ウルトラマンネクサス感想 (第31話〜第37話)


第31話「鳥─バード─」

 前回の憐について。「翼を折られた鳥のようだった」と。すみません、 何じゃそりゃ、とか思いました。何かイメージしにくいなぁ。
 ところで瑞生ちゃんも孤門のこと孤門と呼び捨てなんですね。 お互い年齢同じくらいなのかな。瑞生も孤門も憐の味方ということで 話が一致してる感じです。でも情報交換はしないんだよなぁ。 いや、別にいいんだけど。憐を守りたいという瑞生はいいですね。完全にほだされてる。
 孤門の元にはもう一度吉良沢が忠告に。吉良沢の方が質問責めにあってますが。 「君はティルトに居るには優し過ぎる」とか言われました。 優しいというか何というか。そういう組織ならちゃんとそこを中心に 選ぶべきだと思うんですがね。孤門がこの組織に選ばれた理由は初期からずっと 疑問です。答えあるんでしょうか。

 まだ何も言えない憐くん。孤門は「これだけは教えてくれないか」で ラファエルが敵か味方か聞きました。それってかなり大きなことですよね。 っていうかラファエルってのは具体的な人とか組織のことなのか。
 やっぱり今はまだ言えない、と憐。ここでイルカのストラップから 憐が海洋学者になろうとしていた話に。そういえば孤門のデータ入手の 経緯については知らないんですよね憐。 「わかった、優に聞いたんだ」とか言った憐ですが、孤門は「優」が イラストレーターの名前とも気付いてません。そりゃそうでしょうが。 このまま吉良沢の話になりますが、孤門がどこで情報手に入れたかは もういいのか。あと吉良沢はやっぱり普通にプロメテの子だったと。 「あいつ、外面はあんなだけどいろんなもの見えちまうからいろんなこ と考えちゃうんだ」そんな能力でしたねぇ、吉良沢。っていうか「外面はあんな」 と言われても何かよくわかりません。彼今までほとんど説明台詞を淡々と 喋ってただけだからな。
 ここで憐と吉良沢のアカデミー時代。 鳥を見ている吉良沢くん。 「鳥は自由でいい。…なんてつまらないこと考えてるわけじゃない」で何か 外されました。ええ、そのつまらないことを考えてると思いましたよ。
 まあ結局は憐の言う通り、鳥は自由じゃないとわかってながらも 「自分が自由になりたいから」「鳥の中に勝手に自由を見てる」って感じですか。
 アカデミーは結構自由に関して厳しい感じですかね。 勝手に外出たらやっぱり連れ戻されるようで。海にも行けないのか。
 夜中に憐が吉良沢を誘いにきてます。自分たちが海にたどり着けず捕まる、 そんなことまでわかってしまうんだなぁ、吉良沢は…。
 まあ「それっていくつもある未来の一つなんだろ」と憐は前向きですが。

 いろいろありつつも敵出現でみんな出動。今度のビーストはウルトラマンの 攻撃パターンを読んでるようです。憐のピンチに思わず「憐下がれ!」とか 言っちゃう吉良沢くんがいい。そして実際にフォローしたのはなんと西条さん。 ウルトラマンの方に攻撃を仕掛け退かせましたね。ウルトラマンも 気付いてます。
 ウルトラマン、このおかげで勝利。あとで「さっきはありがとうございました」とか 言ってる孤門に笑いましたけど。西条の言う通り「どうしてあなたが礼を言うの」 だ。
 西条さんはウルトラマンの戦い方がずっと気になってたようで。 自分を守ることを考えてないと。なるほどなぁ。確かにそれっぽかったか。 「何故あんな戦い方をするのか理解出来ない」その辺も説明があるんでしょうか。
 一方吉良沢くんたちの回想の続き。憐は結局一人で海へ向かったんですね…。 でも連れ戻された憐がこっそり吉良沢に渡したのは…ってうわー、うわー何か いいなぁ、これ。
 最後。何だか未来を思ってる憐。憐くんの未来はもう変わりようがないとか。 そのときがくるまで戦えるとか。な、何だろう。
 そして次回、漸く溝呂木の出番ですか。


