高速戦隊ターボレンジャー感想(第1話〜第10話)


第1話「頼むぞ!ターボレンジャー」

 ターボレンジャー視聴開始。
 前知識は高校生、車、妖精、ぐらいです。あと初っ端に過去戦隊が出てくるとは聞いてたんですが…まさかこんなことになってるとは!
 OP前から突然「10大戦隊集合」の文字。最初これがサブタイトルなのかと思いました。ターボレンジャーのOPにそって流れる過去戦隊たちの映像…! 「覚えているか、戦士たちの熱い魂を」とかナレーションも入ります。最後の方に役者の名前が出てきて、そういえばターボレンジャーの役者名が出てなかったことに気付きました。え、今回生身なし!? と。
 元々スペシャルだったんですね。いやぁ、びっくりした。

 とりあえず本編は過去の侵略者を振り返る暴魔百族から。ターボレンジャーも変身後でいきなり出てきます。レッドの声が若い。そしてお約束のたった5人で何が、の台詞から現れる過去戦隊たち。「ターボレンジャーを励ますために駆けつけたのである」説明が何かちょっとシュール。
 ピンクの言葉から過去戦隊たちの説明が入ります。「初代スーパー戦隊バトルフィーバーJ」かー。この頃はまだバトルフィーバーが初代扱いだったんですね(これ書いてる現在ゴーカイジャーも終わったとこ)。
 そのままがっつり紹介です。ああ、もう半分以上わかる。わからない戦隊はネタバレになるな。まあ最後は敵倒して平和取り戻した、で終わるだけだからいいんだけど。
 バイオマン紹介後にアイキャッチが入って、ホントに今回は紹介だけです。ライブマンに関しては「記憶に新しい」とか入りますね。ホントついこの間なんですよね時間的には。

 「これが栄光のスーパー戦隊だ」と11戦隊揃い踏みで叫びますが、「暴魔百族はターボレンジャーに任せてください」「おお!」って、ええ、それでいいの。結局たった5人だよ! 「頼むぞ!ターボレンジャー!」とか見送ってるよ…!
 凄い光景だなぁと思いつつ、まあ今回は特別編。これ、次回以降繋がるのかな。
 このあとEDもなしに新番組予告と次回予告が入りました。スカパー録画なので実際の放送がどうだったのかは知りませんが。
 まあともかく次が実質第一話ですね。おお、ホントに高校生だ。


第2話「君達は妖精を見たか!」

 岩からなんか手が出てきた…! これは怖い。しかも動きます。動いて飛んで行きます。「暴魔百族の封印が解けてしまいました」との少女の声。そういうことらしいです。やっぱ前回のは本筋とは関係ない方向でいいのか。
 この声を聞き取ったのがターボレンジャーとなる5人の若者。「誰だ」で立ち上がった5人ですね。わかりやすい。妖精さんは結構乱暴というか人の都合考えない感じで5人を無理矢理引っ張って封印の場所に転送。まあこういう位置のキャラにはありがち。っていうか物凄い力じゃないのかこれ。
 5人が落とされた現場では封印の解けた暴魔百族の面々。人間の臭いを感じて側に居た5人を攻撃します。やばそうだと感じて逃げ出す辺りはリアル。
 倒れた5人には両手にブレスが付きますが「スイッチを入れて」と言われてやってみても作動しません。あれ、スイッチがよくわからないんですが、みんなわかったのか。「そんな馬鹿な」妖精さんにも予想外の展開でした。
 ピンチになったところで駆けつけた博士。博士は車で来てます。妖精さん、もう1回5人を転送できないんだろうか。
 博士は妖精さんとブレスを開発した人のようで、5人に妖精と暴魔百族について説明してます。2万年前のことって。凄いな。2万年封印されてたのか彼ら…。
 封印が解けた原因は人間の自然破壊、というお約束展開。って、自然破壊で妖精が滅びたことが原因かよ…! さりげに人間がとんでもないこと仕出かしてるんですが。え、それ暴魔百族より凶悪なことしてないか。
 妖精さんはもう最後の1人らしいですよ。ホントにこのまま滅びるしかないじゃないか…。

