侍戦隊シンケンジャー感想(第1話〜第10話)


第1話「伊達姿五侍」

 侍戦隊シンケンジャー視聴開始。脚本家だけ先に聞いてテンション上がってました。初っ端から隙間について「この世とあの世の間」「決して覗いてはいけない」とか言って出てくる怪物! これ怖えええ。隙間がマジで怖くなる!
 そこへ現れたシンケンレッド。黒子が出るわ侍の末裔だわ、こちらにおわす方を〜のじいだわのノリが楽しい。じいの言葉を「長い」で切っちゃうレッドもいいですね。確かに。
 OPはレッドの戦闘シーンと共に。変身解いたレッドが意外と若かった。「忠義とか家臣とか時代錯誤」とか言っちゃうレッドかー。でも拗ねてるような感じですね。かっこいいけどガキっぽい。殿やじいがそもそも時代遅れというツッコミは笑った。いいのか言っちゃって。
 敵さんの方はどこかの次元で船の中。小っちゃい長老系に女性に暴れん坊? 何だかギンガマンを思い出す。かつてシンケンジャーに滅ぼされた人たちでしょうか。敵もみんなわかりやすいキャラしてていい。

 そしてお仲間たち。それぞれ普通の日常を送ってるけど、使命が心にある、とか。面白いなぁ。矢文来て即座に集合するし! 高校生は面倒くさがるのかと思ったけど普通に駆けつけてた。
 カゴに乗ってたピンクを殿と勘違いして跪くブルー。あはははは。女性でも良いんだ一応。次に駆けつけたイエローは服装からか男だからかブルーに跪き。いいなぁ、このノリ。次に偉そうに現れたグリーンに! 学ランだけど、例え高校生でも跪く。訓練されてます。
 最後に現れた殿。馬に乗ってます。馬って書いたら馬出てきました何だこれ! 4人と対峙してる間馬がふらふらしてるのが気になりますが。
 「家臣とか忠義とか、そんなことで選ぶなよ」「覚悟で決めろ」とレッド。巻き込みたくないという発言といい、レッドのキャラが見えるなぁ。そして全員最初からきっちり覚悟済みです。かっこいい。
 黒子に囲まれて着替えさせられていざ出陣。名乗りでレッド以外が跪くのがいい…ここまではっきりレッドが一番ってのも楽しいなぁ。
 そして戦闘開始。「殿は私が守ります!」「お前は自分を守ってろ」がかっこ良過ぎる。一人で敵をなぎ倒していくレッド。すぐさまみんなも続きます。「もっと真面目に練習しときゃ良かった」とかグリーンが言ってたけど、これの使い方なんかも習ってたんですかね。
 レッドが敵を倒し、やったというところで「あやかしは命を二つ持ってる。今のは一の目だ」今回の敵の巨大化はこういう理屈みたいです。倒したら勝手に巨大化するのね。というわけでロボ戦。今回合体はなしか。全員初対面だけど、ちゃんと仲間という認識があるのがいいなぁ。
 最後、レッドを追っていくブルーとイエロー、顔を見合わせるピンクとグリーン。全員のキャラがはっきりしてて楽しそうです。なんだかんだでみんな従うみたいだしな!


第2話「極付粋合体」

 シンケンジャーのショドウフォンは江戸時代から続いてるものなんですか。あの時代のあの技術すげぇなぁ。…いや、この時代でも凄いんだけど。
 現代のシンケンジャーたちは修行中(?)。紙に文字を記すとそれが現れる。面白いなぁ。書き順違うと駄目なようです、その辺の勉強もしてなきゃ駄目なのね。怒られてこっそり折神使う千明がいい。ああいう使い方も出来るんだな。
 千明はあまり「殿」というものに従う気はない感じ。リュウノスケと対照的ですね。っていうかリュウノスケが極端過ぎるのか。ピンクぐらいのまだ見極め中、が本来正しいスタンスかなぁ。千明も千明で最初から反発状態なのは何でなのか。偉そうだからか。偉そうだけど。
 「勝手に決めんな」「勝手に決める」のやり取りはちょっといい。レッドもいろいろ背負ってるんだろうな…。
 千明のあれは教育のせいもあるのかなぁと思ったら「いい加減な親らしいな」「当たってるだけに腹立つんですけど」との答えが。当たってるのかよ、でもそれっぽいよな、一人態度違うし。怒る千明はいい感じ。
 で、残る一人のことはは一人特訓中。シンケンジャーしかやれることがない、と。頑張る決意を固めてることはに泣きそうなリュウノスケ。そして泣きそうな千明。え、千明も? と思ったら「馬鹿! ここまで洗脳されてるなんて」の台詞に爆笑した。そっちか! でも、うん、普通に聞けばそういう発想もあるよね…。

