光戦隊マスクマン感想(第1話〜第10話)


第1話「美しき謎の逃亡者」

 始まりは1987年。ああ、こんな時代か。子どもの頃見てたような気もするけど記憶には全くありません。銃の玩具は持ってた気がする。
 いきなりどこかでレースやってるタケル。応援してる他4人。この人たちの職業何。女の人がやってきたと思ったら突然回想です。マンホールから顔を出す女の人です。危うく轢きそうになったタケルはめっちゃ笑顔で裸足の彼女にハイヒールをプレゼントしました。何かもう、どこから突っ込んでいいのかわかりません。何。これは何。どういう状況。
 ともかくまあ、ハイヒール、マンホールの回想のまま今回の敵さんたちへ繋がっていきました。地底人のようです。地上を地底のように冷たく暗い闇の世界へ変えるのが目的のようです。そのために破壊や殺戮をしてます。太陽とか些細な問題なんでしょうか。
 一応地上にスパイとか送り込んでるようで、話の流れから行くとこのミオさんというのがそうなんでしょうか。
 レース中のタケルの前に飛び出したかと思えば「一緒に逃げて」とか言い出してますが。その後の場面ではしっかりタケルと共にバイクに乗ってたのでホントに逃げたようです。仲間4人には連絡もなしです。あのレース何だったんだろうホント。
 あ、タケルたち見るのに普通に「アキラ乗れ」とか肩車してるのには笑えました。いくつなんだこいつら。アキラくんはミオさんのこと知ってるようですね。

 ミオさんから地底帝国チューブのこと聞かされて驚いてる様子のタケル。 「今は何も聞かないで」とのことで、ミオさんは「誰もいない私とあなただけの世界に」行きたいそうです。タケルへの意思確認ありましたっけ、これ。何も問わせず凄いこと考えてる気がします。
 その後、敵に襲われまくりミオさんは地底の穴に引き込まれることに。「私はもう駄目」とペンダントのようなものを差し出しました。あの場合ペンダント無視で引き上げること優先するか微妙なとこですね。服とか脱いでロープ代わりにすればいいと思いますが、まあ状況が状況だから仕方ないのか。

 ついに動き出した敵さんたちに町は混乱。そこへ何か普通に戦士出てきた。びっくりだ。お約束の「おのれ、何者だ」からレッドを除いた4人の名乗りへ。レッドは皆がピンチになってから駆けつけました。「タケル、無事だったんだ」変身後も名前呼びの戦隊みたいですね。タケルたちは初めから地底帝国のことを知っていた様子です。敵が出てくる前から密かに結成されてたってのは何かいいですね。
 その後は普通に戦闘。特に個別の技はないのかな。今後出てくるのかな。
 今回のメインの敵らしきミオを引きずっていった怪物を倒し勝利。ショットボンバーでレッドが何か背負ってるのが面白いです。何か溜めてるんだろうか、あれ。
 戦闘勝利で大喜びで長官の下へいくも、このままでは勝てん、といきなり怒られました。これからオーラパワーを引き出すようです。敵出てきてから修行なのか。ホントに結成されたばかりかこの5人。


