仮面ライダーダブル感想 (31話〜40話)


第31話「嵐が呼ぶB/野獣追うべし」

 10年振りに出所してきたある男。そのまま探偵事務所にやってきました。強面にびびる亜樹子。「地上げにきた悪徳業者かな」「とっとと帰んな!」翔太郎酷すぎる。見た目だけでヤクザだと思うほど強面か、あれ。
 このおじさんはおやっさんの知り合いということで。10年前だもんなぁ。調べものを残したまま亡くなったんですね。そういうの結構あるんじゃないのかな。
 勿論自分が引き継ぐ気の翔太郎ですが「半人前に用はねぇよ」でした。「がーん! 会ったばっかりなのに!」滲み出てるものがあるんでしょうね、っていうかありますね。
 とりあえずおじさんの後を追う翔太郎。あのモノローグ、普通に声に出してんのか。ぶつぶつうるさいとか言われちゃってるよ。
 おじさんの用件は昔の仲間に会うことで、普通についてってる翔太郎。家の中までついてくるのも別に気にしないとか凄いな。女性とその旦那ですが、旦那の方がまあわかりやすく悪党ですね。何やら訳ありの会話をしてる中に「あれだろ、あれのことならちゃんと聞いてるぜ」とかしっかり割り込む翔太郎。意外とやります。後で怒られたけど。まあ翔太郎は戦う力はあるわけだし、あれでいいんでしょうが。
 あとおやっさんのこと、照井は今更知ったんでしょうか。単なる確認か。っていうか照井の用件どうなった。

 フィリップの検索は、10年前の事件のこと。照井も普通に聞いてる。こっちが気になるのか。30億円強奪事件って凄いな。輸送車はダムに落ちていまだに見付かってないとか。なるほど、そういう展開。
 襲われた翔太郎の方は「車はどこだ」「車を寄越せって言ってんだ」とか言われてるし、おやっさんが調べてたのはそのこと?
 とにかくまあ変身です。が、フィリップ側のメモリが何かおかしい。っていうかフィリップ側がびりびりしてる。片側の力が強すぎると体が上手く動かないとか、そんなことになるんですね。ホント普段は絶妙のバランスなんだな。いまだにどうやって動かしてるのかよくわかんないけど。
 そもそも相手が強い上にその状況でピンチの翔太郎。途中で照井が助けに来ました。いいタイミング。とはいえ、照井の攻撃も効かず、ピンチ続行。どうするのかと思えばおじさんの一喝で止まりました。えええ。いや、「そいつは何も知らねぇよ」の方に反応したんでしょうが。あっさり信じたのか。
 「お前まだ野獣人間に」新聞にも出てた都市伝説の怪物。10年前からメモリは流通してたんですねぇ。

 一方、変身解けたものの精神が体に戻ってないフィリップ。妙な影見てます。次回予告の奴でしょうか。フィリップが強くなってるのは「エクストリームと出会ったせい」みたいです。フィリップの体は謎だなー。
 その後、探偵事務所にて、また亜樹子の言葉がヒントになり「訳ありの依頼人を匿ってた別荘」に行くことに。そんなとこもあったのか。行く前にフィリップから忠告されてましたが「力が妙に強かったのはサイクロン」「お前があわせりゃ済む話だ」で済ませました。まあ実際そう思うよなぁ。翔太郎それでいいのかって気はしますが。
 別荘の方では、おじさんが弟分庇った経緯が。あっちの方がいいというのか奥さん…。べらべら口に出す翔太郎は「心底薄っぺらいな、お前は」とか言われました。まあ喋りすぎなんだろうな。翔太郎はその方がいいけど。
 「今にでかいもん失うぞ」でおやっさんの回想。既に失ってるってことかと思ったら「おやっさんよりでかい失くしものなんか、他にあるかよ」ってフィリップの方なんだろうか。

 この別荘にやってきた井坂さん。ホント面倒な人ですね。翔太郎の呼びかけにも変身しないフィリップ。自ら現場に向かいました。あの場所どこにあるんだ。
 「翔太郎ではもう、ぼくのパワーについてこれない」と言ってましたが、ファングジョーカーなら何とかなるのかと思ったんですかね。結局駄目で振り回されるダブル。結局変身まで解除され、以下次回。物凄いピンチじゃないですか、これ。


