電子戦隊デンジマン感想 (21話〜30話)


第21話「死神党を攻撃せよ」

 ベーダーと手を組んだという死神党。未来帝国を夢見る秘密結社らしいです。最近「目立ちすぎる」から「ベーダーと手を結んだ」という発想になるのか。ベーダーは大体もうちょっとこっそりやれば上手くいきそうな感じはあるしな…目的は軍資金集めらしいのに派手に動くのは…悪いのは死神党って認識させたいのかベーダー…? 今更だけど。
 死神党はベーダーと手を組んだから悪いことしてるわけじゃなく、もともと悪い集団なんですね。兄ちゃんちょっと小遣い稼ぎしないか、みたいなノリで誘って未来帝国夢見るか…ただのチンピラだよなこれ…。党員が脱走したりもする、厳しそうなところ…と思ったけど割と普通に連れ戻されるだけなのね。案外人手不足なんだろうか。デンジマンに捕まったらその場で自決とか、すげぇ。党員によってノリが違いすぎる…。
 脱走党員のトキオくんが狙われてるのは秘密を喋る可能性があるからなのかなぁ。デンジマンに近いってところは利用されなかったし。サッチー誘い出して協力させるとか、やっぱただの人手不足かな…! サッチーが人質にされるのかと思ったらまさかの猫だし…なんで猫連れてったんだサッチー…!
 猫が捕まって「やめてー! やめてー!」と叫んでるのはちょっと最初分かりづらかった。猫を殺すぞ、と脅してるのかあれ…全然そんな状況に見えなかった。
 あと敵が看護師に化けて病室入ってるのに気付かないデンジマンはちょっと間抜けだよなぁ…。花瓶落とさなかったら長いこと気付かなかった可能性もありそう。

 敵さんの今度の目的はミサイルで、トキオたちに妨害電波装置を設置させてます。動きが凄い。さすがサーカス団員。…この潜入が出来るのが彼女たちだけだったんだろうか。そして成功の合図がちょっと派手過ぎないか。さあ逃げようって感じだけど、猫はこの場合どうなるんだろう…。敵さんたちはもうトキオ始末するつもりだけど、猫は放置なんか。この猫のおかげで近くにサッチーたちが連れてこられてるのに青梅が気付くことに。一度はミサイル基地ホントにスルーしちゃってるんだなデンジマン…。見張りの振りとかなかなかやる。
 トキオたちは危機一髪で助かり、あとは普通にデンジマンの戦闘開始。トキオたち結構な怪我負ったけど、まあ普通に退院してサーカス復帰したようです。…自首はしなかったのかな結局。そこはもう突っ込まないのかな青梅たちも…。


