第21話「モーレツに片思い」
いきなり花占いしてる速水。相変わらずです。
そしてこっちは置いといて暁の方にも探偵依頼。偽の恋人に
なって欲しいと。「はっきり言って得意分野です」とか言ってますが、
まあ調査や推理よりは確かに得意そう。楽しそう。
お相手はやっぱりというか何というか速水でした。
「こんな男がありささんを幸せにできるわけがない」ああ、もう
この人はいつもこうなんだから。ここはまあ変装が悪いという
べきでしょうか。すぐさま「彼だけじゃないの」とか言った
ありささんにちょっと笑いました。
続く暁の変装は金も地位もありそうなサングラスに髭の
ご老人。いい声だ。暁、声抑えた演技するとなかなかかっこいいな。
いい感じに進んでましたが、結局手持ちの金がないことで
騙し切れませんでした。それぐらい用意しとけよ。
ここで速水とありさの出会い。飛んでった帽子を
速水が取りに行ってくれたと。速水らしいです。
しかし受け取るありささんの目線は何だか物凄く切ないんですが。
惚れたろそれは、としか言いようがない。
実際最後にも突っ込まれてましたが、惚れたのかなぁ、彼女。
迷惑ならラーム吸い取っちゃえばいいんだしねぇ。
暁は正攻法の説得にも乗り出しました。
「おれたちは戦士だ」「戦士が恋にうつつを抜かしてる暇はない」。
普段速水が暁に言うことですもんねぇ。
にしても速水は酒飲めないんですか。飲めないというより性格的に飲まないという
気もします。実際酔ってはいるけど体調に影響なさそうし。
「おぶって」とか言う速水に「わかったよ、もう」とか
「しょうがねぇ奴だな」って妙に優しいな暁。相手酔ってるからか。
今度は決闘を申し込んだ速水。エリさんがさすがに気にして彼女の
ことを聞いてます。「世界一だ」という速水に
「それって私と同じくらいってこと?」うわぁ、相変わらず素敵です
エリさん。本気で誰のことだと思ってる速水は結構酷い。天然は人を傷つける。
一方暁。「この際だ、負けてやるか」にびっくり。
やっぱり今回の暁は何だか優しい。いや、たまに優しいけど彼。
ここでもるいちゃんが「それって私と同じぐらいってこと」とか言ってますが
暁は「君一体誰のこと言ってるんだろうねー」と明らかにわかって発言してるので
こっちは面白いだけです。
速水VS暁。陰でこっそり覗いてるエリたち。
「るいちゃんとは上手くやっていけそうね」「よろしくお願いしますお姉さま」
とか言い合ってますが、どっちが美人かという話になったらまた喧嘩
なんだろうか、この2人。
負けてやろうとしてる暁ですが、あまりにも呆気ないせいで
「ふざけるな!本気で戦え」。負けてもらっても嬉しくないんだろうねぇ、
速水。
ここで暁、正体をばらしました。
「ありささんはお前のことが迷惑なんだ」で、漸く速水は気付いたようです。
一番効果的なところでばらしましたね。っていうか速水、少しは人の気持ちを
考えるようにならんのか…。それが速水なんだけど。
依頼が終わって食べに行こうか、との暁。
「何が食べたい?」「あなたを」うわぁ、凄い発言だ(笑)。
眠らされてしまった暁ですが、ちゃんとるいちゃんが後をつけてたようです。
「暁!目を覚まして」おおう、最初に買った目覚ましがちゃんと伏線に
なってる!
ここで戦闘開始。敵さんの「おいでおいで」攻撃は何か笑えました。
ピンチのときはりくしんき。「危ない!」とか庇ってみたり、シャンゼより
よっぽどかっこいいです、こいつら。3体でちゃんと個性分けあるんだろうか。
あったっけ。
ともかくりくしんきの助けもあり、勝利。人間体に1度戻って消えるとは。
そんな死に方もあるんですねー。
第22話「幻の埋蔵金!」
またいつもの銀行員さんの登場。
「体当たりだ」「はい〜」ああ、もうこういうやり取り大好きだ。
今回暁はしっかり金を用意してたらしいですが、またもるいちゃんに
よって使われてしまいました。しかも金額がまた大きくなってます。
いい加減何とかした方が。
「お金、返してー」の銀行員さんが悲痛。しかも売ってるし!ああ、
もうかわいそう!(色々と)。っていうか
「何かわけがありそうですね、銀行員さん」とかって登場してた黒岩は
一体何。何の意味があったんだ。次回への伏線か。
銀行の方はついに暁を訴えるというとこまで来てるみたいです。
担保とかなかったのか。事務所差し押さえとかそういうことにならんのか。
そもそも暁に大金貸してる時点であれですが。暁は相変わらず気楽ですね。
というところに舞い込んできたのが埋蔵金探しの依頼。
死にそうな主人の息子が暁そっくりだったらしいです。先に説明
しとかないと。そういうことは。暁はノリがいいのでOKですが。
