第31話「禁断の果実のゆくえ」
飛び出していったオーバーロードが町で暴れ始めてます。何か火球飛ばしまくって大変なことになったな、と思ったけど地上に降りたら何か地味に暴れてる。人が少ないしいつもと大して変わらない状況に見えるな…! まあ戦ってる紘汰たちはピンチだけど。オーバーロードが完全な愉快犯なのにショック受けてる紘汰。紘汰も戒斗も割と一方的なので、今回は戒斗が正しかったって感じなのかなぁ。紘汰庇って戒斗が吹っ飛ばされてるんですが、そこには触れないのか紘汰。
崩れた瓦礫に阻まれてベルト拾えなくなる戒斗のもどかしさは何かいいな。ちょうどユグドラシルの連中が来たおかげで偶然助かりましたが。っていうかユグドラシル側の優先順位が紘汰を止める方って! あとで戒斗も言ってたけど、どうせなら上手く使えばいいのに…。あと湊さんたちにとって戒斗は味方側だったのにちょっとびっくりした。そういえばそういう流れだっけ…? 何かもう誰がどう手組んでたんだか!
どうでもいいけど何で今回戦極さんは変身してるんだ。変身してるから戦いに行くのかと思ったら普通に指示出すだけだし! 何かやってるのか、単に役者さんの都合なのか…。
そして瓦礫から抜け出たあと、普通に紘汰回収していった戒斗にびっくりです。戒斗、ホントに普通にいい奴…今一番真っ当に紘汰の味方だよな…。熱い。
ぼろぼろの紘汰は舞たちのところへ運ばれ、戒斗は再び戦いへ。紘汰が戒斗にお前もああなるつもりかとか言ってますが、ううん、紘汰が見てきたものだとそうなるのかなぁ。戒斗は完全に自分を弱者側に置いてるよな…紘汰に対して「強くなれ」とか、何かもう…もっと普通にわかりあって欲しい…!
あと戦いにはザックも付いてきましたが、彼は大丈夫なのかオーバーロード戦。強さが結構ばらっばらだよなぁ。
一方森の方ですが。
兄さんと王のところにDJさんが。いやホント、彼は何者なんだ。っていうか人間用の知恵の実って。それを一人の女のために王が使うつもりとか、そんな話だったのか…。とりあえずあれを手に入れればいいのか。
ここに案内されてくるシドとミッチですが、戦ってた相手がいきなり降参とか言い出した時点で怪しむのミッチだけなのか。シドが普通に笑顔になってびっくりした。彼も割と単純なんだな…。しかし知恵の実を一人占めしたいとはいえ、一人で向かうシドは自分の強さをどう思ってるんだ。オーバーロードに2人がかりならいけるかって感じだったのに…!
さすがにどう考えても罠だろうと思ったミッチは途中で止まってますが、いやぁ行かなくて良かったね…。兄さんが居るのはさすがに予想してないよなぁ。兄さん動けないせいで今回ほぼ驚き役。
そしてその兄さんの目の前でやられるシド。なんかエグい殺され方したな…!
誰の指図も受けない、とかホントにただトップに立ちたかっただけなのかなシドは。
第32話「最強の力!極アームズ!」
意外にオーバーロード相手に普通に戦ってるザック。敵の攻撃は上手く避けつつ遠距離攻撃とか、結構戦い慣れてる感じだなぁ。何か前回の台詞とかも、普通に真っ当にかっこいいんだけど彼の立ち位置的にはどうにも違和感が。彼は何をどこまで知ってるんだっけ…。
あ、敵の方は雑魚ライダーがちまちまやってたら鬱陶しくなって逃げたようです。爆発で吹き飛ばしたあとまだ立ってるのは何かちょっと笑ってしまった。爆風消えたら居なくなってるタイミングじゃないのかよ…! すぐ消えたけど。
森の方では、更にもう一人街の方へ向かってます。シドの帽子持ってったのはミッチに簡単に伝えるためなんだろうか。っていうか兄さんが帽子持ってる図が何か…。
ミッチはオーバーロードに普通についてってるのにもびっくりした。どんどんインベス集まってきてる図もシュールだな…。ミッチはこのとき何考えてんだろうなぁ。事態がどんどん大きくなってますが。
ユグドラシルが森の植物に占拠され、町にもインベスが溢れてます。うろついてるライダーがユグドラシルらしいって、伝わってんのか。通信遮断された状態は続くんですかね。戦極さんは…え、脱出したの? え? 何かよくわかんなかった。
ビートライダーたちは続々集合…ですかね。湊さんが小突き回されてる様子はさすがにちょっと可哀想だったので助けが入って良かった。
