第11話「ブレインジャック」
いきなり今の人間どもは、と自分で考える力がないとか言い出してる敵さん。
いい点を取ることがどうの、とまあ日本のことなんですが、ここでは
それでいいんでしょう。「こうした論理をプログラムされた結果」って言い方が
何からしいなぁ、と思ったり。
そういうわけでそういう人たちを洗脳しよう、という作戦です。
どこかの試験会場。麗ちゃんが試験受けてます。解答用紙が全く埋まってません。
「入試科目に格闘技があればいいのに」と。麗ちゃん勉強駄目なんですねぇ。
そして親友の方は結構出来るようで別々の大学か、とか言ってます。
それでも「私たちずっと友達だよね」とのこと。何か、別れの直前でもないのに
そういうことしょっちゅう言ってるのって微妙だなと思います。
このあと麗は犬を拾って剛たちのもとへ。両親が犬嫌いだからだそうですが、
ここにも犬嫌いはいました。噛まれた経験でもあるんですかね、博士。
犬の飼い主について美人で頭も良くて、など話してる優くん。ちゃんとチェック
してます。「紹介してくれよ」とか言い出した剛には
「駄目に決まってるでしょ」と麗。ええと、駄目な理由が全く説明されなかったん
ですが。……何?
親友云々の話に剛は「女の友情ってのはあてにならないからな」でした。
彼も昔何かあったんでしょうか。
翌日。親友に話しかける麗。いきなりあからさまに親友さんが
おかしくなってます。ショックの麗は相談に行くものの、剛たちはピンと
来てない様子。こういうのは実際ずっと会ってて、人柄知ってないと
伝わりにくいですよね。
仕方ないので麗ちゃんは独自に調査開始。同じセミナーを受けた人たちが
次々と変わってるのを突き止めました。っていうかこんなちょっとした
聞き込みでわかるのってあからさま過ぎませんか、敵さん。せめて身内の
前ではいつも通り振る舞えるようなやり方とかなかったんでしょうか。
麗ちゃん、その怪しいセミナーに乗り込み、クラウン絡みだとわかった
ものの、敵にやられ洗脳されちゃうことに。
買い物してた剛はちょうど麗と親友さんが歩いてるのを目撃。
目の前に出てるのに全く歩調を緩めない2人がおかしいです。
剛、犬のえさ、ちゃんと買ってきてる……!でも麗には叩き落とされ
ちゃいました。
麗が変わったことで漸くはっきりおかしいと感じ始めた博士たち。
博士は犬を前にして思考が働いてないのかと思いましたが、ちゃんと
わかってはいたんですね。いきなりここまでのことをやれるのは
クラウンだと判断。3人で麗の後を追うことに。優がいきなり
飛び込んじゃってますが。でもまあこっそり入っても多分同じことだったと
思います。
博士と優は散々走り回って追い詰められてます。「チョーク投げー!」
とか「席につけぇ!」とか、本人本気で必死なんでしょうが、何か
真面目にやってんのかって気もしないでもないです。優にすがり付いてる
みたいなのは可愛いですが。
その頃剛は麗と勝負中。ああ、生身アクションがかっこいいなぁ。
逃げるわけにも戦うわけにもいかない剛は辛いところ。が後ろから
何とか捕らえることに成功したみたいです。偶然っぽいですが。
力の勝負なら完全に剛が上ですね。
ここで無意識に気を送り込んだことで逆流し、洗脳装置を破壊。
よくわかりませんが、そういうことみたいです。
「良かった。正気に戻った」「心配かけんなよ」ってああ、もういいなぁ、剛。
凄い普通に大人だよなぁ、この人。
そして今度は敵さんとのアクション。今度は変身しての本気です。
こっちもなかなかアクション長い。敵さんの振り回す長い棒はなかなか
面白いですね。切っちゃうともう敵さんは駄目駄目だったみたいですが。
作戦失敗し「最初から改造してればいいものを」とか何とか言われちゃう
紫苑さん。「わからないでしょうね、あなたには」って、ああ、そういうことか……!
全然気付いてませんでした、はい。
麗ちゃん側では親友さんが「ごめんね、心配かけて」とか言ってるんですが、
何をどこまで話したんでしょうか?
第12話「突撃!バトルキッズ」
何かを研究してる男性のもとへ紫苑さん。あの格好で普通に入ってこられると
一瞬何事かと思います。一応クラウン組織下だった
みたいですが。
この男性黒川さんは高速細胞量産システムを作ってるらしいです。
クラウン、こういう研究も地道に続けてるんですねぇ。っていうか黒川さん
一人でやってんの、これ?
