仮面ライダービルド感想 (21話〜30話)


第21話「ハザードは止まらない」

 今回はきつい…きつかった…。録画で見てるけど一度再生止めちゃったレベル。いやぁ、こういうライダーの姿はあんま見たくなかったなぁ…。
 本編。
 OP後のテロップで「禁断のトリガーが引かれ」「誰かが消滅する」とか出て、ええ、どういうこと? 消えんの? と、びっくりしつつもまだ気軽に考えてたら…前回の振り的にも戦兎の暴走で何かが起こることはわかってたけどさあ…! 精々万丈の大怪我ぐらいかと…ってか万丈たちが無事だったのも偶然でしかないのかなこれ。万丈の変身が解けたあとはほかの奴らに目向けたので、まあさすがに追撃はしないのかーと思ってたら。なまじ変身解けなかったばかりに…だったんだろうか。青羽のピンチにお頭駆けつけるも間に合わず…。ってかそのあと一発殴られただっけで変身解除されて正気に戻ったよ戦兎…! えええ、そんなもんなの。ここで自分がしでかしたこと目の前で見ちゃうのか…。自分のドッグタグ引きちぎって渡す青羽…ああ、死ぬ、ってここで思ってしまった…。えええええ…。
 戦兎の絶望の表情が凄い。万丈の方見たけど、万丈も引いちゃってるのかこれ…。「おれがやったのか」このセリフは双方にきついなぁ。戦兎に向かう赤羽たちは頭が止めました。ああ、頭は冷静だ…とりあえずそのことにはホッとする…。

 そしてここから一週間…ですかね。「もうビルドにはならないのかな」「ボトルは政府に返しちまったからな」って、うああ…。なんかもうそっとしておくしかない感じなのかな…。万丈も自分のせいって部分わかってるしなぁ…。ボトルは順調に奪われてるので守りに行く万丈ですが、こっちも戦えずか…。「悪かった。おれのせいで、お前たちの仲間を」ここで万丈に謝られてもなぁ…。っていうかそもそもこの戦闘、他に死人出てないのか? とはちょっと思った。まあ直接殺した、仲間が死んだ、は全然違う話ではあっても。「半端な覚悟で戦場に戻ってくんじゃねえ」戦争やってる意識があるのは彼だけだったのかな…。
 結局ボトルは奪われ、大変な状態の続いてる東都ですが、ここで「これ以上長引かせるわけにはいかない」「代表戦で勝敗を決めたい」の東都首相。今現在攻めてるのは北都で、優勢なのも北都だと思うんだけど、北都もその方がいいだろうって首相は思ってるんだろうか。受けてくれたみたいだけど。これで北都が勝ったら東都どうなるんだろう…。前回幻徳さんの方に共感しちゃうなぁとか言ってたけど、今回に至っても、この首相甘すぎる気がしちゃうなぁ…政治のことよくわからないけど、この方が東都にとっていいんだろうか…。北都側も負けたら普通に引き下がるのかこれ…? 戦争で相手が引くのは、これ以上ダメージ負いたくないからで、代表者が負けたからって仕掛けた側が引いてくれるんだろうか…。
 っていうか「きみたちの起用を解除しておいて今更だが」って戦兎自ら辞めたわけじゃなく、首相がライダーには頼らないって言ったの…? 「これは東都のためんんだ。我々に協力してくれ」かぁ…。結局ここに頼るしかないのか。これまで防衛についてどう考えてたんだろう。
 戦兎の方ま「もう、戦いたくないです」と。この弱々しい声もきっついな。この首相だと、もうこれ以上は言えないよなぁ。このあと、青羽が消滅した場所に花持って現れてる戦兎のところが一番きつかった。グリスの冷静さにはホント救われる。「お前は何も悪くねえ」「お前のせいじゃねえ」まで言ってくれるかぁ…。戦兎のためとかじゃなく、戦争だろうがって言いたいんだろうけど。「何人もの命が奪われるのを見てきた」もう最初からグリスはこういう位置にいるんだな…ってかこれ、グリスになってからのことなんだろうか。
 そしてあいつも覚悟はあったと言いつつ、それはそれとして仲間が殺されたことにはきっちり怒ってるっぽいのもいいな…。それでもあくまで戦争の中で決着付けようって感じなんだなぁ。お頭かっこいいな…。

 その後、今度はマスターと会ってる戦兎。マスターはもうこれ完全にフォローしにきたというか、戦兎がこのままじゃ困るから浮上させに来たんですよね、ってかマスターが呼び出したのかわざわざ。あいつもお前ももう人間じゃないから「兵器を壊したに過ぎない」とか、最初にこうくるかー。実際まあガス注入の時点で人間としては殺されてるのか。死というか消滅してるしなー。去年のライダーもそんなんだったけど。
 「戦争になった今、遅かれ早かれ味わうことだ」みんなで現実突き付けてくるな。戦兎の理想はぶっ壊され過ぎだホント。
 そして、戦兎が出ないなら誰が出ることになると思うかと。そりゃまあ万丈ですよね。ってか最初の時点でなんで戦兎だけに言われてたのかわからなかった。元々どっちかが出てくれって話かと。戦兎がこの状態で、東都守るための戦いとなれば万丈が出ないわけはないわなぁ。
 でも負けたとき「東都の連中がよってたかってクローズを責める」は、うわあと思った…。状況が ひどすぎて、この時点までそこを真面目に考えてなかったよ…そうだよな、クローズだろうかビルドだろうが、負けたらどういう扱いが待ってるんだ…。
 「お前がグリスに勝てばいい」とかマスター言ってるけど、グリスだって負けたらどうなるんだ…。東都側は北都に侵略する予定はないから、まだマシだろうけども。
 マスターから、おれと特訓しようぜーみたいな提案されて、「何を躊躇ってる」「お前には守るものがあるんじゃないのか」とか煽られて、結局立ち上がる戦兎。もう立ち上がるしかないこの感じも凄いな…。全然精神的に救われてはいない…でもやるしかない…。「こんなに痛くても苦しくても、戦うしかねえのか」と。でも、痛くないとか痛みは知ったこっちゃねえ、よりはこのスタンスの方が好みだなー。
 というわけであとはマスターとの特訓です。「掃除機はお飾りかー」とかホントアドバイスしながらやってる。「どんだけ赤と緑が好きなんだよ」は笑った。関係ないだろ。
 で、このまま代表戦。ううん、どうなるのかなーこれ。