城乃内はもういろんな意味でキャラをどうしたいのかよくわかりませんが、うん、かっこ良いですよ。パティシエさんも意外にキャラ貫いてるよな…。
5ライダー集合、ですが兄さんやミッチや戦極さんたちが居ないとちょっと地味。突然戒斗が指示出してびっくりです。彼らが従うのに特に違和感はないけど、あの指示に結局意味あったのかがよくわからない。湊さんが何か感じたようなので、シーンとしてはそれが大事なだけかな…。
結局オーバーロードには敵わない感じのみんな。っていうかパワーアップしたのかあれは。
その頃、紘汰のところに現れてたのはDJさん。この人はホント何でもありだな。紘汰の傷直したようです。痛み除いただけかもしれないけど。おまけに片手一つで動き止めてるし、ホント何者なんだ。結局目的もよくわからない。ただの愉快犯でもなさそうだし、まあ便利キャラ。また紘汰にアイテム授けていってます。
今度は紘汰自身がオーバーロードになるという道を示してます。舞が反対してますが、まあホント何企んでるかわかんないキャラだからなぁ…。実際オーバーロードになれば世界を救えるなら紘汰としては選択せざるを得ない道のような気がしますが。そもそも言ってることがマジなのか、マジでもまだ言ってない何かがあるんじゃないかとか…そういう部分は触れるんだろうか、紘汰は何をどこまで考えてるかよくわからない。
ただ、最初にオーバーロードに接触しようとしたときと同じく、結局信じるしか道はないよなぁ。希望があるならすがってくれないと見てる方としてもな…!
あ、貰ったアイテムは最後にヒーローっぽく駆けつけて使用。前回あれが出来た時もびっくりしたけど、ホント常にベルト仕様だな。どうつけるのかと思ったら鍵っぽくて、ちょっと良かった。回すの好きだ。
で、変身形態は…何かいろんな果物大集合? ごてごて感がないと、ちょっと地味だと思っちゃうな…! 果物とか絵か、あれは。フルーツバスケットっていいな。
いろんなライダーの武器を使えるようです。それはそれで楽しいけど、あれはパワー自体も上がってるんだろうか。順番に使ってるだけだと、みんなで攻撃しても一緒の気がするな…!
まあでもこれで決着です。さて次回こそホントの大集合? それはちょっと楽しみ。
第33話「ビートライダーズ大集結!」
初っ端で各国の人たちが何か騒いでます。なるほど、世界規模の政府も絡んだ話だったんですね。いいな、このハッタリ感。3人しか居ないけど。戦極さんの位置もいいなぁ。ホント凄い男ではあるんだよな…。そのくせ妙に普通な感じがあるのが面白い。
とりあえず彼が暴露したことで世界中が今の事態を知ることになったようです。政府だの警察だの絡んでてマスコミはちゃんと抑えてなかったのか。ある意味一番大事なとこじゃないのか。
沢芽市は完全に取り残され、残ってる人たちも事態の把握が出来ない状態。テレビは映ってるようですが、沢芽市のことは全く出てない、と。こういう孤立空間で頑張る少年たちみたいな図は好きです。ホント少年だとさえ思えば…。っていうか沢芽市ってああいう作りしてたのか。閉鎖しやすいってのは実験向きだな…。
湊さんが普通に居たのにもびっくりしましたが、この事態で協力するのは不思議じゃないな。いや、紘汰からすれば湊は裏切ってたみたいですが。いまだにそれぞれの企みや理解度を全然把握出来てない。
っていうか湊さんが協力する理由が戒斗って。前回でびっくりしたけど、ホント完全に乗り換えた方向だよなこれ…。
戒斗は戒斗で随分前に立てた舞とのフラグを回収中にも見える。しっかり舞を立ち上がらせてやろうとする戒斗がホントにヒーローしてる。紘汰は、湊さんからも振られてたけど、戒斗が知恵の実つかむならOKなのかな。予告でもそれらしいこと言ってた気するけど。
紘汰の方は店で「味が薄い」とか言い出して、いや、ちょっと待て何だそのフラグ…という気になりましたが。何かちょっと前に見たぞその流れ…! 怖いな!
しかし店は普通にやってるわ、特にその間にインベスに遭遇もしないわじゃ、どうにも沢芽市の様子伝わってこないなぁ。地図見てマークつけてるから徹底的に殲滅活動やってるのかと思えば普通に放り出していくし、そこまで居ないのかインベス…?