 そんな説明にショック受けてる間にも暴魔が活動し始めてます。暴魔城を探してラゴーン(?)を復活させようとしてるとか。そんなことをされたら「この世の終わりだ」という博士の発言を聞いて「みんな、行くぞ」「うん!」話が早いな、この子たち!
 っていうかターボレンジャーについての説明は全くなかったと思うんですが、わかるのか。
 敵のところへ向かうものの、途中で敵の無差別攻撃に巻き込まれてまた倒れてる4人。妖精さんも足挟まれたりしてましたが、そこは5人が助けます。ああ、やっぱ小さいんだ妖精さん…。アップ時以外があからさまに人形ですが、何かその場に居る感あっていいかもしれない。
 この妖精を見れるのはこの5人だけらしいです。まあ声が聞こえた時点でそうなんでしょうね。博士は専用グラスが必要とか。うん、特別感あっていい。
 妖精さんを見て更に張り切った5人。「この世で一番美しいものを見たんだ」「そして誓ったんだ」ということで変身して戦闘開始です。ブレス、スイッチは片方だけなんですね。
 コンビネーション攻撃も決め、最初の敵は撃破。敵さんの「おのれ」でてっきり巨大化かと思いましたが、何か戦闘機飛んできただけでした。まあ最初はそうか。「ターボGTを呼ぶんだ」ということでレッドだけマシンに乗って敵撃破。導入って感じですね。
 最後はセイジュウラキアの存在をちらりと言って終了。


第3話「暴魔城!二万年の呪い」

 ラキアの声が聞こえ、その元へ飛んで行く妖精。これ、敵にも声聞こえてるんですか。暴魔城の場所教えちゃったんじゃないのか。
 暴魔城の封印をしていたラキアはそこで突然飛び出して行きます。セイジュウって何となく星獣かと思ってたら聖獣か。っていか喋るんだ! 鳴き声あげるだけかと思ってたのでちょっとびっくりした。
 このラキアもまた、人間が自然を破壊したせいで弱っているらしいです。「暴魔百族の思うツボだ」と。思うツボどころか完全に敵の助けになってるというか、妖精たちの真の敵、人間だったんじゃ。
 まあ勿論ターボレンジャーは戦います。敵さんたちもまだ幹部勢揃い。何か一人どこからか飛んできたのが増えましたが。説明ないのか、あれ。鎖取れてたし、雑魚も封印から解かれて次々出てくる感じなんだろうか。
 この敵に吸い込まれパワーを失ってしまったターボレンジャー。変身出来ず、敵もとっとと暴魔城取り戻して去っていきます。まあ敵ボスはやっぱ復活しちゃうよね。「ラゴーン」ってみんな呼び捨てなのにびっくりした。あれはもう名前自体が王様とかそういう意味なんだろうか。
 総攻撃を開始する敵さんに、再び立ち向かおうとする力。「若さでぶつかっていくのが」「3年A組のおれたち5人」だろ、ということでまだまだやる気です。この5人、元々仲良かったんだろうか。高校生戦隊だし、若さはやっぱ重要らしいです。
 敵の前で再び変身する5人。白いレンジャーになった! 予告でも見てたけどこれ面白いな。ちょっと怖いけど。力失ってると真っ白になるんですね。
 「やっぱり駄目よ」「心配するな」気合入れたら元に戻りました。若いですね!

 敵はこれで無事撃破し、敵さん巨大化。あれは笛の音でなるのか…? ターボレンジャー側もロボ始動です。トラックとかバギーとかワゴンとかホントに車なんだなぁ。面白い。
 合体も戦闘も滞りなく進み終了。
 ラキアは突然空に向かって「星座になった」らしいです。えええ。びっくりした。どういうこと。
 このあと、「ラキアがいつか帰ってこれるように」の発言でようやく、もうラキアは地球に居られないのかとわかりましたが。人間が地球汚した結果宇宙に脱出するしかなかったラキア…。
 うん、やっぱ暴魔より人間の方がひどくない?