第22話「涙のビクトリー」

 新戦隊始まったので新たなスーパーヒーロータイム。この辺の絡みももっとやって欲しいなー。
 初っ端のナレーションはマスター。マスターだと突っ込まれるまで気付きませんでした。メタ話多いねここは。っていうかやっぱ声違うと上手く結びつかないんだよなぁマスターとスターク…。

 で、本編。
 いやぁ凄かった…なんかもう役者さんの熱が凄い…いろんなキャラにめっちゃ感情移入してしまった。
 代表戦は警備、見学者、マスコミって感じなんですかね。闘技場狭いよ…! リングとして見ればあんなものなのかなぁ…ライダー同士の戦いするにはちょっと辛いな。殴り合いだけで済まないもんな…! せっかくいろんなボトル使って飛んだりなんかぶっ放したりしてるんだから、もっと広いところでやって欲しい…っていうかどんだけリングから離れてもしっかりリングに落ちるのも凄いな。そういや負けの定義は降参か戦闘不能かライダーシステム解除って言ってたけど、リングアウトは関係ないのか。まあ落ちたら戦闘不能になりそうだけど。殺しは反則とか、そういうのは特にないのかな…。あと見学者めっちゃ近くてビビる。途中で普通に紗羽さん抜けて万丈のところ行ってたのもびっくりした。近いな…!

 戦闘中はいろんな回想も流れてます。前夜、万丈と戦兎のやりあい…まあこれはしょうがないよね。お互い気持ちはちゃんとわかってても、譲れないよなぁ…。そして美空ちゃんに頼み事する戦兎ですよ。暴走したらそのスイッチを押してくれ、おれの動きを止められる…か…。普通になるほどな、と思ってしまった。美空ちゃんは騙されませんでした。凄い。突っ込んで、スイッチの効果をばらす戦兎ですが、戦兎の消滅ってちょっと…! なんてことを美空にやらせようとしてるんだよ…! でもそれも「おれとお前で作ったビルドだ」「お前にはその責任がある」ですよ、本気で背負わせようとしてた…それもちゃんとわかった上で言ってた…いや、最初騙して渡してたけども…! それもまあ、わかるだろうとは思ってたのかな…。美空をしっかり共犯者として見てるんだなぁ。これはこれで気持ち良い。こういうとき一人で背負わないで、がお約束だけどこう言われちゃったら…どうしようもないよね…。
 それからお頭の回想も。記憶はやっぱ消してなかったようです。うん、まあそんな感じではあったけども。っていうか消しちゃったらそもそもの戦う動機消滅する点はどう考えてたんだろう北斗側。こっちは自分一人でやろうとしてるのに普通についてきちゃうんだよな3人…ああ、みんないいキャラだな…。
 戦闘視聴中の北斗側は「北都の軍はどうした」「あなたの言う通り、東都に向かわせたわよ」のやりとり。…うん、まあそうなるよね、東都側はホントこの場合どうするつもりだったんだろう…。

 で、夜になってもまだ戦ってるビルドたち。戦兎がハザードトリガーを手にしてからは完全に押してます。一度はグリス側が暴走ビルドの変身解除してたし、もうちょっと行ける可能性もあるのかなとは思ったけど…まあこれぐらい強くないと意味はないかなぁ。しかし正直青羽消滅させた点について、戦兎は全然浮上出来てないと思ってたので使えたのはびっくりした…またあんなことになる可能性より、東都が負けることの方が怖いのかな…引き受けた以上は何がなんでも勝たなきゃいけないのかなやっぱ…。美空に持たせたスイッチも、どこまで信頼してたのかなぁ。
 東都勝利後、大喜びの東都市民や政府たちですが、ビルドはまだ変身解除せず…という状況。美空の緊張が伝わってきてどきどきする。万丈が止めに入ることはね、流れ的にはわかってた、わかってたけども…! 美空がどんだけ怖かったかと思うとなあ…! あの暴走の様子もテレビでは流されてるんだろうか…。
 生身でトドメ刺されそうなグリスでしたが、万丈が来たことで万丈VS戦兎です。ここで万丈も覚醒って感じですね。グリスがお前じゃ無理だとか言ってるけど、そもそも「おれしか」「おれしかいねえ」の状況なのも確か。「戦兎を助けられるのはおれしかいねえだろ!」が熱い。無事、二人揃って変身解除です。美空の涙はこっちも泣きそうになるなぁ。
 「お前が止めてくれたのか」この場面、グリスが見えてないからグリス殺しちゃってないかとか思わないのかな、とちょっと思った。万丈見ればわかるってことか。「みんなのおかげだ」もいいな…ああ、良かった…。
 グリス側ではお頭と赤羽たちのやりとり、この流れでも「誰だシュウヤって」と言えるお頭凄いな。知らない振りホント徹底してたんだなー。「嘘下手だなぁ」ああやっぱこっちもわかってますよね。泣き笑いみたいな声が素晴らしい。

 代表戦終了後、じゃあ東都と攻めるかとなってる北都首相。準備してたとはえ、グリスの負けは予想外ではあったんですね。あの余裕は単に絶対勝つだろうと思ってのことなんだろうか。が、「そいつはルール違反だ」とかでスマホ没収されちゃう首相さん。いやぁスタークはどこまでもやらしいなやることが…! ここで西都側殴り込みは想像してなかった。北斗の軍はスタークの指示により出払ってるとかね…ホントこうきたか、感が凄い。面白いなぁスターク…。西側の仮面ライダーも登場したところで以下次回。話がどんどん進んでく…。