そしてこの黒川さんの娘さんは優の同級生らしいです。
優はこの娘さん狙いですね。この年頃ってこうも普通にアプローチ
出来るもんなんでしょうか。優だしな。
両親のことが話題に上がって、優は「滅多に会わないし」との言葉。
そうなんだ。「好き勝手やってんじゃないの、彼らも」彼らも……!何て
よそよそしい言葉ですか。君らの親子関係、あまり一般的じゃないと
思うよ……!気付いて……!
大好きなパパのことをけなされた真弓ちゃんは怒って去って行きました。
「真弓ちゃーん」優の情けない声が素敵です。
どうやらそのことを話したらしい優。みんな笑ってる感じですが。
剛が贅沢言うな、とか自分の親のことを話してますが、
「剛さんちは特別」と優。どういう親子関係が普通だという認識なんだろう、
優……。
博士は好きなもの買ってもらって贅沢言うな、とか言いますが、
親子って物のつながりだけじゃない、と怒るのは麗。
会話の流れがいい感じです。さりげに剛が酷いこと言ってますが。
優はこの辺でもういい、とばかりに外へ。すぐ真弓ちゃんと遭遇してました。
真弓ちゃん、他に心配ごとがあるからかどうか、ごく普通に相談してますね。
「大丈夫!ぼくに任せとけって」との優。彼の場合ホントに任せて何とか
なりそうで凄いですよね。何とかなってるし。
黒川さんのことは博士が知ってたらしく、クラウン絡みだとは直ぐ
気付きました。そういえばクラウンって結構長いことある組織だった
んですよね……。
優と真弓は黒川さんからの電話の場所へ向かい黒川さんと遭遇。
誰だかわからないときに即座に真弓を庇うように立った優が素敵です。
敵が出てきたときも向かって行ってるし。ああ、もう頑張ってる。
更に捕まって縛られても、しっかり手持ちのカッターでそれを切り、
博士に連絡。「子どもだと思って甘く見るなよ」ホントにその通りです。
荷物取り上げようとかボディチェックしようとか全然考えられて
ませんからねぇ。まあ普通こんな小学生はいませんが。
黒川さんの方は結局娘を人質に取られ研究を完成させちゃいました。
そこでとっとと始末に入ろうとする敵さん。悪の組織のお約束の行動
なんですが、やっぱり希望に縋りつきたかったんですかねぇ。
が、ここで優の助けが入りました。おおう、消火器。
更に敵さんの出現に「真弓ちゃんに手を出す奴は許さない」との言葉と
共に向かいます。ああ、もうかっこいいよあなた。っていうか腕に
付ける奴、持ってたんですねちゃんと。
これで雑魚の方は普通に一匹倒してます。さすがです。
優を助けに来た剛はそのまま敵さんと戦闘開始。
「かまいたちとは芸が古いぜ」いや、その言葉が出てくる方がどうなんだ。
敵さんは更に分身をかましました。
これを見ていた麗「剛!目で見ちゃ駄目!」ってお約束……!
これで本体を見極め勝利。妙な技持ってた割には結構あっさりでしたねぇ。
結局黒川さんの研究は奪われたままですが。
最後、剛たちに礼を言う黒川さん。礼なら優に、ってホントにな……!
いいボーイフレンドが出来て、とか言い出すパパでしたが
真弓ちゃんの言葉は「やだパパ。優くんはただのお友達よ。
やっぱり恋人は年上じゃないと」ああ……!
でも優くんが普通に嘆くのがむしろ余裕ありとか思っちゃいました。
そこらの年上よりよっぽど頼りになると思いますよ優くん……!