第32話「影─アンノウンハンド─」

 「もうやめてくれ!何をされてもおれは何も思い出せない」み、溝呂木…。 何か凄い怯えてるよ縮こまってるよ何されたんだ一体…!
 管理官が横で何か溝呂木の過去について語ってます。今の溝呂木的には聞きたく ないことでしょうか。絶叫してる溝呂木。管理官が去ったあと また「おれは何者なんだ」とか言ってます。言ってる声は今まで へたれてた割にかっこいいですが。
 ここでいきなり「お前は人形」の声。「思い出せ。お前が やった残酷なゲームを」ああ記憶が。何か蘇ってきてます。そして脱走。 にしても管理官は何を考えてるのか。記憶を取り戻した溝呂木が素直に 何か喋ると思ってたわけじゃ…ないよなぁ?この人ある意味一番読めない。
 取り押さえようとした奴らを振り払い、ちょうどそこにいた瑞生ちゃん 連れて逃げる溝呂木。ああ、溝呂木がアクションしてるー。
 それを見ていたのは同じMPの三沢さん。が、突然誰かに…襲われてる? というかここで闇の力がどうこうって話ですね。「お前は」とか言ってるし、 知り合い…なんですよねぇ、やっぱり。しかも言い方的に位が同じか それ以下か。

 溝呂木脱走の報を受けて追う孤門と西条。っていうか溝呂木拘束の話は まだされてなかったのか。どうなったかとか聞かなかったのかね。
 西条さんは孤門に「もし私が倒れたらあなたが奴を撃ちなさい」と。 そのために連れてきたんか…。しかも頷いてるよ孤門ー。
 一方溝呂木さんと瑞生。溝呂木、怪我してますね。実は撃たれて たんでしょうか。怪我の具合見ようとする瑞生にも「近寄るな」と銃向けるのが いいなぁ。まあ油断するわけにいかないからねぇ。とか思ってたら次の シーンで思いきり寝ちゃってますが。まあ疲れてたってことで。
 瑞生が何故逃げなかったかについては 「だって人質だから」っておい。いや、話聞きたかったんだろうとは思いますが。 せめて銃ぐらい奪っとかない?
 溝呂木は山の中で出会った少女の両親を殺したのが自分だと思い出しちゃった んですね。それで謝りたいと。わあ。そんなまさか、それが目的だとは。 っていうかリコちゃん的にも山の中であったおじさんが実は、とか言われたら 何かきつい気がするんですが。
 話を聞いて信じる瑞生。溝呂木が「何故おれを恐れない」とか言ってますが、 今のあなたはちょっと弱弱しすぎると思います。怪我してるし、瑞生ちゃんなら 勝てそうなんだけど。

 小屋を出て、西条と出会ってしまう溝呂木と瑞生。とりあえず 瑞生を人質にしたあと「すまない」とか小声で言って離すのがいいな。 まあ抵抗さえしなければそもそも西条たちは殺す目的じゃないんですよね。
 孤門は憎しみの目を向けつつも「お前の命を奪ってもリコはもう帰ってこない」 と。ああ、良かった。その考えで良かった。
 「本当に変わった奴らだ」どうやら大人しく付いていこうとした溝呂木 ですが、突然の後ろからの銃撃。予告で見て驚いたシーン。撃ったのは何と 三沢。 「そいつの役目は終わった。これからはおれが奴に代わってこの世界を闇に 塗りこめる」ってええー。まさかいきなり彼がこんな役目に入るとは。びっくりだ。
 巨大化してウルトラマンもやってきて戦闘開始。 三沢がウルトラマンの力を吸い取ってます。 「どの道貴様の命は直に燃え尽きる」ああ、やっぱりそうなのか…? そういうことなのか?
 ウルトラマンピンチ、というところで溝呂木。ああ生きてた、とか思ったら 突然力を溜めて変身!えええええー!しかもウルトラマン庇って戦います。 えええええー!何だこれ、すげぇびっくりした。何か燃える……!
 かなり無理して戦ってる溝呂木は直ぐにピンチになるも、相手を捕まえ 「おれに構わず撃て!」うわああ、こう来るのか……!
 ウルトラマン、当然躊躇います。 それでも「それが光を得たお前の、お前の役目だ!」と。 憐撃ったー!二人とも消えたー!
 な、何なんだこの展開……!