第23話「西のファントム」

 初っ端のナレーションに紗羽さん。万丈呼んできたことへの金を請求って、いやぁナレーションギャグとしてもそれはちょっと…と思ったら本編でもグリスにみーたんとの握手料請求ですよ、あの、ホント…お金困ってます…? 冗談でやるにもなんかなあ…! 5万の価値がまったくわからないけど、お頭的には安くても黄羽からは生活費! とか言われちゃう金額なんだよな…。
 あ、戦兎は一応暴走のことグリスに謝ってます。あの戦い後に普通にこうやって話せる場があるのいいなぁ。他の人たち帰ったんだろうか。まあ気にするなという感じでやっぱりかっこいいグリス。「もう北斗じゃ生きていけないかもー」ここ気になってたのにめっちゃ明るく言うからびっくりだよ黄羽。みーたんの声に反応して戻ってくるグリスは笑った。
 わちゃわちゃしてますが、ここで北斗が西都に襲撃されたことが判明し、一気にシリアスモードに。このタイミングで黄羽、北斗に戻っちゃってたのかよ…! 西都側はこうなること想定してたんだろうか…まあ黄羽居なくてもあそこはお頭への人質満載ではあるもんなぁ…。西都側で出てきた男性2人が変身。変身アイテム使いまわし面白いな。変身時はなんて言ったのかよくわからなかった。おお、歯車だーって思ったあと、ん、これは…と思ったら「最上魁星が作ったカイザーシステム」って、あ、普通につながってくるのね。映画ネタはホント盛り込んでくるなぁ。
 この2体にやられて、人質になる黄羽。グリスへの要求は「西都の兵器になれ」なのね。結局なんか雇い主変わるだけじゃないかなともちょっと思ったけど…こんなんされた時点で受け入れないか…そうか…。雇い主変わりながら戦わざるを得ないとかちょっと燃えるけども。
 映像見終わったあと、無言で出ていこうとするお頭たちもいいですね。もう思いは一緒な感じ。当然飛び出そうとする万丈は戦兎が止めました。「おれたちが北斗に行けば侵略行為とみなされる」か。まあそれはそうだろうけど、それやると戦争激しくなるってのは…そうなのかなぁ。今更大義名分とか必要なんだろうか…普通に侵略してきてるし他が…。まあぶっちゃけ今回のは東都には関係ないことだけれども。いや、ここでグリスに味方すればグリスをこっち側に引き込めるのか。戦兎たちにはそんな話は関係ないだろうけど、このあとの「東都に戻ってきてくれ」とか、はたから見たらそういう状況だよね…。結構直球で戦兎が言ったのはびっくりした。ここ、めっちゃ普通に気持ち良く仲間になった…嬉しい。

 で、助けに来た黄羽ですが。相手結構強い上に、もう黄羽は手遅れだっただと…ひでえ…。これは西都側が最初にやり過ぎただけなのか、はなから始末する気だったのか…。そもそもグリスにトドメ刺そうとしてるもんな…!
 逃げようとしたところを撃ち落とされちゃうグリスたちは、さすがにもうちょっと気を付けないと、と思ったけど遠距離攻撃してくるとは思わなかったのかな。下手したらあの時点で生身の黄羽が撃たれてる…! と思ったところで消えかけてる黄羽だったのえびっくりした。「ぼくを置いて逃げて」「出来るわけねえだろ」はお互いの気持ちわかりすぎて辛いですね。もういっそ早く消えたいんじゃないかな黄羽、と思ってたら攻撃庇って消滅…! 「こうでもしないと逃げてくれないでしょ」って、あああマジでそれやったのか…!
 思い切り本名呼んじゃうお頭に、また嘘下手だなぁってなるんですね、ああ…まさか黄羽までこんな早くな…。

 この後、なんとか逃げたお頭たち。スカイウォールで待ってる、ってホントにずっとあそこで待機してたの戦兎と万丈…。敵も追ってきてますが、ここはおれたちに任せろモードです。おおかっこいい。戦兎はハザードトリガーを使う、ってこれはもう短時間で決着つけたいってことなのかなぁ。「わかった。任せとけ」もうこういうやりとりになるのがいいな。戦ってる最中、やばい感じはあるみたいだし、その瞬間に変身解除しちゃう手もあるのかな。まあ間に合わなかったのかもうちょいいけると思っちゃったのか、止まっちゃう戦兎ですが、万丈が解除間に合いました。あれで済むならまあなんとか…? ってか暴走までの時間短くなってる? 大丈夫…?
 結局これで相手は倒せず、通常状態だと苦戦。「東都の仮面ライダーも大したことねえな」に「万丈、言われてんぞ」「おれだけかよ!」のやりとり笑った。あああやっぱこういうのがいい…ようやくちょっとほのぼのしたところに新たな敵です。西都のライダーです。後頭部に何かシール貼ってるみたいに見えるけどなんだろあれ。
 ずーっとちょこちょこ姿見せるだけで、意味深だなぁ、ってか強すぎるだろうよ、今日は正体見せないのか? とかいろいろ思いながら見てたら、最後に変身解除です。「ローグ」の言葉で、ええ…? と思ってたらマジで幻徳さん…! ええええ! こ、これは…これは全く予想してなかった、どんな新キャラだろうと思ってたよ…! ホントだ、OPに幻徳さんの名前あった、全然気付いてなかった…!
 いやぁ、いろいろびっくりです…そうかぁ、こうきたか…。


第24話「ローグと呼ばれた男」

 「最近のおれ、影薄くない?」って、えええそんなことないだろ、と思ったけどグリスたち出てきて出番の割合は減った…んだろうか。キャラが強くて薄い感じはしないなー。「一気に父さん」は何かと思ったら一騎当千…わかった戦兎凄いな…!

 で、本編。
 衝撃の正体現した幻徳さんからこれまでの回想が。こ、この回想はきっついな…。なんかもう見てられない。プライド高いキャラの土下座は見てて嫌なんだよなー。銃突きつけてんのが何の意味もないな…。土下座すればいいと思える流れも凄いけど、なんかもうこの先がちょっと…間抜けに見えてつらい…。地獄…うん、彼からしたらめっちゃ地獄だったとは思うんだけども…!
 一応ここでは去って行きました。おれと同じくらい苦しめてやる、という敵はまあ付け入る隙はある。
 そして幻徳が西都に行ったってことは東都の情報がもれてるんじゃないかと…あ、そうか。めっちゃ重要なとこに居たもんね。一応亡命についてはそういう売りもあるのか、と思ったら普通にスパイ居たのか…!