第32話「嵐が呼ぶB/今、輝きの中で」

 翔太郎たちのピンチに駆けつけたのはアクセルでした。あ、来るのか。やっぱ結構近いのか、あそこ。
 そしてアクセルVSウェザー。ダブルへの変身については「もう、君には無理だ」ってきつい…。ここでアクセルにメモリを投げるフィリップ。何するのかと思えば、あれを差し込んで使えってことね。そうか、そういうやり方もあるのか。
 これが凄いパワーを発揮して、無事ウェザーを追い払うことは出来ました。「照井竜なら耐えられるのか」ってわからず渡したのか! いや、まあそうしないと負けるとこだから賭けるしかないんだけど。
 戦いは終わったものの、落ち込みきってる翔太郎。抜け殻みたいです。何とか別荘までは帰ってきたようですが。そして尾藤さんの怪我が結構酷い。完全に凍傷になってるのか。直撃食らうとそうなるんだなぁ。
 とりあえず翔太郎置いて、みんな帰ることに。フィリップも置いてっちゃうのかよ…。どうしたらいいかわかんないのかなぁフィリップも。
 長いこと落ち込んでた翔太郎も、ようやく「ダブルがまともにつとまらねぇおれには、探偵しかねぇ」と。これはこれで前向き。ちゃんとやるべきことはやってますね。おやっさんの残した熊を探してます。ガジェットは普通に使えるしなー。あれは便利。
 この木彫りの熊に入っていたものを見た翔太郎、病院帰りのフィリップたちに渡しました。「ただの木彫りの熊みてぇだ」ああ、また何かやる気ですね、これは。しかしこの元気のなさはきついな。こんな翔太郎嫌だよなぁ。
 結局去ってしまったあと、照井に向けて「ぼくと組む気はあるかい」とか言っちゃうフィリップ。あああ…。ぼくのパートーナーは君だけとか言ったのがつい最近なのに! 悩んだ末そうなるのかよ…!
 「つまらない質問をするな」照井さんの答えが素晴らしかった。照井さんはちゃんとわかってくれてるよね…。
 で、この台詞に直球で怒ったのは亜樹子ちゃん。翔太郎の弱さは優しさだと。そして「翔太郎くんは戦いの道具じゃないんだよ」も重要ですよね。それだけの繋がりじゃないだろうと。良かった言ってくれた。
 ここでようやく先ほどの翔太郎の様子にも考えがいったフィリップ。考え出すと周りが見えなくなるからね。一方向にいっちゃうんだろうなぁ。

 翔太郎はその頃、ベルさんのところへ。ベルさんは旦那の共犯者でメモリ使ってたと…ああ、そういうことか…。益々尾藤さんが可哀想な感じ。しかし「謝ってくれ」って、それでいいのかなぁ。まあどうせ捕まえなきゃいけないから尾藤さんに知られないのは無理なんだろうけど。
 結局改心はしてない奥さん、メモリ奪って変身です。何かピラミッド型になった…! えええ、あんなのもありなの。サイズどころか形すら人間じゃなくていいのか。いや、あれは奥さんのサイズなのか?
 相手の位置を瞬時に動かせるとかいう敵の攻撃を受け、川に落下する翔太郎。結構な高さから落ちましたよ。川じゃなかったら死んでたんだよね…これ、川に落ちたのは偶然なんだろうか。
 一応落ちた翔太郎はフィリップたちが回収。どうやって見つけたんだ。
 「また真犯人に甘さを見せて殺されかかったね」ホント、また、だよなぁ。でも「それでいいんだ翔太郎」と、互いに支えあって生きていくのが、とのおやっさんの言葉を思い出したようです。ついでに熊の奥に残されたメッセージも。Nobody's Perfect。誰も完全じゃないと。おやっさんはホント凄いなー。悩むところをちゃんとわかってる。
 「君の優しさが必要だ。翔太郎」一度答えが出れば直球なフィリップが素晴らしいですね。受け入れることを決めたフィリップに泣く翔太郎。うん、これは泣く。あとさりげなく2人から離れた亜樹子ちゃんも素晴らしい。
 しかしここで入る挿入歌は一瞬何かと思った。な、馴染まないなぁ。まあたまにはこういうのもありかな…。
 苦戦中のアクセルのもとへ辿り着く翔太郎とフィリップ。変身です。やっぱりまだ戦闘は上手くいってませんが。一応フィリップは力を抑えようとしてたんですね。「おまえは全開で行け」「おれがついていくから」翔太郎側はフィリップに合わせてもらうより、そちらを選んだと。素直に頑張れ、って思うなこれは。「お前が相棒だと思ってくれてる内は、おれは二度と折れねぇぞ」そしてここで前に出てきた鳥が。フィリップの体を吸い込んで…地球そのものと一体化した? よくわかりませんが、2人の心と体も一つになったと。二分割が三分割になりました。「ダブルが開いた」「中見えた」の亜樹子の言葉に笑った。うん、何かそんな感じだった。
 更に何か新武器もついてます。武器にメモリ全部刺して攻撃とかしたよ! これで夫婦2人とも撃破です。物凄いパワーアップしたなぁ。よくやった!

 事件は終了、尾藤さんにとってはつらい結末、とか翔太郎が考えてますが、尾藤さんはかっこいい感じです。おやっさん周りの人たちも凄い人が居ますね。ちゃんと超えなきゃ、という方向になる翔太郎が好きだ。


第33話「Yの悲劇/きのうを探す女」

 「きのうを探して欲しいんです」依頼人の女性の謎の言葉…と思ったら猫の名前かよ! 予告からどういうことかと思ってたのに!
 「これはただの猫じゃない。猫の形をした大切な思い出なんだ」とか言い出して猫探しに出かけちゃう翔太郎。そんな理屈つけなきゃ駄目なのか。「翔太郎のタイプはああいう女性か」とのフィリップですが、そもそも美人には割とあんな態度だった気がするんですが。
 っていうかこの美人さん、マジレンの山崎さんか。何か見たことある名前な気がした。
 照井さんの方は、事件の捜査中。飛び出しとか車の暴走とか何かあると思ってくれる刑事が居るのはありがたいですね。事件に関わってそうな男を事情聴取してたら突然服脱いで屋上から飛び降りようとする男性。怖ぇ。照井さんが咄嗟に足掴むことには成功しました。照井さんかっこいい!

