仮面ライダーフォーゼ感想 (21話〜30話)


第21話「進・路・誤・導」

 非常ベルに飛び出してくる生徒たち。「今度は何だよ」慣れてるなぁ、もう。そして大杉先生が「また貴様の仕業か」です。そもそも今までの騒ぎも別に弦太朗の仕業じゃないですが、完全に決め付けて引っ張っていこうとする先生。さすがにどうなんだと思ってたら「おれの話し相手になれ」「おれは寂しいんだよー!」って、あはははは! なんだかんだ正面から相手してくれるの弦太朗しか居ないんだろうか…。可愛いなぁ、この先生。
 園田先生の休職が堪えてたようですが、結局先生は辞職という話が。体調の問題ならお見舞いとか考えないのかな。
 ここで新たな担任登場です。先週予告をちゃんと見れなかったんですが、これハリケンの七海ちゃんか! ダブルでもゴーカイでも見たからまだ記憶には新しい。
 教師については「やめたい…」とかいきなりぼそっと漏らす人でした。そういう人の方が長続きする気もする。
 校長に対して「この笑顔、何かうさんくさいな」と思った流星にはちょっと笑いました。まあ流星の笑顔は爽やかですが。あと校長と会ったことないんだろうか。

 そして新たな担任により進路指導開始です。3年の先輩方はもう決まってるようで。やっぱり3月に普通に卒業なのか、彼ら…?
 ユウキちゃんの夢はやっぱり宇宙ですね。まあこれだけはっきりしてるなら言うこともあんまないような気がします。成績がどうなってるのか知りませんが。
 賢吾の方はやっぱり出席日数不足。「留年も覚悟してます」そうか、それは別にいんだ。「この学校でやらなきゃならないことがある」そうだよなぁ、この学校に居なきゃ出来ないんだから卒業してる場合じゃないな。この真剣な話も新担任はばっさり切りましたが、切られなかったら切られなかったで何言うつもりだったんだ賢吾。
 弦太朗の方は「一直線」です。ふざけてるようにしか見えませんが「曲がり角に気を付けてね」で終わらせました。みんな先生の対応に呆気に取られてますが、全員意思が固いんだから余計なことごちゃごちゃ言われないのはありがたいんじゃないかな。聞きたいことがあるなら自分から言えばいいし。
 あと弦太朗は先生もダチ扱いでした。まず礼儀を何とかしないと。礼儀より大事なものはあるけど、礼儀疎かにしていいわけじゃないよな。

 仮面ライダー部の追ってるゾディアーツの方は幹部と戦ってました。いきなり普通の女性が互角に戦うからびっくりした。校長の変身能力は面白いなぁ。「きみは誰だ。どこでそのスイッチを手に入れた」って、校長知らないのか! しかもどこで手に入れたも何も、この間落としたようです。それじゃないのか。
 この戦闘の方は、メテオが入ってきたことで校長が引いてます。メテオ乱入する意味あったんだろうか。何か普通に変身してきたけど。
 フォーゼの方は「宇宙来たー!」を遮られた! そこは言わせようよ賢吾。
 敵からの「正義の味方きどりってわけ」に「その通り」とはっきり返すフォーゼはいいな。しかも「な?」とメテオにも振ってます。「おれも一緒にするな」とは言われたけど仲良いじゃないか。
 フォーゼの背中使ったメテオに「乗るんじゃねえ」とか言ったのはびっくりしましたが。今更それぐらい突っ込まなくても。
 戦闘中、流星不在に気付かれたことでメテオ退却。どうせ逃げたことにするなら別にすぐ戻らなくても。

 戦闘現場で扇子を拾い、弦太朗も相手のキックのクセを見たことで犯人が新担任の先生に絞られました。早いなぁ、ホント。
 あ、別人みたいに生き生きしてる先生は素敵でした。
 そして情報収集の間、大文字は囮やってます。「美羽の頼みなら仕方ない」大文字はこういう方向でいくんだな。「おれは強いぞ。ただし逃げ足も速い」は素晴らしかったです。
 フォーゼ変身で戦闘開始。「ハルカ先生なのか」「知りたかったら腕ずくで来い」引っくり返してくる可能性はあるんですかね。あるとしたらもうキックボクシングのところの人しか居ない気がするけど。
 敵さん逃走でバイクで追うメテオ。どこにあったんだバイク。「置いてけぼりかよ」と突っ込んだあと、ボードを使って追うことに。バイクに引っ付いてます。「傷がつくだろうが」「細かいこと言わずに引っ張ってくれよ」ああ、ホントにいいな、この共闘具合…。お互いの態度が気安い気安い。
 突然出てきた雑魚を払い「露払いごくろう」「偉そうに」です。もう何だこいつら。
 敵さんの方は攻撃しかけたところで「やめてよ。先生を殴る気?」とか言われました。これは…別人なのかなぁ…。

 スーパー大戦のCMが入り始めましたね。途中のCMでは士出てたけど、最後の部分出てないな。しかしライダーVS戦隊かぁ…ホントどうなるんだろうなぁ…。また士が可哀想なことにならなきゃいいけど…!