 戦兎はまた墓参り代わりに青羽が消えたところへ。こんなところに出てくるスタークさんがいやらしい。マスター好きだけど、そろそろ一回痛い目見てもいいな。いや今回めっちゃやられても嬉しそうだったけど。ホント何がしたいんだろうなぁ彼は。
 戦兎はハザードトリガー使ったのびっくりした。えええ、万丈の居ないところでもやっちゃうの…! せめて万丈呼び出すとか…っていうか毎回、今度はいけるかも…とか思っちゃってるんだろうか。なんかもうすでに一部おかしくなっちゃってるんじゃ…。止められたところで暴走した影響それなりに残りそうだしなぁ。
 で、暴走してスターク追い詰めたところでグリスですよ。横からの攻撃に弱いんだろうかハザード。っていうか一瞬万丈来たかと思ったのに…! グリスでいいのかよ…! いや、最初に暴走止めたのもグリスだけども。
 スタークは去ったので、あとはグリスと戦兎の会話。「おれたちと手を組まねえか」って直球できたなー。もうとっくに仲間みたいなもんだけど、はっきり言葉にしとくのは大事ですね。敵が共通ならとりあえず良さそう…って店にまでくるのかよ…! 枕持って住む気満々です。みーたん居るところに住もうとされると、ちょっと別の意味合い発生するよ…! 一応みーたん部分以外シリアスにやってるけど。いや、万丈とのやり取りは笑ったけど。万丈は会話のテンポが良くて頭悪くなさそうなのに発言がやっぱ頭悪いのが素晴らしいな…。
 喧嘩止める美空は、媚び笑顔のあと腕さすってるんですが、あれはやっぱキモいんだろうか。グリスは一応イケメンだと思うけど、駄目なのか。
 しかしなんか最近すごく大人っぽくなった気がするなぁ美空…なんとなくだけど…。

 そして襲撃される政府官邸。駆けつけたらもうみんな倒れてて「やっときたか」「待ちくたびれましたよ」とか言われちゃうの。どんだけ時間かかったんだと思ったけど、制圧が早すぎただけかな…ホント仮面ライダー住まわせとかないとどうしようもない…。グリス引き取れば良かったのに。
 お父さんの方は息子に詰め寄られ、パンドラボックスを出すことに。これは本物なんだろうか。ライダーが間に合うのに賭けてるのかなぁ。しかし「お前は優しい子だった」か…そうだよな、あの光を浴びる前を知ってるんだよな…しかもあの年齢になってからだとなかなか切り替えられないよなぁ…。優しい子だった幻徳さんが全く想像つかないけど。
 「私が式典に出てれば」については、今度は暴走する父に心痛める息子という構図になっちゃうけどそっちの方がいいんだろうか。
 戦兎がやってきたあとは逃走。なんか火の鳥になった! かっこいいな。仲間2人も普通に拾っていくんだ…。走ってきた万丈は笑ったけど、普通に追いつける距離かよ…!
 戦闘は、やっぱ戦兎たちが苦戦。ハザードトリガーでも駄目と…これどうなるんだと思ったら、ここで美空かー。アイドル覚醒だと…ってか赤羽もやばいのかあれ…。


第25話「アイドル覚醒」

 裸足でスカイウォールまでやってきた美空ちゃん。突っ込もうと思ったまさにその瞬間に万丈に言われた。「気になるとこそこ?」と言われてしまった。いや、気になるよあれ…! 「目が緑色に光ったんだよ!」はあの距離で見るとわかり辛くないかな、とはちょっと思った。それよりもまあ謎の力ですよ。現状打破にはなると思ったけど、スカイウォールに穴開けてローグたち3人追い出すとか、すげえな…! そこまでやると思わなかったよ…! 「エボルト」と謎の言葉を呟いて倒れる美空。明らかに美空ではない何か別のものが…って感じではありますね。いろいろ謎だらけの美空について、ようやくちょっと突っ込むことに。マスター、ホント呼び出したら普通に来るんだよな…なんかホント不思議な付き合い方になってるよな…。美空のこと、というかバングルのことは結局大してわからず。代わりに難波チルドレンなるものの存在を教えてくれるマスター。情報としてはありがたいけど、ほんと引っ掻き回しにくるな…という印象が強い。しかし施設の子どもたち引き取って洗脳とか、凄いことやってるなぁ。しかも最終的には世界大戦希望ですか。この人も光浴びてんの、もともとこうなの。
 美空に関しては、この後美空の希望もあって美空自身を調べることに。なんかよくわからない機械つけてます。こういうとき一からそれ用のもの作れちゃうキャラなのは便利。ってか普通に何かの映像出てきたよ…! 火星が滅びたイメージって、えええ。しかも美空ちゃん自身今まで見てたようです。これを繰り返させないように…というのがバングルの意思ならまだちょっと安心なところはあるかな…? 「これでみんなと一緒に戦えるんだ」そうくるとは思わなかった。悪い力じゃないなら戦えるなら…黙ってじっとしてるわけには…という感じかなぁ。でも自在に使えるわけじゃないし、使ったら倒れるんだよな…! まあそもそも戦いには向かないよなぁ。

 西都のスパイについては、いろんな人に別の情報を与えて誰が引っかかるかであぶり出し。まあ真っ当ですね。万丈がめっちゃメモ見ながら喋ってるのが、細かく指示書いてあるんだろうな…と思えて笑える。でも思ったよりは書いてること少なかったな…! っていうかメモ見ながらとはいえ、こういう役目もさらっとこなせるんだよなぁ万丈…。
 で、やってきた西都のライダーたちは戦兎たちで相手。万丈は「そんな単調な攻撃で」と舐められてますが、一撃一撃どんどん重くなっていく感じがいいな。やっぱこれが万丈の力かなー。戦兎の「一度負けた相手は研究する性質でね」はいいな。でもそういうとこももうちょっとじっくりやって欲しいなあ…! なんか戦闘が物足りなかった。そろそろ気持ちよく勝って欲しい。結局逃げられるし。スパイもばれてすぐ消滅しちゃうし…。
 で、結局本物のパンドラボックスのところにはローグがいってるとか、えええ…? 赤羽が一人でローグと戦うはめに…わあ…。これもう赤羽としても逃げるわけにはいかないし、一人で勝てるわけないし…ホント頭たちくるまで時間稼げるかどうかってとこなんだよな…。決意の変身が怖い。
 「限界はとうに超えてるはず」とか言われてたし、頑張ったんだよな…。
 頭の目の前で消滅したのは、まだ死に際間に合って良かったのかどうなのか…。ってかホントに全滅するのかよ三羽烏…! お頭辛すぎる…。おまけに3人がかりでも結局全く勝てないってもう…。
 美空がやってきたものの、まあ何かされる前に攻撃…されるよね…。やっぱ自在にすぐ出せない力だとなあ…! 万丈が庇って傷つき、ここで戦兎はハザードトリガーか…。「一海」とか呼んだのにびっくりした。え、名前呼びなの。そして暴走したところでようやくダメージ与えるも、止めに入ったグリスに攻撃が向かい、ローグにはパンドラボックスごと逃げられ…更に戦兎が向かうのが美空…って、もうひたすら最悪の展開だな…。
 ってかグリスが倒れて変身解除したら次は美空、って立ってる人間を優先的に狙っちゃうんだろうか…? とりあえずピンチはバングルの力でなんとかなりそう…? ここで終わるのかよ…!


