仮面ライダービルド感想 (31話〜40話)


第31話「ほとばしれマグマ!」

 前回出てきた衝撃の事実「万丈は人間じゃないかもしれない」の話。ちょっと調べただけで出てくる事実なの、そこまでおかしなところがあったの、と思ったら、まず妊娠二か月で健康体で生まれてるとか、ああわかりやすく異質な感じ…! 万丈に関しては、聞き込みだとみんな口が重いとか言われたけど、あれ指名手配されてたしなぁ…。産婦人科の記録の方が手っ取り早かった。第一章ちゃんと聞いてたらもっと早くわかってたんだろうかこれ…。万丈の記憶どうなってるのかよくわからないけど!
 難波とつながってたのは、ある意味調べが早くなりますね。持ってきたデータ見ながら「やっぱりそうだ」の紗羽さん、まだ読み込んでなかったんですね。見たことのない細胞組織…異星人の遺伝子…お、割と直球。これしかも、いま判明した事実じゃないんだよな…もうずっと前からわかってたこと…!
 最後にこの研究に関わってたのが葛城の父とか出てきて、そうつながるのかーと思ったとき「戦兎のお父さん」と言われてびっくりした。あ、そ、そうか、そうなるのか…!

 紗羽さんと美空がしゃべってる間、その万丈たちはひたすら戦闘。なんか場所が砂浜に。正直映像投影? と思ったけど「外に出ちまったぞ」とか言ってるし、あれホントに外なんだろうか。まあ何が起こってもおかしくないんだけどさ。あちこちに額縁刺さってるのはなんだろう。なんかオシャレ。
 ここに幻徳さんも転送。みんな幻徳さん見たあと、普通に戦い続行してるのちょっと笑う。変身後は万丈が突っかかってきましたが。「忘れてねえぞ、お前がかすみにやったこと!」から、かすみさんが何故そんな目にあったかの話が…。まあ、うん、万丈に巻き込まれたのは確かだよな…。改めて突きつけられるときついなこれは。ショック受けて止まっちゃってる万丈に、銃下した幻徳。あれ優しいな? と思ったらそもそもここで倒す気なかったのか。「今の西都首相は御堂じゃない」って全部戦兎にば らしてきた…! 難波のやってることは承知で、横から奪ってやるぐらいの気持ちだったのかなーと思ってたけど、そもそも想定外だったんだろうか。「おれの体内にはチップが埋め込まれてる」はいつからなんだろう…。最近知らされたんだろうか。ってか結構ひどい状況だった幻徳さん…。でもそうなればそうなったで、戦兎たちに託す感じはいいなー。戦兎は完全に信じたわけではなさそうですが、まあちゃんと頭には入れてる感じで良かった。
 座って待ってるスタークは笑う。こっちは相変わらずいい感じに嫌な感じ。しかし戦兎の新ボトル振る音ってちょっと気が抜ける…なんとかならないかなこれ…!
 3対1になるのか? と思ったけど、ここは一応別の兵器も。結局万丈VSスタークなんだなぁと思ったら、パンドラボックスの力で飛び出た柱がグリス押しつぶした…これで一瞬で気絶ってもうホント…本気出したら強すぎないパンドラボックスの力…! 万丈も何か四角に囲まれて攻撃受けて変身解けてるし…! 更に攻撃しようとたところを戦兎が庇った…んでいいんだよな。なんか一瞬わからなかった。変身解けて引きずられる戦兎。痛々しい…。そしてこれも万丈煽るためなんだなぁ。「おまえはまた大切なものを見殺しにするんだな」って、うわああ…。
 これで覚醒…って感じになるのかな万丈。立ち上がってボトル手にした万丈に「ナックルにさせ!」って即アドバイスできる戦兎がすごい。かっこいい。
 で、万丈の新変身。ま、マグマ…。マグマかけられたのあれ。変身方法がどんどん怖くなるなぁビルド。
 「今のおれは負ける気がしねえ!」いつものセリフだけど、今回ほどそうだろうな! と思ったことはない。雑魚は蹴散らし、スタークも吹っ飛ばし、トドメ刺すのか? と思ったところで「あっつ! あっつ!」「熱いんですけど!」ってそういう方向…! ちょっとしんどそうだったし、体力の限界かなぐらいに思ってたら! ギャグになった!
 スタークは一応満足そうですね…。戦兎たちはパンドラボックスを奪ってとっとと逃走。「なんでパンドラボックスを操れたんだ」とか戦兎が言ってるけど、あれ万丈が操ったんだろうか。よくわからなかった。
 いろいろ判明して以下次回…万丈…万丈ホント重要キャラだった…。