 猫探し中、ふうとくん見てる依頼人。いきなり霧彦さんの回想始まるから何かと思った。何で今頃、と。振りでしたか。
 翔太郎は奥の手とかいって猫の真似始めてます。依頼人さんの猫真似が可愛い。っていうか上手いな。
 何かいい感じになってる2人ですが、離れたところでドーパント出現。追ってる途中に休館日のホールに入って戦闘、と。予告でこの次のシーンを見てるから何となくわかってくるなぁ。この状況。敵を逃がしたあとは依頼人さんが現れて「翔太郎さんのおかげで全部上手くいきました」ですよ、ああ、今回は謎解きにはしないのか…。
 翌日になって昨日と同じ行動を取り始める翔太郎。最初微妙に会話がかみあっちゃいましたが、さすがにフィリップたちは気付きましたね。フィリップがメモリの検索も終え、照井も飛び出します。遅いけど! 場所知らなかったらしょうがないか。
 前日の行動を繰り返し、ドーパントを追って変身しながらビルから飛び降りるという過程まで…! ああ、変身はフィリップがやらなきゃどうしようもないんじゃと思ったけど、そうくるか。「フィリップくん変身してー!」この状況はちょっと面白いな。話として。あと別にジョーカー先に差してもいいんですね。
 で、変身したものの翔太郎を止められないフィリップ。ホール内で暴れてます。これは怖い。講演中のお姉さんは逃げようとしませんが、これはどういうことだろう。攻撃は何とかアクセルが止めましたが。
 このあとエクストリームを使って一体化することで何とか翔太郎を昨日から連れ戻すことに成功。エクストリームが早速そんな使い方されるとは。状況よくわかってない翔太郎ですが、説明する間もなく今回のドーパントが。さすがにもうフィリップは正体わかってるんだな、と思ったらまさかの霧彦の妹さん…! そこまで調べてたのか、っていうかここにきて霧彦の妹だと…!
 「私は兄さんみたいなヘマはしないわ」「この力で私はミュージアムの幹部になるの」という方向の人でした。霧彦さんの妹なのに…!
 とりあえず戦闘続けますが、翔太郎の様子が何かおかしい? そして攻撃する瞬間、妹さん変身解いた? これは危ない。


第34話「Yの悲劇/あにいもうと」

 攻撃止めた翔太郎。フィリップがちょっとびっくりしてる? いや、あれは当然の状況じゃないのか。妹さんは笑いながら去って行き、照井さんまで「何故攻撃をやめた」って、いや、見ればわかるだろ…! フィリップや照井は生身の人間に攻撃するんでしょうか。翔太郎の弱点と言われてびっくりだ。あと去っていく妹さんを変身解いて追うのは普通にありなんじゃ。
 まあ翔太郎はショックもあって動けなかったようですが。
 探偵事務所に帰り、事情説明のフィリップ。彼女に利用された形ですが「何か納得できねぇんだよ」の翔太郎。ふうとくん見たとき何か切なそうな顔してる。そうだったのか。
 まだ終わってないということで去る翔太郎。
 妹さんの方は冴子さんと会ってます。「会うのは初めてね。義理の妹なのに」って、そうだったのか。結婚式にも来てないしなぁ。っていうか妹の話題とか全く出てなかったよなぁ…。
 妹さんは兄の日記読んで大体理解したようです。そして冴子さんに取り入る妹。前回の事件が売り込みだった、て冴子なら助かると思ってたんでしょうか。助からなくてもそれはそれでいいのか。仮面ライダー巻き込んだのはアピールポイントにはなるんだろうけど。使い方の上手さは言う通りですよね。「自信家ね。お兄さんに似て」の台詞が何かちょっと嬉しい。
 さすがに簡単には信用されませんが。

 この後、どこかの施設に来てる妹さん。この間まで地上げ屋がきてたとか、昔兄と居た場所とか、まあ分かりやすく事情が出てきてます。こっち方向だったのね…。そして鳴海探偵事務所に行ったのは霧彦から言われてのことだったのか…ああ、最期の前に電話してたんだ霧彦さん…。
 施設では翔太郎が。翔太郎ももう大体事情理解してますね。でも「本当にミュージアムの片棒を担ぐつもりなのか」ってまだ半端な理解? 何か考えがあるんだとしたら下手に突っ込むと邪魔になりますが…まあミュージアムに喧嘩売ること自体止めた方がいいからいいのかな。
 霧彦は「風都の若い命を守ろうとした」とかに凄く切なそうな反応してますが、ここで戦闘。刻印ばらまきまくって去って行くとか、やっぱ頭は良いよなぁ。ダブルが刻印撃ち落としてる内に去っちゃいました。あと、あの刻印は毒素排出の意味もあるとか。それでメモリ使ってるのにおかしくなってないのか。すげぇ。この人普通に凄い。
 が、やっぱり冴子さんたちの方が一枚上手ですね。さすがに信用させるにはあれじゃあ弱いよなぁ。焦っちゃったんでしょうか。冴子に刻印打ち込んで「兄さんの仇をとるのよ」とばらしてますが、結局やり返されたようです。翔太郎に会ったときの「是対に許さない。兄さんを殺したあなたをね」はちょっとびっくりした。一瞬騙されてるのかと。
 昨日の行動を繰り返してることに気付く翔太郎たち。ああ、全部見えちゃうんだ…。そういや場所は別に関係ないんですかね。発動のタイミングなのか。翔太郎は発動時に前日と同じ場所に居たからああなったのか?
 それにしても「私はやっと過去から介抱される」って、冴子さんもまだ引っかかりあったのかなぁ。ナスカメモリって今後誰かに渡ったりするんだろうか…。

