魔法戦隊マジレンジャー感想 (41話〜50話)


第41話「先生の先生〜ゴール・ゴル・マジュール〜」

 今日はクリスマスイブらしいです。恒例のクリスマス仮装パーティーですか。……仮装。相変わらず小津家のやることはよくわかりません。楽しそうですが。
 ヒカル先生の方は何だか浮かない顔。そういえばマジレンは戦っちゃいけなかったんだっけ。忘れてた。スノージェルがそんな先生に「赤の魔法使いから学ぶのじゃ」とか言ってます。これに対しての「何で他の兄弟じゃなく魁なんだ」にはちょっと笑いました。他ならまだ納得したんだろうなぁ。
 それでもスノージェルの言うことだからといきなり魁に弟子入り申し込む先生はホントに真面目で素直です。生徒としてはいいだろなぁ。
 と、ここで二人が向かった先がケーキ屋。イブなのに閉まってる。何時頃か知りませんが。魁はここで友達のバイトを手伝ってるようです。が、ケーキの箱が崩れていっぺんに駄目に。思わず魔法で、と思っちゃうのは慣れてきた証拠ですねぇ。
 魔法が使えないなら急いで作り直そう、との魁。「ちゃんと考えてから行動しないとせっかく作っても無駄になってしまうよ」「考えてる時間が勿体無いって」先生の言うことは正論だし、とりあえず作り始める魁も間違っちゃいないと思いますね。店の人たちはとりあえずいちごが間に合うかどうか聞いてたんだし、こういうときは役割分担だ。まあいちごが間に合わないとわかっても作ってるのは…正直どうなのかと思いますが。
 っていうか魔法で戻して3人の記憶消したりとか出来ないのかな…。

 ここで敵さんが登場。やっぱり慎重に、の先生に対し突っ走る魁。今回やけに強調されてますが、まあ今までもそうでしたね。みんな先生の制止なんか聞きゃしない。
 ビル上空での恐竜戦争が何か凄いです。
 ついにキレた先生。「君から学ぶものなんか何もない」と学ぶことを放棄。スノージェルが怒ってやってきました。しかもそのまま戦闘に入るスノージェル。びっくりした。こんなに動く人だったのか彼…女?
 戦闘に手こずり、とりあえず別世界で戦おうとするスノージェルですが、先生はついてきちゃいけないそうです。「くるだけ邪魔だ」とまで言われました。何か目の前で先生が怒られてるのって物凄い微妙な気分だろうなぁ。先生が真面目な人の分ちょっと見てて辛い。
 クリスマスは次回かな。


第42話「対決!二極神〜ゴール・ルーマ・ゴル・ゴンガ〜」

 やっぱり何か戦闘にスノージェルが加わってるのは反則な気がする。大して役に立ってないけど。
 ヒカル先生は落ち込んで街をさ迷ってます。そこに前回のケーキ屋。ケーキは間に合ったらしいです。ええー。いちごも一度断ってきたとこがOK出してきたそうです。結局それが正解か…。「いつもこんな風に上手くはいかないと思いますけどね」あかねちゃんの言葉ですが、まさにそうだ。何だか納得いかない気もしますが「まずやってみる。その行動が道を切り開いたのか」と先生は何かに気付きました。というわけで「考えないことにしました」と魁なみの突っ走り。先生、あまり極端から極端に走らないでください。慎重にやることも間違いじゃないんだから。死んだらどうする。
 まあでも攻めてる内に敵さんの弱点発見です。首ですか。そもそも首から上は鎧で覆われてるように見えないんですが。翼とか。そう見えるだけなんですかね、あれ。どうせ鎧がどうこう言うならもっと顔まで覆うわかりやすい鎧にすればいいのに…。

 何はともあれこれで無事勝利。続いてロボ戦に入ります。敵さん側では何か軽く闇の戒律違反が起こってます。厳格に守ろうとしてるのはスフィンクスだけなんかね。それほど重要なものじゃないのかなぁ。
 「今はおれが戒律だ」こんなのが通用しちゃう限り。
 マジレンの方はロボ戦でピンチに陥りますが、ここに父さん登場! え、来れるの。普通にやってきてびっくりだ。ロボ戦での登場はさすがクリスマス前といったところでしょうか。
 相手の馬車に乗って車輪外すのとかいいですね。転倒がリアルで痛そうだ。
 父さんは説明してる暇はないとばかりに帰っていきましたが、時間制限はあるけど抜けることも出来る…ってことなんでしょうか。
 敵さんが貼り付けたウロコは発信機だったようです。父さんの居場所知りたかったのね。もっと何か、毒性とかあるものかと。