 溝呂木、まだ少し喋る余裕がありました。西条と最期の時。 「おれはただの操り人形だった」と。闇の力、アンノウンハンド、 それが「お前たちのすぐ近くにいる」と伝えてます。 憐、この辺りで二人を見つけてますがさすがに出て行けないっぽいです。 ってか孤門たちも遠慮したんだろうか。
 西条も本音全開で喋ってますね。昔は目標だった、そして憎んだと。 「死んで罪を償うなんて。最期だけ人間らしい顔して、そんなの卑怯よ」 ホントにな…。ホントにそう思う。
 「罪を償うなら生きて、もう一度人間として」が、結局溝呂木はここで 力尽き…かな。あの鐘の音は一体何だ。
 そしてパソコンを操る怪しい影。こいつがアンノウンハンド……?


第33話「忘却─A.D.2004─」

 プロメテの子のデータを見てる石掘さんと詩織ちゃん。 「なあ詩織この組織についてどう思う」漸くこの二人もこの辺に 触れてきますか。っていうか今まで思わなかったわけじゃないのかな。 詩織ちゃんは割と気楽に考えてるっぽい。
 「だがティルトがおれたちまで騙していたとしたら」こっちは色々 考えてるのかなぁ。っていうかティルト内スパイの話はこのどっちかでも いいのか。あと石掘さん、ハッキングに関して「できるのそんなこと?」 「おれを誰だと思ってる」にちょっとびっくりしました。そういう キャラだったのか。いや、今までも分析とか色々やってたんだけどさ。 詩織ちゃん共々目立たなかったからなぁ…。
 憐くんの元には突然女の子が。デートしよう、とか言い出してます。 って瑞生ちゃん見てるし…!そうだよな、彼女は仕事としても ずっと憐を見てなきゃならないんだよな…。
 彼女の名乗った名は「松永葉月」松永…!当たり前のように管理官の 娘さんでした。管理官は仕事忙しいんですね。娘さんは嫌ってるわけじゃない けど寂しいってとこですか。ああ、何か5年前の事件とか出てきた。 新宿大災害なぁ…。次回タイトルから考えるとこのときが2004年で、 今は2009年なんでしょうか。
 管理官のとこには葉月ちゃんのデータが入ってます。即座に写真録ってた 瑞生はちゃんとそのデータ送ってた模様。彼女はどこまで 仕事してるんだろう…。

 ティルトに査察団がやってきてナイトレーダー内でもいろんな情報の やり取りが。プロメテの子の中に致命的なディフェクトのある子がいると いうことが明らかに。まあ簡単に言えば17〜18で死んじゃうエラーって とこですかね。これはやっぱり憐のことですかね。憐もそれ知ってる っぽいです。そして前の「ラファエル」はそれを治すための特効薬の 名前、と。敵とか味方とかそういう問題じゃなかった。
 この薬の開発を止めさせたという水原さんにはどんな思惑があるんだろう。
 この辺でティルトという組織やこれまでのオーバーテクノロジー、 そして新宿大災害について説明が。新宿大災害では世界の記憶を封印したと。 すげぇ。漸く忘却の海にも話がつながりました。もう単語自体忘れかけてたけど。
 一方憐くん。普通にデート中。瑞生ちゃんがつけてます。 「これじゃストーカーじゃない。何やってんだろ私」って仕事じゃないの…?
 葉月ちゃんは一応管理官の仕事に関わってることを知って憐に 近付いたんですね。とはいえもうどうでもよくなったと。淡々とのんびり した語り口調がいいな。

 憐くんの好きな相手に気付いていた葉月ちゃん。ついでに瑞生ちゃんが 後をつけてることにも気付いてました。憐の表情は微妙だけどどうなんだ。 最初「好きな子」の話題についてそういうの避けてた、と答えた憐が 次のときには「ああ、いるよ好きな子」とあっさり言って彼女のことを 語ってるのが何かいい。やっぱり気付いて言ってるんだろうかこれ…。
 「タッチ交代」葉月ちゃんはなかなかやるなぁ…。
 ああ見詰め合ってる、と思ったらここで突然のビースト出現です。 わあ。
 街中は大混乱。人がいっぱい吸い込まれてる〜!こ、これ怖いー。
 憐は子どもを助けたあと変身!これって変身のとき見られたん でしょうか…?わからないな。
 吸い込まれそうだった人を助けたウルトラマン。 「あれが助けてくれたのか」に頷いてます。人が集まってきてます。 何か野次馬の中に見たことある人がいるような。
 「銀色の…巨人」と呟く野次馬に対し子どもが「ウルトラマン」って、ええ? あれ?
 ここで以下次回。