 昨日を繰り返す妹さんを何とか助けるために翔太郎たちはエクストリームに。あれって翔太郎だから出来たわけじゃないのか。エクストリーム自体の力なのか。
 これで妹さんを救い、ウェザーにも攻撃。「待て左、そいつだけはおれが」あれ、照井まだこだわってたの。共闘はともかく翔太郎に片付けられるのは嫌なのか。
 まあ結局逃げられましたが。井坂先生、強いけど割とやられっぱなしですね。
 妹さんの方は結局記憶をなくすという結末…。そうきたか。お兄さんのことも忘れちゃったのか…。


第35話「Rの彼方に/やがて怪物という名の雨」

 野鳥園に来てる照井。何かと思えば妹の回想してました。一緒に来たことあるんですね。「いい年して子どもみたいにはしゃげるか」とか言いながらやたら楽しそうなんですが照井。仲良いなぁ。
 ここで子どもを突き飛ばす女性を見て、思わず追う照井。それはちょっと怪しい、というか怖い。腕のコネクタを見てメモリのことを問いただしますが、女性が痴漢と騒いで逃げられることに。うん、何かあの迫り方は怖かったけど。周りの人たちが照井囲んでます。正義感強い人たちですね。まあ真っ先に突っ込んだのは亜樹子でしたが。囲まれていろいろ言われてるのにまるで気にせず女性の去ったあとを見つめてる照井。言い訳しろ。
 翔太郎たちの方は依頼で来てました。近所の子たちからの依頼とか。そんなんもあるのか。「この金は受けとれねぇな」もお約束。最後に黙って返す方がお約束の気もしますが、まあとにかくこれで出勤です。さすがにこういうタダ働きには何も言わないのか亜樹子。

 その頃園咲家では「保管していたメモリが1つなくなっている」とか。ここも少しずつ動きが見えますよね、少しずつ過ぎてどうなってるのかわかりませんが。井坂がそろそろ冴子を女王にするために動き出すところのようです。井坂の目的はテラーを手に入れることだったんですね。最初から目的あって冴子に近付いてる割に冴子の方で勝手に落ちてる感じなのが凄いな。「嫌いになりましたか」「あなたの本心に触れてやっと不安が消えたわ」冴子さんもどこまでも一緒に突っ走る覚悟。
 この後、逃げた女性のもとへ辿り着く翔太郎たち。何で私に、という女性に翔太郎の依頼の方を話すのか。まずはコネクタの件じゃないのか。まあ普通に全部話してくれてわかりましたが。無理矢理作られたものなんですね。「誰にも相談できなかった」ってのは何でなんだろう。誰にも言うなって言ったっけ。警察にもドーパント専門みたいなところあるのになぁ。
 「よく話してくれた」で、妹に貰ったアクセサリを渡す照井。「お守りだ。とてもよく効くぞ」って、えええ、どうしたんだ照井。めっちゃ笑顔です。照井、こんなキャラだっけ。
 もう完全に妹重ねてるのか。

 ここへやってくる井坂。「大丈夫、君はおれが守る」と言いますが、やっぱり敵いません。水に飲まれるダブルに雷にやられるアクセル。結構長いことこのままなので怖いな。そして2人を放って女性の方を捕まえてます。「恐怖の感情に飲まれれば飲まれるほどコネクタは早く成長する」って、怖い目的。
 ダブルがようやくエクストリームになって水から脱出しますが、そこで井坂は去りました。
 ぼろぼろの照井に「嘘つき」「全然敵わなかったじゃない」って、ひでぇ…! うん、でもそう言われるよな、あれは、と思って見てたけど! 実際言われるときつすぎる。
 あ、女性の方は過剰適合者だったようです。メモリについても何かあっさりわかってた。どのくらいの情報で何がわかるのかわかんないな。
 井坂の目的から「これからも彼女に恐怖を与え続けるに違いない」とか酷い結論が出て、出て行く照井。シュラウドに出会った場所に来てました。ダブルがパワーアップしたことだし、アクセルも今のままじゃ駄目ですよね。ジュラウドが力を貸した理由はそもそも何だったのかと思いましたが「あなたの戦う理由が復讐だったから」って復讐なら貸すってどういうことなんだ。
 「俺の中の炎は消えちゃいない」憎しみじゃなくても炎はあるってことで、力を貸してくれることになったんでしょうか。とりあえず次回パワーアップするっぽい。

 翔太郎の方は女性のところへ。どうして私を、の理由に「奴の家族もあの男に命を奪われた」はちょっと重いですね。勝手に重ねられてもそれで死なれちゃったら困るというのもごもっとも。警察だからとか仮面ライダーだからとかじゃ駄目なのか。駄目だろうな。
 ここへ再び井坂。その辺の鳥に複製したメモリを刺しました。そんなことまで出来るのか…。そして巨大化した鳥。怖ぇ。女性を連れ去ってます。なるほど恐怖を与える…。
 追いかけるダブル、キャリーの中開けたら中には照井のマシンが…。えええ。そういや前にも居た、と。その辺についてはまだ答えなかったっけ、そういえば。
 まあともかく「こいつで撃ち落とすぜ」って、それもどうなんだ…! 女性捕まったままなのに! 落ちた女性はルナで助けましたが。なるほど…。鳥へのトドメはエクストリームの…な、何か盾(?)に乗った…? そんなことも出来るのか…。
 鳥は元に戻ったものの、井坂に捕まっちゃってる女性。ああ、もう大変だ。


