仮面ライダーエグゼイド感想 (31話〜40話)


第31話「禁断のContinue!?」

 ポッピーの部屋を勝手に模様替えし、自由に消えたり現れたり出来るようになり「今の私は新壇黎斗だ」と弾けすぎの新黎斗。やばい、これはもう笑うしかない。
 が、さすがに永夢たちはそれで済ませられませんね。まずは現状について説明求めてます。「万が一自分がゲームオーバーになったときの対策」だったらしいですが、これ、誰に復活させてもらうつもりだったんだろう。ポッピーがあそこまで行ったのは偶然だよなー。ってか自分がゲームオーバーになるって考えも一応あったのか黎斗。
 謝罪はしない、するようなことをした覚えがない、と言い切る黎斗には何だかむしろ安心しますね。しかし自分が一番で自分さえ良ければいいから、他人が消滅してもどうでもいいだろう、とかじゃなく、データは残ってるんだからいいだろうか…なるほど、もうそこの考え方が違うんだなー。そもそも母親のデータ残すためとか、マジかよ、と思ったら「失いたくなかったのさ…私の神の才能を!」あ、全然ブレてなかった…。ポッピーの宿主が黎斗の母だったのはまあ予想される流れではありましたね。しかしもっと若い内の話かと…6年前かー。まあ母親も結局死んだんじゃなくてデータ化だもんな。
 これの前に一度黎斗VSパラドも挟んでます。前回から何かふらふらしてるなと思ってたけど、ホント普通に弱いんだなこのゲンム。しかし「レベル0は無の力」でパラドのレベルをどんどん下げていくのがジョーカーめいてて面白い。最弱カードにこういう使い道がある感じはいいな。
 すぐにゲームオーバーしましたが、まあ普通に復活。土管から現れる黎斗とか、もう笑わせに行き過ぎだろ…! 笑うわ…!
 このゲンムにはコンテニュー機能があるということで「残り98個」と…あ、一応制限あるんだ。でもまあ今の段階ではほぼ気にしないで済むレベルか。前回同様「しらけるぜ」で去っちゃうパラド。うん、まああれはなぁ…パラド的にはあまり面白くないよな…。

 この後、ポッピーが思い出したこと含めての状況整理。「クロニクルをクリアすれば消滅した人間が蘇るのか」この流れだと当然聞きたいことも聞いてくれます飛彩。「私がイエスと言えば君は信じるのかい」もなかなかにくいなー。そうだよな、そりゃそうだよな…。
 この飛彩のところには大我が向かい、永夢はまだ黎斗に突っかかってます。「命の大切さがわからない人が」の永夢には、いや、命を失いたくなくて黎斗はやってるんじゃ…と思ったらやっぱそれも言うかー。思ったことは大体突っ込んでくれるな…。
 飛彩には大我から「おれならゲンムを利用する。クリアした先にあるものを確かめろ」の言葉があり、永夢にはポッピーから「今優先すべきなのは、クロニクルを止めることだよ」との言葉。黎斗がいい奴化して、今のゲンムは違うからとか、感情的に協力しろ、とかにならないのがホントいいなー。気持ちはわかる、が全員の共通認識としてある…。あれと協力すんの嫌だよね、は多分全員思ってる…。
 そして永夢の気持ちの部分も、ポッピーと黎斗のやり取りで大分ほぐれましたね。「私を生んでくれたのは、黎斗だから」と「彼女は私が生み出した命だ!」ですよ。これ見せられたら、まあポッピーのためにも協力するかって気にはなるなあ…! しっかり黎斗はポッピー庇ったしね…! それでも最後に「コンテニューであなたが手に入れたのは自分の命じゃない。罪を償う機会です。あなたにはともに戦う義務があります」との駄目押し。共闘の流れがとても丁寧だ…。正直ここまでギャグキャラになってると、ある程度なあなあでも受け入れやすかったとは思うけども。あくまで「私の才能が必要になったか」とか「許すつもりはありません」「許しを乞う気もない」のキャラなのもいい。正直反省して謝罪の気持ちでやられるよりは好みだなー。
 「ノーコンテニューでクリアしてやるぜ」が久々に出たと思ったら「コンテニューしてでもクリアしてやる」との対比なのね。しかし共闘結構凄いな…! コンビネーション決まってる。コインはやっぱいっぱい使う方が楽しいなー。
 最後には謝罪代わりにガシャットやら情報やら与えて「どうやら利用価値はありそうだな」という状況になった黎斗。いっやぁ、ホント予想外過ぎる展開だったけど、気持ちよくまとまったなぁ…。