 一方敵さん側。あそこは三途の川なんですか。あの水を溢れさせれば人間の世界にいける、ということで敵側の目的は水を溢れさせるために人間を襲う、と。わかりやすい図式になってきた。
 暴れてる敵さんたちと対峙するシンケンジャー。戦闘開始。途中でイエローの武器がレッドに向かい、慌てて避けたレッドに敵の攻撃、ああああ…。「助太刀とはありがたい」とか敵の言葉がいい感じに嫌な感じ。
 倒れたレッドを4人全員で庇ってるのが凄いな。庇うというか助けに行ったんでしょうが。
 一人立ち上がるレッドは、「立て」「この程度で潰れるような奴はいらない」「弱い奴は邪魔だ」の厳しい言葉。おお、ブルーまで殿に掴みかかった。「一生懸命だけじゃ人は救えない!」は、はっとするところかと思ったらそうでもなかった様子。ピンクもこれで見切りつけたようですが…言われたイエローが否定。「誰も守れへんかったら意味ないもん」と。確かになぁ。最初っから覚悟ある奴だけ来いとも言ってるし、戦場で動けなくなったら邪魔になるし。このあとレッドが子ども救ってる様子とも合わせて、目的は外道衆を倒すこと、そして人を守ること、と再確認し、殿のもとへ集合。ブルーが何度か話しかけようとしてますが、いちいち会話するでもなく敵との戦闘に集中してる様子はかっこいい。余裕がないとも取れるけど、まあ若いしな! ブルー相手だからととっても面白い。

 今回でついに合体です。リュウノスケの合図で全員合体…と思ったら縦に積み上がってるだけとか! ここでそんなのありかよ! 笑った。更にレッドの「おれ余ってるだろ」にも大笑い。何か初めて感情らしきもの出した気がするな。こんな普通のツッコミも出来るのか。
 この後、レッドの仕切りでロボ合体し、戦闘は無事勝利。でっかい雑魚敵出てくるの厄介だなぁ。今回限りかもしれないけど。
 最後、レッドに土下座してるブルー。ブルーは…ブルーはもう完全なギャグキャラなんですね。やばい、面白すぎるこの人。かくなる上は、で脱ぐから切腹の流れかと思ったら水にうたれるとか! まあそりゃ切腹しても駄目だけど!
 レッドの「帰る」に返すイエローの「はい」が更に笑えた。ブルー…いいキャラだ…。


第3話「腕退治腕比」

 朝から訓練中のみんな。千明は寝過ごして黒子に運ばれてます。着替えまでされてるとか。黒子の献身具合が凄い。シンケンジャーは全員が黒子に世話受ける立場なんですよね。いいな、ちゃんと戦う立場の人間が敬われてる感じで。ちなみに寝過ごしたのは流ノ介も同じようで。下がパジャマって。誰も指摘しなかったのかそれも酷いな!
 丈瑠に叩かれまくって不満の千明。「いい加減避けろ」って避けていいのかあれ。受けるべきツッコミかと思った。流ノ介はしっかり避けてました。やっぱ千明は他メンバーとは実力落ちるんですね。高校生だったみたいだしなぁ。このあとの友達との会話で「卒業式も来ねえし」とか言われてたし、ちょうど卒業間際のタイミングだったのか。卒業式も大学も行かずシンケンジャーとなること自体は納得してるんですね千明。なんだかんだ不満はありつつ使命は最初から守る気で、その辺ストレスなくていい。
 で、友達と遊んでいたところに外道衆です。友達の前でも普通に変身するんだ、っていうか敵のことも説明しちゃうんだ。別に隠してるわけじゃあないんだなぁ。
 戦う千明ですが、やられまくってます。友達の前でちょっと気の毒、とか思ってしまった。いや、やっぱかっこつけたいだろうし。
 その友達はやられまくる千明をずっと見てます、だよねぇ、友達が戦ってるのに逃げられないよね。千明、とっとと逃げろって言わなかったしな最初…。結局友達も巻き込まれ、他メンバーが来て一旦退避。友達入院か…。
 「お前のせいだぞ」と言われてしまう千明。力が足りないせいで、にだよねとちょっと思ったら「違う。お前が友達と会ったせいだ」と丈瑠。うわぁ。そうか、そこ駄目なのか…。巻き込まないために過去を捨ててるんですね。丈瑠は最初からその辺厳しそうだったもんなぁ。飛び出しちゃう千明。じいまでちょっと言いすぎじゃないかと思ったみたいです。殿の立場も苦しいなぁ。
 病院行った千明は、「外道衆倒したら、またな」と外から友達へ。それまで会う気ないんですね、ちゃんと丈瑠の言葉を理解はしてるんだ、みんな、いい人ではあるんだよな…。