第36話「Rの彼方に/全てを振り切れ」

 まだ完璧でない凪さんにつけたコネクタ。本来ならもう完成してるはずだったようです。「一体何がお前の心を支えてる!」って、ああ、照井もちゃんと役に立ってたんだ、良かった…。
 このあとダブルが井坂追い払って探偵事務所に凪を連れて来る翔太郎。「怖い」と震えて「大丈夫だ」とか、ホントならこここそ、おれたちが守るとか言うところだよなぁ。戦闘時見ててもどう考えてもダブルの方が頼りになってるので何だか微妙か感じ。ここから「きっと、あの刑事さんが守ってくれるよね」とくるし。刑事って言ったっけ。
 何かいきなり心開いてるのは何なんだろうと思いつつ、前回逃げられた照井がきつかっただけにほっとする。
 照井の方は特訓中でした。トライアル自体には結構あっさりなれるんだ。信号機…。何ていうか、アクセルの変身は発想は好きなんだけど、な。いや、トライアルかっこいいけど。これで全てを振り切る早さを手に入れられると。代わりにパワーが落ちるとかちょっと面白いですね。バイクでこのコースを10秒以内に走れという方向で特訓開始。これはもうひたすら繰り返すしかないのか。

 一方、こっちも本格的にお父さまに喧嘩売った井坂と冴子さん。「撃てるのかお前に、この父を」とか言われてた冴子さん、躊躇いつつ撃ちましたが、あとでずっと父が憎かったとか。そっちが本心なんだろうか。若菜は最近ずっと普通に可愛いだけですね。父につくか姉につくかと言われて馬鹿馬鹿しいと振り切ったら攻撃されてます。でも若菜さん死なないんだっけ。とりあえずミックが守りに来ましたが。
 照井の特訓は途中で転倒。亜樹子ちゃんの慌てた連絡が慌て過ぎてホントによくわかりません。「照井がどうした」「バイクで転倒?」「意識がない?」電話のこれで見事に伝わって、凪さんがお守り探しに出て行っちゃいました。そもそも落としたこと気付いてないとは思わなかった。
 お守り見つけたところで井坂に見付かる凪さん。照井が支えになってたのに気付き、照井を一人呼び出します。「さもなければお前はまた大切なものをなくす」とか、相変わらず酷いな井坂。
 この連絡を受け、最後の特訓を成功させた照井は井坂のところへ。と思ったら実は成功してなかったとか。「彼は憎しみの心を忘れた。もう興味はない」シュラウドは何がしたいのかなぁホント…。

 戦闘前、冴子と二人きりの井坂さん。「私は今戸惑っていますよ 。自分の気持ちに」ここでまさかのフラグ立てです。何て唐突な。どこで落ちたんだ井坂の方は。帰ってきたらホントの君を見せてくださいとか。え、死亡フラグ?
 そして照井VS井坂。「全て振り切るぜ」ということでトライアルに変身。早いです。雷まで振り切ります。すげぇ。そしてそのまま10秒の壁も超え、井坂撃破…! ちょっとびっくりした。ここで井坂終わりか…動き出したと思った途端にやられたよ…。
 「私への憎しみがここまでお前を強くしたのか」「おれを強くしたのは憎しみなんかじゃない」結局これが答えですかね。まあどちらにせよ仇は討てて良かった。井坂の死亡はメモリの過剰使用によるツケということで、殺したことにはならないよね。そもそも何か消滅したけど。
 あとメモリ壊したらコネクタって消えるんですか。

 最後、元に戻った凪さんと、楽しそうな子どもたち、と。「今回のヒーローはおれじゃなくて、あっち」こういうの言える翔太郎がいいなぁ。子どもに囲まれ質問責めにされた照井の「おれに質問…しないでくれるかな」は子どもと一緒に笑いました。子ども苦手そうだよな照井。


第37話「来訪者X/約束の橋」

 事務所のHPを立ち上げようとしてる亜樹子ちゃん。「今はネットワークコミュニティの時代よ」は賛成ですが、まず間違いなくハードボイルドには合わないものが出来上がりそうですね。っていうか騒いでお客さんが来たのにも気付かないとか、いや、よくあることか。
 写真にちゃっかりピースで写りこむおじさんは笑いましたが。
 おじさんの依頼は10年前に別れた家族を探すこと。フィリップのこと知ってそうな様子です。
 今回は追われる冴子さん、後を継ぐよう言われる若菜さんに、白スーツの新キャラといろいろいますね。虫食ってる女の子はその中でも特に怖い。情報屋への蹴りが凄すぎる。たまたま通りかかった照井が助けに入りますが、トライアルになる前に逃げられました。変身する間を与えないってのはやりますね。のんびりした変身だからなぁ。

 フィリップも亜樹子に写真撮られそうになってますが「組織にばれたらまずいんだってば」「あ、そっか」何て気軽な。最近結構普通に出歩いてますよねフィリップ。っていうか、既に探偵事務所に居ることばればれなのに何を今更と…あれぇ、彼らって何をどこまで理解してるんだ。ばれてること知らないのか…?
 ここで若菜さんからの「助けてフィリップくん」の電話で飛び出すフィリップ。若菜さんの嘘でしたが。何かあっさり対面した。そして電話越しに会話。若菜といるときのフィリップは何かちょっと男の子っぽい。かっこつけ方が翔太郎とあんま変わらないんですが。あれ彼から学んだのか。
 若菜さんからの相談は、姉が家を出てしまい、その後を継がなきゃならないこと。若菜の姉が幹部であることは知ってるんですねフィリップ。ホントにもう、みんなが何をどこまで知ってるかわかんなくなってきた…。
 仕事とはガイアメモリの流通か、ともはっきり聞きましたが、若菜は答えず。ここでもう1度電話を使うと。何か楽しそうだな。「本当の自分で居て欲しい」とか「あなたと居ると安らぐ」「ずっと一緒にいられたら素敵でしょうね」と、どんどんいい感じになってる2人。一緒に街を出ない? にも頷いたよフィリップ。ホントにどこまで本気なんだ。
 このあと一人で普通に帰って来てますが、どういう流れになったのかなぁ…。

