轟轟戦隊ボウケンジャー感想 (21話〜30話)


第21話「打出の小槌」

 映士にボウケンジャーについて説明しているさくらさん。そこからなんだ…。考えてみればこの説明の前にボウケンジャーにしてるのも凄いです。 「要するに冒険すればいいってことだろ」映士のこれはチーフの責任じゃないかと思います。まあでもこれで良さそうです。お近づきの印とかで野菜配る映士。やっぱ普通にいい奴だよなー。
 真墨の名前を思い出せず黒い奴とか言ったことでキレる真墨。「おれは色で呼ばれるのが大っ嫌いなんだよ」あ、そうなの。前にも言ってたっけ。何でなんだろう。
 「何様のつもりだ、新入りのくせに」と愚痴り映士を認めないという真墨。みんなはのんきに野菜かじってます。あんまり深刻に考えてないのか。まあ真剣な対立には見えないんだよなぁ。遊んでる。
 あーOPにも6人目が。正式加入だなー。

 今回のプレシャスは打出の小槌。打出の小槌って振ると願いが叶うものだったのか。「打出の小槌は実在する?」に「その可能性が高い」と言ってましたが、これって地図盗まれたから? 何かそんな感じだった。
 現場に付き、普通に敵と遭遇するボウケンジャー。銀と黒の声が揃ってます。実は気が合うんじゃないか。「プレシャスは渡さん!」映士もしっかりノリノリだよなぁ。雑魚を一掃し、得意になる映士。もうこの人のキャラの方向性掴むのは諦めました。真墨との張り合い見てると映士が何か大人気なく見える。真墨の外見が幼すぎるんでしょうが。「黙れ黒い奴」「新入りの癖に光りすぎなんだよ」何だこの喧嘩。喧嘩なのかこれは。
 とりあえず3組に分かれようということでペアを組まされる真墨と映士。不満気な声出してましたが普通に一緒に行動してます。チーフの言うことは聞くのね。
 途中で更に二手に分かれようとした二人ですが、映士がサーチを使って敵の後を追い始めたため何か普通についていってる真墨。意地張るかと思ったのにびっくりだ。
 敵は崖の上に、ということで今度は真墨がクレーン呼びました。ええええ。音とか振動とかないんでしょうか、あれ。なんだかんだで協力し合ってる感じの二人。が、敵を見つけて映士の方は飛び出していきました。真墨は「これは任務だ。奴らに気付かれぬよう後をつけるんだ」とか、敵に気付かれたらすぐさま信号弾とか何か変わりましたねぇ。ちゃんと動いてる感じだ。
 さっきは簡単に一掃した雑魚に手間取ってる映士。真墨が来たのでとっととその場を任せました。何だこのちゃっかり具合。何でもおれ一人でやる、おれ一人で出来る、とかじゃなくホントにやりたいことだけやってるんだなぁ。ある意味素晴らしい。
 プレシャス手に入れた瞬間敵に撃たれました。前にチーフも似たようなことあったな。宝手に入れた瞬間って油断しちゃうのかなやっぱ。
 「何やってるんだ銀色」銀色って。しかも叫ぶときもそれです真墨。逆に恥ずかしくないか何か。
 崖から落ちかける映士と離れたところに落ちたプレシャス。真墨が悩んでます。凄い苦悩してます。悩んでる間があったらどっちかに動いて欲しいんですが、っていうかそこまで苦しんで考えることなのか…! 結局映士に限界が来て咄嗟に支える真墨。まあそうでしょうねぇ。

 小槌は取られたものの、チーフたちも来て6人名乗り。敵はあっさり撃破です。
 ここで竜王さん「巨大化せよ、邪竜たちよ」と小槌を。おお、そう使うのか。これさえあれば巨大化自在と。あれ、前に生命エネルギー注入とかやってたのは? 駄目だったのか。
 これでロボ戦だなぁと思ってたら巨大化した邪竜を更に巨大化。そうくるか…!
 ダイボウケンが玩具に見えるような大きさになり踏み潰そうとしています。ここはお得意の分離で逃げるじゃ駄目なのか。
 助けたのはシルバー。何で出てこないんだと思ったら下で小槌狙ってたみたいです。「アルティメットダイボウケン! 巨大化だー!」ってそうくるかー!
 ダイボウケンも巨大化して結局通常バトル状態。更にシルバーも参戦。シルバーのマシンは小さいままじゃないかと思ったけど飛び上がって敵の体に入りました。ああ、一寸法師ね。敵を中から突き破るのは何か怖いです。ダイボウケンの肩に乗ってるのはちょっと可愛い。
 これで任務完了。映士は無駄に爽やかです。ピンチになってたことを言われても「それはそれ、これはこれだ」なんて前向きなんだ。だからこんな奴だったのかこいつは。
 何か仲良くなっちゃった感じの真墨と映士。まあ最初からそんな感じにも見えましたが。「ちゃんと半分こしてやるから返せ」ってホント何やってるんだこいつら…。


第22話「ソロモンの指輪」

 突然行方不明になるブラックとイエロー。美術館の所蔵品にプレシャスが混入していないかの確認作業…いろんなことやってるんだなぁ。一個一個分析してかなきゃならないのね。3人で行動していたときのことなので自分に責任があると落ち込むさくら。3人の内、2人組の方が襲われて行方不明なんだからどうしようもなかったと思いますが。
 とりあえず現場に行ってみたところ犬とインコ発見。まさかダークシャドウ探すのに使うと思いませんでした。「ボウケンジャー、また来たのぉ」シズカは本気でうんざりしてそうですね。
 今回の敵さんはズカンガミ。図鑑神かな。図鑑とシルクハットが一緒になった九十九神って。そんなんありか。何かマジックショーやってますよ。ブルー拍手してます。いいのかそれで。
 何やらマントをかぶせてきたと思ったら敵の攻撃でチーフが金魚に。うわぁ。
 シズカたちはこの能力と動物に命令できるプレシャスで動物部隊作る予定だったみたいです。こっちもいろいろ考えるなぁ。そして聞きながら普通に横から奪いに来たシルバーに笑い。どこに居たんだ。
 シズカとは初対面のシルバー。名乗ろうとしたのをさくらの声に邪魔されました。 「チーフが酸欠です!」あはははは! 予告でも笑ったけど、何かもう最高だ! そりゃそうだよな金魚だもんな…!