 敵さん側は一旦引っ込んでました。あんま水から離れてると乾いちゃうんですね。敵側の行動にも制限が出来てきてるのはいいな。けど、またやっては来る敵。地面を潜って唐突に飛び出す拳に対抗するため千明も丈瑠も考えてます。どれだけ不満持っても侍やめるつもりだけはない千明。これもこれでしっかり洗脳されてる気がする、いや、そういう姿勢大好きだけど。
 そしていざ再戦。敵に向かっていきなり背向ける千明。走り出したところで作戦は何となく理解しましたが、車思い切り巻き込まれてるよ! 大丈夫か、あれ。
 まあ予想通り敵さんの腕は千明追ってる間にからまってました。見極められないならこういう手段、ってのもありですよね。頭使う戦い方は好き。
 続く巨大化戦、一人でやろうと張り切ってる千明ですが、弾き飛ばされ全員が集まって受け止めた…! いいな、これ。それでも一人でと言ってる千明ですが、丈瑠は問答無用でロボ合体。一切聞いてない丈瑠が笑える。合体に入ると強制なんですね、あれ。
 ちなみに丈瑠は敵の技、しっかり見極めてました。千明もよくやったけど、ちゃんとその上を行ってる丈瑠がかっこいい。
 最後殿に頭下げてる千明。丈瑠の力を認めたんですよね、そしてやっぱりシンケンジャー止める気は欠片もないからですよね、凄いなぁ、ちゃんとここまで出来るんだ千明…。
 殿の方は「誰も止めさせるなんて言ってない」と。彼の妙なガキっぽさもまた救いだと思う。可愛いなみんな。


第4話「夜話情涙川」

 やたらみんなに構いまくってる流ノ介。まあこういう人なんだろうと思ったけど、今日はちょっとおかしい感じらしい。「親切で言ってる」に対し「だから困んの」の千明はいい奴。
 流ノ介は黒子さんにまで声かけてますね。あの黒子って一体どういう立場なんだろうなぁそういえば…。
 で、今回の敵さん。川の水を増やすには「100人の涙より1人の深い涙」がいいらしいです、もうこれだけで嫌な感じですね何をしてくるのかと!
 外に出た敵さんは、ちょうどそこに居た少年の願いを聞き取引。嫌な予感しかしない。少年も敵も去ったあとで流ノ介と茉子が少年を尾行。確実に何かに巻き込まれてるもんなぁ少年。
 家に帰ったあと素振りしてる少年に泣く流ノ介はとても感受性豊かです、彼はもういろいろ大袈裟なだけのような気もしますが。っていうかみんなに構いまくってたのはホームシックとか。ああ…寂しがりやな感じはあるな…。
 そして落ち込んじゃってる流ノ介を見た茉子「私そういう弱ってる奴駄目なのよ」で抱きしめた! そうくるか! 「そういうの助けたくなっちゃうじゃない」ってそういうキャラだったか…! そういや元々保育士やってたんでしたっけ、面倒見は良さそうだもんなぁ。この茉子さんすげぇ可愛い。
 というわけで張り切って料理してる茉子さん、でも過程も結果も酷いです。なるほど気持ちだけで突っ走っちゃう系か…そこはちゃんと出来てても良かったんじゃないかな面白いけど! あれ見ても素直に憧れちゃうことはちゃんも危ない気はします。引いてる男性陣は面白い。丈瑠は気を張ってないときはホント普通だよなぁ。
 夜食持って2人で張り込み再開。朝には2人で毛布にくるまってますよ、っていうか2人とも寝たら意味ないじゃん! 調子に乗ってる流ノ介は面白い。

 で、朝から家出た少年の方ですが。野球道具を捨て高いところに登り、何をするのかと思えば、野球を捨てることが敵さんと交わした約束…。野球少年だから野球絡みの願いかと思えば! それを捨てることの方とか…きつい…。願いは死んだ祖父が戻ることってのも…。っていうかあの距離なら何とか2人には助けて欲しかったなぁ少年…いきなり飛ぶのが予想外だったんだろうけど。足から血が出てるんですが、あれは切ってるの? 切ってるぐらいならいいけど骨折だと…とりあえず病院連れて行きませんか。黒子に連絡ぐらい入ってるのかな。
 野球捨てたのに約束が嘘だと言われて泣く少年、これは酷すぎる。「いい涙だ」という敵さんが素晴らしく卑劣。これには2人もキレました。仲間駆けつけたけど、ほとんど2人でやってますね。ロボ戦まで! パーツごとの役割がはっきりしてるのいいなぁ。合体前でもちゃんと役立ってるのも。あれ、合体はレッドしか出来ないのかな?
 無事勝利後、少年に向かって「思」の字を書く丈瑠。おじいちゃんの幻現れた! あんな使い方も出来るのか。そしてそれをしてやるのか丈瑠。今回ほとんど出番なかったのに最後に持っていきやがった。
 あ、茉子の優しさに触れた流ノ介は惚れかけてたんでしょうか。立ち直った男には興味ない茉子と「勘違いしかけた流ノ介の思いは風に吹き飛び」で笑った。流ノ介がどこまでも面白い…。