 探偵事務所の方では現在の2人の住所、なんてのを探し当ててる翔太郎。すげぇな。そしておじさんの正体の方もわかってました。ミュージアムに連れ去られた脳科学者と…。家族に会いたくて逃げ出してきたらしいです。まあよくある話。
 そしてミュージアム幹部として園咲家の名前が。これはええと…ショック受けるとこ? 家族全員がそうだとまでは誰も思ってなかったのか。
 フィリップがミュージアムで検索したところ、本棚がフリーズ。そんなこともあるんですね。検索されないように何かしらの手段は講じてたのか。
 その間におじさんは逃げ出しました。「見張ってろっつったろ」って監視してたのか。おじさんが家族に会いに行くのは止めたんですかね。
 ミックが冴子さんのメモリを奪い、虫食ってる女の子がこのおじさんを狙ってます。間一髪助けに来るダブルですが、敵をおじさんの方に弾き飛ばすとか何やってるんだ。そっちにいるの気付いてなかったんでしょうが。
 おじさんを盾にされて止まるダブル。ここで敵さんから「あなたが私を作ったんでしょ」とか「そいつの片割れの記憶も消したじゃない」とか重要な発言。まあそうだろうなぁ。おじさんの方は照井が割り込んで助かりましたが、変身解いたあとおじさんに詰め寄るフィリップ。消したのは家族の記憶。おじさん、結構あっさり喋りますね。あっさり過ぎると罪の意識とかなさそうだなぁと思ってしまう。


第38話「来訪者X/ミュージアムの名のもとに」

 「家族…」呆然としてるフィリップたちの後ろで普通に戦ってるアクセルとイナゴ女。って、押し負けてるよアクセル! 結局敵は逃げていきましたが。まあわざわざ面倒なの相手しなくても一人のとき狙えばいいもんね…と思ったらこのあと警察署乗り込んでました。
 博士は自分が自らの意志で研究してたと言って警察で話聞かれることに。警察で家族のことしか語ってませんが、どれだけ話聞けたんだろう。イナゴ女の乱入でいつも通り真倉と刃野は都合良く気絶して戦闘開始。博士が逃げ出したので外に向かいましたが。その辺の女性を落として、アクセルに救わせるというのはいい手段ですね。意識してやったのかは知りませんが。
 博士は何とか家族の姿を見ることは出来ましたが、そこで敵に襲われると…。これが報いになるのかぁ…。その後のアクセルとイナゴ女の戦いは普通にアクセル勝利しました。ちょっとびっくりした。もうちょっと引っ張るキャラかと思った! ので、立ち上がったときは、やっぱりまだやるのか、と思ったけどミックに始末されました。口封じとか…ひどいな。

 園咲家には前回から登場のスーツの男性が。財団Xの人らしいです。園咲家に投資してる人たちと…どんどん広がってるなぁ世界が。この1年間ガイアメモリ開発計画に遅れが見られるとの話。フィリップが居なくなったからですよね。その割にあまり真剣に取り替えそうとしてるように思えなかったけど。
 投資家さんは冴子さんも拾ってましたが、何する気なんですかね。
 フィリップの方は、家族の記憶のことを知って眠れてません。以前家族のキーワードに反応してたときは、翔太郎と亜樹子が家族ってことでとりあえず終わってましたが、今回は亜樹子から「私たちだって家族みたいなもんだし」と。ですよね。そういえば翔太郎の家族ってどうなってるんだろう…。
 ここでフィリップに若菜から電話。「この街から一緒に逃げて」です。どんどん状況が整って怖くなってきたようです。これはきついなぁ。フィリップの方も全部捨ててかなきゃならない。
 「まさか若菜姫と一緒に街を出るなんて言わないよね」泣きそうな亜樹子ちゃんですが、翔太郎の方は何も言わず。これはフィリップが決める問題だと。まあそうなんですが!
 でもフィリップから2人のことを「ぼくの大切な仲間だよ」「かけがえのない家族だ」「君たちと別れるなんて、ありえないよ」と言われてほっとしてますね。選んで欲しい道は決まってるけど、それを言うわけにはいかないんだよなぁ。
 そしてフィリップも言い切ったな! と思ってたら「でも若菜さんをほっとくことも出来ない」って、あははは! 亜樹子ちゃんのツッコミ入りました。うん、あれはもう笑うしかなかった。そりゃ難しい問題ですよね。
 仕方ないので、とりあえず駅に行こうと翔太郎。まあ話すしかないですもんね。どっちも捨てない選択肢があればいいんだし。