第4話「ゴロゴロ人間ダンゴ!」

 ピッチャーやってるレッドのリキ。野球部エースだったんですね。勉強も出来る方だったようですが、今回取った点が20点。ということで先生がやってきました。野球の様子も見て、何かあったんじゃないかと心配…するのかと思えば怒ってました。えええ。最近上の空で、成績も野球もおかしくなってて、ってそれは担任としては相談に乗ってやるところですよね。何なの。何さぼってんだ、って扱いなの。野球を禁止し、勉強態度を改めさせる、と張り切ってます。…まあ個別指導では相談に乗るんだろうし、リキのキャラにあわせた対応…なんだろうな。

 一方その頃街で起きてる事件。人々が固まってダンゴ状態にされてます。「人々が人間ダンゴになってしまったわ」凄い言い方するなピンク。「駄目だ、人間ダンゴは撃てない」とか、しっかり用語として定着してる。
 このダンゴは敵ボスに食べさせるものだったようです。しかも状況的にあれ、全員生きてるし意識あるし、見えてるんですよね、怖ぇ。
 転がりさったダンゴを追う5人。「学校に行く前に人間ダンゴを何とかするんだ」と。登校中だったのかな。5人一緒に行ってるんだろうか。
 捜索中、レッドは担任と遭遇。授業開始には間に合ってないようです。捕まっちゃったレッドですが、博士に会い、ダンゴの場所を聞いて何とか振りきり。先生は博士の方が止めました。先生、いきなり博士を変な博士呼ばわり。「炎くんたちを変なことに引きずり込もうとしてるのはあなたなんでしょ!」でいきなり首締めです。ひでぇ。まだその博士だという確信すらないです。「話を聞いてください」「誰があなたの話なんか!」ってホントに何だ、この先生。今回ちょっとこの先生がきつい。人の話を聞かない&思い込みが激しいってのが一番苦手だ。時代が時代だし、正直ほぼギャグなんだろうとは思うけど、引くなぁ。
 あ、揉めてる間に2人も人間ダンゴに巻き込まれました。あの中どうなってるんだ一体。

 ダンゴの場所に向かう5人。敵さんたちが邪魔しに来ます。5人を抜き去って行く敵。早ぇ。が、何とか倒して通り抜け。串を刺される寸前だったダンゴも無事です。刺されてたら…やっぱ中で串刺しになってるんだよね人間…。
 再びダンゴを盾にする敵さんですが、ここでレッドがやりました。必殺の魔球で敵にだけ攻撃! フォークですか、あれは。すごいな。
 あれこれやってる間にダンゴが一個押されて転がり始めてますが、とりあえず戦闘の続きです。敵さえ倒せばダンゴは全て元の人間に。が、転がってるダンゴだけは元に戻らず。何でだ。しかも電車に向かってる中、ターボレンジャーはロボ戦で手一杯。誰か抜けて助けに行くのかと思ったらぎりぎりのところでダンゴが元に戻ってみんな自力脱出。えええ。ここはヒーローが助けに行く場面じゃないのか! 偶然かよ!
 一応ダンゴが停止してる状態じゃないと元には戻らなかったとか、そういうことかなぁ。それにしても危ない。

 あ、先生の方は助かったあとも博士に勝手な罵倒浴びせた挙句、自分が体験したことも「私は信じません」でした。この先生、まさかこういうスタンスでいくのか、これからも…。


第5話「脱出だ!サムライの町」

 「探したのよ。こんなところにいたなんて」暴魔の怪人はいろんなところに封印されてて、それを幹部たちが探し出して解いていく…感じになるんだろうか。ホントにあんなところに居るのを探し当てるの大変だろうな。

 ターボレンジャー5人は何やらランニング中。大地が一人元気です。なるほど、大地は走るのが得意なのか。「やっぱり走るのは一人が一番だぜ」とか言って去っちゃう大地。まあ周りとペース合わせるのは大変、というか実際走るのぐらい自分のペースでやったんでいいような。
 それはそうと、ここで侍に追われてる少年発見です。「何だありゃ」割と呑気な反応の大地。まあまずは映画の撮影か何かかと思いますね。刀振り上げたところでさすがに飛び出す大地。本物だとわかったのかな。
 少年を背負って逃げ出し、パトカー発見。が、パトカーに居たのも昔の人。岡っ引きですかね。十手でブレスのベルトが千切られかけ、その後の戦闘で落としちゃいました。これは運が悪い。とりあえずパトカーに飛び乗った大地は、それを運転して少年と共に病院へ。車戦隊には今更だけど…免許持ってないよね。高3だと誕生日早ければ可能性あるけど、時期がよくわからん。まあ緊急事態ってことでいいのかなぁ。
 病院でも江戸の人になってるお医者さん。みんな職業そのままなのか。まあ医者ならいいんじゃないかなと思ってたら…のこぎり取り出してきて足を切断すると…! ああ、そういうことか…。「早く足を切らんと死ぬぞ!」ツッコミどころは満載ですが、まあ言いたいことはわかる。
 少年はそもそもこの病院から逃げてきたようです。街の人が丸ごと昔の人になってるんですね。逃げる最中に説明出来なかったのかなー。
 町の人たちに追われ再び逃げる大地と少年。ブレスがないので連絡も出来ません。パトカーの通信も公衆電話も通じなかったけど、これは敵が何か手を回してるんだろうか。「こんなとき仲間がいてくれれば」ようやく今回のテーマがわかりました。
 しかし敵の「ターボレンジャーの若者が一人紛れ込んでいるぞ」という認識が面白いな。そうだよなぁ、しっかり正体はばれてるんだよな。