 最後はクリスマスパーティーで締め。あの格好でマジなこと言ってる男3人は笑えます。兄貴はあれでいいけど。女の子は可愛いねぇ。
 先生のツリーは微妙だと思いました。
 戦闘後の台詞ですが「ぼくは自分の限界を一つ超えたんだ」ここでパワーアップだったんですかね、先生は。


第43話「茨の園〜マジ・マジ・ゴジカ〜」

 ついに居場所が見つかってしまったお父さん。こっちはこっちで大変そうですが、マジレンたちはついにお母さんを見つけることになりました。
 最初は昔の夢を見ている翼と麗。麗ちゃんも昔はそれなりにはしゃぐ子だったのかなと思います。何歳ぐらいなんだろう。
 同時に同じ夢を見たということで今日こそ会えると張り切る二人。が、今回の敵さんは何と蛙。空に蛙の卵を敷き詰めました。あれは麗ちゃんじゃなくても悲鳴上げる。そういえば麗ちゃん蛙苦手だったよねぇ。変身姿で口から泡吹いてるのはやりすぎだと思いました。麗ちゃんの取り乱し方は正直見ててちょっと面白い。
 っていうかキレた麗ちゃんってホント勇ましいよな。
 イバラの森でうずくまってしまった麗ちゃんでしたが、翼のおかげでどうやら開き直ったようです。「勇気出ろ出ろ」とかやってるのはちょっと恥ずかしいですが。翼頑張った。

 敵さんはスゴロクを用意。升目に何が起こるか書いてないのは反則だと思います。しかしクリスマスなのにスゴロクか…。いや、クリスマスは前回終わったのか一応。
 敵さんの罠から現れたのは偽戦隊。おお、ここに来て。偽戦隊との対決はどちらも動きやすい格好のせいかアクションが楽しくなりますね。3人が人形にされたのはどんな意味があったのかわかりませんが、スゴロクの穴増やして一足飛びはちょっと燃えました。素晴らしい。
 あ、ちなみに敵さん、母さんのこと知らないと言ってたのは素だったらしいです。「母親? あいつらが探してるのは母さんだろ」こんな馬鹿だったのか…。
 次回は漸く再開か?
 どうでもいいですが今回年末総集編ないんですね…。


第44話「母さんの匂い〜ジルマ・ジルマ・ゴンガ〜」

 母を取り戻し「母さんの目が覚めたら何て言う」とか言い始めてる翼たち。いいから早く出してやれよ、と思ってたら敵さんに奪われてしまいました。これは完全に敵を忘れてたというか油断だよね…。
 が、ロボ戦になってもマジレンは強い強い。気合が違います。それでも敵の方も最後の意地。マジレンたちの目の前で母親を爆破。うっわぁ。必死で手を伸ばしてる様子とか、これはちょっときついですね。
 スフィンクスの方は母親が居なくなったと同時にマジレンの力が変わったことに疑問を持ってます。何でだかわからんのか。

 しばらく絶望していたマジレンたちでしたが、最初に立ち上がったのは翼でした。「おれは諦めねぇ」と。翼はホント周りのことになると熱いなぁ。
 みんなで母さんの匂いを探すことになったマジレン。匂いって何か微妙ですが。母さんはまだ生きてました。父さんの魔法で守られてた、と。なるほど…それなら納得ですね。普通に助かってました、じゃありえないし。
 目の覚めた母さんにいろんな報告してるみんな。ああ、ガキだ。みんながガキだ。
 ひとしきり泣いたあとは地上で戦ってる先生たちのもとへ。
 先生の方は蛙の卵の吸いすぎで釜は壊れるわ、マジレンが逃がした敵に襲われるわで大変でしたが、降ってきた蛙だけは何とか母さんが処理してくれました。さすが母さん。みんなが黒衣装からの名乗りです。母さん以外は省略バージョンですが。全部聞くことあんまりないな…。

 敵は無事に倒し、早速母さんの手料理をねだったりなマジレン。平和です。
 一方で父さんの方はついにンマの魂を取り返されかなりピンチ。結局ンマは復活しちゃうのか?