ミッチの方は、オーバーロードと本格的に手を組む方向のようです。人間の支配を任せるとかびっくりした。ミッチと一緒に「人間を滅ぼす気はないんだ」とか思ったよ。ホントに普通に支配したいのか…。
これはミッチにとっては悪くない展開か、と思ったらその通りのこと言ってるし。そして真っ先に潰すのは紘汰です。どこまでも悪役で突っ走ってるなぁ。
まだ兄さんのロックシードで変身してますが、これをあっさり見破ってくるパティシエさん。声出せないから言い訳も出来ないし、これはそろそろ正体バレか…!? とわくわく…いや、どきどきしましたがまだお預けか…。ミッチ関連がどうなるのかはちょっと楽しみ。
あとパティシエさんはホントにそれだけ言いに来た出番で笑った。途中消えてるし!
新たな力の方で戦闘は普通に圧勝の紘汰。っていうか何で最初からあのモードにならないんだろう。しんどいのか、あれ。
第34話「王の力と王妃復活」
外に洗濯物も干せずに過ごしているらしいみんな。その割に何かのんびりしてる感じだなぁ。お姉さんはお姉さんで、外をうろつくインベスを見つつ「助けを呼んでくる」「お願いします」で外に出て、一体どういうことになってるのかいまいちわからない…。インベスは今まで家の中までは襲ってこない感じっぽかったのでいまいち危機感薄いのかな。そして救援物質的なのが見えるんだけど、あれはどこから届いた何なんだ。気のせいか。でもこのどこかのんびりした雰囲気の方が、パニックになってるより逆に変なリアリティある気はする。
ミッチの方もこの辺りで一旦基地へ戻ってます。ユグドラシルに潜入して調べてたとか言う言葉を、そっか、でさらっと流した紘汰にびっくりした。え、もっと突っ込むとこかと思ってた。あとミッチは、戒斗たちが何も言ってないか、言ってても自分の方が信頼される自信はあるんですかねやっぱ。湊には平気で本性見せたけどみんなの居るすぐそばであれはまずくないか。
湊さんは湊さんでよくわからない挑発してるし。単に言いたいこと言っただけか。ってか王を生み出したいって。王になる人物を見守りたい、ぐらいかと思ってた。だってそれ以上のこと特にやってないよね湊さん…。いや、戒斗の手助けする気は満々なんだろうけど。勝手に側について、私の手でこいつを王に…とか思ってるんだろうか。せめて戒斗側から頼りにしてる、って方向の気持ちがないとなんかな…。
紘汰の方は戒斗が王になるならまあいいかって方向。まあそれはわかる。もう大分戒斗のことは理解しただろうし、戒斗が割と普通にヒーローやってるからなぁ…。ザックもそうだけど、あっちだとまだ頼りないかな。ザックは今回も普通にかっこいい。
どうでもいいけど城乃内は自分の立ち位置に迷ってそう。一応は大活躍ですね今回。使うロックシード次第なんだよなホント…。
オーバーロード側はいきなり全世界に宣戦布告。世界中の言語も通信システム系も全部把握したようです。何か指で情報読み取ってるし、よくわからない生物は何でもありだな。
王は王妃のことしか興味ないので、王妃さえ復活させられるなら知恵の実なくてもいいようです。っていうか知恵の実まだ使ってない理由が死んでるから食べさせられないって。なんか笑ってしまった。知恵の実ってホントに普通に食べなきゃどうしようもないものなのか。
あと貴虎兄さん凄い普通に馴染んでるな。もう十分自分で動けそうだけど、特に離れる気ないのかな。ユグドラシルの中まで帰ってるのに。王は王で貴虎さんをどうしたいのか。何か話し相手が欲しかっただけにも見える。それならそれで可愛いけど。
あ、世界への宣戦布告の結果は沢芽市への一斉ミサイルでした。早っ。まあ何か世界の偉いさんたちが絡んでるっぽいシーンもあったし、既に準備はされてたんでしょうが。そのミサイルと止めたのは王。すげぇ。これを「見るがいい、我らが王の力を」とか言ってるオーバーロードもなんかいいな。ちょっと自慢っぽくて。
街自体は物凄いピンチでしたが、これで一旦は救われることに。街の方は今、王妃復活のためのエネルギー(?)に人が攫われてますが。そういやインベスは結局普通に沢芽市内に留まってるの。外行った方がいっぱい人居そうだけど。これから出て行くのかな。紘汰の姉ちゃんも攫われてます。タイミング的には止まるなよ紘汰、と思ってしまった。姉ちゃん追いかけてるところで子どもが襲われたならともかく…! あと相変わらず最強フォームへの変身が遅いのは何でだ…。何で雑魚に足止めされてるんだよいちいち…!