第34話「封鎖─A.D.2009─」

 ビーストが出てるのに動かないナイトレーダー。何かと思えば自分たちも 記憶を消されてたのがショックだったのか。ああ、そうか、そうだよな。
 しかし今はそんなこと言ってる場合じゃない、ということで説明はあとに して出動。
 あ、瑞生ちゃんは憐を探してます。見られてなかったのか。
 ウルトラマンはメタフィールドが発動できず?壊れまくる町が怖い。 ウルトラマン、 途中瑞生を庇って攻撃受けまくってるんですが、瑞生ちゃんとっとと逃げよう…。
 孤門はウルトラマンを見ながら憐の名前を連呼してるんですが、いいんだろうか。 みんなそれどころじゃないのか。
 一定以上のエネルギーは拡散される空間ということでミサイル攻撃。 ちゃんと役に立ってるのがいいなぁ。でもやっぱりピンチ気味でどうなるのか、と 思ったらビースト、帰っちゃいました。ありゃ。
 というわけで新宿大災害のことについてのお話。ネクサスは映画から繋がってる と聞いたんですが、これがそうなんでしょうか。まんま何か一つの話が ありますね。5年前。ビーストは恐怖を求めそれを捕食する生命体。だから これまで記憶を消してきたと。ううん、まあ全体に恐怖が広がってないのは いいことなのか。西条さんは恐怖があっても憎しみがあれば打ち勝てるとか 言ってます。彼女は幼い頃の記憶あるからねぇ。
 ここで5年前のことについて語ってる水原さんがそれを否定。 人を愛する心や慈しむ眼差しが大切だと。なーんか色々あった感じですか。
 憐と瑞生は漸く再会してました。が、またすぐビースト出現。 吉良沢が孤門にだけ敵の目的を告げてますね。憐の名前を出したからでしょうか。 敵の目的はウルトラマンの抹殺、と。憐が人気のないとこに逃げればそっち 襲うんでしょうか。

 あと憐を監視してた存在についても明らかになりました。一応味方側 だったんですね。ラファエルのことがあるからねぇ。で、水原さんの意図は どこ?ビースト研究を優先させたいがための中止だったんですか。 結局こっそりやってる奴がいるなら関係なさそうですが。あと 「憐の命が永らえることは…もう」って、えええ?
 辛そうな憐。瑞生の居ない隙に変身しようとして倒れかけてます。 ああ孤門。孤門が支えてる。 もう変身するなって言ってる。
 でも憐は人を守るために力を使いたいと。ああ、瑞生が聞いてた。瑞生の 目の前で変身した。ついに正体ばれました。
 ナイトレーダーと共にビーストに向かう憐。何だあの ドリルみたいな攻撃。トドメを刺せず敵はまた逃げちゃいました。
 そしてとっとと帰ることになった水原さん。 憐に対して多くの人が思いを託してる、いかにアンノウンハンドが強力でも その思いを断ち切ることはできないと。……いや、それはわかったけど、 今憐の命って危ないんだよねぇ…?
 急展開だなー。
 松永管理官の方も。娘さんと一つの約束。忘れないでね、の言葉に 「私は決して忘れない。今日のこと」言い方に「ん?」と思ってたら…あああ、 やっぱり葉月ちゃんの記憶も消されちゃうのか…!例外はないのか…! きついなぁ、これ。
 そして吉良沢くん。これは…何かが見えた?


第35話「反乱─リボルト─」

 敵は逃走。ビーストが市街地に現われたのは来訪者のバリアが弱まってる とか何とか…ってあ、あれが来訪者なの…?あれ単なるイメージじゃ なかったの?あれ…?
 それはともかく、また例の白い防護服の連中登場です。憐がさらわれました。 ちょうどそのときラファエルが完成したにも関わらず、その報告を 受け取った人は何者かに吹き飛ばされ憐は実験台に。孤門の「憐を実験するつも りだ!」にみんなが反応しましたね。あれ、憐がウルトラマンってどこか で言ってたっけ。だから憐憐連呼してたのか。それとも連呼してたから知っただけか。
 管理官にはラファエル完成の報は届かず、彼が死ぬ前に今度こそ光の秘密を、と。 わあー。「憐!」と反応してる吉良沢くんはさすがに今回は知らなかった ようですね、このこと。でもそれ以上は何もしないのか…。
 実験を止めさせるためにティルトに反旗を翻すこととなったナイトレーダー。 うわぁ、熱い。 「ぼくたちは何かを守ってると信じて戦ってきた。憐もそうです」と。 「彼は我々の仲間です」と。絆が…ナイトレーダーとウルトラマンの絆が…! やっぱそうですよね、同じ現場で同じ目的で戦ってきた人たち同士 なんですよね…!
 管理官はデュナミストは単なる光の入れ物と言いますが 「光を力に変えるのは人の意志です」 「光は力となる」「光を人類が手に入れるべき兵器だとも思わない」 かっこいいよ隊長…!凄いすっきりした台詞を言ってくれます。そして全員で 無理矢理侵入。「我々はウルトラマンを解放する」が何か好きだ。 楽しいなぁ、この展開。
 石堀くんのサポートも入り、全員でチェスターに乗って脱出ですよ。 すげぇ。
 でもこの後石堀くんが何か微妙な表情を……あれ?