第2話「怪奇!闇の地帝城」

 オーラパワー説明中。長官のオーラパワーがピラミッドの中に満たされたとき不思議なことが起きたのである、とのことで長官浮いたー! さすがに皆驚いてます。アキラくんが下を見てホントに浮いてる、とか言ってますが確かめたいなら上見るべきだと思います。釣り糸とか。
 鍛えればオーラパワーでこんなことが出来ると言う長官ですが皆は否定気味。 「人間技じゃありません」と。長官のことを何だと思ってるんだ。というかとりあえずみんな今まで鍛えてたみたいですね。オーラパワーは最終段階か。この後修行風景みたいなの挟まれますがメインの5人以外の人たちは何なんでしょう。組織メンバー? 彼らはオーラパワー出せないんでしょうか。
 修行中ペンダントが水たまりに落ちて慌てて拾うタケル。よく見たら凄い趣味のペンダントだな。いや、地底の物なんだろうけど。
 ペンダントからミオの声がして「ミオは生きている!」とめっちゃ笑顔で飛び出していってしまうタケル。おおい。長官もさすがに慌ててます。ミオさんはどうやら地底の姫さまだったようで。あの王子の妹か。っていうかあれ王子か。男なのか。
 初めて会ったときから好きでした、とのミオさん。ハイヒール貰ったときでしょうか。いや、まさかあれ初対面じゃないよな。……ないよな?
 とにかくまあタケルに恋して地底を裏切った姫さんは地底の奥で永遠の眠りの刑を受けることになったようです。しかし地上の人ことを「地底人と仲良くできる人たちなんです」とは、何ていうか台詞だけ聞くと誤解や擦れ違いが起こってる感じですね。場面見るとミオさんが変わり者なんだとしか思えませんが。

 ミオさんが閉じ込められ、いつか必ず会うと決心してるタケルの場面が終わり、突然バイクで走り出してるマスクマン(レッド除く)。「マスクマンはバラバの挑戦を受けた」っていきなり何なんだ。挑戦送る過程もなしか。しかもレッド居ない。
 前回の地底獣が巨大化して暴れ、なすすべのないマスクマン。長官はここで「タケルを呼び出してくれ」でした。通信手段があるならもっと早くに言ってれば。
 そのタケルのもとには王子が来てました。妹の恋の相手がタケルと知った王子。 「妹をたぶらかした男とはこいつではないか」ああ悔しそう。妹への愛はちゃんとあったんだね。
 そのまま戦闘になりますがタケルが再度の呼び出しを受け、その場を離脱。戦いながら「了解」って了解じゃないだろ、と思ったけど逃げようと思えば逃げられたのか。
 レッド出陣で今回はロボ戦。「ミオを助けるまでは死ぬものか」と根性出して敵を撃破したものの、突然の敵ボスの攻撃(?)で倒れるロボ。初登場にして倒れたまんま次回へ続く。あんまりだ。
 地上が破壊と殺戮で満ちたことで地底城を生み出せたらしいです。ああ、これを生み出すのが敵さん的に重要だったのね。っていうかこれじゃマスクマンの意味は…。

 次回予告「ミオのことは忘れろ」「長官の言葉でタケルの雑念が消えた」えええ、ちょっと待って! 雑念てそんな!


第3話「未知への第一歩!」

 ああ、地底城は太陽もちゃんと遮るんですね。ということでいきなり敵さんの目的の冷たく暗い世界が実現してしまいました。マスクマンたちはその間にトレーニングです。いや、まあ暗くて寒い以外に問題ないならしばらくは放っておいてもいいのかもしれませんが。
 筋トレやったり謎の光る球を避けてるのか受けてるのかをしてみたり縄跳びしてみたり。ようやく最終段階に入ったらタケル一人が集中できてません。こういうときレッドだけ出来ないっての珍しいなぁ。これが次回予告に繋がるんですね。なるほど、雑念だ。
 一人出来なくて謝るタケルに仲間たちは「水くさいぜ」「出来るまで何度もやればいいじゃないか」と。ああ、いい仲間だ。この後突然ミオの声とか響いてきますが4人もしっかり一緒に助けに行こうとしてます。4人ともミオさんと付き合いあったのかね。
 声の元に5人揃って駆けつけたものの、それは敵の罠。「声写しの術」とか言って何か投げつけました。ってテープかよ!
 とりあえず戦闘開始。ああ、画面が暗いなぁ。アキラくんいい動きしてますね。
 変身しようとする5人ですが、地底城の力か何かで変身できません。3話目にして変身できないなんて。仕方ないので一旦退却。逃げるんだ、でタケルが真っ先に飛び出してるのはどうかと思いました。

