宇宙戦隊キュウレンジャー感想 (41話〜48話)


第41話「突入!惑星サザンクロス」

 初っ端からロボ大集合。バリア壊すには一気にやらなきゃいけないんですかね。相変わらず人手はある。ラッキーはオリオンで出るからキュウレンオーは誰か頼む、ってそうか普通に乗れるんだな…。双子使わなくてもいいのか。ガルはシーザーとの相性抜群らしいです。動物だから言葉わかってもあんま不思議な感じしないんですが「ラッキーを大事に思うもの同士」だから通じるとか…! それでいいのか。まあガルの特別感凄いからね…。正直勝手に思ってるだけかもと思ったけど、おにぎりの中身まで伝えられるとか、そもそもそんな具体的な言葉持ってたんだなシーザー…!
 あ、おにぎりとみそ汁はとても美味しそうでした。味の想像つくせいかな…。今回の作戦は時間制限付きだけど、せめておにぎり食べ終わってから開始しようよ…! とは思った。慌ただしいなぁ。30分はホント短いよね…移動だけで終わっちゃいそうにも思う。そんな近いのか。
 雑魚はいつもの、ここは任せて先に行けモード。このあとカローが出てきたときもそうだけど、誰かが食い止めて誰かが抜ける流れがいつもスムーズでかっこいい。
 敵さんからはジャアクマターに寝返らないかーとか言われつつの幻覚攻撃です。幻覚空間で「みんなをどこへやった」のツルギ。そうかそう見えるんだよな。敵を攻撃したつもりがクエルボ殺しちゃう幻覚か…しかもそれを責められるのか。状況は明らかに本当じゃない感じだけど、囚われちゃうんだなー。っていうかツルギにとってああいう位置にくるのって彼なんだなー。他のメンバーも同様の幻のようです。ハミィちゃんとか誰だろう。ナーガはやっぱバランスか。みんなそれぞれきつそう。 で、ラッキーですよ。ここで父が出てくるのはまあわかりますが。この父が他メンバー殺して「何をしておる、手伝え!」ときたか…! これは面白いな。父から悪意向けられるよりある意味怖いというか、ちょっとリアルではあるよね…。ただ予告見たときから思ってたけど、剣突き付けられて動けないツルギは違和感あるな! 父と仲間どっちを取る、とか言われるラッキー。こんな父だったら仲間でいいよなーでも殺すわけにもなーと思ったら、ここで空間の方破りました。「父さんを信じてる!」でいけるのか…。ラッキーの場合自分が何かやってしまった系じゃないから良かったのかな。
 敵さんは結局この後、自分で自分の幻覚にかかっちゃた感じ。自分にも通じるのかー。

 門は無事時間ぎりぎりで破壊したものの、足止めしてた仲間はやられてる状態。結構ひどい状況ですね。ガルが目の前でやられて怒りのラッキー。ツルギ、変身前に何か胸抑えてキュータマ落としてたけど何かダメージ食らってたっけ…? どうしたんだ…。
 そして仲間をやった敵の正体が父さんという流れ。ラッキーがちょっと嬉しそうでびっくりした。父が仲間やっちゃった状況だよ…! まあ父の行為については「そやつには私がとりついておる」「私の操り人形だ」とかドン・アルマゲが丁寧に説明してくれました。さすがにここで誤解展開にはもっていかないか。ってか…これの前に倒したカローだって寝返ったわけじゃなく操られてたとか…あり得るんだよなぁ…。
 ひとまず退却して、仲間が傷ついてる絶望の状況の中以下次回。父か宇宙かって話になるのかこれ。