第32話「プログラムされた悲劇」

 ナレーション内で万丈のことなんて話そうか、ともめてる2人。「よっ宇宙人」「人で無し」とか、ここでやれるノリいいなぁと思ったら戦兎から即「万丈お前人間じゃねえって」になったの笑った。正直なあ…そんなノリでいい気はしたんだよな。万丈は普通に深刻に受け取ったけど。人間じゃないってそんな重要なことなのか…とか思ってしまう私。想像力が足りてない。関係ないけど「プロテイン、ラーメン、ベストマッチ」とか呟いてる万丈になんかほんわかした。
 パンドラボックスは東都首相に渡したようです。「これを交渉の材料にして戦争を終わらせてください」ってこの首相に言ってもなーどう使うんだろ…と思ったらホントに何の抑止力にもならないのかこれ…。兵器にしかならないのならそうだよな…使えないことなんか向こうはわかりきってるもんな…。戦争しかけてくるならパンドラボックス破壊するぞとかの方がまだ効きそう。できるのかは知らないけど。
 内海さんからは一海へ脅迫電話。北都の仲間が人質に…あーまだこういうのあるのか。背負ってるものが多いと辛いねー。しかしどうするのかと思えば「そっちには行けねえ」「ここで屈するわけにはいかないんだよ」と…おお、これは予想外…。単身助けに行くぐらいはするのかと。もうこっちでやりきるって決めてたんだな…。仲間の方も「頭はこねえよ」「おれたちを助けるんならもっと早くに来たはずだ」と…ああわかってくれてる…! これはほっとするなぁ。とっとと東都に避難しとかなかったのは、一応農場まだ守ってるからなのかな…。
 そしてじゃあもう用なしと処分命令出されたローグですよ。殺さないだろうけどどうするのかなと思ったら普通にみんなの縄切った…! おお、めっちゃ直球で助けた…! 一応作戦失敗したんだから殺す必要はないだろとは言ってますが…もう完全に裏切る気だったのかな。本気でこられると怯えちゃってる内海さんにはびっくりした。その程度の余裕だったんだな…。あのスイッチ一つなら、押される前に破壊することだってできたよなぁ…いや、してなかったけど! 結局このあとボタン押されて倒れて…また普通に従ってるの? このあと親父さん攫っていったけど、どうなってるんだろうこの辺…。
 一応一海にはこの辺伝わって良かったです。「パープル色の仮面ライダー」はなんか笑ったけど。
 万丈は川眺めてたり墓でかすみさんに語りかけてたり。「かすみ、おれ人間じゃねえんだってよ」がなんかちょっと甘えた感じに聞こえてなんか良かった…彼女とはこんな感じだったのかなー。
 「冤罪とかお前の仇とるとか」「そういう次元の話じゃなくなっちまった」は、もうとっくにそうなってた気はしたけど、まあ万丈の気持ち的にはなー。ここで東都からのヘルプ通知で結局向かった万丈。最初の収集に行かなかった(?)おかげで首相襲撃の方に迎えてるの面白いな。間に合ってないけど! ああ、スタークまで出てくると面倒だなぁ。相変わらずこっちは楽しそうです。ホントひたすら煽ってる。「まさに化け物だな」は多分そんな意図なかったんだろうけど。すぐ状況理解して、そっち方面で煽ってくるのもすごいな…。ただ戦いたいからやってんだろうとか。でもなーその辺の気持ちぐらいはしっかり自覚あるよなーと思ったら。実際すぐにきっちり立ち直りですよ。ああ、ここでこれ以上うだうだやらないのが気持ち良い…それでこそ万丈。「おれはこの力を愛と平和のために使う」「それがおれの信じた仮面ライダーだ」ですよ…! 仮面ライダーという言葉をこういう普通に使ってくるのがホント好き。熱い。ここでマグマ使ってスターク撃破…けど逃げるか。あの逃げはやっぱ厄介だなー。
 そしてマグマは変身解除のときやっぱ熱いの。こっちもなんか使いづらいというか、出来れば使いたくないのかな万丈。
 このあとはローグが東都首相攫ったところで終了。部屋に侵入されてみんな慌ててるけど、あれ襲撃されてることこの部屋には伝わってないんだろうか。避難とかはしないのかな…。


