電磁戦隊メガレンジャー感想(第1話〜第10話)


第1話「ゆるすな!ねじれた侵略者」

 場面はゲームセンターから。
 ゲームで負けた相手を2度とゲーセンに来させないというふざけた男が出てきます。しかし子役ならともかく何なんだろうこの演技は……。
 子どものピンチを救いに来た(笑)のが伊達健太。そこでゲームの腕を見込まれてスカウトされます。メガレンジャーのゲームは訓練用のマシンだったらしいです。何だか凄くいい加減な選抜方式だなぁ、と思うんですが。

 一方INETの活動に疑問を抱いている耕一郎たち。建物に乗り込み。最初に 疑問を持ったのは耕一郎らしいです。今考えるとちょっとびっくり。
 更に電子ロックの解除もやっているのは耕一郎。耕一郎はまだちょっとキャラが定まってない感じですねー。口調とか。

 久保田博士の提案で5人がメガレンジャーへ。大規模に準備している割に 最後は行き当たりばったりです。仕方ない点もありますが。そして最初もめてるとき5人の意思は無視なのか、とちょっと思ったり。
 「メガレンジャーはゲームではない!」とは久保田博士のお言葉。こういう展開は好きですねぇ。

 最初の雑魚との戦闘も最初ならではに豪華です。全体的にゲーム風味。
 爆発から脱出して以下次回。


第2話「見てくれ!俺たちのギャラクシーメガ」

 メガレンジャーになることを決める5人。「おれはいつだって自然流だ。やれるとこまでやればいいんじゃないか」とは健太。ようはなるようになるさ、ってとこですか。こういうノリいいねぇ。でもかっこつけすぎだぞ健太!(笑)。

 デジタル衛星とかデジタルカメラとかはともかく携帯電話はどうだろう、とちょっと思いました。でも使用頻度は耕一郎のが一番低い気がする(笑)。

 ネジレジアの出現に地上に降りる5人。健太、変身せずに戦ってます。敵に対して変身、というのに慣れてないってことかねぇ。元々喧嘩には自信あるんでしょう。
 瞬の「世話のやける奴だぜ。やっぱ友達は選ぶべきだったな」ってのが友達って感じでいいですねー。
 ところでこの変身、どうもネジレジアに映像送られてたみたいなんですが……。シボレナ、「今確かにデジタル変身を」とか言ってるし。大丈夫だったのか……?

 宇宙に出て宇宙戦。更に巨大ロボ登場。基地がそのまんまロボに変形しました。敵の巨大化より先にロボがあったんですねー、この戦隊は。
 ネジレジアを撃退した、と思われたところにネジレ反応。戦いはまだ始まったばかり。お約束ですね。


第3話「マジかよ!?でっかいネジレ獣」

 ねじれろ〜ひねくれろーねじれろ〜ひねくれろー。
 シボレナさんの呪文。わ、笑うとこでいいんでしょうか……。最初見たときかなりおかしかったです、これ。

 デジ研側では突然の瞬離脱。「おれの人生にお前らは必要ない」とまで言ってます。いや、それまで普通に友達付き合いしてたんじゃ……?ちょっと呆気に取られる展開です。
 その理由は夢のために他にかまけてる暇はない、と。そういうことでした。それを聞いて夢の応援をする健太。うん。単純でいい奴だ。

 ネジレジアの襲撃に合いCGを保存していく瞬。フロッピーで何枚分でしょう……。これってやっぱ時代なのかな……。
 瞬を守ろうとする健太はいいですねぇ。でも相変わらず変身しません。下で戦ってる3人はとっとと変身してるのに。
 壊れてしまうフロッピー。あの程度であんなになっちゃうもんなんでしょうか……。

 「人生には無駄も必要だってことお前に教えてもらったぜ」と瞬。無駄であることは認めたままですか!?彼は割とひねくれた人ですね。
 戦いではコンビプレイで撃破。今回は敵の巨大化もあり。ロボに対抗しての巨大化ですねー。

 最後に張り出されてるテスト結果。1番は瞬。3番が千里で4番が耕一郎でした。頭のいい奴らみたいです……。みくは45番。真ん中あたりということですか。健太は104番でドベ。わかってきますね、この5人の位置関係。