第42話「父か?宇宙か?ラッキーの覚悟」

 「来るがいいキュウレンジャー。ここがお前たちの墓場となるのだ」いよいよボスのところへ突入。待ち構えるボスがとてもボスっぽい。ああ、タコとアントン博士がここで前に並ぶ幹部になるんだなぁ。タコが意外に長く引っ張られた…。
 キュウレン側では、ガルはとりあえず無事。目黒くなってるの何か怖い。ここでツルギから「父親か宇宙か」「どちらかを選ばないといけないとしたらどちらを選ぶ」と言われるわけか…そこはなぁ…やっぱ比べるところではないよな…! ラッキーは、これが仲間の父のことだったら迷わない気がしますが、自分のこととなるとね…自分のわがままみたいになるしなぁ。わからなくはない。でも今更ラッキーにそこで迷われても困るよね…! 戦闘中ぼーっとして攻撃受けちゃうとかひどいな…! 「おれに迷いなんてない!」ここはとりあえず吹っ切ってくれてほっとしましたが。
 前回から続く、クリスマス前らしいロボ大集合。しかし最近はあんま把握出来てないなこの辺…ロボもバージョンも多過ぎる…! どこに誰が乗りこんでるのかもよくわからない。
 あと何かタコから伝言受け取ってるツルギですが、それはそれとしてそのままタコ倒すのね。いや、本人は逃げてるけど。すぐに来いって話ではないのか…。今回また胸抑えてるツルギなんですが、え、前回のあれといいこれは何かフラグなの…。

 敵の数も多くて大変なところですが、ここで謎のコアの解析完了。宇宙を消滅させるほどの爆弾とか…ホント何考えてるんだドン・アルマゲ…! ってかこれは幹部たちも知っててやってるのか。いろんな星から集めたエネルギーはこれに使われてるようです。
 そんな衝撃情報の間に父に襲われてるラッキー。コックピット破壊された…! 強いな父さん…!
 オリオン号での戦闘になりましたが、ここはツルギが助けに来ました。窓から宇宙へ放り出すの凄いな…! 即座にシャッター降りるの面白い。「迷いを経ち切れないないならもう戦わなくていい」とのツルギ。ツルギはホントやれないならやらなくていいスタンスだよなぁ。これ別に挑発でもなんでもないもんな…。割と好きなところ。ラッキーは結局「おれが倒す」とか結論付けてますが、ハミィは納得せず。まあそうだよね。「やりたいことは全部やるんでしょ」「自分の運を信じるんでしょ」ラッキーのそういうところ信じてついてきてるメンバーとしては、そうなるよなぁ。スティンガーからも、お前はあの頃のおれと同じとか言ってます。みんなのもどかしさが凄い。ホントラッキー…自分のこととなると結構駄目だからな…。結局「やりたいことは全部やる」で決まりました。うん、まあいいよねそれで。自分の父親じゃなかったら、見捨てるなんて選択肢出るはずはないからなぁ…。
 あ、爆弾はブラックホールキュータマ使って何とかするようです。何とかなるのか。このあとの司令の作戦はよくわからなかった。行くと見せかけて行ってなかった…? 「おれさまたちの罠にハマった」「凄いでしょ、ぼくちんの作戦」とか言った直後にまとめて縛られてるのはちょっと間抜けだ…。「しまった」とか言ってるし。
 敵の能力も実際忘れてたのか…? フクショーグン合体型だからフクショーグンの能力が、とか言う前に一度この合体型との戦闘あったしなぁ。
 まあともかく全力パワーなら敵の細かい能力も圧倒出来たようです。あの必殺技は何か派手でいいね。
 で、最後は一人コアに向かっちゃうツルギ。「あばよ」ってもう帰ってきませんみたいな感じなんだけど…! 一人ラスボスのところに言ったらなぁ…。話があるとかラスボスに言われるのどういうことなんだ。ここが対峙したところで終了。次回…次回そうかイブか…。