 長官のもとへ帰ってきた5人。タケルはペンダント取られました。今は忘れるんだ、とのこと。まあ…この状況なら仕方ないのか。
 その後、また敵に狙われピンチの5人。タケルは4人に「逃げるんだ!」と言って逃がしたあと「おれは逃げない」とか言い出しました。4人帰ってきちゃったじゃないか。何かもういきなり何言い出すんだって感じになってる。いいのか、これで。
 そして再び5人揃ってピンチになり、長官はこれを5人が自らに貸したトレーニングと解釈。未知の力を引き出そうとしてるんだ、っていや5人そこまで考えてないような気が。考えてるのか。
 爆発を避けながら「みんな、手を繋ぐんだ」で集まった5人。あれ手を繋ぐって言うんだろうか。いいけど。
 とにかくレッドもしっかり集中し、オーラパワーを引き出しました。ロボ呼んで敵の王子さんを撃破し、ついでのように壊れる地底城。早。っていうかこれって普通後半の展開じゃないんですか。3話目にしてこんな。

 最後、長官からペンダントを返してもらったタケル。ああ、長官いい笑顔だ。こういうところはいいなぁ。
 いきなり飛び出していくタケルは一人で泣きたいのかと思いましたが他の人たちもついてきました。何だったんだろう。
 さて他4人のキャラもよくわからないままに話が進みましたが、次から1人1人掘り下げかな?


第4話「燃やせ!F1魂!」

 電話取ってるタケルくん。「姿レーシングクラブです」ってええ? 「おれたちはもうレースやめたんだぜ」って、あれは職業だったんですか! 敵が現れるまでの仮の姿だったらしいですが。仮で目立つことするなよ。
 タケルたちのファンの少年からの電話でしたが、少年はメビウストンネルなるものに巻き込まれることに。延々同じ標識が続くってマジ怖いです。敵さんたちは「日本中をメビウストンネルに」とか言ってます。やっぱり日本限定なんですか。突っ込むところじゃないかもしれませんが、わざわざ限定されると何か。っていうか地底城はもう駄目なんですかね。もう1回破壊と殺戮とかは考えないのか。
 あ、タケルたちは少年からの通信で助けに向かってます。あの通信どこからどうなってるの。タケルたちの車は特別仕様なので弾かれるだけですんだようです。
 トンネルに何かアキラだけ吸い込まれそうになってますが、何故なんでしょう。必死で引き戻そうとするのは何かいいですね。
 ここで5人変身です。飛び上がって手組んで下着姿(?)になって変身。何だこれ。これが正式な変身ポーズなんでしょうか。裸になるのが何かちょっと間抜けなんですが…。

 戦闘後、一旦退却して少年たちを助けるために姿スーパーF1モデルなる車を改造することに。今からやるのか。少年、苦しいよ、とか言ってるんですがあの中ずっと居て大丈夫なのか。いや、雰囲気的にそれほど時間経ってないみたいですが。
 「レースに出ることなく改造されちゃうなんて」「いつの日か世界のF1レースを制覇するためだった」改造しながらちょっとしんみりしてる5人。仮の姿で随分夢持っちゃってるんですが。戦い終わったらまた戻るってことみたいですね。長官はおにぎり持ってやってきましたよ。いい人だ。でも車改造中なので手は洗おうみんな。
 F1やらせてたのはどうやら5人の団結力を高める意味もあったみたいです。だからこんな初っ端から仲良いのかこの人たち。
 で、無事改造は成功し、トンネル撃破。敵もそのまんま普通に撃破。怪人の印象が物凄い薄いな…。エネルギー獣オケラッパとかいうのが巨大化担当なんでしょうか。

 最後、少年に車を見せられなくなったことを説明。君たちを助けるためにとか言っていいのか。気にするじゃないか。っていうかマスクマンのこととか知らないよね少年。あの説明で納得できるもんなのか。
 まあともかくレッドの車が出来る話でした。何かこう、いろいろ置いてけぼりにされたまま話が進んでる感じです。キャラクター掘り下げは次回か…。