第33話「最終兵器エボル」

 万丈の人間じゃない話まで「古いネタに構ってる暇はないんだよ」とか、ホント次々いろいろ起こるなあ…! 今回は怒涛の説明会だった気はする。スタークからの「エボルドライバーを用意しろ」からデータ探ることで次々明らかになる謎…って全部書いてあるのかよ…! マスター乗っ取られてるとか、さらりと言ってきたなぁ。そこもホント、今から明かされる謎…って感じじゃないんだな、もう知られてたことなんだな…。そして問題のドライバーも普通に部屋にあるマシンに組み込まれていたという。…これスタークは知らなかったんだなぁ。めっちゃ目の前にあったのに。でもデータ見りゃすぐわかるだろうとは思ってたのかな。24時間制限はきつい。
 スタークとマスターの会話もあったけど、マスターずっと意識はあったんだろうか…スタークのしてること全部わかってたんだろうか…だとしたらきっついな…! スターク側からの「おかげでおれの考えもずいぶん変わったよ」が多少なりいい方向だといいんだけどなあ…どうかな。
 あ、攫われた東都首相は普通に人質扱いですね。こうなることわかってて幻徳はひとまずは連れてきたんだろうか…正直前回のラスト付近は、もう操られてるぐらいの感じかと思ったんだけど。結局スイッチで脅されただけ? 殺されることはない、もしそうなったら助けよう…ぐらいだったのかなぁ。結局どう転ぼうが殺すつもりと知って助けにはきたし…まだまだこの辺甘かったのかな幻徳…。「出ろ。逃げるぞ」とか普通に親父さんに声かけるのには燃えた。親父さんの方が幻徳信じきれてないけど…まあそれだけのことやらかしてはいるからね…! 見てる方としてはここ最近の幻徳は可哀想で仕方ない…。あと私、やっぱ東都首相に微妙な思いまだあるな…どうにも彼に対する、それでいいのかよ…感が拭えない。
 逃亡は結局やっぱり阻止されてますが、内海くんはもうちょっと慎重になろう、またスイッチ落としちゃったよ、でもこれでなんとか…ってその辺に捨てないで幻徳! 持ったまま変身してもダメージ受けたら飛び出しちゃうだろうけど! とか思ってたらそもそももう一個スイッチあったという。スタークに拾われたのかと思ったよ。
 ここから実はとっくに幻徳は光の影響から抜けてたという事実発覚で、なんか、うわあとなった…。あれ、絶対正気戻った方がきついよね…。あああライダーなって以降の彼はホントただ悪役を演じてたんだ…な、納得はするけど、更にきっついなぁこれ! 後戻りはできない…からそうするしかなかったんだよなぁ…。
 その辺べらべらスタークが喋ってんのも居た堪れない…ってか親父さんもきついよね。気付いてやれなかった感じになるよね…。

 その後、取引現場でようやく明確にこっち側についた感じの幻徳。スイッチ一個手元に残ったのが戦兎の解析に繋がるのはいいな。戦兎ならなんとかできるのもまあ…。っていうかホント直球で助け求めたんだなぁ。うん、ここでぐだぐだしないのはいいや…正直にさえなれば戦兎は受け入れてくれるだろうし。
 しかしまあ敵がわらわら出てくる上に狭いな。正直首相にドライバー渡して逃げてくれ、は危ういよなぁ。第一の狙いはドライバーなんだから…まあそっちだけ守っててもまた人質にはされそうだけど。それより前に、倒れたマスターに思わず美空が駆け寄ったところ内海が出てくるという…びっくりした。こ、これはある意味頑張ってるな…自分が出来る範囲でやりきりやがった…。
 そもそもホント幻徳が頑張ってる間に逃げてくれよみんなとは思ってたけど、ここで普通にドライバー渡っちゃうのかああ。コブラとライダーシステムって凄いな…! 準備運動代わりに倒された幻徳、生身になったところにトドメ刺そうとするのか、もうホント用なしなんだな…ってところからお父さんですよ。ああここで庇っちゃうのね…うっわあ…。友人から今回泣けるとか聞いてたので展開の予想はついたものの…泣けるよりは何だろう…気持ち的には引いちゃってる気がする…。この先幻徳どうするんだこれ…。


第34話「離れ離れのベストマッチ」

 「今あらすじ紹介の原稿渡されてびっくりしたんだから」「早く現場向かうぞ」この初っ端だけはいつも明るくてちょっと笑えて助かる。本編との落差酷いけども!
 幻徳どうするのかなーと思ったけど、今回はほぼ動けずか。というかこのあとも2日ただぼんやりしてたんだろうか…あの結末はきつすぎるよなぁ…。
 戦兎たちの方も怒りのまま向かったはいいものの、やっぱりまったく敵わず。「今のおれの力は2%に過ぎない」って、えええ…。なんかもうこいつ相手にすると負けっぱなしで辛いなホント! ってか負けてもなんか余裕で去っていくからなぁ…。で、今回は戦兎への毒注入ですよ。「退場してもらおう」とか言いだすから、ついに完全に用済みなのかなと思ったけど、とりあえず3日はもつ毒か…今回は人質扱いなんですね。直球で万丈へ何かさせるのかと思ったので、ボックスとボトル寄越せだったのはちょっと意外に思ってしまった。まあでもそりゃそうですね。むしろ万丈や一海たちで普通に用意して渡せてるのにびっくりです。首相サイドは混乱中だろうけど、ちゃんと言って持ってきてるんだろうかあれ…。
 あと最初に美空も呼んだスタークは何がしたかったんだろう。美空あのまま放置されてたんだろうか…。
 あ、今回からオロナミンCのCM始まりましたね、おおビルドでもあるんだ…エグゼイドのときほどの違和感はないなとりあえず…!