 とりあえず全員連れて一旦基地へ。ゲージとか鳥かごとか金魚鉢とか用意が早いです。とりあえず動物たちと会話が出来るというプレシャスをはめてみる蒼太。ああ、会話できてる。チーフが屈辱だとか言ってる…! 大変な事態だけど笑えます。「なかなかシュールな光景ですね」ってホントに。
 一方敵さん側。せっかく3人を動物にしたのでそれを使って取引しようと考えてます。なるほど。ボウケンジャー側も罠だと知りつつ受けざるを得ない状況。金魚との会話はやっぱりシュールです。
 とりあえず敵を倒せば術が解けて元に戻るはず、とそれ前提で作戦立ててるさくらさんですが、それでいいんでしょうか。根拠はあるんだろうか。いろいろシミュレーションもしてますがなかなか大変そうです。戦隊ではよくあるタイプの敵だけど、そういえばボウケンジャーはああいうタイプには慣れてないのかな。 「場合によってはアドリブも必要だってことか」「そのときは頼みます」アドリブは蒼太頼り? 女の子口説くのに使ってるからいけるそうです。蒼太もいまいち掴めない人だ。

 取引現場。敵さんの「偽物じゃないでしょうね」の言葉にその場で分析してみせるさくら。それあんまり証明になってない気がするんですが。まあシズカも本気で疑ってはいないのかな。「だったらこの偽者の薬なんて必要ないね」シズカのこの無邪気さと悪い感じの融合は結構好きだなぁ。
 戦闘開始。早速やられかけたピンクですが、ブルーが咄嗟に銃を投げたおかげで助かりました。アドリブだそうです。かなり的確ですが、あのマントが投げられたときの対策なかったのか。「何か今日も負けパターン?」とシズカですが、今度の敵さんはまだやられません。いきなりボウケンジャーの必殺武器を出してきました。普通に考えれば偽物じゃないのかな、あれ。「ズカンガミ。アタック」即座にこれ言えるシズカはいいなぁ。
 ここで飛び出してきたのはインコ。続いて犬。やっぱ大人しくしてないか…ってチーフまで…! あんた何やってるんだ…!
 漸く敵を倒して3人は元に戻ることに。すぐにかっこつけれるチーフが好きだ。
 続いてロボ戦。ロボ戦も一筋縄ではいかない今回の敵さん。ダイボウケンの足を鎖で縛りつけ、シルバー側の攻撃も傘で受けて返してます。強ぇ。
 ここでさくらの言葉で何とシルバー側のロボにドリルとショベルが付くことに。ああ、なるほどそういうのありかー。これで敵さん撃破です。

 最後。みんなでお食事中。またあれなのか。ロボ戦での腕の入れ替えについて「どうしてさくらさんは知ってたの」と言われ「実は、私も知りませんでした」との答え。 「場合によっては、アドリブも必要ですから」って、ええええー。それアドリブがどうとかいう問題か…!?


第23話「あぶない相棒」

 今回は突然蒼太くん行方不明。まだ本気で心配してるレベルじゃないようですが、居なくなってどれくらい経ってるんでしょうこれ。蒼太と鳥羽の会話からすると経ってても精々一晩だよね。まあ仕事サボってる状態なのがおかしいってことでしょうが。探してる最中、映士が何かに反応しました。ボウケンチップを故意に落として真墨と菜月を遠ざける映士。意外に細かい芝居しますね。でもボウケンチップってその場であのアクセルラーの光当てればいいんじゃないんでしょうか。緊急性あるかもしれないのに。やっぱりまだのんびりしてる?
 アシュの気配を感じたらしく探ろうとしてる映士。チーフはさっさとアクセルチップに蒼太の指紋がないことまで突き止めてやってきてます。アシュはおれさまの敵だと言う映士に「いつまでも過去にこだわるな」とチーフ。それでもとりあえず探査の邪魔はしません。映士は見つけたと思ったらいきなりチーフ殴りましたが。ああ、前にもこんな光景見たな。予想もしてなかったんだろうか。映士は一応悪いとは思ってるらしいですが、そのままチーフを置いて去っていきました。

 一方蒼太くん。昔のスパイ仲間に捕まってます。相手もいい感じに女たらしです。しかもクエスターと手を組んでます。これはちょっとドキドキする状況。目的はプレシャスの保管場所ですが、当然そう簡単に吐くわけはない蒼太。どうするのかと思えば「レイには相手の記憶を引き出す能力がある。知ってるよな」あああ、そういえばそんなことが…! そうか、あれレイの能力だったのか。チーフの記憶引き出してましたねぇ確かに。でも構えてればある程度は操作できるんでしょうか。現在頭の中にある映像をそのまま出しちゃう感じ? 次々と出てくる女性の映像のらしさに笑いました。「マセガキが」「お前の頭の中こんなんばっかりか」マセガキ…! そうか、この人たちにとっては蒼太ってそうなのか。
 ここで鳥羽さんが蒼太の動揺誘うお話を。蒼太も過去にいろいろあったからなぁ。変わらない口調で話す鳥羽さんに動揺していく蒼太。ああ、上手い…鳥羽さん上手い…。 「人の涙が多いほど報酬は多かった」「陰謀。工作。裏切り」 「お前はスパイ生活を楽しんでいたよ」全部間違っちゃいないんだよなぁ。
 動揺させるだけさせて「プレシャスの保管場所は、どこだ」タイミングもしっかり心得てます。ついに映像にプレシャスの保管場所が。すげぇ。この人何かすげぇ。
 用済みとばかり蒼太を殺そうとするクエスター。当然ですね。鳥羽はさすがにそこまでやる気はなかったのかちょっと反応してましたが。蒼太はそのとき既に縄抜け済み。こっちも凄いな。鳥羽に抱き起こされたとき鍵をすってたようです。どこで解けてたんだろう。
 このあと逃げる蒼太ですが、隠れていた場所へ再び鳥羽。銃突きつけてます。「地球を守るヒーローってことか」「お前のしてることは過去への言い訳だ。自己満足だ」と鳥羽。ああ、何かチーフのときと似たような感じになってますね。

