仮面ライダードライブ感想 (21話〜30話)


第21話「不揃いの死者たちはなにを語るのか」

 今回は普通に殺人事件発生。「死んでる」ってあの距離でよくわかったな。どんよりの反応もないため、特状課の出番はないようです。「しばらくこっちは手伝えないかもですよ」って、そうか、追田さんはそういう位置なんだよなぁ…。っていうか両方やって大変だな。
 追田刑事の担当する事件はすでに犯人の目星がついているようです。バイクが、って言われて一瞬剛だったらどうしようと思った。チェイサーでした。これ、カメラに写って警察に目つけられるとこまで計算なんだろうか。最初の戦闘は計算外だったみたいですが。ロイミュード絡みと思わせたいならどんより使わなきゃ駄目だよなぁ。
 しかし相変わらずチェイサー絡みとなると剛の態度が悪くなって雰囲気微妙になるのがちょっと辛いな。それほど感情的になっておらず、ちゃんと会話はしてるってのがまた…。私にはいまいちどっちにも共感出来ないけど。
 その死神さんはメディックに何かされてタイヤ切り刻んでます。何やってるんだ。置いてたバイクは普通に刑事さんに目をつけられ尋問されて投げ飛ばしました。お、追田刑事が結構な勢いで飛んでったけど大丈夫か。いや、大丈夫じゃないのか。この人は散々な目にあうけど頑丈だなぁ。
 マッハとドライブがついにこの追田刑事にしっかり顔見せ。ドライブも名乗るのかよ…! うん、きちんと認識されるのはいいな。このあと絵描いて持ってきてたけど、上手いな…っていうかよく覚えてるな…。しっかり焼き付けたんだなぁ。あとは緑と黒で、全部で4人居る! に、なるほどと思ってしまったのでみんなずっこけてびっくりした。どう考えても2人と…あれ、すでにそういう認識だったっけ!

 その後、被害者が全員ロイミュード絡みだと気付いてそれぞれシフトカー出して操作する進ノ介。ここが狙いだったようです。シフトカー操ってSOS出させて呼び寄せるとか…いろいろ出来るんだなぁ。そしてマッハの足止めはメディックにハートって! きついな、こっち!
 ドライブもドライブでピンチです。あとはデッドヒートしか、って流れですがそっちはマッハが使用中。パワーアップアイテムのこういう流れはちょっと面白い。ピンチに気付いたマッハがデッドヒート解除して向かわせるのもいいな。マッハは更にピンチでしょうが…大丈夫かこっち。
 ドライブはこれで何とか動けるようになったものの、それでも敵わず。どうなるのかと思ったら「きみに隠していた新シフトカー」ときたか! でも何か良かった、って思ってしまった。「おお、今日ばっかりはあんたの秘密主義も大歓迎だぜ」うん、この状況だとまずはありがたいって気持ちになるね…。まあさすがにリスクはあるようですが、とりあえずの状況打破にはなるのかな。でもここで終わりか…!


第22話「F1ボディでどうやって戦えばいいのか」

 首にコルセットつけて「ちょっと転んだだけですよ」とか言って特状課に来てる進ノ介。…え、前回の引きからこれ!? 戦闘は!? とさすがにびっくり。なんか剛も普通に居るし! 結構ピンチの場面だったと思うんだけど! 一応回想は挟まれましたが、そんなあっさり…いや、まああっさりな事態だったんだろうけど。まともに動けなくなってる進ノ介に、ああやっぱり使ったことによるダメージはあるんだなぁ、これでも「耐えて戦うことは出来ると思う」とか言ってるのかっこいいなーと思ったけど、次に特状課に飛び込んだシーンからは何か普通に動いてた。まあああいう事態になると痛みを忘れる感じはわからなくもないけど…! っていうか特状課に敵侵入は普通に怖いなー。死体もあそこに置いてあるの…? 免許センター内にあるってのもまずよくわからないんだけどな…。ここで攫われていく霧子。さすがにあの人数に囲まれたらどうしようもないな。狭いし。課長が投げたシフトカーが敵貫いていくのいいな。しかしあれはびびる。「泊ちゃんのミニカーすっごい」って、それでいいのか。これ見て「それいいね」でシフトカー投げる剛。こんなに手っ取り早いのに、気付かなきゃ投げないよなぁ、あれ。まあでも攫われた霧子には普通に剛が追いつき救出です。いや、チェイサーが自ら置いたけど。「人の命をなんだと思ってるんだ」がいきなり響いてました。「人間を殺したことなど一度もない!」とか、なんかいきなりこっちに振りきれてるな、これは剛も戸惑うな…と思ってたら、ああ前にブレンが何かやった奴か。まさかこういう方向にいじるとは思わなかったよ、相変わらず敵側の足の引っ張り合いには何か助けられる感じですね…。ブレンは脅されてもうしないと誓ったようだけど、恨み募らせたらどうなるのかなぁ。ブレンの強さがよくわからないけど、死神相手にはびびるのか…。
 チェイサーは結局不具合のために戻されて、剛はメディックたちと戦闘。途中で霧子が起きましたが、そうでないと大変だなこの状況…。結局進ノ介が来たのは終わってからみたいだし。変身解いた剛が、めっちゃ疲れてるなーと思ってたら「オツカーレ」で吹いた。この音声やっぱひどいな!
 「ドライブは人を助けるライダー」「マッハは敵をぶっ潰すライダー」かー。剛の話はどこで踏み込むのかな…平和に仲良く共闘してくれてるのがいいんだけどなぁ。

 その後はチェイサーとの戦闘です。完全にプロテクトも復活して町も破壊しまくってるチェイサー…。何かこう、操られてるような状態なんだから元凶の方倒せばいいんじゃないかなーとか思っちゃうけど、こういう状態のキャラに対する対応は難しいな…。「駄目です、全然聞こえません。今まで感じられていた彼の心の声が」で、ようやく霧子のこだわりの謎が解けた感じ。そうか、感じてるものがあったのか…。そして今回は完全に駄目、で涙目です。これは辛いなぁ。「あんたを倒す。本当に人に手をかけてしまう前に」という方向は納得。どうでもいいけど戦闘時にチェイサーが周りに散らばってるもの一瞬で破壊したのを、掃除した…と思ってしまった。いや、なんか見事にゴミだけ綺麗にした感じで!
 超重加速の中、デッドヒートを使うものの、やっぱりまだスピードが足りないドライブ。「もうタイヤが破裂する」って、使い続けるとそうなるのか。とはいえ、解くわけにもいかない、新兵器はまだ…というピンチですが。ここでようやくりんなさんが頑張った。っていうかお土産まだ開けてなかったのかよ、そしてお土産の包装紙裏にヒントかよ! ホント何やってるんだこの人たちは。
 完成した新兵器は大型トレーラー。道路出して走っていくシフトカーは毎回強いな…。これでパワーアップです。トレーラー砲なんかいいな…ちょっと玩具的に好き。
 これでついにチェイサー撃破。爆発してコアまで砕ける…って正直この段階でここまでいくと思わなかったからびっくりした! えええチェイサー倒したの…! と思ってたら何か最後に居るし! なんだよ、どういうことだよ…!
 そしてチェイサーのバイクは持って帰ったようです。ああ、剛のバイクとの合体があるからね…とか思ってしまった。「戦利品ってわけ」状況的にそうだよなぁ。気持ち的には形見に近いんだろうか。「どう見てもおれが乗れるような雰囲気じゃないよね」は確かに。どうする気なんだろう。