第22話「馬・脚・一・蹴」

 敵さんは何か羽の人に助けられて逃走。「今度はおれが先生を、進路指導する番だ」とのことで弦太朗は先生のところへ。腹押さえたりあからさまに怪しい感じの先生ですが、やっぱりこれは違うなーと思ってたところに、挿入される落研の人の落語。JKに突かれて腹押さえてます、ってこっちかよ! 「観察と模倣が芸の基本」と来たか! 最初っから先生の振りしてたんですね。なるほどなー。ゾディアーツ化はやっぱり天高生徒だけなのか。
 時計がずれてるってのも今後の伏線。何かと思ったら磁力で時間がずれたと…。それプラス、腹の怪我で怪しいと断定したようです。しかし発表会前に来られちゃったのをちょっと可哀想とか思ってしまう。
 流星が気付いたのは羽の人が「彼」と発言したのもあるようです。おお、完全に流してた…いや、まああの時点で見てる方には犯人わかるようになってるしな。
 羽にこめたメッセージとかちょっと面白いな。

 弦太朗の方は先生が犯人だと思いこんでるため、ひたすら先生のところへ。キックボクシングのところで何か絡まれてますよ! そんなひどい発言したようには思えなかったけど。結局先生とキック対決することになって気絶させられてます。先生強ぇ。
 「迷ってんなら来いよ、学校」との発言があったせいか、進路指導にはやってきた先生。扉を開けるとフォーゼが。あはははは。そのまま扉閉めた先生の対応も素晴らしかったです。あと一応声でわかるのか弦太朗だと。
 そのまま「変身しろ。スイッチを出せ」と迫る弦太朗に、ついに先生が出したのは火災報知機のスイッチ…! ああ、そう来たか。一応先生には心当たりのスイッチがあったのか。なんてタイミング。
 このスイッチ出す辺りからの先生が妙に可愛いです。
 結局誤解だと判明し、土下座して謝る弦太朗。こういう対応は弦太朗らしくていい。まああれだけ条件揃ってたらなぁ。先生も怒るよりは呆れるか、もう笑うしかないですね。
 二つの道を真っ直ぐに生きてる弦太朗の言葉で、自分も教師とキックボクシング両方でいくことにしたそうです。いい流れだ。っていうかこの先生、最終的には辞めるのかと勝手に思ってたのでこの結論にびっくりです。ってことはこれからレギュラーになるのか先生。

 落語の人との戦闘はフォーゼだけで決めました。流星は変身しようとしたところにJKが来てしまってます。ベルト取り出す前で良かったね。これで流星がずっと一緒に居たときにメテオが現れなかったってことになりますが、その辺いつ触れられるのかなぁ。
 あ、落語の人はなかなかいいキャラです。黒い感じになったのに「ペガサスだけに、そううまくはいかない」とかまだやってます。落語好きなのはマジなのがいいな。
 フォーゼは「宇宙来た」を言うタイミングで攻撃されて、それでも言い切ったのは笑った。うん、あれは言って欲しい。
 戦闘では先生からアドバイス貰いつつ友達の証もやって無事勝利…でしたが、その後ペガサスは幹部になりました。ああ、ついに幹部化が。かに座らしいです。この辺ホントよくわかってないんですが。どっかで調べとくべきかなー。
 次週はまた何が起こってるんだ、あれ…。


第23話「白・鳥・同・盟」

 「愛と正義の名のもとに」白鳥の勇者が現れました。わかりやすい正義の味方ですね。「白いコスチュームらしいぜ」の生徒たちの噂話で弦太朗勘違い。そりゃそうだ。というかフォーゼの方は噂になってないのかね。白鳥の勇者さんに関しては既にファンクラブみたいなのがあったため、詳しく説明されて誤解にはすぐ気付いてます。引っ張っても面白かったのに。「まさか、おれと如月のほかに仮面ライダーが?」の流星。彼にとっての仮面ライダーって正義のヒーローで良かったっけ。「ダチになる」の弦太朗は相変わらず。そしてスイッチテストがあったのにファンクラブの方に行っちゃって後で愚痴ってる賢吾も相変わらず。もうちょっと賢吾のこと見てあげようよみんな。
 それにしても大文字のここ最近の位置が酷いな。頑張れ先輩。
 あ、前回の落語家さんは普通に幹部組と対面して会話してました。正直もうこの先声優に変わるのかと思ってた、普通にあの正体のまま幹部やってるのいいなぁ。怪人化しても喋りが変わらないのもちょっと楽しい。

 この後、弦太朗たちのところに登場の新幹部キジマくん。 「よくも正体ばらしてくれたな」でまさかの流星狙いです。まあ確かに気付いたのは流星ですが。当然だけと割って入って庇う弦太朗はいいな。「お前のタイマン相手はこのおれだ」ということでフォーゼと対戦。そこに白鳥の勇者もやってきました。キックナス? 2人相手はさすがに面倒なのか、とっとと帰っちゃうキジマ。謎かけ挟んでましたが。うん、そういうのは続けてくれていい。
 キックナスさんの方はフォーゼに対し「ヒーローとは孤独なもの。友など必要ない」の対応。そういう方向か。これに対し弦太朗が「渋い」「久々に痺れたぜ」だったのはちょっとびっくりした。そうか、いいのか。

 その後、ファンクラブのたまり場まで向かう弦太朗たち。「やけにぼろいな」とか言われてます。何かとても見覚えのある場所なんですが、え、ここ、ダブルの探偵事務所あるところじゃ。気のせいか。気のせいだな。
 この会の会長さんからの弦太朗たちへの評価は「不良」「アホ」「ゴス」「イケメン」で「全員駄目」って、イケメンも駄目なのか。何かわかる気がするけど。結局あとで気に入られましたが。「20ポイントだ」とか、キックナスさんと同じ物言い。なかなか偉そうです。
 この後は「ささやかな親切の発表会」なんか小学生みたいだな。テストが散らばったときのことを話す男性が一瞬嘘つくのかと思ったら普通に「一枚も拾わず逃げました」とか言ってちょっとびっくりした。拾わなかったのもびっくりしたけど、報告はするんだ…どういうことだ。
 流星くんはこっそり抜け出してタチバナさんに連絡。正義のゾディアーツがありえるかの確認です。律儀だ。ありえない、という答えですが、そもそもあのスイッチはなんなんだろうなぁ。