 チーフたちの方はとりあえず蒼太の元へ向かってるだろうシルバーを追ってます。「シルバーの変身コードが起動したら逆探知で」なるほど、そんなことも出来るのか。チェンジャー自体にも発信機とかつけちゃえばいいのに。駄目?
 シルバー、クエスター見つけて変身です。
 途中で蒼太にも普通に遭遇し「口先に惑わされるな」とか「過去にはきっちり決着をつけなきゃいけねぇんだ」とか、心配してアドバイスしてる…んだろうなぁ。ホントいい奴だよなこいつ…。
 蒼太と鳥羽の生身戦闘。鳥羽さんもやりますね。 蒼太の方にはもう結論はあったのか「ぼくは過去に決着つけるつもりも言い訳するつもりもありません」「自己満足で構いません。生きてる以上前に進むしかないし。やっぱり自分も笑いたい」と。ああ、ちゃんと笑ってる。過去を背負って前を向くと。矛盾ないなぁ、この人は。強い。かっこいい。
 ここで漸くアクセルラーを取り返す蒼太。あ、取られてたのか。そりゃそうか。
 側を駆けていく蒼太に「おい、決着付いたのか」とか声かけてるシルバーが何か笑えます。気も遣ってる…んだよな。
 鳥羽さんも何か言って去って行って「何だよ。どいつもこいつも勝手に進むんじゃねぇよ。おれさまだけ馬鹿みたいじゃないか」と映士。あははは、何かもう冷めちゃうよね。可愛いなぁ映士は。

 チーフたちも漸く駆けつけそのままロボ戦です。プレシャスの保管場所、やたら見通しのいいとこにありますね。ってか建物自体への警備とかないのか。
 建物ごと持っていこうとしてる敵さん。ボウケンジャーたちは二体がかりでやられてます。強ぇ、と思ってたらここで手を出したのが鳥羽! うわぁ、何か仕掛けてたよこの人…! 突如起こった爆発で倒れるクエスター側のロボ。すげぇ。大活躍じゃないか鳥羽。
 このあとも「お前を助けたのがおれの自己満足だ」とか何か、かっこいい人だな、おい。蒼太よりもうちょっと深い影を背負ってるって感じみたいですね。彼見てると蒼太はまだまだ青いなぁとか思ってしまったり。
 最後、蒼太たちの知ってたプレシャスの保管場所は実はニセだったということが判明。なるほどねぇ。さくらさんたちは怒ってますが。これは微妙なとこだなぁ。
 蒼太はどう反応するのかと思えばいきなりギター弾き始めました。 「食えないところは、スパイなみだね」何遠い目してるんだ蒼太。


第24話「初音の鼓」

 いきなりお宝の奪いあいやってるシーンから。パス回しは基本ですね。菜月が思い切り失敗して取られてますが。
 しかしせっかく取ったお宝もエネルギーが小さいからいらないとガジャさん。一人で地道にやってたのにねぇ。やっぱエネルギーも関係あるんだな。
 ハザードレベルが僅か3の今回のお宝はプレシャスとしては小物らしいです。ネガティブも狙わないから元の神社に戻しても問題ないだろうと。あ、やっぱそういう感じなのね。 だから積極的に探してるわけでもないのか? 彼らにとってプレシャスって単に危険なものなのかなぁ。
 で、任務から帰れば菜月は忘れていたお仕事に取り掛かってました。真墨がいろいろ言ってます。「まるで母親だな」と。まああれ見てたら気持ちはわからなくもないですが。記憶喪失状態から冒険しかしてこなかったと。確かに真墨の教育にも問題ありそうだ。
 その菜月は謎の少年から宝探しの依頼を受けてました。張り切る菜月。カバンの中身は本気でしょうかあれ。冒険に関しても何かあれだ。
 「見付かったってビー玉程度だ」という真墨に「それだってあの子が大切に思ってるなら宝物だよ!」と菜月。あ、いいなぁこの台詞。渋る真墨に一人で行く、と菜月は出ていっちゃいました。真墨が付いていくの前提だったのかね。「あいつ、一人で電車も乗れないのに」…教えてやってないんだねぇ、真墨。