第22話「超時間ふしぎ体験」

 今回の敵さんは死刑囚集め。何を企んでるんだと不思議がるデンジマンで話が進んでますが、最終目的まで辿り着いても、え、結局何で死刑囚だったんだ…? という気分に。死んでもいい奴…という感覚をベーダー側が持ってるわけでもないだろうしなぁ。まあなるべく狂暴そうなの揃えようってぐらいなのかな…。
 とにかくまあ、この事件を調べるデンジマン。囚人脱走の話なので元刑事の緑川が張り切るのもわかりますね。普通に敵の姿を発見して、追跡し、敵基地潜入ですよ。どこかで連絡出来なかったのかなー。敵には結局どこでばれたんだろう。結構危ういことしてたけど。集めた囚人にわざわざ豪華な食事とか、ホントこの辺どんな意味があったんだ。悪い奴らだから共感してるのかな。
 敵に見つかった緑川は、4年前の世界に飛ばされることに。というか4年前の体にそのまま意識が入ったのか…? でも記憶も4年前で…これただ敵は4年前の映像見てるだけだよな…はたから見たら現代の緑川が消えただけになってるんじゃ。あれ、4年前の緑川の近くに別の緑川もいるのか…?
 まあよくわかりませんが、ここで4年前の意識のまま現代に戻してしまおうと考えたベーダー。現代に緑川が居ないなら、もうこの時点でデンジマンは揃いませんが、仲間たちの反応見たいって方が大きかったのかな。「誰だ、きみたちは」になってる緑川。4年前から見たら年上じゃないのかな違うのかな。彼らの年齢全くわからない…。4年前が刑事なり立てなのか緑川。唯一わかるのは婦警さんですが、ここでようやく緑川の記憶が4年前に飛んでることに気付いたんだろうか。そうなると、あとの確認は早いよなぁ。親父の墓は辛い…。ふと気付けば自分が刑事辞めてて親父死んでるとかな…。
 どうするのかと思ったけど、アイシーに会うことで再びデンジマンとなるか…。アイシー便利。これで記憶も取り戻せました。4年前の意識って言ってたけど、記憶は普通に中にあったの? 厳密には記憶喪失じゃないからなあれ…。まあともかく、思い出した緑川。今度はこれを利用して敵を騙すことに。デンジマンであることを忘れた緑川をこき使ってやろうぜみたいなノリですが、デンジマンじゃなくても刑事だよ…! そんな気軽に基地に引き込んでいい存在じゃないと思うよ…! 周り囚人だらけなのに。緑川が捕まえた奴だって居るのに。
 とにかくまあ、再び敵基地で行動開始の緑川。敵怪人の能力使って未来へスリップとか凄いことするな…! これで敵の作戦に気付くことに。原始人部隊計画…。人間を原始人に戻すかー。それで支配する、ならともかく部隊作るとかよくわからないな。この作戦を知られたベーダー側。早く緑川を連れ戻せとか言ってますが、あのまま放置してたらどうせ作戦伝わらないんじゃ。っていうかホント放っといたらどうなったんだあれ…。
 まあ無事に戻って、あとは戦闘開始。敵さんの時間戻す能力は戦闘でかなり厄介ですね。もうこれ中心で普通に戦った方が強いよなぁ。ポーズ決めたところで狭い場所に落とされてる青梅のノリはいいな。
 結局これをやぶったのがなんだったのかはよくわからなかった。サイエンス? って言った気がしたけど。まあデンジマンの能力の一つで。
 最後は基地が爆発し「牢から消えた死刑囚たちは二度と姿を現さなかった」って、ええええ! 遠い過去へタイムスリップしてしまったに違いないって、そんな。なにそれ怖い。死刑囚だから、まあいいかみたいな感じになってるけど、攫われた人たちがそれって大変な話じゃないのか…!
 最後の最後で怖い話だった…。


第23話「天井裏を歩く悪魔」

 今回は不潔な人間を狙う怪人。不潔な奴しか奴隷に出来ないんですかね。単に不潔な奴以外に触りたくないんだろうか怪人。
 狙われたのは青梅の友人でした。あきらに変な男が居ると相談されたんでしょうか。ああいうとき男性連れてくるのはまあ正しい。怒って貰おうとしたのにいきなり友人モードはびっくりですね。友人の描いた似顔絵、知らない状態で見て「下手だなー」とか言ってたのにころっと変わるのがまあわかりやすい。わかりやすいけど、本心じゃないのが見えてるのは微妙だな…。この豹変にふくれっつらのあきらちゃんは可愛い。
 カツ丼おごりとか言われた友人ですが、青梅がサーカスやめてるっぽいことにキレて出ていきました。ホントお腹は空いてて100円でもありがたい状態でも…言えるんだなぁ。ってかまあちょっとあの歓待わざとらしいもんな…他メンバー引いてるしな…いや、友人的にはそこは関係ないんでしょうが。
 あきらにデレデレしてるのも悪かったようです。やたらあきらちゃんあきらちゃん言ってるもんなぁ。普通に酌させてるのが時代というかなんというか。
 このあきらに再びモデルを頼む青梅。これもこれでプライドにさわりそう。そして危険はないと判断してだろうけど女一人で行かせるのかぁ。で、結局この友人に襲われてしまうあきら。「いくらなんでもひどいわ」「わたしに恨みがあるって言うのかしら」はびっくりした。えええ、壁突き破っててそれ…? なんかおかしいぞって思わないのか…あいつ壁壊しやがったぞ、薄い壁だな、ぐらいなのかな…まあボロアパートだしな…。緑の謎の物体は、まあ汚れた手で触られたぐらいの感覚?
 同じような事件が相次いで、ようやくおかしいと思ったんですかね。これ、操られて犯罪やらかしたわけで、あとで捕まらないのかな大丈夫かな…ベーダーの仕業でした、ですんだんだろうか。
 とりあえず追いかけてる内に敵がいろいろばらしてくれたし、青梅にも謎の汚れがついたので解析。「地球にはない細菌だ」から「美しいもの、綺麗なものへの憎しみをかきたてられる」ものだとまで判明してます。相変わらず凄い分析力だな…! しかもこのあとしっかり免疫まで。
 青梅はこれを打ってのおとり捜査。「急に四畳半の生活を始めても無理なんじゃないかな」四畳半、が不潔の代名詞なんだろうかこれ。なかなか現れない敵に、今の自分は「東京中で一番不潔で汚い男だと思うんだけどな」とか言ってるけど、数日でつく汚れなんてたかがしれてそうだなぁ…。ってかこれやりきれるの青梅だけだろうな多分…。
 敵さんは畳ひっくり返してばれないように攫った感じですが、この時点で青梅とわかってたのか。正直あの見た目だと私はわからない…!
 「あいつがあんなに寝相がいいはずがない」で気付く赤城もちょっと笑った。そうなのか。