第32話「下されたJudgment!」

 よ、予想外の展開になってきた。おおお、こうきたかぁ。ホント何回クライマックスがあるんだろうなエグゼイド…!
 初っ端で釈放されてる黎斗のお父さん。ああそうか冤罪が晴れたという方向になるのか…。早速会社戻って社長の椅子に座ってますよ。この動きだした感凄いな、そして天ヶ崎さんの捨て駒感…! いいキャラだったのに。
 黎斗は新生活に馴染んでるようです。完全にあの部屋でポッピーとの共同生活なんですね。空間広げるとか分けるとかできないのか…! いやぁ生き生きしてるな。この黎斗へ、飛彩からの最初の質問はプロトガシャットについて。恋人の件とかまあ、まだ終わらせちゃう話じゃないよねやっぱ。しかしこのあと並んで戦闘開始のときは、天ヶ崎の方行くのか。初っ端で大我が「お前の相手はおれ」をしてたけど、そこでは揉めないんだなー。しかしまあ2人揃ってすぐやられちゃって…もう、最近ホントいいとこないよ…!
 あ、ここで巻き込まれてたプレイヤーさん。何か偉くキャラがあるな、でも今回これってゲスト居なかったよな、ってパラドたちから庇った!? え、まさか…と思ったら院長ー! 途中からそんな気はしてたけど院長ー! いやぁ何か今日は久々に出るんだな、と思ってたら。ちゃっかりゲームやってた…! そうかぁ、やっぱ自分の手でどうにかできるのならって…考えちゃうんだな…。「このことは内緒にしてくれ」は最初誰に対して? と思ってしまった。ああ衛生省か。そりゃ言えませんよね永夢たち的にも。
 ゲーム病にかかっちゃいましたが、まあどうせこれから倒す敵。協力プレイのターゲットがあっさり決まってむしろ良かったかもしれない。っていうか「ばらばらに戦っても不利だな」でホント普通に協力プレイに…協力しよう、の言葉すらなくなるんだな…問題は黎斗、が最初から共通認識なんだな…。いいなぁ。
 ここで一応黎斗からゲーム攻略についてのもうちょっと詳しい話も。まあラスボスはめっちゃ強いから普通には勝てないよ、ぐらいの情報な気がしますが。ゲムデウスだのクロノスだのの名前がここで。
 あ、院長の方は一応プロトガシャットを手に入れるための交渉担当になってました。「何か力になれることはないか」で、即座に役割与えてんのも凄いなぁ。おまけに飛彩からの「誰の背中を見てドクターを志したと思ってる」ですよ…! あれに憧れてこう育って、今でもちゃんと認めてるんですよね。いいなぁ、この親子関係いいな…。飛彩の、こういう素直さも気持ち良い。

 そして最終決戦。それぞれの決め台詞とか「これが正真正銘最後の戦いだ」とか、ホントもう最終回付近みたいな雰囲気ですね…! でも…まだ32話なんだよなあ…!
 敵も味方もそれぞれ協力し合いながらエグゼイドがラブリカのメイドさんを消滅させ、あとは飛彩が切除、と、とんとん進んでいく戦闘は気持ち良い。最後のトドメのために待機してたニコちゃんとポッピーが飛び出そうとしたところで起こる異変。いいなぁ、この敵も味方も戸惑ってる感じ。黎斗父の正宗さん。ラスボス感漂う登場ですよ。変身ですよ…! でもラスボスか? と思ったらまずCMで「クロノス」とか呼ばれたよ、CMちょっと早い! ポーズをかけて停止した時間内で攻撃とか、まためちゃくちゃに強いのきたな…! ライダーたちはやられ、パラドたちにも攻撃仕掛けてます。ラブリカは倒さないと院長が…と思ったら「君にはもはや商品価値はない」で正宗さんからのトドメ…! まあそうなる流れとしては無理がない…あれは今一番邪魔だもんね…。しかしホントこれで終わりだと寂しいな…!
 蹴りと一緒に時計の針が回っての「終焉の一撃」はかっこ良すぎた。
 この攻撃を受けると、バグスターももう復活出来ないようで…。「死の瞬間のまま止まり続ける」って普通のことなのに何か凄く怖いな。停止空間の異様さは楽しい。
 このラブリカの死に、パラドがショック受けてるのもいいですね。ああ、やっぱ仲間だったんだなぁ。そしてその反応に永夢も気付いてる感じか…この辺りの関係もまたどうなってくるかわからなくなってきたなー。


第33話「Company再編!」

 新黎斗やら正宗さんの話やらが初耳っぽい院長。画面に出てない間ホントにずっと居なかったんだな…蚊帳の外具合は何か寂しいけど、逆にそうでもないとリアクション要員にすらならないから仕方ないか…! 息子の治療してたり、細かいところでは癒される。
 パラドの方は何か完全に怯えちゃってる感じですかね。おお、こんな弱々しい表情見せるとは…。「おれたちバグスターが死ぬなんて」と、今初めて死の恐怖を知った感じかぁ。グラファイトたちの方はあんま深く考えてないのかな。キャラ性の問題なんだろうか。彼らはホントキャラメイクされたもの、なんだよなぁ。
 ここに「お悔み申し上げる」とか言いながら見舞い品みたいなの持ってくる正宗さんはなかなかにいやらしい。商品価値示せとか。ラブリカの件は見せしめの意味もあったんですかね。そしてその次はブレイブを狙ってます。このあと普通に戻ってきてる飛彩はびっくりしましたが、しっかりここで取引あったんですね…そして今回の患者さんは、なんか物語ありそうなのにがっつり削られてないか、もう最近適当だな患者の扱い。しかも治療したのが正宗さんになるという。マスターガシャット使って、ここでソルティ消滅ですよ、凄いことするなホント…! 「消滅する人間が増えすぎないよう」コントロールするとか、人の命はかかってるけど、あくまで彼が操れる範囲のゲームの話ってことなんだよなぁこれ…。

 それでも攻略を考える永夢たち。リプログラミングを使えば、という話にはポーズがある限りどうしようもないと。ってかリプログラミングはホント凄いな…いつまでもお役立ちだな…。ポーズの攻略法については開発者と天才ゲーマーで盛り上がってます。こっちには全くわからないけど、何か天才同士がこういう風に分かり合ってるのはちょっと楽しい。
 このあと飛彩ともプロトガシャットの件…というか飛彩の彼女さんの件についての会話。コンテニューに関してはなー。そもそもゲームでの消滅を「死」ととらえるかどうかの問題もあるからな…。この辺医者と患者の話絡めるとちょっとややこしい。
 そして「それで飛彩さんが笑顔になれるなら応援します」の永夢ですよ。そうか、永夢はそうなのか。笑顔にするため、はブレなくていいな…。