 探索中、いきなりナンパされてる菜月。これはホント一人にするの心配になるのも当然ですね。普通についていこうとしてるところをチーフが助けました。あはは、チーフかっこいい。「お前な、知らない人間に簡単についていくな」こんな注意をしなきゃいけないのも何か情けないだろうなチーフ。「全員が真墨みたいな奴じゃないぞ」そういえばそもそも真墨についてきた状態なんだっけ菜月。
 このあとも菜月のお世話に大変なチーフ。いつもは真墨がやってんだねコレ…。
 おまけに歩いてる内に元の場所に戻ってしまいました。菜月、大丈夫なのかこれで。 その頃蒼太とさくらは返しにいった鼓が浮いて出てきたので慌てて追いかけてます。ボウケンジャーに集合かかるも、菜月は今のミッションを続行。割と自由ですね、この辺。
 途中で風船持ったくまさんにぶつかり、飛んでいった風船の代わりに…チーフがバイト? チーフの微妙な表情が最高です。このあとたまたま通りかかった映士も引き込まれてました。普通に付き合ったのか。いい奴だ。
 さくらたちの方では鼓が鳴るごとに大量の雑魚敵が現れ大変なことに。凄い入り乱れ状態。
 チーフとシルバーもやってくるも、やっぱり苦戦。そんな中、菜月がダイボウケンを発進させてしまったという牧野先生からの連絡。ええええ。みんな驚いてます。私も驚いた。ありか、そんなん。
 菜月は埋まってしまった子どもの宝を掘り返すためにゴーゴー合体までしてます。掘ってる掘ってる。「お前一人で長時間の操縦は無理だ」とか言われてますが、そうなのか。このあと変身解けてもノリノリで運転してた気がしますが。
 このときのチーフの「おれたち最近、ハザードレベルの数字だけで宝を判断しすぎてたんじゃないか」には何かすっきりしました。うん、そう思ってくれてるならいいな。

 ついにお宝を掘り出した菜月。は、墓? みんなのもとにそのまま向かってました。内股走りのダイボウケン。怖。しかもロボで雑魚蹴散らしてます。ありか、そんなんありか。っていうかボウケンジャーもピンチなんですが。「菜月…ちゃ…」とか蒼太死にそうなんですが!
 一人でアルティメットフォーメーションにまでなり、一人暴れる菜月。最後はそのまま倒れこみました。それで決着。少年の宝と鼓は連動してたみたいですね。 まあ…結果良ければ…?
 「一人でよくやったな」さりげなく後ろにいって褒めてる真墨。やっぱお母さんだ。


第25話「禁断の果実」

 九十九神の術を行っているダークシャドウたち。シズカがゴミをひっくり返してゴミから生まれました。結構いい加減ですね。ゴミから生まれた九十九神はかなりぼけてます。一応庇ってみせたシズカちゃんですが、単に自分の責任だからかね。
 今回のプレシャスは知恵の果実。シルバーが発見してました。地道に働いてるなシルバー。ダークシャドウもお約束のようにやってきましたが、アクタガミが全部ばらしちゃってます。まあ別に隠すようなことでもない気がしますが。一人シリアスやってる闇の刃さんは大変だなぁ。
 アクタガミとシズカのやりとりの最中に「シズカちゃーん、ちょっとどいて」と何か気の抜ける声がしたと思ったら蒼太。ああ、彼のこういう感じは何か好きだ。サージェスはとりあえず木ごと保存することにしたそうです。まあいちいち探すより手っ取り早いかな。
 そのまま戦闘になり、闇の刃さん、アクタガミに自爆札取り付けてシルバーに突っ込ませました。やるな。ちゃんと利用できるものは利用しようとしてますねぇ。失敗しましたが。あまりに哀れな敵さんにやる気をそがれたらしい映士。変身解いて「もう帰れ」とか言い出しました。しかもそれで帰りました。気の抜ける相手ですね、確かに。それにしても映士が「この世は頭のいい奴が勝つことになってるんだ」とは。そんな考え方してたのか。

 その後、実は知恵の果実を体に引っ掛けてたアクタガミ。食べてしまって天才になっちゃいました。ああ、パジャマ姿のシズカちゃんが。あそこ普通に住んでるのか。
 天才になったアクタガミに「素晴らしい」と即座に返せる闇の刃さんは何か凄いと思いました。
 早速その頭脳を役立てろという刃たちにいきなり組織を抜けるアクタガミ。竜人にいきなり迫られてましたが、雑魚敵に知恵の果実を食べさせたことで内輪もめが起こってしまいました。「労働条件を改善していただけないと」「陛下の作戦はいつも行き当たりばったりでいきません」あはははは。まさに「余計な知恵をつけおって!」の状態なんですね。アクタガミもそれっぽい。たまたま現場に居合わせた映士がこの状況について問いただしてます。 ダークシャドウは私利私欲に走ってて駄目だというのに対する「正義と悪の区別がつくようになったのか」の言葉はある意味怖いなぁ。今回の敵に限ってなんだろうけど、深く考えるとちょっと。
 このアクタガミをボウケンジャーの基地に連れてくる映士。こういうのって許可とかなしなのか。とりあえず知恵の果実を渡してもらおうとするボウケンジャー。 「ネガティブに渡れば悪魔のような天才が生まれることになる」とのことですが、まさに渡って食べたらこうなったって状態じゃないですかね…。竜人たちの内輪もめ見てても思ってる方向とは違った方向にいきそうな気がしないでもないですが。
 ここで目配せしてる蒼太と真墨。アクタガミに襲い掛かりましたがあっさり返されました。「悪いけど、君はまだ信用できない」「おまえみたいな化け物に預けられるか」真墨は言葉が直球の上にちょっとあれだな。「その人類とやらはそんなに偉いのでござるか」には黙っちゃいましたが。理性と常識ある敵を化け物呼ばわりしちゃうと微妙だよね。映士のこともあるしなー。
 「しばらく様子を見ちゃくれないか」映士はひょっとしてその辺でもちょっと感じるとこあるんですかね。