 ターボレンジャー他4人の方は呑気にお弁当中。大地と合流できてませんが「いくら何でもおかしいぞ」と言ったのは力だけ。他3人はあまり気にしてませんね。普段を見てないのでどこまでがおかしいのかよくわかりませんが。
 一方妖精さんは既に大地のブレスを拾ってましたが、報告してるのに博士には聞こえてません。「いつも妖精グラスをつけてなきゃ駄目じゃないですか」あれは妖精見る以外には不便だろうしなぁ。声だけでも聞こえるようにするとか、何か考えるべきですね。緊急報告聞こえなかったら確かに意味がない。

 そうこうしてる間にも更に逃げてる大地と少年。少年は「ぼくはもう駄目だ」とまで言い出します。元々足怪我してるところを無理してたもんなぁ。「任せとけ。ちょうどいいトレーニングだぜ」の大地はかっこいい。すぐに「みんな、助けてくれ!」でしたが。
 それでも何とか町を抜けた2人。が、そこに現れる昔の人4人。「隣町までもやられちゃったのか」敵とその4人に挟まれて絶体絶命な場面。…まあ顔隠した4人が仲間だろうなってのは見てる側としてはすぐわかりますが。ぎりぎまで顔見せず、声も出さない4人意地悪だな! 敵が味方と思って油断するように、ってとこなんでしょうが。別にそれしなくても問題ないだろうに。
 正体ばらしたあとはすぐさま大地にブレスを渡して変身です。ブレス戻った途端「鬼ごっこはここまでだぜ」と言える大地かっこいい。さっきの4人の所業についても突っ込まないんですね。
 戦闘はロボ戦までも特に問題なく終了。少年の足も完治したようです。
 大地には「さすが走りにかけちゃ大したもんだぜ」との評価が。やっぱ走りに強いキャラなのね。陸上部なのかな。


第6話「ヌルルッ!暴魔ゾンビ」

 船着場を作るために川の掃除中のおじいさんと孫2人。川、めちゃくちゃ汚いです。魚なんて居ないらしいですが、もう1度漁がしたいとか。綺麗だったときの記憶があると切ないなぁ。しかしこの時代はホント環境問題系多いな。
 「怪獣がいたらなぁ」とかここで突然呟くヒロシくん。汚い川の水を飲み干してくれるような怪獣がいたら、という妄想をしているようです。どこから湧いたんだ、その発想。
 そして今回復活した暴魔は川の水を呑んで綺麗にしてます。何てお約束な。
 正確には汚れを取り込んで、暴魔ゾンビを生み出す敵さん。ヘドロっぽいです。これは気持ち悪い。しかも強い。攻撃が全く効きません。敵の方は「汚染物質を何十倍にもしてお返しする」という恐ろしさ。ターボレンジャー側も大して効いてない気がしますが。
 この後、怪獣は逃走したらしく、変身を解いて後を追ってる5人。怪獣のようなものを見なかったか、の問いには「知らない」と答えちゃうヒロシくん。5人が怪獣を倒そうとしてるのわかったんですかね。川を綺麗にしてくれてるから捕まえられたら困るってのはわかります。怪獣の方はターボレンジャーから隠れて地道にゾンビ生み出し中。このままだと「大変なことになるぞ」に「もう充分大変だよ」の返しはちょっと笑った。確かに。
 博士はこの間、武器開発中でした。妖精さんは博士に何か知らせるときは物持って浮けばいいんですね。わざわざ博士にゴーグルかけさせて「博士、頑張ってください」だけなのかよ! 応援の声かけるのにも手間がいるのはもどかしいだろうなぁ。