第5話「小さな剣士ブルー」

 敵のモンスターは冷凍洞窟で冷凍されてることが判明。そんな扱いなのか。使用時に解凍って…何でつかえてるんだ、地底獣たち。
 今回の地底獣は顔出したところでケンタに見付かってましたがアキラがりんごに気をとられてたおかげで普通に地上に出れました。怒るケンタ。「子どもはあてになんねーや」あれ、そんな扱いなの。ずっと一緒にレースやってきたんじゃないのかもうそんな次元越してると思ってたよ…!
 今回の敵さんは人の顔を入れ替えるらしいです。地上は大混乱です。「顔返せ」って何でそんな発想になるのか不思議です。敵さんはこの混乱に乗じて地上を支配するつもりらしいです。何というか…頑張れ。
 アキラは戦闘中敵の剣が刺さったりしてましたがりんごのおかげで無事でした。お約束。意外に洒落たことも言いますね、彼は。どうでもいいけど敵の名前のフーミンって愛称みたいでマスクマン側が呼んでると何か笑える。

 基地内。応答しないアキラについて話してるみんな。やっぱり子どもだ何だというケンタに微妙な気分になってたら長官がフォローしました。やっぱマスクマンにするために選んだんだよね。「子どもっぽいが何をしでかすかわからない意外性がある」それ何か微妙にフォローになってないというか、でも少年漫画なら主役クラスだよね、これは。
 そしてせっかくフォローしたもののアキラは何か敵に乗って空飛んで楽しそうにしてました。苦い顔の長官が笑える。っていうかマジ高。あんな不安定なものに乗って楽しそうにしてるだけでも度胸はありますよね。
 とりあえずここから電波解析とかして敵を見つけたマスクマン。アキラを助けて戦闘開始。あれ、変身後はコードネーム呼びなのか。こっちでいいのか。
 ブルーの武器のトンファーは言われないと何だかわかりませんでした。小さっ。武器まで小さっ。敵さんに対し「これからおれを呼ぶときはブルーマスクさまと言え」とかは良かったです。いい性格だ。

 最後。子どもの前で剣振り回してるのは危ないんじゃないかなぁと思います。かっこいいけどさ。


第6話「夢のゴッドハンド」

 原因不明の地震の調査に乗り出すマスクマン。これは敵さんが関係してると思ってのことなんですかね。仕事の範囲がよくわからない。
 調査中、子どもの上に落ちてきた石(?)を砕くタケル。すげぇ。子どもも大はしゃぎで「ゴットハンドだ」と騒ぎます。ゴットハンドって何ですか。この後、子どもたちはそれを馬鹿にし、タケルはタケルで「ゴットハンドなんてありえないんだよ」って、だからゴットハンドって何だ!?
 凄い拳? でも岩を砕くのはゴットハンドじゃない? ゴットハンドという言葉自体に誰も疑問を挟まないので凄い違和感なんですが。
 嘘つき呼ばわりされた少年は落ち込んでいるときに偶然、敵の基地を発見。敵さん、今度は地下にトンネル掘って地盤沈下させようと企んでました。これで「大滝市は地底に沈む」という台詞にちょっと笑いそうになった。大滝市って。市を認識して市限定で沈めようとする敵さんにびっくりだ。いや、他にもツッコミどころはあるんですが大滝市という語感に何か。

 大変だ、とばかりに追われながら母の元へ向かう少年。しかし途中で捕らえられてしまいました。タケルが助けに来るも拳は弾かれ少年は攫われるはめに。少年、とりあえず殺されはしないようで良かったですが。
 いつの間にか他4人も集まり少年のお母さんが涙ながらに「あの子は嘘つきなんかじゃない」と語りだしました。ちょ、どういう脈略だ、これ。
 おまけにこのあと基地に戻り「ノリオくんが見たという秘密基地に違いないわ」とかいう話が。いつそんな話がされたんだ。時間がない、とか。敵さん、少年攫ったのに作戦ばればれじゃないですか。何だ、省略されてるのか、これは…?
 あ、司令官さんはゴットハンドは伝説じゃないとか言ってました。だからゴットハンドって何よ。

