地球戦隊ファイブマン感想 (31話〜40話)


第31話「あぶない母」

 お母さんが襲われてる夢を見るレミ。レミと数美は同室なんですね。相変わらずすぐに駆けつけてくる兄弟だなぁ。この夢がきっかけで夢と同じ場所へ向かうレミですが、この夢も敵の罠だったんでしょうか。前にも夢見させる敵は確かに居たけど…。まずあれが普通は難しいような。
 とにかくまあ、向かった先で普通に襲われてるお母さんと遭遇するレミ。母さんがレミのことわからないのがちゃんとリアルだ。赤ん坊だったもんねぇ。
 カンフー使いの敵さんたちと応戦するレミ。生身アクション相変わらずかっこいい。レミは兄弟にはこのこと言わなかったんでしょうか。何だか駆けつけるのがいつもより遅い。
 あのぎざぎざに挟まれる罠は見てて怖いですね。足元にあるときはらはらしたよ! 何故か両腕挟まれて吊られたけど! 自分の体重かかってるから大変なことになってるはずですよね、あれ…。表現緩いけど。
 レミを必死で助けようとする母とか、ちゃんと母らしさは完璧に出してるのがまた…。この母、敵さんの罠だったわけですが、一応本物でもこうする、ってところにはこだわってるんですかね。人質扱いしかしてないもんなぁ。
 敵さん側は全員幻。攻撃は当たらなかったようですが、少なくともあのお母さん間違いなく実体ありますよね、どうなってるんだ。
 それはともかく、駆けつけた兄弟も母との再会。「母さん」と凄い情けない声出した学にびっくり。ああ、やっぱり弱い…母には弱い。文矢も最後に名前呼ばれて泣くのこらえながら頷く感じが…ああ、敵の罠だと既にわかってる段階でこれは切ない…! 本当に会えたらあんな感じなんだろうなぁ、でも…。
 そして敵さんとの戦闘ですが、母さんには指一本触れさせんとか言ってるのにあっさり攫われてますよ…! 誰か一人は母さんについとくべきだったんじゃ。いや、それでもいつの間にか攫われるんだろうけどさ。

 攫われたお母さん。「助けてー!」と言いながら「来ては駄目!」はどうなんだ。助けて、は息子たちに言ったわけじゃないってことでしょうか。
 敵さんたち、「今度こそレミを引きずり出し」って、何でレミ限定で狙ってるんだろうと思ったけど、この後他の兄弟たちが怪しんでるから、レミなら騙せるってことだったんだろうか…きつい…。
 学たちが一旦冷静になって気にしたのは母さんが年を取ってないこと。あ、そこ突っ込んでもいいんだ…! だって今後再会シーンあるとしたら年取ってないでしょお母さん…! メイクでごまかしはするかもしれないけどさ…。でもそうだよなぁ、20年も経てば変わってるはずだよなぁ。
 しかし学たちもよく冷静になれた…。これが学の判断力なのかなぁ。
 この後飛び出して行ったレミですが、やっぱりピンチに駆けつけるみんな。幻だけど攻撃は効くってのがまた…。あそこ、幻じゃなくて普通に雑魚兵用意してればレミ倒せてたんじゃないかな。
 幻はアーサーの妨害電波なるもので消してましたが。妨害電波のせいなのか何なのか、怪人側がおかしくなってる。
 電波の発信源に居た怪人とレミが戦闘。そこで記録映像入手…! おお。1話の、両親がやられたときの映像じゃない奴があったのか…!
 これを手に入れ、戦闘はまあ普通に勝利。ロボ戦で敵がうどんとそばとか出してました。タヌキとキツネだからですか。ロボ戦では敵が喋らないから何かシュールだなー。
 とにかくまあロボ戦も勝利し、最後、記録映像見てるみんな。やっぱ宇宙語は読めるの文矢だけなのか。
 どこかの星で母さんが生きてたと証明されたようです。今後出るのかなぁ、両親…。


