仮面ライダー鎧武感想 (21話〜30話)


第21話「ユグドラシルの秘密」

 「覚悟して聞いてくれ」紘汰はさすがにとっととミッチに真実を話すことにしたようです。まあミッチには隠すことじゃないよね。そしてこれを聞いて、これで納得したでしょ、の流れに持っていくミッチ。人類を救うためなら冤罪で罵倒されても仕方ないよね、は納得出来ないよ、とか思ったけど「結局嘘ついてるってことだろ」と紘汰。あ、そうだよね。そこだよね紘汰は。
 このあとはひたすら悩み続けてる紘汰。世界が滅びるというなら伝えるべきかどうか。まず自分でどうにか出来る問題なのかどうかも大きいですが。お姉さんは、どうせ自分には何も出来ないしという当然の答え。
 「知らずにいた方が幸せ」「そう思う人もいるだろうね」結局全員が同じ考えになるわけじゃないってことだもんなぁ。しかし「辛いことも苦しいこともちゃんと向き合って」いたいから知らせて欲しい、なんだな姉さんは。世界が滅びることを知らせて欲しいかどうかって言われたら、やり残したことやるためとか、将来への投資は止めるとか、そっち方向にしか頭がいかないな私…。
 この後マスターからもいい言葉貰ってる紘汰。病気の余命についての話はわかりやすいですね。人それぞれだからなぁホント。
 ここで「何かを秘密にしておこうと言い出した奴は」「疑ってかかった方がいい」なんて言葉も出てきました。おお…ここ突っ込んできたか。この言葉、どう残るんだろうな紘汰に…!

 この間も世間では怪物騒ぎが続いてます。今度は大人の手にも錠前が渡ってるようですね。ホントいろんな人がいろんな思惑でばらばらに動くから何が何だか…! 貴虎兄さんからは「自分のやってることに諦めがつく」なんて言葉も出てますが、彼はやっぱり扱い的には正義側でいいんだろうなぁ一応…。
 とりあえず何だか仲良くやってる鎧武チームとバロンチームが微笑ましいです。ホント普通に友達だな…。この後もしっかし共闘してますが、紘汰の方はシドに絡まれました。
 シドからは、いざとなればこの町を焼き払う準備があるという衝撃の情報。マジなのか。まあ実際やりかねない部分は普通に今までも見えてきてましたね。町一つと引き換えに人類を救うとか言われたらまた難しい問題になりそうですが、あれだけ悪意ある言い方されたらとりあえず反発するな。まあそうでなくてもここまでやられたら紘汰としてはユグドラシルを信用は出来なくなりますね。というわけで戦闘開始。弓対決ちょっと面白い。しかしシドの方が圧倒的だなぁ、と思ってたら紘汰が錠前2個のパワーアップバージョンに。そういやそれがあったな。これで普通にシド撃破です。こうなるともう力関係は完全に鎧武が上なのか。
 シドを追いつめる紘汰ですが、ここでミッチがインベス出してシドを逃がす時間稼ぎ…ミッチの影での動き方が凄いな…。そして最後に「やっぱりあいつら、この町をめちゃくちゃにするつもりだ」という言葉を聞いたミッチは…どう動くのかな…。


第22話「7分の1の真実」

 「シドが冗談言ったんじゃ」ってさすがにそれは無理だろうミッチ。今回ミッチは結構苦しい感じですね。いろいろ対応大変そう。ユグドラシル内でのホント好き勝手な動きがなぁ。
 そして「とうとう隠し切れない場所に」出現したというクラック。あ、今まで本気で全く見られてなかったのかあれ…。っていうかゲームのインベスも何かああいうとこ通ってくるから、近くでまた危ないゲームやってるんじゃ、とか言われるぐらいなのかと思ってた。彼らの理解度がホントよくわかってないな私。
 そして町のインベス侵入が酷くなってどうにも対応出来なくなったら町を潰す、じゃなくて、存在知られた時点で町ごと消す気だったんですね。ミッチもそこまで全部理解した上でのことだったのか…。
 一応もしものときのシェルターが地下にはあったようです。舞たち騙してそこに連れて行ってるミッチ…いやぁ、彼はホント…彼なりに頑張ってるな。表情出過ぎだけど、これはまあ視聴者向けに仕方ないんだろうし。
 シェルターに居る怯えた人たちは、事態を理解してる人たちですかね。ユグドラシルの関係者だろうし、何も知らずにとりあえず避難しろと言われてるだけかもしれませんが。
 こうやって救う手段はあるけど、知られること自体が厄介だからまとめて消すかぁ。
 ついでに今回、戦極さんから救済アイテムについても説明が入りました。ベルトの量産っていうから、あれでインベス倒せってことかと思ってしまった。いや、それだけじゃ解決になりませんね。ベルトを使えば果実を人間のエネルギーにすることが出来ると…森の浸食は止められないから、浸食されても生き抜く手段を、という方向なんですね。それはそれで面白いな。そんな世界嫌だなぁとは感覚的に思うけど。
 それよりも、そもそもベルトの数がどう頑張っても足りないと。10億ってのも凄い数字だけど、これでも全人口は救えない…ということで選別の準備もされてるようです。思った以上に規模がでかいな…!
 しかし10年で10億台が限界ってのは材料的な意味なんだろうか人手的な意味なんだろうか。ユグドラシルだけで10億作れるなら、世界に公表したらもっと作れそうな気しちゃうけど。どっちにしても一般人的には、いや浸食止めてくれよと無責任に思う。
 いろいろ聞いた紘汰ですが、許さない許さないって具体的案はないから何かなぁ。心情的に納得出来ない理解したくないのはよくわかるけどね…。それで相手側の案をとりあえず潰すだけってちょっとな。ユグドラシル側の考えに納得する人も大勢居ること、わかってるのかな。「誰に許されるつもりもない」との貴虎さん。紘汰に許す権利があるわけじゃないからね。
 まあでもこういう方向の熱血正義はちょっと懐かしい感じはする。これで紘汰が…もうちょい子どもだったら受け入れやすいんだけどな…。あといきなり秘書さんの…ロックシード取った? それはちょっとどうなんだ。
 それよりもまあ、その紘汰に今回突きつけられた現実ですよ。ついに知らされた裕也の話…!
 さすがにショックの紘汰。ホントこれは次回どう動くのやら。こういう話の用意があることはわかってたから、紘汰が真っ直ぐであればあるほど怖かったんだけどね。そもそも単純な勧善懲悪に出来ない話にこういう主人公が居るだけで怖いけど…!
 あと希望とか絶望とか、どうしても去年のライダー思い出す。