 この会の空気に気分悪くなってる友子を連れて一緒に帰る流星。「この雰囲気は嫌い」とか堂々と言い切りました。流星くん、段々素が出るようになってますね、かっこいい。この後の友子との会話でも微妙に繕ってない感じがいいなぁ。後輩相手ってのもあるんでしょうが。
 このあたりで仮面ライダー部の方にJKから報告。あひるの会は実はかなりやばいと。批判的な奴に制裁をくだしてたと。わかりやすく悪い方向になってきた。相変わらずJKの情報は役に立つ、っていうか他の奴らが知らなさ過ぎる気もしますが。
 はっきり批判しちゃったため襲われる流星たち。流星、友子のこと「友子ちゃん」って呼ぶのか。何かいいな。
 フードロイドを放ち、更に弦太朗へ連絡を取ろうとしますが、上着を脱いで携帯も置いちゃってるため聞こえない弦太朗…あああ…。
 流星は本気で応戦しますが「流星さん強い」という友子の呟きで我に返りました。えええそこまでやっといて今更弱い振りすんの! 慌てて逃げた流星はメテオに変身。まあ最初からそうするべきだった。流星と入れ替わりにくるし、そろそろ正体気付くフラグになるのかなぁ…。
 メテオの方は友子を人質に取られ止まってます。「あいにくだったな、おれはフォーゼのように甘くない」とか言っといて止まってます。はったりのつもりだったのかと思ったけど「おれも甘いか」ってことは自分ではやれるつもりだったんだろうか。甘いと自覚しちゃうメテオはいいな。
 というわけでピンチのメテオですが、そこにようやくフォーゼ駆けつけ。新しいスイッチジャイアントフットで押しつぶしまくりです。何だこれ。ホントいろんなスイッチがあるもんだ…。
 まあこれでは決着付かず、以下次回。

 ああ、今日はスーパーヒーロータイムがある。「フォーゼ、地球の平和は頼んだぜ」かー。ゴーカイ最終回らしい受け渡し。……春映画ってどんなことになってるんだろうなホント。


第24話「英・雄・願・望」

 ちょっと戦ったあと、キックナスは逃走。相変わらず逃げに入られるとどうしようもない。
 そして流星。翌日の部活では「昨日はよくも私を置いて逃げましたね」と友子ちゃんに迫られることに。怪我とか、いろいろ気付くフラグなのかと思ってましたが、違うのか。怪我すら触れられないのか。
 この友子ちゃんについて何か残留思念探しとかに付き合う流星。友子に不思議な力があるのかと真面目に聞く流星がちょっと面白い。「呪われたか」とか言うし、まあそれは冗談にしても、そういう力自体は否定しないのかな。まあありえるよね、っていうか実際あるよねあの子。
 弦太朗たちの方は当然醜いアヒルの子の会長さんが怪しいと踏んでもう1度そちらへ。「お前がキックナスだな」とか直球です。決め付けてるわけじゃなくてそれで反応見てる部分もあるんだろうけど、やっぱ確証なく悪人呼ばわりは微妙だなぁ。当然のようにキックナスじゃなかったし。とはいえ他に誰も、と思ってたところ流星たちが目撃する江口くんの様子。人格分離とかそんな方向…! しっかり画面上に2人映っててそんなのありなのか。
 あ、弦太朗たちは今度は落語家のカニさんに襲われてました。一応言われてちょっかいかけにきたようですが、適当なところで「今日はこれくらいにしといてあげるよ」で帰りました、やる気ねぇ。何しに来たんだ。

 とりあえずキックナスの正体が判明したところで弦太朗たちの次の作戦。弦太朗と江口が歩いている周りでやたら助けを求めてる人たちが。全員演技がノリノリ過ぎて誰だかわかりません、老人上手いな。そして賢吾何やってるんだ…。芝居になるとどこまでも乗る人ですね、やっぱもっと弾けたいのか彼は。
 そんな彼らを助けることの出来なかった江口くんですが、唯一泣いてる少女の風船を取ってあげるという行動に! 単純に大人が苦手なのかな彼は。まあともかくヒーローになる第一歩を踏み出した、ということのようです。何だか弦太朗がかっこいい。
 自分がやっていたことを知り、取り出すスイッチ。もうラストワンです。「お前には手放せねぇよ」とか怪人体の方から言われ、まあどうせ戦闘になるよな、と思ってたら「ぼくには、もうあなたは必要ない!」って、おおおおお! 吹っ切った! ちゃんと吹っ切ったよ…! 正直結局駄目な展開だと思ってたのでびっくりした。ああ、いいなぁ。ちゃんとこうなってくれるのはいいな!
 まあ結局カニに連れ去れられ、醜いアヒルの子の会に囲まれて無理矢理スイッチを押すはめになりますが。あれ、他人が勝手に人の手使ってもいいんだ…。
 完全に分離したキックナスゾディアーツとフォーゼの戦闘。またキックナスが会長さん人質に。会長さんがショック受けてますが、自分たちにだけは優しいって前提あってのことだったのかなー。そんな行為する時点で正義じゃないことはいいのか。
 あ、フォーゼの相手は結局カニになり、その間にキックナスをしとめたのはメテオ。一発かよ! あっさりしすぎてびっくりした。そしてキックナスが消えたのなら「私も退散しよう」ととっとと逃げるカニさん。正しい。

 江口くんは小さな善行から始めることになったようです。格好がフォーゼに変わってるのはいいな。っていうか彼こそ仮面ライダー部に入るとこじゃないのか。勧誘しないのか。
 そして次回。結局…卒業するのか、3年生…?