第23話「悪戯な笑みを止めるのはだれか」

 チェイスの死を悲しんでるロイミュード側。「いい友達を亡くしました」「誰かさんがもっと上手く改造していれば」やっぱそういうところは言うのね。何か嫌だなぁ、このぎすぎす感。メディックは「所詮約束の数にも入らぬ男」の反応ですが、ハート側は「理屈じゃないんだよメディック」でブレンがしてやったりな顔。なんかこう…なんか、ここの内輪揉めは微妙に気持ち悪いな…!
 で、チェイスは普通に霧子に拾われてました。どこだここ。「これは私とあなた二人だけの秘密よ」って、えええええ。まさかそういうことするとは…。ドクター使って治療もしてます。銃当てた瞬間苦しみ出してるので、何か痛めつけてるみたいにも見えるな…。

 一方今回の事件ですが。爆破予告があった場所を捜索中の警察。追田さんが指示出してるのか。追田さんの仕事の範囲広いな…。爆弾がなかったはずの場所で爆発したりしてるためロイミュードの仕業じゃないかとの追田。いや、恋女房とか言ってましたが。なんか久々だな、これ。まだ引っ張るネタだったのか。
 とりあえず捜索に出るドライブとマッハ。こういうとき普通にマッハの手を借りに行くのいいよなぁ。ここの関係はホントいい…いや、今回微妙な方向に転がり始めてますが…!
 観覧車捜索中に爆発して落ちるマッハ。とんでもないところにいるな、と思ってたけど更にとんでもないことになったな…! さすがにダメージ酷そうです。ドライブが戦うも、突然あちこちが爆発してこちらも大ダメージ。結局逃げられることに。後には小さな矢みたいなのが落ちてて、ああこれで攻撃してたのか…と思ったらこの後長いこと気付いてなくてびっくりしました。え、めっちゃわかりやすい答えだと思ったのに…! まだ悩むとこだったのか、あれ!
 あ、一応観覧車撮ってた怪しい青年は確保したようです。爆破予告現場に居たと。爆破予告って毎回報道されてんのかな。まあ避難があるから通知はあるだろうけど。青年は馬鹿にした感じですが、言ってることはまあホントに何も知らなきゃ普通ですね。いきなり超能力とか言われてもな。そしてここに何かの報告に来る部下、その前で開けて「また派手なこと考えたもんだな」っていいのかその流れで! あと「ここに居ればおれの無実が証明されるんでしょ」とか言ってますが、予告は前もって出されてるし、爆弾だって前もって仕掛けられてるのが普通なんだから何の証明にもならないんじゃ…。まあ毎回現場に居た、だけじゃ結局どうにもならずに最後には釈放されてますが。ロイミュード絡みの事件は結局今どういう扱いになってるんだ。

 今回の犯行予告は4件あったため、そこを狙える場所ということでドライブたちが敵さんと無事遭遇。こういうときにさりげに究ちゃんの助けが入るのがいいよなぁ。爆弾は発射されちゃいましたが、それはドライブが追って、マッハが敵さんの相手です。今回はやたらシリアスモードの剛なので、なんかはらはらする。進兄さん一人でいいじゃんなんて台詞まであったしな…。すぐ、嘘嘘、と軽く流せる辺りはいいんだけど、今回は結局デッドヒートが時間切れでやられることに。ベルトがやばいことになってるんだけど、これ大丈夫なのか…。ピンチのところではドライブが間に合いました。まあ足止めにはなったのか…。ドライブもドライブで途中で倒れてましたが、そこは新シフトカーです。まだしばらく出来ないのかと思ってたら! 普通に来るのか。ピットクルーと来たかー。いいな、そういう位置いいな。
 これで敵は撃破…と思ったらまだコアは破壊されてません。謎の青年も残ってるし持ち越しかー。霧子のところではチェイスが目覚めてるし、いろいろ大変…というところで次回はSPかよ…! このタイミングで…!


第24話「なにがマッハを走らせるのか」

 「未練がましいですわよ、ブレン」何してるのかと思ったら倒された奴復活させてるのか。ああいう感じでいけるのかー。まあコアがまだ残ってればどうとでも出来るんだろうけど。「こいつは仮面ライダーのベルトを壊した」って点はホント普通に評価されるところではあるよね…。あ、ベルトはどうなるのかと思ったら普通に修理出来たようです。パワーアップ出来ないの、と直っただけじゃ不満の剛。今回の子どもっぽさがホント余裕なくしてる感じだよなぁ。悪いけどちょっと可愛いと思ってしまった。言葉遣いのせいもあるんだろうけど。やられて、腕で顔覆ってるのとか、「焦り過ぎだ」への「だって」とかちょっと…ちょっと可愛い。今回も全体的に剛の表情良かったなー。
 死神の方は割と普通に目覚めて普通に会話してます。「おれはお前を殺そうとした男だぞ」結構直球で来るな。それに「まだ信じてるんだと思う」かぁ。正直実際大丈夫そうな感じあるけど、やってることはものすごく危ういよなホント…。そして多分こっちにいっぱいいっぱいで弟のこと見えてなかったんだよね霧子…。何だろう。何か切ない。
 剛がやられたあとも「剛の方は大丈夫か」「はい、ドクターに治療してもらいましたから」だもんな…! 進ノ介と一緒に「そういう意味じゃなくて」とか思ったよ! 進ノ介の言葉にはほっとした…さすがに進ノ介はわかっててくれた…。このあと、剛とベルトさんたちの会話を聞いて、ようやく気付いたんですかね。タイミング的にも物凄くあからさまなフォローというか、剛も励まされてるのはよくわかっただろうけど、ちゃんと剛のことわかった上で本音で言ってくれてるからいいんだろうなー。しかし剛は昔からあんなんだったのか…。「根拠のない自信のおかげ」で霧子も助かってたみたいですが、「だっておれ強いもん」でホントに勝っちゃう辺り、普通に実際凄かっただけの気もしないでもないな…! 努力して、みたいなエピソード挟まないし…!