そして速水は相変わらず単純でいいです。美しき嘘、にやられたらしいです。
暁、言ってることはまともなんだけどな……(笑)。
とりあえず埋蔵金のありかを聞き出して「速水行くぞ!」「OK!」ああ、もう
速水もノリノリだ。
が、埋蔵金は見付からず。今度は全く他人の家を掘り起こすことに。
警察に変装してます。パトカーとか、その金は一体どこから出てくるのか。
それにしてもここの似た者夫婦は素晴らしいです。大好きだ、こういう人たち。
次は銀行の女子更衣室の床下。凄い場所を指定されました。
気の毒な銀行員さん引き込んで床下爆破。
暁、火薬の調合なんか出来たんですか。いや、あれは出来てない
ってことなのか。しかしリモコン式爆弾だ。すげぇ。
が、結局これも埋蔵金ではなく。最後の言葉で漸く千両箱を発見。
ここでいきなり依頼主でもある医者が正体明かしました。
だ、ダークザイド……!こいつか!ちょ、ちょっと予想外だった。
「ダークザイドのくせに金目当てか」
「人間社会で生きていくためには金が必要なんだ」のやり取りには涙。
苦労してますよね、ダークザイドさん……。
ここで金より大切なものが、という暁はヒーローらしいですが、言葉に
詰まっちゃうのが暁らしいです。でもそうだな、愛だよ。
シャンゼリオンになって戦闘開始。速水、敵に近づきすぎではないかい。
ピンチになってホウジンキ到着。呼ばなくても来るんだね、あれ。
ど、ドリル怖い〜。普通に痛そう!(いや、それじゃすまない)。
とにかくまあ敵は片付け、漸く千両箱を開きました。中に入ってたのは
石ころと写真。こんなオチ。
写真に「きゃ〜素敵な人〜」とか言っちゃうエリちゃんが大好きです。
結局借金はどうなったんでしょうか。
第23話「ナゾの闇法廷!」
前回から話が続いてるとは思いませんでした。
訴えられる期日が迫り、それでもやっぱり呑気な暁。
「なまこのように呑気な奴だな」って何だ(笑)。
暁はそのまま闇法廷に連れて行かれました。被告とか原告とか
テロップが出てるのが面白い。っていうか裁判官の言ってることが
意外にまともなのもどうなんだ。いや、でも最初に裁かれたのは
「ただのラーメン屋」だったらしいですが。何やったんだろう、あの人。
訴え主は銀行員さん2人。検察官は黒岩さんです。
「少なからざる現金を」って結局いくらなんでしょうね。札束振り回してた
頃を考えるとホントにとんでもない額なんでしょうが。っていうか
これが冤罪でも何でもない辺りも暁なんだよなぁ……。
ここへ弁護人エリ登場。
「良かった〜、速水じゃなくて」の暁には凄く共感します。
というわけで裁判開始。銀行員さん
「こんなことが上司に知れたら左遷です」ってやっぱり全く話して
ないんですね。自分の金で払っちゃってると。まあ暁に貸しちゃった
なんて事実は確かに知られたくないでしょうが。
部下の方はサラ金に借金までしたと。利子を考えると、もう暁に
正規の金額払って貰ってもどうしようもない状況なんじゃ。っていうか
マジで同情する。
弁護人の反論では
金が「不幸な人々を救うために使われていたとしたら」といきなり
の仮定。本当にそうなら訴え取り下げてもいいって、銀行員さん
いい人だな……。
ここで黒岩が出したのが暁のガールフレンドたち。ああ、もう駄目駄目だ。
暁のいい加減さがどんどん証明されていく中で証人として立つ速水。
「暁はいい奴です。真面目で誠実で優しくって」わ〜無理してる。
いや、嘘嫌いな割には頑張ってるよな、これは!
「速水、お前。ホントはおれのこと好きだったんだー」暁も何か感動してます。
でもやっぱり黒岩の誘導により本音を喋ってしまい、暁は益々不利に。
更に要求されたのは死刑でした。さすが闇法廷。
「金を返さないくらいで」とか言う暁に黒岩お得意の「知っているか」が
始まりました。世界で初めての死刑は云々。
「死刑執行の場には今でも十字架が残っているという」ってだから何なんだ。
弁護士も反論の手立てがなくなったところで暁がキレました。
「自分自身の最終弁論を行ってもよろしいでしょうか」
とか言い出した暁。何言うかと思えば黒岩に対し世界で始めての死刑について
訂正。更に今までの薀蓄を否定。あっはっは、いいのかそれは。
今度は黒岩がキレかけてます。薀蓄否定されるのは嫌なんだね、黒岩。
ここでエリ、暁がシャンゼリオンであることをばらしました。
結果、判決は死刑。っていうかエリはあれで何とかなると思ったのか。
ダークザイドによる裁判じゃあシャンゼリオンに勝ち目はありません。
っていうか「多くの我々の仲間を手にかけてきた」とか言われると
ホントに暁が悪い奴だよな……。普通の一般犯罪者レベルのダークザイドも
多かったわけだし。
正体見せた裁判官に対して暁も変身。やられて気絶しちゃってますが。