第13話「暗殺指令GX−9」
いきなりクラウンのことを調べてるジャーナリストの存在が明らかに
なりました。3人ですか。小さな会社でやってる感じなんですかね。
男2人は殺され、残る1人はちょうど博士のもとへ取材に来たところ。
クラウンにもばれてないんじゃないかと思われる博士の住んでる場所を
突き止めたのは凄いですね。でもこの人、何で剛にはタメ口なんでしょう。
何だと思ってるんだ一体。
っていうかここでいきなり明らかになるある調査団のお話。
そして剛の過去。そういえばファラーに既に取り付かれてた云々の
話、謎のままだったんですね…すっかり忘れてたよ。
このことを調べて発表したいミサさん。それが義務と責任、ってのは
微妙ですが。剛の方は騒がれたくない様子。騒げば騒ぐ程嘘っぽくなっちゃうんだ、ってのは
わからなくもないですねぇ。
「あんたたちは何もわかってない」「だからわかるように説明してって言ってるのよ!」
ああ、どっちの言い分も間違ってない……。でもミサさんは取材しようって
相手に対する態度ではないなぁ。
そこへ刑事さんから電話。仲間2人が殺されたこと、ここで初めて
知ったんでしょうか。元々知ってたんでしょうか。ミサさん、凄い冷静……。
刑事さんが何を調べてたか聞こうとしても
「お答えする義務はないと思いますけど」ってそんな……。わかりません、
その言葉が出てくる理由が全くわかりません。刑事さんの態度がよっぽど
悪かったならともかく、別に普通だったしなぁ。マスコミの義務と責任だとかで
剛たちに話をすることを要求するくせに警察の言葉は無視なわけですか。
そして「自分の身ぐらい自分の身で守れますから」とか言って去って行った割に
大した用心はしてない様子。夜に人気のない道を歩くし、防犯ブザーも
用意してないし、結局剛に助けられてるし。
ちなみにミサさんを襲ったガイボーグ、十字架に何かを刺激されたらしく、
それのおかげでぎりぎり助かった感じです。
ガイボーグと戦って「妙に気になるんだ。あいつの目が」とかいう剛。
すみません、見えてたのか、とか思いました。だって夜中にサングラス……。
いや、雰囲気とかそういうの含めてなんでしょうが。
剛たちが調べに出てるためか服を取りに行きたい、と嘘付いて
出て行ってしまうミサさん。男だけの場所だったらそれでは駄目だったかも
しれませんが麗ちゃんは、その気持ちの方はわかるでしょうからねぇ。
が、案の定ミサさんは攫われてしまいました。
姉弟は謝ってますが、あれは仕方ないよな、確かに。
っていうかTOガイファードが何か笑えました。しかもわざわざあんな黒い封筒で。
ミサを始末することも仕事でしょうが、とりあえず剛を呼び出す囮にする
ガイボーグ。ミサさんは全く物怖じしませんね。
知りたいことはとにかく知っておこうな感じです。
こんなときにも取材か、とか言われると
「仕事じゃないわ。あなたのことを知りたいだけ」とミサさん。ミサさんなりに
この人に気になるところがあったんでしょうか。どうにも警察と仲間2人の死に
対する態度があれだっただけにこの辺素直に見れませんでした……。普通に
いい場面なのかもしれませんが。
ガイボーグさんは典型的落ちこぼれてひねくれたタイプだった
みたいですね。そこで強さを求めたことは「弱虫」とか言われてます。
ガイボーグさん、ここで突然ミサさんを縛ってた縄を切断。え、あれ?
ミサさんの顔に何かを思い出してましたが、それのせいでしょうか。
何なんだ、突然。弱虫とか言われて、女を人質に取ってる自分に気付いて
情けなくなったとかならわかりますが。……違うよな?
おれの気持ちは誰にも、とか叫ぶガイボーグに平手打ちをかますミサ。
よくわかりませんが、こういうので「目が覚める」のはお約束なんでしょうか。
うーむ……。
そこへ剛登場。普通に戦闘開始ですが、別の奴がミサを狙いに来たため
中断。ああ、ガイボーグさん、ミサを庇いました!ち、血が黒い〜……ってあれは
オイルか何かなのか?
倒れて、「もっと早くあんたに会ってたらな」とか言うガイボーグ。
えっと、一人の人間として真剣に心配して怒ってくれる人の存在が、でいいんですかね。
そうしとこう。
が、ガイボーグさん、自爆装置のことを思い出し突如走り出しました。
ミサから十分離れたところで自爆。あー、まあそういう結末しか
ないんでしょうね……。
ミサさんは結局取材を一からやり直すそうです。そしてある程度たまったら
また狙われるんですか?えー……。きっちり手を引くか、剛たちと完全に
協力体制でいくか、どっちかじゃないと同じことの繰り返しの気がするんですが。
どうもこの辺は理解出来なかったなー……。
第14話「守れ!小さな命」
ファラーを使った病気治療の研究をしてる女性。今回はその女性が
狙われることになりました。剛と博士はその女性を護衛に行くことに。
麗ちゃんたちは今回お留守番。ああ、麗ちゃん洗濯物干してる……!
