仮面ライダー鎧武感想 (11話〜20話)


第11話「クリスマスゲームの真実」

 森に着いたライダーたち。黒影はいきなりバロンに喧嘩吹っかけてます。「ルールをわかってないな」ってホントにな。「今度こそ引導を渡してやる」ってそんな気持ちあったのか一応。
 ここへパティシエさんもやってきて戦闘です。まあ彼はそうでしょうね。そしてこの中へお兄さんも参戦です。「全ての戦極ドライバーがあの森に集まるなんて」とか言われて、あ、あれで全部なんだ…とか思った。ある奴はもうばらまき終わってる段階か。ってあの組織側はお兄さんの一本だけ?
 戒斗VSパティシエは、クリスマスは一番忙しいとか言ってるパティシエへの「だったら仕事しろ」に何か笑った。凄く真っ当な突っ込み過ぎて。この様子を見てどうしたらいいか城乃内に聞いてる初瀬。やっぱそういうバランス関係でいいんだよなぁ、この2人…。「どっちかが弱るまで待てばいいんじゃないかな」まあ戦闘的には正論。初瀬はこの時点でルールどっかいってるんだろうか。ついでにミッチに対し初瀬をけしかけ一人勝ちモードですが、真っ先に兄さんに見つかりました。可哀想に。
 で、メロンライダーと城乃内が出くわしたところをしっかり見ている紘汰。ここでようやくちょっと待て、と思ってしまった。前回の話は視聴も感想も慌ただしかったので深く考えなかったけど…そうだよな、彼らに自分がトラウマになった相手けしかけてるんだよな紘汰たち…。ぼろぼろにやられ変身も解けて気絶し、銃を持った男たちに囲まれて運ばれていく、と凄く怖い状況なんですが、その城乃内を普通に追う紘汰。いや、それが目的なんだけど…目の前で城乃内があそこまでやられてるの見て、今飛び出したら意味がないと葛藤するとか再び恐怖が蘇るとかでもなく…ホントに普通に見てるだけなのか…。何かちょっと引いちゃったな、このシーン。
 この後、なんとか組織の拠点にもぐりこみ情報を得た紘汰ですが。「おれたちはどうなってもいって言うのかよ!」の怒りは、ついさっき城乃内を囮にした人間に言われるとちょっとな…。モルモットだの実験だの言われたのが怒りの元ですが、そもそもホント何だと思ってたの? ってのがなぁ。彼らは今んとこ力を得て何か不都合あったわけではないし、むしろ便利使いしまくってるし…。結局大人の掌の上だったってのが気に食わないんだろうか。
 このあとこの拠点がインベスに襲われ戦闘になる鎧武。研究員に助けてくれとか縋り付かれ「おれたちをモルモット呼ばわりしていながら都合が良過ぎるだろ」の紘汰。ああ、モルモットって言葉の響きが悪すぎるのかな…。何か、そもそもそのために作られた装置にしか見えないからライダーが…。実際どうなのか知らないけど。

 その頃、兄さんは戒斗もパティシエもやっつけて弟と対峙。あ、パティシエさんは兄さんの美しさにやられてました。こうきたか。しかし強さ的にはホント圧倒的過ぎるな兄さん。
 ミッチとの対決では撃ちまくってるミッチにちょっとびっくりしたら「どこを狙ってる」って、ああ自分から外してるのかあれ。
 「何故おれを観察しようとする」ミッチの微妙な戦い方はさすがに気になったらしい兄さん。しかし結構喋ってるけど声ではわかんないのかな。確信持てるレベルではないのか。
 突きつけられた銃を倒れた状態から蹴り上げたミッチはちょっとかっこいい。
 結局やられてここで正体ばれか、と思ったところで拠点がやられてるとの連絡。ライダー以外対抗手段がない怪物があれだけわんさかいる場所で普通に大勢の人が居るんだよなぁ…何か襲われない対策あったんでしょうか本来。ロックシードとか持ってなくてもあそこに居たら結構出くわすよね。
 あと組織側にライダー一人しかいないってやっぱどうなんだ。
 さすがにミッチに構ってる場合じゃなく、戻ろうとしたところに今度は初瀬。あああ、こんなときに! と普通に兄さん視点ではらはらしてしまった。とっとと倒せば早かったんでしょうが、気が急いてるのか無視しようとしたせいで却って手こずってる感じの兄さん。結局倒そうとしたところでやりすぎたようです。うん、今ドライバー斬らなかったか、とか思ったらホントに斬ってた。「しまった」やっぱあれはまずい状況のようです。更に拠点に居た人たちも応答なしとか大変な状況。ついでに「呉島だ!」とか叫んだせいでミッチにもようやく決定的になってます。
 インベスたちは穴からタワー内部まで入っちゃってます。一応こっちには防御装置ありますね、あんまもたないのか…。
 スイカモードでインベスを追いかけそのまま始末した鎧武。研究員たちの反応に「ん?」と思ってたら「さすが呉島主任だ」って、ああそうか外の状況わかってないなら当然スイカ使ったのは彼だと思うか…。
 「クズに部下を助けられるとは」割と真っ当な部分も見えながらもこういう発言がくるので怖いなこの人は。

 最後にロックシードをシドの元へ持ってきて「おれたちゃあんたの思い通りにはならない!」と怒って出ていく紘汰たち。
 相手を自分の思い通りにしようとはしてたけどなー。やっぱそこが問題なのかな。
 今までのまとめのような回想が入り、新展開っぽい雰囲気です。新展開になったらついていけるだろうか…。相変わらず何がどうなってるのか何でそうなるのかさっぱりわからないままでここまできてますが、この先もとりあえずわかる気はしない。