速水がクウレツキたちを呼びました。なるほど、ああいう手があるのか。
クウレツキたちが戦ってる間に目を覚ました暁。
あいつを倒せば大金星だぜ、とか言って追う暁がちょっと怖いと思った。
何か、ゲームみたいだなぁ、と。
とにかくまあ敵は撃破。
「私が死ぬことにより新たなる脅威が生まれる」とか不吉なこと言い残して
死にました。何か真面目に話が続いてる。
最後、それを見届けてる黒岩たち。黒岩は裁判官さんが死んでも良かった
んですね。いい結果だったわけですが、それでも薀蓄否定は許されなかった
らしく。
「お前はどっちを信じる」「勿論あなたよ。馬鹿ね」
楽しいなぁ、この人たちは。
第24話「人生最悪のナンパ」
格闘ゲームを大笑いしながらやってる暁。何が楽しいのかなぁ。
そしてその後ろでは割烹着きて掃除中の速水。わはははは。
大掃除と言われて手伝いに来たそうです。相変わらずお人よしだなぁ。
またやり始めたら止まらない人なんだろうなぁ。本がぐちゃぐちゃになってる
のを直したくなる気持ちはよくわかります。
るいちゃんは掃除なんかしたことないと。だろうなぁ。っていうか
ホントに普段のあの事務所はどうなってるんだか。
逃げ出した暁はベンチに座る女性をナンパ。
「や。待った?」「あれ、おれじゃない?まあいいじゃない」
「何も言うな。黙っておれについて来い」素敵なナンパをしますね、
暁。女性が付いてきて「ホントについてきちゃったよ」とか言ってる辺り
本気で成功させる気があるのか怪しいです。
場面変わって黒岩さんと……ええと、将軍。この2人が同じ画面に
収まってるのって何か笑える……何でだ。
前回のことでザファイヤが解き放たれ、将軍さんが怒ってるんですね。
以前酷い目に合わされた経験があると。あはははは。
「女は怖いか。ははははははは!」とかやってる黒岩さんですが、
あなたも十分怖い女、連れてると思います……。
まあそれはともかく、暁側。サヨコさんから電話が来てます。
暁、ひょっとして忘れてる?調子いい男ですねぇ。サヨコさんは
スポーツカー欲しいとか言ってた暁の言葉を聞いてスポーツカーを
プレゼント。すげぇ。
何の迷いもなくそれを受け取って遊びに行く暁もすげぇ。
「るいの奴どこいっちゃったんだ?ま、いいか」はさすがにどうかと思いますが。
帰って来たら料理作ってるサヨコさん。更に翌日も洗濯料理。
さすがにやばいと気付いた暁、速水の元へ助けを求めに行くことに。
速水、意外にいいとこ住んでんじゃないか。
速水はサヨコさんとの結婚勧めてます。でも朝食持って追いかけてくる人、
その時点で危ないことに気付きませんかね。
更に逃げる暁。ボート出して「ビール飲みたい」と呟けば
湖の中からビール持って現れるサヨコ。男湯に行ってもしっかり現れる
サヨコ。こ、怖〜。マジで怖。
さすがに速水も気付いたのか、暁に泣きつかれたのか、暁が死んだという
芝居に付き合うことに。が、棺桶の中にまで入ってくるサヨコさん。
怖い怖い怖い。暁じゃなくても悲鳴あげるわ。
結局暁は土下座して謝り、エリと愛し合ってると言うことに。
これは一番まずい手段じゃないですか。案の定エリさんが襲われます。
しかしここに来て漸くるい不在の理由を気付くのもどうなんでしょう。
どれだけ付きまとってたのか知りませんが。
サヨコはここでダークザイドだと判明。
サヨコさんは「この世はあなたと私、二人だけのものになるの」
というのが望みらしいです。本気で怖いよ、この人……。
戦い始めたシャンゼリオンたちを見ている黒岩さん。
「あれがザファイヤの恐ろしいとこだ。
即ち、尽くして尽くしてついには相手を滅ぼしてしまう」真面目な顔で
語られて何かおかしいです。
「私の愛を拒むものは」とかザファイヤが言ってるのに対し
「愛とはなー」と反論しようとするも、やっぱり言葉に詰まる暁。
駄目駄目だ。
ピンチになってクウレツキを呼ぶものの、今度は黒岩に邪魔されました。
おお、久々のブラックアウトだ。かっこいいな。
るいは取り戻したものの、ザファイヤの始末は付かず? いいんですかね、このままで……。
第25話「怪盗クロアゲハ!」
怪盗クロアゲハなるものが世間で活躍中のようです。というわけで
暁のもとへ首飾りを守る依頼が。速水たちはすっかり探偵所の
一員ですねぇ。今更ですが。
暁は怪盗対名探偵という勝負に燃えたみたいです。そういえば何でこの人探偵
やってるんだっけ。
とにかくまあ予告状の時間に見張り開始。段々あからさまに気が緩んで
ますね。ある意味いい手だなぁと思ってたら結局みんなが帰ったあとに
現れてました。た、正しい。予告状は本来そういう風に使うべきなのかもしれない。
でも何か怪盗としてはどうなんだ……!