 で、敵さんのところにつれていかれた青梅ですが。危険地帯に向かわされてる友人を助けて正体判明、ってか敵さんはしっかり青梅操れてると思ってたんですね。友人使ったのは偶然なのか。まあ友人じゃなくても青梅は止めざるを得ないけど…!
 青梅の仲間への通信妨害とか賢いこともしてますが、これで妨害電波出してるとか言っちゃってるので、壊されて無事通信回復という。まあよくあること。
 向かったデンジマンのデンジシャワーで操られてた人たちも回復です。最近を流してくれたって。表面だけで良かったんだろうか。
 友人の誤解も解けて、良かった良かったの青梅たち。単純さは救いにもなるなぁ。


第24話「罠をはる怪力男」

 初っ端から歯磨きしてる女王にびっくり。そうか、不潔とか不健康が大好きとか、人間がそうなってるのがいいだけで、自分は綺麗で美しくか…そりゃそうか…。価値観が違うんじゃなくて、人間が嫌いなんだなぁ。人間が不健康になってないことへの不満ぶつけられて「努力はしてるのでございますが」とか言う将軍がなんか可愛い。というかここの関係性いいよなぁ。ほのぼのする。
 が、まあやってることはひどいですね。美しい歯コンテストで優勝した子の「歯を全部引き抜いてさらし者にするのじゃ」ですよ。怖! っていうか優勝した子、そんなに綺麗なのかあれ…とちょっと思ってしまった。子どもらしいがたがた具合可愛いけども。
 とりあえずこの子を狙うベーダーたち。怪力男のショーに、虫歯になるわたあめと、準備が早い。あっさり中に入った青梅たちがこれで虫歯に。青梅、全然反応してなかったから何もなかったのかと思ったけど、ここでなったんですよね…?
 目当ての子はなかなかわたあめ食べない用心深さでしたが、結局虫歯になったってことは食べたのかな…? 甘いもの勝手に食べると怒られるから食べなかったんだろうになぁ…。歯が痛いと言って早速怒られてるのが可哀想だった。これってこれの前に「ぼろぼろになる虫歯菌を塗ってあげる」とか言ってたのがかかっちゃったのかと思った。ってかこの言葉も怖いよね…。歯がぼろぼろになる、って目に見えてわかるから想像しやすくてなー。
 あ、ショーでは女の子攫えなかったベーダーたちは、結局家を襲撃してました。青梅と別れたばっかで狙っちゃいけませんね。焦りすぎだ。でも歯医者にはしっかり潜入してたり…早い。
 歯医者では先に眠らされてます。あきらに悲鳴聞かれないようにってことでしょうか。一応学んでる。ここで攫うことには成功。ううん、あきら一人じゃきついのか。狭そうだしな…!

 攫われた女の子の行方を追うデンジマン。黄山がわたあめの分析終えてます。「虫歯になる病原菌がうようよついてる」と。なんか特殊な奴ですかね、あっという間にみんな虫歯になったしな…。これで「奴らのアジトは怪人ショーのテントだ」と気付くみんな。あ、そこがまだわかってなかったのか。わたあめでもう判明かと。一応調べてみたぐらい?
 で、普通にこのテントに居る怪人たち。まあわかり辛いところにはいたようですが。デンジマン透視能力あるし、壁なんかぶち破るからね…。
 女の子さえ助けたら、あとは通常戦闘ですね。地面に潜っての生首状態がなんか妙に怖い。
 子どもたちの虫歯は敵倒したら治ったんでしょうか。普通に通常治療なんでしょうか。まあまだ乳歯ならな…青山の虫歯は黄山が治してやるとかいうので、なんか薬でもあるのかと思ったらテグス…! 抜くのかよ…! 昔の漫画でこういうの結構見たなぁ…普通にやってたのこれ…?