 作戦は、正宗に喧嘩売る黎斗から開始。正宗さんがもう海外展開の準備してるけど、普通に会社間で取引して会議して、とかやらなきゃいけないんだなぁ…そりゃそうなんだけど、普通に企業間で取り扱う商品というにはやっぱり違和感ある…!
 黎斗と正宗の喧嘩は割とどっちもどっちですね。そうだよな、父に罪なすりつけて笑ってたんだよなこの息子だって…。で、作戦の要は黎斗のコンテニュー。正直よくわかってませんが、ゲームオーバーからコンテニューまでの間を使ったんですかね。この作戦を見つめてる永夢たち…を割と近くで見つめてるグラファイトたちはちょっと笑った。「あいつら何する気だ」って凄い普通に見守ってるよこっちも…! 彼らにとってもクロノスは敵だから邪魔しないのはわかるけども…! パラドは相変わらず落ち込みモードで、グラファイトが怒ってますね。ラブリカのことを引きずってる…のか。そういうことになるのかな。関係ないけど、パラドホントでかいな…ってかでかくなってない…?

 作戦の方はこのまま上手くいきそう…というところでブレイブが邪魔を…! これはホントびっくりした。わざわざブレイブさらっといて、普通に返したとは思わなかったけども…その後も普通に…普通に飛彩だったから…。これは操られてるとかじゃなくて、ホントに雇われてるという方向なのか。単純に考えたら彼女の命を餌にされてる状況だけど…マジか飛彩…。
 「労働には報酬を与え、人心をつかむことでカンパニーを形成する」社長としてはホントこっちの方が上ではあるな…。最後には何か心が滾ってるパラド。え、あれ、どこに反応したの。


第34話「果たされしrebirth!」

 こ、今週後半に進むにつれてめっちゃどきどきした。飛彩の件は…まだ予想の内ではあったけど…!
 とりあえず飛彩が求めてる報酬は小姫ちゃんと。まあ大体みんな予想の範囲内ですよね。ってか裏切ったのには何か理由があるはずだ、ってそりゃそうだろうよ…! しかし、このあと「小姫に会わせろ」からまだやってもらうことがある、となってるけど、右腕になれ、という約束ではないのかな。一回手伝え、ぐらいの感じだったのか…? 次の労働として永夢のガシャット奪ったかと思えば、小姫ちゃんは意識がなく「世界一のドクターになってね」を繰り返すだけという…これは怖い、というかやるせない。しかしここまでやっちゃったら止まるわけにはいかないよなあ…! 何か…何か見せられたようだしね…これは…。
 そして大我はまさかの飛彩の味方方向ですか。そこまではっきりしたもんでもないけど…いまだやっぱ気にしてるんだなこっちも…そりゃそうか…。「ずっとおれのことだけ恨んでりゃ良かったのに」ってそこまで言っちゃうかー。ホント恨まれてる方が気楽だったんだろうな…。でも飛彩はもう自分で気付いちゃったんだよなぁ。今回永夢のガシャット奪ったとき、なんか泣きそうだなと思ったらホントに泣きだしてびっくりした。しかもめっちゃガキみたいな泣き方…! 飛彩にあんな顔されたら何かもう何も言えない…。オペの邪魔をするなんて小姫の望みである「世界一のドクターになって」に反してるじゃないかという指摘すら効かないかー。そもそも自分のせいでストレス溜めたとか「あいつの無念を晴らさずに人の命を預かるなんてできない」とか、ああもう決めちゃってるなぁ…。小姫を取ったんだね飛彩。一度は吹っ切れてたはずなのに目の前に希望が見えてくるとやっぱ弱いよね。「取り戻したいんだ。小姫の笑顔を」は永夢に効く台詞だなー。

 あ、奪われた貴利矢のドライバーですが。元の永夢のドライバーを黎斗がとっとと直してました。さらに現在攻略のためのガシャット開発中で…味方になると頼りになる人ではあるんだよな…。「まさに私の敵は私の才能!」…楽しそうだホント。いいなーこれぐらい開き直ってると楽しいなー。
 一方今回のパラドとグラファイト。CRに普通にやってきてびっくりした。今回自由だなホント。ケーキ食べてそのまま持ってっちゃうグラファイトにちょっと笑った。何やってるんだ。…ケーキ好きなのかなー…。
 こっちはこっちで攻略を考えてるようです。ゲムデウスの話を聞き、ウイルスデータをゲットしてそれをクロノスに…と何か丁寧にやってるな。一応永夢と組むことも真面目には考えたんですかね。永夢はさすがに拒否でしたが。クロノス倒すのが今の目的ならそこは一緒にやっても良さそうだけど、ブレイブまでパラドの目標に入っちゃってるからな…ブレイブがクロノスの味方する以上ここも相いれないのか。まあ「誰がお前となんか」なので単なる気持ちの問題かな。

 再び対峙することになる永夢と飛彩。「ぼくに教えてくれましたよね」「ドクターの事情は患者には関係ない」「私情に引きずられるなって」ああ、こういう言葉が返ってくるんだな…。
 正宗さんは高みの見物みたいな感じでしたが、まあパラドたちが放っておくはずもなくこっちも戦闘開始。「あめあめふれふれかあさんが」っていきなり何だ。雨降りだしたよ…! 何か思い出すよ…!
 パラドたちは手に入れたゲムデウスの力で、クロノスのポーズを封じるも、ここで割り込んできたライダーにふっ飛ばされ…ウイルスも消滅…! ええええ。そんなんもできるの。「彼のレベル0の力で抑制した」って、えええ。そしてその外見がどう見てもレーザー。レーザーターボらしいです。「わたしの左腕」と…おおおお、どうなってるの。どうなるの。これはホントどきどきする…!