 関係ないけど今回の戦極さんは何かとてもいい味出してました。「ポーズを取って頑張ってる」とか「出来ることと出来ないことがある」とか妙にリアルというか人間的になって受け入れやすくなったな。外居るときのラフな感じもいいな何か…。


第23話「いざ出陣!カチドキアームズ!」

 この間からちょこちょこ何か動いてる戒斗。その行動についての説明が戦極さん側から入りました。知性を備えたインベスと来たか。敵は怪人の方がわかりやすく燃えられていいんだけど、あれはそうなるのかなー。
 ところで戦極さんが貴虎を「裏切るとでも?」に普通に肯定しちゃったミッチ。兄さんは「昔から一番信用しちゃいけない相手ばかり信じ込む」らしいです。昔何があったんだ貴虎さん…。まあ自分自身のことも言ってるのかな…。貴虎さん周りでの動きは、ホント貴虎さんが可哀想になりますね…!
 紘汰の方はショックのまま裕也が消えた場所に向かい、舞に話そうとしたところでミッチに止められました。ミッチの方は隠しておきたかった、と割と素直に話しますね。ここはもうこれ以上ごまかせないのか。ミッチ的には何より舞、なんだろうしなぁ。
 真実を隠すという、紘汰がずっと反発してた提案をされてるわけですが、そこに突っ込む余裕はなさそうな紘汰。まあ今はもういろいろショック過ぎるよね。「事実がどうであれ舞さんがどう思うのか」「それを予測すべき」ミッチはミッチで、彼なりの考えがちゃんと一筋通ってるなぁ。何より舞のこと、だしね。相手がどう思うのか、という部分はまあ確かに紘汰は考えなきゃならないことか。考えても一緒の気がするけど。

 この後も悩んでる紘汰。今度はDJさんが来てます。何か手の中でみかん弄んでると思ったらロックシードに変化してるんだけど…! 彼は何者なんだ一体…。今回久しぶりに出てきた舞みたいな謎の少女とも絡んでますが。まあまだよくわからない。
 ここでとりあえずDJさんからヘルヘイムの支配者という情報と戦う武器をもらい、紘汰は再びユグドラシルに向かうことに。
 ついでに「釣りはいらないから」で払ったお金ですがマスター曰く「初めて払った」って紘汰…。何でここで紘汰が社会人として駄目過ぎる小ネタ挟むんだ…。
 で、今度の変化はカチドキアームズらしいです。何か旗ついてる…! 音声まで入ってるのに戦極さんは知らないのか。あの音声も戦極ドライバーに合わせて勝手に入れられてるのか。DJ風の武器が、あの人からもらったものらしくてちょっといいなぁ。しかしあの旗は…と思ってたら武器だったのかあれ!
 とりあえず町破壊兵器を壊しに来た紘汰は、これで邪魔しにくる兵士たちをどんどん撃ち落としてます。守るために別の何かを犠牲にするなんて的なことで悩んでたはずですが、あれはいいのか。正直あんなところで撃ち落とされたら下手すりゃ死ぬだろうとしか思えないから容赦なさ過ぎて怖いよ! もうちょい自分が戦ってるものについて考えようよ紘汰…。あと森の植物を操れる支配者というのに希望を見出したんだろうに、そのことについて誰にも伝えないの? 貴虎さんへは「全部秘密にしておきたいなら、本気で町をインベスから守れ」とだけ言って去って行ったよ…ええええ。何かもう、怖いなぁ。紘汰が力を手にしてることが怖くなるなちょっと…。


第24話「新たな強敵 オーバーロード」

 合体スペシャル挟んだ今回。スペシャルはやっぱり全然別の話ですね。オーバーロードなるものにやられてる戒斗から繋がってます。助けに入ったのは秘書さん。あ、まだあるんだピーチ。変身は出来るんですね。
 一応敵のデータ取るのが任務だったようです。敵さん何か喋ってるけど、全くわかんないというか想像もしにくいなー。ちゃんと言語として作ってるんだろうかあれ。あとで一人言葉覚えたっぽいけど。あの辞書だけで喋れるようになってるとか凄いな。