第12話「新世代ライダー登場!」

 前回までのおさらい。用語もしっかり表示してまとめてくれました。用語を文字で出してくれるのはありがたいですね。覚えられるかわかんないけど。
 ユグドラシルが関わってることもはっきりして、モルモット呼ばわりされてることからも、奴らの目的に乗らないよう変身は控えようという流れ。この辺の思考の流れどうにもピンときませんでしたが、まあ紘汰が納得してたところ、怪物に襲われる人々が。こうなっちゃうと変身しかないですね。戦ってる紘汰に対しどう聞いても咎めるような呼びかけをしてるミッチに、まさか…と思ってたら「変身は控えてくださいって言いましたよね」って怒ってる…! 「見て見ぬふりしろって言うのかよ」にはっきり「仕方ないじゃないですか」とか言い放ちましたよ…! そうか…そういう方向に行くのかミッチは。
 この後の展開からも、ミッチはとにかくユグドラシル側紘汰側両方の自分の立場を守りたい…ってことなんですかね。自分に関わるもの以外には冷徹ってのがやっぱ根本のキャラなのか。実際に人々が襲われてるときも全力で紘汰を止めようとして助ける素振りは見せず、紘汰がピンチのときに初めて躊躇ってるので…ホント身内友達以外どうでもいいんだろうな…。
 あ、今回何か量産型黒影みたいなのが出てきて兄さんもパワーアップしてます。弓いいな。っていうか元々最強ライダーだったのにいきなり一人パワーアップって。どこまで突っ走ってるんだ。何かかっこいいけど重心偏り過ぎじゃないかあのライダー。
 それはともかく、量産型いっぱい出てきたことで怪物程度は兵士で何とかなるようになったんですね。これは最近開発されたばっかりなんだろうか。
 この兵士が証拠隠滅してるシーン辺りでも怒ってる紘汰たちに何か共感出来ず。怪物退治は間に合わなかっただけかもしれないし、そもそも前に彼らと遭遇したときは彼ら普通に怪物倒してたし、森の存在隠したいだけなんだとか自分たちもやってることなのにすべて悪意で取るのが…よくわからない…。
 自分たちも、に関してはこのあと紘汰が全部公表しようと言い出してくれてほっとしましたが。ここでのミッチの発言が全力で保身に走ってたおかげで、とりあえず方向性は見えてもやもやはしなくて良かった。ただ…ここの彼は悪役にしか見えないけどホントにそういう方向に持っていくんだろうか…まだ何とかなる余地はあるけど…。
 自分たちだけの秘密、にするために頑張ってるミッチですが、これ紘汰じゃなきゃこんな単純にいかないよね、紘汰が後一歩足りない…。
 あと兄さん側はいまだにミッチの正体知らないの。ミッチが学生生活や兄さんのことも回想に出してたんですが、ミッチの正体ってあの配信見てる人は知ってるんだよね…? あれ、出てなかったっけ…? 兄さんが知らないのはただの怠慢だし、ミッチが自分の正体ばれてない、これからも気を付けてればばれないと思える意味は…わかんないよなぁ。
 ただまだぐだぐだ言ってた紘汰に、ドライバー捨てちゃえばいいと言ったのはちょっとすっきりした。ホント気に食わないならそうすればいいだけですからね。結局ドライバーを何で必要か思い出してくれたようで良かったですが。
 しかしドライバー捨てればもう関わることもない「少なくとも紘汰さんだけは」とか…紘汰はここで「ミッチは?」と思わなかったのかな。ミッチのスタンスを紘汰はどうとらえるのかな。ミッチの方は紘汰に関わって欲しいのか欲しくないのか。何か複雑そう。

 この頃、舞は戒斗と遭遇して昔話。この2人の会話でちょっとずつ町のことがいろいろ見えてくる。舞がこの町で踊ることにこだわるわけもわかって良かった、まだいろいろ謎だけど。森と神社消しといてその跡地に何も作ってないのか。ただの開発の問題なのかご神木が少しは関係あるのか。
 この後舞は謎の少女と遭遇してました。「今のあなたには他に選べる運命がいくらでもある」何か物凄い未来からの忠告みたいな感じです。自分と同じ顔の子にこんなん言われたら怖いな。
 ここもまた謎の言葉だけで終了。
 戒斗の方は初瀬に喧嘩売りにいってました。初瀬のドライバーはやっぱり壊れてる模様。あれって変身前から変身出来ないかも…ってのはあったのかな。仕方なくインベス呼び出して戦わせてますが、ランキング見る限りドライバー持ってないチームも普通に上位に居るんですよね、彼らは何でランキング上げてるの? ここまで来ても今だ全くわからないランキングシステム。戦いに負けた初瀬は結局仲間からも見捨てられてます。うわぁ…。このあと奪った場所で踊ってるバロンチームは何かちょっとかっこ悪いな。客居ないし。このランキングとゲームとダンスのシステムがいつまで経ってももやもやする。
 城乃内の方はとっとと初瀬を切り捨て、パティシエさんのところへ。あははは、そうきたか。自分の弱さを自覚してるのは素晴らしいですね。もう少し癒しとして頑張って欲しいけど、初瀬絡みのこと考えると笑い方向に持っていくのは難しそうだな…。


第13話「鎧武、バロンの友情タッグ!」

 さて、新たな展開です。今までインベスに襲われてた人たちの体に例の森の植物が! 怖ぇ。個人的に人体+植物の組み合わせがきついので見てて辛い。まだそれほどリアルな感じじゃないからいいけど。
 これがニュースになり、インベス絡みということも報道されてます。ユグドラシルの方では「とうとう市民にも浸食被害者が出たか」とか「区域の閉鎖と市民の避難を」とか、一応守る方向の貴虎さん。良かった。他の人たちは反対でしたが。「引き続き事態を隠ぺいしつつ」とか「隠ぺい」を強調して言う凌馬さん。なかなかに嫌な感じ。こっちは割と楽しんで悪役やってるような。貴虎さんは微妙に孤立してんのかなー。DJさんもやってきましたが、何か立体映像です。彼は直接来れないわけでもあるのか。ガキどもを甘く見ない方が、とかのお話。そもそも彼らを実験台にした意味がよくわからないんですが、何が必要だったのかなー。余計な面倒背負いこんでる感じはする。
 「聞き分けのない子どもにはお仕置きが必要だからね」とか酷いね。意味わかんなくて。