第35話「Partnerを救出せよ!」

 「これはかつてないウイルスから患者の命を守ために奔走するドクターたちの物語である」いきなりの始まりに吹いた。ど、どうしたエグゼイド。何だこの演出。
 とりあえずまあ本編。まずはレーザーターボについての話題ですね。あれは貴利矢か貴利矢じゃないか、について「壇正宗の味方するはずがありません」で貴利矢じゃない、なのか。変身後だけだと、誰でも良さそうだけどなー。が、次出てきたときにはしっかり生身見せてくるレーザーターボ。黒い…! わかりやすい…! いかにも闇に落ちましたな感じです。しかしもっと雰囲気変わってるかと思えば、普通に喋りも変わらないんだなー。アクションもそれっぽいですね。蹴り主体はやっぱいいな、かっこいい…。ゲンムをゲームオーバーにしたのに対して、ちょっと「良し!」と思ってしまった。
 黒い貴利矢さんは「自分が蘇れたのはあの人のおかげ」「ドクターなんてもう必要ないんだよ」結構状況理解してるんだなー、しかも責められたら「自分が消滅したまんま死んでた方が良かったってのか」ですよ。こう言われるときついな…しかも黎斗と組んでることまで触れられたらな…!
 言うだけ言って去っていく貴利矢。消え方は完全にデータですよ、これ復活って言うのか。
 そして何か辛そうなグラファイトとか相変わらず叫んでる黎斗のシーン。グラファイト、割とあっさりウイルス克服したのかなと思ってたけど、まあそんなわけないか…増殖し続けてるようでこっちも危なそうですね。黎斗は「私の神の才能をみくびるなよ、九條貴利矢ー!」って貴利矢かよ…!

 さて、一旦帰って貴利矢の話題。永夢は「あれは貴利矢さんじゃない」です。正宗に都合良くプログラムされてるんだろうと。まあ普通にそういう発想はしますよね。私も予告時点ではそんな感じかなと思ってたけど、思ったより普通に貴利矢っぽく喋る上に、何やら正宗から報酬としてガシャットもらってたりもして…これはこれで考えありそうな感じはするよなー。貴利矢だし…!
 パラドは再び永夢に協力依頼。「バグスターの命を踏みにじるムカつく奴」に「お前が言うな」と即座に返す永夢ですよ。こっちはなかなか利害の一致、だけで協力はできないのかなー。「パラドも思い知ったでしょ。命を失うことの意味を」と明日那が言ったように、パラドは知らなかっただけわかってなかっただけって方向ではあるんだろうけど…まあどっちにしろパラドどころじゃないですね…!
 「あの人の笑顔はぼくが取り戻す」とのことで再び永夢VS貴利矢です。ああ、0速になるんだなー変身…! シャカリキの次はジェットコンバットのプロト使ってのレベルアップ。ああ、やっぱこの組み合わせ変身好きだったなぁ…最近レベル1も全然見せてくれないし、もうちょいガシャットいろいろ使って欲しいよ…! 久々にガシャットの楽しさがちょっと見えた。
 クロノスも大我も来て乱戦にもなりますが、まあクロノスは圧倒的だなぁ…。でも大我の時間稼ぎは出来たんだろうか。永夢の攻撃がしっかり貴利矢たちに向かってます。バグスター盾にしたけど、更に攻撃してくるって凄いな…! 貴利矢に当てるまで終わりじゃないもんね…!
 で、無事攻撃が当たり、貴利矢が「永夢…」とかちょっと優しく呟いて笑顔に…で、蹴ったー! 何だそのフェイント! いや、まあそうくるとは思ってたけども…! 蹴りはやっぱかっこいいなー。
 「なんか勘違いしてるみだいだけど」「自分は自分」と操られてるわけじゃない宣言。更に全てを託して死んだのに、まだこんな状況とか「期待外れもいいところだ」と。おお…そこまで違和感はないなぁそういう考え方あるよなぁとか思いながら見てた自分は、完全に貴利矢がそんなこと思うはずない! 思考ですね、うん。だから永夢を引き寄せて何か言ってるときも、ああここ伏せちゃったら明らかに何かあるって感じじゃない? と思ったけど、このすぐあとキレた顔で貴利矢を殴り「お前はもうぼくの仲間じゃない」の永夢か…なるほど、何かどうとでも取れるなー。あそこまで怒るなんて何言われたんだ、って突っ込みもいいな。これを「知らない方がいい」か…ああ、これは面白い。何言ったんだ、どっち方向なんだ…!
 そしてその後、飛彩もまた何か新しいガシャット渡されてます。こっちはもう早く救って欲しいな…全然振り切れてない表情が悲しいなー。黒い貴利矢は何か笑ってるけども…!