第5話「兜折神」

 たまには息抜きということで全員に休日が言い渡されました。普段は修行してるんですよね。たまに部屋の中でくつろいでるけど毎日のスケジュールってどうなってるんだろう。
 服買いに行きたい千明と映画行きたい茉子の言葉を聞いた上で「みんなで一緒に出かけて親睦を深めよう」とか言っちゃう流ノ介。完全に善意なのが凄い。そしてことはは「遊園地行きたい」でした。こう無邪気に言われると嫌だとは言えませんよね! 完全に遊園地に行く流れ。殿も誘ったけど普通に断られました。いつもの態度の殿に「丈瑠と普通に喋ったことねぇもん」とか言う千明ですが、前回お弁当作りする茉子見ながら会話してなかったか。あのときの丈瑠は多分素だぞ。
 その丈瑠は一人修行中。じいに「殿も遊園地に行きたかったでしょうに」とか言われちゃってます。そうだったのか。っていうか丈瑠の反応可愛いな何か。じいの前では子どもになるんだよなぁ。すぐさま切り替えてシリアス顔になるのもいっそ笑える。この姿他のメンバーに見せてえ。

 遊園地は普通に行ってた4人ですが、途中で敵さん出現。可哀想に。敵は剣が全く効きません、あれはどういうことなんだろう、避けてるんじゃないよねすり抜けてる?
 丈瑠も駆けつけたけど、同じように駄目。「丈瑠でも通じねぇのかよ」に強さへの信頼が見えるなぁ。
 こうなったら、で新ディスク使おうとする丈瑠ですが、その前に敵さんが水切れで退散。ホント活動時間少ないよね。あれぐらいだとやれることあんまないんだろうなぁ。
 敵は刀は通じなかったものの、モジカラ(モヂカラ?)なら通じるということで次は新ディスクを使う宣言。4人の前では駄目かもしれないとか一切言わない丈瑠がかっこいい。修行中の姿すら見せないのは支えとなる強さを疑わせないためか。凄いなぁ。ああ、でもやっぱりこの姿見て欲しい! いや、まあいつかね。
 再びの敵出現に、修行後でぼろぼろの丈瑠も向かいます。あの状態の丈瑠の背を押さなきゃならないじいも辛いな。
 敵の前でほぼぶっつけ本番で技を使う丈瑠。どうせやらなきゃいけなくても躊躇っちゃうんですね、この辺で何とか人間らしさが見える。
 無事武器変形までは行い、全員のディスクを弾にして敵に発射! 何だあれは。あれが今回の必殺武器なんだろうか…?
 巨大化戦でも、この兜ディスク仕様。折神になるんかあれ! 足が外れて両腕に付く合体はちょっと怖い…。とにかくまあこれで無事勝利です。

 「とっつきにくい」「つかまれないようにしてるのかもね」茉子は何となく気付き始めてるんですかね。殿はいつか弾けてくれるのかなぁ。
 じいに見せる素の言動がいい感じ。そうだよな、まだ若いんだよな殿も…。


第6話「悪口王」

 修行中。ことはに負けて尻打つ千明。やっぱことはよりも弱いんだよね。慌てたことはは千明の手当てしようとしてますが、ことはってこう、男の子に対するそういう遠慮はないのか。流ノ介のパンツには反応してた気がするんだけど。千明を男と見てないのか単にそこまで考えが及んでないのか。
 躓いて転んで滑って転んで、見事なドジっ子振りを発揮することは。じいの言うように「武術以外がさっぱり」のようです。こういう子が茉子に憧れるのはわかるなぁ。そのままでいいんだよとちょっと言ってあげたいけど、いややっぱ駄目か。
 さて、今回の敵さんは図星何とか。相手の言われたくない一言を読み取って告げる敵です、それだけならくだらないけど実際に物理的攻撃力になるのが怖いですね。単純な悪口ばっかだけど、心当たりある人にはくるんだなぁ。二股同士、は傷付くところなんだろうかとちょっと思った。
 で、対するシンケンジャー。「落ちこぼれ」で吹っ飛ばされる千明。やっぱそれか。「ファザコン」で吹っ飛ばされる流ノ介には笑った、そうだったのか。茉子は「一生独身」って、わあ。お嫁さんに憧れてるはずだけど、自分じゃ無理だとか思ってるのかコレ…! そして丈瑠は「嘘つき」と…うわぁ。何か一番ずきっとくるなこれ。
 最後のことははドジだのアホだのバカだの言われまくってもくじけません。どうでもいいけど、アホって関西圏だとあんま悪口にならないって聞いたんだけどどうなんだ。ことはって関西…だよね…?