第45話「二人はともだち〜ジー・ゴル・マジュナ〜」

 ンマの魂は敵さんたちの誰かの体に入れて復活させなければならないようです。「この命喜んで献上しよう」とか言う人たちだったんだねぇ。ンマへの忠誠は本物だったのか。
 一方小津家。母さんの料理に喜んでます。「目玉焼きってのはやっぱこうじゃないとな」…一体どんなもの食べてたんだろうか、この人たちは。しかし親にこれだけべたべた甘える様子が描けるのは兄弟戦隊ならではですね。そろそろ引きそうなんですが。
 それはそうと麗は先生のこと好きなんでしょうか。先生にだけは母さんより自分の料理を選んで欲しい? そういうの好きですよ。

 で、今回の主役芳香ちゃん。捨てられた椅子拾ってきて喜んでます。「またか」とか言われてます。兄貴が怒ってますが、母さんはフォロー。「芳香の先入観なく物を見る目」を誉めてます。芳香ちゃんの場合単に変わったものが好きなんじゃないかと思いますが。まあ博愛主義者ではありますよね。あとお母さん、それは完全に話題のすり替えだと思います。
 そんなお母さんは「お父さんを探しにいく」とかさらりと言って消えてしまいました。ええー。兄弟ほったらかしですか。まあ敵が出てきて兄弟も追及どころではありませんが。あ、母さんが父さんを探しに行く方法についてはマンドラが一人で丁寧に説明してました。
 今回の敵さんはいつもの如く神罰執行しようとしてますが、その際の「痛みも何も感じない」の台詞が芳香ちゃんには引っかかったようです。痛みを感じさせず人を殺そうとしてる、無益な殺生は好きじゃないらしい→本当は命の大切さを知っている。→いい人。物凄い論理だと思いますが、犬に懐かれるのは純粋な人というのはまず間違いないお約束なのでOKなんでしょうか。
 前回の予告から敵と友情結ぶ話だろうとは思ってましたが、展開急ぎすぎであまりに唐突なので何か目が点になりました。
 先入観なく人を見ている、どころかいい人という先入観から後の全てを判断してるようにしか思えないんですが。

 突っ込みたいところは多々ありますが、芳香ちゃんに庇われ結局敵さんは神罰を解除。何なんだろう、この神は…。
 「やるべきことが見つかった」とか言ってますし、ただ無目的に周りの奴らに従ってただけですか。とにかくまあ改心したようです。兄貴も漸く「おれがインフェルシアは全員悪い奴だと決め付けていただけだったんだ」となりました。話もこんな後半になってこういうの持ってこられると微妙ですよね。
 今回改心した敵さんはよりにもよってンマの転生先に選ばれみんなが混乱してる隙に芳香ちゃんは敵さん連れて逃避行。マジレンメンバーが呆然としている様子はちょっとおかしかったです。今回兄貴以外完全に萱の外ですね。

 新番組予告が始まりました。白い部分が妙に昔風味に思えます。これもまた楽しみです。


第46話「湖へ向かえ〜ゴール・ゴル・ゴル・ゴルディーロ〜」

 どこかの湖で永遠の眠りにつこうとしているティターンさん。この人の体が駄目そうだから他の人、ってわけにはいかないんですかね。
 芳香ちゃんはそれに反対してます。兄貴はそもそもまだティターンを信用してません。信用してないならしてないでそんな直接的な言葉ぶつけることないと思うんですが。芳香ちゃんへの忠告なら一旦ティターンから離さないと。何かティターンに嫌味言ってるだけにも聞こえる。
 しかし母さんが好きにさせろと言ったからさせてるとか、兄貴何か間違ってる。
 列車降りてからも距離置いて歩く兄貴ですが、あんな距離じゃいざってとき駄目なんじゃ。芳香ちゃんの側に居ないと。まあ後で自分で言ってる通り単なる意地なんでしょうけど。
 この後現れたワイパーンの攻撃から突然兄貴を庇ったティターン。びっくりしましたが、ティターンは何か支えあうのをやってみたかったようです。兄貴を仲間認定してますね。いや、生きている人だからなのか? しかしインフェルシアの良心の目覚めを認めてしまうと生きてる人を守るために生きてるインフェルシアを殺すことに何か微妙な気持ちが生まれますねぇ…。どんなに悪い奴でも人間は殺さないだろうに。仲間になった敵系の話ではどうしても出てくる気持ちですが。