 ミッチの方は舞と何か作業中。何かきゅいんきゅいん音鳴ってるんだけど、あれはときめいてるのか。そして舞が紘汰のことを気にかけてる、という発言にやたら反応示す舞ちゃん。あれ…ここってそういえばそもそもどういう関係だっけ…。ミッチはまあ、舞が好きなのわかるけど。合体スペシャルでの紘汰の行動とかも…まあいいや深く考えなくても。
 ミッチは全部理解してる感じですね。紘汰のことは自分も気にして「付きまとってる」とか言っちゃうのが凄いです。言い方が直球過ぎて妙に子どもっぽい。でも目指すところは権力です。しかし高校あんま行ってないみたいだけど大丈夫か。まあ卒業出来る程度は計算してるんだろうけど。ミッチは守りたいもの、の範囲が狭いからいいよなぁ。
 そうじゃない紘汰の方はとりあえず新しく手に入れたロックシード試してます。やっぱ使ってみるまでわかんないんですよね力。
 今回のは何か…異様に聴覚を良くするのかと思ったけど…え、これ心の声聞こえてんの…? ミッチあれ、呟いてたの?
 何だか際どい能力だなと思いつつ、これでミッチ見付けて普通に会話。紘汰は当たり前だけど隠さず話してくれるのでここには苛々しなくてすむな。しかしミッチの「騙されてるだけじゃないですか」の反応に「多分な」とか言い出したのはびっくりした。その可能性もある、じゃなくてその可能性の方が高い、なのか?
 自分が頭悪い分、ミッチの頭脳を頼ってる感じはチーム的に好きなんですが、まあミッチの言う通り「ぼくの言うことなんて何も聞いてくれないくせに」ですね。紘汰が納得できる方向に全力で嘘つかなきゃ駄目なんじゃ、と思ったけど、ミッチは「もっと痛い目に合わないとわからないっていうのか」でした。うん、まあ…そっちの方が手っ取り早いのか…。本末転倒になっていきそうなミッチの危うさはちょっと興味ある。

 ミッチが知った事実はユグドラシルでも話されてます。DJさんが「ただのネットアイドル」だったのにびっくりしました。ええええ。っていうかネットアイドルという言葉の響きに何か笑う。アイドルってもっとこう…いや…。
 しかし会議の空気を的確に読んだっぽいミッチに比べて…兄さん…。
 あ、戦極さんたちの方はもうとっとと紘汰始末の方向ですかね。出し惜しみはしてられねぇってことでちゃんと全力出そうとしてくれるのはいいんですが、切り札って…あのスイカ3匹出した奴…なの? 結局紘汰のカチドキアームには普通にやられてたけど…!
 紘汰はそのあとオーバーロードに捕まって遊ばれてました。「退屈嫌い」「玩具欲しい」って怖いな! 文字通り言葉が通じない、通じる奴もこの態度、と。さて紘汰はどうするのか…。

 ところでこの間、戒斗と舞の会話も挟まれてるんですが。何か戒斗の舞への言葉が妙に優しく聞こえるんですが、そう受け取っていいのかこれ。最後に「それでも踊り続けるというなら」「おれはお前の強さを認めよう」とか言い出すし! っていうか単に話聞いて欲しくて来たんでしょうか戒斗。関係性的にはここが一番気になるなぁ…。


第25話「グリドン・ブラーボ最強タッグ」

 ぞろぞろ出てきてるインベス。あれ、もうクラックから出るとこめっちゃ見えてね? と思ったけど、まだ一般人たちは気付いてないのか…。
 「助けてくれてありがとう」派と「いや、あいつらが出してんだろ」派に分かれてますが、ホントに自作自演だと思ってるなら、でも助けてくれたんだし…だとおかしくなるからいい加減誤解は解けて欲しいなぁ…。
 そして今回びっくりしたんですが、え、あのパティシエさんも、あれが彼らの自作自演だと思ってたの…! 私、ずっとわかっててやってるんだと…あれぇ、それじゃ今までの行動への印象が変わってくる…完全に悪人側だと思ってたよ…。