 まあともかく敵の退却で一旦戻ったシンケンジャー。落ち込む流ノ介を丈瑠がフォローしてる! まあもうあれが流ノ介の扱い方なのかな。
 ことはが平気だったのは言われ慣れてるからと。へらへら笑ってひたすら自分を卑下することはにイラつく千明。うん、まあイラつく気持ちもわからないでもないよなぁ。この後千明は自分で悟って謝りに行ったけど、確かに自分に勝った相手に自分は駄目だって言われるとね。っていうかそれを認められる千明はやっぱ偉いと思う。
 っていうかことはって千明より年下だったのか! そういや一人だけ前歴(?)が見えなかったけど、年齢的には高校生なのかな、まだ。高校には行ってない?
 本来ならお姉ちゃんがやるとこだったから年齢下なのかなぁ。ってかお姉ちゃんとの年の差いくつだ。結構ありそう。お姉ちゃんがシンケンジャーやってた場合一人年上だったのかね。他メンバーの年齢もよくわかんないけど。

 千明がことはに謝ったあと、敵さん再び出現。あ、敵さん太夫に対しても何か言ったみたいですね。味方にも効いちゃうって怖いな。味方が。
 やってきた敵さん、流ノ介に対し今度は「マザコン」って、おい…! 見事吹っ飛ぶ流ノ介に笑った。丈瑠が普通に呆れてるよ…。
 敵さんのターゲットはことはですが、相変わらず効かないことは。「姉ちゃんの補欠」には一瞬止まりましたね。これはさすがに言われ慣れてはないだろう…。それでも頑張ることはを千明がフォロー。いい感じです。最後は敵さんの口に石詰めて必殺技で撃破! 巨大化戦でも今回はことはと千明大活躍ですね。おお他の奴ら出番ない。丈瑠は兜使ってたけど。
 今回もこれで無事終了。最後にことはは倒れちゃいました。そうか無理してたのか…。悪口言われても押さえ込んでるだけだと危ないなぁ。
 「あんなに簡単にダメージを受けていた自分が恥ずかしい」と崩れ始める流ノ介に、またこいつがオチ持って行くのかと思ったけど、ちょっと真面目な会話も入りましたね。誰だって触れられたくないことはある。「嘘つきも?」「そういうことだ」と。この辺、いつか突っ込んでくれるのかなー茉子。


第7話「舵木一本釣」

 みんなで食事中のシンケンジャー。あそこでご飯も食べるのか。「侍たるものよく噛んで食べるものだ」とか千明に言ってる流ノ介。さすがにここまで来るとうざいな!
 そこへじい登場。行方知らずだったカジキ折神なるものが見付かったと。カジキは舵木でいいんでしょうかタイトル的に。
 いい知らせでしたが、そこで外道衆出現の報告も。カジキは流ノ介に任せて他4人で行くことに。やっぱ水だからか。折神、全員分出るのかなぁ。
 そしてOPでとても見覚えのある名前が…! 今回声だけだしほとんど出てないけど間違いなく引き続き出ますよね何なんだろうあれ!

 一人海に向かった流ノ介、「竿」の字で竿出してます。ホント何でもありだな、あの術。
 これで釣り開始の流ノ介。そこへ通りかかったおっさんが「あれは…侍」とか反応しててびっくり。わかるもんなのかと。そしてこのおっちゃん何か無駄に男前だな。倒れた流ノ介の介抱もしてくれました。あの小屋何なんだろう。もう世捨て人的なものなんだろうか。
 モジカラのことを知ってたおっちゃんは、昔知り合いが侍と戦ってたとか。なるほど。しかし殿が死んで一体何のために戦ったのかと。そういや前の殿はどう考えても戦いの中で死んでますよね、あれ、あのときの敵も外道衆? あれから何年経ってるんだろう。
 それを聞いていた流ノ介のところへじいから連絡。丈瑠たち全員が敵の毒にやられてました。ううん、ああいうのは防ぐの難しいなぁ。何のためのマスクかとも思うけど。
 この状況で戦えるの流ノ介だけになっちゃってどうするのかと思ったけど、カジキ折神の力で癒せるから引き続き頑張れと。都合いいな。
 というわけで再び釣りへ。きっちりおっちゃんに礼を言ってる辺りがらしい。殿だのなんだのは親に刷り込まれたものだとか教科書通り生きてたらそれが崩れたときむなしさが残るとか、やたら叫んでるおっちゃんですが、もう身に覚えがあると言ってるようなもんですね完全に。自分のことだろそれ…。
 流ノ介も一瞬ぐらついたものの、殿の声を聞いてやる気出しました。殿、ホント苦しそうだ…苦しそうでもしっかり声出してる感じはする。そんな状況でも被害減らすために敵の元へ行く殿にはそりゃあ奮い立ちますよね!
 「あの殿なら命を預けて一緒に戦える」「そう決めたのは自分です」うん、ちゃんと納得行くよ、最初完全に親に言われてだったけど! いい殿なのは間違いない。
 言い切って必死で竿を引く流ノ介をおっちゃんが支えた! おっちゃんの心までしっかり揺り動かしました。これでカジキ折神ゲットと。