 ギリギリで敵の作戦を阻止し、少年を救ったマスクマン。 「ゴットハンドが君を救う」とタケルはやる気です。変身もしません。 「秘められた力は生身の体だからこそ発揮できるのだ」っていきなりこの先変身する意義を否定してませんか…!
 「信じるんだ。秘められた未知の力を」とのことでついに生身で敵を突き破るタケル。やったぁ、とばかりに地上に出て再び敵と対峙。タケルは変身してゴットハンドで敵を貫きました。あれ?
 ロボ戦はおざなりに終了し、最後どうすればゴットハンドになれるかという少年の問いには「信じることさ」「いつの日か君も必ずゴットハンドになれるよ」とタケル。
 ……だからゴットハンドって何なんだ。


第7話「爆発!ケンタの愛」

 アベックを羨ましがってるケンタ。「可愛い女の子と友達になって青春しちゃうぞ」そんなノリの人だったのか。
 スーツにサングラスでいろいろ態度変えながらのナンパですが上手くいかず。「おれってもてねぇなぁ」ホントにな。相手間違ってるって感じでもないけど。下心満載なのが悪いのか。
 ここでおばあさんを助けて不良に注意する女性と遭遇。「可愛くて優しくて勇気があって」のケンタの言葉通りです。何て素敵な出会い。と思ったら女性はとっとと去っちゃいました。名前すら聞けないとか。
 そしてこれを見ていた敵さんたち。この女性を利用することに。マスクマン、結構見られてんのね。

 その後、女性を見つけたケンタ。あれは探し回ってたんだろうか…。「偶然だな」とか言いながら花束渡します。可愛いなケンタ。
 通信でトレーニング時間過ぎてるとか怒られても「平気平気」ってホント今回でわかったケンタのキャラが意外だ。浮かれてるみたいです。アキラの言葉からすると惚れっぽいというか、似たようなこと前にもやってるんですかね。
 通信終えて女性のところに戻れば女性は連れ去られた後。これ、今回は女性に化ける地底獣だったけど、普通に人質でもやばかったよなぁ。
 地底獣の化けた女性と海でデートするケンタ。結局このあとどうするつもりだったんだろう地底獣。犬に噛まれて逃げてましたが、どっちにせよあそこに誘い込むつもりだったのかな。
 赤い砂は一体どういう表現なのかと思った。血じゃないのか、あれ。
 割とすぐ偽者とわかったケンタ。これもあの血のおかげ?
 「みゆきさんをどうした」「お前を罠にかけるために腹の中に閉じ込めた」律儀に答え返しますね、敵さん。
 ここでケンタはやられた…かに見えて普通に生きてました。敵さん、生死確認が甘い。

 みゆきさんを閉じ込めてる敵を探しに行くケンタ。そこへ再びみゆきさんが。本物か偽者ぱっと見じゃわからなくて辛いですね。
 偽者とわかっても手出し出来ないと。あんな可愛い子だもんな。
 タケルは容赦なく蹴り飛ばしましたが。凄ぇ。
 結局これで普通に戦闘です。腹の中のみゆきさん、中から声援とか凄いな!
 最後は、帰ろうとしてるみゆきさんを眺めてるみんな。「帰っちゃうわよ」「どうしたケンタ」「どうしていかないんだ」とか、いや、流れ的にわかるんじゃないかな。
 「二度とチューブとの戦いに巻き込みたくないんだ」とのケンタです。完全にケンタのせいで巻き込まれたもんなぁ、あれ。
 ヒーローの辛いところですね。