 逃げたナイトレーダー。瑞生ちゃんもやってきてます。連絡行ったんですね。 「ごめん、おれが捕まったせいで」この台詞も何か仲間っぽくていいです。
 ここで瑞生ちゃんに憐の余命についての話。憐もこれまでのことを 語ります。向こうではみんなでラファエルを作ろうとしてくれてた んですね。っていうか中止命令出ても憐が居なくなってもそれを続けて たんですよね…。何かもう、互いに頑張って、と言いたくなる。 憐もぎりぎりまで彼らを信じてそこに居ても良かったんじゃないかな…。 まあ当時はホントに完成なんて夢のまた夢だったのかもしれませんが。 周りがみんな自分のためにってのもしんどいのかなぁ。
 自分が死ぬことを誰も知らない場所へ行こうと思った。それが東京へ来た 理由なんですね。そうか、そういう接し方されるのもきつかったのか。
 そこで光の力を手に入れ「自分にもまだできることがあるんだって思ったら すっげー嬉しかった」切ないなぁ、この辺…。
 まだ戦える、という憐。っていうかぎりぎりまで戦う気満々ですよね、この子は。 これ聞いたらもういい、とは言い難い気が。
 ここで吉良沢くんからビーストの報告。こうなると動かざるを得ないのが ナイトレーダー。当然ですね。ウルトラマン助けて人を見捨てたんじゃ 本末転倒だ。
 憐も連れて現場へ直行。その前に西条さんからアドバイスも入ります。 「死ぬ気で戦うことと死んでもいいと思って戦うことは全く違う」 ああ、言ってくれた。ちゃんと言ってくれた。そうですよね。それですよね。 「生きるために戦いなさい。たとえ明日がなくても」何か嬉しい台詞です。

 ビーストと対峙するウルトラマン。いきなり後ろから攻撃あって何事かと 思ったらもう一体。挟み撃ちされて苦戦しますが、ここはナイトレーダーとの 協力体制。攻撃もちゃんと避けますね。そして 二体倒して勝ったー!とか思ってたら、な、何か上にいる……? あと吉良沢くんの力強い「よし!」が何か珍しかった。


第36話「決戦─フェアウェル─」

 封鎖された街中にいるんですかね、ナイトレーダー。 管理官から通信入ってます。ナイトレーダーの処分が決定するまでその場で 待機しろと。まあこれ以上逃げる気はないでしょうが、何か 通信でその命令って変な感じだ。吉良沢からも通信。おそらく憐の最後の 戦い、と。ビースト的にもこれが最後っぽい感じ?
 倒れた憐の看病は瑞生。 「私、憐が好き」っていきなり告白入りました。「憐の未来がどんなものでも私の気持ちは変わらない。ずっと変わらない」 もう言うしかない、伝えなきゃならない状況ですね。 孤門くんが来てましたが、さすがに中に入らず去っていきました。
 「おれは馬鹿だ。おれじゃ瑞生に何もしてやれないのに」憐くん…。 好きにさせちゃったことへの後悔でしょうか。そうですよね、だから今までそういうの 避けてきたんでしょうし。
 孤門くんも憐の辛さを見て落ち込み気味。見ていることしかできない、と。 そこへ隊長のフォローです。人の人生を肩代わり出来ないのは当たり前。 だから人と絆を結ぼうとすると。 「見ていることしか出来ないなら見ていてやれ。最後まで」この人ホントに かっこいいよ……!