そして次回、ミッチの箱舟、かぁ…。
第35話「ミッチの箱舟」
ミサイルは消滅したわけではなくテレポテーションさせられてたんでしょうか。北米に落ちたらしいです、しかも長引かせるよりとっとと終わらせた方がいいかとか判断されて世界中にわさわさインベスが…ちょっ、今35話だよね? とか思ってしまった。大変なことになってるなー。いきなりの世界規模。っていうかこれって一体どのくらいの期間での出来事なんだろう。ニュースではしっかり、ミサイルがそもそも沢芽市に向けられたものだったことまで放送されてます。こんな中でも普通にニュースやってるのが凄いな。いつアナウンサーの後ろにインベスが出てくるかと思ってしまった。日本は沢芽市だけなんだろうかまだ…。
おれたちで何とかしないと、の紘汰に戒斗が反発してまた面倒なことになってますが、「奴らに捕まった人たち」が、ってのはそうですね、っていうかむしろあのシーンのあと呑気にたまり場に帰ってきてたのがびっくりだ…! いや、多分どこからも入れなくて作戦立て直しだ…みたいなのがあったんだろうけど…。あれは「人質として捕まってる」認識なわけ…? 少なくとも今すぐには殺されないだろうと思ってるからこそだよね、これ…。やっぱりわからないこののんびり具合…。
攫われた人たちはやっぱり王妃のためのエネルギー源に。一人ずつベッド用意されてるのがなんか優しいなと思ってしまった。
兄さんの方は「最早お前を捕えておく意味もない」で解放されてました。え、捕えられてたのあれ。何気に逃げようとして捕まったりとかあったんだろうか。しかしなんかもう解放されても困る惨状ですね。見える範囲はまだ結構平和だったけど、微妙に廃墟っぽい雰囲気醸し出してる場所も…。食糧は一応金を置いて持ってきてるのか、っていうか舞ちゃんが一人で普通に取りにいくのか…だからわからないんだ、彼らの危機感具合…! せめてライダー一人付けとけよ…! それでも行くべきじゃないと思うけど…!
あと姉さんが連れていかれた先に普通にチーム鎧武のメンバー居たのにびっくりです。そういや居なかったっけ、とか思ってしまった。仲間や家族のことほとんど触れなかったからなぁみんな…まあミッチもどうしてるんだろうぐらいの扱いだった気がするけど。ミッチは変身出来るからまだともかくなぁ…。
このチーム鎧武のメンバーはミッチが選別して助けてました。うわぁ…。っていうかもうばらしていい段階ってことなの。このあと舞のとこにも行ってます。状況がここまでひどくなったら舞さんも理解してくれるだろう、と思ったのかなぁ。あとスーツ着てるのはどういう心境でのことなんだろう…。後姿で一瞬兄さんかと思った。上に立つものはああいう格好しなきゃってことだろうか。
しかしエゴむき出しになった方が、ミッチの気持ちにはちょっと共感出来るなぁ。やり方ひどいけど。
舞は相変わらず紘汰側。「信じてるのは紘汰じゃない、希望だよ」か。…紘汰じゃないと言われるとホント何の形もないもの信じてるだけのような。紘汰なら何とかしてくれるって思ってるなら紘汰を信じてる、だよなぁ。姉さんが「きっと誰かが助けてくれる」って言ったときもなんかびっくりしたけど。姉さん的には言えなかっただけで一応紘汰想定してるんだろうかと一瞬思ったけど、いや、違うか…?
その紘汰ですが、正面突破しようとして戒斗に突っ込まれたり、ついにミッチのことを突っ込んだ湊に予想通りの反応示して呆れられてたり。顔見合わせてやれやれな感じの戒斗と湊はちょっといいな。しかし何言ってるんだ、みたいなこと言っといてミッチに会ったら一応そのこと突っ込むのか紘汰…。まさか「違うよな?」とか確認しようと思ったわけじゃないよな…?