第36話「完全無敵のGAMER!」

 お、おお…OPに貴利矢が戻ってきた…消えてた場所に戻ってきた…! ブラックバージョンだけど、これまた次回から変わったりするんだろうか…そういや白衣だったな最初のとき…。
 本編ではクロノス攻略クエスト開幕、とかやってます。時間と場所指定されてのクエストが、ちょっと楽しそうとか思ってしまう。でも「明日12時〜17時」って急だな…! 社会人にはきつい…と思ったけど、一応日曜とかなのかなー。これで決意してゲーム注文してる人居るけど、そうか翌日12時までにネットで手に入るのか…都内は凄いな…。
 しかしまあ、これだとホント行ける人数限られ過ぎですよね。実際あまり参加してるように見えないけど、見えてないとこでもっと居るんだろうか。友人や息子のためとか、神になりたいオタクっぽいのとか、まあそれぞれ動機はよくわかる。
 クロノスはまあ当然攻略される気などないので、プレイヤー増やすためのはったりと。それ自体は成功はしてるんだなぁ。そして駒として連れてきた飛彩。予告で聞いてたけどレベル100ね。100までいけたのか。
 勇者と魔王の力で姫を救うとか、まあ状況にぴったりだなホント! タドルシリーズだけ見てると何か迷走してるようにも思うけど。結局このガシャットは使えなかった飛彩。「まだ迷いがあるようだな」か…。この状況を全部永夢たちが見てるのがすごいですよね。「これ以上飛彩さんを苦しめるな!」ですよ。敵についちゃった味方が、いやいややってるのが目に見えてるんですよ…。それでも結局使えるガシャットで変身する飛彩。貴利矢も加わって戦闘開始。
 ここで黎斗の作った新ガシャットです。めっちゃのけぞって紹介してたの笑ったけど、今の永夢じゃ使えないか、で自分が使って高笑いしてる間にタイムアップは更に笑った。もうとことん持っていくなあ黎斗は…!
 やっぱり永夢が使わなきゃということで、永夢の作戦。ポッピーがパラド呼び出してる。そうか普通に呼び出せるのか。結局パラドの力使うことにしたんだなー。「ワクチンを作るためにウイルスを利用することもある」という言い方は面白いな。パラドに話した作戦が嘘だったというのは…何でだろう。あのやり方だとパラドが拒否するのかな。パラドを自分の中に入れて、天才ゲーマーエム再び、ですよ。もういいじゃん協力プレイで…! とはちょっと思ってしまう。
 あ、奪われてたムテキガシャットはあっさり貴利矢が取り返してくれました。お、思ったより早かったなこの展開…! まああんまり長くあっち側に居たらボロが出そうだけども…っていうかそもそも正宗さん、全く疑ってなかったのか貴利矢のこと…!?
 「あれぇ、のせられちゃった?」の台詞が何か…何か凄い熱い…興奮した。あああ貴利矢が帰ってきたあ! 永夢に伝えたのは「自分の嘘にのれ」とめっちゃ直球の言葉だったんですね。これであの顔出来た永夢は凄いな。私なら嬉しくてにやける。
 今回の「のせられちゃった?」みたいなもっとわかり辛い方向かなーとも思ってたんだけどな。正宗さんに聞かれることも特に考慮はしてなかったのか。
 まあともかくすべて上手くいって、撃破ですよ。「おれの無敵時間は無制限だ」ってひっどいなもう…! 今回みたいにパラド居ないと使えない手なんだろうけど。あと外見も凄い。金きらはともかく、か、髪? 髪伸びた?
 パラドは「心が躍るな」で帰っていきました。パラドは最近なんか心配になるな…心躍ったんならいいけど、大丈夫か。

 そして無事戻ってきた貴利矢が黒ジャケットもやめて完全に以前のモードに。黒バージョンも演出だったのか。めっちゃニコちゃんと一緒にはしゃいでたけど、ニコちゃんは改めて紹介されると引いてた。冷静に見たら何だこれ、になるのか。大我とニコちゃんに今更突っ込んでくれる人が出たのは嬉しい。
 これからはCRでよろしくと…な、仲間になるのか…ここに来てホントに貴利矢が戻ってくるのか…。データ体だけど。これ今後どうなるんだ。戦闘はずっとターボなのかな。またバイクになってくれないかなー。しかしまあプロトガシャット取り戻してくるとか、相変わらずすげぇお役立ち。
 黎斗に関しては、まあ一応一度仇は取ってるし、永夢が受け入れたなら…という方向で。まあ正直あの状況で敵対してもな…。
 で、貴利矢の裏切りで激高してる正宗さん。飛彩に対し、エグゼイド殺せとの主旨の話に。貴利矢、どうせなら飛彩も救って行って欲しかったなあ…! さすがにそこまでは手が回らなかったか。相変わらず「世界で一番のドクターになって」を繰り返してるサキちゃんが辛い。あんなんずっと見せられてたら壊れるわ…。
 貴利矢の今後とか飛彩の今後とか、気になるなぁと思ってたら次回予告では大我が…え、大我…!? もうホントどうなるんだエグゼイド。
 あ、予告でレーザーの位置が戻ってたの笑った。なんか嬉しいなこれ…!


第37話「White knightの覚悟!」

 ああ、OPの貴利矢が笑ってる。戻ってきた…なぁ。
 と、そんな嬉しさをかみしめる暇もない飛彩側の状況。さすがに永夢を殺すのは無理な飛彩に「そこまでは期待してない」の正宗さん。この、ぎりぎりの無茶を突きつける感じはさすがですね。あまりに無茶な命令して動けなくなっても意味ないもんね。ターゲットはパラドということで。パラドを倒せば、永夢のゲーム病が治ってゲーマドライバーの適合能力を失うと…な、なるほど…。全然考えてなかったけど、そういうことになるのか…。でも今、永夢たち側って黎斗いるし、もう1度改めて適合手術ってわけには…いかないのかな?
 とにかくまあ、これならやりやすそうな飛彩。元々ずっと敵だしねパラド。あ、今回小姫ちゃんのお父さんとか感染してましたが、娘の話の振りだけか…ってかそうだよな、お父さん参戦してくる可能性はあったか…。月命日にいつも来てくれてたけど、5年も経つしもうこれ以上背負わなくてもいいよという発言も。飛彩としては飛彩自身が忘れられなくてそうしてるんだろうけど、こういうのってお父さん側も同じ気持ちじゃないと辛いよな…。いや、このお父さんは純粋に飛彩の先を心配してるんだろうとは思うけど。思いださせられて辛いって方向もあるからなー。
 あとこの辺で挟まれる昔の大我の映像がめっちゃ爽やかで笑うと同時に泣ける。普通のお医者さんだったんだよなぁ大我。彼のエピソード、ブルーレイ特典とかになってたけど、ざっとでも説明されるんだろうか…。