しかも暁にあっさり見付かってますが。
女、と驚く暁に「それも飛びっきりのいい女よ」と怪盗さん。この番組の
女性はこういう態度が素敵でいいです。
「怪盗としてのプライドはどうしたんだ」「プライドよりも現物よ現物」
ああ、何かちょっと暁が可哀相(笑)。でも
「意外といい男じゃない」と言われて「意外とじゃない。とびっきりだ」と
言い返す暁もいい感じです。結局蹴りで吹っ飛ばされてましたが。
いい蹴りしてます怪盗さん。
女怪盗の話を聞いた速水。
「女の身でありながら怪盗に身を落とすとは」ああ、もう次の言葉が
非常に想像しやすいです。
「きっととてつもない事情があるに違いない」速水の病気がまた
出ました。暁も思いっきり突っ込んでますが。
「あ〜むかつく」わからんでもない。
あ、怪盗さんは予想通りに速水の期待を裏切って思い切り遊んでおりました。
このままじゃすまない、と暁。こういうとこでは意外に意地張ります。
変装して狙われた家の周辺を歩く暁。同じく変装した女怪盗さんと
会いました。2人とも全く気付いてないし。ああ何かほのぼのだ。
狙われた家は刑事さんを呼んだんですかね。あ、諏訪さん。どこにでも
出てくるなぁ、この人。
今回の怪盗さんは予告した品物ではなく別の物を奪っていきました。
なかなか上手いです。しかし逃走用に用意したいかだ(何で)は、暁の
手によって使い物にならなくさせられてました。やるな暁。っていうか
思考回路が同じすぎるんだろうな。
しかし膨らんでない浮き輪を渡すってかなり酷いな〜。泣きながら
膨らませてる怪盗さんはちょっと可愛かったですが……。
あ、取り返した壷の持ち主はダークザイドでした。というわけで暁も
その壷を盗みに行くことに。女怪盗さんの方は意地です。似た者同士です。
全く同じ手で壷を盗み出す2人。ダークザイドの方はさすがに
人間と違うのか、割と直ぐに目覚めました。
「ここからはお前の出る幕じゃない。大人しくしてろ」ってかっこいいな
暁。
ここで戦闘開始。が、やられて吹き飛ばされ
「やだー、息してない」という状況に。変身解けてないので
かなりシュールな場面ですね。しかも息、吹き込んでるし……!ああ、もう
笑っていいのかこれは……!
これで復活した暁。「今何かした?」「ううん何も」って何だこの
やり取りは……!
敵さんの方も復活しており再び戦闘。が、かなりやられ気味の暁。
そこへ怪盗さんの蹴りが炸裂!わぁ、すげぇ。綺麗なキックです。
暁がトドメを差したときには既に女性の姿はありませんでした。
その後、またじいさんばあさんの姿で会う二人。互いに恋をしたと。
住む世界が違う人だと。多分相手は自分のことを嫌ってるだろうと。
ああ、もう何なんだ何なんだこの二人……!
いや、大好きです、うん。
第26話「闇の騎士、出馬!」
「自在に人間を操る催眠術」を使うらしいダークザイドさんの元へ
黒岩さんが現れました。「その力、おれに貸してもらおうか」いきなり
握手。拒否権なしです。結構立場強いんですねぇ。
そして今まで世話してきた人たちを一斉に集めてます。
「就職の斡旋。色んな悩みを聞いてやった」って何かもう悲しいな……。
とりあえず目的はお金と。稼いだ金の一部をくれと。黒岩さんの商売、
基本はダークザイド相手だからあんまり儲かってないんだろうか。
その頃暁たちはちらし配りに精を出してます。
速水は「やっぱティッシュつきじゃないと駄目か」って彼はどこまでもずれてるなぁ。
丁度目に入る選挙広告。
「生まれてから一度も選挙なんて行ったこともない」という暁はらしいです。
黒岩さんは地道に人助け中。助けた後に名刺差し出してます。そのやり方は
ともかくやってることは大変良いことです。どんなにあからさまでも、
これやってる立候補者がいるなら投票してもいい(笑)。
この黒岩のやり方を責めるダークザイドさん。それに対し
黒岩は「ダークザイドであることをとっくに捨てているのだ」とのこと。
「誇りだと」「笑わせるな」って切り捨てるような言い方が意外に怖かった…。
「おれは遊ぶぞ。人間界で思いっきり遊ぶ」前向きだし、かっこいい人だよなぁ、
この人。選挙活動では相変わらず「知っていますか」でいってますが。
「皇帝へと。皇帝へと。皇帝へと!」はちょっと怖いと思います。
そんな黒岩の元へ突撃してきた暁。
黒岩の言い分は
「人間でないから、人間界のことを客観的に見ることが出来る」
「今の日本は腐ってる。それは人間が腐ってるからだ」
「おれならこの国を立て直すことが出来る」ああ、もう何でこんなに
まともなんだ……!