 事件の方はまだ進ノ介が青年を張ってます。ちょっと視聴に間が空いたせいもあって、誰かと思った…進ノ介も言う通り雰囲気違うし! そして取調室で生き生きしてたのに学校帰りがつまらなそうなのは特に違和感覚えるところでもないな!
 復活したロイミュードが今度はこの青年を狙ってきてます。「これからも予告状出し続けるから」「そんなぬるい段階はもう過ぎたんだよ」焦ってる青年と、この返しが、ホントにいたずらの段階過ぎて取り返しつかなくなってる感じがしてなかなか怖くていいな。軽い気持ちから逃げられなくなるんだよなホント。
 やばいことになったことでようやくいろいろ白状。まあこうなったら警察に助けてもらうしかないですね。最初の爆破予告はホントにただのいたずらで、実際起こったら「予言者にでもなったのかと思った」か。なるほど、そうくるか。誰かが便乗したんじゃないかと思って怖くなりそうだけどな…! そっちの発想したんだと、むしろ調子に乗るのもわかる気はする。
 で、真相がわかったところで、今度は本人自身の爆破予告。怖ぇ。なまじ時間がある分余計怖い! 手錠で繋がった課長以外全員逃げちゃって「嘘だろ」の青年にはちょっと笑ってしまった。いや、そんな状況じゃないんだけど!
 敵さんの方は、自信を取り戻した剛が向かってます。また毒にやられてて、ええええとなったけど結局根性で振り切りました。えええええ。いいのかそれで。出来るのか。「強くなんなきゃなんて焦る必要はない」「何故ならおれは既に強いからだ!」ああ、こいつこんな熱血だっけと思いつつ、剛が戻ってきたって感じはするな。シリアスモードだと名乗りが出来ないなぁと思ってたけど最後にちゃんとやってくれた! 軽い感じが剛だと思ってるのでやっぱ違和感はなくもないけど!
 剛だけで決めるのかな、と思ったけどさすがにドライブも入ってきました。「進兄さんはゆっくりしててよ」「そう言うなって」ドライブとマッハは共闘が気持ち良いので、邪魔扱いされると寂しいけど、まあドライブの返しも軽いからいいな。やっぱ仲良いのがいいな。
 ロイミュード側は相変わらずブレンとメディックがぎすぎすしてますが…こっちは見ててきついなーやっぱ。ハートさまがどっちについてるだけでもないのになぁ。「デッドゾーンを乗り越えるとはな」ってマッハのこと?

 最後、マッハのパワーアップについて「もういいや」「何故ならおれは、強いから」って、それでいいのか剛…! 自信取り戻して行きすぎちゃってる気がするんだけど! それはそれとしてパワーアップはしとこうぜ…!
 あ、死神も去ってます。結構あっさりだったな。布団自分で畳んで出て行ったんだろうか。こっちはどうなるのかなこの先…。っていうか次回何か気になる展開が…!


第25話「新たなる闘いはなぜ始まったのか」

 「相変わらず暇そうですね」「わかりやすい嫌味な管理職来た」究ちゃんの発言がオタク寄り過ぎてこっちが言うことがない。しかしホントいつまでもごっこ遊びなんだなぁ。それでも「うちの追田を返してくんないかな」とか言われてる追田にちょっと燃える。要らない子扱いでここに来てるわけじゃないんだよな…!
 そんな中、捜査一課がまさに怪人と遭遇です。仮面ライダーまでしっかり見て、ようやく認める気になったようです。…ホント、ここに至るまでの事件全部信じてなかったとか、世間の扱いどうなってるのかと思うんですがね…。それはそうと、結局解決してるのが仮面ライダーなら、怪人が本当でもやっぱ特状課要らないじゃないかという方向で突っ込まれて、ああそう言われると何とも言い辛いな…! 世間や警察の扱いがいまいち納得いかないせいで、こっちの扱いもよくわかんなかったんだよな…。仮面ライダーごっこしてる課長たちは笑った。
 その頃ロイミュードの方は何か変な進化遂げてます。融合は今までにない形だったのか。それを報告したメディックに「ブレンの発明かな」と返すハートに妙にほっとする。っていうかハートは普通に両方大切にしてるのに2人がいがみ合ってるのがなぁ。

 融合型の敵に対し、人間だから倒すわけには…ということになってる進ノ介たち。やっぱライダーがまともに攻撃したら死ぬんだよね。爆発して消えてるもんね。融合型なら死体残るんだろうか。まあともかく悩んでる進ノ介ですが「中身は凶悪犯なんだろ」「やっつけちゃえばいいじゃん」剛はこっちでした。剛らしいといえば剛らしい。正直それでいい気もするけど、まあ駄目なんだろうなライダーとしては! や、進ノ介的には刑事として、なんでしょうけど。そもそもが法で裁けないからこその仮面ライダーって気はするけど。だって今まで怪物の存在自体認められてなかったならロイミュード絡みで捕まった人たち、どう裁かれてるの…。
 とりあえずまあ、何とかしてくれと相変わらずのりんなさんへの無茶振りですが、そのためには強化ロイミュードの組織サンプルが必要だと。…そこで霧子と死神が繋がっていくのかぁ。死神さんがホントにもう危険がなさそうな感じでびっくりです。普通に自分の組織はぎとって渡してったよ…! マジか。あ、ここは究ちゃんに目撃されてました。「ときおり憎めないロイミュードがいるのは、ぼくも知ってる」ああ、究ちゃんだからこその台詞だ…結局暴走したことになってたはずだけど、あのロイミュードは。
 捜査の方は、結局嫌味管理職さんのせいでいつものメンバーになってますが、追田さんの言葉が嬉しいけど居たら変身出来ない…とか悩んでる進ノ介。割とそんな状況多かったですよね。上手いこと気絶してたりしたけど、正体隠すならその辺もうちょっと対策考えるべきだよな…。正体ばれって燃えるシチュエーションだし大好きだけど、あまり今まで隠してる感じとか、正体ばらせなくて困る感じとかなかったし、やっぱ世間的に眉唾扱いされてたもの、という部分でちょっと微妙な気持ちになる…! いや、燃えたけどね!