優は「ドクターの昔の恋人だったりして」とか相変わらずませたこと
いいますね。
その博士、病院についてもそわそわしっぱなし。
「何緊張してんだよドクター」とか言われてます。言われちゃう博士が
可愛いです。っていうかこの女性と知り合いであったことは博士は
言ってないんですかね?剛、博士も紹介しようとしてたしなー。
そして女性の方は話に対し「信じられませんわ」と一言。
「ファラーを狙う秘密組織とか聞かされても」って、ああ、そうくるのか。
まあ普通はいきなりそんなこと言われても信じられないもんですかね。
こういう世界だからありかと思いましたが。っていうかこの原因は
ドクターに対する不信感からきてるっぽいです。
でも「何があったかは知りません」って、だから、あのクラウンに……。
何からどう話したんだ、剛たち。
病院の外でまたちょっと落ち込んじゃう博士。毎回やられるとあれですが、
思い返せば責任感じちゃうのは確かですからねぇ。
博士はでも、病院の患者さんと触れ合ってちょっと元気に。
っていうか子ども、凄い懐き具合だ。
「相変わらず子どもには人気あるじゃん」って、結構こういうこと
多いんでしょうか。それとも九條姉弟のこと差してるんでしょうか。
それはともかく女医さんの方がピンチです。部屋を
荒らされてたことで慌ててファラーを取り出してしまい、
狙われてます。はたから見てれば危ないよ、とか思うんですが実際ああなったら
そんな作戦気付きませんよねぇ。
助けに入る剛。が、戦闘中の事故で患者さんが負傷。
人が多い場所での戦いはこういうのがもう……。
子どもはそのまま博士たちが運んでいったものの、剛の方も
なかなかピンチ。そこへ来たのは刑事さん!うーわ〜!かっこいいー!
胃カメラ飲みに来ただけなのに……!っていうか銃持ってるってことは
普通に勤務中に来てますか。
胃カメラを「一緒に飲みに行こう」とか誘っちゃってるのがいい感じ。
一方子どもの方はかなりの重傷。しかも血液が届かない。お、お約束……!
博士が取りに行く、と言い出し外へ。いきなり車のエンジンがかからないという
事態でしたが、そこはまた刑事さんの出番です。しかもサイレン鳴らしながら
走ります。緊急事態だから当然ですが、知り合いにこういう人がいると
話が早くていいですね。しかも優という最高のナビもいます。
慌ててる博士には「あの子の命が大切なら
かっこつけて一人で背負い込むなよ」と冷静に諭してくれる刑事さん。
ああ、もうあんたホントにかっこいいよ……!
泥だらけになりながら血液を受け取る博士も、上からロープで
引っ張り上げてる刑事さんも!実際場所にそれ程危機感が見えないのは
まあしょうがないんですよね……。
血液を待つ病院側。
「やっとあの人に会えたっていうのに」とか言い出す女医さん。
おや?女医さん、やっぱり普通に博士を慕ってたらしいですが、
この発言は帰ってくるのを待ってた、ってことなんですか。不信感募らせてた
わけじゃなく?
「でも変わってしまうのね。人間って」と続きましたが、会う前から
そう思ってたならそういう発言出てきませんよね…?会った上で、変わってしまった
と思ったんでしょうか。全く変わってないと思うんですがねぇ……?
そんな大変な頃、敵さんがファラーを奪いに来てました。
女医さん、机の上に放りっぱなしにしてたんですね…慌ててたんでしょうが。
普通に持っていかれそうだったものの、病院の人と遭遇し、
剛が駆けつけることに。
その頃博士が漸く到着。赤い背景で音楽付きで血液が渡されました!
何なんだそれは……!
よくわからない演出を挟みつつ、続き。剛が別の場所で戦ってる間に
別の敵が博士たちの前に。ここで助けたのは刑事さん!が、銃が効かないと
なす術なし。時間稼ぎにはなりましたが。
剛が駆けつけ、戦闘開始。病院の中は戦いにくそうです。気絶した
刑事さんを助けに行った博士は靴の臭いかがせてました。
何やっとんじゃ博士……!
まあそれはともかく、敵さんと剛はそのまま外へ出て何とか決着。
もう雨止んでますね。しかも地面乾いてますね。一体どれくらい
戦ってたんだろう……。
手術が終わって女医さんが飛び出した頃には、もう誰もおらず。
「ありがと。城石先生」ああ、ちゃんとわかってくれたって感じが
いいですねぇ。
最後、自分には自分の戦い方が、ということで決着する博士。
子どもとは会う約束してた気がするんですが、いいんでしょうか。
飛行機投げちゃったのでやっぱもう会わないってこと……?