 で、今回は最近出てなかった城乃内の話です。インベスと戦ってるみんなを見て何か疎外感? そこへちょうどチームメンバー見付けたところで、メンバーの子が舞ちゃんたちと仲良くやってるとこに出くわすと。ああ、やっぱ入りにくいのかな今更…とか思ってたらいきなり城乃内の悪口言い出してる女の子たちにびっくりです。何か怖い。
 でも眼鏡については、取って欲しいとはちょっと思ってました。綺麗な顔してるのになー。何か最後で取ってたけど、あれはあくまでオシャレ眼鏡だったんだろうか。戦闘には邪魔なんだろうか。自信あったならきついな、あれは。
 とにかく、そんなこともあって落ち込む城乃内。薄っぺらい男だとかいろいろ言われてますが、城乃内は承知の上でチャラ男やってるんだと思ってたけど…違うんかな。変わりたくなったのかな。
 パティシエさんが張り切って特訓してますが、女装はさすがにおかしい。パティシエさんだからわかるけど! こんなのにもしっかり従っちゃうんだなぁ。
 というところでちょうど元の仲間に見られてまた落ち込む城乃内。膝抱え込んじゃってるのが何か可愛い。ついにはキレていろいろ叫び始めましたが、いやぁホント、何だろうこの子どもっぽさ。頭撫でたくなるな。怒鳴ったことには何かほっとしてしまった。
 女装のまま飛び出した城乃内、なんかみんな何かあったらあの店に集まるんだなぁ。マスターが優しいです。何かあったのか、というより何されたんだって感じですが。
 ちょうどやってきた紘汰との会話ですが。「初瀬ちゃん今頃何やってんだろ」って、あ、そうか知らないのか…。ホントただ行方不明の扱いなんだよなぁ…。鎧武はキャラ多い上にばらばらに動くから誰が何を知ってるか全然把握出来てない…。
 言うに言えない紘汰。まあなぁ。紘汰の方も現在大きな悩みがありますが、これも相談できることではないんだなぁ。まあ「何だかよくわかんないけど、お前も大変そうだね」とか言われてますが。ここは何か普通に仲良く出来るなホント…見てて安心する。
 そこへ割り込んできたのはパティシエさん。彼にとっては紘汰が完全に悪い子だったんだなホント。「不良」呼ばわりで、城乃内を「ウチの子」扱いです。今回のパティシエさんはホントにただのお母さん。そう思うと、あの暴走も許せる気はする。いや、店めちゃくちゃにしたのはバイトの子にキレられたんでしょうが。大人しく攻撃受けてるのは、まあ悪いと思ってるからでしょうか。何も言わずにあらゆるもので殴るバイトの子はちょっと怖いです。
 この後の戦闘で、ようやくクラックがどうのという話を紘汰から聞かされるパティシエさん。いやぁホントに知らなかったとは…。
 ここで大量の敵見て城乃内も何か飛び出してました。一歩進んだんでしょうか。っていうか城乃内も詳しいことは知らなかったんですね。森のことは知ってるよなぁ。ホント彼らの把握範囲がよくわからない…。
 とりあえずここは親子として見ると何か2人とも可愛くて良かった。

 で、その間一応動いてる紘汰たち側ですが。
 紘汰と戒斗は「まず話し合い」と「力でねじ伏せる」で対決。いちいち相手を怒らせるなよ、という紘汰の言葉には物凄く共感しますが、力を見せてからこちらの要求を、という戒斗にもそれはそれで納得する。オーバーロード側のキャラがキャラだしな。戒斗の考え方は相変わらず強者弱者、の視点でまあわかりやすくていい。今回はここが情報交換したぐらい…か。
 ユグドラシルの方では戦極さんたちのところにDJさんが来て、こちらも何か情報が新たに。狙いは禁断の果実ね…。ああ、また話が広がっていく。戦極さんは、世界のことはどうでもいいんだろうか。
 パティシエさんも森に突入するようだし、もう何がどうなるのやら!


第26話「バロンのゲネシス変身!」

 あれ、今回パティシエさんには触れないのか…! ちょっと視聴に間が空いたのもあって間違えて1話飛ばしたかと思ったよ!
 初っ端は舞と紘汰の話の方です。舞に問い詰められて結局全て話した紘汰。良かった、それでこそ紘汰。でも裕也が死んだのは「つい最近」「裕也を探してあの森に行って」か…。それがまあ精一杯かなぁ。しかし話の流れから、裕也のこと知ってて殺したのかと誤解されないか、とちょっとはらはらしたけど「知らなかったんだ!」は直球で言ってくれてほっとした…いやぁ改めてこうくると辛いよなぁ…どうにも裕也のことは触れられない期間長かったせいもあって忘れがちなんだけど…。
 舞は「辛かったんだね」と慰めてくれて…少し肩の荷が下りたのかな紘汰も。舞に何て言おう、が悩みの部分としては大きかっただろうし。
 紘汰を抱きしめてる舞の映像で引いたときは、後ろでミッチ見てたりしないだろうかとちょっと思いました。ミッチもある意味辛い位置にはあるなぁ、どんどん悪役方向行ってるけど。
 ユグドラシルのことも舞に伝わって、舞はみんなに事情を知らせるという方向で動き出してます。しかも早いな行動が。ミッチは説明しようとしたその場をインベスで乱してごまかしましたが、さすがにあの全員を口車で何とかするのは無理だったのか。
 「全部あなたのせいだ!」「あなたが舞さんを巻き込むから!」ミッチの頭の中だけでいろいろ話が進んでる気がしますが、さすがにこの辺は混乱してるってことで収まったのか。ミッチはなー考えてるのかと思ったら結構目先の部分だけで動いてるようでもあるし、よくわかんないなー。