 今回の敵さんは早瀬を狙ってるということで病院に向かう進ノ介たちです。いきなり避難しろとか言われて「何無茶言ってるんだ」の早瀬さん。そりゃそうだ。お前だけでも逃げとけ、とも言われましたが、敵さんは病院つくなり暴れてるのでこれはまあ出て行かざるを得ないですよね早瀬さん…。早瀬が周りの人に手出すな、という方向で怒ってるので逆に周りが狙われないかとちょっと不安になった。そういう方向に下衆な男じゃなかったようで良かったです、いや、早瀬さんは大変だけど!
 進ノ介たちは辿りつくものの、生身じゃやっぱどうにもならないですね。ここにやってくるはマッハ! 便利だ。でも「忘れんな! 相手は人間なんだぞ!」あ、そうだった。うん、完全に忘れて普通にマッハ応援してた。「じゃあどうしろってんだよ」だよねぇ。手出せずやられるマッハ。ベルトは届いたものの、ここでは変身出来ないという…。あそこでベルトだけ持って隠れて変身って流れもまあ無理だよな、あんな目立つ登場するから…!
 それでもこのままだと剛はやられるし、やられたら人々が危険な状況には違いなく、ついにベルトを手にする進ノ介。「市民を守るのがおれたちの、仮面ライダーの使命のはずだろ!」ホントにね…正体隠すために人々見捨てるはめになったら本末転倒だよなぁ。…いや、何で隠してるかがいまいちピンときてないので何とも言い辛いですが。「早瀬を二度も目の前で倒れさせるわけにはいかないんだ」そんな理由も入って戦闘開始です。いやぁ、驚いてくれる人たちがいいなぁ。うん、やっぱ燃えるな正体バレは! 人間は無事切り離すことも出来て勝利。でもコアが破壊されてない…と思ったら何か001が来て持ってった…! こっちはまだ引っ張るのか。

 今の自分は「刑事で仮面ライダー」と早瀬に改めて名乗って言い感じに終了。ってマッハも正体ばらすのか。どうせならそこも引っ張ってくれていいのにな! 完全にノリでばらしてないか、進ノ介がばらしたんだからもういいだろってことなのか。
 基地の方にも案内し、これからはきっちり仮面ライダーを支える仲間になるのかな、それはそれで楽しみだな…! あ、課長はそもそも知ってたようです。ええええ。いや、まあ微妙なところではあったけど! 今までのあれで全部知ってて知らない振りしてたとかひどいな…!
 それを知って唸る進ノ介に「進ノ介は秘密主義が嫌いなんだ」とベルトさん。そういえばそうでしたね。これは怒るぞ…という流れなのがちょっと面白い。結局「良かったー!」でしたが。そうか、それでいいのか進ノ介…。
 あ、ついでに世間にもしっかり進ノ介の顔と名前入りでばれたようです。まあ目撃者相当いたし…と思ったら「私がリークしたんです、マスコミに」って、ええええ。いや、見てた人からの情報もあるだろうからガセが溢れるよりは言っちゃった方がいいんだろうけど! 大丈夫かないろいろと。でも次回から死神の方の話かなー。


第26話「チェイサーはどこへ向かうのか」

 「警視庁の秘密戦士か?」ということで盛り上がってるらしい仮面ライダー。あ、リークしたって言っても正式発表じゃないんですね。顔も名前もしっかり出てるけど! 「あなたが仮面ライダーという話は本当なんですか」に「はいそうです」なんかこれで終わりそうなやりとりですね、何を聞きに来てるんだろう。とりあえずもうすぐ正式発表があるから、で締める進ノ介。一応そこまで決まってるんですかね。そうか、中までは入ってこないのかマスコミ。免許センターだからなんか入ってもいい気がした。
 ここで前回の嫌味刑事さんです。まだ嫌味です。「君のお父さんみたいにならないように」とか言い出し「名誉ある殉職だって聞いてます」に「そう思って居た方が」って、うわー嫌な奴だー。大げさにわざとらしくやってくれてるおかげでそこまではムカつかないけど、嫌な奴だー。しかしこの刑事さん結局何が気に食わないんだ。特状課が何もやってないと思ってたから嫌だったわけじゃなくて、仮面ライダー含めて怪現象そのものが嫌なのか単に引っ込みつかないだけなのか。手のひら返ししてくれても面白かったのにこっちかー。
 まあとりあえず特状課の方は新体制という感じです。今までも普通に出入りしてた剛だけど、はっきりお仲間体制かなー。剛の名前や顔は発表されては居ないんですかね。こっちの方が突っ込みどころだもんな武装持ってる一般人…。
 全員で改めて話し合いしながらこれからは「社会に我々の存在を」知らしめることにしたようです。「世界規模の破壊が起きたはずなおんい」「ロイミュード事件の情報を警察が知らなすぎます」ようやくここに突っ込まれたけど、警察にロイミュード関係者が? で納得出来る方向ではないよ…! ただお偉いさんの接待頑張ってた課長には納得した! そこをそういう形で拾ってくるとは。
 あといきなり「親父の死」をやたら絡めだした進ノ介にもびっくりした。嫌味刑事がちょっと触れた一言だけだよね…? ロイミュード絡みと思う何かはあったんだろうか…。ちょい唐突な気がした。
 そしてここでまた唐突に「仮面ライダーは2人だけじゃありません」とか言い出す霧子。プロトタイプのこと? と思ったら直球でチェイスの名を出すか…。前回のはっきりした協力があったから、もう言っても大丈夫信じても大丈夫って感じたのかな。究ちゃんも「悪人には見えなかった」だし。まああの流れ見てたらなぁ。そもそも剛がどうしてここまで頑ななのかがいまだにわからないわけですが。「面白くねぇ」ああ、また剛が拗ねちゃった…。