それにしてもこの人たちは、ホントに仲良さそうでよろしいです。
第15話「復讐の赤いバラ」
細胞を活性化させ巨大化させるという画期的新薬を開発した
塩沢博士。凄い発明ですが、それが軍事利用されても構わないという
考えの持ち主。今までクラウンにスカウトされてないのが
不思議なくらいです。「発見は科学でも利用はビジネス」というのは
ある意味正しいんでしょうけどねぇ。
このニュースを見て彼がクラウンに狙われる可能性を示唆する剛。
でも真っ向から塩沢さんに事情を話しにいったようで信じてもらえません。
「どうせ金目当てなんだろ」と金を突きつけられさすがに怒る剛。
「おれはあんな奴を守るために戦ってるんんじゃない」と。
ううん、気持ちは凄くわかります。っていうか剛にもこういう気持ち
あったんですね。ついついヒーローってのはどんな悪い奴でも
命は命、と言い出すタイプだと思い込んでました。ある意味凄いリアル。
「どういう人間でもいい面と悪い面がある」と諭す博士も素晴らしいです。
ここで刑事さん登場。たまたま塩沢護衛の担当だったようで。
別の刑事さんだったらまた一悶着あったところです。更に刑事さんから
塩沢さんの過去の事件についても情報が。
「どうして悪いことしたのに罪にならないの」とは優の子どもらしい疑問。
それに答えるのはやっぱり大人。意外にこういうところで大人を
見せますよねぇ、この人たち。逆に優はこういうところで子ども
を見せてくれていい感じです。
どんな奴でも命には変わりないんだよ、と刑事さん。これをヒーロー側内部で
疑問として出すのがいいよなぁ。
一方紫苑さん。塩沢の薬で母を殺されたということで復讐に
燃えてます。一緒にいる骸骨上司さんは脳以外は機械なんですね。
人間の肉体や感情がもろくて不要だと切り捨てた人らしいです。
でも紫苑の恨みの感情をしっかり理解してるし、人の感情を利用できるのは
ちゃんとした感情持ってる証拠ですよねぇ。
「つまり死ぬのが怖かった」の紫苑の突っ込みはナイスと
思いました。
空港へ向かうため警察の護衛をつけている塩沢さん。警察にも目の前で
思い切り喧嘩売ってますね。この人よく今までやってこれたもんだ。
そこへ現れる敵さん。一旦車止めたあと、ちゃんと車で走り出してるのに
何故かびっくりしました。いや、ああいう場面何故か車降りて走り出しちゃったり
するから。
更に後ろについてた車の中には剛が!うわぁ!刑事さんの発信機の時点で
びっくりしましたが、剛もしっかりいたんですね。ホント協力者がいるって
重要です。
しかし敵も色々出てきて塩沢さんの方は追い詰められてます。
「金ならやる」とかまた言ってますが「欲しいのはその命」とあっさり
切り捨てられました。いい感じに無様です、塩沢さん。
刑事さんたちが追いつきましたが、紫苑には敵いません。っていうか
紫苑、いきなり剣下ろすからびっくりしましたよ。刑事さんも剣を下ろした敵を
そう簡単に撃つわけにいきません。上手いなぁ。
そして紫苑さん、悪役側だったはずですが、この状況では完全に塩沢さんが
悪者で、何かもうどうしよう、です。
で、漸く剛が追いついてきました。剛、生身で回ってた?とかちょっと
気になったんですが、戦闘の方は敵さんが唐突にいなくなって終了。
紫苑の方の説得開始。
「お前は奴らに利用されてるだけなんだぞ」
「復讐は新しい悲しみを生むだけだ」と非常にストレートで真っ当。
でも「その後に何が残るの」に対し「何もいらない」と言われちゃうと
もう駄目ですよねぇ。全てを捨てちゃってる人相手にはどうしようもない感じです。
それでも紫苑を止めて、逃げていく塩沢。紫苑さんがナイフを投げましたが、
庇ってきた刑事さんに命中。えええ嘘……!?び、びっくりした。びっくりしましたよ、これは。
何か思い切り刺さってるじゃないですか……!