第43話「聖夜に誓うヨッシャ、ラッキー」

 初っ端のクイズ。ヒントがポインセチアで何かと思った。花かたまにヒントがなんだかわからない…!
 本編はOPなしで戦闘突入。最終決戦の始まりかー。9人揃って変身して名乗りと同時にロゴが出るのいいな。
 みんな戦ってる中、ツルギ側では「ゆっくり話をしたかったが」から間もなく宇宙が消えるという話。もっと早く来いとか思ってたんだろうか。宇宙が消えたらお前も消える、には不死身だからとか。一人生き残って宇宙を一から作り直す…なんか凄く大変そう、というか生命作るところからやるのかなー一人で生きるのかなー。みんな一緒に死のうぜ、じゃなかったのか。これはこれで楽しいんだオルか…。
 あとそもそも不死身って人にとりつき続けてるからでいいの。あれってそういうことだったのか。宇宙滅ぼしたらとりつく人間もいない、から、あれ、これツルギが狙われてんのかなー? とか思ってたら「ぼくが何故きみを呼んだか」とか言い出すドン・アルマゲ。ぼ、ぼく…? ぼくってちょっと…! 何やら正体出したっぽいところで去ったらしいドン。え、えええー?
 なんかツルギと一緒に呆然としてたら、いつの間にかバランスたち来てた。あ、なんか普通にたどり着いたな…。もう雑魚敵ぐらいしか居なかったんだろうかあの辺。
 で、一応強幹部として居たラッキーのお父さんは当然ラッキー狙い。「私の使命はシシレッド。お前の抹殺のみ」ってホントこの時点でラッキー抹殺だけに使ってていいのかお父さん、とか思ってしまった。ラッキー一人で食い止めるって話かと思ったけど、一応仲間も何人か残ってるんですね。見事な連携で追い詰めていくのは楽しいなー。けど、まあ普通に戦っても駄目と。…これは殺さないようやってるからってことなのかなー。
 変身も解けたラッキーに剣突き刺すお父さん。寸前で止めるか弾かれるかがお約束なので、そのまま刺さったのびっくりした。胸元のキュータマが防いだとかそういう方向かー! なんかのタイミングで入り込んだの? あそこに入れてるの?
 とりあえずしし座の奇跡という感じです。このキュータマを手に取り、武器にセットしてすぐさま振り下ろすラッキー。変身する時間もない感じがいいな。これで仮面割れて元に戻るか…仮面壊せば良かったんだろうか。ラッキーたちはその辺はわかってなかったのかな…? お父さんが命をかけてまでこんな無茶を、とか言うし、殺すつもりならやっぱ出来たのかなー。
 「よっしゃラッキー」で抱き着くラッキー。良かった良かった…これは良かった。
 というところでタコです。
 ドンの言葉に乗ろうとして、え、宇宙消える? になってるの笑った。ホント知らなかったのか。即座に「奴らを倒せばお前だけは助けてやる」とか言い出すドンさんも笑う。調子いいな。
 さすがに宇宙消えるのは嫌だけど、最早従うしかない感じですかねタコさんも。今度はツルギ加えて10人変身のキュウレンジャー。ここは個別名乗りありか。ホント長いよな名乗りも…!
 戦ってる間に父さんやってきてて、何か妙に場違い感あるなと思ったらしっかり役に立ってた…! アルマゲの武器を弾き飛ばし無事撃破です。「ただでは死なんぞ」の攻撃、父さんに向かってたから父さん殺すのかと思ったらブラックホールキュータマの装置破壊…! あ、それセットされてたの知ってたの…。キュウレン倒してから解除しようとしてたんだろうか。それともあれで起爆のつもりだったんだろうか…。
 急いで装置のところへ向かうラッキーたち。このタイミングでタコ巨大化…! 「こんなときに」になんか共感する。やっぱロボ戦はやらなきゃダメですね。

 装置の方では、起動のために誰かが残らなきゃならない状況と。「わかった、おれがやる」すぐに決断出来るラッキーがいいな。時間ないし、このタイミングだとそれしかないもんなぁ。まあ死ぬつもりじゃない、とは言ってるし、とにかくやったあとは何とかなる、なのかもしれないけど。考えてる時間すらない…どうなるんだ、と思ったら、父さんー! ああ、そうか父さんが居た…。そりゃそうなったら父さんが引き受けるな…。ラッキーとしても、断ったら父の目の前で息子が死に向かうってことになっちゃうしなぁ…。それでも「やだ」とは言いますが。そりゃそうですね。言い方の子どもっぽさがいいな…ホントようやく会えたのにね…。時間のなさがもどかしい。
 「お前がおれの息子で、よっしゃー、ラッキー」のお父さん。言い方すごい。しかしやっぱこのセリフはシリアス時にはちょっと微妙な気分にはなる。

 結局お父さんの犠牲もあって、計画は阻止されましたが、まあ「これで私の野望が終わったと思うな」ということで戦いは続く感じです。あと何話かなー。
 最後はクリスマスパーティー。「地球のクリスマスって料理だ」ああ、そうかそういうところから入るんだよな彼らは…。クリスマスキュータマでコスプレも完了。ハミィちゃん黒かー。普通に赤系の方が良かったなー。ツリーは笑った。EDもクリスマス仕様でいいな。