第26話「裏切りのデスマッチ」

 「なんで美空に襲い掛かってんだよおれ」流れをそのまんま本人が説明しちゃうナレーション凄いなぁ。とりあえずやっぱりバングルの力でなんとかなりました。キレてる万丈ですが、猿渡からはさらに重要なことが。「こん中に裏切り者が居る」ね…。前回予告で言われてまさかそんな展開と思わずびっくりしましたが。いや、だって他に理由いろいろ考えられそうでさあ…!
 一応店に戻ってからも疑心暗鬼…なのか? あまりみんな深く考えてる気はしない。万丈は本気なのかもしれないけど。馬鹿って言われて「せめて筋肉つけろ」は笑う。でもまあ正直自覚はあるだろうしな…。ホントこの辺の会話のテンポ凄いなー。「筋肉ねえだろ」はひどい。
 パンドラボックスを奪った西都側からはまた代表戦の提案です。受けなきゃこの先も東都が襲われ続けるだけ…だもんなぁ。戦争は、片方がやりませんと言ったところでどうにもならないのが辛い。西都は負けても東都からも北斗からも手を引く、っていう、まあ前の状態に戻るだけなんですね。金の話もないんだろうな…番組的に出してないだけ…じゃないよね。
 ってか北斗をもとに戻す、が東都に対する取引材料になるのも凄いですよね。でもこれで猿渡が戦う理由は十分と。そうでなくても三人の仇があるけども。東都代表になる理由はなかったもんね。
 「この戦いに勝って戦争を終わらせてほしい」東都首相の願いですが、ほんとこの状況だとそんな単純な話で終わりそうになくてなあ…。

 とりあえず代表戦は決まったので、さっそく対策練る戦兎。バングルの力使えば何とかなるんじゃないかってことらしいです。「オーバーフロー状態でも自我を保てる装置を作る」とかなんとか言ってるのをめっちゃうなずいて聞いてる万丈がちょっと面白い。わかってるのかあれ。
 美空の協力に関しては「力になれることがあるなら」のセリフを引っ張ってくるか…ここめっちゃ茶化してきてびっくりですよ。ううん、まあその方が気持ち楽なのかなぁどっちにとっても…。
 ここからビルドの過去戦闘振り返り。ちょっと総集編的ノリ。「こんな映像どこにあったんだよ」ナレーションならともかく、本編中でもそんな突っ込みしてくるのね…! ベストマッチの話とかも改めて振り返り。ドラゴンがボトルの力を2つ分にして…という話から「有機物と有機物の組み合わせもできるってこと?」って、あ、めっちゃ理解してる万丈…。やっぱ回転早い。そもそも有機物という言葉をわかってると思わなかった…! 正直私もよくわかってはいない。
 とか言ってる間にボトル完成。寝ぐせ跳ねといい、美空の雰囲気といい、なんか久々だなこの感じ。やっぱこのぐらいのノリがいいなぁ。
 できたのはラビットということで、さっきの万丈の言葉とも合わせてラビットラビットもありかもしれない…ということになるのね。なんか爆発してましたが、まあベルトの方が対応できれば…ということで装置作り開始です。ホントこういうときは天才だなぁ戦兎。

 万丈の方は開発中猿渡のところへ。おお、墓作ってる…。ホントあっという間にみんな消えたよな…。遺骨もないことについて、万丈も思うとこあるようです。万丈もなぁ…目の前で失ってるんだよな…今は結構お気楽キャラだけど。そして「さあ実験を始めようか」ですよ。びっくりした。何言い出すのかと思った。「戦えば戦うほど強くなるんだろ」「代表戦までお互いのハザードレベルをがんがんあげてやろうじゃねえか」おおお、なんかかっこいいな万丈。今やれることをしっかり理解してる…。で、ボトル振ったところで何か違和感に気付くという。中に盗聴器って、ええええ。ってかあのボトルって普通に開けられるのね。そういうのありなのね…。
 どうしてこんな、という次のシーンでは紗羽さんが機械いじって褒められてるって、えええ。紗羽さんの父が巻き込まれたという事件について「被害者に滝川って名前はなかった」とか、そんなんも今突っ込んでくるの。で、まあなんか普通に難波チルドレンだった紗羽さん…そ、そうか…めっちゃ直球なんだ…。正直前回の裏切りのときも思ったけど、あまり紗羽さんに思い入れがなぁ…。どう転んでもあまり何も思わない気も…。とりあえず戦兎は一応怪しんでるんですかね、これ。正直盗聴器当たりは戦兎が仕掛けててもおかしくない。

 まあそんなこんなで一週間後。「凄いでしょ、最高でしょ、天才でしょ!」完成してはしゃぎまくり、時間に気付いて「最悪だ…」。なんか戦兎台詞詰め合わせって感じがするな今回…! いいねぇ。好きだよこのノリ。
 会場の方ではとっとと始まってる第一戦。最後が戦兎と幻徳なんだな…これ、2勝すればいいなら一番強い奴に一番強い奴ぶつける必要もなさそうだけど、まあそこは考えない方がいいか…。流れ的に、最終戦必要だろうし、そうなるとどっちか負けるのがなー! いや、西都側は負けても吹っ掛けてきそうではあるけども。
 で、最初のグリスはしっかり勝利ですよ。相手側も「勝利以外は許されない」とか「兵器として生きることで存在を証明してきた」とか、まあ回想つきでそういう生き方してきたことを示してますが…。「わかるわけねぇだろ」ってグリスが返して、あ、あれ普通にしゃべってたんだ? とか思ってしまった。全部心の声かと思ってたよ…! わざわざ戦闘中にこういうの喋ってるの、何か意図あってのことなんだろうか…自分を鼓舞してただけかな…。
 お頭の方は、仲間背負ってて負けるわけがないと。ここで「負ける気がしねえ」言うのか…! 「パクリやがった」万丈の反応も笑う。っていうか今回どこまでシリアスに見ればいいか迷うとこ多いな。このあとの万丈戦もな…そんなギャグ反応でいいのか万丈…。一応相手側が2人分の力使って合体…? とかなってるらしいです。まあこれなら負けても仕方ない…でいいのか…?