 この後、ようやく少年が嘘をついてたことに気づいたピンク。少年のところへ。「川を綺麗にしたいんだ」には何も言えないよなぁ。もっと酷いことになるって言っても、少年たち見てないし。
 まあ実際酷いことになりました。船に近付いたおじいちゃんが攫われてしまうことに。何でわざわざ連れてったのかと思ったけど「こいつがどうなってもいいのか」って、ああ、普通に人質ね。
 でもここで博士がパワーアップした武器を持ってきたら普通に攻撃開始のターボレンジャー。敵も特に何も言いません。割と人質無意味なこと多いよね…。
 勿論戦闘の中でおじいさんは助け、博士に託して戦闘は無事終了。
 敵を倒すと川も元に戻っちゃうのか…。そうだよな、悪い方向になったものも元に戻るのが普通だもんな…。っていうか綺麗になったからやってきただろう魚はどうなったんだろう…。
 「この川を綺麗にするのは私たちとヒロシくんそしてミサちゃんの務めなのよ」ということで終了。汚したのは大人たちなんだけどね。


第7話「恋人を食べる暴魔獣!」

 「ここか。ここに封じ込められていたのか」幹部さんたちの封印された部下探しは大変そうですね。今回出てきたのは人の愛をエネルギーにするという怪人。愛をくだらないとか言ってるけど、それがエネルギーってことはなくなると困るんじゃ。
 そして吸い込むって人間そのまま吸い込むのか…! 謎の空間で力を吸われ続けるみたいです。怖いな。

 ターボレンジャー側も、走ってる最中にカップルと遭遇です。クラスメイトでしょうか。恋人がマネージャーなんていいなと羨ましそうな男連中。それに笑いながら「そうだ、コウイチくん、これ私が作ったんだけど」とかいきなり見せ付けてくれますね…! 「あーあ。バカバカしくて見てらんないぜ」まさにそんな感じ。
 で、男4人が去ったところに敵さん登場です。女の子の方だけ吸われました。一応男側も狙われたけど、セットで吸い取る必要はないのかな。
 悲鳴に駆けつけた4人が戦闘開始。が、人が吸い込まれているため手出しが出来ません。倒さないと出てこないんじゃ、と思ってたら、やってきた幹部さんによる丁寧な説明が。敵を倒すと中の人間も倒れるようです。厄介ですね。
 この敵幹部ジンバ、かつては「愛する姫のため」戦った過去があるらしいです。え、普通に愛とかあったの。姫にこっぴどく振られたのが原因で愛を憎むようになったそうです。姫を憎むんじゃないのか。意味がわからないよ!

 一方、対策を考え中のターボレンジャー。敵さんを眠らせるしかないな、との博士。どの敵も一度は封印されてて攻略済みなので方法が見付かりやすいのはいいですね。
 桜の花に酔う敵なので、それで眠らせればいいとの作戦。が、当然相手側も一度攻略された方法はそう簡単に効きません。っていうか敵の前で「何とか桜の林に誘い込むんだ」とか言ってるのはどうなんだ。「そんな愚かな作戦に引っかかるアギトボーマではないわ」とかめっちゃ聞かれてるし。
 あと桜の木が減った理由は大気汚染や開発らしいです。やっぱ絡めてくるのかそういうの。

 高校生カップルの片割れの方は、彼女取り戻すために頑張ってますが、それで大怪我。ターボレンジャーも結構生身で戦ってるけど大丈夫なのかな。ボクシングやってる彼より強いのか。
 この彼の怪我で奮起した力。桜の花びらを敵の体内で撒く作戦です。彼の声を録音したり、割と細かい。ちゃんと愛を持ってるように見えないと駄目なのか。
 これが無事成功し、酔っ払った敵さんから出てくるカップルたち。眠ったら出てくるのか。割と簡単。
 このあとは普通に戦闘です。レッドが一人で幹部相手にしてますが、幹部は何か人魂になって移動を…よくわからないけど、まあ倒せず。怪人だけ倒してロボ戦までやって終了です。
 「お前たちの下らぬ愛。この世から必ず抹殺してやる」まさかこういう方向の幹部だとは思わなかったなぁ。