第44話「ドン・アルマゲの正体」

 初っ端、ホシ・ミナトさんからご報告。ああ、ドン・アルマゲの目的とかここ通じて広まるのね。「カローたちも騙されてたんだもんね」はそうか…これホント、部下にも去られちゃう状況なのか。どこまで信じられてるかはともかく。アントン博士ははなから知ってて協力してたんですね。まあそりゃそうか。
 で、スパーダが粥とか持ってきたところで、突然のペガサスです。な、懐かしい…っていうかもう存在忘れてたんだけど何してたの…! 「ずいぶん寝てもうたみたいやな」って寝てた…寝てたのか…。もうどういう流れのキャラだったか思い出せない。
 とりあえずこのペガサスさんに現状説明する形で…あれ、今日総集編? と思ったけど、そうでもなかった。最初ちょこっとだけか。今はひとまず小休止でちょうどいいのかなーと思ったのに。カラス座系で惑星が次々爆発とかしっかり事件が起こってます。まだドン・アルマゲの仕業とは断定できないんですね。ここを選んだのはドン・アルマゲ…ツルギとクエルボ出会いの場所かー。クエルボ、ホントこんな重要キャラだったんだな…いやに出てくるなとは思ってたけど…。しかし、クエルボのことを「最高のパートナー」と言ったツルギに、向こうもそう思ってたんだろうかってちょっと何言い出すのペガサス…! 
 そして博士から現状説明です。博士をめっちゃ持ち上げた言い方するナーガに、そこまで言う? と思ったら「褒美に教えてやる」ですよ、えええ作戦!? すげえなナーガ…!
 戦闘はデスワームならぬボスワームとの対戦…これはもうそういうのしか残ってないって考えもあるけど、どうなんだろう…強いけど、こっちも強くなってるぜーってことでいろいろパワーアップバージョン使って勝利です。ハミィが太陽使うのかーと思ったら月まで。お、大人…。おお、セクシー雰囲気! と思ったけど、喋りだすとちょっと色気が…その。綺麗だけど…綺麗だけど、ごめん、笑ってしまう。
 しかもそのままロボ戦までいくのね…!
 あとツルギがまた心臓抑えてる、ちょっとどうなってるのホント…。
 ドン・アルマゲの正体晴らしは自らやるのか。「ぼくの正体、ちゃんと伝えてくれたかい」って、そうくるかー。ちゃんと正体ばらすとこまでいってたんですかね、あの状況。ツルギは「信じたくなかった」と…ホントそれだよなぁ。ここにきてなぁ…。しかしどういうことなんだ、と思ったけど、瀕死のクエルボにドン・アルマゲがとりついた…でいいの。死体にはとりつけないのかな。生きてるのかなクエルボ…。そもそもクエルボの人格もどうなってるのか。なんか微妙なところだなぁ…。
 いろいろ抱える中、最終決戦地の地球へ。ツルギの不調についてはまだ誰も気付いてないんだろうか…。