第8話「輝け!花の剣!」

 姫の20回目の誕生日、とか言ってる王子。この人の妹に対する思いは複雑ですね。気持ち的には助けたいのかな。
 ここにバラ持ってやって来るフーミン。このバラなら氷を溶かせるとか。躊躇わず助けようとしてるのにびっくり。王子は慌ててましたが。だよね、自分まで裏切りものの仲間になるもんね。それが出来ないから苦悩してるだしね。
 そして「憎むべきはマスクマン」となるのはどうなんだろう。まあ確かにマスクマンのせいですが。

 そのマスクマンは特訓中。集中力が足りないとか根性が足りないとか言われてるアキラとモモコ。モモコもガキ組なんですかね? 崖の側でバク転とか出来るかと言われてノリノリでやりますが、普通に落ちました。えええ。
 その間に敵に襲われ凍らされてる3人。ちょっと呆気ない。5人揃ってれば、と悔やむアキラですが、この場合は良かったんじゃないかな。5人居たら5人まとめで氷漬けにされてそう。
 それより問題は普通に氷と一緒に敵運んでることじゃないでしょうか。あそこ基地の中だよね! あれはあくまで通信機で別に居場所ばれたりはしなかったのかもしれませんが。無用心。あ、敵をブレスからの光線で倒すのはちょっと良かった。
 この敵さんから氷を溶かす方法があると聞いて2人は出て行くことに。罠なのはそりゃわかりきってても、行かなきゃどうしようもないですしね。
 「飛んで火にいる夏の虫って多分おれたちのことじゃないかな」あはは、ちゃんとわかってるのは楽しい。アキラ、バイクの2人乗り出来るのか。アキラが後ろに女の子乗せるって何かいいな。
 「2人一緒なら地獄に行っても寂しくないぜ」とか、調子の良さが好きだ。

 敵の王子は「奴と夢の中で添い遂げるが良い」とか言っててびっくりです。何かせめて夢の中で、っていう優しさにも見えるよ、違うんだろうけど。
 でもバラの花は持って来てました。そこにあったのは偽物とはいえ、ホントの方法教えるとか凄いな…! そして普通に取られてるのも酷いな。「地底王子イガム。嘘は言わぬぞ」とか言ってたけど、偽物だったってことはこれは嘘か。何か半端だよ情報が!
 花の方はアキラが何とか拾って基地へ。モモコがその間一人で戦うとか。そんなに距離なかったんだろうけど、すごいな。
 復活してやってきたイエローに「遅いぞ寝ぼすけ」って、モモコもそういうキャラなのか。

 5人揃って戦闘は普通に終了し、最後は特訓してる赤青黄。あはは、立場が逆転してる。しかし最後に階段から蹴り落とすアキラは酷いですね。うっぷん溜まってたのかな。


第9話「合体!命のオーラ」

 オーラ特訓(?)中、謎の声に話しかけられるタケル。宇宙人です。これは宇宙人の能力なんでしょうか。
 普通にオーラ止めて頭の中で会話してるタケルですが、長官気付かないのか、これ。タケルが声出してようやくみんな気付きました。タケルにだけ聞こえた声のようです。タケルのオーラに惹かれて宇宙人がやってきた、って話なんですかね。オーラってそういうもんなのか。
 敵と戦ってるところにその宇宙人がUFOごと突入という。オーラが近いってだけで随分あっさり心開くんだなー。
 このあとも戦闘中のタケルに「私も戦う」って普通に棒振り回して突入ですよ、子どもにしか見えないけど強いです。まあすぐ捕まりましたが。
 ピンチのときにオーラスパークなるもので敵倒しました。これがタケルの戦いに関係してくるのかと思ったけどそうでもなかった。