第8話「空飛ぶジゃーミンの家」

 初っ端から声援と実況受けながら何かやってる洋平。「何馬鹿なことやってんのよ」先生のツッコミ入りました。ホントに何やってるのかと思ったけど、単にふざけてただけなのか。
 今日はクラスに転校生がやってきたようです。可愛い女の子です。水泳部に入りたいと言われ「ラッキー!」、一緒にプールに向かいながら「ところでさ、君んちどこ」この子、やるな。

 今日の敵さんは姫さん。「私の知らない家庭のぬくもり、許すものか」って嫉妬かよ。でも、つまりは普通にぬくもりを欲してるってことなんだよなぁ。こういうのはちょっときつい。
 で、狙われた…というか、今回の敵の居る場所に引越してしまってた転校生さん。庭付きでピアノも気軽に弾ける広さの家が格安だった的な会話してるだけで何か怖い。いわくつきということで、突然暖炉から湧き出た水に慌てて逃げることに。掘り出し物、とか言ってたけど、かつて人が変死したことも祟りの噂があることも知ってたんじゃないか。まあ気にしてなかったようだけど。
 かつての変死は、洋平の幼馴染の両親。家の中で溺死したと。普通に被害が出てるのが怖い。
 転校生さんたちが家を出ようとしている頃、姫さんたちがヤシキボーマを蘇らせようとしてます。「どうしたら蘇らせることが出来るんだ」ってそんなパターンもあるのね。刺さってた釘の問題だったらしいです。これを抜いてボーマ復活。また水が出てきて、家の中に入りこんでいた洋平たちは大慌て、っていうかみんな来た! 何でいきなり! 何か暴魔の気配とかそんなんでしょうか。洋平のことつけてたんでしょうか。
 洋平は転校生のりさちゃんと共に暴魔の居る場所に落ちちゃいました。
 水の中泳いで脱出してましたが。一応水泳という特技が生かされた…ってことなのか。あんまよくわかんないけど。

 外では残りのメンバーが暴魔と戦闘。「ヤシキボーマが家になったぞ!」もう巨大化かと思ったら家になった、って何だ。巨大化は巨大化ですが、そのまま去っちゃいました。
 「人間どもの家を呪ってやるのだ」「嵐を巻き起こせ。人間どもを押し流せ」そして人々を苦しめるボーマ。家が…流されてる…。転校生の子の家どころじゃない被害が出てるんだけど…! これ、死人も居るんじゃないのか。
 ターボレンジャーは戦いに出るも、相手が何か消えちゃいます。あれは瞬間移動?
 「洋平が揃わねば合体も出来ない」ということで巨大な敵に苦戦するみんな。
 洋平はその頃、ようやく地上に這い出て「沢松さん、君たち一家の幸せはきっと守ってみせるからね」とか行って博士のもとへ。「浜ちゃん…」浜ちゃん!?

 戦闘では、拾った釘をジープにセットして、家に向かって刺してました。釘がでかくなってるのは博士が何かしたんでしょうか。何か、で何とかなるレベルじゃない気がしますが。
 これで無事敵を倒し戦闘終了。
 「家々に笑顔と安らぎが戻った」ということです。転校生の子の家がとても楽しそうなのはいいですが、流された家の人たちどうなったんだろう。


第9話「憧れは悪魔のプルート」

 「やっぱりおれにはムーンサルトなんか出来ないんだ」初っ端で何やら体操やってる俊介ですが、これは別にこの先に繋がらないのか! いや、一応落ち込んでるところに聞こえてくる慰めのフルートがテーマですね。
 少女のフルートに癒されてる俊介。が、少女の方は練習のしすぎで右手が動かなくなってると。これはきつい。大会も近い時期に。ウィーン留学が夢の子のようで、家帰ってからもひたすら練習。それでも指が動かないので神頼みです。「何でもします」とか言っちゃってます。これに反応したのが今回のボーマと…。ホント、ボーマはどこにでも居るな。普通の家の置物の中に封印されてるとか怖いな。このボーマの声を聞いて封印を解いちゃう少女。…このあとズルテンが自分で解いたって言ってたけど、これは嘘ってことでいいのかな流れ的にも? 少女を引き寄せる程度には喋れるんだろうか封印中でも。