第25話「卒・業・後・髪」

 「青春という名の花粉」というのが言葉だけでむず痒い。そのまんまの意味で。桜満開で春を迎えてるみなさん。美羽は恋する乙女のように桜を見てます。そこへ現れる大文字が、何か笑えるんだけどちょっと悲しくなる。美羽に振られた瞬間、周りに集まる生徒たちが白けたように去って行くのが特に。一応出てきたときはきゃあきゃあ言ってくれるみたいだけど。
 大文字は卒業後のダンスパーティー、プロムのパートナーとして美羽を誘ってたようです。今回はこれが関係してくるようですね。
 それはそうと校長がスピーチの練習してるところにちょっかいかける落語家さんがちょっと楽しい。背中合わせになった一瞬で変身して喧嘩したり、この2人のやりとりいいなぁ。っていうか落語家さんのキャラホントいいな。攻撃仕掛けといて「殺意を抑えるのが大変だ」とか言い出す校長に「全然抑えてないですよ」と真っ当なツッコミ入って笑った。
 一方これまでゾディアーツ化した生徒のところに現れてる新聞部さん。そもそもリツコたち3人が一緒に居るのが何か不思議ですが元々友達だったんだろうか。「怪物の正体はこの学校を恨んでる生徒」に加えてこの3人を取材とかなかなかやりますね新聞部さん。というかもうその辺結構多くに知られてる子も居なかったっけ、ユウキちゃん狙ってた子とか。
 問題の3人のゾディーアーツが現れてることを知り、まさか、と言っちゃう弦太朗。リツコが怒ってます。まあ疑ったのは確かですしね。弦太朗は反射で行動しちゃうからなぁ。
 そして実際に過去のゾディアーツ登場。星座ってそもそもスイッチ依存じゃないのかな? 誰が押すかで変わるの? あ、メテオとフォーゼの「何をもたもたしているフォーゼ」「別に。もたもたなんてしてないし!」は良かったです、この2人もうずっとこれでいいな…。

 ゾディアーツ問題と共に進む大文字くんの恋ですが、何か感心もちにくいな。妄想の中ですら叱られてる大文字は笑ったけど。ホント、いつこういう方向性になったのかなぁ大文字は…。
 この次の戦闘で敵の正体は判明。髪の毛がばけてるのがよくわかりませんが、とりあえず髪の毛座。オマケにカニも来て3対1です。流星はこんなときに限って「逃げちゃ駄目」と友子ちゃんに捕まりました。前に逃げられたの根に持ってるんでしょうが。
 ダイザーの方は大文字が連絡付かず、ですが呼ぶだけ呼んで「こうするんだ、行け、新パイロット」でJKが放り込まれることに…! まあ確かに消去法だとそうなりますね。流星は技術系、って体力ないとは限らない気がしますが、そういうことにしてるのかな。文句言いながらもとりあえず戦うしかないJK。前から思ってたけど、あれの操縦って必要なのは体力だけで技術も経験も要らないのか。普通にいきなり運転できるものなのか。
 意外と戦えてるJKに、指示出しの判断をしたユウキに複雑になってる美羽。自分達が居なくても進むことにはやっぱりそういう気持ち抱いてたんですね。そもそも大文字は最近出てこなかったし、美羽の仕切りも別になくても問題なさそうだったけど…。
 更にピエロの格好とかしてきてる大文字に、プロムで踊りたかったのは弦太朗だとぶちまける美羽。あれ、結局そのフラグ生きてたの。大文字が切ないにも程があるんですが、えー、これどうなるの…。


第26話「有・終・輪・舞」

 JK奇跡の大勝利。カニと髪の毛には逃げられました。JKはさすがにふらふら…なんですが、え、流星以外気付いてないのか、これ。
 この辺の流れを見てさよならする美羽さん。何か見ててきついな、これ。仮面ライダー部の私物を片付けるときフードロイドが手伝ってるのがちょっと可愛かった。あのロイドたちはホント優秀だな…。
 大文字も去ってしまって、もやもやしてる弦太朗たち。「如月の言う通りだ。大丈夫じゃない」とか考えてる流星にびっくりです。ちゃんと冷静な評価判断が出来てるのもそうだけど、仮面ライダー部自体のことも考えてくれてるんだよね…。ちゃんと人を見て、これじゃ駄目だと思ったら動いてくれるんだよなぁ流星…。
 あ、今回の髪の毛の正体は新聞部さんでした。まあそうですよね。今回は特に捻り無し。卒業式もプロムも予定通りやるってことに「そんな、これだけのトラブルが起きたのに」とか言ったところでようやく目的は知りましたが。プロムがどうこうって話だったからベタに目当ての人がどうとか恋愛絡みかと思ってた。まあ今回そんなのまで絡めると面倒ですが。
 そっちは仮面ライダー部の方でやってますしね。美羽に大文字と踊ってやれとか言っちゃう弦太朗と、それを聞いてる大文字とか、なぁ。弦太朗に悪気はないし、気付けってのも酷ではあるけど、もう普通に可哀想。特に大文字が。フォーゼに殴りかかったときは、もうそれぐらいはしてやれとは思いました、弦太朗何も悪くないとはわかってても! っていうか結局ダメージ受けてるのは大文字だよね。フォーゼ殴ったらさすがにそうか。
 あ、新聞部さんの方は卒業したくないとかが動機で、一応賢吾たちも犯人には気付きましたがいつもの如く逃げられました。メテオが。フォーゼ、間に合ってもいないな。
 「お前たちじゃ無理だ。お前たちだけではな」とかアドバイスしていくメテオ超いい奴。