 一方ニュースのことで心配したお姉さんから検査受けろと言われて病院に行ってる紘汰たち。あ、そこは素直に従うんだ。一応心配な気持ちはあったんだろうか。
 病院の方はその頃大混乱。あちこちで医者が責められてるっぽい。身内の怪我にはホント理不尽になる人たちが居るよな…それが大部分に見えるのはどうかと思いますが。そしてその攻撃を紘汰たちも受けることに。インベスが原因ってのはわかってますからね。それで遊んでた紘汰たちに敵意が向くのはまあわかる。ここで「おれたちのゲームと町で暴れてる奴らは全く別」とか言い出した紘汰にはびっくりした。あれ、ひょっとしてそういう認識なの。言い訳として言っただけなの。っていうかそもそも何かわからないもの危険なものをずっと使ってたのは事実だよなぁ。しかし患者の身内からの理不尽罵倒だけじゃなく、医者からも冷静に「自分たちが何をやったか」とか言われるのきついな…。
 この事態、あとでミッチが、この展開もユグドラシルが考えてたことじゃないかみたいなこと言ってるんですが…そもそも子どもがやってた危険なゲームで被害出たからって、子ども責めて終わりなわけないですよね。あのゲームを作ったのは誰か、錠前作ったのは誰か、に世間の疑問は行くだろうし、子どもたちにゲームを与えた大人がどう考えてもこれから責められる対象になるんですが…。ユグドラシルがマスコミや警察は抑えたとしても、世間の人は普通そこに考え至ると思うけど…どうなるんだろう、その辺。
 この後、踊ってるバロンチームを責めたてて「出ていけ」で済ませてる大人はまあ数人なので深く考えない方がいいんでしょうが…。戒斗の方は場所は力で奪い取るもの理論で怪物呼び出してます。おいおい。ひどいけど、まあ一貫はしてる。ここでパティシエさんがやってきて正義の味方モードです。これを見て応援する人々…え、そうなの。ビートライダーは全部一緒くたにされてるのかと。だから何がどこまで広まってるんだよ情報…。
 大人たちの声援とか、もうあまりにも茶番染みててホントどうとらえればいいのかと思った。何だこのわざとらしさ…。
 ちなみに戒斗VSパティシエの方は、戒斗の仲間が怪我したことで中断されました。「仲間の手当とプライドと、あなたにとってはどっちが大事」って、無傷の仲間が大勢いるのに戒斗が引かなきゃならないわけがわからなかった。全員倒れてたならともかく…。ああいう言い方されたから仕方なく引いただけだろうか。

 そして「インベスが起こした事件は全部、ぼくたちビートライダーズのせいにされてしまいますよ」という事態に頭抱えてる戒斗たち。「どうすりゃホントのことをみんなに伝えられるんだ」と。これは前回秘密にすることを選択したからの悩みなんでしょうが、ホント何でそうなるのかなぁ…。パティシエさんはとっととテレビ使ってヒーローになってるんだし、ホントのこと知らせたいなら知らせりゃいいだけじゃん…としか思えない。まあ前にもどうせ警察は信じてくれないし、とかで自分たちだけでインベス事件解決しようとしてたし、結局そのツケでもあるんですけどね。自分から何も言わず、大人はわかってくれないモードなんだもんな。いや、病院で何言ってんだ的言い訳はしてたけど。
 この状況の中、インベスに襲われる人を助けに行った紘汰が「ここでおれが戦ってもどうせ誰にもわかってもらえない…」とまで考え出してます。まあショックだったんだろうな…。すぐに「けどおれは」で変身しようとはしましたが。ホント、ぐだぐだしてるんだか何なんだか。ここにやってきたパティシエさんは紘汰に攻撃。それが契約ということです。貴虎さんも何考えてるのかよくわからない。一応インベスは自分で始末すればいいってことですかね。わざわざパティシエ雇ってるのはヒーロー像作るため? 人選もやり方も雑だな。
 ここに戒斗がやってきての共闘。お互い敵が一致しましたしね。元々彼らゲームで戦ってるだけなんだもんな。「お前、助けてくれんのか」紘汰がとても素直に取ってるのが気持ち良い。構えたまま戒斗の変身待ってる姿はちょっと笑えるけど。早く変身してやれ戒斗。
 コンビプレイでパティシエを追いつめ、さらに戒斗がバナナの錠前渡して鎧武がバナナモードに。おお。ホント何でもなれるのかな、あれ使えば。バナナモードにどういう強さがあるのかはよくわからないけど。
 パティシエは撃退し、続いてインベスです。進化してドラゴンになってます。あの狭い中で暴れられると怖いな! 錠前も落としちゃってますよ。どうせならドラゴン相手に共闘して欲しかった…。ドラゴンの方はお兄さんが簡単に撃破。やっぱかっこいいなぁ…。
 インベス退治はやってくれたお兄さんですが「次はお前たちだ」とか言い出すので慌てて錠前拾って変身の紘汰たち。今度はこっち相手に共闘か…と思ってたらここで初瀬に動きが。初っ端から周りに敵やライダーの幻覚見て怯えてた初瀬。そうだよなぁ、紘汰だって最初にメロンにやられたときそうだったもんなぁ…やっぱひどいことやったよね紘汰。初瀬の場合は誰も助けてくれなかったばかりか、仲間からも見捨てられ追いつめられたところで、何しでかすかと思ったら森の実食べた…! 確かに何かもうこれしかないみたいな感じはある、それでどうなるかはわからなくても。
 さすがに戦闘してる場合じゃなく、茫然と初瀬を見つめてる3人。「吐き出せ!」って言ったのお兄さん? 紘汰? わかんなかったけど、これで初瀬が怪物化。まあ…そうなりそうだよね、あれは…。
 予告見る限り怪物になったまま終わるわけじゃなさそうだけど…さて、どうなるのかな…。


第14話「ヘルヘイムの果実の秘密」

 怪物と化した初瀬。お兄さんは問答無用で攻撃しますが、さすがに紘汰は止めてます。「殺さないでどうする」「何言ってんだ人間だぞ」お兄さんはそういうスタンスなんですね。紘汰はまあ、目の前であれを見ちゃったら当然か。しかし「あいつはまだ何もしてねえだろ」とか、これまで倒してきた怪物は…でもまだ紘汰はそこまで思い至らないだろうなぁ…とか思ってたら最後に物凄い衝撃が来ましたが、とりあえず初瀬。
 何とか説得しようと呼びかけてますが、攻撃してくる初瀬に対し斬りつけた…! あれえええ!? その直後変身を解いて「お前を傷つけるつもりはないんだ」って、いやいやちょっと待って! 攻撃する前に言ってよそれ! もうちょっと貫いてよ…!? いや、ホント紘汰はずっとそんな感じだけどさ…そういうキャラとして取ったんでいいのか、これ…?
 とりあえず病院行こう、病院行けば治るとかどこまで自分で信じてるんだろう、紘汰だからなぁ…。大人や警察は信用できないといいつつ病院は万能と思ってるとか、とても子どもらしいといえば子どもらしいんですが、そう受け取ったんでいいのか。
 結局初瀬は逃げ、一人でひたすら探すはめになる紘汰。
 戒斗の方は兄さん相手にしてましたがやられて連れ去られました。いやぁ、ここまでやってるとユグドラシルのやり方はホントむかつくなー。