第25話「虎の穴は逃走迷路」

 突然八百屋に「はかりが間違ってるんじゃないかと思いまして」とかやってくる黄山。買ったものの重さがおかしかったようです。細かいところが気になるタイプとか、機器の不調を見逃せないタイプって表現かなーと思ってたら「ばかだなぁ、レイコちゃんの気持ちも知らないで」ってそっちか…! 多くて文句言われるのも困りますね。「この値段はなんのためについてるんですか」ってめっちゃ責められてる…! これはきつい。まあちょっと多めにくれてるからって、この子おれに気があるんじゃ、とはなかなかならない気もするけど…まあ周りにばればれなのでもっとわかりやすかったのかな…。
 赤城から説明されて「レイコちゃんがぼくのこと?」「わー、どうしよう」って、ああありはありなんだ…とか思ってしまった。ってか反応可愛いななんか。
 そしてこのあたりを完璧に把握してるベーダー…わあ。「奴はとんでもないでくのぼうです」とかいきなり言い出して何のことかと思ったら。ってか朴念仁じゃなくて? この時代だとあんまそういう使われ方しないのかな…。「やっと春がやってきた」とか恋愛模様まで見られて利用されるとかたまったもんじゃないなぁホント。でも黄山を落としてやろうとレイコさんに乗り移ってみれば、ノリノリのレイコさんに完全に引いちゃう黄山。あははは。デートの時間にぴったりになるよう少し手前で調整してたり、映画に普通に夢中になってるとこまでは、可愛いなって感じでしたが、「腹減ったの?」でお煎餅渡して自分もばりばり…ちょっ…! 前の客に殴られました。いきなり殴る客はあれだけど、まあ黄山のあれはデートがどうとかいう問題ですらないですね…! レイコちゃんの問題でもない…!
 まあともかく、レイコちゃんに引いた黄山はディスコに誘われて今度こそ完全に拒絶。「いい加減にしてくれよ!」「そばに寄るな」って結構言うなぁ黄山。「きみはレイコちゃんじゃない」とか言い出したので、偽物だと気付いたのか? と思ったけど、なんか微妙だな…。この後、突然前に現れたレイコちゃんを見て変身するあたり、やっぱまあ怪しいとは思ってたのか。でもまあ「ベーダーの影を感じるんだ」と確信は持てない感じ。ああいうのに骨抜になっちゃわないのはちょっとかっこいいよなー。
 そして敵さんの方は、ようやく普通にレイコのキャラで責めた方がいいと気付いたようです。意外にわかってる。が、結局りんご爆弾も失敗。見張ってた赤城たちにより正体が暴かれることに。あれ鏡で光当ててるんですかね。ここはデンジスコープじゃないんだ…。途中からくわわる黄山になんか笑った。
 敵は去り、倒れて目を覚まさないレイコはデンジマンの基地へ。このレイコの目に、実は怪人が潜んでるとか、おお、なかなかやる…。アイシーの「黄山、諦めろ」はびっくりしました。この状況、レイコの目を覚まさせることを諦めろ…だよね…えええ。まあ黄山たちが何やっても目覚めないとか、もうどうしようもないのかもしれませんが。
 途中でようやくレイコの目の怪人に気付くも、どうしようもないデンジマン。レイコさんは傷つけられないもんねぇ。この後のレイコさんの涙は、黄山の必死の呼びかけに反応して…でいいのかな。涙と一緒に流れちゃった怪人は基地で暴れて脱出。基地の場所が知られたという大変な事態ですが「非常警戒態勢」「作戦コード002」とか即座に叫んでるあたり、こういうときの対策もあるんですかね。ループしてる敵さんのシーンで、私が見てるDVDもループしちゃって何が起こってるのかと。…ここから先映像が乱れに乱れて、最後までは見れませんでした…。とりあえずロボ戦まではなんとか。
 敵さんが基地の場所とか伝える前に倒しちゃわないといけないのかなとか思ってたら「やれー!」で普通に雑魚が出てきてびっくりした。敵の投げたタイヤがどんどんハマっていって転がってる黄山と、それ見て「よしいまだ」の赤城はちょっと笑った。