第4話「砕くぞ!シボレナの罠」

 嬉しそうにメガレンの日課表を張り出す耕一郎。楽しそうに作ってる様子が目に浮かびます。が、そのスケジュールのきつさにこっそり抜け出す4人。
 この後も「やっぱ腕立て伏せは25回ぐらいにするべきだったかな」とやっぱり嬉しそうな耕一郎。メガレンが楽しいのかなー。

 学校の先生が操られていました。インターネットを使って人々の心をねじれさせていたらしいです。ネジレジアはなかなか広範囲に利くやり方をしてますねぇ。
 この事件で耕一郎が負傷。

 耕一郎を置いて敵の元へ向かうもそれは罠。耕一郎、もうちょっと早く起きてればね……。責任を感じ一人で敵を倒しに向かう耕一郎。生真面目な感じが出ています。
 更に最後には自分が不甲斐ないばかりにみんなを危険な目に、と涙。おいおい。
 責任感強いのもいいが背負いすぎるのはきついですよー。
 「いつも5人一緒にいればいいんだよ」との提案に笑顔の耕一郎。日課通りのスケジュール開始。どうでもいいですがスカートの人に腕立て伏せさせないで下さい。
 照れちゃうぐらいに仲の良い5人でした。この辺からなんでしょうか。みんなが耕一郎に逆らえなくなったのは(笑)。


第5話「キメるぜ!これが裏技バトル」

 頭の堅い大人が出てくるお話。
 今回の話で初めてギャラクシーメガに100人もの人が乗ってるのを知りました。すげぇ。初めて見た、そんな戦隊。
 組織の力を元に戦ってる感じがしますねー。まあだからこそ今回のような 対立もあるわけですが。

 そしてこの頃はまだ健太やみくの気持ちも微妙ですね。「肩の荷が下りた」って本心だろうなー。久保田博士が彼らを押す理由もこの時点では実はよくわからないんですがね。「一緒に成長する」ってのも別に健太たちじゃなくても……。

 今回も耕一郎はリーダーしてますね。剣道部で特訓、って何でそういう発想になるのかはわかりませんが。健太って喧嘩強いんですねー。簡単に倒される剣道部も情けないです(というかあそこで何やってたんだか)。

 裏技はでもちゃんと裏技として登録されてるんですよねー?技自体は。臨機応変な対応とか、重要なのはその辺ですね。
 とりあえずプログラム持ってきた人は人々を見捨てて逃げた時点で駄目駄目です。

 久保田博士は頑張ってますねー。今まで見た司令官の中で一番頑張ってる気がします。
 もう駄目だ、のところで皆が駆けつけるのはお約束!何も言わずに座席に ついた辺りがかなりいいです。燃える!
 笑顔でメガレッドをどつくおっさん。可愛いやり取りだ。

 豊川博士、まあ最後は物分り良かったかな?


第6話「やったね!爆走デジタンク」

 シンタロウ&ジロウくん登場話。「もう一つの姿を知ってる」とシンタロウくん。誘いに対して気丈にも一人で行くとみく。「あいつ相当な悪って噂だよ」そうだったのか……!最後まで見た後聞くと物凄く違和感。
 「〜とシンタロウさまがおっしゃってる」はかなりツボに来ました。ジロウくんはジュウレンジャーのボーイくん。前に戦隊に出てた方が同級生役ってのも面白い。

 シンタロウの目的はデート。この辺で何かおかしいと気づけみく。
 シンタロウの通訳ジロウくん。口説き文句までジロウかよ。しかも何でわざわざ感情込めてしゃべるんだか(笑)。
 みくは一応二人きりになりたいのかい?本人がいいんだからいいんじゃないか?私ならあれと二人きりになる方が嫌だがなー?