 チェイスの元には進ノ介たち。ずっとシフトカーが付きまとってたようです。まだまだ迷ってるチェイス。「どこへ行くの」に「わからん!」「おれが聞きたいぐらいだ!」チェイスって過去の記憶が戻ってるわけじゃあないの? 正直記憶がないならそもそも別人だろうと思うからいきなり仮面ライダーにしようって流れがよくわからないし、過去を取り戻そうって感じでもないし…プロトタイプだった頃の彼がどういう人かもさっぱりわからないからなぁ…まさかこのままの流れでライダーになるとは思わなかった…。
 ハートは連れ戻しに来てましたが、それより001の話を親父と結びつけた進ノ介が熱くなっちゃってこちで戦闘開始です。緊急呼び出しも聞いてないってちょっ…。早速敵が暴れて被害が出てる様子が挟まれるのではらはらするよ…! 正体ばらしたと思ったらこれって。世間の反応が怖い。嫌味刑事しか反応してなかったけど。っていうか剛は何してたんだ…!
 進ノ介も戦闘で負傷。酷い声上げるからこれは大ダメージだろうなぁと思ったら腕吊ってるし。骨折ったんではないのかな…? しかもそもそも負傷させたのがチェイスです。戦闘見て飛び込んだと思えばハートの方を庇ったか…。だってなぁ。ハートたちと仲間としていた方の記憶ははっきりあるんだよなチェイス…? しかも別にハートたちに反発する理由なかったよな…。ホントそうなると人間側につく理由なさそうだから混乱もするよなぁ…。
 そしてチェイスに庇われたハートの方は「気が変わった」「自分の道を決められない奴に何を言っても意味がない」で去りました。ええええ。あくまで自分で選んで来いって感じなのかなハートは。この流れだと何か見捨てたみたいに見えるけど。
 「おれは誰のために戦えばいいんだ!」もう本能に従えば…って本能で霧子もハートも守ったんだろうか…。

 この後の特状課では嫌味刑事に嫌味受けてる進ノ介。嫌味刑事はロイミュードが狙ってる相手の居場所を移してたので攫われずに済んだようです。特状課にまで内緒にする意味はないよな…っていうかこのあとの展開的にもホント何がしたいんだこの人。特状課出し抜きたいだけなのか。自分たちじゃ対応出来ない化け物相手ってもう知っててこれなんだよなぁ…。
 後ろでキレてる剛がちょっと意外だった。ロイミュードか姉ちゃん絡みでしか熱くならないイメージだった。まあイラついてたのもあるのかな。「進兄さんに申し訳ないとは思わないの」に一瞬何の話かと思ってしまったけど。っていうか流れ全部話したんだな剛にも。「進兄さんならともかく、機械人形とのラブロマンスなんておれはごめんだからね」これも最初「進兄さんならともかく」の意味が頭の中で繋がらなかった…ああ、進ノ介とのラブならありなのか…。剛ってどう見てもシスコンなんだけど、今まであまりそう感じてなかったのって進ノ介とのラブを認めてるというかむしろ応援してる感じがあるからかなぁ。チェイスもロイミュードでなければこんなんじゃなかっただろうし。しかし姉ちゃんがあんなのとのラブロマンスとか嫌だって言葉だけだと可愛い駄駄なんだけどな。

 その後の戦闘現場では結局普通に駆けつけてくるチェイサー。その前に剛がまたずたぼろにやられてますが…や、やっぱパワーアップした方が良かったんじゃ…。
 姉ちゃん串刺しの危機一髪に現れるとかおいしいなホント! しかも水道管壊れて水が噴き出す中お姫様抱っこであの日の再現とかもう。「あの雨の日と同じね」ですよ。「人間を救うのはおれの本能なのかもしれない」認めちゃったよ! もうホントに普通に味方モードだよ! びっくりです。そしてついに変身です。マッハドライバー…ってえええ。変身は今まで通りでやって欲しかったな、なんが外観も変わってる! いや、そりゃ変わるだろうけど! ちょっとすっきりし過ぎかな! もうちょいチェイサーの面影残して欲しかったなぁと思いつつ、とにかくこれで初戦闘。「チェイス頼む!」進ノ介も完全に信じてるんだもんなぁ。っていうか人間入ってる敵だから普通に倒しちゃ駄目だけど、そこ触れないってことはそこも上手くやってくれるだろうと思ってる…のか? 武器が普通に切り裂き系だけど! ライダーの武器でアックスって珍しい気がする。ちょっとかっこいいな、と思ったところに見える信号機と押ボタンに脱力した。うん、そういうノリだったね。「待ってようよ」って言ってるのかあれ? 青になったら「行っていいよ」? エネルギー充填中とかそういうことでしょうか。律儀に待つチェイサーがちょっと面白い。
 戦闘後はそのまま去って行き、霧子と進ノ介は「またすぐ会えるさ」とか「おれが見たことないいい笑顔しやがって」とかほのぼのしてます。そ、それでいいのかな、もう解決したみたいな感じでいいのかな、2人とも剛のこと見てやって…! 剛のあれこれは次回で少しはすっきりするのかなぁ…。いい加減何とかなって欲しい、あれ。
 あと001の正体についても最後に。国家防衛局長官でした。…へ、へええ。何か、どう反応していいかわかんないな…! 一応衝撃…ではあるはずなんだけど。ちょっと前振りが大き過ぎたかな…。


第27話「詩島剛が戦う理由はなにか」

 おお、OP変わった? チェイサーが明確にこっち側に…。まだロイミュード側の映像にもちょっと居るけど。あそこ撮り直さなかったのか。
 で、剛は当然受け入れる気はありません。「何でそんなにチェイスを嫌うの」そりゃもうロイミュードだから以外にないですよね、実際言ってたけど。剛の嫌い方は理屈なんてない感じだけど、もう大丈夫だろう問題ないだろうって感じで受け入れるのもどうなのかなぁとは思う。っていうかこの剛のキャラに合わない異様な反応についてはもうちょい突っ込まないのかなぁ…。それとも昔から思いこんじゃうと一直線みたいな感じだったんだろうか。話を聞いてやるでもなく、このわからずや、って感じでの平手打ちだもんな…! どっちもどっちなんだけど、剛に味方が居ない分、剛が可哀想で仕方ない。あとまあ流れ的にはチェイサーはホントに普通にこっち側に付いたしね…。
 それはそうと今回の事件。剛が怒って別行動してる間に相談に来た人が。特状課への相談、ってのがちゃんと一般人へも浸透し始めた感じですかね。弟が攫われたお姉さんというタイムリーな流れで話を聞いて、協力する剛。特状課へ伝えないのは喧嘩したからですかね、でも剛はずっと一人で動いてたから普通に事件の真相知ってから報告のつもりだったのか。
 特状課の方はついに捜査一課との合同捜査という形になりましたが、相変わらず仁良課長は嫌味三昧。ここで進ノ介の父のこと持ち出して嫌味とかホント…ホントムカつくなこの人…! 駄目だ、さすがに行き過ぎて見てるだけできつい。それでいてあまりに過剰キャラでリアリティないから真面目に突っ込むことも出来ない…。何でそんなこと言うんだよ、何でそんなこと考えるんだよ、が通じなさすぎるよこのキャラ…!
 しかもここでブレンが人間体で協力者として登場とか言うね。ああ、前回001と絡んでた流れで想像するべきだったのか、こう来るときついな…! でもああいう場に居ると髪の色が何か浮く。
 普通に進ノ介挑発して戦闘して、人間体に戻って「助けてくれー!」と…ああ、また私の嫌いな冤罪の流れです。しかも「騙されんな、そいつは」とか言いながらそれ以上言いません。言っても無駄だと思ってるからでしょうが、冤罪受けて説明もちゃんとしないのが一番嫌なんだよなホント…。
 これで謹慎処分を受ける進ノ介。トライドロンは回収されたようですが、ベルトはそのままなの。ホントに襲ってたら謹慎、そこから出るなよ、で済ませていいの…。どう考えても捕まる流れですよね、取り調べも何もないのか。警察内だから身内で片付けたとか言われても納得はするけど!