 一方突然瑞生の仕事について聞き始める憐。手には瑞生の携帯。うわぁー。 瑞生の記憶を消そうとするも、瑞生の反応もなかなか素早いです。 もみ合って携帯を弾き「ふざけないでよ!」ホントにそうだ。 もう怒ればいいのか泣けばいいのか。 「冗談じゃないわよ。一緒にいた時間がどれだけ大事かどうしてわからないの」 瑞生の言葉にさすがに反省したんでしょうか。抱きしめて謝る憐。 この二人ホントに普通にいい感じになったなぁ…。
 孤門と憐の会話で姫矢の名前が。光は受け継がれていく希望か…。 でも何かそれって憐がいなくなっても次が、って感じですよね。いや、それ 自体に間違いはないんですが。にしても懐かしいなぁ姫矢…。
 その頃の吉良沢くん。「誰か呼んでる」ってそんな反応が。 その場所に現われてみて初めてそこで倒れてる人物がわかったんでしょうか。 っていうか倒れっぱなしだったのか彼。
 漸くラファエル完成を知った吉良沢くん。すぐさま孤門へ通信。 「あいつら…」呟く憐。 憐は彼らが研究続けてたこと知らなかったんですかね? 仲間…だよなぁ、ここも。 「いいか憐。この状態で戦えば君は助からない」吉良沢だって 憐の心配してます。
 が、町を襲うビーストにそうも言ってられない状況。 「おれはおれの光を走りきる!」憐、変身です。

 過去のあらゆるビーストの攻撃能力を備えてるとか言われてる敵。 強いです。何かいろんなもん撃ちまくり噛み付きまくり赤い霧まで 出してます。倒れるウルトラマンにフォローするナイトレーダー。 が、ナイトレーダーの方も次々と墜落。って何かたくさんの人が ウルトラマンの戦い見てるよ…。
 孤門の機も墜落し、倒れたまま動けないウルトラマン。 ここで吉良沢くんです。テレパシー…でしょうか?憐が吉良沢のところに 現われてたこともあったし、何かそういう繋がりがあるんでしょうか。 「憐、光を信じろ」と吉良沢。
 「光は、人に受け継がれる希望。おれは戦う。おれは生きる」 「生きて、この光を繋ぐ!」おおお!生きて繋ぐ、これはいいですね。 それなら何か納得ですね。
 復活したウルトラマン見事敵を撃破。光が憐のもとを離れてます。 「ありがとう。さよなら」と。そのまま倒れて担架に乗せられ 瑞生ちゃんが憐との出会いを回想しながら「目を開けて!」とか 繰り返してます。マジで死んだかと思いましたよ。
 憐は目を開け救急車の中でピースサイン。うわー。
 助かった。漸く終わった。
 と思ってたところで孤門のナレーションです。 「憐は生きる。ぼくたちはそう信じた」 「でもあのときぼくたちは、憐を離れた光が誰を訪れるのか まだ考えてもいなかった」 「そしてそれに続く恐ろしい出来事」って、えええー?
 あと一話。あとたった一話なんですが。残るのはやっぱスパイ…ですよね。


第37話「絆─ネクサス─」

 18年前アメリカコロラド州っていきなり石堀くんが…!そんな初っ端から…!
 現代ではビーストを目撃してしまった3万人もの人間の対応に追われてますね。 レーテを動かすと。
 そんなとき西条さんの手にあれが。ええと何だっけ、エボルトラスター? 「私に光」前回の最後のシーンとかは覚えてないんでしょうか。単なるイメージ? っていうか西条さんに光が来るとは思いませんでしたマジで…。
 そこで「来たか」とか言ってる石堀。突然詩織を撃ちました。うわぁ。 めっちゃ直撃じゃないですか。
 隊長が先に我に返り孤門を庇ってます。凄い、普通に殺す気だ石堀…。 西条さんがやってきて撃ちました。四番目の継承者、と。 石堀は最初からずっと騙してたと。途中から 誰かに乗っ取られたとかそういうわけですらないんですね。 後ろに闇が。うわぁ。
 で、普通に去っていく石堀。ん?何がしたいんだ?と思ったら、ああ、そうか。 レーテが力使うのを待ってたのか。今なら入れる、ということですね。 それに気付いた吉良沢くんが立ち上がり何と銃を構えて石堀の元へ!うわぁ。 彼が自分で動くとは思わなかったのでびっくりです。
 「お前は誰だ」に「ダークザギ(?)」と。ここで先生も何か思い出してる? 石堀さん、昔から外見全く変わってませんがデータや記憶改ざんされてたわけですね。 石堀には来訪者と同じ力があると。かつての名前は山岡一。データとか 改ざんするなら名前変える必要もなかった気がしますが。
 あーナイトレーダーと吉良沢が並んで銃構えてる。凄い光景だ。
 そして漸くこれまでのことの説明。リコや溝呂木のこと、それどころか 西条さんが幼い頃会ったビーストのことまで全て石堀が元凶。彼の作戦通り。 うわぁ。ずっと西条さんの記憶で影になってたのは彼だったんですか…。
 西条さんが飛び出しました。「ここで変身してはいけない!」吉良沢が 叫びますが、西条そのまま変身。凄い叫んでます。そして捕まってます。 「レーテに蓄積された恐怖のエネルギーがお前の憎しみにシンクロした」 ホントに全部計算通りなんだ…。光は闇に変換され石堀が黒い巨人として 復活。
 孤門が西条さん追って飛び込んでます。これも何か凄い。