 一方残ったマジレン側はスフィンクスさんに問い詰められてます。「大した力もないはずのあなたたちが強大な力を持つ私たちを次々と倒すことができた。それは何故です」聞いちゃうんだ…。彼らの力の源は彼女には理解できないものってことですかね。しかし疑問だからとわざわざ交換条件つけて聞いてるのはちょっと可愛い。真面目なんだよね、この人…。
 答え聞いたあとも普通に約束通り芳香たちのもとへ送ってあげてるし。
 あ、魁が落ちかけたとき両側二人が歯で支えたのは凄かったです。でも喋らない方がいいよ、あれ。
 兄貴とティターンは和解してワイパーン引き付け役。芳香ちゃんがティターンに変身です。情けないことに気付かなかった。「だからこんな単純な策に」とまで言われちゃってるよ…!

 駆け付けた他メンバーと戦う兄貴たちですが、ワイパーン強いです。マジで洒落になりません。おまけにティターンの居場所もばれたと。
 何だ駄目じゃん、と思ってたところに現れたのは父さん! わー出たー何か赤くなってるー!
 ウルザードファイヤというらしいです。母さんが頑張ったようです。命にかかわると言われてましたが母さんはとりあえず無事っぽいですね。
 ワイパーンをあっさり片付ける父さんにちょっと強すぎじゃないかと思いましたが、まあこのときはこれでいいのかな。父さんと母さんが支えあってる、からみんな支えあってるに繋がったのは良かったです。今回のテーマですね。
 これで一件落着かと思いきやワイパーンを信用してない魚の敵さんによってティターンはやられてンマ復活。ああ結局こうなるのか…。


第47話「君にかける魔法〜ルルド・ゴルディーロ〜」

 最終決戦が近づいている様子。そんな中ヒカル先生は天空界を見に行くとのこと。ああ、ここで一旦分かれるのかと思ったら「多分二度とここへは戻ってこれないと思う」ってそんな…! いきなりの発言にマジでびっくりしました。そんな唐突に永遠の別れと言われても。
 みんなびっくりしてますが、他メンバーはあっさり流され今回は麗ちゃんメイン。さっさと去ろうとする先生に対し、トラベリオンの修理が、とか言って先生引き止めちゃうスモーキーはさすがです。っていうかマンドラもすぐ気付いてましたが先生は気付いてないのか。一応わかった上…だよね?
 時間が出来た、ということで麗ちゃん「今日一日全部忘れて…遊ぼう!」遊ぼう…! やばい、今の可愛かった。別れが避けられないなら麗ちゃんが先生誘ってる間にみんなが送別会の準備を、とかでもいいような気がしますがみんなは当たり前のように先生たちの尾行です。先生と麗のデート、というネタとはいえ永遠の別れが示唆されてるんだからもう少し悲しんだらどうなんだ。

 二人のデートは動物園。「うきー」ってヒカル先生どうした。何があった。
 あ、魁のペンギンには何か笑いました。それっぽい…!
 いい感じのデートでしたが、思い出になるものは残せない、と写真にとられるのを断ってしまうヒカル。思い出って…何を今更、と思ってしまうんですがヒカル先生はホントにみんなが先生のこと忘れてしまうのを望んでるんですか。記憶は消せないよ。
 「私、やっぱりヒカル先生のことを忘れません。絶対に忘れられない。だって、ヒカル先生のことが好きだから」ここでついに麗からの告白。しかしヒカル先生は何か淡々としてる感じだよなぁ。ここでみんなも出てきました。でも話が進む前に敵さん登場。

 スフィンクスさんは人間に興味持ってたようなのはわかりましたが、まさ地上界を残したいというところまで来るとは思いませんでした。人間は我々にないものを持っているとかなかなか面白いこと言ってるんですが…結局仲間から粛清されました。これ、もうちょっと引っ張って欲しかったなぁ。魁だって「お前は少しは話せる奴だと思ったのに」とか言ってたのに。
 「我々に与えられた力などほんの小さなもの」「勇気は無限」この言葉にナイとメアがちょっと反応してる? 何かあると嬉しいんですが。