 いきなり人々にゴミを落として苦しめているアクタガミ。苦しめ方がよくわかりません。地球を汚してる人間へのやり返しみたいな感じのようですが。アクタガミは映士には心を開いてる感じです。この辺、ちゃんと最初から喧嘩越しじゃなく付き合えばいいんじゃないかと思わせちゃうんだよなぁ。「高丘殿だけは拙者をわかろうとしてくれ申した」とか言ってるし。
 しかしその高丘をゴミで足止めしていきなり発電所を消したりしてるアクタガミ。さすがに放っておけずボウケンジャー出動。映士は迷ってます。変身もせず見守ってましたが、ボウケンジャーがやられそうになりさすがに飛び出しました。映士を諭そうとしているアクタガミ。「それが拙者の使命でござる」に反応しました。「使命って何だよ! 誰がそんなこと決めた!」うわぁ。全然繋がる状況じゃないんだけど、何か微妙に映士の過去と繋がった…のかなぁ。映士がこれを叫ぶかぁ。もうちょっとゆっくり人を苦しめない方法を考えよう、という映士ですが、「時間がないのでござる」とか言い出したアクタガミ。いきなり倒れました。闇の刃です。「ダークシャドウは裏切りものを許さん」そりゃそうだよなぁ…。
 時間がない、ってのは知恵の果実を食い尽くしたことだったんでしょうか。あまり長い時間もたないみたいですね。
 刃に操られて巨大化するアクタガミ。ボウケンジャーが出ようとするのを映士がとめました。「おれさまが、やる」と。何か今回映士一人悲しいな。友情の証とか取り出したらいきなり巨大化してアクタガミ爆発するし。うわああ何だ、これ。こんなすっきりしない勝利嫌だー、とか思ってたら生きてたアクタガミ。あれも作戦?
 しかし知恵の果実の効果は消えてるアクタガミ。映士が誰にも見付からないよう森で暮らせと言って頷いてましたが…な、何か怖いな。笑って去っていく後姿が何か…何か怖いよ。
 「さよならアクタガミ」「これでよかったんだよな」凄い切ないというか寂しいんだけど……そうか?


第26話「ガラスの靴」

 今回はシンデレラのお話。いきなり菜月がシンデレラ役で始まった絵本のお話。継母や義姉に大笑い。ってか王子様かっこいい。
 「シンデレラって素敵なお話ー」と憧れる菜月ですが 「何の努力もせずに幸せになるなんて、教育的にいい話とは思えません」とさくら。 さくらさんらしい考えですね。
 そんな中事件は発生してました。夜中まで踊り続けて倒れる女性。怖。ってか最初に倒れた女性に駆け寄ったのは映士だったんですが、女性の靴が取られるのに気付いてません。気配がないのかな。それにしても間抜けだ。
 一応映士も何となくシンデレラのお話は知ってるんですかね。「そういえば何かおとぎ話であったよな」程度の認識みたいですが。今回のプレシャスはガラスの靴。ガジャさんがやってきてましたが別に拘って取りたいものではなかったのかな。「シンデレーラに呪われーる」どうしたんだこの人。
 とりあえず帰ってきてガラスの靴の分析と女性たちの共通点探し。さくらと牧野先生がまかされてましたが他の人待機でしょうか。
 さくらさんのお仕事中突然やってくる謎の女性。体が動かなくなりガラスの靴をはかせられてます。怖いシーンだなー。「どうして? ぴったり…」案外靴のサイズが女性の共通点じゃないかと思いました。
 靴をはかされ、突然場面は変わりお城の中。戸惑っていたのに突然笑顔になって王子様の手を取るさくらがやっぱり怖い。基地内に映像が戻るとなお怖い。チーフが駆けつけてましたが、チーフガラスの靴無理矢理脱がしたんでしょうか。
 「何故勝手に靴をはいた」「すいません」って、え、謝るの。言い訳より先に謝罪かー。
 勿論何があったかちゃんとチーフは聞きましたが。

 今回はさくらさんがボウケンジャーに誘われたときのエピソードもちょこっと。何不自由ない西森家のお嬢様…そういう立場だったのか。それをチーフが強引な勧誘したんですね。チーフはこのときからチーフです。自分だけの宝を「見つけてみないか、一緒に」ということで口説き落としたようです。
 さくらさんの方は「私はまだ、自分の宝を見つけられていない」あ、そうなんだ。それでもまあここに可能性を見出してるのかね。
 このまま夜に入り再び謎の女性と対面。シンデレラの義理の姉かー。童話ではいろいろあったんでしたっけ。しかし行動理由が若い女性やシンデレラに選ばれた女性への恨みとかそういった類じゃなく「新しいシンデレラを届けている限り、私のような可愛くない女でもあの人の側にいられるんだ」ってのは切ないなぁ。 「私も可愛くない女ってよく言われます」さくらさんのは何か違う。ああ、でも言われてんだろうなぁ。よくわかる。命令されるままに生きてるのが幸せかとか言ってますが、この場合はどうなのかな。この女性はただ王子様の側に居たいだけのように思えたけど。 まあ「あなたが本当に欲しいものはそんなものなんですか」で考え変えたっぽいので自分でもよくわかってなかったのかもしれません。
 王子様の世界にて王子様と対峙するさくら。 「私だって女です。素敵な王子様にも憧れます」「でも、あなたはタイプじゃない」かっこいいー。さくらさんかっこいいー。
 王子様の世界では簡単には勝てませんが、ここで義理のお姉さんの助け。外の世界と自在に行き来する彼女は物を持ち込むことも出来ると。さ、サバイバスター! 持ってきてるよ!
 これでこの世界の王子様は撃破です。