 結局この後、DVDが止まってしまい最後のエピローグ見れず…どうなったのかなあの2人…いつか見れるかな…。


第26話「デンジ姫の宇宙曲」

 初っ端から歌を聴いてなんかノッてる緑川。あらこういうの好きなんだ? と思ってたら最後に花束出してきて、ようやく、ああ知り合いか…となりました。高校時代一緒に音楽を目指してたか…なるほど…。刑事になる前の夢だったんですかね。単なる趣味なんだろうか。ともかくまあ、友人の曲がヒットしてお祝いにきたようです。めっちゃ流れ続けてこれは耳に残る。割と好きな歌。そしてベーダーの将軍たちも普通に聞き入ってるように見えるんですが、これはそうなの。人間界で流行ってるものはとりあえずチェックするんだろうけども。女王はこの歌を嫌がってます。ベーダーを呪う悪魔祓いの曲…。え、でも誰もダメージなさそう。将軍が「そういえばデンジ星で聞いたことがある」とか言い出したのは笑った。その程度なの。まあでも女王が嫌がってるので動かないわけにはいきません。音楽聞いてる若者を次々襲うか…噂広まると、その曲はちょっと…とはなるのかなぁ。まあみんな気にせず聞いてましたが。っていうか踊ってるとこ止めに入るのは気分悪いよなー。ベーダーに狙われるぞ、はどれだけ真面目に受け止められる話なんだろう。襲われた人たち、顔にやけどしてる? みたいな表現が怖い。バイクの人も事故ってるし。忠告聞かなかった流れがあるとはいえ可哀想。
 一人一人襲ってたら、そうそうぶち当たるものでもないって考えなのかなー。緑川は調査始めて早速当たりましたが。デンジマンの前にも普通に姿現しちゃうのね。

 で、なんでベーダーがこの曲を? ということで調査のみんな。アイシーからも悪魔祓いの曲との説明が。赤城やあきらは真剣に聞いてるけど、青梅笑っちゃってますね。本気にしてないのか。
 いや、でもこれは吹雪のオリジナル曲…との緑川。まあ当然そうなるよね。「偶然似ちゃったのかしら」「宇宙からインスピレーションを受けたのか」のあきらや青梅に対し、これが「デンジ姫が持ち込んだことには違いない」っていきなり断定してるよ赤城…! まあでもアイシーの言うことだしね。これは友人疑う流れになっちゃうのできついなー。案の定、吹雪は否定。が、結局襲われたことで原曲出してきました。トルコって。え、しかもなんか古代文明関連がデンジ姫と関わりがって話になってるの。ピラミッドとかナスカの地上絵とか「これらの謎がすべて納得いくな」って、いや、まあそうだけど! こういうのつなげてくるのはちょっとびっくりした。
 ともかくまあ、それで手に入った原曲です。あれもレコード…なのか。吹雪と同じく、誰かが悪魔祓いの曲聞いて残したものなのか、デンジ姫自身が残したものなのか…とりあえず、やばい、同じ曲に全然聞こえない。歌のインパクト強いしなぁ。あ、あの歌割と好き。
 原曲の謎は解けたものの、もうこの曲歌わない…というわけにはいかないんでしょうね。ステージではデンジマンが護衛に。こういうとき一般人には紛れ込めて、敵にはけん制になっていいですね、顔知られてると。
 ここで敵がとった手段は、すべてのレコードや音楽機器の破壊…わあ。「日本中から音楽が消えてしまった」ってひっどい事態だな…! なりふり構わない敵は怖い。結局デンジ星の原曲使って敵をおびき寄せ倒すことには成功しましたが…怪人倒せば事件が終わっちゃうのも不思議ではあるんだよな…今更だけど。しかし怪人も特にダメージ受けてなかったし、結局悪魔祓いってなんか祓えるものなんだろうか…!


第27話「赤いカブト虫爆弾」

 カブト虫爆弾を作ったベーダー。踏みつけられてるシーンは絵的に怖い。これで「子どもたちの心に恐怖を」はわかるとして「自然から緑を追放」って何だ、とりあえず言い回しには笑ったけど…と思ってた。
 とりあえずこのカブト虫はいたずらっこに見せて、彼らが自分からばらまくように仕向けると…なるほど。子どもがやった方が怪しまれないから? 彼女たちが売ってたらすぐかぎつけられそうかなぁ。まあ今回は売ってるところを警察に見つかりましたが。あのシーンでいきなり「こらー!」で追いかけるし、何かと思ったら「下級生にカブトムシを押し売り」してた、ということで叱りに言ったと…。あれ押し売りなのかなぁ。っていうかこれ売ったら金になる、から子どもに売ってたのちょっとびっくりした。珍しいとか新種とかいうし、てっきり研究者とか大人かと…! そうか、子どもの発想ならこれでおかしくないのか。これで金ためて日本一周旅行、はなんか夢あっていいなぁ。
 が、途中でデンジマンと遭遇し、偶然にも爆弾と発覚。カブトムシの解剖…分解? シーンはなんかちょっとエグい。あれって本物のカブトムシに仕込んでるわけじゃなく、本物のように動く機械ってことでいいんだろうか…。
 まだカブトムシ売りつけてる子どもたち。なんか手慣れてきてる。警察に連れていかれて「おれんち貧しくてよ」とか小さい妹たちがとか、すらすら出てくるのも凄いなー。っていうか捕まえたカブトムシを友達に売る、という流れだから、もうちょい普通に諭すとこからやって欲しいな…いきなり怒鳴りつける方向は怖い。