 世間の方はとりあえず紘汰たちを叩いてる状態、らしいです。真面目に解決しようと誰もしてないのか、そしてダンスチームの彼らはホントに自分たちが全くの無関係だと思ってるのか。実際にインベスが実体化して人々を襲った例があってなお、そのゲーム続けてたよね。なんだと思ってたの。「事件とか関係なく誰かを叩きたいだけってだけなんだよな」とかこの流れで言われてもなぁ。他人事過ぎる。自分が襲われる可能性もあることもわかってないですよね。叩いてる方もそうなんだろうか。このあと襲われましたが、どうなるのかなこれで…。
 初瀬はいつものマスターの店で変身したあとまた暴れてます。ちょくちょく元に戻るんだろうか。理性残ってるなら怖いな。怪物化したとき、さりげにホウキ構えてるバイトの子が素晴らしかった。
 紘汰は初瀬と遭遇し、再び呼びかけ。「お前に初瀬の心が残ってるなら今すぐこんなことは止めてくれ」って、初瀬が理性ある状態で人を襲ってると思ってるんだろうか。いや、まあそんな深く考えてのものじゃないでしょうが。「もしお前がこのまま続けるっていうなら」「お前はもう初瀬じゃねえ!」で変身です。いやいやいや…戦う理由が無理矢理だなと思ったけど、実際紘汰も揺れまくってます。武器捨てて殴ってみたり、再び武器取ってみたり、どうしたらいいかわからないんでしょうね。元が初瀬だと知ってる以上倒したら人殺しになる、でも野放しにも出来ないという葛藤。これは重い。
 そんな中、同時進行でちゃっかりユグドラシルに潜入してるミッチがどんどん謎に近づいていってます。何かえらく偶然に助けられての潜入だけど。マウスの変貌を見て「じゃあ今までのインベスは、こちら側の生き物が変身していたってことも」とさすがにこっちは即座に思い当たるミッチ。人間が居たかも、に繋がるのも早いだろうなぁと思ってたら、そのものずばり、行方不明の裕也が怪物化してた映像が。そしてその怪物を鎧武が倒してたという…うわああああ。これは…これはミッチも物凄い恐怖ですよね。思わず後ずさってます。取り返しのつかないことがすでに起きてたという…。
 どうなるんだという中、鎧武を吹っ飛ばしたメロン、他3人。えええまた何か出てきた…!? まだ増えるのか。新世代ライダーってこれなのか。
 「お前の悪ふざけが招いた結末だ」とか兄さんに呼びかけられて、その内一人が初瀬を始末。ホントに普通に爆発した…え、これで終わりなの初瀬…。
 この方が絶望感は強いなぁとか思ってたところで変身を解くライダー。って、シドー!? お前の悪ふざけがどうとか言われて、声聞いてても全く気付いてませんでした、びっくりした! 変身とかするキャラだと思わなかったから…! …ちょっと燃えるなシドの変身。
 そして結局紘汰も連れ去られていくことに。ホント好き勝手やってるなユグドラシル…。


第15話「ベルトを開発した男」

 手錠かけられて乱暴に連行されてる紘汰と戒斗。「初瀬はどうした」のあと沈黙した紘汰に「そうか」って、わかったのか戒斗。そうなるかもしれないとは思ってたのかなぁ。…私は全然思ってなかった…。
 そして2人が連れてこられた先にはベルト開発者の戦極さん。手錠は外されました。落ち着いて話をするためにここに呼んだそうです、ええー。ホントあまりにもやり方が常識外れというかいちいち面倒引き起こすことしてますが、この人の場合は面白がってるか、その辺はどうでもいいか、なのかな。ベルトの音声について突っ込まれて「私の趣味だ。いいだろう」って言い切った! 笑った。そう言われると何とも言いようがない。
 しかしこの人はひたすら早口でべらべら喋るので私の頭じゃ微妙についていけません。とりあえず会社からのノルマはこなしたけど、まだやりたいことあるので実験体として協力し続けて欲しいようです。まだベルト作るのか、凄いデザインだな…あれも趣味か。
 激昂する紘汰に対し、今はこいつに喋らせろ、という戒斗はいいな。ホントまずは知らなきゃなぁ。まあ戒斗の狙いはベルトのようでしたが。こっそり足で紘汰に合図してるのがちょっといいな…ここが普通に協力関係にあるのが。女性に邪魔されたけど。強い。
 あと初瀬に関して「果実を口にした時点で人間としての彼は死んでた」という戦極さんですが、正直気持ち的にもそう解釈した方が楽だよね…今後紘汰が知るであろう事実的にも…下手に途中戻るからなぁ初瀬が…!
 協力する気なさそうな紘汰たちには「のんびり滞在してくれたまえ」の戦極さん。言うこと聞くまで返さないという軟禁状態。ホント凄いことやってるけど、まあこの辺は自覚あってやってるからいいや。彼らは保護対象だとか精密検査しなきゃとか言ってる貴虎さんはホントどの口が、と。周りは好き勝手にやってるし、この孤立具合…そしてこんなタイミングで弟のこと知るのか。いろいろ知ってるはずなのにこの一人置いてかれてる感じがちょっと見てらんない。
 あ、軟禁されてた紘汰のところへやってきたのはDJさんでした。な、何か普通に来た。ロックシードとかカードとか置いてってます。彼は何がしたいのかなぁ。楽しければいいのかな。引っかき回し役だけど、紘汰たちには普通にありがたい。
 紘汰の方はベルトの力で「おれがこの町のみんなをインベスから守る」ということではっきりしたんですかね目的は。ユグドラシルがあれを放置してるなら、出来る人間が何とかしなきゃいけませんもんね。それで固定してくれるといいな目的は…。
 ミッチが紘汰を助け、戒斗のところへも行き「手ぶらで帰るつもりはないぞ」「同感だ」という流れでベルト奪ってく戒斗。あれはわざと放置されてるんだろうか…。いいタイミングで裕也の動画とかも流れてるし、ここで知っちゃうのかとどきどきしたよ…! さすがにミッチが止めました。これは…これは隠したくなる気持ちはわかるなぁ…。このあとのシドとの対峙とかでも、シドが何か言っちゃうんじゃないかとはらはらした。いつかは知ることなんだろうけど…!
 脱出中の生身アクションはかっこ良かったです紘汰。足上がるなー。何かばらばらになっちゃってますが。ミッチ側にはよくわからないのが飛んできて、紘汰はシドと戦闘。やばい、飛び降りてくるシドかっこいい。戒斗もやってきて、一応少しはシドにダメージ与えられたのかな…。シドからの一撃は戦極さんのところに居た女性に邪魔されました。シドが殺す気だったからと…。シドは実際にその辺に躊躇いはないのかやっぱ。
 ここはまだまだ実力的に上なんだよなぁ。紘汰たちもパワーアップしないとな。