 戦闘後、「ぼくは死ぬ覚悟を決めた」と突然のヒカル先生。というかまあずっと考えてたみたいですね。自分の最期を知っている、と。スフィンクスが思いが運命を左右するならとか何とか言ってたし、ここから奇跡へつながっていくんでしょうか。
 とにかくヒカル先生が思い出残そうとしなかったり約束しなかったのはこのせいのようです。何か…結局諦めちゃってるのかよヒカル先生、と思うんですが。この最期の景色を見た、ってのはどれだけ説得力あるものなのかなぁ。
 ヒカル先生はこの後、お母さんに諭されてました。ここで重要なのは天空界の人間と地上界の人間の結婚に対する障害じゃあないんですね。お母さんたち、もっとその辺で苦労したのかと思ってたんですが。どうなってるんだろう、その辺。

 お母さんの話のあとのヒカル先生。「ぼくは麗の強さを全然理解できていなかった」と麗のもとへ向かい告白。「ぼくの妻になって欲しい」ああヒカル先生らしい言葉です。っていうかホントにストレートに結ばれたなぁ。
 麗ちゃんが泣きながら「おかしいなぁ、嬉しいのに」とか言い出したときは、ああお約束の「涙が」ね、と思ったら「レジェンドパワーが暴走してる」って! ちょっと笑っちゃいました。なるほど、そうくるか。
 ここでいきなり結婚式。ウェディングドレスを羨ましがる芳香に対する「芳香姉ちゃんなら何十回って着れるよ」はナイスだと思いました。ありえなくもない。
 それにしても展開早いなぁ、と思ってたらリンがふらふらしながら登場。「天空聖界は全滅した」ってええええええー。何かもう、詰め込みすぎだ…!


第48話「決戦〜マジ・マジュール・ゴゴール・ジンガジン〜」

 出てくるとは思わなかった天空大聖者さん。映画だけだと思ってたのでちょっと嬉しいですね。すぐやられてしまいましたが。ンマの目的は何なんでしょうか。「お前の魂ならばわが飢えを満たせるかな」とか言ってるのでただお腹空いてるだけですか。世界を闇にすること? よくわかりません。
 リンは戦えないようなのでマジレンたちで最終決戦です。「最後の、けれど最強の希望」ってのはいいですね。ここで魁は父親と共に行くことを望み、父親がそれに対し魁と決闘。何やってんだ…。相変わらず協調性に欠けるよなぁ、彼は。みんなが決意して必ず家に帰ってこようと帰った日を記念日にしようとか言ってる中浮かない顔だし。
 あ、スモーキーは「ぼくの妻を守って欲しい」ということで麗に託されました。スモーキーは最初ごねてましたが、スモーキーは武器と一体になってるから離れることは普通に不安ですよね…。それにしてもホントにスモーキーはよくヒカルに懐いてる。

 インフェルシアが何故戦うのか、その辺まで言及されましたが、結局のところンマに従うってことですかね。「闇だけの世界には変化も成長もないはず」と母さんは言ってますが、正直この辺はどこに価値を見出すかなので反論としては微妙だなー。
 戦闘開始するもやられまくりのマジレン。「何でおれはこんなに弱いんだ、父さんには一生敵わないってことなのか」と魁。一生って。まだ18歳だろあんた。これはガキだってことなのかなぁ。
 「くじけないで!」と立ち上がったのは麗。が、攻撃されていきなりスモーキーが庇った! ランプに戻り、ランプごと消えるスモーキー。えええ?
 更なる攻撃で今度は母さんが庇って倒れてます。何だか大変な事態。母さんは割とあっさり立ち上がりましたが敵に連れ去られてしまいます。これをきっかけに目つきの変わる魁。ちょっと怖い。
 力を合わせて敵撃破。一方的にやられたあと一方的に勝利。勇気が魔法に、とのことなんですがいつもこんな感じだとどうして最初から、とか思うな。っていうか、マジレンは勇気という言葉の定義が何かよくわからない。