 ふらふらになりながら変身も解けて戦ってた丈瑠のところには千明たちも駆けつけてました。おおお。そうだよね、みんなだってそうだよね。
 ここで流ノ介もやってきて毒が癒され形成逆転。「カジキすげえじゃん」ホントにな。
 続いて巨大化戦でもカジキ大活躍です。「やっぱ凄いねーカジキ」カジキしか褒めない千明がちょっと笑える。流ノ介頑張ってるよ!
 でも頭に刀刺して振り下ろすのはどうかと思った。あれ、敵の姿見えなくなっちゃうんじゃ。
 まあ無事決着はついて、最後、おっちゃんのところへ行ってる流ノ介。お礼言いに来たんでしょうか。こういうところはホントきっちりしてる。書置き残して居なくなったおっちゃんも流ノ介が来ることわかってますね。
 そしてそのおっちゃんは…黒子姿でじいのところに! 黒子かぁ。なるほど…! あの黒子たちにも、一人一人思いがあるんですね…そうか…。


第8話「花嫁神隠」

 結婚式。花嫁と花婿は茉子と丈瑠。まあホントのそれだとは思えませんが、じいは感情移入してか泣いちゃってます。そんなんでいいのか、と思ったら流ノ介も泣いてる、いや彼はあれでいいのか。
 千明は共感者いなくて大変ですね、周りがボケばっかりだ。
 で、今回のこれは外道衆が花嫁攫ってるから囮となるつもりだったわけですが…外道衆は全然別のところに。あらら。これはちょっと情けない。でも流ノ介の発言だったらしくてちょっと安心した。彼はどれだけ間抜けでもいい気がする。ちゃんと殿がフォローしてくれるしね!
 花嫁を攫ったのは太夫。おお、今回幹部連中しかOPに出てないと思ったら。花嫁の涙で紡いだ絹糸でうちかけを作ると。悪役女性らしくていいな。敵さんの方は「うちかけとは未練じゃないか」とか言ってるけど。これを着れば昔のように、とか過去に幸せを失ってるんですかね。悪役にもドラマがある。

 シンケンジャー側は次の作戦。明日結婚式の人たち…って多っ。どのくらいの範囲が対象かわかんないけど、でもこんなもんなんだろうなぁ。
 どこに来るかはこれじゃわからない、とのことですが殿の流した噂のおかげで一件除いて全て取りやめになったそうです。ほぼ当日取りやめだよね、すげぇ。でもまあ既に短期間で8人も攫われてるんじゃなぁ。噂どころかニュースになってるよね確実に。
 というわけでその一件に絞って再び囮作戦。ことはを使わないのは若いからか。そういやそうだ。男性側も千明じゃ若いしね。そしてしっかり攫われる茉子。殿がちゃんと怯えてやられる振りしてる…そうかやるのか。頑張ってるなぁ。
 茉子は太夫のこと知ってるんですね。昔の資料にあったか…そうだよな、過去にも戦ってるならそういうの残ってるか。幹部連中は確実に?
 「どう歓迎してさしあげようかシンケンジャー」と、完全にばれてる作戦。こそこそ動いてたのは知ってるか…まあいきなり結婚式ほとんど中止になったんだからそりゃそうか。顔も一応知られてるんですかね? まあ普通に変身見せてるけど。
 花嫁たちの命が惜しければ丈瑠たちに嘘を教えろということで教える茉子。さすがにこうあっさりだとおかしいと思うな。でもレッドたちは教えられた倉庫に向かい、そこにあった大量の火薬で爆発。おおおお。ちょっとどうなるのかと思った。全員行ってるし! 「影」なんてものまで作り出せるのかーあの文字。