 卒業式は無事終了、ってここを普通に流されるとは思わなかった! 一応美羽も大文字も出てるんだよね、ここ。
 まあメインはプロムです。流星が引っ張り込まれてました。呪いが怖いようです。ついでにここで先輩たちに新生仮面ライダー部は未完成との言葉。「ユウキさんはひらめきは凄いがパニックに弱く、JKは瞬発力に勝るが持久力がありません」と。一応瞬発力では勝ってたのかJK。
 この後、プロムで踊るものの、仮面ライダー部のことが気になり駆けていく2人。大文字がかっこいいです。2人を見送って普通に微笑んでる流星もかっこいいです。今回地味に大活躍。人間関係の揉め事なら彼なのか…。
 やってきた2人に助けられる仮面ライダー部。美羽に関しては「お前の活はやっぱ違うぜ」です、何かいまいちピンと来ません。
 敵さんはこれであっさり終了。最後は大文字、服を脱いで「今ここでおれたちだけのプロムをやりたいんだ」「美羽と踊ってやってくれないか」ですよ、まあ一応踊れただけ良かったね、ではあるけど…切ないなぁ。そしてこれに対して「お前男だな!」と大文字にだけ反応し、普通に付き合って踊ってる弦太朗も何か妙に男前だった。
 大文字や美羽の今までの回想が入り、これで引退…ではありませんでした、うん、流れ的にそうかなとは思ったけど、結局高校は卒業してもライダー部は卒業しないという結論に。大学近かったようです。部外者がぽんぽん入っていいのかな。まあこれが一番いい解決法なんだろうけど…!

 次回でついにメテオの正体バレ? しかもこういう方向か。おお、これはどうなるのかな…。


第27話「変・身・却・下」

 春休み。だらだらとライダー部室に集まってるみんな。「春休みだってのに他に行く場所ないんですか」とか唯一ありそうなJKも普通に部室内で言ってます。部室集合率は高くなってる気がする。あ、大杉先生も学校でした。彼は学校に何を求めているんだ。
 ライダー部の方は「みんなでメシ食いに行こう」との弦太朗の提案。しかも弦太朗の家へ集合です。流星に対して「そろそろ全部さらけだそうぜ」とか、一応まだ気にしてるんですね、その辺は。
 人に会うから遅れていくとの流星は鬼島に呼び出されてました。えええ。そして普通に行くんですね。それ、仮面ライダー部には言わなくていいのか。ここでタチバナさんから「他人にばれたら君はメテオの力を失うことになる」との忠告。あ、そういうことなのか。
 ついでに挟まれてる校長と理事長の会話。「軽い。私の扱いが非常に軽い」の校長にちょっと笑った。
 鬼島くんは何か生徒と遊んでました。「私を笑わせられるかどうか」の地獄大喜利です。怖い。流星に対する用件は「私と組んで面白いことしようよ」という予想外の提案。そういえば観察力のあるキャラなんですよね彼は。流星に対し何か感じるものがあったようで。流星はとっとと逃げて変身し戦闘です。戦闘中ずっと喋ってる鬼島はホント楽しいな。「おれの舌が止まるときはどちらかが地獄に落ちるとき」ですよ。こういう調子は好きだ。
 が、図書室に逃げ込まれて見失ったことで「逃げ足の早い」とか言ってそこで変身解いちゃう流星。どうやって正体ばれるのかと思ったけど、これは迂闊過ぎるんじゃないかな…! 一応隠れ方が巧妙過ぎたんだろうけど。

 一方仮面ライダー部。弦太朗の家は如月モータースとかやってました。両親居なくて爺ちゃんと暮らしてるという情報が。両親については何か難しい仕事だったらしいです。交通事故で死んだとのことですが、これ、爺さんの反応的にも何かあるんですかね。
 流星の方は正体ばれた大変な状況ですが一応普通にやってきました。「如月を連れ出して一刻も早くキャンサーと戦わせないと」って、フォーゼにやらせる気満々です。今、フォーゼとキャンサー接触させていいのか。何か余計なこと言われる可能性あるんじゃないのか。
 結局弦太朗の友達話の方にキレて出て行っちゃいましたが。「きみはまだ、友達の重さをわかってはいない」流星にとっては友達ってそういうものなんですよね。友達の重さって言葉が重過ぎる。「もう2度と友を作らない」とか決めちゃってたようです。友達ってものを馬鹿にしてるわけじゃない方向性ってのは難しい。

 そして一人で鬼島と対峙。鬼島くん、何か女の子と遊んでますよ。ホントいい調子の子だ。流星の方はここで変身出来ないという事態。正体ばれたからですか。タチバナに知られなければ大丈夫と思ってたんですかね流星は。あれはタチバナさんが手動で変身止めてんの?
 変身出来ない流星に「ひょっとして自分はメテオじゃないってアピール?」とか言い出す鬼島。ああ、そういう考え方もあるか。まあホントに変身出来ないのでぼこぼこです。弦太朗が来てくれましたが。やったらがくがくしてる流星。相当酷いダメージなんでしょうか。
 鬼島は鬼島で、でっかい怪物化してフォーゼもピンチ。というところで以下次回。
 とりあえず来週はメテオパワーアップですか。流星近辺はどうなるんだろうな…。