しかも驚いてるところに再び塩沢さん登場。銃持ってます。銃構えてます。
銃撃ちました。紫苑に命中……!うっわー……。
当てたこと事態凄いですが、紫苑って銃一発で死ぬんですか……。当たり
どころが悪かったのかなぁ……。
塩沢さんも慌てて正当防衛を主張。一旦逃げてからわざわざ戻ってきて
それはどうかと思いますが、見ようによっちゃ他の奴らを助けた場面にも
見えてしまうんですよねぇ、これ。
まあそんなことは知ったこっちゃない剛。塩沢を殴ろうとしますが、博士が
とめました。一発ぐらい殴っていいよ、とか思ったんですが、何と
博士の方が。塩沢は科学者としては素晴らしいが「人間としては最低だ!」
と一撃。凄い、何か……剛が殴るより多分色々すっきりした。
結局塩沢さんはそのまま逃げ、刑事さんは倒れたまま。っていうかせめて
刑事さんのフォローぐらいは次回でありますよね……?
骸骨上司さんは計画通りだと笑ってますが、一体何がしたかったのかは
まだいまいちわかりません……。
第16話「カウントダウン!」
骸骨さん、警察に潜入中。彼らは気付かれても怪しまれない格好をする
気とかないんですかね。まあ骸骨さんははなから無理っぽいですが。
骸骨さんの目的は紫苑。あ、ちゃんと遺体は回収してるんだ。
って、あれ?警察に引き渡してるんですか。警察ってクラウンのことは
知らないんですよね。一体どういう解釈がされてるんだろう……。
そして入院中刑事さん。ナイフは肺にまで達してたそうです。っておい。
めっちゃやばかったんじゃないか。呑気に笑ってられる状況じゃ。
そこにいきなり紫苑の脳が盗まれたとの報告。ああ、一応こういう連絡
いくんですね。
というわけで見に行くことに。って刑事さん来てるしー!おい全治
二ヶ月!
もう何か歩くのも喋るのも普通に辛そうなので皆さん無理にでも
止めといて下さい、その人……。
警察には追い返されたため、結局剛は一人で潜入。変身しとけば
こっちの方は変身しとけば正体ばれなくていいんじゃないかと思いました。
そして剛は気の残る金属片を発見。
これを使って敵さんの位置を探すことになりました。
気って電磁波だったんですか。
しかし優くんはホントに役に立つなぁ……。
あ、敵さんの方はそうこうしてる間に既に作戦開始です。
紫苑の脳はコンピュータ制御に使われる、と。最初からその予定だった
んですね。骸骨さんは全てが終われば体を作ってやる、とか、この人
としては紫苑がこれで辛いなんて欠片も思っちゃいないってことですか。
ああ、何かずれてる愛情って感じだ。
敵基地に乗り込む剛たち。骸骨さん、剛以外の連中が基地に向かっても
何もしませんでしたが、博士たちにはどうにも出来ないだろうという
考えがあったんですね。コンピュータはバリアで守られていて手出し
出来ず。しかも中央には紫苑の脳。そういえばこの淘汰作戦、いつ
博士たちに伝わってましたっけ。ここの敵さんの話でわかったのかな。
「貴様ら、人間を何だと思ってるんだ」と剛。骸骨さん、戦いながら
説明してたのかもしれません。
どうでもいいですがガイファードってたまにフェイントいれたりするのが
いいなぁ。そして今回は爆発が多い。骸骨さんの振った剣でちょっと遠い
崖みたいなところが爆発するのが何か凄かったです。
しかし戦いを楽しんでいた骸骨さん、剣がなくなると駄目駄目です。
あっさり負けて剛は基地の中へ。
バリアで迂闊に近づけないコンピュータ。そこから技飛ばしちゃ
いけないのか、とか思ったけど、まあ中央に紫苑の脳があるからなぁ。
と思ってたら突然浮かぶ紫苑の顔。お、バリアを解いた?急いで
解除だ、と思ったら技ぶちかまして脳もコンピュータも破壊。あ、あれ……?
えっと、あの……そ、そういうことだったんですか?紫苑の笑いは
私ごと壊してくれ、と。え、えーっと……。
まあともかく恐るべき作戦は阻止され、次回はついにゾディアックの
登場です。次回、まだ17話なんですが。どう展開するんだろう一体……。
第17話「ゾディアック登場!」
今回は総集編みたいですね。ナレーションが
「はたして本当に悪魔の野望は消え去ったのか」とか言ってます。話数考えると
さすがにな、と思うしかないです。
初っ端、手紙を読んでる麗ちゃん。どうやら外国にいる両親から
留学しないかという話が出てるみたいですね。ええと、それって
優くん一人ぼっちになっちゃうんでしょうか……?
そこへやってくる優くん。これまでのことを語り始めます。
「足手まといになってなかったかなぁ」とか麗が言ってるんですが、いや、特に優とか
凄い役立ってるから。戦いだけが全てじゃないっていうかね?