 一方戒斗の方は利用されてるのを理解しつつ、自分がやりたいことのためにきっちり動いてる感じかな。彼はいろいろ自覚あっていいな。
 今回でまたよくわからないのは秘書さんの方かなー。戒斗を用済みと言った戦極さんへ「あの男には底知れない何かがある」とか言い出したのにびっくりです。彼が切り捨てられるのが嬉しいのかと思いきや。これも、実際何かの期待があるのか何か企んでるのかさっぱりわかりませんが。
 ミッチは今度はこっちを利用する方向です。ここもまた何がしたいのか…最後に紘汰がいなければ…で攻撃してたけど…最初からそのつもりだったの…? あの場面見て、チャンス、と思っちゃった…ってわけではなく…?
 いやぁホントどんどんやばい方向に行くなミッチ…。
 戒斗と紘汰は相変わらずです。まあこの2人でも分かり合えてないのにオーバーロード相手に無理だろって感じは納得してしまう…。
 あ、戒斗は一応ゲネシスドライバー使ったらオーバーロードにも勝てるんですね、ホント戦極ドライバーが駄目だっただけか…。後ろに向かって矢を撃つのは何か良かった。
 今回は紘汰が倒れたところで以下次回。変身中は狙われると弱いんですねやっぱり。それをミッチがやっちゃうとはな…!


第27話「真実を知る時」

 紘汰を撃ったミッチ。さて次にどうするのかと思ったらトドメ刺しに行った…! びっくりした。正直衝動的なものもあったのかなと思ってたんだけど。本気で殺しにかかってるのか…!
 そしてそれを止める戒斗との「何をする」「それはこっちの台詞だ」のやりとり。そりゃそうだよな…。どう考えても戒斗は紘汰を殺すつもりなんてないもんな…。友達と喧嘩してるところに殺意割り込ませるなよ…! ミッチ的には、戒斗は見逃してくれるというか乗ってくれる存在だったんだろうか…。「邪魔者であっても敵ではない」とか言い切った戒斗はちょっとかっこ良かった。このあと紘汰を木の上に置いて草で覆ったのは戒斗? あの場所の中では精一杯の危険回避かな…優しいな…。
 ミッチの方は何だか情けなく逃げ出したあと普通に舞と話してました。舞は、まああのときのミッチは何かおかしかったな、で済ませてるみたいですが、何があったのかとかは聞いてやらないのか。まだ元に戻ってるように見えないよ…!
 しかし「何でもわかってる大人っぽい子かと思ってた」かぁ…。そうだよな、なんだかんだ舞も子どもの位置なんだよな…。

 一方大人側。いきなりのシャワーシーンで何やら傷がうずいてる男性。ええと、貴虎か、これ…? とか思いながら見てました。服脱ぐとわからない。
 実験中に負った傷だったようですが。このときの戦極さんが今回はいろいろ衝撃でした。「しっかりしろ貴虎!」「ぼくの研究が不完全なばかりに…」え、え、こんな関係だったの、この頃…! 危険を顧みず変身の強制解除したり「世界もまた君に捧げられていいはずだ」とか呟いたり、貴虎に対する…こういう思いがあったんだ…。普通の友情じゃない辺りは、まあ戦極さんらしいんでしょうが。貴虎に世界を支配させたかったのか…それが貴虎の夢を聞いて冷めたと…うわぁ。あそこから一転「意外につまらない奴だったよ」になるのが怖い。マッドサイエンティスト怖い。でもちょっとわかる気もする。いやぁ、いいキャラだなぁ戦極さん…。どうにも彼の言葉は頭に入ってきにくいんですが。
 貴虎さんの「お前の才能が最後の希望だ」って台詞もいいな。貴虎さん側の思いは全く変わってないのにな…。

 ヘルヘイム側では紘汰とパティシエさんが会ってました。パティシエさん、何してるのかと思ったら出口見つからなくて彷徨ってたようです。実を食べる寸前だったんですが、そこは気付いてたんだろうか紘汰。何かやけにのんびり入ってきたけど…! 「正体不明の動植物は食糧にしちゃダメ!」とさすがのパティシエさんでしたが、正体不明の場所に何の準備もなしに飛び込んでるのはどうなんだろう。まああそこまでどうしようもない場所とは思わないか…。サバイバルの自信はあったんだろうしなぁ。
 紘汰のおにぎりに対しては意地を張るパティシエさん。「面倒くさいからおれ行くわ」って、紘汰おい。まあパティシエさんが出てきたら、もうギャグとして見るべきなんだろうな。このあとの戦闘で貴虎庇って倒れるシーンもギャグなのかな。どう判断していいのやら。最終的に投げ飛ばされてるからギャグか。いや、一応クラックから外に出してくれたんだけど。
 それよりもまあ、ここはついに貴虎兄さんがオーバーロードの存在を知るシーンです。こういうときにとっとと説明してくれる紘汰が相変わらずありがたい。けど、敵さんは当然話聞く気はない状態。貴虎からは「戦意喪失まで追い込んでから身柄を拘束しろ」「話し合うのはそれからでも遅くない」です。おい、戒斗と一緒じゃないかと思ってたら「おお!」って納得すんのか紘汰…! え、まず力見せつけるとか言ってた戒斗と一緒じゃないの。最終的に話し合いすんならいいか、なの。まあ「戒斗と似た者同士」とか思った相手だから、それでいいんだろうけど。
 オーバーロードは逃走し「我々はファーストコンタクトに失敗したようだな」とか言ってる貴虎さんですが、まあそれでもまだ希望はあると。兄さん側からすれば嬉しい展開だよなぁ…見てる側にはちょっとどうなるのか怖いけど…。紘汰に対し名乗って握手をし「絶望以外の選択肢をもたらしてくれたこと、感謝する」と。まあホント素直な人ではあるんだよな…。いろいろ思考に問題ある部分はあるといえど…。
 そしてここに割り込んでくるシド。どうする気かな…。まあこのまま気持ち良くなんていくはずないよね、うん…。