 現実世界に戻って。王子様がガラスの怪物に。顔の両側にガラスの靴がついてるのは何か微妙なデザインです。今回は6人揃って名乗りまでやりましたが、さくらさん一人で必殺技決めちゃったよ、周りの支えすらないよ。
 ロボ戦。ダイボウケンにキスする王子様。すげぇ。「どういう趣味してんだあいつ」そういう突っ込みしてる場合かわかりませんが、何かすげぇ。
 さくらさん何気に怒ってるんでしょうか。シルバーのロボの腕を無理矢理とって攻撃させてます。更に自分だけ分離して王子様に突っ込み「さよなら、王子様」と。何なんだ、ホントに一人で決めちゃったよ。冷静に暴走してるよ。
 最後。幸せにしてくれる王子様は要るというさくらに 「おまえも待ってるのか、王子様」とチーフ。 「待ったりしません。自分で捕まえるだけです」さくらさんかっこいいー! ああ、もうホント素敵過ぎる。惚れました。


第27話「風水占いの罠」

 あ、スーパーヒーロータイムだ。何か久々。何で今までなかったんだ。
 今回は占いをやってる菜月から。真墨が何かにこやかに見守ってるなぁ。チーフは「おれは占いなんて信じない」。チーフらしいといえばらしいんでしょうか。
 必ず当たる占い師とかいうところにやってきたボウケンジャー。一般人がプレシャスを使用しているらしいです。そうだなぁ、そんなこともあるよなぁ。っていうか一般人のこういうプレシャスの使用についてはどういう考え方になってるんだろう。しかしそれで商売やってんのに「サージェスに預けてもらうよう」交渉で上手くいくもんなんですかね。まあ危険がどうとか言いにいく前に今回は邪竜側がプレシャスを奪ったようですが。
 奪ったプレシャスにて最高の運勢を固定した敵さん。ピンクの射撃が当たらないという事態。ブルーの攻撃も跳ね返りました。ブルーに。可哀想に。
 更にチーフの悪い運勢を固定。今日のチーフの運命が決まりました。

 「おれのことは気にするな」とチーフですが椅子は崩れるわガラスは割れるわ不運続きのチーフ。大丈夫だ、とこらえてるチーフが何かおかしい。
 ここで映士くんが風水についていろいろ説明。詳しいな。
 それでも「信じない」と言い続けるチーフですが、やっぱり不運続き。しまいには「おれに近づくな」と去っていきました。みんなを巻き込まいとするのはいいですね。無様な姿見せたくないのもあるのかもしれませんが。チーフ、何かちょっと怯えてるように見えます。叫びまくって余裕のないチーフが何か新鮮。ちょっと可愛いです。
 チーフが去ったあと、みんなで風水について調べたり開運グッズを集めたりしてるボウケンジャー。風水に詳しかった映士くんは寝てました。何やってんの。開運グッズとか最初笑ったんですがみんな妙に真剣。
 その頃敵の動きも入ってきました。風水で建物いじくって地脈の流れを変え、人工的に龍穴を作ろうというやり方。なかなか面白い。これで伝説の地龍を復活させようという企みです。そういえばこの人たちの目的って何だっけ。

 チーフはその間も不運続き。倒れてきたタワーの下敷きになりかけてどうするのかと思ったら変身して飛び出してました。ああ、まあ変身すれば多少のことは大丈夫だよね。トラックに跳ね飛ばされたりもしてますが何とか無事。その後ふらふらになって杖付いて歩いてましたが。チーフ…。「不幸だ。不幸すぎる」嘆きながら情けないチーフ。でもみんながやってきて何とか復活。みんなで集めた開運グッズを身に着けます。すげぇ。全部つけた。
 変身後までしっかり上からつけてる開運グッズに敵さん大笑い。まあそりゃそうだわな。名乗りのあとの後ろの爆発から火が燃え移ってました。ええええ。いや、大笑いしたけど。そんなんありかよ。「俺には皆から貰った幸運のアイテムがある」とかこのはっぴのおかげで大事に至らなかったとか言ってますが、そのはっぴ着てたから燃えたんじゃないのか。
 最早ヤケクソにしか見えないですが、あらゆる幸運グッズのおかげだと叫ぶチーフ。「このアイテムにはみんなの気持ちがこもってるんだ」「みんなの気持ちに、おれは支えられてるんだ」まあ何よりこれが強いですね。
 プレシャスをようやく奪い返し、悪い運勢も解除です。

 ロボ戦でも風水の力が。ゴーゴービークルの色を使って悪い運勢作るのは面白いですね。ってかボウケンジャー側がプレシャスああいう風に使用していいんでしょうか。別にいいのか。これで敵さんも撃破です。
 最後、「いろいろあったが、あれはプレシャスのせいだ」「結局占いなんてものは気のもちようで何とかなる」とチーフ。まあ間違ってはないですね。ここで開運グッズを持ってたことを突っ込まれてますが、多分これも気持ちの問題。事件が解決してからは思う存分笑うボウケンジャーたちに何か優しさを見ました。この人たち、チーフが悪い運勢だったときは終始真面目だったよね。ホントいいチームだ。


第28話「伝説の鎧」

 アクセルラーを壊しちゃった真墨くん。あれ、どういう扱いしたら壊れるんだろう。修理も気安く頼んでるなぁ。さくらさんにはやっぱり怒られてます。こんなときにネガティブが現れたらと。言葉通り現れたネガティブ。物凄い暴れ方してます。町が火の海じゃないかあれ。
 真墨のみ出動できないので他メンバーだけで向かいました。ダイボウケンでいきなり飛び蹴りかましてます。すげぇ。ブラックの運転担当部分ってのもやっぱあるのね。一人でも動かせるけど負荷が大きいってのはそういうこともあるのかな。どうでもいいですがボウケンジャーの攻撃、敵が避けてビルに被害出てないか。やっぱああいうところで戦うもんじゃないですね。
 敵がオーバーヒート起こしたところで漸くシルバーがやってきました。何やってたんだ一体。この後真墨のこと怒ってましたが映士こそホント遅いだろ…。真墨の方は引いた敵さんに引っ付いて行ってました。アクセルラーもないのに無茶するな、と思ったらアクセルラーないの忘れてたのか? 思わず手をやってから気付いたような顔してるよ。