 で、駅に着いたところで亜樹子から電話。病院に運ばれた博士が伝えたいことがあると。まだ生きてたのか。あの敵の攻撃の食べちゃったってのは何をどう食べられたんだろう。
 最期に家族じゃなくフィリップ呼んで、伝えたのはフィリップの本当の名前。やっぱ知ってたんですね。来人、は前から出てましたしフィリップも知ってますが、「園咲来人」とはっきり言いました。あのお父さまの実の息子だと。結局直球でそういうことだったのか。あの家族、血が繋がってないんじゃないかとすら思ってたんだけど。
 この話を聞いたあとのフィリップ。「ぼくは決めた。若菜さんとこの街を出る」まさかの結論だった…。若菜が本当の家族だとわかったのが決め手なんでしょうか。っていうかお互い男と女としては見てなかったんだろうか。
 決意して走っていくフィリップですが、着いた頃には3時。さすがに遅くないか。若菜さんも2時過ぎても待ってましたが。若菜さんがお父さまに連れて行かれ、再び戻ったときには何やら黒ずくめの格好に…。そしてフィリップに来人、との呼びかけです。「あなたの命をもらうわ。ミュージアムのために」って、こうなるのかああ…!
 お父さまに連れられた先で何があったんでしょうか。この場で若菜さん変身です。ああ、これはきつい…。
 翔太郎に連絡して変身。戦闘するも、結局若菜さんは帰っちゃったんですかね。「私の使命を理解しただけよ。あなたも自分の使命を思い出しなさい」実際はこれを伝えに来たんでしょうか。

 フィリップは探偵事務所に帰ってきたけど、状況は辛いことに。
 若菜さん絡みも動き出すんですね。
 でも次回は何かギャグっぽいな。


第39話「Gの可能性/バッドシネマパラダイス」

 前回の流れで悩んでる感じのフィリップですが「問題ない」「心の整理がついた」との発言。ガイアメモリを使ってれば飲み込まれることは既に知ってることではありますしね。っていうかこう言うしかないよなぁ実際。亜樹子ちゃんはもどかしそうですが。
 そこへ今回の依頼人。「劇場で覚えのない私の主演映画がかかってる」と。これは酷い。しかも始まったら最後、出られなくなるとか。どう考えても苦情殺到の事態だろうに、探偵の立ち入りは許可しないオーナーさん。警察に頼むわけでも、彼女の仕業と考えてクビにするでもないんですね、何でだ。
 ここで突然転んでる男性。依頼人に惚れてるっぽい感じ? 亜樹子はそう思ってお節介モードです。亜樹子のキャラは相性次第で駄目な人いるだろうなぁ…。「問題ない」と小さく書く男性には笑いました。
 それはともかく、どうするかといったところで風の左平次の3D映画をやってるのを発見する翔太郎。「亜樹子、これ見ようこれ」すっかりハマってますね。2人で盛り上がったりしたんだろうか。結局チケット買って入場の2人。っていうか最初からそうすればいいよなぁ。勿論経費で。
 というわけで中に入ったところ始まる謎の映画。どんぴしゃです。っていうか他に誰も居ないんですが、それをおかしいとは思わないのか。
 見始めて「一人よがりなオーラだ」「駄作のオーラがでまくってるぜ」「じゃあな」って、いや、調査しろ。
 出口がなくなってて出られませんでしたが。このまま7時間半とか…きつすぎる。今までこれに引っかかった客もそうだったんですよね。やっぱ調査せず放っとくのはおかしいよな。
 ついにクライマックスか、と思ったところで未完の表示も凄い。かろうじて見てる客すら振り落としますね。
 「責任者出て来い!」翔太郎の言葉に現れたドーパント。壁を植物に変えていきました。何てわかりやすくヘタレっぽい動き。特にひねりもなく、最初に出てた同僚男性が犯人でした。戦闘も弱いですね。途中翔太郎が手をぬいぐるに変えられて慌ててましたが。「落ち着いて翔太郎」こういうときはフィリップ頼りになる。
 もう勝っちゃうのか、と思ったらホントにそうで、変身解けてメモリも落とす男性。亜樹子ちゃんに没収されました。
 やたら早い解決、と思ったら亜樹子ちゃんの方で「私に考えがある」と。男性の社会復帰のために映画撮ることになりました。すげぇ。発想も行動力もすげぇ。依頼人も普通にノリノリでやってるのがびっくりですが、更に照井にびっくりし、真倉でトドメ刺された、何やってんだお前ら…!
 照井と真倉は何と言われてこれ引き受けたんだ。物凄い柔軟さ発揮したなぁ照井。
 これでちゃんと映画を撮り、ついでに最後に告白する流れに持って行こうとする亜樹子ちゃん。とりあえず依頼人さんの意見も聞いてるんでしょうか、これ。言いたいこと言えない人は放っておけないらしいです。フィリップの「誰のことだい」が何か可愛い。

 その頃の冴子さん。財団の人に何故私を助けるのと聞けば「好きだからですよ、あなたが」とめっちゃ淡々と言われました。この投資家さんは何考えてるんだろうなホント。
 そして会社に潜り込み、まさかのナスカメモリゲット。コネクタ使ってます。ベルトもうないからねぇ…。
 お父さまと若菜さんの方でも、若菜が完璧いなるためにはあるドーパントの力が必要とか。ここでジーン…今回の事件の犯人さんのメモリが出てくるのか…。
 映画を撮ってるところに普通に現れた若菜さん。「若菜さん。…いや、姉さん」結構早く、しかもこんな状況でまた会うとは思わなかったなぁフィリップと若菜。若菜の目的はジーンドーパントですが、当然ここで戦闘開始。エクストリームになると普通に圧勝ムードなのかダブル…! ちょっとびっくり。そして立ち上がれない若菜のところに現れる冴子さんですよ。ナスカですよ。何か色が違う。レベル3らしいです。凄い成長が。高速移動の方はアクセルが対処。おお、さすが。
 この戦いの中、放置されてるカメラを取りに行こうとする亜樹子。トオルが止めました。「あんな画のために危険を侵すことはない」と(書いて)伝えてます。「ええー! 気に入ってなかったの?」亜樹子ちゃんは一人で突っ走っちゃうからなぁ。言いたいこと言えない相手だということをもうちょい考えないと。
 「一人で撮る。ジーンを返して」とまで書かれてショックの亜樹子で以下次回。何だこの状況。