 取引現場ではまた何かいろいろな種明かしをしてるスターク。葛城がとてもヒーローっぽい。ここで実は葛城は万丈を殺そうとしてたんだ…という話になるけど、正直そんなショック受けるとこなんだろうか…と思ってしまった。そんなに葛城=戦兎の意識って強いのかな。私はいまだに同一人物認識出来てない…。
 まあそれはそれとして、戦闘です。毒を消せるのはおれだけ、とか言っといておれが死ねば消滅するからってひっどいな…! というかそれってイコール体使われてるマスターもやばそうだけど、そこは触れないのかな。そもそもまったく倒せる気がしないから万丈頑張れって気持ちがあまりわかなくてなあ…! どうにかなるだろうとは思ってても。結局相手の思惑通りな感じなのかなぁ、あの最後は。
 「最悪だ」はめっちゃ燃えたんですけどね。戦兎のために命かけるか、の流れはもう今更感もあったけど、これまでの積み重ねはホント強いもんなぁ。「ヒーローはおれだ」を言ってくれたのもいい。かっこいい。
 ところで「強制解除からの再変身は危険だ」って、そうだったの。まあ何のリスクもなしに出来てるとおかしいなぁとは思うけど、なんか戦隊でもライダーでもよくあるからあんま気にしてなかった! どのレベルでやばいのかよくわからなかったけど、これが命の危機レベル…なんだよね。
 この、思いで強くなる奴はホント熱いんだけどな…もう、どうなるのこれ…!


第35話「破滅のタワー」

 今日のナレーションは一海と美空。「2人だと緊張するな」「まだグリス…くぅ」とか今回のギャグ部分全部担当してくれた。これ、また本編に引っ張ってくるのね。ってかホントにまだグリスなんだ…さすがに呼んであげてもいいんじゃ。一海は美空の肩を抱けるのかどうか、こっちも気になって見てたら普通に戦兎起き上がるのか! 案外早かった。ごまかす一海は可愛い。

 それはそうと、前回の続き分ですが。「万丈の体を乗っ取った」とか普通に説明され、パンドラボックス奪いに向かうスターク…いやエボルトでいいのか…もう呼び名も面倒くさいな!
 「いよいよフィナーレだ」には、いやまだ35話だし…とか思ってしまう視聴者側。状況的にはホントそれっぽいんですけどね! パンドラボックス普通に奪われ、これまでの流れをまた丁寧に説明してくれるエボルトです。語りたくて仕方ないんだろうか。
 送り込んだ遺伝子の一部は万丈の体に入り込んだけど、生まれた時点で記憶と能力消えたって、今の万丈は…やっぱ万丈でしかないよなぁ。胎児から急速成長させるのに力使い果たしたのかな。調査に送った遺伝子が戻ってこれなくなったので回収に来た…ってそんな流れなのね。しかも宇宙飛行士来なかったら多分行けなかったんだよね。割と行き当たりばったり。万丈の母に取り付いてたらそれなりの手段取れたんだろうか。
 あと次に滅ぼす星を探すためとかホントそれが目的なの…。
 難波さんが今回のエボルトの行動にちょっと触れてるけど、難波さんはエボルトのこと何をどこまで知ってるんだ…。目的までは知らないですよね。どうだろうと利用できると踏んでるのか…いや、なんか普通に騙されてる気もするけど…。「おれ自身の忠誠は変わらない」とか、どういう流れで手を組んでるのかなぁ。
 難波さんはパンドラボックスはまだ開ける気なかったようです。開けたらどうなるか…もちゃんとは知らないのか…? あとパンドラボックス開けそうになったからって内海向かわせて止められるとでも思ってるんだろうか…内海も「はい!」じゃないよ、無理だよ…!