第28話「星・嵐・再・起」

 メテオに変身出来ない流星。「君との接触はここまでだ」とかタチバナさんに言われてしまいます。フォーゼの方もピンチですが、結局鬼島の方がまだ力を使いこなせてないという感じで一旦引くことに。「カニは脱皮したては殻がやわやわだからな」そういう問題なのか。そういう表現はいいな。逃げることにしながらも流星の魂抜いていくいやらしさはさすがです。しかし魂抜かれても普通に動くのがやっぱりよくわかんないな。倒れたのは怪我のせいもあるのかな。
 しかし一人で進化してる鬼島くんと、それが気に食わない校長のやりとりはいいなぁ。「ふざけるなキャンサー」「ふざけますよ」の鬼島はかっこいい。戦闘中喋りまくりのふざけまくりの鬼島が好きだ。

 そして流星。約束の時間に向かおうとすれば、付いていこうとする弦太朗。まあ当然ですよね。「君たちには関係ない」ってことはないよなぁ。相手はゾディアーツだし。しかしもうほとんど素が出てるよな流星。誰も突っ込まないけど。
 「自分のことは自分で守ります」と宣言したものの、ここで友達のジロウくんの容態急変の連絡。ホント、ジロウ側にも流星しかいないんだなぁ連絡取る相手…。
 この電話を聞いてた弦太朗。あれだけ取り乱してればもう大分伝わってますよね。それでも深くは突っ込まず、とにかく鬼島との約束の場所へ。身代わりになるとかまあ弦太朗らしい言葉です。いや、そう来るとは思ってなかったけど。流星もびっくりしてます。「そんなこと頼んでない」って何のつもりで連れて来たのかな。単に押し問答してる時間なかったのかな。
 しかも仮面ライダー部全員集合です。弦太朗だけで足りないなら自分たち全部身代わりにしろとか凄いこと言いますね。JKもそれに乗るのかと思ったら、ホントは嫌、とかさすがの正直者、でも「一人で逃げるのももっと嫌なんで」って、JKかっこよくなったな…。もうそういう方向なんだ…。
 この辺をちょっと苛々しながら、でもその顔見せずに聞いてる鬼島がいいな。「集団走れメロス」は笑ってしまった。ホント上手いこと言うな。
 結局鬼島はその言葉を飲み、全員の魂奪って鬼島の魂返しました。4時までに帰ってこなければ、とホントにメロス状態の流星。「必ず戻ってくる」とか言いましたよ、こうなったら受けるしかないよなぁ。
 あ、残ったメンバーたちは地獄大喜利やってます。みんな乗るんだ。美羽先輩はジョークを言う前に切られちゃいましたが。「前からこいつ嫌いだったんだよ」って鬼島…! 何かホントに普通に本音が出た感じはちょっと笑っちゃいましたが。
 みんなこのあとはそれぞれ真面目にお笑い頑張ってます。あの雰囲気でも面白ければちゃんと笑うんだろうか鬼島は。
 「変顔で勝負だ!」の賢吾にはもう言葉が出てこない。賢吾…。
 流星の方はジロウくんのところには無事間に合ったものの、ここでタチバナさんから新たな試練です。変身の承認とパワーアップアイテムをエサに、要するにフォーゼたちを見捨てろと。こうくるかー。
 驚いてる流星と、このあとの「すまない。期待には応えられない」の流れですが、何か結構迷うことなく弦太朗たち選んだ感じかなぁ、これ。「馬鹿で結構。やるべきことをやるだけだ」流星かっこいい。
 そして駆けつけた流星に対し地獄大喜利続けちゃう鬼島。鬼島を笑わせるか倒すかしなければ、とか言うので、なら戦うのかなぁと思えば、その通りに生身で向かっていく流星。が、これが笑わせる作戦…! うん、正直戦闘中の方が笑うんじゃないかとは思ってたけど、流星がそれ考えて向かって行ったのにびっくりした。やるな。「笑わせるね全く」でしっかり笑っちゃった鬼島くん。「今、笑ったな」に「あ?」と完全に予想外のこと言われた感じなのが面白い。鬼島が戸惑ってるよ…!
 これで結局全員の魂は返りました。負けを認めちゃうと問答無用で戻っちゃうんですかね。遊びは本気でやらなきゃ、ってとこかなー。
 仮面ライダー部復活で、フォーゼ戦闘開始。流星の方はタチバナとの約束の場所へ。遅れても一応駆けつけるんですね。「あいつらの笑顔の重さを知った」「借りを返したいんだ」「おれはもうこれ以上後悔したくない」必死で叫ぶ流星。これはタチバナの良心みたいなのを信じてるってことでもいいのかな。実際しっかりパワーアップアイテム置いてましたタチバナさん。「フォーゼたちを見捨ててきたら、そのスイッチは手に入らなかった」って、ああこういう方向だったのかタチバナさん…。良かった。どうにも読めない人だからなぁ。