 結局進ノ介謹慎のまま、事件のことを追う特状課。新興住宅地での事件とか共通の不動産会社で共通の担当とか、パソコンであっさりなんだよなぁ。これで、それじゃあということで追田とりんなが夫婦の振りして引っ越しという流れ。早いな対応! どう見てもその日の内の出来事に見えるんだけど、そこまで出来るのか。いや数日経ってるのかもしれないけど。
 進ノ介は立体映像でごまかしてとっとと部屋を抜けてます。ああいうのあると便利だな。そこでちょうど捜査中の剛とも遭遇。ここでの対応は割と普通だし、とりあえず落ち着いたかなと思ったけど、姉ちゃんはチェイサーのところに行ってるという…あああ。しかしチェイサーは何かもうホントに普通ですね。いろいろ振り切ったのか。「これを修復したい」「この中にあるおれの記憶を」って、そんなこと出来るのか。記憶も全部取り戻したらホントに普通に仮面ライダー時代のチェイサーって感じで何も問題なさそうだよなぁ。
 剛は「ロイミュードは悪だ」を変えませんが。ここでいきなり住宅地の人々が喧嘩始めてます。止めようとして何度も弾かれる剛…も、もうちょいどうにか出来なかったのか。「いつものお前らしくないぞ!」とか進ノ介叫んでますが、最近の剛はなぁ…そう言うならずっとらしくない気がする。一度戻ったと思ったのに! 「おれが何を背負ってんのか知りもしないくせに!」思ったより直球で叫んだ剛にびっくりです。背負ってる、ってはっきり言うのかと。そして現れたロイミュードとの戦闘開始。ロイミュードは「根っからの悪人でなくても強化型ロイミュードになれるのか」を試してたそうです。感情の「増幅」とか言われちゃうと、元々持ってた不満なのか…とは思ってしまいますね、ロイミュードも言ってたけど。ロイミュードの名前覚えられないこと気にしてたのか追田さん…?
 戦闘では雑魚2体も出てきてやられてるマッハ。最近やられっぱなしだなホント…。進ノ介は駆けつけるのも遅いし変身しないし何やってんだと思ったらベルトそもそも持ってきてなかったのか。そういえば置いてたな。そして変身したらまずいんでしたね。そもそも抜け出してきてるからそこまで考えてなかった…抜け出してるのはごまかせても変身はごまかせないってことか。いつ人目につくかわからないもんなぁ。ベルトさんは「変身するのか」とか、進ノ介の判断に任せるつもりですかね。けど警察も駆けつけてくるし、これの前に課長から「刑事をやめては駄目ですよ」の話があったしで「どうすりゃいいんだよ!」の進ノ介。ここでやられてるのが剛じゃなくて一般人ならどうだったんだろう…ああ、生身で飛び込んでるか、前もそうだったしな。ホントにやばければ変身したかなと思いますが、ここはチェイサーの出番です。「霧子から事情は聞いた」「ここは俺に任せろ」凄い…凄い普通に頼りになる男になってる…。何の言い訳もなく助けてくれるのか…。
 そのまま新たなマシンも使って雑魚は普通に片付けましたが、ここで剛がロイミュードを「邪魔だ」とか言ってチェイサー側に斬りかかるという…ええええ。しかもロイミュードがこっそり「全て計画通り」とか言ってます。ええええー。
 そしてマッハが殴りかかる寸前で変身解くチェイサー。うわぁ。凄いことするな。「何の真似だ!」これで止まると思ってのことなんですかねやっぱ…。実際拳を止めちゃった剛ですが、再び殴りかかるのは進ノ介が割り込んだことで止まりました。ぎりぎり過ぎて止めるのも大変そうだよ剛。
 「霧子もきっと同じことをしたはずだ」それはまあ、そうですよね。「チェイスを守るためだけじゃない」「お前を守るために」これがなぁ。剛は聞いててどう思ってるんだろう。

 そして最後にようやく剛のこの異様な思いについて話し合ってます。「ロイミュードを憎む気持ちはおれにも理解出来る」「でもなんでそんなに焦る」焦るとかそういう問題なんだろうか。ここでついに「ロイミュードを生み出したのはおれの父親なんだよ」という衝撃の告白。…衝撃は衝撃だし、剛がおれがやんなきゃ、で頑張ってたのはわかったけど、それだけだといまいち納得いかないなぁ。「おれには時間がないんだ」にも繋がらないので、ここはまた後なんでしょうか。しかし泣きモードになるとホント子どもっぽくなるな剛…。


第28話「なぜ家族は狙われたのか」

 剛の父がロイミュードの開発者ってことから「でもその研究にはベルトさんも関わっていた」との進ノ介。だから初めから暴走させようとしたわけじゃない…と。正直ベルトさんの件あるし、ベルトさんが庇ってるだけで本気で父親が暴走したのかと思ったけど…流れ聞く限りそういうわけじゃないのかな。少なくとも剛は、理由はどうあれ暴走したロイミュードが多くの人を傷つけた、って感じだしな。実際故意じゃなくてもあれだけのことしでかしたら普通にまあ捕まるよな…。
 で、「おれはロイミュードが憎い」につながるのは、父親の件関係あるの? とちょっと思ったんですが、父親の罪の証であるあれが存在してることが許せないってことかぁ。しかし姉ちゃんに知られる前に全部潰すとか、結局姉ちゃんかよ…!
 ベルトさんと進ノ介が普通に基地で喋ってるので、おい立ち聞きされる流れじゃないのか、と思ったら一応肝心なとこは聞いてませんでした。危ないな!
 霧子は会議へと呼びに来たようで、そこでまた仁良さんです。もうOPで名前見るだけでうんざりするなこの人…。事件を防げなかったそうじゃないかとか、いや謹慎させといて何言ってんだ…。特状課、への嫌味なんだろうけど。どれだけ阿呆らしいキャラ付けされてもやっぱ嫌だこの人…!
 で、この状況を脱するためにチェイスになにやら頼み事。何かと思えば特状課襲わせて仮面ライダー変身のきっかけつくりとか…! お前何やってるんだ、もう開き直ったら何でもやってくれそうだなチェイス…!
 あ、仁良さんは特状課に「呼んだ?」とやたら軽く入ってくるとこだけは良かったです。彼は自分が嫌われてる意識全くないんだろうか。
 仮面ライダーに変身しなきゃ、の流れはこれから茶番起こることわかっててもさっさとしてくれって感じにはなったな、もうちょい真面目に演技しようよチェイスも頑張ってるのに…ってチェイスも反応ひどいな…!