第32話「学、死す!」

 今日は学の誕生日。ということで何やら外でパーティーやってます。「そろそろおじさまの兄貴に」とか言われてますが、何歳なんだろうな学。20代後半…だよねぇやっぱり。
 ここに現れたのがシュバリエ。「ハッピバースディファイブレッド」とか歌って攻撃のプレゼントです。いいキャラしてるよなぁ。
 今回の怪人さんはワニカエルギン。もう合身版しか出てこないのかな。
 時間を操ることが出来るようで、攻撃受けたのを巻き戻してなかったことに。記憶はそのまんまなんですね。即死させちゃえばいいのかとちょっと思った。
 更に時間を止めることも出来るようで。止まったファイブレッドをシュバリエが滅多打ち。ひでぇ…! 怖いなぁ、これ。
 レッドはそのまま崖から落ちました。海かと思ったら地面だよ…! 「安らかに眠れ」とか言って花捧げて帰っちゃうシュバリエ。こいつはホントどこまでも決めてくるなあ。
 そして学の方は…かなりやばい様子。出血が多く、血が足りない…ってそれならもう病院行こうよ、病院なら血液あるよ…! もうそれも間に合わないんでしょうか。ここで自分の血を、と言ってる健、数美、文矢は少なくとも学と同じ血液型なのかな。3人からとっても足りないのか…。
 学兄さんの心臓はここで止まり…兄さん死亡。ええええ…。
 どうすりゃいいんだ、の健と、敵討ちにと向かう文矢。数美は…「終わったのよ。もう」「私たちはゾーンに負けたのよ」って、えええええ!
 「大切なのは兄弟」「地球の平和なんてどうだっていい」とか言い出したのにはさすがにびっくりした。でも、そう思うこと自体を否定は出来ないよなぁ。特に兄貴が死んだとなると。現実突きつけられたって感じですしね。

 そのまま飛び出した数美はシュバリエの元へ。ああ言っといて一人で戦いに来たのか、と思ったらまさかの命乞い。ホントこれ…ある意味リアルではあるからドキドキしたよ! ゾーンの奴隷になっても生き残りたいとかさ…それもまた否定出来ない気持ちではありますよね。
 「この美しい顔がやつれ果てるまでこき使ってやるのもまた一興」のシュバリエはやっぱりいいキャラだとは思う。
 ここへ駆けつけた3人ですが、数美が追い払うことに。「戦わせないわ」の言葉がねぇ…凄く正しくてさ…!
 数美はこのまま怪人の部下に。怪人さんは部下持って調子乗り出しました。「忘れたのか。おれは時間を操ることができる」「ファイブレッドの二の舞になりたいか」怪人が上司にこれ言い出すとかね…! 実際怪人の方が強いんじゃないかとか、その能力使えば下克上起こせるんじゃないかっての結構あるけど、そもそも何で部下やってるかが疑問になるよなぁ、そうなると。
 怪人の場合はエネルギー源であるダイヤを集めてくれるから、だったんでしょうか。
 怒ったシュバリエからダイヤの供給を断たれピンチになってる怪人さん。「ダイヤならこの私が」とか言い出した数美にびっくりしてたら、強盗まで起こしてて更にびっくり。ここにきてさすがに、ホントに数美は敵についたのかと思っちゃいました…だって強盗って! そこまでするか…!
 結局これは作戦で、まずは辺りのダイヤを全部集めといて、ダイヤのなくなった怪人に時間を戻させた、と。誕生日プレゼントがいいダイヤだったんです、は上手いなぁ。
 しかしこの状況は数美の予想内ではないだろうから、チャンス窺うにしても危ない橋渡ってるよなぁ。
 これで無事時間が学が死ぬ前に巻き戻り、全員復活。敵の弱点もしっかり研究してた数美のおかげで撃破です。数美すげぇ! 途中まで理解できなくもない行動理由だったからホント、どっちに転ぶのかはらはらした!
 兄弟も騙したのは、まあ正解ではありますよね。あと、学へのプレゼントがびっくり箱だったのには笑った。お前らいくつだ。

 最後はみんなで誕生会やり直し。学、ホントにあれで死んでたんだよな…よく考えたら怖い話だよなぁ…。


第33話「必殺裏返し」

 いよいよやばい立場のガロア艦長。今度が最後のチャンスと言われて、自分で銀河闘士の合身やってました。あれ、やっぱり一応博士じゃないと出来ないものだったんですね。
 艦長も言ってますが、基本失敗してるのは部下の作ってるor連れてきてる怪人だからなぁ…。まあその責任を上司が、ってのはわからなくもないけど。
 とにかくもう博士に任せておけないと自分で作った合身闘士は何か裏表にくっついてました。これのおかげで動きが上手くいってませんが、半身ずつなら上手くいってたのもどういうことなんだ。その辺が博士の才能か。
 あ〜あ、って顔してるビリオンが面白い。
 艦長はヤケクソでこの怪人と共に地上へ。