 というわけで復活のメテオ。「復活じゃない、進化だ」とか言い切ってパワーアップです。「おれのさだめは嵐を呼ぶぜ」あ、決め台詞も変わるんだ。
 ここでキャンサー倒すと街一つ破壊されかねないという忠告が賢吾からされましたが、特に問題ないようです。エネルギーの吸収とか出来るんですね。そして手足切られ、舌も切られて倒されるキャンサー…、これはちょっとびっくりしたというか何か怖ぇ! でも倒されるその瞬間まで喋り続ける鬼島がさすがでした。
 っていうか元の姿に戻ればふらふらではあっても特に外傷はないんですね。何とか逃げた鬼島ですが、ここで校長登場です。「おれはメテオの正体を突き止めたんだ。それを理事長に報告すれば」と切り札出す鬼島ですが「これ以上君の手柄はいらない」って校長…! もう笑った。笑うしかなかった。ひでぇ…! 聞き出しといて自分の手柄にするわけでもないんですね。あそこで見られなければそうしたのかもしれませんが、いや、でも鬼島はそう簡単に切り札手放さないか。
 鬼島を刑事に化けさせ、地獄送りにしちゃう校長。ホントに感情だけで突っ走ったよ…! あと刑事さん始末したことになったから、ホントの刑事も何とかしなきゃいけないんじゃ。
 いやぁ、でも…鬼島退場かぁ…。いいキャラだったのに…好きだったのに!
 元々学園の生徒である以上死ぬことはないと思ってたんですが、こうきたか。来週以降彼が居なくなることについては触れられるんでしょうか。鬼島の行方を気にする流星には「大丈夫、君の秘密は守られている」とのタチバナ。知ってるのか…。
 タチバナが言うなら大丈夫か、なのかな流星は。
 仮面ライダー部の方には「今回ばかりはこの連中に感謝しなければならないな」の流星でしたが、「まだそのときではない」と手はとらずに頭下げるだけ。
 そうか、まだ引っ張るか…。


第29話「後・輩・無・言」

 新学期です。新入生に盛り上がる弦太朗。早速一人の少年に目を付けて手引っ張って歩き出します。一応迷子ではあったようなのでそれは正しく理解してますね、相変わらずやり方がめちゃくちゃですが。そしてその少年の友達の少女には投げ飛ばされました。「変わった子だね」「別に普通だろ」とユウキちゃんと賢吾のやりとり。まあ変わってるというほどでもないかなと思ってたら「他人への無関心と拒絶。それがいまどきの若者だ」って、ええ、そういうことなの。他人への、っていうか弦太朗の距離感のなさへの拒絶はまだ普通範囲だと思ってた。とりあえず人指差すのは止めようよ弦太朗。

 弦太朗たちは3年に進級。クラス替えはないんですね。担任だけ変わりました。予告でも見てたけど大杉先生…! もう教師はこの人だけでいくんでしょうか。問題児3人は前の座席に置かれ、監視されることに。問題児の更生に積極的な先生にも見えますが、言ってることは言いがかり。でもこの先生だから単によく知ってる生徒が近くに居ないと不安なんじゃとも思ってしまう。
 その先生にひたすら付きまとわれ、逃げるのにフードロイド使うユウキちゃん。フードロイドたちの動きは相変わらず素晴らしいですね。持ち主の考えをホントよく理解してる…。

 一方その頃、スイッチ渡されてる最初の少年ハルくん。そうか、新入生はまだ怪物に対する認識がないのか。これから慣れていくんだなきっと。
 校長はこのあとうっかり正体が先生だとばれてます。別にいいのかな。校長先生、と呼ばれなくて良かったですね。まあ、変身解いた時点で別の先生の振りしてたのかもしれませんが。
 あ、キャンサースイッチは普通に拾ったことにしたようです。理事長たちには鬼島はメテオにやられた、という報告で終わってるんですかね。「策を弄しすぎると〜」とか言われてるけど、気付かれてないんだろうか。っていうか学園内での鬼島の立場はどういうことにしたんだろう…。そして流星たちもひょっとして鬼島はメテオが殺したってことになってるのか。いきなりいなくなってるんだろうしなぁ…。学園の生徒が友達になれないまま居なくなったことについてはどうなってるんだろう。
 ハルくんの方はこの後最初の少女の前で変身。ハエか! 何かちょっと可哀想な見た目ですが、本人は強くなって大はしゃぎです。弦太朗には「ノミだな」と言われて、え、ノミ? と思ってたら「そんな星座はない」とのツッコミ。ああ、そうだ星座なんだよな。ってうかハエ座とかあるんだ。
 ハエはあんまり強くないようで、メテオにぼこぼこにされて逃げました。っていうかメテオ逃がしたよな。アリエスじゃなかったらどうでもいいようです。一応トドメぐらいさしとこうよ。
 ところで今回場所を報告した大文字と美羽は車でした、免許持ってたのか大文字。今後外での活動が主になったりするのかな。

 ハエの正体は少女のおかげであっさり判明してます。「先輩として相談に乗るぜ」の弦太朗ですが、少女は無視。何か過去にあったみたいですね。触られると反射的に合気道が出るんでしょうか。怖いな。このあとまさかのフォーゼまで投げ飛ばしです。
 ハエの方は分裂したりして厄介でしたが、まだ成長途中で能力も使いこなせてない感じ。ちょっと見守ってみたいですけどね、こういうのは!
 で、戦闘でばたばたしている間に、スイッチ取りにラビットハッチに向かった賢吾がうっかり大杉先生につけられてます。何やってるんだ賢吾!
 最後、普通に基地内に入ってきた大杉先生にびっくりですよ。まさかこんな展開になるとは!