 この間、舞たちも他のダンスチームと話し合いの場を持ってます。インベスゲームを止めようと。っていうかあの状態でもまだ続けてたの? 続けるつもりなの? やっぱり他の子たちもあれは暴れてるインベスとは関係ないという認識なのか…じゃあ何だと思ってるんだ、あれ。
 舞の言う通り、世間からこれだけ後ろ指さされてる状況じゃそもそもダンス見てもらえなくなると思うけど、彼らは何のためにダンスやってるの。無理矢理場所奪ってほとんど客居ないところで踊ったりしてたもんなぁバロンとか…。ダンスとランキングとインベスゲームの関係性はいまだピンと来ない。今インベスゲーム止めたらトップの鎧武が得するだけ、みたいな流れですが、ランキングってインベスゲームのみで動いてるわけじゃないよね…? ライダー居ないチームが普通に上位に居たしなぁ…。まあそもそもリーダー居ないところで決めても、ということで解散となりましたが。初瀬のチームが普通に初瀬と連絡つかないし、とか言ってるのにびっくりだ。まだチームだとは思ってたのか…あと城乃内のチームってああいうのだったのか。

 そういや森の中で走り去った紘汰たちはあそこから脱出するつもりなのか。
 次回…今度はレモンか。何かもういろいろ出てくるなホント…!


第16話「新アームズ!ジンバーレモン誕生!」

 攻撃を受け、銃を落として逃げるミッチ…で終わりかと思ったら相手の乗り物奪って敵倒しつつの逃走でした、すげえ! 「いける」って乗ってから操縦できること確認したんだろうか。
 一方もう逃げたかと思ってた紘汰と戒斗も追われてました。木切って相手に激突させるとか凄いな。追手倒して爆発起こりまくって無事逃げましたが、追手の人たちも中身人間なんですよね大丈夫なのかあれ…! 変身状態だからあれぐらいなら大丈夫か。
 前回やられたお仲間さんも、まあ無事で種も植えられてないそうです。種は意思あって植えられてるもんなんだろうか、関係ないんだろうか。しかしあの傷だけで、相当ですよね。退院は早かったみたいだけど、お風呂とか大変そうだなー。
 こうなったことを「おれがしっかりしてないからお前を…」とか言い出す紘汰ですが、はたから見たら、あれまで紘汰のせいに感じなくてもとは思いますね。仲間たちはみんな気持ち良い。
 舞の方はみんなわかってくれなくて落ち込み中。ダンスしてただけなのに「いつの間にかランキング争い」とかステージ争いになったようで、まあみんな乗っちゃったからの状態ですが、あれ自体が嫌だった人たちもたくさん居るんだろうなぁ。でもあれがあってダンスチームもまた増えた部分もあるのかな。このあと「目立ちてえ、暴れてえ」という理由で参加してた人たちの存在も明らかになるし、実際そんなもんだよなー。
 ここで舞は強盗やってるインベスに遭遇。えええ? と思ったら、これを操ってたのがダンスチームの一人って、ええええー!?
 「リミッターカットの裏ワザを見付けた」らしいです。それがダンスチームの間で広まってるのか…舞たちには情報いかないように共謀してたのかな。鎧武たちへの対抗手段にもなりますしね。
 インベスの事件の責任は全部ビートライダーが負ってくれるからってことが軽く犯罪に走ってる理由でもあるようですが、ホント一切捜査とか入ってないんだろうか…。危ういなぁ。

 そして弟がライダーとなってることを知った貴虎さん。まずシドを責めてますね。「知らねぇよ」「あんたのスイカのロックシードと同じだ」って盗まれたことにするのか。それならそれで管理責任の問題になるけど、貴虎も同じことやってるという…さすがにこれ以上言えないのかな。渡さなかった報告書の件には触れないのか。貴虎が確認しなかっただけだろ、って方向になるかと思ったのに。まあミッチ巻き込んでる時点で怒られるのは一緒だけど。「たった一人の弟さえ躾けられてないと思うかい」とか挑発してくるなー。
 で、今度こそ紘汰たちを捕えろと言われますが、戦極さんの方は泳がす方向。内通者が居るという話にもなり、DJさんの行動も彼一人で起こしてることなのか…ばらっばらなんだなぁ、この組織。面白いけど把握出来なくなる…!
 貴虎の方はミッチが集めた情報を確認し、全て話すことにしたようです。おお、頭ごなしに否定しなかった、ちゃんとミッチの成果と気持ちを見てくれた…! 「守られる側」であって欲しいという「エゴ」とも言い切って、自分の勝手な気持ちであったこともちゃんと自覚してる…意外に気持ち良い兄ちゃんだった。
 そしてミッチに森の正体を見せたところのミッチのあの反応…。決して公表出来ないという話にミッチがうなずくことになりますが、一目見ただけでわかるほどのそれ…これは何だろうなぁ。まだしばらくは明かされないのかな…気になる。
 しかし森のことやインベスのこと、公表しないならしないでもうちょい敵を作らないやり方はないのかなぁ。あれも関係あるのか。いや、貴虎兄ちゃんが頑張っても周りがばらばらに動いちゃうけどさ…! 貴虎の考え方だけ切り取ってもおかしいよな…!

