全に知られてるんだよなぁ。この展開になってまだ17話って怖いなちょっと!
第18話「闘 War」
ぼんやりOP見てたら突然映像乱れて音楽止まるとか何これ…! こういう演出もありなのか…面白いな。
本編では一番わかりやすく怒鳴ってる猛竜。猛竜はこういうときの感情の出し方がホント素直ですよね。しかし殺人犯にされた怒りかー。何かああいう仕事してる人たちなので感覚がよくわかんなくなる。流牙の方は救ってやれなかった、ってことの方に意識がいってるようです。ああ…ホント正義の人だよなぁ。まあ彼は指名手配は一度食らってるしな。
ここで羅号が帰ってきて滔星の居場所判明。乗り込むことに。指輪から符礼の指示を仰げとか言われてますが、まあ気絶してるしね。しかし確実に罠だろうからせめて誰か一人ぐらい残った方がいいんじゃ、と思ってしまった。戦力的には一人でも抜けると痛いんだろうけどさ。
そして乗り込んだ先に普通に居る滔星。ここで彼が魔導ホラーではないことが判明。うん、これも何で決めつけてるんだろう、ホラーじゃないと他の奴ホラーに出来ないんだろうか、とか思ってたけど…単なる思い込みだったのか。憲水が敵と信じてたこともそうだけど、ホラーや町のことがよくわからないせいで彼らと同じ思い込みが出来なくて戸惑う。しかしここでみんなをからかいまくる滔星がホント嫌な奴。凄い憎たらしさだな…! っていうかホントめちゃくちゃ理解されてますよね彼らのこと…。さすがに人間相手に斬るわけにはいかないんですね。難しいとこだなぁ、これは。
ここで呼ばれる燕邦さん。彼女も犠牲者なんですよね…。笑えと言われて笑う姿が怖い怖い。あああ、ホントに嫌な奴だなー滔星!
この後、滔星に引き連れられ遺跡にやってきたみんな。そういや遺跡がどうとか言ってたっけ。ここで戦闘開始です。何かゲームみたい。しかしただでさえ残り少ない魔導ホラーなのにそんな直接ぶつけあっちゃっていいのかな。残った彼らは負けるわけないと思ってたのかな。流牙さえ手に入れられればいいのか。
尊士VS流牙、となったのでリベラは哀空吏と、燕邦は猛竜と戦うことに。特に因縁はないのがちょっと寂しい。燕邦に対し「あんたとは戦いたくねえと思ってた」「あんたって可哀想じゃねえか」とか、ホント直球だよなぁ猛竜。素直というか何というか。けど「それでしかあんたを救えねえからな」で倒すことに躊躇いはないのかな。これを猛竜が言っちゃうのかー。すっきりするけど。
莉杏の方は滔星を追って謎の歌い手のところへたどり着きました。一度入ったあとリボンが巻き付いて連れ戻されるのがちょっと怖い。って結構近くで戦ってたんだな流牙…! これを助けようとして敵に背を向け、ついに捕まる流牙。滔星がやってきて大ピンチです。この態勢になるの待ってたのか…。しかしこっちもまた結構近くに居た猛竜が飛び出しました。え? え? と思ってる内に猛竜が伸ばした手を貫くプラント…! うわあ、こうきたか…!
マジで悔しがる滔星がやっぱり憎たらしくていい。猛竜は叫びつつ、プラントの埋まった自らの右手斬り落とし…ああああ…。そりゃこの状況だとそうするしかないし迷ってる間もないし、すぐさまそれが出来たのはかっこいいけど、うわあ…! まさか…まさかとか思ってる内の急展開だった…! 滔星の方は一発猛竜に殴り飛ばされてそのまま気絶とか、ホント普通の人間なんだなぁ…車で事故ってたのもやっぱマジだったのか。
「寝るわ」で倒れる猛竜。すぐさま治療しないとやばいんじゃ、と思いますがまだ戦闘は続いてます。燕邦は哀空吏の方に行っちゃって2対1。ピンチのところで今度は流牙が武器投げつけて救いましたが。戻ってくる武器が凄い、って今度は外に飛び出してビル内部に突き刺さってるよどういう展開だ!