 デートの最中、ネジレジア発生。ビルが傾いてるときにエレベーターに殺到する人々は何考えてんだろうと思います。動くわけないだろ!動いても乗りたくないよ!
 シンタロウがいて変身出来ないみく。ここでデジタンクが登場。初めて見たとき今後出るのか怪しそうと思ってたけど結構出ましたよねー。
 何となくゴーゴーファイブを思い出します(そっちの方が後)。
 初めての機械を上手く動かすなぁ、健太。
 ……シンタロウの気絶は都合よ過ぎだと思います。

 シンタロウの撮ったみくの秘密とは結局居眠りみくの姿。今更どうでもいいのね、みく(笑)。
 ジロウの口を塞ぎ「自分の口から」告白するシンタロウ。他4人、しっかり陰で見てます。
 みくは「好きな人いるから」と断りました。初めて見たときは絶対口実だと思いました(笑)。
 「好きな人っておれのことだろ」と健太。「やっぱりリーダーに決まってるだろ」と耕一郎。今見ると凄い違和感。何言ってるの耕一郎……!?(笑)。「お前たちなわけないだろ」と瞬。3人共自分だ、みたいなこと言っててかなり笑えました。ないがしろにされるヒロインよく見てたもので……。
 笑ってみくが手をとったのは千里。ちょっとここ騙された……。まあこういうオチだろうなー。
 さりげに飛び降りようとしてるシンタロウくんを誰か助けてやって下さい。


第7話「ナンなの?おっかけ迷惑娘」

 夜中の学校。耕一郎の元へ現れた変な女の子。千里の後ろに隠れる耕一郎は情けないです。千里は余裕ある感じだねー。耕一郎のこと好きでも何でもないって感じがします(笑)。

 謎の落雷について調べるINETとメガレンジャー。っていうか健太が微妙に頭良い。千里たちは千里たちで高校生レベルじゃないですね。第1話でやったことを考えればありえるのか。天才集団?

 耕一郎の朴念仁振りはこの頃からしっかり発揮されてます。でもあの「付き合って」の言い方は結構軽かったので誤解されても仕方ないような……そんなことはないのか?
 「メガレンジャーと恋愛を両立出来ない」と耕一郎。そういう問題だろうか……。

 耕一郎を踏み台に建物を覗き込む千里。千里はホントに耕一郎を男として見てないんじゃないか……。

 最後、耕一郎にやたら同情的な4人ですが、あれは確かに失礼じゃないだろう……。


第8話「負けるか!逆転チームワーク」

 デジ研メンバーはテスト勉強中。健太は一人ゲーセンへ。久保田博士からの連絡に4人、健太を庇ってる……?タイトルから言っても今回は健太がチームワークを乱す話ですね。
 ところでINETの外人のお姉さん、何言ってるかわかりません……。

 一人敵の罠に飛び込みピンチのメガレッド。助けに入ったメガブラックが やられてしまいます。耕一郎、顔が見えてるよ!でもユガンデはちゃんと見てなかったみたいだね……。

 健太を責める3人に反発して飛び出す健太。反省してないのかよ、と思ったけど意地になってただけみたいですね。レッドがこういう立場になるのって何か珍しい。
 「何で素直に謝れないんだ」と呟く健太、みんなの集合写真の自分の顔にマグネットを貼り付けます。……ハートマーク……。

 久保田の親友鮫島の伏線もこの辺りから出てきてますね。皆と喧嘩してしまった健太と上手く絡めてます。

 「許しちゃくれねぇよ」のセリフはかなり意外でした。健太、何もわかってないんだなー。
 ユガンデの誘いにもしっかり乗ってしまう健太。責任の取り方も間違ってます。うーん頭悪い……。

 「もう1度仲間にして欲しかった」
 「馬鹿野郎、いつ仲間じゃないって言ったよ……!」
 いいやり取りですね。「お前の友達やってるんだ」「これぐらい覚悟してる」とは耕一郎。そういえばみくにもこの先こんな話がありましたよね。友達って素敵(笑)。

 久保田のおっさんは涙もろいです。

 最後、デジ研部室にて。
 ハートマークで自分の顔を隠した健太に気付く4人。
 「何でこんな乙女ちっくなんだよ」と瞬。うわ、そこ突っ込まれると思ってなかったよ!え、ドラマ的には有りな演出じゃなかったのか!?(笑)。
 健太はデジ研の皆にジュース買って来てました。お詫びも兼ねてでしょうか。何か下っ端雰囲気だよね健太。