第28話「裏切りの斬月」

 あの後、貴虎兄さんと紘汰は特に会話するタイミングもなかったようですが、とりあえず味方を得たことではしゃいでる紘汰。また素直に全部仲間にも伝えてくれる。聞いてるミッチが何しでかすかは見ててはらはらしましたが…ここは一応余計なこと言わなかったか。
 しかし「ユグドラシルの人が味方してくれるってこと」と結構あっさり喜べるんだなぁ。まあ貴虎の位置や何をしてきたかまでは知らないしね。紘汰側にも希望が見えてきたところですが、ホント上手く行く予感が全くしないな…!
 あと久々に姉さん出てきたと思ったらお金がなくておかず一品という状態でした。「大丈夫、お姉さんシフト増やしてもらうから」って…こんなとこでこんな現実突きつけてこないで…! 紘汰が学生じゃない以上、ホント何やってんだという気にはなる、っていうか姉さんもバイトなの?
 まあ、今紘汰は大切なことをしてるんでしょ、とわかってくれてる感じなのは…ほっとする…のか。ヒーローは現実に、こういう支えがないと厳しいよな…。結局マスターの好意でバイトは手に入れたし。いざというときはいつでも抜けていいぞ、ってことだよねあれ…。良かったなぁ、という展開だけどやっぱちょっと微妙な気持ちにも。いっそ一切お金のことには触れなきゃ良かったのに…! 他の奴らも何やってんだって話だしなー。去年のライダーには一切その辺のこと思わなかったし。

 それはそうと貴虎側。オーバーロードについてみんなに説明してます。もうこの図だけで何か悲しくなるな! みんな、嘘でももうちょっと反応しないのか。「お前なら喜びそうな発見だと」とか貴虎に振られて、ようやく「あ」「大変興味がある」って適当な反応されるのもつらいな。一応ごまかしはするのか…。
 ミッチは一応甘いんじゃないかとか突っ込みますが、それ以上は言えない感じ。貴虎の言葉にも微妙な顔。貴虎のいきなりの持ち上げ具合も凄いけど。おれはとっくに諦めてたとか、あの男は違ってたとか、タイミングの問題だからなぁ。
 しかしホント…最初は純粋に慕ってたはずなのになぁ。どこでこうなったんだ…。ミッチの目的はどこにいったんだ…。でも流れはわからなくもない。素晴らしい落ちようのミッチは今度は戒斗のところへ。
 「口封じにでもきたのか」とか言われてます。ああそうだよね、まずいよね戒斗放置するのは。ホント、戒斗が敵になると思ってなかったんだよなぁミッチは。しかし「おれは葛葉紘汰に話す気などない」との戒斗。何でだ? と思ったら「あいつはおれの言葉など信じまい」に、ああ…となってしまった。そうだよね、ミッチが紘汰殺そうとしたとか戒斗が言ったら怒りそうだよね紘汰…。当然のことなのに考えてなかった、むしろそれを考えてた戒斗にびっくりした。
 ミッチに対してははっきり敵認定した戒斗。まあ気に食わないってことでしょうが。戒斗にこういう風に言われると逆に認められてるような気もしてしまう。

 そしてその後、話は急展開。いきなりシドに攻撃され、湊に攻撃され、最後は凌馬に攻撃される貴虎…。いや、貴虎がこういう位置に居るのはずっと前からわかってたことだけど、こうも丁寧に一人一人が敵だと突きつけられるのか…!
 戦極さんが現れたとき「まさか、お前も…」だったのにはちょっとほっとしちゃいましたが。ここで戦極さんを疑いなく味方と思ってたら落差がきつい…!
 とはいえ、裏切られてることには変わりなく、変身も解けてぼろぼろの兄さん。ここでミッチの姿見付けるのか…!
 「逃げろ」だもんな…そうだよな、兄さん視点ではそうなるんだよな。もう…もう辛いなこれ…! 涙目で何か堪えてる風だったミッチは、さすがに思うとこはあったんだよね…そう思っていいよね…その後の展開ひどいけど…。
 「さすがに助けに入るかと思ったんだが」とかシドが触れたことで逆に…我慢したのかなって気には…なっていいよね…! いやぁ、もう今回貴虎が可哀想で可哀想で…。せめて弟の情ぐらいは信じたい。
 あと生死不明とかお話的には普通死んでない状況ですが、どうなるのか…。

 紘汰の方は早速ユグドラシルに向かいますが「貴虎という名の社員は」居ないときたか…! 根回し早いな、っていうか怖いよこれ…!
 更にミッチが兄さんのドライバー使って変身して追い打ちかけてます。あれ、変身出来るのか。一切喋らなかったミッチだけど、この展開を紘汰がどう解釈するのか…。戒斗は助けには来てくれましたが、何も言っちゃくれないだろうしなぁ。っていうかホント普通に戒斗が一番の仲間だよな今…。
 ああ今回は話が結構動いたなとか思ってるところで。シドも戦極さん裏切って一人森の中へ…! これが一番予想外だった。貴虎が居なくなったらもう遠慮することはないと…。なんだかんだ貴虎でまとまってはいたのか…。共通の敵みたいな意味だとしても。大人組までばらばらの方向に向かうとホントついていけないけど、これはちょっと面白い。