 地上でもろくに暴れられない怪人…と思いきや、何か回りだして風起こして人々に被害が。ああ、艦長が調子に乗ってる。「ひょうたんからこま」とかメドーさまにまで言われてるよ!
 この怪人に苦戦のファイブマン。何をするかと思えばメンコ持って行きました。
 「何でも引っくり返せるからといってこれはひっくり返せまい」とか、一体何言い出すのかと! そしてホントにひっくり返らないメンコ。これ見て意地になってメンコに夢中になる怪人…。すげぇ。あと学、メンコ上手いな。
 しかしこれ、このままただメンコに夢中になってたら害はないわけで、この後どうしたんだろう。何もやってない相手じゃ、隙突いて倒すってわけにも…放っとくの?
 まあ艦長の方が放ってはおけませんでしたが。いきなりのゴルリン呼び出し。ああ、言うこと聞かない相手にはこれが一番楽かなぁ。巨大化してもメンコに夢中ですが。
 これを利用して「ファイブマンをぺしゃんこにしてみせます」と艦長。それでいいなら毎回とっとと巨大化で挑めばいいんだけどね! 勿論ファイブマン側もロボ出してきます、でもメンコ勝負に。えええ。
 ロボでも上手いなぁメンコ。
 負け続けた怪人、いい加減キレたのかロボを殴り始めました。元々全然勝ててなかったから、放っといたらいずれこうなったんだろうか。
 攻撃されたら攻撃し返すファイブマン。これで無事勝利。

 そして黒ゴルリンに連れ去られる艦長…。次回はシュバリエの話っぽいんですが、どうなるんですかね。


第34話「人間カン詰」

 シュバリエが艦長復活。やっぱこうなっちゃうんですね。前回連れ去られたガロアはどうなってるかと思えば便所掃除…うわあ…。
 わかりやすいけど、悲しいなぁ。部下にそれ見られてるとかさ…。
 部下はもうちょいガロアのこと気にしてくれないのかな! ドンゴロスは気にしたかと思ったらすぐシュバリエ側になったもんなぁ、まあそれがドンゴロスらしさだけど。
 シュバリエはこの世で最高の食物を食わせてやろうと言って今回の作戦開始。
 サメとアリジゴクを組み合わせた怪人と。わざわざ絵持って来て解説してるのが面白い。でも何か上手いな。地中を泳いで引き込む様子はなかなか怖い。
 これにまず数美が取り込まれることに。缶詰になる流れはさっぱりわからないけど、これで3日発酵させればシュバリエたちにとって美味しい食べ物となるようです。
 続いて引き込まれかける健。みんなで引っ張ってますが…音楽に気が抜ける。運動会か。
 ここでは助かったものの、数美は缶詰のまま。「数美ちゃん」とか言って食べたがるドンゴロスが…やっぱそういう嗜好はあるのかな…。部下から金はとらん、とシュバリエ。ちゃんと上司の器はあるんだよな…。
 にしても八つ当たりされてるガロア人形が可哀想です。彼はとことん不憫だなぁ…。彼自身は何もやっちゃいないのに…。

 ファイブマンはバイクに乗って銛とか持ち出して対抗しますが、結局やられて健、文矢が引き込まれることに。レミを庇う文矢はいいなぁ。
 学とレミは逃げるものの、「誰かが襲われていれば奴らはきっと助けにくる、そのときこそ」のシュバリエ。ホントにそうだよな…。ファイブマン呼び出すのにこれほどいい手もない。
 ということでまた襲われてる人たちですが。ここでレミが気付いたこと。敵はファイブマン以外女の子しか狙ってないと…!
 いや、確かにみんな綺麗な足丸出しの女の子ばっかりだなと思ってたけど、単なる見栄えというか演出だと思ってた! 怪人の趣味か。
 スカートはいて「えい、これでどうだ」と景気よくめくるレミは素晴らしいです。見えてますよレミさん。
 「えっちなサメジゴクギンめ」とか、レミはいいキャラしてるなぁ。これで敵を誘き寄せ、見事一本釣り。
 攻撃してたら缶詰も元に戻りました。倒さなくてもいいんですね。
 ファイブマン5人が揃い、怪人撃破。ロボ戦ではまた黒ゴルリン出てきましたが、まあ普通に怪人の方倒して終わり。巨大化しても地中を走る怪人は怖いな。普通に出てきたけど。
 「なかなかやるなファイブマン。また会おう」シュバリエはまだかっこいいまま続いていくのかな…!