 この後、動かないカブトムシを捨てた子たちの行為から爆弾が世間にも発覚。っていうか生き物だから投げたり踏んだりそうそうしないだろうと思ってたんですが、なるほどある程度経つと死んだように見せるってことか…。
 そしてテレビでもしっかり報道され、恐怖が広まってる中、「赤いカブトムシがいる」から「大変、市役所に木を切り倒すように言わなきゃ」って、えええええ! ベーダーの作戦はこれだったようです。その流れでどんどん木が伐採されていく、ってええええ。バカな人間、どころの話なのか。木を切らなきゃ、も凄いけど、ちょっと乱暴に扱ったら爆発する虫が生息してるところに重機入れんの…。
 とりあえず女王はこの結果に大喜び。ここまで喜んでくれたのは久々な感じですね。結構大規模被害になったもんなぁカブトムシで。

 子どもたちの方はニュース知らないのかどうなのか、再びカブトムシで稼ぐためにカブトムシの居た切り株へ。もうカブトムシ出てこないなら、怪人は何するつもりであそこに居たんだろう。虫眼鏡当たれて「熱い」で正体出しちゃうのはなかなか間抜けでいいなぁ。子どもたちはその後襲われ、板に縛り付けられて服の中にカブトムシ爆弾入れられて、そのまま坂を転がされる…ってこっわいな…! 頭下にして滑ってるだけでも怖いのに。これもう単なる嫌がらせですよねベーダー。まあ間一髪でデンジマンが間に合いました。ここで切り株の話も聞いて、敵発見から戦闘まで無事終了。切り株いっぱいあったのはちょっと笑ったけど。

 最後は、やっぱり懲りない子どもたちで締め。あんな子たち廊下に立たせて目離しちゃダメだよなー。


第28話「呪いの館の密殺者」

 海辺で謎のおじさんと会ったあきら。あきら、一人で泳いでたんだろうか。あんなところに水着の女性が一人って普通に気になりそう。あきらはおじさんが気味悪かったようです。この時点では何もしてないのにな…! 魚を海からつかんでるの面白い。便利な能力者だ…。
 このおじさんを追う一人の男性。拳銃取り出したところでようやく刑事か、と思いました。おじさん追って屋敷に迷い込んでます。人形に風車に鎧にステンドグラスに…ってホントカオスな空間だなここ…! おじさんの趣味なんだろうか。この時点で怪人側と手を組んでたようです。朝は四本脚で〜のお約束の謎々ですが、答えは人間ではなく「スフィンクスの謎々」…な、なるほど…。これは何と言われても引っ掛ける方向なのかな。
 おじさんが自分で殺すとか言ってるのに、ミラたちが「今のうちにお逃げなさい」になってるので何かと思えば呪いで事故死させるとか…! すげぇ。これは確かに目をつけられるのもわかる。ってかドラキュラみたいな恰好になってるけど、あれは恰好だけでドラキュラとは関係ないのか…?

 デンジマンにはまさかのインターポールからの依頼です。そ、そんなのあるの…! デンジマンは一体どういう認識されてるんだ…どういうつながりもってるんだ。まあ謎な事件はベーダー関わってる可能性高いしね。これまではベーダー関係ないけど。緑川はこのおじさんことデリンジャーを知ってるようです。刑事の間では有名なのかな。
 とりあえず捜査に向かうデンジマンですが、すでに目をつけられてるため呪いにかけられることに…ってか聞き込みの最中、目撃者が呪いにかけられたけど、これもデンジマンの行動追ってのこと…あのおじさん無事だったのかな…。デンジマンは嬲り殺すつもりだったからともかく、おじさんの方はとっとと始末されてそうですね…。
 しかしまあ見えないところからの攻撃は厄介。苦しんでるところに敵怪人も登場ですが、これは特に予定にはなかったのか。完全に期待されず邪魔もの扱いの怪人はなんか可哀想。デリンジャーはデリンジャーで、あきらには攻撃出来ず。なんとかごまかそうとしてる様子がちょっと面白い。誰かに似てるとかそういう話もあるかなと思ったけど、ほんとに普通にひとめ惚れかよ…! そうなると気味悪い扱いされてるのがちょっと可哀想にはなるな。
 再び水着でデリンジャーらしき人と会った場所にくるあきらは…一応相手が自分狙いなのも想定してるのかな。デリンジャーがごく普通に穏やかな声で近づくのが…やっぱ可哀想で見てられない。と思ったけどあきらに正体怪しまれてること、しっかりわかってたのか。良かった。そしてそのままあきらを攫うデリンジャー。動き留めて引き寄せて気絶させて、ってホントこんな簡単に出来ちゃうんだな…何気に凄いよなこの人…。結局あきら守って死んじゃったんでしょうか? なんかちょっとよくわからなかった。一応人間である以上、デンジマンが倒すわけにはいかなかったのかなぁ。