「剛が私を助けに来てくれたのは嬉しかったな」とかさらっと言うから
ちょっとびっくりしましたよ。
あと、九條姉弟はきよしくんには会ってませんよね……?話に聞いて、って
ことなんでしょうか。
そこへ帰ってくる博士と剛。アイスクリームはバニラかピーチかで
もめてます。バニラがいいと思います。
最近クラウンの動きがないのでこのまま平和だといいな、とか言い出してる
みんな。「剛さんたち、することがなくなっちゃわない?」と突っ込まれてますが、
博士は家庭教師、剛は用心棒という立場でいくそうです。九條姉弟から
離れるつもりはないみたいです。あの、見ようによったらそれ
たかってるというか……いや。
麗はその辺のやり取り見ながらやっぱりここに居たいと思った、って感じで
いいんですかね。ごめんねお母さん、とかの言葉からすると。
ここでゲームをやろうとしてた優が気付いたメール。
「クラウンが動き出す。気をつけろ」と、一行。何ていうか、うん、
いかにも新たな戦いが、という感じですね。
敵さんの方はゾディアックやら新たな新キャラさん。何だか素敵な
キャラです。何を飲んでるんだろう。
この人の研究と併せて最後の作戦発動。さて、一体何をしでかす
つもりなんですかね。前の計画が成功してたら、こっちはなかったんでしょうか……?
第18話「ガイアネット解放!」
電話が通じずテレビも乱れ、空を覆う不気味な雲。更に川は逆流中。
怖いです。怖いけど割と早く終わりました。
大規模な電波障害があったらしいですが大きな混乱はなかったそうです。
マジですか。結構大変なことだと思うんですが。
敵さんの起こしたものだったらしいですが、完全に上手くは
いかなかったみたいです。敵さんたちのしてる会話はよくわからないんですが、
まあ地軸を動かすぐらいの凄いことをやろうってことですかね?
地軸を動かすんだっけ?
「ロマンはお前にくれてやる」って台詞は何かいいなぁ。
お互い求めるものは違うけど、やることは一緒なんですよね。
ここで何か、三種の神器が必要とかいう話になりました。
しかも1個は剛の師匠の元にあると。妙な展開になってきたなぁ。
っていうか作戦内容、人類死滅なんですか。もう何か、強い人間を
残そうとか、それもどうでもよくなった?何だか何がやりたいのか
よくわからなくなってきた。
師匠に呼び出された剛は博士と共に山へ。三種の神器を託されることに。
博士には本が。このお師匠さん、何をどこまで知ってたっけ。
博士のことも信頼してる風なのがいい感じです。
そして敵さん侵入。老師はマジで強いです。足も速い。
サキちゃんちょっと早い、とか言ってる博士が可愛いですが。
唯一普通の人だから大変です。
剛と敵さんの戦闘は剛、苦戦。敵に新たに加わった妖気というのが
厄介みたいです。何かぐるぐる回されて飛ばされてるのが本気でダメージありそう。
っていうか剛動けてません。
トドメを刺されそうなところに老師登場!凄いです。妖気としっかり
互角です。
が、体勢が崩れて吹き飛ばされる老師。何故か上手いこと鏡も敵の元へ
転がっちゃいました。そ、そんな。
それを見ていた剛、ふらふらだったはずが復活。怒りのパワーという
奴ですね。「馬鹿な、そんな力が」という敵さんの言葉は最も。人間って
ここが凄いんだよ、うん……!
敵さんがまた放とうとした妖気は剛が無理矢理方向を変え、敵さん自身への
攻撃へ。やっぱあれ、自分に当ててもダメージあるんだ。
勝利した剛ですが、鏡の方は敵さんがボスのもとへ飛ばして
しまいました。忠誠心厚かったんだな、この人……。
最後、場面は倒れてる老師を囲むみんなへ。
「すみません、おれの力が足りないために」って剛泣いてるよ。そんな
大げさな……とか思ってたら老師死んじゃうんですか……!うわぁ、予想外だった。
こんなとこで死ぬとは思わなかったよ……!
拳王流は剛が継ぐことになった、ってことですかね。
あー……そうか、そうなるのかぁ……。
第19話「北辰文書のなぞ」
北辰文書解読中の博士たち。博士は考古学は専門じゃないそうです。
更に「考古学ってのは学問じゃないな!」で大笑い。いや、グランセイザー見てるから
こそなんですが。そんなこと言ってたのね博士……!