物凄い立派なこと言ってるみたいだよ。いや、立派ですけど。
これに対し暁も立候補。暁って立候補できる年齢なんだ……?都知事の
被選挙権って、ええとー……まあいいや。ともかくまあ暁の方は
税金ゼロだの小遣い支給だの週休四日制だのめちゃくちゃなこと
言ってます。企画で立てられた番組では明るい政治がどうとか。
ううん、でもこういうのに投票してみたくなる気持ちもわかるな……。
どうでもいいけどしょぼい作りの番組だなー。
黒岩さんの言葉は
「政治に何か期待する前に、皆さん一人一人が国のために何をするべきか」
ってホントにまともなこと言ってる…。速水がすっかり黒岩側です。
当然か。
対抗して暁、クウレツキたちを使っての選挙戦。クウレツキたちも
ノリいいなぁ…。
「選挙ってのはな、目立った方が勝ちなんだ!」真理だ、暁。まあ
パフォーマンスでも黒岩に負けてましたが。っていうか
何だ励ます会って。しかも何かしょぼい。
それはともかく、励ます会の中にエリが居たことがとりあえず問題みたいです。
「まさかあんたがおれの応援に駆けつけてくれるとはね」と黒岩。
例の催眠術とかいう話じゃないんですね。
「どういうつもりだ」おおう、声がいきなり低くなってる。
エリさんは「好きだったのよあなたが。ずっと」って、わ〜。
言っちゃうのか。そういうこと言っちゃうのか。
黒岩さんは元の姿に戻り
「これがおれの真の姿だ」
「本当にこんなおれを愛せるというのか」などなど。エリさんに本気で惚れてることを
告げてます。
どう考えてもエリの方は嘘だとわかるから悲し過ぎる……。
変身シーンを撮られてました。うっわー、何かもう暁たちの方が完璧悪役だ……!
普通に可哀相だ黒岩……!
ここで暁VS黒岩。るいたちの方は最初のダークザイドさんが追ってました。
悲鳴を上げるるいに暁が反応。
「どうした」「すまんちょっとタイム。な?」ってええ?戸惑いまくりの
黒岩が何か楽しい。っていうかあんたら遊んでるんじゃないんだから……。……遊んでるの?
「人を待たせてるんだ。すぐ片付けてやる」との暁。ダークザイドさんの方は
結構簡単にやられました。ビデオテープは駄目になっちゃいましたが。
帰ってきた暁、投票結果は落選でした。戦いの続きはやったのか?
決着は選挙で、とか言われたんでしょうか。
黒岩さんの方は見事に当選。
「人間の人間による人間のための政治を目指します」これも聞きようによっては
何か悲しいんですがね……。
エリが黒岩の言葉を思い出してるのはちょっと救いでした。ユリカさんが
殴りに来たのも(笑)。
「おれの手でこの国を乗っ取る」「これからおれの本当の戦いが始まるのだ」
ちょっとだけ黒岩さんを応援したくなりました。こんなこと言いつつ、いい国
作りそうじゃないですか?
第27話「朱美リターンズ!」
自殺しようとしたおじさんを止めたのはお久しぶりの朱美ちゃん。
「勿体無いかもしれない」って変な慰め方だよな。っていうか朱美ちゃんって
こんな口癖あったっけ?「お久しぶりかもしれない」とか。もう忘れたな……。
ともかくまあ暁の元へそのおじさんを連れて行くことに。ダークザイド
絡みだとわかったからですかね。おじさんの病院では謎の奇病が発生している
そうです。人が泡になって消える。それは大変だ。
でも「こんなことが世間に知れたらうちの病院はお終いです」って隠匿してるのか?
そっちの方がまずいんじゃないか。
そこへるいちゃんがまた余計なもの買って来ました。っていうかどっから
出てるのかね、その金。
「新しい秘書?」「ああ。悲しいことにな」って暁。いや、事実だけど。
るいちゃんの方は「やだ〜。顔おっきいー」と朱美ちゃんに一言。
言うな〜この子も。当然のようにバトル勃発です。
「あなた秘書失格かもしれない」「暁は経済観念ないんだから」と朱美ちゃんの
方が言ってることは正しいですね。まあでもバトルはとりあえず中断し、
依頼の方を片付けることになったみたいです。
病院に潜入した3人。っていうか速水。速水がいる。
患者としての登場か。なるほど。
痛みを訴える速水に注射をしようとする朱美とるい。はっきり言って怖いです。
「看護婦の資格持ってるのか」「いちいち細かいこと気にしないの」ってそんな。
しかも針折れたって。怖いよ〜この人たち。
叫ぶ速水の元へやってきたのはこちらも医者に変装した暁。
「何だお前、食あたりか」「うん」って何だか可愛いやり取りだな。でも暁が
取り出したのはやっぱり注射。速水……!でも暴れると余計酷いことに
なりそうなんですが……!