 一方父さんたち。「かつてない大きな力がぼくを包んでいる」とか言ってたヒカル先生がまずやられ、父さんも割とあっさりと。敵さんは魔法の力を食らうらしい? 変身できなくなったりするのかな。
 二人はそのまま地上界に落とされ、ンマも地上界へ。 マジレンが悲しんでる中一人でぺらぺら喋ってるンマは何かちょっと笑えました。みんな多分聞いてないよ。
 ンマによってどこかに連れ去られる5人。人が朽ちていく様子とかビルが崩れる様子とか怖い。未来の地上の姿、とのことです。地球が回ってるのは単なるイメージだよね?
 「孤立無援となった5人」「はたしてマジレンジャーは荒れ果てた未来の地球で戦うことができるのか」いきなりのナレーションで以下次回。順調にラスボス戦で最終回ですね。こうなると5人以外戦いに加わらないのかなぁ。


第49話「伝説への帰還〜マージ・マジ・マジェンド〜」

 マジレンついに最終回。ンマの支配する(というか何もなくなった)未来の世界で戦うマジレン。いつものようにやられまくって「無理だ」「勝てる気がしねぇ」とか言ってます。この間から詰め込み過ぎで展開早くて、どうも諦めるの早っ、とか思っちゃうんですが。何かすぐ「もう駄目だ」とか言ってる気がするよ。
 顔だけ変身解けて逃げるマジレン。父さんから教えられたこと…そういえば技伝授されてたんだっけ。荒れ果てた世界に咲く花を見つけたりして奇跡を起こそうという雰囲気になってきました。兄ちゃん姉ちゃんに庇われ「わかったよ父さん、おれの勇気が何なのか。勇気が何のためにあるのか」「未来をつかむためにある。前に進むことが勇気なんだ!」魁父さん譲りの必殺技を放ち一気に形勢逆転。ようやく「勇気」の言葉に納得できたかな。
 時間が戻って元の世界。父さんたちが生き返ってたりするのかと思いましたが、さすがにそれは駄目でした。そして死んだかと思われてた天空大聖者の力がこんなところで。「我を誰と心得る」の大聖者の台詞は何かいいですね。いい感じに憎い。あ、リンが大聖者さえいれば「マジトピアは元に戻れる」といきなり希望に満ちた顔してますが、それはどうなんだろう、っていうかリン怪我してたんじゃ。
 ンマは立て直すためにインフェルシアに戻ろうとしますが、「インフェルシアにはあなたが帰る場所はない」と出てきたのは…スフィンクスー! 終わりじゃなかったのか、まだ居たのか! しかもナイとメアの不死身の力で助かったそうです。父さんたちもこれで生き返りました。そんなのあり? とも思いますが、まあいいのか。でもバンキュリアはマジレンの力にずっと触れてきて何も思ってなかったんですが、スフィンクスの言葉だけでこれでいいのかな…。「あんたたちが、そうさせたんだよ」せめてマジレン見てるときから伏線欲しかったかな…。それともあったっけ? スモーキーの「インフェルシアをやっつけるっていうお前らの願いをかなえるんだから」はもう忘れかけてる話でしたが。
 ダゴンは普通に滅ぼされてるし、ンマはそれに何かショック受けてるし、展開の早さと共にいきなりンマがしょぼくなってる感じが。

 とりあえず全員揃ってホントの最後の戦いです。「家族の力を」で並ぶ小津親子とヒカル先生。そうかヒカル先生ももう家族なんだ。「我ら魔法家族」はちょっとどうかと思いつつ、ンマも吸い切れない無限の力で勝利。魔法使いたちの戦いを一般人が眺めてるってのはちょっと良かったです。中心は山崎さんですが。
 インフェルシアとの和解もあって「新しい世界、新しい時代が始まったんだ」とみんな。バンキュリアも残ったか…。
 一年後、記念日になったンマを倒した日。麗ちゃんはヒカル先生について天空界に行っちゃったようです。そうか、そっちもありなのか…。てっきりヒカル先生が地上界に住むものかと。
 そして魁は「地上界とインフェルシアをつなぐ親善大使」に。それ職業としてどうなんでしょうか。まあでも平和になったようです。
 最後にマジレンジャーからボウケンジャーへの通信(?)のようなのは良かったですね。


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