第35話「学の秘密!!」

 学の秘密、というタイトルの今回。予告で女の人出てたから、恋人とか好きな人って話なのかとちょっと思った。実際は両親から聞いた両親の思い出の場所のことでした。というか思い出そのもの?
 親に甘えに来た、とか言われてる学ですが、浸りに来てたために敵が出たとき出遅れることに。敵に「学はどうした」って言われて「貴様なんかおれたちだけで」とは返すんだけどね健! すぐピンチになって、兄貴さっさときてくれ、だった。1人居ないだけでここまでになるのかファイブマン。
 結局逃げ帰ったファイブマン。兄貴が遅れたことについて問われてます。まあどこかに行ってたら遅れることもあるのは当然として、どこに行ってたか言わないのが問題という話。弟妹たちから不審がられても何も言わない学。さすがにこの状況でまで黙ってることじゃない気がするなぁ。何でも相談し合おうって約束もあったらしいのに。
 シュバリエ側は健たち撃退した、やった、という流れになってるのにちょっとびっくり。メドーさまには怒られてましたが。だよね、倒さなきゃ駄目だよね。
 シュバリエの狙いはレッドだけだったんだなぁ…やっぱ強いから?
 あ、「役立たずのボーイ」呼ばわりされてるガロア元艦長には泣けました。ふ、復活あるよね、この人…?

 シュバリエ、再び地上でファイブマン誘い出し。来なきゃ東京を廃墟に、とか正義側はこうされると弱いよなぁ。
 「みんな行こう!」の学に、目そらしちゃう弟妹4人。えええ!
 「おれたち怪我してるし」って、文矢…! そしてこれにそうだな、と答えて一人で行っちゃう学…。ちょっ、いくら何でもそんな場合じゃないだろ、これ…!
 「信じあえないものが一緒に戦えるもんか」ってそんな。たったあれだけでそんな対応になっちゃうのみんな…。このあと、学がやられまくるの見てもなかなか動かないし…! 最後には飛び出したけど遅いよ! あと健が動かないとやっぱ他3人動けないのかなぁ。でも最初に飛び出したのが健だったのはちょっと良かったな。

 結局、学も逃げ、兄貴を探す健たちは牧場のお姉さんに遭遇。学、お姉さんには結構いろいろ話してたんですかね。今回のことはさっき話したばっかでしょうが。
 長男だからこそ、両親との思い出が多く、思い出に触れるようなことを言うのは弟妹たちが可哀想と。まあそれはわかるけど! 状況考えてよ…!
 そしてこれを伝えたお姉さんも、「長男だって子どもです」「自分は誰にも相談できず」「それは辛いはず」と言うんですが、いや、相談し合おうって約束があるのに相談してくれないことに対してのもやもやじゃないのか…。「長男も辛いんだな」の結論になるのはちょっと納得いかない…!
 あとアーサーは相談相手にならないのかお母さん代わりなのに!
 まあ、でも事情知ったらいつまでも怒ってるみんなじゃないですね。再び絆取り戻して、兄貴のこと回想しながら敵倒します。「こんな簡単な問題も解けないのか」とか教える側の態度としては間違ってる気もしますが、まあ子どもだしな。健、素直に尊敬してるしな。

 最終的には「おれたちもうとっくに大人だぜ」「これからは何でも相談してくれよな」と健が言ってくれてほっとしました。だよね…!
 あと、学が何かお姉さんに母の面影見てたんですが、これは恋愛的なフラグじゃ…ないのか? 母だもんなぁ…。


第36話「双子大作戦」

 特訓中のレミと文矢。この2人はホントよく動きますね。かっこいいなぁ。
 そこへ現れる怪人。文矢が何かに刺され、倒れる2人。怪人がこれで「おれの幹部昇進に文句ないだろ」とか言ってますが、あの怪人が昇進とかあるのかやっぱ。
 側に他のメンバーも居たらしく、とりあえず逃げられましたが。
 気絶してたレミと文矢、中身が入れ替わってました。予告で見たとき、演技どうなるのかと思ってたけど声は普通に逆に当てるのね。まあわかりやすくていいか。
 しかし学に覗き込まれて「引っ付くなよ」の文矢はどうなんだ。別に男同士でもあれぐらい普通じゃないのか。尻叩かれて「兄貴のえっち」なレミは、まあわかる。
 2人とも結構身長差あるので、まずそれで違和感覚えないのかなぁ。
 とにかくまあ、入れ替わって2人。ついでに周りの人々も入れ替わりが発生してるのに気付きます。動物と人の入れ替わりは怖い。人同士の入れ替わりは「カバン返して」がやたら発生してますが、そういう問題か! とりあえずぱっと目についちゃうのがそれなんだろうか。
 「どっちか片方が死ぬともう片方も死ぬ」というのを「経済的」と表現するドンゴロスがらしくていいです。
 レミと文矢はこの状況だと変身も出来ないという事態。というかファイブマンは男女で変身アイテム違うんだけど、あれ交換してみたらどうかな。関係ないのかな。
 「レミと文矢が変身出来ないと」「それは面白い」どうでもいいけど、メドーさまが普通にファイブマンの名前呼んでるのが変な感じ。