 今回から新戦隊予告も。最初見たときまさか新戦隊の話と思わなかったよ…! これも凄い楽しみ。


第45話「ツルギの命とチキュウの危機」

 初っ端から「この前の言葉は忘れてくれ」とくるツルギ。勢いで言っちゃっただけで、あの発言は良くなかった…と思ったのか。一見ラッキーのお父さんのときと同じような状況だからね。自分にもその言葉を返してくるのはいいな。でもまあだからこそラッキーたちがそれで納得するわけはないよなぁ。お父さんだって正気に返ったわけだし。ここで何か暗くなってスポット当たる演出が妙に浮いてて、ん? ギャグ落ちくる? とか思ってしまった。なんだったんだ。
 会話途中で地球についたため、向かうみんな。小太郎が弟と再会です。ジロウくん、キュウレンがやってきたの見てたのかな。「お兄ちゃんの夢、もうすぐ叶いそうだね」ってそんな状況までわかってるのか。地球からするとなんかどんどん状況悪化してるようにも見えるんだけど…!
 弟の紹介とかしてるところに入ってきたアントン博士。普通に輪の中に入ってきてる感じでちょっとびびる。アルマゲも出てきました。「ぼくは宇宙に憑依する」「宇宙そのものになるんだ」ってまたピンとこない夢だな。あとで宇宙を苦しみから解放するとか言ってたけど、主語がでかすぎてよくわからないなやっぱ…!
 「お前の中のドン・アルマゲがそう言ってるのか」ツルギのこの辺はもう確認って感じですかね。分離はできない、自分がドン・アルマゲだと言い切るクエルボに「だったら倒すだけだ」と。覚悟決めてるツルギはいいなー。ちゃんと、やれることはやるつもりだったよね…。一人で飛び出しちゃったけど、これはまあ他メンバーがちょっと出遅れた感はある…。
 他メンバーはアントン博士との戦闘に。宇宙を消しちゃうことを博士はどう思ってるのかと思えば「宇宙を消した博士として永遠に語り継がれるのだ」で喜んでるのか。なるほど、それはちょっとわからなくもないなーと思ってたら、誰も居なくなったら語り継げないじゃん、という小太郎の真っ当過ぎる突っ込み。そ、そうだね…。そうなんだけどね…! 「馬鹿なの」と続きましたが、これホント、煽りでもなんでもない純粋な言葉なんだろうなー。これにショック受けてキレる博士。自分の頭脳を抱えてたアンドロイドと合体しての戦闘モード。あ、これで倒されるんだな…とか思ってしまった。
 戦闘中、なんか集まってくる民衆たち。危ないな…! いつも逃げるのに何で見学に来てるんだ。いや、気持ちわからなくもないけど!
 この一般人たちに、キュウレンのトドメ刺せば見逃してやるぞとの博士。うわぁ凄い嫌がらせ。ちょっとドキドキしましたが、武器持った民衆が攻撃したのは博士の方…! やったー! 良かったぁぁ! 状況がいろいろ突っ込みどころ満載ではあるけど、良かったあああ!
 「馬鹿はお前だ。地球から出てけ!」ジロウくんにも馬鹿呼ばわりされる博士。純粋な言葉はきついねー。近づいてきてもひたすら石投げてるジロウくんには何か笑う。
 一方ツルギの方は、やっぱり体が動かなくなってて大ダメージ。クエルボがアルマゲの誘いに乗った話とか聞いてます。「力が欲しいか」とかそんな直球の誘い受けてたんだなぁ…。何のために力欲しかったんだよクエルボ…。
 しかしまあどれだけいろいろ語られようが「おれさまの目的は昔も今も変わらない」とブレないツルギはかっこいい。生身でラッキー庇っちゃうツルギにはびっくりしたけど、「盾はおれの仕事じゃなかったのか」「交代してやる」って、そういう展開かああ。そうだよね…もう自分が死ぬことわかってるならそうなるよね…。やりたいこととやってることに無理なくていいなぁ彼は。

 この後、自分の現状について報告してるツルギ。「もうすぐ死ぬ」が「すなわち、伝説は終わる」の表現になるのがいいな。しかしまあ、ホント何て言ったらいいかわからない…どうするんだラッキー、と思ったら突然の「宇宙が平和になったら何がしたい?」です。なるほど…ここで先を見るのか。こんなときだからこそその先を、は重要。言う通り「宇宙を救っても終わりじゃない」ですもんね。
 そしてそれぞれの夢。大体みんな予想通りですが、ハミィの「先生になりたい」はちょっとびっくりした。フラグ何もなかったからかな…! ラッキーと旅したいガルもブレないな…しかしなんか、そういう懐き方だったのか、とはちょっと思う。宇宙大統領になりたい小太郎も壮大でいいなー。
 全員語ったあとでも、ツルギはやっぱり先はないという結論だけど「諦めなければ何とかなる!」かー。要するに寿命の気がするんだけど、とりあえずまああがくぐらいはしてもいいのかな…。ツルギの目標の終着点がドン・アルマゲだったからこそ、あがく気もなかったんだろうし。

 そして再び地球。ジロウ捕まってるよ…! この状況でちょっとでも地球離れるの怖いな何か。スティンガーがしっぽ使って普通に助けました。やっぱ便利だなあれ。
 ここで生身名乗りくるかー。小太郎の名乗りポーズがちょっと子どもっぽくて生身でやると何故か違和感。何か大人っぽいっもんな小太郎…。
 アントン博士はここで普通に撃破です。「頭だけ使ってればいいものを」「戦おうとしたお前の負けだ」ですが、頭だけなら始末されなかったんだろうか博士…。「この天才的頭脳が失われるのだぞ」「宇宙の損失とは思わんか」こういう考え方の博士はちょっと好き。まあ「思うか」でトドメ刺されましたけど!
 あとはロボ戦。小太郎がシシ使って「よっしゃラッキー!」ですよ。こういうのいいな。
 このあと、ラッキーが「すなわち」とか言ってたときも思ったけど、仲間の口癖真似るの好きだ。

 で、博士は倒して最後の決戦へ向かうキュウレンジャー。最後は当然全員出動です。12人並んだ背中はいいな。もうホント次が最終回みたいなノリなんだけど、あと3回ぐらいあるよね…? 残りホントにドン・アルマゲだけ?