第27話「逆襲のヒーロー」

 合体しちゃった敵さん。難波sなんは「強すぎるから他の商品が売れなくなる」という理由で見せたくなかったようです。なるほど。代わりに負担が強いとか値段が高いとかないんだろうか。あくまで商売品なんだよなぁ。
 戦闘の方は、この流れだと万丈きついかなぁと思ったら回想も絡めて大分優勢。ああ、お頭との特訓ちゃんとやってたんだな…。「ハザードレベルあげるための特訓だろ、手加減してどうすんだよ」とか言ってるけど、特訓でひどい怪我してもまずいよね。そしてここから戦う理由か…。やっぱ戦兎のため、が大きいんだよなぁ。万丈がそう考える理由はホント今まででしっかり伝わってきてますね。あいつが今のおれを作ったかー。そういう風に考えてたんだな…。
 これを思い返しながらの「負ける気がしねえ!」だし、ホントにこのままいけちゃうのか? これでいけなきゃ嘘じゃないか…? とか思ってたら、突然の「弟の命がかかってる」ですよ。あああ、そうくるかああ! この一瞬で「拘束されてる弟」のイメージ映像が出ないから、あ、嘘だな…とか思ってしまった。いや、実際負けたら捨てられる、は全然ありそうじゃない…。彼ら自身は捨てられるわけないと思ってても…! そういうところのイメージあるよ…! 紗羽さんも何か辛そうに協力してるもんなー。洗脳じゃなくて脅迫方向なのか…。紗羽さんは一応一海に何か頼んでますが、さてこっちは何なのか…。ってかかずみんって呼ぶのね。このシリアスな流れで言われると微妙な気持ちになるな…!
 一海くんは一海くんで、今回やたら低い声でかっこいけど、言ってることは「みーたん迎えに来てくんねえかな」「みーたん、おれが居なくて寂しがってんな」ですよ。すっかり忘れられてたけど…! それはそれで可哀想。
 万丈は結局力出し切れず敗退…でいいのかな。「わざと負けてくれるとは」とか言ってたけど、さすがにそういうわけじゃ…ないよね…? まあ迷ってたら一緒かなぁ。騙されてたことに気付いても「しょうがねえ」「信じたおれが悪い」の万丈はかっこいい。まだ戦兎が居る、って思いもあるしね。この万丈への責め方もギャグちっくでやってるのはいいな。いや、そもそも全然責めてもないけど。シルエット睨みはどういう演出だ。「サブキャラのお前がこれ以上ないお膳立てをしてくれたんだ」戦兎はとても戦兎らしい発言ですが、ここからの「心配すんな。おれは必ず勝つ」「お前の分もな」が低く、真面目な声でっていうね。もうかっこいいなこっちも…!

 そして戦兎VS幻徳戦開始。幻徳は葛城のことで煽ってくるのね。幻徳は幻徳でやっぱ葛城に裏切られた思い強いのかなー。ってか葛城…この回想見る限りだと、やっぱあくまで科学のため、ひいては人類の未来のため…だよな…。「未来のいしずえになるなら」「悪魔に魂を売ってでも」って大分悪魔に魂売った意味違ってくるな…!
 幻徳は兵器生み出したことのみで責めてくるなー。
 科学の発展が戦争生み出すよりは、戦争が科学の発展促してるっての方がしっくりくるけど。
 ハザードトリガーに関しては触れられるときついとこですね。でも作っちゃいけないとわかってたタブーのもの、というよりは未完成品だったんじゃないかなぁ。実際今回戦兎が何とかしたわけだしね…! ちゃんと使えるものになった。「今のおれがなんとかする」なんだな…もうそっちでしっかり結論づけてるのかな。
 戦兎の方からも、万丈の姿見て「あの言葉が今のおれを作った」とか、そうかぁお互い様だったのかここは。お互いがいたから今のおれがいる、っていいですね…!
 で、ようやく新作の出番ですよ。なんかうさぎ出てきた…と思ったら装着した!? 「あれがギュインギュインのズドドドドド…」とか言い出す西都首相には吹いた。ちょっと待って、なんかナレーションに入ってきてたの笑ったけど、それが本編に出てくるの!? あれホントに話してることなの!
 まあただ笑うとこでしょうが。これで自我も失わないまま圧倒的なパワー見せる戦兎。「これが正義の力」「桐生戦兎の力だ!」やりきってるなー。かっこいい。足伸びたのは何かと思った。
 このまま幻徳が吹っ飛ばされ、あれ、これどうなるんだと思ったら美空が突っ込んでくれました。しっかり解説も入ったよ…! そうだね、場外ルールはなかったね! わざわざ電気流れてるリング作ってたけど、別に関係はないのか。
 紗羽さんの持ってきたデータどうなったんだ? と思ってたら「攻略データのインプットが完了しました」って今かよ…!
 というわけでまだ戦いは続きそうなまま以下次回。おお…終わらなかったか…。


第28話「天才がタンクでやってくる」

 今日のナレーションはお頭。真面目にやってるな、まだ突っ込み入らないのか? と思ってたらようやく万丈からなんでお前がやってんだ、が。「お前」に反応して「せめてかずみんだろ」とか言い出すのに笑う。ってかホントにそれで呼ばれていいの。呼ばれてたけど。
 本編では、ラビットラビット対策発動で苦戦の戦兎。「完璧に読まれてる」とか言ったり、あれぇ戦兎どこまでわかってたんだ? とか思ってたら全部わかってた…普通に回想で紗羽さんとのやりとりあった…。一応紗羽さん側から父のことは嘘だと難波チルドレンだと、ここで言ってたんですね。戦兎から問い詰めたわけでもなかったんだなぁ。人体実験でのスマッシュ化まで命令だったのはびっくりした。まあ確かに一度あれやって、また裏切るとは思わないわな…。
 実際そもそも戦兎たちに完璧にほだされてた紗羽さん。欲しかったものをくれたか…難波チルドレンの洗脳方向は結構危ういのかなぁ。生への執着もない感じに育てられてるんですかね。そういや初っ端で幻徳さんにホテル誘われてた気がするけど、そっちはどうなんだろう…目的のためなら…いや考えてもしょうがないけど。
 全部喋って「ごめん」の紗羽さん、ここで全部ぶちまけたのは、どうにかして欲しかったのかな。「紗羽さんを大切な仲間だと思ってる」こんなことまで言われて泣き崩れる紗羽さん。裏切り話す前だったら、今言うなんて、はわかるけど、この状況だといまいちピンとはこないかな…。まあめっちゃ救いにはなるけどね…! 鍋島さんの家族捕まってるということで…なるほど、かずみんへの電話はこれだったんですね。戦闘後ぼろぼろの体でホントこき使われた感…! そもそもここ負けてたらどうしてたんだろう…。
 このかっこよさに、みーたんの握手券ねだりくわえてくるのがずるいなーお頭は。
 あと関係ないけど最初に紗羽さんは美空たちにどこまで話したんだろう。データ渡したという言葉だけか。回想挟むと、それが話されたのかと思ってしまう…!