 宇宙人と交流深めてるタケル。仲間も来ましたが、また敵が出たのでそっちへ。宇宙人はその隙に敵にやられてました、ホントマスクマンと関わると大変だな…。マスクマン周りをこうも襲われるとなぁ。
 まあ宇宙人の場合は能力が厄介だからってとこですが。「太陽が沈むまでの命」って何でそんな猶予を持たせてるのかはわからない。
 捕えられた宇宙人を探すためオーラを集中するタケルですが、見付かりません。マスクマンになって増幅したオーラパワーでショックを与えるといいかもしれないとか。怖いいちかばちかですね。そもそも敵の言うことが本当かどうかもわからないしな…。
 夕陽が沈む直前で、決意してオーラパワーを出すタケル。「ロロー!」とか叫びながら…地面割った! えええ、そっちの方が大変じゃないか。ロロは無事出てきたけど!
 最後、友情はオーラと同じくらい大切なもの、とか言いながら宇宙人は去りました。何しにきたんだ…いや、遊びにきたんだろうけど…。


第10話「イガムVSタケル」

 姫のことで侮辱されてるイガム。しょちゅう姫のとこ来てるんですかね。喧嘩になったところで「殿中でござる」とか止められましたが。結構近いんだなボスのところと…。
 いい加減レッドマスクと決着を、ということでタイマンを望むイガム。チューブは卑怯な手を使うに決まってる、とのマスクマンですが、タケルはイガムを信じてますね。イガムは実際そういうキャラ見せてるしなぁ。氷漬けにされたときのこと考えると何かどっちにとっていいのか微妙だったけど!
 戦闘機はあっさり墜落させられたイガム、砂浜でタケルと決闘です。普通に一対一で割と強いですね。変身まで解けてピンチのタケル。更にここで「イガム家必殺の技」「デスリング」です。2人を囲う網が出来て、触れると電撃が走ると。頭上空いてるような気がしますが、見えないだけなのかな。どちらかが死ぬまで解けないバリアと。覚悟を決めての決闘なんでしょうが、何かこれ作るだけでやたら力消費してない? 結構おしてたのにふらふらしてるし。

 とはいえ、まだピンチのタケル。ずっと見てる他4人は助けに行きたくて仕方ないですが「これは1対1の戦いだ」「タケルは負けない」とか言い切る長官。
 ここから回想です。
 踏み切りに残された赤ん坊を救ったタケル。え、これだけ? と思ったらタケルの方で回想引継ぎ。「壮絶な戦いを戦い抜いたんだ」って、一体何があったのかと思ったら長官との決闘かよ!
 何も言わずいきなり喧嘩吹っかけてタケルが本気で恐怖覚えるほど追い詰めて、最終的に気絶したタケルをいきなり基地に連れ去って「君のような男を探していた」「君こそレッドマスクとなる男だ」って、怖いよ! それでいいのかよタケル!
 っていうかこれ、僅か1年前のことなんですね。マスクマン結成からそれほど経ってないのか。
 そしてどのくらい戦ってたのか知らないけど「想像を絶する戦いはいつ果てるともなく続いた」とか言われても何かピンと来ないなぁ。タケル側には保身以外に戦う理由ないしなー。

 ここで突然地底獣です。デスリングって邪魔者が入らないためのものではないんだ。「誰も初めからイガムがレッドマスクを倒せるとは思ってなかったのだ」ってチューブ側も酷いですが、わざわざ決闘邪魔する意味はあるのか。イガムが倒れてからタケルを、ってのが普通だろうに。これだとイガムを死なせたくなかったってことになりそうだけど、まさかなぁ。そしてここでイガムを卑怯者呼ばわりするタケルもな…。あれがせめてイガムのピンチに来た地底獣ならわかるんだけど。
 結局デスリングも解けちゃってるし、地底獣の方たちもあっさりマスクマンにやられるし、何がしたいかわからないよチューブ側。
 「いつの日か必ず決着をつけてやる」で去って行くイガムですが…チューブに帰るんだろうか彼は…。
 あ、タケルと長官は何か言葉の要らない関係らしいです。殴り合いで芽生える友情…というのはホント一方的に襲い過ぎて…いや、何か感じるものあったんだよね、あのとき…。


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