 それでも変身できないなりに罠を仕掛けたりして敵さんから地図を奪う真墨。すげぇ。この人一人の方が生き生きしてる気がする、何か。
 手がかりに残したボウケンチップでボウケンジャーたちも後を追います。でもあんな上も下もない丸っこいものに矢印って微妙だな。動かされたら変わっちゃうじゃないか。
 真墨は一人でプレシャスの元までたどり着きました。敵さんはわざわざ地図の奪い合いするより現場まで付いてった方がいいと判断してたんですかね。なかなかやります。咄嗟に罠張ってるとか言う真墨。確かに結構機転は利くなぁ。プレシャスを破壊するとかいう脅しはどうなのかと思いますが。敵の攻撃もプレシャスで防いでボウケンジャー到着まで持ちこたえました。ここまで頑張ったのに鎧はあっさり奪われましたが。ロボ出てくるのは反則だよなー。
 ただでさえ強い敵が伝説の鎧で全く攻撃を受け付けません。ボウケンジャー側はブラックのアクセルラーの修理は間に合ったもののナンバー10は動かず。今回は何かロボががちゃがちゃしてますね。腕を付け替えまくったり分離して細かい攻撃かましたり。1対多数になってるのは敵さんちょっと可哀想ですが。
 持久戦ということで細かい攻撃でしのいだボウケンジャー、ついに敵さんオーバーヒートです。っていうか敵さん、防御力は上がってるけど攻撃力大したことないんじゃ。結構普通にもってる気がするよボウケンジャー。
 鎧も剥ぎ取りシルバー側と腕を入れ替えトドメ。どんな意味があるのかよくわかりませんが。シルバーにトドメ刺させるためかと思ったらボウケンジャー側も普通に攻撃してるしなー。そして肝心のガイとレイにもやっぱり逃げられたみたいです。
 「今あるものを最大限に生かせ、か」最後、自分の言葉を繰り返してるチーフ。まあある意味そんな感じのロボ戦でしたね。
 あ、真墨はまた何か壊したみたいです。あれは扱いの問題なのかなぁ。

 今日のスーパー戦隊特集はガオレン。ガオレンの服が…!


第29話「黄金の剣」

 今回はリュウオーン。私ずっと龍王って書いてましたがリュウオーンなんですね。今回のプレシャスは彼が200年の長きに渡り探し続けていたとかいうもの。200年…。いろいろあったのかなぁ、彼も。この年は何かいろんなものが次々見付かってる年なんだろうか。
 一足違いでやってきた明石と映士。更に遅れてやってきた博士に詰め寄られてます。「漸く発掘に取り掛かろうとしていたのに」ひょっとして最初に見つけたのはこの人なのかな。
 明石は詰め寄られながら遺跡を壊したのは自分ではないとか何とか。博士は何かその辺どうでもよさそうですが。
 サージェス嫌いという博士。「サージェスはプレシャスを見ると目の色かえるからな」こう言われると何かもっともだよなぁ。「誤解です。あの遺跡を暴いたのはネガティブ」ってそこだけ否定するのも何か微妙だ。今回だけは違うんだとか言ってるみたい。
 明石に助けられながらも明石を嫌う博士。嫌われてますね明石。でも物凄い振り回されてます。サージェスに対する一般人の認識ってどうなってるんだろう。そしてこういう博士と冒険者の違いって何なんだろう。未知への探究心は変わらないよなぁ。
 冒険者が嫌いな博士、200年前のことまで持ち出してます。「それはおれじゃありません」だからそう限定で否定してるのってどうなのかな。もっと冒険者をフォローしてよ明石。
 それにしても博士の調べているレムリアは割と冒険者の間では有名なんですかね。真墨も知ってました。興味の方向性の問題かな。

 リュウオーンさんの目的はレムリアのゲンジュウ。それを操るための黄金の剣も探しに来ています。リュウオーンさんが現れてびびる博士。竜人のこととかは知らないのかね。ネガティブの存在があまり知られてないのならサージェスのやってることって確かにただの宝の独占だもんなぁ。
 レムリア文字が読めたことでこのリュウオーンの正体を知った博士。ってかこの場合博士は何者なんだ。リュウオーンは元人間と。裏切られた末、人間は生きるに値しない生物だとか言って竜人となったと…。な、何か悲しいな。それで200年もプレシャス探して彷徨ってたのか。
 「200年の夢が!」とか言われると邪魔するのがちょっと忍びない。
 チーフの方は博士庇って大怪我して転落。博士助けに来る気も助けを呼ぶ気もないのか…。
 その頃雑魚敵がこっそりゲンジュウ蘇らせてしまいボウケンジャー大苦戦。一人でやられかけてたシルバーがダイボウケン来た途端「反撃開始だ!」とか言ってたのはちょっと笑えましたが。
 チーフに通信を繋ぎ、ゲンジュウを何とかする方法をチーフに聞く映士。 チーフの顔は通信で見えてないんでしょうか。ぼろぼろなんですが。「何でもお見通しってか。早く頼むぜ」まあ信頼なんだよなぁ。
 博士の方は黄金の剣の元へ向かってました。リュウオーンのことを「全ての冒険者のなれの果てだ」「君も同じだ」とか言ってるんですが、やっぱり博士との違いがよくわからない。自分以外はみんなプレシャスの力を欲してると思ってるってことなのかな。
 剣の元にたどり着いたリュウオーンは思い切り剣に弾かれました。 剣は「魂の正しきものを主に選ぶ」とのことです。ああ、正義向けだ。博士も手にしましたが拒否られました。「純粋にレムリア文明の謎を解きたいだけだ」とのことですが、リュウオーンの言う通り私欲には違いないですね。しかし「私を貶める資格などない」ってそんなこと気にしてたのかリュウオーン。
 一方やっとやってきた明石。明石が欲しいのは「あなたを守る力、仲間を救える力」ああ、これでこそ正義の味方です。でも拒否られてました。 「持ち主を選んでるつもりか。ふざけるな。いいか、おれが選んだんだおまえを。このボウケンレッドが!」そしてこれでこそ明石でしょうか。明石何かかっこいいー。
 「お前はもう冒険者じゃない。プレシャスに取り付かれた怪物だ」今までのリュウオーンさんの割とコミカルな姿を見てるとこの台詞はちょっときついですけどね。
 剣が明石を選んだことでやけくそ気味に力なく笑う博士はちょっと切ないです。ここのフォローはなしなのか。