ミッチへのこの当たり前のような信頼感は割と好き。実際ずっとそうだったしね。
が、ここでついにミッチが正体表しました。いきなり蹴りつけたのはさすがにびっくりした。「希望ってのは性質の悪い病気だ」とのことです。貴虎のドライバーで変身して貴虎のこと聞かれますが「死んだよ。あんたの病気がうつったせいでね!」の叫びは何か…何かきた。兄さんの死には…やっぱりいろいろ思うとこあるよね、っていうか紘汰をずっと尊敬してたのもホントだし、ホントこう、どこで狂ったんだっけ…最初から性格はあれだったけどさ…。
トドメ刺されそうになってようやく変身した紘汰。何でここで本名呼びだったんだろう。凄い違和感。あの場面で咄嗟に出る呼び名としてはなぁ…。決別とか叱るとか、そういう意図にも見えないし…昔はそう呼んでたんだろうか、いや、別にそこはどうでもいいか…。この辺りをずっと見てる兄さん。次回は割り込むようです。
第36話「兄弟の決着!斬月VS斬月・真!」
戦いの場に飛び込んできた貴虎。「止めろ光実!」が何か妙に精一杯怒鳴ってるように聞こえてしまった。「兄さん生きてたのか」から2人の関係を知る紘汰とか、一気にいろいろ情報把握してますが、もう一個一個触れるどころじゃないですね。「肝心なことは何もわかってないくせに」「あんたが居なくなったからだろ」紘汰に対する因縁は正直理解出来ない部分多かったんですが、兄さんへ本音で怒鳴るミッチは何かいいなぁ。こっちはホント、ずっと抑えてたものって感じで。ここに唐突に割り込んできていきなり敵にぼこぼこにされてる戒斗は正直最初笑っちゃいましたが…いや、ホント妙に場違いで…。
ミッチの正体を知っていつもの仲間たちもショック…というか怒ってますね。でもユグドラシル関係者だった部分についての怒りだときついなぁ。あの頃に知られててもこういう反応あったんだろうしな…。「おれたちの友達であるために嘘をついてた」とかその状況ちゃんとわかってる紘汰にびっくりしましたが。いや、それだけでもないし元々いろいろ企みはあったけど。
「悔しくないのか」には「悔しいさ!」と返してくれてほっとしました。何とも思わないわけはないわなさすがに…。
っていうかここでさりげに戒斗から緑の血が流れてるんですが…えええ。しかも戒斗しっかりそれを把握してますよね。今知ったのか、前から知ってたのか…。
とりあえずそこには触れずにいつも通り紘汰の甘さを指摘してます。「話しても駄目だった奴とお前は戦ったばかり」は痛いな。ミッチのことまで戒斗の言葉が正しかったけど、この辺どう受け止めるのかな紘汰…。
戒斗はこのあと一人で踊る舞に声かけて、なんか褒めて去って行きました。ホント普通にかっこいいな戒斗は…。この2人の関係はちょっといい、っていうか結局どことどこでフラグが立ってるんだこの辺。
鎧武バロン組はこの後、残ってる人たちを逃がし終えるところまではいったようです。沢芽市から逃がしても、もう世界規模で大変なことになってるみたいだけど…。
貴虎兄さんの方はいろいろ振り返って反省したんでしょうか。初期のあの人を思うと、そりゃあまあどう見ても正しい育て方には見えなかったな。しかし「いつも裏切られ利用されるばかりの兄を見ながら」ってホント前々からそうなんだな…そして自覚あるんだな兄さん…。初期の印象だとまさかそんな方向のキャラだとは思わなかったよ…!
家にまだ残ってたドライバーを手にミッチを止めに行く貴虎。止めるって倒すってことなのか。ミッチからはユグドラシルの後を継いでるようなもの「ただし今度は人類の半分が救われる」との言葉。これはホントにそうだよな…「褒めてくれたっていいぐらいだ」はちょっとくるなぁ…。やろうとしてることはあれだけど、今回のミッチはホント弟としての本音で、妙に子どもっぽくて確かに兄さんがやり方間違えなければ…って感じはしたな。本格的におかしくなったのは紘汰絡みの方だと思ったけど…。
そして「おれの犯してきた過ちの全て」とか「おれの影ばかり引き受けた」とか、弟思いの兄っぽい展開の中で弟全否定する兄さんは…ううん、この辺が兄さんの駄目さなのか。当たり前のようにトドメも刺せずにやられる兄さん。今度は水か。まあ崖から落ちて無事だったしな…。
「間に合ってくれよ!」の紘汰は、オーバーロードに邪魔されたのもあってこの時点で辿りつかず。紘汰の力についてはちょっと触れられてましたね。
そんなシリアスな展開の中、来週は一体何なんだ…。
第37話「バロン・サッカー対決夏の陣!」
駆けつける途中何者かに襲われてる紘汰。「オーバーロードじゃねぇ」「けど強ぇ」って新敵か。まあ今回は映画との連動企画ですね。オーバーロードじゃないとかわかるんだなぁ…どこで区別するんだろう…。
紘汰は今回これと戦ってるだけで話の主役は戒斗側。
紘汰との現在の差から「あいつはどんどん成長してるぜ」とかDJに言われてます。成長か…まあ強くなってはいるけど、貰ったロックシードでって感じだからなぁ…。しかもサガラがやってるし。こいつの目的はホント何なのか。