というわけで全然解読できず、専門家のもとへ持っていくいくことに。
敵さんもそれは予想済みのようで専門家の元にいる一人を
取り込んでました。「ぼくは一度所長の椅子に座ってみたかった」何か
色々今まで思うところあったんだろうなぁ、この人……。
普通に電話応対してる側で女性が襲われてるのが何だか異様な雰囲気です。
ここへ来た博士たちは普通に文書を預け、去っていくし。っていうか剛、
その影めっちゃ怪しいじゃん……!何でその場で言わないんだー。
所長さんは文書を解読中。部下(?)と二人きりで仕事してるからかどうか
随分余裕が出てきてますね。っていうか目的とか全部喋っちゃってる
んだ服部さん……。
目的を遂げてから死ぬなら明日死んでも構わないそうです。ある意味
真理だな。「所長の椅子にも座れたしね」とか言っちゃう社長は素敵。
あ、捕まってた所員さんは戻ってきた剛たちに助けられてました。
あの人たち前夜からずっと捕まってるんでしょうか。
逃げる途中で敵遭遇。ああ、麗ちゃんのアクションはほんとかっこいい。
優くんも頑張ってるよなー。警備員さんも一応頑張る辺りがちゃんとしてて
いいです。子ども任せってわけにもね……!
剛の方は敵さんと戦闘。服部さん、死んじゃったんでしょうか。
気絶させられてるだけ?
敵さん、結構固い外装してるっぽいです。必殺技弾きました。
でも何か巨大な球転がしてみた割にあんまり威力がありません。っていうか
飛んで避けてるし剛……!
まあ、でも敵の方は普通に倒し、所長さんの覚えてる解読内容から
今度は剣の元へ向かう、ってとこですかね。
第20話「ワルキューレの罠」
剣の候補をずらずらと見せてる前回の所長さん。ちゃんと資料も
用意して検討もつけてきてるんですねぇ。さすがだ。
博士がこれだ、と飛び出していった剣には見覚えのある印?
近づいて影になっちゃって「あれ?」とかやってるのがらしくって
可愛い。
ちなみにその剣の持ち主は既に敵さんが突き止めてました。
早。とか思ったら優も突き止めてるし。早。
あと剛は国際電話が苦手らしいです。英語は出来る……んだろうか?
七星剣の持ち主久保田さんは2億で敵さんに剣を売るつもり
らしいです。わあ、2億って、とか思ってたら出ました九條家。
だ、出せるんだ2億……。2億2万とか言うのがある意味リアルですねぇ。
が、本人目の前にして倍とか言っちゃう剛。最初に言う数字
ぐらい決めときゃいいのに。ああ、でもこういうときはちゃんとした
格好する剛がかっこいい。
「どうせおれは世間知らずですよ」とか拗ねてるのが可愛いー。
2人はこの後、家に帰ってから漸く久保田さんが狙われる危険に気付いた
みたいです。っていうか博士何かぶってるんだ……!何の
意味があるんだ、それ……!
博士と剛は久保田さんの下へボディーガードしにいきました。
意外にあっさりOKしましたね、久保田さん。大物だ。虎とか
雇ってる辺りホントに大物だ。
「猫とでも呼んで」ってのは物凄い返しだと思いますけどね。
虎さんの方は、敵に襲われるものの、物凄い威力の銃で武装してました。
ケース持ち出してたので危ないんじゃないか、とか思ってたら。
びっくりだ。っていうか七星剣は車に置きっぱなしにしたわけね……。
上手いけど、凄い度胸だなぁ。
まあともかく、それで剣は無事到着。レイコさんが
剣を手にしたところで「レイコさん。あなた誰なの」と
社長。「本物と偽者を見分けるのが私の仕事よ」だそうで。
か、かっこいいぞ社長さん……!
逃げてくレイコさんことワルキューレ。追いかけた剛は麗に
遭遇。攻撃されて「どうした」「どうしたんだよ」とか。さっさと
気づけ、おまけに気絶したー!……とか思ってたんですが、最初から
気付いてたんですね。剣を持ってないから案内させた
わけですか。すげぇ。冷静だ。
そして戦闘シーンはやっぱりかっこいい。結構今回長く戦ってましたね?
相手側が普通の人間に近い女性なので面白い。
全て終わって、七星剣はただで譲られることになったそうです。
レイコさんの仇を討って、と。ああ、ホントに凄い人だ、この社長。
っていうか今回は登場人物みんなかっこよくて凄い。
で、あの次回予告は何ですか……。
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