 結局隠れてた花嫁も更に流ノ介に変わっており、無事花嫁も茉子も救出。うん、奴らも馬鹿じゃない、で作戦立てたんだからちゃんと上いってもらわないとね!
 流ノ介の女装は女には見えないけど似合わなくもない何だか変な感じだ。
 花嫁逃がして戦闘開始。太夫の三味線って剣にもなってるのか。あれいいな。
 それなりに強いですが、さすがにシンケンジャー5人相手に押される太夫。ってかシンケンジャー容赦ないなと思ってしまう何か。
 レッドの必殺技も向かって、え、ここで太夫倒されるわけにいかないよね、と思ってたら何か割り込んできたー! 前回から出てた謎の男。敵側が「はぐれもん」とか言ってたし外道衆なんだな。太夫とも知り合いの様子。まあ話の流れ的には外道衆の目的なんかとはそれて強い奴と戦いたい的な男なんですかね。
 今回は敵さん側一旦退却。あれロボ戦は、と思ったらでかい雑魚がわんさか、ああこれがあったか…!
 即行で兜バージョンになったものの、雑魚に囲まれて掴まれて、どうするのかと思ったら兜の変身解いた。あれが出来るなら捕まえても無理だよなぁ。そもそも手足取り外し可能になるし。頭に何もかぶってない状態のロボはちょっと間抜け。
 トドメはカジキの方でした。複数相手だと敵が並んでなきゃいけないので今度は敵が間抜け。
 まあ勝利です。

 最後「結婚前に花嫁衣裳着るとホントの結婚遅れるって話」を気にしてる茉子。今更か。茉子は一体いくつなんだろうなホント。
 とりあえずケーキ屋で元気になったようです可愛い。
 全員でケーキ屋へ。「殿! ごちそうさまです!」って殿のおごりかよ!


第9話「虎反抗期」

 変身して手合わせ中のレッドとブルー。みんなで眺めてます。試合に強い流ノ介と勝負に強い丈瑠ってとこでしょうか。わかりやすい解説。と言っても手合わせても何か普通に負けてますが。流ノ介。
 今日の敵さん側。おお、船の中に前回の男が普通にいる。フワジュウゾウって言うんですかね? OPの名前が全然読めません小さい上に何か画数多くて…。シンケンレッドに手出すから話を通しに来たらしいです、声ともあわさって意外に真面目というか律儀な感じが。「勝手に動いて邪魔をしてはと思ったが」とか、偉いな。ちゃんとそこまで考えるんだ。
 はぐれものって言われてたけど、幹部連中とは別に仲悪くない感じですかね。しかしこのあと「ドウコクめ気付いていなかったとは驚きだ」とか一人になってから言ってます。何なんだろうなこれは…。更に「生きて三途の川に入った甲斐」との台詞のあと人間体に! 役者名でわかってはいたけど海堂ー! 一応叫んどきたい、海堂ー!
 フワジュウゾウという名前といい、この話の流れといい、元人間…なんでしょうか…? なれるもんなんだろうか外道衆に。

 一方今回の敵さん側。
 なんと折神従えてます。かつての戦いで巻き込まれて地割れに挟まってたのを助けてやったと。このあとの戦闘時の台詞から言って、これ自体は事実だったんでしょうか。なくなった折神は戦いの中で回収どころじゃなくなっちゃったものなのかなぁ…。
 まあ現在従ってるのは完全に操られて。敵さんも別に隠す気はなさそうだ。
 そしてその攻撃をシンケンジャーにも! 「伏せろ」の言葉に咄嗟に伏せられない千明が何か悲しい…。千明を庇った流ノ介が攻撃を受け、敵に操られることに。よりにもよって。
 丈瑠はすぐさま敵の方に向かいました。「反」の字で攻撃防ぐとか、文字の力の応用力は凄いな…。一瞬相手を操れるのかと思ったけど。
 攻撃してくる流ノ介に一旦みんな退却。敵さんは流ノ介置いて船へ。水切れは相変わらず厄介そうです。「さっさと腹でも斬らせればいい」の太夫の発言に、その発想はなかったと思ってしまった。いや、そりゃそうだよね。普通に考えたらそうだよね…。

 まあそれじゃ面白くないからということで、再びやってきたシンケンジャーとの勝負。「手を出すな」「こいつはおれが倒す」ということでレッドVSブルー。最初の対決の本気版。
 後ろの3人が、さすがに本気じゃないだろう、でもどうなんだ的に不安に思ってるのがいい。嘘だと決め付けられるほどの根拠がないんだなぁ。「いつも殿様の顔崩さないから、こういうとき100パー信じらんねぇじゃねぇか!」の千明の気持ちがリアル。信じたいのにね…。
 手出しも出来ず見守るしかない中、ジュウゾウ来た! 何か普通に歩いて割り込んで来た! そしてレッドとブルーの勝負を淡々と解説して帰って行きました、え、何しに来たの。いや、何かを確認に来たんでしょうが。「おれの目に狂いはなかった」とか言ってるけど、今回は特に仕掛けないと。いつ来るんだろうこいつは…。
 レッドとブルーの勝負は、レッド勝利。「流ノ介、耐えろ!」で「反」の字打ち込んだ…! なるほど。
 これでブルーも正気に返りました。多分状況読めてないだろうにちゃんと戦いに入る辺りは凄い。ああ、流ノ介がマジ顔だ…。
 あ、虎折神も一応取り返してロボ戦にも使ってました。何かこっちの印象が薄い。
 まあでも戦闘は普通に勝利し、最後は落ち込んでる流ノ介、それもいつものふざけた調子じゃないから何か見てらんない。茉子ちゃんの「よしよし、もういいから」は笑いましたが。落ち込んでる男にはこれだから!
 千明の方はいい加減面倒くさくなってましたが、ここで殿からの言葉。あれだけのモヂカラを打ち込んだら流ノ介は死んでたかもしれないと。「 おれはお前の命を勝手にかけた」に続いて「ごめん」。ごめんって…! 何か、何か普通に丈瑠の言葉だって感じがするな、これ…! ほぼ同世代のはずだもんなぁ丈瑠も。さすがにこうなると流ノ介もぐじぐじ言ってられないですね。良かった良かった。