 敵さんのところに集まってくるみんな。写メとか撮られてます。何かもう馴染んできてるなあの存在…。パラドVSブレイブをやってる間に、永夢が敵を処理。あ、普通にムテキ使うんだ、使えるんだ…時間差で攻撃ヒットする奴はちょっと好み。
 ブレイブの方はついにレベル100です。パラドが「お前じゃおれに勝てない」と言ったあとの「なんだ、そのガシャット」はちょっと笑った。負けたら負けたで試しただけだ、みたいな感じで子どもっぽくてちょっと可愛い。
 あ、パラドのトドメはニコがやろうとしたことで揉めて、逃げられることに。「これはブレイブの戦いだ」とか大我が言いきるのか。ホント凄く素直に直球だ今の大我は…。
 去ろうとした飛彩に「いつかCRに飛彩さんが帰ってきてくれる」と信じてると言った永夢ですが、永夢が戦えなくなったら飛彩は実際戻るしかないんだろうか…小姫ちゃん取り戻せたとして、その後どうするつもりなんだろうなぁ飛彩は。
 CR側ではポッピーと貴利矢が消滅した人のデータ取り戻せないか試してました。おお、最初2人でゲームでもして遊んでるのかと思っちゃったよ…! こっちはこっちでいろいろ試してるのはいいな。この方向では駄目、という結論をちゃんと導いてるのが凄い。しかしまあ「バグスターの自分に出来る役割」か…バグスターか…。「亡くなった人を担当するのは監察医の役目」と監察医強調は燃えるんだけどな…!
 このあとは永夢、貴利矢、ポッピーの3人で正宗のところです。戦闘でポッピーとぶつかりそうになって謝る貴利矢いいな。この戦いのノリは好きだなぁやっぱ。
 押され気味の正宗さんでしたが、ここでそろそろ飛彩がパラド倒しちゃうぞとネタ晴らし。これもう自分がやばかったからじゃないのか。永夢はお前を倒せば早いと言って貴利矢に止められてたけど、あそこからそんなに時間かかったかなぁ。結局飛彩はパラドを逃がしちゃったわけだしな…!

 パラドと戦ってる飛彩のところには大我も来てて、グラファイト交えての2対2です。飛彩の状況よくわかってるなぁ大我は。「お前が今向いてる先は過去じゃない。未来だ」で恋人との未来だけを考えろととか…大我…大我いい奴。何かもうそれ以上言えない。
 パラドを手伝いに向かうグラファイトに生身ですがりついて生身で武器持って攻撃ですよ。生身武器は燃えるなぁいいなぁとか思ってる場合じゃないほどの大我のダメージ。さすがに駆けつけようとする飛彩ですが、まあ邪魔が入るので2人まとめて視界に入れて必殺技。けど、トドメ刺すまでにはいかないかぁ…。ここで変身解いちゃうんだな飛彩。もう戦ってる場合じゃないとは思ってるのかな。逃げちゃう飛彩だけど、永夢たちが駆けつけなかったら大我のとこ行ってたかなぁ…。ホントダメージひどそうな大我。最初ニコちゃんがめっちゃゆするから、やめてやめて…! って気分になった。血吐いた大我にびびっちゃうニコちゃんは何かリアルだな…あれめっちゃ怖いよね。
 永夢たちはさすがに冷静に対処。ポッピーの「内臓損傷の恐れが」とかが怖い。そして来週は…この大我の手術を飛彩が、って展開か…。もうどう転んでもきっついな飛彩の位置は…!


第38話「涙のperiod」

 手術室に運ばれる大我。「心臓損傷の恐れがあります」って、うっわあ。いや、なんかもう見るからにぼろっぼろなのが凄い…。飛彩にしか出来ない手術ということで、お父さんから呼び出し電話。正宗さんが切っちゃうかー。でもこれで、状況知って、飛彩に「わざと手術を失敗しろ」と命じるわけね…。最初普通に飛彩が来るから、え、何言われたんだ、どういうことだ、と思ってしまった。
 永夢を殺せ、は無理だろうなーとか思ってた正宗さんが、実質大我を殺せと言っちゃうんだな…。これは飛彩への怒りで、それが無理かどうかの判断出来なくなってるのか。「手術失敗なら誰も責めない」あたりから、殺人犯にならないならやれるだろうという思いなのか。永夢は無理だけど大我ならいいだろ、という判断なのか。結局無茶な依頼をしたことで吹っ切っちゃたんだよな…。散々飛彩が聞かされた「世界で一番のドクターになって」が…何かもはや怖い台詞になってたこれが、響いてくるんだなぁ…。