 町へ降り立ち暴れる黒い巨人。世界中から混乱のニュースが。怖い 状況だ。
 隊長はそんな中一人出動。っていうかこの辺詩織ちゃんがどうなったか 気になってしょうがなかったんですが。死んだの?死んだの?と。
 孤門くんは西条さんに呼びかけ中。 「闇に呑み込まれたら駄目だ!」 「あなたの厳しさがぼくを今まで支えてくれた」「憎しみは乗り越えられる!」 色々呼びかけて最後に 「副隊長、諦めるなー!」こうきたか……!第1話のあれですね。 この台詞いいですね、好きですよ。
 そんな中戦いは進んでます。隊長一人で敵を攻撃。ああ、吉良沢がドア開けて 入ってきてる。っていうか何かふらふらだ。どうしたんだ。珍しく いろいろ動いたからか。
 孤門と西条は黒い巨人の直ぐ側に付き、孤門、変身。これもマジで 考えてもいなかったので驚きました。孤門がウルトラマンになるなんて……!
 隊長を助けた孤門。「孤門なのか」ってわかる隊長が凄い。 直前に西条が変身してたというのに。
 「もしこの戦いでウルトラマンが勝利したなら、 運命を変えられるかもしれない」ああ、そういえば別の未来見てましたっけ 吉良沢くん。

 戦ってる孤門くんに姫矢が語りかけてきます。 「立て孤門。お前は絶望の淵から何度も立ち上がった。だからおれも戦えた」 ウルトラマン赤くなったー!ああ、あの攻撃懐かしい。姫矢の攻撃だ。
 続いて憐くん。 「負けるな孤門。おれも孤門のおかげで最後まで戦えた。ウルトラマンとして」 今度は青くなったー!うわぁ、何か、何かホントに受け継がれてる。
 そして下で見ている野次馬たちが 「前にも新宿で悪い怪獣をやっつけてくれたもん」 「私も覚えてる。守ってもらった」 「ウルトラマンはおれたちのために戦ってくれた」き、記憶が……! 燃える展開だ。記憶消去係の人が携帯閉じた。何か笑ってるよ、嬉しそうだよ…!
 そうだよ恐怖を打ち消すのはこういう希望だよ…!
 「頑張れー!」子どもの声援がかかり、孤門更に変化。 な、何か背中についてます。
 ここまで来るともう負けるはずがありません。黒い巨人は地球外まで 吹っ飛ばされていきました。
 「私、信じてた。孤門くんならきっと守ってくれるって」ってり、リコさん……!?

 「新宿での大災害から一年がたちました」全てが終わり一年後のテレビ 画面。平和になってるのかなぁ、と思ったら「依然各地でビーストが出現して います」にびびった。でもみんなちゃんと戦ってると。だから大丈夫だと。 人々はしっかりビーストと、それに対抗する勢力の存在を知ってるんですね。
 ああ、詩織ちゃん生きてたか、って姫矢ー!ふ、普通に居るよ姫矢ー!ああ、 憐もいる。当たり前だけど。ちゃんと生きてる。
 最後に子どもを助ける孤門。「諦めるな!」で締め。

 楽しかったです…。何か最後の方凄い勢いで感想書きながら見てました。 途中間が空いちゃったのが残念です。もうちょっと、もうちょっと 見続けてれば良かったのに…!


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