第10話「大天空合体」

 3枚揃った折神ディスク。これが合体するようです。もう折神ないのかな? たまたま合体できる奴が先に揃ったんだろうか。
 合体のためにも折神の乗り手を決めようと言う話。殿は虎なのか…。何か兜で苦労してた覚えがあるからそっちかと。カジキは当然流ノ介で、残る兜は茉子に。千明はいつも張り切ってる分ちょっと辛い。ことはも同情気味ですね。自分がどうこうとは思わないんだろうなぁことはは。
 「ここで譲ってもしょうがないしね」の茉子ちゃんはかっこいい。茉子も茉子で、千明にやらせてやりたい気持ちぐらいはあるんですね。
 その千明も黙って特訓とか、相変わらず気持ち良いです。でもここに来てからはおれだって、ってまだそんなに経ってない気がするんだけどな…。丈瑠たちはもっと幼い頃から本気でやってたんだろうしなぁ。
 それはともかく外道衆出現。今回の敵さんは人間にひたすら自己嫌悪させるんでしょうかすげぇ嫌だ。「みんな流ノ介になってるよ」の千明に笑った。発言よりも、あの大袈裟な言動はそう思わなくもない。「やばい、きゅってしてあげなきゃ、きゅって」と喜ぶ茉子には更に大笑い、お前…! ああいう相手見たときだけ振り切れるこのテンションが大好きだ。

 で、戦闘開始。ちょうど新しいディスクを試そうというところですが…茉子の兜ディスクが弾かれ、それを拾った千明が自分の武器にセット。やれると思ったんだろうなぁ、やれるとこ見せてやればと思ったんだろうなぁ…こういうのが駄目だったときはきついなー。
 力足りないと何も出ないんですね攻撃が。兜ディスクつけてれば炎でも出てたのかな?
 これで敵を逃がし、じいさん大激怒。まあ千明の行いが悪かったのはあれですが、行いそのものじゃなくて千明自身を否定しちゃってるよじいさん! それは駄目! コンプレックス刺激しちゃうのもな、これは感情的になっちゃってるんだろうなぁ、怒らせるために言ってるみたい。
 しかしキレた千明が顔へのらくがきで抵抗するのはホントガキのいたずらみたいでどう反応すればいいのか。
 千明は去り、心配することはと、大丈夫だろうの流ノ介・茉子がそれっぽい。あと殿は折神と遊んでました。前にもやってたけど、あれ何か可愛いな。
 じいも言いすぎを反省。このじいさんも可愛いよな…。
 殿と同じに扱っちゃいけないということで千明を森に連れてってました。っていうかバイク! 馬は腰にくるという理由らしいです。ゲーセンで凄い苛々した様子見せてたのに普通に乗っちゃう千明がいいな。バイクに呆気に取られすぎたんでしょうか。このあとも普通に謝るしやっぱ大人だよ千明…。

 ここで再び戦闘開始。千明以外の4人がやられてる。そんな馬鹿な。飛んでる相手に抵抗しきれないのか。ブルーのアローで駄目ならきついよなぁ。
 やってきた千明は、どうするのかと思ったら武器を伸ばして棒高跳び!そうきたか! そして普通に一人で片を付けました。攻撃さえ当たれば何とかなる相手だったのか。いや、千明が強かったんだよなこれは…。
 ロボ戦では茉子が千明にディスクを譲り、男3人で大天空合体。「千明行くぞ」って普通に声かけてるし殿! 合体後は一瞬何になってるかよくわかんなかった。あれ鳥か…。いや、絵は出てたけど。
 敵さんとの空中戦。後ろ向いて飛んでた敵さんがビルにぶつかってその隙に攻撃。これ、自滅じゃないのか。
 まあともかく今回も無事勝利。
 あ、ジュウゾウさんの方ですが、ようやく見つけた相手なので「しかるべき時と場所で」らしいです。機を窺ってるのね。まあ他人の戦闘中に割り込んで勝負したって面白くないか。予告からして次回は何かやってくるのかなー。



第11話〜第20話へ

 

 

シンケンジャートップへ戻る
トップへ戻る