第30話「先・輩・無・用」

 ハエの集団になって飛んでったハルくん。ランまで突き飛ばされえます。「いい加減心開け」「お前も奴を止めたいんだろ」とか弦太朗が言ってきますが、弦太朗がハルを救おうとしてたのってわかるのかな。ハルを攻撃してたわけだしなぁ弦太朗。
 まあそんなことよりも「先輩として」の言葉にランちゃんは反発。「先輩なんか二度と信用するもんか」明らかに何かありそうな台詞。過去の回想が出てきます。先輩たちが影でハルをいじめてたってことですね、わかりやすい。これでもう先輩という存在自体が信じられなくなったようです。同級生とかはどうなのかな。あの子らホント他に友達いなさそうだけど。
 そしてスイッチでおかしくなりつつあるハルくん。「どうして庇ったりした。余計な真似しやがって」とか言いながらお揃いストラップ投げ捨てです。投げ捨てておいて「これからはおれがお前を守る」です。あ、そこはぶれないんだ。ある意味かっこいいな。

 一方ラビットハッチ。大杉先生に説明入りました。「先生は天高の怪人騒動をどう考えてましたか」とかツッコミもきた。どう答えるかと思ったけど、さすがにちょっと真面目な回答。まあ生徒なんかどうでもいいとは言わないわな。が、「このことは全て校長に報告する」という結論。普通に考えたら生徒だけでやるよりちゃんと協力仰いだ方がいいですよね、知られたらまずいのは敵だけだし。その校長がまさか敵だとは仮面ライダー部も思ってないでしょうが、全力で止めるみんな。じゃれてるようにしか見えないけど真剣です。校長に話しちゃいけないことについて、上手く説得出来る気はしないな、しかし。
 あ、その校長の方は7人目がどうこうという話を。既に6人目が覚醒済みらしいです。それが流星の前の学校にいるってことですか。天の川学園じゃないとゾディアーツ覚醒はないらしいけど、そうか、元々こっちの生徒だったらありえるのか。
 流星が前の高校まで行きますが、何やら同級生に微妙な反応されてます。何があったんですかね。っていうか流星は前の学校でもああいう態度だったのかな。
 ここで普通に変身後校長居たので戦闘も。パワーアップしてるメテオですが「心の甘さはそのまま」とか言われて敵が友子に変身…! ホントあれは厄介。そしてちょっと面白い。流星に対するヒロインはやっぱ友子なのか。
 今回こっちは話の前振りだけで終わりましたね。次回どうなるのか…ようやくジロウ関連動くのか。

 天高の方ではラビットハッチから出て行った大杉先生。「さらば月世界!」もう馴染んでる気はするこの人。
 さりげにスイッチ持ち出してるのが凄いですね、しかも賢吾気付いてなかったよ!
 そしてランちゃんとぶつかってスイッチが見付かり「あんただったのか、ハルにスイッチを渡した教師」という流れ。なるほど。これは面白い。この発言にちょっと真剣になる大杉先生もいいな。教師がスイッチ渡してたとか大問題ですよね。この後、ハルが現れて逃走する大杉先生にはちょっとびっくりしましたが。いや、流れ的にはもうちょいランちゃん守る感じかと! ランちゃんは全く狙われてなかったのでいいんでしょうが。わかってたのか先生。
 あとランちゃんからの評価が「感じの悪い教師」なのが泣けました。まあ大杉先生って全体にギャグな雰囲気だから気にならないけど実際の言動はそうだよな…。
 っていうかランちゃんは先輩たちがみんなでストラップ見つけてきてくれたことで何かあっさり心開きましたか。見てないところで頑張ってくれてた、ならいいのかなぁ。「お願いです、ハルを助けて」「最初から素直にそう言えよ」ランは別に頼りたくても頼れなかったって感じでもなかったけどなー。
 ともかくこれでこっちは片付き、戦闘開始。厄介なハエに対するためのスイッチは大杉先生が持ってましたが、これも割とあっさり気付いて「如月ー! これを使えー!」。大杉先生がスイッチ投げたよ…!
 そしてあっさり捕獲して終わり…と思ったけど、その前に彼の心を取り戻さなきゃならないようです。え、そうなの。そんあおかしなことになってるのかハルくん。
 ここは当然ランちゃんの出番ですね。「気付いてあげなくてごめんね」「守るなんて言われたくなかったんだよね」さすがにあそこまで直球で言われたら気付くようです。昔から一緒に居たなら、なかなか気付かないんだろうなぁ、そういうの。
 これで心取り戻して無事終了。一応ランちゃん庇う感じで動くJKがいいな。
 「ラン、まだ友達でいてくれるの」っていうかこの2人ここまで言い合っててただの友達なんだろうか。でも確かに恋人って感じでもないんだよなぁ。
 「私たちの高校生活はこれからよ」ランちゃんは明るく言っていい感じでまとまってますが、ハルくんのクラスメイトへの言動思い返すとちょっと怖い。あれはどうフォローするんだ…。
 そしてまさかの「仮面ライダー部に入部させてください」ですよ、えええ。部長が悩みまくってます。何でこういうとき弦太朗は即答しないんだ。ユウキや賢吾の意見次第なのか…?
 まあともかくハルの体が回復したら、って感じです。これ以上キャラ増やしても大変だろうし、このまま終盤まで出てこないとかそんな感じなんだろうか…。
 あ、大杉先生はその後仮面ライダー部の顧問になりました。まあそういう流れだろうとは思ったけど、ホント前回見るまでまさかの展開だったなぁ。教師にも怪しい人物が居ることが判明したし、しばらくは見守りモードなのかな。何気に厄介な相手だったので味方になったのは良かったですね。生徒のために頑張ってくれるといいなー。


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