今回はいきなりクラック越しにヘルヘイムではない世界とか見せてます。「新沢芽市」って、えええ、どう判断したらいいんだ、とか思ってたら戒斗がその世界に飛ばされることに。サッカーやってます。いきなり吹っ飛んでる男は驚かれるだろうなーと思ったら普通にバロンメンバーでした。パラレルワールドかよ…! なるほど、映画に初瀬たちが出ることは聞いてたけど、こういう形で…。そして初瀬が言われないと初瀬とわからなかった。もう顔忘れてるな…。
オールライダーカップとか、とりあえずライダーが存在してて…それはサッカーやるための道具で…黄金の果実が商品で…もうどこまで真面目に考えればいいのやら。
戒斗は別世界だと理解したあとは記憶なくした振りして仲間に聞き込み。状況把握して即座にサッカーの特訓です。すげえな…さすが戒斗。が、サッカーはダメダメでした。「サッカーの仕方も忘れちゃったんですか?」仲間がそう解釈してくれることに何かほっとする。そこへ突然声をかけてきたサッカー選手が特訓してくれました。どういう位置なんだ…。その後何か普通に試合助っ人とかしてるし! パティシエさん側も助っ人にサッカー選手呼んでますが…この世界のサッカーって…うん、まあ深くは考えない方がいいんでしょう。
インベスは居ない世界でしたが、飛び込んできたため戒斗が応戦。っていうか城乃内や初瀬は変身出来ないのかな。まあここからは普通にライダーたちが…っていうか太田選手は全然出番なかったなぁ…とか思ってたら何か凄いシュート打ってる…! 何この2人…!
サッカー自体がとんでもな世界なのか、いや、あれは単なる表現なのか…。
よくはわかりませんが、この事件後戒斗はいつもの世界で普通に目覚めて「夢か」という展開。サッカーの世界の方ではこっちの世界の記憶のない戒斗が普通に存在してるってことですかね。これが映画の世界になるのかな。
とりあえず本編の展開的には今回の話は番外で考えた方がいいんだろうか…。
第38話「プロフェッサーの帰還」
予告で見て、貴虎兄さんは今回もまた随分早く帰ってきたと思ってたら全部幻覚かよ! 全然驚いてないミッチは、もう何度もあれ見て幻覚だと認識していながらのあの態度なんでしょうか、いやホント、駄目だろあの精神状態。最終的に戒斗から覚悟を決めてるとか言われてましたが、どの段階でだろう…兄さん犠牲にした時点で、でいいのか。でもあれだけ荒れてるとなぁ。最後に幻覚の兄さんごと攻撃したところ? 消えろ消えろって暴れてたのとはまた別だろうか。
そして今回、プロフェッサーがついに帰ってくるということで少しは話が動くかと思ったらそうでもなかった。何かホント緊急事態なんだかなんなんだか、よくわかんないなぁ。
実は外からタワーに入れる道があるよとか伝えに来ましたが、こんな奴信用出来るかモード。「他人を裏切ることに一切の躊躇はない」とか湊さんからも言われてます。湊さんは自分の立ち位置をどう認識してるんだ…。そして他にいい案があるわけでもないのに、道があるという以上のことは何も聞かず聞く気もないじゃあなぁ。戒斗の言うことが正論に思える、っていうかこれだけ人数居るんだからもしものときのために誰か残しつつ戒斗が行きゃいい話じゃないかな…戦極さんに利用されて事態が悪化する可能性を恐れてるのかな…あんまそんな気しないけど…。この時点でまだわらをもすがる気持ちにはならないのか。戦極さんの発言に怒ってたけど、実際姉さんたち、攫われた時点で殺されててもおかしくないよね…。大変な事態なのに妙にのんびりしてるみたいに見えて苛々するけど、これがまんま、どうにも出来ない彼らのイラつきでもあるのかなあ。
どうでもいいけどプロフェッサーのあの服なんなんだ。足細っ。
このあと戒斗と紘汰でちょっと話してますが、戒斗も紘汰のことはもどかしいのかな。戒斗が舞は認めてるのが何か不思議な感じ。「自分の未来と向き合ってる」点が良いようです。これが終わったら紘汰の夢を聞かせてと笑顔で割り込んでくる舞にびっくりしました。いや、だからないんだろ、と思ってたら「ちゃんと考えとくよ」って、あ、そういうことか。考えてもいなかったのかなやっぱ…。
更にこのあとまた無人の商店で買い物してる舞。あ、さすがに今回は一人じゃない…と思ったら一緒に居るのペコかよ! 何でだよ! あれだけライダー居るのに何でよりによって戦えない奴と一緒に来てるのホント…この町の危険を何だと思ってるの…。町の人たちの避難は終わってるのに舞たちがわざわざ無防備に出歩く意味はどこにあるんだ…。
人質状態の展開にするためにしても、ザックや城乃内ならまだ…ライダー状態で負けてもいいじゃん…。
ペコからの通信で駆けつけた紘汰と戒斗ですが、振り切っちゃってるミッチにやられ気味。今は引く、と紘汰を連れて行く戒斗。勝てそうにないから、か。舞が、と騒ぐ紘汰ですが、既に舞の姿は見えませんよね。そうなるとミッチを今逃しちゃうと舞のところまで案内もさせられないという考えでしょうか。ミッチを倒す…じゃないよなぁ、ミッチ…ミッチホントどうすればいいんだろうあれ…。
あそこまでやっちゃうと、もう平和には終われないよね…!