 一旦帰宅したみんな。中身はレミの文矢にくっつかれて「寄るな文矢」とか、この人たちそんなに男女意識してたのか兄弟で。まあ女っぽく擦り寄られて違和感が出たんだろうけど。声が中身と合ってるおかげであまり変なことにはなってない気もする。
 ここでシュバリエ。「1、2、3、4、5ーファイブマン」とか歌いながら「今は3人だけのスリーマンかな」とか続けるのが小憎たらしくていい。というかあの歌、この世界でどういう扱いなんだ。
 学たちはシュバリエの元へ向かうも、変身出来ない双子は置いてけぼり。「ちきしょう」「私の体でそういうこと言わないでよ」とのやり取りしてますが、レミならそれほど違和感ない気もする。
 どうにかできないのかと考えてるところに、アーサーへの言葉で2人の台詞がシンクロ。これで何か思いついたのか気付いたのか、そういえば相手の考え言わなくてもわかるとか言ってたこともありましたね。

 敵の元へ現れた双子。文矢(の体)が出て、後ろから文矢の声を出すレミ(の体)。なるほど。ここまでぴったり合うのも双子ならではってことでしょうか。このあとも二人同時に喋ることで、元に戻ったと思わせてます。あそこまで上手くやられると騙されるわな…!
 まあ「元に戻ったならもう1度入替えたる」となるのが単純ですが。文矢たちの作戦通り、もう1回入替えたつもりで元に戻してしまう敵さん。針が飛んだとき、文矢の体の方がレミを庇うようにしたのが意外だった。これ、つまりレミの方が庇ってるんだよね。

 まあともかく元に戻った双子。全員揃って変身すれば怖いものなしです。あっさり勝利。ロボ戦でも文矢がファイブロボに乗り、スターファイブ動かすレミと一緒にトドメ。怪人倒せばみんなも元に戻ったようですね。一生元に戻らないとか言ってたのにー。
 最後にからかいあって追いかけっこになったりする双子がいい。健挟んでのやり取りとか、こういう触れ合いがやっぱ楽しいなぁ。


第37話「人間大砲!」

 何かと戦ってる桃黄黒。予告があったので、敵じゃなくて訓練中みたいなのだなとは思ってたんですが、中に入ってるのが健だとは思わなかった! 何かロボットみたいなもんかと。予告であったっけ。
 突然爆発起こし、プロテクターが外れ変身も解けて倒れる健。しかも結構長いこと気絶したまんまですよ、相当ひどい状況ですよ。
 けど文句言っても、学は明るく「失敗の原因がわかったぞ!」って、いや、兄貴…。
 プロテクターの開発も実験も重要だけど、大変な目にあった健のこともっと労わろうぜみんな。健がワガママ言ってるみたいな雰囲気になるの納得いかないよ! 不純物あって健を危険な目に合わせたことまず謝ろうよ!
 健は健で、プロテクターに頼って強くなろうなんて、とか言い出してますが、一応最初実験協力したわけだから、酷い目にあって、こういう言い分になってるだけじゃないのかなぁ。
 あと体鍛えるのも間違いじゃないよね。

 飛び出して行った健、特訓中に敵と遭遇。健が動きまくってるのが何か珍しい。
 今回の怪人はやたら固くて攻撃が全然通じず。やられそうになったところで、学がVパワーグリップ(?)なるものを使って突っ込みました。何か凄いパワーが出るけど、代わりに危険ってことでしょうか。そんなものもあったのかファイブマン。そして学兄ィは躊躇いないなぁ、こういうのに。
 敵は倒したものの、気絶してる学。そのままロボ戦です。ロボの中運ぶのかよ! 治療しなくていいんでしょうか。
 「ファイブテクター作りに協力していれば」と反省中の健。アーサーは黙々と作業進めてるので、どっちにしろ間に合ってなかったと思いますが。欠点はちゃんと健協力の実験時にわかったしなぁ。
 しかしファイブマンは結構生身でロボに乗り込みますね。これいいな。
 ロボ戦は、超次元ソードも通じず、海に落とされたりしてぼろぼろ。
 ああ、高速ジェットとか生身だと負荷かかって辛いのかな。何で変身してないんだろう、そういえば。
 学が少し目覚めてもらした言葉に健が反応し「そうか、ファイブテクターだ」と言うことで、ロボから1人出て行きました。海泳いだのか!
 健がいないと操縦席に座るのは文矢なんですね。いいな男の子。