 この間もずっと続いてる戦闘。夜が明けてる…一体どれだけ戦ってたんだこれ。幻徳さんが一人でひたすら喋ってるんですが、これ全部戦兎は時間稼ぎしてただけかと思うとなんか切ない…。自分は未熟なクズだったとか言って、自尊心も虚栄心も捨てて、とかやってる流れだけになぁ…。正直幻徳さんには共感する部分も多いからなぁ。親父さんとの言い合いとか特に。軍事に力入れないことに対する「住人に裸のまま他国の銃弾を受けろっていうのか」とか。そうだよね、そもそも自衛のためだよね…あっちが吹っ掛けてきてるし「話し合いの通じる相手じゃない」のもボックスの影響見るとなぁ。親父さんからすると息子がめっちゃ変わってるはずなんだけど、他国の首相についてはどう思ってたんだろう。通じるはず…なのかな…。
 「この国を強くするためにおれが強くなる」とかひたすら国が国が、で語る幻徳はこれが本音なんだろうか…。正直この辺の気持ちはとても共感できるけど、そのために今やってることについては…何でそうなるのかよくわからなくて…。西都の支配で国が一つになるならそれはそれでいいのかな。自分が実権握れば、なのか。「この国を動かす力を自分自身の手でつかみとってみせる!」めっちゃ理想に燃える男だよなぁホント。…とか思ってたので「理想で国は救えないことを」とか戦兎責めだしたのはびっくりした。いや、意味が違うんだろうけども。戦兎からは「理想を掲げて何が悪い」です。そもそもお互いの理想ぶつけあってる戦いの気がするんだけどな…幻徳さんが目指す世界の行き先には愛と平和はないのかな…そんなもの自体あるはずがない、のが幻徳さんなのかなー。
 まあ普通に愛と平和の世界の方が、そりゃ実現して欲しいとこですね。
 Goサインが出た戦兎はタンクタンクモードでの反撃開始。うっわ、こっちになったらマジで余裕なん。「あの野郎」の万丈いい笑顔。
 膝折ったらそのままキャタピラになるのなんか面白い。これでこのまま無事勝利。倒れた幻徳さんどうなるのかなと思ったら「もういいだろ」「帰ってこい東都に」とか言ってるお父さん。そんな、反抗期の息子扱いみたいな。っていうか普通に帰る場所あるのね幻徳…。どういう扱いで、どういう待遇で戻るの…お父さん、息子をどう扱うつもりなの…。まあ幻徳さんは去っちゃいましたが!
 美空と紗羽さんはビンタして抱き合って、いい感じに終了。ここは素直に良かった良かったな感じだな…。紗羽さんの泣きがいい。
 そしてかずみんは…そうか、これで北斗に帰れるってなるのか…。見てる方としては、まだ全然何も終わってない感じなので一瞬このみんなの気の抜け方についていけなかった。

 実際西都首相のところにはスタークですよ。西都首相、約束は普通に守る気だったのね。ホントに完全に負けえるはずはないって考えでの代表戦だったのか。「反故にすればいい」にも「そんなことできるわけないだろ」と…そうかぁ、それはなしなのか。この辺の性格が読めないんだよな…!
 で、スタークが西都首相を殺して難波会長を西都首相の顔に…ホント便利だなこれ…。しかしこれ、若返るわけでもなんでもなく、ホントに顔差し替えるだけなんだな…ちょっと大変そう。
 「本気の戦争を教えてやる」ということでまた何か始まるようです。もう29話か…。


第29話「開幕ベルが鳴る」

 いきなり初っ端オーケストラ。何やってるのかと思ったたら西都首相…じゃなくて難波さん。なんだあれやりたかったのか。一緒に乗ってるスタークも笑った。踊ってるようにしか見えない。スカイウォールが微妙に剥がれて中央にさらに囲いができて「新たな戦いが幕を開けた」と。ちょうど新年度新展開。東都は襲われ、相変わらず大変そうな感じです。何気に迫ってくる壁に弾き飛ばされてる人いるの怖いな…あれ死ぬよね…。
 OPも今回から変更か。まあいつまであれ使ってるんだろうとは思ってた。基本は店からマスター居なくなり、仲間が増えた感じかなー。最後の葛城とのタッチは何か妙に燃えた。この葛城いいなぁ。あ、BANDAIの提供コメントがちょっと変わってる。たのしいときをつくる企業とか言ってたのに。

 西都から東都への侵攻は、西都勝利と嘘の報道を流す方向にしたんですね。ああだから中継してなかったの…今回中継しなかった理由とか、最初からなんか言われてたんだろうか。なんでしないんだとか東都首相は思わなかったんだろうか。
 まあそもそも嘘つくわけないだろう約束破るわけないだろうってのが東都首相にはあったんだよね…。ってか世間の方も東都負けたなら素直に明け渡せよ、なの。それは東都市民もそうなの。市民からすれば上の人間が変わるぐらいのことで、それも特に自分たちには関係はない感じなのかな…。そもそも10年前まで統一されてた国だしなぁ。あと、西都の暴走に対して「世間が黙ってないでしょ」とかも言われてるけど、世間の声ってそんなに大きいんだな…。
 「これでも攻めたら侵略行為だっての言うのかよ」の万丈に「自衛なら問題ないだろ」の一海、そして動けない戦兎と…。それぞれの思いがなかなかきつい。万丈の「周りの人間だけでも」が一番共感しやすいとこだな。大体それぐらいの規模だったもんねライダー…。誰かを助けることで誰かにしわ寄せがいくとか、そんなことまで考えなきゃならないのか…。
 「じっとしてらんねえんだよ」万丈はこの辺わかりやすくていい。しかしホントどうするんだ、どうすればいいんだというところで首相に何か頼んでる戦兎。どうするのかなー。「1ドルク貰えませんか」が一瞬何かと思った。あ、お金か…。いまだピンときてない。ってか1ドルクって紙幣なの…! 「1」って書いてる紙幣はなんかちょっとシュール。価値どの程度なんだろう…。