っていうか犯罪だと思います、これ。
夜。ダークザイドを発見する朱美。暁が追いかけるものの、途中で
消えてしまい、待ち構えてたるいに頭を殴られることに。こ、これは
結構酷い…。でも暁は殴られたことよりラーメン食ってたことの方が
許せないらしいです。ある意味凄いいい人だ。
「お前が秘書のときはこんなことなかったのにな」って言っちゃたなー暁。
るいちゃん、キレてもうやってられないと。まあ逆切れに近いけどな、これは。
暁の方はそのまま病院行きとなったみたいです。
そしてやってきた医者は速水。なかなか悪ノリしてますね。注射のお返しです。
っていうか暁の注射効いたのか。一応ちゃんとした注射だったのか。
暁が眠っている間にやってくるダークザイド。
るいちゃんがやってきました。「暁は、私が守るんだから!」いいなぁ、
頑張ってるなぁるいちゃん。っていうか朱美ちゃんは見てるだけなのか。
いや、出て行っても何にもならないけどさ。
眠り続けてる暁は速水が注射で強制的に起こしました。ええと、まあうん、
それでいいか。
無理矢理起こされた暁。すぐさまダークザイドとの戦いです。
るいに対して「しょうもない女だけど捨てるわけにはいかねぇんだ」と。
暁はこういう点がかっこいいなーと思います。普通に。
が、ダークザイドはなかなか強い。剣も銃も効かないって。すげぇ。
苦戦してる暁はクウレツキを呼びました。何するのかと思えば空から
勢い付けて貫いた?そんな感じ?剣の問題じゃなく、暁の力の問題
だったんかね。
まあともかく敵は無事倒しました。
朱美の方はるいちゃんを慰めてますが、暁は暁でやっぱりるいを
責めてます。「違うの。るいちゃんは」フォローに入る朱美がいい感じ。
このあと暁謝ってるし、一応話は聞いたんですかね。
それでも「秘書にはやっぱり朱美の方が向いてると思うんだ」と暁。
ああ、何か悲しいな…。確かにそうなんだけどな。
でもここで朱美ちゃん、わざと暁を怒らせ出てけ、と言わせちゃいました。
あらら。
勿論それぐらいはわかるるい。
「私と本気で勝負して。勝った方が暁の秘書になる」ということで朱美と
勝負開始。暁の意思は無視ですか。
朱美の方は負け続けるものの、「わざと負けたでしょ」とるい。
っていうか何で勝負してるんだこの二人。
どうやっても朱美の負けを信じないるい。ホントにどうすればいいんだろうね、これは。
そのままるいが朱美を追いかけて幕。え、これ引っ張るの?
第28話「犬と猫と馬と鹿」
今回は黒岩さんのお話。……朱美どうなったんだ(凄い普通にスルーされて
びっくりだ)。
黒岩さんは普通にお仕事中。エリが会いに来ました。秘書さんは
怒ってます。当然ですね。彼女も可哀相な位置だよなぁ、とか
思ってたら「少しはおれの方も見てくれよ」ってえ、そんな男が……!?いきなりの
恋する男の登場にびっくりしました。「笑わせないで」ってうん、いや、
笑っちゃったよ……。
一旦はあっさり切り捨てたユリカさんですが「あなた、私のためなら何でも出来る?」
ということで「始末してごらん。あの女」と続けました。この男性も
ダークザイドなわけですね。っていうかそうじゃなきゃさすがにそう簡単に
殺すというとこまでは行かないと思いますが。
エリと黒岩さんはお話中。
何を言い出すのかと思えば「一体何を企んでるの」え、とか思ったけど
直ぐ訂正しました。
「ごめんなさい、違うの。ホントは一言あなたに謝りたくて」エリさん……!
良かった、これはちょっと良かった。やっぱりそう思ってたんだよね
エリさん……!
黒岩さんの方は「今のおれには時間がない。
お前にかかずらわってる時間も」とのこと。エリさんはそれに
微妙にショック?あからさまに黒岩を気にしてる様子が何か
おかしいなぁ。
るいにからかわれて「私、生まれてから男の人を好きになったことなんて
一度もないんだから」とエリさん。え、そ、そうだったの!
っていうかそれって要は恋愛経験ありませんって言ってるんじゃないか。
エリさん、その後公園で一人で
「あ〜すっきりした」「すっきり」「すきっきりすっきり」とか言いつつ
遊んでます。頑張りすぎだ。何かむしろ悲しいってそれは……!
すっきりしないエリさん。ここへ恋する男が現れました。
「貴様に恨みはないが死んでもらう」ああ、もうダークザイドなんだから
普通にラーム貰うとか言ってればいいのに……!変なとこで
人間らしいぞ。
エリは暁を呼ぶものの、間に合わず。黒岩が助けに入りました。
男性さん、ユリカさんのこと言うかと思ったら言いませんね。意外だ。
男性がいなくなったとこで暁登場。
「お前やっぱりまだエリに気があるな」との暁に
「勘違いするな。おれは部下を救っただけだ」何言ってんだ?と思ったら、
部下がエリを襲えばシャンゼリオンに倒される、という話ね。
なるほど。上手い言い訳だなぁ。
っていうか暁の黒岩に対する態度、何か普通のお友達みたいだ。
何で知事になったんだ、という暁には
「知っているか!」素晴らしいポーズ付き。もうこの音楽かかるだけで
笑えるようになってしまった……。そして結局質問に答えてません。
いつものことですが。
「おれのこれからの仕事見ているがいい」とか言って去って行った黒岩さん。
どうなるかと思えば暁が空き缶ポイ捨ての罪で捕まってました。
そして差し入れにドックフード。うわぁ。しかも一週間捕まってたらしいです。
都知事って一体何ですか。さすがに普通にふらふらの暁。更にすぐさま
今度は信号無視で逮捕。今度はキャットフード。ああ、今回のタイトルは
そういうことね……。
「黒岩……あいつ。おれいじめるために知事なったのか」と暁。
どうでもいいですがいじめるって言い方が何か笑えます。確かにいじめだけどな、
これは。
あ、出てきた暁は猫化してました。すみません、これ怖いです。
おかしくなってるってば。「にゃんだって!?」もギャグというか、シュール
だよ……。
その頃の黒岩さん。ダム建設でもめてますか。わかりやすい図式です。
でも「人間のために何かをしてやるつもりは毛頭ない」と。ああ、そう
言われると人間じゃないなぁ、って感じなんですが
「愚かな、嘘つきな人間のためにな」でエリさんを回想されると凄い
個人的恨みみたいだ……。っていうか実際どんな仕事してるのかねぇ、黒岩。
「今度は5分じゃ足りないかもね」エリさんが黒岩に会いに来ました。
用件は「お願い、これ以上暁くんをいじめないで」いじめないで……!