 紘汰の方はその頃、手に入れたロックシードを試し中。「集中力の問題か」「よし、葛葉紘汰集中しよー」とか、ああちょっと軽い感じが戻ってほっとする。すぐ大泣きの舞ちゃん入ってきてそれどころじゃなくなりましたが。
 問題の強盗やってるチームのところへ向かう紘汰。「冗談抜きでさあ」「おれたちと組まねえか」このチームのこの言い分はちょっとびっくりした。なるほど、ブラボーはインベス倒すから彼らにとっては邪魔なのか。別のインベスは自分のインベス使えば身を守れると考えれば彼らは好き勝手やれるんだよなぁ。
 「やってることは化け物と変わらない」泣きそうな紘汰。ある意味化け物より性質が悪いですね。こういうはっきりした犯罪者とは関わってないのか紘汰。っていうか昔はそんなことやるような奴らじゃなかったってことかな、この後の話からすると。ばれずに、咎められずに犯罪出来る力…となるとなー。
 そして彼らの誘いを断る紘汰に、別のインベスを出してくるリーダーさん。「あれマジで使うんですか」とか言われてますが、クラスAの分はさすがに制御しきれないんじゃないかという不安があったんですかね。リミッター解除法が出たのが最近だろうから何がどこまで危険なのかまだわかってないのかな。
 結局操ってる途中でロックシードが壊れ(?)、制御を外れて暴走するインベス。街中に出てくると、人々の被害より、鎧武に対するみんなの反応が怖くてどきどきしてしまう…! まあみんなとっとと逃げましたが。
 苦戦してた鎧武は、新しいロックシードを使うことで勝利。ベルト壊れた、と思ったらあそこにセットするのか…! まさかの2個付け。何かごつくなってる。2個とも刀届いてるのか。いや、そこは考えるところじゃないでしょうが。
 しかしレモンとオレンジ…何かジュース飲みたくなる。全然関係ないけど。

 最後にいつもの店で悩んでる紘汰。「力を手に入れた人間ってのはさ、みんな怪物になっちまうのか」ものすごい極論言ってますが、まあ単なる愚痴ですかね。
 ここで店長さん、弱い奴らが全員善人だと思うか、とか力そのものに善も悪もないとか、当たり前のことを当たり前に言ってくれるのがほっとしますね。
 そして力についても、使い方次第で「ヒーローにも怪物にもなっちまう」と。それこそが仮面ライダーだもんなぁ。この流れからの「おれもいろいろあった」は役者さん考えるとちょっとにやついちゃう台詞だな…!


第17話「桃のライダー、マリカ光臨!」

 「身内として贔屓するつもりはない」と早速釘刺す貴虎さん。この状況だけで特別扱いだとは思いますが、まあ実力は見せろという展開です。「わかるよ。何をして見せればいい?」ミッチはかっこいいなぁホント…。今回はホントミッチの話です。
 貴虎からの指令は紘汰のドライバー奪還ということで作戦を立てることに。
 紘汰の方はバイトは断られ相変わらず町の人から後ろ指さされる存在です。あああ腹が立つ…冤罪ネタ大っ嫌いだからもう…。しかしこれで済んでる以上、やっぱりはっきり彼らが意思持ってやったこととみなされてるわけじゃあないのかなぁ。彼らの遊びが大事になって誰にもどうにも出来なくなってる…の認識でいいんだろうか。
 この状況でも紘汰はドライバーを手放す気はないことを確認するミッチ。っていうか今手放したってもう関係ないから、とは人々は見てくれないしな。「悪事の証拠をつかんで公開しないと」闇雲にユグドラシルが悪いと訴えるんじゃなく、こう考えてくれるのは良いな。もどかしいけど。
 そしてこの会話でみんなと「笑顔で楽しく過ごせる時間」が大事だと気付いた(?)というかはっきり認識した感じのミッチ。「これからもずっと友達だろ」とか紘汰に言われて、ああやっぱミッチにはこれが…ってここで裕也の回想入るのか! 何か怖いよこのタイミング!

 で、結局作戦実行中のミッチ。パティシエさん使うことにしたようです。この流れなのに、この加工した声誰だろう、とか普通に思ってしまった。そして城乃内はもうこの位置なのか。しっかり弟子やってるんだなぁ。2人ともここでバージョンアップしたというドライバー貰ってますが、これで強くなってるんだろうか。今回の相手が相手だったのでわからない。
 とにかくまあ彼らがベルトの奪還を担当することになりました。報酬はメロンの情報って。ああそうか、パティシエさんはあれが気になってたんでしたね。いきなり兄さん取引材料にしてるのも凄いな。予想してなかっただろうに。
 「あくまで自分の手は汚さないつもり?」と言われるミッチ。まあ回りくどい作戦立てたなぁとは思いましたが、これを「人を操り従わせる手際」「それが兄さんの望んでいる才能だ」と言い切ったミッチ。こう言われると、まあそうか…とはなるな、上手いなミッチ。
 しかし作戦はどうなってるのかと思えば紘汰の姉さん人質って…! びっくりしてたら捕まってたのは偽者でした。近づいた瞬間力ずくで奪おうとして奪えてないので「甘いわね」とか言われても。いや、彼女自身はここで奪うつもりはなかったんでしょうが。流れ的には情けなくないか。アクション凄いけど!
 あとあれが姉さんだった場合でも、取引完了でベルト渡す気あったのか、あの紘汰…。
 姉さんの方は福引で当たったことにしてパティシエさんの店へご招待。凄い量出てる気がするんですが、あれ全部食べてるのか。しかし姉さんは何も知らず平和に過ごしてるとか、良かった…これはちょっとほっとする。城乃内が命令されて攻撃するところでしたが、そこはパティシエさんが先手打ってました。そうか、パティシエさん的にお客さんに手出す感じになるのはさすがに駄目なのか。タライまで用意して、やりますね。
 しかしすぐそばで倒れた店員さんを「んん?」と首傾げて見るだけの姉さんはどうなんだ…いや、見えない位置で倒れてるのかな、あれ…?
 とにかくまあパティシエさんがそういう態度だったため、普通に戦闘開始です。ドライバー奪還自体はちゃんとやるつもりだったのね。まあ力ずくで勝てる相手だもんなぁ彼にとっては。変身しない方が相手も変身しないだろうから普通に奪えそうだけど。まあ変身後でも「いつも二人がかり」「たった一人で勝ち目があるっての」という実力差だったもんな…。
 が、パワーアップアイテムを手に入れてる鎧武。圧勝です。
 というわけで続いて秘書さんが変身。こっちはさすがに強い。
 「強化パーツ一つでこの性能とはね」「さすがプロフェッサー凌馬だわ」って、あ、凌馬褒めてたのかこの流れ。
 しかし秘書さんの位置というかスタンスは読み辛いなぁ。複雑な位置なんだろうけど。ミッチには一応手を汚させたかったんだろうか。
 「かつての友人を討つことで、その身の証を立てなさい」の秘書さんだけど、ミッチが紘汰にも話して仲間に入れるって言った場合どうだったんだろう。何を見たのか、ユグドラシルの動きのどこまでがそれのせいなのか、がわかんないからなー。ユグドラシルか紘汰か、を選ばなきゃいけない状況自体を壊す方がらしいかな。両方綺麗に繋いで欲しい…。
 追いつめられていくミッチは、紘汰に見付かって変身後、ホントどっちを撃つのかと! 普通にはらはらした。
 マリカを撃って「紘汰さんは、ぼくが守る」宣言です。ん? そういう流れだったのか。
 変身解いて紘汰に見られる前に真っ先にイヤホン外すのがさすがというか何というか。しかも戦極さんと話を付けて、紘汰を泳がせる方向をお兄さんに納得させてます。いやぁ、戦極さんが勝手にやってるのかと思えばこちらにもしっかり手を伸ばして「野心の切り札にできますよ、ぼくは」だもんなぁ。怖い。これで目的が「これでまたみんなと一緒にいられる」「この笑顔を見ていられるなら、どんなことだって出来る」なのがまた。何事もやりきるとかっこいい。彼には頑張って欲しいな何か。