 まあともかく、このボーマのおかげでフルートが吹けるようになったユミさん。が、ボーマの取り付いたフルートの音で子どもたちはばたばたと倒れていくと…。「知らなかった。知らなかったのよ!」やっぱそうだよね、と思ったけど「子どもたちの活力を吸い取って病気にするなんて」ってとこまで聞いたのは、さっきの子たちに吹く前? 子どもが倒れても驚いてなかったしなぁ。
 「何て馬鹿なことを」神じゃなく悪魔に祈ってしまったという展開。取引条件、先に言わなかったもんなぁボーマ。
 この少女を救うために必死に追う俊介。少女自らの気持ちも大事なので呼びかけてます。「子どもたちはトリツキボーマを倒せば助かるんだ!」にようやく反応。もう後戻りできないって自棄になってる部分もあったのかな。取り返しがつくなら、まだどうにかしたくなりますよね。そして「もう2度と吹けなくてもいい!」でフルート投げ捨てです。爆発しちゃうのかフルート…。一応無事、敵はフルートから出てきましたが、攻撃される2人。頭から血流しながら「ありがとう…先輩」で気失われると死んだみたいなんだけど!
 これを見てズルテンが調子に乗ります。「俊介! 仲間がいればこのズルテンさまがまとめてひねり潰してやるものを」名前ちゃんと覚えてるんだな。ここに駆けつける仲間もお約束。「まとめて捻り潰して貰おうか」ってちゃんと聞いてたのか力。これに慌てるズルテンが笑える。全員相手は無理なのかよ!
 まあ結局今回のボーマだけ倒して終了。逃げられた感じですかね。
 最後は「みんなで小遣いはたいたんだ」とユミさんにフルートプレゼントです。おお。みんないい奴過ぎる。正直何の関係もないよね俊介以外! 俊介も別にユミさん好きとか、そういうわけじゃなかったのか…。


第10話「鬼を呼ぶ五月人形」

 どこかの家の蔵で発見された武者人形。が、ニュースになってます。作られた時代もはっきりしない、歴史的価値があるかもしれない、とか言われてますが、見た目が相当新しい。もうちょっとぼろくなっててもいいんじゃないか。保存状態良かったらあんなもんなのか。
 この様子をテレビで見てるターボレンジャー。博士の家が集合場所でしょうか。妖精さんの言葉で、この武者人形からボーマの気配を感じることが判明。博士、毎回眼鏡のかけ外し大変ですね。ずっとつけててあげればいいのに。

 ターボレンジャーは早速武者人形のところへ。敵と思い切り遭遇しました。何か普通に追い越されるのがちょっと面白い。同じタイミングでまあ。そしてやられちゃうターボレンジャー。洋平が川で倒れてます。どこからどうなってそうなったんだ。他4人は一緒に行動してたけど、みんなばらばらだったのかな。
 洋平は少年に助けられましたが、結局その間に封印は解かれ、ボーマにより少年の連れてる馬が攫われることに。起きたばっかで状況理解早いな洋平。
 赤鬼青鬼とか出てきて、逃げる洋平と少年。「みんなー助けてくれー!」ってちょっと情けない。少年の前で変身しちゃいけないのか、と思ったらそうでもないし。変身する間もなかったのかな。
 敵は追い払ったものの、馬は結局攫われたまま。敵さんたちは宝石泥棒とかやってます。お伽話の金銀財宝も現代に直すと何かしょぼい。
 この敵の発見には、少年の家に残されていた巻物が役に立ちました。やっぱり封印の実績があるってのは便利ですね。ところで赤鬼たちが少年攫おうとしてたのは何なんだろう。何の意味があったんだ。普通にターボレンジャーに助けられてましたが。あ、ここで少年が馬にプレゼントしてた鈴の音を聞かせ「ぼくだ、ダイスケだ」と叫んだことで馬が反応。やっぱりそういうのは大事ですね。
 敵の居る場所を巻物を手がかりにつきとめたターボレンジャー、少年を連れて呼びかけ作戦です。迫ってくる馬に向かって叫ぶ少年。これはちょっと怖い。一応洋平が側にいるのはいざってときに助けられるように、ですかね。レッドたちは足止め役です。レッドは気になるのか、思い切り敵に背向けて様子見守っちゃってますが。
 少年の叫びは何とか届き、馬が敵さん振り落としました。ということで、あとは普通の戦闘で勝利。
 少年に対して「君が本当の金太郎」とかいきなり言い出してる洋平。まあ少年の勇気は素晴らしかったですね。
 しかし10話まできて、まだみんなのキャラがつかめないなぁ。あんま極端なキャラ付はないのかな。



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