第29話「オーバーロードの王」

 しばらく生死不明になるのかと思ってた貴虎兄さんが普通に生きてた。誰かに助けられたわけでもなくホントに奇跡的に助かってるのかよ…! 木がクッションになったとか、そんな展開ですかね、まあいいや。
 とりあえず助かってた貴虎はそのままオーバーロードの王に拾われて何か普通に会話してます。「話を聞いてみたくなった」か。ホント、いろんなことが運とタイミングだよなぁ。治療も受けたようです。もう大丈夫なのかな。
 このあと「この森を探るものたちの長か」に「そうだ」と答えるから、え、いいのかと思ったら「そうだった」と言い直しました。それもまた悲しいな…。自分の状況認められてるのはいいけど。そしてここで王さんから渡されるドライバー。一瞬貴虎から取ったのかと思って、え、違うよな? と巻き戻したよ。一瞬過ぎてどこで拾ったのかわかんなかった…! これで貴虎さんドライバーゲットで、ホントに助かった…普通に生き延びる道出来た…。ここからどうするのかはわかりませんが。オーバーロードたちが辿った道が、まさに自分たちが辿ってる道であることにショック受けてたり、知恵の実の話聞いたり、一番何も知らなかった兄さんが一気に核心に近づいた…。とりあえず兄さんには頑張って欲しい。

 一方紘汰側。貴虎に関しては、まあまだ何か事情あるかもしれないし、な感じです。何も喋ってない分、何か誤解されてるのかどうかもわからなくてきついですね。「戦極凌馬に騙されてる立場の人間だろうし」という扱い。貴虎という社員が居ないことについてはどう思ってるんだろう。あと私はもう彼らにとっての戦極さんがどうだったかもよくわからない…ホント頭がついていってない…。
 あと舞もこの店でバイトすることになったようです。そして舞はただ働きのようです。紘汰が抜けたときだけ入ってその分の時給貰うんじゃ駄目なのか…。何でタダで紘汰と同時に働いてるんだ。舞は好きでやってるから、でいいとしてマスターも紘汰も普通に受け入れていいのかそれ…! っていうか舞も学生じゃあないんだよね…? 彼女たちも何してるのか謎だよなぁ。
 この紘汰たちのところへやってきたのが湊さん。あ、普通に協力要請するんだ…。クラック閉じられて、バイクのロックシードも壊されて、作り直すには時間がない…となるとまあそりゃそうか。機材も相当破壊されてるっぽいし。使えるものは使うよなぁ戦極さんは。ホントいけしゃあしゃあと、って感じはするけど…! ここで交換条件持ち出す紘汰が、まあ少しはやるなって感じがする。貴虎に会わせろ、を「貴虎はシドの上司だ」「私より彼に話を聞いた方がいい」でかわした戦極さんの方が上手っぽいですが。
 その後は3人で話し合い。「誰の話でも鵜呑みにするから騙される」「これが罠だと疑う気はない」のかと戒斗。ああ、そうか。戒斗側からの視点だけだとそりゃ当然その可能性もありますよね。裏切りもののことにも触れましたが、紘汰はそんなわけあるか、でした。一応戒斗も含めて信用はしてるんだし紘汰なりの判断基準あってのことだけど、それがことごとく戒斗と対立するんだな。
 戒斗の方はこの後単独行動。「森に入ったらそいつはどうせ、手分けしてシドを探そうと言い出すに決まってる」とかミッチに目を向ける戒斗。わかってるな…そしてホントにそうなるしな。今一番頼りになる男が戒斗なんだな…。
 シドとミッチは普通に手を組み、紘汰を倒すための邪魔者として認定されてるのが戒斗だしな。この立ち位置いいなぁ。
 シドVS戒斗、ミッチVS紘汰となったものの、シドもミッチもやられ気味。が、ここでオーバーロード出てきたせいでみんな集まって大混戦。何がどうなってるのやら。誰が誰を倒そうとしてるのやら…! しかしオーバーロードが現れたからって計画変更だったのがわかんなかった。ミッチの今の優先事項って何なんだ…。シド的にはオーバーロードに話聞くのが第一なんだろうけど。
 そして戦闘の中、突然開くクラックから飛び出て行ったオーバーロード。また大変なことになりそう…ってところで出てきたキカイダー…! ええええええ!? 何それ、この展開の中でそんなコラボ…!?
 まさかライダー側にやってくるとは、っていうかホント…今のストーリーの中に組み込んでやるの、それ…!?