 ブレンの方は「最近ハートたちから仲間外れにされている」とかいきなり言われてて笑いました。そう感じてる、ということだし少なくともハートは実際そうしてはないだろうけど…「友達」って言葉もそうだけど、こういうときの言い方の子どもっぽさで妙に人間との違いを意識する。しかし「嫉妬という感情を手に入れた」とか言われるとなんか進化したっぽいな! それでいいのかな。
 一方まだまだシリアスモードの剛。捜索依頼を引き続き続行中。いきなり剛に抱き着く女性に、ようやく、ああこの女性仕込みか…と気付いた…。弟の方が怪しいのかと思ってた。っていうか女性に抱き着かれて姉ちゃん思い出すのもひどいな…! そういう流れだしそういう記憶使われたとはいえ。
 この剛に対し「もっとも効果的で残酷な方法でね」とか001が言ってたのではらはらしました。いや、仮面ライダーの存在が知られたとこだったので、仮面ライダーに人間の姿の敵やらせて冤罪とか考えてしまって。剛にとってはもっとひどかったけど! 喧嘩してる人たちを「STOP」で止めるのはいいよなぁ。便利だ。攻撃せずに止める手段があるんだな…。
 で、依頼人の姉ちゃんがやっぱり敵だったという流れ。融合したことでようやく、え、あの姉ちゃんはマジで人間なのか…とびっくり。操られてるとか中がロイミュードとかじゃなかった…! 「触れた相手のネガティブな感情を増幅させること」が敵さんの能力で、剛もすでにそれに引っかかってたと…。あああこの間からのいきなりの激昂具合はそういうことだったのか…。なんかもういい加減抑えてたものが溢れたのかと。これがなければまだ全部吐き出してなかったのかなぁ。そして怒りのままひたすら攻撃のマッハ。敵さん笑いながらやられるがままって怖いな…。なんだか不気味というか気味悪い感じになってますが、剛は止まらず。あれ、中に人間居るんだよね…? とか思ってたらようやく途中でチェイスが止めに。何でドライブじゃなかったんだ。おかげで剛のターゲットがチェイスの方に。やっぱこっちが優先になるのか。いや、今回は止めに来てるからだろうけど。
 チェイスの方は来る途中もドライブ助けてたり、今回の剛に対して「奴の憎しみ、いつもとは何か違っていた」とか気付いてたり、頼りになる…頼りになり過ぎる…。ロイミュード、という一点で剛がこうなっちゃうのが面倒なとこだけど…! 説得(?)も何か違うしなぁ。
 チェイスにトドメ刺そうとしたところは進ノ介が止め、そのあとは進ノ介がロイミュードとの戦闘引き継ぎです。「剛はおれが守る!」そんな流れだったのか。まあ剛が狙われてるって話でここまで来たからな…。ぶっ飛ばしたの進ノ介だけど。とりあえず剛が人殺ししなくて済んだというとことか…殺してたらそれで闇落ちなのかな…。
 依頼人のお姉さんの方の正体は、以前チェイスとドライブで倒して捕まえた犯罪者の娘と…。ああ、あれか…。殺される気満々で「最高の犯罪が完成したのに」とか高笑いして号泣とか…えええ、なんなんだこの人…。なんか壊れた人なのはわかるけど。「やっぱ似てるわ」しかもそんなオチかよ…!
 とにかくまあ、敵さんの仕掛けたネガティブ増幅ウイルスみたいなのは消えて、これで全部元通り…なわけはないんだよなぁ。去って行く剛のことは止めないのか。まだ何かケアが必要だと思うんだけど彼…! しかもまだ狙われ続けるのか…大丈夫か剛…。


第29話「強盗事件で本当はなにがあったのか」

 剛のところにやってきたブレン。「辛いですね」「新参者に居場所を奪われるの」うん、まんま自分のこと言ってるんだよねコレ。でもそうか、なんかそういう状況ではあるんだな剛…。剛の問題はそこじゃないけど。「私と一緒に行きませんか。001のもとへ」割と直球で勧誘してきた。かぶせ気味の「断る」に「即答ですか」ってまあそりゃそうですね。剛がブレンの元へ行く理由が何一つないよ…! ブレンもわかってるだろうになんでいちいちこんなやりとりしてるんだろう。演出か。
 ここで戦闘開始。今の剛とブレンだと勝敗どうなるんだ…? と思ってたけど押し気味でトドメとか言い出した剛に対し、ブレンが何か見せたことで動きの止まる剛。さてこれは一体何かな…。
 ブレンはこのあとハートに話しかけられてなんか嬉しそうですが、一瞬でメディックのこと思い出して「あの女がいる限りあなたのところには戻りません」ってええー。ホント面倒くさいことになってるなここ。っていうか直球でこれ言っちゃうんだ。