 あきらのおかげで呪いが解け、あとは普通の怪人戦です。申し訳程度に謎々攻撃とかしかけてくる敵さん。みんな謎々強いな…まあこういうのはただ知ってるってだけなんでしょうが。青梅は駄目なんだろうなーと思ったら普通に答えてた。でも引っ掛けられた。青梅らしいオチ。
 デンジマン側からは、五色合わせるとなんだ、って必殺技の前振りされた…! 敵さん真面目に考えたのかな…。


第29話「超能力刑事の急襲」

 初っ端から念写やってる刑事。写真だけで「第三ふ頭17番倉庫だ」とかわかる緑川凄いな、普通に悪人と銃と金塊の取引とかやるんだなベーダー、とか思ってたけど、何よりこの念写刑事が赤城の幼馴染、にびっくりした…! いや、普通に写真もらって現場行くしどういう流れかと…正直うさんくさい存在って形かとも思ったので、普通に味方だったのにびっくり。もともと知り合いってのは話が早くていいな。しかもすでに結構実績があると。普段は海外に居るってことで、今まで出てこなかったのも納得。
 で、日本に来た理由を「バカンス」と答えるイザキに「そんな暇はないはずだ」で完全に嘘だと決めつけてる赤城…えええ…。いや、嘘だったようですが。まあ友達のことだからわかる…でいいのかな。事件山積みなんだからバカンスしてる暇ないだろう、が決めつけの理由になると微妙になるな…! バカンスぐらいしたっていいじゃないか。
 まあともかく、イザキさんはどこか探してる場所があると。念写で伝えられるのは楽ですね。ってデンジランドかよ…! ここがつながってくるのは面白いな。「言い知れぬなつかしさに胸が詰まる思いであった」とかナレーションが心情説明しちゃってるのも笑う。これはもうわかりやすい。デンジ星人の子孫じゃないかとい話になりました。イザキさんには否定されましたが。超能力者だけど、宇宙人は否定なのか…。
 中で解説されて納得したようですが。まあわざわざこんな壮大な嘘つくこともないわなぁ。

 で、そんなイザキさんがベーダーに狙われることに。デンジランドのすぐそばで写真撮られてるのはいいんだろうか…。
 美女2人にヒッチハイクされてうきうきのイザキさん笑う。まあそりゃノリノリで口説くとこだよねあれは…! 「フランスの香水をお使いですね」ってそんなとこまで用意してきたのか。さすが。「この香水は?」と吹き付けて、わからないイザキに「ベーダーよ」はなかなかかっこいい。
 捕らわれたイザキはデンジマンは人類の敵…と洗脳受けることに。なんか一瞬ただ脅されてるようにも見えるなと思ったけど。しかしまあせっかくの能力を何にも使わずただ敵対させるだけだとなぁ…。銃持ってるけど一般人だよ…デンジマンに敵わないよ…とか思ってたら、なんか注射してたのが作戦の本命だったんですね。デンジランドへ潜入さえできればよかったのか。
 赤城を襲って捕まったイザキは調査のためにデンジランドへ…。一応怪物に乗っ取られてないかのチェックはしたけど…体内の卵状態だとさすがにわからないか…!