第9話「あばくぞ!魔物がひそむCD」

 町の写真をとってる千里。健太はヌードかと思って付いてきたらしいです。そんな馬鹿な。
 写真をとる途中カツアゲする女子高生を発見。健太の友達でした。
 「健太、あんたこんな女と付き合ってんのか」に普通に肯定してる健太。千里はいちいち突っかからない辺りが大人です。でも普通に見てあれは付き合ってるように見えると思う。

 町で起こる不可解な事件の調査を依頼されるメガレンジャー。健太は焼肉おごってくれたら、とのことです。久保田博士、自分の財布を見て黙って通信切りました。わかりやすい。
 「おれは正統な報酬を要求してるだけだ」「メガレンジャーはバイトじゃないんだ」。共感できるのは健太の方だなぁ……。そもそもタダでやらせてるのは絶対おかしい。

 今回の敵の作戦はCDに特殊な音波を仕込み、それを聞いた人間を暴れさせるというもの。どっかの局乗っ取って、とかでは駄目なんでしょうか。割とやり方が地味。まあだからこそばれにくいってことでしょうが。
 っていうかいちいちパッケージにコウモリマークがついちゃうのが間抜けといえば間抜け。同じCDに仕込んじゃわないように目印つけてんでしょうか。

 CDを万引きするサエコ。健太は信じてただけにショック。でもちゃんと理由はありました。
 それよりCDを大量に持ってた千里を「万引きだな」とか言った店員がむかつきます。店から出てから言って下さい。無理ありすぎ。

 CDの特殊音波を消す音波をINET側が用意。コウモリ製品の回収はしてるんでしょうか。対抗音波なんて一人一人聞かせるわけにいかないような気がするんですが。
 今回はこれで操られたサエコを元に戻し、更にロボ戦では選挙カーから電波を流して勝利。
 どうでもいいけど女子高生に脅されたぐらいで車走らせないで下さい、おじさん。ちゃんと説明されたんだろうか、それとも。

 友達ぐらいには正体ばらしてやったらいいのに……メガレンジャー。


第10話「さよなら!哀しみのアンドロイド」

 今回は瞬のお話。みくが瞬のことが好き、というのがはっきり出てきた話でもありますね。瞬はフルート奏者だった母を亡くしてるらしいです。命日にはいつもフルート吹いてるんでしょうか。
 そこで出会った一人の少女。瞬、あからさまに恋します。窓に腰掛けてたそがれてます。

 そんな中INETの仕入れた情報。笛を吹く少女が現れて町の人々が凶暴化するらしいです。しかも世界各地で。大規模なことする敵だなぁ。……他の敵が小規模過ぎるのか。
 今回の敵はネオコウモリネジレ。前回の新バージョンみたいです。使い勝手はいいと思ったんでしょうか。

 謎の少女の映像を見て飛び出す瞬。他4人が追うと瞬とともにいる謎の少女。
 「てめえ瞬をたぶらかしてどうするつもりだ」とは健太。こういうのちょっといいなぁー。瞬じゃなく女を責めてる辺りが(笑)。
 そして少女の元にはネジレ獣がやってきました。ブルー、必殺の「バーチャルビジョン」発動。大笑いです。今回限りだろうと思わせる素晴らしく馬鹿馬鹿しい映像です。しかしダイレンでの幻列車とか考えると油断は出来ない気もします。

 謎の少女は敵の作ったアンドロイドでした。解体されると聞いて飛び出す瞬。
 「冷静な君がどういうことだ」「おれにもわかりません!」それはきっと恋ですよ?

 何故か学校に逃げ込んでる瞬と少女。瞬、「この学校の制服、きっと似合うよ」とか言っちゃってます。通わせる気でしょうか。
 敵が現れそのまま戦闘に。前回同様音波に再び苦戦してるメガレン。敵も対策は考えてきてたようです。
 そして現れた少女。妨害電波を出しますが競り負けて最終的には爆発。瞬の叫びが凄いです。まあ目の前で好きな人爆発したんだからなぁ……。

 最後は再びたそがれてる瞬。さすがに皆、かける言葉がありません。みくは泣いちゃってます。「馬鹿。何でお前が泣いてんだよ」健太のこの言い方が何か好き。


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