第18話「さらばビートライダーズ」

 「人々から非難されるヒーロー」なんていう自分にとって物凄く苦手なネタがずっと引っ張られてるのでどうにも視聴が止まりがち。相変わらず逃げられまくってる鎧武です。せめて紘汰が開き直ってくれてたらなぁ…辛そうだと見てるこっちも辛い。
 人々の非難はダンスチームの方にも向いているので、こっちは舞ちゃんたちで頑張ってます。「このままじゃこの町で踊れなくなる」ってことですが、そもそもあのステージは誰が提供しててどういう仕組みで取り合ってるんだろうホント。踊れなくなる、ってのはあくまで風当りが強くて、であって具体的な場所がなくなるわけじゃないのかな。
 一応話は聞きに来てくれてる他チームですが、バロンが居るならやらないという展開。そもそも場所の取り合いだの引き抜きだの始めたのは戒斗なんですね。嫌われてるな。それだけひっかきまわしといて、別にダンスが好きでやってるわけじゃないとか、それは腹も立つなぁ。っていうか紘汰もそうなの。紘汰も別にダンスはどうでもいいってことでいいのか。
 この辺のこと伝えられた戒斗は、結局ベルトをザックに渡してバロンを抜けて去って行った…! びっくりした。戒斗はともかく、メンバーの方は踊りたくて集まった子たちなんですよね。ホント何か…戒斗さえ居なきゃもっと平和だったのか。戒斗にとってのあの仲間は何だったのかなぁ…実際後で紘汰が言うようにイベント成功させるために抜けた部分もあるんだろうし、仲間助けたりもしてたけど、彼の行動は何だかな…。

 その頃、城乃内はどっちのロックシードが本物かで悩んでました。何だこれ。つけてみりゃいいじゃないかと思ったけど、間違ってたらタライ落ちてくると思ってるのか。実際落ちてきたのは空き缶でした。ゴミ袋の中ぶちまけて「すみません」で去っていくおじさん。いやいやいや…。
 ここでパティシエさんもダンスイベントのこと知って邪魔しに来ました。彼もホント何がしたいんだ。悪役全開。今回のイベント放送されてるようだけど、今回はもう完全にパティシエさんがインベス従えてるようにしか見えないんじゃ…。どうでもいいけどステージで踊るインベスは笑った。あれは城乃内がそうさせてんの?
 ダンスイベントの方は、スタートしたところで観客の少なさに驚いてるとか、どこから始まってるんだこのイベント。
 「所詮あなたたちがやってたのはアマチュアのお遊びだったってこと」とか言ってるパティシエさん。いや、当たり前だろ、子どものやってるイベントに何言ってるんだと思ってたけど、そういえば彼はアマチュアがそうやって注目されてるのが気に食わない人でしたね、忘れてた…。もう大人げないどころか何か情けないな…。
 戦う鎧武を見て、ここでザックも変身です。いやぁびっくりした。実はザックが変身する、とか何度かどっかで聞いてたんだけど、ずっとザックって誰だろうと思ってた。グルビって何だ? と思ったけど、これはくるみ…でいいのかな?
 そして普通に鎧武と共闘です。やっぱ戒斗居ない方がいろいろ上手くいくんじゃ。戒斗も結局戦闘の方は手伝いに来てくれましたが。彼はこのままホントにチーム去っちゃうんだろうか…益々ダンスチームの位置がよくわかんなくなるけど…。

 これらが放送された結果、集まってくれたダンスチーム。パティシエさんがわかりやすく悪役やってくれたおかげでみんなまとまった感じです。邪魔しまくってた城乃内はちゃっかりチームの子に見付かって踊ってるし。いや、もう彼はあれでいいけど…。っていうかいいチームに居るな城乃内…。
 戦闘の脇でずっと踊ってるのも凄い光景だなぁ。ザックが最後まで踊れなかったのはちょっと可哀想な気が。戒斗、せっかく来たんだからお前はステージに戻れとか言うのかと思った。
 この流れでコメントが盛り上がってます。早すぎて全然読めませんが。ええと、いいことが書かれてたんだよね…? それすらもよくわかんない。何でこうなったのかもよくわかりませんが、良かった良かった…なのか…?
 コメントは一部の若者だろうし、誤解は多分全く解けてないんだろうけど、一応今までの観客は取り戻せた感じなのかな。そういえば最初に見に来てくれてた客は結局逃げちゃったんだろうか。

 とにかくまあダンスイベントは成功、ということで戦闘も終了する鎧武。パティシエさんが倒すべき悪役ってわけでもないのがもやもやするよなー。
 ここでまた別方向から攻撃受ける鎧武。「お疲れのところ申し訳ないが、もう1度変身をしてもらいたい」の言い方に何か笑ってしまった。次はこの人のようです。