第46話「希望と絶望のはざまで」

 最終決戦。「最後の司令」で「みんな死ぬな」とお約束のスタートです。ホントに完全な正面突破なんだなぁ。クエルボはツルギに来て欲しいので雑魚兵の数とか手加減されてるんだろうか。問題の装置の方は、でっかいし動かないし、いきなり全力必殺技でまあ正解ですよね。むしろ下の雑魚無視で、まず全員でそれやってればいいんじゃないか…とも思ったけど、まあそのまんま終わるわけもありませんでした。でっかいドンアルマゲ現れたけど、まあ結界って形ですかね。「ぼくを倒さない限りこれを壊すのは不可能さ」とわかりやすく道を示してくれました。司令たちには司令たちで、それ用の敵ぶつけてくるのが面倒ですね! 結局ツルギとラッキー2人でまずはクエルボのところへ。途中で昨日の話とか出てきてます。「あいつのことならなんでもわかってると思ってた」から、わかってなかったことに対し「すなわち、おれさまは人の心がわからない男ということだ」になるツルギ。 極端だな! とも思うけど、ツルギのこういう、自分が悪かったんだって方向になるところは好きだな。ホントおれさまなのに常識人。
 ここで「戦いが終わっても仲間でいてくれるか」は、なんでいきなりそんな、ああクエルボは仲間でいてくれなかったからか…と思ったけど、これはもっと先の話だったのかな…。
 とりあえず辿り着いてのクエルボ戦。クエルボがツルギ庇った理由の「強くもないぼくが宇宙に名を残すため」はちょっと面白いと思った。わからなくもないその気持ち…。しかしまあこれだけ仲間を否定しながらツルギに好かれてるラッキーにむかついてたり、なんか…なんかこじらせてるなぁ…。拒絶されるのが怖くて自分から拒絶したみたいなタイプなのかなー。
 ラッキーの方はなんかこのクエルボの嫉妬で絶望空間に送られることに。気付いたら仲間たちがもう諦めてる状況と…。「おれに悔いはない」とか、みんなと戦えたのは良かったとか、ジロウに謝らなきゃとか、割とそれっぽいこと言うのが怖いな。バッドエンドバージョンという感じ。ハミィだけはなんか別人になってる気するけど。爆破間近の地球を眺めるシーンとか、これ単体ではなんかちょっと好きかもしれない。
 まあこんな状況に納得するわけも、それで絶望するわけもなく諦めないラッキーが再びクエルボのところへ。スティンガーたちも追いついて、クエルボを塔から追い出し(?)…たら結界消えるのか。それでいいのか…! 装置はこれでとっとと破壊され、とりあえずの心配事はなくなることに。ここはあっさりなんだな…! クエルボの方ももう大して力残ってないのか、ドンアルマゲが見捨てたのか、このまま撃破されることに。普通にクエルボの姿が出てきたことで、ああ今回クエルボが終わるだけでドンアルマゲはまだ続くのか…とようやく気付いた。まだ話数残ってるもんね…!
 ツルギからは気付いてなかった自分が悪いとか、ここでクエルボが正気に戻るのかなぁと思ったら…普通に倒しに来た…! そうか、もう完全にそうなのか…。ツルギの表情見ながら、こ、このまま攻撃受けるのか? 受けちゃうのか? とか思ってた。そうかぁ、倒すか…。この先ドンアルマゲのことがなかったらどうだったんだろう。覚悟決めたままやりきったツルギはかっこいいけど。この次の段階も予想してたんですね…。でも自分ごとドンアルマゲを葬れとか、それラッキーたちに出来るわけがない…! ツルギなら出来る、というか実際やれたけども。ラッキーが動くわけないことぐらいはわかるんじゃいのか…「仲間だと思うなら、おれさまの最期の頼みを聞いてくれ」だし、この状況ならやってくれると…思ったのかなぁ…。
 ラッキーは当然拒否。まあラッキーだから当然なんですが、なんか、そうか、クエルボはラッキーにとっては仲間じゃなかったからか…ともちょっと思ってしまった。以前お父さんが操られてたときも思ったけど、関係ない人間だと操られてるだけに決まってる助けなきゃ、諦めない、とはならないんだよな…。
 実際とりつかれたツルギは、ホントまんまツルギの口調で喋るんだもんな…やっぱクエルボもこっちの可能性あったよね…! ツルギはそれも考えた上で最終目的優先させたんだと思うけど。
 そしてそのツルギの攻撃を受けたのは司令…。「こんなかっこいい死に方はぼくちんらしくないけど」って、えええそういう流れなの。キャラがキャラだから入り辛い…! 倒れて吸収(?)されたけど、なんか戸惑いの方が強いなー。映画のときは死んでるとは思わなかったけど、こっちは最終回間近だしあり得るんだろうか。あんな半端な別れだとホントに死んでても悲しむタイミングがないな…!