 で、翌日(?)かな。一海の通り道で待ってた万丈。一海は荷造りしてたんでしょうか。なら店に戻ってたのかな。万丈は北斗への道直行かな。すぐくると思ってたら全然こなくて震えて待ってる万丈いいな。戦うつもりだったけど、寒すぎて死にたくねえって思ったとか、もうホント素直でわかりやすくていい万丈…。考える時間もたっぷりあったしね…!
 そしてみーたんからはかずみんへの個別メッセージ…おおお…頑張ってる…。「自分の命も大切にして欲しいの」「みんなで戦える方法考えよう」泣きそうな美空にこっちも泣きそうになった。このあと握手券だの撮影券だの大量に用意して向かってるのも凄い…。耳かきとかそこまで行くとちょっとどうなんだ感はあるけど。一応アイドルの距離感だから生々しくならないのはいな…。かずみん的にはちょっと辛いかな…こんなことさせちゃったって感じになるよね…。あと美空はグリス呼びなんだ…そこは意地だろうか。
 しかし結局敵の方からやってくるのね。まあボトル狙われてるんだもんね。ということで戦闘開始。戦兎がやってきましたが、まだどうするのかわからないなー。とりあえず戦争止める、の意思には「みーたんにお願いされちまったからな」とか言いながら乗ってくれる一海。信じてくれてる感じかな…。みーたんのお願いを無下にせずに済んだのはほっとしてるかもしれない。
 ここで「足りねえなぁ!」とか「誰がおれを満たしてくれるんだよ!」とか、そういえば最初そんな感じだったな…とか思ってしまった。いろいろすっきりしたらそこが残るんだろうか。なんだかんだ楽しんでる部分やっぱあるのか。
 敵さんの方は、兄弟がまた合体。これすると一人生身に戻っちゃうのね。まあ戦兎たちはそこ狙ってはこないだろうけども! と思ったら美空捕まえてた…抜け目ない…。
 戦兎たちの方は三羽が背中押してくれてるのとかなかなか泣ける演出。2人の表情の違いがいいなー。
 結局最後は美空がまた緑の目になって「火星の王妃」とか言い出したところで終了。そろそろ真実に迫ってくるのか…王妃…。


第30話「パンドラボックスの真実」

 あらすじ紹介で絡む戦兎と西都首相。って、いいのかそれ。「そんなネタバレ、あらすじ紹介で言えるわけないだろうさー」ってホントにな…! こういうノリやれるとこ好き。今回は本編もノリ良くていいな。
 とりあえず初っ端は王妃の力で戦闘離脱です。おお、まとめて味方だけしっかり転送した…。7年住んでたとか、ちゃんと状況も全部理解してるんだな…。
 スタークからは「まだ生きてたとはな」で、攻撃されたら「この程度か。ならこれでどうだ」と余裕崩さない感じはかっこいいなー。王妃への攻撃は万丈が庇いました。ま、また…このあと普通に居たから大したダメージではなかったのかな…。
 で、王妃とのお話ですよ。「火星方面の方のお口に合うかわかりませんが」から火星方面てどこだよとか、もう相変わらず突っ込みが楽しい。「小娘って言われた…」とショック受ける紗羽さんには「良かったじゃん」って戦兎…! もうひたすら笑う。日本語喋ってる点も突っ込んでくれました。この辺、ライダーは割としっかり理屈つけてくれるイメージ。戦隊は細かいこと気にするな状態が多い気がする。
 そしてここで万丈への言葉ですよ。「自分が何者かわかっていないのか」ですよ。ま、マジで万丈に何かあるの。全然考えてなかったよ! とびっくり。「わたしは万丈龍我です」で返す万丈には大笑いしたけど。ホント…ホントこのノリ好き…。倒れたみーたんが膝枕状態になって慌てるかずみんとかね…! 「いくらですか」はちょっとどうかと思った。心配しよう。
 このあと、聞いたことと考察をまとめて話すみんな。なんだあの人形。こういう遊び混ぜてくれると頭に入りやすくて楽しいなー。「みーたんが可愛いから憑依した」「俺に告白してる?」とかおふざけ挟むのもいい。ああ、やっぱりこういうノリでやって欲しい…! ここにきて万丈の第一章ネタまた引っ張ってくるとかね…あれもただのギャグで流してたらまさかの。
 武器開発中に気絶した万丈にも「ごめーん」の付箋で軽い…ホントこれぐらいでいい…。

 で、それはそれとして西都なんとかしないといけないわけですが。侵略行為にならないために、さてどうするのかと思えば国家反逆罪…政府との縁切っちゃえばいいってことか…。代表戦といい、なんかもう建前って大事なんだな…と実感する。ってか1ドルクって強奪したみたいな扱いなの。ホントいくらなの1ドルク。
 東都首相はさすがにこれを手配しただけでのんびりしてるわけでもなく…万丈たちを行かせるかー。なんか首相から普通に万丈のスマホにかかってくるの凄いな…そういう立場にいるのわかってるけど…万丈の元々の位置考えるとなー。
 一人戦いに向かってた戦兎に合流し、ここはもう普通に共闘ですよ。まあこうでなくっちゃね。バイクで突っ込むときの戦兎の表情とか好きだったけど。しかしそれよりこの流れで…「お前は何がしたいんだ」のマスターですよ、「勝手に出てくるなよ」「黙ってみてろ」とかスタークに言われちゃうマスター。ちょっ、ええええ!? マスター!? あれええ、マスターにはマスターの意思あるの…スタークとは別なの…? い、いつから…どれがマスター…マジで…。
 ここはちょっと衝撃だった。この位置もきっついなー。
 あ、このスタークによる室内ギミックは面白かったです。まともに戦えないなあれ…!

 最後は、紗羽さんから万丈に関する衝撃の事実です。あまりに溜めに溜めるから、ちょっとギャグオチかな…って思ってしまった。人間じゃないかもしれないか…ここにきてまさか万丈がそんな扱いになるなんて…! ああ、次回も楽しみだ…。


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