 健はファイブテクター着込んで戻ってきます。アーサーは状況に気付いてなかったんですかね、普通に作業進めてたようですが。
 完成したファイブテクターは色が青で、最初からブルー用ですね、これ。
 これでどうするのかと思えばロボの大砲部分に入りこんで「おれを撃て」と来ました。予告で見たときもぶっ飛んだけど、いやぁ、シュールな絵だなぁ、これ。
 プロテクター着て自ら弾になる健が凄いです。兄さん信用してるとかそういう問題か。そういう使用に耐えられるとかわかってたんでしょうか。
 そしてホントにそのまま発射。みんな思わず目そらしてますよ、みんな信じてないんじゃ!
 でも無事敵の腹貫きました、マジで倒した…!
 プロテクターも凄いけど健も凄いよ、という結論。ホントにな…!


第38話「偽兄弟先生」

 「僕たちの分校に兄弟先生がやってきてから一週間」いきなりの子どもの台詞にびっくりです。あの噂の兄弟先生とか言われてるよ、有名なのか!
 一体どういう伝わり方してるのか気になりますが、とりあえず外見は知らなかったようで、偽者5人に懐く子どもたち。一応ちゃんと先生やってるってことだよなぁ、これ。
 この5人、ゾーンの幹部連中がやってるのは全然気付きませんでした、いや、レミ役どっかで見たとは思ったけど! ザザか!
 相変わらず敵さんたちはメイク取ると誰だかわかりませんね。あ、学=ガロアは顔の傷でわかったけど。
 何でシュバリエが健なんだろう。普通そこは学をやるところじゃないのか。まあ年齢的にどう見てもガロアが一番上だから仕方ないのか。
 シュバリエ、素の顔は結構かっこいいな…。
 そして彼らが何を企んでるのかと言えば、分校の地下に動く細菌兵器と言われた怪人が眠っているからそれを掘り出そうと。先生になる意味がよくわかりません、しかもわざわざ兄弟先生に。単にやってみたかったんでしょうか。兄弟先生って言えばみんな喜んで迎えてくれると思ったからでしょうか。
 どうでもいいけど、細菌兵器使うときはシュバリエも防毒マスクするんですね、そりゃそうか。怪人は何で彼らに従うんだろう…。

 この作戦中、文矢に扮してたビリオンが文矢に見付かることに。しかし、文矢先生とか言ってるの聞いて「おれを知ってる子どもたちがいるなんて」って、普通同じ名前の先生が居るのか、って思わないか。実際別の先生呼ばれてるわけだし。
 文矢に気付いたビリオンが慌てて学校へ帰り、追いかけた文矢がガロアと遭遇。ああ、じっくり見ればやっぱわかるのかガロアは。他の奴らもわかるのかなぁ。とりあえずぱっと見はわかんないよね。
 「何を言っとるのかね」すぐに認めずちゃんとこういう反応するガロアはびっくりした。おかげで子どもたちは騙されたまんまですしね。しかし「ゾーンなんだ」って結構簡単に言うんだな文矢…。
 その文矢、偶然にも掘り出し中の地下に落ちて敵と戦闘。岩に埋もれてやばいかと思ったら…ファイブテクター! おお、ちゃんと役に立ってる!
 そして敵の言葉を聞いて作戦を知り、通信と。いやぁ、情報伝達が早い早い。
 ファイブマン4人は足止め食らいますが、怪人が海に入ろうとしたところを文矢が追いついた! シュバリエの鞭奪って、海に入る前に怪人引き上げる文矢がかっこ良過ぎる。余計な台詞もないテンポの良さが、ホントぎりぎりで動いた感じで!
 ここでようやく追いついてくる少年、っていうか文矢はどこかで追い越したんでしょうか少年を。
 シュバリエを健だと思ったまま抱きついて人質に取られることに。ああ、やっぱりそういう流れ。でもシュバリエが正体現してくれたのは説明楽になっていいですね。この後出てきた本物の兄弟先生たち、格好が一緒のおかげですぐさま健を認識出来てる。健は今回何も関係ないだけどね!
 ここで兄弟先生5人がファイブマンに変身する流れは熱いよなー子どもにとって! 絶望から希望ですよ、興奮するよ、これは!
 ファイブマンは全員ファイブテクター付。ちゃんと全員分作ったんですね。敵の攻撃にびくともしない強さです、そしてレッドの体当たりだけで敵倒した…! そりゃ巨大化状態の敵貫くほどだもんね…! そのままロボ戦すらなく勝利です。すげぇ。