 一応流れ的には、真意はわからない状態で。お医者さんたちが冷静な分、患者の身内、という方向になったニコちゃんの叫びがなかなかにきつい。貴利矢が情報得て帰ってきたときは、ニコちゃんの前で言わないで…! と思ったよ。あ、貴利矢と黎斗の共闘はちょっと燃えた。黎斗とっとと置いてったときも「ここは任せた」なのがいいなー。ああ、ちゃんと普通に仲悪いまま一緒に戦ってる…。
 正宗さんは何かエナジーアイテムを手元に持てるようにしたみたいですが、どこまで使えるのかなー。全アイテム持ちってゲーム的には便利そうだけど、硬質化は早速破られてるし。見た瞬間はオーズメダル…と思った。これ、もうゲームステージには出てこないってことなのかな…?
 この正宗さんとひたすら戦ってた黎斗、いつの間にか残りライフ70って…! すげぇ、めっちゃ死んでる。めっちゃ殺してる。ライフ、どこかで一気に減るだろうなーとは思ってたけど、こんなところであっさりか…。物語的には残りライフ1まで行くのが王道だろうけど、しれっと30くらい残して最終回とかやって欲しい気もする。
 それにしても黎斗ですらはあはあ言ってるんだけど、正宗さんの体力も凄いな。ここまで来てようやく「付き合いきれないな」とか言いだす正宗さん。そういや元々パラドを殺させないために来た黎斗は、何でずっと戦ってたんだろう。引き際失ってるのか。もうこのまま倒しちゃおうと思ってたのか。
 永夢が来たことで去ってく黎斗。「後のことは任せて」の永夢にはちょっとびっくりした。いや、言い方が。
 で、これでデータ取り戻すのか…? 取り戻せるのか…? と思ったら「変身したらデータ消す」って戦わせても貰えなかった…! さすがに永夢相手にしたらやばいとは思ってるのか。結局お互い生身のままで、そのまま夜明け。…一体ホント何時間やってるんだ正宗さん。
 ここへやってきた飛彩は「おれに切れないものはない」「おれは世界で一番のドクターだ」「目の前で失いかけてる命を見捨てることなど、絶対にしない」と。うん、さすがにそうだろう、そういう選択をするだろうとは思ってたけど…きっついなぁ。正直、大我をどうしたかは今ここで言わなくてもとも思ったけど、ここで大我は死んだと言ったところで彼女返してくれるわけでもないんだろうなぁ。
 「彼女と永遠の別れになってもいいんだな」問答無用で消されると思ったら、まだこんなこと言うのか正宗さん。まあ演出としてやってるんだろうけど。飛彩はもう覚悟を決めてきてますしね…。永夢には「もし許されるなら、おれと一緒に戦ってくれ」ですよ。飛彩の状況なんかわかりきってるから、もう言われなくても! という気分です。私が。
 飛彩は泣き方が子どもみたいなのもあって、何か普通に胸にくる。しかし徹夜で手術してからバトルもまた凄いなぁ。ほぼ完勝なのに、結局また逃げられるのか…あれどうやって逃げてるんだ…。
 それでもまあ、飛彩の件はついに決着がつきましたね。終わったあと、笑顔で話しかける永夢にはちょっと待って、と思ったけど。飛彩はさすがにまだちょっと泣かせてくれって感じですかね…変身解かないまま「悪いが先に言ってくれ」の飛彩。この言い方はいいな…。一人にしてくれ、だとちょっと泣きごと感強いしな…。
 でもまあしっかり泣いて、何とか振り切ったんですかね。このあと大我の病室に普通に居てちょっとびっくりした。「おれの望みは果たされた」か…。これでちょっと険しい顔した大我も、ある程度は理解したのかなぁ…。「あなたに対する非礼、心からお詫びします」そうか、こっちもこれで決着か…なんだかんだ仲良くやってた気はするけど、ずっと無免許医呼ばわりだったんだよな…。
 あれ、来週から花家先生呼びで敬語になったりするんだろうか。
 これに対する返しで「謝るのはおれの方」のあと「お前はおれの命の恩人だ」は何か妙に救われた気分に。ひとまず…ひとまず、良かった、でいいよね…。


第39話「Goodbye 俺!」

 「体調はいかがですか。花家先生」名前呼ぶまで誰に対応してるのかわからなかった…! ホントに敬語で花家先生呼びになってる飛彩。「あんた本気でこのキャラでいくつもり」ニコの突っ込みに笑う。正直この先、話しかける度に笑いそうになるもんなこれ。で、一応本人から許しを得たことで、今まで通りとなった飛彩。「サンキューだ。無免許医」って。大笑いしたわ。っていうか呼び名はさすがに花家先生でいいだろうよ…!
 この頃、パラドとグラファイトは正宗さんに襲われてました。ポーズがなんとかなっても、やっぱ勝てませんね。ふっ飛ばされて木折れるの怖い。そもそも変身前に変身アイテム弾かれるとか! ポーズ解けたあと、急いで拾ってるパラドはちょっと面白かった。
 何やら水に溺れるイメージ(?)みたいなのが何度もよぎってるパラド。まあ恐怖してる…ってことなんだろうか。グラファイト追っ払ったのにポーズ使わない正宗は…ホント、恐怖を味わわせるだめにやってるのかな。腹いせ感は強そう。八つ当たりに近いよね…!
 トドメ刺されそうなところに、緊急通報で駆けつけてきた永夢が助けに。この時点で正宗さんは手を打ってるのか…どうせなら永夢に倒させるつもりだったんだろうか。ニコちゃんがゲムデウスのゲーム病に感染し、ゲムデウスにたどり着くためにはパラドを攻略しなきゃならないとか、いやぁ面白いこと考えるな…。ときめきクライシスをとりあえず渡しとくのも凄い。正直私はこの辺のゲームシステム、いまだよくわかってないとこもあるんですが。
 とにかくまあ、これでパラドかニコか、という選択肢を突きつけられることになった永夢。ひとまず去ったのは状況確認ですかね。ああ、パラドの立ち位置が辛い。「人間に殺されるために生まれた命に過ぎない」これがずーっとのしかかってたもんねぇ。

 で、ニコちゃんの方です。こうなっちゃったら「そんなこと言ってられる状況かよ」で貴利矢はパラド倒すこと賛成派って感じですね。黎斗はもちろん反対。が、それに関しても「例え消滅しても私たちのようにバグスターとしてコンテニュー出来る」と…。黎斗は、ホントにそれなら問題ないだろうって感じなんだろうなぁ。
 ニコちゃんはここで戻ってきた永夢に謝罪。パラドのことを「永夢だって誤解して」「ぶっ倒したいって思ってた」前にも思ったけど、これについて謝るのはホント違和感あるな。そもそもゲームで負けたって話だし、これまでの永夢に対する仕打ちのことなら、誤解云々関係なしに謝るとこのような気はする。
 この辺の話のとき、貴利矢引っ張って出て行く明日那はいいな。っていうか何か遺言みたいで怖い。
 あ、この辺の話はしっかり大我にも伝わりました。ってかあの流れで気付く大我凄いな。カマかけただけかもしれないけど、飛彩だってそんなあからさまにわかりやすかったわけじゃないしなぁ。まあここはしっかり飛彩が止めました。ホント、この人たちは言葉が直球でいいなー。