何でそういう言い方になるのかな……!確かにそれ以外言いようがない
気もしますが。
「あなたこんなことのために知事になったの」のエリに
「おれの本心をお前に打ち明けるつもりはない」
うわ、何か一番はっきりした拒絶だ。そうだよなぁ、あんな酷いこと
されたらなぁ。
お前の顔は二度と見たくない、と去ろうとした黒岩ですが、エリさんが
襲われてしまいました。ああ、もう弱点だ。はっきり弱点だ。
変身も出来ず撃たれる黒岩。ああ、もう何だこの展開……!
「省吾ー!」駆けつけるエリ。いや省吾ってそんな。こういう場面で
出てくるってことは心の中で呼んでたな?いや、それはいいんですが。
逃げるエリと黒岩。シャンゼリオンがすっかり脇役。
結構苦戦してる割に本題は黒岩とエリの方だ……。
「何故逃げなかった。おれを置いて」黒岩さんの疑問に、
エリがキスで答えました。しかも場面変わってもう1回。いや、凄い普通に
キスしてる。抱き合ってる。何。何が起こってるの一体……!
あ、黒岩さんはダム建設を中止したそうです。いや、だから何が
起こってるの……!
第29話「速水はヤミに!」
るいちゃんがまた何か買ってきました。でも今回はキーホルダー10個で
金額的にはまだマシ?って何か感覚麻痺してる?
ムカデのキーホルダーを「速水くん、君にあげよう」と速水のベルトに
付ける暁。この人たち、いつもこんなことして遊んでるんでしょうか。
エリさんはエリさんで物思いに耽り中。こ、恋してる……!
場面変わって黒岩とエリの食事シーン。び、びっくりした。
びっくりした。普通に付き合い始めてるしこの人たち……!
こんなときでも「知っているか」の音楽がかかって笑ってたら
今回の薀蓄は口説き文句というかのろけ文句というか。いや、どっちにしても
笑えるんですけどね……!
そんな黒岩さんが気に食わないザンダーさん。人間たちの
心の闇を解放させ始めました。ターゲットになった人は気の毒……っていうか
主婦さん、夫刺しちゃった?ホントに刺しちゃった?これはちょっと
洒落にならないな。いや、なっても困るんでしょうが。
そしてやっぱりデート中の2人。
「教えてくれ。おれはどうすればいい」
「人間の女に本気でほれたのははじめてだ。どうお前と付き合えばいい」
うわ〜頼りない。普通に本気で頑張ってる……!
でも突然駆けて来た女性のラームは吸ってました。
ちょ、ちょっとショック。
「知っているはずだ。おれはおれに恋する女のラームを吸わなければ生きてはいけない」
そ、そうなんだけど。ああ、やっぱり続けてたんだね……そうじゃなきゃ
駄目なんだね……うわぁ、これちょっときついなぁ。黒岩に普通に
感情移入し始めてるだけに。
エリさん、ここで心の闇に付け込まれそうになりましたが、偶然にも
速水の闇の方が解放されることに。
笑いながら暁のポスターを刺してます。怖い。怖いよ速水〜。っていうか
まだポスター残ってたのか……!(どうでもいい)。
暁の元へ来た速水。本気で暁を殺すつもりです…わあ。これ、るいが
来なかったらそうなってましたよねぇ。慌てて逃げ出す辺りは速水
なのかもしれませんが。
「今日はこれでお別れだ。仕事にいかなければならない」黒岩とエ
リ。……翌日?
微妙な空気が流れてますねぇ。
黒岩を待つユリカを見たエリは
「あのユリカとかいう女の人、クビにして」
「ラームも吸っちゃいや」「人間になって」
「そしていつも私の側にいて」すげぇ。何かもうある意味凄い正しいよ
エリ。いや、気持ちはちょっとわかっ……いや。
「無理を…言うな」と黒岩。そりゃ困りますよね。
っていうかエリは心の闇を解放するまでもない感じだ。
駆け出したエリと追う黒岩。速水とそれを追う暁と重なりました。
そして怪物と化す速水。
心の闇に完全に支配されたと。そ、そんな。しかもエリを攫って
行きましたよ。おかしい。速水がそんな真似するはずが……!(暁への
態度は納得できる)(そんな)。
「まだ根に持ってたのかよ」との暁。暁と速水じゃ性格違いすぎるんですよねぇ。
エリを救出に向かった暁。襲ってくる速水。突然黒岩が助けに
入りました。「初めて愛した女のためだ」とのことでした。開き直られると
あれだな、何か。
「友達にはなんねぇぞお前とは」いや、もう友達にしか見えないんですけどね。
「つけあがるな」の黒岩には
「あれ、そんな」って友達になりたかったのか暁?