 ピンチだったボウケンジャーですが、もう駄目だというときにチーフが駆けつけました。 「これがおれの果て無き冒険スピリッツだ!」よくわかりませんが剣一本でゲンジュウ倒しました。すげぇ。
 さりげにガジャが卵拾ってるのでこっちもまだ何かありそうですね。
 最後、何だか玩具になりそうな外見の剣だよなぁと思ってたら…ろ、ロボになったぁ!? しかも喋ったー! 何だこれー!
 直後に入ったCMからするとズバーンとか言うんでしょうか。何だこの気の抜ける玩具は。


第30話「怒りの黄金魔人」

 いつもの基地内に前回現れたズバーン。「ついてきちゃったわけねー」とか言ってますが、基地に帰るまで連れ歩いてたん でしょうか。チーフに懐いてるらしくチーフの後ろを付いて回ってます。仕事に向かうチーフにお前は来るなとか言われてわかりやすく落ち込んでたり。何か可愛いな。
 あ、レムリアの卵は一応探したものの見付からなかったみたいです。まあガジャさん拾っていってましたしね。少人数でやってると同時に行動起こせないのは辛いなぁ。
 チーフがいなくなった基地内にてプレシャスの扱いについてもめるさくらと真墨。「明石に懐いているから気にいらねぇんだろ」ってのはちょっと笑った。そうなのかさくらさん。蒼太と映士の方でも「何でもかんでも疑うのは悪い癖だぜ」「もしかして仲間のことも信じてないんじゃねぇの」などという喧嘩が。映士、それはちょ っと酷いよ。
 ここで突然暴れだしたズバーン。見てる方は大体原因はわかるのですが、ミスターボイスは「人間を恨んでいるのかもしれない」などと言い出し、みんな慌ててズバーンを追うことに。

 町で子どもに囲まれてるズバーン。ボウケンジャーたちが慌てて引き剥がしてます。見ようによっては滑稽だよなぁ。このあとも逃げたズバーンを追ってるんですが、蒼太と映士の目のあざがシリアスシーンなのに笑えて仕方ないです。
 途中でガジャが乱入。ああ、ズバーンは自分で剣に戻るのか。これは一応力貸すためだったんでしょうか。パワーがなくなってて役に立ちませんでしたが。このあと明石が「何故おれに力を貸さなくなった」とか言ってるのは単に明石の判断? パワーのなくなった謎は蒼太たちが簡単に解いてました。最初からもうちょい冷静に分析すりゃ良かったね。それどころじゃなかったんですが。あ、ズバーンはガジャさんに奪われました。使えませんでしたが。この人は妙なところでコミカルだ。
 周りが喧嘩したり泣いたりするのに耐えられなくて暴れていたことに気付いたボウケンジャー。結構動きで感情出てるんだよねぇ、ズバーン。純粋というかやっぱ可愛い。
 そのズバーン、子どもたちに発見されてました。声が聞こえるってのは不思議な力系なんでしょうか。単にあの近くに居ただけでしょうか。
 ズバーンはマイナス200度の中押し潰されようとしてましたがボウケンジャーたちが救出。自分で助かったようにも見えませんが、まあボウケンジャーたちがパワーを与えたってとこだよね。「すまなかった。だがもう二度と離さない」「お前は危険なプレシャスなんかじゃない。俺たちの仲間だ!」明石の口説きが入りました。いいシーンですがそれやってる間にシルバーがやられてます、ちょっと後回しにした方が。

 ちゃっかり卵まで奪ってるズバーン。みんなと一緒にポーズ決めてます。「ズバーンはおれたちが守る!」とかみんなやってたんですが、ズバーンはボウケンジャー庇って一人戦います。強ぇええ。すげぇ。かっこいい。中入ってるの誰だ。
 ゴードムエンジンを破壊し、やったかと思ったところでゲンジュウ巨大化。ああ、何で小型化してんのかと思ったけどそうでないと制御できなかったのかね。
 パワーを使い果たしたズバーンに変わりボウケンジャーたちのロボ出場。が、前回より強い敵にぼろぼろ。「諦めるな。笑え!」とチーフ。それがパワーになると。え、またズバーンなのか? と思ったら本当にズバーン復活。ズバーン巨大化したー! 飛んだー! うわぁ、どこまでやるんだこのロボ! っていうかどこ飛んでるんだ!
 巨大化したズバーンに様々な感想持つみんな。「どうしましょ」ってのはどういうことですかさくらさん。
 ダイボウケンで剣になったズバーンを使いトドメ。ずばばばばーん?

 ズバーンの封印は撤回され、これからも一緒に戦うことになったようです。プレシャスをそういう使い方ってありなのかな。
 後輩が出来て喜ぶ映士。後から入ったことに思うところあったんでしょうか。あれの面倒みてやんなきゃな、とか言ってるのはやっぱりいい人なんだと思います。
 そのズバーンはやっぱりチーフに懐いて…って何か逆にチーフの世話してる?
 チーフの信者がまた増えたってとこでしょうか。


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