 最後は兄弟先生たちが本物の授業やってます。「久しぶりに先生に戻れて嬉しかった」とのナレーション。やっぱ戦い終わるまでは出来ないんですね。先生やってるみんな、もっと見たいんだけどなぁ。


第39話「愛を下さい」

 「この星のどこかにビリオンが」どこからかやってきたビリオン目当ての宇宙人。あの基地って地球にあるんでしたっけ。あそこに居るのかビリオン。
 この宇宙人さん、美人だなぁ。口調も強くて好みです。
 まあそれはともかく、ビリオンの方はファイブマンと戦ってました。怪人連れずに喧嘩売りに来たんでしょうか。こういう小競り合いしょちゅうやってるのかな。
 レミが攻撃を仕掛けたところで割り込んできた宇宙人ソーラ。おお、強い。ファイブマンを撃退。
 ソーラさんはとりあえずビリオンの元へ行って、かつての回想です。殺されかけたところを助けられたんですね。まあビリオン的には戦いたかっただけとかそんなんかなーと思ってたら、花切って死んだ彼女の両親に捧げたー! ええー!
 びっくりした、そしてこれの理由はとくに触れられませんでしたよね、単なる気まぐれなのか…!
 「ビリオンの正義の剣が私を守ってくれた」ソーラさんは完全に勘違いしている様子。ここまで追っかけてくる間に何か気付かなかったんだろうか、っていうかどうやって追って来たんだろう。結構最近の出来事かな。
 ソーラ、普通に基地についてきてるけど、いいんでしょうか。「お前の側に置いてくれ」と言ったソーラ。対するビリオンは…何か、目が泳いでるように見えるんだけど…どういう反応だ、これは。
 一応利用することにしたようで、ファイブマンを倒せと。相手の勘違いにはしっかり乗りましたね。それぐらいのことはやるんだなビリオン…。

 というわけで戦いに出るソーラ。ビリオンのために、平和のために、ということで何かの薬飲んで変身! ああ、アクションのためか、と思ってしまった、別に大してアクションしなかったけど。
 怪人化したソーラ、強いけど何か苦しんでその後変身解除。あんまり長い時間もたないんですかね。ここに駆けつけたビリオン。見難い姿を見られたと気にするソーラに「戦うお前は美しい」と…。ホント…やるなぁビリオン…。
 おれのために戦ってくれと言い切りましたよ。次に変身したらもう2度と戻れないのに!
 決意したソーラですが、その前に一日だけ人間の姿でデートして欲しいとか言い出しました。彼らにとって人間の姿って何なんだろう。単なる衣装とメイクにしか見えないからこう…。地球でデートするならみんなと同じ格好、ってのはわかるんだけど。
 キスして人間に変身してデートですよ、結構きっちりやってますよデート! こうしてみると美男美女だなぁ2人。
 ビリオンさん、「お前がどのような姿になっても、おれはずっとお前の側に居る」とか、ホント凄い。ちゃんと口説ける人だった。

 ファイブマンの方は、ソーラが言った「平和のために」が気になってます。対峙したとき、ビリオンが悪だと言ってみるも、すぐビリオン自身がフォローに現れてしまった。ソーラはでも、ちょっと考えた? 疑ったことなかっただろうしなぁ。
 それでもここでファイブマンの方を信じる根拠もないですしね。そのまま変身して戦ってたら、レッドが避けたせいでビリオンの剣に貫かれることに…! ちょっ、レッド!
 「邪魔だ」とか言っちゃうビリオン、もう役に立たないからですよね、わあ…。この後もしっかり自分が悪側だとばらしちゃいました。勿論そうでないとすっきりしないけど、ちょっとだけ騙しきって欲しかった気もしてしまう、可哀想に。
 「おのれ許さん、許さんぞビリオン」とはいえ、いきなり豹変は辛いなぁと思ってたけど、結局トドメ刺せないソーラ。1度好きになっちゃうとね…。「それでも私は、お前のことが」でファイブマンに攻撃して、トドメはお前の手で、とか言ってビリオンの剣で自分を貫いちゃうソーラ…。すげえ…何かもう凄い…。
 ビリオンも完全に呆然としてませんか、物凄い突っ走りようだよソーラ…!