第19話「贈られた秘密兵器」

 「おれと同じレモンのロックシード」あ、そうか、そこ反応するところなんだ…とか思ってしまった。キャラ多過ぎのライダー多過ぎ思惑ばらばら過ぎでもうホントいろいろ把握出来てない…。考えようとするからわけわかんなくなるので見たまんまだけ受け取らないとなぁ。
 とりあえず戦闘開始です。何かいきなり凄い動きで避ける紘汰にびっくりした。変身してない方がよく動くな! くるくる回ってとりあえず変身。が、結局やられてすぐ解除です。「戦闘には慣れていなくてね」「加減を間違えてしまった」で「お願いだ。もう1度だけ変身してくれ」とか言っちゃう戦極さんが笑えて怖い。ホントただ実験したいだけなんですよね。戦闘慣れてないのにとんでもないパワーです。駆けつけた戒斗もあっさりやられることに。ライダー姿で倒れてるのって割とシュール。しばらくして変身解除されましたが、そんな時間差あるとは。
 戦極さんは結局これで去っていきました。普通に若者っぽい服着てると違和感あるな。
 戒斗の方はとっととユグドラシルに向かう方向。「お前一人に行かせるわけにはいかない」「おれも行く」紘汰はもう完全にこっち側ですよね。しかし「勝手にしろ」という戒斗を追いかけてたので、このまま一緒に行くのかと思ったら次のシーンで普通にダンスチームと居てびっくりした。戒斗とは待ち合わせかよ…! 何か笑ってしまった。普通に話し合いしたんだ…仲良いな。
 ダンスチーム側はまあ、いい感じになってるようです。ザックは「紘汰さんやミッチには敵わないけどね」とか言われて笑って頭下げてる、何だこの普通の仲の良さ…! やっぱり戒斗の性格がひっかきまわされた原因だったのか…。しかしインベスゲームなくなったら辞めちゃったチームも多いようです。そうだよなぁ、ダンスとインベスゲームとかホント全く関係ないものが結びついてるのがおかしかったんだもんな。インベスゲームやるためにはダンスチーム組むしかなかったなら、ホントどっちがやりたい側にとっても迷惑な話だよなぁ。
 世間の評価は変わりつつあるってのは、やっぱり世間の評価がピンと来ないのでよくわかりませんが。彼らがインベスゲーム止めればそれで解決と、世間の人たちも思ってる状況なんだろうか。
 紘汰の方は、これでもうチームからは手を引く方向ですね。そもそも初っ端でチーム辞めたとこから始まってましたもんね。あの時点で関係も設定も何の説明もなくて戸惑ったけど、ここまで来てもそういえばよくわかんないな、その辺!
 とりあえず今はユグドラシルです。戒斗と共に向かおうというところに、ついてきちゃってるミッチ。ああ、紘汰が裕也のこと持ち出してる…これ言われるとミッチとしては防がなきゃいけない事態なんだなぁ。戒斗たちの作戦を兄さんにもらし、待ち伏せ食らう2人。何か敵側に新たな武装が。変形するチューリップです。え、チューリップ!? ぞろぞろ出てきて弾かれましたが、すぐさま再出動。敵の警備が強まる前に、ってのはいいですね。ちゃんと作戦もあったようです。よくわかんないけど。戒斗はユグドラシルに対し「お前らの隠し事が弱みなら強者ではない」とか、そこにこだわってたのか。紘汰から借りたスイカ使って一旦シド倒したのかな。施設に入ったところで追いつめられましたが。シドが怖い。怒ってるのかこれ。「怪我では済まんぞ」って殺す気? 戦極さんに止められましたが。
 紘汰の方は兄さんと戦闘。紘汰にいろいろ言われた結果の兄さん「教えてやろう。ホントの意味での理由なき悪意を」って、え、教える方向なの、え、もう謎明らかになるの…!? びっくりしつつ以下次回。


第20話「世界のおわり はじまる侵略」

 さて、今回でいろいろなことが判明した鎧武。いやぁ、ホントこの段階で明かしてくれるとは思わなかった。ようやく少しすっきりした部分もいろいろ。
 とりあえず紘汰には貴虎兄さんが、戒斗には戦極さんが説明する形で両方に事実が知らされましたね。既に知ってるミッチは道を決めて動いてる様子を見せつつ、世間は結局相変わらずダンスチームを責める様子を見せつつ…あああ、ホントもうこれ嫌だ。ピエールさんがホント嫌な奴。今こっちはザックが頑張ってるんだなぁ。城乃内はあれでいいのか…。まあある意味賢い位置には居るのかな。

 で、明かされた真実の方ですが。
 森自体がどこにある何なのかはまだわかってないようです。その上で、以前ミッチも見せられたであろうものを見せられる紘汰。見た瞬間にわかる衝撃的なものなのかと思ってたので「ん? 遺跡?」と戸惑ってしまった。ええと、森の浸食のせいで滅びた町…ということですが、何かあまりに古くて異世界感があるせいかあまり現実的な脅威としてとらえにくいな…。どうせなら普通の日本の街並みっぽい感じだった方がぱっと見で怖いのに。
 これこそが理由のない悪意、このままだとあと10年でこの森が地球に浸食してきて滅びると。なるほどなー。こんなのは発表したらパニックになるから…ってのはまあお約束の言葉ですね。正直あまり共感は出来ないんですが、そういう考え方するのはわかる。で、現在既に町に現れつつあるインベスはダンスチームの悪い遊びのせいだってことにして事実を隠そうと。これにどうしても違和感あったのは、それで世間が納得しないだろうと思ってたからなんですが、世間は実際にそうとしか思ってないようなので、まあ上手くやってるのか…。舞たちですら呑気にダンスやってるだけだもんなぁ。ホントのこと発表したところで、こんな感じにみんな他人事になる気がしなくもないですが、まあそこまでは読めないしな。それより技術争いが起こる、現在開発してる技術を手に入れたものが頂点に立つ、という考えの方は何か納得できる。ユグドラシル内のごたごたは、単純にこれなのか…。
 あと「一人の憎しみは百人の善意を打ち砕く」って言葉も良かった。世間が世間が、って人々みんなそこまで馬鹿か、と思うけど、大半がまともでも変なのが居るとおかしなことになるのは…とてもよくわかるしな…。

 戒斗の方はこれらの説明されて「そもそも何故この世界を守る必要がある」でした。これはこれでわかりやすいな。ある意味すっきりする。彼の怒るポイントとか性格とかどうにもよくつかめないんですが。
 これ聞いて「同志」とかなっちゃう戦極さん。ここは組むことになるんだろうか…でも戒斗だしなぁ。「貴様らは何を企んでる」この内容次第でしょうか。相変わらずいろんな思惑を覚えられる気がしない。

 紘汰たちの方は、この後インベスに襲われてます。止まっちゃう紘汰。どうしたのかと思えば、あれが元人間だということを意識しちゃったんですね。ああそうか…っていうかその点は初瀬のときに気付いてなかったのか。
 「何をやってる」「ここで死ぬ気か」お兄さんは結構真っ当に助けるなぁ。いや、実際そういう人っぽい点は出てたけど、それはそれとしてやってることが酷いからやっぱりつかめない。
 結局兄さんが全部倒しちゃいましたが、さて紘汰は今後どうなるのか…。裕也のことを最近話題に出すようになったから怖いな。そこもいずれ知るんだろうしなぁ。


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