 で、今回の事件の方ですが。連続強盗事件と。警備員さん頑張りましたが、そこでロイミュード化したことで話が特状課に。ああ、ちゃんと捜査一課から出動要請来てる。課長がなんか調子乗ってる。
 敵さんは今回鍵開ける仕草で「オープン」と金庫が開いたり檻に閉じ込められてもこれで脱出したり、なかなか面白い。ドライブもいろいろ変身しながら戦っててなんか面白い。結局少女を助けてる間に敵さんは逃走しました。警備員さんたちが覆面はいでたおかげか犯人はあっさり判明。出所後一週間で立て続けに強盗殺人やって、おまけに被害者は全員12年前の事件関係者とか、これに気付かない捜査一課も…なんかまあロイミュードに関係あるんですかね一応突っ込んでくれてたし。12年前の事件の方も真相が曖昧なようで。全員がはっきり間違った記憶持ってるとかならともかく記憶がぼやけてるとか思い出せないとかどこかおかしな点があるという認識されたままずっときてるなら辛いなぁ。進ノ介も気にしてたんだろうか。
 事件の捜査は特状課をしっかりハブにする仁良さんですが、ロイミュード出たら呼ぶから、って点はちゃんと認めたような。そもそも今までも特状課は特状課で勝手にやってた感じだしなぁ。合同になってる以上勝手に動けないんだろうか。あとマッハの立場どうなってんの…マッハに関しては特状課止まりなんですかね、情報。
 雑用しつつ結局飛び出した進ノ介ですが、相変わらず父親絡みだと暴走するなぁ。どうでもいいけど、関係者に共通でついてる傷痕…なんかちょっとぞわっとした。
 戦闘中、なんか普通にやってくるチェイス。呼ばれてきたのかたまたまなのか。戦闘にも参加せず「また家族か」って、ああそこに反応するのね。そして気になってた剛はブレンの指示で変身してドライブを攻撃。おお、どうなってるのかさっぱりわからない…剛…剛大丈夫か。チェイサーもさすがに割って入ったものの、マッハ相手だと倒すわけにはいかないんだよなぁ。敵さんのオープン攻撃でドアに弾かれまくるドライブとチェイサーはちょっとシュールだった…なんだこれ笑っていいのか。
 マッハの標的はチェイサーよりもドライブって感じですが、戦闘の中「ふざけんな、こんなときに!」と進ノ介。大事なときに面倒な状況にはなったよなぁ…っていや、これひょっとして剛に言ってるのか? と思ってたら「どいてろ!」「おれは親父の真実を知りたいんだ!」って、ああもう何よりそっちに気が取られてるのね…! 剛が突然攻撃してきてる状況で、そのこと自体に意識さけてないのかこれ…。そして襲われてた男性がピンチになってるのにも気付けない進ノ介。「何をしている。人間を守るのが仮面ライダーの使命ではないのか」とかチェイサーに言われてます。チェイサーもチェイサーでなんだか覚えたことをそのまま言ってるだけみたいだけど、彼の感情方向どうなってるんだろう。
 一応我に返ったっぽい進ノ介、男性助けてそのまま逃走。残された剛も変身解いて去るのみ…てホントどうなるのこれ。


第30話「真犯人を語るのはだれか」

 「ブレンが仮面ライダーを仲間に引きいれたか」早速報告が上がってます。「まさかあいつ」ハートは何かに気付いてる感じですかね。っていうか結局001の能力使っただけ…ではないのかなぁ、これ。
 操られてるという感じでもなく、気に食わない感は出したまま従ってる剛。かといって悔しそうとかでもなく…ホントどうなってるんだ。単純に記憶いじられてるだけなので、ブレンが気に食わない点だけはどうにもならないとかそういうのなのか。それだけでいいのかなー。
 進ノ介側ではチェイスに謝ってます。「昨日は悪かった」「目の前の被害者を見失ってた」映像がめっちゃ剛と戦ってるシーンですが、剛のことには触れないのか…。いや、チェイスが「家族とはそんなに人の心を乱すものなのか」とは言ってるけど。実際の剛には携帯で連絡したけど連絡取れないどうしよう、だけでいいの、明らかに異常事態だよねあれ…! もっと慌てるところじゃないのか大丈夫か。
 この後丸谷さんへの聞き取りからチェイスが傷痕に気付き「氷の針を使って記憶を書き換える」というまさに全てに繋がる能力が判明。すげぇ単純なことだった…! あ、前に能力使ったっぽい場面でもそれ使ってたのね、なるほどそれが出来ればいろいろ簡単な話だ…。ちなみにこの能力について何で言わなかったのかと言われれば「誰も聞かなかったからだ」…チェイスは一体キャラをどうしたいんだ。何か最近キャラが迷走してないか。
 とりあえずこの流れで、ゆかりちゃんには傷痕がなかった、何か覚えてるかも! ということでゆかりちゃんに迫る霧子。怖いよ…! 前の進ノ介もそうだけど、演出上大げさにしてるにしても怖いよホント…! これを外から眺めて自分の行為も同時に反省しちゃう進ノ介には納得したけど。うん、あれはまずいと…はたから見ればわかるんだよな…。
 一方、チェイスのところには剛。剛のこのチェイス狙いだけはそもそもの剛の行動なのか、一応言われてやってんの。耳の裏確認させろとか、剛からすると何言い出すんだって感じだなこれ。「ああもう調子狂うな!」剛は剛のままシリアスやってくれてる感じでいいなぁ。そして真っ向からぶつかったらやっぱ結局やられるのか剛…。耳の裏だけ確認して去って行くチェイスとか、ホント剛からすれば意味わかんないですね。「お前を倒すと霧子の心が乱れる」って、うわあ…。「お前には言われたくねぇんだよ…!」ホントにな…! すっごいきつい台詞だよなこれ…。剛に感情移入してると泣きそうだ。

 病院側ではちょっと落ち着いた霧子と進ノ介。「悪かったなさっき」「お前も剛のこと心配なのに」進ノ介はどうなんですか、っていうかもう誰一人剛自身をフォローしてくれてないからなぁ、最近放っとかれ過ぎだよ剛…!
 そして犯人逮捕後、剛のことを伝えようとしたチェイスは「心が乱れる」ことを気にしてか「耳の裏に傷はなかった」って、ええええ! そんな方向の気遣いしちゃうのかチェイス! ああ、ホント言葉でしか理解してないから…! でもこれで霧子が「記憶を書き換えられないとしたら、きっと剛には何か目的があるのね」と言い出してちょっとはっとした。そうか結局霧子も進ノ介も剛のこと信頼してるからか…。なんだかんだずっと頼りになる男でもあったしなぁ。そうだ、本来一人にするのを心配するようなキャラでもないんだった剛…。大人っぽかったしなぁ。最近自分の見方が偏り過ぎてるとは思ってたけど…! いきなり攻撃されたら、剛がおかしくなった、じゃなく剛には何か考えがあるのか、って思ってくれるのか。ああ、でもだからこそ傷痕についてはちゃんと伝えてくれないと…! どうなっちゃうんだコレ。っていうか実際考えあるのかなぁ。あって欲しいなぁ。
 チェイスはチェイスでついに記憶を取り戻してます、目が映写機になってるのに笑うんですが何だコレ! もうちょっとこう、表現方法なかったのか…! ここで001の正体発覚。おおおもっと引っ張るかと思ったので意外だった。ただ記憶書き換える敵だから一筋縄ではいかなさそうですね。


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