 一方のパラド。グラファイトからバグバイザー借りてる、というか奪ってる。グラファイトもどうしたらいいかわかんないだろうなこれ…。怖がってるパラドですが、それでも正宗倒すのが一番…という結論ではあるのか。
 そこへ永夢ですよ。自分が死にそうになったときのことを回想しつつパラドに話し「誰だって死ぬのは怖い」「あんな怖い思い、これ以上ニコちゃんにはさせたくない」徹底的に患者視点。そこからさらに「お前との約束を果たす」という言い方。いや、もう、なんか怖い。確かにパラドが望んだことだ…これだけ怯えてるパラドを倒すの、なんか可哀想な気分になってるところに…パラドが前に持ち掛けた勝負のこと持ち出してきた…。勝負を受けたパラド。この辺のパラドはホントいい表情するなー。永夢は相変わらず何考えてるかわかんない感じで怖い。「その程度の力でクロノスを攻略できると思ったのか」「敗者にふさわしいエンディングを見せてやる」とか、ホントもう悪役の台詞みたい…! 慌てて駆けつけた黎斗が、クロノスのガシャット壊せばいいと言うも、永夢はそのままトドメ。「やだやだ」言ってるパラドがもう子どもみたいでなかなかに残酷。
 「きみはもう、エグゼイドに変身できない」との言葉で終わりましたが、さてどうなるのかな…とりあえず予告には普通に居るけど…。


第40話「運命のreboot!」

 何か鼻歌歌ってる正宗さん。ほぼ「ふんふん」で微妙に単語言ってるのは何か間抜けだな。
 ニコはまだ回復してないし、永夢は戦えなくなったし、ということで飛彩、大我、貴利矢に黎斗の4人で戦闘開始です。ムテキは、一応使えるけどやっぱ10秒と。上手くやればそれでもいけそうだけどなー。難しいのか。いまだにポーズがしっかり有効利用されてるのが凄いよな、っていうかホントこれの対策ないとどうしようもないよな…! ポーズから戻ったとき「なんでなんで…あ、ポーズか」とか言ってる貴利矢に笑う。
 結局黎斗は逃げ、他3人はやられてドライバーも奪われることに。あ、注文されてたからドライバー回収したかったのもあるのか。黎斗は一応ムテキを奪われる前に、ということでの退却なので正しいですね。このあとの場面で何故か床に正座してたけどひょっとして怒られてたんだろうか。いや、怒られても反省はしないよな…あれ何だったんだ…。

 で、まあ永夢の方ですよ。そもそもパラドのことは殺してませんでしたと。ぎりぎりで体に取りこんでたとか、そんなことも出来るのか。「思い知っただろ。死ぬってことがどれだけ怖いか」こ、これを思い知らせるためにやったのか永夢…! まあ口で言ってもわからないしね…親しかった仲間が死んだ、ってのは結構大きな体験ではあったけど、これだけだとまだはっきりと理解しなかったみたいだからねパラド…。生まれが生まれなのでここまで追い詰められてるのは可哀想な気もするけど、まあやっちゃったことへの反省は必要なのか…。「ごめんなさい」はちょっとびっくりしたなぁ。ちゃんとそこまで考えられたのか。自分が実感したことで、他人の恐怖にも共感出来たのかな。とりあえずこの辺りの永夢は正直ひたすら怖い。かっこいい…とも取れるはずなんだけどな。あの人の表情なんか怖い。
 パラドは永夢に感染したウイルス、なんだろうけど、何かもう永夢にとっては自分が生んだ子どもにも近いのかな。そうか、一緒に背負うのか…。パラドも含めて自分の個性、ってのはいいですね。あまりにも長いというか、青春時代もともにしてるもんなー。
 「命を奪うために戦うんじゃない」「命を救うために、一緒に戦うんだ」で手を組んだ…文字通り手を組んだ。ああいいシーンだ…ホントこうなるのは予想外だったけど…!  あ、パラドは一度去ったあとはグラファイトとの待ち合わせ場所(?)に行ったんですかね。「遅いから心配したぞ」って、ああグラファイトは何があったか知らないんだな…。ポッピーが追ってきていて、パラドが心にこだわってたことを指摘。心を持つ存在で居たかったから…なるほどなぁ…。
 「人類がいなくなったら誰が私たちと一緒に遊んでくれるの」この玩具側視点の感じの物言い好きだな。ゲームや玩具は遊ぶこと=人生みたいなの。好き。

 この後、永夢&パラドのコンビでVS正宗です。「エグゼイド、頼む…」とか言ってる大我がいいなぁ。ニコちゃんはホントに苦しそうで辛い…。
 戦闘の方は、もうこうなったら圧勝ですね。おお、アイテムコインも奪って使ってる。ニコちゃんが本気でやばいし、これはこのまま破壊までいくのかな…? と思ったらその通り、ガシャットは無事破壊。ショック受けてる黎斗にはちょっと笑いつつ、さてじゃあここからどうなるのか…と思えば。「ハイパームテキさえいなければ」からのリセット…。ムテキがない状態でのリセット…? えええ、どうなってるんだこれ。正宗さんも何か戸惑ってるけど。クロニクルは一度破壊されたし、一応ニコちゃんは治ってるんだろうか…? 何か次回元気に動いてるしな。
 次はグラファイト…そしてゲムデウス…ああ、終わりに向かってるなぁ…!


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