第47話「救世主たちの約束」

 ツルギの体を乗っ取ってプラネジウム集めてるドン・アルマゲ。99時間で完全体とか、猶予があるのかないのか…!
 ただ倒せばいいならまだともかく、体がツルギだし…というところですが、ラッキーには作戦があると。でも「みんなに命を賭けてもらわなきゃいけない」「強制はしない」って、えええ今更そういうこと言うの、ラッキーそういう部分ちょっと弱いとこあるよなーと思ったら普通にハミィが怒ってた。そして作戦内容がマジで賭け過ぎるというか、一回死んでくれレベルの話だったんですね…でもこれ一人でも賭けたらダメだったんじゃないのか。みんな来てくれるだろうとはわかってたのかなぁ。一晩置くのも時間かけすぎじゃないのか、その間にも力貯めちゃうんじゃないのかとも思うけど、まあ最期になるかもしれない状況なら必要だったのかな…。ラプターに話しかけるスパーダの声がなんかめっちゃ優しい。スパーダは今回ちょっと演技に気合入りすぎてどうした、って感じなんですが、まあこの状況でテンション変わるのは当然といえば当然なのかな…。どんどん声が甲高くなってる感じはあったけど、キンキン声一歩手前でちょっと辛い…。
 ナーガが恐怖を感じてるのはびっくりした。これに「おめでとう。凄い感情を手に入れたね」と返すバランスはいいなぁ…! ホントナーガは、ちゃんとナーガのまま成長していった感じだ…。
 スティンガーたちは、最後に歌いだしたスティンガーにちょっとどう反応すればいいかわからなかった。も、元々歌好きなんかなスティンガー…。

 そして最終決戦。名乗りながらの戦闘開始。途中途中、夜のシーンが挟まれて戸惑う。なんだこれ。単なる撮影の都合なんだろうか。
 で、なんかもうみんなが悲しい最期というかひどい玉砕遂げてるんだけど、えええどういうこと、結局正面突破だし、ドンアルマゲに辿り着かないと作戦も開始しないの…!? とか思ってたらやられるところまで作戦ってね…! ホントに死ぬとは思ってなかったし、吸い込まれた時点でみんなまとめて復活するだろうなぐらいは思ったけども…! ホント無茶にも程がある。これを自分一人でやるならともかく、みんなにやらせるとなると確かに覚悟必要だもんなぁ。
 最後はツルギの心にも呼び掛けて隙を作り、キュータマ押し込むことに成功。よくわからないけど、体内にキュータマ揃ったらなんかやばそうって感じはまあわかる。体内イメージで普通にツルギが居たのになんかびっくりしたけど。ああツルギ結構あっさり戻ってきた…しかも肉体ダメージの件もあっさり解決した…いや、これは前回で思ったけども。
 司令も普通に居るし、これでようやく勢ぞろい。全員変身&全員名乗り見られるかなー。ホントそれがずっと一番見たくて仕方なくてね…!
 あ、ドン・アルマゲは宇宙の人々吸い取りとかやってました。別に倒してなくても普通に吸い取れるのか…そしてホシミナト、テロップに名前あったと思ったらここ? あれホシミナト?
 とにかくまあ最終決戦で次回最終回。新戦隊の玩具CMももう入るのか…終わるんだなぁ…。