第40話「Gの可能性/あなたが許せない」

 「直にメモリを刺すとこんなに気分がいいなんて」冴子さんが怖いです。こんな戦いに何の意味が、と言うフィリップですが、冴子さん側の状況どう認識してるんだろう。一応「あなただってぼくの姉のはずじゃないか」もやっぱり意識はしてたんですね。が、冴子からは「お前はものなのよ来人。家族じゃない」と…。こ、これはきついなぁ…。実際家族と言っても、その記憶があるわけじゃないから、それにすがってるとちょっとはらはらする。
 「無理だ。彼女たちの目を覚まさせるのは」ここで絶望しちゃってるフィリップ。
 一方亜樹子たち。ようやくトオルから「彼女に対する恋愛感情はない」の言葉が。やっぱそうなのか。何かそんな気はしてたけど。っていうか彼女はどう思いながらやってたのかなぁ。
 あとテロップの名前に何か覚えが、と思って調べてようやくわかったけど、この男、ゲキレンのロンか…! さすがにここまでキャラ違うとわかんねぇ…!
 一旦帰宅したみんな。亜樹子は頑張ってトオルの映画見て考えてますね。彼を変えるなんて「絶対に不可能だ」のフィリップ。今回はここが対比になってるんだなぁ。
 あ、亜樹子はトオルの恋愛感情はない、については信じてませんでした。「恋する男の子はみんなそう言うのよ」みんなかどうかはともかく、実際嘘つくなんて普通ですしね。
 トオルの感情を煽るためヒロインとのキスシーンを照井に迫る亜樹子。「さあ、振り切れ!」照井は逃げました。ええええ。無理だ、でも馬鹿馬鹿しい、でもなくただ逃げた…! このヘタレ…!

 この後、亜樹子を呼び出し二人きりになるトオル。目当てはメモリでした。あれずっと亜樹子に持たせてたのか。一応翔太郎か照井が管理した方が良かったんじゃ。
 二人で奪い合いになってるところに若菜登場。メモリとトオルを攫っていきます。若菜さんの企みはあっさり成功しちゃったわけですね。翔太郎っちは若菜の狙いがわかってないからこれは仕方ないけど。
 何かの物体と若菜を融合させたことで若菜パワーアップ。光が出て、亜樹子が駆けつけてます、って普通に入ってきた。いいのか、それ。
 「そんなことに手を貸したの!?」の亜樹子ですが、命との二択だったしなぁ…。まあ若菜的にはトオル死んでも困るけど、そんなのわかんないしな…。
 ここでトオルだけでなく若菜にまでスリッパツッコミをした亜樹子。おおお。「どいつもこいつも流されてばっかで、それホントにあんたたちのやりたかったことなの!?」ああ、ホントに両方にくる発言だなぁ…。
 若菜さんの方は「姫は卒業よ」で、開き直りましたが。
 トオルくんは急いでみんなに知らせに。あ、その頃照井は何か縛られてました。「見逃してくれ」ってそんな。何でそんなに弱々しいんだ。
 そして駆けつけたトオルくんも、詰め寄られた結果「イメージが違うんだよ」「元気良すぎるんだよ!」って、そこなの。いや「言えた」っていう大事な場面ですが。ジェシカが理想の女性とか言ってた時点で、それじゃ彼女は違うんじゃ、とは思ってましたが。まあ外見は彼女でいいんだろうけど。
 で、「そうだ、亜樹Pが危ないんだ」って思い出したように言うのかそっちは…!

 駆けつけて若菜との戦闘開始。ばらばらにしたけど…メモリがない? 何がどうなってるのか、そして「エクストリーム!」とか叫ぶと何か更に強くなりました。
 この辺りにお父さまと投資家さんとの会話が。全部計算通りって感じですね。ダブルに関しても「ここまで泳がせておいたかいがあったな」と…。ダブルがああなることまで考えてたんですか。…それにシュラウドは関わってるのか。
 圧倒的パワーの若菜の攻撃を、防御に徹して何とか防いだダブル。若菜さんは去っていきました。あれ、去るの。別に倒す必要もないのか。
 トオルくんの方は、ジーンのメモリを「もういらない。仲間がいるし」何てかっこいい結末を迎えたんだ。
 トオルがはっきり変わった事実が、フィリップには大きな出来事になったようです。
 この後、本棚で若菜に遭遇するフィリップ。えええ。地球の記憶と繋がったから、ってことなのか、あれは。フィリップにも本棚にも触れられないようですが。
 「本心を言います。今でもぼくは思っている。あなたは大事な家族だと。ぼくはぼくの家族を取り戻す」諦めないことを決めたフィリップ。次回予告でギャグみたいに見えた今回の話が、こんな重要なことになるとは思いませんでした。

 最後「あのとき逃げてしまった自分が許せない」でキスシーンの研究してきちゃった照井。そういうキャラだったのか照井…。物凄く生真面目なだけなのか…。「どんなキスシーンでも受けて立つ」 彼はキスしたことないんだろうか…。


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