速水と戦闘を開始する暁。もう一人出てきました
「ザファイヤ!」あ、そっか。ザファイヤか。だ、誰かと思ってた……。
戦闘中、ムカデのキーホルダーを掲げる暁。
「速水これを見ろ。忘れたのか」
「おれたちの友情のキーホルダーだ」って、ええ〜それはないだろう、とか
思ってたら「何が友情の印だ。
よくもこんな気持ちの悪いものをお前は」と速水はやっぱりな反応。
これのせいで「心の闇が頂点を超え」「闇が一人歩きを始めた」らしいです。
あっはっは。何っじゃそりゃ……!普通はほら、友情の力で正気を
取り戻したとか、ほら……!そうじゃないからシャンゼリオンなわけですが。
結局一人歩きした闇はとっとと倒し、残りの奴らは
「このまま戦えば共倒れか」とのことで退散。
何やら速水にマッサージさせてる暁。
まああのことを言えば速水が反省するのは確かですが。
でも「これから一生おれの奴隷だからな」に「はい」って。いいのかそれで。
速水って何かかわいそう…(今更)。
一方エリと黒岩。
「ねえ、返して。わたしの口付けを、わたしに返して」無茶言いますな、とか
思ってたら黒岩さんが普通に返しました。あ、それでいいの。
「私初めて知ったわ。恋する気持ちは憎しみに似ているって」
「私。もう二度と来いはしない」
はい?え、エリさん?
しかもここで終わりですか。何なんだ……!(前回も同じようなこと
言った気が)。
第30話「ヒーローの先生!」
温泉旅行に向かってる暁たち。速水たちには内緒らしいです。まずいらしいです。
何でわざわざ言わなきゃならないんだ、とか思ってたらちゃっかり乗ってた速水
「無断で外泊は禁止だ!」……そうか、そういうことになってるのか。
そのときちょうど幼稚園バスを襲ってるダークザイドに遭遇。
ヒーローを求めるこのダークザイド、とっとと暁を気絶させちゃってます。
弱。暁ってやっぱ生身じゃ弱いよな。
代わって戦う速水。確かにこっちの方がヒーローらしく見えるかな。
暁の方がシャンゼリオンだと知ってショックの怪人さん。
「嘘だ。嘘だ〜」とか叫びながら去っていきました。
この怪人さん、やりすぎなぐらいのヒーローおたく。すげぇ。
外見が何かもうすげぇ。でも何かアニメ系じゃないか、あれは。変わらんか。
「絶対に真面目なヒーローとして更生させてやる〜」とのことで
暁の元へやってきました。ホントにどうやって調べたんだ。そっちの方が
凄い?
自分のヒーロー認識を押し付けるおたくさん。そしてそれに納得してる
速水とエリ。おいおい。
ヒーローは自己を犠牲に、とかいうおたくに「そんなんヒーロー差別だ」と暁。
あっはっは。言っちゃうなぁ暁は。
「おれはな、絶対そんなヒーローにはならない」と宣言するものの、速水たちは
おたくの味方。早速パトロールに出ることに。おお、基本だ。
暗い顔した少女に声かけさせてみたり、亀を助けさせるために車の前に
突き飛ばしてみたり、結構無茶苦茶。これでもおたくの味方なのか、速水たちは。
おたくさんの次なる作戦はるいの誘拐。
「ヒーローは呼べば来るんだよ」「ヒーローはまず出てきたら名乗りでしょうが!」
何つーか、一応ヒーロー番組で出てくる台詞じゃないですね。
「おれはそういうことはやってないんだっつうの」ああ、何か面白い。変に面白い。
結局おたくさんは再びるいを誘拐。ヒーローマニュアルなるものを
押し付けていきました。
テキストを見た速水。「立派なテキストだ」そんな馬鹿な。心構えはともかく
やってることは無意味そのものなんですがね。いや、そんなこと言ったら他の
ヒーローたちが……ああ……!(難しい)。
速水とエリは結局2人でるいの元へ。おお、クウレツキ。あれなら速水たちでも
呼べるな確かに。が、おたくさんはそれにもキレました。
「おたくたちが手伝って甘やかすから」と。な、なるほど。クウレツキも
納得しちゃいました。帰っちゃいました。えええー。
代わりに出てきた暁。ヒーローマニュアル守ってます。
トランペット吹きながら登場。吹けるのか。っていうかあんなヒーロー見たこと
ないぞ。
「るいさん、今助けるぞ」わあ呼び名まで変わってる。助けられたるいもるいで
「ありがとう。シャンゼリオン」乗ってます。
シャンゼリオンもいちいち技名(?)を叫びながら敵と戦闘。
爆発もいっぱい起こってます。そうか、これがヒーローか。
大分満足したらしいおたくさん。
それでもじれったなったらしく「ぼくの弱点はここよ、ここ」と刺し、
自らやられていきました。
「良かったよ、シャンゼリオン。夢だった。ヒーローらしいヒーローにやっつけら
れて」……何かちょっと怖いな、これ。
シャンゼリオンはしっかり決めポーズまでとってました。
帰り。
「ダークザイドのままで死んでいく奴に」「はなむけをしてやったんだ」
「速水、若さって一体なんだ。若さは諦めないことだ」
「愛って一体なんだ、悔やまないことだ」帰って来い暁。