第30話「赤と青のキカイダー」

 「時は2週間前にさかのぼる」そうきたか。まあそうだよね、いちいち流れまで考えて組み込めないよね。というわけでまあ特別編的な今回の話。2週間前だとどういう展開だったっけと思ったけど、まあ深く考えなくてもいいか。
 紘汰が子どもの頃拾った犬がジローという名だったとか、いきなり何か関係が、と思ったけどただの偶然か。あ、キカイダー知識は外見と名前ぐらい。あとギター持ってるイメージあったけど、それは一応正しかったっぽい。

 紘汰と舞が何やら道端で固まってるジローと遭遇。ロボットのパフォーマンスしてるんじゃないかって話だけど、ぴくりとも動かないならむしろマネキンじゃないのか。大雨でも動かないので近づいて触れたら鉄だった、とか、人形かよと思ったんですが「この人ホントにロボット」って、あ、そういう発想になるのか。まあ動いたけど。…いや、まあ玩具的に考えたら動かなくても鉄ならロボットなのか…。いや、でも何かホント普通に接してるよ自己紹介とかしてるよ、ロボットという存在こんな簡単に入ってくるもんなのか…!
 謎のボタンが背後に浮き出てますが、読めなくてミッチを呼ぶ紘汰が何かいい。頭脳はミッチ、みたいな流れが好き。
 丁寧に再起動のことと伝えられますが、とりあえず押さなかったようです。ボタンってロボが自分で浮き上がらせられるんだろうか。
 記憶のないロボをいきなり引き取るとか言い出す紘汰。「おれがしっかり責任取るから!」ってホント凄いな紘汰…! 以前鎧武メンバーを少年探偵団だと思うと受け入れやすいと思ってたけど、ホント…紘汰が小学生ぐらいと考えると…昔の少年向けものにはありがちな流れだよなぁ。
 いろんなデータを即座に吸収して活用してくれるお役立ちロボ。しかも自分に懐いてる、とかそりゃ、飼ってもいいでしょ状態にはなるな…! 姉ちゃんもしっかりこの後ほだされてるし。そうだ、子どもの頃見てたアニメとかこんなん多かったな…何か懐かしくて楽しい…よく考えたらゴセイジャーだってこのパターンだけど。
 あとジローは明らかに飼い犬攫ってきましたよね。善悪ちゃんと教えないと大変なことになるパターン…! 今回特にそれに触れられませんでしたが。

 この後、インベスが出たことで戦闘開始。人が襲われそうになってるのを見て飛び出したジロー。生身戦闘…って言っていいのかわかりませんが、その姿のままでめっちゃ強いです。
 これを見た紘汰「戦闘用ロボだったのか」って、そうくるか…! ここは単純にすげーな、じゃないんだなぁ。戦闘用…武器も何も出してないとあんまそういう感覚出ないけどなぁ…。「守らなきゃって思ったら」とかジローはホントぶれることなくいい人方向。守らなきゃいけない人が居るということも思い出したけど、守るためには戦わなきゃいけないから思い出したくないとか…何てすごいところで葛藤してるんだと思ってしまった。それに比べたら紘汰は単純というか…すっきりしてるな。
 あ、その頃戦極さんはハカイダー拾ってました。この人も結構便利キャラだな。頭に点線描いてるから何かと思ったんですが…、これ手術用の線…? っていうかこのあとハカイダーに脳移植したの…? 何かもう、何がどこまでありの世界なのかわかんない…!
 とりあえずハカイダーになった戦極さんはザックとか紘汰とか襲ってデータ取ってます。いやぁ、気軽にとんでもないことやるな…。破壊衝動に取りつかれてるっぽい感じはちょっと怖い。戦極さんがゲストキャラじゃない分…何か普通に戻っててびっくりした…。
 このハカイダーを知ったこともあって、再起動を躊躇うジロー。元の記憶が戻ったらハカイダーのようになってしまうかも、とかホント考えるところが凄いなぁ。動く度にがしゃんがしゃんいう、紛れもない世間知らずロボットなのに迷いなく正義だ…。
 紘汰は、誰かを守れる力があるのに使わない方が後悔するんじゃないかって考え。なるほど紘汰はそうか…。紘汰自身もそうだけど、力があるのに戦わない奴にはもどかしさあるのか…。
 関係ないけど「紘汰やアキラ」とか言い出したとき、アキラって誰だとちょっと思ってしまった。流れ的に姉さんなのはわかるけど…! ああ、昌って名前だっけ姉さん…。

 再びの戦闘の中、再起動を決意したジロー。あの流れで再起動なのか。再起動なしでは戦えないんだろうか。あと再起動ってやっぱ外から人間がしなきゃ駄目なのね。
 再起動後「スイッチオン」で変身です。CMで見てても思ったけど、なんかいいなこれ。
 このままごく普通に鎧武と協力して敵を倒しましたが、ジローの記憶から紘汰のことは抜けてました。うん、凄い気軽に紘汰が再起動って言ったのびっくりしたけど、自分のこと忘れられるとは思ってなかったんだなぁ。即座に「データが失われる可能性」に思い至った辺り、ホント深く考えてなかったんだ…そして一瞬でそれ受け入れちゃうんだ…! 何かもう、出会いと別れが早いよ…! 1話分に押し込めたらそうだよな…これぐらいが限界だよな…。
 最後、去ってしまったジローのことを「ホントの持ち主が見つかった」と表現する姉ちゃんにも、何か笑い泣きな感じ。いやぁ、ジローというキャラと立ち位置…ちょっと良かったな…。


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