莉杏と符礼もピンチの中、駆けつけた流牙は女2人に押さえつけられ尊士の武器に…目、貫かれた…? 鎧の上からだとダメージわかりにくいなと思ってたら、変身解けた流牙の両目から血が…! っていうかまだピンチ続いてるよね、とんでもない状況のまま以下次回…。
第19話「光 Hope」
さて、あのあとどうなったのかと思ったら…流牙と莉杏は捕まり、符礼は何とか逃げてきたようです。流牙、一応殺されてはないのか。「お前らは負けたんだ」とか言ってる滔星がやっぱり憎らしい。殺さなかったのはまだ利用価値があるからなのか、その方が面白いからなのか。「流牙は目を失った」と言われてますが、見る限り眼球に傷はないんですね。普通に目開いててびっくりした。前回の展開からすると潰れてるのかと…! まあ見えてはないようですが。SG1の独房に入れられ。そこで修行みたいなのしてます。結構広い。思う存分暴れられていいな。符礼が何かつけてたのは指輪だった様子。あの状況で会話できる相手は助かるなぁ。
魔導騎士になりたくて修行した過去とか思い返しつつ、諦めない流牙はここから脱出。監視が目を離した隙に隠れて誘き寄せるのは基本ですね。普通上に張り付いてるとは思わないんだろうな…そもそも死角が出来る独房もどうなのかと思うけど。
「ごめんね」一応謝るのが流牙らしい。監視の人も逃がしたら自分がまずいから慌ててるんだもんなぁ。流牙のことは世間の発表でしか知らないのかな。
猛竜たちの方では完全に絶望の流れ。笑ってもう終わりだとか言ってる猛竜に「それでも魔戒騎士か」の哀空吏。これに失った右手示されるのは…きつい…。流牙助けるための行為で、これで最後のプラント潰したんだから相当お手柄ではあるんだけど…この代償はなぁ…。
あ、滔星の方は莉杏残して何するのかと思えば「お母さんになるんだよ君は」「ゼドムの儀式を受けて」と…これはプラント生み出す道具にしようってことでいいのかな。「魔導ホラーの母になる」とか怖ぇ。まだそういう手段があったのか…。ちゃんと次を考えた上での生け捕りだったんですね。
脱走した流牙の方は目見えない割には頑張ってます。というか凄いな。音で結構状況わかるようです。でも階段に気付かず転がったりとか、妙にリアルな場面も。一般人を間違えて殴っちゃったのはきついな。「この体で戦えばもっと人を傷つける」ってのは絶望ですよね。これで「何もかもが無駄だった」と繋がっちゃうのはどうかと思いましたが。今まで魔導騎士として人々救ってきたんだろうになぁ。
「逃げ出すなら今だぞ」と言われた流牙ですが、過去の回想に加え、何か過去の自分の幻(?)見て、いろいろ思い出したようで再び立ち上がってます。まだ騎士の資格があるなら、ということで剣のもとへ。「あいつは馬鹿だ。だから絶対に諦めない」もう完全に嫌味も何もないよな哀空吏は。そして哀空吏と猛竜も剣のところへ。ただでさえダメージ残ってる体で全力で走って、まだ息切れしてる状態で喧嘩売ってるのはどうなんだろう。まだ流牙来てないんだから少し体休めた方が、と思ってしまった。普通に捕まってピンチになってたしね…!