 戦兎側は残りのボトルを持ってる幻徳呼び寄せて、手を組まないか、です。この辺はまあそりゃそう考える…ってとこですね。正直幻徳側は出来ることなら何でもやりたいだろうしなぁ。ここにエボルトが普通に出てきたのはびっくりした。あ、もうこういうとこまで自在なのね…基地にこられるのは怖い。まとめて攫われたのでついでにボトルも奪われたかと思ったけど、一応まだこれから取り合いだった。こうなるとすんなり共闘になるのはいいな幻徳。囮になるからなんとかしろとか、落ちたボトルと払い飛ばしたりとか、頑張ってる…とても…。結局グリスと一緒に放り出されたけど。グリスは結構な攻撃受けてるからもっとダメージひどいかと思った。まだ普通に立ってて良かった。ボトルは…結局この回で普通に揃っちゃうのかああ。早いよ! タワー出来上がっちゃってるよ…! ホント最終回間際みたいな感じですね。ここからどうなるのやら。
 あ、予告で見た万丈からの「助けてくれ」はやっぱエボルトの罠か…うっわあ…。わかっててもきついなあれ。もっと万丈っぽくもやれるだろうしなぁ。エボルトと戦兎の科学がどうこうの争いは何かもう面倒くさいなって気がちょっとしてしまう。まあ愚かな人間がどうとかがちょっと食傷気味なだけなんだろうけど。「体系化して研究するのが科学の役割」とかって言い方は面白い。
 戦闘の方はちょっと久々のフォームが。ハザードで真っ黒になってるからよくわかんないけど! いろいろボトル集めてフォームチェンジしてるのが一番楽しいんだけどなー。
 結局最終的に「地球は終わりだ」となったわけだけど…ホント、まだ36話って思うと…なあ…!


第36話「エボルトは星を狩る」

 今回も一人でギャグやってる一海。ドルオタ、推しと付き合うってよ、はちょっと見てみたい気はした。しかしまあ段々距離に慣れてきたというか図々しくなってきたかなぁ? と思ってたらまだ顔見れないの。そこはぐだぐだ悩むのね。正直年齢が年齢だから、アイドルとしてはしゃぐのはともかく付き合うとかの話になるとちょっと…ちょっとな…。
 戦兎たちは慣れてるだろうけど、一海の一人妄想見てる幻徳が、なんか居るだけでちょっと笑えてしまった。そのあと紗羽さんに驚かれて明らかに気まずそうに出ていくところも。冷蔵庫から出てきたところも。 なんか最近幻徳可愛く見えて仕方ない。可哀想、もまだ残ってるのが辛いけど。
 一海がそんな幻徳と話し合い。赤羽殺した件かぁ。あのときの幻徳とは違うしな、では済まないんだなやっぱ…。正直操られたみたいな状況だと思ってるから、やっぱこのときの罪が降りかかってくるのは見ててしんどい。グリスが襲ってきても変身しなかったから、それで気が済むなら殺せ、ぐらいの感覚あるかなと思っちゃったよ…実際ありそうだし…。まあだからこそ一海も勝ったら言うこと聞けって言ったんだろうけど。正直幻徳側からは本気でやれないだろうしなぁこの流れで…。
 結局一海側からの要望はおれたちの仲間になれ、と。まあそうだろうな。お互い理由付け必要だったのかな…。

 あ、これの前にパンドラボックスは美空の中の女王によって回収されました。ボトルが空になってるから、ええフォームチェンジどうするんの、またこれから何とかしていくの…と思ったら普通に女王の力で戻るし…簡単だな…! いや、めっちゃ力は使ってるんだろうけども…!
 なんかエボルトリガーとか出してきたのも、作動しなかったかーで終わってひとまずの猶予は出来た感じ、ってか作動してたら作動してたで、それでも良かったんだろうかエボルトは。もう何が起こっても計算通り、とか言いそうでなあ…!
 戦兎がエボルトの企みに復元させたデータから気付き、それを知らない振りしたまま万丈を取り戻すために罠にかけ、そのまま心中しようとした…のがうまくいっても困るけど、エボルトが大して困ってないのがまた嫌な感じでもう。そろそろ、おおやった! って思いたいよー!
 今度は万丈が頑張るのかな…。


第37話「究極のフェーズ」

 戦兎だと言うなら「コーヒーいれてみろよ」「まずっ」って、そこが判断材料になるのか…。
 本編ではお怒りのエボルト。「やってくれたなあああ!」とか、おお、ちょっと感情的になってるのいいな。もう多少でも想定外のことが起こせたなら…効果があったのなら…!
 万丈の方は変身できないという事態でびっくりです。エボルトの遺伝子なくなったからただの人間になったの。そうか…そうだよな、ただの人間じゃ変身できないんだった…。ならもう一回仮面ライダーになれるように、と幻徳のところに行くも、コネで所長になったから科学のことはわからないって、えええー。いや、別にその位置の人間が科学者である必要もないんだろうけども。っていうか知ってても設備とかそっちの問題がありそうだしなー。
 ならせめて一緒に戦ってくれと頭下げる万丈…ホントこういう場面になると辛い。幻徳が恋人のこと持ちだすのもな…。いまだに彼に対する可哀想、な思いが続いてて、そっとしておいてあげてって気持ちがこう…。まあ実際は無理矢理でも引っ張って何かさせてる方がいい気はするけどさ…! あくまで幻徳の意思尊重するから結局自分から動かなきゃいけないんだよな幻徳は…。この後も来るとは思ってたし、こうなると勿体つけんなよって気持ちも多少出る。彼をどう扱って欲しいのか自分でもよくわからないな…。即席コンビが通じないのも何か悲しい…。