戒斗の最後の発言前には、何かの力で狂っちゃってる系展開(?)とも思ったけど、そうでもなさそうだし…。
とりあえず、次回ようやくタワーには入る…ってことでいいのかな。
第39話「決死のタワー突入作戦!」
舞が攫われ、ペコは重傷…しかし何か図がシュールで、笑いそうになりつつ、いや、笑うところじゃない…と思ってたのに笑いにもっていかれた、笑って良かったのかよ!
まあともかく、ようやく凌馬のルートを試してみるとか言い出す紘汰。あいつが信用できないとか「もうそんなこと言ってられないんだよ」って今までは言ってられたのかよ! とにかくようやく事態が進みます。戒斗たち側も、普通に舞が理由になるんだなぁ。こっちはまあわからなくも…いや、ザックが言い出したのびっくりしたけど。戒斗が行くからとかペコがやられたからじゃなく、普通に舞が理由なんだ…! そうだよなぁ、もうずっと普通に仲間としてやってきてたもんなー。
紘汰の行動を「むしろ囮になる」とか、戒斗はちゃんと考えてくれてるな…表現的に何かツンデレ発言みたいだけど。舞のことは直球で認めてたんだし、この2人はホントもうちょいちゃんと話し合って欲しい…。
この流れで城乃内も行かないわけには、みたいな展開に。まあ流され系が似合う。「お前は何したってかっこつかねぇだろ」と笑うザック。ザックも正直位置的にはそんなかっこいいとこじゃないんだけどなぁ…こっちは何でこんなかっこいいんだ。
この後、沢芽市の外見ながら「このまま世界が終わっちまうのかなぁ」とか言ってる城乃内でしたが、ホント、こういう発言出来るの彼しか残ってないんだよな…貴重な立ち位置ではある。
一方何かいろいろ開き直ってるミッチ。舞を連れてきて普通に嬉しそうです。そうか…それでいいんだ…。まだ兄さんの幻全然消えてなかったですが。あれ、乗り越えたのかと思ってた。
舞に対し「ぼくの隣にいてくれるだけで」とか「そんな舞さんが好きでした」「ただ一人勝ちを認める人間が彼女だ」とか、もう直球で告白台詞かましまくってるミッチですが、ホント舞はそれどころじゃないっていうか、この状況で聞かされてどう思ってるんだろうな…! あと「好き」が過去形だったのちょっとびっくりしたけど、そのほかの発言は…まあミッチの中での舞の位置も変わってるんだろうけど。舞は複雑過ぎるなこの状況。幻に向かって暴れてるミッチを見てるときといい…いやホントいろんな意味で怖いよな…。
紘汰たちは凌馬さんの案内で無事外へ。やっぱ普通にすぐ外も大変なことになってるんですね。日本の被害は沢芽市に留まってるのかとちょっと思ったけど。…わざわざ沢芽市の外に大量に人逃がしたのになぁ…ライダーの居る沢芽市の方がマシだったんじゃ。
途中でインベスに襲われ、お約束の、ここは任せて先に行け、です。シャルモンが「私たち」と言えば城乃内のことなんだな…。2人が食い止めてる間に、問題のトンネルに辿りつきました。しかしここで「シャルモンのおっさんたちを待った方が」とか言い出す紘汰。え、それじゃ何のために置いてきたんだ…? 敵ほぼ倒さないと追いかけられない状況のように見えたので、どうせ待つなら全員で倒した方が早かったんじゃと思ってしまった。適当に引きつけて逃げる囮役…だったのかなぁ…。どっちにしろ、待つんじゃ早く行けの意味ないよなぁ…。
とにかくまあそんな感じで突入です。あ、凌馬は相変わらずイラつく発言連発な感じでしたが、戒斗が問答無用で殴ってました。ムカつくから、で殴れるキャラは得だな。凌馬、はたから見てる分には面白いだけだけど。あんまり嫌味な感じがしないからか。悪意ない方が性質悪かったりはするね。
トンネルというか普通に工場内みたいなところですが、警備システムもしっかりしてます。ここで戒斗、ザック、湊が残ることに。やっぱりザックは戦闘的には…と思ったらスイカ貰って活躍してました。問題は使うロックシードだもんね…。でも敵味方わかり辛くなるな、あれ…!