そこで流牙の登場です。流牙も一体どこを走ってるんだって感じで走りまくってましたが、何とかたどり着きました。段々動きが良くなってたのは慣れたんだろうか。すでにぼろぼろな感じですが、猛竜たちが力ずくで道を開け、剣を手にすることに成功。かっこ良く名乗って牙狼であることを改めて認識し、認識させたって感じですかね。
ところで何かさりげに哀空吏の弓が壊されてませんか、大丈夫か。右手を失った猛竜に目を失った流牙に比べて特に何もないからなぁ哀空吏…と思ってたけど武器失ったんだろうかこれ。ホント…ぼろぼろだなみんな…。
最後に何か指輪と契約してる流牙。何かさらりとやったな! 契約が何なのかはよくわかりませんが。とりあえず「お前の一日分の命がおれさまのひと月分の命に」なるようです。あまり大したことないな…とかちょっと思ってしまった。これで引き換えに何を得るんだろう…?
第20話「母 Mother」
かつての、母が死んだことを知らされてる流牙のシーン。え、結構大きくなってから知ったんだな、とか思った。母が死んでから修行に出たのかと思ってた。10年間…修行終わったら母に会えると思ってたのかな…。
この後「おれはもう誰も信じない」と去って行った流牙ですが、何でそうなるのかよくわかんなかった…。初っ端で符礼嫌ってる感じがあったのは、あの修行のせいかと思ってたけど、それは違ったんだよな…あれ、何でああなっちゃったんだ…?
まあそれはそうと現在。基地に戻ってきた3人。そこに居たのは流牙の母、波奏でした。あの歌い手の少女ですね。正直流牙のこと知ってた時点でちょっとそんな気はしてた。いや、流牙って母以外の女性と関わってなさそうで。というわけで、この母からの言葉、符礼からの言葉と、ついでに滔星が莉杏に説明する形でかつての出来事が語られてますが…ほんっと、滔星の下種具合が凄い…。
尊士が魔戒騎士だったこともここでさらりと出てきました。哀空吏の「道理で強いわけだ」のコメントはちょっと笑ってしまった。反応するとこそこなのか。まさかそんな納得の仕方するとは思わなかった。ホント…こっちも普通のいい人だったんだよね…うっわぁ…。このとき一緒に居た仲間の一人の娘が莉杏と…。なるほどなぁ。こういう流れだったのか。語り終わったあとの符礼の「許せ、流牙」はちょっとわかんなかった。何を許すんだろう…母さん守れなかったこと? 波奏も波奏で戦う一族って感じだしなぁ。
しかしこのあと連れ去られた波奏は…10年ぐらいずっと魔導ホラー生み出し続けてたってことか…。生み出すごとに記憶が失われ子どもに戻ってたってことで…あれが最後のプラントってのは、単純な年齢的限界だったのかな。…若い莉杏使ってもすぐ枯渇しそうだな、なんか。
謝罪し、涙する波奏に「母さんのせいじゃないよ」と流牙。ああ、手がぼろぼろ…。プラント、手を貫くようにして出てきてるもんなぁ。しかし波奏が語ってる言葉は事実なんですよね…彼女がいなければ魔導ホラーによるこの町は出来上がらなかったわけで…きついな…。
猛竜たちも泣いてます。上を向いて涙こらえる哀空吏が子どもみたいでちょっと笑った。しかも強がるし。哀空吏は絆に反応したらしいですが。
一応魔導ホラーの中に牙狼の黄金を戻す波動を組み込んだのは母さんだったようです。だから母の思い出が浮かんでたのか…ああ、どんどん繋がっていく…。
そして語り終えたあと、流牙の目を戻す母さん。あれ結構あっさり治るんだな、まあ主人公の目が見えないままじゃきついから治るとは思ってたけど、出来るならもっと早く…と思ったら引き換えに視力失ってる母さん…! あああ、そうかああ。そうだよね、そりゃ何かしらの代償は要るよね。息子の顔焼き付けてから戻したってことかな…。
「傷ついた牙狼を修復するのが、彼女の定め」かー。役割としては燃えるけど。
目が戻り、再び戦いに向かう3人。莉杏がピンチですが、儀式って無理矢理起こせるもんなのかな。
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