 パンドラボックスは、ベルナージュが家ごと移すというすごい手段で守ったけど、結局持ってきたのかあれ。店がなくなってて驚いてるエボルトはちょっと笑えた。「気長にやるさあ」「この10年で地球がたまらなく好きになってね」エボルトのこの感じはいいな。しかしこれっていい意味にはならないのかなぁ。「パンドラボックスを取り戻せ」に「はーい」とかやってるのは好き。
 しかしまあ戦兎への怒りはやっぱり大きいようで、戦兎の目の前で万丈たちを殺してやろうとなったらしいエボルト。そういう方向にもいくんだな…ってか兄弟はいいとこないなぁ…今回もやられるためだけに出てきて気の毒…!
 兄弟に任せたけど結局引きずりだされたエボルトに、グリスとローグじゃ通じない…とこから万丈ですよ。余裕のエボルトをひたすら殴ってたらパンチが効き始める…という流れはやっぱいいなぁ。熱い。気持ち良い。「いけんのか」万丈自身はなんかよくわかってない感じだけど! ここでドラゴンが…まだその辺にいるのかドラゴン。もうバージョンがよくわからないなホント。「新たな遺伝子を創造したというのか」エボルトが解説してくれてるけど「うるせえ!」の万丈がいいな。わからなくていいんだもう。
 そして3人並んで「戦兎を助けるぞ!」でライダーキック…! …が、敵の目的達成に力貸しちゃうのかよ…! そこは素直に吹っ飛ばしてくれよもおおお! 一応戦兎は返ってきたけども…! と思ったら、万丈に対して「君は…」って、まさかと思ったら葛城巧ー! うわああここで葛城巧ー!? ちょっと次回の反応楽しみになってきたけど、せ、戦兎どうなんのこれ…。


第38話「マッドな世界」

 おお、今日OPがない…。最終章の始まりかぁ。まだ結構残り話数ある気がしてるけど、そうでもないのかな。
 戦兎側については、葛城の記憶が戻る代わりに、戦兎であった時期の記憶が飛び、そのまんま葛城になった感じ。ちょっと楽しみにしてましたが、いやぁ割と冷静に分析始めるし周り見てるし、なんか楽しそうでもあるし、いいなぁ。万丈に対し「ピエロを演じてるだけかもしれない」はちょっと面白い。エボルトのこととか知ってて、今までの万丈知らないとそうなるのか。
 幻徳さんが来たあとは一気にシリアスモード。ああ辛い…。正直葛城さん関連の流れあまりちゃんと思いだせないんですが、葛城さん的には目覚めたら一年以上経っててこの状況で…幻徳はああいうこと言い出してと…まあ流れ何も知らないもんなぁ。っていうかそうか、葛城の本心そんな感じだったのか…。戦兎と葛城の顔が交互に映って混ざり合ってる感じいいですね。ホント同一人物なんだなって感じがする。違和感がない…。
 このあと葛城はエボルト倒すための研究没頭。ああ、こういう姿はちょっとホッとする。っていうかここに頼るしかないところでもあるしなぁ。
 幻徳の方は内海に呼び出されて協力依頼されてます。エボルトがついに難波に対しても反旗翻したというか「今後はおれの操り人形となって生きてもらう」とか言い出したからですが…ここ、ホントそもそもなんでエボルトを信頼してたんだ…まさかいざとなればエボルト一人どうとでもなるって信じてたのか…? でも実際普通にエボルトに攻撃し掛けてるし…そういうことだよなぁ…。一応兄弟は更にパワーアップさせられてましたが。数合わせみたいな雑魚は一瞬過ぎてびっくりですよ。でも内海がびっくりしてるのにもびっくりですよ。ほんっと舐めてたんだなエボルトのこと…なんでだ…。弱い振りとかしてたわけでもあるまいに。
 兄弟の方は、消えかけた弟が、それでもボトルを兄貴に託したり、もうふらふらだからほとんど戦えないながらもそれで兄貴が変身して向かっていったり…の流れは良かったんですが、万丈庇ったのは正直よくわからなかった…いや、もうどうせ死ぬならってのならわからなくもないんだけども…これだけ引っ張って結末これかあってのが…ちょっと残念…!
 そしてここに来なかった一海もなー。まあ明確に西都からの頼み、となると気持ちはわかるけどね…! せめて西都が反省してるとかならともかく、今回だけ協力して、の形だしね…! でも世界が滅びるレベルの話だし…元々戦うつもりだったはずなのに西都が絡んだからってこうなっちゃうときついなぁ…。
 あとこの流れで普通に変身してやってきた葛城にもちょっと驚いてしまった。ど、どういう風に話が回ったんだろう…。当然行く、とはまあなるんだろうけども! 戦兎として戦った経験値全部飛んでるってのはきついな…。ハイスペック過ぎて体が追いつかない、かー。
 そして倒れたあと、次々目の前で消えていく人々…ホントいきなり辛いなこの感じ…。
 難波さんも結局命乞いの末にやられました。難波さんに関してはちょっと命乞い以前に間抜けな印象が強くなり過ぎたなぁ…。石動の体には何か仕掛けてたけど、その体捨てちゃったからどうにもならなくなったとか…そういうのないのか…。「お前のような人間が大好きだ」とか言われてちょっと嬉しそうなのは良かった。こういう愚かさも好きなのかなエボルト。
 それよりこの後ですよ。内海にもう一度裏切りを持ち掛け、「あなたに忠誠を誓おう!」とか言われたら「この星を滅ぼすのはやめた」って、えええ。なんだろう、もう何がしたいんだ何を考えてるんだ。内海も含めて…! 内海、正直今回の話で、あ、ちゃんと科学者だったんだ…そういや一応何かやってたな…とか、難波会長への忠誠ちゃんとあったんだ…とか思ってしまった。なんか…よくわからない位置だったんだあの人…。変身しちゃったけど、こっちもどうなるのかねぇ。