紘汰は凌馬と2人でユグドラシルの中へ。凌馬の戦闘能力よくわかんないな…。
戦いながらちらちら変身しない凌馬を見る紘汰は笑った。助けろとか手伝えとか言いにくいよなぁ、あれ…。
第40話「オーバーロードへの目覚め」
ユグドラシル内部。「こんなところにエレベーターはなかったはずだ」ということで、割とあっさり姉ちゃんたちのところに辿りつきました。っていうかエレベーター作ったのかオーバーロード! 普通に乗り込む戦極さんはいいなぁ。この後、鎧武とオーバーロードが戦闘になるときも「話は連れの気が済んでからにしよう」とか普通に仲間扱いのところとか。ホント全く悪びれず我が道突っ走ってるのが最早気持ち良い。戦闘の方は一応鎧武の手助けするも、とっとと離脱して自分の研究室戻ってました。居なくなってる間も全部録画してたとか、凄いな! 一応壊されたりいじられる可能性も考えてはいたのかな。それならそれで別に良かったのかな…。ここで全部の情報戦極さんに集まるんだなぁ…彼に集まったところで何かしてくれる気もしないけど。
っていうか全部見てるはずの私も正直よく理解してない部分多い…。
紘汰の方は敵さんに何か催眠術(?)かけられて悪夢を見させられてる感じ。悪夢と言うかまあ、紘汰がオーバーロード化してるところにようやくはっきり触れて、その後の紘汰の運命を悪意持って見せてる感じですが。世界を救ったヒーローが強すぎる力故に迫害されるというのは何かお約束ネタの気もしますが、でもいきなりあんな逃げなくても…と思ってたら手が化け物になっててびっくりした。これは怖い。紘汰の立場でとても怖い…。そのまま全身オーバーロード化して裕也に追いつめられ、仲間にも逃げられる紘汰。きついなー。しかしこの、化物になってしまってライダーに倒されるというのが…裕也や初瀬が実際に体験してることっていうのがな…場所的にもいろいろ思い出すし! 裕也の立ち位置はよくわかりませんが、まあ普通に熱血ヒーローなキャラやってるな…。
ライダーに追いつめられる紘汰をオーバーロードが助け、仲間と言われるシーンはいろいろ複雑ですね。敵側が普通に人格と仲間意識持ってると…平成ライダーはこの辺がな…。一旦完全に敵の立場に立っちゃうと、ライダーたちの方が理不尽にも感じるよなぁ。
まあそんなことは関係なく、紘汰は最終的に「誰が仲間か、誰のための世界か」はどうでもいいと。「守りたいものは変わらない」「おれはおれのために戦う!」でした。うん、それならそれでいいや。その方がすっきりする。好きな方守ればいいよ。深く考えたくはないけどな…!
その頃、戒斗たちも姉ちゃんたちのところに。謎の装置はやっぱ外れない、と思ってたら戒斗の蹴り一発で壊れました。えええええ。しかも生身の。それでいいのかよ!
戒斗はその後、紘汰を探してミッチと遭遇。紘汰が居ない方が都合いいやということで戦闘です。「足手まといになる奴がいなければ」かぁ。この辺、なんか凄い仲間扱いっぽいな…。戒斗にとってミッチはもう「強い弱いの問題じゃない」「ただの馬鹿」らしいです。なるほど強い弱い以外の基準もあるのか。ミッチはなぁ…やっぱりそういう方向に行くのかなぁ。
とりあえずいい加減何とかなって欲しいなミッチは。
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