 デンジランドでは、イザキにひたすらデンジマン戦いの歴史を見せると…えええ、それでいいの。まあやっぱり駄目でしたが。イザキのあれは、騙されてるとはちょっと違うよなぁ…。なのに「ばかやろう!」とかいきなり激高して殴っちゃう赤城。ちょっ…! さすがにみんなが止めてますが。「イザキさんは病気と同じよ!」とか言ってくれますが。この反応は怖いよ赤城。これで洗脳解けたという結果オーライではあるけども…!
 「デンジランドがサビだらけだ」という予知は、洗脳解けた状態で言ってたってことか…。大人しく外に出たのもそういうわけだったんですね。敵が体から出たところから解けたのかと思った。
 ここからは通常戦闘。基本がメカなのでなのでサビさせる敵はなかなか厄介ですね。ブルーたち4人が完全に封じられますが、こういうとき一人残しちゃってるとダメだなー。レッドにより救出されました。サビて動けなくなってたのがデンジスティックで何か切ったら直るのか…? このあとのロボ戦でも剣振ったら直ってるけど。そして今度は剣がサビることに。キラキラしてるけど、サビてるのかあれ。どうするのかと思えば「デンジ錆び落とし」ってなんでもありだな…! これだったんだろうか、それの前の錆び落としも…。
 とにかくまあこれで決着。
 イザキさんは気になってたことに答えが出て、すっきりして帰るんですかね。相当便利な上に特にリスクもないんだなあの力…。


第30話「消えた盗んだ出た」

 「ペンチ」「ドライバー」「軍手」と泥棒グッズの確認してる3人。で、なんか丁寧な泥棒だなと笑ってたらもっと丁寧だった。普通に会社っぽくやってる。泥棒株式会社らしいです。株式会社なの。そこも含めて名前なんでしょうが。「気を付けよう」から始まる泥棒標語はなかなかあ楽しかったです。この泥棒さんマジでいいキャラだな…子分はあまりいる意味わかんないけども…!
 このサブちゃんがベーダーの企みを見てしまって追われることに。たまたま近くにいた赤城に助けられましたが。一応雑魚にかみついたりして頑張ってるなぁ、と思ったらいきなりかっこつけて「きみ、怪我はないか」とか言い出して笑った。ホントいいノリ。ベーダーに追われてたことについて問い詰められるも、ごまかして去って行く姿が面白いです。煙に巻くの上手そうだなぁ。赤城はしっかりついてきちゃってたけど! ベーダー絡みだと放っとくわけにいかないんでしょうね。
 サブちゃんたちは病気になった元同僚のために泥棒やって稼いでる…んでしょうか。普通に働くより稼いでるのかあれ…。ゆかりさんは自分の入院費のことあまり把握してないのか。誰かが出してくれてるっぽいで終わらせてるんだろうか。とりあえずめっちゃ美人なので、まあ男たちの気持ちはとてもわかる。
 「出来ることと言ったら面会日に顔を揃えることぐらいですよ」はいいなぁと思ったら、仲間たちからも「粋だった」とか言われてて笑った。口が上手いですね。
 しつこい赤城については、こっそり隠し通路(?)から出て逃げようって感じでしょうか。これを変身してデンジスパーク使ってみてる赤城。そこまでするのか…! 見逃せない何かを感じてた…んでしょうね彼に対しても。

 これで敵の狙い、泥棒たちの狙いも把握してこっそり向かうデンジマン。この流れだとまあ四次元空間に飛び込んじゃうのわかるなサブちゃん…。あとこの屋敷、普通に持ち主捕らわれてたのね…! クモの巣だらけの扉があると人が住んでる気がしない。開かずの扉と言ってもクモの巣ぐらい掃っても…!
 四次元空間への入り口については戦闘の流れで閉じちゃいました。攻撃受けると壊れるのか入り口。戻れなくなるのか、一生閉じ込められるのか、は怖い話。「泥棒なんかするからだ」「これに懲りたら」って、人が戻れなくなるかもって話の流れでされるとちょっと呑気な言葉に聞こえちゃうなあ…! あとこういうややこしいことの解説やら操作はホント全部黄山の役目なんだな…かっこいい。
 この後、ゆかりさんのところに小判が降ってきてサブちゃんの声が聞こえた…ということでここをヒントに入り口発見です。ゆかりさんの疑問は赤城が天使の奇跡とかなんとか言ってごまかしてくれました。それでいいのか…。
 あとはサブちゃんを無事助け出し、通常戦闘で決着。ポケットに小判入ってんじゃないかと思ったけど、結局全然拾えなかったんだろうか。最後は「しばらくヨーロッパに働きに行くことになったの」って、ああ一応自首って方向になるんですね…。会いに来てくれなくなるのは辛いよなぁ。最後までにこにこ楽しく、刑務所でもなんか楽しそうに、といいキャラでした泥棒たち…。


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