第39話「ジーニアスは止まらない」

 普通のナレーションに今回乱入してくるのは内海か。サイボーグとかなんとか。なんでサイボーグ。なんかそれっぽいとこあったっけ。
 で、前回の続きから暴れまくる内海です。「内海、裏切ったのか」とか言われてるけど、それよりまずキャラおかしくなってるとこ突っ込まないんだろうか。ああいうとこある人だったんだろうか。科学者として輝ける(?)場所があればいいとかなんとかはちょっと納得する。科学者とか忘れそうなくらい何もやってなかったし、あの状況でエボルトから選ばれるとかテンション上がるよな…コウモリ羽はかっこいい。
 幻徳やられて、万丈ごとトドメ刺されそうなところは一海が助けてくれました。「心配して来てみりゃこれかよ」ホント普通に来たな…! そうだよなぁ、西がどうとか以前に万丈たちがどうなるかわかったもんじゃないもんな…。
 このあと店に寝かせられてる幻徳はとてもシュールでした。べ、ベッドは貸してあげられないんだ…。看病が紗羽さんというのもまた…なんか居た堪れない。
 下の方では改めて状況確認と今後についての会議みたいな感じです。支配してどうするつもりだ、はまあ最近では割と当たり前の疑問ですね。世界征服ってそれだけで何か気持ち良い気はするけどなー。「大金手に入れてうはうはだろ」とか言って猿より低能呼ばわりされる万丈。ギャグシーンが入るとホッとする。というか美空たちも同意してるのにホッとする。葛城の位置が微妙だからなホント…。実際葛城は万丈が居なくなったあと、万丈を消すつもりのことも話してます。彼目線だとまあ当然なんだろうな。もともとそのつもりだったし。あとで美空から仲間なんだから信じろという話されてるけど、仲間を信じる信じない以前に、万丈仲間って言われたってピンと来ないわなぁ…記憶ないし…。幻徳さんのこと思いだして「ぼくが信じてるのは科学だけだ」になるのはちょっと切なくて良い。信じてた過去はあるんだよな…。というかあの戦兎の根本はやっぱ葛城なんだもんなぁ。
 この後戦闘に来てビルドの説明と「以後お見知りおきを」とか、ああ懐かしい…あれやっぱ葛城なんだな…。きちんとボトルを自分用にして戦えるようにしてたり、やっぱいろんな意味で強いよな…。あと内海への敬語いいなぁ、科学者同士の会話いいなぁ、やっぱわかるところはあるんだよな…とか葛城に燃えまくってたんですが、ここで用意してきた新アイテムが使えないと。気持ちが足りないから…そうなのか…。わかるようなわからないような。前回今回で葛城=戦兎が染みついてきたせいで、ここにきて戦兎とお前は違う扱いに違和感覚えてしまうという。積み重ねの部分が違うから今の戦う理由が違うのはまあわかるけどね…!
 「桐生戦兎はな、正義のヒーローなんだよ!」やっぱこの方向は熱いなーとりあえず。
 しかしこれで戦兎に戻ると葛城消えちゃった感じになるなぁと思いつつ見てたら、まさかの葛城と戦兎の会話…おお…。「きみは、信じられるのか仲間を」「なら見せてくれ」で、融合ですよ。OPで初めて見たときから妙に燃えてたけど、いいなぁこれ。
 というわけで戦兎復活。これは葛城の記憶も引き継いだまま、でいいのかな。「やっぱりサブキャラには荷が重かった」「自意識過剰な正義のヒーローの復活だ」この辺の物言いは好き。
 そしてようやく新バージョンのお披露目です。全てのボトルの力を使う…そういうことか。ボトルいっぱい突き刺さってるのはちょっと…ちょっと気持ち悪いと思ってしまったけど…。
 次回で40話かぁ。あと何話かな…。