 最後は助け起こした学をビリオンと思って話しかけてるソーラ。「おれはお前の側にいる」学も結構乗りますね。
 まあ一応本人的には幸せに死ねたのかな…。
 ビリオンも花捧げてます、彼も何か彼女のパワーに持っていかれた気がする。
 にしても今回もロボ戦なしか。いやぁ、凄い回だったな…。


第40話「少年魔神剣」

 「お前の力を借りるときがきた」前回に続いて何か目立ってるビリオンさん。他の幹部が出てきてない…。
 何やら魔神剣なるものがやってきたようです。これを持ってファイブマンのところへ。
 その頃、学は何か子どもたちに剣道教えてました。剣道部とかやってたのかな。子どもを助けたことがきっかけのようですが、結構人数集まってるなぁ。実際剣道やってる子たちなんでしょうか。
 本当の強さ的なことを子どもに説いてるところで今回のテーマが見えますね。
 そこに「強くなるために心など必要ない」とわかりやすい対比で出てくるビリオン。持ってる剣は持つものを最強の剣士にしてくれるらしいです。何か雰囲気怖いんだけどビリオン!
 「魔神に魅入られたか」って言われてるので、そういうことでしょうか。そんな剣使ってでも倒したかったのかなぁ。
 そこで学はビリオンのいつもの剣奪って魔神弾きました、かっこいい! っていうか結構簡単に弾かれてるなビリオン!
 これを見ていたまなぶ少年。「この剣を持てば強くなれる」ああ、余計なこと聞いちゃってた。剣を取る少年。学兄、止めるならちゃんと止めよう。止めるタイミングあったよ、あれ!
 「坊主、剣を取れ」とか、ビリオンは自分でやりたいってわけじゃなかったのかな。剣を手にすれば「己を失い戦いの鬼と化す」とか、ちゃんとわかってて使ったんだよなビリオン…。他に居ないから自分で使っただけか。少年に使わせるのでも良かったんだなぁ。まあ力蓄える段階は、ってことかな。
 子どもに手が出せないファイブマンにはちょうどいいと。実際ファイブマンみんな、やられて崖から落ちることに。文矢が「おれたちがわからないのか」とか言ってたけど、変身したあとに言ってもな。いや、目の前での変身だけど。

 魔剣に魅入られた少年。「あいつらを全て叩き切れ」とか言われてびっくりしましたが、少年、結果的に誰一人斬ってないな、これ。物は結構斬ってるけど。あれでいいのか。
 あと魔神はビリオンのために強くなりたいのか。ちゃんとそういう意志あるんだなぁ。
 少年を止められないファイブマンの方。「こうなったら力尽くで」と言う文矢を止めてますが、力尽くで倒す、じゃなくて止める、ならありじゃないんだろうか。学を傷つけたとか後で知ったらショックだよ少年! 実際ショック受けたようだし。学、あそこは自分の体投げ出しちゃいけない。まあ近付かないことには言葉も届かなかったんでしょうが。呼びかけにようやく気付く少年だけど、結局学のしつこさのおかげなのか、これ…?

 学はぼろぼろになりつつも、元に戻った少年。剣の方はこれでパワーは蓄えられたようです。学傷つけたぐらいで、ほとんど戦っちゃいない気がするけど。
 まあともかく、パワー蓄えた剣と合体して銀河最強戦士になったらしいビリオンがここからは相手。ホントに他の連中出てこないな、何やってるんだ。
 学は血まみれの手でブレス取って変身。何かこれ地味にリアルで怖かった。
 戦闘中、学の剣が折れますが、それ見て自分の剣投げる健はいいですね、かっこいい。
 そしてビリオン、自ら巨大化! 今回でビリオン倒すのかーとか思いながら見てました。実際は魔神が折られて終わりかー。普通に元の大きさに戻ったよビリオン。
 「おのれファイブマンめ、お前たちを倒せるならこの命、悪魔にくれてやるぜ」何かフラグ立てつつ終了。
 あ、少年はやっぱり剣道練習戻れなかったけど学がちゃんと気付いてくれました。あそこはホントフォローしとかないとね…。


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