第48話 「宇宙に響け!ヨッシャ、ラッキー」

 初っ端の運試し。ヒント虹って! ああ全色正解なのかな? とは思ったけども。
 とにかくまあラスボス戦です。宇宙そのものになったとかいうドン・アルマゲに「宇宙に生きる全てがお前を認めない」「宇宙はみんなのものだ!」と突撃です。この宇宙の代表として戦ってるんだよスタンスは割と好きだった。ナレーションは「キュータマに選ばれた12人の究極の救世主が」と。最終回っぽい。
 変身して順番にひたすら攻撃して、なんかボスの振り回されっぷりが凄い。めっちゃ投げられてるし…! 全部の攻撃が決まるのは気持ちいいけども! まあでもどれだけ傷ついても回復するボス。まあ元々戦闘力よりも乗っ取りによる逃げや回復が厄介だったんだよな…。ってかドン・アルマゲの正体「宇宙の嘆きと苦しみが私という存在を生み出した」ってホントに宇宙の負の集合体なの…宇宙自身が生み出したものになるのかなぁ。ここで宇宙の「運なきものの声」とかぶつけてくるアルマゲ。あれが攻撃になるのか。「どうせ無理」とか「生まれてこなきゃ良かった」とか聞こえてくる。こんなのも集まれば凄いことになる感じかな…。よっしゃラッキーで立ち上がるラッキーは、まあラッキーらしい。「そうじゃない宇宙を作ればいい」って、ドン・アルマゲ倒したらそうなるわけじゃないけど、いけるのか。
 メンバーそれぞれがこれまでに気づいたこと培ってきたこといろいろ思い出していく流れは熱い。夢をつかんだラプターとか、欲しいもののために動いたバランスとか、ああいろいろあったなぁって感じがする。でも「どんなに無理だと思ってもまずはやってみる」とか「自分で動いて運を呼び込む」とか、なんか説得がやる前から諦めてる人たち向けになってるけど、それでいいの。運がない、ってやってみて失敗した人の言葉じゃないのかな。なんかこう、ああ彼らには未来があるなあ…って気がしてしまった。
 しかしまあここで立ち上がった全員で変身、生身名乗りですよ、ようやく…! ようやく全員揃った…! こうなると負ける気がしませんね、ひたすら必殺技ぶつけまくり。こういうボスはなかなか避けることしないから全部受けちゃって大変ですね。ロボ戦も12人集合で。「腕チーム」「足チーム」とかちょっと笑う。ホントどう動かしてるんだろうあれ。全員分の「うぉおおお!」はさすがにちょっとくどくなる。多いよ…!
 でも全員どころか88星座が背景にきて「宇宙がおれたちを応援してくれてるのか」です。最後はそうでなくちゃね…! というわけで無事撃破。ここで「観念しろ」か。倒れてる敵に追撃かけにくいのはちょっと正義側の辛いところ。ドン・アルマゲはラッキーを乗っ取ろうとするも、乗っ取れず。宇宙一ラッキーな男だから…うん、もうラッキーはそれでいい。生身で宇宙空間放り出されても生きてればラッキー。うん。
 というわけで隕石と一緒に戻ってきたラッキーとそのまま勝利。ナレーションが最後に「宇宙を救った」で締めるのもいいですね。っていうかもうラスボスだけだからもうちょっと早く決戦終わるかと思った。エピローグはそんなに取らないのかー。エンディング曲背景に2年後です。司令スティンガー…に、似合わない…! 司令の方はリベリオン総司令になったようで。リベリオンはあるのね。みんなの現在がスパーダのお店中心で語られてます。ハミィは大学生か。いいなー。そして今はスティンガー司令についてるっぽいラプターですが、ラプターは結局スパーダが好きでいいんでしょうか。なんかいつからかそんな感じだけど。スパーダはどうなんだ。なんかわかり辛い。キュウレンジャーはホント普通に救世主として認識されてるんだなー。なんか不思議な感じ…!
 ラッキーとガルは星座占い聞いたり「宇宙スクーターが壊れて」とかやってます。ああ、初っ端思い出すなぁ。そのまま店の傍に墜落して「よっしゃラッキー!」で締め。最後までラッキーはラッキー。
 最後のキュータマはやっぱり全色正解。全員からの応援ありがとう! はやっぱくるなー。お疲れ様でした。
 9人と聞いて、今年は今までと違い過ぎて入るの大変そうだなぁ、まあたまにはそういうのも…とか思ってましたが、次が更にぶっ飛んだ設定できましたよね。恒例ハイタッチの場で次のレッド2人が戦ってるよなんだこれ…! いやぁホントどうなるか楽しみです次戦隊も。


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