第40話「終末のレボリューション」

 「語彙力のない言葉で称賛する」のナレーションネタが本編でまんま来て笑う。ホント言われなきゃ考えないとこなのにな…! 戦兎の記憶はどうなったのかと思ったけど、悪魔の科学者だった頃の記憶はないと…まあそこが復活しちゃうとやっぱどうしても今までの戦兎じゃなくなる感じはあるよなー、と思ったら万丈も同じ気持ちのようでした。万丈はホント葛城は「葛城」として見てるんですね。戦兎で居た頃の記憶がくっつけばもう自分を敵対視しないだろう…とはならないのか。「嫌われてる」って言い方はちょっと可愛いのでそこまで本気でもないかもしれないけど。
 そして突然やってくる幻徳。どういう流れかと思ったらこれは私服に着替えてきました、というシーンなの。幻徳さんでこういうの見るとホントちょっと…居た堪れない…。何の意味があるんだこれ…。ネタキャラにしたいんだろうか。背負ってるものがシリアス過ぎてどうにもなぁ…。
 一方なんか落ち込んでるおカシラ。割とギャグちっくにやってるせいで三羽のボトル取られたことに思い至らなかった…。そうだよね、落ち込むよね、なんかついでのような流れだったせいでちゃんと意識してなかったよ…!
 このボトルを使って、何かいろいろ企み開始のエボルトさん。正直よくわからなかった。ボトルのことは戦兎も気になってるので調査開始です。この辺でまさかの内側から声かけてくる葛城という…えええ、そういう形で残ってるのこれ。葛城好きなので正直ちょっと嬉しいですが。燃えますが。これはもう人格分離しちゃったみたいな感じかなー。二重人格内会話みたいなのはちょっと面白い。
 ところで実家付近避難指定地区になってるようですが、まだ戦ってたのかこの辺…って思ってしまった。一応戦争続行中…ではあるんですね。東都も西都も首相死んで、北都首相も今回スマッシュ化とかさせられて、どういう状況になってるのかいまいちわからない…。
 一海の戸惑いはまあわかるな…ホントいつの間にか宇宙人が地球滅ぼすとかいう話になってるもんね…。
 で、一人突入したことで捕まっちゃう一海。結局何かハザードレベル上げてもらったみたいな感じなのか。強くしといて、操る手段は何もなかったの…? あそこで洗脳済みぐらいに思ってたら…それともその予定だったのに一海の意思が強すぎて振り切られたとかいう話なんだろうか…?
 一度やられたら死ぬ、というところが大きな枷ですが、これ結局気合いでどうにかなるのか…? 消えかけたときはさすがにびっくりしたというか、まさかここでは消えないだろう、でもこういう言ってみれば雑魚戦で消えちゃう遣る瀬無さもそれはそれで面白いかな…とか思ってた。
 追いかけてた内海の方は、今回冒頭でビルドにボコられてるのにビルドもきたからまとめて始末しようって何でそんな余裕なんだ…首相スマッシュが相当強力な自信あったんだろうか…。
 とりあえずジーニアスならガス中和出来るということで、まあ救済手段は整ったのかな。せっかく強くなたし、まあこのままでいい、危なくなったら頼むという一海はいいな。この辺はとても共感できる。
 首相はガスの影響抜けて「わたしは、なんてことを」ですよ、ああああやっぱこれがきついなああ。

 あとこの間に進んでる、以前密航船の手配をしてくれた人への聞き込み。葛城父について「つい先日もうちの船に乗ったけど」って、えええええ!? めっちゃびっくりしたのに「戦兎の親父が…生きてる?」って反応うっすいな万丈…!


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